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タブレットを利用して病院情報にアクセス

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タブレットを利用して病院情報にアクセス
~ IPSec で実現!利便性、携帯性に優れた外部アクセス基盤のご提案~
高度情報セキュリティ基盤を活用した
医療情報システム環境の最適化
日本マイクロソフト株式会社
パブリックセクター統括本部
リモートからの病院情報の利活用に関する課題
病院情報へのリモート接続は、多くの利用者がその利便性を認識しています。しかし、接続環境の構築や安全性の確保に
さまざまな不安があるため、医療現場での導入があまり進んでいないのが現状です。
皆さまの病院では以下のような課題はありませんか?
活用時の課題
利用環境の課題
接続可能な環境の
準備に時間がかかる
システム上の課題
接続元端末の
セキュリティ状況が
把握できない
情報漏えい対策が
不十分
●端末のセットアップ・インストール作業が手間
●操作方法が煩雑
●専用端末・専用ソフトの準備が面倒
●ローカル PC への保存による、データの
持ち出しが不安
●アクセス権が適切に管理できない
●接続元 PC の管理ができない
●トラブル対応が困難
●セキュリティレベルが均一でない
病院における安全なリモートアクセスとは?
医師や看護師、その他の病院関係者が必要な時に、
いつでも安全な環境のもと院外から院内へシームレ
スにアクセス可能にすること。
緊急時の対応から、自宅での病院情報の閲覧まで、
院外で業務を行う際に抱えているさまざまな課題を
解決します。
暗号化や安全な認証方法を確保した上でアクセスす
ることが可能なため、ネットワークの安全性確保や
データの持ち出し対策も万全です。
リモート端末から
の接続
リモートからの安全なアクセスを
提供するゲートウェイ
IPSec で
暗号化
検疫
認証
アプリ制限
病院情報システム
●具体的な利活用例は、次ページ以降へ
2
マイクロソフトが提供するセキュア リモートアクセス ソリューション
外出先や自宅など
院内ネットワーク
業務系システム
暗号化された通信
電子カルテ、部門システム など
IPSec
情報共有基盤
ゲートウェイ サーバー
• 検疫 (NAP)
• 認証 (DirectAccess)
• アプリ制限 (RDS)
情報系システム
(グループウェア、ファイル
サーバー など)
シンクライアント
USB ストレージ* を挿すことにより
自宅 PC や持ち出し端末を
よりセキュアな病院専門端末に切り替え!!
万全なセキュリティ対策と管理を実現
1.既存 OS への影響なし
仮想化基盤
構成情報の管理
端末管理システム
(セキュリティ管理、パッチ
管理、資産管理 など)
• 既存 PC に挿したUSB ストレージから Windows 8 を起動することにより
(Windows To Go) 、既存 PC の OS に影響を与えない
2.接続用の手順は必要なし
• VPN 接続は自動で実行されるため、接続のための煩雑な手順が不要
3.暗号化された通信
• 自動的に接続された VPN は IPSec により安全に利用可能
4.利用制限された安全な OS
• アプリケーションの利用制限やアンチウイルス対策など、病院のポリシーに適合
した環境を設定
5.情報漏えい対策
• USB ストレージを万一紛失した場合に備えて、USB ストレージ全体を暗号化
• さらにシンクライアントソリューションとの組み合わせにより、 USB
ストレージへのデータ保存も禁止可能
VPN 接続を利用して院内の
さまざまなシステムへ安全に接続し、
利便性の向上と業務の効率化を実現
*USB ストレージ = USB SSD または USB HDD
3
リモートアクセスで実現する病院情報の有効活用
リモートから病院情報が有効利用できることにより、さまざまな課題の解決方法を導き出せる可能性があります。
地域医療連携の活性化
場所を問わない病院情報へのアクセス
病院情報システムにいつでも、どこからでもタイムリーに接続。医療画像や
検査結果など、必要な情報にすばやくアクセスできる環境を実現します。
病院情報システムへの接続環境が容易に構築でき、迅速に相互連携が可能。
紹介患者の情報をタイムリーに確認し、診断のタイムラグを軽減します。
緊急時の迅速な対応
外出先や自宅での
業務の効率化
診療所・クリニックへの
導入が容易
VPN ソフトの複雑な
操作が不要
情報伝達の正確性の向上
暗号化による
情報漏えい対策
トラブルや故障などへの
対応も容易
端末の一元管理が可能に
5ページへ
6ページへ
既存設備活用によるコストの抑制
安全なリモートアクセス
環境
既存の情報系端末を電子カルテ端末として利用することで、電子カルテ端末
を増設。1 台の端末を両業務へ適用でき、新規端末導入コストを削減できます。
災害対策用端末として利用
有事の際にも、どこからでもすぐに病院情報システムにアクセス。病院が被災
した場合でも、バックアップセンターから必要な患者情報を確認できます。
新規端末購入費用の抑制
ネットワーク施設費用
の削減
優れた携帯性
専用端末の準備が不要
既存 OS に依存しない
利用が可能
情報系端末を
電子カルテ端末として利用
どの端末からでも
アクセス可能
メンテナンスが容易
7ページへ
8ページへ
タブレットを利用して病院情報にアクセス
携帯性に優れたタブレットで、柔軟かつ安全に病院情報システムを利用。
ベッドサイドから救急車の中まで、院内外を問わず、必要な情報にアクセスできます。
場所を選ばない
情報へのアクセス
仮想化技術でタブレット
にデータを残さない
省スペース・配線不要
9
ページへ
病院情報の利活用を促進し、リモートアクセスに関するさまざまな課題にも対応
4
病院情報活用例 : 安全で利便性の高い基盤の構築へ
場所を問わない病院情報へのアクセス
病院情報システムにいつでも、どこからでもタイムリーに接続。
医療画像や検査結果など、必要な情報にすばやくアクセスできる環境を実現します。
院外 → 院内
緊急時の迅速な対応
インターネット接続:モバイル利用など
ネットワーク回線さえあれば接続可
能なため、移動中や救急車の中など
で利用可能。病院到着までの間に患
者の情報などを確認することができ
ます。
外出先や自宅での業務の効率化
自宅や外出先でのオンコールなどの
際に、個人所有や共有の端末をすぐ
に病院専用端末として利用すること
ができます。
ゲートウェイ
仮想化基盤
院内情報基盤
電子カルテ
Windows To Go
/Direct Access
自宅、往診先や
出張先の PC を
院内アクセス用 PC に
切り替え
暗号化
仮想
デスクトップ
または
画像システム
IPSec
情報伝達の正確性の向上
院外での対応の際に電話やメールに
よる情報だけではなく、画像情報な
ども確認できるため、より正確なコ
ミュニケーションを行うことが可能
です。
暗号化による情報漏えい対策
通信の暗号化だけでなく、携帯する
USB ストレージ 内の情報についても
暗号化されるため、万一紛失したり
盗難にあったりした場合でも、情報
漏えいを防ぐことが可能です。
治療/検査内容
USB ストレージ
(USB SSD/USB HDD)
リモート
デスクトップ
検疫・
セキュリティ
ポリシー
紹介患者情報
認証・2 要素認証
(スマートカード
ワンタイムパスワード)
グループウェア
/メール
5
病院情報活用例 : 安全で利便性の高い基盤の構築へ
地域医療連携の活性化
病院情報システムへの接続環境が容易に構築でき、迅速に相互連携が可能。
紹介患者の情報をタイムリーに確認することにより、診断のタイムラグを軽減します。
診療所・クリニック → 院内
診療所・クリニックへの導入が容易
インターネット接続:光、ADSL など
既存端末への影響なしにすぐに利用開
始できます。必要な設定やアプリケー
ションなどはあらかじめセットアップ
されているため、起動後すぐに利用す
ることができます。
VPN ソフトの複雑な操作が不要
VPN 接続のための専用のソフトをイン
ストールする必要がありません。利用
時に自動的に VPN 接続を行うため、専
用ソフトの操作などを覚える必要はあ
りません。
ゲートウェイ
仮想化基盤
院内情報基盤
電子カルテ
Windows To Go
/Direct Access
自宅、往診先や
出張先の PC を
院内アクセス用 PC に
切り替え
暗号化
仮想
デスクトップ
または
画像システム
IPSec
トラブルや故障などの対応も容易
トラブル時には、病院側から画面共有
などを行い、サポートすることができ
ます。また故障した USB ストレージ
も郵送などで交換対応することが可能
です。
端末の一元管理が可能に
接続された端末の検疫、セキュリティポリ
シーの適用やパッチの管理など、接続元端
末のOS環境に依存せずに、安全な接続の管
理や端末の保守を実施することが可能です。
治療/検査内容
USB ストレージ
(USB SSD/USB HDD)
リモート
デスクトップ
検疫・
セキュリティ
ポリシー
紹介患者情報
認証・2 要素認証
(スマートカード
ワンタイムパスワード)
グループウェア
/メール
6
病院情報活用例 : 安全で利便性の高い基盤の構築へ
既存設備活用によるコストの抑制
既存の情報系端末を電子カルテ端末として利用することで、電子カルテ端末を増設。
1 台の端末を両業務へ適用でき、新規端末導入コストを削減できます。
病棟 → 院内
新規購入端末台数の抑制
院内ネットワーク接続:(共用無線 LAN など)
比較的低いスペックのハードウェアでも
動作するため、利用できなくなった端末
(保守切れ端末など)を転用することで、
新たな端末の購入台数を抑制することが
可能です。
インターネット回線との
切り替え利用
ネットワーク施設費用の抑制
仮想化基盤
病棟などで利用されている共用のネット
ワーク回線を利用して、安全に院内情報
システムにアクセスできます。有線/無
線LANの二重化などネットワーク施設コ
ストを削減できます。
電子カルテ
仮想
デスクトップ
または
既存 OS に依存せず利用可能
既存端末の OS を入れ替えることなく利
用できるため、 OS の再セットアップや
アプリケーションのインストールなどの
工数を削減することが可能です。
すでに別用途で利用している
情報系端末を、すぐに電子カルテ端
末に転用でき、一時的な端末の需要
などにすばやく対応することができ
ます。
画像システム
治療/検査内容
IPSec
情報系端末を電子カルテ端末として利用
院内情報基盤
リモート
デスクトップ
紹介患者情報
認証・2 要素認証
グループウェア
/メール
(スマートカード
ワンタイムパスワード)
7
病院情報活用例 : 安全で利便性の高い基盤の構築へ
災害対策用端末として利用
有事の際にも、どこからでもすぐに病院情報システムにアクセス。
病院が被災した場合でも、バックアップセンターから必要な患者情報を確認できます。
院外 → バックアップセンター
優れた携帯性
Windows To Go を利用すれば、USB SSD
や USB HDD から Windows 8 を起動でき
ます。普段から持ち歩くことにより、有事
の際にもすぐに病院情報システムへアクセ
スすることが可能です。
インターネット接続:モバイル利用など
アクセス不能
専用端末の準備が不要
常に携帯することが可能なため、病院
や自宅に災害用の専用端末を用意する
必要がなく、災害用端末の管理などの
業務も軽減できます。
どの端末からでもアクセス可能
災害用端末が使用できない(または取
りに戻れない)場合でも、ネットワー
ク接続が可能であればどこからでも病
院情報にアクセスすることができます。
ゲートウェイ
USB ストレージを定期的に更新するだけ
で済むため、ハードウェアに依存しない管
理が可能です。また RDS または VDI と
の組み合わせによりアプリケーションの管
理も不要になります。
仮想化基盤
院内情報基盤
電子カルテ
Windows To Go
/Direct Access
自宅、往診先や
出張先の PC を
院内アクセス用 PC に
切り替え
暗号化
仮想
デスクトップ
または
IPSec
画像システム
治療/検査内容
リモート
デスクトップ
USB ストレージ
(USB SSD/USB HDD)
メンテナンスが容易
地震などにより病院が被災
紹介患者情報
検疫・
セキュリティ
ポリシー
認証・2 要素認証
(スマートカード
ワンタイムパスワード)
グループウェア
/メール
8
病院情報活用例 : 安全で利便性の高い基盤の構築へ
タブレットを利用して病院情報にアクセス
携帯性に優れたタブレットで、柔軟かつ安全に病院情報システムを利用。
ベッドサイドから救急車の中まで、院内外を問わず、必要な情報にアクセスできます。
よくある課題
タブレット だから解決できる
その 1
ベッドサイドで患者と一緒に
画面を見て説明したいのに、端末が
ナースステーションにしかない・・・
どこにいても必要な時に
必要な資料を見たい!
どこでも使える
ベッドサイドから救急車の中
まで、場所を選ばずに使える!
解決策
その 2
インターネットの閲覧ができるように
なり、端末を増やしたのに・・・
PC や周辺機器で一杯のデスクや
床中に広がったケーブルの配線を
すっきりさせたい!
訪問医療の現場にタブレットを
持参して電子カルテを閲覧、
ペンで直接記入もできる!
VDIやRDSで安全に利用
省スペース・配線不要
サーバーから画面だけを転送している
ので、タブレットからでも安全に電子
カルテなどが操作可能。タブレット内
には患者情報などのデータも残らない。
キーボードも着脱可能で、使う場所、収納場所
を選ばない。無線 LAN を利用すれば、煩わしい
配線も不要で、セキュアにサーバーにアクセス
できる。
目的にあわせて選べる Surface
PC のようなタブレット : Surface RT
●リモート環境での閲覧専用などライトな使い方に最適なタブレット
DirectAccess 非対応 / Windows To Go 非対応
※ 参考価格 32GB モデル 34,800円 (Office 2013 RT 付き)
タブレットのような PC : Surface Pro
●これまでの PC と同じように管理もセキュリティ対策も可能、ペン入力も利用可能なタブレット
※参考価格 256GB モデル 89,800円 (Office は別途購入)
※表示価格は参考価格です。実際の価格は販売店によって決定されます。表示価格にタッチカバー、タイプカバーは含まれません。
Surface を
調達するなら…
下記の正規販売代理店 6 社もしくはお取引のある製品取扱企業様より法人契約が可能です!
ウチダスペクトラム株式会社
株式会社日立システムズ
株式会社大塚商会
富士ソフト株式会社
キヤノン株式会社
株式会社リコー
9
利用者のメリット
セキュア リモートアクセス ソリューションは、医師をはじめ、看護師、情報システム部門など、
高度な安全性が求められる病院職員に多くのメリットを与えることができます。
また職員以外の治験業務や外部委託業務などの関係者でも安全に利用できる環境を提供します。
医師
●緊急時の対応などの際に電話だけでなく
実際の画面を見ながら指示を出すことがで
きるため、病院までの移動回数を削減する
ことができます。
●外出先から病院情報システムにアクセス
できるためレポート作成などの業務が容易
になります。
情報システム部門
●専用のソフトウェアがなくても簡単に
セットアップできるため、管理工数の削減
が実現できます。
●接続元端末のセキュリティ対策も IT 部
門側で設定することが可能なため、情報漏
えいなどのリスクを軽減することができま
す。
看護師
●ノート PC やタブレットなどをベッドサ
イド端末としてすぐに利用することができ
ます。
●携帯性に優れた USB ストレージ を利
用することで、移動時の端末持ち歩きなど
の負荷が軽減します。
治験・IT ベンダー など
●院内での作業だけでなく院外からも作業
が可能なため業務の効率化が実現します。
●院外からの作業も病院側で安全にセット
アップされた環境が利用できるため、自社
のセキュリティ環境に依存せず安心して作
業が行えます。
10
ソリューション全体像:
業務におけるさまざまな利用シーンに対応したアクセス環境を実現します
院内 LAN
診療所・クリニック
業務系
サーバー
• 他院の PC を地域連携アクセス用の PC
として利用
(Windows To Go + DirectAccess)
情報系
サーバー
電子カルテ
部門システム
システム
ファイル
サーバー
GW
サーバー
インターネット
自宅
仮想環境
IPSec を利用して
院内へ安全に接続
• 自宅 PC を院内アクセス用の PC
として利用
(Windows To Go +DirectAccess)
• 院内貸出端末の利用(DirectAccess)
治験・ベンダー
RD セッションホスト
(RDS)
仮想化ホスト
(VDI)
DirectAccess
サーバー
1 つのタブレットを院内/院外で利用
病院内でのみ業務を行う看護師・職員
• デスクトップで Windows 8 または
Windows 8 タブレットを利用
• 業務系サーバーは VDI で利用
• インターネットアクセスは RDS で利用
外出先でも業務をする医師・職員
• タブレット + キーボード、
マウスで院内業務を実施
• 院内端末の利用
(RDS または VDI)
• Windows To Go の利用
• 院外 PC を院内アクセス用の PC
として利用
(Windows To Go + DirectAccess)
外出先
• 緊急対応時の院内システムの利用
(DirectAccess)
• 個人所有端末からの接続
(Windows To Go + DirectAccess)
病棟
• 患者サービス用ネットワークから
院内システムへの安全な接続(DirectAccess)
• 院内タブレット端末の利用(DirectAccess)
11
クラウド利用によるサーバー設置コストの削減
~RDS on Microsoft Azure~
サイジングを考えずにクラウドで簡単に利用可能
RDS のサーバー構築において不安点となるサイジングについて、
Microsoft Azure を使うことでピーク時を考慮することなくシステム設計が可能です。
クラウドのメリット1.
サイジングフリー
RDS で
インターネット閲覧
ポータルサービス、メール、
Web 会議など
オンプレミスの物理サーバーで構築する場合は、1台あ
たりに収容するユーザー数をもとにサイジングを検討す
る必要がありましたが、 Microsoft Azure はリソースを
自由に増減可能ですので、サイジングの心配はありませ
ん。
クラウドのメリット2.
構築期間を短縮、コスト削減
Microsoft Azure ならお申し込み後すぐに利用可能です
ので、サーバー設置、購入などのリードタイムを考えず
に構築可能です。
また、院内にハードウェアが増えませんので、電気代や
サーバー設置場所の心配もありません。
Microsoft Azure
SQL データベース
専用線や VPN で
セキュアにアクセス※
BI で院内情報を分析
電子カルテ系サーバー
クラウドのメリット3.
BCP 対策
災害発生時にもサーバーはクラウド側で保護されていま
す。復旧後の制限されたネットワーク環境でも、実態は
クラウド環境にありますので、容量の大きいファイルな
どを閲覧する際にもトラフィックを増加させません。
電子カルテ端末
ネットワーク
院外からの接続は
ゲートウェイを経由
電子カルテ系端末でも
閲覧可能
※Microsoft Azure で接続する際のセキュリティを高めた通信経路はご用意していただく必要がございます。
12
Windows 8/Windows Server 2012 の主な機能
Windows To Go
DirectAccess
Windows 8 環境を USB ドライブに作成し、任意の PC 上で同じ Windows 環境を
起動する機能。USB ドライブを持ち運ぶことで、外出先の PC や個人所有の PC も、
職場と同じ Windows 8 環境で使用することができます。
・利用する PC の CPU、メモリ等を使用し、そこにインストールされた OS
と同等の性能を発揮
・マウス、キーボード、タッチでの入力に対応
・ネットワーク、プリンター、USB 周辺機器の利用が可能
・Windows 8 を管理するインフラで同じように管理が可能
・複数の異なる PC で起動可能。初回起動時に必要なドライバをロードする
ので、2 回目以降は高速に起動
・BitLocker での USB ドライブ全体の暗号化でセキュリティ対策も万全
モバイル PC をインターネットに接続するだけで内部ネットワークと同様の環境を
実現。接続可能な PC はドメイン参加済み PC に限定されるため、
管理性や安全性が確保されます。また意識的に VPN 接続を確立する必要がないた
め利便性も向上します。
・グループポリシーによる PC 設定の
・内部ネットワークへの自動接続
自動化
・IPSec による通信の暗号化
・コンピューター ベースの認証
・持ち出したモバイル PC の管理
(GPO 適用など)
DirectAccess
クライアント
職場の Windows 8 環境
暗号化で保護された
USBドライブに職場の環境を保存
DirectAccess
サーバー
内部ネットワーク
認証/検疫
外出先や自宅のPCで再現
セキュリティ
BitLocker
ハードディスク・OS・データドライブを暗号化し、盗難紛失時の
情報漏えいを防止する機能。Windows To Go ドライブの作成時、 Windows
To Go ワークスペースの起動後に BitLocker による暗号化ができます。
AppLocker
PC 単位で特定のユーザー・グループを対象にアプリケーションの実行を制御し
ます。
Windows 8 のセキュリティ対策
• Active Directory による認証、グループポリシーによる管理
• Trusted boot、アンチマルウェア ソフトによるセキュリティ対策
スマートカード認証とワンタイムパスワード(OTP)
Windows Server 2012 DirectAccess ではスマートカード、ワンタイムパス
ワードを利用した 2 要素認証をサポート
従来のスマートカード
物理的なスマートカードとスマートカードリーダーを利用した従来の認証
ワンタイムパスワードによる OTP トークン ベースの 2 要素認証
DirectAccess サーバーとは別に 3rd パーティ製のワンタイムパスワードを提供
するサーバーが必要
Windows Server 2012 標準のネットワーク検疫機能
Windows クライアントの健全性を検証し、ネットワークへのアクセス
制限・許可を行います。またセキュリティ状態をネットワークポリシーにて
チェックします。DirectAccess 環境では、IPSec 用の証明書(正常性証明書)
の発行により通信を制御することが可能です。
13
System Center 2012/Intune の主な機能
Windows To Go 端末の管理
キッティングやソフトウェア、更新プログラム配信など、組織内の Windows 8 デ
バイスに対するきめ細かな管理機能を提供。既存の OS の
管理と同様の操作で Windows 8 の管理が可能。Windows RT デバイスは、
Windows Intune 次期バージョン、または Exchange ActiveSync 連携にて管理で
きます。
Windows 8 新機能への対応
•
WinRT アプリ配布 (サイドローディング)
•
Windows To Go の展開
•
ネットワーク機能との連携
仮想化基盤管理
仮想環境の構築
System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) のテンプレートを利用す
れば、仮想マシンの展開時間を大幅に短縮可能。ユーザーが必要な構成の仮想マ
シンを展開できるセルフサービス ポータルも提供されています。
仮想環境の維持
•
リソースの共有、仮想マシンの最適な配置、動的な電源管理、
管理権限の委譲などの機能を提供し、プライベート クラウドを容易に構築で
きます。
•
Hyper-V のライブ マイグレーションを利用すれば、仮想マシンをオンライ
ンのまま、別の物理ホストに移動することができます。
•
仮想マシンを停止する必要がないため、メンテナンスに伴う業務の中断を回
避することができ、必要な時にメンテナンスを実施できます。
(コネクテッドスタンバイ、3G ネットワーク)
Windows Intune
Windows 8 対応
インターネット経由で社外で利用されるデバイスを管理できます。
(在宅勤務や持ち出し PC など内部ネットワークに接続しないデバイス)
Windows RT、 Windows Phone 8、 iOS 対応
専用エージェントによる管理となります。
(Exchange ActiveSync を利用しない管理も可能)
Android は Exchange ActiveSync 経由で引き続き管理可能です。
非Windows デバイスの管理
Windows デバイスの管理と同一の操作性を保ちます。ドメイン非参加の
デバイスも管理可能で、Linux / Unix は Operation Manager による
サーバー監視にも対応しています。
System Center 2012 Configuration Manager SP1
•
システム管理 (構成管理、ソフトウェア配布、設定管理)
System Center 2012 Endpoint Protection for Mac / Linux
•
•
マルウェア対策
Operations Manager と連携した管理 (Linux)
14
Windows To Go のライセンス



Windows SA のある PC のプライマリ ユーザーは Windows To Go ドライブを 2 本利用可能
[社内] 個人所有 PC の院内使用 (BYOD) での Windows To Go の利用は VDA ライセンス、
もしくは、コンパニオン サブスクリプション ライセンス (CSL) が必要
[社外] Windows SA のローミング権により自宅、外出先の PC 上で Windows To Go を利用可能
社内での PC 使用
2 x Windows To Go ドライブ
Windows To Go で会社の
標準 OS イメージを利用
自宅・外出先の PC
Windows To Go で院内の
標準 OS イメージを利用
個人所有 PC
プライマリ
ユーザー
共用 PC
院内 PC
Windows
SA ライセンス
出張先 PC
VDA ライセンス or
コンパニオン
サブスクリプション
ライセンス (CSL)
自宅 PC
Windows SA
ローミング権
15
お問い合せ
本ご案内に関しまして、ご興味または疑問な点がございましたら、
お気軽にお問い合わせくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
本件に関するご相談、お問い合わせはこちらへ
■メールでのお問い合わせ [email protected]
本資料は情報提供のみを目的としており、本資料に記載されている情報は、本資料作成時点でのマイクロソフトの見解を示したものです。状況等の変化により、内容は変更される場合があります。本資料に特別条件等が提示され
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機械的、複写、レコーディング、その他)、および目的であっても禁じられています。これらは著作権保護された権利を制限するものではありません。Microsoftは、本書の内容を保護する特許、特許出願書、商標、著作権、また
はその他の知的財産権を保有する場合があります。Microsoftから書面によるライセンス契約が明確に供給される場合を除いて、本書の提供はこれらの特許、商標、著作権、またはその他の知的財産へのライセンスを与えるもので
はありません。
© 2013 Microsoft Corporation. All rights reserved.
※ Microsoft、Microsoft Azure、Windows Server 、Microsoft ロゴは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ その他、記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載の内容は 2013 年 10 月現在のものです。内容については予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。
日本マイクロソフト株式会社
パブリックセクター統括本部
〒 108-0075
東京都港区港南2-16-3
品川グランドセントラルタワー
16
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