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東京農工大学研究奨励金「JIRITSU(自立)」制度実施要項

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東京農工大学研究奨励金「JIRITSU(自立)」制度実施要項
東京農工大学研究奨励金「JIRITSU(自立)」制度実施要項
(平成 20 年 3 月 10 日制定)
(平成 21 年 4 月 1 日一部改正)
(平成 21 年 9 月 14 日一部改正)
(平成 22 年 4 月 1 日一部改正)
(平成 22 年 8 月 1 日一部改正)
(目的)
第1条 研究奨励金「JIRITSU(自立)」制度は、リサ-チ・フェロー(以下「RF」とい
う。
)の名称を付与された東京農工大学(以下「本学」という。)大学院学生等に対し、
自由な発想のもとに主体的に研究課題等に取り組む機会を与え、必要な資金を研究奨励
金として支給し、もって、世界で通用する研究者を視野に入れた若手人材の自立促進を
支援することを目的とする。
(名称の付与)
第2条 前条に定めるRFの名称は、学長がこれを付与する。
(申請要件)
第3条 RFとなることのできる者は、次の各号のいずれかに該当するものとする。
一 本学博士後期課程に在籍する学生
(連合農学研究科及び生物システム応用科学府共同先進健康科学専攻に在籍する学生に
ついては、本学配置の者に限る。
)
二
本学博士後期課程に進学する本学博士前期課程学生、修士課程学生及び研究生
三
岐阜大学連合獣医学研究科博士課程に在籍する学生のうち、本学配置の者
四
本学博士後期課程を修了した後、本学において研究プロジェクトに参画し、
研究活動に従事する者
五
本学博士課程に標準修業年限以上在学し、所定の単位を取得し退学した者で、
本学において研究プロジェクトに参画し、退学から3年以内に学位取得見込みの者
(期間)
第4条
RFの採用期間は、1 会計年度内とし、複数年度の研究計画の場合は毎年度更新す
るものとする。共同研究などの外部資金を活用した研究プロジェクトに従事する場合は、
当該プロジェクトの実施期間に限り継続して採用できるものとする。
(申請)
第5条 RFの採用を希望する者(以下「採用希望者」という。
)は、本学が指定する書類
を添えて別に定める研究計画書を所属する研究室の受入教員(以下「受入教員」という。)
に申請するものとする。受入教員は、採用希望者をRFとして推薦する場合は、採用希
望者が提出した研究計画書に別に定める採用計画書及び推薦書を添えて、学府長又は研
究科長(以下「学府長等」という。)を経由して学長に申請しなければならない。
(選考)
第6条
学長は、RFの選考を連携リング運営委員会(以下「運営委員会」という。)に委
嘱するものとし、運営委員会は、RF 候補者の選考を学府又は研究科(以下「学府等」と
いう。
)に付託するものとする。
2
学府長等は、前項の規定に基づきRF選考審査会(以下「審査会」という。)を設置し、
次条に定める基準に従いRF候補者を選考し、その結果を運営委員会に報告するものと
する。
3
運営委員会は、前項の報告に基づき、RFを選考する。
4
審査会について必要な事項は、学府等において定める。
(選考基準)
第7条
RFの選考基準は、次の各号に掲げるとおりとする。
一
研究活動に必要な専門的な資質及び能力を備えていること。
二
学業成績及び研究業績の優秀な者で、RFとして研究に従事することにより、将来、
研究活動の指導者となることが見込まれること。
(採用決定)
第8条
学長は、第6条第3項の選考結果を踏まえ、RFの採用を決定する。
(研究専念義務)
第9条
RFは、研究計画書記載の研究計画に基づき研究に専念しなければならない。
(研究奨励金の給付)
第10条
研究奨励金の給付は、研究への貢献度及び予算的制約等を勘案し、次の各号に
掲げるいずれかの支給区分に従って金額を決定し、研究期間に応じて支給する。
支給区分 S は、月額 20 万円
二
支給区分 A は、月額 15 万円
三
支給区分 B は、月額 10 万円
四
支給区分 C は、月額 5 万円
2
一
研究奨励金は、四半期ごとに支給するものとし、支給時期及び支給対象となる研究期
間は、別表のとおりとする。ただし、別表に定める支給時期以外の月にRFに採用され
た場合は、当該採用された月から当該採用された月を含む四半期の最終月となる月まで
を支給対象となる研究期間として、当該採用された月に支給できるものとする。
3
前項の規定にかかわらず、学長が必要と認めたときは、その都度支給時期及び支給対
象となる研究期間を定めることができる。
4
研究奨励金は、給与所得とみなし、源泉徴収するものとする。
(決定又は採用取り消し)
第11条
学長は、RFとして決定又は採用された者が、第3条各号に掲げるRFとして
の申請要件を満たさなくなった場合、又は次の各号の一に該当すると認められる場合は、
学府等及び運営委員会の議を経て、RFの決定又は採用を取り消すものとする。
一
学則の規定により懲戒処分を受けたとき。
二
その他RFとして不適格であると認められるとき。
(研究奨励金の返還)
第12条
学長は、RFが研究奨励金の給付を受けた後に、前条の規定に基づきRFの採
用を取り消した場合は、運営委員会の議を経て、研究奨励金の返還を求めることができ
る。
2
前項において研究奨励金の返還を求められた者は、定められた期限までに研究奨励金
の全部を返還しなければならない。
(オリエンテ-ション等)
第13条
受入教員は、事前に当該研究に関する適切なオリエンテ-ションを行うととも
に、RFからの意見聴取、継続的かつ適切な指導・助言を行うものとする。
(実施報告書の提出)
第14条
受入教員は、毎年度末日までにその年度に採用したRFについて、別に定める
様式により実施報告書を作成し、学府長等を経由して学長に提出するものとする。
(事務)
第15条
この要項に関する事務は、学府等において行う。ただし、第8条、第11条の
運営委員会に係る事項及び第12条第1項に関する事務は、研究支援・産学連携チームに
おいて行う。
(雑則)
第16条 この要項に定めるもののほか、研究奨励金「JIRITSU(自立)
」制度の実施に関
し、必要な事項は別に定める。
附 則
この要項は、平成 20 年 3 月 10 日から施行する。
附 則
この要項は、平成 21 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この要項は、平成 21 年 9 月 14 日から施行する。
附 則
この要項は、平成 22 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この要項は、平成 22 年 8 月 1 日から施行する。
別表
支給時期
支給対象となる研究期間
4月
4月~6月
7月
7月~9月
10月
10月~12月
1月
1月~3月
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