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複 合 交 通 ・ 複合交通 ・ 地 域 交 流 拠 点地域交流拠点

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複 合 交 通 ・ 複合交通 ・ 地 域 交 流 拠 点地域交流拠点
i都市再生推進室☎ 25-1256
●まちの交流やにぎわいにつながる市民交流機能や情報発
信機能を展開します
●まちきた大通ビルとつながるスカイウォーク(上空通路)
を新設し、人が行き交い、まちと人との「つながり」を
生み出します
(新)市庁舎
まちきた大通ビル
”
る
が
つな
“
連 携
駅前の
交通結節機能
まちきた大通ビルの
集客機能
①公共交通の利便性の向上
②地域交流・市民コミュニ
ティの活性化
③商業の活性化
④行政手続の利便性の向上
連 携
連 携
市庁舎機能
中心市街地のにぎわい
■複合交通・地域交流拠点の整備計画
北見市都市再生基本計画では、
北見赤十字病院や小公園を中心とした「高
度医療拠点」
、まちきた大通ビルや北見駅を中心とした「複合交通・地域交
流拠点」
、それら2つの拠点を結ぶ「中央大通沿骨格軸」の2拠点1軸(左
図参照)を都市再生の先導的な役割を担う地区として都市機能や商業機能
の集積・強化を図ることとしています。
• 本事業は、複合交通・地域交流拠点を「市庁舎ゾーン」
、
「商業・地域交
流ゾーン」
、
「複合交通ゾーン」の3ゾーンに分け、各ゾーンの機能強化に
向けた施設整備やゾーン間を連携させる基盤整備を行うことにより、3つ
のゾーンが一体の「面」として魅力的な拠点が形成され、拠点からまちへ
と人の流れが生まれ、中心市街地に活気やにぎわいを再生するものです。
複合交通・地域交流拠点
●分散した庁舎を集約し、行政手続きの利便性を高めます
整備概要がまとまりました
1
北見市
都市再生整備事業
※北見市による基本設計案であり、関係機関との協議は継続中です
2016. 4
6
北見市都市再生整備事業
3
2
●バス乗降場を新設し、鉄道やバスなどの乗り
●耐震改修を行い、利用者の安全性を高めます
継ぎや乗り降りの利便性を高めます
●建物に面した利用しやすい平面駐車場を整備
●バス待合所を新設し、待ち時間を快適に過ご
します
せる空間を整備します
●カバードウォーク(屋根付き歩道)を新設し、
●カバードウォーク(屋根付き歩道)を設置し、
雨や雪の時も快適に歩行できる環境を整備し
ます
雨や雪の時も快適に歩行できる環境を整備し
ます
中央図書館
中央プロムナード
(新)バス待合所
JR北見駅
(新)バス乗降場
が
体
全
拠点
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高度医療拠点
より便利に!
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中央大通沿骨格軸
⿂ቷ⢡ș
より快適に!
複合交通・地域
交流拠点
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よりにぎやかに!
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7
2016. 4
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i都市再生推進室☎ 25-1256
1 市庁舎整備事業
新庁舎の基本的な考え方
◆人にやさしく親しみのある庁舎
◆安全・安心な暮らしを支える庁舎
誰にでも使いやすい、ユニバーサルデザインを導入します。
◆まちの交流やにぎわいに寄与する庁舎
まちきた大通ビルとの連続性や一体性を持たせることで市
民の交流を促し、相乗効果によるまちのにぎわい創出に寄与
する庁舎とします。
◆環境や景観に配慮した北見らしい庁舎
地域特性を生かした自然エネルギーの活用や省エネルギー
設備の導入など環境負荷の低減を図るとともに、まち並みに
調和した庁舎とします。
災害時にも対策活動拠点として機能し、耐震性能の高い庁
舎とします。
◆情報化に柔軟に対応する庁舎
ICT導入による業務の効率化と市民サービスの向上を図
ります。
◆ライフサイクルコスト(LCC)に配慮した
経済的で可変性を持った庁舎
イニシャルコストだけでなく、ランニングコストの低減を
図るため、将来の職員数の減少やワンストップサービスなど
の行政需要の変化に対応できるコンパクトでフレキシブル(柔
軟)な庁舎とします。
配置計画および1・2階平面計画
市民サロン
来庁者(歩行者)
の動線
自家用車などの動線
スカイウォーク
(ギャラリー)
市民ラウンジ
市民サロン
情報発信コーナー
イベント
対応空間
総務部
保健福祉部
子ども未来部
2階
車いす用駐車場
授乳室
駐輪場
市民サロン
キッズコーナー
情報発信コーナー
車寄せ
市民環境部
保健福祉部
子
子ども
未来部
部
イベント
対応空間
駐車場(150台)
緑地
駐車場出入口
1階
車いす用駐車場
駐車場出入口
◆市庁舎
国道 39 号に面した敷地の中央に市庁舎を配置し、人の動きの活性化を促します。
エントランスは 1 階に 3 カ所、2 階のまちきた大通ビルとつながるスカイウォークからの連結部に1カ所配置します。
◆ 駐車場・駐輪場、車寄せ
3カ所のエントランスを囲むように 150 台の駐車場と、西側に 30 台の駐輪場を配置します。また、メインエントランスとなる
庁舎東側に車寄せを配置します。
◆ 来庁者動線
大通 1 号道路と大通 2 号道路から駐車場へアクセスします。
また、主要な歩行経路にはロードヒーティングを、車いす用駐車場には屋根を設置するとともに、2 階レベルではスカイウォー
クやカバードウォークを設置するなど、雨や雪でも快適に歩行できる空間を確保します。
2016. 4
8
北見市都市再生整備事業
特 長
◆ わかりやすい案内窓口・案内表示
庁舎案内図、案内サイン、総合案内所、フロアマネージャー
などを配置し、迷わず、わかりやすい環境を実現します。
◆ 手続きがスムーズなワンストップサービス
住民票や証明書の発行などの手続きを1カ所でまとめて受
け付けし、市民が歩き回ることのないワンストップサービス
を実施します。
◆ 誰にでも利用しやすいユニバーサルデザイン
高齢者や車いす、小さなお子さま連れの方にも、わかりや
すく、利用しやすい施設とします。
◆ 市民に開かれた庁舎
1・2階に市民サロンおよび市民活動やイベントなど、市
民が気軽に憩い・つどい・交流できる空間を確保します。
◆ まちとつながり、にぎわい溢れる庁舎
まちきた大通ビル2階とスカイウォークでつなぎ、
人が憩い・
つどい、まちと人の「つながり」を生み出す庁舎を目指します。
スカイウォークでは、市民の作品や活動内容を掲示するな
ど、市民の活躍をPRします。
◆「北見」の魅力を伝える情報発信拠点
◆ 北見らしいまち並みに調和した庁舎
建物を国道からセットバック(後退)するとともに建物の高
さを抑え、まち並みの連続性や開放感を確保します。
地域の樹種を植栽し、景観との調和に配慮します。
◆地震に強い安全な耐震構造建築
躯体の強化を図り、二重天井を極力減らし、地震による落
下物を低減するなど、地震に強い庁舎とします。
◆災害時にも行政機能を維持
災害時には、迅速に災害対策本部を設置し、行政機能を維
持できる環境を整備します。
◆大切な情報および庁舎施設を守るセキュリティ対策
不審者・侵入者の監視や管理区域の区分けにより、庁舎の
安全を確保します。
◆フレキシブルで効率的な執務空間
執務室は、オープンな空間とし、職員の連携やコミュニケー
ションの向上、業務の効率化を図ります。
机位置をユニバーサルレイアウトとし、組織や人員配置の
変動、業務内容の変化などにもフレキシブルに対応します。
市民ロビーでは、地場産品や観光情報など、季節感やまち
のにぎわいにつながる情報を発信します。
9
国道側から眺めた新庁舎
線路側から眺めた新庁舎
スカイウォーク
市民窓口と市民ロビー(2階)
執務室(4階)
市民窓口と市民ロビー(1階)
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i都市再生推進室☎ 25-1256
フロア構成
7階
機械室
機械室
・屋外機置場、機械室、書庫
書庫
機械室
6階
5階
4階
3階
2階
1階
議会
・議会事務局
・本会議場、委員会室、議員控室、議場傍聴席、傍聴ロビー 等
議員控室
委員会室
議会事務局
議場
傍聴席
執務室
・商工観光部、農林水産部、農業委員会事務局、監査事務局
・共用会議室、入札室、サーバー室、福利厚生室、職員労働組合 等
執務室
執務室
共用会議室
災害対策本部
・企画財政部、総務部、選挙管理委員会事務局
・市長室、副市長室、市長応接室、災害対策本部室 等
執務室
執務室
・市民環境部、都市建設部 等
執務室
執務室
執務室
執務室
・総務部、保健福祉部、子ども未来部
・市民ロビー(市民サロン、市民ラウンジ等)
・まちきた大通ビル連絡通路(スカイウォーク) 等
スカイウォーク
執務室(市民窓口)
執務室
市民ロビー
・市民環境部、保健福祉部、子ども未来部、会計課
・エントランス、市民ロビー(市民サロン、キッズコーナー等) 等
機械室
地下 機械室
1階 ・機械室 等
エレベーター
ピット
エスカレーター
階段
建築概要
位 置 北見市大通西3丁目および大通西4丁目 延床面積 約 17,500 ㎡
敷地面積 約 8,200 ㎡
建物構造 地上7階地下1階/鉄骨鉄筋コンクリート造/耐震構造
建築面積 約 2,850 ㎡
建物高さ 約 31 m
地域資源・環境配慮施設計画
◆自然エネルギーの有効活用
日照時間の多い北見の特徴を活かして、外壁面に太陽光発電パネルを設置します。
また、地中熱ヒートポンプを導入し、自然エネルギーを有効に活用します。
◆省エネルギー化の推進
自然採光、LED 照明、人感センサーなどにより、照明エネルギーの低減、外断熱、断熱サッシ、高性能ガラスを採用し、エネルギー
負荷を低減します。
◆地域資源の活用
内装材や家具に木材(地域材)を利用し、木のぬくもりを感じられる庁舎とします。
省電力照明
自然換気
外断熱・断熱サッシ
高性能ガラス
床吹出し空調
共用部
(バッファ空間)
太陽光発電パネル
ぺリバッファゾーン
地中熱利用
ソーラーライト
蓄熱床
BEMS
クールピット
【用語解説】
ペリバッファゾーン 直射日光や外気温の影響を緩和するために設ける空間。通路や打ち合わせ室として利用
BEMS エネルギー消費量の削減を図るため、設備機器などを総合的に管理するシステム
クールピット 年間を通して一定した温度の地中熱を利用するために設けた、外気取り入れ用の地中埋設配管や地下ピット
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北見市都市再生整備事業
2 まちきた大通ビル改修事業
まちきた大通ビル改修の基本的な考え方
・商業地域交流ゾーンは、複合交通ゾーンと市庁舎ゾーンの中間に位置し、回遊性やにぎわいの拠点となります
・商業地域交流ゾーンは「人とまちがつながるにぎわいの空間づくり」を方針として掲げています
・
「中心市街地活性化基本計画」においては、まちきた大通ビルは市民のコミュニティの場としての複合施設を目指すとしています
整備計画
◆耐震改修
利用者の安全性を高めるため、建物の耐
震改修工事を行います。
スカイウォーク
◆カバードウォーク設置
雨や雪の時でも快適に市庁舎と行き来で
きるよう、2階公開空地にカバードウォー
クを設置します。
カバードウォーク
◆平面駐車場整備
建物の南側
(現バスターミナル)に誰にで
も利用しやすい平面駐車場
(63台)を整備し
ます。
駐車場(63台)
車いす用
用
駐車場
その他の課題
◆設備等の老朽化への対応
耐用年数まで建物を維持するために必要な設備改修などの調査を平成 28 年度に実施します。
◆市庁舎機能移転後のフロア利活用の検討
商業施設としての利活用を基本に検討し、その他にも次のような利活用を検討します。
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事務室・事業所
子ども・子育て施設
文化活動・学習施設
ワークステーション
健康増進施設
市民交流スペース
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i都市再生推進室☎ 25-1256
3 複合交通ゾーン整備事業
コンセプト
ひと・まち つなぎ つどう
~人と人とが行き交いまちとまちがつながる空間。つどいとくつろぎが生まれる空間~
整備方針
◆オホーツク圏公共交通の拠点づくり
鉄道・バス・タクシー・自家用車などの交通機能を集積し、乗り継ぎの利便性を高めた機能的な空間を整備します。
バス利用者の利便性・快適性を高めるため、バス乗降場、バス待合所を整備します。
◆やさしい空間づくり
高齢者や障がい者の利用に配慮し、各種施設のユニバーサルデザイン化を図ります。
◆安全安心の空間づくり
歩行者動線と車両動線を区分し、利用者の安全性を確保します。
◆「つどい」と「くつろぎ」の空間づくり
駅周辺の歩行者回遊機能を高め、環境空間には「つどい」と「くつろぎ」の機能を確保します。
◆わかりやすい空間づくり
誰もがわかりやすい、統一感のあるデザインで案内表示板などを整備します。
整備概要
カバードウォーク
バス待合所
中央プロムナードからまちきた大通ビルまで屋根
付き歩道でつながり、市庁舎から中央図書館まで、
天候に左右されず快適に歩行できます。
多機能トイレを備えたバス待合所を
新設します。
地下歩道出入口
ロータリー・駐車場
環境空間
バス乗降場
バリアフリーに対応したロータリーと
駐車場を整備します。
植栽やベンチなどにより歩行者が
くつろげる空間を整備します。
バス待合所から雨に濡れずに乗
り降りできます。
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北見市都市再生整備事業
4 概算事業費・事業スケジュール
事業費および財源内訳
<事業費の財源>
各ゾーンの整備に係る概算事業費は、合計 130 億 7,500 万円となります。財源の内訳
を見ると、国の交付金が 7,500 万円、地方債(借入金)が 115 億 7,600 万円、庁舎建設・
整備基金(寄附積立金)が 7,200 万円、一般財源(市税等)が 13 億 5,200 万円となります。
■一般財源(市税等) 10.3%
■国庫交付金
0.6%
■庁舎建設・
整備基金
(寄付積立金)
0.6%
(単位:百万円)
財源内訳
項 目
事業費
市庁舎整備事業
国の交付金
11,824
まちきた大通ビル
改修事業
複合交通ゾーン
整備事業
計
庁舎建設・
地方債
一般財源
整備基金
(市の借入金)
(市税等)
(寄附積立金)
―
10,632
72
1,120
155
19
95
―
41
1,096
56
849
―
191
13,075
75
11,576
一般単独債
(13.2%)
72
130.8
億円
地方道路債
(6.3%)
■地方債
(借入金)
88.5%
合併特例債
(68.8%)
公共事業債
(0.2%)
1,352
<地方債の償還財源>
一般財源
地方債の償還財源内訳
(市税等)
10.2%
地方債は、借り入れ後20年間で121億7,600万円(利息6億円)償還する計画ですが、地
方債のうち、合併特例債と公共事業債の償還の一部が普通交付税による国の支援措置(約
66億円)を受けられます。また、これまでに積み立てた減債基金(約43億円)を充てるこ
とができますので、
市税等で賄う償還額は約12億3,500万円となります。
(単位:百万円)
借入額(元金)
普通交付税
(国の支援措置)
(積立金)
普通交付税
(国の支援)
54.2%
35.6%
財源内訳
地方債償還額
121.8
億円
減債基金
減債基金
(積立金)
一般財源
(市税等)
11,576
利息
600
計
6,614
4,327
1,235
<実質的な財源>
12,176
一般財源
19.0%
地方債の借入利息を含んだ財源内訳
これらにより、各ゾーンの整備事業に係る財源は、国が 66 億 8,900 万円、市の積立
金が 43 億 9,900 万円、市の負担が 25 億 8,700 万円となります。
136.8
億円
(単位:百万円)
財源内訳
事業費
(地方債の借入利息を加算)
国の負担
市の積立金
(交付金 +
(寄附積立金 +
普通交付税)
減債基金)
13,675
6,689
市の積立金
32.1%
一般財源
(市税等)
4,399
国の負担
48.9%
2,587
事業スケジュール
事 業
H27
基本設計
H28
H29
H30
実施設計
H31
H32
工事
市庁舎整備事業
既存立体駐車場解体
まちきた大通ビル改修事業
複合交通ゾーン整備事業
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実施設計(駐車場)
基本設計
実施設計
工事(駐車場)
工事(駐車場) 実施設計(耐震など) 工事(耐震など)
工事
i都市再生推進室☎ 25-1256
5 基本設計で検討するとした
意見に対する方針
平成 27 年1月から2月にかけて開催した市民説明会および議会からいただいた意見のうち、議会におい
て基本設計で検討するとした意見に対する市の方針を次のとおりまとめています。
市庁舎ゾーン
【議会での意見】
意見①メインエントランス車寄せ付近交差点における安全性の確保
方針
・大通1号道路に面する車寄せ出入口を国道側横断歩道から離して安全な距離を確保し、交差点における安全性
を確保する
・車寄せの奥行きを確保することで、大通1号道路における車寄せ進入車による滞留を軽減する
意見②新庁舎国道側歩道および東側歩道のロードヒーティング化
方針
・東西に出入口を設けたことから、歩道のロードヒーティングについては設置しないこととした
・メインエントランス周辺の主要な歩行者動線については、屋根およびロードヒーティングの設置により積雪へ
の対応を図る
意見③スカイウォーク昇降時のバリアフリー化
方針
・新庁舎側では、庁舎内のエレベーターを使用してスカイウォークへアクセスする。時間外や休日においても建
物内部のセキュリティラインの設定により、エレベーターを使用したアクセス動線を確保する
・まちきた大通ビル側では、国道側エレベーターを使用してスカイウォークへアクセスする。パラボ営業時間外
や休日においても、当該エレベーターを使用したアクセス動線を確保する
意見④スカイウォークの活用方法と中心市街地との連動性
方針
・スカイウォークは、大通1号道路に進入する自動車と歩行者の交錯を低減することに寄与し、新庁舎とまちき
た大通ビルを冬季の寒さや降雪に左右されることなく年間を通して連絡し、誰もが安心して通行できる動線と
して確保する
・スカイウォークは歩行空間としてだけでなく、行政情報のPRや市民ギャラリーとして活用を想定する
・国道北側の中心市街地とのアクセス性は変わらないが、メインエントランス前の地上スペースやまちきた大通
ビル2階の公開空地をイベントに利用可能な広場とすることで中心市街地との連動を図る。その際、スカイ
ウォークは、交流動線としての役割を担う
▶ 方針に対する議会での意見
本当にスカイウォークは必要なのか。地下でつなぐことや1階に空港の屋根付き歩道のような歩行空間ができ
るのではないか
意見⑤国道からのセットバックによるパブリックスペースの確保
方針
・新庁舎を国道側の敷地境界から 2.5 m程度セットバックし、まちきた大通ビルと壁面を揃えることで、まち並
みの連続性とゆとりや開放感を確保する
・パブリックスペースは、雨天や冬期間においても活用可能なよう、新庁舎共用部に屋内空間として確保する
意見⑥新庁舎およびまちきた大通ビル駐車場の管理運営方法
方針
・新庁舎およびまちきた大通ビル駐車場は、両者を合わせたスケールメリットを生かした駐車場とするため、一
体的な管理とする
・大型バスについては、大通2号道路から駐車場に進入可能な動線計画としているが、大型観光バスに対する休
日などにおける駐車場の開放については、運営方法も含めて引き続き検討していく
【市民説明会で寄せられた意見】
方針
意見⑦新庁舎駐車場などのロードヒーティング化
・新庁舎駐車場などの積雪対策は、維持管理コストなどの観点から、排除雪を基本とする
・身障者駐車場などについては、屋根を掛けることで積雪への対応を図る
▶ 方針に対する議会での意見
駐車場の雪対策は、本当に今の考えでいいのか。駐車場のJR側一列の上部に無落雪の屋根を掛けた方がいい
のではないか
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北見市都市再生整備事業
市庁舎ゾーン
【市民説明会で寄せられた意見】
意見⑧新庁舎と国道間の空間確保
方針
・新庁舎を国道側の敷地境界から 2.5 m程度セットバックし、まちきた大通ビルと壁面を揃えることで、まち並
みの連続性とゆとりや開放感を確保する
・セットバックによって生まれた空間は、植栽や休憩スペースの他、冬季の堆雪空間などとして利用する
意見⑨新庁舎の建設に係る建設費のさらなる抑制
方針
・必要な機能を確保した上で、効率的なレイアウトなどにより建設規模を縮減し、建設工事費を減額した
・基本設計にあたっては、イニシャルコストのみならず、経年的に要するランニングコストについて低減可能な
資材や工法について採用した。実施設計においても、引き続き縮減に努める
・耐震工法については、比較的地震が少ない地域であることから、整備コストが高い免震構造ではなく耐震構造
を採用し、建設工事費を縮減した
方針
意見⑩新庁舎と国道北側を結ぶ歩道橋の設置
・横断歩道橋は既存横断歩道の廃止が前提となり、地上レベルの歩行者利便性が低下することから設置を計画し
ない
方針
意見⑪北見の顔にふさわしいシンボル的な新庁舎の建設
・新庁舎の建設にあたっては、機能性や耐久性、利便性に配慮し、景観計画を踏まえた質の高い都市景観を目指
しつつ、北見らしさが感じられ、長く市民に愛され親しまれる市庁舎とする
複合交通ゾーン
【議会での意見】
意見①地下歩道のバリアフリー対策
方針
・現状の地下歩道は、北側のスロープ勾配はバリアフリー基準を満たしておらず、また車いす昇降機は部品がな
く修理できない状態である
・スロープ勾配の緩和には、JR路線下に及ぶ地下歩道躯体の改修が必要となり多額の工事費用を要することな
どから、車いすを使用する方などには、これまで同様、駅舎側の中央プロムナードを利用いただくことで代替
機能を確保する
・駅舎側にはエレベーターを将来的に整備する計画とし、図書館側は漏水対策と併せて将来的に検討する
・基本計画段階で廃止予定としていた駅舎側の地下歩道出入口については、位置をずらして階段機能を確保し、
まちきた大通ビル側通路の 24 時間通行化と併せ、利用者の利便性を確保する
▶ 方針に対する議会での意見
地下歩道出入口は、ふさぐことになる現状の階段部分にエレベーターボックスを入れ、既存のまちきた大通ビ
ル内通路を活用することで、
階段を新設しなくても済むのではないか。階段を新設する費用で駅南側にエレベー
ターを造り、道路として完結する形に修正してはどうか
方針
意見②まちきた大通ビル正面のバス停留所の扱い
・駅前広場内にバス乗降場を再整備することに伴い、まちきた大通ビル正面のバス停で発着しているバス路線の
うち、起点、終点路線などの一部路線を新たなバス乗降場へ移設する方向でバス事業者と協議を進める
【市民説明会で寄せられた意見】
方針
意見③駅前広場の地下歩道におけるバリアフリー化
・議会での意見①に対する方針と同様
意見④駅前広場の緑の確保
方針
・バス乗降場の移転および施設規模の見直し、再配置に伴い、現在のハルニレなどの高木類をはじめとする緑化
スペースは減少することになるが、必要な交通結節機能を確保した上で、歩行空間の緑化に努める
・駅舎からまちきた大通ビルへと続く歩行者動線上には、修景を施し、歩行者がくつろげる緑や休憩施設を配置
する
15
2016. 4
Fly UP