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3.1 - NECサポートポータル

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3.1 - NECサポートポータル
NEC
Express5800/100 シリーズ
ESMPRO®/AC Enterprise
Ver3.1
UL1046-502
セットアップカード
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ごあいさつ
このたびは ESMPRO/AC Enterprise Ver3.1をお買い上げ頂き、まことにありがとうございま
す。
本書は、お買い上げ頂きましたセットの内容確認、セットアップの内容、注意事項を中心に構
成されています。 ESMPRO/AC Enterprise Ver3.1をお使いになる前に、必ずお読み下さい。
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Windows® 2000、Windows NT®、Microsoft® は米国 Microsoft Corporation の登録商標です。
ESMPRO®は日本電気株式会社の登録商標です。
CLUSTERPRO™は日本電気株式会社の商標です。
PowreChute® は American Power Conversion Corporation の登録商標です。
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目次
第1章 パッケージの中身を確認してください. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
第2章 セットアップの準備. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
2.1 ESMPRO/AC Enterpriseのセットアップ環境...........................................................................................................................6
第3章 セットアップの方法. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
3.1 ESMPRO/AC Enterpriseのインストール...................................................................................................................................8
3.2 WEB機能の環境設定.................................................................................................................................................................12
3.3 SNMP ボード(N8580-32)の設定................................................................................................................................................15
3.4 AMC機能:マルチサーバ構成時の環境設定............................................................................................................................22
3.5 AMC機能:冗長電源構成時の環境設定...................................................................................................................................38
3.6 AMC機能:クラスタ(マルチサーバ)構成時の環境設定.......................................................................................................52
3.7 ESMPRO/AC Enterpriseのアンインストール...........................................................................................................................71
第4章 注意事項. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 4
4.1 セットアップ関連........................................................................................................................................................................74
4.2 WEB関連...................................................................................................................................................................................74
4.3 5ノード以上のクラスタ連携でのSNMP 制御関連.................................................................................................................76
4.4 AMC機能によるマルチサーバ構成、冗長電源構成、クラスタ(マルチサーバ)構成の制御関連......................................76
第5章 AMC拡張機能. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 7
5.1 AMC画面での監視....................................................................................................................................................................77
5.2 AMC機能によるUPS統計情報..............................................................................................................................................80
5.3 リモートUPS制御....................................................................................................................................................................81
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第1章 パッケージの中身を確認してください
ESMPRO/AC Enterprise Ver3.1のパッケージの内容は、次の通りです。
まず、添付品が全部そろっているかどうか、確認して下さい。
・KeyFD
1枚
・ソフトウェアのご使用条件
・お客様登録カード
・セットアップカード
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第2章 セットアップの準備
ESMPRO/AC Enterprise をご使用になるためには、既に ESMPRO/AutomaticRunningController Ver2.0 ∼
Ver3.2 のいずれかのセットアップが行ってあるサーバに、ESMPRO/AC Enterprise のセットアップをしていただく
必要があります。
セットアップとは、Express Server Startup CD-ROM 媒体にある ESMPRO/AC Enterprise のプログラムを
、実行できる形式にして固定ディスクにコピーすることです。セットアップの方法は、第3章で詳しく
説明しています。
2.1 ESMPRO/AC Enterpriseのセットアップ環境
ESMPRO/AC Enterpriseをセットアップするためには、次の環境が必要です。
① ハードウェア
<サーバ>
・メモリ : 2.5MB以上
ESMPRO/AutomaticRunningControllerと合計すると 5.0MB以
上
・固定ディスクの空き容量 : 3.0MB以上
ESMPRO/AutomaticRunningControllerと合計すると 7.0MB以
上
② ソフトウェア
<サーバ>
・
・
Microsoft® Windows NT® 4.0 Server/Workstation
Windows® 2000 Advanced Server/Server/Professional
・ESMPRO/AutomaticRunningController Ver2.0,Ver2.1 Ver2.2,Ver2.3, Ver3.0,
Ver3.1, Ver3.2
*Ver2.0を使用した場合は、クラスタ連携、WEB機能共に一部の機能は使用できません。
*CLUSTERPRO連携のWeb/SNMP Management Cardを使用した環境による自動運転を行う場
合には、ESMPRO/AutomaticRunningController Ver2.31(ESS RL1999/09 に収録)以降
を使用する必要があります。
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*WEB機能を使用する際は、
・Microsoft® WindowsNT® 4.0
・Windows® 2000 Advanced Server/Server/Professional
・Microsoft® InternetInformationServer Ver2.0以降
がセットアップされていることが必須条件になります。
*AMC(AC Management Console)機能を使用して、マルチサーバ・冗長電源管理を行う
場合には、ESMPRO/AutomaticRunningController Ver3.21(ESS RL2000/09 に収録)以
降を使用し、SNMPサービスがセットアップされている必要があります。
*
AMC(AC Management Console)機能によりマルチサーバ構成で管理される被
管理サーバには、ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプションがセットアップされ
ている必要があります。
*
AMC(AC Management Console)機能によりクラスタ構成のマルチサーバ管理
を行う場合には、マルチサーバ管理されるクラスタサーバ側には、ESMPRO/AC
Enterprise マルチサーバオプション Ver3.03(ESS RL2000/12に収録)以降がセットア
ップされている必要があります。
*
AMC(AC Management Console)機能によりクラスタ構成のマルチサーバ管理
を行う場合には、マルチサーバ管理する制御サーバ側には、
ESMPRO/AutomaticRunningController Ver3.23(ESS RL2000/12に収録)以降がセット
アップされている必要があります。
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第3章 セットアップの方法
3.1 ESMPRO/AC Enterprise のインストール
(1)ラベルに『Express Server Startup CD-ROM Express5800/100シリーズ用#1(1/2)』と書かれてあるCDROM媒体をCD-ROMドライブに挿入します。
(2) Express Server Startupを起動します。
(起動手順については次のセットアップカードを参照して下さい)
・Express5800シリーズ
Express Server Startup (Windows® 2000版)
(3)「 ESMPRO/AC Enterprise 」セットアップまでの手順
① 一括インストールの場合:
[Express Server Startup]から、【インストール】-【一括インストール】を選択すると次のダイアログ
ボックスが表示されます。
a)「製品名」一覧から、「 ESMPRO/AC Enterprise 」を選択します。
b)a)で選択した「製品名」のバージョン/ユーザセット数が表示されます。「バージョン3.1 1セ
ット(UL1046-502)」を選択して下さい。
c)b)の選択が終わりますと、「インストールするソフトウェア」に「 ESMPRO/AC Enterpriseバージョン3.1
(UL1046-502)」が表示されます。
ソフトウェアの選択が完了しましたら、「OK」ボタンを選んで下さい。
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以降、インストール先ドライブ名(ESMPRO/AutomaticRunningControllerのインストー ルしてあるドラ
イブ名)、KeyFDをセットするドライブ名、氏名/会社名の入力をして 頂きます。
(詳細については次のセットアップカードを参照して下さい)
・Express5800シリーズ
Express Server Startup(Windows® 2000版)
すべての設定が完了すると、「ソフトウェア名 ESMPRO/AC Enterprise Ver3.1のKeyFDをドライブ X: に
セットして下さい」と表示されます。
KeyFDをドライブ X:にセットして「OK」ボタンを選んで下さい。
「セットアップ準備中です...」というメッセージが表示され、セットアップを開始します。
② 個別インストールの場合:
[Express Server Startup]から、【インストール】-【個別インストール】を選択すると、KeyFDをセットし
たドライブ名の入力要求がありますので、KeyFDをセットしたドライブ名を入力し、「OK」ボタンを選んで下
さい。
「セットアップ準備中です...」というメッセージが表示され、セットアップを開始します。
(4-1)「ESMPRO/AC Enterprise 」のセットアップ
① ESMPRO/AC Enterpriseのセットアップダイアログボックスが表示されます。
② 「続行」ボタンを選びます。
③ 「インストール中です」というメッセージが表示されます。
ダイアログボックスが画面から消えましたら、セットアップの終了です。
注意
ESMPRO/AutomaticRunningController Ver2.0以降がセットアップされていない場合は、 セ
ットアップを一度終了して、ESMPRO/AutomaticRunningController Ver2.0以降のセットア
ップを行った後、再度本セットアップを実行して下さい。
(4-2)「ESMPRO/AC Enterprise 」のバージョンアップセットアップ
※個別インストールでのバージョンアップを推奨致します。下記は個
別インストールでのバージョンアップ方法です。
①(4-1)の②の後に、サーバにセットアップされている以前のバージョンを表示したダイアログボ
ックスが表示されます。
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②マイナーバージョンアップの場合、「続行」ボタンを選択します。この場合、データを引き継い
だ上書きインストールが実行され、(4-1)③に続きます。
③メジャーバージョンアップの場合は、旧バージョンのKEY-FDが無効になってもよいか尋ねるダ
イアログボックスが表示されますので、すでに、旧バージョンのKEY-FDを返却している場合は
、「はい」を選びます。この場合、データを引き継いだ上書きインストールが実行され、(41)③に続きます。
④旧バージョンのKEY-FDがある場合には、「いいえ」を選択します。
⑤以前のバージョンの製品名と、アンインストールを指示するダイアログボックスが表示されます
ので、「OK」を選択します。
⑥インストールを中断しましたのダイアログボックスが表示されますので、「OK」を選択し、一
度セットアップを終了します。
⑦⑤で指示されたアンインストールを実行してください。
⑧もう一度(3)からセットアップを実行します。この場合、旧バージョンの設定情報の引継は行え
ませんのでご注意ください。
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(5)「 ESMPRO/AC Enterprise 」セットアップの終了状態表示
セットアップが終了すると次のダイアログボックスが表示されます。
①
一括インストールの場合:
② 個別インストールの場合:
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注意
セットアップの実行中に<終了>及び<キャンセル>ボタンを選ぶと、セットアップを中止するかどう
かをたずねるメッセージが表示されます。そのメッセージボックスで、<OK>ボタンを選ぶと、
セットアップを中止できます。その場合、途中までセットアップされたファイルの削除は行われま
せん。
3.2 WEB 機能の環境設定
ESMPRO/AC Enterpriseには、IIS(Internet Information Server)Ver2.0以降が稼動し
ているサーバ上で動作するWEB機能があります。
この機能では、一般のサーバ及びクライアントのWEBブラウザ画面からアクセスすると、サーバ
のESMPRO/AutomaticRunningControllerの自動電源制御状態と、サーバ管理者の設定した情報
を表示確認することができようになります。また、サーバ管理者であれば、表示の他に通知情報
の設定や、一部の自動運転設定の変更が行えます。
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この機能を使用するためには、IISに対して環境を設定する必要があります。以下にその手
順を記述します。
(1) IISに対する環境設定
① ESMPRO/AutomaticRunningControllerグループの環境設定アイコンを起動します
② 「接続用エイリアス名」エディットボックスにESMPRO/AC EnterpriseのWEB機能を使
用する際の接続用エイリアス名を入力します。エイリアス名とは、WEBブラウザからア
クセスする際に使用する名称であり、通常は「esmproac」を使用することをお勧めしま
す。
③ 「パスワード」エディットボックスにパスワードを入力します。 (ここで入力するパスワ
ードは、「サーバー管理者メニュー」に接続する時に要求されるものです。パスワード
は、設定しなくてもかまいません)
④ 「設定」ボタンを選択します。
⑤ 「閉じる」ボタンを選択して、メニューを終了します。
⑥ システムを再起動して下さい。
以上でWEB機能環境設定は終了です。
ESMPRO/AC Enterpriseへの接続は、ブラウザ画面から接続先URL名を以下のように指定し
ます。
http://サーバのIPアドレス/エイリアス名
(接続指定例)
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IPアドレス100.150.200.250のサーバにESMPRO/AC Enterpriseをインストールし、 「
接続先エイリアス名」に“esmproac”と設定した場合、WEBブラウザから 、
http://100.150.200.250/esmproac
と指定することで使用する事ができます。
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3.3 SNMP ボード(N8580-32)の設定
AMC:AC Management Console機能(マルチサーバ環境の管理機能)や、5ノード以上の周
辺装置を使用するクラスタシステムの制御においては、無停電電源装置(N8580-11,12,13 or
N8542-02,03) に SNMPボード:N8580-32 を実装し制御する必要があります。
以下に、このSNMPボード:N8580-32 のHW設定、及び、WEBによる設定手順を記載します。
(1) N8580-32関連のHW設定
全ての装置を停止し、UPSとの接続を行います。
UPSの電源を入れ、N8580-32添付のケーブルを使用して、N8580-32の使用するIP
addressなどのネットワーク設定を行います。
ネットワーク設定の正常性ををPingで確認後、Webを使用してより詳細な設定を行います
。
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HW添付されているシリアルケーブルを使用して、UPSとサーバ(COMポート)を接続し、上
記の様なハイパーターミナルを起動すると、UPSの初期設定が行えるようになります。
(詳細は、HW添付のマニュアルを参照してください。)
◆注意◆
UPSを既に PowerPute® Plusにて制御していた場合には、一旦サーバの
「コントロールパネル」→「サービス」で、「UPS - APC PowerChute plus」サービス
を停止してから、本設定操作を行って下さい。
また、本設定が終了したら、停止したUPSサービスを再起動するか、サーバの再起動
を行ってください。
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User Name、password(初期値はどちらも apc)を入力してloginし、[2:NetWork]>[1:TCP/IP]->[1:BOOTPを、1:Disableに]->[Accept Change]とすると、UPSのIP
addres、Network Mask、Default GateWayが設定できるようになり、全て入力し[5:
Accept Change]を実行し、[logout]する事で、UPSがLANでアクセス可能になります。
(2) Webによる設定
シリアルケーブルとハイパーターミナルによるIP設定を終了し、logoutすると、設定した
ネットワーク構成が有効になります。
設定が正常であれば、サーバからUPSのIPアドレスにInternet Explorer等でアクセスする
と以下の様なログイン画面が表示されます。
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◆注意◆ シリアルケーブルは、設定が終わりましたら外して保管しておいてください。
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この画面で、ハイパーターミナル同様にログインすると、以下の様なWeb画面になります。
SNMP 関連の設定で使用します
パスワードなどの設定変更で使用します。
「Network」→「SNMP」と選択すると以下の画面になります。
「Access Cintrol」と「Trap Receiver」に登録を行ってください。
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Community Name:SNMPで使用する識別名(通常は public)
NMS IP
:SNMPでアクセスするサーバのIP address。
管理端末用UPS、周辺装置用UPS は、管理端末の IP addressのみでOK.
クラスタサーバ用UPS は、管理端末 と 接続しているサーバのIP address
①
Access Type : 「Write」を選択する。
②
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Community Name、Receiver NMS IPは、「Access Control」と同じものを設定する。
Trap Generation、Authentication Traps は、「Enabled」を選択する。
「System」→「User Manager」を選択すると、以下の画面になります。
セキュリティの為、デフォルトで使用しているアカウント:apc等の設定を変更しておく事
をお勧めします。
変更したアカウント名・パスワードは忘れない様にしてください。(忘れた場合には、HW
添付のマニュアルに従い初期パラメータにresetする事になります)
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3.4 AMC機能:マルチサーバ構成時の環境設定
ESMPRO/AC Enterprise Ver3.0よりAMC:AC Management Console機能により、マルチサー
バ構成における自動電源運転制御をサポートしました。
この機能を使用する場合、予め「3.2 SNMPボードの設定」を行っておく必要があります。
【環境アイコンでの設定】
(1) ESMPRO/AutomaticRunningControllerグループの環境設定アイコンを起動すると、下記
ダイアログボックスが表示されます。
(2
(3
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(2) ESMPRO/AC Enterprise環境設定ダイアログボックス内のSNMP機能の『 [AC Management
Console]による管理を行う』のチェックボックスをONにします。
(3) 通常のUPS管理ソフト( PowerChute plus)を使用しない場合、『他のUPS管理ソフトを
使用しない』チェックボックスを ONにします。
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(4) ESMPRO/AC Enterprise環境設定ダイアログボックス内の 『設定支援機能でツリーを作
成』 を実行すると
[AC Management Console 簡易設定支援 –ESMPRO/AC Enterprise]
が起動されます。
この[AC Management Console 簡易設定支援]では、マルチサーバ構成の基礎部分の設定を
行います。後で説明する「AC Management Console」のみで設定は可能ですが、この[AC
Management Console 簡易設定支援]にて、基礎部分の設定をする事をお勧めします。
注意
・マルチサーバ構成で設定できるサーバ台数は、6台(その内、制御用サーバに設定可能
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な台数は、3台)。UPS は、1台のみです。
・7台以上のサーバを設定する場合は、次に説明する[AC Management Console]にて設定
して下さい。
・設定ファイル作成中に登録するサーバ名は、コンピュータ名を設定して下さい。また、
Windowsサーバの場合は大文字で、Linuxサーバの場合は大文字、小文字を区別してコン
ピュータ名を入力して下さい。
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サーバ2台、UPSを1台で、マルチサーバ構成を行った場合には、以下の様な構成を登録しま
す。
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(5) [AC Management Console 簡易設定支援]にてマルチサーバ構成の設定を行った、あるい
は、ESMPRO/AC Enterprise環境設定ダイアログボックス内の『AC Management Console
起動』を起動すると、以下の様な画面が表示されます。
グループ名
グループポリシー
UPS
制御用サーバ
制御用サーバの動作に連動するサーバ。
ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション
をセットアップするサーバ。
[AC Management Console 簡易設定支援]にて、マルチサーバ構成の設定ファイル作成を行
った場合は、設定した情報が反映されているか確認して下さい。
また、サーバやUPSを追加する、登録情報を設定、変更する場合は、ここで行います。
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ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション Ver3.0をインストールしたマシンを「連
動端末」として設定する事で、自動運転を行う事ができます。
※設定、変更は後でも可能です。
注意
・[AC Management Console 簡易設定支援] で設定せずにこの「AC Management
Console」を最初に起動した場合は、何も設定されていません。
[グループポリシーの編集]
画面左のツリーにて「グループポリシー」を選び、「メニューバー:編集」の「登録情報編集」
を実行すると、以下の様な「グループポリシー」編集画面が表示されます。
この「グループポリシー」では、この電源制御構成での共通情報を設定します。
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説明:
AMC画面のリストビューの「説明」に表示される情報です。
(特に制御処理では使用しませんので、管理のための情報として使用ください)
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通信用認識コード:
この電源制御グループの識別に用いるコードです。1台のサーバの冗長電源構成の場合には
、殆ど影響はありませんが、ユニークなコードを登録しておいてください。
コードは半角キャラクタコードで15文字までの長さで、日本語文字なども使用可能です。
通信用 IP address:
この電源制御グループ内での情報交換の際に使用するブロードキャストアドレスです。1台
のサーバの冗長電源構成の場合、殆ど使用する事はありませんが、サーバの属するLANのロー
カルブロードキャストアドレスを登録しておいてください。
SNMPコミュニティ名:
SNMPボード:N8580-32 の設定の際に登録したコミュニティ名を登録してください。
SNMP通信異常確認時間
SNMPカードとの状態監視を行う際に必要なパラメータです。指定時間(秒)の間、通信でき
ないと、通信エラーを認識し、AMCでは「不明」状態と認識します。
停電中のSNMP通信異常で接続されたサーバの制御
UPSで停電を認識した後にSNMPカードとの通信エラーを検出した場合の動作を指定できます
。1を指定すると通信エラー認識後、各連動端末に対してシャットダウン要求をだして停止
処理を試みます。ただし、連動端末へのネットワーク異常が発生している場合にはシャット
ダウンは行えません。
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[制御端末(サーバ)情報の編集]
画面左のツリーにて制御端末下にある「サーバ」を選び「メニューバー:編集」の「登録情報編
集」を実行すると、以下の様な「制御端末(サーバ)」編集画面が表示されます。
この「制御端末(サーバ)」では、制御用のサーバ情報を編集します。
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名称:
サーバのコンピュータ名を正確に登録してください。
IP address:
サーバのIPアドレスを登録してください。サーバに複数の IPアドレスが設定してある場合
には、その他の制御端末や連動端末と共有しているLANでのIPアドレスを登録してくださ
い。
説明:
AMC画面のリストビューの「説明」に表示される情報です。
(特に制御処理では使用しませんので、管理のための情報として使用ください)
■ツリービューで制御端末を選択している状態で右クリックを実行すると、サーバ設定に関する
サブメニュー(ESMPRO/AC GUIの起動、設定されている構成情報の読み込み、編集し保存した構
成情報の転送)が表示されます。
一つのグループに複数の制御端末を登録し、制御の冗長化を行う場合は、このサブメニューによ
り全ての制御端末の構成情報が同じになるようにしてください。
(制御端末間の設定情報の自動同期機能はサポートしておりません。)
また、制御端末はそれぞれ別々の自動運用条件が設定できますが、UPSは共有するため、自動
OFFは、そのUPSから電源を供給されている全てのサーバでOFFの条件が成立した時に実
行されます。
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[連動端末(サーバ)情報の編集]
画面左のツリーにて連動端末下にある「サーバ」を選び「メニューバー:編集」の「登録情報編
集」を実行すると、以下の様な「連動端末(サーバ)」編集画面が表示されます。
この「連動端末(サーバ)」では、制御用サーバに連動するサーバの情報を編集します。
名称:
サーバのコンピュータ名を正確に登録してください。
Windowsサーバの場合は大文字で、Linuxサーバの場合は大文字、小文字を区別してコンピュー
タ名を入力して下さい。
IP address:
サーバのIPアドレスを登録してください。サーバに複数の IPアドレスが設定してある場合
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には、制御端末と共有しているLANでのIPアドレスを登録してください。
説明:
AMC画面のリストビューの「説明」に表示される情報です。
(特に制御処理では使用しませんので、管理のための情報として使用ください)
Linux:
ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション(Linux版)をセットアップした場合にチ
ェックします。
■ツリービューで制御端末を選択している状態で右クリックを実行すると、サーバ設定に関
するサブメニュー(ESMPRO/AC GUIの起動)が表示されます。ここから起動するGUIによ
り、選択した連動端末:ESMPRO/AC Enterpriseマルチサーバオプション環境の自動運用条
件の設定が可能となります。単純に制御サーバに連動させたい場合には、常時OFF条件を
成立させる為に、以下の設定を行ってください。
[制御端末の自動ON/OFFに単純に連動させる場合の連動端末の自動運用条件の設定]
監視要因:「切断:LAN」
LAN切断監視要因:「LAN Manager」:「指定コンピュータのみ」「指定ユーザのみ」
「コンピュータ登録:未登録」「ユーザ登録:未登録
」
オプション:「監視パラメータ」:「 LAN切断監視時間:1分」
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[電源装置(UPS)の編集]
画面左のツリーにて電源装置下にある「UPS」を選び「メニューバー:編集」の「登録情報編
集」を実行すると、以下の様な「電源装置」編集画面が表示されます。
この「電源装置」では、UPS情報を編集します。
( 6)
( 1)
( 2)
( 5)
( 4)
( 3)
半角8 文字で
必ず一意のユニークな
名称にしてください
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電源異常確認時間:
電源異常が発生してから電源異常と断定するまでの時間。設定した時間(Sec)内に電源異常
が回復した場合、電源異常の処理は行われない。
最初は IP address(1)が、先にセットアップしておいた SNMPボード:N8580-32 に設定したIP
アドレスになっているか確認して、「SNMPによって情報採取」(2)を実行してください。設定が正
常であれば、「SNMP設定情報」が入手され、「UPS型名」「シリアル番号」等と共に設定情報が表示
されます。
(ここで、「UPS型番」などが空欄になってしまう場合には、SNMPボードの設定を確認してください
)
SNMPで入手した情報を確認し、「名称」「電源切断猶予時間」などを編集(3)したら、「情報
の上書きをSNMPで…」(4)を実行してください(この操作により、UPSに情報が書き込まれます)
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。
(注意:設定後直ぐに「SNMPによって情報採取」を実行すると、古いデータが表示される場合があ
ります。これは、SNMPでの設定要求がUPS内部に反映されるまで、若干のタイムラグあるためで
すので、数秒後に再度「SNMPによって情報採取」を実行してみてください。また、許容電圧などで
は、設定したデータがそのUPSの仕様上不適当な場合、UPS側にて設定情報を自動的に補正す
る事もあります。)
電源異常確認時間など変更があれば変更(5)し、OK(6)を実行して下さい。
(6) [AC Management Console]にて設定完了後、メニューより「ファイル(F)−>設定保存
(S)」を行い、設定ファイルを保存します。
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3.5 AMC機能:冗長電源構成時の環境設定
ESMPRO/AC Enterprise Ver3.0よりAMC:AC Management Console機能により、マルチサー
バ構成における自動電源運転制御をサポートしました。
この機能を使用する場合、予め「3.2 SNMPボードの設定」を行っておく必要があります。
【環境アイコンでの設定】
(1) ESMPRO/AutomaticRunningControllerグループの環境設定アイコンを起動すると、下記
ダイアログボックスが表示されます。
(2
(3
38
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(2) ESMPRO/AC Enterprise環境設定ダイアログボックス内のSNMP機能の『 [AC Management
Console]による管理を行う』のチェックボックスをONにします。
(3) 通常のUPS管理ソフト( PowerChute plus)を使用しない場合、『他のUPS管理ソフトを
使用しない』チェックボックスをONにします。
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(4) ESMPRO/AC Enterprise環境設定ダイアログボックス内の 『設定支援機能でツリーを作
成』 を実行すると
[AC Management Console 簡易設定支援 –ESMPRO/AC Enterprise]
が起動されます。
この[AC Management Console 簡易設定支援]では、冗長電源構成の基礎部分の設定を行い
ます。
後で説明する「AC Management Console 」のみでも設定は可能ですが、この[AC
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Management Console 簡易設定支援]にて、基礎部分の設定をする事をお勧めします。
注意
・設定できるサーバ台数は、1台。UPS は、3台までです。
・4台以上のUPSを設定する場合は、次に説明する[AC Management Console]にて設定し
て下さい。
・設定ファイル作成中に登録するサーバ名は、コンピュータ名を設定して下さい。
41
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サーバ1台、UPSを3台で、冗長電源構成を行った場合には、以下の様な構成を登録します。
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(5) [AC Management Console 簡易設定支援]にてマルチサーバ構成の設定を行った、あるい
は、ESMPRO/AC Enterprise環境設定ダイアログボックス内の『AC Management Console
起動』を起動すると、以下の様な画面が表示されます。
グループ名
グループポリシー
UPS
サーバ
[AC Management Console 簡易設定支援 –ESMPRO/AC Enterprise]にて、冗長電源構成の
設定ファイル作成を行った場合は、設定した情報が反映されているか確認して下さい。
また、UPS台数を追加する、登録情報を設定、変更する場合は、ここで行います。
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※設定、変更は後でも可能です。
注意
・[AC Management Console 簡易設定支援 –ESMPRO/AC Enterprise]で設定せずにこの
「AC Management Console」を最初に起動した場合は、何も設定されていません。
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[グループポリシーの編集]
画面左のツリーにて「グループポリシー」を選び、「メニューバー:編集」の「登録情報編集」
を実行すると、以下の様な「グループポリシー」編集画面が表示されます。
この「グループポリシー」では、この電源制御構成での共通情報を設定します。
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説明:
AMC画面のリストビューの「説明」に表示される情報です。
(特に制御処理では使用しませんので、管理のための情報として使用ください)
通信用認識コード:
この電源制御グループの識別に用いるコードです。1台のサーバの冗長電源構成の場合には
、殆ど影響はありませんが、ユニークなコードを登録しておいてください。
コードは半角キャラクタコードで15文字までの長さで、日本語文字なども使用可能です。
通信用 IP address:
この電源制御グループ内での情報交換の際に使用するブロードキャストアドレスです。1台
のサーバの冗長電源構成の場合、殆ど使用する事はありませんが、サーバの属するLANのロー
カルブロードキャストアドレスを登録しておいてください。
SNMPコミュニティ名:
SNMPボード:N8580-32 の設定の際に登録したコミュニティ名を登録してください。
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SNMP通信異常確認時間
SNMPカードとの状態監視を行う際に必要なパラメータです。指定時間(秒)の間、通信でき
ないと、通信エラーを認識し、AMCでは「不明」状態と認識します。
停電中のSNMP通信異常で接続されたサーバの制御
UPSで停電を認識した後にSNMPカードとの通信エラーを検出した場合の動作を指定できます
。1を指定すると通信エラー認識後、各連動端末に対してシャットダウン要求をだして停止
処理を試みます。ただし、連動端末へのネットワーク異常が発生している場合にはシャット
ダウンは行えません。
[制御端末(サーバ)情報の編集]
画面左のツリーにて制御端末下にある「サーバ」を選び「メニューバー:編集」の「登録情報編
集」を実行すると、以下の様な「制御端末(サーバ)」編集画面が表示されます。
この「制御端末(サーバ)」では、制御用のサーバ情報を編集します。
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名称:
サーバのコンピュータ名を正確に登録してください。
IP address:
サーバのIPアドレスを登録してください。サーバに複数の IPアドレスが設定してある場合
には、その他の制御端末や連動端末と共有しているLANでのIPアドレスを登録してくださ
い。
説明:
AMC画面のリストビューの「説明」に表示される情報です。
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(特に制御処理では使用しませんので、管理のための情報として使用ください)
また、ツリービューで制御端末を選択している状態で右クリックを実行すると、サーバ設定に関
するサブメニュー(ESMPRO/AC GUIの起動、設定されている構成情報の読み込み、編集し保存し
た構成情報の転送)が表示されます。
[電源装置(UPS)の編集]
画面左のツリーにて電源装置下にある「UPS」を選び「メニューバー:編集」の「登録情報編
集」を実行すると、以下の様な「電源装置」編集画面が表示されます。
この「電源装置」では、UPS情報を編集します。
( 1)
( 2)
( 6)
( 5)
( 4)
( 3)
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半角8 文字で
必ず一意のユニークな
名称にしてください
電源異常確認時間:
電源異常が発生してから電源異常と断定するまでの時間。設定した時間(Sec)内に電源異常
が回復した場合、電源異常の処理は行われない。
最初は IP address(1)が、先にセットアップしておいた SNMPボード:N8580-32 に設定したIPア
ドレスになっているか確認して、「SNMPによって情報採取」(2)を実行してください。設定が正常
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であれば、「SNMP設定情報」が入手され、「UPS型名」「シリアル番号」等と共に設定情報が表示さ
れます。
(ここで、「UPS型番」などが空欄になってしまう場合には、SNMPボードの設定を確認してください
)
SNMPで入手した情報を確認し、「名称」「電源切断猶予時間」などを編集(3)したら、「情報
の上書きをSNMPで…」(4)を実行してください(この操作により、UPSに情報が書き込まれます)
。
(注意:設定後直ぐに「SNMPによって情報採取」を実行すると、古いデータが表示される場合があ
ります。これは、SNMPでの設定要求がUPS内部に反映されるまで、若干のタイムラグあるためで
すので、数秒後に再度「SNMPによって情報採取」を実行してみてください。また、許容電圧などで
は、設定したデータがそのUPSの仕様上不適当な場合、UPS側にて設定情報を自動的に補正す
る事もあります。)
電源異常確認時間など変更があれば変更(5)し、OK(6)を実行して下さい。
注意:「電源切断猶予時間」「Disk保護時間」は冗長構成のUPSでは全て同じ値に設定してくだ
さい。
(6) [AC Management Console]にて設定完了後、メニューより「ファイル(F)−>設定保存
(S)」を行い、設定ファイルを保存します。
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3.6 AMC機能:クラスタ(マルチサーバ)構成時の環境設定
ESMPRO/AC Enterprise Ver3.1よりAMC:AC Management Console機能により、クラスタ環
境における自動電源運転制御をサポートしました。
この機能を使用する場合、予め「3.2 SNMPボードの設定」を行っておく必要があります。
【環境アイコンでの設定】
(1) ESMPRO/AutomaticRunningControllerグループの環境設定アイコンを起動すると、下記
ダイアログボックスが表示されます。
(2
(3
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(2) ESMPRO/AC Enterprise環境設定ダイアログボックス内のSNMP機能の『 [AC Management
Console]による管理を行う』のチェックボックスをONにします。
(3) 通常のUPS管理ソフト( PowerChute plus)を使用しない場合、『他のUPS管理ソフトを
使用しない』チェックボックスをONにします。
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(4) ESMPRO/AC Enterprise環境設定ダイアログボックス内の 『設定支援機能でツリーを作
成』 を実行すると
[AC Management Console 簡易設定支援 –ESMPRO/AC Enterprise]
が起動されます。
この[AC Management Console 簡易設定支援]では、クラスタ(マルチサーバ)構成の基礎
部分の設定を行います。
後で説明する「AC Management Console 」のみでも設定は可能ですが、この[AC
Management Console 簡易設定支援]にて、基礎部分の設定をする事をお勧めします。
また、「AC Management Console」のみで設定を行った場合、この[AC Management
Console 簡易設定支援]の[構成表示]で、クラスタ構成の設定情報の表示は出来ません。
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注意
・設定できる構成は、以下の通りです。
UPS1台で構成:
制御サーバ、クラスタサーバ、共有ディスクに1台のUPSから電源を供給
UPS2台で構成:
制御サーバ、共有ディスクで1台、クラスタサーバで1台のUPSから電源を供給
UPS2台で構成:
制御サーバを1台、共有ディスク、クラスタサーバを1台のUPSから電源供給
UPS3台で構成:
制御サーバ、共有ディスク、クラスタサーバをそれぞれ1台ずつのUPSから電源供
給
・設定できる制御サーバ台数は、3台。クラスタサーバ(連動装置)は、6台までです。
・これ以上の設定を行う場合は、次に説明する[AC Management Console]にて設定して下
さい。
・設定ファイル作成中に登録するサーバ名は、コンピュータ名を設定して下さい。また、
Windowsサーバの場合は大文字で、Linuxサーバの場合は大文字、小文字を区別してコン
ピュータ名を入力して下さい。
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UPS2台構成 (制御サーバ、共有ディスクで1台、クラスタサーバで1台のUPSから
電源を供給)で、制御サーバ1台、クラスタサーバ2台の設定を行った場合には、以下
の様な構成を登録します。
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(5) [AC Management Console 簡易設定支援]にてクラスタ(マルチサーバ)構成の設定を行
った、あるいは、ESMPRO/AC Enterprise環境設定ダイアログボックス内の『AC
Management Console起動』を起動すると、以下の様な画面が表示されます。
グループ名
グループポリシー
サーバ
クラスタシステムのグループ名
サーバ/共有ディ
スクのUPS
クラスタシステムのグループポリシー
クラスタサーバ。
ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション
がセットアップされたマシン。
クラスタシステムのUPS
[AC Management Console 簡易設定支援 –ESMPRO/AC Enterprise]にて、クラスタ(マルチサ
ーバ)構成の設定ファイル作成を行った場合は、設定した情報が反映されているか確認して下さ
い。
また、登録情報を設定、変更する場合は、ここで行います。
※設定、変更は後でも可能です。
注意
・[AC Management Console 簡易設定支援 –ESMPRO/AC Enterprise]で設定せずにこの
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「AC Management Console」を最初に起動した場合は、何も設定されていません。
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[グループポリシーの編集]
画面左のツリーにて「グループポリシー」を選び、「メニューバー:編集」の「登録情報編集」
を実行すると、以下の様な「グループポリシー」編集画面が表示されます。
この「グループポリシー」では、この電源制御構成での共通情報を設定します。
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説明:
AMC画面のリストビューの「説明」に表示される情報です。
(特に制御処理では使用しませんので、管理のための情報として使用ください)
通信用認識コード:
この電源制御グループの識別に用いるコードです。1台のサーバの冗長電源構成の場合には
、殆ど影響はありませんが、ユニークなコードを登録しておいてください。
コードは半角キャラクタコードで15文字までの長さで、日本語文字なども使用可能です。
通信用 IP address:
この電源制御グループ内での情報交換の際に使用するブロードキャストアドレスです。1台
のサーバの冗長電源構成の場合、殆ど使用する事はありませんが、サーバの属するLANのロー
カルブロードキャストアドレスを登録しておいてください。
SNMPコミュニティ名:
SNMPボード:N8580-32 の設定の際に登録したコミュニティ名を登録してください。
SNMP通信異常確認時間
SNMPカードとの状態監視を行う際に必要なパラメータです。指定時間(秒)の間、通信でき
ないと、通信エラーを認識し、AMCでは「不明」状態と認識します。
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停電中のSNMP通信異常で接続されたサーバの制御
UPSで停電を認識した後にSNMPカードとの通信エラーを検出した場合の動作を指定できます
。1を指定すると通信エラー認識後、各連動端末に対してシャットダウン要求をだして停止
処理を試みます。ただし、連動端末へのネットワーク異常が発生している場合にはシャット
ダウンは行えません。
61
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[制御端末(サーバ)情報の編集]
画面左のツリーにて制御端末下にある「サーバ」を選び「メニューバー:編集」の「登録情報編
集」を実行すると、以下の様な「制御端末(サーバ)」編集画面が表示されます。
この「制御端末(サーバ)」では、制御用のサーバ情報を編集します。
名称:
サーバのコンピュータ名を正確に登録してください。
IP address:
サーバのIPアドレスを登録してください。サーバに複数の IPアドレスが設定してある場合
には、その他の制御端末や連動端末と共有しているLANでのIPアドレスを登録してくださ
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い。
説明:
AMC画面のリストビューの「説明」に表示される情報です。
(特に制御処理では使用しませんので、管理のための情報として使用ください)
■ツリービューで制御端末を選択している状態で右クリックを実行すると、サーバ設定に関する
サブメニュー(ESMPRO/AC GUIの起動、設定されている構成情報の読み込み、編集し保存した構
成情報の転送)が表示されます。
一つのグループに複数の制御端末を登録し、制御の冗長化を行う場合は、このサブメニューによ
り全ての制御端末の構成情報が同じになるようにしてください。
(制御端末間の設定情報の自動同期機能はサポートしておりません。)
また、制御端末はそれぞれ別々の自動運用条件が設定できますが、UPSは共有するため、自動
OFFは、そのUPSから電源を供給されている全てのサーバでOFFの条件が成立した時に実
行されます。
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[電源装置(UPS)の編集]
画面左のツリーにて電源装置下にある「UPS」を選び「メニューバー:編集」の「登録情報編
集」を実行すると、以下の様な「電源装置」編集画面が表示されます。
この「電源装置」では、UPS情報を編集します。
( 6)
( 1)
( 2)
( 5)
( 4)
( 3)
半角8 文字で
必ず一意のユニークな
名称にしてください
電源異常確認時間:
電源異常が発生してから電源異常と断定するまでの時間。設定した時間(Sec)内に電源異常
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が回復した場合、電源異常の処理は行われない。
最初は IP address(1)が、先にセットアップしておいた SNMPボード:N8580-32 に設定したIPア
ドレスになっているか確認して、「SNMPによって情報採取」(2)を実行してください。設定が正常
であれば、「SNMP設定情報」が入手され、「UPS型名」「シリアル番号」等と共に設定情報が表示さ
れます。
(ここで、「UPS型番」などが空欄になってしまう場合には、SNMPボードの設定を確認してください
)
SNMPで入手した情報を確認し、「名称」「電源切断猶予時間」などを編集(3)したら、「情報
の上書きをSNMPで…」(4)を実行してください(この操作により、UPSに情報が書き込まれます)
。
(注意:設定後直ぐに「SNMPによって情報採取」を実行すると、古いデータが表示される場合があ
ります。これは、SNMPでの設定要求がUPS内部に反映されるまで、若干のタイムラグあるためで
すので、数秒後に再度「SNMPによって情報採取」を実行してみてください。また、許容電圧などで
は、設定したデータがそのUPSの仕様上不適当な場合、UPS側にて設定情報を自動的に補正す
る事もあります。)
電源異常確認時間など変更があれば変更(5)し、OK(6)を実行して下さい。
注意:「電源切断猶予時間」「Disk保護時間」は冗長構成のUPSでは全て同じ値に設定してくだ
さい。
[連動端末(サーバ)の編集]
画面左のツリーにて連動端末下にある「サーバ」を選び「メニューバー:編集」の「登録情報編
集」を実行すると、以下の様な「連動端末(サーバ)」編集画面が表示されます。
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この「連動端末(サーバ)」では、制御用サーバに連動するサーバの情報を編集します。
名称:
サーバのコンピュータ名を正確に登録してください。
Windowsサーバの場合は大文字で、Linuxサーバの場合は大文字、小文字を区別してコンピュー
タ名を入力して下さい。
IP address:
サーバのIPアドレスを登録してください。サーバに複数の IPアドレスが設定してある場合
には、制御端末と共有しているLANでのIPアドレスを登録してください。
説明:
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AMC画面のリストビューの「説明」に表示される情報です。
(特に制御処理では使用しませんので、管理のための情報として使用ください)
Linux:
ESMPRO/AC Enterprise マルチサーバオプション(Linux版)をセットアップした場合にチ
ェックします。
■ツリービューで制御端末を選択している状態で右クリックを実行すると、サーバ設定に関する
サブメニュー(ESMPRO/AC GUIの起動)が表示されます。ここから起動するGUIにより、選択
した連動端末:ESMPRO/AC Enterpriseマルチサーバオプション環境の自動運用条件の設定が可
能となります。単純に制御サーバに連動させたい場合には、常時OFF条件を成立させる為に、
以下の設定を行ってください。
[制御端末の自動ON/OFFに単純に連動させる場合の連動端末の自動運用条件の設定]
監視要因:「切断:LAN」
LAN切断監視要因:「LAN Manager」:「指定コンピュータのみ」「指定ユーザのみ」
「コンピュータ登録:未登録」「ユーザ登録:未登録
」
オプション:「監視パラメータ」:「 LAN切断監視時間:1分」
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[連動装置(UPS)の編集]
画面左のツリーにて連動装置下にある「UPS」を選び「メニューバー:編集」の「登録情報編
集」を実行すると、以下の様な「電源装置」編集画面が表示されます。
この「電源装置」では、制御用サーバに連動して電源供給を制御されるUPSの情報を編集しま
す。
( 6)
( 1)
( 2)
( 5)
( 4)
( 3)
半角8 文字で
必ず一意のユニークな
名称にしてください
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電源異常確認時間:
電源異常が発生してから電源異常と断定するまでの時間。設定した時間(Sec)内に電源異常
が回復した場合、電源異常の処理は行われない。
最初は IP address(1)が、先にセットアップしておいた SNMPボード:N8580-32 に設定したIPア
ドレスになっているか確認して、「SNMPによって情報採取」(2)を実行してください。設定が正常
であれば、「SNMP設定情報」が入手され、「UPS型名」「シリアル番号」等と共に設定情報が表示さ
れます。
(ここで、「UPS型番」などが空欄になってしまう場合には、SNMPボードの設定を確認してください
)
SNMPで入手した情報を確認し、「名称」「電源切断猶予時間」などを編集(3)したら、「情報
の上書きをSNMPで…」(4)を実行してください(この操作により、UPSに情報が書き込まれます)
。
(注意:設定後直ぐに「SNMPによって情報採取」を実行すると、古いデータが表示される場合があ
ります。これは、SNMPでの設定要求がUPS内部に反映されるまで、若干のタイムラグあるためで
すので、数秒後に再度「SNMPによって情報採取」を実行してみてください。また、許容電圧などで
は、設定したデータがそのUPSの仕様上不適当な場合、UPS側にて設定情報を自動的に補正す
る事もあります。)
電源異常確認時間など変更があれば変更(5)し、OK(6)を実行して下さい。
注意:「電源切断猶予時間」「Disk保護時間」は冗長構成のUPSでは全て同じ値に設定してくだ
さい。
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(6) [AC Management Console]にて設定完了後、メニューより「ファイル(F)−>設定保存
(S)」を行い、設定ファイルを保存します。
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3.7 ESMPRO/AC Enterprise のアンインストール
(1) ESMPRO/AC Enterprise WEB機能を使用していた場合は、まず以下の作業によって環境の削除を行って
下さい。
(1-1) ESMPRO/AutomaticRunningController グループの環境設定アイコンを起動します。
(1-2)「接続用エイリアス名」エディットボックスにエイリアス名が記述されている場合は、バックスペース等
で消した後、「設定」ボタンを選択して下さい。エイリアス名が何も記述されていない場合は、そのまま
(1-3)の操作を行って下さい。
(1-3)「閉じる」ボタンを選択して、メニューを終了します。
[注意]
WindowsNT4.0 SP1,SP2 の環境で WEB 機能セットアップして使用していた場合、
ESMPRO/AC Enterprise のアンインストールが失敗する事が有ります。
この場合には、システムを再起動し、ブラウザからアクセスをしない状態でアンインス
トールを実行してください。
(2) ESMPRO/AC Enterprise SNMP機能を使用していた場合は、まず以下の作業によって環境の解除を行っ
て下さい。(続けて ESMPRO/AutomaticRunningControllerもアンインストールする場合は、以下の操
作は不要です。)
(2-1) ESMPRO/AutomaticRunningController グループの環境設定アイコンを起動します。
(2-2)「SNMP 機能を使用…」のチェックボックスがチェックされている場合は、チェックを外してください。
(2-3)「閉じる」ボタンを選択して、メニューを終了します。
(3)ラベルに『Express Server Startup CD-ROM Express5800/100シリーズ用#1(1/2)』と書かれているCDROM媒体をCD-ROMドライブに挿入して下さい。
(4) Express Server Startupを起動します。
(起動手順については次のセットアップカードを参照して下さい)
・Express5800シリーズ
Express Server Startup (Windows® 2000版)
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(4)「 ESMPRO/AC Enterprise 」アンインストールまでの手順
[Express Server Startup]から、【アンインストール】を選択すると次のダイアログボックスが表示され
ます。
a)「製品名」一覧から、「 ESMPRO/AC Enterprise 」を選択します。
b)a)で選択した「製品名」のユーザセット数/バージョンが「バージョン/ユーザセット数」に
表示されます、「バージョン3.1(UL1046-502)」を選択して下さい。
c)b)の選択が終わりますと、「アンインストールするソフトウェア」に「 ESMPRO/AC Enterpriseバージ
ョン3.1 1セット(UL1046-502)」が表示されます。
ソフトウェアの選択が完了しましたら、「OK」ボタンを選んで下さい。
以降、KeyFDをセットしたドライブ名の入力をして頂きます。
(詳細については次のセットアップカードを参照して下さい)
・Express5800シリーズ
Express Server Startup(Windows® 2000版)
すべての指定が完了すると、「ソフトウェア名 ESMPRO/AC Enterprise Ver3.1のKeyFDをドライブ X:
にセットして下さい」と表示されます。
KeyFDをドライブ X:にセットして「OK」ボタンを選んで下さい。
「アンインストール中です...」というメッセージが表示され、アンインストールを開始します。
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(5)「 ESMPRO/AC Enterprise 」アンインストールの終了状態表示
アンインストールが正常終了すると次のダイアログボックスが表示されます。
(6) Express Server Startup を終了して下さい。
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第4章 注意事項
ESMPRO/AC Enterprise のご使用にあたり、次の点にご注意ください。
4.1 セットアップ関連
(1) ESMPRO/AC Enterprise Ver3.1 は、ESMPRO/AutomaticRunningController Ver2.0 以降の
オプション製品です。従って、ESMPRO/AutomaticRunningController Ver2.0 以降のインス
トールを先に行って下さい。
(2) WEB 機能を WindowsNT4.0® SP1,SP2 の環境でセットアップしていた場合、ESMPRO/AC
Enterprise のアンインストールが失敗する事が有ります。この場合には、システム再起動後、
一度もブラウザからのアクセスをしないでアンインストールを実行してください。
(3) SBS4.5 上で WEB 機能を使用する場合は、[管理ツール] -> [ドメイン ユーザーマネージャ]の
メニューを起動して、インターネットゲストアカウント用に登録されているユーザ(既定値
IUSER_PRGSRV3)に対して、所属するグループに Administrators 権限を与える必要がありま
す。
(4) SBS4.5 上で WEB 機能を使用していた場合は、「3.3 ESMPRO/AC Enterprise のアンインス
トール」の(1)の手順を行わず、次の作業を実施して下さい。
1.[Windows NT 4.0 Option Pack] -> [Microsoft Internet Information Server] ->[イ
ンターネット サービスマネージャ]のメニューを起動して、メニューに登録されている
ESMPRO/AC Enterprise のエイリアス名を削除する。
2.エイリアス名の削除実施後、一度システムの再起動を行う。
4.2 WEB関連
(1) ESMPRO/AC EnterpriseのWEB機能を使用する時は、ESMPRO/AutomaticRunningControllerグ
ループの環境設定アイコンを起動し、環境設定を行って下さい。
(2) IE3.0を使用して各ページのリンクをクリックすると、フレームが崩れることがあります。これ
は、リンクの文字上でマウスのボタンを押し、マウスポインタがリンクの文字上から外れてから
ボタンを離すと発生します。この現象が発生したときには、ブラウザの「戻る」ボタンを選択し
てください。
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(3) クラスタシステム上で、WEB機能を使用することはできません。
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4.3 5ノード以上のクラスタ連携でのSNMP制御関連
(1) CLUSTERPRO™連携のWeb/SNMP Management Cardを使用した環境による自動運転を行う場合には、
ESMPRO/AutomaticRunningController Ver2.31(ESS RL1999/09 に収録)以降をインストールする必要
があります。
(2) CLUSTERPRO™連携のWeb/SNMP Management Cardを使用した環境による自動運転を行う場合には、ネット
ワークプロトコルにSNMPがインストールされている必要があります。
(3) CLUSTERPRO™連携のWeb/SNMP Management Cardを使用した環境による自動運転を行う場合には、
ESMPRO/AutomaticRunningControllerグループの環境設定アイコンを起動して、環境設定を行って下さい
。
(環境設定の手順については、クラスタシステム構築ガイド PP編 を参照して下さい。)
4.4 AMC機能によるマルチサーバ構成、冗長電源構成、クラスタ(マ
ルチサーバ)構成の制御関連
(1) AMC機能によるマルチサーバ構成、冗長電源構成での自動運転を行う場合には 、
ESMPRO/AutomaticRunningController Ver3.21(ESS RL2000/09 に収録)以降をインストールする必要
があります。
(2) A M C 機 能 に よ る ク ラ ス タ ( マ ル チ サ ー バ ) 構 成 で の 自 動 運 転 を 行 う 場合 に は 、
ESMPRO/AutomaticRunningController Ver3.23(ESS RL2000/12 に収録)以降をインストールする必要
があります。
(3) AMC機能によるマルチサーバ構成、冗長電源構成での自動運転を行う場合には、ネットワーク
プロトコルにSNMPがインストールされている必要があります。
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第5章 AMC拡張機能
5.1 AMC画面での監視
AMCを起動した場合の最初の画面では、登録されている構成情報に基づいて対象のサーバとUPSの状況
が以下の様な画面で表示されます。
出力電圧値
リストビュー切替ボタン
入力電圧の変動状況
出力の負荷率
現在の充電率
表示情報の更新ボタン
入力電圧の平均値
環境温度
[ AMC:初期画面(状況情報)]
[表示情報の更新ボタン]
画面右側のリストビューに表示している「現在の状況」表示のデータを、SNMPなどで採取し直して、再
表示させます。
[リストビュー切替ボタン]
画面右側のリストビューの情報表示パターンを切り替えます。
情報表示パターンは、4種類あります。
[表示情報の自動更新]
メニューの「表示」→「UPS関連情報の自動更新」にて、画面に表示している情報を一定周期で自動
的に更新させる事が出来ます。
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停電後、自動復電させる場合に最低限必
要なバッテリの充電率。不足している場
合は充電されるまで待ち合わせる
電圧監視の検出感度 設定
入力許容電圧の上限と下限
low Battery 時の
稼動可能時間
Self Test の自動
実行タイミング
障害時のブザー
鳴動条件
[ AMC:第二画面(設定パラメータその1)]
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電源切断猶予時間。
OSが shutdown を起動してから、
UPSからの電源供給を停止する
までの時間
UPSによって選択可能な値に
制限あり。
Disk などの保護のため、UPSの
電源OFF→ONの間の最低間隔
停電が発生してから 実際に
shutdown を開始する迄の監視時間
[ AMC:第三画面(設定情報その2)]
UPSのHW型番情報
UPSのシリアル番号
UPSのFW Rev.コード
[ AMC:第四画面(UPS製品情報)]
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5.2 AMC機能によるUPS統計情報
AMCにて登録されたUPSの統計情報は、自動的に以下の様にファイルに採取されます。
[UPSと統計情報ファイルの関連付け情報]
UPSと統計情報ファイルの関連付けは、以下のファイルにより定義されます。
このファイルは、自動生成されます。
( ESMPRO/AutomaticRunningController インストールフォルダ)¥ DATA ¥ UPS ¥ UPSinfo.ini
IP アドレスが172.16.1.9 の UPS の統計情報が、
UPS1000.log というファイル名で採取されている
事を示す。
[採取されるUPS統計情報のフォーマット]
入力最小電圧[V]
入力最大電圧[V]
バッテリ充電状況[%]
入力電圧の平均値[V]
採取された日付・時刻
UPS負荷[%]
UPS温度[℃]
出力電圧[V]
( ESMPRO/AutomaticRunningController インストールフォルダ)¥ DATA ¥ UPS ¥ UPSinfo.ini
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5.3 リモートUPS制御
AMCでは、ツリー上のUPSを選択し右クリックで表示させるメニュー機能にて、選択したUPSに対し
て、SNMPによる強制的なON/OFFを指示する事が出来ます。
この制御は、関連するサーバのshutdown起動等の制御は行いませんので、使用には十分注意する必要があり
ますが、強制的にサーバ電源を切断したい場合や、休止しているサーバをリモートでONさせたい場合など
に利用できます。
通常にshutdownして電源をOFFしたい場合には、「対象サーバの設定」にて、ESMPRO/ACのGUIを起動
し、 「シャットダウン」を選択する事で実行できます。
また、通常のマルチサーバや冗長電源制御の管理とは別に、以下の様な電源構成グループ(UPS)を登録
しておきUPSでバックアップしている外部装置の電源をリモート制御する事も可能です。
[リモート電源制御グループの作成方法]
1) 画面左のツリーにて一番上の「network」を選択しておきます。
2) メニューバーの「編集」→「電源制御グループ作成」を選択します。
3) グループの名前を入力します。(上記の場合は「ups」)
4) ツリーに ups グループが追加されますので、その中のグループポリシーを選択します。(上記の場
合は「ups」)
5) メニューバーの「編集」→「登録情報編集」を選択します。
6) グループポリシー編集ダイアログが表示されるので、SNMPコミュニティ名を登録します。
7) ツリーにて ups グループの「電源装置」を選択します。
8) メニューバーの「編集」→「新規装置登録」を選択します。
9) UPSの登録ダイアログが表示されるので、該当するUPS情報を登録します。
※この場合、サーバ連動制御は行いませんので、ブースト/トリム機能の閾値となる「許容電
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圧(上限)(下限)」の様にUPS自身による自動制御に関するパラメータだけが実際に使
用されます。
サーバで制御を行いたい場合は、[リモート電源制御グループの作成方法] 手順の 1) の「
network」を選択する代りに、連動制御を行いたいグループ名を選択して、電源制御グルー
プの作成を行います。
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