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新 千 歳 空 港 駅 で
HOKUYO NEWS PAPER 北洋新聞 札幌No.1無料電子新聞 第94号 平成25年８月20日（火）発行 購読料 無料 発行所 ㈱パンダ不動産 編集発行人 田口宗勝 [email protected] 乗客増える ＪＲ北海道は、お盆期間（8/9～8/19）の輸送実績を発 表した。本州方面や釧路方面など主要４線区間計で334,2 00人。前年比11％減だった。特急列車からの出火事故が 相次いだうえに、大雨の影響で多くの列車が運休したこ とが原因。 しかし、期間中の新千歳空港駅利用者は298,400人で前 年比７％増だった。事故の影響で「ＪＲ離れ」が進むと の予測もあったが、逆に乗客が増える結果となった。 用者が増加し、札幌から新千歳空港までは快速エアポー ト号を利用するため「ＪＲ利用者が増える」という皮肉 な結果となったようだ。 もし、快速エアポート号が運休しても、バスやタクシー などの代替手段はあるが、本州方面や釧路方面のＪＲ便 が運休すると大幅に予定が遅れてしまう。今年の夏は、 飛行機を利用する人が増えたのは当然だろう。お盆期間 中に快速エアポート号が運休しなかったことは、ＪＲ北 海道にとって幸運だったようだ。 ＪＲを利用しての長距離移動を避けた結果、飛行機利 また、「運休」や「到着の遅れ」は困るものの、「Ｊ Ｒは危険だから乗りたくない」という人は少なかったこ とがわかった。本格的な「ＪＲ離れ」が発生していれば、 快速エアポート号の乗客も激減するはずだからだ。 通常運行を再開し、事故再発防止策を徹底すれば、信 頼回復は「まだ間に合う」ようだ。ただし、これ以上の 事故、特に死亡事故が起きることがあれば、「ＪＲ離れ」 が加速するだろう。 新千歳空港駅で お盆期間のＪＲ ｜経済 http://www.hokuyonp.com 平成25年８月20日（火） 北洋新聞 ポロロとマルル シロクマに命名 円山動物園で昨年12月に生まれたホッキョクグマ（シロクマ） の雌の双子が「ポロロ」と「マルル」と名付けられ、命名式が開 かれた。 名前は、公募で寄せられた候補を園が５つに絞り、来園者の投 票で決めた。「ポロロ」と「マルル」は札幌、円山で生まれたこ とにちなんだ造語で、５候補の中で唯一アイヌ語に由来していな い。 現在、アイヌ民族の数が少ないため、アイヌ語は絶滅の危機に ある。北海道の地名の多くがアイヌ語に由来している事を知る道 民も少なくなってきた。 今回の投票でアイヌ語が選ばれなかったのは、時代の分岐点か もしれない。 14ヶ月ぶり 輸出量増加 財務省が発表した７月貿易統計速報によると、貿易収支は１兆 ２４０億円の赤字となった。輸出が海外経済の回復などを背景に ５ヶ月連続で増加したが、円安による燃料輸入の高止まりなどで、 貿易収支は13ヶ月連続で赤字となった。 輸出は前年比12.2％増の５兆９,６２０億円で、５ヶ月連続で 増加。2010年12月（同12.9％増）以来の高い伸び率を記録した。 数量ベースでも同1.8％増と14ヶ月ぶりに増加した。 輸出量が増加すると国内での生産が増え、雇用拡大、所得増加 につながる。ただし、海外生産比率が高まっているうえに、アメ リカ以外の景気は失速傾向で、輸出増加が継続するかどうか不透 明な状況だ。 ｜不動産 www.hokuyonp.com 平成25年８月20日（火） 北洋新聞 お盆の家族会議で 例年、お盆明けになると、不動産屋への売却相談が激 増する。久しぶりに家族が集まり、遊休不動産の話題が 出ることが多いからだ。 死去した家族が所有していた土地、マンション、戸建 などで、「売る事」も「貸す事」もせずに数ヶ月から数 年放置されているケースだ。 遺族は、死亡直後に売却話をするのは不謹慎と考え遠 慮する傾向がある。また、四十九日過ぎたとたんに話す のも世間の目を気にして遠慮する人がいる。 実際には、早く売却したほうが維持費がかからないし、 高く売ることにもつながるので有利なのだが、翌年のお 盆休みに初めて話題になるケースが多い。 家族会議では、お盆明けに不動産屋に相談することま で決まるのがパターンだ。不動産屋による価格査定が行 われ、家族全員の売却ゴーサインが出るのが８月末だ。 早ければ今週末から売物件が増加するだろう。 逆に、お盆休みをきっかけにマイホーム探しを始める 人は少ない。そこで、８月末から９月中旬は需給バラン スが崩れ、一時的に市況が下落、買主にとっては有利な 状況がやってくる。 家族がそれぞれ不動産屋に相談し、競争が始まるケー スもある。その場合は、正式に売り出す前に水面下での 販売活動が始まる。そういう物件は「購入申し込み」を しても成約に至らないケースがほとんどで、注意が必要 だ。 売物件増加へ 売却相談増加 パンダ不動産の中古マンション http://www.panda2103.com/topc.html ｜娯楽 北洋新聞 www.hokuyonp.com 平成25年８月20日（火） ５万７千人 ８月16日・17日に石狩で開催され た「RISING SUN ROCK FESTIVAL 201 3 in EZO」。２日間、50時間の開催 期間を無事に終了した。 時折雨が降る天候ながら、それを 吹き飛ばす様な、素晴らしいアクト が連発。１年のうちの２日間だけの 音楽の街は今年も数々のドラマを石 狩の地に残していった。 15回目となった今年は小田和正、 ＭＩＳＩＡ、細野晴臣など大物アー ティストが初出演したほか、くるり、 ＫＥＭＵＲＩ、マキシマムザホルモ ン、ＭＯＮＧＯＬ８００ら常連組も 登場した。 ＜RSR2013入場者数＞ 16日 26,634名 17日 30,444名 延べ 57,078名 小田和正ら大物も ライジングサン