...

器官・臓器の解剖Ⅳ 1 年

by user

on
Category: Documents
4

views

Report

Comments

Transcript

器官・臓器の解剖Ⅳ 1 年
1年
器官・臓器の解剖Ⅳ
(Anatomy and Histology Ⅳ:Urogenital system, Sensory organs and Endocrine glands)
【責任者:八木 秀司 主任教授】
〔解剖学 細胞生物部門〕前田 誠司 准教授、大谷 佐知 助教
泌尿・生殖器系の解剖(Anatomy of Urogenital Organs)
1.教育目標
泌尿生殖器系の基本構造を講義を通じて理解する。また、泌尿生殖器系各種器官
の構成細胞や組織を組織実習を通じて理解する。
2.行動目標
泌尿器系
(1)腎・尿路系の位置・形態と血管分布・神経支配を説明できる。
(2)腎の機能の全体像やネフロン各部の構造を概説できる。
(3)蓄排尿の機序を説明できる。
生殖器系
(1)男性生殖器系の位置・形態と血管分布・神経支配を説明できる。
(2)男性生殖器系の組織構造、精子発生の過程を説明できる。
(3)女性生殖器系の位置・形態と血管分布・神経支配を説明できる。
(4)女性生殖器系の組織構造を説明できる。
(5)卵巣および子宮内膜の月経周期に伴う組織変化を説明できる。
(6)胎盤の構造を説明できる。
(7)乳房の構造を説明できる。
(8)生殖腺の発生と性分化、男女の生殖腺の発育の過程を説明できる。
その他
講義の予習および復習を推奨する。組織実習の予習は必須である。
3.成績の評価方法・基準
定期試験・組織実習の成績を評価する。最終成績は「感覚器・内分泌器系の解
剖」との総合評価。
1 − 137
4.教科書・参考書
「人体解剖学(改訂第42版)」藤田恒太郎 著(南江堂)2003年
「ネッター解剖学アトラス(原書第5版)」
Frank H. Netter 著 相磯貞和 訳(南江堂)2011年
5.参考図書
「グレイ解剖学(原著第2版)」塩田浩平、他 訳(エルゼビア・ジャパン)2011年
「日本人体解剖学(改訂19版)」(上・下)金子丑之助 著(南山堂)2000年
「現代の組織学(改訂第3版)」山田安正 著(金原出版)1994年
「標準組織学 各論(第4版)」藤田尚男 著(医学書院)2010年
「ラングマン人体発生学(第10版)」T.W.Sadler 著 安田峯生 訳
(メディカル・サイエンス・インターナショナル)2010年
1 − 138
1年
感覚器・内分泌器系の解剖(Anatomy of Sensory and Endocrine Organs)
1.教育目標
(1)各感覚器の構造と感覚の受容のしくみを理解する。
(2)各内分泌器の構造とホルモン分泌のしくみを理解する。
2.行動目標
感覚器系
(1)眼球と付属器官の構造を図示し、視覚情報の受容のしくみを説明できる。
(2)目の遠近調節・明暗調節や眼球運動のしくみを説明できる。
(3)外耳・中耳・内耳の構造を図示し、聴覚・平衡覚の受容のしくみを説明できる。
(4)嗅覚器と味覚器の構造および受容のしくみを説明できる。
(5)皮膚の組織構造を図示し、説明できる。
内分泌器系
(1)内分泌腺と外分泌線の違いを説明できる。
(2)下垂体の位置・構造・ホルモンおよび視床下部との相互関係について説明で
きる。
(3)松果体の位置と分泌されるホルモンを説明できる。
(4)甲状腺と上皮小体の位置と構造および分泌されるホルモンを説明できる。
(5)副腎の位置と構造および分泌されるホルモンを説明できる。
(6)膵島の構造と分泌されるホルモンを説明できる。
その他
講義の予習・復習を推奨する。組織実習の予習は必須である。
3.成績の評価方法・基準
定期試験および実習のレポートにより総合的に評価する。定期試験では各器官に
関する基本的知識について問い、実習のレポートではスケッチと設問に対する解答
で評価を行う。最終成績は「泌尿・生殖器系の解剖」との総合評価。
1 − 139
4.教科書・参考書
「人体解剖学(改訂第42版)」藤田恒太郎 著(南江堂)2003年
「ネッター解剖学アトラス(原書第5版)」
Frank H. Netter 著 相磯貞和 訳(南江堂)2011年
「現代の組織学(改訂第3版)」山田安正 著(金原出版)1994年
5.参考図書
「標準組織学 各論(第4版)」藤田尚男 著(医学書院)2010年
「組織細胞生物学」Abraham L. Kierszenbaum 著(南江堂)2006年
「トートラ人体の構造と機能(第4版)」
Gerard J. Tortora、Bryan Derrickson 著(丸善出版)2012年
「入門組織学(改訂第2版)」牛木辰男 著(南江堂)2013年
1 − 140
1年
授 業 計 画
科目名
器官・臓器の解剖Ⅳ
年 月 日
曜 時
日 限
講義・実習内容
担 当 教 員 名
前田 誠司
准教授
前田 誠司
准教授
前田 誠司
准教授
前田 誠司
准教授
細胞生物部門
全員
細胞生物部門
全員
前田 誠司
准教授
大谷 佐知
助教
大谷 佐知
助教
大谷 佐知
助教
前田 誠司
准教授
前田 誠司
准教授
前田 誠司
准教授
細胞生物部門
全員
細胞生物部門
全員
15 11 27 金 1 腎臓の位置と構造
15 11 27 金 2 腎臓の組織
15 12 2 水 1 尿路系の位置と構造
15 12 2 水 2 男性生殖器系の位置と構造
15 12 2 水 3 実習:泌尿器系組織実習
15 12 2 水 4 実習:泌尿器系組織実習
15 12 3 木 2 精子発生の機序
15 12 4 金 1 視床下部と下垂体の構造
15 12 4 金 2 甲状腺と上皮小体の構造
15 12 7 月 2 副腎とその他の内分泌系組織の構造
15 12 8 火 1 女性生殖器系の位置と構造
15 12 8 火 2 卵巣周期と子宮内膜周期
15 12 9 水 2 胎盤の構造・乳房の構造
15 12 9 水 3 実習:男性生殖器系組織実習
15 12 9 水 4 実習:男性生殖器系組織実習
1 − 141
授 業 計 画
科目名
器官・臓器の解剖Ⅳ
年 月 日
曜 時
日 限
講義・実習内容
担 当 教 員 名
大谷 佐知
助教
大谷 佐知
助教
細胞生物部門
全員
細胞生物部門
全員
大谷 佐知
助教
大谷 佐知
助教
細胞生物部門
全員
細胞生物部門
全員
細胞生物部門
全員
15 12 10 木 3 視覚器の構造
15 12 10 木 4 平衡聴覚器の構造
15 12 11 金 3 実習:女性生殖器系組織実習
15 12 11 金 4 実習:女性生殖器系組織実習
15 12 14 月 1 嗅覚器と味覚器の構造
15 12 14 月 2 外皮系の構造
15 12 14 月 3 実習:眼球、内耳の組織学実習
15 12 14 月 4 実習:眼球、内耳の組織学実習
15 12 14 月 5 実習:眼球、内耳の組織学実習
1 − 142
Fly UP