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平成 24 年度 第 4 回 事例報告会
平成 25 年 2 月 14 日 17:30-集会室 1
1. 難治性多発瘻孔の管理に難渋した 1 症例
皮膚・排泄ケア認定看護師
松村 佳世子
病的多発瘻孔の治療は、手術以外にはなく瘻孔発生部位、排液量、瘻孔サイズにより管理
困難となるケースは少なくありません。
今回、交通外傷により小腸に 4 箇所の瘻孔が発生しましたが、手術閉鎖は困難であり、排液
が多量で管理に難渋した症例を体験しました。最終的には、瘻孔縫縮術により瘻孔サイズを
縮小でき、ケア方法を簡素化及び持続吸引法を併用することでセルフケア習得に至ることが
できました。約 2 年にわたる入院期間を経て、訪問看護を導入し在宅療養に移行できた症例に
ついて報告します。
2. 人の消化力と味覚、季節の関係とハーブ、精油、スパイスの使い方
アロマセラピスト
松川 温子
人の消化力は季節によって違います。寒い冬にはおもちやおせちなど消化の重い食べ物でも
平気であるのに対し、夏はそうめんや冷麦など消化に軽い食べ物を好むようになります。これ
は冬に消化力が一番高まった後、立春を過ぎて春の日差しにだんだん変わるころから、夏に
むけて消化力が下るという人間の四季を通した変化です。
薬草を使用する際には消化力や症状に合わせてそれを精油にするか、お茶にするか、その
まま使うかなど、使い分けるとより良い効果を得ることが出来ます。これらのことについて、
ジンジャー(生姜)を例にお話します。
3. 知らないと怖い、知ってほしいダニのこと
ノルウェー(角化型)疥癬との奮闘
感染管理認定看護師
山本
愛
疥癬はヒゼンダニによって引き起こされる感染症です。疥癬は長期療養施設などではめずらし
くありませんが、昨年当院に入院されたのは、感染力の強いノルウェー(角化型)疥癬患者で
した。
汗(涙)なしでは語れない感染対策の数々はスタッフの惜しみ無い協力と看護力の賜物でした
が、それと同時に、
「うつるかも…」という心理的負担を伴ったのも事実です。
しかし敵を知ることで闘いは優位になります。今回の症例に実践された感染対策とその評価
を、疥癬の正しい知識とあわせて報告します。
多数のご参加、お待ちしています!
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