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グローバル経営DMP(Data Management Platform)

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グローバル経営DMP(Data Management Platform)
グローバル経営DMP(Data Management Platform)
~今求められるグローバルな経営管理のポイントとソリューションのご紹介~
アグラ株式会社
株式会社オキシィビジネスソリューションズ
Copyright © 2014, AGRA. All Right Reserved.
0
本日の講師紹介
■
尾野
弘行
(株式会社オキシィビジネスソリューションズ
代表取締役)
トーマツコンサルティング(株)、デロイトトーマツコンサルティング(株)(現アビームコ
ンサルティング)、 (株)電通国際情報サービスを経て2005年6月(株)オキシィビジネス
ソリューションズを設立して独立。
連結会計・グループ経営に関するコンサルティング業務および日本を代表する連結会計パ
ッケージシステムの企画・設計・開発業務を中心に、一般会計・販売・購買・在庫・固定
資産・原価計算・営業支援・予算など各業務のシステムコンサルティングに従事。
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AGENDA
1.経営層/ミドル層/現場がやりたいこと
2.経営層/ミドル層/現場がやりたいことを実現するためには
3.現状の社内システムはグローバル経営を実現できない
4.最新技術によりグローバル経営が実現可能に・・・
5.グローバル経営に必要なソリューション
6.「AGRAグローバル経営DMP」で実現
7.ビッグデータとロボットマスタ管理の融合
8.AGRAグローバル経営ソリューション
9.(グローバル経営DMP) 連結エンジン機能
10.グローバル経営DMPによる管理
11.導入へのアプローチ
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1.経営層/ミドル層/現場がやりたいこと
企業活動のグローバル化(売上、在庫量の海外比率が国内より大きくなってきている)
例・・・・・
• 注力製品/市場動向のリアルタイムな情報に基づく迅速な
意思決定による事業拡大
• グローバル連結製品原価把握と生産拠点間比較によるさら
なるコスト低減
• 連結ベースでの限界利益把握による競争力のある価格設定
• 予実の差(数量差/単価差/為替差)詳細把握による的確
な改善指示を実現
• 材料価格/為替変動シミュレーションによる調達先および輸
出入コントロール
• 子会社報告作業負荷削減による決算早期化
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2.経営層/ミドル層/現場がやりたいことを実現するためには
製品のサプライチェーンを意識して原価を捉える点が重要なポイント
④欧州で販売
③オランダの工場で最終組立て
①日本の工場でキーパーツを生産
②そのパーツをタイの工場に送り、
モジュール単位で半製品を生産
事業ごとにシステムのデータの形式はまちまちで、
のデータも個別に管理
されている。
グループ企業のマスタデータ・業務システムを統一することが必要
現実には容易ではない
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経営層/ミドル層/現場の意思決定を行うために必要となる情報は
経営層
製造打切りの決定や工場の増設あるいは閉鎖と
いった重大な意思決定
現場
ミドル層
ミドル層
部材や外部協力者の調達の価格交渉に関する意思
決定や販売時の値引き額の決定といった意思決定
どの製品をどれぐらいの量生産するのか、どの工場で生産するのか意思決定
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経営層/ミドル層/現場の意思決定を行うために必要となる情報は
経営層
工場別/製品別の原価や操業度といった情報が
未来を含めて時系列に把握できていない
工場別/製品別の原価情報がリアルタイムで見
たい
ミドル層
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経営層/ミドル層/現場の意思決定を行うために必要となる情報は
ミドル層
コストダウンを図るために何に手をつけていけばよいのか、
工場別/製品別の原価や部材の在庫等を含めた生産能力に関する情報
をリアルタイムかつ詳細情報を入手できない
工場別/工程別あるいは工場別/費目別の原価差異に関する情報
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経営層/ミドル層/現場の意思決定を行うために必要となる情報は
現場
・部材の時系列での価格情報や取引先別
の外部協力者に関する時系列での価格
の詳細情報がほしい
・製品別の原価情報をどこからでもリア
ルタイムに見たい
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3.現状の社内システムはグローバル経営を実現できない
 会社間で異なる業務システム⇒困難なデータ統合
 脆弱なデータ収集
 収集データ・分析軸の硬直化
 集計・分析に時間




各社の業務システムがバラバラ
マスタが統一されていない
連結を意識した業務システムになっていない
連結データは連結決算用データと管理連結会
計システム上の予実データしかない
 Excelなどによる週次・月次のデータ収集
• 収集データ量に限界
• 現地集計・入力の時間ロス/誤謬リスク
 分析DBの分析軸の固定化
親会社
手作業による膨大な
集計時間ロス
連結
データベース
(BI)
一旦構築したデータベースの再構築
は困難なため変化する分析ニーズと
乖離が生じる
A子会社
B子会社
C子会社
一部オンライン化も、多くは
メールによるExxelファイル収集
• 分析ツールの性能に依存
• 再構築が困難であり、分析ニーズの変化に
対応することが難しい
 収集データの固定化
• 多様な分析ニーズに対応しきれない
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4.最新技術によりグローバル経営が実現可能に・・・
グローバル経営に必要な業務データを「ビッグデータ」化し処理・分析する技術
「データの集積」
Volume
(量)
「あらゆるデータとの接続」
Velocity
(早さ)
Variety
(種類)
「データの高速処理」
最新技術をベースに「データ統合」+「連結処理機能」による
「グローバル経営プラットフォーム」を紹介します。
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AGRAグローバル経営DMP
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5.グローバル経営に必要なソリューション
グループ各社の業務システムとシームレスに連携し、リアルタイムで必要な情報を集計し活用できる仕組み
親会社
A子会社
 収集元システムを選ばない
• 必要なあらゆるデータを自動収集
 リアルタイム連携
• 必要な情報をタイムリーに収集・集計
 柔軟なデータ(多次元BOM)構造
経営
ビッグデータ
連結仕訳
エンジン
B子会社
• 必要とされるデータを容易に追加・加工
• データ構造の変更が容易
C子会社
 導入・メンテナンス負荷が低い
• 大がかりな設計・システム開発が不要
• シミュレーションが容易
日次
集計
•品目別受注高
•品目別売上高
•品目別入出庫
・受注・売上情報からグループの販売先情報や営業情報へドリルダウン
・地域/国別の受注・売上情報からグループベースの各情報へドリルダウン
・仕入先へも同様にアクセス
月次
集計
•原価情報
•連結P/L(予実)
•連結B/S
・受注/売上情報は日次集計
・生産計画/実績、入出庫情報
・プロダクトミックスも考慮
•連結決算
・会計以外の個社システム(固定資産システムなど)と連携することにより、
個別財務諸表(B/S,P/L)だけでなく増減明細を形成する詳細データや注記
関連情報も連携
・セグメント別データも各社システムから連携
四半期
集計
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・売上/売原の消去(連結)
・未実現利益の消去(連結)
・連結内外注加工費の消去
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6.「AGRAグローバル経営DMP」で実現
マスタモデル
親会社
品目
各社の業務システム
データ・マスタデータ
をそのままリアルタイ
ムに収集
顧客
サマリカテゴリ
モデル
組織
品目
通貨
参照
目的
組織
会計
参照
A子会社
参照
受注
Stage
DB
マッピング
w/
クレンズ
名寄せ
B子会社
※マスタ情報も含む
生産
販売
生産
在庫
月次
原価
四半期
在庫
予算
税率
販売
日次
調達
サマリモデル
貸引
イベントモデル
C子会社
分析モデル
顧客
グループ経営に資するさまざま
な情報をAGRAモデルで一括管理
・工場別/製品別の実績原価
・工場別/製品別の予定原価(予測)
・工場別の部材価格(時系列)
・工場別/取引先別の外部協力者調
達価格(時系列)
工場別/品目別/工程別等の原価
差異(受入(購入)価格差異、消
費量差異、歩留差異、能率差異、
外注加工費差異、予算差異、操業
度差異、間接費配賦差異等)
連結エンジン
・品目別連結消去情報
・連結決算仕訳
・キャッシュフロー情報
連結財務諸表
各グループ会社のシステムDB + Excelデータ
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7.ビッグデータとロボットマスタ管理の融合
親会社
グローバル経営DMP
拠点AGRA
自動関連付けされたコードの
チェックリスト出力とメンテ
ナンス
AGRA
ルール・
辞書/マッ
ピングDB
A子会社
拠点AGRA
ダッシュボー
ド
Stage
DB領域
B子会社
分析レポート
ConsolidationDB領域
拠点AGRA
連結財務諸表
C子会社
拠点AGRA
《拠点AGRA》
• ロボット機能による各コードのグ
ループコード自動関連付け/紐づ
け候補自動抽出機能
• 紐づけ結果の自動学習機能
POSなどの非正規データ
(グループセンターAGRAと連携)
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連結エンジン
•
•
•
•
•
•
•
•
•
外貨換算
内部取引消去
在庫未実現損益消去
固定資産未実現損益消去
税効果
貸倒引当金調整
資本連結
連結キャッシュフロー
マルチレギュレーション対応
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8.AGRAグローバル経営ソリューション
グローバルに存在するグループ各社の業務データをビッグデータ化し、グループとして統一したルールに
則って統合し「経営情報資源」として活用することにより、グループ全体最適に必要な情報を提供
売上・原価・粗利の多軸分析
・会社別/事業別/エリア別/品種別/製造拠点別など任意の軸
・連結消去前/連結消去後の2階建て表示
グ
タル
イー
ムプ
リ会
ー社
にか
自ら
動デ
収ー
集タ
を
グローバル
業務ビッグ
データ
多様なシミュレーションとダッシュボード
・為替変動・部材変更・代替部品・製造拠点・プロダクトミックス・
輸送コストetc…
・グラフを多用し視認性に優れたグローバル経営コックピット
マスタメンテナンス負荷の極小化
・グローバルマスタメンテナンスの半自動化
・ローカルコードとの関連付けの辞書化と自動拡張
連結エンジン
連結エンジンの消去機能を使用することにより、原価に含まれる連結内部利益の影響を排除し、連結上の
純粋な利益を把握できる。
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連結エンジン
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9.(グローバル経営DMP) 連結エンジン機能
連結エンジンの機能
•
品目別金額外貨換算
•
品目別内部取引突合・消去
•
棚卸資産未実現損益消去(ダウンストリーム・アップスト
リーム)
•
セグメント分析(セグメントの分類(事業部・所在地別
等)は無制限)
管理目的
(品目別)
連結PSI管理
連結原価計算
受注・売上日進管理
月次連結損益管理
•
外貨換算(F/S、内部取引、在庫、その他数値情報)
•
内部取引突合・消去
•
棚卸資産未実現損益消去(税効果含む)
•
貸倒引当金調整(税効果含む)
•
連結計算
•
セグメント分析
連結決算
•
資本連結(新規連結、連結除外、利益処分、純資産NCI按分、
増資、追加取得、売却等)※
•
連結キャッシュフロー
•
定義/仕訳繰越
•
固定資産未実現損益消去
※のれん簡易償却含む、日本基準・米国基準・IFRSそれぞれの処理に対応(パラメータ設定により対応)、外貨のれんは要調整
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10.グローバル経営DMPによる管理(1)
•
•
•
•
月次連結予算/実績⇒見込み
日進管理
四半期連結決算
連結PSI管理⇒グローバル在庫最適化
■ 月次管理(計画・予算)の例
カテゴリ
計画・予算
管理単位 種類
品目別
受注
販売
販売(G会社向け)
原価
原価(G会社向け)
勘定別
案件別
勘定別
粗利
粗利(G会社向け)
経費計画
投資計画
P/L
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値
数量
単価
金額
数量
単価
金額
数量
単価
金額
数量
原価
金額
数量
原価
金額
金額
金額
金額
金額
金額
タイミング・計算方法
月次
年次/月次
数量×単価
月次
年次/月次
数量×単価
月次
年次/月次
数量×単価
販売数量
年次/月次
数量×単価
販売数量
年次/月次
数量×単価
販売金額-原価金額
G会社向け(販売金額-原価金額)
月次
月次
月次
備考
※1)計画販売単価は同じ
※1)計画販売単価は同じ
※1)計画販売単価は同じ
※2)標準原価より
※2)標準原価より
グループ内向けは区別して把握
グループ内向けは区別して把握
グループ内向けは区別して把握
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10.グローバル経営DMPによる管理(2)
■
日進管理の例
 品目別月次計画(受注・販売・原価、粗利)の数量計画を日別按分・累計して計画値を作成。
 計画値には連結消去も考慮。
 以下の日別実績を取得して計画・実績対比を分析。
カテゴリ
日進実績
管理単位 種類
品目別
受注
販売
販売(G会社向け)
原価
原価(G会社向け)
粗利
粗利(G会社向け)
値
数量
金額
平均単価
数量
金額
平均単価
数量
金額
平均単価
数量
原価
金額
数量
原価
金額
金額
金額
タイミング・計算方法
日次
日次
金額÷数量
日次
日次
金額÷数量
日次
日次
金額÷数量
日次販売数量
年次/月次
数量×単価
日次販売数量
年次/月次
数量×単価
販売金額-原価金額
G会社向け(販売金額-原価金額)
備考
適用する換算レートを要検討
返品等も考慮
適用する換算レートを要検討
適用する換算レートを要検討
※2)標準原価より
※2)標準原価より
 日次の在庫情報(入出庫・引当等)も収集・集計。
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導入アプローチ
AGRAグローバル経営DMP
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11.導入へのアプローチ
グループ経営データ構造モデル・マネジメントソリューションの導入にあたっては、リスクを最小化し
ながら確実に経営に資するソリューションを構築するため、AGRAの特長を最大限に活かした導入アプ
ローチで推進。
アジャイルによるシミュレーションを並行実施
PC上でモデルシミュレーション実施
インメモリDB、関係会社
NW
①データ調査
②グランドデザイン
• 関係会社、親会社のシス
テムデータ調査
• 連結決算、予算、PSI管
理などの各管理目的に対
して、課題を洗い出し
• スコープを絞り込み
• 業務システム、業種、主
管する主要サブ連結グ
ループなどの単位で段階
的に進めることも検討
• 管理目的のスコープが絞
り込めた段階で業務・シ
ステムのグランドデザイ
ンを策定
• スモールスタートを想定
し管理対象範囲の検討も
行う
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③関係会社BPR
システム改修
④実装・テスト・展開
• 管理目的スコープのソ
リューション実現にあた
り、データ観点から関係
会社ごとに不足するデー
タの入力を日々可能にす
るため、またはデータ精
度の向上、入力タイミン
グの早期化を実現する
BPRを実施
• 必要な親会社/関係会社
のシステム改修も実施
• 会計ビッグデータのイン
メモリデータベースとシ
ミュレーションで確立さ
れたモデルを順次実装し
• 連結決算や各業務でのロ
ジック、レポート、ダッ
シュボードを実装・テス
ト
• 関係会社へのフィード
バック用インフラやレ
ポート等も実装
21
グランドデザインフェーズ実施
イメージ
マッピングし結果を確認しながら構築
BI画面
事前に用意されている連結会計モデル
各社データ
マッピング画面
連結仕訳エンジン
AGRAデータ一元管理モデル
各社データを一元管理できる
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オキシィビジネスソリューションズのご紹介
事業内容
■コンサルティング・サービス
・公認会計士、各分野エキスパートなど
■ソフトウェア・プロダクト開発/販売/サポート
・自社開発ソフトウェアの販売/サポート
・国内外ベンダーのソフトウェアの販売/サポート
コンサルティング・システム構築実績
連結決算システム・グループ経営管理システム構築プロジェクトの多数実績あり
・電機
・自動車
・製薬
・飲料
・機械
・化学等の各大手メーカー
・電力各社
・大手生保
・鉄道各社
・テレビ放送
・商社各社などのプロジェクト実績のほか、
・メガバンクグループ統合プロジェクト
・米国基準決算対応などの実績あり。
・郵便事業会社予算管理・原価管理業務高度化・システム化グランドデザイン等
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データを経営資源に
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