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アメリカ・ACE Arizona

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アメリカ・ACE Arizona
中長期ボランティア・アメリカ合衆国
American Conservation Experience・6 プロジェクト
参加者レポート
~目次~
1)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
8)
9)
10)
11)
名前
はじめに
事業の概要
参加者・協力者
活動期間中の日程
メインワーク以外の活動
生活
準備
事業の成果
自分自身の変化
提案と今後の構想
終わりに
:金森 美紀
活動期間:2013 年 3 月 9 日~6 月 1 日
1)はじめに
★中長期ボランティアに参加した動機
次の 3 点をふまえて、自分にもっと自信をつけるため
・考え方の幅を広げる
・世界遺産&国立公園への興味
⇒エコツーリズムへの理解を深める
・英語力を高める
※英語力を高めたいという思いはずっと持っていましたが、ただ英語だけを学ぶのではなく
それ以外のことも学べてかつ生活を通して英語力を高められそうだと考え ACE を選びました。
2)事業の概要
2-1)事業名
①
②
③
④
⑤
⑥
2-2)開催期間
2013 年 3 月 9 日~6 月 1 日(12 週間)
2-3)開催地
本拠地のアリゾナ州フラッグスタッフを中心に周辺地域
(アリゾナ州・ユタ州にある国有林や国立公園など)
① 植物、動物のための水の供給
② 遊歩道の続きを作り人を呼ぶため
③ 火災防止のため&木の生長を促進するため
④ 次世代に植物を保存するため
⑤ 同上
⑥ 人の目をもっと引く&木の生長を助ける
2-4)事業目的
2-5)ワーク内容
2-6)他の活動
2-7)生活方法
2-8)公用語と
求められるレベル
Zion Irrigation Clearing (ジオン国立公園・ユタ州・8 日間)
Pine Community Trail (パイン・アリゾナ・4 日間)
Hart Prairie (フラッグスタッフから車で 30 分・8 日間)
Lake Mead Seed Collection(アリゾナ州とネバダ州の境界・8 日間)
Lake Mead Seed Collection (8 日間)
Picture Canyon(フラッグスタッフ内・5 日間)
①
②
③
④
⑤
⑥
灌漑工事(シャベルで水路をより深く幅広く掘り進める)
トレイルワーク
木の枝を運んで山を作る
種集め&種の掃除
同上
ロックワーク&フェンスワーク
オフ期間を利用しての旅行(セドナ・ラスベガス・グランドキャニオン・
レイクミードなどへ)
<ワーク中>
宿泊:テント(シャワーなし)
(トイレもないことが多い)
食事:ACE より提供、メンバーで協力して調理
その他:
<オフ>
宿泊:アパート in Flagstaff 市(4 人一部屋・バストイレ付)
食事:自腹で自炊
英語 中級レベル
※高いリスニング力&自己表現力が必要
3)参加者・協力者
3-1)共に期間中活動したボランティア(女 18 名:男 31 名)
姓名:難しい場合ふりがな
James Maxwells
Carl Domaschenz
Jonathan Carty
Lisanne Zoetbrood
Robert Long
Will Palmer
Yuta Urashima
Simon Harre
Justin Cosmo
Abi Kinsella
Adam Park
Andrea Rich
Hollie Hinks
在住地
オレゴン
オーストラリア
ベルギー
オランダ
アメリカ
マンチェスター
静岡
ドイツ
ニューヨーク
イングランド
サンディエゴ
ヒューストン
イングランド
性
男
男
男
女
男
男
男
男
男
女
男
女
女
年
28
26
19
23
33
18
26
19
25
19
19
23
19
職業(専攻)
スーパーバイザー
英語教師(非ネイティブ向け)
ギャップイヤー
アウトドアショップ店員
ギャップイヤー(歴史学)
ギャップイヤー
ギャップイヤー(地理学)
ギャップイヤー
ダンス講師
ギャップイヤー(地理学)
※人数が多いので第一回目のメンバーのみ
3-2)協力団体・協力者の方々
US forest service, US park
service 土地所有者
4)基本的なスケジュール(メインワーク)
1 週間のスケジュール
水
木
金
土
日
月
火
水
予定
活動日
活動日
活動日
活動日
活動日
活動日
活動日
活動日
1 日のスケジュール(1 日 10 時間労働)
活動内容
同じ作業の繰り返し
基本的には・・・
水→水の 8 日間ワーク
木→次の火の 6 日間オフ
2-3 日のオフ/1 週間
40 時間ワーク/1 週間
時間
6:00
行動
起床 各自で朝食
ワークへ出発
8:00
9:00
10:00
12:00
13:00
15:00
16:00
17:00
18:00
15 分休憩
昼食(30 分休憩)
15 分休憩
20:00
帰宅(or キャンプへ戻る)
夕食
団欒、各自ランチの準備
自由時間
21:00
就寝
5)メインワーク以外の活動
5-1)グランドキャニオンハイキング
5-3)ジオン国立公園
プロジェクトが中止になったため ACE が無料でグラ
ンドキャニオン 1 日ハイキングを企画してくれた。
前日に急に発表されたのでとても驚いた。谷を 5 キ
ロほど下って 5 キロほど登ってきた。絶景!(サウ
スカイバブトレイル)
ジオン国立公園ワーク 7 日目のワーク後に Canyon
Overlook Trail(1 マイル)へ皆でハイキングへ行
った。
5-4)レイクミード
5-2)ナショナルモニュメントハイキング
レイクミードでのプロジェクトは、気温が 40 度を超
える厳しい暑さの中でのプロジェクトだったので、
ワーク後に湖へ泳ぎに行ったりした。また、ラスベ
ガスに近かったので夜みんなでブッフェを食べに行
ったりした。
グランドキャニオンの翌日に行ってきたのが、フラ
ッグスタッフ北部にいくつかあるナショナルモニュ
メ ン ト 。( Wupatki/Wukoki/Sunset Crater/Lenox
Crater)
6)ワークの流れ
6-1)大まかなスケジュール
月
3
4
5
6
活動内容
Grand Canyon Hike
National Monument hike
ZION
PINE
Hart Prairie
LAKE MEAD
LAKE MEAD
PICTURE CANYON(PINE)
帰国
重点事項
プロジェクト延期の
代わり
灌漑工事作業
遊歩道づくり(トレイルワーク)
木の枝を運ぶ作業(swamping)
種を集める作業
種を集める作業
フェンスワーク&ロックワーク
出来事
高熱に悩まされる
ACE メンバーの人数が 100 人
以上、また入れ替わりの激し
さのため人間関係に悩む
6-2)モチベーションの変遷
モチベーション
開始前
2週目
3週目
4週目
5週目
6週目
ワークのモチベーション
7週目
8週目
9週目
10週目
全体的な
11週目
12週目
6-3)モチベーションの変化の分析(折れ線が大きく曲がったところを中心に記載。)
最初のプロジェクトは延期から中止になり、とても残念だったがそのおかげでグランドキャニオンのデイハ
イクに無料で連れて行ってもらえてラッキーだった。3 週目ジオン国立公園での灌漑のプロジェクトは体力
的にとてもハードだったのに加え、風邪をひき高熱がでてしまいとてもつらかった。6 週目、ハートプレイ
リーでのプロジェクトは、swamper of the day などを決めたりしてなるべく高いモチベーションを保つよう
にみんなで努力したが、それでも木の枝を広い集めるという作業の繰り返しは少し退屈に感じた。最後のプ
ロジェクトは 16 人という大人数で PINE へトレイルワークに行く 8 日間のプロジェクトの予定だったのに、
作業用の車が修理中のため私を含む 5 人はそのプロジェクトに参加できず(後の 11 人は PINE へ)、フラッグ
スタッフ内のプロジェクト
(ピクチャーキャ二オン)に参加させてもらったが、自分は PINE メンバーなのか、
ピクチャーキャニオンメンバーなのかよく分からない状況でいまいち結束感がなく残念だった。いろいろな
困難があったが、全体的に見ればいろいろな新しいこと・人と触れ合う機会があり、いつも高いモチベーシ
ョンで毎日を過ごせた。
6)生活
6-1)宿泊施設
6-3)水まわり
・ワーク中 テント生活
※一部のフラッグスタッフ近くでのプロジェクト
は
オフの間に住んでいる場所で宿泊
・オフ アパート(4 部屋・4 人 1 部屋)
・ワーク中 シャワーなし(ウエットティッシュ
で体をふく程度)&場所によってはトイレもなし。
・オフ 1 部屋(4 人共同)1 バストイレ付
キッチンは 16 人全員で共同(全 4 部屋/1 フロア)
6-4)その他
6-2)食事
・ワーク中 ACE が食材を準備
メンバーで協力して作る。
・オフ 自炊
食費は出ない。
アパートから近くのスーパーまで徒歩 30 分
程度。公共バスが 1 日 2.5 ドルで乗り放題だが、
皆あまり使わない。前にいたボランティアが置い
ていったものをタダでもらえるコーナーがオフィ
スにある。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------★病気/怪我はしたか?もししていたらその時の対処法は?
・1 つめのプロジェクトで風邪をひいたので、
(高熱・悪寒・のどの痛み・頭痛など)日本から持ってきた総
合薬を服用。
仕事を休んではいけないと思い、また重労働なので休むとまわりに悪いと思い 1 日無理して働いたが、
その次の日はさすがにつらかったので休みをもらって 1 日寝た。
★日本との連絡の取り方は?(携帯?PC?タブレット?ネット環境なども含めてお願いします。)
アパート(オフの間の住居)に Free Wifi が有り、スマートフォン<パソコンを持ってきていなかったので
>でスカイプをしたり Facebook メッセンジャーを使ったり、yahoo のフリーメールを使って家族や友達と連
絡を取った。
★安全面に配慮したことは?
フラッグスタッフは比較的安全な街のように感じたが、
一度にお金を多く持ち歩かないことと、夜 1 人で外出することはなるべく避けた。
7)準備
7-1)費用
<活動期間>
内容
金額
内容
金額
NICE 参加費
47,000 円
ビザ代
1,330 円
航空運賃
129,750 円
パスポート代
既に所持
保険代
32,190 円
食費・交通費代
66,500 円
自由時間に使った費用
38,000 円
追加登録費
80,500 円
その他
0円
計:約 40 万円
<活動前後>
内容
金額
手荷物準備代
30,500 円
旅費
40,000 円
その他
0円
計:約 7 万 500 円
<収入>
内容
金額
お小遣い
0円
その他
0円
計:0 円
7-2)その他準備
★航空券(どこで、どうやって購入したか?)
・大韓航空のホームページでクレジットカードを使って購入(名古屋―ロサンゼルス間)
(格安航空券のサイト<Expedia など>も調べたが値段は変わらなかったので)
・HP エクスペディアからクレジットカードで購入(ロサンゼルスーフェニックス間)
★お金の持っていき方(現金?クレジットカード?キャッシュカード?TC?また、種類は?)
現金 セントレアで 10 万円をドルにチェンジ+家にあった 80 ドル(割引がありこの方が安いと思った)
※CITIBANK カードを持っていき、現地 ATM でもお金を引き出せるようにした。
★保険(どこの会社?種類は?)
AIG の旅行者用の保険(契約タイプ:INB)
インターネットで申し込み、加入
★予防接種(どこで受けたか?受けたものは?)
ACE のために特別に受けたわけではないが、この前にタンザニアに行っていたので
黄熱病・チフス・A 型肝炎の予防接種を受けた。
(イギリスにて)
★なくて困ったもの
缶きり(アメリカの缶切りは使いにくい)
・みりん(最終的にスーパーで見つけたが、割高)・パソコン
★持っていって良かったもの、便利だったもの
しょうゆ・カイロ・軽量スプーン・はし・味噌汁・緑茶のティーパック・日本でとった自分の思い出の写真
アルバム
★その他:
特になし
8)事業の成果
8-1)事業の目的と背景
①
本事業の目的は以下の通りである。
① 植物、動物のための水の供給
② 遊歩道の続きを作り人を呼ぶため
③ 火災防止のため&木の生長を促進するため
④ 次世代に植物を保存するため
⑤ 同上
⑥ 人の目をもっと引く&木の生長を助ける(鹿などに食べられないように)
②
それぞれの活動内容の背景は、以下の通りである。
作業者数 8~13 人 ・作業時間 1 日 10 時間
<成果>
①毎年少しずつ整備されている 7 キロほどの水路を全水路、より深くより幅広くできた。
②草や木の生い茂っている山に 1.5 キロほどの遊歩道を作ることに成功した。
③2ha ほどの範囲にある切られた木を運び小枝の山をたくさんつくることができた。
④⑤種が収穫できる場所にはどこでも移動し、収集した。
20 種類ほどの種を、植物がよく育っていくために必要な 60 固体以上ずつ集め、
またその集めた種から枝や葉、虫を取り除ききれいにして nursery に保存できた。
⑥自然にある大きな石の山から(40 センチ四方ほどの)石を探し、その石を少し削ったりしながら
石を積み上げ遊歩道の入り口にゲートを作ることができた(4 日間×5 プロジェクト)
また、木を鹿などの動物から守るための 10 メートルほどのフェンスが完成した。
8-2)事業の成果
*【
】には、以下の中から該当する数字を記入して下さい。5=前よりもとても得るものがあった/良くなった。
4=前よりもまあまあ得るものがあった/良くなった。
3=前と変わらなかった/影響なし。
2=前よりもやや劣るようになった/悪くなった。
1=前よりもずっと劣るようになった/悪くなった。
*どのような点で貢献できたかについて、記入してください。
【5】作業による成果:
1 日 10 時間の重労働を皆で協力しながら取り組めたので、どのワークも大成功だったと思う。
。
灌漑工事・トレイルワーク・スワンピング・種集め・ロックワーク・フェンシングといったように違う作業
にまんべんなく取り組ませて良い経験になった。
【4】作業先への精神的な元気づけ:
PMA(Positive Motivation Attitude)を心がけ、よりよい作業環境を目指せた。
【3】地域とのつながりづくり:
こういった活動はなかった。
⑤
③
【3】海外とのつながりづくり:
こういった活動はなかった。
④
⑤
④
⑤
9)自分自身の変化
9-1)活動を通じて得たことや気づき
*【
】には、以下の中から該当する数字を記入して下さい。5=前よりもとても得るものがあった/良くなった。
4=前よりもまあまあ得るものがあった/良くなった。
3=前と変わらなかった/影響なし。
2=前よりもやや劣るようになった/悪くなった。
1=前よりもずっと劣るようになった/悪くなった。
*具体的にどのような成長が得られたかを記入してください。
実用的な知識とスキルについて
【5】勉強している学問/従事していた仕事に関するスキルや知識:
国際文化論 学校で教科書を広げ、写真を見ながら学んでいるだけでは分からないアメリカやヨーロッパ諸
国の人の考え方や文化が学べておもしろかった。
【 】上記以外の学問/仕事に関するスキルや知識:
道具使用力
遊歩道を作る作業や水路を作る作業で、スコップ・すき・くわ・おの・ピックなどいろいろ
な道具を使った。
花の名前
レイクミードでのプロジェクトでいくつかの花の名前を覚えた。
(プランターゴ・オバタ、モ
ーメンティー、ザイロライザ・トータフォリア、セイントバーセイジ、ピグミーシーダーな
ど)
エコツーリズム アリゾナ周辺では自然をうまく活用した観光が盛んでいろいろと勉強になった。
【5】言語力(参加前と比べて向上したか、今後の参加者へのアドバイスなど)
:
英語 スピーキング力アップ(早く流暢には喋れないが、自分が言いたいことはほとんど詳しく説明できる
ようになった)
リスニング力よりアップ(渡航前より格段にのびたと思う。洋楽の歌詞もだいたい聞き取れる。)
最後の 2 週間が一番のびたと思う。
イギリスに 5 ヶ月留学後にここに来たが、イギリスでは基本的に留学生と話していたので細かいアク
セントの違いや発音のために言葉が通じないということはなかったが、ここではネイティブのアメリ
カ人と基本的に行動していたのでそういったことが何回か起こり、発音に気をつけないとなと発音へ
の意識が高まった。また、はじめはアメリカ人やイギリス人の話す英語を完璧に聞き取れないことも
よくあったが、最終的には特に意識しなくてもほぼ聞き取れるようになった。
イギリス生活からのアメリカ生活だったので同じ英語圏でもアメリカ特有の表現など両国の違いが感
じられて、大学で国際文化論を学んでいる私としてはすごくおもしろい経験ができたと思った。
【4】生活力:
もともと日本でも一人暮らしをしていたので料理や洗濯などの家事は自分でやっていたのでそんなに変わら
ないが、今まで食べたことのなかった料理にいくつか出会い、料理のレパートリーが増えた。(ブリード・チ
リマック・ケサデラ・ベジタリアンミールなど) 共同の部屋・キッチンは担当でなくとも日常的に掃除をし
ていつも綺麗に保つように心がけた。
もちろんキャンプ地での生活力は格段に上がったと思う。
【4】運営力(スケジュール管理、準備など)
:
アメリカを旅立つ前に寿司パーティーを開催して、アメリカ人のルームメイトと一緒に巻き寿司とちらし寿
司を作った。日本人にとってあたり前の酢飯(砂糖+酢)などで驚いていた。巻き寿司や、にぎり寿司はア
メリカでも知名度があるようだが、ちらし寿司は見たことがないようでさらに喜んでくれて、とても嬉しか
った。
活動前後の移動の際の交通機関やホテルの手配など、スケジュール管理は大変だったがなんとかうまくいき
無事に帰国できて良かった。
人や社会とやっていく力について
【4】積極性
ACE での 12 週間を有意義なものにするにはとにかく積極的に話しかけたり、積極的に何かに挑戦したりする
しかなかったので、より思い切って物事に挑戦できるようになった。
【5】自己&他者理解/伝達力
日本にはいないいろいろな考えの人と関わることができ、どんなことでも理解して受け入れられるようにな
った。
【5】忍耐力/適応力
ここで 100 人以上の人と出会い、交流し距離を縮めることは大変だったが適応力がついた。
厳しい寒さの中、厳しい暑さの中での 1 日 10 時間のワークで忍耐力がついた。
【5】前向きな雰囲気を創りだす力
前よりバカになって人を盛り上げたり、ボケて人を笑わせたりできるようになった。
はじめは毎回のワーク前のストレッチサークルの際の Question of the Day が苦痛だったが(おもしろいこ
とが言えないので)
、
次第に少し笑いがとれる答えも言えるようになった。
Question は、両隣の人が戦ったらどちらが勝つか、役に立たない超能力を持つなら何か、隣の人をおとぎ話
のキャラクターに例えると何か、といったようなものに理由つきで答える。
ハートプレイリープロジェクトの際に、ここでのテーマソングは?といった質問があった時は、みんなの前
で AKB のダンスを踊りながら一部を歌いました。その日は swamper of the day に選ばれたので翌日に何か
パフォーマンスをしなければいけなかったので、God Bless America という授業で教えてもらったことのあ
った歌を、swampers バージョンの替え歌にして、みんなの前で歌うなど、けっこう体をはってきました。
【4】リーダーシップ力 (グループをまとめる、共催団体とうまく連携するなど)
自分自身がリーダーとなってチームを引っ張る機会はなかったが、
自分と 1 歳しか変わらないのに、統率力に長けた友人と出会い、
リーダーとして働く際に大切なのは、行動・姿で示してメンバーを引っ張ることだと感じた。
自分でやっていく力について
【5】自信/自分が役立っていると感じること
他の欄で書かれている様々な経験を通して、参加前よりは格段に自分に自信がついた。
【5】サバイバル力
今までキャンプにも行ったことのなかった私は ACE で大きく成長した。
テントを組み立てるのも、外で寝袋だけで寝るのも、水を何リットルも持ってハイキングに行くのも、
カヤックに乗ったのも、山の中の天然温泉へ行くのも、お風呂に 7 日間も入らないのもすべてが初体験で、
ACE に来なかったらアウトドアがこんなに楽しいことだと気づかずに一生を終えていたかもしれない。ACE
でのサバイバル生活を終えた今は、どんな場所でも生きていけるような気がする。
【5】自発性/行動力
挑戦しようかどうしようか、行くか行かないか、迷ったことはたくさんあったが、いつも行動に移して良か
ったと感じた。 そういうことが日本であった時もまず行動してみたいと思う。また、日本では日本語が使
えるのだから、日本ではなんでもできると思った。
【5】金銭管理力
持っているお金の範囲内で生活を楽しまないといけなかったので
毎回、金銭出納簿に何をいくら買ったかまとめるなどして、うまく管理ができた。
進路や目標について
【3】将来の進路や目標を見つけることができた/仕事や学問を変えることにした
将来の進路目標は今も同じだが、海外で生活することで日本はいい国だなと日本にいる時よりもより強く感
じた。そんな日本の良さを海外の人に伝えられる仕事がしたいとゆう思いがますます強くなった。日本では
チップをはらわなくても、良いサービスが保障されているし、日本のおもてなしの心は世界 1 だと思う。
【5】将来やりたい勉強や仕事が明確になった
好きなこと・本当にやりたいことをやっている人や、
それを目指して努力している多くの仲間に刺激を受け、
将来やりたいと思っている仕事を目指して頑張ってみようと思った。
【5】ボランティアのテーマに興味をもった
テーマである環境保護ではないが、ワーク中のキャンプ生活を通じて、今まで特に興味がなかったアウトド
アへの興味が増し、日本でもやってみたいと感じた。もっと日本でも普及したらいいのにと思った。
【5】その他(良き師を得ることができたなど)
ルームメイトに恵まれ、人間的に本当に尊敬する友人に出会えた。
9-3)その他の自分自身の変化や気づき
★事前に立てた目標に対する評価
大満足!詳しくは体験記に記載。
★参加前には想像していなかった新たな気づきや考え、価値観など
・以前アメリカに 2 週間交換留学に来たことがあったので、
アメリカはもういいやと少し思っていましたが、
アリゾナ州に 12 か月滞在してみて、アメリカ各地から来ているボランティアと出会い、アメリカは広大で場
所によって全然違うのだということにようやく気が付きました。
・どこにいてもも私はまわりの目を気にしまくっていたのですが、アメリカ人の友人に「どこにいてもみき
はみきだよ!」と言われはっとさせられました。
・ルームメイトのうちの一人が 29 歳でした。日本の感覚で、年齢が違いすぎるから仲良くなれないだろうな
と最初は思っていましたが、彼女は私より多くのことを知っていて喋っていておもしろいし、日本のように
年上だから敬語を使うという必要がなかったので、最終的には本当に良い友達になることができました。年
の差関係なく友人ができるというのはおもしろいなと感じました。
・私の実家は田舎なので自然に触れる機会は小さい頃はたくさんありましたが、近ごろは特にキャンプやハ
イキングに特別に興味はありませんでした。しかし、ワーク中のキャンプや、休暇中に友人といったハイキ
ングやキャンプを通じて、アウトドアってこんなに楽しいんだなということに気づくことができました。
9-4)今後の構想(今後どのようにこの経験、気づき、繋がりなどを活かしていくか)
・ここで得た行動力忍耐力を活かして、就職活動に取り組みたい。
・これからも facebook などを通じてここで得た友人と連絡を取り続けていきたい。
・タンザニア&ACE でのボランティアを終え、もっとワークキャンプに参加した後に
機会があればキャンプリーダーに挑戦してみたいと思うようになった。
・日本でもハイキングやキャンプなどアウトドアを続けていきたい。
10)提案
★今後の参加者へのアドバイス
ACE は直前まで活動予定がでなかったり、急にプロジェクトが中止になったり
先の予定が立てにくいですが、参加することで予想以上に多くのことを得ることができる場です。
活動はとてもハードですが、世界各地から集まった仲間と共に働きながらのキャンプ生活はとても刺激的な
体験です。ACE でなくとも、何か今しか打ち込めないことを見つけて挑戦することで自分を大きく変えるき
っかけをつかめると思います。
つらいこともたくさんあると思いますが、せっかくアメリカまで来ているのでとにかく楽しむという姿勢を
大切にして頑張ってほしいと思います。
11)終わりに
★今回の現場で感じた社会や地域への想い・考え/その他何でも。
・アメリコープはとてもいい制度だなと思いました。
アメリコープについてはアメリカ渡航前は聞いたこともありませんでしたが、18 歳から 25 歳のアメリカ
人がその道のプロとして働きはじめるその一歩前に経験を積むための有給のインターンシップといったよ
うなもので、その費用は政府がまかなっており、様々な分野でアメリコープとして働くことができる。ACE
は環境保護の NPO なので、将来 US ForestService や US Park Service で働きたいという多くのアメリコ
ープのメンバーがいた。彼らは、そういった仕事に就くには、環境関連の学位があっても経験がないとだ
めだというのを聞いて、確かに仕事を得るために経験は大事だなと改めて感じた。
・ACE にはアメリコープのメンバー、ギャップイヤー制度を使ってなにか経験をするために来ているヨーロ
ッパからのメンバーがいました。ACE にいる人たちは、楽しいから・これが好きだからといったことを理
由に夢を目指したり、大学の学部を選ぶことに誇りを持っている人が多く。そういった仲間と過ごした 12
週間はとても刺激的でしたし、自分が今やっていることや自分自身に自信が持てるようになるきっかけを
与えてくれました。
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