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アセアン・南アジア地域経済研究
アセアン・南アジア地域経済研究 担 当 者 森澤 惠子 開講時期 前期 単 位 2 講義の到達目標 アセアン・南アジアの経済発展、特にそれぞれの国・地域の産業 発展の特徴について理解を深める。さらにアセアン経済共同体や南 アジア経済も射程に入れた日本との経済連携について基礎的知識の 習得を目指す。 講義の概要 第1にアセアンの発足からアセアン共同体に至る歴史を講義す る。第2に先進アセアンのリーディング産業や重要産業を講義し、 先進アセアン各国の具体的な経済発展の特徴を考察する。第3に後 発アセアンと大メコン圏開発について講義し、後発アセアンの経済 成長の実態について考察する。最後にアセアン・南アジアと日本と の経済協力の今後の方向について考察する。 講義計画 第1回:アセアンの発足とその歴史 第2回:アセアンの工業化の特徴 輸入代替工業化から外資主導型輸出志向工業化の進展 第3回:アセアンと外国直接投資 第4回:アセアン域内経済協力の進展 AFTAからASEAN 共同体へ 第5回:アセアンのリーディング産業 電機・電子産業と自動車産業 第6回:アセアン主要産業 食品産業、ITサービス産業、 インフラ産業他 第7回:先進アセアン経済の特徴 タイ、マレーシア 第8回:先進アセアン経済の特徴 フィリピン、インドネシア 第9回:先進アセアン経済の特徴 シンガポール、ブルネイ 第10回:後発アセアンと大メコン圏開発 (GMS) 第11回:大メコン圏開発の進展と外国直接投資 第12回:後発アセアン(CLMV) 経済の特徴 カンボジア、ラオス、 ミャンマー、 ベトナム 第13回:南アジア経済の特徴 サービス主導型経済成長のインド 第14回:南アジア経済の特徴 バングラデシュ、パキスタン 第15回:アセアン ・南アジアと日本の経済連携の方向 成績評価基準と方法 出席(60%)を重視する。講義中に研究報告(20%)を行っても らい、そのレポートを提出(20%)してもらって成績を評価する テキスト又は参考文献 講義資料を配布。 参考文献『アジア経済読本第 4 版』渡辺利夫編、東洋経済。 受講上の留意点 積極的に報告を行う意欲の高い学生を希望する