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「研究室めぐり」参加者募集のお知らせ

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「研究室めぐり」参加者募集のお知らせ
八戸工業大学、北里大学獣医学部、八戸工業高等専門学校
「研究室めぐり」参加者募集のお知らせ
(公財)八戸地域高度技術振興センターでは、企業の経営者・技術者等が大学・高専の研究室・設備
等を見学し、研究者との意見交換を行うことにより実りある産学交流に資するため、
「研究室めぐり」を
実施します。また、大学・高専では何を研究しそれが何に役立つのか、どのような研究施設や設備があ
るのかなどを広く知って頂くため、一般市民の参加も募集します。
皆様のご参加をお待ちしております。
参加無料!
<訪問先および開催日時>
八戸工業大学
平成26年11月26日(水)13:30~15:30
(集合場所:正面右手ロビー
北里大学獣医学部
集合時間:13:20)
平成26年11月28日(金)13:30~17:00
(集合場所:小動物診療センター3階セミナー室 集合時間:13:20)
八戸工業高等専門学校 平成26年12月 2日(火)13:30~16:30
(集合場所:管理棟3階大会議室
集合時間:13:20)
※ 集合時間厳守(当日は研究室や施設を移動するため、開始時間に遅れますと参加できない場合がござい
ますので、遅れる場合、参加できない場合は、開始30分前までに事務局に連絡して下さい。
)
<内
容>
八戸工業大学(〒031-8501 青森県八戸市妙字大開88-1)
(1)研究内容の紹介、および研究室の見学
機械情報技術学科
助教 浅川 拓克 氏
バイオ環境工学科
教授 小林 正樹 氏
土木建築工学科
准教授 金子 賢治 氏
タイトル
タイトル
タイトル
救急医療に対応する
移動型緊急手術室の実用化に向けた開発
ビール・チーズ製造プラントを用いた、
バイオ、環境、工学を学ぶ製造体験授業
高性能津波防潮堤の研究開発
(2)設備の紹介
平成25年度に導入しました3D プリンタ(石膏タイプ)の紹介をします。
学外(企業)の方への利用促進を図る予定です。
北里大学獣医学部(〒034-0021 十和田市東二十三番町35)
(1)研究内容の紹介
獣医学科 教授 上野 俊治 氏
(獣医公衆衛生)
タイトル
私達が作った発がん物質の発生しない豚肉
― 加熱調理は肉に発がん物質
(ヘテロサイクリックアミン)を作り出す ―
獣医学科 教授 夏堀 雅宏 氏
(獣医放射線学)
タイトル
食の安全と放射線の考え方
― 風評に騙されないために ―
動物資源科学科
教授 向井 孝夫 氏
(細胞分子機能学)
タイトル
腸内細菌のはたらきと私たちの健康
(2)施設見学
獣医新棟………平成26年8月22日(金)に竣工
講義・実習室や研究室が入る7階建てと3階建ての2棟で構成
小動物診療センター…東北地方の獣医療における中核総合動物病院
裏面へ
八戸工業高等専門学校(〒039-1192 八戸市田面木字上野平16-1)
(1)研究内容の紹介、および研究室の見学
機械工学科
タイトル
助教 白田 聡 氏
電気情報工学科
准教授 中村 嘉孝 氏
物質工学科
准教授 佐藤 久美子 氏
建設環境工学科
准教授 馬渡 龍 氏
タイトル
タイトル
タイトル
重力補償機構を搭載した
ヒューマノイドロボットの開発
パーソナル・ヘルスケアのための
生体情報センシング用高感度センサー材料の開発
ポリオキサゾリンを用いた機能性高分子材料
および有機/無機複合材料の開発
八戸高専・低燃費住宅について
(2)八戸高専5学科における各学科教員の研究概要説明
(総合科学科、機械工学科、電気情報工学科、物質工学科、建設環境工学科)
◆各学校とも、会場地図、集合場所、今回紹介する研究テーマの詳細は、別添または下記
URLをご参照下さい。
http://www.hachinohe-ip.co.jp/index2.htm
切らずにそのままお送り下さい
平成26年度「研究室めぐり」 参加申込書
事務局:
(公財)八戸地域高度技術振興センター 宛
電 話:0178-21-2131 FAX:0178-21-2119(FAXにてお申込み下さい)
貴社(機関)名:
発信者氏名
:
℡
-
-
)
ご希望の学校に○をご記入下さい(複数可)↓
所属部署・役職
参加者氏名
工大
11/21
締切
北里
11/25
締切
高専
12/1
締切
※ 一般の方は、「貴社(機関名)」、
「所属名」は無記入で結構です。
◆先生方に特にお聞きしたい事柄などがございましたら、ご記入下さい。
ご記入の際は、①大学・高専名、②先生のお名前を併記願います。
先生方には適切な回答を頂きたいと考えておりますので、可能な範囲で詳しくお書き下さい。
(お聞きしたい事項について、どの先生にお聞きすればいいかご不明な場合は、②を無記入とし
ても差し支えありません。
)
●紹介する研究内容、および会場・集合場所の詳細
1.八戸工業大学(http://www.hi-tech.ac.jp/)
(1)紹介する研究内容の詳細
機械情報技術学科
助教 浅川 拓克 氏
タイトル
救急医療に対応する
移動型緊急手術室の実用化に向けた開発
高次救急医療機関が近ければ助かったかもしれない命が、
医療過疎地では失われてきました。それは、遠隔地で発生し
た心肺停止などの重症患者が高度な治療を受けるためには、
高次医療機関までの長距離搬送を余儀なくされるからです。
心肺停止では、いかに早く高度な治療を開始出来るかが、予
後良好とする鍵となります。しかし、医療過疎地での発生で
は、発生から短時間で PCPS(人工心肺補助装置)等を使用
した、高度な救命処置を行うことは大変困難となっています。
「移動型緊急手術室」は、発生場所近くまで出動し、PCPS
を使用した ECPR(体外循環式心肺蘇生)を行うことで、救命及び社会復帰率の可能性を広げるこ
とを目的とした研究となります。
バイオ環境工学科
教授 小林 正樹 氏
タイトル
ビール・チーズ製造プラントを用いた、
バイオ、環境、工学を学ぶ製造体験授業
実際の工場と同じ製造プラントを使って、ビール(3年次)
とチーズ(2年次)の製造実習を行い、製造プラントの構造・
運転操作や原料処理から製品に至る食品製造の実際、さら
に、衛生管理や製造工程で発生する廃棄物の再利用などを総
合的に学生に学ばせています。ビール製造は試験製造免許を
受けており、プラントの製造容量は 180L。チーズは 200L
の生乳を処理できゴーダチーズを製造しています。
土木建築工学科
准教授 金子 賢治 氏
タイトル
高性能津波防潮堤の研究開発
津波を人工的に作ることができる全長 10 メートルの津波
発生装置を用い、100 分の1に縮小した防潮堤模型による実
験を行って、防潮堤の傾斜が垂直に近くなるほど津波エネル
ギーを弱めることができました。現在は同じ高さでも背後地
の被害を可能な限り減らせて、津波に対して壊れない防潮堤
の開発に向けて研究を進めています。
◆設備の紹介
平成25年度に導入しました3D プリンタ(石膏タイ
プ)の紹介をします。
学外(企業)の方への利用促進を図る予定です。
(2)会場・集合場所の詳細
至八戸市街
①
至階上町
駐
車
場
②
③
ロビー
① 国道45号線八戸工業大学入口
③ 集合場所ロビー
②
八戸工業大学正面
2.北里大学獣医学部(http://www.kitasato-u.ac.jp/vmas/)
(1)紹介する研究内容の詳細
獣医学科 教授 上野 俊治 氏
(獣医公衆衛生)
タイトル
私達が作った発がん物質の発生しない豚肉
― 加熱調理は肉に発がん物質
(ヘテロサイクリックアミン)を作り出す ―
あなたは、「肉を食べる」ことが「がん」の発症と関係していることをご存じ
ですか?そして、その原因がご家庭での調理法にあるとしたら・・・。
「研究室めぐり」では、この研究の契機となった疫学報告、肉食に関する日本
人の行動特性とがん死亡率との関係、肉食に潜む発がんリスク評価とその発生要
因の解析、私達が開発した食肉生産段階でのリスク低減法を示し、北里大学獣医
学部ならではの「食に潜む発がん物質対策」をご紹介します。
「豚の飼育方法および低濃度フェニルアラニン飼料」:特開 2013-009643
獣医学科 教授 夏堀 雅宏 氏
(獣医放射線学)
タイトル
食の安全と放射線の考え方
― 風評に騙されないために ―
東日本大震災以降、福島第一原子力事故によって警戒区域が
作られ、実に多くの住民の方々が避難生活を送らざるを得ない
状況か作られました。食の安全やホットスポットを含め、全国
民を巻き込む深刻な事態から3年半が経過しました。その結果
できた食品の厳しい基準が設置されたことによってこれまで
青森県では通常に食されていた山菜やきのこなどにも不安を
訴える声が聴こえてきます。これらのことから、改めて食の安
全の観点からこれらの規制の意味や放射線,被ばくの考え方についてお話しいたします。
動物資源科学科 教授 向井 孝夫 氏
(細胞分子機能学)
タイトル
腸内細菌のはたらきと私たちの健康
人や動物の腸内に棲息する多様な細菌群は、一定
のバランスが保たれた生態系からなり、いわゆる腸
内細菌叢(腸内フローラ)を構成しています。最近
になって腸内細菌叢を構成している細菌の種類と
量は私たちの健康に影響を与えていることが示唆
されています。健全な腸内細菌叢を維持するために
青森県の食材が役立つ可能性があります。「研究室
めぐり」では、研究室での成果を含め、腸内細菌と
健康のつながりに関する最近の知見を紹介します。
◆施設・設備見学
獣医新棟………………平成26年8月22日(金)に竣工
講義・実習室や研究室が入る7階建てと3階
建ての2棟で構成
小動物診療センター…東北地方の獣医療にお
ける中核総合動物病院
(右)小動物診療センター見学の様子
(2)会場・集合場所の詳細
十
和
田
◆ご入場は「東門」から
自 動 車 学 校
至・十和田市内
至・国道4号バイパス
正
守
衛
室
①
門
前庭
図書館
獣医新棟B
小
動
セ 物
ン
3タ 診
Fー 療
東
門
セ
ン
タ
ー
大
動
物
診
療
②正面入口は
利用不可
③こちらの入口
獣医新棟A
をご利用下さい。
1号館
10号館
4号館
① 東門(動物病院、十和田農場入口)
②「小動物診療センター」
。正面入口からの入場は
ご遠慮下さい。建物前の駐車場は来院者用です
入口
②お車は「小動物診療センター」の建物に向かっ
て右側端に駐車願います。
③入口は「小動物診療センター」の左手にまわっ
て頂きますとございます。
3.八戸工業高等専門学校(http://www.hachinohe-ct.ac.jp/)
(1)紹介する研究内容の詳細
機械工学科
助教 白田 聡 氏
タイトル
重力補償機構を搭載した
ヒューマノイドロボットの開発
ヒューマノイドロボットなどの歩行ロ
ボットの場合、ロボットの自重を支えるた
めに脚部モータには、重力に逆らう方向に
大きな負荷がかかります。また、この負荷
により、地面に足が着いている時(支持脚
期)と、地面に足が着いていない時(遊脚
期)で、脚部モータにかかる負荷の方向と
大きさに大きな偏りがあり、これが、モー
タの利用効率を低下させる大きな原因の
一つとなっています。
そこで、ヒューマノイドロボットの
膝部の重力補償機構
動歩行時の膝関節のトルク
脚部モータの負荷軽減と効率向上を目的として、受動テンドン型重力補償機構の提案と設計を行い、設
計した重力補償機構を実際に脚部に組み込んだ、人間と同程度の大きさと質量の自立型ヒューマノイド
ロボット才華4を開発しました。開発したロボットを用いて、いくつかの動作実験を行い、受動テンド
ン型重力補償機構の有効性を確認することができました。
◆見学場所:知能機械実験室(機械工学科棟2階)
電気情報工学科
准教授 中村 嘉孝 氏
タイトル
パーソナル・ヘルスケアのための
生体情報センシング用高感度センサー材料の開発
現在、最も重点的に解決しなければならない社会的課題は若者の自殺です。厚生労働省の報告による
と、20歳から39歳までの若者の死因の1位が自殺となっています。
対策のひとつとして、心身ストレスがどの程度かかっているかを数値的に自覚し、無意識の状態から
意識に上げる事で自殺を予防出来ます。唾液中の生体内物質コルチゾールとストレスの間には相関があ
るため、高感度センサーで濃度を調べる事でストレス度を自分でチェックでき、メンタル面の自己管理
ができます。このことから当研究室では、コルチゾールや癌バイオマーカーなど生体情報センシング用
高感度センサーの開発を目指し研究を行っています。
センサーに使用するダイヤモンド電極は安定性が高い為、生体内に電極を挿入しても溶ける恐れも少
なく、また、炭素であるため生体との親和性も高く保たれます。そこで、センサーの電極としてグラフ
ェンとダイヤモンド電極に注目し、大型単結晶グラフェンの合成手法の開発を行っているので報告しま
す。
◆見学場所:材料準備室(電気情報工学科棟2階)
図1.ダイヤモンド結晶
図2.グラフェン結晶
図3.ラマンスペクトル
物質工学科
准教授 佐藤 久美子 氏
タイトル
ポリオキサゾリンを用いた機能性高分子材料
および有機/無機複合材料の開発
資源リサイクルの観点から、異種材料接着には好きなときに容易に”剥がせる”解体性接着剤が一つ
の解答を与えることになります。当研究室で開発したテレケリックスはこの異素材接着剤として、また
金属やプラスチック表面の改質剤や有機/無機複合材料として、幅広い用途への展開が可能です。
◆見学場所:高分子化学実験室(物質工学科棟2階)
核磁気共鳴室(センター1階)
建設環境工学科
准教授 馬渡 龍 氏
タイトル
八戸高専・低燃費住宅について
青森県の多くの家庭では長い冬の間、きわめて膨大なエネルギーコスト
を暖房に投資しています。一方冬の住まいにおいて寒さが健康に悪影響を
及ぼすとされるヒートショックは本県においても例外でなくこれは住宅
の断熱性能の低さが原因といわれています。
本研究室では、八戸高専・住宅低燃費化プロジェクトをスタートし低燃
費住宅実証住宅を十和田市に建設しました。低燃費住宅は、パッシブデザ
イン・見える化・ローコストを特徴とし高性能でリーズナブルな住宅を地
元工務店が地域ユーザーに供給するシステムです。住宅の低燃費化はエネ
ルギー削減にともない得られる経済効果(節約)と、環境性能の向上によ
りもたらされる生活者の生命や健康維持といったメリットを期待することができます。
◆見学場所:CAD 室(建設環境工学科棟2階)
(2)会場・集合場所の詳細
至八戸市街
駐
車
場
入口
通り抜けできます
至是川・白山台・名川
Fly UP