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T B R 産 業 経 済 の 論 点
No.15―11
2015年11月24日
岐路に立つインテル
― 経営戦略のお手本企業、パソコン市場縮小への対応策は? -
永井 知美
東レ経営研究所 産業経済調査部門
シニアアナリスト
TEL:03-3526-2927
E-mail:[email protected]
<ポイント>
1
米インテルは、パソコン向けマイクロプロセッサ(超小型演算処理装置、以下 MPU)で世界シ
ェアの約 8 割を占める世界最大の半導体メーカーである。半導体の設計から製造、販売まで行う
垂直統合型企業でもある。
2
浮き沈みの激しい半導体業界で、インテルは 1992 年から 2014 年までの 23 年間、世界最大の半
導体メーカーとして君臨している。原動力となったのはパソコン向け MPU の大成功である。
3
インテルが強みを持っているのは技術力だけではない。稼ぐ仕組みづくりのうまさでも傑出して
いる。
4
半導体業界の王者インテルも足元では苦戦している。モバイル分野への出遅れ、パソコン市場の
縮小が要因である。
5
インテルはサーバ向け、IoT 向けを成長分野と見て注力しているが、パソコンと違って両分野は
ニーズが多様であり、デファクト・スタンダードを取るのは困難が予想される。
東レ経営研究所「TBR産業経済の論点」
2015.11.24
1
1.
インテルとは?
- 23 年間世界シェアトップ、半導体業界の王者 -
米インテルは、パソコン向けマイクロプロセッサ(超小型演算処理装置、以下 MPU)で世
界シェアの約 8 割を占める世界最大の半導体メーカーである。半導体の設計から製造、販売ま
で行う垂直統合型企業でもある1。
インテルは、1968 年、ムーアの法則(トランジスターの集積度は 18~24 ヵ月で倍増すると
いう予測)で知られるゴードン・ムーア、集積回路の発明者の一人であるロバート・ノイスに
よって設立された2。3 人目の社員が、インテルを世界最大の半導体メーカーに押し上げた立役
者であり、世界最高の経営者の一人に数えられるアンドリュー・グローブ(CEO 在任期間:
1987 年~1998 年)である。
インテルは 1970 年に DRAM(メモリの一種)
、1971 年に MPU を世界に先駆けて発表した
が、高いのは技術力だけではない。
半導体業界は浮き沈みが激しく、倒産や吸収合併、撤退も珍しくない。そんな生き馬の目を
抜くような業界で、インテルは 1992 年から 2014 年までの 23 年間、世界最大の半導体メーカ
ーとして君臨している(図表 1)
。しかも、パソコン市場の拡大とともに爆発的成長軌道に乗っ
た 1990 年代半ば以降、IT バブル崩壊(2001 年)後もリーマンショック(2008 年)後も、た
だの一度も純損失を計上したことがないのである(図表 2)
。
図表 1 世界半導体メーカー・売上高ランキング(2014 年)
2014年
企業名
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
インテル
サムスン電子
クアルコム
マイクロンテクノロジー
SKハイニックス
東芝
テキサス・インスツルメンツ
ブロードコム
STマイクロエレクトロニクス
ルネサスエレクトロニクス
その他
合計
売上高(百万ドル) 世界シェア(%)
米国
韓国
米国
米国
韓国
日本
米国
米国
スイス
日本
50,840
35,275
19,194
16,800
15,915
11,589
11,539
8,360
7,371
7,249
155,679
339,811
前年比伸び率(%)
15.0
10.4
5.6
4.9
4.7
3.4
3.4
2.5
2.2
2.1
45.8
100.0
4.6
15.1
11.5
41.0
26.1
2.8
9.0
2.0
▲ 8.8
▲ 9.1
5.3
7.9
出所:ガートナー
半導体メーカーには、インテルのように設計から製造、販売まで行う垂直統合型、台湾 TSMC
のように製造のみを行うファウンドリ、米クアルコムのように設計やマーケティング、販売な
どに特化し、生産を外部の工場に委託するファブレスがある。インテルは、サムスン電子と並
ぶ垂直統合型の雄である。
2 ノイスとほぼ同時期に集積回路を発明したとされるのが、テキサス・インスツルメンツ社に
勤務していた米国人のジャック・キルビー(2000 年、ノーベル物理学賞受賞)
。
1
東レ経営研究所「TBR産業経済の論点」
2015.11.24
2
図表 2 インテルの業績推移
億ドル
600
500
400
売上高
300
営業利益
200
100
0
69 71 73 75 77 79 81 83 85 87 89 91 93 95 97 99 01 03 05 07 09 11 13
出所:インテル
インテルの主力製品は MPU とチップセット(MPU、メモリ等、コンピュータのマザーボー
ドに必要な機能をまとめたもの)である。事業部門別にみると、パソコン向け(2014 年 12 月
期の売上高比率 62%)が大黒柱であり、データセンター向け(同 26%)
、ソフトウェアとサー
ビス(同 4%)
、IoT(インターネット・オブ・シングス。さまざまなモノをネット接続するこ
と)向け(同 4%)がこれに続く(図表 3)
。
図表 3 インテルの事業別売上高構成比(2014 年)
ソフトウェアと
サービス
4%
IoT向け その他
4%
4%
データセン
ター向け
26%
パソコン向け
62%
出所:インテル
東レ経営研究所「TBR産業経済の論点」
2015.11.24
3
インテルは、1981 年、米 IBM のパソコンに MPU が採用されたことで飛躍のきっかけをつ
かんだ。1980 年代末に約 2000 万台だったパソコンの世界販売台数は、2014 年には 3.2 億台
にまで拡大。インテルの売上高も 1981 年から 2014 年にかけて 65 倍となった。
だが、インテルも順風満帆だったわけではない。DRAM は日本メーカーの猛攻にあい、1985
年に撤退。DRAM のコモディティ化に懲りたインテルは、経営資源を MPU に集中した。
2.
儲ける仕組みづくりで高収益を達成
- パソコン向けMPUの大成功で世界一の半導体メーカーへ -
インテルの高収益体質の背後には、儲ける仕組みづくりのうまさがある。とは言うものの、
当初インテルにも MPU の可能性はよくわかっていなかった。MPU の用途として考えた事務
機等 50 余りの機器のうち、パソコンが入っていなかったほどである。
世界のパソコン市場は、1981 年の IBM パソコン登場を契機に急激に拡大した。だが、この
時点でパソコン業界の主役はあくまで IBM であり、インテルは一介のサプライヤーに過ぎな
い。ただ漫然とパソコン向け MPU を供給しているだけでは、インテルの互換 MPU メーカー
である米 AMD 等の競合と価格競争に陥る可能性が高かった。パソコン価格も米デル等新興メ
ーカーの台頭により価格下落が進展、低価格の互換 MPU を採用する動きが見られた。
インテルは、半導体メーカーが陥りがちな価格競争をどうやって回避し、パソコン向け MPU
市場において、約 8 割という高い世界シェアを維持しているのだろうか。
インテルは、MPU の単品売りでは早晩 DRAM の轍を踏むと考えた。そこで、単なるサプラ
イヤーからパソコンの進化を主導する企業への脱皮を図ったのである。シリコンバレー企業お
得意の儲ける仕組みづくり、すなわちプラットフォーム戦略の構築である。
プラットフォーム戦略とは、自社製品を市場で有利に販売するためのメカニズムである。イ
ンテルは、プラットフォームに関する研究開発を行うインテル・アーキテクチャ・ラボを創設。
その成果の一つが高速 PCI バスを内蔵したチップセットである。
バスは、パソコン内部のすべてのデータや制御信号が通る。1990 年代初頭、インテル・アー
キテクチャ・ラボが開発した高速 PCI バスは、インテルの MPU で最も効率よく作動する。PCI
バスを採用したパソコンメーカーは、インテルの MPU を使わざるを得なくなった。
インテル製品の使用を前提にした台湾マザーボード(パソコンの主要電子部品を搭載した基
板)メーカーへの技術供与も、インテル製品を使わざるを得ない環境づくりに一役買った。
「インテル入ってる」キャンペーンに見られる半導体メーカーとしては画期的なブランド戦
略、訴訟も辞さないあの手この手の競合排除も奏功し、1980 年代半ば以降、パソコン業界では
OS(基本ソフト)は米マイクロソフト、MPU はインテルという状況がほぼ確立された。
パソコン価格の下落にもかかわらず、デファクト・スタンダードをとったこの 2 社の製品価
格は安定的であった。パソコン全盛時代において、この 2 社が高収益を享受したのは言うまで
もない。
東レ経営研究所「TBR産業経済の論点」
2015.11.24
4
3. 王者インテルも足元は苦戦
- 縮小するパソコン市場、スマホ向けでは出遅れ -
パソコン向け MPU は 1 個数百ドルであり、高いシェアを握れば莫大な利益を享受できる。
わが世の春を謳歌してきたインテルだが、足元では苦戦している。
インテルの 2015 年 1~9 月期連結決算は前年同期比 2%減収、11%減益(営業利益ベース)
。
売上の約 6 割を占めるクライアント・コンピューティング事業(主にパソコン向け)が 10%減
収、27%減益と不振だった。
背景にはパソコン市場の縮小がある。世界のパソコン出荷台数は、普及率の上昇、スマート
フォン(以下スマホ)やタブレットの登場により、2011 年の 3.7 億台をピークに 3 年連続で減
少している(図表 4)
。
図表 4 世界パソコン出荷台数推移
億台
4
3.5
3
2.5
2
08
09
10
11
12
13
14
15
年
注:15年は予想値
出所:ガートナー
マイクロソフトが、パソコン市場の縮小、モバイル分野への出遅れに危機感を募らせ、経営
方針を大きく転換した影響もある。
かつてのマイクロソフトは、数年おきに新 OS を投入し、旧 OS のサポートを終了して新 OS
の購入を促すというビジネスモデルで高収益をあげていた。しかし、2015 年 7 月に提供開始さ
れた「ウィンドウズ 10」は、
「ウィンドウズ 7」以降のユーザーに限り、1 年間無償でダウンロ
ードできる3。
無償提供の狙いは何だろうか。
「10」はスマホやタブレットとの連携を強化、開発業者が 1
つのアプリを作ればパソコン、スマホ、タブレット、Xbox 等、ウィンドウズを搭載したすべ
ての機器で使える。iPhone、アンドロイド端末に大きく水をあけられているアプリ分野で開発
業者にウィンドウズ向けアプリ開発を促すとともに、格安スマホや新 Surface(マイクロソフ
トのタブレット)投入でモバイルでの挽回を図る。影の薄いモバイル分野での失地回復を狙っ
3
東レ経営研究所「TBR産業経済の論点」
2015.11.24
5
これまで、新 OS が発売されるたびに新 OS が搭載されたパソコンが売れていたが、今回は大
半が無償アップグレード制度を利用した OS のみの更新で、パソコンの買い替え、新規購入への
更新は限定的である。
モバイル向けの出遅れも痛かった。モバイルの主役・スマホ向け MPU の陰の主役は英 ARM
である。ARM は CPU(中央演算処理装置)の設計に特化した企業で、米アップル、韓国サムスン
電子等に設計図を販売、スマホ向け CPU の世界シェア 9 割を握っている。アップル等スマホメ
ーカーは、通信、画像処理等周辺機能を自社開発することで差別化を図る仕組みである。
インテルも 2008 年にモバイル向けを投入したが、ARM の牙城を崩せなかった。モバイル事業
は、2014 年 12 月期に 42 億ドルという巨額の営業赤字を計上。2015 年 12 月期からパソコン事
業と統合され、クライアント・コンピューティング事業の一角となっている。
4. データセンター、IoT 向けに注力
- 縮小するパソコン市場、スマホ向けでは出遅れ -
じり貧のパソコンに代わって利益をあげているのがデータセンター事業である。サーバ向け
MPU 等を手がけるデータセンター事業は、
2015 年 1~9 月期連結決算が前年同期比 13%増収、
11%増益(営業利益ベース)
。利益水準ではパソコン事業を上回る稼ぎ頭となっている(図表 5)
。
図表 5 インテルの部門別営業利益(2015 年 1~9 月)
億ドル
-20
-10
0
10
20
30
40
50
60
クライアント・コンピュ ーティング・グループ
データセンター・グループ
IoTグループ
ソフトウェアとサービス
その他
注:クライアント・コンピューティング・グループは主にパソコン向け
出所:インテル
た「集客」優先の戦略と見られる。
東レ経営研究所「TBR産業経済の論点」
2015.11.24
6
IoT 向けにも注力している。IoT とは、さまざまなモノをネット接続することで作業の効率
化を図ったり、サービスの付加価値を高めたりすることであり、ドイツ政府が主導する製造業
のイノベーション政策「Industry 4.0」
、米 GE、インテル等が創設した「Industrial Internet
Consortium(以下 IIC)
」発足で注目度が高まっている。接続されるモノの数は 2015 年の約
150 億台から 2020 年には 500 億台を超えると見られる。IIC では GE が OS を提供、インテ
ルは、モノをネット接続するゲートウェイや超小型コンピュータ「エジソン(切手大)
」
「キュ
リー(ボタン大)
」を投入、他社とも連携してソリューションの開発も進める。
ただ、データセンターと IoT 向けは、少品種大量生産が可能だったパソコン向けとは勝手が
違う。
インテルはサーバ向けでもハイエンドを中心に圧倒的な地位を占めているが、サーバ市場は
急成長を遂げる一方で、ハイエンドからローエンドまでニーズが多様化している。日本の金融
機関向けサーバのように絶対にダウンが許されないハイエンドもあれば、海外の一部データセ
ンターのようにローエンドのサーバを多数接続し、どれかがダウンしても他のサーバでカバー
するという方式をとる企業もある。
大量の電力を消費するデータセンター向けでは省電力の重要性も高まっている。米マイクロ
ソフトのように、自社データセンターに消費電力の少ない FPGA(後ほど詳述)というタイプ
の半導体を導入する動きもみられる。
IoT 向けはさらに難度が高い。産業機器から自動車、はては牛まで接続対象となるため、多
品種少量生産、小型化、省電力が必須で、単価も低い。IoT 市場は商機と見て多数の企業がな
だれ込んでいる段階で、コンソーシアムがいくつも発足しており、どの陣営が主導権を握るか
は予測がつかない(図表 6)
。インテルの競合はクアルコムになるとみられるが、この市場はニ
ーズが多様で接続対象も多岐にわたるので、パソコンのように 1 社が圧倒的シェアを握るのは
困難と思われる。
図表 6 IoT 関連の主なアライアンス
アライアンス
Industry 4.0
Industrial Internet
Consortium
AllSeen Alliance
Open Interconnect
Consortium
設立日
主な対象分野
主要メンバー
概要
Akateck、Siemens、
Bosch、SAP等
ドイツのイノベーション政策の一環で産官
学の大プロジェクト。生産技術とICTを融
合した次世代モノづくりを目指す
創設メンバーはGE、
2014年3月 産業、医療、交通他 AT&T、Cisco、IBM、
Intel
米国、なかでもGE主導。GEが唱える
Indstrial InternetでIoTや機器のインテリ
ジェンス化を図る。日立、三菱電機、
NEC、トヨタ、東芝も参加
2013年11月 産業(特に製造業)
2013年12月 スマートホーム
Qualcommが開発したIoT向け共通言語
Qualcomm、Haier、LG
「AllJoyn」をベースに、Linux Foundation
エレクトロニクス、パナ
がホストを務めるオープンソースのプロ
ソニック、シャープ等
ジェクト
IoTを形成する何十億台ものデバイスの
Intel、Cisco、GE、
スマートホーム、オ
接続性要件を定め、相互運用性を確保す
2014年7月
Broadcom、Dell、サム
フィス、産業、自動車
るために、オープンソースフレームワーク
スン電子、IBM等
の構築と規格開発に取り組む
出所:各種資料から作成
東レ経営研究所「TBR産業経済の論点」
2015.11.24
7
コラム:微細化技術でも出遅れた日本の半導体メーカー
日本の半導体メーカーは、1980 年代後半には世界シェアの 50%を占め、1986 年
にはシェア上位 10 社中 6 社を占めるなど栄華を極めたが、その後マイクロプロセッ
サで復権したインテル、果敢な設備投資に打って出たサムスン電子、スマホの波に
乗った米クアルコム等に次々に追い抜かれ、2014 年に上位 10 社に入っているのは
東芝(6 位)とルネサス エレクトロニクス(10 位)の 2 社である。
技術で勝ったがビジネスで負けたとは日本製造業でよく聞かれる話だが、半導体
微細化技術でみる限り、
日本メーカーは 10~12 年頃を最後にトップ集団から脱落し
ている。14~15 年時点で、16/14 ナノメーターの最先端工場を擁するのはインテル、
台湾・TSMC(半導体の製造を専門に行うファウンドリ)
、サムスン電子、米グロー
バルファウンドリーズ(ファウンドリ)の 4 社だけである。
微細化だけが勝負の肝ではないだろうが、
「技術ではリード」も昔話になりつつあ
るようだ。
15 年 6 月、インテルは半導体メーカーの米アルテラを 167 億ドルで買収すると発表した。
アルテラは、FPGA の大手である。FPGA は、従来のロジック半導体に比べて低コスト、省電
力で多品種少量生産が可能なうえ、製造後にユーザーが回路構成を変更できる。ニーズが多様
で省電力が重視されるデータセンター向け、IoT 向けに適している。インテルは、自社製品と
FPGA の融合で競争力を高め、両分野の需要を取りに行く意向である。
MPU は、長らく続いたパソコン中心の時代から、パソコン、モバイル、サーバ、IoT とニ
ーズが多様化する新時代に移行している。パソコンという比較的画一化された製品で MPU 市
場を制した王者インテルが、成長市場のサーバ、IoT 向けでどう儲ける仕組みを作るのか、作
れないのか、勝負はこれからである。
参考文献
1) ロバート・A・バーゲルマン「インテルの戦略」ダイヤモンド社(2006)
2) 小川紘一「オープン&クローズ戦略」翔泳社(2014)
3) 立本博文「PC のバス・アーキテクチャの変遷と競争優位」東京大学 21 世紀 COE ものづくり経営研究
センター(2007)
4) 「みずほ産業調査 2015 №3 IoT の現状と展望」みずほ情報総研 みずほ銀行(2015)
(ご注意)
・当資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、東レ経営研究所はその正確性を保証するもので
はありません。内容は予告なしに変更することがありますので、予めご了承ください。
・当資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、何らかの行動を勧誘するものではありません。当資料に
従って決断した行為に起因する利害得失はその行為者自身に帰するものといたします。
東レ経営研究所「TBR産業経済の論点」
2015.11.24
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