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第172期中間期 株主通信
! ! う と が り あ を 動 感 。 ます し 応援 らも 表を れか 代 こ 本 プは ー日 ルー カ ッ グ キリン サ ※ デザインはイメージです。 キリンの サッカー支援 キリンの イノベーション 2010.5.24 キリンチャレンジカップ2010 韓国代表戦 先発メンバー ©J.LEAGUE PHOTOS 第172期 中間株主通信 2010年1月1日から2010年6月30日まで トップメッセージ 「グループシナジーの創出」 と 「リーン経営」 の実現への取り組みを 着実に実行しています。 代表取締役社長 Q 当第2四半期の状況はいかがですか。 客様のニーズに応える新たな価値の提案や、 2010年度は、長期経営構想「KV2015」実現に CSR活動の推進による社会との信頼関係構築を 向けた第2ステージである 「2010-2012年キリン 通じ、キリンブランドの一層の価値向上に向け グループ中期経営計画」の初年度として、 「グ た取り組みを着実に実行しました。 ループシナジーの創出」 「リーン経営の実現」を 当第2四半期は、酒類事業部門で、キリンビー 軸に収益性・効率性の向上を図るとともに、お ル(株)が「キリン のどごし 〈生〉」等の主力商品 当第2四半期の業績と通期業績予想および2012年計画・2015年目標水準 当第2四半期 前年同期比 2010年業績予想 2012年計画 2015年目標水準 1兆101億円 △4.7% 2兆1,800億円 2兆1,300億円 (酒税抜き) 2兆5,000億円 (酒税抜き) 営業利益(のれん等償却前) 796億円 − 1,750億円 2,310億円 − 営業利益(のれん等償却後) 598億円 48.9% 1,330億円 1,880億円 2,500億円 ROE(のれん等償却前) 3.0% − 8.3% 10%以上 − 海外売上高比率(酒税抜き) 24% △3% 25% 29% 約30% 売上高(酒税込み) 三宅 占二 みやけ せんじ Prof ile 1970年慶応義塾大学経済学部卒業、同年キリンビール(株) 入社。営業部長や首都圏統括本部長等を経て、2007年社長 に就任。2009年3月キリンホールディングス(株)副社長、 2010年3月26日に社長就任。 1 の強化に加え、新たな商品提案にも積極的に取 海外においても、キリンビバレッジ(株)が中 り組みました。飲料・食品事業部門では、キリン 国等でマーケティング活動に注力するととも ビバレッジ(株)がカテゴリーの枠にとらわれな に、収益構造改革に取り組みました。豪州ではラ こうした成長戦略を進めると同時に、 「食と健 い新たな提案を通じて強いブランド創りに努め イオンネイサン ナショナルフーズ社の酒類事業 康」領域への選択と集中に向けて事業ポート るとともに、収益構造改革を進めました。医薬事 が、主力の豪州ビール事業を中心に好調な販 フォリオを見直し、3月のキリンアグリバイオ 業部門では、協和発酵キリン(株)で薬価基準の 売を維持するとともに、飲料・食品事業もシナ (株)及びキリンアグリバイオイーシー社の全株 引下げがあった中、主力製品の販売が好調に推 ジー創出の取り組みを進めました。 移し、その他の事業部門では、需要の回復を受 けて化学品事業が好調に推移しました。 決定しました。 これにより、東南アジア市場にお ける事業基盤拡大の機会を得ました。 式売却に続き、6月には連結子会社である(株) な お 、海 外 展 開 に 関 す る 目 標として は 、 「KV2015」でアジア・オセアニアのリーディング ナガノトマトの食品製造販売事業の売却を決定 しました。 グループ企業間の連携としては、4月に活動を カンパニーを目指すことを掲げていますが、同 これらの結果、当第2四半期の売上高は前年 開始した キリンの健康プロジェクト の下、 グルー 地域での「国際綜合飲料グループ戦略」のさら 同期比4.7%減の1兆101億円、営業利益は前年 プ企業4社から発売したグループ横断ブランド なる展開に向け、7月にマレーシア、シンガポー 同期比48.9%増の598億円、経常利益は前年同 「キリン プラス-アイ」 の第一弾商品 「キリン 休む ルで第1位の飲料事業等を有するフレイザー・ 期比0.2%減の562億円、四半期純利益は前年 日のAlc0.00%」 等が、 ご好評をいただきました。 アンド・ニーヴ社の一部株式を取得することを 同期比52.2%減の71億円となりました。 1株当たり配当金 (単位:円) 20.0 23.0 21.0 17.0 キリンビール(株)、キリンビバレッジ(株)、小岩井 12.5 11.5 9.0 ’07 ’08 12.5 11.5 11.5 ’09 乳業(株)、キリン協和フーズ(株)の4社より4月に発 キリン 休む日の Alc.0.00% 売した、 「キリン プラス-アイ」第一弾商品(全8アイテ キリン 大人の キリンレモン 12.0 8.0 ’06 25.0 23.0 11.5 9.0 10.0 0 絶好調の「キリン プラス-アイ」 シリーズ 第2四半期末 期末 30.0 ム)の販売金額が、発売後約4ヶ月で初年度販売目 標50億円を突破しました。健康志向の高まりの下、 仕事やプライベートに忙しい日々を送る、30∼40歳 代のお客様を中心にご好評をいただいています。 ’10 2 トップメッセージ Q Q 社長としてのミッションを どのように考えていますか。 ますが、 これまでは事業会社ごとにシナジー創 大きく二つあると考えています。 スがグループを束ねるということは、 これらの活 現在、グループで取り組んでいるのは、各部 まず、 「KV2015」の第1ステージで達成しきれ 動に横串を入れ、個々の事業会社単独では考え 門の連携強化です。 グループ横断で機能別に構 なかったことを、 しっかりとフォローすることで られなかった価値をお客様に提供することを意 成されたCCT(クロス・カンパニー・チーム)主導 す。例えば、国内事業の収益性を高めることやそ 味します。 コスト面では、徹底的に「リーン経営」 の下、生産・物流・研究開発部門における事業拠 れぞれの事業の成長のポテンシャルを十分引 を実践する、即ち生産、物流、販売のすべての面 点配置のグループ最適化や、業務統合による業 き出したかといわれると、まだ足りない部分が で、 「ムリ、ムダ、ムラ」を徹底的に排除し、 グルー 務の合理化と質の向上、また資産の整理、事業 あります。それをしっかりと方向付けることが必 プ全体の収益性を大幅に向上させていかなく ポートフォリオの見直しを継続的に行い、グ 要です。 てはなりません。 ループプレミアムの創出を図ります。また、キリ 二つ目は、国内外のグループ全体のシナジー 出に取り組んできました。キリンホールディング 私のミッションは、 これらの動きを加速させ、 どのようにグループ全体のイニシアチブを 取っていますか。 ンホールディングス(株)の役員がこれらのチー をいかに最大化、最適化していくかです。シナ 完遂し、事業全体を最適な形に仕上げ、次の最終 ムを束ね、各分野でのシナジーの創出状況を私 ジーには、売上拡大もあればコスト削減もあり フェイズにつなげていくことだと考えています。 に直接報告します。 Q 長期経営構想 キリン・グループ・ビジョン2015(KV2015) KIRINブランド価値の向上 「信頼」 と 「躍進」のブランドとして、KIRINブランドの価値向上を図る 信頼される企業グループ 大地の恵みを糧に業を営む企業グループとして、地球環境保 商品ではどのようなグループシナジーが あるのでしょうか。 アルコール0.00%のノンアルコール・ビール テイスト飲料の「キリン フリー」は、キリンビー 全をはじめとした社会的な役割を主体的に果たし、安心で快 成長の実現 適な社会の維持発展に貢献する ル(株) とキリンビバレッジ(株)の両社が協働し グループの基本姿勢3C て初めて実現できたものであり、事業会社単独 Challenge(挑む・行動する)、Commitment(考え抜く・やり切 ではできなかった商品でした。 各事業は独自の強みを基盤に自立し、3つの成長シナリオの実現を目 指す ● 酒類事業と飲料事業の綜合的な連携を強め、 確固たる収益基盤を築く アジアの複数市場において、 グループ内やパートナー企業との連携に より事業成長基盤を築く ● ● 3 技術力を結集し、酒類・飲料と医薬をつなぐ 「食と健康」領域において 新たな主力事業を築く る)、Collaboration(協働・協力する)を基本姿勢として、一人 一人が能力をいかんなく発揮し、競争優位の原動力となる また、お客様の健康ニーズに応える新たな価 値の提供を目指した、 グループ横断ブランド「キ リン プラス-アイ」の第一弾商品も発売直後か らご好評をいただき、発売後4ヶ月で初年度販 まず、現地に合った既存ブランドを確実に育成 売目標50億円を突破しました。 することが重要であると考えています。その上 で、キリンのブランドもプレミアムビールとして Q その他、生産、物流、販売面のシナジーとは どのようなものですか。 成長させていきたい。実際に、オーストラリアで 例えば、キリンビール(株) とメルシャン(株) アム商品として販売しており、 こうした状況が理 のシナジーが既に現れつつあります。2010年3 はキリンブランド「KIRIN恵み」をスーパープレミ 想だと考えます。 月から、販売体制について、 メルシャンの販売機 能は大都市に集中し、その他の都市ではキリン Q CSR活動にどう取り組んでいますか。 積極的にお客様に提案していきたいと考えて ビールの拠点が代行するという形に変更しまし キリングループでは、CO2の排出量を減らし、 た。 これによって、大きなコストシナジーだけで 全 世 界 共 通 の 環 境 問 題 に 貢 献 するた め に、 なく、 グループ内の人事交流にも大きな成果を 2009年8月に具体的な達成目標数値を設定しま 生んでいます。今後もグループ内のさまざまな した。2015年までに、 「製造、物流、オフィス」で バリューチェーンを融合することで、 コスト削減 1990年比CO2排出量を35%削減、 また、2050年 さまざまな国籍のスタッフがグループで活躍 を図っていきたいと思います。 までには、すべてのバリューチェーン全体で し、各地域のお客様にとって身近な商品が提供 1990年比50%減を目指すというものです。 この され、 アジア・オセアニア地域における食と健康 他にも「省資源」 「 省エネルギー」 「 環境提案商 のリーディングカンパニーとしての地位を確立 品」にも積極的に取り組んでいます。 していると思います。 Q 海外展開の進捗はどうですか。 海外展開では、既にオセアニア地域には大き います。 Q 20年後のキリングループの姿を どのように描いていますか。 な基盤を有し、事業は順調に推移しています。 また、事業を通じたCSRの事例としては「キリ そのために、自分たちのブランドに誇りと自 成長を続ける東南アジア地域でも、 フレイザー・ ン フリー」があります。これは、社会から飲酒 信を持って働ける会社を築いていくとともに、食 アンド・ニーヴ社の一部株式を取得するなど、今 運転による交通事故を無くしたいという私ども と健康の新しい喜びを広げていくことで、アジ 後の東南アジア市場における事業基盤拡大の の願いを商品という形で具現化したものです。 ア・オセアニア地域のお客様の近くに、常に私 機会を得ました。 さらに、 「キリン プラス-アイ」 プロジェクトを通 たちのブランドが存在し、お客様の笑顔に貢献 じて、健康で幸せな生活を送るための商品を したいと考えています。 海外事業でのマーケティング戦略としては、 4 1 特集 キリンの イノベーション 革新的な商品を次々と提案します キリンビール 新ジャンルに 今までなかった 本格辛口 新提案 を 「キリン 本格 〈辛口麦〉 」 これらにこだわることで、新ジャンルでもより本格 的なキレと味わいを実現しました。 昨今の景気動向の影響を受 ネーミングは、商品コンセプトでもある 本格辛口 けて新ジャンルカテゴリーは という新しい価値をストレートに強調しており、パッ 拡大を続けており、当社の調査 ケージは、高級感・本格感 と味覚の キレ を紺の大 によると、ビールと新ジャンル 理石調のデザインで表現しつつ、従来より聖獣マーク を併飲する方が増えています。 を大きく配置することでキリンらしさを強くアピール しています。 また、新ジャンルに対する嗜好 の多様化はますます進み、よ マーケティング部 商品開発研究所 新商品開発グループ り本格感がある 飲みごたえ・ 板倉 健人 キレのある 味わいに期待が高まっています。 当社はそのようなニーズに応えるべく、今まで新 ジャンル市場になかった 本格辛口 という価値を キリンビール 「世界のハイボール」 持った商品として 「キリン 本格〈辛口麦〉」を開発しま 爽快な味覚が した。 「本格<辛口麦>」の味わいには軸となる3つの 20代・30代の ポイントがあります。 お客様に ①オリジナルエキスを高め、高炭酸※で仕上げること 大好評 で飲みごたえのある高刺激が生まれる。 ②高発酵※で醸造することで、鮮やかなキレを実現。 JUL Y 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 7月21日発売 特に40代から50代男性のミドル・ヘビーユーザーを ターゲットに、大規模な広告宣伝を展開中 5 ③香りの本格感を十分に感じていただくため、3種類 のホップを使用。 ※ 自社製品比による FEBRUARY 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 2月10日発売 当初の年間販売目標110万ケースから、 大幅増の208万ケースに上方修正 キリンビバレッジ 「キリン 午後の紅茶 エスプレッソティー」 仕事の合間の 休憩時に メルシャン 「『ワインのための ペットボトル』入りワイン」 当社調べによると、 ミルクティーは、 「デザートを食べな 最適な 紅茶飲料 がら」などオフタイムでの飲用に加え、仕事などオンタイ ムの休憩時にも飲用されています。一方、 「仕事の合間の 買いやすい 扱いやすい 休憩時」には、缶コーヒーが多く飲用されていますが、そ ペットボトル入り の「甘さ」や「後味」に満足していない人もいることが分か のワイン りました。 FEBRUARY 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 そこで、 「仕事の合間の休憩時」の新たな選択肢とし て、エスプレッソ抽出した紅茶葉の良質な苦味が味わえ 2月2日発売 年間販売目標を、当初の100万ケースから2倍の 200万ケースに上方修正 る 「午後の紅茶 エスプレッソティー」を小容量190g缶で AUGUST 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 発売し、紅茶の飲用シーンを提案しました。 8月25日発売 100名様の先行モニターを実施するなど、 商品PRに注力 キリンビバレッジ ライオンネイサン ナショナルフーズ 「キリン ファイア SUGOUMA」 いつでもどこでも 携帯できる ペットボトル コーヒー ショップコーヒーの定着や経済環境の変化などによ 適正飲酒 り、低価格で手軽にレギュラーコーヒーを楽しむユー に向けた ザーが増えています。同時に、缶コーヒーを併飲する 低アルコール ユーザーも増えているため、 コーヒー市場のボーダーレ 商品 スタビー ス化が進んでおり、缶コーヒーにも、 より上質な味わいが 求められています。 これまでにない そこで、上質な香りとコクをいつでもどこでも携帯でき る270㎖入りペットボトルコーヒー「ファイア SUGOUMA JUL Y 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 香る珈琲」、 「ファイア SUGOUMA 深煎り微糖」を発売し、 7月13日発売 コンビニエンスストアを中心に好評発売中 缶コーヒーとは異なる飲用シーン・スタイルを提案し ました。 プリース スタインラガー ・エッジ TED フェスティバル リリース3.5 750mlの 大容量サイズの アイスコーヒー 6 2 特集 キリンの サッカー支援 日本における サッカー文化 創造に 貢献します て日本のサッカー界を支援 上にわたっ 以 年 0 3 キリングループでは、CSR活動の一環として展開 するスポーツ支援の中心にサッカーを位置づけ、 表を夢見る子どもたちが増えたことに貢献できたの ではないかと考えています。 1978年から30年以上にわたって日本のサッカー界 また、キリングループは、日本サッカー協会が を支援しています。 その根底には、 日本代表の強化 2015年に向けて掲げている 「JFAの約束2015」※の はもちろんのこと、日本におけるサッカー文化の創 ビジョンに共感し、2015年3月までの長期にわたり 造に貢献したいという想いがあります。 日本代表オフィシャルスポンサーの支援を約束して 2009年は、 「キリンカップサッカー」が30回大会 います。 日本におけるサッカー文化の創造に貢献す を迎えました。 この間、サッカー日本代表は着実に べく、2015年に向けて3つの活動を柱とした支援活 力をつけ、 日本におけるサッカーの裾野も大いに広 動を継続していきます。 がりました。熱く応援するサポーターやファン、仲間 とサッカーを楽しむ人たち、 さらには未来の日本代 ※「日本代表が世界トップ10のチームとなる」 「 サッカーを愛する ファミリーが500万人になる」 ことを目指しています。 2015年までのサッカー支援活動 サッカー文化の創造 1 第 の柱 すべての日本代表チームを 応援します 日本代表を応援する ファン・サポーターを 応援します サッカーを通じて子どもたちに 楽しさ・心の豊かさを 伝えることで、 次世代育成に貢献します ※ A代表、女子代表、各世代代表、 フットサル代表、ビーチサッカー 代表 7 3 第 の柱 2015年に 「日本代表チームが世 界でトップ10のチームになる」た めに、 フルカテゴリー※の日本代 表を応援していく。 2010.5.24 キリンチャレンジカップ2010 韓国代表戦 先発メンバー ©J.LEAGUE PHOTOS 2 第 の柱 ファン・サポーターが、日本代表 を応援する場の提供や、共に応 援する企画を実施していく。 子どもたちやファミリー、サッ カーを愛する人すべてが気軽に 楽しめる機会や、未来にわたって サッカーを楽しむための取り組 みを支援・実施していく。 サッカー教室 キリンサッカーフィールド の展開 今後の開催予定 日程 サッカーを通じて子どもたちに「スポーツの 開催地 9/4 佐賀 佐賀フットボールセンター 9/11 島根 松江市営陸上競技場補助競技場 サッカー教室「キリンサッカーフィールド」を全 9/20 愛媛 愛媛県総合運動公園球技場 国12都市で開催しています。コーチが丁寧に 9/26 岡山 岡山総合グラウンド補助陸上競技場 指導するため、サッカー経験のある子どもか 10/2 奈良 奈良県フットボールセンター ら、初めてボールを蹴る子どもまで、誰でもご 10/9 福島 会津陸上競技場 10/31 富山 富山県総合運動公園陸上競技場 11/6 群馬 伊勢崎市あずまサッカースタジアム 11/27 愛知 瑞穂公園 陸上競技場 楽しさ」を伝え、 「心の豊かさ」を育むために、 2008年から、元日本代表選手を講師に迎えた 参加いただけます。2年間で参加した小学生は 約2,400名にのぼり、2010年も全国で1,200名 の小学生を対象に展開しています。 詳細は下記ホームページをご覧ください。 WEB http://www.kirinholdings.co.jp/ csr/soccer/next/field/ ※ 応募受付を終了した会場もございます。 ご了承ください。 マスコット エスコートキッズ の実施 2009年からは、JFAが子どもたちを 日本代表戦会場に招待する取り組みと お問い合わせ先 キリンサッカーフィールド2010事務局 0120 -110-668 受付時間 10:00∼17:00(土・日・祝日を除く) (開設期間 2010年12月24日 (金) まで) して主に小学生を対象に実施している 「J F Aユースプログラム」にキリング ループも協 力し、 「キリンチャレンジ カップ」の会場において、キリンの環境 活動シンボル「エコジロー」や日本サッ カー協会のマスコット「カララ・カラッ ペ」 と一緒に、サッカー日本代表戦会場 における環境活動「クリーンスタジアム 活動」への参加を呼びかけるキッズス タッフを「マスコットエスコートキッズ」 としてサッカー日本代表戦会場に招待 しています。 2010.5.24キリンチャレンジカップ2010韓国代表戦 マスコットエスコートキッズ ©J.LEAGUE.PHOTOS 8 業績ハイライト 当第2四半期累計期間の世界経済は、ヨー ロッパを中心に景気回復停滞のリスクはあるも のの緩やかに回復しています。 日本経済につい ても、海外経済の改善を起点に着実に持ち直し 当期の財務ハイライト 連結売上高 部門別売上高 第2四半期 期末 (単位:億円) 23,035 8,000 「2010-2012年キリングループ中期経営計画」初 0 年度において、質的拡大に向けた取り組みを着 ’06 10,604 10,478 8,360 7,827 22,784 21,800 18,011 16,659 16,000 ングループ長期経営構想「キリン・グループ・ビ ジョン2015」実現に向けた第2ステージである その他 24,000 てきています。 このような状況の中、キリングループは、キリ 部門別の状況 ’08 ’07 医薬 10,101 ’09 12% 10% 酒類 51% ’10 実に実行しました。 その中で、 グループ企業間の連携の一環とし て、キリンの健康プロジェクト の活動を開始し、 お客様の健康ニーズに応える新たな価値の提 供を目指し、4月にグループ企業4社(キリンビー ル(株)、キリンビバレッジ(株)、小岩井乳業 (株)、キリン協和フーズ(株)) よりグループ横断 連結営業利益・連結経常利益 (単位:億円) 1,500 1,163 500 売しました。 0 また、 「食と健康」領域への事業集中に向け事 業ポートフォリオの見直しを進め、3月のキリン アグリバイオ(株)及びキリンアグリバイオイー シー社の全株式売却に続き、6月には連結子会 1,208 1,284 449 471 ’06 428 456 475 476 ’08 ’07 563 401 たが、経常利益、四半期純利益はいずれも減少 しました。 9 1,250 598 562 27% ※2010年第2四半期の実績 部門別営業利益 その他 ’09 ’10 5% 消去又は全社 18% △ 医薬 33% 連結四半期(当期)純利益 第2四半期 期末 (単位:億円) 900 811 801 飲料・食品 667 600 535 300 0 酒類 76% 4% 491 これらの結果、当第2四半期連結累計期間の 売上高は減少しました。営業利益は増加しまし 1,330 1,030 社である (株)ナガノトマトの食品製造販売事業 の売却を決定しました。 1,446 1,459 1,206 1,233 1,000 ブランド 「キリン プラス-アイ」の第一弾商品を発 飲料・食品 営業利益 経常利益 350 189 ’06 167 ’07 149 ’08 ’09 71 ’10 ※2010年第2四半期の実績 (単位:億円) (単位:億円) 売上高 営業利益 1,500 15,000 酒類事業部門 5,000 0 10,993 11,815 5,453 5,314 4,967 332 ’06 1,099 965 865 425 318 ’07 1,028 4,986 ’08 383 ’09 10,955 1,050 5,142 454 1,000 500 5,142 億円 前年同期比 +3.1% 営業利益 454 0 ’10 売上高 億円 前年同期比 +18.4% 基盤ブランドが堅調に推移して増収増益 飲 料・食 品 事 業 部 門 10,000 11,894 10,976 4,500 売上高 営業利益 197 9,000 179 4,112 3,927 1,810 53 1,922 55 200 7,350 7,166 3,440 64 6,500 ’07 ’08 △64 ’09 売上高 2,750 億円 前年同期比 25 △56 ’06 100 3,514 70 2,750 0 -4,500 130 0 -100 ’10 △21.7% 営業利益 25 億円 前年同期比 ̶ 収益構造改革が奏功し営業増益 キリンビール(株)では、商品戦略の3つの課題である 「定番商品強化」 「健康志向への対応 キリンビバレッジ(株)では、 「強いブランド創り」 と 「収益構造改革」に引き続き注力しまし 強化」 「総需要拡大」に引き続き取り組みました。海外では、 ライオンネイサン ナショナル た。海外では、 ライオンネイサン ナショナルフーズ社がシナジー創出に向け、 さらなる事業 フーズ社の基盤ブランドが堅調に推移しました。 これらの結果、売上高、営業利益はともに の合理化や最適化の取り組みを進めました。 これらの結果、売上高は減少しましたが、営業 増加しました。 利益は増加しました。 (単位:億円) 売上高 営業利益 (単位:億円) 450 2,400 2,067 1,715 1,600 0 672 120 699 130 312 49 314 48 ’06 ’07 696 320 282 1,009 180 1,033 197 109 ’08 ’09 ’10 300 150 0 売上高 1,033 億円 前年同期比 +2.5% 営業利益 197 億円 前年同期比 +9.6% 1,200 その他の事 業 部 門 医薬事業部門 800 343 2,050 売上高 営業利益 2,338 2,400 0 1,066 736 1,305 5 21 808 182 887 73 2,389 200 2,295 1,175 1,093 43 17 38 100 55 ’06 ’07 0 ’08 ’09 1,175 億円 前年同期比 +7.5% 27 △4 -1,200 売上高 ’10 主力製品の好調などにより増収増益 化学品需要回復により売上高・営業利益ともに改善 -100 営業利益 27 億円 前年同期比 ̶ 協和発酵キリン(株) では、主力製品である貧血治療剤「ネスプ」及び「エスポー」、二次性副 協和発酵バイオ(株)では、アジア向けの輸液用アミノ酸や医薬用原料が伸長しました。ま 甲状腺機能亢進症治療剤「レグパラ」が好調に推移しました。さらに、導出による一時金収 た、 「キリン プラス-アイ」に関連する商品素材や通信販売も好調に推移しました。協和発酵 入の増加に加え、 アジア向けを中心に輸出が好調に推移するなど、前年同期に比べ大幅な ケミカル(株)では、景気の持ち直しに伴う製品需要の回復により、売上高、営業利益ともに 増収となりました。 これらの結果、売上高、営業利益はともに増加しました。 前年から大きく改善しました。 これらの結果、売上高、営業利益はともに増加しました。 10 財務データ 連結損益計算書の概要 (単位:億円) 当第2四半期 前第2四半期 (2009年1月1日∼2009年6月30日まで) (2010年1月1日∼2010年6月30日まで) 売上原価 販売費及び一般管理費 10,604 営業外 収益 営業外 費用 135 170 6,080 3,423 特別利益 115 401 売上高 四半期 純利益 前期 (2009年1月1日∼2009年12月31日まで) 11 410 149 売上高 10,101 POINT 22,784 営業利益 1,284 経常利益 1,446 当期純利益 特別損失 563 営業利益 経常利益 売上高 151 11 32 法人税等 過年度法人税等調整額 少数株主利益 491 1 POINT 営業利益 経常利益 598 POINT 562 2 1 売上高 POINT POINT 3 2 営業利益 税金等調整前 四半期純利益 四半期純利益 71 267 POINT POINT 3 3 経常利益・ 四半期純利益 主にライオンネイサン ナショ 各事業会社におけるコスト削 ナルフーズ社の決算期変更に 減効果や協和発酵キリン(株) 為替差損が発生した影響等に の化学品事業の回復等により より減少しました。 より減少しました。 増加しました。 連結貸借対照表の概要 (単位:億円) (単位:億円) 前期末 当第2四半期末 前期末 当第2四半期末 (2009年12月31日) (2010年6月30日) (2009年12月31日) (2010年6月30日) 資産合計 現金及び 預金 1,255 有形 固定資産 7,742 無形 固定資産 7,346 投資 その他資産 5,127 資産合計 28,611 27,652 流動資産 流動資産 8,394 固定資産 20,217 負債・純資産 合計 7,660 固定資産 19,991 POINT 28,611 1 現金及び 預金 1,265 流動負債 7,940 固定負債 8,682 有形 固定資産 7,639 無形 固定資産 7,521 投資 その他資産 4,830 16,623 式の株価変動による評価差額の減少に伴う減 27,652 少により959億円減少しました。 2 負債 15,578 流動負債 7,293 固定負債 8,285 POINT 主に未払酒税、退職給付引当金や有利子負債 株主資本 10,036 少数 株主持分 2,173 純資産 11,988 純資産 12,073 株主資本 9,996 少数 株主持分 2,105 POINT POINT 1 (単位:億円) (2010年1月1日∼2010年6月30日まで) 1,187 投資活動による キャッシュ・フロー 848 △398 財務活動による キャッシュ・フロー 1 連結キャッシュ・フロー計算書 営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債 権の減少等による増加要因がありましたが、 当第2四半期 現金及び 現金同等物の期首残高 2 負債 の減少により1,044億円減少しました。 連結キャッシュ・フロー計算書の概要 営業活動による キャッシュ・フロー 1 資産 主に受取手形及び売掛金の減少の他、保有株 負債・純資産 合計 POINT 負債 POINT 未払酒税の減少等の減少要因により減少し ました。 現金及び現金同等物に係る 換算差額 投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有 形及び無形固定資産の取得による支出などに 現金及び現金同等物の 四半期末残高 △325 △108 1,204 より減少しました。 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借 入金の減少等により減少しました。 12 コーポレートデータ 会社概要(2010年6月30日現在) キリングループ組織図(2010年6月30日現在) 商号 キリンホールディングス株式会社 設立 1907年(明治40年)2月23日 事業会社 ※2007年7月1日純粋持株会社化に伴い、 「麒麟麦酒株式会社」 より商号変更 キリンビール 資本金 102,045,793,357円 従業員数 280人 (キリンホールディングス連結従業員数:33,114人) 本社所在地 〒104-8288 東京都中央区新川二丁目10番1号 TEL 03(5541)5321(代表) 売上高 2,278,473百万円(2009年12月期キリンホールディングス連結業績) 主な事業 グループの経営戦略・経営管理ならびに専門サービスの提供 メルシャン 麒麟(中国)投資有限公司 酒類事業 その他海外事業会社※1 サンミゲルビール※2 取締役会長 加藤 壹康 取締役 弦間 明 代表取締役社長 三宅 占二 取締役 三木 繁光 代表取締役副社長 佐藤 一博 常勤監査役 大島 仁志 代表取締役常務取締役 古元 良治 常勤監査役 岩佐 哲男 常務取締役 大和田 雄二 監査役 中野 豊士 常務取締役 磯崎 功典 監査役 尾 常務取締役 小林 弘武 監査役 手塚 一男 キリンホールディングス 役員(2010年6月30日現在) ライオンネイサン ナショナルフーズ キリンビバレッジ キリン協和フーズ 飲料・食品事業 ナガノトマト コカ・コーラ ボトリングノーザン ニューイングランド 協和発酵キリン 医薬事業 キリンアムジェン※2 協和発酵バイオ/協和発酵ケミカル その他事業会社※3 その他の事業 輝郎 機能分担会社 キリンビジネスエキスパート キリンビジネスシステム キリンリアルエステート ※1 キリン ブルワリー オブ アメリカ、キリン ヨーロッパ、 フォアローゼズ ディスティラリー、 東山農産加工、台湾麒麟碑酒有限公司 ※2 持分法適用会社 ※3 鎌倉海浜ホテル、 キリンエコー、横浜赤レンガ、横浜アリーナ 13 株式データ(2010年6月30日現在) 日経平均株価・株価・売買高の推移(東京証券取引所) (単位:円) キリンホールディングス売買高 キリンホールディングス株価 日経平均株価(終値) (単位:円) 2,000 20,000 1,800 15,000 1,600 10,000 1,400 5,000 1,200 (単位:千株) 150,000 1,000 100,000 800 50,000 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2007 個人・その他 27.75% 外国人 21.41% 3 4 5 6 7 8 9 500万株以上 47.79% 100万株以上 16.10% 所有者別分布状況 政府・地方公共団体 0.00% 2 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 2009 984,508,387株 12 1 2 3 4 5 6 0 2010 株主数 129,055名 大株主(千株未満を切り捨て、小数点以下第3位を切り捨て) 1,000株以上 10万株以上 10.74% 1 発行済株式総数 1,000株未満 0.58% 1万株以上 7.48% 12 2008 所有株数別分布状況 17.31% 11 金融機関 35.47% 証券会社 1.65% 事業会社・ その他法人 13.71% 株主名 所有株式数 (千株) 持株比率(%) 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 51,864 5.26 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 51,733 5.25 明治安田生命保険相互会社 43,697 4.43 株式会社磯野商会 23,272 2.36 株式会社三菱東京UFJ銀行 22,500 2.28 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口4) 16,565 1.68 野村信託銀行株式会社(退職給付信託・三菱UFJ信託銀行口) 11,621 1.18 メロン バンク エヌエー トリーティー クライアント オムニバス 11,562 1.17 東京海上日動火災保険株式会社 11,500 1.16 オーディー05オムニバスチャイナトリーティ808150 11,453 1.16 ※上記の所有株式の他に、当社は自己株式を31,306千株所有しております。 株主ご優待について 1年に1回、12月末時点において単元株(1000株)以上を保有する株主様にキリングループ商品等のご優待品をお贈りしています。 詳細につきましては、 キリンホールディングスのホームページ (www.kirinholdings.co.jp)、 もしくは、毎年3月初旬に対象の株主様宛に送付される 「定時株主総会招集ご通知」に優待申込書が同封されていますのでご確認ください。 14 株主メモ 株式に関するお手続きについて 1. 証券会社等の口座に記録された株式 証券会社等の口座に記録された株式の各種お手続きにつきましては、一部を除き原則、口座を開設されている口座管理 機関(証券会社等) で承ることとなっておりますので、口座を開設されている証券会社等にお問合せください。 お手続き、 ご照会の内容 株主名簿管理人 ● 株式事務に関する一般的なお問合せ ● 上記以外のお手続き、 ご照会等 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 0120-232-711(平日9:00 -17:00) 口座を開設されている証券会社等にお問合せください。 2. 特別口座に記録された株式 特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀行が口座管理機関となっておりますの で、下記連絡先までお問合せください。 お手続き、 ご照会の内容 ● 住所・氏名等のご変更 ● 特別口座の残高照会 特別口座の 口座管理機関 ● 郵送物等の発送と返戻に関するご照会 ● 株式事務に関する一般的なお問合せ 定時株主総会・期末配当金12月31日 中間配当金6月30日 定時株主総会 3月下旬開催 株主名簿管理人 三菱UFJ信託銀行株式会社 特別口座の 口座管理機関 同連絡先 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 0120-232-711(平日9:00-17:00) 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 0120-232-711(平日9:00-17:00) 公告の方法 電子公告により行います。但し、事故そ の他やむを得ない事由によって電子公告 による公告をすることができない場合 は、日本経済新聞に掲載して行います。 手続き用紙のご請求方法 ● 配当金の受領方法の指定※ ● 支払期間経過後の配当金に関するご照会 株主確定日 お問合せ先 ● 特別口座から一般口座への振替請求 ● 単元未満株式の買取・買増請求 1月1日から12月31日まで お問合せ先 ● 郵送物の発送と返戻に関するご照会 ● 支払期間経過後の配当金に関するご照会 事業年度 株主名簿管理人 音声自動応答電話によるご請求 0120-244-479 インターネットによるダウンロード http://www.tr.mufg.jp/daikou/ ※特別口座に記録された株式をご所有の株主様は配当金の受領方法として株式数比例配分方式はお選びいただけません。 公告掲載URL http://www.kirinholdings.co.jp/ 証券コード 2503