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Cisco Unity 3.1 Cisco Unity 3.1 インストール ガイド 目次 概要 前提条件

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Cisco Unity 3.1 Cisco Unity 3.1 インストール ガイド 目次 概要 前提条件
Cisco Unity 3.1 インストール ガイド
目次
概要
前提条件
作業の概要
使用する用語
Cisco Unity のインストール作業
次のステップ
関連情報
概要
この文書は、Cisco Unity のインストール時に使用する各種オプションを理解しやすく
するために作成された、一連の文書の索引ページです。また、要件に最も適したオプ
ションを判断する際にも役立ちます。必要なインストール タイプが決まったら、どの文
書に従ってインストール作業を実行すればよいかがわかります。
これらの文書は、Cisco Unity サーバの新規インストール時に使用します。既存の
Cisco Unity のアップグレードやその他の設定変更を行う場合は、Cisco Unity の適切
なオンライン製品文書を参照してください。
この文書セットの目的は、Cisco CallManager や IP テレフォニー環境などの、音声ネ
ットワークと統合する準備の整った Cisco Unity サーバの作成を支援することです。
また、ユーザ、グリーティング、コール ハンドラの設定などの一般的な管理作業を、
Cisco Unity サーバですぐに行えるようにします。
この文書セットは、インストール後の作業方法については説明していません。Cisco
Unity サーバが動作可能な状態になった後で、システムに対してさらに作業が必要な
場合は、オンラインの製品マニュアルを参照してください。
注:これらの文書は
Cisco Unity バージョン 3.1(4)以降に適用されます。
注:
注:この文書セットは、Windows
2000 Server が動作するネットワーク向けに作成され
注:
ています。
前提条件
Cisco Unity のインストールには、特定のスキルを要する作業がいくつかあります。こ
の文書は、Cisco Unity の初期インストールを完了するために必要な設定手順をすべ
て説明していますが、インストールを確実に成功させるには、次の項目について十分
理解している必要があります。
1.
2.
3.
4.
Windows 2000 Server のインストール
Windows 2000 Server での TCP/IP パラメータの設定
Active Directory のインストール
ユーザ アカウント、コンピュータ アカウント、セキュリティ ポリシー(ローカル
サーバおよび Active Directory ドメイン コントローラ)の管理
5. Active Directory ドメイン構造
6. Microsoft Exchange Server のインストールと管理
7. Microsoft SQL サーバまたは Microsoft SQL Desktop Engine(MSDE)(設定に
よって異なる)のインストールと管理
1 台のサーバ上に完全なシステムを構築する場合は、既存の Microsoft Exchange ま
たは Active Directory インフラストラクチャとの統合に関する問題はありません。それ
に対して、Cisco Unity サーバを既存の Microsoft Exchange や Active Directory ネッ
トワークに統合する場合は、この統合を成功させるためにさまざまな計画を立てる必
要があります。この作業の担当者が Microsoft Exchange や Active Directory 環境の
管理者でない場合は、Cisco Unity サーバを意図したとおりに企業ネットワークに統合
できるように、個人またはチームと協力して作業する必要があります。Cisco TAC で
は、Cisco Unity サーバを既存のネットワークに統合する際に、Cisco Unity が動作し
ていないサーバの変更についてはサポートしません。
注:Active
Directory ドメイン コントローラが存在する環境で、他の Active Directory
注:
を Cisco Unity サーバで動作させる場合、Cisco Unity サーバに Active Directory を
インストールする前に、Cisco Unity サーバでの Active Directory の設定方法を知っ
ておく必要があります。この設定を間違えると、Active Directory の再設定が必要に
なります。場合によっては、Active Directory をアンインストールして、最初からやり直
さなければならないこともあります。
注意:十分な準備を行わずに新しいサーバをオンラインに接続すると、既存の
注意:
ネットワークに問題が生じる場合があります。
Cisco Unity のインストール作業の概要
サーバへの Cisco Unity システムのインストールに伴う共通の作業は、次の 4 つの
フェーズに分かれます。
1. 計画
•
•
ネットワークに適したインストール タイプを決定する。
インストールに必要なハードウェアとソフトウェアを準備する。
2. ハードウェアの設置
•
•
Cisco Unity 音声カードを取り付ける(必要な場合)。
Network Interface Card(NIC; ネットワーク インターフェイス カ
ード)やハードディスクなど、その他のサーバ ハードウェアを取
り付ける。
3. Cisco Unity をインストールするサーバでのソフトウェア環境
の構築
•
•
•
•
Windows 2000 Server と、サービス パックや MSXML などの必
要なオペレーティング システム コンポーネントをインストールす
る。
Active Directory をインストールする(オプション。設定によって
異なる)。
データ ストア - Microsoft SQL または MSDE をインストールす
る。
メッセージ ストア - 任意のバージョンの Microsoft Exchange を
インストールする(オプション。設定によって異なる)。
4. Cisco Unity のインストール
•
•
•
Cisco Unity のインストール用および管理用のアカウントを設定
する。
Cisco Unity をインストールする。
Cisco Unity 音声カードのソフトウェア設定値を設定する(オプシ
ョン)。
使用する用語
用語
定義
インストールにお
いて電子メール
統合メッ と音声メールが
セージン どちらもサポート
グ
されています。電
子メールによる
Text-to-Speech
用語
Plain Old
Voice
(POV)
POV)
定義
音声メールのみ
をサポートしま
す。
(TTS)と音声メ
ールをサポートし
ます。
Microsoft
Exchange は、
オンボッ
Cisco Unity がイ
クス
ンストールされて
Exchange
いるサーバにイ
Server
ンストールされて
います。
Microsoft
オフボック
Exchange は別の
ス
サーバにインスト
Exchange
ールされていま
Server
す。
Cisco Unity のインストール作業
注:ステップ
1 とステップ 2 はすべてのインストールに適用されます。ステップ 3 は必
注:
要に応じて実行します。ステップ 4 とステップ 5 は、どちらか必要な方を実行します。
ステップ 6 はすべてのインストールに適用されます。要件に合った設定を選択してく
ださい。ステップ 7 は必要に応じて実行します。
注意:設定
2、設定 4、および設定 6 をサポートしているのは、ICS 7750 だけで
注意:
す。Cisco TAC、シスコ パートナー、および販売代理店では、その他の設定をサポー
トしていません。
1.
2.
3.
4.
ネットワークに適したインストール タイプを決定する。
インストールに必要なハードウェアとソフトウェアを準備する。
Cisco Unity 音声カードを取り付ける(オプション)。
Windows 2000 Server と、サービス パックなどのコンポーネントをインストール
する(コンポーネント システムのみ)。
5. Windows 2000 Server と、サービス パックなどのコンポーネントをインストール
する(ベースライン システムのみ)。
6. Cisco Unity サーバに必要なソフトウェアをインストールし、設定する。
o 設定 1
Microsoft SQL 2000 と Microsoft Exchange 2000 を使用したオンボック
ス Exchange Server で POV と UM を利用する場合。
o 設定 2
MSDE と Microsoft Exchange 2000 を使用したオンボックス Exchange
Server で POV と Unified Messaging(UM; 統合メッセージング)を利用
する場合。
o 設定 3
Microsoft SQL 2000 と Microsoft Exchange 5.5 を使用したオンボック
ス Exchange Server で POV と UM を利用する場合。
設定 4
MSDE と Microsoft Exchange 5.5 を使用したオンボックス Exchange
Server で POV と UM を利用する場合。
o 設定 5
Microsoft SQL 2000 を使用したオフボックス Exchange Server で UM
を利用する場合。
o 設定 6
Microsoft SQL MSDE を使用したオフボックス Exchange Server で UM
を利用する場合。
7. Cisco Unity 音声カードのソフトウェア設定値を設定する(オプション)。
8. その他のソフトウェアをインストールする(pcAnywhere、バックアップ ソフトウェ
ア、ウイルス対策ソフトウェアなど)。
o
選択した設定関連の文書に記載されている手順をすべて実行したら、Cisco
CallManager などの電話システムにシステムを統合する準備が整ったことになります。
「次のステップ」の項を参照してください。
次のステップ
Cisco Unity の初期インストールが完了した後に、必要に応じて実行できる作業がいく
つかあります。
•
pcAnywhere、IDS Host Sensor、McAfee ウイルス対策ソフトなどのアプリケー
ションをインストールする。
注:Cisco
Unity 3.1(5)から pcAnywhere は不要になったため、Cisco Unity の
注:
インストール CD では提供されなくなりました。
•
•
•
•
•
•
電話システムと統合する。
Cisco Unity と Cisco CallManager を統合する場合は、Cisco UnityCallManager Tag-Switched Path(TSP; タグスイッチ型パス)の該当するバー
ジョンのリリース ノートを参照してください。
フェールオーバーを設定する場合は、「Cisco Unity フェールオーバー ガイド」
および「Cisco Unity フェールオーバー ウィザードの設定方法」を参照してくだ
さい。フェールオーバーを Cisco CallManager とともに使用する場合は、
「Cisco CallManager と Cisco Unity 3.1 フェールオーバーの統合」を参照してく
ださい。
AMIS を設定する場合は、「Cisco Unity ガイドのネットワーキング」を参照して
ください。
Cisco Unity Bridge を設定する場合は、「Cisco Unity Bridge インストール ガイ
ドと Cisco Unity ガイドのネットワーキング」を参照してください。
Cisco Unity サーバを設定する。
•
•
Cisco Unity サーバのトラブルシューティングを行う。
ユーザ ガイドを参照する。
関連情報
•
•
•
•
•
製品情報:Cisco
製品情報:Cisco Unity
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