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受賞事業者概要(PDF形式/1147KB)
経済産業省北海道経済産業局長顕彰 地域でがんばる 「中小企業・小規模事業者」 【受賞者一覧】 株式会社アビサル・ジャパン・・・・ 1 株式会社菅野養蜂場・・・・・・・・ 1 サンマルコ食品株式会社・・・・・・ 2 株式会社粧薬研究所・・・・・・・・ 2 株式会社土谷特殊農機具製作所・・・ 3 洞爺湖温泉利用協同組合・・・・・・ 3 十勝三菱自動車販売株式会社・・・・ 4 株式会社ハートビット・・・・・・・ 4 フィールド倶楽部株式会社・・・・・ 5 株式会社Mammy Pro ・・・・ 5 株式会社水野染工場・・・・・・・・ 6 山本果樹園株式会社・・・・・・・・ 6 株式会社リナイス・・・・・・・・・ 7 (五十音順) 経済産業省北海道経済産業局長顕彰 受賞者 位置図 (株)アビサル・ジャパン サンマルコ食品(株) (株)粧薬研究所 (株)ハートビット (株)Mammy Pro (株)リナイス (株)水野染工場 (株)菅野養蜂場 【旭川市】 【訓子府町】 【余市町】 【札幌市】 【北広島市】 (株)土谷特殊農機具製作所 十勝三菱自動車販売(株) 【洞爺湖町】 【帯広市】 フィールド倶楽部(株) 洞爺湖温泉利用協同組合 山本果樹園(株) 【北海道経済産業局長顕彰】 ○株式会社アビサル・ジャパン 北海道札幌市中央区南4条西12丁目1304-4 代表取締役 幟立 真理 http://www.abyssal.jp/ (会社概要) 北海道産の甜菜や野菜を主原料とした基礎化 粧品を開発・製造・販売。特に砂糖を使ったスキ ンケア商品「シュクレ」シリーズは、肌に優しく、汚 れを落として保湿する製品として、女性から乳児 まで幅広い支持を受け売上が増大している。 (選定理由) 株式会社アビサル・ジャパンは、北海道を代表 する地域資源である甜菜(砂糖)が有する薬効薬 理に着目し、独自の製法により、世界で初めて砂 糖を主原料としたスキンケア商品を開発。製品の安全性・機能性に関するエビデン スの充実、生産農家と連携した「北海道産野菜」のブランドイメージを効果的に活 用した販売展開を行い、道産農産物の付加価値向上に大きく貢献している。 ○株式会社菅野養蜂場 北海道常呂郡訓子府町字常盤5番地66 代表取締役 菅野 富二 http://honeyfarm‐kanno.com/ (会社概要) 訓子府町で昭和10年に自家用蜂蜜採取のため2~3群 の飼育から養蜂を始め、2代目が昭和21年に独立し養蜂 業を開始。現在は全国でも数少ない移動養蜂業で、抗生物 質を全く使用しないなど生産方法に工夫を重ね、安心・安全 で特色ある蜂蜜採取に取り組んでいる。 (選定理由) 株式会社菅野養蜂場は、農商工連携事業計画の認定(平 成26年2月)を受け、北海道内の造り酒屋の田中酒造株式 会社と連携し、シナ蜜を使った蜂蜜酒の開発に取り組むな ど、自社のこだわりの蜂蜜による新商品開発、新たな事業 展開に積極的に取り組んでいる。シナ蜜の蜂蜜酒の開発は、 加工用としてはあまり用途がなかったシナ蜜の高付加価値 化のモデルとなるものであり、また、地元訓子府町の新たな 特産品として町からも期待されている。 1 【北海道経済産業局長顕彰】 ○サンマルコ食品株式会社 北海道札幌市厚別区厚別東4条1丁目1-48 代表取締役社長 藤井 幸一 http://www.sanmaruko.co.jp/ (会社概要) 「おいしい北海道を、もっとおいしく。」をモットー に創業以来、コロッケやグラタンを主要品目とする 冷凍食品メーカーとして、徹底した衛生思想のもと で北海道の農産物を使い、安全・安心・健康・正直を 基本に美味しい商品づくりを推進している。 (選定理由) サンマルコ食品株式会社は、地元北海道の高品質 食材にこだわった商品開発や積極的な顧客ニーズ の収集をもとに、幅広く商品を展開するとともに、製造ラインの集約や冷蔵冷凍設備、 ボイラーの効率化等による積極的な省エネの取組を実践しているほか、エネルギー 使用量の削減による環境負荷低減や企業競争力強化により、他社との差別化を実 現。 さらに、地元住民の職員採用や地元企業との積極的な連携等、地域密着型の経 営による地域活性化に大きく貢献している。 ○株式会社粧薬研究所 北海道札幌市白石区中央2条4丁目53-1 代表取締役 圓田 照夫 http://www.oem‐cosme.co.jp/ (会社概要) 主に、エステサロン向け化粧品の企画、研究 開発、製造、販売を行う化粧品メーカー。最近 では、北海道の資源を活用した化粧品開発も 行い、北海道コスメのブランド力向上に力を注 いでいる。 (選定理由) 株式会社粧薬研究所は、価格競争力のある 大企業が市場の大半を占める化粧品業界に おいてエステサロン向け化粧品に重点を置き、 自社で開発した化粧品原料や量産体制を活か した独自のビジネスモデルを築いた。 北海道の資源を活用した化粧品製造販売を他社に先駆けて行い、北海道の化 粧品ブランドの向上にも取り組んでいる。 2 【北海道経済産業局長顕彰】 ○株式会社土谷特殊農機具製作所 北海道帯広市西21条北1丁目3番2号 代表取締役 土谷 紀明 http://www.tsuchiyanoki.com (会社概要) 創業以来、酪農家のニーズに応える製品と サービスを提供。長年の経験とノウハウを生 かしたミルキングパーラー(搾乳施設)や糞尿 処理システム、畜産管理システムは、北海道 内の大規模酪農家で多くの導入実績がある。 また、近年では、再生可能エネルギーのバイ オガス発電プラントや自然エネルギー利用の アイスシェルターも開発・提供している。 (選定理由) 株式会社土谷特殊農機具製作所によるバイオガス発電プラントの普及活動により、 酪農・畜産業において今までコストをかけて処理していた家畜糞尿を、有価物(エ ネルギー)に変えるとともに、再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用する ことで、酪農家や畜産農家の収益改善に大きく貢献している。 ○洞爺湖温泉利用協同組合 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉78番地 代表理事 若狭 洋市 http://www.toyakospa.com/ (組合概要) 洞爺湖温泉地域の温泉資源、泉温の保護を目的 として、昭和35年に北海道初の温泉資源を共同 管理する事業協同組合を設立。地域の全源泉の 維持・管理を行うとともに、組合員に対して温泉の 安定供給を行っている。また、全国各地の温泉地 域の温泉資源の管理を支援している。 (選定理由) 洞爺湖温泉利用協同組合は、地域の基幹産業 である観光産業の活性化のために、源泉管理シス テムを導入し温泉資源の保護に取り組むほか、省 エネルギーや再生可能エネルギーなどの先進的な 取組により経費を削減し、組合員の配湯料の軽減に取り組んでいる。 また、資源保護、配湯料軽減等の温泉管理ノウハウを活かし、全国各地の温泉 地域の活性化に向けた取組を支援し、温泉を通じた街づくりに貢献している。 3 【北海道経済産業局長顕彰】 ○十勝三菱自動車販売株式会社 北海道帯広市西16条北1丁目21番5号 取締役社長 鈴木 享 http://www.tokachi‐mitsubishi.co.jp/ (会社概要) メーカー主導による販売手法では完全なお客様密着には ならないとの考えにより、車というモノではなく、心を届け、 安心と信頼を感じてもらう会社づくりに取り組む。その結果、 全国グループ会社内における最優秀販売会社表彰を5年 連続で受賞する等の評価を受けている。 (選定理由) 十勝三菱自動車販売株式会社は、ショールームを車が主 役の新車展示の場所から、人が主役の家族連れをはじめ お客様がくつろぐための「ラウンジ(おもてなしの空間)」に 変革し、気軽に来店し、楽しんでもらう店づくりを実践。また、 「我々の商品は『人』である」という考えのもと、社員自らの 創意工夫を促す自主性を重んじる取り組みにより、多様化 するニーズに対応した顧客満足度の向上に積極的に取り 組んでいる。 ○株式会社ハートビット 北海道札幌市北区北7条西1丁目1番地5 丸増ビル№18 1F 代表取締役 熊谷 仁志 http://www.heart‐bit.com/ (会社概要) パソコン・スマートフォンアプリの企画・開発、SNS のグラフィック制作・プログラム開発などの他、北海 道+萌キャラのオリジナルご当地キャラクター「フラ ンチェスカ」を制作し、食品産業など他産業との連携 を進めている。 (選定理由) 株式会社ハートビットは、北海道+萌キャラのオリジナルご当地キャラクター「フラ ンチェスカ」を活用し、最新のデジタルアニメ制作ツールを活用したTVアニメ番組 による情報発信や、食品とのコラボ商品の開発などを通じて、道内の食品産業等 の付加価値向上に向けた取組を進めるとともに、地域の食と観光をPRするため、 自治体と連携しながら積極的に広報活動を行うなど、地域活性化への取組を行っ ている。 4 【北海道経済産業局長顕彰】 ○フィールド倶楽部株式会社 北海道北広島市大曲工業団地4-1-2 代表取締役 見上 眞司 http://www.fieldclub.co.jp/ (会社概要) 昭和63年の創業以来、看板製作を中心に飲食 店や北海道内の観光地、テーマパークなどの装 飾を手がけている。 また、特許を取得しているウレタンフォームへの 特殊コーティング技術を活用して平成25年10月、 新連携事業計画認定を取得している。 (選定理由) 新連携事業計画認定を受けた「ウレタンフォームへの特殊コーティング技術を活 用した商品の開発・市場化事業」により、他地域の事業者との連携で互いの強み を活かしながら独自技術による新たな商品開発、新たな分野への事業展開に取り 組み、自社の経営課題の解決に結びつけている。 また、通年雇用の実現、雇用増加等地域経済の活性化に貢献している。 ○株式会社Mammy Pro 北海道札幌市中央区南1条西5丁目 愛生舘ビル4F 代表取締役 阿部 夕子 http://mamanavi.tv/company/ (会社概要) スタッフ全員が子育て中で北海道育児ポータルサイト 「ママナビ」、育児と住まいのポータルサイト「ママ住ま」 運営の他、プチ起業ママと支援するイベント企画、不審 者情報の配信システム等。 (選定理由) 株式会社Mammy Proは、少子化、女性の 活躍推進などの社会的課題に対し、地域 性を柱に社会貢献となるビジネスに取り組 んでおり、再就職を目指す子育て層を積極 的に採用し、育児と仕事の両立のロール モデルとなるべく会社全体での取り組みを 進めている。 5 【北海道経済産業局長顕彰】 ○株式会社水野染工場 北海道旭川市大雪通3丁目488-26 代表取締役社長 水野 弘敏 http://www.hanten.jp/ (会社概要) 明治40年創業の老舗染物店。大漁旗やのれ ん、半纏、手ぬぐい等、染め商品の製造・販売を 行う。地域社会の役に立つことを経営理念とし て、業界全体が衰退する中で、常に新しい提案 を行い成長を続けている。 (選定理由) 株式会社水野染工場は、伝統文化である印 染(しるしぞめ)事業者の数が大幅に減少する 中、職人の世界に作業マニュアルを導入したり、 業界初のネット受注やIT活用による工程管理を 実現するなど先進的取組を実践。首都圏に店舗 を開設し、旭川発の染物を独自のビジネスモデルで北海道内外へ発信する21世 紀の老舗染物店である。 ○山本果樹園株式会社 北海道余市町登町1102-5 代表取締役 山本 幸章 http://www.fruits‐yamamoto.net/ (会社概要) 明治10年に果樹植栽から始まり、法人化して以 降、観光農園部門を開設のほか、リンゴジュース 等の委託加工・販売や飲食店舗の開設など、多 角的な経営を実施。北海道外・海外の域外観光 客も積極的に誘致。 (選定理由) 山本果樹園株式会社は、有機肥料にこだわり 品質の良い果樹を通年で多品目栽培しており、 観光果樹園としても地域の通期観光需要の創出 に大きく貢献。 また、海外客の開拓にも積極的に取り組み、現在では来園者の約4割までが海 外客になる等、地域のインバウンドに果たす効果が大きく、更には地元加工企業 と果樹加工品の開発を通じ、地域果樹の付加価値向上・ブランド化にも貢献。 6 【北海道経済産業局長顕彰】 ○株式会社リナイス 北海道札幌市東区23条東18丁目2-19 代表取締役 中野 英春・鳴海 正樹 http://www.linise.co.jp/ (会社概要) 北海道の天然未利用資源である鮭の鼻軟骨から、有用成分である「非変性Ⅱ型 コラーゲン」及び「プロテオグリカン」を抽出・精製。独自の高効率な製造技術を用い て製造した天然素材による食品・化粧品原料を全国に販売展開。 (選定理由) 株式会社リナイスは、鮭の頭部にある未 利用資源の「鼻軟骨」だけを取り出し有効 成分を抽出する技術を確立するとともに、 地元の水産加工業者と連携した革新的な 食品・化粧品原料の生産体制を整備。 また、水産資源の高付加価値化を実現 するとともに、高度な技術による新規天然 素材を開発・供給することで、成長産業で ある健康食品・化粧品業界に大きく貢献し ている。 7 産業部 産業振興課 〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西2丁目 札幌第1合同庁舎 電話 (代表)011-709-2311(内線2591~2) FAX 011-709-2566 http://www.hkd.meti.go.jp 作成:平成27年3月