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印西市地下水汚染に係る浄水器設置費補助金交付要綱 (趣旨) 第1条

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印西市地下水汚染に係る浄水器設置費補助金交付要綱 (趣旨) 第1条
○印西市地下水汚染に係る浄水器設置費補助金交付要綱
(趣旨)
第1条 この要綱は、地下水汚染対策の推進を図り、市民の健康を保持するた
め、汚染が確認された地下水を飲料水に使用する市民に対し、浄水器の購入
及び設置に要する費用について、予算の範囲内において印西市補助金等交付
規則(昭和53年規則第6号)に基づき、補助金を交付することに関し必要
な事項を定めるものとする。
(補助対象浄水器)
第2条 この要綱において、補助金の交付の対象となる浄水器は、別表に掲げ
る項目(水質基準に関する省令(平成15年厚生労働省令第101号)の表
上欄に掲げる事項のうち、ヒ素、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素、シス-1,
2-ジクロロエチレン、テトラクロロエチレン及びトリクロロエチレンにつ
いて、それぞれ同表下欄に掲げる基準に適合する水質(以下「省令基準水質」
という。))を浄化する機器であり、かつ、次の各号のすべてに該当するも
のとする。
(1) 飲料水を供給する給水装置に接続できること。
(2) 浄水能力が1時間当たり5リットル以上であること。
(3) 通常の使用方法における耐用年数が5年以上であること。
(4) 製造者による無償修理保証期間が1年間以上であること。
2 補助の対象となる浄水器の基数は、1世帯当たり1基を限度とする。ただ
し、2世帯以上の世帯が同一の住居に居住する場合は、1住居当たり2基と
する。
3 前項の規定にかかわらず、1の敷地内に1の世帯が2以上の住居に居住す
る場合の補助対象となる浄水器の基数は、住居の数ごとにそれぞれ1基とす
る。
(補助対象者)
第3条 この要綱によって補助金の交付を受けることができる者は、市内に居
住する住民であり、かつ、次の各号のすべてに該当する者とする。
(1) 市内に専用住宅等を所有し、かつ、現に当該住宅に居住している者
(2) 前号の住宅の敷地に隣接する道路に上水道配水管が敷設されておらず、
地下水の他に飲料水の確保が困難であり、かつ、当該地下水の水質が省令
基準水質に適合しないこと。
(3) 5年以内に補助対象浄水器の購入及び設置に係る補助金の交付を受けて
いないこと。
(4) 補助対象者及び同一世帯員が過去3年以内で市税を滞納していないこと。
(5) 交付申請者が、第9条に規定する実績報告書を提出する時点において、
当該補助により浄水器を設置した専用住宅等の所在地が、交付申請者の住
所として住民基本台帳に記録されていること。
(補助金の額)
第4条 補助金の額は、浄水器の購入及び設置に要する費用(消費税及び地方
消費税相当額を除く。次項において同じ。)の2分の1に相当する額(その
額に1,000円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額)又は15
万円のうち、いずれか低い額とする。
2 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する者に対する補助
金の額は、浄水器の購入及び設置に要する費用の全額又は30万円のうち、
いずれか低い額とする。
(1) 生活保護法(昭和25年法律第144号)第12条の規定による生活扶
助を受けている者
(2) 印西市税条例(平成8年条例第11号)第51条第1項第2号の規定に
より市民税の全額を世帯全員が減免されている者
(交付申請)
第5条 補助金の交付を申請しようとする者は、浄水器設置費補助金交付申請
書(別記第1号様式)に次に掲げる書類を添付して市長に提出しなければな
らない。
(1)
飲料水に係る計量証明書(計量法(平成4年法律第51号)第122条
第1項の規定により登録された計量士のうち濃度に係る計量士(以下「環
境計量士」という。)が発行したものに限る。)又は保健所等の公共機関
が検査した飲料水に係る水質検査結果書の写し
(2) 浄水器の浄水性能を証明できる書類
(3) 浄水器の購入及び設置に係る見積書の写し
(4) 第4条第2項に該当する者であるときは、それを証する書類
(5) 市税納税状況確認承諾書(別記第2号様式)又はそれに準ずる書類
(6) 前各号の掲げるもののほか、市長が必要と認める書類
(交付決定)
第6条 市長は、前条の規定による申請があったときは、その内容を審査し、
補助金の交付の可否を決定し、浄水器設置費補助金交付決定(却下)通知書
(別記第3号様式)により通知するものとする。
(交付条件)
第7条 市長は、補助金の交付の目的を達成するため、前条の規定により補助
金の交付の決定をするときは、次に掲げる事項について条件を付すことがで
きる。
(1) 交付決定により浄水器を購入し、設置しなければならない期間
(2) その他市長が必要と認める事項
(変更の承認申請等)
第8条 第6条の規定により補助金の交付の決定を受けた者が、決定に係る申
請事項を変更しようとするときは、浄水器設置費補助金変更承認申請書(別
記第4号様式)を市長に提出し、承認を受けなければならない。
2 市長は、前項の規定による申請があったときは、浄水器設置費補助金交付
決定変更承認通知書(別記第5号様式)により、通知するものとする。
3 第1項の規定による変更の承認申請は、1回に限り行うことができる。
4 前条の規定は、補助金の変更承認を行う場合について準用する。この場合
において、同条中「前条」とあるのは「第8条第2項」と、「交付の決定」
とあるのは「変更の承認」と、「交付決定」とあるのは「変更承認」と読み
替えるものとする。
(実績報告)
第9条 第6条の規定による決定又は前条第2項の規定による承認を受けた者
は、浄水器を設置した日から、30日以内又は当該年度の3月15日のいず
れか早い日までに浄水器実績報告書(別記第6号様式)に次の各号に掲げる
書類を添付して、市長に報告しなければならない。
(1) 浄水器を設置したことを証する写真
(2) 浄水器の購入及び設置に係る領収証(書)の写し
(3) 浄水器設置後の飲料水に係る計量証明書(環境計量士が発行したものに
限る。)又は保健所等の公共機関が検査した飲料水に係る水質検査結果書
の写し
(4) その他市長が必要と認める書類
(完了検査)
第10条 前条に規定する実績報告を行った者は、完了検査を受け、当該検査
に合格しなければならない。
(確定通知)
第11条 市長は、前条に規定する報告書の提出があったときは、その内容を
審査し、適当と認めたときは、速やかに浄水器設置費補助金交付確定通知書
(別記第7号様式)により通知するものとする。
(交付請求)
第12条 前条の規定による通知を受けた者が補助金の交付を受けようとする
ときは、浄水器設置費補助金交付請求書(別記第8号様式)を市長に提出し
なければならない。
(補助金の交付)
第13条 市長は、前条の請求があったときは、その内容を審査し、適当と認
めたときは、速やかに当該請求者に対し補助金を交付するものとする。
2 補助金の交付は、請求者が指定する金融機関の預金口座へ口座振替の方法
により行うものとする。
(補助金の返還)
第14条 市長は、申請者が偽り、その他不正の行為により補助の交付を受け
たときは、当該補助金の全部の返還を命ずることができる。
(補則)
第15条 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。
附 則
この告示は、平成25年5月1日から施行する。
別表
項目
ヒ素
基準値
測定方法
1リットルにつき
0.01ミリグラム 規格61.2又は61.3に定める方法
以下
硝 酸 性 窒 素 及 1リットルにつき 硝酸性窒素にあっては日本工業規格K0102(以下「規
び 亜 硝 酸 性 窒 10ミリグラム以 格」という。)43.2.1、43.2.3又は43.2.5に定
素
下
める方法、亜硝酸性窒素にあっては規格43.1に定める方
法
シス-1,2- 1リットルにつき
ジ ク ロ ロ エ チ 0.04ミリグラム 規格K0125の5.1、5.2又は5.3.2に定める方法
レン
以下
テ ト ラ ク ロ ロ 1リットルにつき
エチレン
0.01ミリグラム
以下
規格K0125の5.1、5.2、5.3.1、5.4.1又は
ト リ ク ロ ロ エ 1リットルにつき 5.5に定める方法
チレン
0.03ミリグラム
以下
備考
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の濃度は、規格43.2.1、43.2.3、43.2.5により
測定された硝酸イオンの濃度に換算計数0.2259を乗じたものと規格43.1により測
定された亜硝酸イオンの濃度に換算計数0.3045を乗じたものの和とする。
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