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研究室パンフレット2016 - 大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー

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研究室パンフレット2016 - 大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー
N i s h i j im a L a b 20 1 5
エネルギー・環境・福祉問題の解決を目指して
<
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
目次 >
はじめに
今年の注目する成果
研究室の構成(スタッフ・学生)
西嶋研究室 卒業生・在校生
研究テーマの紹介
研究業績リスト
社会貢献・研究助成・共同研究
西嶋研究室の一年
-------------------------
1
2
3
4
10
24
33
37
大阪大学大学院工学研究科
環境・エネルギー工学専攻
Division of Sustainable Energy and Environmental Engineering
1
はじめに
福島事故後、5 年になろうとしています。残念ながら、まだ仮設住宅にお住いの方々も多
く、また疎開した方々の中には福島に帰ってくることに難色を示している方もおられます。
疎開先で人間関係もできているし、福島での除染、特に、家屋近傍の山林の除染が進んでい
ないことが理由です。また、膨大な量の汚染物・汚染土壌の中間貯蔵施設への移送も長期間
かかるという問題とともに、中間貯蔵施設の土地の取得にも問題を抱えています。福島関係
の問題は、これからという感がします。
これらの問題の解決にむけて少しでもお手伝いするという意味から、福島除染コンソーシ
アムを委員長として立ち上げのお手伝いをし、福島の方々と除染の実施方針を検討する母体
を作りました。いろいろな会社が集まって検討しております。また、その方針に従って、具
体的な除染のための R&D を行う研究所を福島の南相馬市に、会社の方の協力を得、作るこ
とができました。この実験室に、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)より超電導
磁石を譲り受け設置いたしました。また、日本原子力開発機構(JAEA)からの受託で、超電導
磁石からの強磁場を使った汚染土壌減容化技術のR&Dが本格的に動き出しました。さらに
新技術財団からの助成を得、汚染土壌の基礎的研究を行っています。一方で、福島現地視察
ツアーを 6 月に実施し、大阪の方々と福島第一原発の近くまで行きました。ますます除染技
術が重要であることを実感しました。
これら以外にも、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成により温泉発電の
実験を行っています。温泉水を誘導するパイプが湯の花で閉塞してしまうことを、磁場によ
り防ぐ研究です。箱根の火山活動によって立ち入り禁止となったため温泉配管の洗浄が困難
となり、閉塞しそうになったことは記憶に新しいところですが、同様なことが温泉発電でも
起こります。これを防ぐ研究です。
さらに、科学技術振興機構(JST)の助成により、火力発電所のボイラー給水系からのスケ
ールの除去技術の研究を行っています。これは低炭素化社会の実現に向けた、火力発電所の
性能の低下を防ぐための研究です。火力発電所の性能低下は二酸化炭素の排出の増加につな
がることが理由です。
また強磁場を用いたプラスチックのリサイクルの装置の開発が始まりました。当研究室で
蓄積してきた、磁気分離の技術を社会実装するための装置つくりです。当然、大学のみでは
装置つくりはできませんので、会社の協力を得て行います。
いろいろなテーマが並行していますが、これもみな、皆様方の協力があればこそとの感を
強く致します。
最近、研究者倫理について喧しくなってきました。この言葉を聞くにつけ、
「品格」とい
う言葉を思い出します。確固たる哲学の上に立って、公明正大であることが「品格」につな
がるのではないかと思っています。
「品格」の必要十分条件を満たせば、倫理についても必要
十分ではないかと思っています。個人としての品格、研究者としての品格、研究室の品格は
どうあるべきかを考えています。
2016 年 3 月吉日
1
2
今年の注目する成果
2015年大阪大学総長奨励賞 受賞 (秋山准教授,三島助教)
秋山准教授、三島助教は教育・研究など業績が認められ、同分野で将来
活躍することが期待され、2015年大阪大学総長奨励賞をそれぞれに受
賞しました。おめでとうございます。
秋山先生は2年連続の総長奨励賞受賞となり,
今年は西嶋研究室で秋山先生,三島先生のダブル受賞となりました!
2015年7月14日
コンベンションセンター MOホール
竹内一将さん 優良発表賞 受賞
2014年度春季低温工学・超電導学会において、竹内くんが、題目「磁場回転型ドラッグデ
リバリーシステムに関する基礎的研究」の口頭発表を行い、平成27年度優良発表賞を受
賞しました。
受賞式当日は西嶋研究室の先生方や前期課程1次年生も共に喜びを分かち合いました。
竹内くんは「この発表は1年前ですが、初めての学会発表だったのでとても緊張を感じたと
共に気分が高揚したことを、今でも覚えています。貴重な経験をさせて下さった先生方を
始め、私をサポートして下さった研究室の皆様に感謝申し上げます。今回の受賞を機に
身を引き締め、今後の研究活動に邁進します。」と語っています。
2015年5月28日
タワーホール船堀
柴谷沙織さん 優良発表賞 受賞
第14回磁気力制御・磁場応用 夏の学校において、柴谷さんがポスターセッショ
ンで優秀発表賞に選ばれました。
研究テーマは「超電導磁石を用いた高勾配磁気分離法による火力発電所給水
中のスケール除去に関する研究-磁気フィルターの設計-」です。これは火力発
電所の効率を向上させるために、給水中の酸化鉄スケールを磁気力によって除
去することを目的とした研究です。本研究では、スケール除去に用いる高勾配
磁気分離装置の磁気フィルターの設計を行いました。
柴谷さんは「今回は新たな磁気分離装置を用いて行った実験の結果を発表しま
した。ポスター発表では他大学の先生方や学生さんと活発な議論をし、大変貴
重な意見を聞くことができました。結果としてこのような賞をいただけて嬉しく
思っています。今後も自身の研究に尽力したいです。」と話しています。
2015年9月3日
石川県勤労者福祉文化会館
小林剛之さん 若手奨励賞 受賞
第14回低温工学・超伝導若手合同講演会において、博士前期課程1年
の小林剛之さんの発表「磁気アルキメデス法による構造異性体の分離」
が若手奨励賞に選ばれました。
本研究では磁気力を用いた小規模かつ消費エネルギーが小さい構造異
性体の新たな分離方法を提案し、本手法を用いた構造異性体の分離可
能性が示されました。
小林さんは「賞をいただけたということは、自分の研究内容が聴衆に伝
わった証拠なので、素直にうれしく思います。今回は特定の構造異性体
を分離した内容について発表しましたが、研究の最終目標は磁気アルキ
メデス法であらゆる構造異性体を分離することなので、その目標に向
かってより一層邁進する所存です。」と話しています。
2015年12月11日
2
大阪市立大学文化交流センター
3
研究室の構成
スタッフ
Fusion supeconducting Engineering
Cryogenic Engineering
Radiation Chemistry
Rehabilitation Engineering
Professor
Shigehiro Nishijima
1978年
1982年
1982年
1993年
2001年
2005年
(2014. 現在)
大阪大学大学院工学研究科
大阪大学大学院工学研究科
大阪大学 産業科学研究所
大阪大学 産業科学研究所
大阪大学大学院工学研究科
大阪大学大学院工学研究科
原子力工学専攻修士課程修了
原子力工学専攻博士課程修了
放射線応用加工部門 助手
エネルギー材料研究分野 助教授
原子力工学専攻 原子力材料工学講座 教授
環境・エネルギー工学専攻 教授(名称変更)
研究分野: 量子線によるソフトマテリアルの創生・評価、超電導磁石の安定性の研究
教授
西嶋 茂宏
所属学会: 日本原子力学会、低温工学・超電導学会、電気学会、
陽電子学会、日本材料学会、環境放射線除染学会
: [email protected]
Colloid and Interface Science
Radiation Chemistry
Associate Prof.
1999年
1999年
2002年
2007年
2007年
2007年
2009年
2014年
Yoko Akiyama
岡山大学大学院工学研究科 精密応用化学専攻修士課程修了
山陽化学㈱
大阪大学大学院 原子力工学専攻 特任教員(COE)
大阪大学大学院 工学研究科 環境・助手
大阪大学大学院 工学研究科 助教
大阪大学 工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 博士課程 修了
大阪大学大学院 工学研究科 講師
大阪大学大学院 工学研究科 准教授
研究分野: コロイド・界面化学、放射線化学、触感に関する研究
准教授
秋山 庸子
所属学会: 日本化学会、日本原子力学会、低温工学・超電導学会、日本レオロジー学会、
日本生体医工学会、日本アイソトープ協会、応用福祉工学研究会、日本磁気科学会
: yoko-ak @ see.eng.osaka-u.ac.jp
Magnetic Separation
Magnetic Field Control
Assistant Prof.
Fumihito Mishima
2004年
2008年
2008年
2009年
工学院大学大学院 修士課程修了
大阪大学大学院工学研究科 原子力工学専攻博士後期課程修了
大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 特任研究員
大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 助教
研究分野: 磁気分離、磁場制御
所属学会: 電気学会、低温工学・超電導学会、日本磁気科学会
助教
三島 史人
: f-mishima@ see.eng.osaka-u.ac.jp
岩本 謙一
大槻 宗司
豊田 亘博
特任研究員
Kenich Iwamoto
Soji Otsuki
Nobuhiro Toyota
Specially Appointed Researcher
秘 書
Secretary
鈴木 一代
Katsuyo Suzuki
斎藤 由美
Yumi Saito
森 達也
大河原 賢一
堀出 文男
飯野勝彦
Tatsuya Mori
Kenichi Okawara
Fumio Horide
3
Iino Katuhiko
黒田比呂子
Hiroko Kuroda
B=学部
M=修士課程
D=博士課程
Structural Evaluation of Polymer Thin Films by Positron Annihilation
M
Analysis of Wire Motion in Superconducting Magnet for Fusion Reactor
M
長 池 宏 史 Styrene
Radiation Stabilization of Low Density Polyethylene by Grafting with
M
向 井 崇 弘 Influence of Hydrated Water on Chemical Isotope Effect of Strontium
M
山 本
M
大 橋 雅 人 Method
尾 形 英 樹 by Monte Carlo Method
剛 Structural Study of Metal-PARC18 Complex in LB Film
成 松 英 一 陽電子消滅法によるアモルファス材料中の自由体積に関する研究
昇 光機能性LB膜による有害金属イオンの分離・回収
青 木 康 祐 Monte Carlo Simulation of Strand Position in CIC Conductor
巽
Analysis of Cryogenic Stability in Superconducting Magnet for Nuclear
祐 一 郎 Fusion Reactor by Lattice Boltzmann Method
M
M
陽電子消滅法を用いた大環状ポリエーテルと高分子形電解質膜の
D
超伝導磁石を利用した溶融金属中非金属介在物分離のための基礎
寺 田 隆 哉 的研究
康 夫 量子線加工によるハイドロゲルアクチュエーターの開発
M
D
B
寺 園 文 吾 磁場を用いた新規遺伝子導入法の開発
B
森 本 行 義 磁気分離における分子軌道法を用いた回収可能性の評価
B
Three-Dimenstional Motion control System of Ferromagnetic Particle
浜 島 高 将 for Magnetically Targeted Drug Delivery System
B
山 本
B
宙 Development of Biodegradable Polymer Gel by Quantum Ray
4
M
M
M
6)
19
年
度
18
年
度
(2
00
5)
B
(2
00
4)
17
年
度
(2
00
3)
16
年
度
B
芝 原 雄 司 ナノ構造解析
篁
(2
00
2)
(2
00
15
年
度
B
木 南 雅 利 放射線照射による高分子材料への機能性付与
小 湊
(2
00
テーマ
14
年
度
名
13
年
度
氏
(2
00
1)
(2015年現在) 20
7)
年
度
(2
00
8)
4 西嶋研究室
卒業生・在校生
B=学部
M=修士課程
D=博士課程
D
植 木
D
朴
徹 ラジカル制御によるポリマーの安定化の研究
立 穂 水資源創成のための磁場ーUV ハイブリッドシステムの開発
藤 井
寛 ~骨祖抄鬆に関する骨リモデリングシュミレーション~
放射線診療のための基礎的研究
霍 田
安 弘 Interaction between Skin Care Cream and UV Damaged Skin
藤 原
敬 博 Application to Actuator
藤 本
島
孝
M
M
B
M
超伝導磁石を用いた磁気誘導型ドラッグデリバリーシステムの開
B
M
疲労に伴う作業精度の低下に関する研究
M
之 ~疲労時における作業動作の解析~
重粒子線による出芽酵母の照射効果
松 尾 陽 一 郎 ~重粒子線を用いた育種技術に関する基礎的研究~
M
大 塚 廉 太 郎 Effects of UV-ray on the Skin Properties and Skin Tactile Sensation
M
D
D
三 島 史 人 磁場誘導薬剤配送システム開発のための基礎的研究
生体組織の冷凍保存に関する基礎的研究
三 町 博 子 ~陽電子消滅法と熱分析によるアプローチ~
M
嶋 田
M
聖 生体組織の照射効果に関する研究
B
佐 野
祥 一 動作解析と筋電測定による転倒機構の研究
蔵 屋
勇 亮 作業環境とストレスの関係に関する生理学的研究
5
M
B
20
7)
年
度
(2
00
8)
6)
B
19
年
度
(2
00
5)
(2
00
18
年
度
B
皮膚の光老化に関する基礎研究
祐 孝 発
17
年
度
D
Formation of Functional Polymer Gel by Quantum Ray and Its
浩 二 ~擬似細胞膜のUV照射による酸化~
(2
00
4)
紫外線・γ線・冷熱負荷が生体材料に及ぼす影響に関する基礎的
明 珠 研究
田 中
巽
(2
00
3)
山 中 淳 彦 有機高分子繊維の熱膨張および熱伝導性の制御に関する研究
16
年
度
(2
00
テーマ
15
年
度
名
14
年
度
氏
(2
00
2)
(2015年現在) B=学部
M=修士課程
D=博士課程
尾
崎
剛 ストレスの評価方法構築のための基礎的研究
M
B
M
直 司 形状変化の観察による量子線が細胞に与える影響の評価
吉 田
有 祐 磁気ターゲティングDDSのための磁気制御
B
猪 上
慎 介 α波によるBCIの構築に関する研究
B
M
安 冨
琢 也 電気化学的手法による細胞の酸化損傷の評価に関する研究
B
M
B
M
山 本 洋 志 郎 褥瘡防止のための生体シミュレーション
宮 内
啓 成 陽電子消滅法を利用した固体高分子形燃料電池電解質膜の評価
M
福 井
慎 二 MDDSを用いた磁性薬剤の血管内集積に関する研究
M
認識が動作に及ぼす影響に関する研究
B
M
土 井 祐 介 究
紫外線照射が引き起こす毛髪の損傷および触感の変化に関する研
B
M
中 尾 良 輔 強磁性ナノ粒子を用いた膜輸送小胞の磁気分離に関する研究
B
M
福 田 真 之 超電導磁石を用いた粘性流体からの強磁性微粒子分離装置の開発
B
上 田 雄 義 ~転倒予防のための注意喚起デバイスの構築~
B
阿 部 武 志 表情の画像解析による心理評価装置の開発
石
崎
M
M
彩 生体信号によるストレス評価指標構築のための基礎的研究
坂 口
芙 美 超電導磁石を用いた水生生物の磁気分離に関する研究
中 井
裕 樹 粉体分離のための高勾配磁気分離システムの開発
横 山
和 也 電気化学測定法に関する基礎的研究
紫外線照射によって生体組織に誘起される酸化ストレスの
6
20
7)
年
度
(2
00
21
8)
年
度
(2
00
22
9)
年
度
(2
01
0)
(2
00
6)
北 畠
19
年
度
(2
00
5)
B
18
年
度
(2
00
テーマ
17
年
度
名
16
年
度
氏
(2
00
4)
(2015年現在) B
M
B
D
M
B=学部
M=修士課程
D=博士課程
廣 田
方
和
友 佳 超電導バルク磁石を用いた磁気薬剤配送システムの開発
美
田
21
8)
年
度
(2
00
22
9)
年
度
(2
01
23
0)
年
度
(2
01
24
1)
年
度
(2
01
25
2)
年
度
(2
01
3)
M
M
怜 電気化学的手法による酸化損傷に関する研究
亮 真 ラジカル反応による燃料電池電解質膜の劣化機構の検討
岡 田
晋 吉 資源回収に関する基礎的研究
超電導バルク磁石を用いた湿式磁気分離法による
信
吾 高粘性流体のための高勾配磁気分離システムの開発
久 森
康 平 インピーダンス法による生体内水分量計測に関する基礎的研究
青 栁
嘉 一 究
森
M
娜 磁気分離による染料排水の処理についての基礎的研究
上 柿
林
(2
00
テーマ
20
年
度
名
19
年
度
氏
(2
00
7)
(2015年現在) B
M
B
M
B
M
B
M
B
ラジカルによる固体高分子形燃料電池電解質膜の劣化に関する研
達
M
也 生体信号を用いた環境制御のための基礎的研究
B
M
柏 井
純 一 定常磁場を用いた金属ビレット加熱法に関する研究
千 川
浩 平 粒子間相互作用評価
B
M
忠 澤
充 高 非侵襲の磁気力制御薬剤配送システムによる薬剤動態の精密制御
B
M
B
M
富
粉粒体の気層搬送を利用した高勾配磁気分離システムにおける
雄
一 核融合炉用超電導磁石絶縁材料の照射効果に関する研究
B
中 田
耕 介 湿気磁気分離法による基礎的研究
前 川
義 量 生体計測技術を用いた高齢者の介護支援システムの開発
田 中
雄 太
神 村
宗 樹 磁気分離法による排水処理のための基礎的研究
D
M
7
B
名
(2015年現在) 21
年
度
(2
00
22
9)
年
度
(2
01
23
0)
年
度
(2
01
24
1)
年
度
(2
01
25
2)
年
度
(2
01
26
3)
年
度
(2
01
27
4)
年
度
(2
01
5)
氏
B=学部
M=修士課程
D=博士課程
テーマ
中 川
公 太 超電導バルク磁石を用いた磁気力制御遺伝子導入のための研究
B
M
野 村
直 希 磁気力制御を用いた土壌の除染に関する研究
B
M
多 久
直 輝 姿勢計測システムのための基礎的研究
B
M
M
笠 川 亜 里 奈 サイクリックボルタンメトリーを用いた乳中のセシウムの検出
小 林
裕 典 生体信号を用いた自動環境制御システムのための基礎的研究
仲 田
有 希 ~強化材表面処理の効果~
橋 口
和 田
渡
B
M
幸 司 出防止技術の検討
磁気分離法を用いた地熱資源有効利用のためのシリカスケール析
B
M
康 平 磁気力制御による蛍光体分離装置の開発のための基礎的研究
B
M
B
M
ラジカルによる固体高分子形燃料電池用炭化水素系電解質膜の劣
岳 化機構に関する研究
五 十 嵐
林
植 田
大阿久
B
核融合炉用超電導磁石絶縁材料の照射効果に関する基礎的研究
邉
伊 田
D
M
亨 磁気分離法を用いたセシウム汚染土壌の除染に関する研究
M
維 斗 ラジカルが固体高分子形燃料電池の性能に与える影響
雅
M
洋 核融合炉用超電導磁石の繊維含有率と照射効果に関する研究
雄 輝 磁気力を利用したプラスチックの分別に関する研究
磁気標的型薬剤配送システムに用いる強磁性粒子の免疫応答に
佳 宏 関する研究
B
M
B
M
桑 原
裕 紀 地熱資源有効利用に向けた地熱水中からのシリカ除去方法の検討
B
M
関 谷
一 輝 汚染土壌減容化のためのCs移行処理に関する研究
B
M
玉 田
順 也 磁気力及び無針注射器を用いた遺伝子導入技術の研究
B
M
8
名
丁
テーマ
セシウムの微視的動態に基づいた磁気分離法による汚染土壌の
吉 田
有 輝 減容化に関する研究
公
(2015年現在) 21
年
度
(2
00
22
9)
年
度
(2
01
23
0)
年
度
(2
01
24
1)
年
度
(2
01
25
2)
年
度
(2
01
26
3)
年
度
(2
01
27
4)
年
度
(2
01
5)
氏
B=学部
M=修士課程
D=博士課程
B
M
D
Radiation Effects of Electron Beams on Organic Polymer Thin Films
桂 in Nanolithography
衣 川
慶 昭 磁気分離法を用いた切削油の再利用に関する研究
岡 田
俊 介 住宅除染を中心としたセシウム吸着状態の解明とその応用
高 橋
B
B
M
知 寛 ~組み合わせ応力下での破壊~
B
M
竹 内
一 将 磁場回転型薬剤送達システムに関する研究
B
M
水 野
信 洋 磁気分離を用いた火力発電所給水中の酸化鉄スケール除去
B
M
小 林
浩 二 ~マトリックスと界面の照射効果の検討~
B
M
小 林
剛 之 磁気アルキメデス法による構造異性体の分離
B
M
柴 谷
沙 織 スケール除去 ~磁気フィルターの設計~
超電導磁石を用いた高勾配 磁気分離法による火力発電給水中の
B
M
中 西
基 裕 ~酸化鉄スケールの化学形態と磁気分離効率~
磁気分離法による火力発電給水中のスケール除去に関する研究
B
M
B
M
B
M
長谷川
行 松
桐
村
核融合炉用超電導磁石絶縁材料の放射線照射効果に関する研究
核融合炉用超電導磁石絶縁材料の照射効果に関する研究
崇 志 無針注射器と磁気力を用いた遺伝子導入に関する基礎的研究
和 輝 磁気力制御を用いた汚染土壌減容化技術に関する研究
磁気力制御ドラッグデリバリーシステムに関する研究
誠 ~血液中における磁性薬剤の分散性~
橋 本
陽 介 表面研磨法によるセシウム汚染土壌の減容化に関する研究
三 澤
弘 平 分離に関する研究
堀 江
裕 貴 ~土壌有機物処理の検討~
B
B
磁気アルキメデス法による難燃性/非難燃性プラスチックの
B
研気力制御を用いたセシウム汚染土壌の減容化に関する研究
B
9
5
研究テーマの紹介
西嶋研究室では,独自の磁場技術,放射線技術,生体計測技術を駆使して
環境分野,生体医工学分野の問題解決に資することを目指しています
環境分野
生体医工学分野
環境浄化 資源循環
生体材料 低侵襲治療
クリーンエネルギー
生活支援
核融合炉用
超電導磁石絶縁材料
座位時転倒・転落
アセスメント・ツールの開発
磁気力制御
磁気分離による水質浄化・土壌除染とリサイクル
磁気力制御技術
放射線技術
除染技術
NISHIJIMA Lab
ドラッグデリバリーシステム
生体計測技術
http://www.see.eng.osaka-u.ac.jp/seeqb/seeqb/
10
磁気アルキメデスグループ
プラスチックの分別
磁気力により資源の再利用や再資源化に貢献する。
磁気力により材料製造の効率向上を目指す。
蛍光体の回収
磁気アルキメデス理論
色ガラスの分離
magnet
① 磁気アルキメデス法による難燃性/非難燃性プラスチックの分離に
構造異性体の分離
関する研究
③ 磁気アルキメデス法を利用した構造異性体の分離
④ 磁気力を用いた蛍光体中のレアアースの回収
Member
秋山 庸子
小林 剛之
三島 史人
三澤 弘平
スケール除去グループ
発電所では、不純物の堆積(スケール)による発電効率低下や
装置の故障が大きな問題となっている。磁気力を使って不純物
を取り除くことで、それを未然に防ぐことができる。
地熱水中からのシリカ除去
磁気フィルタの設計
火力発電給水中における
酸化鉄除去
① 磁気分離法による地熱資源有効利用のためのスケール析出防止技術の検討
② 磁気分離を用いた火力発電給水中の酸化鉄除去に関する研究
~磁気フィルターの設計~
~酸化鉄スケールの化学形態の検討~
~磁気分離効率の検討~
Member
秋山 庸子
水野 信洋
中西 基裕
大河原 賢一
三島 史人
柴谷 沙織
岩本 謙一
堀出 文男
11
飯野 勝彦
除染グループ
物理化学的処理により環境中の放射性物質を
除去し、安全・安心な生活環境を提供する。
土壌へのセシウム吸着機構
建材へのセシウム吸着機構
除染土壌
研磨処理装置
超電導磁石
①磁気力制御を用いた汚染土壌の減容化
②住宅除染を中心としたCs吸着状態の解明
Member
秋山 庸子
行松 和輝
豊田 亘博
野村 直希
橋本 陽介
大槻 宗司
岡田 俊介
堀江 裕貴
建材中のセシウムの空間分布
絶縁性能の低下
放射線化学グループ
放射線による高分子の劣化過程を解明し,
将来のエネルギーを担う新材料を開発する。
核融合炉用超電導磁石絶縁材料の放射線照射効果
強度試験
分子構造の変化
有機高分子薄膜の電子線照射効果
①核融合炉用超電導磁石絶縁材料の照射効果に関する研究
②ナノリソグラフィーにおける有機高分子薄膜の電子線
照射効果に関する研究
Member
秋山 庸子
高橋知寛
丁 公桂
小林浩二
12
DDSグループ
磁気力を使って薬剤の体内での動態を制御し、
副作用の軽減、薬効の向上を目指す。
1 No cell lysate
2 Priming only
3 Alum
4 Magnetite
5 Alum-magnetite
磁気力補助型遺伝子導入法の
メカニズム
強磁性粒子の免疫応答評価
① 磁気力補助型遺伝子導入法の検討
② 磁気標的型薬剤配送システムに用いる強磁性粒子の免疫応答に関する研究 磁場回転型ドラッグデリバリー
システム
③ 磁場回転型ドラッグデリバリーシステムに関する基礎的研究
④ 無針注射器を用いた遺伝子導入に関する基礎的研究
Member
秋山 庸子
竹内 一将
三島 史人
長谷川 崇志
無針注射器を用いた遺伝子導入
福祉工学グループ
生体信号を利用して超高齢社会における安全安心と,
快適な生活環境を提供する。
工学的見地から感性を定量化する。
座位姿勢傾きの算出
座圧分布と画像解析による姿勢
計測システムの開発
毛髪のきしみの定量評価と
そのメカニズムの検討
座圧分布測定の実験風景
①座位時転倒・転落アセスメント・ツールの開発
②毛髪のきしみの定量評価とそのメカニズムの検討
③触感の物理モデルの構築
Member
秋山 庸子
森
座圧・足圧分布
達也
13
磁気アルキメデス法による構造異性体の分離
M1 小林 剛之
Separation of Structural Isomer
with Magneto-Archimedes Method
M1, Takayuki Kobayashi
有機化合物は工業から医療、日用品に至るまで幅広く利用されているが、原料中に構造異性体が含有されて
いるため分離する必要がある。主な分離方法として蒸留が用いられるが、構造異性体同士の沸点差は微小で
あるため、エネルギー消費が大きい。そこで本研究では、有機化合物の多くが反磁性であることに着目し、反磁
性体同士の分離に有効な磁気アルキメデス法に基づく磁気分離を構造異性体の分離に適用できないか検討し
た。一例としてフタル酸類を分離対象とし実験条件を調整することで、本手法による構造異性体の分離可能性
を示した。
Many products are composed of organic compounds and refined separating
structural isomers in their raw materials. Distillation is often used, but due to
the slight difference of structural isomers’ boiling points, it consumes high
energy. In this study, since most of organic compounds are diamagnetic, we
focused on magneto-Archimedes method. Utilizing it, we separated phthalic
acids and showed possibility of structural isomer separation.
図 分離の様子
磁気アルキメデス法による難燃性/非難燃性プラスチックの
分離に関する研究
B4 三澤 弘平
Study on Separation of Flame-retardant and Nonflameretardant Plastics Utilizing Magneto-Archimedes
Bachelor 4, Kohei Misawa
廃プラスチックのマテリアルリサイクル時に複数種の廃プラスチックが混合するため, 再生プラスチック
の品質が低下するという問題がある. そこで, 本研究では磁気アルキメデス法を用い, 一例として使用済
みトナーカートリッジから排出される難燃性/非難燃性プラスチックの分離を行い, 混合プラスチックの分
離可能性を示した.
Quality of mechanically recycled plastics made from mixed
plastics is low. In order to solve the problem, we tried to
separate flame-retardant and nonflame-retardant plastics
discharged from toner cartridges as an example of mixed
plastics by using magneto-Archimedes method. As a result,
we showed possibility of mixed plastics separation.
Fig. Condition of separation
14
磁気分離を用いた火力発電所給水中の酸化鉄スケール除去
M2 水野信洋
Removal of Iron Oxide Scale from Feed-water in Thermal Plant
using Magnetic Separation
Master 2, Nobumi Mizuno
火力発電所において配管の鉄系成分が給水中に溶け出し、ボイラーなどでスケール付着を起こしてい
る。スケール付着は熱交換効率の低下の原因の1つであり、発電効率を低下させている。高温下でス
ケールはマグネタイトとして析出するため、本研究では高温部における高勾配磁気分離法を用いたス
ケール除去を検討した。
In thermal plant, steel pipe elute into feed-water and causes scale
adhesion on boiler. Scale adhesion is one of the causes of decreased
heat-exchange efficiency and lead to decrease power generation
efficiency. Scales deposite as magnetite at high temperature, so we
examined scale removal utilizing high-gradient magnetic separation at
high temperature in this study.
Fig. Magnetic Separation System
超電導磁石を用いた高勾配 磁気分離法による火力発電給水中の
スケール除去 -磁気フィルターの設計M1 柴谷 沙織
Removal of scale from feed-water in thermal power plant by
High Gradient Magnetic Separation using superconducting
magnet -design of magnetic filterMaster 1, Saori Shibatani
火力発電所の効率を向上させるため、高勾配磁気分離法による新たな給水処理を検討している。これは給水中
の酸化鉄スケールを磁気力によって除去する手法である。本研究では、スケール除去装置の実用化に向けてメ
ンテナンス性を向上させることを目指し、シミュレーションと実験により磁気フィルターの設計を行った。
Schematic illustration of HGMS system
To improve thermal power plant efficiency, we proposed a new
water treatment system with High Gradient Magnetic Separation
(HGMS). This is a method to remove iron scale from feed-water by
magnetic force. In this study, we designed magnetic filter by
simulation and experiments in order to improve maintenance of the
scale removal device for practical use.
Schematic illustration of HGMS system
15
磁気分離法による火力発電給水中のスケール除去に関する研究
~酸化鉄スケールの化学形態と磁気分離効率~
M1・中西基裕
Study on removal of iron scale from feed-water
in thermal plant by magnetic separation
~chemical form of scale and efficiency of magnetic separation~
M1, Motohiro Nakanishi
近年、日本国内の火力発電の割合の増加に伴って、二酸化炭素の排出量が増加しており、その対策が求
められています。火力発電の発電効率を低下させる要因の一つとして、配管が腐食することによって発生
する酸化鉄スケールが挙げられます。配管へのスケール付着によって熱交換効率が低下するため、私は、
給水中の酸化鉄スケールを磁気分離によって除去するシステムに関する研究をしています。
Recently, the operation rate of thermal power plants has been increased which cause
increase in CO2 emission. To solve this problem, we focused on the iron oxide scales
deposited on the piping and boiler, which declines the heat exchange efficiency of
thermal power plants.
Figure 1 Experimental equipment
磁気分離法による発電所ボイラー給水系の
酸化鉄除去に関する研究 Ⅱ
研究員 岩本 謙一 ・ 大河原 賢一
Study on iron oxide removal from the power station
boiler by the magnetic separation method Ⅲ
Fellowship Researcher,Kenichi Iwamoto, Kenichi
Ookawara
地球の大気中CO2濃度が年々増大する(’14年世界平均;397.7ppm)中で温暖化の影響とみられる様々な気候
変動が現れている。火力発電所の熱効率は給水系の鉄酸化物等の付着で低下、結果CO2排出量が増大する。
CO2削減のため、超伝導マグネットを用いた高勾配磁気分離法が必要である。
The CO2 concentration in the atmosphere of the earth has been increasing year
by year, (2014’s global average it :397.7ppm of the increasing previous year
1.9ppm), then the various climate changes judged as influence of global warming
has appeared. The heat efficiency of the existing thermal power station is lowered
by the iron oxide which is present in the water supply system of it, so that
larger quantity of CO2 is released into atmosphere. In order to reduce CO2 ,
It is necessary for our technology that the iron oxide is removed by HGMS
(High Gradient Magnetic Separation system) using superconducting-magnet.
Magnetic field distribution near a
cylindrical magnetic wire
(2D polar coordinate, iso-field contour
map)
16
低温域の地熱資源有効活用のための
スケールの除去技術の開発
特任研究員 飯野 勝彦 、堀出 文男
Development of Removing Scale Technology for Utilizing
Geothermal Resources with Low Temperature Effectively
Fellowship Researcher,Katsuhiko Iino, Fumio Horide
2011年に発生した福島第一原発の事故を契機に再生可能エネルギーが見直されており、その一つ
の手段に地熱水を利用したバイナリー発電が注目されている。しかしバイナリー発電では、配管に付
着するシリカスケールが発電効率を下げることが問題となっており、本グループでは磁気力を利用し
たシリカスケールの除去装置の開発を行っている。
After the accident at Fukushima Daiichi Nuclear Plant in 2011, the
utilizing of renewable energy has been promoted. The binary cycle power
generation system using geothermal water is attracting the attention as one
of some renewable energy. The system has a problem that accumulation of
silica mineral called silica scale which causes a decreasing an efficiency on
binary cycle generation. Under the background, our group develops the
removing scale device using magnetic force.
Removing silica scale device
住宅除染を中心としたセシウム吸着状態の解明とその応用
M2 岡田 俊介
Clarification of Cs Adsorption States on Building
Materials
and its Application to Decontamination
Master 2, Shunsuke Okada
本研究は、住宅除染を中心とした放射性Cs吸着状態の解明を行った。住宅除染において除染率が比較的低く、
放射線量の高い屋根材を対象とし、福島県内で採取したセメント瓦、粘土瓦、トタン材、木材を用いて実験を行っ
た。これによって、材料ごとの放射性Csの吸着状態の違いを明らかにし、それぞれの材料に対する適切な除染
手法を提案した。
In this study, the Cs adsorption states on building materials were
studied in order to facilitate decontamination. Based on the results,
we have developed the methods to clean up radioactive cesium for
each material. It was shown that most of cesium distributes within
a few millimeters from the surface of cementitious materials. We
applied the results to the decontamination of concrete rubble
discharged by the decommissioning work in the Fukushima daiichi
nuclear power plant.
Spatial distribution of Cs
on building materials
9
17
磁気力制御を用いた汚染土壌減容化技術に関する研究
M1・行松和輝
Study on volume reduction of cesium contaminated soil
by magnetic separatuin
Master1, Kazuki Yukumatsu
原子力発電所事故以降の除染作業によって発生した汚染土壌について,その減容化技術が求められている。
Csは土壌中において粘土、特に2:1型粘土鉱物に強固に吸着されている。この2:1型粘土鉱物は常磁性である
ため、超電導磁石を用いた磁気分離法により選択的な回収が可能であると考えられえる。本研究では,2:1型粘
土鉱物の選択的分離に必要な磁気分離条件について検討を行った。
Large amount of cesium contaminated soil was occurred by the
nuclear power plant accident. It is known that cesium is
mainly adsorbed on the clay minerals, especially on the 2:1
type clay minerals. In this study, magnetic separation system
which could separate paramagnetic 2:1 type clay minerals has
been developed for volume reduction of contaminated soil.
Separation rate of 2:1 type clay minerals
表面研磨法によるセシウム汚染土壌の減容化に関する研究
B4 橋本 陽介
Study on Volume Reduction of Cesium Contaminated soils
by Surface Polishing
Bachelor 4, Yousuke Hashimoto
福島第一原子力発電所事故により発生した大量の汚染土壌の管理が問題となっており、汚染土壌の減容化が
必要とされている。現在、様々な減容化手法が研究されているが、本格的な実用化には到っていない。そこで、
本研究では表面研磨処理と分級を組み合わせた減容化手法の実用化に向けた検討を行った。
After the accident of Fukushima Dai-ichi nuclear power plant, volume
reduction technologies for cesium contaminated soils are needed. Our
previous study showed the possibility of dose reduction by classification
after surface polishing. In this study, for practical application of surface
polishing, we examined change in the dose reduction effect by enlarging
device. Surface polishing with iron ball and potassium carbonate solution
was also conducted for further dose reduction.
Fig. Large size ball-milling device
18
研気力制御を用いたセシウム汚染土壌の減容化に関する研究
~土壌有機物処理の検討~
B4 堀江 裕貴
Study on volume reduction of cesium contaminated soil
by magnetic separation
~Pretreatment of soil organic matter~
Bachelor 4, Hiroki Horie
福島第一原子力発電所事故により発生した汚染土壌の減容化手法として磁気分離法が検討されている。
しかし、腐植物質などの有機物と粘土鉱物の凝集により、セシウムを強固に吸着する2:1型粘土鉱物の選
択的分離が困難となっている。そこで、有機物を分解し、凝集を解消することで、2:1型粘土鉱物のより選択
的な分離を目指す。
We have developed a new volume reduction method of a large
amount of cesium contaminated soil by magnetic separation.
This study aims to disperse aggregations caused by soil organic
matter and selectively separate 2:1 type clay minerals.
セシウムの動態解析に基づく磁気力制御型除染法の開発
特任研究員 豊田 亘博 ・ 大槻 宗司
Development of Decontamination Method
Based on Dynamic States of Cesium
Fellowship Researcher,Nobuhiro Toyota, Soji Otsui
私たちのグループでは、汚染土壌から放射性セシウムを分離・回収する方法を見出し、除染作業で発生した
廃棄土壌の減容化に役立てる研究に取り組んでいます。放射性セシウムは、微細な粒子である粘土鉱物に
多く含まれており汚染土壌を分級すればその大半を分離・回収できます。セシウムは粘土鉱物の1:1構造と
の結合は弱く分離が容易であるのに対し、2:1構造では構造中に入り込み強く結合します。このため、粘土鉱
物から超電導磁石を用いて2:1構造を磁気分離する研究を行っています。
Our role is the exploration of a novel method to separate radioactive Cesium rich clay from
the soils collected by the decontamination tasks at Fukushima towards the practical use in
volume reduction of decontamination wastes. Cesium is more condensed by strong
adsorption onto the fine particle of clay mineral. Classification of soil enables the
efficient separation of Cesium rich clay from waste soil. Cesium atoms binds strongly
with the 2:1 type clay mineral since it tends to be taken in its crystal structure, while it
adsorbs weakly on 1:1 structure which gives its easy release. Therefore, separation of
2:1 structure from clay mineral mixtures provides higher Cesium recovery percentage.
A novel method of magnetic separation using super conductivity technology is being
studied to isolate 2:1 structure clay mineral.
19
Radiation Effects of Electron Beams on Organic Polymer
Thin Films in Nanolithography
D3 - Dinh Cong Que (丁公桂)
Electron beam irradiation sensitive materials are widely used in the fabrication of
nano-scale features and devices. These materials, which are normally organic
polymer resists, are irradiated by an electron beam during the fabrication process
or during a scanning electron microscope (SEM) inspection. The interaction of
electron beams and the polymer resist not only changes the solubility of the
resist but also makes the resist shrunk in size. This shrinkage
of the polymer resist makes the SEM inspection very difficult
to obtain their accurate sizes. Our research is to study both the
electron beam radiation effect, which are not fully understood,
and its shrinkage effect on the resist using electron beam
lithography and atomic force microscope (AFM).
Fig. An e-beam was irradiated
crossed a line-space pattern
核融合炉用超電導磁石絶縁材料の放射線照射効果に関する研究
‐組み合わせ応力下での破壊‐
M2 髙橋 知寛
Irradiation Effect on Insulation Material for Superconducting
Magnet of Nuclear Fusion Reactor - Fracture under Combined
Stress –
Master 2, Tomohiro Takahashi
核融合炉用の超電導磁石中で使用される絶縁材料は,核融合反応で発生する放射線により劣化し絶
縁性能が低下するため,耐放射線性の高い絶縁材料の開発が必要である.本研究では実際の応力状
態を考慮し,圧縮応力とせん断応力を同時に負荷できる試験治具を作製した.そして放射線を照射した
絶縁材料の組み合わせ応力下での強度を測定し,放射線照射効果を評価した.
Insulation materials are used in the superconducting magnet of nuclear fusion reactor.
The radiation accompanied with the nuclear fusion reaction causes the degradation of
insulation performance. Therefore it is necessary to develop the insulation
material with high radiation resistance. Considering to the actual condition,
the jig was developed which can apply compressive and shear stress
simultaneously. Mechanical strength of irradiated specimens under
combined stress was measured and irradiation effect was evaluated.
Fig. The image of test apparatus.
20
核融合炉用超電導磁石絶縁材料の照射効果に関する研究
-マトリックスと界面の照射効果の検討-
M1 小林浩二
Study on Irradiation Effect on the Insulating Materials for
Superconducting Fusion Magnet
- Examination in the iradiation effect of the marix and the interface Master 1, Koji Kobayashi
ITERで使用される超電導磁石の絶縁材料は、極低温および放射線環境下で優れた機械的強度が要求される。
本研究ではガラス繊維強化プラスチックを作製して、大気雰囲気と液体窒素環境下でそれぞれγ線を照射し、
照射温度と温度履歴ごとに照射効果について調査した。
The insulating material for the superconducting magnets in ITER is
needed to have the high mechanical strength in both the cryogenic
temperature and the radiationenvironment. In this study, we made
the glass fiber reinforcedplastics (GFRP), and then we irradiated them
with gamma radiation in either the room temperature or liquid nitrogen
temperature. After that we investigate the irradiation effect for each
irradiation temperature and temperature history.
Fig. ILSS of GFRP (DGEBA) irradiated in
RT and LNT up to 3 MGy
磁場回転型薬剤送達システムに関する研究
M2 竹内一将
Study on Magnetic Drug Delivery System
with Rotational Magneitc field
M2, Kazumasa Takeuchi
本研究では、従来の薬剤治療や外科手術では治療が困難な、体内深部の疾患を高効率に治療する手法の確立を
目的としています。これは薬剤担体としての強磁性粒子に薬剤を結合させ、この複合体を投与後に体外から回転磁
場を印加することで、磁場回転軸上に選択的に薬剤を集積させる手法です。細管とラット大動脈を用いて、模擬強
磁性薬剤の集積および病巣への送達の可能性を評価しました。
This study is aimed to establish the technique of efficient treatment of
the diseased point in deep area inside the patient body. In this technique,
drugs are bound to ferromagnetic particles as the carriers, then rotational
magnetic field (RMF) is applied from outside of the body. Herewith, the
drugs would be selectively accumulated on the central axis of the RMF.
The accumulation and delivery of model ferromagnetic drugs to the
diseased point is evaluated.
Fig. Experimental setup
21
無針注射器と磁気力を用いた遺伝子導入に関する基礎的研究
M1 長谷川 崇志
Fundamental Study on Gene Transfer
utilizing Jet Injectors and Magnetic Force
Master 1, Takashi Hasegawa
近年、ガンや生活習慣病の新しい治療法としてDNAワクチンが注目されている。この治療法の臨床応用には、
安全で効率的な遺伝子導入技術の確立が必要である。そこで本研究では、瞬間的な圧力により投与する無
針注射器と磁気力制御を用いた遺伝子導入手法を提案する。現在はレポーター遺伝子を用いて遺伝子導入
効率を評価している。
Recently, DNA vaccination attracts attentions for treatments of
cancers and lifestyle diseases. The safe and efficient gene transfer
method is needed for clinical application. In this research, a new
method of gene transfer is suggested, utilizing magnetic control
and jet injectors which inject liquid by momentary high pressure.
In current phase, the gene transfer efficiency of this method is
evaluated with the reporter gene.
Fig. Schematic diagram of jet injection
磁気力制御ドラッグデリバリーシステムに関する研究
~血液中における磁性薬剤の分散性~
B4 桐村 誠
A Study on Magnetic Drug Delivery System
“Dispersibility of Magnetite in Blood Plasma”
Bachelor 4, Makoto Kirimura
磁性薬剤が効率的に薬効を示すためには、飲作用で取り込まれる必要があるため、粒径を150 nm以下
にする必要がある。そのため、血液中での薬剤の凝集が問題となっている。しかし、血液中での凝集に
ついては解明されていないことが多い。そこで本研究では磁性薬剤の血液中での分散性の調査を目的
としている。
The diameter of magnetic drug is to be less than
150 nm for efficient medical treatment. There is an
issue that the drug particles aggregate in blood.
However, aggregation mechanism in blood has
hardly been researched. The purpose of this study
is to examine the dispersion of nanoparticles in blood.
Fig. Particle size distribution in blood plasma
22
毛髪のすべり性評価法の開発
特任研究員森 達也
Development of Evaluation Method of Tactile Sensation of
Human Hair
Researcher, Tatsuya Mori
人の肌に触れる製品(化粧品,繊維製品等)においては触感が重要な因子であるが、多くの場合その評価は官能評
価に頼っている。触感を、物理モデルを用いて表すことができれば、感覚に訴えかける製品開発が行いやすくなると
考えられる。本研究では、毛髪すすぎ時に生じる「きしみ」の物理現象を明らかにし、物理的指標により評価すること
を目的とした。
Tactile sensation is an important factor in the product such as
cosmetics and textiles which contact with the skin, but in many
cases evaluation of tactile sensation depends on thesensory evaluation.
If the tactile sensation is expressed by a physical model, the products
which appeal to human sensitivity will be developed. The objective of
this study is to evaluate "squeaky" sensation of human hair during hair
washing by a physical index, and to clarify the physicochemical factors
of the tactile sensation.
23
Fig. The difference of reactive force during
brushing before and after rinsing
6
研究業績リスト
原著, 論文 【査読有】
・
“Study on magnetic separation for decontamination of cesium contaminated soil by using superconducting
magnet”, S.Igarashi, N.Nomura, F.Mishima, Y.Akiyama, S.Nishijima, Physica C: Superconductivity and Its
Application, Vol.504, pp.144-147 (2014.2)
・
“Irradiation Effect on the Interface of the Composites Used as the Insulation Materials in the Nuclear
FusionReactor ”, M.Hayashi, Y.Nakata, F.Mishima, Y.Akiyama, S.Nishijima, Physics Procedia, Volume 58,
pp. 236–239 (2014.10)
・
“The Development of the Separation Apparatus of Phosphor by Controlling the Magnetic Force”, K.Wada,
F.Mishima, Y.Akiyama, S.Nishijima, Physics Procedia, Volume 58, pp.252–255 (2014.10)
・
「空気揚土撹拌式洗浄装置を用いた放射性セシウム汚染土壌の減容化―飯舘村と川内村における実証試験―」、惣
田訓;舟橋彌典、森本成樹(サンエイ)、大槻宗司、堀出文男;橋本卓典(石垣)、池道彦;山下学(石垣)、東利保(サ
ンエイ)、西嶋茂宏、環境技術、第 43 巻、12 号、pp.729-738 (2014.12)
・
“Study on Volume Reduction of Contaminated Soil by Radioactive Cesium Using Magnetic Separation”,
Y.Yoshida, K.Sekiya, N.Nomura, F.Mishima, Y.Akiyama, S.Nishijima, IEEE TRANSACTIONS ON APPLIED
SUPERCONDUCTIVITY, VOL. 25, NO. 3, Page(s)3700505 (2015.6)
・
“Removal of Iron Oxide With Superconducting Magnet High Gradient Magnetic Separation From
Feed-Water in Thermal Plant”, N.Mizuno, F.Mishima, Y.Akiyama, H.Okada, N.Hirota, H.Matsuura, T.Maeda,
N.Shigemoto, S.Nishijima, IEEE TRANSACTIONS ON APPLIED SUPERCONDUCTIVITY, VOL.25, NO. 3,
Page(s)3700804 (2015.6)
・
「土壌におけるセシウムの微視的動態に関する研究」、吉田有輝、三島史人、秋山庸子、西嶋茂宏、環境放射能除
染学会誌、3 巻、2 号、pp.65-72 (2015.6)
・
“Characterization of the melting process of PTFE using positron annihilation spectroscopy”, Y.Honda,
S.Nishijima, Journal of Physics,Conference Series 618 (2015) 012024, doi:10.1088/1742-6596/618/1/012024
・
“Feasibility of classification of clay minerals by using PAS”, Y.Honda, Y.Yoshida, Y.Akiyama, S.Nishijima,
Journal of Physics,Conference Series 618 (2015) 012037, doi:10.1088/1742-6596/618/1/012037
・
「磁気分離を用いたセシウム汚染土壌の減容化 」
、秋山庸子
No.4
・
三島史人
西嶋茂宏、環境放射能除染学会誌、Vol.3
p.243-252 (2015 年 12 月)
「磁気分離技術の最新展開 」
、西嶋茂宏、工業材料 、Vol.64
No.1
p.58-61 (2015 年 12 月 )
解説・総説
・
「磁気力を利用したプラスチック分別に関する研究」、西嶋茂宏、平成 25 年度共同利用研究成果報告書、pp.
21-25 (2014.9)
・
“Study on the Irradiation Effect of Organic Insulation Materials for the Superconducting Magnet”,
24
S.Nishijima, Y.Akiyama, F.Mishima, Y.Nakata, M.Hayashi, S.Imagawa, ANNUAL REPORT OF NATIONAL
INSTITUTE FOR FUSION SCIENCE, April2013-March2014, p.278, 2-1, 11 (2014.11)
学会発表
国際会議
International Symposium on Rheology , Sep.23-25,2015 (Kobe,JAPAN)
・
“Study on the Mechanism of Change in Frictional Property of Human Hair by Shampoo”, Y.Akiyama,
Y.Matsue, T.Mori, S.Nishijima, pp.308-309,3A10
The 6th International Forum on Magnetic Force Control IFMFC SEOUL 、2015 年 10 月
・
“Study
of
Structutural
Isomer
Separation
with Magneto-Archimedes
Technoiogy” 、Shigehiro
.Nishijima
・
“Study on magnetic separation device for scale removal from feed-water in thermal power plant”、 Saori
Shibatani, Motohiro Nakanishi, Nobumi Mizuno, Fumihito Mishima, Yoko Akiyama, Hidehiko Okada,
Noriyuki Hirota, Hideki Matsuura, Tatsumi Maeda, Naoya Shigemoto, Shigehiro Nishijima 、
・
“Study on volume reduction of cesium contaminated soil by magnetic separation” 、Kazuki Yukumatsu, Naoki
Nomura, Fumihito Mishima, Yoko Akiyama, Shigehiro Nishijima
International Conference on Magnet Technology 24 、2015 年 10 月
・
Study on volume reduction of cesium contaminated soil by magnetic separation 、Kazuki Yukumatsu, Naoki
Nomura, Fumihito Mishima, Yoko Akiyama, Shigehiro Nishijima
・
Study on magnetic separation device for scale removal from feed-water in thermal power plant 、Saori
Shibatani, Motohiro Nakanishi, Nobumi Mizuno, Fumihito Mishima, Yoko Akiyama, Hidehiko Okada,
Noriyuki Hirota, Hideki Matsuura, Tatsumi Maeda, Naoya
学会発表
国内会議
第 54 回日本生体医工学会大会
・
2015年5月8日 (名古屋国際会議場)
「磁気誘導薬剤配送システムの開発」
、西嶋茂宏、日本生体医工学会誌生体医工学
第53巻特別号プログラム・抄
録集、Vol.53, Suppl.1, 2015, p.40, OS16-4
第91回2015年度春季低温工学・超電導学会
くばセンター共用講堂)
・
2015年5月27-29日 (産業技術総合研究所つ
「磁気力制御を用いたセシウム汚染土壌の減容化に関する研究~磁気分離のための前処理方法~」、秋山庸子、 関
谷一輝、行松和輝、野村直希、三島史人、西嶋茂宏、第91回2015年度春季低温工学・超電導学会
講演概要集、
p.51, 1D-p02
・
「低温域の地熱資源有効活用のためのシリカスケール除去用磁気分離装置の開発」
、三島史人、秋山庸子、西嶋茂
宏; 阪口圭一、佐々木宗建(産総研);高木史昭、奥村嘉賀男(超電導機構)、第91回2015年度春季低温工学・超電
導学会 講演概要集、p.66, 1P-p14
・
「磁気アルキメデス法を用いた構造異性体の分離」
、小林剛之、三島史人、秋山庸子、西嶋茂宏、第91回2015年度
春季低温工学・超電導学会
講演概要集、p.44, 1D-a01
25
・
「磁気分離法による火力発電給水中のスケール除去に関する研究~酸化鉄スケールの化学形態と磁気分離効率~」、
中西基裕、水野信洋、三島史人、秋山庸子、西嶋茂宏;岡田秀彦、廣田憲之(物材機構);松浦英樹、前田龍己、
講演概要集、p.48, 1D-a05
重本直也(四国総研)、第91回2015年度春季低温工学・超電導学会
・
「磁気分離法による火力発電給水中のスケール除去に関する研究―磁気フィルターの設計―」
、柴谷沙織、水野信
洋、三島史人、秋山庸子、西嶋茂宏;岡田秀彦、廣田憲之(NIMS);松浦英樹、前田龍己、重本直也(四国総研)
、
第91回2015年度春季低温工学・超電導学会
・
講演概要集、p.49, 1D-a06
「磁気力制御を用いたセシウム汚染土壌の減容化に関する研究~磁気分離条件の検討~」、行松和輝、野村直希、
三島史人、秋山庸子、西嶋茂宏、第91回2015年度春季低温工学・超電導学会
・
「核融合炉用超電導磁石絶縁材料の照射効果に関する研究」
、小林浩二、高橋知寛、三島史人、秋山庸子、西嶋茂
宏、第91回2015年度春季低温工学・超電導学会
・
講演概要集、p.95, 2C-a07
「無針注射器と磁気力を用いた遺伝子導入に関する基礎的研究」
、長谷川崇志、三島史人、秋山庸子、西嶋茂宏、
講演概要集、p.136, 3A-p01
中神啓徳、第91回2015年度春季低温工学・超電導学会
第4回
・
講演概要集、p.50, 1D-p01
環境放射能除染研究発表会 2015年7月8-9日 (タワーホール船堀)
「セシウム移行処理による汚染土壌減容化手法の検討」
、秋山庸子、関谷一輝、野村直希、三島史人、西嶋茂宏、
第4回環境放射能除染研究発表会要旨集、p.28, S6-4
・
「磁気分離法を用いた汚染土壌減容化に関する研究」
、行松和輝、野村直希、三島史人、秋山庸子、西嶋茂宏、第4
回環境放射能除染研究発表会要旨集、p.29, S6-5
第14回 磁気力制御・磁場応用
・
夏の学校 2015年9月3-4日 (石川県勤労者福祉文化会館)
「超電導磁石を用いた高勾配磁気分離法による火力発電所給水中のスケール除去に関する研究-磁気フィルターの
設計- 」
、柴谷沙織、中西基裕、水野信洋、三島史人、秋山庸子、西嶋茂宏、第14回
磁気力制御・磁場応用
夏
の学校、P-1
・
「無針注射と磁気力を併用した遺伝子導入に関する基礎的研究 」
、桐村誠、長谷川崇志、中神啓徳、三島史人、秋
山庸子、西嶋茂宏、第14回
・
磁気力制御・磁場応用
「磁気分離法を用いたCs汚染土壌の減容化技術に関する研究
三島史人、秋山庸子、西嶋茂宏、 第14回
・
夏の学校、P-2
~磁気分離条件の検討~ 」、橋本陽介、行松和輝、
磁気力制御・磁場応用
夏の学校、P-3
「磁気力制御を用いたCs汚染土壌の減容化に関する研究~磁気分離のための前処理方法~」
、堀江裕貴、野村直希、
行松和輝、三島史人、秋山庸子、西嶋茂宏、 第14回
磁気力制御・磁場応用
夏の学校、P-4
・
・
「磁気アルキメデス法を利用した構造異性体の分離」
、三澤弘平、小林剛之、三島史人、秋山庸子、西嶋茂宏、
・
「超電導磁石を用いた高勾配磁気分離法による火力発電所給水中のスケール除去に関する研究-磁気フィルター
第14回 磁気力制御・磁場応用
夏の学校、P-5
の設計- 」
、柴谷沙織、中西基裕、水野信洋、三島史人、秋山庸子、西嶋茂宏、第14回
磁気力制御・磁場応用
夏
の学校 、P-1
第92回 2015年度秋季 低温工学・超電導学会
・
「磁気分離法を用いた汚染土壌減容化技術に関する研究」
、行松 和輝,三島 史人,秋山 庸子,西嶋 茂宏、第92
回
・
2015年12月2日~3日(姫路商工会議所)
2015年度秋季 低温工学・超電導学会
「磁気分離法による火力発電給水中のスケール除去に関する研究
~ 」、
:中西 基裕,水野
信洋,三島
史人,秋山 庸子,西嶋
26
~酸化鉄スケールの化学形態と磁気分離効率
茂宏(大阪大学)
;岡田
秀彦,廣田
憲之(物
材機構)
;松浦
英樹, 前田
龍己(四国総研)
;重本
2015 年度 秋季低温工
直也(元四国総研) 、第92回
学・超電導学会
・
「核融合炉用超電導磁石絶縁材料の放射線照射効果に関する研究‐組み合わせ応力下での破壊‐ 」、髙橋 知寛,
2015 年度 秋季低温工学・超電導学会
小林浩二,三島 史人,秋山 庸子,西嶋 茂宏 、第92回
・
「セシウム動態に基づく汚染コンクリート瓦礫の除染・減容化技術に関する研究 」
、岡田 俊介, 三島 史人,秋山
庸子,西嶋 茂宏 、2015度 秋季低温工学・超電導学会
・
「無針注射器と磁気力を用いた遺伝子導入に関する基礎的研究 」
、長谷川崇志,三島 史人,秋山 庸子,西嶋 茂
宏,中神 啓徳 、第92回
・
秋季低温工学・超電導学会
「核融合炉用超電導磁石絶縁材料の照射効果に関する研究-マトリックスと界面の照射効果の検討- 」
、小林浩二
高橋知寛 三島史人
・
2015年度
秋山庸子
西嶋茂宏
2015年度
、第92回
秋季 低温工学・超電導学会
「:磁気分離法による火力発電給水中のスケール除去に関する研究―磁気フィルターの設計― 」
、柴谷沙織,中西
基裕,水野信洋,三島史人,秋山庸子,西嶋茂宏,岡田秀彦,廣田憲之,松浦英樹,前田龍己,重本直也 、第92
回
・
2015年度 秋季低温工学・超電導学会
「超電導磁石を用いた磁気分離による 火力発電所給水中のスケール除去」
、水野
三島 史人,秋山 庸子,西嶋
茂宏,松浦
英樹,前田
龍己,重本
信洋,柴谷 沙織, 中西 基裕,
2015年度秋季
直也, 第92回
低温工
学・超電導学会
・
「磁気アルキメデス法による構造異性体の分離 」
、小林
剛之、三島
史人、秋山
庸子、西嶋
茂宏、第92回
2015年度 秋季低温工学・超電導学会
第14回 低温工学・超伝導若手合同講演会
・
2015年12月11日(大阪市立大学文化交流センター)
「核融合炉用超電導磁石絶縁材料の照射効果に関する研究-マトリックスと界面の照射効果の検討- 」、小林浩二、
高橋知寛,三島史人,秋山庸子,西嶋茂宏 、第14回
・
低温工学・超伝導若手合同講演会
「無針注射器と磁気力を用いた遺伝子導入に関する基礎的研究 」
、三島 史人,秋山 庸子,西嶋 茂宏,中神 啓
徳 、第14回低温工学若手合同講演会
・
「磁気分離法による火力発電給水中のスケール除去に関する研究」
、中西 基裕,水野
庸子,西嶋 茂宏(大阪大学)
;岡田
秀彦,廣田
憲之(物材機構)
;松浦
信洋,三島
英樹, 前田
史人,秋山
龍己(四国総研)
;
重本 直也(元四国総研) 、第14回低温工学・超伝導若手合同講演会
・
「磁気アルキメデス法による構造異性体の分離 」
、小林
回
剛之、三島
史人、秋山
庸子、西嶋
茂宏、第14
低温工学・超電導若手合同講演会
報告書【その他】
・
「材料研究会だより」
、西嶋茂宏、低温工学、Vol.50, No.1, 2015, pp.43-44、2015 年 1 月
・
2014 年度調査研究会活動報告「多次元拘束磁場の発生と物質応答に関する調査研究会」
、西嶋茂宏、三島史人、
低温工学、第 50 巻、第 5 号、pp.270-273、2015 年 5 月
・
男女共同参画活動、大谷中学校、中3医進コース(女子中学生)講義、
「シャンプーと化粧品のものづくりの秘密
~工学的に見る毛髪と皮膚~」
、秋山庸子、コンベンションセンター、2015 年 7 月
27
・
サロン「福島は今?」
、西嶋茂宏、低温工学、第 50 巻、7 号、pp.382-384、2015 年 8 月
・
特別レポート:震災から 4 年半、除染の現場をたどる
-福島復興ツアー参加者からの報告-、
「寄稿①
福島復興
支援ツアー その狙いと成果」
、環境施設、No.141、p.2-9、2015 年 9 月
・
口頭発表に関する座長のセッション報告、セッション5「減容技術 1」
、環境放射能除染学会誌、
Vol.3,No.3,pp.124-125、ISSN2187-8382 、2015 年 9 月
招待・依頼講演
【西嶋
・
茂宏】
「土壌汚染に関する「除染」についての現況」、西嶋茂宏、日本における『環境問題』に対する取り組み方とは?
-「放射能汚染」の現状と今後のあり方-、主催:一般社団法人
日本リスクマネジャネットワーク(JRMN)、大
阪大学中之島センター、2014 年 12 月 15 日
・
S8-6「中国など海外における超電導マグネットの商用化の拡大」
、西嶋茂宏、平成 27 年電気学会全国大会 シンポ
ジウム講演
S8:高温超電導マグネットの実用化に向けて、主催:一般社団法人
電気学会、東京都市大学
世
田谷キャンパス、2015 年 3 月 24 日
・
「そうだ、福島へ行こう!~今、福島に何ができるのか~」、西嶋茂宏、市民公開講座、研究室ツアー、主催:西
嶋研究室、2015 年 4 月 29 日
・
講義Ⅱ「磁気分離の基礎Ⅰ」、西嶋茂宏、第14回
磁気力制御・磁場応用
夏の学校、石川県勤労者福祉文化会
館 2F ホール、主催:電気学会「除染技術への超電導磁気力制御法の適用」調査専門委員会、2015 年 9 月 3 日
・
「土壌減容化のためのバーミキュライトの磁気分離」
、西嶋茂宏、環境放射能除染学会
第 10 回講演会、主催:一
般社団法人環境放射能除染学会 、2015 年 9 月 29 日
・
「超電導機器実用化に向けての考察」
、西嶋茂宏、低温工学・超電導学会
2015 年度第 3 回関西支部講演会、主
催:(社)低温工学・超電導学会関西支部、大阪大学吹田キャンパス A1・113 号室、2015 年 11 月 13 日
【秋山
・
庸子】
「シャンプー・化粧品のひみつ~いかにして若返るか~」、秋山庸子、市民公開講座、研究室ツアー、主催:西嶋
研究室、2015 年 4 月 29 日
・
「化粧品開発における使用感・感触評価~機器分析と官能評価の相関性~」、秋山庸子、化粧品開発における使用
感・感触の定量化技術と触感デザイン、 主催:株式会社テックデザイン 、テックデザイン会議室(サガ・フラ
ット 202)
、2015 年 5 月 29 日
・
「福島の現状と超電導磁気分離システムを利用した除染技術の動向」、秋山庸子、第1回「除染技術への超電導磁
気力制御法の適用」調査専門委員会、主催:社団法人電気学会「超電導磁気分離システムを利用した除染技術」
調査専門委員会、フォーラムミカサ エコ、2015 年 7 月 30 日
・
「製品開発に活かす触感の定量化、使用感の測定と評価~スキンケア製品、ヘアケア製品、繊維製品の事例をも
とに~」
、秋山庸子、主催:株式会社R&D支援センター、大阪市中央区ドーンセンター4F大会議室 3、2015 年
10 月 6 日
・
「界面相互作用に着目した触感のメカニズムの検討」
、秋山庸子、主催:日本油化学会「第 47 回
洗浄に関する
シンポジウム」
、大阪科学技術センター(OSTEC)8階中ホール、2015 年 10 月 21 日
・
「磁気分離法を用いたセシウム汚染土壌の減容化」
、秋山庸子、低温工学・超電導学会
28
2015 年度第 3 回関西支
部講演会、主催:(社)低温工学・超電導学会関西支部、大阪大学吹田キャンパス A1・113 号室、2015 年 11 月
13 日
・
「五感で楽しむ物理学 ~感覚のメカニズムとものづくりへの応用~」
、秋山庸子、高大連携活動「高校生出前授業」
講師、大阪府立春日丘高等学校、主催:公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団、2015 年 11 月 20 日
・
「化粧品開発における使用感・感触評価
~機器分析と官能評価の相関性から物理メカニズムの解釈へ~ 」
、秋
山庸子、主催:株式会社テックデザイン
日比谷記念ホール、2016 年 2 月 26 日
【三島
・
史人】
「磁気分離法による地熱発電地熱水中からのシリカ除去の試み」
、三島史人、低温工学・超電導学会
2015 年度
第 3 回関西支部講演会、主催:(社)低温工学・超電導学会関西支部、大阪大学吹田キャンパス A1・113 号室、
2015 年 11 月 13 日
著書
・
“Materials Processing in Magnetic Fields”,共著、西嶋 茂宏、他、Edited by H.Wada, H.J.Schneider-Muntau、
NEW APPLICATIONS OF MAGNETIC SEPARATION USING SUPERCONDUCTING MAGNETS AND
COLLOID CHEMICAL PROCESSES、pp.220-225、NEW APPLICATIONS OF MAGNETIC FIELD TO
HUMAN FRIENDLY MATERIALS AND HUMAN SUPPORTIVE SYSTEMS、pp. 243-248、World Scientific
Publishing Co.Pte.Ltd.、2005 年 4 月
・
「磁性ビーズのバイオ・環境技術への応用発展」
、分担共著、西嶋茂宏、他、監修:半田宏、阿部正紀、野田紘憙、
3.薬剤の磁気輸送(DDS)技術、株式会社シーエムシー出版、2006 年 4 月
・
「化粧品大全~各行程における留意点・ノウハウ集~」
、分担共著、西嶋茂宏、他、第 8 章第 11 節化粧品使用感と
レオロジー特性―「なめらかと感じる化粧品の設計―」
、株式会社情報機構、2006 年 7 月
・
「排水・汚水処理技術集成」
、分担共著、吉田隆、西嶋茂宏他、第 4 章磁気分離法による排水・汚水処理事例 1.超
伝導高勾配磁気分離法による廃水処理システム、pp.553-559、株式会社エヌ・ティー・エス、2007 年 5 月
・
「超電導の応用最新技術」
、分担共著、監修:塚本修己、第 16 章磁気分離、pp.191-200、株式会社シーエムシー
出版、2008 年 5 月 29 日、第1刷発行(ISBN 978-4-7813-0016-0 c3058)
・
「電気学会技術報告第 1120 号 超電導応用機器設計基礎技術」
、分担共著、西嶋茂宏他、社団法人電気学会、2008
年6月
・
「各種事例から学ぶ官能評価~実施計画・実施時の留意点からパネル管理の実際、データ解釈・取扱いまで~」
、
分担共著、西嶋茂宏、秋山庸子他、第 9 章第 5 節化粧品使用感設計に用いる官能評価とオロジー・トライボロジ
ー、pp.216-226、株式会社情報機構、2008 年 7 月 29 日第一刷発行(ISBN 978-7-904080-07-8)
・
「化粧品の使用感評価法と製品展開」監修:秋山庸子,西嶋茂宏、株式会社シーエムシー出版、2008 年 12 月 25
日発行(ISBN 978-4-7813-0072-6)
・
「レオロジーの測定とコントロール一問一答集」
、分担共著、
「第 18 節スキンケア製品の塗り心地を評価するに
は?」
、秋山庸子、西嶋茂宏、pp.219-226、㈱技術情報協会、2010 年 9 月発行
・
「共創・協奏 -産学連携成功のキーワード-」
、分担共著、
【第一章
医療・創薬を支える新しい技術の展開】
「磁
場で遠隔のものを動かす-体内の薬を磁場で動かす試み-」
、西嶋茂宏、pp.111-119、独立行政法人科学技術振興機
構 JST イノベーションプラザ大阪、株式会社アズトリー、2011 年 7 月発行
29
・
「動的粘弾性の測定とデータ解釈 事例集」
、分担共著、
「第 3 節粘弾性の観点から見たスキンケア製品の塗り心地
と使用感」
、秋山庸子、西嶋茂宏、pp.289-298、㈱技術情報協会、2012 年 6 月発行
・
「新商品開発における【高級・上質・本物】感を付与、演出する技術」
、分担共著、第 2 章【高級感/上質感/本
物感】の各調査、評価、測定方法、
「材料の触感設計のための手法と課題~いかにして触感を測るか?~」
、秋山
庸子、西嶋茂宏 、pp.55-60、㈱技術情報協会、2012 年 8 月発行
・
「これ 1 冊でわかる 超伝導実用技術」
、分担共著、55 項、
「超伝導磁気分離」
、西嶋茂宏、pp.122-123、未踏科学
技術協会 超伝導科学技術研究会
・
編著 、日刊工業新聞社、2013 年 2 月発行
「化粧品、医薬品、健康食品、美容、生活用品における皮膚の測定・評価法バイブル」
、分担共著、第 2 部
製品の評価編、 第 5 章
使用感評価を行いたい、第 1 節
各種
化粧品と医薬品(さっぱり感,しっとり感,べたつき
など)、秋山庸子、西嶋茂宏、pp.535-541、株式会社技術情報協会、2013 年 5 月発刊
・
「電気学会 125 年史」
、分担共著、第 2 部、B 部門、1 編、2 章、3 節 3-3「超電導磁気分離装置」
、西嶋茂宏、p.327、
一般社団法人電気学会、2013 年 10 月発行
・
「官能評価活用ノウハウ・ 感覚の定量化・数値化手法」
、分担共著、第 6 章
官能評価でよく起こる問題、トラブ
ル 第 1 節 機器測定と官能評価のデータ相関、秋山庸子、pp.153-155、株式会社技術情報協会、2014 年 6 月発
刊
・
「化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数量化・定量化」
、分担共著、第 3 章
ニズムと数値化・定量化~使用感を科学する~、第 1 節
触感・肌触りの発現メカ
使用感に影響を与えるさまざまな物理的因子と人の感
性との相関、秋山庸子、pp.27-37、サイエンス&テクノロジー、2014 年 10 月発行
・
「エマルションの特性評価と新製品開発、品質管理への活用」
、分担共著、第5章
ョンの分析、製品評価、第 3 節
香粧品分野におけるエマルシ
スキンケアエマルジョンのレオロジー測定と使用感評価、秋山庸子、pp.289-292、
㈱技術情報協会、2014 年 10 月発行
・
「放射性物質対策技術~除去、モニタリング、装置・システム開発~」
、分担共著、第 1 編
の他注目される技術、第 1 節
除去技術、第 4 章
そ
高勾配磁気分離法を用いた汚染土壌の減容化技術、野村直希、西嶋茂宏、pp.121-129、
㈱エヌ・ティー・エス、2015 年 2 月発行
発明, 特許
特許確定, 特許原簿登録済
・
「磁気分離方法及び磁気分離装置」
特許第 3479690 号
出願人
大阪大学長
発明者
西嶋茂宏, 他 2 名
・
「磁気分離方法及び磁気分離装置」
特許第 3538640 号
出願人
大阪大学長
発明者
西嶋茂宏, 他 2 名
・
「磁気分離方法及び磁気分離装置」
特許第 3513597 号
出願人
大阪大学長
発明者
西嶋茂宏, 他 2 名
・
「被磁気分離体の製造方法及び被磁気分離体」
武田真
他1名
・
特許第 3513594 号
出願人
大阪大学長
発明者
西嶋茂宏、
・
「磁性体の製造方法, 磁性体及び砥粒」 特許第 3541219 号 出願人
他1名
・
「温熱治療装置, マイクロカプセル及び注射剤」 特願 2004-30729 号 公開番号 2006-116083 (公開日H18 年
30
大阪大学長
発明者
西嶋茂宏、
武田真一、
5 月 11 日)出願人
大阪大学長
発明者
西嶋茂宏、武田真一、他 2 名
・
「磁性粒子を用いた遺伝子導入法および DDS(Drug Delivery System)の確立」
阪大学長 発明者 西嶋茂宏、武田真一、他 1 名
特願 2004-107897 出願人
・
「三次元誘導装置及び方法、並びに薬剤配送システム」 国際出願番号 PCT/JP2005/014480 国際公開番号
WO2006/03550A1 (公開日 2006 年 4 月 6 日)出願人 大阪大学長 発明者 西嶋茂宏、武田真一
大
公開広報通知済
・
「新規な5-アルコキシ-2-(2-ピリジルアゾ)フェノール化合物及び前記化合物を含む新規な光応答性 LB 膜並び
にその用途」出願人 理化学研究所 発明者 泉 佳伸 他 4 名
公開特許公報 特開平 11-158148,1999.6/15
受賞暦
【西嶋 茂宏】
・ Int. Cryog. Mater. Conf., 1987 Best Paper Award
【三島 史人】
・ 2015 年 大阪大学総長奨励賞
・ 平成 2 年 低温工学協会大島海外渡航賞
【学
生】
・ 2004 年 日本機械学会機素潤滑設計部門 福祉工学
シンポジウム 2004 優秀講演(受賞者:大塚廉太郎)
・ 平成 9 年 大阪ニュークリアサイエンス協会賞
・ 平成 11 年 低温工学協会大島記念優良発表賞
・ 平成 17 年 第 4 回磁気分離夏の学校 ベストポスタ
ー賞受賞(受賞者:三島史人)
・ 2003 年度 RADIOISOTOPES 誌論文奨励賞
・ 平成 17 年 第 53 回レオロジー討論会 ポスター賞
・ 平成 17 年 2005 年春季低温工学・超電導学会, 優良
(受賞者:山本洋志郎)
発表賞
・ 平成 18 年 日本放射線安全管理学会第 5 回学術大会
・ 平成 19 年未踏科学技術協会 超伝導科学技術賞
優秀ポスター賞(受賞者:松尾陽一郎)
・ 平成 19 年度国立大学法人大阪大学教育・研究功績賞
・ XVth
ICMMB (Singapore),
Young Investigator Award (受賞者:山本洋志郎)
・ 平成 23 年度 (社)日本原子力学会 永年会員表彰
・ 平成 19 年 第 11 回 RADIOISOTOPES 誌 論文奨
・ 平成 24 年 ㈶クリーン・ジャパン・センター 第 16
励賞受賞(受賞者:三町博子)
回リサイクル技術開発本多賞
・ 平成 21 年 日本原子力学会第 6 回関西支部賞・学生
・ 平成 25 年 公益社団法人土木学会環境工学委員会
賞(受賞者:松尾陽一郎)
第 50 回環境工学研究フォーラム環境技術・プロジェ
クト賞
・ 平成 21 年 日本原子力学会 2009年春の年会優
秀ポスター発表賞(受賞者:横山和也)
・ 平成 21 年 RADIOISOTOPES 誌 論文奨励賞(受賞
者:松尾陽一郎)
・ 平成 23 年 第 10 回 2011 磁気力制御・磁場応用 夏
の学校
・ 平成 24 年 2014 年春季 低温工学・超電導学会 優
【秋山 庸子】
・ 2006 年
15th International Conference on
Mechanics in Medicine and Biology (ICMMB)
Young Investigator Award
・
2007 年
RADIOISOTOPES 誌
・
2014 年 大阪大学総長奨励賞
・
2015 年 大阪大学総長奨励賞
審査員特別賞(受賞者:中川公太)
良発表賞(受賞者:中川公太)
・ 平成 24 年 第 11 回 2012 磁気力制御・磁場応用 夏
の学校
輝)
論文奨励賞
優秀ポスター賞(受賞者:関谷一輝・吉田有
・ 平成 24 年 日本放射線安全管理学会 第 11 回 学術
大会
優秀プレゼンテーション賞(受賞者:吉田有輝)
・ 平成 24 年度 大阪大学工学賞(受賞者:吉田有輝)
31
・ 平成 25 年 第 12 回 2013 磁気力制御・磁場応用 夏
の学校 優秀発表賞(受賞者:岡田俊介)
・ 平成 26 年 第 13 回 2014 磁気力制御・磁場応用 夏
の学校 優秀発表賞(受賞者:長谷川崇志)
・ 2014 年
27th International Symposium on
Superconductivity 最優秀賞(受賞者:柴谷沙織)
・ 平成 26 年度 日本原子力学会フェロー賞(受賞者:
𠮷田有輝)
・ 平成 27 年 2014 年春季 低温工学・超電導学会 優
良発表賞(受賞者:竹内一将)
・ 平成 27 年 第 14 回 2015 磁気力制御・磁場応用 夏
の学校 優秀発表賞(受賞者:柴谷沙織)
・ 平成 27 年 第 14 回低温工学・超伝導若手合同講演
若手奨励賞(受賞者:小林剛之)
報道・取材など
2015 年 2 月 12 日 日刊工業新聞 17 面
2015 年 12 月 28 日
福島民友
1面
研究室見学
・
2015 年 4 月 29 日
市民研究室見学
・
2015 年 8 月 10 日
オープンキャンパス
・
2015 年 8 月 11 日
夏の研究室体験
32
・
2015 年 10 月 3-4 日
金光学園サイエンスハイスクール
7
社会貢献・研究助成・共同研究
社会貢献(学会活動・委員)
≪西嶋 茂宏≫
▪
低温工学協会 関西支部
▪
新磁気科学会 運営委員会
▪
NPO 法人
委員
幹事
▪
大阪大学 学内学生団体顧問教員(ソフトテニス部)
▪
大阪大学原子力安全委員会放射線安全管理部会
大阪エクステンションセンター
委員
▪
副理事長
▪
大阪大学工業会 海外交流助成審査委員
▪
大阪大学
▪
大阪大学 入試委員
▪
大阪大学 入試小委員
▪
大阪大学工学研究科 入試委員
▪
大阪大学工学研究科 入試小委員
▪
低温工学・超電導学会 材料研究会委員
▪
社団法人大阪ニュークリアサイエンス協会 参与
▪
智の木協会 理事
▪
大阪大学工学研究科 教育学務国際室員
▪
電気学会 「超電導磁気分離システムを利用した除
金光学園中学・高等学校
スーパーサイエンスハイ
スクール運営指導委員会委員
CALL システムワーキング委員
▪
大阪大学エックス線障害予防規定検討ワーキング
グループ 委員
▪
低温工学・超電導学会「多次元拘束磁場の発生と物
質応答に関する調査研究会」 主査
▪
福島県放射能除染見える化推進コンソシアム
委員長
▪
近畿大学原子力研究所原子炉施設安全委員会
委員
染技術」調査専門委員会 委員長
≪秋山 庸子≫
▪
低温工学・超電導学会
▪
一般社団法人 日本レオロジー学会 代表委員
▪
応用福祉工学研究会 感性重視型技術分科会
関西支部
幹事
▪
日本磁気科学会
▪
国立大学法人福島大学
特定事項(国際会議)
共生システム理工学類
客員准教授
▪
代表
大阪大学工学研究科
共同大実験棟運営委員会
▪
除染技術研究会 事務局
▪
大阪大学 全学相談員
▪
大阪大学
無機廃液管理責任者
▪
大阪大学工学研究科 部局相談員
▪
大阪大学
排水管理責任者
▪
大阪大学 男女共同参画 WG 委員
委員
≪三島 史人≫
▪
電気学会 「超電導磁気分離システムを利用し
た除染技術」調査専門委員会 幹事補佐
▪
低温工学・超電導学会「多次元拘束磁場の発生
と物質応答に関する調査研究会」 幹事
33
▪
工学研究科
評価委員会
▪
工学研究科
省エネルギー専門委員会
研究助成
▪ 平成 20~21 年度コスメトロジー研究振興財団助成金
微構造設計』
『触動作の特徴抽出による化粧品の使用感評価』
▪ 平成24~25年度環境省
▪ 平成 19~21 年度 NEDO 技術開発機構委託事業
『空気揚土撹拌式洗浄装置を用いた放射性セシウム汚
『固体高分子形燃料電池実用化戦略的技術開発/次世
染土壌の減容化方法の開発』
代技術開/陽電子消滅法を利用した固体高分子形燃料
▪ 平成 25 ~ 2 7 年度独立行政法人新エネルギー・産業
電池電解質膜の精密解析法の研究開発』
▪ 平成 20~22 年度
核融合科学研究所
受託研究
技術総合開発機構(NEDO) 受託研究
一般共同研究
『低温域の地熱資源有効活用のためのスケール除去技
『有機物電気絶縁材料の照射効果』
の開発』
▪ 平成 22 年度立石科学研究振興財団助成金
▪ 平成 25 ~28 年度独立行政法人科学技術振興機構
受
『生体信号を利用した体性感覚の客観評価システムの
託研究『磁気分離法による発電所ボイラー給水中の酸化
開発』
鉄除去』
▪ 平成 22~23 年度 NEDO 技術開発機構委託事業
▪ 平成 25~26 年度環境省受託研究
『固体高分子型燃料電池実用化推進技術開発/次世代
『セシウムの動態解析に基づく除染シナリオの構築と
技術開発/固体高分子電解質膜の高感度劣化評価シス
磁気力制御型除染法の開発』
▪ 平成 27 年度 (公財)新技術開発財団 東日本大震災復興
テムの研究開発』
▪ 平成 22~24 年度核融合科学研究所
一般共同研究
支援特定研究助成 2014
『放射線照射による超電導磁石用有機絶縁材料の劣化
『福島汚染土壌の新奇減容化技術の開発』
▪ 平成 27 年度 日本原子力研究開発機 委託研究
過程に関する研究』
▪ 平成 22~23 年度核融合科学研究所
双方向型共同研究
『核融合炉用超伝導マグネット有機絶縁材料の照射
『除去土壌の磁気分離による滅容技術開発に
関する研究』
▪ 平成 25~27 年度核融合科学研究所
効果』
▪ 平成 23 年度独立行政法人新エネルギー・産業技術総合
開発機構(NEDO) 受託研究
一般共同研究
『シアネートエステル系有機絶縁材料の照射効果に関
する研究』
▪ 平成 26-28 年度独立行政法人日本学術振興会
『磁気アルキメデス法によるレアアース(酸化セリウ
科学研
ム)のリサイクル技術開発およびリサイクルシステム
究費補助金
の構築』
『高次な触感設計を目指した快・不快の物理モデルの
▪ 平成 21~24 年度独立行政法人日本学術振興会
構築』
▪ 平成 26-28 年度独立行政法人日本学術振興会
『精密に制御された磁気力による薬剤配送システムの
開発』
▪ 平成 24 年度独立行政法人日本学術振興会
基盤研究(C)
究費補助金
科学研究費
補助金 若手研究(B)
『材料中の水の挙動に着目した触感重視型材料の
34
基盤研究(C)
『磁気セルソーターの開発』
科学研
共同研究
・
核融合科学研究所
・
大阪府産業デザインセンター
・
首都大学東京
・
株式会社ウィズ
・
神戸大学
・
東洋紡績株式会社
・
新潟大学
・
大阪府立産業技術総合研究所
・
福島大学
・
クラシエホームプロダクツ株式会社
・
宇都宮大学
・
宇部興産株式会社
・
岩手大学
・
株式会社マエダマテリアル
・
帯広畜産大学
・
P&Gイノベーション合同会社
・
大阪大学医学部
・
株式会社四国総合研究所
・
大阪大学医学部保健学科
・
株式会社CNK
・
大阪市立大学大学院
・
富国生命保険相互会社
・
北陸先端科学技術大学院大学
・
信越化学工業株式会社
・
大阪府立産業技術総合研究所
・
大正製薬株式会社
・
産業技術総合研究所関西センター
・
株式会社菊池製作所
・
大阪大学産業科学研究所ナノテクノロジーセンター
・
株式会社林原
・
大阪大学産業科学研究所量子ビーム科学研究施設
・
住電半導体材料株式会社
・
株式会社オーエステック
・
社会福祉法人円融会
・
株式会社 MSエンジニアリング
・
NEOMAXエンジニアリング株式会社
・
磁気制御技術研究会
看護学研究科
35
主な就職先
平成13年度卒業
平成19年度卒業
・
日本オラクル㈱
・
日立メディコ㈱
平成25年度卒業
・
㈱神鋼環境ソリューション
・
㈱NTTデータ
・
大日本印刷㈱
・
神戸市役所
・
東京エレクトロン
・
トヨタ自動車㈱
・
住友電気工業㈱
・
㈱東芝
・
三井造船㈱
・
スズキ㈱
・
三菱重工業㈱
・
三洋電気㈱
・
ブラザー工業㈱
・
㈱富士通BSC
・
大阪大学
・
住重試験検査㈱
アサヒホールディングス㈱
平成14年度卒業
平成20年度卒業
・
・
ソフトウエア興業㈱
・ 本田技研㈱
平成26年度卒業
・
富士通㈱
・ ㈱クボタ
・
パナソニック㈱
・
警察庁
・ NTT西日本
・
大正製薬㈱
・
奈良先端大学院大学
・ 三菱重工㈱
・
三菱日立パワーシステムズ㈱
・
旭硝子㈱
・
日本板硝子㈱
・
東レ㈱
平成15年度卒業
・ 福井大学
・
全日本空輸㈱
平成21年度卒業
・
ゼノクリスト
・
Panasonic
平成16年度卒業
・
㈱アルトナー
・
㈱日産自動車
平成22年度卒業
・
日亜化学工業㈱
・
住友電気工業㈱
・
セーレン㈱
・
プライスウォーターハウスク
平成17年度卒業
ーパース㈱
・
ゼノクリスト
・
三菱重工業㈱
・
㈱アルプス技研
・
西日本旅客鉄道㈱
・
㈱NTTデータ
・
エア・ウォーター㈱
・
ダイキン工業㈱
・
三井住友銀行
・
岡村製作所
平成23年度卒業
・
㈱キーエンス
・
㈱エヌ・ティ・ティ・ドコモ
・
住友生命
・
宇部興産㈱
・
三井造船㈱
・
ソニーエリクソンモバイルコ
平成18年度卒業
ミュニケーションズ
・
本田技研㈱
・
ソニーコンピュータエンタテ
・
㈱神戸製鋼所
インメント
・
㈱日立製作所
平成24年度卒業
・
兵庫県
・
住友化学㈱
・
東洋紡績㈱
・
ダイキン工業㈱
36
平成27年度卒業
・
旭硝子株式会社㈱
・
ヤンマー㈱
・
住友ゴム工業
・
三重県庁
8 西嶋研究室の一年
2015.2.18-20 卒業論文・修士論文発表会
4年生.7名の卒業論文、博士前期課程学生10名の修士論文の発表会が行われました。 皆、練習の成果もあり、
しっかりと発表ができました。
4年生は今後の研究に対する新たな視点が得られたり、質問に対する受け答えの練習にもなり、実のある発
表会となりました。 発表会の後は研究室で打ち上げを行いました♪
2015.2.24 核融合科学研究所見学
秋山准教と放射線化学グループの高橋君が岐阜県土岐市にある核融合科学研究所を訪問し、LHD(大型ヘリ
カル装置 )の施設を見学しました。研究所の先生方は気さくで物知りな方ばかりで、とても有意義な時間を過ご
すことが出来ました。見学では,核融合研究の現状について教えていただき、核融合実現に向けた最前線の取
り組みを学びました。また、放射線化学グループで行っている研究について研究所の方と議論を交わすことで、
研究を進める上でのヒントを得ることが出来ました。
2015.2.27 産業科学研究所 量子ビーム科学研究施設報告会
放射線化学グループの小林君と、除染グループの行松君が産研報告会に参加し、ポスター発表を行いました。
二人とも卒業論文の内容で発表を行い、様々な分野の方々と活発な議論を行い、これらの議論を今後の研究に
生かせていけるようにしたいそうです。
37
2015.3.12-13 福島県内での磁気分離除染実験
除染グループの野村君、行松君が福島県伊達市内にて、対向型永
久磁石を用いた実汚染土壌の磁気分離実験を行いました。また、
伊達市で行う最後の実験であったため、撤収作業を行いました。
実験場がどんどんときれいになっていくのは、壮観でした。
2015.3.23 卒業式・謝恩会
B4とM2の卒業式・謝恩会がありました。
西嶋教授から卒業論文・修士論文を手渡しでいた
だきました。またM2の先輩方には、後輩からプレ
ゼントが渡されました。
M2のみなさん今までありがとうございました。
2015.4.18 4年生歓迎会
新しい4年生4名(桐村君、橋本君、堀江君、三澤君)の歓迎会を行いました。
研究室の学部・修士の学生は全部で14名になり、研究室のにぎやかさが戻ってきました。
38
2015.4.28
西嶋研究室春合宿
茨木市 忍頂寺スポーツ公園 竜王山荘にて、
1泊2日の研究室合宿を行いました。
昼は安全講習を受け、夜は懇親会で親睦を深め
ました。
2015.4. 29 西嶋研BBQ 研究室見学
毎年恒例となった“西嶋研究室春の大懇親会”が今年も開催されました。
今年は新たにダンスプレゼンテーションがあったほか、
秋山准教が「シャンプー・化粧品のひみつ~いかにして若返るか~」、
西嶋教授が「そうだ、福島へ行こう!~今、福島に何ができるのか~」と
いうテーマでそれぞれご講演いただき、盛りだくさんの内容になりました。
39
2015.5.27-29 第89回 春季低温工学・超電導学会
産業技術総合研究所つくばセンターでの上記学会に参加しました。
M1の6名全員が口頭発表を行い、実りある議論を交わしました。
またM2の竹内君は、昨年度春季の同学会で優良発表賞を受賞した
ため、今回の受賞式に出席しました。
2015.6.14-15 福島復興支援ツアー
低温工学・超電導学会主催の福島復興支援ツアーに参加しました。
ツアーでは津波の被災地や南相馬市内仮置場を見学し、除染情報プラザでセミ
ナーを行いました。震災から4年を経た今でも当時の爪痕が残っており、被害の
深刻さを痛感しました。
B4の4名が原子力発電所事故について各自のテーマ別に発表を行いました。
40
2015 .6.22-24 福島県南相馬市での除染実験
福島県南相馬市菊池製作所工場にて、
分級と磁気分離実験を行いました。
2015.7.6 環エネコミ
環エネ・BEの研究室がそれぞれ決められたテーマに沿った料理を持ち寄って、
2・3回生等と一緒に楽しく交流しました。
今回のテーマは「M3棟の夜明け~朝はパン!パンパパン!~」で、
西嶋研はホットケーキを作って振る舞いました。
7.6はM1小林浩二君のお誕生日でした
2014.8.7 オープンキャンパス
高校生や中学生を中心に、オープンキャンパスが開
かれ、西嶋研究室は主に研究内容の説明や進路に
対するアドバイス(?)を行いました。
特に、磁石を用いたデモ実験に歓声が上がりました。
41
2015.8.11 高校生夏の研究室体験
高校生への研究室見学が行われました。
この見学では、火力発電や温泉発電の仕組みや、福祉までの除染の
取り組みなど、説明と模擬実験を合わせて説明を行いました。
2015.8.28 大阪市立大学看護学部との座位姿勢計測実験
大阪市立大学看護学部の白井みどり先生と、
4名の女子学生さんたちとともに,秋山准教授が
長時間車いすやいすに座った時の座位姿勢の変化に
ついての被験者実験を行いました。
被験者としてご協力くださったスタッフ・学生の皆さん,
ありがとうございました。
2015.9.3-4 磁気力制御・磁場応用夏の学校
おめでとう~~!!
B4学生4名とM1学生1名が、石川県金沢市にて
行われた磁気力制御・磁場応用夏の学校に参加
しました。
B4にとっては初めての外部発表となり、他大学の
学生と交流を深め、活発な議論を交わしました。
またM1柴谷さんが優秀発表賞を受賞しました。
42
2015.10.3 金光学園サイエンスチャレンジ
大学の実験室にて、金光学園の学生のみなさんと一緒に中和滴定の実験や
ゴム鉄砲づくり、割りばしカーレースを行いました。
大学生も童心にかえり、高校生との交流を深めました。
2015.10.20-24 MT24, IFMFC2015
韓国ソウルにて行われたMT24とIMFMC2015にM1学生2名と西嶋教授が参加しました。
それぞれの学会にて研究内容に対して活発な議論が交わされ、勉強になりました。
2015.10.27 核融合科学研究所 試験装置見学
M2の高橋君が、ITERの絶縁材料開発の実験に向けて、試験装置の
確認のため核融合科学研究所へ出張しました。
2015.11.13 低温工学超電導学会関西支部 第3回講演会
“超電導磁気力応用機器実用化に向けた試み~
ユーザーと研究者の協奏~”というテーマで低温工
学会の講演会が大学にて開催されました。
研究室からは、西嶋教授、秋山准教、三島助教が
講演されました。
2015.11.27 第10回応用福祉シンポジウム
西嶋教授、秋山准教が応用福祉シンポジウムに参加され、
より良い福祉用具のために活発にディスカッションをされ
ました。
43
2015.12.2-04 低温工学・超電導学会秋の大会
2015年度秋季低温工学・超電導学会が姫路市文化セン
ターで開催され、M2・M1の合わせて10名が口頭発表を
行いました。
他の研究者の発表を聞いて自身の研究に関する新たな
知見を得たほか、姫路城見学など姫路観光も楽しみまし
た。修繕された姫路城はとてもきれいでした。
2015.12.5超電導市民講座(バンドー青少年科学館)
神戸市のバンドー青少年科学館にて超電導講座が開催され、西嶋研究室からは12名がボランティアスタッフとして
参加しました。市民の方に向けて超電導の仕組みについての説明やデモ実験を行いました。小さなお子様が興味
津々でデモ実験に夢中になっている様子を見て癒されました。
44
2015.12.10-12 福島県南相馬市内での除染実験
南相馬市内で、除染グループが畑土の分級実験を行いました。
この実験では、これまでと違った種類の土壌で実験を行ったため、
新たな知見が得られました。
2015.12.11 低温工学若手講演会
M1学生4名が低温工学・超電導若手合同講演会にて
口頭発表を行いました。
年齢が近い研究者の発表を聴き、刺激を受けました。
またM1小林(剛)君が若手奨励賞を受賞しました。
2015.12.21-23南相馬工場磁石設置
南相馬市菊池製作所工場にて、超電導磁石の設置
が行われました。菊池製作所とNIMSの協力により、
無事に設置が完了しました。
2015.12.26-28 南相馬超電導磁石初回実験
超電導磁石を用いた初めての磁気分離実験を行いました。
様々なトラブルがありましたが、無事に実験を行うことができました。
45
46
Nishijima Lab 2014
2015年
西嶋研究室 Tシャツ
What’s New!!
N Lab.
47
48
Division of Sustainable Energy and
Environmental Engineering,
Graduate School of Engineering,
Osaka University
3F, A1 Bldg. 2-1 Yamadaoka,
Suita, Osaka 565-0871, Japan
TEL&FAX: +81-6-6879-7896
e-mail: [email protected]
URL http://www.see.eng.osaka-u.ac.jp/seeqb/seeqb/
https://www.facebook.com/nishijima.lab
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2-1
A1棟3F
大阪大学大学院工学研究科
環境・エネルギー工学専攻
西嶋研究室:西嶋 茂宏
TEL&FAX: 06-6879-7896
大阪大学大学院工学研究科
環境・エネルギー工学専攻
Division of Sustainable Energy and Environmental Engineering
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