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金城学院大学大学院 - 学校法人 金城学院

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金城学院大学大学院 - 学校法人 金城学院
名古屋駅から約20分、栄から約15分、金山からも便利です。
名鉄瀬戸線「栄町」駅から
「大森・金城学院前」
駅までは、急行なら約15分。駅からキャンパスまで
は徒歩3∼4分で到着します。JR利用なら
「金山」
駅からのアクセスがスムーズです。
金城学院大学
金城学院大学大学院
文学研究科[博士課程]国文学専攻・英文学専攻・社会学専攻
徒歩3∼4分
(前期課程/後期課程)
名鉄瀬戸線
(急行の場合)
大曽根駅
約
9分
名鉄瀬戸線
(急行の場合)
約
大森・
金城学院前駅
9分
(前期課程)
2012年度 入学案内
6分
地下鉄東山線
約
名古屋駅
5分
JR中央本線
栄駅 栄町駅
約
8分
JR中央本線
約
4分
金山駅
至小牧
金城学院大学
名鉄小牧線
至新鵜沼
上飯田
至多治見
大曽根
至岐阜
新瀬戸
至四日市
八草
今池
地下鉄東山線
本山
星ヶ丘
鶴舞
大森IC北
302
環状 号線
線
本
あおなみ線
JR
関西
本線
近
鉄
名
古
屋
線
屋
線
古
本
名
道
鉄
海
東
名
R
J
名古屋大学
大森・金城学院前
名 二 環
千種
金城学院大学
至瀬戸
藤が丘
愛知環状鉄道
栄町
栄
内回り
(四日市方面)は引山ICで降りて7分
砂田橋
リニモ
伏見
中村区役所
大森・金城学院前
名二環、外回り
(名古屋IC方面)は大森ICで降りて5分、
至栄町
名古屋
高畑
至四日市
JR
中央
本線
名鉄瀬戸線
中村公園
瀬戸市
平安通
●自動車利用の場合
至高蔵寺
地下鉄名城線
上小田井
大森
瀬戸街道
大森
セブン-イレブン
2
御器所
大森
IC
上前津
赤池
八事
千代田街道
豊田
大森IC 大森
南
住宅
中町田
金山
新瑞橋
至金城ふ頭
至豊橋
名古屋港
至中部国際空港
野並
徳重
名鉄瀬戸線
地下鉄
JR
至岡崎
その他私鉄
(前期課程/後期課程)
人間生活学研究科[博士課程]消費者科学専攻・人間発達学専攻・人間生活学専攻
新瀬戸駅
名鉄瀬戸線
(急行の場合)
約
(前期課程/後期課程)
引山
IC
引山
リニモ
名鉄瀬戸線
至名古屋IC
●入試に関するお問い合わせならびに出願書類請求は、
本学入試広報部までお問い合わせください。
〒463-8521 名古屋市守山区大森2-1723 金城学院大学 入試広報部
■
TEL (052)798-4471(直通)
■
フリーダイヤル 0120-331791(受験生相談)
■
ホームページ http://www.kinjo-gakuin.net ■
Eメール [email protected]
2 0 1 2年 度 入 学 案 内
(前期課程)
(後期課程)
Information
広く門戸の開かれた大学院教育
■博士の学位授与人数
2011年4月1日現在
文学 研究 科
金城学院大学では、
大学院で学ぶ意欲と能力を有する方々が大学院教
育を受けられるよう、
広く門戸を開いています。
大学院各研究科の応募資
博士
(国文学)
6
格のうち、同等以上の学力があると認められた者 として出願を希望される方
博士
(英文学)
9
は、個別審査が必要です。別冊の「2012年度入学募集要項・願書」
をご参
金 城 学院 大学の理念
文学研究科、人間生活学研究科ともに専門職に就いています。
金城学院大学大学院は、臨床心理士指定大学院(第1種)の認定を受
けています。
●
金城学院大学のスクールモットーは、旧約聖書の言葉です。
という言葉をスローガンに掲げています。
●
「主を畏れる」の「主」とは、キリスト教では神を指し、
この
「強さ」
「優しさ」
とは、
リーダーシップと
●
「畏れる」
とは、
この世に命を与えられている存在(人間)
として
パートナーシップに言い換えることもできる
と思います。
本学の学生には
「強さ」
と
「優し
臨床心理士指定大学院
(第1種 )
について
■修了生の就職先
成するため、
教育の指針として
「強く、
優しく。
」
大学の専任教員
●
高等学校教員
大学の非常勤教員
●
幼稚園教員
各大学の心理相談室のカウンセラー
●
一般企業
大学病院・クリニックの心理士
●
各自治体の消費生活センター
●
●
スクールカウンセラー
さ」
を身につけ、
社会で活躍して欲しいと願
「知恵の初め」の「知恵」とは、単に知識だけではなく、
っています。
熟慮と慎重さをもって生きることへ導く賢さをも示しています。
学 長 柏木 哲夫
この知恵を得るために、
私たちは生の真の意味と目的に目覚めな
ければならないでしょう。
や、
大学で実際に学んだ知識やスキルをしっかりと実社会で活かすことのできる
「強さ」
、
「初め」とは、そのような深い知恵を探求する
また自分の意志をしっかり通すことができる
「強さ」
などであり、
これらの
「強さ」
を女性
キリスト教主義に基づき、
真理を探究する私たちの大学での教
育と研究の活動は、
すべてこのスクールモットーのもとに展開され
ています。
日々の研究・生活をサポートする機関
博士課程後期課程では、在学期間短縮の特例があります。関連する
総面積6,651平方メートル、座席数566席、雑誌7,680種、図書約50万冊
規程は次のとおりです。
の蔵書を備える図書館は、2007年春、西側新館を開設すると同時に、全館
をリニューアル。
全面開架方式を採用し、
利便性が向上しました。
資料検索は、
金城学院大学大学院学位規程より抜粋
インターネットブラウザを利用する方法で、
自宅のパソコンから検索すること
も可能です。
また学外図書館との相互利用を実施しており、
本学にない資
【博士の学位授与の要件】
第4条
料を海外から取り寄せることもできます。
レファレンスコーナー、AVコーナー、
複写コーナー、ラウンジ等の施設も整っています。
を成すものでもあります。
またひいては他者を認める
「寛容さ」
や
「謙虚さ」
と言うこと
もできます。
これらの
「優しさ」
は品格として表れます。
品格のある、
優しい女性として
学生を送り出したいと思っています。
1 博士の学位は、博士課程の後期3年の課程(以下「後期課程」と
いう。
)
に3年以上在学し、
授業科目につき、
文学研究科においては、
16単位以上、
人間生活学研究科においては、
6単位以上を修得し、
C O N T E N T S
開館時間
休 館 日
平 日/8:30∼20:00
●
通常授業期間外の平日・
(祝日が日曜日にあたるときは、その翌日)
土曜日/9:00∼16:30
日・祝日
●
本学院の創立記念日
(10月15日)
博士論文を提出し、かつ最終試験に合格した者に授与する。た
●
年末年始
だし、在学期間については、優れた研究業績を挙げた者と当該
●
館長が定める臨時休館日
研究科委員会が認めた場合は、後期課程に1年以上在学すれ
ば足りるものとする。
Information
単位を修得すると、修了と同時に臨床心理士の受験資格が取得できます。
■図書館
が持つことは現代社会の要請であると考えます。
●
「優しさ」
とは、
他人をいたわり思いやる
「優しさ」
であり、
キリスト教の精神の根幹
本学の人間生活学研究科人間発達学専攻臨床心理学分野で所定の
在学期間の短縮について
(博士課程後期課程)
●
「強さ」
とは、
社会において課題に直面したとき自ら考え対処することのできる
「強さ」
すべての営みの出発点、基礎、原理を意味しています。
(うち3名は論文提出による)
臨床心理士として病院の心理職、
大学心理相談センターなどにも就職し
金城学院大学は、
左記のような女性を育
の分をわきまえ、へりくだることを意味しています。
27
博士
(学術)
大学の専任教員・非常勤教員が中心ですが、人間生活学研究科では、
ています。
主を畏れることは知恵の初め。
(「箴言」 第1章7節)
(うち3名は論文提出による)
人間生活学 研究科
大学院修了生の就職先について
キリスト教の理念に基づいて
豊かな人間性と実践的能力を兼ね備えた女性を育成します。
13
博士
(社会学)
照ください。
■学生相談室
悪徳商法の被害や悪質な宗教の勧誘、家族や友人とのトラブルや将来に
01
2 前項に定めるもののほか、博士の学位は、本大学院の博士課程
文学研究科の概要
02
人間生活学研究科の概要
14
国文学専攻
(前期課程/後期課程)
03
消費者科学専攻(前期課程)
16
英文学専攻(前期課程/後期課程)
06
人間発達学専攻
(前期課程)
24
社会学専攻(前期課程/後期課程)
10
人間生活学専攻(後期課程)
30
を経ない者であっても博士論文を提出し、最終試験に合格し、
か
つ後期課程を修了した者と同等以上の学力を有することを確認
された場合は、
これを授与することができる。
対する不安など、学生生活の中で問題が生じた場合には、
一人で悩まず、ど
んなことでも気軽に学生相談室に相談してください。
また、ハラスメントについては、防止と対応に関するガイドラインを設けて
います。万一ハラスメントなどによる人権侵害が発生した場合には、大学は
責任をもって、速やかに、適正な手続きに従って適切な対応をとります。
3 本大学院の後期課程において、単位を修得し、満期退学した者
が 論文を提出した場 合も、第2項の規定による。
Information
34
01
文学研究科
文学研究科
国文学専攻(前期課程/後期課程) 英文学専攻(前期課程/後期課程) 社会学専攻(前期課程/後期課程)
国文学専攻
設置の趣旨及び目的
概要
社会の国際化・情報化が進む中で、
日本人が国際社会において積極的な役割を果たすためには、
自分のよって立つ文化に対する深い理解をもつことが不
文学研究科は、人間性、現代性、国際性、コミュニケーションを軸にし、
可欠です。
また、
高学歴社会と言われる現在ほど、
それぞれの分野で高い専門性が求められている時代はありません。
それぞれの専門分野から21世紀の社会を担い、
指導的役割を果たす女性
国文学は、
日本に固有の言語文化を総合的に研究する学問として古い伝統を持ち、
日本文化研究の根幹に位置づけられています。
の育成をめざしています。
古典から現代におよぶ文学作品の研究、
日本語
国文学専攻では、
自らの問題意識に基づき、
日本の言語文化について研究をすすめ、
新しい時代にふさわしい研究者・社会人として活躍する、
自立した女
教育を含めた言語教育、
現代日本の社会や文化の研究、
社会問題の分析
性の養成をめざしています。
や国際比較など、
研究対象は人文社会科学の領域から成っています。
本研究科の歴史をたどると、
1967年に前期課程国文学専攻、
翌年に英
文学専攻が発足し、
1986年に社会学専攻、
さらに1993年に3専攻とも博士
国文学専攻 博士課程
(前期課程)の内容
課程後期課程が設置されました。これまで修了生は、前期課程で284名、
国文学専攻 博士課程
(後期課程)の内容
博士課程後期課程においては、
前期課程で身につけた日本文学、
日本
3領域に対応しています。
この3つの専門領域に関して、
学部教育で身に
語、
日本語教育に対する専門的な知識を深化、
充実させ、
文化的事象を研
本研究科の教育目的は、
前期課程では広い視野に立って研究テーマを
つけた知識・教養をもとに専門研究のための基礎力を養います。
究する能力や、
教育のための実践的技術を高め、
発展させます。
これによ
考察し、
教養を深める力、
学問分野における研究能力や専門的な職業に
日本文学、日本語に関しては、時代別・ジャンル別に特論、演習を開講
って、
各自が研究者として自立できるように細やかな指導を行ないます。
つける能力を養います。
し、
各自の研究テーマが、
幅広い視野でとらえられるよう配慮しています。
古典文学研究領域においては、
改めて各自の研究テーマを先行研究の
後期課程では、
さらに専門分野について自立して研究活動を行える能
また、日本文化の本質に迫るための比較文化的な視点を取り入れ、伝統
なかに位置づけ、
検討し直します。
前期課程以上に広範で精密な文献調
力、
あるいは高度な専門的職業に従事することのできる研究能力や学識
的な文学・語学研究について実践的理解を深めると同時に、
新しい文学・
査、
分析考察の技術が求められます。
を養うことをめざしています。
語学研究の動向に対する理解を促します。
近現代文学研究領域も基本的には、
古典領域と同じですが、
加えて社
本研究科では、
研究への自主的な取り組みが尊重されます。
研究発表
日本語教育に関しては、特論・演習を通して徹底して日本語教育法の
会的文脈や比較文化的な文脈に留意し、
文化的歴史的資料体のなかで問
を積極的に行い、
仲間との議論のなかから研究を深めることができる環
実践的な技術の習得を図るとともに、
日本語関連科目や特殊研究によっ
題を再検討することが求められます。
境の整備をこころがけています。そのために授業や論文指導以外にも、
て日本語教育の根幹となる言語理論に対するより専門的な理解が深ま
国語学・日本語教育研究領域では、
語学研究の専門度をより高めると
院生の論文集や同人誌の発刊、
学内の学会活動、
研究発表会等の機会を
るように配慮しています。
また、
専攻の特色を生かし、
日本文化に対する
同時に、
日本語教育法自体の理論的研究という側面がより重視されます。
設けて支援しています。
深い理解に基づく日本語教育の実現をめざしています。
大学院文学研究科長
ざまな分野で活躍しています。
西山 八 重子
修了の要件及び授与される学位
■修士論文題目例
■博士論文題目例及び研究中の題目例
・六条御息所の死霊に関する考察─紫上・女三宮と関連して─
・解脱上人貞慶の研究─貞慶をめぐる説話を中心に─
・
『今昔物語集』巻一∼三における誓願
・
『保元物語』における人物像の形成
・
『氷点』
ベストセラーの理由
・
『平家物語』
における臨終正念─建礼門院の描かれ方について─
・
『斜陽』受容についての多角的考察
・明治二十年代の女性と文学─
・キリスト者 遠藤周作における文学技法
文学研究科 博士課程(前期課程)
文学研究科 博士課程(後期課程)
2年以上在学し、授業科目につき30単位以上を修得し、修士論文または
3年以上在学し、授業科目につき16単位以上を修得し、博士論文を提出
・構文における「∼って」
の分析
専攻が指定する特定の課題の研究成果を提出し、かつ最終試験に合格
し、かつ最終試験に合格した者には博士の学位が授与されます(在学期
・
「勧誘を受ける/断る」
形式に関する日本語とインドネシア語の対照語用論的研究
した者には修士の学位が授与されます。
間については短縮の特例があります)。
■授与される学位
■授与される学位
学 位
専攻名
学 位
国文学専攻
修士(文学または学術)
国文学専攻
博士(文学または学術)
英文学専攻
修士(文学または学術)
英文学専攻
博士(文学または学術)
社会学専攻
博士
(社会学または学術)
修士
(社会学または学術)
口一葉とその時代─
前期課程 授業科目一覧
専攻名
社会学専攻
文学研究科
国文学専攻
文学研究科
国文学専攻の博士課程前期課程は、日本文学、日本語、日本語教育の
後期課程で25名を送り出しています。
博士号を取得したのは28名で、
さま
教育職員免許状
国文学特論Ⅰ
(1)
(2)
国文学演習Ⅲ
(1)
(2)
国文学特殊研究Ⅴ(比較文学)
(1)
(2)
国語学特殊研究Ⅱ(1)
(2)
国文学特論Ⅱ
(1)
(2)
国文学演習Ⅳ(1)
(2)
中国文学特論
(1)
(2)
日本語教育特論Ⅰ(1)
(2)
国文学特論Ⅲ
(1)
(2)
国文学演習Ⅴ
(比較文学Ⅰ)
(1)
(2)
中国文学演習
(1)
(2)
日本語教育特論Ⅱ(1)
(2)
国文学特論Ⅳ
(1)
(2)
国文学演習Ⅵ
(比較文学Ⅱ)
(1)
(2)
国語学特論Ⅰ(1)
(2)
日本語教育特論Ⅲ(1)
(2)
国文学特論Ⅴ
(比較文学Ⅰ)
(1)
(2)
国文学特殊研究Ⅰ
(1)
(2)
国語学特論Ⅱ(1)
(2)
日本語教育演習Ⅰ
(1)
(2)
国文学特論Ⅵ
(比較文学Ⅱ)
(1)
(2)
国文学特殊研究Ⅱ
(1)
(2)
国語学演習Ⅰ
(1)
(2)
(2)
日本語教育演習Ⅱ(1)
国文学演習Ⅰ
(1)
(2)
国文学特殊研究Ⅲ
(1)
(2)
国語学演習Ⅱ
(1)
(2)
日本語教育演習Ⅲ
(1)
(2)
国文学演習Ⅱ(1)
(2)
国文学特殊研究Ⅳ
(1)
(2)
国語学特殊研究Ⅰ(1)
(2)
日本語教育特殊研究Ⅰ(1)
(2)
日本語教育特殊研究Ⅱ(1)
(2)
すでに高等学校教諭1種免許状
(国語・外国語
〈英語〉
・公民)
または中学校教諭1種免許状
(国語・外国語
〈英語〉
・社会)
を取得している者で、
文学研究科
博士課程前期課程を修了した者、
または1年以上在学し、
30単位以上修得した者は、
高等学校教諭専修免許状
(国語・外国語
〈英語〉
・公民)
あるいは中学
校教諭専修免許状
(国語・外国語
〈英語〉
・社会)
が取得できます。
専門社会調査士(社会学専攻)
専門社会調査士の資格を取得するためには、
原則として、
次の4項目を全て満たす必要があります。
(1)
社会調査士の資格を有すること。
※有していない
場合でも、
同時に申請することも可能です。
(2)
大学院で、
標準カリキュラムに対応する3科目の単位を修得すること。
(3)
社会調査結果を用いた研究論文
後期課程 授業科目一覧
■古典文学研究
■近現代文学研究
■国語学・日本語教育研究
古典文学特殊講義(1)
近現代文学特殊講義
(1)
国語学特殊講義
(1)
古典文学特殊講義(2)
近現代文学特殊講義
(2)
国語学特殊講義
(2)
古典文学特殊講義(3)
近現代文学特殊講義
(3)
日本語教育特殊講義
(1)
古典文学特殊講義(4)
近現代文学特殊講義
(4)
日本語教育特殊講義
(2)
古典文学演習
近現代文学演習
国語学・日本語教育演習
(修士論文を含む)
を執筆すること。
(4)
修士課程を修了すること。
02
03
2011年 4月現在
前期課程 授業科目の内容
2011年 4月現在
国文学専攻 研究指導内容
て考慮検討されなければならない事項を、
伝統的な中国学の方法論を追体験
平安時代の一文学作品をテキストに、
その作品本文の正確な読解を通して古
してみることによって、
確認修得する。
典文学読解の能力を養い、
さらに作品の研究状況を学び、
新たな研究の視点を
国語学特論Ⅰ
(1)
(2)国語学演習Ⅰ
(1)
(2)
探っていく。
あわせて古典研究のための基礎的技術を習得する。
地域言語を社会言語学の立場から研究する。
言語研究法のなかで社会言語
国文学特論Ⅲ
(1)
(2)国文学演習Ⅲ
(1)
(2)
学がどんな位置を占めるか確認した後、
日本における社会言語学の歴史を概略
■所属学会/中古文学会、
日本文芸研究会、
日本文学協会、
名古屋平安文学研究会。
文学研究に関係する現代批評理論のさまざまな操作概念を検討し、
あわせて
把握する。
次いで当地方に行われる言語を取り上げ、
社会言語学の観点から具
■ 研究業績/主な論文、
「
『源氏物語』
の悲劇の構造に関する試論」
「
、
『源氏物語』
宇治の大君像をめぐって」
「
、中君の女性像」
、
「『源氏物語』
浮舟行方
日本近代文学の諸作品を、
同時代の社会的文化的文脈に留意しながら分析・考
体的に分析する。
察する。
中心的には明治後期から大正にかけての近代文学成立・隆盛期の諸問
国語学特殊研究Ⅰ
(1)
(2)
指導教員
題を扱う。
日本における文字社会の成立と展開を講じ、
あわせて日本語研究の歴史を
高橋 博巳
国文学特論Ⅳ
(1)
(2)国文学演習Ⅳ
(1)
(2)
叙述する。
これら文人たちの作品と生き方の研究をとおして、
その魅力を解明する。
大正から昭和にかけて、
大きく時代の波がうねり、
文学の享受のあり方も著し
日本語教育特論Ⅰ
(1)
(2)日本語教育演習Ⅰ
(1)
(2)
■研究経歴/東北大学大学院文学研究科博士課程満期退学。
文学修士。
く変動した。
関東大震災、
そして二度にわたる戦争と、
激動の時代を前に文学は
一つ目は日本語教育文法を概観し指導力の基礎固めを行う。
その目的のため
どのように自らの存在意義を問いただしてきたのか、
この時期に発表された様々
に英文で書かれた初級日本語教科書を課題とする。
二つ目は日本語教育に関す
な言語表現資料を使って分析を試みる。
る基礎文献を講読し、
広い視点から日本語学習者の習得上の諸問題に対応で
国文学特論Ⅴ
(比較文学Ⅰ)
(1)
(2)国文学演習Ⅴ
(比較文学Ⅰ)
(1)
(2)
きるようにしたい。
近世までの古典文学を、
主として和漢比較文学の観点から研究し、
その結果
日本語教育特論Ⅲ
(1)
(2)日本語教育演習Ⅲ
(1)
(2)
として日本文学がいかに幅を広げ、
深みを増して、
豊かな成果を挙げるに至った
日本語習得上の諸問題を取り上げる。
文法、
語彙、
意味論、
語用論に焦点を当
かを解明する。
てる。
日本語文法論と日本語文法習得、
語彙論と語彙習得に関する基本文献を
国文学特殊研究Ⅱ
(1)
(2)
講読し、
日本語教育の科学的基礎能力の養成をめざす。
さらに、
形態素・語・句・
日本の探偵小説の代表作を、
明治から大正、
そして昭和という流れで概観し
節・文の意味を分析し、
談話、
文章の構造を明らかにする能力を養う。
ていく。
主に行うテキスト分析は昭和の作品を扱うが、
昭和の作品のルーツに如
日本語教育特殊研究Ⅰ
(1)
(2)
何に明治大正のジャンルの歴史が刻まれていくかを見ていく。
(1)
では日本語の語用論を扱う。
文を超えた談話や文章に現れる規則的な諸
中国文学特論
(1)
(2)中国文学演習
(1)
(2)
現象に着目して、
そのメカニズムを解明していく。
(2)
では日本語と英語のコーパ
中国文学の特質をその時間や空間に対する感じ方、
考え方を通じて検討する。
スを利用した言語研究の方法を学ぶ。
従来、
直観や作例に頼っていた研究のや
できうる限り、
詩や散文といったジャンルをこえて、
また広く一時期に限ることな
り方を見直し、
より客観的な事実を解明するアプローチを身に付ける。
指導教員
山上 義実
研究指導内容 中古文学
「源氏物語」を中心とした平安朝文学の研究。精緻な鑑賞を基に作品の主題・構想、作者の人生観・世界観等の文学的特質の解明をめざす。
■研究経歴/東北大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程満期退学。
文学修士。
―宇治十帖結末に関する一解釈―」
等々。
近 世文学
研究指導内容 近世中期以降、
漢文学の素養をベースに、
詩文書画をよくする文人たちが多数登場した。
■所属学会/日本文芸研究会、
日本近世文学会、
和漢比較文学会、
日本18世紀学会。
■研究業績/
『京都藝苑のネットワーク』
1988年、
『江戸のバロック』
1991年、
『画家の旅、
詩人の夢』
2005年、
以上ぺりかん社。
『山中人饒舌 自画題語 竹田荘師友画録』
(定本日本絵画論大成第7巻)
(編著)
ぺりかん社、
1996年。
「文人社会の形成」
(
『十八世紀の
文学』
岩波講座日本文学史第9巻)
岩波書店、
1996年他。
指導教員
研究指導内容 藤森 清
近現代小説の物語学的分析、および文学研究に基づいた日本近代の文化研究。
近現代文学
■ 研究経歴/名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学。
博士(文学)。
■ 所属学会/日本近代文学会
(評議委員)、日本文学協会。
■ 研究業績/
『語りの近代』有精堂、1996。
『メディア・表象・イデオロギー』
(共著)小沢書店、1997。
『岩波講座文学7 つくられた自然』
(共著)2003。
『クィア批評』
(共著)
世織書房、
2004。
指導教員
小 松 史 生子
研究指導内容 文学研究科
国文学専攻
文学研究科
国文学専攻
国文学特論Ⅰ
(1)
(2)国文学演習Ⅰ
(1)
(2)
近 現 代 文 学、近 現 代 文 化
明治以降、
昭和から平成に至るまで、
急激なメディア転換を体験した日本の文化状況を、
大衆娯楽の観点から分析する。
■研究経歴/東京大学大学院総合文化研究科博士課程後期課程単位取得退学。
文学修士。
■所属学会/日本近代文学会、
昭和文学会、
比較文学会。
■研究業績/
『探偵小説と日本近代』
(共著)
青弓社、
2004。
『乱歩と名古屋 地方都市モダニズムと探偵小説原風景』
風媒社、
2007。
く比較していく。
その際、
中国文学が日本文学に大きな影響を与えたことによっ
指導教員
研究指導内容 下野 雅昭
1.歴史的な変化を遂げつつあるといわれる地域言語について、
その実態を解明するにはどのような観点・方法があるかを、
さまざまな事例をもとに研究する。
2.明治初期の文献を中心に、
どのように近代的な口語文体が形成されていくかを考える。
後期課程 授業科目の内容
■研究経歴/東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程
(国語学専攻)
単位取得退学。
文学修士。
古典文学特殊講義
(1)
近代社会において 文学 は、
根幹的な役割を与えられた。
そのため、
とくに近
■所属学会/日本語学会、
社会言語科学会、
日本方言研究会、
日本文芸研究会。
『源氏物語』を中心に論ずる。平安朝文芸の特質を和歌・物語・日記・和歌の
現代の文学を考察するには、
文化史的、
社会史的な文脈を意識することが重要
■研究業績/
『岐阜県のことば』
(日本のことばシリーズ21)
(共編著)
明治書院。
『関西方言の社会言語学』
(共著)
世界思想社。
ほか。
詞書・漢詩文等から確かめ、それらが『源氏物語』にいかに投影しているか、
である。
これまでの研究動向を踏まえたうえで、
各自の研究テーマを文化的、
社
作者の創造力とからみあって、いかに独自な文体、方法を形づくっているか
会的文脈のなかに位置づけることができるようにする。
自らの問題領域を明確
指導教員
について論述する。
にし、
研究者として自立できるように、
分析考察のより高度な実践的訓練を行
藤原 雅憲
古典文学演習
う。
古典文学の本質に迫るため、源氏物語や近世俳諧など、それぞれの時代の
国語学特殊講義
(1)
頂点に位置する作品やジャンルを取り上げる。
従来の研究成果を精査し、
諸本
方言学を歴史的、
社会的文脈から再検討する。
方言学は国語学の歴史のな
をはじめとする各種文献や資料を目的に従って処理する方法を学び、
厳密な本
かで一つの重要な分野として位置づけられてきた。
地域言語としての方言の研
文批判のもと、
読解鑑賞、
他の作家や作品との比較研究を行う。
そうした作業
究がどのような歴史的背景をもつのかという問題を、
社会言語学などを援用し
を通して、
自らの課題とする作品や作家について、
主体的に研究を進める能力
ながら考察する。
を養う。
日本語教育特殊講義(2)
近現代文学特殊講義
(1)
日本語教育の歴史、
その展開の理論的可能性を考察する。
日本語教育は、
日
近現代の小説をさまざまな文学批評理論や、文化理論を援用して分析考
本文化の海外への伸張にともない、
日本の近代化初期に端を発する。
その歴史
察する。小説 という文学様式は、近代社会のありようと深い関連性をもつ。
経過を批判的に検討し、
21世紀の世界状況下での新たな日本語教育の可能性
各種の理論によって文化的、社会的文脈のなかで各自の文学研究、文化研究
を考察する。
のテーマが発見できるよう促し、その実践的な研究方法の具体例を提示す
国語学・日本語教育演習
る。
国語学の研究史の上にたって、
国語学のさまざまな専門研究テーマを取り上
近現代文学演習
げ、
理論的、
社会的背景に留意しながら、
国語学研究者としての実践的な調査、
研究指導内容 日本 語 教 育
日本語教育の内容と方法に関する研究を進めている。
語用論の立場から日本語教育を再検討することが当面の課題である。
■研究経歴/1993−1998年名古屋大学大学院国際開発研究科助教授、
1998−2003年同大学大学院国際言語文化研究科教授。
■所属学会/日本語教育学会、
日本語学会、
日本語用論学会。
■研究業績/
『よくわかる文法』
アルク
(株)
。
A Course in Modern Japanese [Revised Edition], 2vols, 名古屋大学出版会。
「教えられることと教えられな
いこと」
『言語教育の新展開』
ひつじ書房。
担当教員及び担当授業科目
山上 義実 教授
[D]古典文学演習
小松 史生子 准教授
[M]国文学特論Ⅲ(1)
(2)
西原 一幸 教授
(兼担)
[M]日本語教育演習Ⅲ
(1)
野村 茂夫 教授(非常勤)
[M]
中国文学演習
(1)
(2)
[M]国文学特論Ⅰ(1)
(2)
下野 雅昭 教授
高橋 博巳 教授
分析、
考察能力を習得させる。
日本語教育史、
および研究史の上にたって、
最新
[D]古典文学演習
の日本語教育の諸問題を取り上げ、
教育法のより実践的な対処法を習得すると
[M]国文学特論Ⅴ(1)
(2)
ともに、
教育法の理論的展開を考察する。
[D]国語学・日本語教育演習
藤森 清 教授・博士
(文学)
[M]国文学演習Ⅳ(1)
(2)
釘貫 亨 教授(非常勤)
[M]国語学特殊研究Ⅰ
(1)
(2)
[M]国語学演習Ⅰ(1)
(2)
畑佐 由紀子 教授
(非常勤)
藤原 雅憲 教授
[D]近現代文学演習
04
国 語 学、方 言 学
[M]日本語教育演習Ⅲ(2)
[D]国語学・日本語教育演習
[M]日本語教育特論Ⅰ(1)
(2)
[D]
後期課程授業科目 [M]
前期課程授業科目
05
文学研究科
2011年4月現在
英文学専攻
前期課程 授業科目の内容
設置の趣旨及び目的
英米文学の研究は、
英語圏における文学的創造の営みの結晶である作品の分析と批評を、
英語学の研究は、
人間言語のメカニズムに関する理論的・実証
英語学演習Ⅰ
(1)
(2)
アイルランド文学の巨匠の一人ジェイムズ・ジョイスについて、その初期の名作
理論的基盤に基づき、
理論的に妥当な問題を見つける力を養成する。
また、
その問
Dubliners, と A Portrait of the Artist as a Young Man を中心に紹介し、Ulysses につい
題に関して
(言語獲得では実験方法にも習熟させ)
妥当な言語データを収集し、
適切
て若干の必要な入門的概説を行う。
さらに彼の唯一の戯曲 The Exiles を精読する。
な分析を行い、
自律的に研究する能力を養う。
英文学演習Ⅰ
(1)
(2)
英語学特論Ⅱ
(1)
(2)
的解明を根本としています。
また、
英語教育の研究は、
英語教育に関する理論と授業技術の研究を行い、
通訳学の研究は、
職業的通訳者に必要な専門的知識
アイルランドの代表的な劇作家、
イェイツとベケットの二人を取り上げ、
最も現代的
まず、英語形態論の研究に焦点を当てる。先行研究が明らかにしてきた形態論的規則
と高度な通訳技術の習得を目標としています。
本学の英文学専攻では、
英米文学5名、
英語学4名、
英語教育2名、
通訳学2名の教員によって、
それぞれの分野
で根源的な問題―人間とは、
世界とは、
生とは、
死とは―にふれ、
またその流れの中
及び原理を理解するとともに、形態論的分析の方法論を身につける。次に、形態論的規則
で、
最も今日的な伝統をも理解する。
性と統語論的規則性を比較しながら、
形態部門と統語部門の相互関係を考察する。
英文学特論Ⅱ
(1)
(2)
英語学演習Ⅱ
(1)
(2)
修了者の中には、
大学、
短期大学、
専門学校、
高等学校などの専任または非常勤として、
英語教育に励んでいる人達が目立ち、
学会での研究発表、
専門誌へ
シェイクスピアの悲劇または史劇を取り上げ、
特定の作品群に見られるテーマと問
英語形態論及びその関連分野に関する重要な研究書を読み進めることによって、
の寄稿などによって修了後も研究に精進しています。
また、
生涯教育の充実という観点から、
学部新卒者だけではなく、
社会人としての経験を積んだ人達も大
題について研究する。
これらの作品の主要場面について講読をし、
先行研究を参考
文献を読む力を養うと共に、
自分で興味あるトピックを選べるようにする。
次に、
標準
において幅広い研究が指導できる体制をとっています。
学院に入学し、
専門的能力の開発に努めています。
英文学専攻 博士課程
(前期課程)
の内容
英文学専攻 博士課程
(後期課程)
の内容
的な研究プロセスに従って研究論文を書く。
即ち、
選択されたトピックに関して、
広範
英文学演習Ⅱ
(1)
(2)
な英語の事実観察に基づいて従来の分析の問題点を指摘し、
その代案を提案する。
シェイクスピアの喜劇またはロマンス劇の作品群を取り上げ、
その主要な場面につ
英語学特論Ⅲ
(1)
(2)
いて精読し、
主題、
構造、
表現について研究する。
あわせて、
エリザベス朝の戯曲テク
比較統語論研究・パラメータ研究の成果を専門論文を通じて学ぶ。
文献を通じて先
ストの書誌学的、
本文批評的側面の理解も深める。
行研究をその背景も含めてきちんと理解することと、
それぞれの研究の利点と問題
英文学特論Ⅲ
(1)
(2)
点を独自の視点から考えることを目的とする。
アイルランドのノーベル賞詩人、
イェイツとシーマス・ヒーニィの詩のテクストを、
詩
英語学演習Ⅲ
(1)
(2)
博士課程後期課程では、
それまでに培われた幅広い文学的あるいは言
語学、
英語教育、
通訳学の特論、
演習が開講されています。
語学的教養を、
高次元の研究領域に収斂し、
学問研究を深化させることを
法・詩人の生涯・詩人の思想などの観点から研究し、
それぞれの抒情性、
アイリッシュ
比較統語論研究における具体的なテーマを取り上げ、
関連する文献を読み、
問題点
狙いとして、
その授業科目を
「英文学研究」
及び
「言語学研究」
の二部門に分
ネス、
その他について分析する。
を検討することを通じて、
普遍文法と個別文法の関係、
およびパラメータのあり方に
英文学演習Ⅲ
(1)
(2)
ついて考える。
「小説の世紀」といわれる19世紀イギリスの主要な小説テクストの理解を深める。
英語教育特論Ⅰ
(1)
(2)
小説という文芸形式のジャンル研究から始めて、
オースティン、
ブロンテ姉妹、
ディケン
日本における英語教育がどうあるべきかを主体的に考えられるように、
中学校およ
ズらのテクストを分析し、
併せて同時代の書評から現代の批評理論までを考察して、
び高等学校における英語科教育に関する基本的な問題を様々な角度から吟味し、
望
小説の可能性について探究する。
ましい英語教育・英語学習の在り方を考える。
英文学では、
エリザベス朝の劇、
ロマン派の詩、
イギリスの小説など各時
代とジャンルにわたり充実した教育と研究を行っています。米文学でも詩、
けています。
小説、
評論の分野にわたり幅広い研究が行われています。
「英文学研究」
では、
詩・劇・小説の分野にわたって、
米文学をも含めた伝
英語学では、
生成文法理論を中心に、
音韻論、
形態論、
統語論、
意味論など
統的な広義の
「英文学」
を対象に教育・研究指導を行います。
17世紀演劇や
言語の主要な側面についての研究や言語獲得の研究も熱心に行われています。
ロマン派の詩研究における本文批評、
テクスト解析、
詩法、
18世紀・19世紀
英文学演習Ⅳ
(1)
(2)
英語教育演習Ⅰ
(1)
(2)
英語教育では、
英語教育の理論とともに中学・高校のライティング活動や
小説研究における小説作法の観点、
20世紀小説・演劇におけるテーマ研究
イギリスのファンタジーと児童文学について研究する。
あわせて、
英米文学の研究
語彙意味論に関する最新の論文を講読して、
語の意味の研究の最近の動向を知
方法や論文の書き方について理解を深めていく。
授業は、
講読、
発表、
討論を適宜組
る一方、
英語の語彙の意味分析の方法を探究する。
英語の動詞の項構造と統語構造
学習ストラテジーなどについて実践的研究を行います。
通訳学では、
通訳
などを通じて、
個々の対象作品に対する洞察力を養います。
に求められる専門知識の習得と高度な通訳技術の訓練を中心とします。
これまでの修士論文
(英語)
は、
英文学ではシェイクスピアの劇、
ディケン
み合わせて進めていくことになる。
の関係を扱った論文をヒントにして、
英語の動詞の意味をどのように分析すれば、
動
「言語学研究」
においては、
それまでに培われた基礎的研究能力をさらに
米文学特論Ⅰ
(1)
(2)
詞の項の意味役割とその統語役割の関係を最も適切に説明できるかを考察する。
高め、
言語の理論的・実証的研究を自律的に追求する能力を養います。
研
アメリカ・ルネサンス期の文学作品を光と闇の両面から考察する。
自我と情念が迸
通訳特論Ⅰ
(1)
(2)
る、
19世紀アメリカの前葉を彩る諸作品の精髄を、
幾つかの評論を交えて研究する。
会議通訳からコミュニティー通訳にいたるまでの、
様々な分野の通訳について、
その歴
米文学演習Ⅰ
(1)
(2)
史や社会的背景、
現状と課題などについて学ぶ。
また、
政治・経済、
文化・社会、
医療、
司法
ズの小説からミルンのエッセイまで、
米文学ではホーソーン、
メルヴィルやト
究の方法としては、
生成文法理論に基づいた理論的研究や比較統語論的
ニ・モリスンの小説からキング牧師の思想まで多種多様です。
英語学では
研究
(コンパラティブ・シンタックス)
、
及び実験的研究を取り入れています。
ルネサンス期、
大戦間、
そして現代の作家たちのアメリカ小説を中心に考察する。
そ
などの各分野の専門家による講義を受け、
通訳者にとって必要な基本的知識を得る。
これにより、
創意をもって言語研究に取り組む能力を養います。
さらに、
言
の他の時代の作家たちも広く視野におさめつつ、
マイノリティーも含めたさまざまな
通訳演習Ⅰ
(1)
(2)
性」
「日本語の軽動詞構文」
など、
言語理論の諸側面から言語獲得研究ま
語に関する精深な専門性を要する職業
(英語教育、
日本語教育、
言語発達
で広範囲にわたっています。
遅滞児教育など)
に必要な専門知識と研究能力も養います。
■修士論文題目例
■博士論文題目例及び研究中の題目例
・A.A. Milne as a Fifth Georgian Columnist: A Study of Milnes Not That It Matters
・クウィア=クリスチャン・フォースター
・Ethical Awakening for Social Reformation: A Study of Civil Disobedience
・Hero Worship in Dickens A Tale of Two Cities
・Forcus Constructions in Japanese
・Some Properties of Adjectival Passive
テーマに添いながら、
諸作品を幾つかの評論を交えて詳細に分析していく。
逐次通訳の理論と技術を学ぶ。
実際のスピーチや対談を教材にし、
逐次通訳のトレー
英語学特論Ⅰ
(1)
(2)
ニングをする。
メモ取りなどのスキルを身につけ、
プロとして仕事ができるレベルを目指す。
生成文法理論の基本的な考え方、
重要な諸概念を深く理解し、
その研究の成果を
通訳演習Ⅱ
(1)
(2)
無批判的に受け入れるのではなく、
自分で問題意識を持って研究論文を読み、
正確
同時通訳の理論と技術を学ぶ。実際のスピーチを教材にし、同時通訳のトレーニングをする。
に理解し、
批判する能力を養成する。
同時通訳ブースの効率的な使い方も含め、プロとして仕事をするためのスキルを身につける。
後期課程 授業科目の内容
─オペラ
『ビリー・バッド』
に秘められたアイロニー─
・ディケンズのヒューモア研究:陽気なディケンズと憂鬱なディケンズ
英文学特殊講義
(1)
〔アイルランド作家論〕
言語学特殊講義
(1)
〔心理言語学〕
・呪縛からの解放と自立─トニ・モリスンの描く6人の黒人女性たち─
アイルランドの代表的な劇作家、
Yeats と Beckett の二人を取り上げ、
最も現代的
心理言語学の3領域のうち言語獲得について講義する。
いわゆる
「プラトンの問題」
で根源的な問題―人間とは、
世界とは、
生とは、
死とは―にふれ、
またその流れの中で、
を中心課題とし、
(原則とパラメーターの理論を中心に)
言語獲得の理論、
方法論、
先
最も今日的な伝統をも理解する。
行研究について講義する。
英文学特殊講義
(2)
〔エリザベス朝演劇論〕
言語学特殊講義
(2)
〔言語理論〕
エリザベス朝の戯曲テクストの書誌学的、
本文批評的側面の理解を深め、
共通のテ
生成文法における最新の統語論研究を視野に入れて、
経験的および概念的視点
ーマを持つ複数の作品について分析し、
当時の文化・思潮の文脈の中での意味合い
から統語理論のあるべき姿を探る。
生成文法の発展を背景に、
ミニマリスト・プログ
と位置づけを考察する。
ラムがめざすものと現時点での成果と問題点について考える。
また、
比較統語論研究
英文学特殊講義
(5)
〔近代アメリカ小説論〕
の立場から言語理論にどのような貢献ができるかについても考える。
・ジェイン・オースティン六作品におけるヒーローたち ─恋する男たち─
・D.H.ロレンスの
「宗教的」
側面─後期の作品における異文化体験と踊り─
前期課程 授業科目一覧
■ 英米文学関連科目
英文学演習Ⅲ
(1)
(2)
米文学演習Ⅱ
(1)
(2)
英語学特論Ⅲ
(1)
(2)
通訳演習Ⅱ
(1)
(2)
英語教育特論Ⅱ
(1)
(2)
英文学特論Ⅰ
(1)
(2)
英文学特論Ⅳ
(1)
(2)
■ 英語学関連科目
英語学演習Ⅲ
(1)
(2)
通訳演習Ⅲ
(1)
(2)
英語教育演習Ⅱ
(1)
(2)
現代小説論を念頭に、
近代アメリカの文学作品を、
光と闇の両面からさらに考察す
言語学特殊講義
(3)
〔英語学〕
英文学演習Ⅰ
(1)
(2)
英文学演習Ⅳ
(1)
(2)
英語学特論Ⅰ
(1)
(2)
■ 通訳関連科目
通訳演習Ⅳ
(1)
(2)
■ 特殊専門関連科目
る。
古典主義の制約が極めて少なかった19世紀前葉のアメリカの、
自我と人間の情念
英語学におけるCOMP
(補文化子)
、
INFL
(時刻、
呼応、
法助動詞からなる要素)
に
■ 英語教育関連科目
特殊講義Ⅰ∼Ⅲ
(1)
(2)
の解放がほとんど野放図と言えるほどに展開された諸作品の精髄を幾つかの評論を
かかわる言語事実をGB理論の観点から扱った最近の論文を講読し、
GB理論の新し
交えて研究し、
現代の視点からも考察する。
い展開を考察する。
このような論文を読むには様々な予備知識が必要であるが、
その
英文学特殊講義
(6)
〔現代アメリカ小説論〕
ような予備知識を与えてくれる文献の紹介や、
必要に応じてGB理論の解説を行う。
20世紀のアメリカ小説を代表する作家の一人であり、
1920年代に
「ジャズ時代のプ
言語学特殊講義
(4)
〔日本語学〕
リンス」
といわれたF・スコット・フィッツジェラルドの小説や短編をテキストにし、
その
現代日本語の意味論的、
文法的構造体系を考察する。
日本語の構造を分析する能
緻密な分析をとおして成立過程を解明し、
同時に彼の文学の本質を時代的、
社会的
力を培うことをめざす。
テキストに、
久野暲の
『日本文法研究』
(1973, 大修館)
を使う
背景を考察しながら研究する。
が、
関連ある論文を併読する。
英文学演習
言語学演習
博士課程前期課程までの研究テーマ・作家研究を基盤にして、
その深化をはかる
理論的基盤に基づき、
言語データを処理し、
自律的に研究する能力を養う。
先行研
ことが第一であるが、
それと同時に前期課程までには十分に消化できなかった時代
究を踏まえた上で、
独自の視点から人間言語の本質に対する理解を深め、
ひいては言
語学分野の発展に貢献できる研究を行うことをめざす。
英文学特論Ⅱ
(1)
(2)
米文学特論Ⅰ
(1)
(2)
英語学演習Ⅰ
(1)
(2)
通訳特論Ⅰ
(1)
(2)
英文学演習Ⅱ
(1)
(2)
米文学演習Ⅰ
(1)
(2)
英語学特論Ⅱ
(1)
(2)
通訳特論Ⅱ
(1)
(2)
英語教育特論Ⅰ
(1)
(2)
英文学特論Ⅲ
(1)
(2)
米文学特論Ⅱ
(1)
(2)
英語学演習Ⅱ
(1)
(2)
通訳演習Ⅰ
(1)
(2) 英語教育演習Ⅰ
(1)
(2)
後期課程 授業科目一覧
■英文学研究
■言語学研究
英文学特殊講義
(1)
〔アイルランド作家論〕
英文学特殊講義
(5)
〔近代アメリカ小説論〕
言語学特殊講義
(1)
〔心理言語学〕
英文学特殊講義
(2)
〔エリザベス朝演劇論〕
英文学特殊講義
(6)
〔現代アメリカ小説論〕
言語学特殊講義
(2)
〔言語理論〕
背景・社会事情等についても研究させる。
これに関連して同時代作家の検討も必要に
英文学特殊講義
(3)
〔現代アメリカ演劇論〕
英文学演習
言語学特殊講義
(3)
〔英語学〕
なり、
その時代の中での研究テーマの位置づけを明確にさせる。
一方、
現代批評理論
言語学特殊講義
(4)
〔日本語学〕
の検討をとおして、
できるだけ独創的な研究を進められるよう指導する。
英文学特殊講義
(4)
〔近代小説論〕
文学研究科 英文学専攻
文学研究科 英文学専攻
に個別の劇として理解を深めるとともに、
作品相互の思想的関連を探る。
博士課程前期課程では、
充実したスタッフによって、
英文学、
米文学、
英
「英語と日本語のwh疑問文の獲得」
「英語の句動詞の意味的・統語的特
06
英文学特論Ⅰ
(1)
(2)
言語学演習
07
2011年4月現在
英文学専攻 研究指導内容及び指定受験科目一覧表
指導教員
鈴木 紀之
研究指導内容 英 文 学( 劇 )
エリザベス朝、
ジェイムズ朝の演劇を中心とする英文学を研究すると共にこの時代に印刷された文学作品を対象とする書誌学、
本文研究の
言 語 学( 統 語 論・言 語 獲 得 )
指導教員
研究指導内容 原田 かづ子
言語の本質とは何か、
言語はいかに獲得されるのか、
言語はいかに使用されるのか、
また言語の生物学的基盤は何かという問いに答えるべく
原理と実際について理解を深める。
進展してきた生成文法理論をよく理解する。
その理論的基盤に基づき、
特に言語獲得の実証的研究ができるように観察的方法から実験的方
■研究経歴/東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程英文学専攻修了。
文学修士。
ウォリック大学留学。
最終的には、
言語理論および言語獲得理論の両者に寄与できるような言語獲得研究を自律して行
法まで多様な方法論を検討し習熟させる。
■所属学会/日本英文学会、
日本シェイクスピア協会、
日本スペンサー協会
(理事)
、
Bibliographical Society
(イギリス:日本事務局長)
。
えるようにする。
■研究経歴/国際基督大学大学院教育学研究科修士課程修了。
教育学修士。
ハーバード大学客員研究員。
■研究業績/A Comprehensive Concordance to The Faerie Queene 1590
(共編著)
研優社、
1990。
A Textual Companion to The Faerie Queene
1590
(共編著)
研優社、
1993。The Punctuation of The Faerie Queene Reconsidered(論文)
1999。
Edmund Spenser: The Faerie
■所属学会/日本英文学会、
日本英語学会
(評議員)
、
日本言語学会、
Linguistic Society of America。
Queene
(共編著)
Pearson Education, 2001。
「
『妖精の女王』
におけるエリザベスへの献辞」
(論文)
『詩人の詩人スペンサー』
九
■研究業績/ Constraints on WH-Q binding, Studies in descriptive and applied linguistics, 5, 1972。Universal word order: A view from
州大学出版会、
2006。A Note on the Errata to the 1590 Quarto of The Faerie Queene, Studies in the Literary Imagination,(論
childrens relatives, Linguistics and interdisciplinary research: Proceedings of the COE international symposium, 2001。On the
文)
Georgia State Univ., 2006。
その他。
acquisition of covert and overt wh-movement, Linguistics: In search of the human mind, 1999(開拓社)。Language
acquisition and derivational complexity: From a minimalist perspective, The state of the art in linguistic research, 2008
(開拓
社)
。
英 文 学( 小 説 )
指導教員
研究指導内容 楚輪 松人
Ⅰ.イギリス小説研究。オースティン、ブロンテ姉 妹、ディケンズ等々、ヴィクトリア朝時 代の主要 作 家を中心にイギリス小説の「偉
大な伝統」
を形成する作家たちについて考察する。
指導教員
研究指導内容 森田 順也
英語の形態論の研究に焦点を当てる。
まず、
先行研究が明らかにしてきた形態論的規則及び原理を理解すると共に、
形態論的分析の方法
Ⅱ.イギリス児童文学研究。
ヴィクトリア朝のディケンズから現代のT・ヒューズに至るまでのイギリス児童文学の系譜―ラスキン、
マクドナルド、
C・
言 語 学( 形 態 論 )
■研究経歴/東京学芸大学教育学研究科修士課程修了。
教育学修士。
ハーバード大学客員研究員。
イルズ」
の可能性について考察する。
■所属学会/日本英語学会、
日本言語学会、
英語コーパス学会。
■研究経歴/広島大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程満期退学。
ロンドン大学留学。
オックスフォード大学留学。
■研究業績/ Lexicalization by way of context-dependent nonce-word formation, English studies 76, 1995。Some consequences of
■所属学会/日本英文学会、
ディケンズフェローシップ、
日本ヴィクトリア朝文化研究学会、
その他。
context-dependent word formation, Studies in English linguistics, 1997。An analysis of gerundives in the framework of
■研究業績/
「
『嵐が丘』
の天上性と地上性」
(論文)
1987。
「伝記研究の意味と方法:C.ブロンテ伝の場合」
(論文)
1996。
「模倣、
剽窃、
それとも
Distributed Morphology, JELS 16, 1999。Mixture of morphological and syntactic elements in English: A dynamic view,
創造?:ウォー、
ワイルド、
そしてアクロイドの場合」
(論文)
1996。
「最新詩集 The Spirit Level を読む」
(論文)
1997。
「これからの大
Empirical and theoretical investigations into language, 2003
(開拓社)
。
学英文科:海外編、
オックスフォード大学の場合」
(論文)
1998。
『英文学の地平 テクスト・人間・文化』
(共著)
音羽書房鶴見書店
2009。
その他。
指導教員
研究指導内容 田村 章
ジェイムズ・ジョイスの作品研究を中心に、
イギリス小説、
及び現代文学批評の動向について深く考察する。
英 文 学( 小 説 )
■所属学会/日本英文学会、
日本ジェイムズ・ジョイス協会、
同志社大学英文学会。
研究指導内容 水 野 真木子
会議通訳から司法通訳、
医療通訳などのコミュニティー通訳にいたるまでの、
通訳理論と実践を学ぶ。
また、
逐次通訳と同時通訳のスキルを
身につけ、
実務家としての土台を築く。
通訳学
■研究経歴/立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了。
国際関係学修士。
■所属学会/日本通訳翻訳学会
(理事)
、
法と言語学会
(副会長)
、
日本コミュニケーション学会。
■研究業績/
『グローバル時代の通訳』
(共著)
三修社、
2002。
『司法通訳』
(共著)
松柏社、
2004。
『コミュニティー通訳入門』
(単著)
大阪教育図
■研究業績/
『アングロ・アイリッシュ文学の普遍と特殊』
(共著)
大阪教育図書 2005。
『表象と生のはざまで― 藤する米英文学』
(共著)
南
書、
2008。
「判決文の通訳における等価性保持の可能性と限界」
(論文/単著)
『スピーチ・コミュニケーション教育』
Vol. 19、
雲堂 2004。
『フィクションの諸相』
(共著)
英宝社 1999。The Eighth Episode of Ulysses and The Cheese and the Worms by Carlo
2006。The history of Community Interpreting studies in Japan(論文/単著)Linguistica Antverpiensia, New Series 2006。
Ginzburg(論文)2008。
「『ユリシーズ』第7挿話に秘められたアメリカとモーセの物語」
(論文)2005。
「BuckleyとRussian
「第2回模擬法廷の言語分析―法廷における語彙選択に関する言語学的問題と法的意味」
(論文/共著)
『通訳翻訳研究』
第9
general―戦争と革命の文脈」
(論文)
2001。What Doesvoid Signify in Ulysses?(論文)
1999。
「 Mamalujo と歴史」
(論文)
1997。
「ジョイス・歴史・新歴史主義―
『ユリシーズ』
第10挿話を中心に」
(論文)
1997。
その他。
指導教員
研究指導内容 横田 和憲
ルネサンス期、
大戦間、
そして現代の作家たちのアメリカ小説を中心に考察する。
その他の時期の作家たちも広く視野におさめつつ、
マイノリティ
通訳学
指導教員
指 定受 験 科目
■研究経歴/同志社大学大学院文学研究科英文学専攻博士後期課程満期退学。
ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン客員研究員。
文学研究科 英文学専攻
文学研究科 英文学専攻
論を身につける。
次に、
そのような知識・方法論を基盤にして、
構造的、
意味的、
音韻的側面から語のしくみを解明する。
ロセッティ、
E・リア、
キャロル、
フォード、
ワイルド、
ラング、
グレアム、
バリ、
A・A・ミルン等々―のテクストを分析し、
イギリスにおける
「フェアリー・テ
号、2009。
その他。
米 文 学( 小 説 )
ーも含めたさまざまなテーマに添いながら、
諸作品を幾つかの評論を交えて詳細に分析していく。
特にアメリカ・ルネサンス期の作品について
は光と闇の両面から考察する。
■研究経歴/広島大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程単位修得満期退学。
■所属学会/The Melville Society of America、
日本アメリカ文学会、
日本アメリカ文学会中部支部、
日本ジョン・スタインベック協会
(理事)
、
サイコアナリティカル英文学会
(常任理事・理事)
、
東海英米文学会、
日本英文学会、
日本英文学会中部支部。
■研究業績/
『闇の力』
(共訳)
ミネルヴァ書房、
1978。
『リムーヴァルズ』
(共訳)
開文社、
1998。
『黄色の壁紙』
(注解)
松柏社、
1999。
『ネネ・ハルン
ナ!』
(翻訳)
開文社、
1999。
『21世紀から見るアメリカ文学史』
(共著)
英宝社、
2003。
『テクストの内と外』
(共著)
成美堂、
2006。
『英
米文学の精神分析学的考察』
(共著)
サイコアナリティカル英文学会、
2009。
その他。
言 語 学( 統 語 論 )
指導教員
研究指導内容 高野 祐二
生成文法の統語理論を研究する。
経験的及び理論的考察に基づいて、
現在の普遍文法や個別文法の理論の問題点を考え、
その解決方法を検
担当教員及び担当授業科目
鈴木 紀之 教授
森田 順也 教授
中村 幸子 准教授
(非常勤)
[M]
英文学特論Ⅳ
(1)
(2)
[M]
英語学特論Ⅱ
(1)
(2)
[M]
通訳演習Ⅱ
(1)
(2)
[D]
英文学演習
[M]
英文学演習Ⅳ
(1)
(2)
[M]
英語学演習Ⅱ
(1)
(2)
[M]
通訳演習Ⅳ
(1)
(2)
[M]
英文学特論Ⅱ
(1)
(2)
[M]
英文学演習Ⅱ
(1)
(2)
原田 かづ子 教授
横田 和憲 教授
風呂本 武敏 教授
(非常勤)
[D]
言語学特殊講義
(2)
[D]
英文学特殊講義
(5)
[D]
英文学特殊講義
(1)
[D]
言語学演習
[D]
英文学演習
[M]
英文学特論Ⅰ
(1)
(2)
[D]
英文学特殊講義
(3)
[M]
英語学特論I(1)
(2)
[M]
米文学特論Ⅰ
(1)
(2)
■所属学会/日本英語学会、
日本英文学会、
日本言語学会、
Linguistic Society of America。
[D]
英文学演習
[M]
英語学演習I(1)
(2)
[M]
米文学演習Ⅰ
(1)
(2)
■研究業績/ Object Shift and Scrambling, NLLT, 1998。Symmetry in Syntax: Merge and Demerge,(共著)
JEAL, 1998。Illicit Remnant
[M]
英文学特論Ⅲ
(1)
(2)
討する。
■研究経歴/カリフォルニア大学アーバイン校大学院言語学科博士課程修了。
言語学Ph.D.。
慶應義塾大学経済学部助教授。
マサチューセッ
ツ工科大学客員研究員。
Movement: An Argument for Feature-Driven Movement, LI, 2000。Surprising Constituents, JEAL, 2002。Nominative Objects
楚輪 松人 教授
[M]
英文学演習Ⅲ
(1)
(2)
Coordination of Verbs and Two Types of Verbal Inflection, LI, 2004。Why Japanese Is Different: Nominalization and
高野 祐二 教授 Ph.D.
[D]
言語学特殊講義
(2)
[M]
通訳特論Ⅱ
(1)
(2)
The Oxford Handbook of Japanese Linguistics, 2008
(Oxford University Press)
。Scrambling and Contorol, LI, 2010。
[D]
言語学演習
[M]
通訳演習Ⅲ
(1)
(2)
[M]
英語学演習Ⅲ
(1)
(2)
馬場 今日子 講師
(兼担)
[M]
英語教育演習Ⅰ
(1)
(2)
[M]
英語教育特論Ⅱ
(1)
(2)
[M]
通訳演習I
(1)
(2)
Verbalization in Syntax and the Distribution of Arguments, Linguistic Variation Yearbook, 2004。Ditransitive Constructions,
[M]
英語学特論Ⅲ
(1)
(2)
宮田 學 教授
(非常勤)
[M]
英語教育特論Ⅰ
(1)
(2)
水野 真木子 教授
[M]
通訳特論I(1)
(2)
in Japanese Copmplex Predicate Constructions: A Prolepsis Analysis, NLLT, 2003。How Antisymmetric Is Syntax?, LI, 2003。
08
田村 章 教授
[D]
英文学特殊講義
(2)
中野 弘三 教授
(非常勤)
[D]
言語学特殊講義
(4)
[M]
特殊講義Ⅱ
(1)
(2)
[D]
後期課程授業科目 [M]
前期課程授業科目
09
文学研究科
2011年4月現在
社会学専攻
前期課程 授業科目の内容
設置の趣旨及び目的
現代日本社会の特徴は、
急激な社会変動、
社会集団の変容、
価値の多様化、
情報の複雑化にあります。
これらの諸変化が顕著にみられるわが国では、
その
時代的状況を的確に把握し、
そこで生じる多くの社会問題を分析し解釈して、
将来を展望する能力が求められています。
この要請に応えるために、
社会学専攻では、
最先端の研究成果に精通した多くのスタッフが、
演習・講義において高度の学識を教授し、
国際的視野に立った
明晰な判断力と問題解決の洞察力の啓発に努め、
望ましい社会の発展を先導できる優秀な専門家を養成することを目的としています。
社会学専攻 博士課程
(前期課程)
の内容
社会学専攻 博士課程
(後期課程)
の内容
博士課程後期課程では、
国際的視野に立つ研究者並びに高度の専門
について国際的視野から比較研究を行ったり、
福祉や情報に関する社会
的職業人の育成を目的としています。
問題への対応策についての研究を行っています。
そのため、
「現代社会論特殊講義」
と
「現代社会論演習」
を開講し、
専門
履修科目は必修科目と選択科目に分かれています。
必修科目には、
各専
特化型の教育・研究指導を行います。
「現代社会論特殊講義」
「現代社会
門領域から現代社会における女性の抱える問題を考察する
「社会学概論
論演習」
ともに、
国際・情報・社会福祉の3研究領域を支柱として開講して
(1)
:現代社会と女性の生き方」
(オムニバス科目)
と、
社会行為や社会関係
います。
国際研究の領域では、
ヨーロッパ・アジアと日本のさまざまな社会
の理論的考察を行う
「社会学概論
(2)
:社会学基礎理論」
があります。
選択
現象を比較検討する欧米社会論、
比較文化論等を開講しています。
情報
科目としては、
経済開発と人間開発の諸問題について研究する
「国際社会
研究の領域では、
情報コミュニケーションの一般構造をふまえて、
メディア
論特殊講義Ⅰ」
、
マスメディアや現代的なパーソナルメディアについて議論
論、
情報社会論等を開講しています。
社会福祉研究の領域では、
中国の社
する
「情報社会論特殊講義Ⅰ」
、
社会福祉をフェミニズムの立場から考察す
会保障・福祉政策を日本と比較する比較福祉学、
ジェンダー論等を開講し
る「福祉社会論特殊講義Ⅰ」等を開講しています。また演習科目としては、
ています。このように社会問題を社会学的視座から解析することにより、
地域社会における市民活動の社会的意義について考察する
「国際社会論
広い視野に立った研究者の養成を行っています。
演習Ⅰ」
、
国内外の博物館における情報発信手法を多角的な視点から分析
情報社会論演習Ⅱ
(1)
(2)
:担当 中田 平 教授
社会福祉政策とジェンダ−課題、
ライフサイクルの変化、
女性リーダーの
マクルーハンの
『メディア論』
を中心に、
マスメディアやパーソナルメディ
要件、
欧米・アジアの女性問題の比較、
ボランティアにおける女性の役割、
アについて議論する。さらに、Google AppsのインパクトやFacebook、
マーケッティングにおける女性視点、
女性の労働条件、
デジタルデバイドと
Twitterといったソーシャルメディアの役割について理解を深める。
女性、DV政策の変遷と実状、NPOと女性問題、宗教及び文学と女性と
情報社会論演習Ⅲ
(1)
(2)
:担当 小室 達章 准教授
いったテーマで、
担当者の各専門領域からそれぞれ現代社会と女性の生
さまざまな企業活動について、事例(ケース)をもとに、詳しく分析、議
き方について考察する。
論する。また、事例を分析するための理論や分析枠組みについても学習
社会学概論
(2)
<社会学基礎理論>:担当 大山 小夜 准教授
する。
犯罪・非行・逸脱をテーマに扱った優れた社会学の作品を読み解くこと
福祉社会論特殊講義Ⅱ
(1)
(2)
:担当 王 文亮 教授
を通じて、
現代社会の特徴を理解するとともに、
家族・政治・経済・文化など
日本の社会問題や社会保障・福祉との比較に留意しつつ、
中国の社会問
の社会の諸側面を分析する上で重要な社会学の基礎的な視座と方法を身
題や社会保障・福祉の政策と現実を考察する。
各人が自分のテーマで報告
につける。
し、
全員で意見を交換する。
国際社会論特殊講義Ⅲ
(1)
(2)
:担当 西山 八重子 教授
福祉社会論特殊講義Ⅲ
(1)
(2)
:担当 朝倉 美江 教授
世界のまちづくりを比較することによって、
日本の市民活動の特徴や問
現代社会において拡大している貧困や社会的排除の問題解決を目指し
題点を分析し、
強い市民社会の条件について考える。
て福祉国家政策から福祉社会政策へと大きな転換がされつつある。
その
国際社会論演習Ⅱ(1)
(2)
:担当 足立 文彦 教授
ようななかで社会福祉の思想、
「対象」
、
援助方法等を学び、
新たな社会福
スミスの
『国富論』
やサンデルの
『正義論』
など、
社会科学の古典や話題
祉学の構築につながる研究方法論を身につける。
の書物を輪読し、
社会科学的なものの見方・考え方を鍛える。
福祉社会論演習Ⅲ
(1)
(2)
:担当 杉本 貴代榮 教授
国際社会論演習Ⅲ
(1)
(2)
:担当 河野 裕康 教授
社会福祉政策
(社会保障・労働政策も含めて)
をジェンダ−の視点で検
ヨーロッパと日本のさまざまな社会制度や暮らし、
労働、
福祉などを比較
討する。
具体的には、
女性と子どもの貧困、
ケア役割、
少子化政策等の現状
検討し、
それぞれの社会の特徴と問題点を明らかにする。
なお各人の研究
を分析し、
フェミニスト福祉政策の可能性について考察する。
文学研究科
社会学専攻
文学研究科
社会学専攻
博士課程前期課程では、
社会学の基礎理論をふまえ、
異文化・日本文化
社会学概論
(1)
<現代社会と女性の生き方>:担当 オムニバス
テーマに応じて、
授業内容を柔軟に対応させる。
情報社会論特殊講義Ⅱ
(1)
(2)
:担当 岩崎 公弥子 准教授
する
「情報社会論演習Ⅰ」
、
現代社会における社会福祉学と市民・ボランテ
国内外の博物館における情報発信手法を多角的な視点から分析し、
新
ィアの位置づけについて議論する
「福祉社会論演習Ⅱ」
等を開講していま
しいメディアを活用した情報伝達のあり方を検討する。
さらに、
実際のコン
す。
また、
専門社会調査士の資格取得に必要な、
「社会調査演習:多変量解
テンツ開発を通じ、
21世紀型の情報発信方法について具体的に学ぶ。
析演習」
等も開講しています。
■修士論文題目例
■博士論文題目例及び研究中の題目例
・韓国における外国人労働者政策
・アメリカにおけるドメスティック・バイオレンス加害者教育への取り組み
・近代から現代においての広告、
TVCM等における女性の位置付け
・出生前診断をめぐる価値意識の 藤
・主婦の介護役割と社会的地位─家族介護とヘルパー業務の現状と問題点─
・現代子ども論─子どもと暴力のスペクトラム─
・少子社会における家族政策のあり方─児童手当を中心に─
・認知症高齢者の生活支援─選択肢としてのグループホーム─
後期課程 授業科目の内容
前期課程 授業科目一覧
現代社会論特殊講義
(1)
:担当 西山 八重子 教授
現代社会論演習
(4)
:担当 中田 平 教授
世界のまちづくりを比較することによって、
日本の市民活動の特徴や問
マクルーハンの
『メディア論』
を中心に、
マスメディアやパーソナルメディ
題点を分析し、
強い市民社会の条件について考える。
アについて議論する。さらに、Google AppsのインパクトやFacebook、
現代社会論特殊講義
(2)
:担当 足立 文彦 教授
Twitterといったソーシャルメディアの役割について理解を深める。
経済学か社会学の古典ないし最近話題となった書物を輪読し、
経済学
現代社会論演習
(5)
:担当 杉本 貴代榮 教授
や社会学が経済社会の問題をどのような分析手段を使って分析し、
その結
社会福祉政策
(社会保障・労働政策も含めて)
をジェンダ−の視点で検
社会学概論
(1)
(2)
国際社会論演習Ⅱ
(1)
(2)
情報社会論特殊講義Ⅳ
(1)
(2)
福祉社会論特殊講義Ⅰ
(1)
(2)
福祉社会論演習Ⅲ
(1)
(2)
国際社会論特殊講義Ⅰ
(1)
(2)
国際社会論演習Ⅲ
(1)
(2)
情報社会論特殊講義Ⅴ
(1)
(2)
福祉社会論特殊講義Ⅱ
(1)
(2)
福祉社会論演習Ⅳ
(1)
(2)
国際社会論特殊講義Ⅱ
(1)
(2)
国際社会論演習Ⅳ
(1)
(2)
情報社会論演習Ⅰ
(1)
(2)
福祉社会論特殊講義Ⅲ
(1)
(2)
福祉社会論演習Ⅴ
(1)
(2)
果に基づいてどのような政策提言を行っているかを検討する。
討する。
具体的には、
女性と子どもの貧困、
ケア役割、
少子化政策等の現状
社会調査演習
現代社会論特殊講義
(3)
:担当 河野 裕康 教授
を分析し、
フェミニスト福祉政策の可能性について考察する。
国際社会論特殊講義Ⅲ
(1)
(2)
国際社会論演習Ⅴ
(1)
(2)
情報社会論演習Ⅱ
(1)
(2)
福祉社会論特殊講義Ⅳ
(1)
(2)
国際社会論特殊講義Ⅳ
(1)
(2)
情報社会論特殊講義Ⅰ
(1)
(2)
情報社会論演習Ⅲ
(1)
(2)
福祉社会論特殊講義Ⅴ
(1)
(2)
ヨーロッパと日本のさまざまな社会制度や暮らし、
労働、
福祉などを比較
現代社会論演習
(6)
:担当 王 文亮 教授
国際社会論特殊講義Ⅴ
(1)
(2)
情報社会論特殊講義Ⅱ
(1)
(2)
情報社会論演習Ⅳ
(1)
(2)
福祉社会論演習Ⅰ
(1)
(2)
検討し、
それぞれの社会の特徴と問題点を明らかにする。
なお各人の研究
日本の社会問題や社会保障・福祉との比較に留意しつつ、
中国の社会問
国際社会論演習Ⅰ
(1)
(2)
情報社会論特殊講義Ⅲ
(1)
(2)
情報社会論演習Ⅴ
(1)
(2)
福祉社会論演習Ⅱ
(1)
(2)
テーマに応じて、
授業内容を柔軟に対応させる。
題や社会保障・福祉の政策と現実を考察する。
各人が自分のテーマで報告
し、
全員で意見を交換する。
後期課程 授業科目一覧
10
現代社会論特殊講義
(1)
現代社会論特殊講義
(5)
現代社会論演習
(3)
現代社会論特殊講義
(2)
現代社会論特殊講義
(6)
現代社会論演習
(4)
現代社会論特殊講義
(3)
現代社会論演習
(1)
現代社会論演習
(5)
現代社会論特殊講義
(4)
現代社会論演習
(2)
現代社会論演習
(6)
11
2011年4月現在
社会学専攻 研究指導内容
指導教員
朝倉 美江
研究指導内容 社 会 福 祉 学、地 域 福 祉 論
1. 地域福祉論のコミュニティケア、
共生ケア、
地域福祉計画に関する研究
指導教員
研究指導内容 杉本 貴代榮
社会福祉をフェミニズムの視点で再検討する。
具体的に研究領域としている分野は、
家族福祉政策、
福祉国家論、
女性労働政策、
フェミニス
社 会 福 祉 政 策 論、ジェンダー 論
2. NPO論のボランティア、
協同組合、
社会的企業等についての理論的・実証的研究
ト・ソーシャルワーク等である。
日本に限らず、
諸外国
(特にアメリカ)
の社会福祉政策との比較を行うことにより、
日本の社会福祉が抱える
3. 貧困・社会的排除に関して、
移民政策や多文化共生社会についての実証的研究
ジェンダー課題を明らかにすることを課題とする。
■研究経歴/東洋大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。
埼玉純真女子短期大学講師、
中部学院大学人間福祉学部
■研究経歴/東洋大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士課程退学。
イリノイ大学シカゴ校マルチカルチュラル女性学研究所研究
員、
長野県短期大学教養学科助教授を経て現職。
助教授を経て現職。
■所属学会/日本社会福祉学会、
日本地域福祉学会、
移民政策学会、
日本NPO学会。
■所属学会/日本社会福祉学会、
社会政策学会、
National Womans Studies Association。
■研究業績/
『生活福祉と生活協同組合福祉 福祉NPOの可能性』
同時代社、
2002年。
『高齢社会と福祉』
(編著)
ドメス出版、
2004年。
『福
■研究業績/
『女性化する福祉社会』
『アメリカ社会福祉の女性史』
『福祉社会のジェンダー構造』
『女性が福祉社会で生きるということ』
勁
草書房、
1997年、
2003年、
2004年、
2008年。
『ジェンダーで読む福祉社会』
『ジェンダーで読む21世紀の福祉政策』
有斐閣、
1999
祉ボランティア論』
(編著)
有斐閣、
2007年などがある。
年、
2004年。
『ジェンダー・エシックスと社会福祉』
(編著)
『シングルマザーの暮らしと福祉政策』
(編著)
ミネルヴァ書房、
2000
年、
2008年などがある。
指導教員
足立 文彦
研究指導内容 開 発 経 済 学、アジ ア 経 済 論
1. アジア諸国の経済社会開発についての基礎的な研究
2. 経済開発と人間開発の諸問題に関する理論的・実証的研究
3. アジア特定国ないし地域の開発問題に関する実証的研究
指導教員
研究指導内容 中田 平
1. サルトル、
吉本隆明、
フーコーなど日本および欧米の現代思想の研究
現 代 思 想 研 究、メディア 論( 情 報 社 会 論 )、コン テン ツ 制 作
2. マクルーハンを中心としたメディアに関する研究
■研究経歴/一橋大学経済学部卒業、
同大学院経済学研究科博士課程修了。
南山大学経済学部助教授、
名古屋大学経済学部助教授、
名古
4. デジタルオーサリングによる作品の制作に関する研究
■研究業績/
『The Automobile Industry in Japan』
(共著)
Kinokuniya, 1988。
『経済発展と都市化の研究―長野県岡谷市を中心として―』
■研究経歴/愛知県立大学外国語学部フランス学科卒業、
名古屋大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了、
南山大学大学院文学研究
科仏文学専攻博士課程単位取得退学。
(名古屋大学大学院国際開発研究科 開発・文化叢書 15)
1996。
『図説アジア経済』
(共著)
日本評論社、
1997。
『人間開発報告書
■所属学会/ACM SIGGRAPH、
情報処理学会、
日本教育工学会。
を読む』
古今書院、
2006。
■研究業績/
『ミシェル・フーコーと
「共同幻想論」
(
』共著)
光佄社、
1999年。
『マクルーハンの贈り物』
(単著)
海文堂、
2003年。
『新聞・雑誌・出
版』
(共著)
ミネルヴァ書房、
2005年。
『Moodle入門』
(共著)
海文堂、
2006年
『Google Appsの教科書』
(共著)
海文堂、
2010年な
教 育メディア 論、博 物 館 研 究、情 報 社 会 論
指導教員
研究指導内容 岩 崎 公 弥子
1. メディアを活用した学びに関する実践的研究
ど。
2. 博物館における情報収集・編集・発信に関する研究
3. インターネットを活用した新しい情報伝達の実践的研究
■研究経歴/金城学院大学家政学部卒業、
同大学大学院文学研究科社会学専攻修士課程修了、
文学研究科 社会学専攻
文学研究科 社会学専攻
3. インターネットに象徴される新しいメディアの研究
屋大学大学院国際開発研究科助教授、
タイ国タマサート大学経済学部客員教授、
タイ国チェンマイ大学経済学部客員教授。
■所属学会/日本経済政策学会、
アジア政経学会、
日本中小企業学会。
都 市 社 会 学、地 域 社 会 学
指導教員
研究指導内容 西山 八 重子
1. 市民的都市再生とコミュニティ・ガバナンスの国際比較
2. 地域社会の構造的変化に関する実証と理論研究
名古屋大学大学院人間情報学研究科博士後期課程単位取得。
電気通信大学大学院助手等を経て現職。
■所属学会/日本教育工学会、
日本ミュージアム・マネージメント学会、
日本社会情報学会。
3. 少子高齢社会における都市問題と地域社会計画
■研究業績/
『情報教育事典』
(共著)
丸善、
2008年。
「PURに基づく科学館の見学事前学習システムの開発と評価」
(論文)
2006年。
「プロジェ
■研究経歴/名古屋大学大学院文学研究科社会学専攻後期課程満期退学。
イギリス・ケント大学客員研究員。
■所属学会/日本社会学会、
地域社会学会、
都市社会学会。
クト型教材開発と小学校の授業実践」
(論文)
2009年。
■研究業績/
『イギリス田園都市の社会学』
ミネルヴァ書房、
2002年。
『越境する都市とガバナンス』
(共著)
法政大学出版局、
2006年。
『地域
社会学講座Ⅰ 地域社会学の視座と方法』
(共著)
東信堂、
2006年。
『イギリスのガバナンス型まちづくり』
(共著)
学芸出版社、
指導教員
王 文亮
研究指導内容 社 会 保 障 論、中 国 の 社 会 保 障・社 会 福 祉
2008年。
『Globalization, Minorities and Civil Society』
(共著)
Trans Pacific Press, 2008年。
『アーバン・ソーシャル・プランニン
グ』
(共著)
東信堂、
2008年。
国際比較の視点から、
特に戦後日本の社会保障・福祉が ってきた道
(経験や教訓)
を参考に、
中国の社会保障・福祉制度のあり方をダイナ
ミックに研究する。
政策論や制度論はもちろん重要だが、
社会保障・福祉の行政と現場に足を踏み入れ、
実地調査も積極的に行う。
■研究経歴/大阪市立大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程修了。
中国社会科学院哲学研究所専任講師、
九州看護福祉大学看護
福祉学部看護福祉学科助教授を経て現職。
■所属学会/日本社会福祉学会、
社会政策学会、
日本地域福祉学会、
日本福祉文化学会。
■研究業績/
『21世紀に向ける中国の社会保障』
日本僑報社、
2001年。
『中国の高齢者社会保障』
白帝社、
2001年。
『中国農民はなぜ貧しいの
か』
光文社、
2003年。
『九億農民の福祉』
中国書店、
2004年。
『格差で読み解く現代中国』
『現代中国の社会と福祉』
(編著)
『社会
政策で読み解く現代中国』
ミネルヴァ書房、
2006年、
2008年、
2009年。
『格差大国 中国』
旬報社、
2009年などがある。
ヨ ーロッパ 社 会 論、社 会 政 策 論、社 会 思 想
指導教員
研究指導内容 河野 裕康
ヨーロッパ社会と日本社会について、
とくに福祉国家の観点から、
雇用政策や労働問題、
社会保障制度、
福祉政策などの社会政策にかかわる
諸問題を、
その歴史的背景、
思想的原理、
現状などにわたって検討し、
それぞれの社会の特質とこれからの課題を考察する。
■研究経歴/一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得。
日本学術振興会奨励研究員。
ドイツ・フライブルグ大学留学。
■所属学会/経済学史学会、
社会思想史学会、
政治経済学・経済史学会。
担当教員及び担当授業科目
朝倉 美江 教授・社会福祉学博士
[M]
福祉社会論特殊講義
■研究業績/
『ヒルファディングの経済政策思想』
法政大学出版局、
1993年。
『賠償問題とヒルファディングの経済政策論』
一橋大学社会科学
古典資料センター、
2004年。
「ヒルファディングの外交及び通商政策論とハイデルベルク綱領」
『西洋史学』
第232号、
2009年など。
経 営 学 、リスク マ ネジメント 論 、
「 企 業 と社 会 」論
研究指導内容 小室 達 章
1 リスクマネジメント研究の体系化
2 企業とステイクホルダーの関係構築に関する事例分析
3 リスク社会における企業観の記述
■研究経歴/名古屋大学大学院経済学研究科経営学専攻博士後期課程修了、
名古屋大学大学院助手、
山梨学院大学専任講師、
同大学助
教授を経て現職。
12
[M]
国際社会論演習
[D]
現代社会論演習
[M]
国際社会論演習
[M]
情報社会論演習
小室 達章 准教授・経済学博士
[M]
情報社会論演習
西山 八重子 教授・社会学博士
[D]
現代社会論特殊講義
[M]
国際社会論特殊講義
岩崎 公弥子 准教授・学術博士
[M]
情報社会論特殊講義 杉本 貴代榮 教授・社会福祉学博士
[D]
現代社会論演習 [M]
福祉社会論演習
大山 小夜 准教授
(兼担)
[M]
社会学概論
(2)
王 文亮 教授・文学博士・社会福祉学博士
■所属学会/日本経営学会、
組織学会、
Academy of Management。
[D]
現代社会論演習 ■研究業績/
「リスクマネジメント研究における人間モデルの検討」
(論文)
2004年。
「リスクマネジメントシステムとPDCAサイクル」
(論文)
2009
[M]
福祉社会論特殊講義 年。
産学連携による地域活性化プロジェクト
(共著論文)
2010年。
中田 平 教授
[D]
現代社会論特殊講義
足立 文彦 教授
[D]
現代社会論特殊講義 指導教員
河野 裕康 教授・社会学博士
[D]
後期課程授業科目 [M]
前期課程授業科目
13
人間生活学研究科
めざす資格
消費者科学専攻(前期課程) 人間発達学専攻(前期課程) 人間生活学専攻(後期課程)
●・
・
・当専攻を修了し、
もしくは、
そこで所定の科目を履修することによって取得できる資格、
または所定の恩典が得られる資格を示す。
概要
◎・
・
・当専攻に、
その取得を支援する科目が開設されている資格を示す。
人間生活学の研究領域は、
今日、
世界中が注視する研究領域です。
人間
消費者科学専攻
生活学研究科では、
自然的、
物的、
社会的環境との相互作用の中で、
「生活
の価値」
の実現と
「生活の質」
の向上をめざしつつ、
人間生活を物質的、
精
神的、
社会的に充実発展させるという理念の基に教育・研究を進めます。
●高等学校教諭専修免許状
(家庭)
●中学校教諭専修免許状
(家庭)
すでに高等学校教諭1種免許状
(家庭)
または中学校教諭1種免許状
(家庭)
を取得している者で、
当専攻の課程を修了した
◎消費生活アドバイザー
な助言を行う消費者問題のエキスパートで、
(財)
日本産業協会により認定される資格です。
当専攻にその取得を支援する科
者、
または1年以上在学し30単位以上修得した者は、
それぞれ左記の免許状が取得できます。
人間生活学研究科は、
生活環境学部と人間科学部の研究領域に対応で
消費者と企業・行政とのパイプ役として、
消費者の意向を企業経営や行政に反映させ、
また消費者からの相談等に対し適切
きるカリキュラムを備えています。
また6年制薬学部の一部についても対応
可能です。在学生にとっては学部での学習成果を基礎に、また卒業生に
目が開設されています。
とっては実社会での経験を基礎に、
ワンランク上の資格を取得したい方、
専
門的な知識を身につけたい方への支援・育成をめざします。
大学院人間生活学研究科長
人間生活学研究科博士課程は、
前期課程と後期課程の2課程より構成
◎消費生活専門相談員
されています。
前期課程は、
消費者科学専攻及び人間発達学専攻の2専攻
全国各地の消費生活センターなどにおいて、
消費生活に関する相談業務に携わる専門家で、
独立行政法人国民生活センター
により認定される資格です。
当専攻にその取得を支援する科目が開設されています。
より構成されています。
後期課程は、
前期課程の2専攻を統合し、
これらを
◎ファイナンシャル・プランニング技能士 る科目が開設されています。
活学の研究と教育を、
従来の専門分野に捉われないで、
広く新しい視野か
ら進めようという意図によるものです。
また、
本学の消費生活科学研究所
および心理臨床相談室との間に有機的な関係を持ち、
広域的かつ高度化
消費者に供給される繊維製品の品質・性能の向上を図ったり、
繊維製品の品質について消費者から苦情が出ないように、
そ
した視野から教育・研究ができる体制をとっています。
◎繊維製品品質管理士
人間生活学研究科
人間生活学研究科
貯蓄計画や投資相談など、
人生設計に沿って資産運用などを計画・助言するスペシャリストです。
当専攻にその取得を支援す
融合・高度化させた人間生活学専攻の1専攻としています。
これは、
人間生
れらの製品の製造や販売を行う企業のなかで活躍するスペシャリストで、
(社)
日本衣料管理協会により認定される資格です。
当専攻にその取得を支援する科目が開設されています。
人間生活学研究科博士課程からは多くの博士が誕生しています。
博士
の学位が授与された修了生は、
専門的技能を活かした高度専門職業人とし
て、
また、
豊富な知識をそなえた教育者および研究者として国内外で活躍
しています。
人間発達学専攻
修了の要件及び授与される学位
人間生活学研究科 博士課程
(前期課程)
人間生活学研究科 博士課程
(後期課程)
2年以上4年以内在学し、
授業科目を18単位以上
(臨床心理学分野を専攻す
3年以上6年以内在学し、
授業科目につき演習科目6単位を含む修了要件単
る者は30単位以上)
、
専攻する分野の研究演習1科目2単位、
専攻する分野
位6単位以上を修得し、
かつ、
必要な研究指導を受けた上、
博士論文の審査
の特別研究10単位を含む30単位以上
(臨床心理学分野を専攻する者は42
および最終試験に合格した者には、
博士の学位が授与されます
(在学期間
単位以上)
を修得し、
かつ修士論文または専攻が指定する特定の課題の研
●幼稚園教諭専修免許状
すでに幼稚園教諭1種免許状を取得している者で、
当専攻の課程を修了した者、
または1年以上在学し30単位以上修得した
者は、
左記の免許状が取得できます。
日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格で所定の単位を修得すると、
受験資格が得られます。
この資格を取得すると、
●臨床心理士
心の問題を子どもから成人まで広く援助する
「心の専門家」
として、
病院、
クリニック、
児童相談所、
保健所、
学校現場などで
活躍できます。
については短縮の特例があります)
。
究成果の審査および最終試験に合格した者には、
修士の学位が授与され
働く人たちが抱える問題を、
心理学的手法によって援助するスペシャリストです。
大学院において関連領域の知識と技能を
ます。
◎産業カウンセラー
■授与される学位
■授与される学位
14
習得することにより、
シニア産業カウンセラーの受験資格が得られます。
当専攻にその資格取得を支援する科目が開設されて
います。
専攻名
学 位
専攻名
学 位
消費者科学専攻
修士
(消費者科学)
人間生活学専攻
博士
(学術)
人間発達学専攻
修士
(人間発達学)
◎音楽療法士
学部で取得した音楽療法士
(補)
から正規の音楽療法士となるためには臨床経験を積む必要があります。
そのための理論と
実践に関わりの深い資格取得関連科目を設定しています。
15
人間生活学研究科
2011年 4月現在
消費者科学専攻
消費者科学専攻 研究指導内容及び指定受験科目一覧
指導教員
設置の趣旨及び目的
上野 顕子
社会から世界に通用する「生活優先社会」へと大きく政策の転換を図りつつあります。
家 庭 科 教 育 学、家 族 関 係 学
うした家族をめぐる生活課題やその背景にある社会構造を学校教育の中で扱っていく家庭科教育のあり方についても研究する。
現代の産業社会の仕組みにおいて、人間はすべて生涯にわたって消費者として生活しています。しかし、その人間としての消費者をめぐって、安全でない商品・
サービスなどによる危害・被害や環境汚染など、いわゆる「生活の質」を低下させたり、個人の発達を妨げたりする問題が起こっています。政府も今までの生産優先
研究指導内容 よりよい家族関係を求め、
家族員相互の人間関係や社会との関係から、
家族また家族員としての個人に関する諸相を研究する。
また、
こ
指 定受 験 科目
生 活 経 営 学・
生活経済学
そうした時代の流れの中にあって、消費者科学専攻では、消費者をめぐる諸問題を理論的に解明するとともに、消費者関連の法律・政策・行政・教育などのあり方
■研究経歴/The University of Alberta, The Faculty of Graduate Studies and Research, Department of Secondary Education 修了。
Doctor of Philosophy in Secondary Education。
■所属学会/日本家政学会、
日本家政学会家族関係学部会、
日本家庭科教育学会、
日本家族社会学会、
国際家政学会。
■研究業績/
(著書)
『青年期の家族と教育』
(共著)
、
家政教育社、
2006。
(論文)Investigating the Meanings of Career and Life Planning Education 1: Construction of Interpretive inquiry
を考えつつ、課題を解決し、さらに消費者の立場・視点から企業に科学的に提言できる人材を育成することを目的としています。本専攻では、中学校家庭科教員・高
based on hermeneutics and its reliability 『
、日本家庭科教育学会誌』
2007。
等学校家庭科教員の専修免許状を取得することができます。当専攻修了後の進路としては、家庭科・消費生活関連の教員・研究者、消費者行政・消費者関連専門担
(論文)Investigating the Meanings of Career and Life Planning Education 2: From students and teachers
当者、建築士などがあげられます。
perspectives 『
、日本家庭科教育学会誌』
2007。
(著書)
『シリーズ 生活をつくる家庭科 第1巻 個人・家族・社会をつなぐ生活スキル』
(共著)
、
ドメス出版、
2007。
指導教員
古寺 浩
消費者科学専攻の内容
研究指導内容 生 活 経 済 学、生 活・家 政 学 原 論
個人・家族が自らの自己実現を図るべく、経済環境の中で生涯を通してより豊かに生活を営んでいく上で必要となる諸条件について研
究する。
特に今日注目されつつあるパーソナル・ファイナンスに関する諸理論について、
その手法と有効性の検証も行う。
指 定受 験 科目
が配置されており、特別研究では修士論文の作成を指導します。さらに、
活経済学、健康栄養科学、生活薬科学、被服環境学、住環境学のそれぞ
入学後の研究に必要な統計的手法や情報処理の知識や技法を習得す
れの分野から専門的に学習・研究ができます。また、分野を超えて広く学
る「人間生活学研究法」
なども用意されています。
生 活 経 営 学・
生活経済学
■研究経歴/大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程中退、
教育学修士。
■所属学会/日本家政学会、
日本消費者教育学会、国際家政学会(IFHE)、アメリカ家政学会
(AAFCS)
。
■研究業績/
(論文)
『アメリカの家政系大学第三者評価制度の実態』
2003。
(翻訳)
『アメリカ家族・消費者科学会基準認定審議会編 家族・消費者科学学部教育プログラム用基準認定要項 2001年版』2004。
ぶこともできます。この専攻では、特論科目としての講義科目と研究演習
(論文)
『家政系大学の生活経済教育における生活経済教育の必要性とその方法に関する研究』
2005。
(著書)
『20世紀のアメリカ家政学研究』2006。
(論文)
『アメリカ家政学会による大学教育プログラム基準認定の歴史(第3報)』2007。
■修士論文題目例
・高度情報社会と子どものための消費教育プログラムの開発
・飾り縫いミシンを用いたニット縫製に関する研究
指導教員
・商品比較テストにおける評価に関する研究
・特定優良賃貸住宅の問題点と政策提言・製造物責任における販売後の製品の観察義務と警告義務
中村 正治
・靴爪先の快適性について
・金融商品の多様化と裁判外消費者苦情処理機関
・ラミネート加工ズボンの衣服内気候と快適性について
・地域通貨が生活者の意識と行動に及ぼす影響
・ペットボトル容器の処理方法についての一考察─ 瀬戸市におけるアンケート調査から─ ・家計の個別化の実態と家族関係
・肝臓の疾患と線維化のメカニズムに関する基礎研究
・幼児期における金銭教育と学齢期の消費者社会化 ─ 幼児期での金銭教育の影響を中心に─
・歯周病に関する栄養学的研究
・家政学の社会的貢献とその評価 ─ 大学卒業生調査結果から─
生 活 経 営 学・
生活経済学
■研究経歴/名古屋市立大学経済学部卒業。博士(経済学)。
■所属学会/日本オペレーションズ・リサーチ学会、情報処理学会、電子情報通信学会、日本金融・証券計量・工学学会、教育システ
ム情報学会、日本教育工学会。
■研究業績/
(著書)Optimal Backup Interval Time Policy on Large cale Database, Recent Advances Stochastic Operations
Research Ⅱ p.179-183 ISBN 798-4-939146053, 2007
(論文)Development of tutoring system to understand loan interest rate decision theory, JSiSE Research
Report Vol.22 no. 3(2007-10)39-44, 2007
(著書)Stochastic Reliability Modeling, Optimization and Applications (編著)World Scientific,Singapore,
ISBN 9789814277433, 2010
(論文)Replacement and Preventive Maintenance Models with Random Working Times (共著)IEICE TRANS.
FUNDAMENTALS.Vol.E93-A, No.2 February, pp. 500-507, 2010
(論文)Optimal Reorganization Schedule of Structural Database Deterioration (共著)International Journal of
Reliability, Quality and Safety Engineering(IJRQSE),Vol.17, No.2 pp.157-165, 2010
(論文)Optimal Policies for Random and Periodic Garbage Collections with Tenuring Threshold (共著)Communications
in Computer and Information Science 74, pp. 39-45, Springer, 2010
人間生活学研究科前期課程共通科目 授業科目一覧
人間生活学研究法Ⅱ
オ ペ レ ー シ ョン ズ・リ サ ー チ、教 育 シ ステ ム 情 報
ステムの解析やこれらの理論を修得するための教育システムの開発。
指 定受 験 科目
・更年期女性の栄養及び食生活に関する研究
人間生活学研究法Ⅰ
研究指導内容 社会における複雑な問題を科学的に分析し、最適な意思決定を行う方策についての研究。具体的には、確率過程を応用した社会シ
人間生活学研究科
消費者科学専攻
人間生活学研究科
消費者科学専攻
消費者科学専攻では、消費者科学に関する諸問題を生活経営学・生
人間生活学研究法Ⅲ
消費者科学専攻 授業科目一覧
指導教員
消費生活特論Ⅰ
消費生活特論Ⅵ
消費生活特論ⅩⅠ
消費生活特論ⅩⅥ
消費生活特論Ⅱ
消費生活特論Ⅶ
消費生活特論ⅩⅡ
消費生活特論研究演習Ⅰ(外書講読を含む)
消費生活特論Ⅲ
消費生活特論Ⅷ
消費生活特論ⅩⅢ
消費生活特論研究演習Ⅱ(外書講読を含む)
消費生活特論Ⅳ
消費生活特論Ⅸ
消費生活特論ⅩⅣ
消費生活特論研究演習Ⅲ(外書講読を含む)
消費生活特論Ⅴ
消費生活特論Ⅹ
消費生活特論ⅩⅤ
消費生活特論研究演習Ⅳ(外書講読を含む)
中森 千佳子
研究指導内容 生 活 経 営 学、消 費 者 教 育 論
消費者としての発達段階と発達段階ごとの影響要因の分析を通して、家庭、学校、社会における生涯教育としての消費者教育のあり方
について考究する。特に、家族要因の影響に焦点を当てる。また、高度情報化社会における生活経営、消費者教育についても視野に入
指 定受 験 科目
生 活 経 営 学・
生活経済学
れる。
■研究経歴/お茶の水女子大学大学院家政学研究科家庭経営学専攻修士課程修了。
家政学修士。
■所属学会/日本家政学会、
日本消費者教育学会、
日本家庭科教育学会、日本消費者教育学会研究奨励賞受賞。
■研究業績/
(論文)
「消費者社会化研究の理論的考察」
『消費者教育』1991。
(論文)
「山村留学の効果―親子関係の変化―」北海道教育大学『僻地教育研究』
(共著)1998。
(著書)
『生活と地球社会 99』
(共著)、
(財)放送大学教育振興会1999。
生活の質特論Ⅰ
生活の質特論Ⅵ
生活の質特論ⅩⅠ
生活の質特論ⅩⅥ
生活の質特論Ⅱ
生活の質特論Ⅶ
生活の質特論ⅩⅡ
生活の質特論研究演習Ⅰ(外書講読を含む)
生活の質特論Ⅲ
生活の質特論Ⅷ
生活の質特論ⅩⅢ
生活の質特論研究演習Ⅱ(外書講読を含む)
生活の質特論Ⅳ
生活の質特論Ⅸ
生活の質特論ⅩⅣ
生活の質特論研究演習Ⅲ(外書講読を含む)
生活の質特論Ⅴ
生活の質特論Ⅹ
生活の質特論ⅩⅤ
生活の質特論研究演習Ⅳ(外書講読を含む)
(著書)
『家政学原論』
(共著)、朝倉書店2001。
特別研究
16
17
2011年4月現在
消費者科学専攻 研究指導内容及び指定受験科目一覧
指導教員
亀 山 良子
指 定受 験 科目
健康栄養科学
研究指導内容 給 食 経 営、栄 養 管 理 学
個人、
集団
(若年期、
青年期、
高齢期、
健常者、
疾病患者)
または特定給食施設を対象に栄養管理を目的とした生活習慣・食行動調査および
栄養状態の評価を行い、
栄養・食事計画と食事管理の手法を検討する。
また、
各特定給食施設において、
栄養管理を効率よく行うための給
食管理、
給食経営の方法を探る。
■研究経歴/愛知教育大学大学院教育学研究科修了。
岐阜女子大学助手。
大阪医科大学副手。
静岡県立大学助手。
教育学修士。
医学博士。
指導教員
食 品 衛 生 学、食 品 機 能 解 析 学
食 品 衛 生 学:消費者の健康を守るために、
抗菌性物質や農薬等の残留した食品の流通を阻止し、
安全性の高い食品を確保することは、
指 定受 験 科目
う。
食品衛生上も大きな意義がある。
そのための方策として、
抗菌性物質や農薬等の分析法の開発研究や残留実態の解明を行
生活薬科学
食品機能解析学:天然色素をはじめとする天然添加物は、
複数の成分により構成されていることが多く、
また、
未知の生理
活性成分を含んでいる場合も多くある。
そこで、
天然添加物の成分を単離・精製後、
抗酸化作用、
抗貧血作用等の機能性の
■所属学会/日本栄養改善学会、
日本給食経営管理学会、
日本学校保健学会、
日本公衆衛生学会、
日本衛生学会、
日本健康体力栄養学会、
面から評価解析し、
消費者の健康を増進させる要因を探求する。
日本生理学会。
■研究経歴/名城大学薬学部製薬学科卒業。
愛知県衛生研究所化学部長。
薬学博士。
■研究業績/
(論文)
『24時間尿中電解質及び窒素排泄に対する生活習慣因子の影響―特に、
運動・摂取タンパク質レベルの及ぼす影響に
■所属学会/日本薬学会、
日本分析化学会、
日本食品衛生学会、
日本食品化学学会、
日本質量分析学会、
日本医用マススペ
ついて―』
日本衛生学会、
2000。
クトル学会、
AOAC International。
(論文)
『女子短大生のダイエット実施時期及びその方法に関する研究』
日本学校保健学会、
2001。
■研究業績/
(著書)
Encyclopedia of Separation Science Vol. 6 (III)
(共著)
2000、
Academic Press。
(著書)
『PDCAによる給食マネジメント実習』
医歯薬出版、
2007。
指導教員
研究指導内容 岡 尚男
(論文)High throughput analysis of N-methylcarbamate pesticides in cereals and beans by dual countercurrent
chromatography and liquid chromatography electrospray ionization tandem mass spectrometry, J. Liq. Chromatogr., 29,
研究指導内容 臨床栄養学
岸 和廣
各種の疾患に対して高度な栄養療法が行われるようになった。
疾患によっては、
栄養療法の選択やその継続が患者の回復に大きな影響
指 定受 験 科目
機関の第一線で即時に活躍できる優秀な人材を育てたい。
健康栄養科学
■研究経歴/静岡県立大学大学院修了。
管理栄養士、
博士
(食品栄養科学)
。
2651-2661, 2006.
(共著)
。
(論文)
Separation of major safflowers from carthamus yellow using high-speed countercurrent chromatography, J. Liq.
を及ぼす。
管理栄養士の視点から、
実際に行われている臨床栄養管理に触れ、
それらの理論を深く理解し、
症例検討を重ねていく。
医療
■所属学会/日本消化吸収学会、
日本肝臓学会、
日本静脈経腸栄養学会。
指導教員
永津 明人
指 定受 験 科目
出すことで人々の健康増進に結びつけることを目標に探索研究を行なう。
生活薬科学
(財)相模中央化学研究所研究員。名古屋市立大学助手。名古屋市立大学大学院講師。薬学博士。
■研究経歴/名古屋市立大学大学院薬学研究科修了。
■所属学会/日本薬学会、
日本生薬学会、
日本化学会、
新規素材探索研究会、
American Chemical Society。
rat jejunum The Journal of Nutrition 129
(5)
, 953-956, 1998
■研究業績/
(論文)Pinnatoxin A: A Toxic Amphoteric Macrocycle from the Okinawan Bivalve Pinna muricata J. Am. Chem. Soc., 117,
1155-1156, 1995.
(共著)
。
指導教員
小林 身哉
研究指導内容 解 剖 生 理 学 、生 命 科 学
(論文)Identification of novel substituted fused aromatic compounds, meshimakobnol A and B, from natural Phellinus
linteus fruit body. Tetrahedron Lett., 45, 5931-5933, 2004.(共著)
。
人を理解するためには、
心の動きや社会的行動を起こすもととなる人間の身体について、
その構造と機能を理解することが不可欠である。
遺伝子、
細胞、
臓器の階層構造から個体に至る人間の全体像を、
解剖生理学・生化学実験を通して把握する。
指 定受 験 科目
■研究経歴/北海道大学大学院薬学研究科修了。
北海道大学歯学部助手、
名古屋大学医学部助教授。
薬学博士。
健康栄養科学
■所属学会/日本解剖学会、
日本免疫学会、
日本顕微鏡学会、
International Society for Matrix Biology。
■研究業績/
(論文)
Collagen of chronically inflamed skin is over-modified and upregulates secretion of matrix metalloproteinase 2
指導教員
male mouse. Endocrinology 148, 3941-3949, 2007
薬 物 速 度 論 、母 集 団 薬 物 速 度 論
薬物の体内レベルは薬効発現に関わる重要な因子であり、
医薬品の安全で有効な使用において重要な役割を果たしている。
薬物速度論
指 定受 験 科目
方法論を提供する。
さらに母集団薬物速度論では、
患者集団としての平均的な関係を推定し、
得られた情報を個々の患者の状態に即して
生活薬科学
還元し、
有効で功利的な薬物治療を設計する。
は、
生体内での薬物の動きを単純化した数学的モデルで表現し、
その体内レベルの推移を定量的に評価、
予測し、
投薬計画設計に必須の
and matrix-degrading enzymes by endothelial cells and fibroblasts. J Invest Dermatol 121, 1317-1325, 2003
(論文)
Permethrin may disrupt testosterone biosynthesis via mitochondrial membrane damage of Leydig cells in adult
研究指導内容 林 弥生
人間生活学研究科
消費者科学専攻
人間生活学研究科
消費者科学専攻
(論文)Sucrase-isomaltase and hexose transporter gene expressions are coordinately enhanced by dietary fructose in
天 然 物 科 学、食 品 薬 学
食品・香粧品は基本的に天然由来のものであり、
特に食品は何らかの効果があるからこそ食され続けている。
生薬学・天然物科学的な観
点から、
薬食の境界領域にある食品やその未利用部位を素材として成分探索とその活性評価を行なう。
新規の活性・機能を持つ素材を見
■研究業績/
(論文)The maltitol-induced increase in intestinal calcium transport increases the calcium content and breaking force of
femoral bone in weanling rats The Journal of Nutrition 128
(11)
, 2028-2031, 1998
研究指導内容 ■研究経歴/名古屋市立大学薬学部薬学科卒業。
名古屋市立大学大学院薬学研究科講師。
薬学博士。
■所属学会/日本薬学会、
日本薬物動態学会、
日本薬剤学会、
日本医療薬学会、
唾液腺学会。
ライフステ ージ の 栄 養 学
指導教員
研究指導内容 丸山 智美
ヒトのライフステージに焦点をあて、
成長や発育・妊娠や分 ・加齢などによる影響を栄養学見地から検討する。
とくに、
実践栄養学にお
■研 究 業 績 /(論文)Dose adjus tment s trate gy for oral micro emulsion formulation of c yclosp orine: p opulation
pharmacokinetics-based analysis in kidney transplant patients. Ther. Drug Monit., 26
(3)
, 287-294, 2004.
(共著)
(論文)
Effect of Lactobacillus casei on the absorption of nifedipine from rat small intestine. Drug Metab. Pharmacokinet.,
いての科学的根拠の構築を行うために環境や社会的・文化的影響を分析し考究する。
指 定受 験 科目
■研究経歴/昭和女子大学大学院生活機構研究科修了。
博士
(学術)
。
健康栄養科学
■所属学会/日本栄養改善学会、
日本公衆衛生学会、
日本臨床栄養学会、
日本思春期学会、
日本更年期医学会。
日本栄養改善学会学会賞
受賞。
■研究業績/
(論文)Comparison of Serum Leptin Concentrations in Obese and Normal Weight Japanese Women with Regular
Menstrual Cycle, J Nutr Sci Vitaminol, 47, 87-89, 2001。
(論文)
無排卵女性における血清レプチン濃度:栄養素摂取量と食習慣の影響 栄養学雑誌、
63
(2)
, 57-66, 2005。
22
(3)
, 96-102, 2007.
(共著)
研究指導内容 日野 知 証
優れた薬理活性を有するにもかかわらず溶解性が悪いために、
医薬品として利用できない化合物がある。
また、
薬理効果の持続時間が短
指 定受 験 科目
や化合物の物性の評価を行なう。
いがために頻回投与しなければならない化合物もある。
これらの化合物を医薬品として使用するため、
しかも、
使いやすくするための研究
生活薬科学
指導教員
網岡 克雄
指 定受 験 科目
生活薬科学
研究指導内容 薬 品 物 理 化 学 、製 剤 学
指導教員
■研究経歴/京都大学大学院薬学研究科博士前期課程修了。
岐阜薬科大学助手、
徳島大学大学院助教授。
博士
(薬学)
。
■所属学会/日本薬学会、
日本薬剤学会、
粉体工学会。
医 療 薬 学、社 会 薬 学
■研究業績/
(著書)Lipiodol W/O/W emulsion for transcatheter arterial embolization therapy prepared with two-step pumping
インフォームドコンセントやカルテ開示など、
医療における情報公開・提供が推進され、
患者は自らの疾患や治療に関して知る機会が増加し
emulsification method in Multiple Emulsions: Technology and Applications , ed. by A. Aserin, John Wiley-Interscience,
ている。
このような状況の中で、
医療情報提供に基づく患者自身の治療への積極的な参加により医療を提供する側と患者が協力して病気と
275-292, 2007.(共著)
向き合うことが重要になってきている。
代表的な疾患の症例をもとに、
その疾患についての理解や治療法や療養上の注意点などを調査検討
(論文)Thermal gelation of aqueous curdlan suspension: Preparation of curdlan jelly. J. Pharm. Pharmacol.,
し理解を深め、
患者へのより良い情報提供や治療について調査検討する。
55, 435-441, 2003.(共著)
■研究経歴/名城大学薬学部薬学科卒業 医学博士。
■所属学会/日本薬学会、
医療薬学会、
日本薬剤疫学会、
日本アプライドセラピューティクス学会、
DPCマネジメント研究会。
■研究業績/
(論文)Carvedilol increases ciclosporin bioavailability by inhibiting P-glycoprotein-mediated transport. J Pharm
Pharmacol. 2007 Oct; 59
(10)
(共著)
(論文)
In-vitro study of the drug interactions between Miglitol, an alpha-glucosidase inhibitor, and adsorbents Yakugaku
Zasshi. 2007 Dec; 127
(12)
(共著)
指導教員
青 山 喜 久子
研究指導内容 縫 製 科 学 、被 服 構 成 学
美しく機能的な衣服の設計、
生産の方法を明らかにするために研究を行う。
衣服設計と素材特性の関係、
縫製効果と縫製条件および素材
特性との関係等について、
実験を行い解明する。
指 定受 験 科目
■研究経歴/日本女子大学家政学部被服学科卒業。
同学部助手。
博士
(学術)
。
被服環境学
■所属学会/日本繊維製品消費科学会、
繊維学会、
日本家政学会。
日本繊維製品消費科学会学会賞
(年度賞)
受賞。
■研究業績/
(著書)
『アパレル構成学』
(共著)
朝倉書店、
2004。
『繊維便覧』
(共著)
丸善、
2004。
『新版 家政学事典』
(共著)
朝倉書店、
2004。
(論文)
『差動上下送ミシンによる縫いずれ防止縫製に関する研究』
、
繊維製品消費科学、
2007。
(論文)
『上下差動送りミシンによるいせ込み縫製に関する研究
(第2報)
』
、
繊維学会誌、
2008。
(論文)
『ミシン縫製における先引きローラを利用したシームパッカリングの防止に関する研究』
、
繊維製品消費科学、
2010。
18
19
2011年4月現在
2011年4月現在
消費者科学専攻 研究指導内容及び指定受験科目一覧
指導教員
成瀬 正春
研究指導内容 被 服 材 料 学、被 服 衛 生 学
人体と被服との間の空気性状、
つまり被服気候が適当な状態にあると、
人間は健康で快適な生活を営むことができる。
研究では、
被服材
料学および被服衛生学の観点から被服の物理化学的性状、
被服着用形態、
人体の温熱生理学的適応、
被服着用時の快適感等により、
実
消費者科学専攻 人間生活学研究科前期課程共通科目 授業科目の内容
人間生活学研究法Ⅰ
人間生活学研究法Ⅱ
まず、
測定の基本を復習しながら、
さまざまな要因
(独立変数)
の効果は
本授業では、コンピュータの基礎機能や仕組みを知り、パソコンの基本操作、
平均値から推定でき、
分散を分解することで各要因の関与の程度が推定で
ワープロ機能、
画像処理、
情報倫理、
情報検索・発信、
表計算、
プレゼンテーショ
ンと一通りの学習を行う。
本授業のはじめには、
本学のコンピュータ利用環境に
指 定受 験 科目
験および文献調査を用いて、
健康で快適な衣生活を実現させる要因を考究する。
きることをまず理解する。
さらに、
単回帰を復習する。
以上のことを基礎に、
被服環境学
■研究経歴/岐阜市立岐阜薬科大学大学院薬学研究科修士課程修了。
名古屋市立大学医学部講師。
医学博士。
多変量解析の導入としての重回帰分析と主成分分析を学ぶ。
次に、
簡単な
ついても学習するので、
大学においてコンピュータを十分に活用していこうと考
共分散構造分析を学び、
因子分析を共分散構造分析の文脈から理解する。
える学生は、
履修しておくのが望ましい。
(論文)Determination of Formaldehyde in Textiles Using a Diffusive Sampler 1995。
なお、
講義内容については受講生の統計の知識に応じて変更することが
人間生活学研究法Ⅲ 非開講
(論文)
『靴内気候と足部の快適性』
2002。
ある。
■所属学会/日本家政学会、
日本繊維製品消費科学会、
日本生理人類学会。
■研究業績/
(論文)Dermatitis from Household Vinyl Gloves 1992。
(論文)
『夏季におけるオートバイ用ヘルメット着用時の頭部不快要因とその客観的指標』
2002。
指導教員
平林 由果
研究指導内容 被 服 生 理 学、生 活 健 康 学
被服は最も身近な環境であり、
その選択の適否は人の健康に直接影響を及ぼす。
体温調節反応を中心とした環境変化に対する生理反応
消費者科学専攻 授業科目の内容
を測定し、
生活環境を評価する。
実験結果を解析し、
個々の身体特性に配慮しつつ、
高齢者や障がい者も含めたあらゆる人にとって快適で
健康な生活環境のあり方を温熱生理学の視点から追求する。
消費生活特論Ⅰ
消費生活特論Ⅶ
被服環境学
■研究経歴/奈良女子大学大学院家政学研究科修士課程被服学専攻修了。
愛知医科大学医学部助手。
金城学院大学短期大学部教授を
消費生活に関連した時事問題について幅広い知識を深める。
消費生活
実践的総合科学である家政学の特徴をふまえた生活経営学の理論と
アドバイザー資格試験、
消費生活専門相談員資格試験等の受験を目標に、
研究方法を学び、
現代の生活問題を生活経営学の視点から考究する。
ま
過去問題の研究とともに、
小論文作成の基礎能力を養成する。
た、
生活経営学領域の学術論文の書き方について学ぶ。
消費生活特論Ⅱ
消費生活特論Ⅷ
経て、
2002年より現職。
医学博士。
■所属学会/日本家政学会、
日本繊維製品消費科学会、
日本衣服学会、
日本生理人類学会、
日本人間工学会。
人間生活学研究科
消費者科学専攻
■研究業績/
(論文)
『スポーツウェア用編地の放熱特性、
および肌離れ性に関する研究―第2報:運動時の体温変化に及ぼす影響―』
日本
生理人類学会誌、
2000。
(著書)
『衣服と健康の科学』
(共著)
丸善、
2003。
(論文)
『ミュール型サンダルの歩行に及ぼす影響 ―足圧分布解析を中心に―』
日本生理人類学会誌、
2005。
国内外の消費者教育に関する代表的な文献を収集、
講読し、
消費者教
消費者重視社会へ向けた諸政策、
消費者運動の現状と課題、
様々な消
(論文)
『筋電図解析による流行靴ミュールを着用した歩行時の生体負担度の評価』
日本生理人類学会誌、
2005。
育の本質理念と内容、
消費者概念を整理する。
また、
高度情報社会を背景
費者団体の歴史と変遷、
その活動と発展、
諸外国の消費者団体活動等に
に、
持続可能な消費とは何かを解説し、
これからの消費生活と消費者教育
関する様々な文献・資料を読み、
考察する。
について考える。
消費生活特論Ⅸ
消費生活特論Ⅲ
ヒトも地球生態系の構成員である以上、
健全な地球環境が存在しない
ミクロ経済学における消費者行動の理論を基礎として、
これらの問題の
限り、
健全な生活はできない。
この講義では、
ヒトと環境との共生という視
(著書)
『生理人類士入門』
(共著)
国際文献印刷所、
2007。
指導教員
小野 知洋
研究指導内容 マクロ な 視 点 か ら の 環 境 科 学
自然環境が人類の諸活動によって破壊される中で、
どのように保全するべきかという視点で、
特に野生生物保護、
外来種問題、
里山保全な
どの実態を調査する。
指 定受 験 科目
■研究経歴/名古屋大学大学院農学研究科博士課程単位取得満期退学。
農学博士。
社会経済的背景の体系的整理及び基本問題の解明を行うとともに、
消費
点から、
農業活動や身近な環境の保全活動について考察する。
住環 境 学
■所属学会/日本昆虫学会、
日本応用動物昆虫学会、
日本動物行動学会、
日本動物学会、
International Society of Chemical Ecology、
生活に関わる諸問題を経済学的視点から把握し、
分析する能力を養うこと
消費生活特論Ⅹ
をめざす。
食の安全・安心を確保するための手法としてのクロマトグラフィーの有
消費生活特論Ⅳ
用性を学んだ後、
クロマトグラフィーの原理および平板、
ガス、
液体、
向流
まず、
現在の日本の家庭科教育における消費生活の内容がどのように扱
の各クロマトグラフィーについて詳細に検討を加える。
さらに、
質量分析計
われているかを把握した後、
歴史的に、
日本の家庭科教育の中でどのよう
との結合や試料から目的化合物の精製法についても学ぶ。
に教えられてきたかを捉える。
さらに、
他の国の家庭科教育の中では、
どの
消費生活特論ⅩⅠ
ように扱われているかも探求し、
それぞれの国における特徴を見出す。
後
代表的な疾患の症例をもとに、
その疾患についての理解や治療法や療
半では、
課題図書を読み深めていく。
これらの分析により、
家庭科教育に
養上の注意点などを調査検討し理解を深め、
患者へのより良い情報提供
おける消費生活に関する教育の将来を展望する。
や治療について調査検討する。
Entomological Society of America。
■研究業績/
(論文)
The scales as a releaser of the copulation attempt in Lepidoptera. Naturwissenschaften 64:386-387, 1977 (論文)
Removal and subsequent ingestion of rivalssemen during copulation in a tree cricket(Ono, Siva-Jothy, Kato)
Physiol. Entomol. 14:195-202, 1989 (論文)
Effect of temperature on biosynthesis of sex pheromone components in potato tuberworm moth, Phthorimaea
operculella(Lepidoptera: Gelechiidae)J. Chem. Ecol. 20:2733-2741, 1994
(論文)
オカダンゴムシの交替性転向反応とその逃避行動としての意味
(小野、
高木)
応動昆 50:325-330, 2006
イン テリア デ ザイン 学、住 居 学 、住 生 活 学
指導教員
研究指導内容 櫻 井 のり子
現代日本の住宅の平面型、
外観デザイン、
インテリアデザインと住まい方を中心に、
和と洋の混在、
洋家具生産の技術的発展などと関連して
研究する。
指 定受 験 科目
■研究経歴/大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程中退。
学術修士。
豊田工業高等専門学校建築学科助手
(1971∼1989)
消費生活特論Ⅴ
消費生活特論ⅩⅡ
住環 境 学
■所属学会/日本建築学会、
日本インテリア学会、
日本家政学会。
生活経済学関連図書・論文講読と政府刊行統計資料などの分析を通し
化合物を医薬品として使用するため、
しかも、
使いやすくするための研
て、国民経済と生活経済との関係を、理論面・実践面から考察する。また、
究や化合物の物性の評価を行ない、
考究する。
(論文)
『子供の年齢と就寝形態について』
。
特に生涯生活設計の側面から、
公的福祉関連諸制度、
民間保険、
生活者自
消費生活特論ⅩⅢ
(著書)
『アメリカンドリームの再構築』
共訳、
勁草書房。
身の自助努力の限界と課題、
および方策について考察する。
薬物の体内レベルは薬効発現に関わる重要な因子であり、
医薬品の安
消費生活特論Ⅵ
全で有効な使用において重要な役割を果たしている。
薬学の専門の立場
社会における複雑な問題を科学的に分析し、
最適な意志決定を行う科
から消費生活について考究する。
学的・数理的方法を学習する。オペレーションズ・リサーチ(Operations
消費生活特論ⅩⅣ
■研究業績/
(論文)
『平面と住まい方における和風と洋風の交錯関係』
。
(論文)
『平面プランの型と就寝パターン』
。
指導教員
谷 勝
研究指導内容 都市計画学
都市空間・地域空間に焦点を当て、
人の生活環境、
自然環境との共生、
まちづくりへの住民参加、
都市計画制度などに関する問題点と課題
を検討し、
改善の方法を探る。
指定受験科目
■研究経歴/名古屋工業大学大学院工学研究科修了。
工学修士。
Research
〔OR〕
は、
第二次世界大戦中に開発された、
データを調査分析し
生薬学・天然物科学的な観点から薬食の境界領域にある食品やその
住環境学
■所属学会/日本建築学会、
日本都市計画学会。
て作戦を立案する分析方法)
のいろいろな手法により、
社会の中で出会う
未利用部位を素材として成分探索とその活性評価を行なう。
新規の活性・
様々な問題を数理的なモデルにモデル化して解決する。
機能を持つ素材を見出し人々の健康増進に結びつけることを探索する。
■研究業績/
(論文)
「豊田土地区画整理事業
(名古屋市南区)
によって培われたまちづくりの経験―住民運動と行政対応の分析―」
金城学
院大学論集社会科学編第2巻第2号、
2006。
人間生活学研究科
消費者科学専攻
指 定受 験 科目
(論文)
「再開発事業における従前借家人のための住宅供給―築地第一種市街地再開発事業における解決手法―」
金城学院
大学論集社会科学編第4巻第2号、
2008。
20
21
2011年4月現在
消費者科学専攻 授業科目の内容
消費生活特論ⅩⅤ
生活の質特論I
生活の質特論Ⅹ 生活の質特論研究演習Ⅲ
(外書講読を含む)
講義は、
薬学部基礎薬学系教員が分担してオムニバス形式で行なう。
そ
現代の私たちの衣生活を支えている既製服は、
企画から最終製品の段
授業のテーマは名古屋都市空間形成略史で、
担当教員が各時代の歴
健全な栄養状態の保持増進、
望ましい食習慣の形成、
伝統的食文化の
れぞれの専門の立場から、
身の回りの事象や消費財についてのサイエンス
階に至るまで、
合理的な計画、
管理のもとに生産が進められている。
しか
史的経過を概説した上で、
次の視点を中心とした履修者との意見交換を
継承・発展と新しい食文化の形成などを系統的・総合的に分析し、
これか
を講述する。
し、
アパレル生産の各工程において、
素材の扱いや縫製加工の方法等に
行なう形で進める。
1.
現在の名古屋の都市空間への影響と痕跡、
2.
時
らの食生活のあり方を考察する。
そのために、
食生活の諸問題について
消費生活特論ⅩⅥ
改善すべき問題が残されている。
本講義は、
アパレル生産の内容および製
の社会情勢との関係で採用された施策とその結果、
3.
時の都市空間形
の国内外の文献を講読し、
討議により理解を深め考察する。
さらに研究
人々の消費生活を取り巻く種々の事象、
消費財について基礎薬学的視点
品の品質向上に資するこれらの問題の解決方法について講述する。
さら
成上の諸施策が生活にもたらした影響について考究する。
論文のまとめかたについても学び、
具体的な研究計画の作成を試みる。
に、
近年は科学的な手法を取り入れた生産方法構築への要求が高い。
布
生活の質特論ⅩⅠ 生活の質特論研究演習Ⅳ
(外書講読を含む)
地の造形性能、
縫製効果と布地の物理的特性との関係の把握とその利用
人間は
「食べる」
ことによって生命や健康を維持しているが、
その食生
生活の質によって、
健康状態は変化する。
生命科学や健康維持に関す
する、
あるいは新しいもの・システムを構築する能力を養い、
人々の生活を
方法についても講述する。
活が逆に
「メタボリックシンドローム」
の原因となることもある。
「食」
と栄
る国内外の文献を講読するとともに、
研究の手法、
論文の書き方などに
高める人材となるきっかけをつかむことを目的とする。
生活の質特論Ⅱ
養・健康の関係や疾病の関係について論ずるとともに、
人間にとってより
ついて学び、
生活の質の向上の概念を、
人体の構造と機能の観点から考
消費生活特論研究演習Ⅰ
(外書講読を含む)
ユニバーサルデザインと被服構成学の視点から、
体型に適合した衣服
よい
「食」
環境について考察する。
究する。
日本の家族は、
戦後、
近代家族を経たのち、
近年その多様性を高めてい
設計、
高齢者や障害者の身体機能と衣服の関連性、
日本人の靴文化の問
生活の質特論ⅩⅡ 特別研究
る。
そうした家族の変化を捉えるとともに、
家庭科教育の中では、
家族をど
題点と靴教育の重要性など、
現代社会に求められる望ましい衣生活につ
女性のライフサイクルについて主として、思春期、成熟期、妊娠、出産、
修士論文の指導をおこなう。担当する指導教員名および研究指導内容に
のように扱ってきたのかを考察する。
また、
最終的には、
日本の家族と家庭
いて幅広い視点から講述する。
更年期、高齢期について、栄養摂取、ホルモンなどの視点から学習する。
ついては、
「研究指導内容及び指定受験科目一覧」
を参照してください。
科教育の中での家族に関わる教育を展望することを目的とする。
生活の質特論Ⅲ
平均寿命の高齢化に伴い、子育て後の人生のQOLの向上、維持につい
消費生活特論研究演習Ⅱ
(外書講読を含む)
ヒトと動物の自律性および行動性体温調節反応について解説し、
その
て考える。
個人・家族が自らの価値を実現していきながら経済的生活を営んでいく
調節のメカニズムについて論じる。
さまざまな生活環境の変化に対しての
生活の質特論ⅩⅢ ためには、
刻々と変わり行く経済の状況や、
改正が繰り返される社会保障
対応の仕方を学び、
衣生活・住生活との関係、
さらには環境への適応能力
ヒトが健やかに心豊かに生きていくためには、人生のどのライフス
関連諸制度に常に目を向けておく必要がある。
この演習の前半では、
経済・
とそのメカニズムについても解説する。
テージにおいても健康は大切である。健康とは、体力とは何か? 身体
消費関連諸制度の意義と動向、または課題について考察する。後半では、
生活の質特論Ⅳ
のしくみについて学び、幼少期から老年期にいたる身体の生理的変化
当該課題を克服しつつ個人・家族がどのように生きていけばよいのかとい
生活者中心の社会を迎え、生活科学分野においても消費生活科学の
や体力・運動能力の変化について探究する。
うことを経済的視点から考察する。
重要性が認識されている。
先ず衣生活の安全性、
衣生活の質の向上と豊
生活の質特論ⅩⅣ
消費生活特論研究演習Ⅲ
(外書講読を含む)
かさの実感について論じる。
衣服材料の構成と性能、
衣服衛生、
衣服着用
食べ物は、
消化、
吸収、
代謝されるが、
その一つ一つの段階は、
原子・分
食の安全・安心に関係する国内外の文献を講読し、
研究計画、
実験方法、
による皮膚障害、
衣服着用時の快適性、
衣服への消費者ニーズ等を消費
子レベルで行われている。
栄養学を分子レベルで理解する
「分子栄養学」
実験結果のまとめ方、
考察、
論文の書き方を修得する。
生活科学の視点から把握することにより、
生活者中心の社会を考究する。
という言葉は、未だ定着しているものではないが、栄養を本質的に理解
消費生活特論研究演習Ⅳ
(外書講読を含む)
生活の質特論Ⅴ
し、
健康な食生活に結び付けていく上では、
その方法論は必然であると
食品薬学・薬品物理化学などに関係する国内外の文献を講読し、
研究計
人類に多大な恩恵を与えてきた化学物質は、
一方では様々な環境汚染
いえる。
本授業では、
消化、
吸収、
代謝過程を分子レベルで学習する。
画、
実験方法、
実験結果のまとめ方、
論文の書き方を修得する。
を起こした。
その一つである環境ホルモンについて解説する。
有機化学的
生活の質特論ⅩⅤ
特別研究
に環境ホルモンを理解するとともに、
その対策についても考究する。
「食事」
を生活の中の1つの活動と捉え、
その活動を成り立たせる各要
修士論文の指導をおこなう。担当する指導教員名および研究指導内容につ
生活の質特論Ⅵ
因とそれらが健康状態に及ぼす影響等について、
また、
食生活を支える
いては、
「研究指導内容及び指定受験科目一覧」
を参照してください。
20世紀前半から現在に至る日本の住宅供給について、
国や自治体によ
行動
(食行動)
とはどのようなものであるかについて講述する。
さらに、
食
る政策や制度、
所有形態の変化、
住宅産業、
様々な種類の住宅の特性等
行動を含む保健行動全般について理解を深め、
ヒトにとって 食べるとい
を、
諸外国との比較検討や資料を用いて理解し、
現状の問題とこれからの
う行為の本来の意味とあり方について考える。
課題について考察する。
生活の質特論ⅩⅥ
生活の質特論Ⅶ
超高齢化社会の到来、
国民生活の変化と多様化に伴う生活習慣病の
鉄筋コンクリート造・鉄骨造・木造を中心として、
建築物の耐久性に及
増加などにより食生活の質が問われている時代である。国民の健康維
ぼす様々な環境要因と劣化現象を解説し、
その劣化メカニズムについて
持・増進及び疾病予防や生活の質
(QOL)
の向上のために、
食環境と食生
論じる。
そして建築物の維持管理方法、
高耐久化をはかるための方法につ
活のあり方について言及する。
いて建築材料の観点から考察する。
生活の質特論研究演習Ⅰ
(外書講読を含む)
生活の質特論Ⅷ
パターン設計に関する諸種の内容と布地の特性との関係、
仕立て映え
近代以降、
大きく変化した日本の住まいとインテリアについて、
間取り、
および縫製効果と布地特性との関係に関する国内外の文献や衣服の構
仕切りという視点から見つめなおす。
戦後の合理的思想の普及と欧米の
成が健康に与える影響、
衣服の機能性が健康に与える影響、
着衣着用に
影響による洋風化が進んだといわれるが、
伝統的な生活も脈々として生き
よって発生する皮膚障害、
および着衣時の快適性に関する国内外の文献
続けている。
このような現代日本の住まいと生活の特徴を整理し、
今後の
を講読する。
住まいを展望する。
生活の質特論研究演習Ⅱ
(外書講読を含む)
生活の質特論Ⅸ
住生活の質に関する現代的な課題について考えることを目的とする。
住まいにおける生活の質は、使いやすさで決まるものではない。使い
前期は20世紀における経験を踏まえ、
少子高齢化、
環境に配慮した住ま
づらくても、文化的価値、あるいは歴史的価値のある建物に住むことで、
いや環境作りについて学ぶ。
後期はアメリカの現代インテリアのスタイル
大きな満足を得ている人たちも数は少ないが存在する。この科目では、
形成過程に関する文献
(外書)
を講読する。
人間生活学研究科 消費者科学専攻
人間生活学研究科 消費者科学専攻
から俯瞰することによって、
より科学的に事象・消費財について理解・考察
する知識・技能を蓄える。
そのことによって、
身の回りのものをより賢く利用
空間の概念や家族の概念の拡張を目指し、革新的な試みをしてきた建
築家たちの住宅作品の分析を通して、
生活の質をとらえる多角的な視点
を獲得する。
22
23
人間生活学研究科
2011年4月現在
人間発達学専攻
人間発達学専攻 研究指導内容及び指定受験科目一覧
設置の趣旨及び目的
指導教員
人間はその生涯を通じて自分自身の内的成長と潜在的な可能性の実現をめざす存在です。
近年、
わが国では個性を重視する教育への変換など、
人びとの
増田 公男
研究指導内容 教 育・発 達 心 理 学
1. 子どもの発達とメディア環境の関係についての研究
2.「死」
の認識に関する研究
価値観の多様化やそれに伴うさまざまな生き方の選択が可能な社会へと変化してきています。
さらに高度情報社会への発展もめざましく、
そうした社会構造
指 定受 験 科目
の変化は同時に新たな社会的問題を生み出す一因にもなっています。
個人を取り巻く環境に対していかに適応してゆくのか、
あるいは個人の内的成長への道
心理学
3. 子ども観、
保育者観および保育者効力感に関する研究
■研究経歴/関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程教育学
(教育心理学)
単位取得満期退学。
文学修士。
筋をどのように見出してゆくのかといった個人内外の課題に包括的に取り組むことが求められている現代といえます。
■所属学会/日本心理学会、
日本発達心理学会、
日本教育心理学会、
日本子ども社会学会。
このような認識に立って、
人間発達学専攻では幅広く豊かな人間観を土台とし、
個人の発達に関わる諸問題に適切に対処できる高度に専門的な能力と技能
■研究業績/
『ニューメディア時代の子どもたち』
(共著)
有斐閣。
『性格心理学ハンドブック』
(共著)
福村出版。
『発達心理学の展開』
(編著)
あいり出版。
『保育の創造を支援するコンピュータ』
(共著)
保育出版社。
『パーソナリティ心理学』
(共訳)
培風館。
を有する人材を育成することをめざしています。
また2010年度よりカリキュラムの改訂を実施しました。
この改訂により、
教育課程は、
「発達学分野」
「
、臨床心理学分野」
の2分野の構成となりました。
資格取
得に関しては、
幼稚園教諭専修免許状、
臨床心理士受験資格、
シニア産業カウンセラー受験資格の取得が可能です。
修了後の進路としては、
医療・教育・福祉
指導教員
分野における臨床心理職、
精神保健・矯正関係専門担当者、
各種相談所の心理専門員、
専門相談員、
生涯学習関連専門教員などがあげられます。
宗方 比佐子
研究指導内容 産 業・組 織 心 理 学、キ ャリア 開 発 論
1. 女性のキャリア発達を促進する要因に関する研究
2. 職場のハラスメント
(セクシュアルハラスメントとジェンダーハラスメント)
指 定受 験 科目
心理学
人間発達学専攻の内容
3. 大学生の職業選択とキャリア開発に関する研究
■研究経歴/名古屋大学大学院教育学研究科心理学専攻博士課程後期課程満期退学。
教育学修士。
■所属学会/日本心理学会、
日本教育心理学会、
日本社会心理学会、
産業・組織心理学会、
経営行動科学学会。
■研究業績/
『女性が学ぶ社会心理学』
(共編著)
福村出版。
『ジェンダーの発達心理学』
(共著)
ミネルヴァ書房。
『彷徨するワーキングウーマ
保育学、
芸術学・芸術療法学、
家族福祉学・家族関係学となります。
それぞれ個別の分野で専門を深めることができます。
B 「臨床心理学分野」
は、
心の専門家としての研究と同時に
「臨床心理
A 「発達学分野」
は、
個人の発達が生活環境の相互作用を通して行わ
士」
養成を目的とする分野です。
臨床心理士資格取得のための
「第1種指定
れることについて、
人間の行動様式と外的環境の関係を分析し、
発達と環
大学院」
として、
心の理解、
アセスメントや援助技法を演習や講義を通して
境の相互作用の諸現象、
発達に関わる特に重要な環境因子として注目され
学びます。
また、
実際の病院や学校現場での学外実習や本学付属の心理
ている家族・ジェンダーの問題、
さらに人間発達を教育の視点からとらえた
臨床相談室での実践の実習も充実しています。
受験科目は、
臨床心理学と
学習・研究ができます。
また、
教育における臨床的課題への理解を深め専
なります。
ン』
(共著)
北樹出版。
『キャリア発達の心理学』
(共編著)
川島書店。
『女性のキャリアストレスとカウンセラーの役割』
(共著)
女
性と仕事の未来館。
『臨床組織心理学』
(共著)
ナカニシヤ書店。
『経営組織心理学』
(共著)
ナカニシヤ書店。
指導教員
坪井 貴子
指 定受 験 科目
教 育 学・保 育 学
門家としてのアプローチや技法を学びます。
受験科目は、
心理学、
教育学・
研究指導内容 教 育 学、幼 児 教 育
1. 乳幼児の遊びと学習に関する研究
2. 保育者の専門性に関する研究
教育学修士。
■研究経歴/広島大学大学院教育学研究科博士課程後期退学。
■所属学会/日本保育学会、
日本教育社会学会、
日本子ども社会学会、
日本教育学会、
中国四国教育学会。
■研究業績/
『幼児期の尊さと教育』
(共著)
ミネルヴァ書房。
『保育原理』
(共著)
北大路書房。
人間生活学研究科
人間発達学専攻
人間生活学研究科
人間発達学専攻
人間発達学専攻には、
「発達学分野」
「
、臨床心理学分野」
の2分野があり、
■修士論文題目例
指導教員
・幼児期における金銭教育と学齢期の消費者社会化
・子どもの自尊感情と両親関係との関連
─幼稚園での金銭教育の影響を中心に─
─小学生を対象とした調査研究と動的家族画の分析を通して─
・女子青年の対人恐怖心性およびふれあい恐怖的心性に関する研究
・中学生の心理的ストレスに及ぼすレジリエンスの影響
・中年期女性の喪失体験と抑うつに関する一研究
・幼児の愛着形成に関する研究 ─関係性特異性の発達的特徴を中心に─
・中学生・高校生における潜在的不登校について
・特別支援教育の現状と課題
─アンケート調査・抑うつ尺度・TATを通しての検討─
─幼稚園・小学校・中学校・高等学校・大学の比較検討─
中野 修身
指 定受 験 科目
教 育 学・保 育 学
研究指導内容 教 育 学、教 育人 間 学
1.「教育という人間の行為」
を手がかりに、
「人間とは何か」
を考察する。
2.「子どもの発達」
を、
現代における家族問題から考察する。
教育学修士。
■研究経歴/京都大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。
■所属学会/教育哲学会、
日本ディルタイ協会、
西田哲学会、
関西教育学会、
日本教育学会。
■研究業績/
「時代において哲学すること―W・ディルタイと西田幾多郎について―」
(論文)
理想社。
『生と死の現在∼家庭・学校・地域のな
かのデス・エデュケーション』
(共著)
ナカニシヤ出版。
『宗教・科学・いのち新しい対話の道を求めて』
(翻訳)
新教出版社。
人間生活学研究科前期課程共通科目 授業科目一覧
指導教員
人間生活学研究法Ⅰ
人間生活学研究法Ⅱ
人間生活学研究法Ⅲ
川 澄雄
研究指導内容 家 族 福 祉 学・家 族 関 係 学
現代家族に関する諸問題について、
家族福祉学・家族社会学・家族関係学の観点から指導します。
1. 現代家族の多様性
人間発達学専攻 発達学分野 授業科目一覧
指 定受 験 科目
発達環境学特論Ⅰ
発達環境学特論Ⅳ
発達環境学特論Ⅶ
発達環境学特論Ⅹ
発達環境学研究演習Ⅰ
(外書講読を含む)
発達環境学特論Ⅱ
発達環境学特論Ⅴ
発達環境学特論Ⅷ
発達環境学特論ⅩⅠ
発達環境学研究演習Ⅱ
(外書講読を含む)
発達環境学特論Ⅲ
発達環境学特論Ⅵ
発達環境学特論Ⅸ
発達環境学特論ⅩⅡ
特別研究
発達教育学特論Ⅰ
発達教育学特論Ⅳ
発達教育学特論Ⅶ
発達教育学特論Ⅹ
発達教育学研究演習Ⅰ
(外書講読を含む)
発達教育学特論Ⅱ
発達教育学特論Ⅴ
発達教育学特論Ⅷ
発達教育学特論ⅩⅠ
発達教育学研究演習Ⅱ
(外書講読を含む)
発達教育学特論Ⅲ
発達教育学特論Ⅵ
発達教育学特論Ⅸ
発達教育学特論ⅩⅡ
特別研究
家 族 福 祉 学・
家族関係学
2. 高齢化社会と公的介護保険制度
3. 少子化現象と育児支援
4. 男女共同参画社会における家族
5. 高齢者扶養
などの研究指導をします。
■研究経歴/甲南大学大学院人文科学研究科応用社会学専攻修了。
社会学修士。
鹿児島経済大学社会学部助教授。
沖縄国際大学南島文化研究所客員所員。
■所属学会/日本社会学会、
日本家族社会学会、
日本家政学会家族関係学部会、
National Council on Family Relations。
■研究業績/
『南のくにのまちづくり』
(共著)
高城書房。
『教育期の子育てと親子関係』
(共著)
ミネルヴァ書房。
『家族の崩壊』
(共著)
ミネルヴァ書房。
『住みごこちの社会学』
(共著)
法律文化社。
『パートナーシップの家族社会学』
(共著)
学
文社。
人間発達学専攻 臨床心理学分野 授業科目一覧
臨床心理学特論Ⅰ
臨床心理学特論Ⅴ
臨床心理学査定演習Ⅰ
臨床心理基礎実習Ⅰ
臨床心理実習Ⅰ
臨床心理学特論Ⅱ
臨床心理学特論Ⅵ
臨床心理学査定演習Ⅱ
臨床心理基礎実習Ⅱ
臨床心理実習Ⅱ
臨床心理学特論Ⅲ
臨床心理学特論Ⅶ
臨床心理学研究演習
(外書講読を含む)
特別研究
臨床心理学特論Ⅳ
24
25
2011年4月現在
人間発達学専攻 研究指導内容及び指定受験科目一覧
指導教員
治田 哲之
指 定受 験 科目
芸術学・芸術療法学
研究指導内容 心理学
人間というものについて、
心理学の立場から探究する。
指導教員
川瀬 正裕
特に、
臨床心理学、
発達心理学を中心とし、
心理療法や芸術療法の実践から、
教育、
哲学までの領域を視野に入れる。
■研究経歴/横浜国立大学大学院教育学研究科学校教育専攻学校教育心理学研究専修修了。
修士
(教育学)
。
■所属学会/日本心理臨床学会、
日本教育心理学会、
日本箱庭療法学会。
指 定受 験 科目
臨床心理学
■研究業績/
『生活心理学講座5 ほんとうの私らしさを求めて』
(単著)日本通信教育連盟。
『人間理解の心理学
(改訂版)』
(共著)八千代
研究指導内容 臨 床 心 理 学、心 理 療 法、心 理 検 査 法
1. 発達障害の子どもと家族に対する援助
2. 子どもから思春期の精神発達と臨床心理学的問題の理解と援助
3. 学校、
保育園、
幼稚園、
福祉施設などと心理臨床的活動の連携
4. 発達障がい児への学習支援・教材および教授法の研究
■研究経歴/1981年国際基督教大学大学院教育学研究科教育心理専攻。
教育学修士。
出版。
『臨床実践の心理学』
(共著)
日本放送協会学園。
■所属学会/日本心理臨床学会、
日本児童青年精神医学会、
日本心理学会、
日本教育心理学会。
■研究業績/
『こころとかかわる臨床心理
(第二版)
(
』共著)
ナカニシヤ出版。
『これからのこころの援助』
(共著)
ナカニシヤ出版。
『医療の中
の心理臨床』
(共著)
新曜社。
『統合保育の展開』
(共著)
コレール社。
『21世紀の心理臨床』
(共編)
ナカニシヤ出版。
指導教員
渡辺 恭子
指 定受 験 科目
芸術学・芸術療法学
研究指導内容 音 楽 療 法、芸 術 療 法
1. 統合失調症患者を対象とした音楽療法
2. 認知症疾患患者を対象とした音楽療法
指導教員
3. パーソナリティー障害や摂食障害を対象とした音楽療法
仁里 文美
■研究経歴/名古屋大学大学院教育学研究科発達臨床学専攻博士課程後期課程修了。
教育学博士。
■所属学会/日本音楽療法学会、日本芸術療法学会、日本心理臨床学会、日本音楽教育学会、日本集団精神療法学会、日本老年精神医
学会。
用性について』
(共著)
臨床精神医学。
『老年期認知症患者を対象とした音楽療法に関する研究』
(単著)
風間書房。
臨床心理学
臨 床 心 理 学、心 理 療 法 、心 理 検 査 法
1. 深層心理学的な精神力動と、
それに関わる臨床心理学的問題の理解と援助
2. 描画法、
箱庭療法といった芸術療法に関する研究
3. 乳幼児期から青年期にいたる発達と教育に関する研究
■研究経歴/京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻博士課程満期退学。
教育学修士。
■所属学会/日本心理臨床学会、
日本箱庭療法学会、
日本芸術療法学会、
日本描画テスト・描画療法学会、
日本臨床心理身体運動学会
(理事)
。
■研究業績/
『身体像と心の癒し』
(共著)
岩崎学術出版。
『箱庭療法の現代的意義』
(共著)
至文堂。
『遊戯療法と子どもの今』
(共著)
創元社。
『心理臨床における臨床イメージ体験』
(共著)
創元社。
『心理臨床大事典』
(共著)
培風館。
指導教員
今 村 友 木子
研究指導内容 臨 床 心 理 学、心 理 療 法、心 理 検 査 法
1. コラージュ療法、
描画療法に関する研究
2. 表現技法によるアセスメントに関する研究
指 定受 験 科目
臨床心理学
3. 教育現場における心理的援助に関する研究
■研究経歴/名古屋大学大学院教育科学研究科発達臨床学専攻博士課程単位取得満期退学。
教育学博士。
人間生活学研究科
人間発達学専攻
人間生活学研究科
人間発達学専攻
■研究業績/
『自己愛発達の観点から見た音楽療法』
(単著)
日本芸術療法学会誌。
『慢性期統合失調症患者における音楽療法評価表の有
指 定受 験 科目
研究指導内容 ■所属学会/日本心理臨床学会、
日本芸術療法学会、
日本箱庭療法学会、
日本コラージュ療法学会。
■研究業績/
『仕事としての心理療法』
(共著)
人文書院、
1999。
『生きる力をつける教育心理学』
(共著)
ナカニシヤ出版、
2000。
『人間援助の
諸領域』
(共著)
ナカニシヤ出版、
2001。
『コラージュ表現―統合失調症者の特徴を探る』
(単著)
創元社、
2006。
『臨床心理査定
研究セミナー』
(共著)
至文堂、
2007。
指導教員
加藤 大樹
指 定受 験 科目
臨床心理学
研究指導内容 臨 床 心 理 学、心 理 療 法、心 理 検 査 法
1. 芸術療法における体験過程および表現特徴に関する研究
2. 集団場面における芸術療法の活用に関する研究
3. 学生支援領域におけるグループアプローチに関する研究
■研究経歴/名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程後期課程修了。
博士
(心理学)
。
■所属学会/日本心理臨床学会、
日本芸術療法学会、
日本学生相談学会、
日本教育心理学会。
■研究業績/Form, Content, and Gender Differences in Lego® Block Creations by Japanese Adolescents
(共著)
Art Therapy.
ブロックを用いた表現技法に関する基礎的研究 ―POMS による気分変容の検討および気分と作品特徴の比較―
(単著)
日
本芸術療法学会誌。
26
27
2011年4月現在
人間発達学専攻 人間生活学研究科前期課程共通科目 授業科目の内容
2011年4月現在
人間発達学専攻 発達学分野 授業科目の内容
人間生活学研究法Ⅰ
(心理統計法特論)
人間生活学研究法Ⅱ
発達教育学研究演習Ⅰ
(外書講読を含む)
発達教育学研究演習Ⅱ
(外書講読を含む)
非開講
まず、
測定の基本を復習しながら、
さまざまな要因
(独立変数)
の効果は平均
本授業では、
コンピュータの基礎機能や仕組みを知り、
パソコンの基本操作、
発達・教育心理学に関連した学術書や論文のなかで、
自らの研究領域に関す
特別研究
値から推定でき、
分散を分解することで各要因の関与の程度が推定できること
ワープロ機能、
画像処理、
情報倫理、
情報検索・発信、
表計算、
プレゼンテーショ
るものを取り上げ、
研究方法や分析・考察について熟読し、
研究論文を構成する
修士論文の指導をおこなう。
担当する指導教員名および研究指導内容につ
をまず理解する。
さらに、
単回帰を復習する。
以上のことを基礎に、
多変量解析
ンと一通りの学習を行う。
本授業のはじめには、
本学のコンピュータ利用環境に
参考にできるようにする。
いては、
「研究指導内容及び指定受験科目一覧」
を参照してください。
の導入としての重回帰分析と主成分分析を学ぶ。
次に、
簡単な共分散構造分析
ついても学習するので、
大学においてコンピュータを十分に活用していこうと考
を学び、
因子分析を共分散構造分析の文脈から理解する。
える学生は、
履修しておくのが望ましい。
なお、
講義内容については受講生の統計の知識に応じて変更することがある。
人間生活学研究法Ⅲ 非開講
人間発達学専攻 臨床心理学分野 授業科目の内容
人間発達学専攻 発達学分野 授業科目の内容
発達環境学特論Ⅰ
(社会心理学特論)
非開講
発達教育学特論Ⅰ
(学習心理学特論)
臨床心理学特論Ⅰ
発達環境学特論Ⅱ
現代学習心理学の基礎と臨床に関して、
認知・行動療法という臨床心理学領
ユング心理学の中核である、
集合的無意識が実際の治療において持つ意味
臨床心理学査定演習Ⅰ
投影法の代表的な心理検査である
「ロールシャッハ法」
の歴史と体系、
体系間
受講者は職場のストレスに関する最近の研究の中から関心のある論文を選
域からの講義を行う。
パワーポイントによる授業を中心に進めていくが、
受講者
と役割を論じる。
またそのような治療を可能にする面接空間についても講義す
の相違を認識する。
実施法、
分析法については名古屋大学式技法に沿って学習
の学修への動機づけを高めるために、
ビデオ教材の活用や、
臨床に関する具体
る。
それとともに、
子どもの治療をするうえで非常に大切である、
親面接とは何を
する。
事例、
研究論文の講読を通じて、
解釈についての理解を深める。
的な話題の提供に心がけながら授業を展開していく。
するものであるのか、
また、
子どもを取り巻く環境としての親や家族について考
臨床心理学査定演習Ⅱ
発達環境学特論Ⅲ 非開講
発達教育学特論Ⅱ える。
臨床心理学的アセスメントにおいて必要な実践的知識と技能を習得すること
発達環境学特論Ⅳ
前半では、
時間社会学を人生時間に適用した
「人生時間割」
の考え方を紹介し、
臨床心理学特論Ⅱ
を目的とする。
特に、
実際の臨床場面において使用されることの多い検査につい
哲学の古き根本問題
「人間とは何か」
を、
哲学的人間学の立場から考察する。
人間発達への新たな視点を提供する。
後半では、
ライフステージ
「移行」
に焦点を
臨床心理学研究には、
さまざまなアプローチが考えられる。
心理学研究の基
て実施・解釈ができるようになることを目指す。
現代において、
人間が問われている問題状況と、
その歴史的・社会的背景につ
合わせながら、ライフサイクルの社会的条件を再検討しつつ、子ども期から青年
礎的なプランニングや応用的な方法を理解し、
受講生自身の研究に反映させる。
知能検査・人格検査・発達検査など、
いくつかの検査について実施や解釈の
いて触れ、
歴史における人間観、
世界観の変遷について言及する。
期・成人期を経て高齢期へと変化する人間発達のプロセスを解明する。
授業方法
臨床心理学特論Ⅲ
(臨床心理面接特論)
仕方、
テストバッテリーの組み方、
フィードバックの仕方などについて総合的に学
発達環境学特論Ⅴ 非開講
は講義だけでなく、
各自のレポート報告や討論なども含めて多彩に進めていく。
臨床心理面接における、
初めての出会いからのプロセスと基本姿勢、
アセス
習する。
発達環境学特論Ⅵ
発達教育学特論Ⅲ 非開講
メント、
経過のとらえ方などの基本について学ぶ。
特にそれぞれの時期において
臨床心理基礎実習Ⅰ
現代アメリカの家族構成の変遷を社会学的に分析することで、
現代の家族と
発達教育学特論Ⅳ
(発達心理学特論)
の重要なポイントと必要な知識・技能について言及し、
心理臨床実践の構えを
心理臨床実践に必要な基礎理論と技法について、
実習を通して学修する。
婚姻がどのような方向に進もうとしているかを理解する。
とりわけ離婚と再婚が
本授業では心理療法のアプローチの1つである音楽療法を軸に取り上げ、
発
形成することを目的とする。
インテーク面接と導入期面接における面接技法を取り扱う。
その実技技能と
繰り返されることによって形成されるステップ・ファミリーと呼ばれる再婚家族
達心理学的知識と心理療法との関連について学ぶ。
具体的には、
障害児領域・
臨床心理学特論Ⅳ
(臨床心理面接特論)
ともに、
一定の書式のもとに記述することができるよう学習する。
主にロールプ
が抱える困難かつ複雑な課題について考察する。
精神科領域・老年期領域・緩和ケア領域を対象としてとらえ、
各領域における発
遊戯療法・箱庭療法などの事例の文献購読を行い、
その基礎理論を学ぶ。
併
レイを行いながらその記録をもとに、
グループスーパーヴィジョン形式で展開す
発達環境学特論Ⅶ 非開講
達特性や障害特性を分析していく。
その中で、
各領域における援助目標を明ら
せて、
プレイルームや面接室において個別のロールプレイを行い、
その詳細を検
るが、
健常児児童の発達理解と遊戯療法の基礎的学習を目的に、
幼稚園実習を
発達環境学特論Ⅷ 非開講
かにしていく。
討することによって、
面接に必要な感覚と技術を学び、
その理論が述べるところ
行う。
発達環境学特論Ⅸ 非開講
発達教育学特論Ⅴ
(教育心理学特論)
非開講 を体験的に身につけることを目的とする。
臨床心理基礎実習Ⅱ
発達環境学特論Ⅹ
(家族心理学特論)
発達教育学特論Ⅵ
(学校臨床心理学特論)
臨床心理学特論Ⅴ(精神医学特論)
臨床心理基礎実習Iに引き続き、
臨床心理学実践の技法を学ぶ。
国内で実施された縦断研究の具体例に学びながら、
ヒトの発達に関与する
今日、
不登校・いじめを始めとして、
発達障害・非行・自殺・中途退学等の問題で
後期から始まる心理療法の実践実習に向けて、
器質的な要素の強い障碍を
心理臨床相談室での実際の事例を対象として、その記録をもとにグループ
生物学的要因
(遺伝・成熟)
と環境要因
(家庭・同朋集団・社会)
を研究デザイン
子どもや学校は深刻な
「心の危機」
に直面している。
これらの学校教育をめぐって
持ったクライアントに対する理解を深め、
心理療法を実際に行うために必要な
スーパーヴィジョン形式で展開する。
に組み入れる方法論について修得する。
生じた問題について、臨床心理学的な観点からの理解・研究の必要性、或いは問
知識を学ぶ。
臨床心理実習Ⅰ 臨床心理実習Ⅱ
発達環境学特論ⅩⅠ 非開講 題の解決や予防のため援助法を、
実際の事例も踏まえながら検証していきたい。
上記の目的に沿って、
知識の復習と補充のための講義、
また、
事例に即しての
大学に付置されている
「心理臨床相談室」
に来談するクライエントに実際に面
発達環境学特論ⅩⅡ
発達教育学特論Ⅶ
調査や討論を行う。
なお、
本科目の内容は前期開講の臨床心理学特論Ⅲとの関
接する。
さらに、
学外に依頼してある医療機関
(精神科など)
や学校において、
通
各自の報告、
討論を中心とする。
前期では、
各自の関心領域に関連する新著を
近年の研究成果をふまえて、
教育現場で見られる様々な困難を予防し、
それ
連科目である。
年、
週1回、
終日の実習を体験する。
これらの機関で体験
(患者さんとの関わりや
1冊取り上げて書評する。
後期では、
各自の修士論文・博士論文のテーマを取り
に対処する方法を考えていく。主にブリーフセラピー・ブリーフカウンセリング、
臨床心理学特論Ⅵ(投影法特論)
児童・生徒との関わりなど)
を授業においてレポートし、
討論を行う。
上げて報告し、
それをもとに議論する。
いじめ解決、
ピアミディエーションなどを取り上げる。
小グループで相互にカウン
1. 包括システムによるロールシャッハ法の実施からスコアリングおよび解釈まで、
臨床心理学研究演習
(外書講読を含む)
発達環境学研究演習Ⅰ
(外書講読を含む)
:前期
セラー役、クライエント役などに分かれたロールプレイをおこなうなど、ワーク
実際のデータを通して習得する。
大学院での研究を進めるにあたっての研究法および基礎知識について学ぶ。
家族福祉学・家族関係学に関連する人間発達に関する基本的な学術研究を
ショップ型の授業をおこなう予定である。
2. 子どもの心理アセスメントについて、
目的、
方法、
実施の留意点などを講義し
形式はゼミ形式である。修士論文研究の土台となる情報収集、
関連領域の知識
指導する。
また、
修士論文作成にいたる研究指導の過程について講義する。
発達教育学特論Ⅷ 非開講
理解を深める。
これは、
ロールシャッハ法の習得に合わせて同時進行で講義
と動向の把握、
その基礎となる処理論の理解、
研究計画の作成などを主たる目
発達環境学研究演習Ⅰ
(外書講読を含む)
:後期
発達教育学特論Ⅸ
(発達臨床心理学特論)
する予定である。
標とする。
芸術・芸術療法学に関する知識を習得すると共に、研究方法について指導
主に発達臨床の現場における実践に必要な基本的な考えについての知識を
臨床心理学特論Ⅶ
(心理療法特論)
特別研究
する。
得ることを目的とする。臨床的観察法や発達診断の方法、
発達障害児及び親や
ポスト・フロイト派
(マルチ・モデル・フロイディアン)
精神分析・精神分析的心
修士論文の指導をおこなう。
担当する指導教員名および研究指導内容につい
発達環境学研究演習Ⅱ
(外書講読を含む)
非開講
保育者・教師等の関係者への支援、
子育て支援を中心に、
いわゆる
「発達臨床」
理療法の基本理論および技法に関して、
体験的理解と修得を目指す。
現代精神
ては、
「研究指導内容及び指定受験科目一覧」
を参照してください。
特別研究
の実際について取り扱う予定である。
分析の4つの代表的な理論と技法である欲動論、
自我心理学、
対象関係論、
自
修士論文の指導をおこなう。
担当する指導教員名および研究指導内容につ
発達教育学特論Ⅹ
(障害児
(者)
心理学特論)
己心理学を統合した新しい精神分析の解説、
およびその臨床実践の提示。
いては、
「研究指導内容及び指定受験科目一覧」
を参照してください。
人間生活学研究科
人間発達学専攻
人間生活学研究科
人間発達学専攻
び、
発表し、
討論し合う。
また、
新しいストレスマネジメントのプログラムについて
検討する。
教員は毎回の授業で必要に応じて講義を行う。
発達障害臨床について、テキスト、講師の実践、絵本、映画等を通して学び、受講
者自身の発達障害児・者との関わりについてディスカッションを通して検討していく。
発達教育学特論ⅩⅠ 非開講
発達教育学特論ⅩⅡ
エーリッヒ・フロム著
『自由からの逃走』
を分担講読する。
あらかじめ分担箇所
を決めておき、
毎回、
発表担当者が発表資料を作成し分担箇所について発表す
る。
その発表を元に、
人間と心の健康について、
発達的、
心理学的、
教育学的な
観点からの討論、
まとめを行う。
28
29
人間生活学研究科
2011年4月現在
人間生活学専攻
人間生活学専攻 研究指導内容及び指定受験科目一覧
設置の趣旨及び目的
指導教員
中森 千佳子
研究指導内容 生活経営学
まさにこの時期、
本学では、
学生や社会人のより高度な学問的追求志向に応え、
建学の精神である女子教育の理念を一層推進するために、
人間生活学研究
指 定受 験 科目
のための博士課程
(後期課程)
を設置しています。
生活経 営学
消費者としての発達段階と発達段階ごとの影響要因の分析を通して、家庭、学校、社会における生涯教育としての消費者教育のあり方に
ついて考究する。特に、家族要因の影響に焦点を当てる。また、高度情報化社会における生活経営、消費者教育についても視野に入れる。
■研究経歴/お茶の水女子大学大学院家政学研究科家庭経営学専攻修士課程修了。
家政学修士。
■所属学会/日本家政学会、
日本消費者教育学会、
日本家庭科教育学会、日本消費者教育学会研究奨励賞受賞。
■研究業績/
(論文)
「消費者社会化研究の理論的考察」
『消費者教育』1991。
(論文)
「山村留学の効果―親子関係の変化―」北海道教育大学『僻地教育研究』
(共著)1998。
(著書)
『生活と地球社会 99』
(共著)、
(財)放送大学教育振興会1999。
(著書)
『家政学原論』
(共著)、朝倉書店2001。
指導教員
研究指導内容 二十一世紀に入り、
人間生活について深く探求し、
広い視野に立った学識と研究能力及び専門性をもって社会で活躍できる人材が、
ますます必要とされています。
本後期課程は、
前期課程の上に積み上げる方式ではなく、
人間生活学関連の諸問題により適切に対応する立場から、
前期課程の2専攻領域を深化・統合し
て人間生活学専攻とし、
総合的・学際的な人間生活の諸問題の研究・教育をめざしています。
これにより、
前期課程における教育を基礎としつつ、
さらに専門領域の研究を高度化し、
発展させることが可能となります。
人間生活学の分野は、
学問的には、
高度の学際性・総合性が求められる新しい研究分野であります。
しかし、
この分野での研究者及び高度専門的職業人の
養成は十分なされておらず、
研究者及び関連する分野の指導も極めて少ないのが現状です。
川 澄雄
中部地域において最初
(1999年開設)
で唯一の博士課程
(後期課程)
である人間生活学専攻で研究され、
わが国のみならず国際社会において、
研究者及び
指 定受 験 科目
高度専門的職業人として活躍されることを期待します。
人間生活学専攻の内容
間発達、
環境と家族福祉、
環境と健康・安全・快適性の問題など、
消費者
リキュラムで編成されています。
科学領域と人間発達学領域の双方からアプローチする食品栄養科学、
1. 消費者科学領域:生活者・消費者に関連した諸問題の理論的解明への
家族福祉学・家族関係学、
環境衛生学、
環境生命科学
社会的ニーズに応えるために、
消費者行政及び企業を含めた消費者関
3. 人間発達学領域:人間発達に関する諸問題についての理論的解明をめ
連問題の解明をめざす生活経営学、
消費者教育
ざし、
さらに家庭・学校・地域社会・病院・企業等における臨床場面での
2. 人間環境学領域:人間発達に関わる諸問題の解明をめざして、
環境と人
実践をも考慮した社会心理学、
臨床心理学
指導教員
成瀬 正春
指 定受 験 科目
■博士論文題目例
2003年度
2005年度
・中年期女性のアイデンティティ発達:
「しなやかなアイデンティティ」
の検討
・家族介護に関する研究
・ロールシャッハ法による青年期の対人恐怖心症と自己愛傾向についての研究
─介護保険サービスの利用が家族介護に及ぼす影響要因について─
・看護場面における患者─看護者間の相互の自己開示
・看護教員の自己効力感が教育活動に及ぼす影響と効果的な教育活動のあり方
─患者理解を促す対人関係能力育成のための基礎的研究─
・タイトスカートのスリット丈に与えるストレッチ素材の効果
環 境 衛生学
・知的障害児に対する虐待予防における作業療法的介入の可能性の検討
2006年度
・地域子育て支援における内発的発展に関する研究
・不登校及び不登校傾向児童生徒へのメンタルフレンド活用に関する研究
指導教員
─母親のエンパワーメントの観点から─
・ジャン・ピアジェの発達理論と幼児教育の展開に関する研究
・中国と日本における近代幼児教育理論の比較研究
・行政職員を対象とした環境教育プログラムの立案とその効果
岡 尚男
─陳鶴琴と倉橋惣三を中心に─
2010年度
指 定受 験 科目
2004年度
・看護職のキャリア発達におけるストレスマネジメントの研究
・靴着用時における足部快適性の客観的指標
生活薬科学
―グリーフ・ストレスにおける成長要因の検討―
・近代日本の幼児教育における劇活動の意義と変遷
・女性看護師の初期キャリアにおける職業継続を規定する包括的関係性の検討
・消費者教育第3フェーズにおけるパイロット・ロールとしての
「北欧型」
・学校場面におけるメンタルヘルスの研究
消費者教育に関する研究 ─学校における消費者教育を対象として─
―初期予防の観点からの心理的支援―
各研究領域の特色とカリキュラムについて
消費者科学領域
生活者である消費者の視点で、
人間と経済社会・法律などの社会的環境との相互
研究指導内容 被 服 生 理 学、被 服 衛 生 学
人体と被服との間の空気性状、
つまり被服気候が適当な状態にあると、
人間は健康で快適な生活を営むことができる。
研究では、
被服材
料学および被服衛生学の観点から被服の物理化学的性状、
被服着用形態、
人体の温熱生理学的適応、
被服着用時の快適感等により、
実
験および文献調査を用いて、
健康で快適な衣生活を実現させる要因を考究する。
■研究経歴/岐阜市立岐阜薬科大学大学院薬学研究科修士課程修了。
名古屋市立大学医学部講師。
医学博士。
■所属学会/日本家政学会、
日本繊維製品消費科学会、
日本生理人類学会。
■研究業績/
(論文)Dermatitis from Household Vinyl Gloves 1992。
(論文)Determination of Formaldehyde in Textiles Using a Diffusive Sampler 1995。
(論文)
『靴内気候と足部の快適性』
2002。
(論文)
『夏季におけるオートバイ用ヘルメット着用時の頭部不快要因とその客観的指標』
2002。
研究指導内容 人間生活学研究科
人間生活学専攻
人間生活学研究科
人間生活学専攻
人間生活学専攻では、
次の3領域を設け、
高度な専門的研究ができるカ
家 族 福 祉 学・
家族関係学
家 族 福 祉 学・家 族 関 係 学
現代家族に関する諸問題について、
家族福祉学・家族社会学・家族関係学の観点から指導します。
1. 現代家族の多様性
2. 高齢化社会と公的介護保険制度
3. 少子化現象と育児支援
4. 男女共同参画社会における家族
5. 高齢者扶養
などの研究指導をします。
■研究経歴/甲南大学大学院人文科学研究科応用社会学専攻修了。
社会学修士。
鹿児島経済大学社会学部助教授。
沖縄国際大学南島文化研究所客員所員。
■所属学会/日本社会学会、
日本家族社会学会、
日本家政学会家族関係学部会、
National Council on Family Relations。
■研究業績/
『南のくにのまちづくり』
(共著)
高城書房。
『教育期の子育てと親子関係』
(共著)
ミネルヴァ書房。
『家族の崩壊』
(共著)
ミネルヴァ書房。
『住みごこちの社会学』
(共著)
法律文化社。
『パートナーシップの家族社会学』
(共著)
学文社。
食 品 衛 生 学、食 品 機 能 解 析 学
食品衛生学:消費者の健康を守るために、
抗菌性物質や農薬等の残留した食品の流通を阻止し、
安全性の高い食品を確保することは、
食
品衛生上も大きな意義がある。
そのための方策として、
抗菌性物質や農薬等の分析法の開発研究や残留実態の解明を行う。
食品機能解析学:天然色素をはじめとする天然添加物は、
複数の成分により構成されていることが多く、
また、
未知の生理活性成分を含
んでいる場合も多くある。
そこで、
天然添加物の成分を単離・精製後、
抗酸化作用、
抗貧血作用等の機能性の面から評価
解析し、
消費者の健康を増進させる要因を探求する。
■研究経歴/名城大学薬学部製薬学科卒業。
愛知県衛生研究所化学部長。
薬学博士。
■所属学会/日本薬学会、日本分析化学会、日本食品衛生学会、日本食品化学学会、日本質量分析学会、日本医用マススペクトル学会、
AOAC International。
■研究業績/
(著書)
Encyclopedia of Separation Science Vol. 6 (III)
(共著)
2000, Academic Press。
(論文)High throughput analysis of N-methylcarbamate pesticides in cereals and beans by dual countercurrent
chromatography and liquid chromatography electrospray ionization tandem mass spectrometry, J. Liq. Chromatogr., 29,
2651-2661, 2006.
(共著)
。
(論文)
Separation of major safflowers from carthamus yellow using high-speed countercurrent chromatography, J. Liq.
Chromatogr., 1047-1059, 2008
(共著)
。
視点から考察します。
作用について研究する領域です。
「生活の価値」
の実現と
「生活の質」
の向上を目的と
カリキュラムとしては、
消費者科学特殊講義Ⅰ、
消費者科学特殊講義Ⅱ、
消費者科
した消費者科学の確立をめざして、
家政学、
消費者教育、
経済学、
経営学、
法学の各
学特殊講義Ⅲとそれぞれの演習からなります。
人間環境学領域
人間を取り巻く環境、
いいかえれば、
物的・社会的環境が、
生活者の健康・安全や生
カリキュラムとしては、
人間環境学特殊講義Ⅰ、
人間環境学特殊講義Ⅱ、
人間環境
活の快適性、
さらには家族の福祉、
個人の発達に及ぼす影響を学際的に研究する領
学特殊講義Ⅲ、
人間環境学特殊講義Ⅳとそれぞれの演習からなります。
域です。
生活環境
(物的・社会的環境)
が、
生活者の
「生活の質」
や
「個人の発達」
に与
える影響を社会学、
福祉学、
衛生学、
保健学の各視点から考察します。
人間発達学領域
個人の発達を人の生涯にわたる自己実現の過程として捉え、
人間の発達に関わる
カリキュラムとしては、
人間発達学特殊講義Ⅰ、
人間発達学特殊講義Ⅱ、
人間発達
問題を医学、
心理学、
教育学の各視点から考察します。
精神医学・臨床心理学・幼児
学特殊講義Ⅲ、
人間発達学特殊講義Ⅳとそれぞれの演習からなります。
指導教員
日野 知 証
指 定受 験 科目
生活薬科学
研究指導内容 薬 品 物 理 化 学・製 剤 学
優れた薬理活性を有するにもかかわらず溶解性が悪いために、
医薬品として利用できない化合物がある。
また、
薬理効果の持続時間が短
いがために頻回投与しなければならない化合物もある。
これらの化合物を医薬品として使用するため、
しかも、
使いやすくするための研究
や化合物の物性の評価を行なう。
■研究経歴/京都大学大学院薬学研究科博士前期課程修了。
岐阜薬科大学助手、
徳島大学大学院助教授。
博士
(薬学)
。
■所属学会/日本薬学会、
日本薬剤学会、
粉体工学会。
■研究業績/
(著書)Lipiodol W/O/W emulsion for transcatheter arterial embolization therapy prepared with two-step pumping
emulsification method in Multiple Emulsions: Technology and Applications , ed. by A. Aserin, John Wiley-Interscience,
275-292, 2007.(共著)
(論文)Thermal gelation of aqueous curdlan suspension: Preparation of curdlan jelly. J. Pharm. Pharmacol.,
55, 435-441, 2003.(共著)
教育学及び人格発達過程学などの多様な視点で、
理論的実践的に研究する領域です。
30
31
2011年 4月現在
人間生活学専攻 研究指導内容及び指定受験科目一覧
人間生活学専攻 博士課程
(後期課程) 授業科目の内容
消費者科学特殊講義Ⅰ
各自の研究テーマに沿って、主題確定から研究方針の決定、研究期
健康の維持や疾病のメカニズムを理解し生活の質を向上させるた
間のスケジューリングを実施した上で、学生各自の進
人を理解するためには、
心の動きや社会的行動を起こすもととなる人間の身体について、
その構造と機能を理解することが不可欠である。
めには、自然科学の理解力(リテラシー)を高める必要がある。心の
せながら実施する。1年次、2年次、3年次でそれぞれの進
遺伝子、
細胞、
臓器の階層構造から個体に至る人間の全体像を、
解剖生理学・生化学実験を通して把握する。
動きや社会的行動を起こす基本となる人間の体の構造と機能の理
確認しながら、学会発表及び学術論文の作成指導を実施する。
指 定受 験 科目
■研究経歴/北海道大学大学院薬学研究科修了。
北海道大学歯学部助手、
名古屋大学医学部助教授。
薬学博士。
食品栄養科学
解のために、遺伝子・細胞・臓器の働きを階層構造として把握する。
人間環境学特殊講義Ⅲ
■所属学会/日本解剖学会、
日本免疫学会、
日本顕微鏡学会、
International Society for Matrix Biology。
質の高い博士論文を完成させるための発展的知識を集積することを
人間を取り巻く環境は多種多様であり、
そのこととの関わりで生じ
目的とする。
る環境問題は多様である。この授業では、人間の生活に係わる問題
指導教員
小林 身哉
研究指導内容 解 剖 生 理 学、生 命 科 学
■研究業績/
(論文)
Collagen of chronically inflamed skin is over-modified and upregulates secretion of matrix metalloproteinase 2
and matrix-degrading enzymes by endothelial cells and fibroblasts. J Invest Dermatol 121, 1317-1325, 2003
(論文)
Permethrin may disrupt testosterone biosynthesis via mitochondrial membrane damage of Leydig cells in adult
male mouse. Endocrinology 148, 3941-3949, 2007
指導教員
丸山 智美
研究指導内容 ライフステ ージ の 栄 養 学
ヒトのライフステージに焦点をあて、
成長や発育・妊娠や分 ・加齢などによる影響を栄養学見地から検討する。
とくに、
実践栄養学にお
いての科学的根拠の構築を行うために環境や社会的・文化的影響を分析し考究する。
状況に合わ
状況を
消費者科学研究演習Ⅰ
を、身近な問題として取り上げて講義する。特にこの講義では、人間
博士論文を作成することを目的とする。研究の進行および論文作成
の近接環境である被服環境に係わる課題を被服材料学の視点およ
の過程を支援し、助言を行う。
英語論文の購読を行い、
最新のデータを
び被服衛生学の視点から講義する。
集積する。
人間環境学研究演習Ⅲ
消費者科学特殊講義Ⅱ
人体と被服との間に作られる空間は、
人間にとって最も身近な環境
国内外の時事的な生活課題を取り上げ、生活経営学の視点から考
である。
この被服環境の温度、
湿度、
気流などの空気性状である被服
気候が適当な状態であるかどうかは、
人間の健康にとっても、
また快
指 定受 験 科目
■研究経歴/昭和女子大学大学院生活機構研究科修了。
博士
(学術)
。
究する。特に、地域通貨やワーカーズコレクティブなどの例にみられ
食品栄養科学
日本公衆衛生学会、
日本臨床栄養学会、
日本思春期学会、
日本更年期医学会。
日本栄養改善学会学会賞受賞。
■所属学会/日本栄養改善学会、
るように、消費者の位置づけにとどまらない生活者の動向に注目し、
適な生活にとっても極めて関係が深い事柄である。
このことを演習を
■研究業績/
(論文)Comparison of Serum Leptin Concentrations in Obese and Normal Weight Japanese Women with Regular
これからの生活経営学・消費者教育について討議する。
通して考究する。
消費者科学研究演習Ⅱ
人間環境学特殊講義Ⅳ
国内外の刊行された学位論文の購読を通して、研究手続きの各段階に
くすりの種々の剤形について、
その剤形を採用している意義・長所、
Menstrual Cycle, J Nutr Sci Vitaminol, 47, 87-89, 2001。
(論文)
無排卵女性における血清レプチン濃度:栄養素摂取量と食習慣の影響 栄養学雑誌、
63
(2)
, 57-66, 2005。
柏木 哲夫
おける学位論文の水準を理解する。また、学位論文のテーマによる研究指
製造技術、構成粒子の具備すべき物性、医薬品添加剤等について考
導を行う。
える。本講義は大学院前期課程の消費生活特論ⅩⅡの内容をさらに
消費者科学特殊講義Ⅲ
深めたものである。
環境分析において取り扱う試料は、食品、水質、底質、大気、水生生物に
人間環境学研究演習Ⅳ
4. 医学の中にケア学を導入する研究
分類され、これらの性質は全く異なる。また、分析対象とする化合物の物理
各種剤形からの医薬品の放出を促進したり遅延させたりすること
■研究経歴/大阪大学医学部卒業。
医学博士、人間科学博士。
化学的性質もそれぞれ異なるために、下記の授業計画のようにサンプリン
を中心に研究することにより、医薬品の剤形の処方設計や、医薬品
■所属学会/日本精神神経学会、日本心身医学会、日本音楽療法学会。
グ・抽出、クリーンアップ、検出の各段階に分けて議論する。本科目を履修す
および医薬品添加剤の物性の評価を行なうことができるようにする。
ることにより最新の環境分析法を理解することができる。
人間発達学特殊講義Ⅰ
消費者科学研究演習Ⅲ
受講者は職場のストレスに関する最近の研究の中から関心のある
我々を取り巻く環境中には、フタル酸エステルに代表されるような様々
論文を選び、
発表し、
討論し合う。
また、
新しいストレスマネジメントの
な環境汚染物質が存在し、我々は日常的にそれらの曝露を受けている。
プログラムについて検討する。教員は毎回の授業で必要に応じて講
研究指導内容 ホ スピ ス 論、臨 床 ケ ア 学、音 楽 療 法
1. 末期患者の心理の研究
2. ホスピスケアの研究
指 定受 験 科目
3. 音楽療法が末期患者に及ぼす影響の研究
芸術学・芸術療法学
■研究業績/『定本ホスピス・緩和ケア』青海社、
2006。
『家族の実力』幻冬舎、2007など。
指導教員
渡辺 恭子
研究指導内容 音 楽 療 法、芸 術 療 法
1. 統合失調症患者を対象とした音楽療法
2. 認知症疾患患者を対象とした音楽療法
指 定受 験 科目
3. パーソナリティー障害や摂食障害を対象とした音楽療法
我々の健康を守るために、それらを環境中から除去し、曝露されない環境
義を行う。
芸術学・芸術療法学
■研究経歴/名古屋大学大学院教育学研究科発達臨床学専攻博士課程後期課程修了。
教育学博士。
を確保することは、大きな意義がある。そのための方策として、環境汚染物
人間発達学研究演習Ⅰ
■所属学会/日本音楽療法学会、
日本芸術療法学会、
日本心理臨床学会、
日本音楽教育学会、
日本集団精神療法学会、
日本老年精神医
質の分析法の開発研究や残留実態の解明を行い、博士論文として結実す
近年めざましく注目されているキャリアカウンセリングのナラティ
る。 ブアプローチについて、
代表的な理論や方法を海外の文献から学ぶ。
人間環境学特殊講義Ⅰ
人間発達学特殊講義Ⅱ 非開講
生活の質および環境の影響により決定される現代のヒトにおける
人間発達学研究演習Ⅱ 非開講人間発達学研究演習Ⅱ
栄養問題および現状について栄養学および食生活の視点から、健康
人間発達学特殊講義Ⅲ
を指標として考究する。変化する環境の中で、ヒトが「食べる」という
人間発達学の中でも特に音楽療法に焦点を絞り、障害児・者領域、
ことはどのような意味をもつのか、を健康科学的手法で論理的に構
精神科領域、高齢者領域、緩和ケア領域における最近の動向を検討
築できるようになることを目的とする。
する。
さらに、
音楽療法の様々な研究方法を習得し、
その研究方法が
■研究経歴/名古屋大学大学院教育学研究科心理学専攻博士課程後期課程満期退学。
教育学修士。
人間環境学研究演習Ⅰ
使用された研究論文を講読することによって、音楽療法の効果を検
■所属学会/日本心理学会、
日本教育心理学会、
日本社会心理学会、
産業・組織心理学会、
経営行動科学学会。
人間環境学および加齢における栄養学の領域で博士論文を執筆する
証するにはどのような手法を使用するのが最適なのかを明らかにす
■研究業績/
『女性が学ぶ社会心理学』
(共編著)
福村出版。
『ジェンダーの発達心理学』
(共著)
ミネルヴァ書房。
『彷徨するワーキングウーマ
ことを目的とする。研究計画に沿って、文献購読、学会発表、論文投稿を
る。
学会。
■研究業績/
『自己愛発達の観点から見た音楽療法』
(単著)
日本芸術療法学会誌。
『慢性期統合失調症患者における音楽療法評価表の有
用性について』
(共著)
臨床精神医学。
『老年期認知症患者を対象とした音楽療法に関する研究』
(単著)
風間書房。
指導教員
宗方
比佐子
研究指導内容 産 業・組 織 心 理 学、キ ャリア 開 発 論
1. 女性のキャリア発達を促進する要因に関する研究
2. 職場のハラスメント
(セクシュアルハラスメントとジェンダーハラスメント)
指 定受 験 科目
社会心理学
3. 大学生の職業選択とキャリア開発に関する研究
ン』
(共著)
北樹出版。
『キャリア発達の心理学』
(共編著)
川島書店。
『女性のキャリアストレスとカウンセラーの役割』
(共著)
女
性と仕事の未来館。
『臨床組織心理学』
(共著)
ナカニシヤ書店。
『経営組織心理学』
(共著)
ナカニシヤ書店。
指導教員
川瀬 正裕
研究指導内容 臨 床 心 理 学、心 理 療 法、心 理 検 査 法
1. 発達障害の子どもと家族に対する援助
2. 子どもから思春期の精神発達と臨床心理学的問題の理解と援助
進める。
人間発達学研究演習Ⅲ
人間環境学特殊講義Ⅱ 博士論文執筆のために必要な指導を行い、博士論文を作成すること
家族福祉学分野での博士論文作成のための演習とリンクして論
を目的とする。具体的には研究テーマの設定、予備調査・本調査の実施、
文作成に必要な文献の解説・講読を実施する。博士論文を執筆する
学会発表、
研究論文の投稿が行えるように、
様々な角度から指導する。
準備を目的とする。家族福祉学をめぐる学問的展開や課題を扱う。
人間発達学特殊講義Ⅳ
人格発達に関する研究実践の基礎的な知識と研究方法論の習得
指 定受 験 科目
3. 学校、
保育園、
幼稚園、
福祉施設などと心理臨床的活動の連携
具体的なテーマとしては、高齢者介護、男女共同参画社会、子育て支
臨床心理学
4. 発達障がい児への学習支援・教材および教授法の研究
援、少子・高齢化、家族意識や生活価値観の変化、ドメスティックバイ
をめざす。
「心理学研究」
「教育心理学研究」
「心理臨床研究」
などの雑
■研究経歴/1981年国際基督教大学大学院教育学研究科教育心理専攻。
教育学修士。
オレンス、児童虐待、家族の変容などについてである。テーマは、学
誌論文を取り上げて、研究の動向、研究方法、背景となる理論などの
生の関心により設定する。
学習を行う。
人間環境学研究演習Ⅱ 人間発達学研究演習Ⅳ
家族関係学・家族福祉学における研究テーマを主題として、学生
人格発達過程学における院生のテーマに関して、研究動向を含め
■所属学会/日本心理臨床学会、
日本児童青年精神医学会、
日本心理学会、
日本教育心理学会。
■研究業績/
『こころとかかわる臨床心理
(第二版)
(
』共著)
ナカニシヤ出版。
『これからのこころの援助』
(共著)
ナカニシヤ出版。
『医療の中
の心理臨床』
(共著)
新曜社。
『統合保育の展開』
(共著)
コレール社。
『21世紀の心理臨床』
(共編)
ナカニシヤ出版。
人間生活学研究科
人間生活学専攻
人間生活学研究科
人間生活学専攻
指導教員
て文献研究と研究方法論の吟味を目的とする。
毎年度論文を作成し、
その作業を通して学位論文へとつなげていく。
32
33
I nfo r m at io n
2011年度大学院入試結果
文学研究科
長 期 履 修 学 生 制 度 について
●一般入試
●社会人入試
●外国人留学生入試
前期課程
定員
志願者
合格者
秋期
春期
秋期
春期
定員
職業、
出産、
育児、
介護、
その他の事由のある方が対象です。
前期課程
前期課程
志願者
合格者
秋期
春期
秋期
春期
定員
志願者
合格者
秋期
春期
秋期
春期
国文学専攻
5
1
2
0
2
国文学専攻
若干名
0
1
0
1
国文学専攻
若干名
0
2
0
2
英文学専攻
5
0
0
0
0
英文学専攻
若干名
0
0
0
0
英文学専攻
若干名
0
1
0
1
社会学専攻
5
0
0
0
0
社会学専攻
若干名
0
0
0
0
社会学専攻
若干名
0
0
0
0
長期履修学生制度は、
職業、
出産、
育児、
介護、
その他の事由により、
標準修業年限
(博士課程・前期課程2年、
博士課程・後期課程3年)
で修了することが困難
な場合、
これを超える期間で科目を履修し、
学位を取得できるようにする制度です。
長期履修学生として認められた場合の修業年限は、
博士課程・前期課程で最長4年、
博士課程・後期課程で最長6年です。
学納金のうち授業料および施設設備費
は、
標準修業年限に支払うべき授業料および施設設備費の総額を、
あらかじめ認められた修業年限で除した額を、
それぞれの年
(学期毎)
に支払うことになります。
なお、
長期履修を希望する者は、
「長期履修申請書」
等の必要書類を提出し、
当該研究科委員会の審査を受けて、
許可を得る必要があります。
後期課程
定員
後期課程
後期課程
志願者
合格者
秋期
春期
秋期
春期
定員
志願者
合格者
秋期
春期
秋期
春期
定員
志願者
合格者
秋期
春期
秋期
春期
国文学専攻
2
0
0
0
0
国文学専攻
若干名
0
0
0
0
国文学専攻
若干名
0
0
0
0
英文学専攻
2
0
0
0
0
英文学専攻
若干名
0
0
0
0
英文学専攻
若干名
0
0
0
0
社会学専攻
2
0
0
0
0
社会学専攻
若干名
0
0
0
0
社会学専攻
若干名
0
0
0
0
●社会人入試
●外国人留学生入試
前期課程
前期課程
志願者
春期
合格者
秋期
定員
春期
20時の授業、
土曜日に開講する授業、
及び夏期・冬期等の長期休暇期間中の集中講義による授業を開設します。
前期課程
志願者
合格者
秋期
春期
秋期
春期
定員
志願者
合格者
秋期
春期
秋期
春期
消費者科学専攻
8
0
0
0
0
消費者科学専攻 若干名
0
1
0
1
消費者科学専攻 若干名
0
0
0
0
人間発達学専攻
8
12
10
2
3
人間発達学専攻 若干名
1
5
0
1
人間発達学専攻 若干名
0
0
0
0
後期課程
定員
人間生活学専攻
3
後期課程
志願者
職業を持つ社会人学生等に学習の便宜を図るため、
教育方法の特例を設けています。
あらかじめその希望を申し出て受験し、
修学の条件等について十分確
履修方法は、
指導教員の指導のもとに、
全修業期間の履修計画を作成し、
人間生活学研究科委員会の承認を得て決定されます。
必要に応じて、
18時30分から
●一般入試
秋期
職業を持つ社会人学生等の方が対象です。
認の上、
人間生活学研究科委員会の許可を得てください。
特例の適用は、
前期課程においては4年間、
後期課程においては6年間を上限とします。
人間生活学研究科
定員
職 業 を 持 つ 社 会 人 学 生 等 の 履 修 方 法 の 特 例 に つ い て( 人 間 生 活 学 研 究 科 )
合格者
秋期
春期
秋期
春期
1
0
0
0
定員
人間生活学専攻 若干名
後期課程
志願者
合格者
秋期
春期
秋期
春期
0
2
0
2
定員
志願者
合格者
秋期
春期
秋期
春期
0
0
0
0
人間生活学専攻 若干名
研 究 業 績 審 査 に つ い て( 人 間 生 活 学 研 究 科 )
人間生活学研究科の社会人入試では、
専門科目試験を研究業績審査で代替して受験することができます。
その場合も口述試験を実施のうえ、
総合判定
で合否を決定します。
希望がある場合は、
予め入試広報部にその旨を申し出てください。
代替する研究業績は次の2条件をみたしていることが必要です。
1. テーマが、
指導を希望する教員の専門分野
(教員の指定する科目に該当する)
に関するものであること。
2. 一般的に当該学会で研究業績と認められるもので、
公開された業績での内容審査が可能なもの。
入 学 手 続 きに つ い て
入学手続きは、入学金等の納入と書類提出を行うことによって完了します。入学金等の納入は、秋期試験合格者は12月中旬、春期試験合格者は
3月上旬の予定です。詳細は合格通知に同封される
「入学手続き等についてのお知らせ」
を参照してください。
アパート・マンションについて
遠隔地出身の入学予定者を対象に、
大学周辺の守山区内および隣接区域を中
心として、
物件
(アパート、
マンション、
貸間)
を紹介しています。
入学予定者で
物件紹介を希望する場合は、
本学生協へ直接お問い合わせください。
金城学院大学生協
(キャンパス内リリー・イースト2階:P.35参照)
TEL.052‐799‐1190(直通)
学費について(2012年度入学生)
区 分
入学金
授業料
(年額)
大学院生を対象とした本学独自の奨学金には次のものがあります。
●金城学院大学社会人奨学金
社会人入試での入学者全員に対して、
入学後20万円の奨学金を給付します。
●金城学院大学大学院特別奨学金
納入方法
200,000円 ※3
入学時のみ
550,000円 ※1 ※2
年2回に分納
施設設備費
(年額)
50,000円
年2回に分納
同窓会費
10,000円
入学時のみ
学生傷害保険料
奨学金制度について
金 額
A
A 図書館
●
後期課程
2,600円
前期課程
1,750円
入学時のみ
※1 課程修了まで授業料は入学年度と同じです。
※2 人間発達学専攻臨床心理学分野は別途課程履修費が必要です。
※3 前期課程に進学する者で出願資格を金城学院大学で得た者は、
入学金を半
額免除します
(社会人入試入学者を除く)
。
また、
後期課程に進学する者で出
願資格を金城学院大学大学院の博士課程・前期課程で得た者は、
入学金を全
額免除します
(社会人入試入学者を除く)
。
人物・学業ともに優秀で、
研究成果が期待される本学大学院生に給付されます。
給付額は、
年額25万円
(長期履修生は12.5万円)
です。
給付の期間は1年ですが、
所定の修業年限内で再認されることもあります。
授業開講時間
(月∼金)
1時限
9:10∼10:40
2時限
10:55∼12:25
●金城学院大学外国人留学生奨学金
3時限
13:20∼14:50
本学の私費外国人留学生のうち、
留学生活上経済援助を必要とし、
かつ人物・
4時限
15:05∼16:35
学業ともに優秀で成業の見込みがある者に給付されます。
5時限
16:45∼18:15
対象人数:前期課程各専攻2名、
後期課程各専攻3名
大学院自習室
文学研究科および人間生活学研究科、
ど
B リリー・ウエスト
C ランドルフ記念講堂
D
●
D 体育館
E クラブハウス
●
E
●
L
F キリスト教センター
F
●
M
●
G リリー・イースト(1F)
H 生協ショップ(2F)
A
●
H
G ●
●
I 本部棟
J リリー・プラザ(4F)
I
●
J
●
K 心理臨床相談室
L 駐車場
K
●
L
●
B
●
M 大学院自習室
C
●
キャンパスは自由に見学できます。
キャンパスマップを差し上げますので、
見学の際には入試広報部に申し出てください。
ちらにも大学院自習室が設置されており、
講義があいている時間もゆっくり勉強で
きる環境が整っています。
対象人数:各研究科1名
34
35
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