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大販制問研覧会構,特別号.第 10 号, P .1-13, 1997 年 2 月 NOM, S p e c .Vol., No.10, p .1-1 3, FebnJ創刊随7 放散虫化石群集データの特性とデータの標準化 ーデボン紀放散虫(オクラホマ州産)を使った検討例ー 鈴木紀毅・ Datumq回lity ofr a d i o l a r i a nfossil ぉsen由lag回 and normaliza姐on forcom抑rison: An a l y s i sbyusingDe vonianRadiolariafromOklahoma, USA SUZUKINoritoshi* Ab鈍ract f o rradiolar加齢semblages c咽組組包油国伺I f o robtaini時 a お叫鎚SeJ曲lagefr四naobs町V油,Ie 舗senト There偲ntU旬開佃resonm拙em姐伺I 姐必拘is probl捌s. Th efollow並g 何回伽nsarepr句。路d b l a g e : ( 1 )Spumellarian 戸田町V組。nrate. h卿刊酌iß Rate=1∞×一三一(叩油価 1) S+U (2)approxima飽 equation o frelati叩 be加国nnumberof 也cid油le 甲町imens andnumberof 叩舵蜘. S=aln(的 +b ( e q u a t i o n2 ) (3)su節d回tnumberof 叩倒m佃sN N =J . 由 Tプ(叫uation 4 ) e "-1 (4片quilibrium of 曲e 鈷佃non-\\èavc班向即tion l l l o 旦制=--,-、 alnf~\+b ¥ . e'l"-11 Kり words: (equ訓on 2 1 ) Radiolaria, da飽組a1ysis, f o s s i lassemblage, observable 錨路mblage はじめに い放散虫群集では,観察する個体群と化石群集の違いを無 視できない.また,群集を解析する際にしばしば用いられ 放散虫に関する研究では,記事R ・分類などの定性的取扱 る数学的手法の仮定を放散虫の個体群が満足し,かつ比較 いの他,放散虫化石群集を定量的に用いて生層序を高分解 する対象が同じ様に規格化できるような個体群を得なけれ 能で解析〈本山, 1993; 杉江, 1993; 口組elski a n dBjörk1und, ば,解析に意味をなさなくなる. 1995) したり,生体群集の季節褒化を追跡(Bolωvskoyetal. , 定量的解析方法の解説書は多数あるが,ここでは放散虫 1993) し,また深度分布の解明(Kling 佃dBolωvskoy, 1995), 群集のような種数が多い個体群から,化石群集を反映する 海洋の水塊と放散虫群集の種構成の関係が解明担。加惜.oy ような観察個体群{後記}を得るための手続きを解説する. e tal. , 1993) されたりしている.含放散虫試科は一般的に, 本論では,オクラホマ州南東部に分布するデポンー石炭 わずかな量の試科から大最の個体と種教を得ることが出来 系 Woodford 層から得た保存の良い放散虫化石を用いて, るという特霞をもつため,放散虫群集を用いた定量解析が (1)群集の分類を簡単に行い, (2)慎察スライドの不均一性 今後培えると考えられる.ところが実際に観察する僧体群 をここで提案する保存度を用いて諦面する方法を述べ,(3 ) は,多くても数万程度の個体からなるに過ぎず,種数の多 保存の違いによる相対産出額度の変化を保存度で評価する ・東北大学大学院理学研究科地図環境科学科. I ns t i t u t eo f Geo l o g ya n dPale佃拘logy, GraduateScho o lo fSci間信. T o h o k u Univ副司ty, S e n d a i9.鋭》・77, Iap皿. 方法を議論し,( 4)解析目的による必要な個体教の目安を得 る手続きを解説し,化石群集を反映していると考えら九る 観察個体群を得る条件を論じる. 鈴木紀設 2 第 1 図.アメリカ合衆国オクラホマ州アーパックル産地中の調 査地点. CrinerH温s セクションの位置函. 地質概観 アメリカ合衆国オクラホマ州南東部に分布する, W oodュ .蹴倒u. 山山富 Organic sbal. ford 層(Woodford B l a c kShale)中のリン酸塩ノジュール中か 圃白 ω 剖 ら,保存がきわめて良い放散虫化石が産出する. Wo吋ford 口…'叫凶凶.e 眉は,下位から有機質頁岩,珪質頁岩,リン酸塩ノジュー 仁コSh由 圏叫叫t悔恥晶伽山…問叩叫回凶山 lt回i 皿 叫制叫 叫曲 e 0 p叫曲… a叫 叫 Legend ルを多数含有する珪質頁岩からなる.全層準を通して大形 化石はほとんど産出せず,さらに本層上部では生物擾乱の 第 2 図.アーパックル山地の古生界の層序. 跡が見られず平行葉理が発達している.年代は,コノドン ト化石からデポン紀後期~石炭紀最前期とされている た.乾燥重量を計った後,分割棋を用いて 0.3g 在度まで分 (Over, 1992). 調査地域の Woodford 層は,下部一中部古生 割した.その分割試料を高柳 (1978) に従いエンテラン 界 Hunton 層群を不整合に覆い,石炭系 Sycamore 層に非整 ニューで封入してスライドを作成した. 合で覆われる.調査した地点は,インタースティト 35 号線 このスライドを透過型顕微鏡で 1ω 倍から 4∞倍で観察 の 24 番出口から数百メートルほど北北西へいった, M acュ した.スライドを使う利点は,封入されていることで放散 A 1e s t e rCemeteryQuarry の Criner Hills に位置(第 1 図)し, 虫個体が移動・破壊することがなくデータの再現性がある Over(1 992)や Kirkl組d e ta 1 .(1 992) に用いられているセク ことと,破片と撤小偶体を同定できることである.スライ ションである.このセクションでは, Woodford層の層厚は ドを短辺方向に平行移動して 1 ,∞0 個体以上の放散虫化 16伽n あり,下位から 12伽n の有機質頁岩とその上位の判m 石をそれぞれの試料で観察した.その際,幅 lmm,スライ の珪質頁岩からなる.珪質頁岩の上部 14m では直径数m 鋤 ドの短辺の長さ 24mm 繍察面積 24mm2 ) を一つの測線とし 2恥m のリン酸塩ノジュールが多数含まれる(第 2 図). て. 1 スライド内のデータ処理の一区分とした. S u z u k i( i n 試料は,このセクションの上部 14m から IOcm 間隔で計 preparation) はCriner 阻1ISの試料から抽出した全ての放散虫 140 試料を採集した. 57 試科がリン酸塩ノジュールで, 20 化石約 23;αm個体を 162 種の形態種に区分した.この形態 試料以上から保存の良い放散虫化石が産出した.そのうち 区分に合わせ,試料 A-30. 56 , 67 から産出した全ての放散 試料 A-30, 56, 67 の 3 試料について詳しく検討した. 虫化石 4,643 個体を 136 の形態種に区分した. 処理・観察 なお,各試料の産出リストは,紙面の都合もあり Su副ki ( i npreparation)で掲議する予定である. 試料の処理は次のように行った.濃度が 5% 以下の塩酸 結果と考察 に 10-20% の過酸化水素を加えた溶液に試科を漫し,試科 がほとんど溶解するまで常温で放置した.これを水洗し, 1.群集の分類 63μm 径のメッシュに残った残直に 2 ・ 3% のピロリン酸 群集は,生体群集(life assemblage). 沈積群集(settling ナトリウム溶液を注ぎ,暖めて粘土鉱物を遊離させた.再 おおmblage),遺骸群集(dea白銀総mbl想的,堆積群集(剥脱nt び 63J.1ßl径のメッシュを通して残直をシャーレで乾燥させ assemblage) ,化石群集(fossil 総semblage) に区別されている 3 放散虫化石群集データの特性とデータの標準化 (Berger, 1 9 7 6 ;T;法油舗.hi, 1991). しかし,実際に岩石から抽 ?。 出されて得られる個体群は,個体分離処理中の溶解・破壊 -,、・・R、〆 60 により群集組成が著しく異なってくると考えられ(Blome E 曲 5 0 企....... ""血血血血血....畠畠畠... ー畠ーーー 回 目回目 r 叩dR削, 1993),上のいずれの群集にも該当しない個体群 が存在する.このように実際に観察する個体群を,観察群 回 による腐食断面で観察できる群集と極端な差異は認められ ないので,岩石から抽出した個体群から,化石群集を反映 している観察群集を得ることが出来ると判断した. 2. 保存度を用いた観察スライド上の不抱一性の評価 観察するスライド上の放散虫の散布状態は,観劇固体数 ロ ロ 集を反映しているか,生体群集または遺骸群集を反映して が生じる.今回,研究対象にした観察群集では,薄片と酸 ..血血血 園田 回 集(observable assemblage) と定義する.観察群集が,化石群 いると推定できる場合,観察群集を用いた群集解析に意味 .. • .・..・・・・・...・ 1 0 。 。 5 0 0 1 0 0 0 1 5 0 0 10・0 T o t a loumberofωuotedsp民加価S 第 3 国.観察個体教と SP 度の関係. が少ないと,不均ーと見なさざるをえない.不均一になる 原因の一つは,放散虫は形態的に多様性に富んでいるの で,散布するときに,分級と同じ様な現象が発生すること numberof 甲民泊施田}と名付ける. 3. 保存度と相対産出頼度の関係 にある.スライドの均一性を確かめるには,最も少ない変 放散虫殻は,差別溶解を受けるのでσolu凶on, 1974; 箕 教の教の相対頻度を用いるのが,簡便である.ここでは, 諦・中谷, 1984a, 1 9 8 4 b ;Blome 姐d It開d, 1993),産出額度 同定が可能な個体と不可能な個体数の比を用いる. 同定不可能な個体とは,(1 )再結品して装飾の残ってい を用いた解析を行う場合,保存の違いの影響を無視できな いと考えられる.保存されにくい種では,この種の相対産 ない個体, (2)殻の雌型,( 3)殻は残っているが種を決定で 出頻度と SP 度に相闘が認められると考えられる.強い相 きる形質が保害されていない個体,から構成される.一方, 関・逆相関があれば,本来の産出頻度の変動以上に保存の 判別する形質が保存されているならば,未記載種であって 影響を強く受けた変動と考えられる. も種として扱う.ここでは,観察した放散虫化石の個体教 ここで,放散虫化石が得られた 12試料のうち 3 試料以上 を,観察個体数(n皿由erofob節"“取cimens),同定可能な から産出する 119種について,それぞれ SP度と相対産出頻 放散虫化石の個体数を,同定可能個体数(number o fd e c i d ュ 度を,回帰直線を用いて相闘をとった{第 4 図,第 2 表).そ able 叩ecin沼田}と呼ぶことにする. 同定可能個体数を S ,同定ができない個体数を U として の結果, SP 度は 10-80% となり,相聞が 0.67 より大きい 種は存在しない一方で, 9 種で相関係数が・0.67 以下と なった.このことから SP 度が 10-80% では,保存に強〈 保存度は, -佃 b総 =1ωxーと (式 1 ) S+U 影響される種はないと考えられる.また,強い逆相闘を持 つ種は,相対産出頻度が小さいものからなり,他の種が消 で定義する.検討した試料において,同定できない放散虫 失することで相対産出頻度が大きくなったと考えられる. 化石のほとんどは Spumellaria などの 16 属の球形種で占め さらに,相関係数が 0.67 以下と統計的に有意ではないが, られるので,これを Spumellari卸抑町田tion r a t e(SP 度}と 相関係数が 0.30-0.67 に相当する 12 種は,第 4 図で見ら 呼ぶことにする. れるようにヒストグラフが相聞の強い側に偏っている.こ SP度を試料A30, A56 , A67 に適用した{第 3 園,第 1 表). の偏りから,相対産出頻度の変動の影響より保存の影響は それぞれの試科内で測線ごとの SP 度から変動係数を求め 小さいものの,影響は受けている可能性があり,これら相 ると,それぞれの試料で 23.3% , 24.9% , 18.2% となり,ス 関係数が大きい種は, SP 度が測定値にはない 10% 以下で ライドには 16-25% の不均一性が認められる(第 lb-d表). 消失してしまう種なのかもしれない. この不均一性は,いずれの試科でも観劇固体数が 5ω 個体 このように, SP度を用いることで,保存の影響を強く受 程度では, SP度はばらつくが, 700個体以上では SP度は収 ける種を判別できる. 束する{第 3 図). SP 度が収束する個体教をもって,不均一 4. 解析目的による観察群集の取り扱い 性を無視できると判断できる.この変動が少なくなる観察 化石群集を解析するのに必要な観察個体教は,解析目的 個体裁は,個々のスライドごとに判断しなければならない で異なる.観察群集を代表させるため, A. ある種の存在 が,この最低限必要な観察個体教を必須個体数(essential の価値で定量化する場合と, B. 群集構成内容に関係なく 鈴木紀毅 4 第 1 表.測線ごとの観察個体数,同定可能な Spumellaria の個体数,同定不可能な Spumellaria の個体数, SP 度. a. 試科 A30. アス テリスクがついているLines 1-6 とLine16, Line19 は SP 度の平均値を求める際に,除外してある. b. 試料 A56. c.試料 A67. 正i 試 料 A30, A56, A67 について,測線ごとの SP 度の平均,中位値,標準偏差,変動係説 山一ω 塁塁 a I晶02 比血 3 匝..IoC 41t.1DO 5 江却 6 lu由 11 11Do耳泊由 91 IJoci 1 0 ー鍾L一一ー 田園曲目ぽ血,..,;, 園田曲目 afd匝輩出』畠岡田lIUi: 皿国岡山凶回也生島単語撞 圃岨 b lお皿曲A67 U001 58 四品店也皿Iler a fSDeCim咽 旭国瓜田皿b町 afd酎泌..,la S.抽mOIIaria lTOIal回国曲目 af.皿由cidabla Rad抽由 担脂 E ぬ皿曲町 9 8 11 S S 8 1 0 1 11 3 6 11 5 3 1216 1 1 5 7 11 7 911 6 3 1 11抱 1 1 28 1 37 1 67 I 64 1 55 1 58 1 40 1 47 I S I I. u i 9 261431351 “ ISJI671501 届 I 司自製淘 144 . 4 1 伺f> 1 舗1.2 I 4 5 . 7 43.8 1 他3165.714且21S1.9 14邑.4 A却 1 AS61A6 7 5 0 . 4 21.2川才.2 1 D町h国首 E 亘孟「肩1吾亘 ElOOI賢虫唖 af 咽血雌担 1 2 4 . 911 S . 7 11且a d l i n c 3 U004 U005 E主淘 6 U007 liI瞳串 U009 UooI 0E畠撞 u ú臨盟 68 7 1 7 5 島 54 48 41 39 54 89 回 1 3 1 0 1 6 1 3 2 1 a 18 日 " 1 : 1 2 3 初 9 1 3 1 0 1 8 7 1 0 2 4 1 1 1 5 1 1 筑泌 民10 匁.6 44 . 4 ヌ10 65 . 0 61 s . 35.1 65.6 71.1 必A U0014 LiI腸 15 ú加 U UoolL面1l! Li<闇 19 Li<悼却 U002 1Li<田沼 匹車圃お Uao24 fOIaJ 初 69 7 3 1 1 3 120 1 " 1 : 1 1 2 3 120 1 2 3 1 0 2 1 1 1 82s 1 9 24 2 1 9 2 3 s 41 38 3 2 m 26 19 219 m 199 2 3 20 3 1 42 40 匁 26 3 7 1 9 7 : 1 8 . 7 4 2 . 6 3 9 . 4 4 6 . 4 SJ . 3 4 9 . 1 4 8 . 7 4 8 . 7 45 . 2 4 6 . 4 3 8 . s s 6 . 2 5 liI瞳 2 47 1 3 1 6 44 . 8 E占,. 13 " 29 2 s 5 3 . 7 2 0 8 1 8 察群集では,化石群集を反映しているとはいえ,高柳(1978) 1 6 が示している 2∞個体では化石群集と見なすことは出来な EM い.従って,観察個体数が異なる試科で種数を比較する場 ご 12 合,規格化する必要がある.観察個体数の違いを規格化し 8 . 1 0 g た方法に確率的手法を用いたH町lbert数但町Ibert, 1971)があ s 8 盟 るが,これは,任意の種の産出の有無には無関係である. 事 6 実際には,任意の種の産出の有無が重要なので,ここでは 4 実測値に基づいて,近似式を求め,種数の比較方法の規格 z 化を検討する. 0 ド 0 同一試料内において,同定可能個体数と種数の関係を示 0 . 9 50 . 7 50 . 5 50 . 3 50 . 1 5-0.05 ・0.25 ・0.45 -0.65 ・0.85 CoπelationCoe箇cic圏直 第 4 図.保存と相対頻度の相関関係のヒストグラフ. したのが第 5a-c 図である.同定可能個体数と種数の関係 を,底に自然対数をとった片対数 S=aln(川崎 (式 2) で近似する.ただし, s は種数, N は同定可能個体数, a は 群集を 1 単位として扱う場合,の 2 通りがある. 係数, b は定数項.片対数で近似したのは,下に示される Ä. ある種の存在の価備の定量化 ように,最も相聞の高い近似式を与えることが出来たから ある種の存在の価値を定量化する場合は,さらに,(1 ) 種数, (2) ある種の存在の有無, (3)相対産出頻度,を用い である. 片対数での近似の結果,試料 A-30 では s= 23.71ln(助- ることが考えれるので,それぞれについて解説する. 68.76 , R2=0.989, 試料 A-56 では s =22.36ln(N)-6 1. 83 , (1)観察個体数と種数 =0.996,試科 A-67 では s= 1 9 . 7 0l n(尚・ 48.80 , R2=O .990g , 種数は試料聞の群集を比較するのに簡便であるが,観察 となり,いずれの試科でも艇と 0.99 となり,きわめて良い 面積を増やせば希薄化曲線にそって種数は増える(例えば 近似を与える.しかし,データが近似曲線の周りで正規分 Williams , 1943; 木元, 1993). 放散虫化石群集では,一般に 布していないので,近似式では群集の構造を反映しておら 一試料に含まれる種数が多いため,観察面積が少ない場合 ず,個体数と種数の傾向を表現しているにすぎない.しか は,観察面積は観察個体数に置き換えられる.保存の良い し,この傾向を用いると,種数は同定可能個体数によらな 場合に 1 試料から識別できる種数は,アポン紀では 8か 120 い係数 a と定数 b で規格化できる.ただし, a, b で規格化 種(鈴木・斎藤, 1995),ジユラ紀で 2偽3ω種(Yao, 1994; 松 して比較しても,観察個体数と種数で比較する場合と同様 岡, 1992) である.このことは,わずかな個体数からなる観 に 2 つのパラメータによる比較なので,パラメータの数が 第 2 表.それぞれの種毎の SP 度と棺対頻度との相関関係(CV) と試料数(且.umbぽ of specimens)・ c v S p e c i e sname ! A r c h o c y r t i u mw o n a eChe n g Stigmosp.加eros砂I凶 micula σoreman) Spumellaria, n・ gen.Asp.MU Ceraω ikiscum a\l抑制;pecωns De t 1 a n d r e Palaeothalomnus 崎向回 Det1a且drc "Stgmosphaeros砂lω "domanicensis (B曲ova) C a l l e l as p .HI C a l l e l at T e n d a l i(W o n ) はrch仰rtium formosum α佃S Cerato似scumper加国canthinum F o r e m a n 乃lenωnema an向田a Det1a且dre Stigmosp.加erosかlus s p.AC S t i g m o s p h a e r o s y l u ss p .DA Stigmosp.加eros砂lω aculea俗伺泊de 組dH抑制) Spume盟釘ia, n .g e n .D .s p .A sp.AU a s t r u mChe n g Somphoenωc伽ia Cerato此iscum 1 2 1 0 4 9 5 1 2 1 1 1 0 7 9 1 2 8 7 1 0 1 1 1 1 6 6 1 0 1 2 6 1 2 1 0 1 1 1 0 5 9 1 1 5 1 1 7 1 1 5 6 6 1 0 1 0 1 1 c v S p e c i e sname To'凶 0 . 0 9 0 . 0 8 6 Dupll附 fore.刷即e (Ormおton 阻d L ane ) 0 0 . 0 7 8 Pl a e o s c e n i d i u ms p .A 0 . 0 7 0 P a l a e o s c e n i d i u ms c h a a f iG o u r m e l o n 0 . 0 6 6 T r i a e n o s p h a e r adiゆ白(Hind,の 0 . 0 4 2 ぬrruca司phaera p a t e r n u m(De t 1 a n d r e ) 0 . 0 3 4 L i v i n a l l o n g e l l as p .V 0 . 0 3 1 BSpCmhnoecnymrttUa,mn . g e n . C . s p . C A 0 . 0 2 6 d e l i c a t u mChe n g 0 . 0 2 4 T r i a e n o s p h a e r apali伽bola ( F o r e m a n ) 0 . 0 1 1 S卵mellaria, n .g e n .A.s p .PS 0 . 0 0 9 Ceraω此iscum l a b y r i n t h e u mChe n g Duple拘 置p.V Spumellaria, n .g e n .As p .S T e t T a g r e g n o ns p .C Py l e n t o n e m as p .L T r i a e n o s p h a e r as p .S I C a l l e l as p .T Triaen四sphaera s p .PU Helioenωctinia s p .MU SpumclI釘ia, n・ gen.Csp.AC Ar c h o c y r t i u mormisωni Che n g Triaenosp.加era Triaeno.伊加era sp.CA sp.BR Asùoentact初旬 a脚s 伺indc) s p .P L . Crmersp.加era digiωsa ( B r a u n ) Spumellar抱, n .g c n .A.s p .EX Spum e l l a r i a .n .g c n .sp. 口f Stig.脚司p加erostylus Popop伽I蜘 elmense 白eng Spum e l l a r i a .n .g c n .A.s p .N n .g e n .C .s p .NA C a U e I as p . P S戸nncll釘包, Somphoenωct初旬 sp.AM s p .L sp.ME T r i a e n o s p h a e r as p .X I 命'ongentactinella ? s p .I C 印刷司p加eractenium Tr匂enosp.加ua Popofslcyelium 抑制 ch叫 回0.024 0 . 0 3 6 0 . 0 3 6 0 .0 4 0 0 . 0 4 3 0 .0 5 1 0 . 0 6 3 0 . 0 6 6 0 .0 6 7 0 . 0 7 0 ー 0.078 0 . 0 7 8 0 .0 9 7 0 .1 0 7 0 .1 1 1 0 .1 1 7 0 .1 2 4 0 .1 6 3 0 .1 7 2 0 .1 7 7 0 .1 7 7 0 .2 0 7 0 .2 1 8 0 .2 2 0 0 .2 2 8 0 .2 4 2 S p e c i e sname 4 P o p o f t k y e l l u ms p .D 9 Pyl e n t o n e m au n i c a(Che n g ) Spongenω ct附 lla gracil.叩抑.sa 仰rem組) P a l a e o s c e n i d i u mc l a d o p h o r u mDe t 1 a n d r e 1 2 Triaeno司phaera s p .MC 5 Polyentact.的臼 sp.L 5 H o l o e c i s c u sf o r e m a n a eChe n g 1 1P a l a e o s c e n i d i u ms p .F 1 1 Polyenω ct.初旬? p o l y g o n i aFor悶叩 a g a b r i e l l e iG o u r m e l o n 9 chocyrtiuml 9 SpumeIlaria, n .g e n .Vs p .S 1 2H a p l e n t a c t i n i as p .Q 9d S p r c u h m o e c n y u F t i t u a ,n.EEn.D.sp.BA m p u l c h r u mB r a u n 1 0 S凹melIaria, n .g e n .K .s p .G 1 2 þclwcyrtium 叩.E p .PA 5 S侮mosphaerosかlus s n g 5 Huasl加 magnijica Chc p .US 1 0 Tr俗enosphaera s 7 E n t a c t i n i ah e r c u l e aF o r c m a n 1 0 PopofskyeUI酬 hendricksi Cheng 9 Spumellarla, n .g c n .s p .UN 1 1 Triaeno司phaera s p .KO 7 P o p o f s k y e L I u ms p .C r i a e n o s p h a e r as p .LC 1 2T 1 1 a恕mosp加erostylus s p .PO o p o f s k y e l l u ms p .M 1 2P 5 S凹mellaria, n .g e n .D .s p .RO 8 Spumellaria, n .g e n .D .s p .HO r i a e n o s p h a e r as i g n i f i c a n c e(De t 1 a n d r c ) 1 0T 7 の抑tonema sp.A 7 .SI吻nosp加erostyliω • monalloea σoreman) 8P o p o f s k y e l l u mde,ルmdrei Che n g 1 0 Polyentac血胞のIstacto血ωσor'岨an) 1 0 Haplen陶C伽勾 rh飢ophyusa Forem組 1 1 Tr勾enosp,加era sp.DE 5 。'rentac伽ia f o r m o s aChe n g 7 Archocyr幼1m sp.H Spumellari且, n .g c n .A.s p .VE c v To叫 0 . 2 4 9 0 .2 6 0 0 .2 6 1 一O. 2 7 8 0 .2 8 2 0 .2 8 4 0 .2 8 4 0 .2 8 8 0 . 2 9 4 7 1 2 1 1 9 1 1 1 1 1 2 ー 0.307 6 0 .3 1 9 5 0 . 3 2 0 0 . 3 2 8 9 四0.333 8 0 .3 7 6 5 岬0.407 1 2 0 . 4 1 4 7 7 ー0.426 0 . 4 4 8 8 ー0.454 1 0 0 . 4 6 7 7 0 . 4 6 8 1 2 0 .4 9 2 0 .5 2 3 0 .5 2 5 1 0 0 . 5 6 1 8 0 . 5 6 4 0 . 5 7 6 7 0 . 5 9 1 5 同0.699 7 0 .7 2 9 4 0 . 7 5 0 7 0 . 7 5 6 0 . 7 5 6 0 . 7 6 0 9 0 .7 7 2 5 0 . 8 0 4 5 0 . 8 8 3 0 . 9 4 1 4 Iwqu蒲世帯会 T r i a e n o s p h a e r as p .MA Stgmosphaero時lus s p.XX T r i a e n o s p h a e r as p .AB P y l e n t o n e m as p .CH Cerato出scum d e l i c a t u mC h e n g Triaeno司phaera s p .PR Popoþ伽llum b i c o n u m(Che n g ) Triaeno司phaera s p .RE Spumcll創ia, n .g e n .Cs p .GL Ar c h o c y r t i u mr i e d e l iDet1 andre, e m e n d e dG o u n n e l o n T r i a e n o s p h a e r as p .PM P o p o f t k y e l l u ms p .C To凶 障問欝婦会訓練締吋 lW3 帯博内刈 Spumellaria, n .g e n .As p .E s p . U L i v i n a l l o n g e l l aorna臼(Hinde) Tr.臼eno伊haera s p .CH Somphoentact.ωia s p .PS T r i a e n o s p h a e r as p .MU Cerato此iscum " r i e d e l i "Che n g A r b u c k l e sc a l eSuzuki, n .sp・ Tr臼eno司phaera? s p .PP Haplen飽 cti見切 0 . 6 6 6 O .6 2 1 O .5 5 1 O .5 3 8 0 . 4 9 6 0 . 4 3 9 0 . 4 0 7 0 . 3 7 5 0 . 3 7 2 0 . 3 5 4 O .3 2 2 O .3 1 7 O .2 8 6 O .2 8 0 O .2 7 5 O .2 6 1 O .2 5 5 O .2 5 5 O .2 5 1 0 . 2 3 7 O .2 3 2 O .2 3 1 O .2 1 7 O .2 0 2 O .2 0 2 O .1 9 9 O .1 9 8 O .1 8 2 O .1 5 9 O .1 5 8 O .1 5 1 O .1 4 6 O .1 3 9 O .1 3 5 O .1 3 3 O .1 2 0 0 . 1 1 0 O .1 0 7 VI 鈴木紀叡 6 8 0 約加g に相当し,一つのノジュールから得られる残き量に あたる, (2 )近似式通りに種数が増加する事は試科がもとの 与ω 化石群集を反映していない事を示すが,化石群集を反映し ていれば,見いだせる最大の種数を意味する. 's舗 近似曲線を 1叩,α)() 個体まで適用した場合の同定可能健 畠54却0 体数と種数の関係を第 6 園に示す.同定可能債体数が多い 周 とき(例えば, 1 ,'α)() 個体以上),定数項 b の影響が小さくな S=13.71Ln(N)・ 68.76 吉S2100 RZ=0.9仰 る.検討した試料では b の値の違いが/J、きいので,近似式 の第 1 項の係数 a の大きさで比較しても問題なし近似式 。 1 0 0 。 1 0 0 3 0 0 4 0 0 To飽lnumberofd既idablesp民泊個S a の係数 a を用いた比較が可能になる. Hurlb制裁では組み合わせを用いているので,試料が確 率分布しているという仮定がある.ここでは,経験式を用 いているので,仮定の条件に第響を受けない点が, H田Ib師 数と異なる点である.また, Hurlbert 数では,任意の個体 ,。 数で種数を比較するので,パラメータの数が節約されてい ないが,ここで用いた近似式を用いる場合, 1 つのパラ ' s 60 メータで比較できる.また,観察群集が化石群集と見なせ J h S 8 4 5 8 ないような個体数の場合,健体数と種数の関係から,まと g 園 30 まりの良い近似式がえられないので,データの質を同時』こ S= 1l.36L目(N)・ 61.83 判断できるが, 81回Ib回数では,観察群集は B 的とする君事 R'=0.996 320 1 0 集組成を保存しているという仮定がある点が,異なる. (2)種の生存期間 。 。 b 1 0 0 4 0 0 6 0 0 8 0 0 1 0 0 0 1 1 0 0 To旬Inumberofd倒白blesp倒mens 種の生存期聞を用いて側ヒ石層位学的アプローチを行う 場合,初産出と最終産出の認定が重要となる.しかし,放 散虫化石は 1 試料から 1仰 -3ω 種が産出しうるので,産 出する確率が低い種を得ることは困難である(たとえば, 1 0 0 杉江, 1993). しかし,麗出確率の低い種が今まで見いだせ ないとしても,未知種の出現が式 2 で近似できる限り,出 現しうる.全ての種が出尽くすまで観察するのは現実的で 's ω はない.したがって,ある種の存在を認定する場合,確認 主銅 する個体数に基準を設ける必要である. S=19.70Ln(N)・ 48.制 3 0 RZ=0.991 察しても次の未知種が出現しないことを意味する.このよ 32: うな個体数を飽和個体数(su節cientn叩lber o fspecimens) と定 。 。 E 「もう新たに未知種が産出しないj との認識は,これま で観察してきた同定可能個体数に加えて,さらに有限個観 1 0 0 4 0 0 To旬I 6 0 0 8 0 0 1 0 0 0 1 1 0 0 1 4 0 0 numbero fd e d d a b l esp倒mens 義する. 飽和個体数を求める場合,同定可能個体数と種数の関係 が式 2 で近似できるならば,次のようにして求めればよ 第 5 図.同定可能個体数と種数の関係a.試料A30, b.試料 い.これまで N個体観察し,さらに g 個体を観察して N+ AS6, c.試料 A67. d固体目で次の未知種k種が出現するような Nを求める.こ のとき , k は, 節約されていない. そこで,検討した試料で 1∞,αm 個体まで式 2 で十分近 似できると仮定する.この仮定は次のような解釈をする限 k= ( al n(N+g )-b} ・ {a l n ( N)-b }(式 3) で求められるので , N は, り問題ない.すなわち,( 1)1ω,航路個体という値は,鈴木・ N= チー(式 4) 斎藤(1995)に基づいて計算すると,検討した試科では残さ で決定される.従って,飽和個体数Nは個々の試料毎に式 eG -1 7 1&:散虫化石群集データの特性とデータの練準化 1 0 0 0 0 0 0 1 5 0 目曹品目 式 4 から,例えば,次の未知の 1 種が産出するのに 1.αm W 且 1 0 0 or o~ 第 6 図.同定可制国体数と種数の関係の近似式 2 (S=aIn(N)+め を 1ω,倒)()個体まで適用した場合の,試料聞の種数の速い. 10,1α)() 個体の場合の a と N の関係を第 7 図に示す. ・ 一一- i=1 0 0 0 0 To凶 Domber ofsp叫me邸 2 の係数 a よって決定される . k=1 として , g=1∞∞0, ・O 1 0 0 0 0 0 a回W 1 0 0 0 0 awaH'aw ・・且 1 0 0 0 a目wa 1 0 0 w-aa 白田 。 AHwaw- . " 50 ド 。 富也星電両国田 。-』 S畑 SE aeh 15159 ~ ~ 50 ~ ~ " ~ ro。 P副司metera 第 7 園.種の存在を認めるために必要な観察個体数を求めるグ ラフ.綴軸は,必要な観察個体数 N. a は,近似式 2 (S司In(問 +b)の係数 a, i はこれまで N個体観察してさらに新たに 1 債の 未知種が産出するまでに必要な個体数. 個体必要となるような N は,試料A30 では, 23,214 個体, 試料A56 では 21 ,864 個体,試料 A67 では 19,204個体とな る.この個体数は,前項で仮定したように,式 2 から予測 いる(木元, 1993)が,ここでは,群集の多様度を表現する方 した個体数が試科が均ーとみなせない場合で,試料が均ー 法としてよく使われる Shannon-Wea柑関数について,観察 ならば実際の N はこの個体数以下になる. 群集から数学的仮定を満たすような個体教をえる手続きを (3)任意の種の相対産出額度の誤差 論じる. 任意の種の相対産自頻度は,古環境を推定したり,進化 系列を使って生層序を組み立てる際に重要な意味を持つ (1)平均多様度 S h a n n o n -Weaver 関数(または ShannonωWiener 関数}は, (例えば,本山, 1993; 杉江, 1993). 観察個体数が変わるこ Shannon 阻dWeav町(1 949)が通信における情報量や情報の とで,相対産出頼度がどのように変わるか例を示し,必要 損失などを表す目的として提案した関数である.この関数 な観察個体数を検討する. は,化石群集のように高々 10万個体程度の有限のデータに 第 8a-c図に,ある種についての同定可能個体教と相対産 適用することは考慮されていないものの,化石群集に適用 S h a n n o n ュ 出額度の関係を示す.必須個体数より観察傭体数が少ない すると,試料あたりの情報量が求められる. 場合,相対産出頻度の変動が大きく, A67 の Holo即'iscus Wea開r関数の特質は,穫の組み合わせに関わらず平均多様 f o r e m a n a eCbeng では,同定可能個体数が 7∞傭体までは, 性を表現することである.したがって,構成種数に重点を 相対顔度が 8.5% -13.0%の聞で大きく変動する.しかし, 置いた多様性の議論はこの関数は適きないので注意が必要 必須個体数の 7ω 個体を越えると, 7 .7%-9.3% で, 1 .6% である.平均多様度は,同じ種数でも独占的傾向の強い(順 の間に収まる.同謙に, A56の H.forema.蹴では,必須個 位が上位の種の相対的個体数が多い)群集は多様度が低< , 体数の 7ω個体を越えると,相対産出頻度は, 2.59も -2.7% 独占的傾向の弱い群集は多様度が高いと表現される(木元, とよく収束している. A30の proωd加iHellaformo.鈎 α路ng 1 9 9 3 ) . では,必須個体教である“)()個体以上では, 4.0% -4.8% と 0.8% の幅となる. このように,同定可能僧体教が必須個体数以下では,相 対産出額度の変動が大きく,相対産出鎮度を用いた古環境 の推定や,進化系列を使った生層序の組み立ては困難であ る.しかし,同定可能個体数が必須個体数を超えることで, Shannon-Weaver 関数は,次のように求められる〈詳しく は,木元, 1 9 9 3 ) . 観察個体教を N, ある種 i の産出個体教を n とすると,情 報エントロピー I は, m ヘ N! =,石京二.u l= (式 7) 十分小さい誤差で相対産出頻度を得ることが出来る. と定義される .N が十分大きいとき,スターリングの公式 B. 群集を 1 単位とした場合の観察群集の取り扱い N (式 8) N!=( 2 n )1/2NN+1/2e - 群集を 1 単位として解析を行う方法は,様々提案されて を I に代入して変形すると, 鈴木紀毅 8 --司 rP3aa 司令 4 よって N →∞とすれば,指数 Dn は, Mm4=45-三 Pi l nP. 言 H 。 /V->・I\J 。 。 。 。 (式 11) となる.したがって, Shannon欄Weaver関数における仮定は, 。 スターリングの公式を使うのに Nが十分大きしかっ H と 0 。 。 Dn の近似値として用いるのに N が十分が大きいことであ 0 0 。 る. 。 スターリングの公式は,自然数N の大なる値に対する N! ・且 A ポ)暗雲監正.晶 E、 ZU固司唱園田宮副長苦悩 aoaHvaoaooHvau となる. を概略=嗣画するためにガンマ関数から近似したものである (高木, 1983; 金子・松本, 1984). 金子・松本(1984) によ礼 。 1 0 0 。 2 0 0 3 0 0 To臼I numberofd田idable 自 4 0 0 s p e c i m e n s ば, N! を直接求めた場合と,スターリングの公式を用いて 計算した場合, N=5 で,前者は 120,後者は 118.019 で相対 T's't d岨 』晶. 、hhog呂 京 )SRSM 帽副長苦悩 E田 Ea 誤差1.65 で良い近似を示し, N=15 では,相対誤差が 0.55 ときわめてよい近似を示す.放散虫化石群集で多様度を求 める場合,観察個体数はスターリングの公式を適用するの に十分な倒体数である. 。 。 。 。 次に,放散虫化石群集で Hを近似値として用いるのに十 。 。 。 。 ・'且 分大きい N を推定する.観察個体数が変わることで Dn と 。 H にどの様な誤差が現れるか,試科 A・30, 56, 67 で求めた 結果を第 9a.・c 図に示す. 。 AHV ho 第 9a-<: 固から, H は Dn より系統的に大きくなる.その 2 0 0 To師I b 一. 4 0 0 6 0 0 一' 8 0 0 • 1 0 0 0 差は同定可能個体数が少ないと, 0.5 程度の大きさとなる. 1 2 0 0 numbero fd e c i d a b l es p e c i m e n s 同定可能個体数が増加すると H と Dn の差は小きくなる と同時に,数値が収束し始める.しかしながら,検討した ・・且 a--a ところで,平均多様度を計算する場合,各種の相対産出 --a-E 000 0 頻度に含まれる誤差が伝播する.しかし,誤差の伝婚の結 且 -Ea---- 噌a , -Eaooy-- 果が H と Dn の系統誤差より小さいならば無視できる. 。 誤差の伝播法則より正規分布の母分散の伝播は,求める 。 値ZがXの関数であらわされる場合(詳しくは,吉津, 1989), 。 。。 σ;=σ 〈ゆ ~q> 伊川 0 。 0 0 。 0 0 0 ま zsg ミミ・図hogsEaZ 観察個体数では,差が 0.3からあまり小さくならない. 。。 0 To組 I E 4 0 0 6 0 0 8 0 0 0 0 h o 勾, 惨事苦悩 • 2 0 0 • • • 1 0 0 0 1 2 0 0 1 4 0 0 numbero fd e c i d a b l es p e c i m e n s 例. a. 試料 A30. b. 試料 A56. c. 試料 A67. S-L _ _ 1 . . . . . ._ S l 1=-N)'0 , l n0, ー一一四 lnN- ーラ ln 0,- 一一一 ln 2π 干し・ 2 2 ザ“ 2 (式 9) となる.従って I を基礎とした指数 Dn は, 4 十一平山誌{(S-l)(叫叫+平均} (式 10) であらわされる.ここで,第 2 項は σ. 1m • 注 0.1 のとき無視できない.さらに,平均多様度では, X の関数 第 8 図.同定可能個体数とある種の相対産出頻度の関係の実際 . . . . . . (式 12) の総和を求めているので,誤差の伝播法則より, σ;=Z6;(式 13) となる.したがって , p ; l n(p)の母分散に変動係数 v を用い ると 1 1 .l nP . . 11 やがp;2(lnp; +1 ) 2+内4 17T+ ーι+ ー| (式 14) ~ L .p . - P ; P .) で表される.従って,平均多様度 H の誤差 σL は, σ! =~(V2p;(lnPi +1川'i4 (会+干す)J<式 15) で求められる.同様にして Dn の場合, f(p ,) =P il nP i+ 会 lnp (式 16) 9 放散虫化石群集データの特性とデータの標準化 (式 18) 主 式 17 には式 16 より同定可能個体数 Nの逆数の項が含ま 4 . 0t ュ 53.oL .~ 司耳 A O 目・ •• o 。 血血血 。 o 0 血 血血 0 00 σ? の値にほとんど差がない(第 10a 図)ので, N の違いは無 固 言1.0~ < 1.01 • 第lOb 図に H を求める場合の種 i の誤差討を,第 IOc図 に Dn を求める場合の種 i の誤差 σ? を示す .H と Dn のどち らを求める場合も σf はきわめて小さしその総和である • 100 1 0 0 To旬I v= 0.5でも 。。 視できる. . . 圃 れている.従って, σf は Nの影響をうけるが, 企畠 4 0 0 300 numbero fd e c i d a b l es p e c i m e n s σL と σL は共に小きくなり,相対産出頻度の誤差からの 伝播は無視できる.よって H と Dn の系統誤差は, Hが「十 分大きい尺l という条件を議たしていないことが誤差の原 4.0 十 ~ a a o o 血 .~ 3.0 ト 。 A O 血 。 因である. ee 会 a o 平均多様度の計算値が収束するならば,その値を真の値 として採用し得る.しかし, Hと Dnの系統誤差が大きいの は,式 11 より Hが収束していないことを意味し,その値は 唱 ~ 1.0 ト 固 曲 4 1 . 0t - 群集構造を反映していない.しかしながら , Dnが収束して いれば,式 10 と式 11 より,その値を真の値として採用で きる. 次に,平均多様度を求めるのに必要な個体数を求める. 0 . 0 。 1 0 0 4 0 0 600 800 1 2 0 0 1 0 0 0 T o t a lnumbero fd町idable s p e c i m e n s b 第 3a-d表に観察個体数の増加に対する Dn を示す.第珂表 は, 2ω個体以上の観察個体数に対する計算値である .2∞ 個体以上で数値は 3 桁目の精度で変化が少なし相対誤差 は数%である. Dnを用いて多様度をあらわす場合,検討 畠。 a国 畠o ao ao ‘。 AO AO ‘。 0 企・ 畠 O 40 “" 畠 O JPAV 'a- 数は,高柳(1978)が示した 2加個体以上という必要個体数 に等しい. 以上から,平均多様度として Hを用いるには,ここで観 ,. き E23ωESd 山伊 a噌 ト ir トト aoaoao 』l した試料では 200 個体以上で精度の高い数値が求められ, 標準偏差が 0.2 以下となる.ここで求められた必要な個体 固 1.0 ト 測した程度の個体数では精度の高い比較を行うほど「十分 大きい NJ ではない.ところで, S h a n n o n -Weaver 闘裁で, Dn を用いずに H を用いるのは,本来は通信における情報 のようにきわめて大きい N を対象としているからで励を 0 . 0 0 E 100 4 0 0 600 800 4 0 0 1 0 0 0 1 2 0 0 1 T o t a lnumbero fd配idablesp配imens 用いる必要がない.しかし,化石群集のように高々有限個 の N を対象とする場合, r十分大きい民J :が成立しないの で , Dn を用いて計算しなければならない.ただし,こtt.ま 第9 国.同定可能個体数と,平均多様度 H と加の関係.a.試料 での研究では H で多様度を比較していたので, H とDnの A30. b. 試料A56. c. 試料 A67. 両方を併記するのが望ましい. (2)均衡度と観察個体数 とおくと,指数助の誤差 σL は 均衡度は, H 可 = v 1p?内)叫や となるので, d=Z{vV(ぁ)吋(~j"1(p;)+ f'(p;附)} E= よー S (式 19) で定義される.なお,式 19 の H を助と置き換えれば,近 似式を用いない計算方法になる.均衡度 Eは各種の相対産 出頻度が等しいとき{全ての種の相対産出頻度が1/S のと 鈴木紀設 10 き), E= l となり最大となる.従って,均衡度 E は各種の相 は Shannon・W伺ver 関数の H と S を変数に持つので, S を横 対産出頻度が金体としてどの程度等しいかを示す.均衡度 軸に H を縦軸にとると,検討した試料は第 l1a-c 図のよう にあらわされ,等しい均衡度もつならそれらの点は対数曲 1 . 0 線上にのる.しかし , H または Dn を変数として持つので, 1.0-・ 一ー-N=200 ・一一 N=SOO -N=I O O O 1 . 0 ' " 1 . & 4 1 . 0 1 . 0 " 7 1 . 0 . 一一-N=SOOO 1 . 0 ' " 一一一 N=10000 1 . 0 " RQh 。』。と同 1 . 0 " 0 . 0 0 1 0 . 0 1 1 .0 1 0 いた場合より大きくなる.さらに両者の均衡度の差は大き く,試料A30 では 0.1 異なり,試料A56 と A67 では 0.5 異 なる.したがって,前項の議論から Dn を用いて均衡度を 計算しなければならない. また,同定可能個体数と均衡度の関係は,同定可能個体 数が 1 ,000 個程度のときは均衡度はほぼ同じ植を示すが, 1.0" ・ a 「十分大きい叫がEを計算する際の必要条件である.第 lla c 図に示すように , H を用いて均衡度を求めた方が Dn を明 1;α)0個体以上では試料A67 のように均衡度が小さくなる. 1 0 0 Re l a t i v ea b u u d a n c e(%) これは,ある程度以上の観察健体数となると平均多様度改 収束する(第 9a-c 図)が,種数は増える(第 5a-c 図,第 6 1 . 0 図)からである.従って,飽和傭体数を観察する必要があ るが,現実的ではないので,次のように規格化を行えば比 較が可能である.第 7 図より飽和個体数 N を推定する.そ の個体数の場合の種数を第 6 図より推定する.このときの 種数を S耐として, 1 . 0 " hhoきと同 1 . 0 " Z初 E " . . .= 二一一 (式 20) 一 s血I を求める.すなわち, E血= 0 . 0 0 1 b 0 . 0 1 1 . 0 1 0 eh aln(治)+b (式 2 1) 1.0'同 により,求められる.これにより,均衡度を検討した試科 1.(トH で再計算する (g= 1 刈加とする)と,試料A30 では 0.153 , 1.0ーロ 試科A56 では 0.223 ,試料 A67 では 0.242 となる.いずれの 1 0 0 値も実際の計算値より小きくなる. R e l a t i v ea b u n d a n c e( % ) お わ り 以上のことから,観察する群集は,必ずしも化石群集を 1 . 0 反映しておらず,観察群集が化石群集を反映するとみなせ る個体数を観察する必要があることが明らかになった.第 12 図にこれまで述べてきた,観察群集から化石群集を得る RQl 。m 』。』』鼠 手願をまとめた.スライドを用いて放散虫を観察する場 合,スライド上の散布状態の影響を無視できるような傭体 数である必須個体数を観察しなければならない.この個体 数以下では,化石群集を反映しているとはみなせない.必 須個体数を超えても,解析する目的に応じて必要な個体数 1 . 0 ' " 1 . 0 " 0 . 0 0 1 c 0 . 0 1 1 . 0 1 0 R e l a t i v ea b u n d a n c e( % ) 1 . 0 " ' . 1 0 0 ←第 10 図.系統誤差の伝播. a 変動係数が 0.5の時, Dn におけ る,同定可能個体数が異なるときの各種の相対産出頻度の誤差の 伝播. b.Hにおける,各種の相対産出頻度の変動係数と誤差の伝 播. C. 同定可能個体数が2帥個体の時の, Dn における,各種の相 対産出頻度の変動係数と誤差の伝播. 放散虫化石群集データの特性とデータの標準化 第 3 表.同定可能な髭個体数と平均多様度の指数 E加との関係. 1 1 a. 試斜 A30. b. 試科 A56. c. 試科 A67.d.試料毎の耐の平均z 標 準備差,変動係数. 動圃DIeA30 伺1 1 2 4 1 1 4 7 1 1押1 2 0 4 1 2 2 8 1 2 5 9 1 2 ! 1 2 1 3131 島信 1 3刈 請訓 I 2 J I l O I2.!l剖開制3.0制3.1421 3 . 2 2 0 13 . 2 4 S 13.z湖沼捌 1お41 日明日捌 nbIal圃皿山首 ofd園調誠曲師回毎揖圃 E uD aE冒11eAS6 Hb凶皿曲面 ofd闘志Wllu園田恒蝿圃 I 1訓260l 37哩1 S:捌喧判明61 a捌宮刻 10咽 I~州日ω1 3.4:捌3.s刻3JI醐3.6湖3.(i捌乱高調:1 3.世剖 ET 義一 盟盟 IIe N四bcr 圃 -a圃 , 旦轟 侶31 醐富 市詔一 端一 du. 軍服圃自 a a l 製笛l Z晶! i i u~ E . ! ! I ! ! ! . . . . . 園田血唱曲曲曲mofDn 10減量怠皿 d 唱曲伽øofDa 5 . 0 To凶 oumber o f 2 1 8 d e d d a b l es p e c l m e n s 1曹1 3 4 8 14'回iIi耐恒国 島司)50 E時.4s E司)AØ E司0.35 は異なる.群集を 1 単位として扱う場合,高柳(1978)が示 している 2仰個体でも十分化石群集を反映していると考え れることが明らかになった.ある種の存在に基づく解析で は,一定の条件を設けたデータの規格化が必要となる. このようにして化石群集を反映したと考えられる観察群 374 集であっても,その観察個体数やデータ構造が解析方法の 399 数学的甑定を満たすとは限らない.求めたい情報の誤差を Total 圃lomberof どれくらい許容するかにより,どこまで数学的仮定に厳密 d e c i d a b l espedmens でなければならないのか異なってくるが,数学的仮定をみ 0 . 1 o a 1 0 20 30 4 0 50ω7080901ω Totalnnmberofsp民自es たすかどうかの評価は,解析結果の信頼性につながる重要 な作業であると考えられる. 観察群集から化石群集を得る方法は,ここに示した手順 5 . 0 T。凶園田mberof だけではないと考えられる.観察群集の保存,種構成,産 d e c l d a b l esp副皿個S 出した母岩の種類を考慮して,化石群集とみなせる観察群 集を得ることが,もっとも重要である. 謝辞 378 6348s9 1 0 9 2 宇都宮大学酒井豊三郎教授には,放散虫化石群集データ To旬loumberof の特性について,さまざまご教示いただいた.また,大阪 d e c l d a b l esp副m岨S 市立大学八尾昭教授と桑原希世子博士にはこの研究に関す 。J る御議論を頂いた.東北大学斎藤常正教授とテキサス大学 o 1 0 2 0 3 0 4 0 50ω7080901ω Totalnnmberofsp田ies b 島国le A P e s s a gnoJr.教授にはオクラホマ州のデポン紀放散 虫化石を研究する機会を与えて下さり,調査にひとかたな 5 . 0 9 1 71仰6 12791Eqllilibri咽 E=O.弱 E司)50 2d'b 冒星 主 EE-》 - 晶君主〈 E= O . 4 S E= O . 40 C 10 2 0 3 0 4 0 50ω70 80 90 Totalnumberofsp田ies から多数のご助言・ご指摘を頂戴した.これらの方々に厚 〈感謝申し上げます. ←第 11 図.平均多様度を示すグラフ.横軸に種数,縦軸に平均 To凶四mberof d e c i d a b l es p e c l m e o s 。 らぬご援助を賜った.北海道大学板木拓也氏には,この原 稿の投積を勧めていただいた.最後に東北大学大学院諸氏 多様度.グラフ内の曲線は均衡度を示し,グラフ内の数字はそれ 1ω ぞれの同定可能な総個体数を示す. 試科 A67. a. 試料A30. b. 試料A56. c . 鈴木紀毅 1 2 ご体る 定線個す 設測出計 を'産集 ム廊てにを i 一測しと数一 数 '泊中係 の均標動 と平'変 ごの値' -線度位差回 一測野中偏一 No |デず| 相聞の少ない種の みを用いて相対産 出頒度を再計算, この結果をデータ セットとする 第 12 図.観察群集から化石群集を得る手順. 引用文献 Berger, W. 民, 1976, Biogenoωdeep s e as e d i m e n t s :production, pre舘刊'ationand 泊飽rpretation. l n :Riley, J .P. 祖dCbes飽r, R. , eds. , ChCl百ica1 Oce,四ography, S, 2 n d .e d .Academica Press, London, 2 6 5 3 8 8 . .A 叩d Abelm創m , A. , 1993, An n u a l Boltovskoy, D. , Alder, V f l u xo fRadiolaria 組do白er shell吋 pl組対ons 泊 the 回stem e q u a t o r i a lA t l a n t i ca t853m:s e a s o n a lv a r i a t i o n sand polycys血e spec凶・可脱出.c responses. 白ョep-Sea Research, 40, 1863・ 1895. 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