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PRESS RELEASE ホテルアイビス企画展のご案内 2012年5月14日
PRESS RELEASE ホテルアイビス企画展のご案内 2012年5月14日 2012年5月23日(水)より7月9日(月)まで、六本木・ホテルアイビス ミニギャラリーで、 熊切圭介展「TOKYOスナップショット」と題した写真展を開催いたします。 熊切圭介さんは、このたび2012年日本写真協会賞功労賞を受賞され、著名な写真家として 知られる熊切圭介さんの作品は幅広いテーマがありますが、特に著名な作品群でもある東京を 捉えた作品のなかから、「TOKYOスナップショット」として新たに構成して、ご覧いただきます。 本展開催にあたり、熊切圭介さんは都市東京について、「東京という都市の面白さは、世界のどの 都市よりも新旧の貌が無秩序なままに混在し、虚と実がないまぜになって膨張し続けているとこ ろにある。個人の生活環境の快適さと効率の良さを最優先の価値体系とする都市観の定着が、 統一性のない空間を作り出している。とは云え雑多なものが犇めき主張し合っている東京には、 猥雑さと限りない欲望とが生み出すエネルギーを強く感じる。その東京も、人間の想定をはるか に超える自然の力の前では、砂上の楼閣のように儚く消え去るという不安感が常につきまとって 離れない。」と、語られています。 6月1日は写真の日として知られています。写真の渡来については諸説ありますが、写真の日の行 事として、日本写真協会が毎年開催する東京写真月間では、6月1日をはさんで都内の多くのギャ ラリーなどが開催する写真展が協賛して参加しています。アイビスミニギャラリーでは、2008年は 内山英明さんの「TOKYO EDEN」、2009年は中野正貴さんの「TOKYO FLOAT」、2010年は伊奈 英次さんの「IN TOKYO 1981-1992」、2011年は須田一政さんの「TOKYO MAP」というように、 今回も「TOKYO」をタイトルに入れて開催しています。 本展の開催にあたりまして、ひろくご紹介いただきたく、お願い申し上げます。またご高覧くださ いますよう、ご案内申し上げます。 熊切圭介 (くまきり・けいすけ) 略歴 1934年東京都生まれ。1958年日本大学芸術学部写真学科卒業。のちフリーランスの写真家として週刊誌を中心に月刊誌、グラ フ誌など主にジャーナリズムの分野で写真活動をする。同時に単行本、美術全集等の撮影を行う。1987∼2010年日本大学芸術 学部写真学科非常勤講師。現在(公社)日本写真家協会副会長、全日本写真連盟理事、日本写真著作権協会理事、日本写真芸 術学会会員、六の会同人。主な著作として、1975年『手漉和紙精髄』共著(講談社)、1976年『世界の博物館』共著(講談社)、1979 年『美術全集・25人の画家』共著(講談社)、『中国の旅』共著(講談社)、1986年『毛網毅曠』(丸善出版)、『朝香宮廷のアール・デ コ』(東京都文化振興会)、1991年『東京湾』(東京湾開港50周年記念事業実行委員会)、1992年『ハプスブルクの鉄』(川崎製鉄)、 1993年『上海鉄景』(川崎製鉄)、1994年『インド鉄紀行』(川崎製鉄)、1995年『マンハッタンの橋』(川崎製鉄)、2000年『池波正太 郎のリズム』(展望社)、2001年『南島からの手紙』(新潮社)、2008年『繁栄と変革―60年代の光と影』(展望社)、2011年『運河』(平 凡社)。主な展覧会は、1981年「風光万里―中国の旅」(伊那ギャラリー)、1987年「街−東京1972∼1987」(キヤノンサロン/東京 ・名古屋・大阪)、1991年「スペイン・鉄の栄光」(コニカフォトギャラリー/東京・名古屋・大阪・福岡)、1993年「ニュー・ポ ート・タウン・トウキョウ」(東京都庁ホール)、1994年「揺れ動いた‘60年代」(JCIIフォトサロン)、2001年「風の島カオハガン物 語」(富士フォトサロン/東京・名古屋・福岡)、2002年「池波正太郎と下町の風景」(台東区生涯学習センター)、2008年「揺れ 動いた‘60年代の光と影」(キヤノンギャラリーS)、2011年「運河」(ポートレートギャラリー)、2011年「ニューヨークの橋」ゆう画 廊、2012年「池波正太郎」ギャラリーf分の1など。作品のコレクションが、東京都写真美術館、日本大学、JCIIフォトサロンなどで 収蔵されている。1961年第2回講談社写真賞、2012年日本写真協会賞功労賞受賞。 お問い合わせ ホテルアイビス:〒106-0032 東京都港区六本木7-14-4 電話 03-3403-4411 妹尾三郎事務所:〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-20-1 電話 03-3639-1670 070-5594-4731 Eメール: [email protected] 妹尾三郎(せのお・さぶろう)