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カスペルスキー アンチウイルス 2011 for Mac

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カスペルスキー アンチウイルス 2011 for Mac
カスペルスキー
アンチウイルス
2011 for Mac
お使いになる前に
インストールする
起動・停止する
基本的な操作
レポートを見る
設定を変更する
ライセンス
付録
1
2
3
4
5
6
7
8
本書について
本書とその他の情報入手方法
本書の構成
本書について
1
本書では、カスペルスキー アンチウイルス 2011 for Mac(以下、カスペルスキー アンチ
ウイルス)の機能、操作、設定方法について、以下の構成で説明します。
∙ お使いになる前に
お使いになる前に知っておいていただきたいカスペルスキー アンチウイルスの主な機
能、主要なウインドウ、各部の機能の概要について説明します。
∙ インストールする
カスペルスキー アンチウイルスの動作環境、インストール操作、アンインストール操作
について説明します。
∙ 起動・停止する
カスペルスキー アンチウイルスの自動開始、手動起動・停止、プロテクション機能の一
時停止・再開方法について説明します。また、インストール後初めてカスペルスキー
アンチウイルスを起動した時に必要な確認操作、メニューバーのアイコンの表示と操作
について説明します。
∙ 基本的な操作
カスペルスキー アンチウイルスのメインウインドウに表示される保護状態の確認、ス
キャン、定義データベースのアップデート、通知画面が表示された場合の対処方法など、
メインウインドウで行う基本的な操作方法を説明します。
∙ レポートを見る
カスペルスキー アンチウイルスのレポートウインドウの表示、ファイルアンチウイル
ス機能やスキャン機能で検知されたオブジェクトやイベントの確認、危険なオブジェク
トを駆除する方法、レポートの設定の変更方法について説明します。
∙ 環境設定を変更する
[環境設定]ウインドウで行うプロテクション、スキャン、アップデートなどの各機能の設
定方法を説明します。
∙ ライセンス
ライセンス情報の表示、更新方法や、アクティベーションについて説明します。
「ライセンス」の後には、困ったときの対処方法や索引などが記載されています。
∙ 付録(トラブルシューティング・用語集)
よくある質問の回答や、セキュリティ関連用語の解説を記載しています。
その他の情報入手方法
∙ ヘルプを参照する
ヘルプは、メインウインドウの [ヘルプ]をクリックして表示します。また、各ウイン
ドウの (ヘルプ)をクリックすると、現在表示されている関連項目のヘルプを直接表
示することができます。ヘルプでは、設定や応用操作など、より詳しい説明を参照する
ことができます。
本書について
1
∙ サポート情報を参照する
メインウインドウの [サポート]をクリックすると、[サポート]ウインドウが表示さ
れます。お使いのカスペルスキー アンチウイルスのバージョン、定義データベースリ
(これらの情報
リース日時、Mac OSのバージョンなど、システム情報を確認できます。
は、テクニカルサポートへのお問い合わせの際、必要になる場合があります。)
[サポート]ウインドウの[お問い合わせ]をクリックすると、お問い合わせ用のWebサ
イトが開きます。また、[テクニカルサポート]をクリックすると、テクニカルサポート
サイトが表示されます。お問い合わせ用のWebサイト、テクニカルサポートのサイト
では、製品の機能や使用方法に関する有益な情報、新着情報、よくある質問と回答などを
参照することができます。
∙ PDFマニュアルを参照する
店頭でパッケージをお買い上げの場合、CD-ROMにPDFマニュアルが含まれています。
また、カスペルスキーのWebサイトのダウンロードページから、PDFマニュアルをダウ
ンロードできます。
本書の表記について
· 本書では、Mac OS X 10.5または10.6を使用した場合の操作手順を説明しています。ま
た、Mac OS X 10.6で表示される画面を使用しています。お使いのOSや、環境によって
は、実際の操作方法や画面とは異なる場合があります。
· 本書の操作説明では、以下の表記を使用しています。
画面に表示されるウインドウ名、タブやセクション名、項目名、ウインドウ内のボタン名、
メニューやコマンド名は[ ]で囲んで表記します。
[メールによるイベ
例:[環境設定]ウインドウの、[全般]タブの[通知]をクリックし、
ント通知を有効にする]にチェックを付けて、
[設定]をクリックする。
階層になっているコマンドメニューは「−」で続けて記載します。
例:[Finder]−[アプリケーション]−[カスペルスキー アンチウイルス 2011]
· 画面は開発中のものです。ご使用の製品に表示される画面と、画面デザインおよび画面
に表示されている文言が若干異なる場合があります。
目次
本書について
目次
2
本書とその他の情報入手方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
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本書の構成 ・
2
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その他の情報入手方法 ・
3
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本書の表記について ・
3
1 お使いになる前に
主な機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
主な画面の名称と機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
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メインウインドウ ・
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環境設定ウインドウ・
9
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・10
レポートウインドウ ・
2 インストールする
動作環境 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
インストールする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
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・12
インストールを始める前に ・
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・13
インストール操作 ・
アンインストールする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
3 起動・停止する
カスペルスキー アンチウイルスを起動・終了する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
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・18
自動開始する ・
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・18
手動で起動・終了する ・
インストール後はじめて起動したときに必要な作業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
プロテクション機能を一時停止・再開する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
メニューバーのアイコンを使う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
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・21
アイコンから保護状態を確認する・
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・21
アイコンから操作する・
4 基本的な操作
コンピュータの保護状態を確認する(プロテクション)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
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・22
保護状態を確認する ・
定義データベースとプログラムをアップデートする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
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・23
定義データベースの状態を確認・アップデートする・
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・24
アップデート前の状態に戻すには(ロールバック)・
2
目次
スキャンする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
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・25
スキャンの種類・
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・25
手動でスキャンする ・
通知が表示されたら ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
5 レポートを見る
レポートウインドウを表示する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
レポートウインドウから処理を実行する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
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・30
オブジェクトを駆除する ・
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・30
オブジェクトを隔離する ・
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・31
バックアップされたオブジェクトを削除・復元する ・
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・32
レポートをテキストファイルに書き出す・
レポートの設定を変更する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
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・33
隔離とバックアップの期間を変更する ・
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・33
保存するイベントとレポートの保存期間を設定する ・
6 設定を変更する
プロテクション機能を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
・
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・34
ファイルアンチウイルス機能を有効・無効に設定する ・
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・34
セキュリティレベルを設定する・
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・36
ウイルスが検知された場合の処理方法を設定する・
スキャン方法を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
・
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・37
セキュリティレベルを設定する・
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・38
ウイルスが検知された場合の処理方法を設定する・
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・39
スキャン対象オブジェクトのリストを編集する ・
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・40
スキャンのスケジュールを設定する(実行モード)・
アップデート動作を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41
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・41
アップデートのスケジュールを設定する(実行モード)・
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・42
アップデートファイルを複数のコンピュータで共有する ・
検知する脅威と除外ルールを設定する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
Web ブラウザに危険サイト診断の拡張機能をインストールする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
プロキシサーバを設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49
イベントの通知方法を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
カスペルスキー アンチウイルスの動作を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
・
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・51
コンピュータ起動時に自動的に起動する・
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・51
バッテリー稼動時のスキャンを無効にする・
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・51
アプリケーションのアイコンを Dock 内に表示する ・
保護設定を読み込む・書き出す ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
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・52
設定を書き出す ・
2
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・52
設定を読み込む ・
目次
7 ライセンス
ライセンスを表示・更新する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
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・53
ライセンスを表示する ・
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・
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・53
ライセンスを更新する ・
アクティベーションを実行する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
8 付録
トラブルシューティング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55
用語集 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57
使いに
主な機能
カスペルスキー アンチウイルスは、様々な保護機能によって、ウイルス、スパム、悪意ある
オブジェクトなどの脅威からコンピュータのデータを保護します。カスペルスキー アン
チウイルスの機能の概要について説明します。
· プロテクション機能(ファイルアンチウイルス)(22ページ)
1
お使いになる前に
ファイルをリアルタイムで監視し、ウイルスなどの脅威を検知した場合は、駆除または隔
離し、コンピュータを保護します。コンピュータ上のすべてのドライブのファイルにユー
ザがアクセスするたびに、あらかじめ設定されたスキャンモードに従って、スキャンを実
行します。
· スキャン(25ページ)
ファイルアンチウイルス機能によるリアルタイム保護に加えて、定期的にスキャンを行う
ことができます。ファイルアンチウイルスでは検知されなかった悪意あるオブジェクトの
感染を未然に防ぎます。次の3つのスキャンを選択できます。
−スキャン:ファイル、
フォルダ、
ドライブ単位でスキャンします。
−完全スキャン:すべてのハードディスクをスキャンします。
−簡易スキャン:システムファイルやシステムライブラリを含むフォルダなど、重要な領
域を選んでスキャンします。
· 定義データベースとモジュールのアップデート(23ページ)
Kaspersky Labのアップデートサーバから、スキャンに使用する定義データベースやプロ
グラムをダウンロードします。常に最新の状態に保つことにより、日々出現するウイルス
からコンピュータを保護します。
· 隔離フォルダの利用(30ページ)
ウイルスに感染した可能性のあるファイルが検知された場合、そのファイルを隔離フォル
ダに移動できます。定義データベースがアップデートされた後、隔離フォルダ内のファイ
ルの再スキャン、
駆除、
復元が可能です。
· バックアップ保存先フォルダの利用(31ページ)
感染したファイルを駆除、削除する前に、コピーを作成し、バックアップ保存先フォルダに
安全に保存しておくことができます。このフォルダから、
ファイルの復元が可能です。
· イベントの通知とレポート機能(27、28ページ)
本ソフトウェアの実行中に発生したイベントをポップアップウインドウと警告音で通知
することができます。また、各機能の動作をレポートとして詳細に記録することができま
す。レポートウインドウから、オブジェクトの駆除などの操作も可能です。
主な画面の名称と機能
メインウインドウ
お使いになる前に
1
カスペルスキー アンチウイルスの各機能、操作の中心となる画面です。コンピュータの
保護状態、実行したスキャンの情報、データベースのアップデート状況が表示されていま
す。
表示するには
次のいずれかの方法でメインウインドウを表示します。
·
·
[アプリケーション]−[カスペルスキー アンチウイルス 2011]を選択します。
Finderで、
メニューバーでカスペルスキー アンチウイルスのアイコン
から[カスペルスキー アンチウイルス]をクリックします。
をクリックし、表示されるメニュー
1
2
3
4
5
6
7
8
1 ボタン部
各ボタンをクリックすると、それぞれの機能のウインドウが表示されます。
レポート
レポートウインドウを表示します。実行中のタスク、完了したタスクの状況
(検知したオブジェクトやイベント、アップデートの履歴など)、設定内容の
レポートウインドウが表示されます。また、このウインドウから、隔離フォ
ルダ、バックアップ保存先フォルダにアクセスできます。
環境設定
環境設定ウインドウを表示します。プロテクション、スキャンなど、カスペ
ルスキー アンチウイルスの各機能の設定を行うことができます。
ヘルプ
ヘルプウインドウを表示します。
サポート
サポートウインドウを表示します。このウインドウからテクニカルサポー
トサイトとお問い合わせ用のWebサイトにアクセスできます。
2 情報表示部
コンピュータの現在の保護状態が表示されます。スキャンまたはアップデートを行っているとき
はその進行状況が、完了時はタスクの結果が表示されます。
3
スキャン
スキャン、簡易スキャン、完全スキャンのいずれかを実行できます。
4 インジケータ
コンピュータの現在の保護状態が以下の色で表示されます。
· 緑(正常):コンピュータが正常に保護されていることを示します。
· 黄(注意):カスペルスキー アンチウイルスの設定または動作に問題があり、コンピュータの保護
に一部問題があることに注意を喚起しています。
· 赤(危険):カスペルスキー アンチウイルスの設定または動作に問題があり、コンピュータが危険
な状態にあることを警告しています。
これらの問題を解決するには、インジケータをクリックしてセキュリティアシスタントを起動し
ます。
6
1
お使いになる前に
5
アップデート
クリックすると、定義データベースとモジュールをアップデートします。
ライセンス
現在のライセンス情報(ライセンス番号、有効期間、ライセンスの種類)を表示するウインドウが表
示されます。このウインドウからライセンスのアクティベーションや更新を行うことができます。
7 定義データベース情報表示部
定義データベースの最終アップデート日時と状態が表示されます。
8 スキャン情報表示部
スキャンされたオブジェクト数、検知・駆除された危険なオブジェクト数が表示されます。
環境設定ウインドウ
環境設定ウインドウでは、各機能やツールの設定を
管理できます。
表示するには
メインウインドウの
[環境設定]をクリックします。
上部のタブで、機能をクリックすると、それぞれの環
境設定ウインドウが表示されます。
プロテクション
ファイルアンチウイルス機能の有効・無効、セキュリティレベルや処理の設定
を確認、変更できます。
スキャン
スキャンの対象、セキュリティレベル、処理方法、実行モードなどの設定を確認、
変更できます。
KSN
Kaspersky Security Network (KSN)への参加、対応ブラウザの拡張機能の設定
脅威
監視やスキャンの対象、除外する対象の設定を確認、変更できます。
アップデート
定義データベースアップデートの実行モード、処理やロールバック設定などの
確認、変更ができます。
ネットワーク
プロキシサーバの設定を確認、変更できます。
レポート
レポートウインドウに保存するログやイベント、保存期間、隔離・バックアッ
プの期間、トレースログの有効・無効設定などの確認、変更ができます。
を確認、変更できます。
サービス
カスペルスキー アンチウイルスの自動実行、バッテリー稼動中の動作、保護設
定ファイルの読み込みなどの設定の確認、変更ができます。
画面
通知するイベントの設定、アプリケーションのアイコンの設定などの確認、変
更ができます。
レポートウインドウ
お使いになる前に
1
レポートウインドウでは、カスペルスキー アンチウイルスの動作に関する詳細なレポー
トを表示できます。
表示するには
メインウインドウの
クリックします。
[ レ ポ ー ト ]を
左部のタブで、カテゴリーを選択すると、
右部にそれぞれのレポートが表示され
ます。レポートウインドウからファイ
ルアンチウイルス、スキャン、アップ
デートの各タスクを開始および停止す
ることができます。また、レポートをテ
キスト形式で保存することも可能です。
レポート
ファイルアンチウイルス、スキャン、アップデートの処理中に記録されたイベ
ントが、以下の項目別に集計されます。
·
·
·
·
10
検知:検知された危険なオブジェクトの数が一覧表示されます。
イベント:カスペルスキー アンチウイルスの動作中に発生したイベントが
一覧表示されます。
隔離:隔離フォルダに移動されたオブジェクトが一覧表示されます。
バックアップ:バックアップ保存先フォルダに保存されたオブジェクトが一
覧表示されます。
実行中のタスク
現在実行中のタスクが一覧表示されます。タスクを実行せず、ファイルアンチ
ウイルスを無効にしていると、一覧には何も表示されません。
完了したタスク
完了したタスクが一覧表示されます。完了したタスクをすべて表示するか、ま
たは最新のものから20 件表示するかを選択できます。
2
インス
トールする
動作環境
カスペルスキー アンチウイルスを使用するためには、以下の環境が必要です。
OS
CPU
Mac OS X v10.5 ∼ v10.7
Intelプロセッサ(Power PCには対応しておりません。)
512 MB 以上
※ 必要メモリ容量を搭載していても、常駐プログラムやサービスの数
によっては、メモリ不足のエラーが発生します。こうした場合は、
常駐プログラムやサービスを停止し空きメモリを確保するか、安定
した動作をさせるにはメモリの増設をおすすめします。
2
インストールする
メモリ
270 MB 以上の空き容量
ハードディスク必要容量
※ お使いのハードディスクのフォーマット形式や確保容量などによ
り、必要容量は異なります。
※ 定義データベースのサイズやレポートの作成状況により、必要容量
は変動します。
※ レポートや隔離、バックアップで使用する容量は、プログラムの設
定で変更できます。
· インターネット接続環境(製品アクティベーション時、定
義データベースおよびモジュールアップデート用)
その他
· CD-ROM対応のドライブ(店頭でパッケージをお買い上げ
の場合)
· Kaspersky Security Network (KSN)の危険サイト診断に
対 応 す る ブ ラ ウ ザ は、Safari 5、Google
Firefox 4です。
Chrome 6、
最新の動作環境につきましては、下記のサイトをご覧ください。
http://www.kaspersky.co.jp/kaspersky-anti-virus-for-mac
∙ 重要な注意事項
· 本製品をお使いになる前に、使用許諾契約にご同意いただく必要があります。
· ライセンス有効期限は、OSで選択している時間帯(タイムゾーン)の設定に従い、グ
リニッジ標準時から換算された時刻です。なお、1年間(12か月)は 365 日間とし、
ライセンスは当該期間末日(OSで選択している時間帯で表示された日)の 24 時ま
で有効です。
· 同じアクティベーションコードを使用したコンピュータでのライセンス有効期限日
は、アクティベーションを実行した日時に関わらず、同じ有効期限日となります。こ
の場合、最初にアクティベーションしたコンピュータに表示されている日時が、ライ
センス有効期限日となります。
11
インストールする
インストールを始める前に
インストールを始める前に、以下の点を確認してください。
インストールする
2
∙ 管理者のユーザ情報を準備する
カスペルスキー アンチウイルスを使用するユーザでログインします。ログインした
ユーザが管理者アカウント以外の場合は、インストールの途中で管理者アカウントの
ユーザ名とパスワードを入力する必要があります。
※
[システム環境設定]の
Mac OS Xで最初に設定するユーザアカウントが管理者アカウントです。
[アカウント]で確認することができます。
∙ ほかのセキュリティ対策ソフトをアンインストールする
すでにほかのセキュリティ対策ソフトがインストールされている場合は、インストール
を開始する前にアンインストールしてください。アンインストールの方法は、インス
トールされているセキュリティ対策ソフトのマニュアルをご覧ください。
∙ 起動しているアプリケーションをすべて終了する
∙ インターネットに接続可能な状態にする
ライセンスのアクティベーションをはじめ、カスペルスキー アンチウイルスのインス
トール時、操作時にはインターネットへの接続が必要です。
∙ 有効なアクティベーションコードまたはキーファイルを用意する
インストールの途中で、ライセンスを認証するためのアクティベーションを実行します。
このとき、有効なアクティベーションコードまたはキーファイルが必要です。なお、ア
クティベーションは、インストール後に行うことも可能です。
アクティベーションコード
パッケージに同梱されているか、ダウンロード版購入時のメールに記載されている20桁の英数字
です。
お知らせ
ライセンスの種類と複数のコンピュータへのインストール
ライセンスの種類によっては、カスペルスキー アンチウイルスを複数のコンピュータにインストー
ルできます。メインウインドウの (ライセンス)をクリックして、ライセンスウインドウを表示す
ると、現在のライセンス情報が確認できます。
12
インストール操作
カスペルスキー アンチウイルスをコンピュータのハードディスクにインストールします。
インストールは、画面の指示に従って進めます。
1
インストーラを起動する
店頭でパッケージをお買い上げの場合:
2
インストールする
コンピュータのCD-ROMドライブに、本製品のCD-ROMを入れます。
インストール開始画面が表示されます。
ダウンロード販売をご利用の場合:
ダウンロードしたファイルを実行します。
インストール開始画面が表示されます。
2
インストールを開始する
① インストーラをダブルクリックします。
インストールを実行するかどうかを確認するメッセー
ジが表示された場合は、[続ける]をクリックしてくだ
さい。
[ようこそ カスペルスキー アンチウイルス 2011 イン
ストーラへ]ウインドウが表示されます。
②[続ける]をクリックします。
[大切な情報]ウインドウが表示されます。
③ 製品の特長とシステム要件を確認します。
④[続ける]をクリックします。
[使用許諾契約書]ウインドウが表示され
ます。
13
3
使用許諾を確認する
① 使用許諾契約書を読んで、内容を確認しま
す。
②[続ける]をクリックします。
ソフトウェア使用許諾条件への同意を求
めるメッセージが表示されます。
③[同意する]をクリックします。
[Kaspersky Security Network への参加
インストールする
2
に関する同意]ウインドウが表示されます。
4 Kaspersky Security Network
へ参加する
①[Kaspersky Security Network データ収集に関する声明]を読んで、内容を確
認します。
Kaspersky Security Network に 参 加 し、
データの収集を許可すると、検知されたウ
イ ル ス な ど の デ ー タ を、 開 発 元 で あ る
Kaspersky Labへ送信します。送信された
データは、新たな脅威に対して迅速に対応
するために、分析され活用されます。
※ Kaspersky Security Networkの参加に同意さ
れない場合も、お使いになれる機能に制限はあ
りません。
ご注意 収集したデータの取り扱いについて
Kaspersky Security Networkは、いかなる個人情報も収集・転送することはありません。
② Kaspersky Security Network へ 参 加 す る 場 合 は、[Kaspersky Security
[続ける]をクリックします。
Network への参加に同意します]にチェックを付け、
[インストール先の選択]
ウインドウが表示されます。
5
インストールを実行する
① インストール先ドライブとインストール
方法を選び、
[次へ]をクリックします。
インストール先のディスクとインストー
ル方法を選択することができます。ここ
では、通常のインストール手順について説
明します。
14
別のドライブ(ディスク)にインストールしたい場合は
[インストール先を変更]をクリックして、表示される[インストール先の選択]ウインド
ウからインストール先のディスクを選び、
[続ける]をクリックします。
インストールする機能を選択したい場合
は(カスタムインストール)
[カスタマイズ]をクリックして、表示されるカ
スタムインストールウインドウで、インストー
ルしたいパッケージにチェックを付けます。
②[インストール]をクリックします。
2
インストールする
インストールが実行されます。インストー
ルが完了すると、[インストールは成功し
ました。]と表示されます。
ご注意 認証画面が表示された場合
Mac OS Xの管理者の権限が必要です。管理者の
名前とパスワードを入力してください。
③[閉じる]をクリックします。
インストーラが終了します。
6
アクティベーションを実行する
インストールが終了すると、アクティベーションを実行するウインドウが表示され
ます。カスペルスキー アンチウイルスのすべての機能を使用するために、ライセン
スのアクティベーション(有効化)を実行します。
有効期限が切れていないライセンスが保存されている場合(アンインストール時に、ライセンス
データの保存を選択した場合など)、自動的にアクティベーションが実行されるため、
[アクティ
ベーション]ウインドウは表示されません。
① アクティベーション方法を選択します。
· アクティべーションコードを使用する
有効なアクティべーションコードを入力します。
アクティベーションコード
20 桁の英数字で、5 桁の半角英数字4組をハイ
フ ン で つ な い で い ま す。 入 力 す る と き は、
「12345-ABCDE-67890-fghij」のように、ハイ
フン(「−」)も入力してください。
· 既存のキーファイルを使用する
有効なキーファイルを使用します。
キーファイル
アクティベーションコードに基づいて提供されるファイルで、ライセンスの種類、有効期限、
ホスト数などのライセンス情報が含まれています。カスペルスキー アンチウイルスを使用
するためのライセンスの検証に使用されます。
15
· 試用版をアクティベートする
評価用に試用版をお使いの場合、オンラインで自動的に取得したトライアル
キーを使用してアクティベーションを行います。
ご注意
• 試用版をダウンロードしてインストールする場合にのみ表示されます。
• 製品版も試用版も使用していない場合、[製品購入前のトライアル]という選択肢も表示
されます。オンラインで自動的にトライアルキーを取得し、試用版としてアクティベー
ションを行います。
インストールする
2
※ アクティベーションが行われていないと、すべての保護機能を有効にできません。また、
アップデートも一度しか実行できません。インストール後、できるだけ早くアクティベー
ションを行うことをおすすめします。
②[次へ]をクリックします。
• 手順①で[アクティベーションコードを使用する]を選んだ場合は:
アクティベーションコードの入力ウインドウが表示されます。
• 手順①で[既存のキーファイルを使用する]、または[試用版をアクティベート
する]を選んだ場合:
[キーファイルの選択]ウインドウが表示されます。
③ アクティベーションコードを入力、または
キーファイルを指定します。
• [アクティベーションコードを使用す
る]を選んだ場合:
アクティベーションコードをハイフン
も含めて入力します。
• [既存のキーファイルを使用する]を選
んだ場合:[参照]をクリックして、キー
ファイルの場所を選択します。
• [試用版をアクティベートする]を選んだ場合は、すぐにアクティベーション
サーバーにアクセスし、ライセンスが確認されます。
④[次へ]をクリックします。
アクティベーションが実行されます。アクティベーションが完了すると[キー
ファイル情報]ウインドウが表示されます。
[完了]をクリッ
⑤ ライセンス情報を確認し、
クします。
アクティベーションが終了します。
カスペルスキー アンチウイルスが起動し、
メニューバーにカスペルスキー アンチウ
イルスのアイコン
が表示されます。
コンピュータの再起動が必要な場合があります
お使いの環境によっては、インストール完了時にコンピュータの再起動を求められる場合があり
ます。その場合は、ウインドウの指示に従ってコンピュータを再起動してください。
16
アンインストールする
カスペルスキー アンチウイルスが不要になった場合は、プログラムを削除(アンインス
トール)できます。
ご注意
カスペルスキー アンチウイルスを使用するユーザでログインします。管理者アカウント以外でログイ
ンした場合は、インストールの途中で管理者アカウントのユーザ名とパスワードを入力する必要があり
ます。
2
インストールする
1. メニューバーのカスペルスキー アンチウイルスのアイコン
をクリックして、表示されるメニューから[終了]を選択し
ます。
2. インストーラを起動します。
• 店頭でパッケージをお買い上げの場合:
コンピュータのCD-ROMドライブに、本製品のCD-ROM
を入れます。インストール開始画面が表示されます。
• ダウンロード販売をご利用の場合:
ダウンロードしたファイルを実行します。
インストール開始画面が表示されます。
3. アンインストーラをダブルクリックします。
[カスペルスキー アンチウイルス 2011 アンイン
ストーラへようこそ]ウインドウが表示されます。
4.[続行]をクリックします。
5. 情報を確認します。
6.[削除]をクリックします。
アンインストールが実行されます。
ご注意 認証画面が表示された場合
Mac OS Xの管理者の権限が必要です。管理者の名前と
パスワードを入力してください。
アンインストールが終了すると、[完了]ウインド
ウが表示されます。
7.[完了]をクリックします。
17
3
起動・停止
する
カスペルスキー アンチウイルスを
起動・終了する
自動開始する
初期設定では自動開始が有効になっているため、カスペルスキー アンチウイルスは、シス
テムが起動すると、自動で動作を開始します。メニューバーにカスペルスキー アンチウ
イルスのアイコン
が表示され、保護状態を確認することができます。
起動・停止する
3
お知らせ
自動開始を無効にするには
[設定]ウインドウの[サービス]で、[コンピュータ起動時にアプリケーションを起動する]のチェッ
クを外します(51ページ)。
※ コンピュータの保護のため、自動開始は有効に設定してお使いになることをおすすめします。
手動で起動・終了する
ご注意
·
カスペルスキー アンチウイルスを終了するとコンピュータと個人情報が危険にさらされるため、終
·
カスペルスキー アンチウイルス終了時にネットワークに接続しているアプリケーションがある場合
了しないことをおすすめします。終了が必要な場合は、プロテクション機能を一時停止・再開する
ことをおすすめします。
は、接続の処理を確認するウインドウが表示されますので、指示に従ってください。ネットワーク接
続を切断しないと、カスペルスキー アンチウイルスは正常に終了できません。
∙ 手動で起動する
自動開始を無効にした場合、または手動で終了した場合、次の
方法で、カスペルスキー アンチウイルスを手動で起動します。
· Finderで、[アプリケーション]−[カスペルスキー アンチ
ウイルス 2011]を選択します。
· メニューバーでカスペルスキー アンチウイルスのアイコン
をクリックし、表示されるメニューから[カスペルスキー
アンチウイルス]をクリックします。
∙ 手動で終了する
· メインウインドウの (閉じる)をクリックします。
· メニューバーでカスペルスキー アンチウイルスのアイコン
をクリックし、表示されるメニューから[終了]を選択し
ます。
18
インストール後はじめて起動した
ときに必要な作業
インストール後、カスペルスキー アンチウイルスはそのままお使いになれます。コン
ピュータとネットワークをより適切に保護するために、インストール後、できるだけ早く
以下の作業を行うことをおすすめします。
お知らせ
インストール後はじめて起動するときは、設定を反映するために、起動に時間がかかることがあり
ます。
∙ 定義データベースとモジュールをアップデートする(23ページ)
最新のウイルスからコンピュータを保護するためには、定義データベースとモジュール
を常に最新の状態に保つことが必要です。
定義データベースとモジュールは、定期的にアップデートするよう設定されていますが、
(アップデー
インストール直後は最新でない場合が多いので、メインウインドウの
ト)を選び、アップデートを実行してください。
∙ コンピュータの完全スキャンを行う(25ページ)
カスペルスキー アンチウイルスをインストールする前に、すでにコンピュータがウイ
ルスや不正アクセスの脅威にさらされている可能性もあります。確実にコンピュータ
を保護するために、メインウインドウの (プロテクション)から [完全スキャン]を
選び、コンピュータの完全スキャンを実行してください。
お知らせ
初めて完全スキャンを実行すると、終了までに時間がかかる場合があります。その場合は、[環境
設定]ウインドウの[スキャン]で、スキャンの対象を変更することによって、スキャン時間を短縮
できます(39ページ)。
∙ 現在の保護状態を確認する(22ページ)
すべての機能が正常に動いているか、メインウインドウでコンピュータの保護状態を確
認してください。
19
起動・停止する
3
プロテクション機能を一時停止・
再開する
ほかのアプリケーションをインストールする場合など、ファイルアンチウイルスの停止が
必要な場合、カスペルスキー アンチウイルスのプロテクション機能を一時的に停止した
り、再開することができます。
ご注意
起動・停止する
3
一時停止中はウイルス感染の危険性が高くなりますので、できるだけ早くプロテクション機能を再開
されることをおすすめします。
1
プロテクションを一時的に停止する
メニューバーでカスペルスキー アンチウイルスのアイ
コン をクリックし、表示されるメニューから[プロテ
クションを無効にする]をクリックします。
メニューバーには停止中を示すカスペルスキー アンチ
ウイルスのアイコン
が表示されます。
[環境設定]ウインドウでも停止できます
メインウインドウの
[環境設定]をクリックし、[プロテクション]の[ファイルアンチウイル
スを有効にする]のチェックを外します。
2
プロテクションを再開する
メニューバーでカスペルスキー アンチウイルスのアイ
コン をクリックし、表示されるメニューから[プロテ
クションを有効にする]をクリックします。
プロテクションが有効になります。メニューバーに保
護状態を示すカスペルスキー アンチウイルスのアイコ
ン が表示されます。
[環境設定]ウインドウでも再開できます
メインウインドウの
[環境設定]をクリックし、[プロテクション]の[ファイルアンチウイル
スを有効にする]にチェックを付けます。
20
メニューバーのアイコンを使う
カスペルスキー アンチウイルスをインストールし、コンピュータを起動すると、カスペル
スキー アンチウイルスも自動で起動し、メニューバーにカスペルスキー アンチウイルス
のアイコン が表示されます。
Dockにカスペルスキー アンチウイルスのアイコン
お知らせ
を表示するには
[環境設定]ウインドウの[画面]タブで、[アプリケーションのアイコンを表示する]で[Dock内]を選
ぶと、Dock内に表示することができます(51ページ)。
起動・停止する
3
アイコンから保護状態を確認する
メニューバーに表示されるカスペルスキー アンチウイルスのアイコンから、保護状態を
確認することができます。
保護機能、または特定の保護機能が有効です。
保護機能が無効です。
アイコンから操作する
メニューバーのカスペルスキー アンチウイルスのアイコン
をクリックすると、メニューが表示されます。次の操作が
可能です。
カスペルスキー アンチ
ウイルス
メインウインドウを表示します。
プロテクションを無効
にする/有効にする
プロテクション機能を一時的に停止したり、再開することが
できます。
簡易スキャン
簡易スキャンを実行します。
アップデート
定義データベースとプログラムのアップデートを行います。
設定
[環境設定]ウインドウを表示します。
終了
カスペルスキー アンチウイルスを終了します。
21
本的な
コンピュータの保護状態を確認す
る(プロテクション)
保護状態を確認する
メインウインドウで、コンピュータの保護状態を確認し、必要な場合はセキュリティアシ
スタントを実行します。
基本的な操作
4
1
メインウインドウのインジケータで保護状態を確認する
情報スペースに、現在のコンピュータの保護
状態が説明文で表示されます。インジケータ
は、保護状態が以下のとおり色で表示されま
す。
赤(危険) コンピュータが脅威にさらされています。すぐに対応が必要です。
黄(注意) コンピュータに保護上の問題があります。
緑(正常) コンピュータは適切に保護されています。
2
問題を解決、または詳細を確認する場合は、セキュリティ
アシスタントを実行する
インジケータが赤または黄色(危険、注意状態)で問題を解決する必要のある場合、ま
たは保護状態の詳細を確認する場合は、セキュリティアシスタントを実行します。
① インジケータをクリックします。
セキュリティアシスタントが起動し、現在
の保護状態や問題が表示されます。推奨
される処理方法がある場合は、処理方法の
ボタンが表示されます。
② 処理方法のボタンをクリックします。
処理が実行されます。処理が終わると、処
理結果を表示するウインドウが表示されます。
③[次へ]をクリックします。
保護状態が表示されます。
④[閉じる]をクリックします。
22
定義データベースとプログラムを
アップデートする
定義データベースの状態を確認・アップデートする
日々の脅威からコンピュータを保護するために、新たなウイルスに対応する定義データ
ベースと、プログラムを強化するモジュールは常に最新の状態にアップデートされている
必要があります。ここでは、定義データベースおよびモジュールの状態の確認と、インス
トール後に必要な手動でのアップデート方法を説明します。
ご注意
アップデートを実行するには、コンピュータがインターネットに接続されている必要があります。
初期設定では、Kaspersky Labのアップデートサーバにアップデートファイルがあるかどうか、定期
4
基本的な操作
·
·
的に自動確認が行われます。新しいアップデートファイルがあると、バックグラウンドでアップデー
トファイルのダウンロードとアップデートが自動で実行されます。日々発生する脅威に対応するた
め、実行モードは初期設定の[自動]から変更しないことをおすすめします。
1
2
定義データベースの状態を確認する
メインウインドウの[定義データベース情報]
欄に、現在使用している定義データベースの
アップデート日時と、状態が表示されます。
定義データベースが最新でない場合は、手順
2に進み、手動でアップデートを実行します。
アップデートを実行する
① (アップデート)をクリックします。
表示が[アップデート中]に変わり、進行
状況が表示されます。アップデートが終
了すると、
[定義データベース情報]欄に、
「定義データベースは最新の状態です」と
表示されます。
23
お知らせ
· 次の方法でアップデートを開始することもできます
メニューバーにあるカスペルスキー アンチウイルスのアイコン
されるメニューから[アップデート]を選択します。
をクリックして、表示
· LAN内の複数のコンピュータで定義データベースを共用するには
共有フォルダを作成することにより、1台のコンピュータがダウンロードした定義デー
タベースとプログラムのモジュールをLAN内の複数のコンピュータで共有することがで
きます。[環境設定]ウインドウの[アップデート]タブで、定義データベースをダウンロー
ドするフォルダを設定します(42ページ)。
アップデート前の状態に戻すには(ロールバック)
基本的な操作
4
ネットワーク障害などで、アップデートが正常に終了しなかった場合、前回の定義データ
ベースに戻すことができます(ロールバック)。
1. メインウインドウの
します。
[環境設定] をクリック
[環境設定]ウインドウが表示されます。
2. ウインドウ上のタブで[アップデート]をクリッ
クします。
[アップデート]ウインドウが表示されます。ロー
ルバックが可能な場合は、
[ロールバック]が表示
されています。
3.[ロールバック]をクリックします。
ロールバックが開始され、進行状況が表示されます。ロールバックが終了すると、前回
の定義データベースに戻ります。
ご注意
ロールバック後に、メインウインドウの[定義データベース情報]欄で、定義データベースが最新か
どうか確認してください。定義データベースが最新でない場合は、安全のため、手動でアップデー
トを実行することをおすすめします。
24
スキャンする
コンピュータがウイルスに感染していないか、OSやアプリケーションのセキュリティに
問題がないかをスキャンします。ここでは、スキャンの種類と、インストールの後などに
行う手動スキャンの手順について説明します。
スキャンの種類
用途に応じて、次のスキャンを実行できます。
簡易スキャン
· システムメモリ、
OSの起動時に読み込まれるプログラムなど、コンピュータの動作上重要
完全スキャン
· ハードディスクドライブ、
システムメモリ、リムーバブルドライブなど、コンピュータ内の
4
基本的な操作
なファイルにウイルス感染がないかスキャンします。
全ファイルにウイルス感染がないかスキャンします。
スキャン
· ファイル、
フォルダ、メール、ドライブなど、スキャンする対象を選択してウイルス感染がな
いかスキャンします。
手動でスキャンする
スキャンを開始する前に
定義データベースが最新かどうかを確認してください。最新でない場合は、アップデートを実行して
ください。
1. メインウインドウの
します。
(スキャン)をクリック
3種類のスキャンが表示されます。
[完全スキャン]、
[スキャン]の
2.[簡易スキャン]、
いずれかをクリックします。
[簡易スキャン]または[完全スキャン]を選んだ
場合は、スキャンが開始され、進行状況が表示さ
れます。
スキャンを中断するには
をクリックして表示されるレポートウインドウで、
[停止]をクリックします。
[スキャン]を選んだときは、スキャンする対象を選択するウインドウが表示されます。
25
3. スキャンを実行するときは、スキャンの対象を選びます。
スキャンを行いたい項目にチェックを付けます。
スキャンの対象を追加するには
次のいずれかの方法で一覧に対象を追加することができます。
· ファイルやフォルダなどをウインドウの中にドラッグアンドドロップします。
追加したオブジェクトが一覧に追加されます。
をクリックします。
· 選択されたメニューから、
追加したい項目を選びます。
−[ファイルまたはフォルダ]を選んだ場合は、表示され
る[開く]ウインドウから追加したいファイルまたは
フォルダを選び、
[開く]をクリックします。
−[隔離]を選んだ場合は、隔離フォルダにオブジェクト
基本的な操作
4
が追加されます。
スキャンの対象を削除するには
削除したい項目を選び
をクリックします。
ほかの項目に変更するには
ほかのオブジェクトに変更したい項目を選び[編集]をクリックし、表示される[開く]ウインドウ
から、追加したいファイルまたはフォルダを選び、
[開く]をクリックします。
4.[開始]をクリックします。
スキャンが開始され、進行状況が表示されます。
スキャンが終了すると、結果が情報表示部に表示されます。
をクリックすると、ス
キャン結果を表示するレポートウインドウが表示されます。検知されたオブジェクト、
発生したイベント、スキャンされたオブジェクトなどの統計、設定内容を確認すること
ができます。
お知らせ
メニューバーのカスペルスキー アンチウイルスのアイコン をクリックして、表示されるメニュー
から[簡易スキャン]を選択してスキャンを開始することもできます。
26
通知が表示されたら
カスペルスキー アンチウイルス動作中に、ウイルス感染などセキュリティ上の脅威(イベ
ント)が検知されると、ポップアップメッセージと警告音で通知されます。
検知された内容を確認し、処理が必要な場合は画面の指示に従って対処してください。
ご注意
[イベント発生時に通知する]のチェックを外
[環境設定]ウインドウの[画面]タブの[イベント通知]で、
すと、ポップアップメッセージや警告音で通知されません。初期設定どおりに、有効に設定してお使い
になることをおすすめします。
基本的な操作
4
検知された脅威の内容によって、通知ウインドウには以下の選択可能な処理方法が表示さ
れます。
スキップ
処理は行われません。
削除
ウイルスを含んだファイルごと削除します。
駆除
検知したウイルスを駆除します。
すべてに適
用する
チェックを付けた後で、上記のいずれかの選択肢をクリックすると、以
降同じ処理を実行します。
27
5
レポート
を見る
レポートウインドウを表示する
カスペルスキー アンチウイルスに検知された脅威の数や種類、タスク実行中に発生した
イベント、処理結果に関するレポートを表示、処理結果を確認することができます。
取得したレポートは、テキストファイルに保存することもできます。
1. メインウインドウの
[レポート]をクリックします。
レポートウインドウが表示されます。
実行したばかりのアップデート、スキャンのレポートを表示するには
メインウインドウの情報表示部に実行したばかりのアップデート、スキャンの結果が表示されて
いる場合は、
レポートを見る
5
をクリックして、タスクのレポートを表示することができます。
2. ウインドウの左側で表示したい項目
を選びます。
左側で選んだタスクのレポートが右
側に表示されます。検知したイベン
ト、処理や設定内容などを確認する
ことができます。
レポートウインドウからタスクを実行するには
レポートウインドウからスキャンやアップデートを実行できる場合は、
[開始]ボタンが表示されま
す。
[開始]をクリックしてタスクを実行、
[停止]をクリックして停止します。
レポート
検知
プロテクションやスキャンで検知された危険なオブジェクト
の現在のステータス、名前、保存されているフォルダが一覧表
示されます。
イベント
ファイルアンチウイルス、スキャンやアップデート中に発生し
たすべてのイベントが一覧表示されます。
イベントの重要度について
イベント欄の先頭には、緊急度により、
要)、 (緊急)が表示されています。
28
(お知らせ)、
(重
隔離
隔離フォルダに移動されたオブジェクトが一覧表示されます。
ウイルスの疑いのあるオブジェクトやウイルスに感染した疑
いのあるファイルなどを追加することができます。隔離され
るオブジェクトやファイルは危険のないように特別な形で保
存されます。
バック
アップ
ファイルアンチウイルス、スキャン中に駆除されバックアップ
保存先フォルダに保存されたオブジェクトが一覧表示されま
す。バックアップされるオブジェクトやファイルは危険のな
いように特別な形で保存されます。
実行中のタスク*
ファイルアンチウイルス、スキャン、アップデートなど、現在実
行中のタスクが一覧表示されます。タスクを実行せず、ファイ
ルアンチウイルスを無効にしていると、一覧には何も表示され
ません。
完了したタスク*
ファイルアンチウイルス、スキャン、アップデートなど、完了し
たタスクが一覧表示されます。最新の20 件の履歴が表示され
ます。
[すべて]
をクリックすると、完了したタスクがすべて表示され
ます。
*タスクの種類によって、以下の情報をタブで切り換えて表示できます
• 検知:ファイルアンチウイルス、スキャンタスクで検知された危険なオブジェクトの現在のス
テータス、名前、保存されているフォルダが一覧表示されます。
• イベント:ファイルアンチウイルス、スキャン、アップデートタスク中に発生したすべてのイベ
ントが一覧表示されます。
• スキャン情報:ファイルアンチウイルス、スキャンタスクでスキャンされたオブジェクト数、危
険なオブジェクト数、隔離されたオブジェクト数などの統計が表示されます。
5
[設定の変更]をクリックすると、該当する設定ウインドウが表示され、設定を変更することがで
きます。
お知らせ
·
イベントやタスクを削除するには
記録されたイベントを削除する
イベント一覧で、
[すべて削除]をクリックすると、すべてのイベント記録が削除されます。
· 完了したタスクを削除するには
をクリックして表示されるメニューから[完了したすべてのタスクを削除する]を選びます。
[完了したタスク]のタスク一覧が削除されます。
29
レポートを見る
• 設定:ファイルアンチウイルス、スキャン、アップデートタスクに使用した設定が表示されます。
レポートウインドウから処理を実
行する
オブジェクトを駆除する
ファイルアンチウイルスやスキャンなどで検知され、まだ処理されていないオブジェクト
を駆除します。
1. レポートウインドウの左側で[検知]
を選びます。
右側に検知されたオブジェクトが一
覧表示されます。
レポートを見る
5 2.[すべて駆除]をクリックします。
通知ウインドウが表示されます。
3.[駆除]をクリックします。
危険なオブジェクトが駆除されます。
同じステータスのすべてのオブジェクトに同じ処理をするには
[すべてに適用]にチェックを付けます。同じステータスの危険なオブジェクトに同じ処理が適用
されます。
オブジェクトを隔離する
ファイルアンチウイルスやスキャンでは検知されなかったファイルのうち、ウイルスの感
染などが疑われるファイルは、隔離フォルダへ手動で移動し、隔離することができます。
隔離フォルダ
スキャン中、ファイルアンチウイルスなどによって検知された疑わしいオブジェクトが格納される
フォルダです。特別な形に変換され、安全に保存しておけます。まだ定義されていない新種のウイル
スに感染した疑いのあるファイルなどを格納する場合に便利です。隔離されたオブジェクトは、ス
キャンしたり、復元したりできます。
1. レポートウインドウの左側で[隔離]
を選びます。
右側に隔離フォルダ内のオブジェク
トが一覧表示されます。
2.[追加]をクリックします。
[開く]ウインドウが表示されます。
30
[開く]をクリックします。
3. 隔離したいオブジェクトを選び、
選択したオブジェクトが、隔離フォルダに追加されます。
お知らせ
隔離したオブジェクトの処理
· スキャンする
[すべてスキャン]をクリックして、隔離フォルダ内のファイルをスキャンします。以前検知され
なかったオブジェクトでも、最新の定義データベースを使うことで、検知される可能性があります。
· 削除する
一覧から感染の可能性の高いオブジェクトを選び、
[削除]をクリックして削除できます。
[すべて
削除]をクリックすると、隔離フォルダ内のすべてのオブジェクトが削除されます。
· 復元する
安全が確認されたオブジェクトは、
[復元]をクリックして、指定するフォルダ、または以前保存さ
れていたフォルダに復元されます。
定義データベースアップデート後の隔離フォルダの再スキャン
5
レポートを見る
初期設定では、定義データベースがアップデートされると、自動的に隔離フォルダ内のファイルが
新しい定義データベースで再スキャンされます。安全のために、[環境設定]ウインドウの[アップ
デート]タブの[隔離フォルダを再スキャン]にチェックをしたままお使いになることをおすすめし
ます。
ご注意
オブジェクトを復元する場合は、安全であることを十分ご確認ください。オブジェクトが感染して
いた場合は、ほかのファイルやコンピュータに感染する恐れがあります。
バックアップされたオブジェクトを削除・復元する
バックアップ保存先フォルダ内のオブジェクトを、手動で削除、復元することができます。
バックアップ保存先フォルダ
スキャン中、ファイルアンチウイルスなどによってウイルス感染の可能性があると検知されたオブ
ジェクトは、駆除される前にバックアップが作成され、バックアップ保存先フォルダに保存されます。
危険なファイルでも、特別な形に変換され、安全に閉じ込めておくことができます。バックアップ保
存先フォルダ内のオブジェクトはウイルス感染がないと判断された場合、復元することができます。
1. レポートウインドウの左側で[バッ
クアップ]を選びます。
右側にバックアップ保存先フォルダ内
のオブジェクトが一覧表示されます。
2. オブジェクトを削除するには[削除]
を、復元するには[復元]をクリック
します。
31
選択したオブジェクトが、削除、復元されます。
ご注意
オブジェクトを復元する場合は、安全であることを十分ご確認ください。オブジェクトが感染して
いた場合は、ほかのファイルやコンピュータに感染する恐れがあります。
レポートをテキストファイルに書き出す
レポートウインドウの内容をテキストファイルに保存できます。
1. レポートウインドウで、テキストファイルに保存したいオブジェクトを一覧表示しま
す。
2. ウインドウ下の
レポートを見る
5
をクリックし
て表示されるメニューから、
[書き出
し]を選びます。
[保存]ウインドウが表示されます。
3.[名前]と[場所]を指定し、[保存]を
クリックします。
レポートが保存されます。
保存したレポートはプログラム内に蓄積されるため、レポート数が増えると、ディスク容量を圧迫
することがあります。コンピュータの動きが遅くなるなど、パフォーマンスが低下した場合は、保
存期間やファイルサイズを設定、または不要なレポートを削除してください。
32
レポートの設定を変更する
レポートに保存するイベント、隔離・バックアップの期間を変更することができます。レ
ポート数が増え、コンピュータの動きが遅くなるなど、パフォーマンスが低下した場合は、
レポートの保存期間を変更することができます。
隔離とバックアップの期間を変更する
隔離フォルダとバックアップ保存先フォルダ内のオブジェクトの保存期間を変更するこ
とができます。
1. メインウインドウの
[環境設定]をクリックし
て、
[レポート]タブをクリックします。
[レポート]タブが表示されます。
レポートを見る
5
2.[隔離とバックアップ]の[オブジェクトの保存
期間]にチェックを付け、テキストボックス内に
隔離フォルダとバックアップ保存先フォルダに
オブジェクトを保存する期間を入力します。
3.
(閉じる)をクリックします。
設定が保存されます。
保存するイベントとレポートの保存期間を設定する
初期設定では、セキュリティ上重要でないイベントは記録されません。これらのイベント
をレポートに含めるときは、
[レポートに含めるイベント]で該当のイベントにチェックを
付けます。
1.
2.
[環境設定] ー[レポート]タブの[レポート]で、保存するイベントにチェックを付
け、レポートの保存期間を設定します。
重要なイベント以外
のログも保存する
セキュリティ上重要でないイベント(
ントとして保存します。
最近のイベントのみ
保存する
タスクを前回実行したときに発生した重要なイベントだけを
保存します。
レポートの保存期間
レポートを保存する期間を入力します。
(お知らせ))もイベ
(閉じる)をクリックします。
設定が保存されます。
33
設定を変
する
プロテクション機能を設定する
[環境設定]ウインドウの[プロテクション]タブでは、ファイルの感染からコンピュータを
保護するアンチウイルス機能についての設定を行います。機能を有効にすることにより、
コンピュータの起動時から終了時まで、ファイルをリアルタイムで監視し、コンピュータ
上のすべてのドライブのファイルにユーザがアクセスするたびに、あらかじめ設定された
スキャンモードに従って、スキャンを実行します。また、
[プロテクション]タブでは、ウイ
ルスが検知された場合の処理方法についても設定できます。
お知らせ
ヘルプについて
ウインドウ上の
(ヘルプ)ボタンをクリックすると、該当する項目のヘルプが表示されます。
ファイルアンチウイルス機能を有効・無効に設定する
設定を変更する
6
1. メインウインドウの
[環境設定]をクリックし
て、
[プロテクション]タブをクリックします。
2. [全般] の[ファイルアンチウイルスを有効にす
る]にチェックを付けます。
3.
(閉じる)をクリックします。
ファイルアンチウイルス機能が有効になり、リア
ルタイムで操作対象のファイルのウイルス
チェックを行い、ファイルのウイルス感染からコンピュータを保護します。
セキュリティレベルを設定する
1. メインウインドウの
[環境設定]をクリックし
て、
[プロテクション]タブをクリックします。
2.[セキュリティレベル]スライダーのバーを移動
して、レベルを設定します。
通常は、
[デフォルト]をクリックして、既定値の
[推奨設定]に設定します。
34
· 安全性重視:
最も安全性の高いレベルです。コンピュータのすべてのハードディスクドライブ、ネッ
トワークドライブ、リムーバブルドライブ、複合ファイルを含むすべてのファイルタイ
プがスキャンされます。感染する危険性が高い環境でご使用になる場合におすすめし
ます。
· 推奨設定:
コンピュータのすべてのハードディスクドライブ、ネットワークドライブ、リムーバブ
ルドライブで、ファイル形式を判定し、新規ファイルおよび変更ファイルのみスキャン
されます。複合ファイルの一部はスキャンされません。安全性と速度のバランスのと
れたレベルです。一般的な環境でご使用になる場合におすすめします。
· パフォーマンス重視:
最も速い速度でスキャンされます。コンピュータのすべてのハードディスクドライブ、
リムーバブルドライブ、ネットワークドライブにある特定の拡張子のファイルのみが
スキャンされます。複合ファイルについては、サイズの小さな圧縮ファイルのみがス
キャンされます。ネットワーク保護が確立された環境でのご使用をおすすめします。
· カスタム設定:
6
設定を変更する
[設定]をクリックして表示されるウインドウ
で、スキャンするファイル形式、複合ファイル、
スキャン範囲、スキャンモード、パフォーマン
ス、一時停止などを設定できます。詳しい設
定方法はヘルプをご覧ください。設定後、
[OK]
をクリックします。セキュリティレベルに[カ
スタム設定]と表示されます。
複合ファイルについて
圧縮ファイル、インストールパッケージなど、外見上は1 つのファイルに圧縮された、複数のファイ
ルが含まれているファイルのことです。カスペルスキー アンチウイルスは、複合ファイルに含ま
れているファイルをスキャンすることができます。
3.
(閉じる)をクリックします。
ファイルアンチウイルスを一時停止するには
[セキュリティレベル]の[設定]ー[モードとスケジュール]ー[スキャンの一時停止]で一時停
止する時刻を設定します。
[スケジュール時]にチェックを付け、
[スケジュール]をクリックして表示される[スケジュール]ウ
インドウで、スキャンの一時停止時刻と再開時刻を設定します。
35
ウイルスが検知された場合の処理方法を設定する
1. メインウインドウの
します。
[プロテクション]タブをクリック
[環境設定]をクリックして、
2.[処理]で処理方法を設定します。
· 処理を確認する:
ウイルスが検知されると、通知ウインドウが表示
されます。通知ウインドウにはウイルスの情報、
感染または感染の疑いがあるファイル名、処理方
法の選択肢が表示されます。検知されたオブジェ
クトごとに処理方法を指定できます。
· アクセスをブロックする:
感染したオブジェクトや、感染の可能性があるオブジェクトへのアクセスが遮断され
ます。処理方法にチェックを付けます。通知ウインドウは表示せず、指示に従って処
理を行います。
設定を変更する
6
 駆除
 駆除できない場合、
削除
検知されたオブジェクトはすぐに駆除されます。駆除で
きない場合は、
オブジェクトごと削除されます。
 駆除
□ 駆除できない場合、
削除
検知されたオブジェクトはすぐに駆除されます。駆除で
きない場合は、隔離フォルダに移動されます。レポート
ウインドウの
[検知]
で駆除することができます。
□ 駆除
 削除
検知されたオブジェクトは、すぐにオブジェクトごと削
除されます。
□ 駆除
検知されたオブジェクトへのアクセスが禁止されます。
レポートウインドウの[検知]で駆除することができます。
□ 削除
処理が行われなかった場合(オブジェクトのアクセスを解除する方法)
設定した処理方法によっては、駆除も削除も実行されず、オブジェクトへのアクセスだけがブロッ
クされてしまう場合があります。レポートウインドウの[検知]で[すべて駆除]を選ぶと、ウイルス
が駆除され、オブジェクトにアクセスできるようになります。
3.
(閉じる)をクリックします。
お知らせ
オブジェクトのバックアップと復元
検知されたオブジェクトが駆除または削除される前に、バックアップが作成され、バックアップ
保存先フォルダに保存されます。安全なファイルと分かった場合、復元して使用できます。
36
スキャン方法を設定する
[環境設定]ウインドウの[スキャン]タブでは、カスペルスキー アンチウイルスのスキャン
機能についての設定を行います。スキャンのセキュリティレベルやウイルスが検知され
た場合の処理方法などを設定できます。
お知らせ
ヘルプについて
ウインドウ上の
(ヘルプ)ボタンをクリックすると、該当する項目のヘルプが表示されます。
セキュリティレベルを設定する
スキャンの対象のファイルの形式、スキャンの範囲、複合ファイルのスキャンなど、使用す
る環境に合わせてセキュリティレベルを設定します。
す。
[環境設定]をクリックして、[スキャン]タブをクリックしま
6
設定を変更する
1. メインウインドウの
2. ウインドウ左側で[簡易スキャン]、[完全ス
キャン]、
[スキャン]のいずれかのスキャン操
作を選びます。
ウインドウ右側に選択したスキャンの環境設
定ウインドウが表示されます。
3.[セキュリティレベル]スライダーのバーを移
動して、レベルを設定します。
通常は、
[デフォルト]をクリックして、既定値
の[推奨設定]に設定します。
· 安全性重視:
最も安全性の高いレベルです。複合ファイルを含むすべてのファイル形式がスキャン
されます。感染する危険性が高い環境でご使用になる場合におすすめします。
· 推奨設定:
すべてのファイル形式を対象に、新規ファイルおよび変更ファイルのみスキャンされ
ます。複合ファイルは、一部のみがスキャンされます。安全性と速度のバランスのと
れたレベルです。一般的な環境でご使用になる場合におすすめします。
· パフォーマンス重視:
最も速い速度でスキャンされます。最大ファイルサイズや時間などの最適化を行い、
正確に判定したファイル形式のファイルのみがスキャンされます。複合ファイルは、
一部のみがスキャンされます。ネットワーク保護が確立された環境でのご使用をおす
すめします。
37
· カスタム設定:
[設定]をクリックして表示されるウインドウ
で、スキャンするファイル形式、複合ファイル、
最大ファイルサイズや時間などの最適化など
を設定できます。詳しい設定方法はヘルプを
ご覧ください。設定後、
[OK]をクリックしま
す。セキュリティレベルが[カスタム設定]と
表示されます。
4.
(閉じる)をクリックします。
ウイルスが検知された場合の処理方法を設定する
1. メインウインドウの
設定を変更する
6
[環境設定] ー[スキャ
ン]タブをクリックし、ウインドウ左側で[簡
易スキャン]、
[完全スキャン]、
[スキャン]の
いずれかのスキャン操作を選びます。
2.[処理]で処理方法を設定します。
· スキャン完了後に処理を確認する:
スキャンの完了時までオブジェクトの処理が
延期されます。スキャン完了時に通知ウイン
ドウが表示され、検知された危険なオブジェ
クトの情報、処理方法の選択肢が表示されます。オブジェクトごとに処理方法を指定
できます。
· 検知時に処理を確認する:
危険なオブジェクトが検知されると、通知ウインドウが表示され、オブジェクトの情報、
処理方法の選択肢が表示されます。オブジェクトごとに処理方法を指定できます。
· 自動モード(ユーザに処理を確認しない):
検知されると、通知ウインドウは表示せず、感染が疑わしいオブジェクトも含め、指示
に従って処理を行います。
38
 駆除
 駆除できない場合、
削除
検知されたオブジェクトはすぐに駆除されます。駆除で
きない場合は、
オブジェクトごと削除されます。
 駆除
□ 駆除できない場合、
削除
検知されたオブジェクトはすぐに駆除されます。駆除で
きない場合は、隔離フォルダに移動されます。レポート
ウインドウの
[検知]
で駆除することができます。
□ 駆除
 削除
検知されたオブジェクトは、すぐにオブジェクトごと削
除されます。
□ 駆除
検知されたオブジェクトへのアクセスが禁止されます。
レポートウインドウの[検知]で駆除することができます。
□ 削除
ご注意
感染した可能性のあるオブジェクトがコンピュータ上に保存
されたままになるため、定期的に、レポートウインドウの[検
知]をスキャンし、駆除を行ってください。
3.
(閉じる)をクリックします。
6
設定を変更する
スキャン対象オブジェクトのリストを編集する
簡易スキャン、完全スキャンの対象となるオブジェクトのリストを編集できます。
1. メインウインドウの
[環境設定] ー[スキャ
ン]タブをクリックし、ウインドウ左側で[簡
易スキャン]または[完全スキャン]のいずれ
かのスキャン操作を選びます。
2.[スキャンするオブジェクト」の[編集]をク
リックし、スキャン対象オブジェクトのリス
トを編集します。
スキャンの対象を追加するには
次のいずれかの方法で追加することができます。
· デスクトップからファイルやフォルダなどを一覧
へドラッグアンドドロップします。
·
追加したオブジェクトが一覧に追加されます。
をクリックします。
選択されたメニューから、追加したい項目を選びま
す。
− [ファイルまたはフォルダ]を選んだ場合は、表
示される[開く]ウインドウから、追加したい
ファイルまたはフォルダを選び、
[開く]をクリックします。
− [隔離]を選んだ場合は、隔離フォルダにオブジェクトを隔離します。
スキャンの対象を削除するには
をクリックします。
リストから削除したい項目を選び
追加したオブジェクトや削除可能なオブジェクトを削除することができます。
39
ほかの項目に変更するには
リストから変更したい項目を選び[編集]をクリックし、表示される[開く]ウインドウ
から、追加したいファイルまたはフォルダを選び、
[開く]をクリックします。サブフォ
ルダを含めるかどうか、リンクされているほかのオブジェクトを含めるかどうかも設
定することができます。
3.
(閉じる)をクリックします。
スキャンのスケジュールを設定する(実行モード)
簡易スキャンと完全スキャンが自動的に開始するように、スケジュールを設定できます。
曜日や開始時刻を選ぶことで、作業の負荷の少ない時間帯にバックグラウンドで実行する
ように設定することもできます。また、常にコンピュータを安全な状態に保つために、毎日、
毎週、毎月、起動後など定期的なスケジュールを設定することもできます。
1. メインウインドウの
[環境設定] ー[スキャ
ン]タブをクリックし、ウインドウ左側で[簡
易スキャン]または[完全スキャン]のいずれ
かのスキャン操作を選びます。
設定を変更する
6
2.[実行モード]のチェックボックスにチェック
を付け、
[編集]をクリックします。
[編集]ウインドウが表示されます。
3. スキャンを自動的に実行するスケジュールを設定し
ます。
[頻度]のドロップダウンリストから、スキャンの頻度
を選択し、
[スケジュール]で選択した頻度に応じてス
キャンを実行するスケジュールを指定します。
4. スキャンが実行されなかった場合の動作を設定します。
[スキップされたタスクを実行]にチェックを付けると、指定の時間にコンピュータの
電源が入っていなかったなどの理由でスキャンが実行されなかった場合、実行可能に
なった時点でスキャンを実行できます。
5.[次のユーザで実行]ドロップダウンリストで、スキャンを実行する管理者のユーザア
カウントを指定します。
6.[OK]をクリックします。
7.
40
(閉じる)をクリックします。
アップデート動作を設定する
[環境設定]ウインドウの[アップデート]タブでは、定義データベースとモジュールのアッ
プデートのスケジュール設定やアップデート元などを設定できます。
お知らせ
ヘルプについて
ウインドウ上の
(ヘルプ)ボタンをクリックすると、該当する項目のヘルプが表示されます。
アップデートのスケジュールを設定する(実行モード)
1. メインウインドウの
[環境設定]をクリックし
て、
[アップデート]タブをクリックします。
2. アップデートの[実行モード]を設定します。
6
設定を変更する
初期設定では、
[自動]に設定されています。次の
いずれかの実行モードを選べます。
· 自動:
Kaspersky Labのアップデートサーバで新し
い定義データベースやモジュールの用意ができると、自動でアップデートファイル
のダウンロードとインストールが行われます。通常は、このモードをお使いになる
ことをおすすめします。
· スケジュール:
(「1日ごと」など、設定により表示は異なります。)
ユーザが指定するスケジュールに従い、自動的にアップデートを行います。作業負
荷の少ない曜日、時間を選んで定期的にアップデートを実行したい場合などに便利
です。
スケジュールを変更するには
① スケジュールにチェックを付け、[編集]をク
リックします。
スケジュールの[編集]ウインドウが表示され
ます。
② スケジュールを設定します。
[頻度]のドロップダウンリストから、アップデートの頻度を選択し、[スケ
ジュール]で選択した頻度に応じてアップデートを実行するスケジュールを指
定します。
③ アップデートが実行されなかった場合の動作を設定します。
[スキップされたタスクを実行]にチェックを付けると、指定の時間にコン
ピュータの電源が入っていなかったなどの理由でアップデートが実行されな
かった場合、実行可能になった時点でアップデートできます。
41
④[OK]をクリックします。
[アップデート]ウインドウが終了し、[実行モード]に設定したモードが表示さ
れます。
· 手動:
ユーザが手動でアップデートを開始します。
3.
(閉じる)をクリックします。
アップデートファイルを複数のコンピュータで共有する
複数のコンピュータをLANに接続して使用している場合、共有フォルダを使用することに
より、アップデートデータベースとモジュールを共有することができます(アップデート
ファイルの配布サービス)。1台のコンピュータがアップデートサーバにアクセスし、アッ
プデートファイルを共有フォルダに保存します。ほかのコンピュータは共有フォルダの
アップデートファイルを使用するため、インターネットのトラフィックが軽減されます。
LANに接続されていない場合は、リムーバブルドライブやFTPサーバ経由での配布も可能
です。
設定を変更する
6
1
アップデートファイルを配布する共有フォルダを設定する
アップデートサーバにアクセスするコンピュータで、配布用の共有フォルダを設定
します。
共有フォルダについて
共有フォルダはあらかじめ作成し、ほかのコンピュータがアクセスできるよう、共有とアクセス
権を設定しておいてください。
① メインウインドウの
[環境設定] をク
リックして、
[アップデート]タブをクリッ
クします。
②[アップデート]で[設定]をクリックしま
す。
③[追加設定]タブをクリックします。
④[アップデートをフォルダにコピーする]
にチェックを付け、
[参照]をクリックします。
フォルダの選択ウインドウが表示されます。
[開く]をク
⑤ 配布用の共有フォルダを選び、
リックします。
選んだフォルダの場所が表示されます。
⑥[OK]をクリックします。
⑦ (閉じる)をクリックします。
環境設定ウインドウが終了します。
42
2
3
アップデートを実行する
アップデートサーバにアクセスするコンピュータで、アップデートを実行します。
アップデートデータベースとモジュールがダウンロードされ、手順1で設定した共
有フォルダにも保存されます。
共有フォルダをアップデート元に設定する
共有フォルダのファイルを使ってアップデートするコンピュータで、共有フォルダ
をアップデート元に設定します。
① メインウインドウの
[環境設定] をク
リックして、
[アップデート]タブをクリッ
クします。
②[アップデート]で[設定]をクリックしま
す。
③[アップデート元]タブをクリックします。
初 期 設 定 で は、Kaspersky Labの ア ッ プ
6
設定を変更する
デートサーバに設定されています。
④
をクリックして表示されるメニューから
[場所]を選びます。
[アップデート元の指定]ウインドウが表示さ
れます。
アップデート元について
共有フォルダ(ローカルフォルダ)、リムーバブルドライブ、FTP / HTTPサーバ、ネットワー
クフォルダをアップデート元として設定できます。FTP / HTTPサーバを指定するときは、
手順④で[URL]を選び、アドレスを指定します。
複数のアップデート元が設定されている場合は、アップデートの実行時、リストの一番上に
あるサーバから順にダウンロードが試みられます。
[開く]をクリックします。
⑤ アップデート元の共有フォルダを選択し、
指定したフォルダがリストに追加されます。
⑥[Kaspersky Lab のアップデートサーバ]の
チェックを外します。
⑦[OK]をクリックします。
⑧ (閉じる)をクリックします。
環境設定ウインドウが終了します。
43
アップデート元を削除するには
リストから削除したいアップデート元を選び
のアップデートサーバ]は削除できません。)
をクリックします。
([Kaspersky
Lab
ほかのアップデート元に変更するには
リストから変更したいアップデート元を選び[編集]をクリックし、表示される[アップ
デート元の指定]ウインドウから、追加したいアップデート元を選び、
[開く]をクリックし
ます。
4
設定を変更する
6
44
アップデートを実行する
共有フォルダのファイルを使ってアップデートするコンピュータで、アップデート
を実行します。指定したアップデート元のアップデートデータベースを使用して
アップデートが実行されます。
検知する脅威と除外ルールを設定
する
監視の対象として検知する脅威を、お使いになる環境に合わせて詳細に設定することがで
きます。また、脅威でないということが分かっているオブジェクトとアプリケーションを
スキャンの対象外とする除外ルールを作成することができます。
お知らせ
ヘルプについて
ウインドウ上の
1
(ヘルプ)ボタンをクリックすると、該当する項目のヘルプが表示されます。
検知する脅威を設定する
監視の対象とする脅威を選択します。
① メインウインドウの
6
設定を変更する
[環境設定] をク
リックして、[脅威]タブをクリックしま
す。
② 検知したい脅威にチェックを付けます。
詳しい設定方法はヘルプをご覧ください。
· ウイルス、ワーム、トロイの木馬、ハッキン
グツール:
脅威の一般的なカテゴリーです。監視対
象から外すことはできません。
· スパイウェア、アドウェア:
危険なふるまいをするプログラムです。
· オートダイアラー:
利用者の許可なく電話回線接続を確立するプログラムです。
· その他のプログラム:
特定の環境で使用すると被害を引き起こす可能性のあるプログラムです。
45
2
除外ルールを設定する
監視の対象外とするオブジェクトとアプリケーションのリストを作成します。
①[信頼ゾーン]をクリックします。
信頼ゾーンの一覧が表示されます。
②
をクリックします。
[除外ルール]ウインドウが表示されます。
設定を変更する
6
③ 除外するオブジェクトまたはアプリ
ケーションを指定します。
· オブジェクト/すべてのオブジェクト:
除外するファイルやフォルダを指定し
ます。
[オブジェクト]を選んだ場合は、
[参照]をクリックし、
[除外の選択]ウインドウがらオブジェクトを選びます。
· 脅威の種類/すべての脅威の種類:
除外するウイルス名を指定します。
[脅威の種類]を選んだ場合は、中央のドロッ
プダウンリストを使用して、名前の一部を指定することもできます。ウイルス
名はウイルス百科事典http://www.viruslistjp.com/の分類に基づいています。
· コンポーネント/すべてのコンポーネント:
上記の除外ルールを適用する機能を選択します。
[コンポーネント]を選んだ場
合は、ドロップダウンリストから、
[ファイルアンチウイルス]または[スキャン]
を選びます。両方に適用したい場合は、
[すべてのコンポーネント]を選びます。
④[OK]をクリックします。
除外ルールが設定され、信頼ゾーンのリストに表示されます。
⑤ (閉じる)をクリックします。
環境設定ウインドウが終了します。
46
Webブラウザに危険サイト診断の
拡張機能をインストールする
[環境設定] ウインドウの[KSN](Kaspersky Security Network)タブでは、Kaspersky
Security Networkへの参加と、Kaspersky危険サイト診断の拡張機能を、対応するWeb
ブラウザにインストールすることができます。
お知らせ
ヘルプについて
ウインドウ上の
(ヘルプ)ボタンをクリックすると、該当する項目のヘルプが表示されます。
1 Kaspersky Security Network
に参加する
6
設定を変更する
危険サイト診断には、Kaspersky Security Networkへの参加が前提になります。
イ ン ス ト ー ル 時 に す で に 参 加 に 同 意 さ れ て い る 場 合、[Kaspersky Security
Network への参加に同意します]にチェックがついています。チェックが付いてい
ない場合は、以下の操作で参加することができます。
[環境設定] を
① メインウインドウの
クリックして、
[KSN]タブをクリックし
ます。
②[声明をよくお読みください]をクリッ
ク し て、 表 示 さ れ る[Kaspersky
Security Network データ収集に関す
る声明]を読んで、内容を確認します。
Kaspersky Security Networkに参加し、
データの収集を許可すると、検知された
ウイルスなどのデータを、開発元である
Kaspersky Labへ送信します。送信されたデータは、新たな脅威に対して迅速に
対応するために、分析され活用されます。
※ Kaspersky Security Networkの参加に同意されない場合も、お使いになれる機能に制限は
ありません。
ご注意 収集したデータの取り扱いについて
Kaspersky Security Networkは、いかなる個人情報も収集・転送することはありません。
③ Kaspersky Security Networkへ 参 加 す る 場 合 は、[Kaspersky Security
Network への参加に同意します]にチェックを付けます。
47
2 Kaspersky
危険サイト診断の拡張機能を使用可能にする
インストール時にKaspersky Security Networkへの参加に同意し、さらにお使いの
ブラウザが対応している場合、拡張機能をインストールすることができます。
各ブラウザの拡張機能の状態が表示されます。
· インストールされています:
ブラウザの拡張機能が正常にインストールされています。
[削除]をクリックす
ると、拡張機能を削除できます。
· インストールされていません:
ブラウザはインストールされていますが、拡張機能がインストールされていま
せん。
[インストール]をクリックすると、拡張機能をインストールできます。
· ブラウザ未インストール:
ブラウザがインストールされていません。
危険サイト診断の拡張機能について
設定を変更する
6
閲覧するWebサイトのリンクが、有害または危険なサイトかどうかを診断し、インジケータを
Webブラウザ上に表示する拡張機能です。Safari 5以上、Google Chrome 6以上、Firefox 4以
上に対応しています。
① 拡張機能をインストールするには、対応
するブラウザ横の[インストール]をク
リックします。
インストールが開始されます。インス
トールが終了すると、「インストールさ
れています」が表示されます。
拡張機能を削除するには
[削除]をクリックします。
② (閉じる)をクリックします。
環境設定ウインドウが終了します。
48
プロキシサーバを設定する
インターネット接続にプロキシサーバを使用している場合、プロキシサーバの登録を行い
ます。
1. メインウインドウの
します。
[環境設定]をクリックして、[ネットワーク]タブをクリック
2. [全般]で[プロキシサーバを使用]にチェックを
付けます。
3.[プロキシサーバ]で、次のいずれかのプロキシ
サーバ設定にチェックを付けます。
· コンピュータのプロキシサーバ設定を使用す
る:
6
設定を変更する
使用中のコンピュータと同じ設定を使用しま
す。通常は、このモードをお使いになること
をおすすめします。
· 指定したプロキシサーバ設定を使用する:
ユーザが指定するプロキシサーバ設定を使用します。
[アドレス]にプロキシサーバ
のIPアドレス、ポート番号を入力します。
ご注意
プロキシサーバの情報については、ネットワーク管理者に確認してください。
4. ローカルフォルダからアップデートする場合、認証の使用について設定します。
· ローカルアドレスに接続する場合はプロキシサーバを経由しない:
プロキシサーバを使用し、共有フォルダなどのローカルフォルダ、ネットワーク
フォルダからアップデートする場合に、チェックを付けます。初期設定では有効に
設定されています。
· 認証を使用:
認証が必要なプロキシサーバをお使いになる場合、チェックを付け、ユーザ名とパ
スワードを入力します。アカウントを使用して認証を行う場合は不要です。
5.
(閉じる)をクリックします。
環境設定ウインドウが終了します。
49
イベントの通知方法を設定する
ウイルスの検知などのイベントが発生すると、ポップアップメッセージと警告音を使って
ユーザに通知します。イベントの種類によって、通知方法を設定することができます。
1. メインウインドウの
[環境設定]をクリックし
て、
[画面]タブをクリックします。
[画面]タブが表示されます。
[イベント発生時に通知する]
2.[イベント通知]で、
にチェックを付けます。
3. イベントの種類によって通知方法を設定する場
合は、
[設定]をクリックします。
通知リストの設定ウインドウが表示されます。
設定を変更する
. イベントごとに通知方法を設定しま
6 4 す。
ポップアップウインドウで通知する
場合は[ポップアップ表示]を、警告
音で通知する場合は[サウンド]にそ
れぞれチェックを付けます。
イベントの種類について
警告(
注意(
セキュリティ上重要なイベントです。
)
エラー(
)
お知らせ(
)
システムが動作不能になるようなイベントです。
注意を要するイベントです。
) 情報を提供するイベントです。
5.[OK]をクリックします。
6.
50
(閉じる)をクリックします。
環境設定ウインドウが終了します。
カスペルスキー アンチウイルスの
動作を設定する
コンピュータ起動時に自動的に起動する
1. メインウインドウの
[サービス]タブをクリックします。
[環境設定]をクリックして、
[サービス]タブが表示されます。
2.[自動実行]で、[コンピュータ起動時にアプリケー
ションを起動する]にチェックを付けます。
コンピュータが起動すると、カスペルスキー ア
ンチウイルスも自動的に起動します。
3.
(閉じる)をクリックします。
環境設定ウインドウが終了します。
設定を変更する
6
バッテリー稼動時のスキャンを無効にする
1.
[環境設定]−[サービス]タブの[省電力設定]で、[バッテリー稼動時はスケジュー
ル設定されたスキャンを無効にする]にチェックを付けます。
コンピュータがバッテリーで動いている間は、システムに負荷のかかるスキャンは開
始されなくなります。
2.
(閉じる)をクリックします。
環境設定ウインドウが終了します。
アプリケーションのアイコンをDock内に表示する
1. メインウインドウの
[画面]タブをクリックします。
[環境設定]をクリックして、
[画面]タブが表示されます。
2.[アプリケーションのアイコンを表示する]で、
[Dock内]にチェックを付けます。
次回起動時に、カスペルスキー アンチウイルス
のアイコン がDock内に表示されます。
3.
(閉じる)をクリックします。
環境設定ウインドウが終了します。
51
保護設定を読み込む・書き出す
現在のカスペルスキー アンチウイルスの保護設定内容をファイルに保存したり、保存さ
れた設定をファイルから読み込むことができます。複数のコンピュータで共通の設定を
使用したい場合などに便利です。
設定を書き出す
1. メインウインドウの
[環境設定]をクリックし
て、
[サービス]タブをクリックします。
[サービス]タブが表示されます。
[保存]をクリックします。
2.[設定の管理]で、
[保存]ウインドウが表示されます。
設定を変更する
テキストボックスにファイル名を入力し、
[場
6 3.[名前:]
所:]ドロップダウンリストで保存先のフォルダを指
定し、
[保存]をクリックします。
現在の保護設定が指定したファイル名で、指定した
フォルダに保存されます。
4.[OK]をクリックします。
5.
(閉じる)をクリックします。
設定を読み込む
1. メインウインドウの
[サービス]タブをクリックします。
[環境設定]をクリックして、
[読み込み]をクリックします。
2.[設定の管理]で、
[開く]ウインドウが表示されます。
3. 読み込みたい設定ファイルを選び、[開く]をクリッ
クします。
設定内容が読み込まれます。ほかのコンピュータ
の保護設定ファイルも読み込むことができます。
4.[OK]をクリックします。
5.
52
(閉じる)をクリックします。
ライセンスを表示・更新する
ライセンスを表示する
カスペルスキー アンチウイルスの全機能をお使いいだ
くためには、有効期限内のライセンスが必要です。ラ
イセンスの種類と有効期限はメインウインドウから、
いつでもご確認いただけます。
1. メインウインドウの
(ライセンス)をクリックします。
ライセンスウインドウが表示されます。
ライセンスの番号と種類、有効期限、有効期限までの残り日数が表示されます。
ライセンスウインドウからは、ライセンスの更新、新規ライセンスのアクティベーショ
ンが可能です。ライセンスを更新すると、有効期間を延長してお使いいただけます。
[ライセンスが見つかりません。」と表示されたら
7
ライセンス
インストールのときにアクティベーションしなかった場合に表示されます。
[アクティベート]をク
リックすると、アクティベーションを実行できます。
ライセンスを更新する
ライセンスの有効期限が切れても、プログラム自体はお使いいただけますが、更新機能が
無効になります。最新のウイルスや脅威に対応するために、有効期限が切れるまでにライ
センスの更新をおすすめします。更新したライセンスは、アクティベーションを実行する
ことによりお使いいただけます。
1. メインウインドウの
(ライセンス)をクリックします。
ライセンスウインドウが表示されます。
2.[更新]をクリックします。
ブラウザが起動し、ライセンスの更新方法に関するページが表示されます。
53
アクティベーションを実行する
更新したり、新規で購入したライセンスは、アクティベーションを実行することで有効に
なります。アクティベーションは、インターネットに接続可能な環境で実行してください。
ご注意 現在のライセンスの有効期限
有効な製品版のライセンスが2週間以上期限が残っている状態でアクティベーションを実行すると、
残っている有効期間が無効になります。有効期限が2週間未満の場合は、新しいライセンスの有効期間
に残っている有効期間が足されます。新しいライセンスでのアクティベーションは、残りの有効期限が
2週間未満になってから実行することをおすすめします。
1. メインウインドウの
(ライセンス)をクリックします。
ライセンスウインドウが表示されます。
2.[アクティベート]をクリックします。
アクティベーションアシスタントが起動します。
3. アクティベーションの種類を選択し、アクティ
ベーションを実行します。
ライセンス
7
54
操作方法は、
「インストール操作」、手順6-①∼⑤
をご覧ください(15ページ)。
トラブルシューティング
アクティべーションが実行できない
➡
アクティべーションを行うためには、コンピュータがインターネットに接続してい
る必要があります。ブラウザを起動してインターネットに接続可能であることを確
認してから、アクティべーションを行ってください。
2 台目、3 台目で使う方法が分からない
➡
ライセンスの種類によっては、1つのアクティベーションコードで複数台のコン
ピュータにカスペルスキー アンチウイルスをインストールできます。1台目のコン
ピュータでアクティベーションしたあと、残りの台数のコンピュータにカスペルス
キー アンチウイルスをインストールし、1台目と同じアクティベーションコードを
使ってアクティベーションしてください。お持ちのライセンスで何台までお使いい
ただけるかは、
[ライセンス管理]ウインドウで確認してください。
ライセンス更新のメッセージが表示された
ライセンスの有効期限が切れる前後に、ライセンスの更新を促すメッセージが表示
されます。有効期限を延長するためには、更新キーをご購入いただき、新しいアク
ティべーションコードでアクティべーションしてください。詳しくは、
「ライセンス
を更新する」
(53ページ)をご覧ください。
8
付録
➡
[定義データベースが破損しています]、
[キーファイルのブラックリスト
が破損しています]と表示され、定義データベースがアップデートできな
い
➡
定義データベースの一部が不正になっている可能性があります。
カスペルスキー アンチウイルスをアンインストールし、再インストールしてくださ
い。
55
用語集
LAN
企業内や家庭内の小規模なネットワーク。
(Local Area Networkの略。)
アクティベーション(アクティベート)
ライセンスを認証し、プログラムを有効
(動作可能)にすること。
ダイアラー
通話料金が高額な海外やQ2ダイヤルなど
のサービスに電話するプログラム。
トロイの木馬
ユーザが希望していない広告を勝手に表
示するプログラム。
コンピュータに侵入し、データを外部に
流出させたり、ほかのプログラムが侵入
するための入り口を開けたりする悪質な
ウイルス。
ファイルやフォルダ、ローカルディスク
など、スキャンの対象や検知する(または
除外する)脅威。
隔離
付録
ウイルスの感染が疑われるオブジェクト
を、隔離フォルダに、安全な形に変換して
格納すること。
危険サイト診断
閲覧するWebサイトのリンクが、有害ま
たは危険なサイトかどうかを診断し、イ
ンジケータをWebブラウザ上に表示する、
Safari 5以 上、Google Chrome 6以 上、
Firefox 4以上に対応した拡張機能。
キーファイル
ライセンスの検証に使用される、ライセ
ンス情報を記載したファイル。
除外ルール
監視の対象外とするオブジェクトとアプ
リケーションのリスト。
スキャン
ファイルを検査することにより、侵入し
たウイルスなどの脅威を検知すること。
56
コンピュータに侵入し、ユーザの操作を
記録したり、情報を盗むプログラム。
アドウェア
オブジェクト
8
スパイウェア
バックアップ
駆除するファイルなどを、外部に影響を
及ぼさない特別な形に変換して、バック
アップ保存先フォルダに保存すること。
ファイルアンチウイルス
リアルタイムで操作対象のファイルのウ
イルスチェックを行い、ファイルのウイ
ルス感染からコンピュータを保護する機
能。
複合ファイル
アーカイブファイルなど、外見上は1つの
ファイルに圧縮された、複数のファイル
が含まれているファイル。カスペルス
キー アンチウイルスは、複合ファイル内
のファイルをスキャンできる。
マルウェア
ウイルスやスパイウェアなど、悪意のあ
るソフトウェア。
ワーム
自己増殖しながら、データの破壊活動な
どを行うコンピュータウイルス。
索引
起動 ......................................................
あ
アクティベーション..............
15, 54
アクティベーション
コード..........................................
アップデート............................
12, 15
23, 41
アップデートファイルの
配布サービス....................................
42
アンインストール .......................... 17
一時停止 ..................................... 20, 35
イベント ..................................... 28, 50
イベントの重要度 .......................... 28
インジケータ............................... 9, 22
インストール.................................... 13
ウイルスを処理する...................... 36
アップデート元 ............................... 43
か
概要 .........................................................
7
32, 52
拡張機能 ............................................. 47
隔離 ...................................... 28, 30, 33
隔離フォルダ.................................... 30
カスタムインストール ................. 15
書き出し .....................................
カスペルスキーアンチ
ウイルスアイコン ..................
18, 21
25, 37
環境設定ウインドウ......................... 9
完全スキャン............................ 25, 37
キーファイル.................................... 15
危険サイト診断 ............................... 47
簡易スキャン............................
18
45
共有フォルダ............................ 42, 43
駆除 .............................................. 27, 30
警告音.................................................. 27
検知 ...................................................... 28
脅威 ......................................................
さ
再開 ......................................................
20
27, 29, 31
サポート情報....................................... 3
実行モード ................................ 40, 41
自動実行 ..................................... 18, 51
修正モジュール ............................... 23
情報表示部 ........................................... 8
終了 ...................................................... 18
除外ルール ........................................ 46
処理方法の設定 ....................... 36, 38
信頼ゾーン ........................................ 46
スキップされたタスク ......... 40, 41
スキャン ............................. 25, 37, 39
スキャン設定.................................... 37
スケジュール............................ 40, 41
セキュリティアシスタント ....... 22
セキュリティレベル.............. 34, 37
削除 ......................................
た
通知 ..............................................
27, 50
23, 41
動作環境 ............................................. 11
トラブルシューティング ............ 55
定義データベース ..................
57
な
ら
ネットワーク....................................
49
は
ハードディスク ...............................
バックアップ....................
11
28, 31, 33
バックアップ保存先
フォルダ .............................................
31
51
ファイルアンチウイルス ............ 34
復元 ...................................................... 31
複合ファイル.................................... 35
プロキシサーバ ............................... 49
プロテクション ....................... 22, 34
プロテクション設定...................... 34
ヘルプ..................................................... 3
ポップアップ表示 .................. 27, 50
バッテリー稼動時 ..........................
ま
メインウインドウ .............................
8
や
読み込み .............................................
58
52
ライセンス ........................................
53
レポートウインドウ.............. 10, 28
レポート設定.................................... 33
ロールバック.................................... 24
アルファベット・記号
CPU ...................................................... 11
Dock .................................................... 51
Kaspersky Security
Network .................................... 14, 47
LAN .............................................. 24, 42
OS ......................................................... 11
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本マニュアル
(紙媒体または電子データで提供するものを含みます)
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として利用することができます。ただし、
これを第三者へ提供したり、貸し出しすることはでき
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iArc™、iChecker™、iCure™、iStream™、iSwift™ は、Kaspersky Labの商標または登録
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• その他記載された会社名、製品名等は、各社の登録商標もしくは商標、または弊社の商標で
す。なお本文中は®、™ マークは記載していません。
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テクニカルサポートサイトには、製品のインストールや使用方法に関する情報や推奨事項、
よ
くある質問に対する回答などが記載されています。
製品の使用中に問題が発生した場合などに、
ご利用ください。
http://support.kaspersky.co.jp
カスペルスキー アンチウイルス 2011 for Mac
2011 年 9 月 13 日 第 2 版第 1 刷発行
© 2011 Kaspersky Lab ZAO. 無断複写・転載を禁じます。
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