...

121 - 誠信書房

by user

on
Category: Documents
15

views

Report

Comments

Transcript

121 - 誠信書房
Preview
121
誠信
1
目次 パリの魅力 今昔 塚原 史
3
Preview 読者の皆様へ 7
「心理学叢書」
2
15
塚原 史
パリの魅力 今昔
パリの魅力などといっても,思い立った翌日にでも出
かけることのできる昨今ではレトロに聞こえるかもしれ
ないが,美術館巡りやショッピングやグルメといった
ツーリスト的魅力を超えたこの街の魅力は,思いがけな
い「出会い」の妙にあるのではないだろうか。そんなこ
とを実感したごく個人的な体験を,この場を借りて少し
だけ紹介させていただきたい。
私はダダ・シュルレアリスムなどの芸術運動と,その
精神的継承者ともいえるフランス現代思想・文学を研究
対象としているので,二十代半ばの留学先の選択肢はパ
リしかなかったが,羽田発アンカレッジ経由パリ行とい
う,今は存在しないひどく時間がかかる経路でかの地に
降り立ったのは三十数年前の秋だった。フランス政府給
費留学生としてパリ第三大学博士課程に登録したのだ
が,当時の住まいは,セーヌ左岸の大学校舎から遠く離
れたシャンゼリゼ脇のラ・ボエシー通りで,コンサート
ホールや画廊が並ぶ留学生には似合わないシックな街の
アパルトマンだった。
最初の「出会い」は,この住まいの主人である老婦人
マダム B と知り合ったことである。彼女はニース大学
Seishin Preview
3
教授の母上で,一年の半分は南仏で暮らしていたせいか
間借り人には寛大だったから,自由なパリ生活を送るこ
とができたが,週に一,二回近くのスーパーで買い物を
頼まれることがあった。その際念を押されたのはステー
キ用の肉を忘れないことで,もう八十歳に近かっただろ
うマダムは,ほとんど日課のようにステーキを自分で焼
いて食べていたのである。その理由をたずねてみると,
彼女はごく当然のようにこう答えて,日本から来た若
者の意表を突いた― Je ne mange pas par appétit, je
mange par raison.
つまり「私は食欲で食べるのではなくて,理性で食べ
るのです」という意味で,意訳すれば「肉を毎日食べた
いわけじゃないけど,健康のために食べてるのよ」とな
るから,それ自体は驚くほどのことではない。パリで学
生生活を始めたばかりの私が「さすがフランス人」と素
朴に感激したのは,そこに日本人が通常は意識しない
「理性で食べる」というフランス的な発想を見つけたか
らであり,デカルト『方法叙説』の「理性は私たちを人
間にしている唯一のものである」という一行に,マダム
B の言葉が数百年を越えてつながっていると直観したの
だった。
そんな知的風土の国から,19 世紀後半にはシャルコー
のヒステリー研究のような理性への懐疑が生まれ,20
世紀に入ると,シャルコーの弟子ババンスキー(足底の
バビンスキー反射の発見者)の助手の教えを受けた医学
生アンドレ・ブルトンが「理性に管理されない思考の書
き取り」としてのシュルレアリスムを提案するにいたる
のは,理性的思考の意外な可能性を示唆していたといえ
るだろう。
4
Seishin Preview
そういえば,今年は 1914 年の第一次世界大戦勃発百
周年に当たるが,マダム B の,華やかな催しとはもう
縁がなくなったサロンには,ルノワールの絵画のような
デコルテのドレス姿の若い女性の油彩画が飾られてい
た。モデルはあの戦争の前のマダム自身だったのだが,
絵の前で「あの頃が私の青春だった,パリは今よりずっ
と美しかった」と映画の台詞のように繰り返していたこ
とが想い出される。忘れがたい「出会い」ではあった。
その後も,大学の授業やコレージュ・ド・フランスの
講義での「出会い」(教授が「付き人」に先導されて厳
かに登壇する時代だった),さらには社会学者ボードリ
ヤールとの「出会い」などがあったが,それらについ
ては別の機会にもふれたので,もっと最近の,マダム B
との場合に比べればはるかに希薄だが,パリの魅力の一
端につながるかもしれない「出会い」について報告して
おこう。
モンマルトルといえば,もちろんパリ屈指の観光名所
だが,サクレクール寺院裏手のジュノー通りにダダイズ
ムの創始者トリスタン・ツァラの旧宅が現存すること
は,あまり知られていないかもしれない。ウィーンの建
築家アドルフ・ロースが設計したこの三階建ての館は,
1930 年代には岡本太郎や横光利一が訪れた建物で,留
学時代以来よく足を運ぶ場所だが,数年前この界隈を歩
き回った時,近くのテルトル広場のカフェテラスで小休
止したことがあった。各国からの観光客相手に似顔絵を
描いて売りつける「芸術家」たちがたむろすることで有
名な一角である。
そんな彼らのひとりが,異国人の私に声をかけてき
た。こんな時は無視するのが一番だが,ワインの微酔も
5
手伝って話に乗るふりをしてみると,どこから来たかと
いう。悪戯心から「どこからでもないよ」というと相手
は真に受けて「ではフランス人か」と聞くから否定する
と,少し苛立ったらしく「あなたはいったい何者か」と
問い質すので,こちらから「では,あなたは芸術家か」
と単刀直入に問い返してみた。
その時のじつに率直な答えはまさに「理性の国」の伝
統につながるもので,おそらくまだ三十代のわが絵描き
君は,ためらうことなく「ノン」と言い切ったのだっ
た。毎日似顔絵を描いて暮らしていても,アイデンティ
ティーとしては「芸術家」と自称することのない,ある
種の誠実な知性をそこに読み取った私が,似顔絵を注文
する代わりに彼に一杯のワインをふるまったことはご想
像のとおりである。
話が私的な体験に深入りしすぎたようだが,こうした
出会いは結局フランス語のコミュニケーションをきっか
けとしている。日本の大学の語学教育では,最近グロー
バルな共通語としての英語が優先されているが,フラン
ス語に限らず英語以外の言語を習得する機会が少なくな
ると「出会い」の魅力も乏しくなってしまうのではない
だろうか。
(つかはら ふみ / 早稲田大学・表象文化論,フランス思想・文学)
6
Seishin Preview
新刊・既刊・近刊
読者の皆様へ
誠信書房出版案内
小社の出版物は全国の主要書店の店頭にてお求めいただけま
す。店頭にない場合には注文にてお取り寄せください。
直接送付をご希望の場合は,お名前ご住所(お届け先),電話番
号,ご注文の書名,冊数を明示のうえ,電話,FAX,e-mail
([email protected]) にてお申し込みください。代金引換郵
便にてお送りいたします。送料は 1 回につき一律 200 円です。
お受け取りの際に代金(価格合計+消費税+送料)を郵便局係
員にお支払いください。
公費でのご購入などで,代金引換郵便が不都合な場合には,ご
一報ください。
小社の新刊書および既刊書は,インターネットのホームページ
でもご案内しておりますので,ご利用ください。
本誌をご希望の方は,直接小社にお申し付けください。定期的
にお送り(無料)いたします。
〒 112 - 0012 東京都文京区大塚 3 -20 - 6 電話 03 -3946 -5666 Fax 03 -3945 - 8880
http://www. seishinshobo. co. jp
誠信書房
出版案内
7
2014 年 3 月 15 日刊行
日本心理学会監修「心理学叢書 1」
思いやりはどこから来るの?
利他性の心理と行動
髙木 修・竹村和久 編
「思いやり」とは自分の利益を犠牲にしてでも他人の利益の向
上を図ろうという考え方である。思いやりは私たちの社会を動
かす根幹の一つだが,ではそれは人間に本来的に備わったもの
なのだろうか。本書では,日常での交流から災害援助にいたる
まで,様々な場面における思いやりをピックアップし,ビジネ
スの見地から,心理学の見地から,さらに進化の見地から,科
学的な解説を試みた。
第 1 章 思いやりは経営にも活かされている
ビジネス現場に見る思いやりとは / 思いやりがなぜビジネス
を動かすのか / 思いやりが生む利他的行動 / 他
第 2 章 思いやりはどんな場面で現れやすいのか
援助行動の分類 / 年齢別の援助行動 / 他
第 3 章 企業の思いやりと人助けの行動
東日本大震災時の経済界の援助行動 / 企業のボランティア活
動支援の実例 / 他
第 4 章 思いやりはどのように獲得されるか
向社会的行動を理解する枠組み / 向社会性の発達に関連する
諸要因 / 向社会的行動を示す子どもの特徴と親の特徴 / 他
第 5 章 思いやりと共感
思いやり行動とは / 思いやりの気持ち / 実験で考える / 他
第 6 章 思いやり行動を取る心の動き
「助けなくてはならない」という気持ち /「助けたい」という気持ち / 他
第 7 章 思いやりの進化論的基盤
利他主義の進化論的説明 / 他
第 8 章 進化学から見た思いやり
評判によって協力を維持する / 他
第 9 章 脳神経科学から見た思いやり
独裁者ゲーム / サイコパス / 他
たかぎ おさむ:関西大学名誉教授
たけむら かずひさ:早稲田大学文学学術院教授
A5 判 206 頁 / 定価(本体 2000 円+税)
ISBN978-4-414-31111-2
8
誠信書房
出版案内
2014 年 1 月 30 日刊行
職場のストレスマネジメント
(CD 付き)
セルフケア教育の企画・実施マニュアル
島津明人 編著
心を病む労働者が増加しており,その対策は企業の重要課題と
なっている。そのようななか,厚生労働省の研究班がヘルスケ
アを普及・浸透させるためのガイドラインを作成。本書は,本
研究班の分担研究者であった編著者よる,ガイドラインの実施
マニュアルである。事業所の規模や実施回数に合わせた 3 種類
の研修を時系列に紹介。講義用スライド(PowerPoint と PDF)
や配布資料(PDF)も掲載。これらは添付の CD に収録した。
知識編
1 個人向けストレス対策(セルフケア)の基本的な考え方
2 効果的なセルフケア教育のための二つのポイント
3 ガイドライン作成の手順
4 ガイドラインの内容
5 実施のポイント
実践編
Ⅰ 実践例 1:仕事に役立つメンタルヘルス研修
1. 本研修の構成
2.【第 1 回 仕事に役立つ上手な頭の切り替え法】
プログラ
ムの具体的内容 / 他
Ⅱ 実践例 2:認知行動アプローチに基づいた集合研修式講習会
1. 本研修の構成
2.【第 1 回 こころのメンテナンス:行動編――行動活性化
技法の習得】プログラムの具体的内容 / 他
Ⅲ 実践例 3:問題解決スキルの向上を目的とした単一セッ
ションによる集合研修
1. 本研修の構成
2.【仕事に役立つストレスマネジメント:問題解決力アップ
で充実した毎日を】プログラムの具体的内容】
配付資料
しまず あきひと:東京大学大学院医学系研究科准教授
B5 判 144 頁 / 定価(本体 3300 円+税)
ISBN978-4-414-40081-6
9
2014 年 3 月 20 日刊行
遊戯療法と
箱庭療法をめぐって
弘中正美 著
遊戯療法と箱庭療法は,ともに非言語的なイメージが優位な心
理療法であり,子どもの心理治療の場合は遊戯療法のなかで箱
庭療法が用いられる相互に親和性の高い関係にある。本書は,
「遊びの治癒力」や「イメージの治癒力」など,遊戯療法・箱庭
療法をめぐるさまざまな問題を扱いながら,遊戯療法・箱庭療
法のスタンダードな用い方と,それらの療法の治療メカニズム
について明らかにしている。
序 章 『遊びの治癒力』について
Ⅰ 遊戯療法をめぐる諸問題
第 1 章 遊戯療法の基本 第 2 章 遊びの治療的機能について
第 3 章 遊戯療法における実践的諸問題
第 4 章 遊戯療法におけるアグレッションの破壊性と創造性
について
Ⅱ 箱庭療法をめぐる諸問題
第 5 章 箱庭療法
第 6 章 箱庭療法再入門
第 7 章 箱庭における遊びの持つ治療的意義
第 8 章 箱庭療法におけるクライエントとセラピスト間のコ
ミュニケーション
Ⅲ 治療メカニズムについて
第 9 章 親面接をめぐる諸問題 第10章 前概念的レベルにおけるコミュニケーション―遊
戯療法・箱庭療法などにおける治療メカニズムにつ
いて
第11章 イメージの心理的治癒機能
終 章 遊戯療法・箱庭療法の今後の可能性
ひろなか まさよし:明治大学文学部教授
A5 判 246 頁 / 定価(本体 3000 円+税)
ISBN978-4-414--40084-7
10 誠信書房
出版案内
2014 年 4 月 15 日刊行予定
非行・犯罪心理臨床
におけるグループの活用
治療教育の実践
藤岡淳子 著
本書は,矯正教育の歴史的・理論的展開を振り返るとともに,
筆者がこれまで児童自立支援施設や少年院,刑務所等で実践し
てきたグループ教育を概括する。また,現在の社会での出所者
や保護者支援の取り組みについても紹介する。さらに官民協働
(PFI)刑務所のひとつである島根あさひ社会復帰促進センター
で治療教育システムを立ち上げた貴重な経験をまとめた。矯正
教育に携わる専門家と心理士のための必読書。
第 1 章 非行・犯罪への教育プログラム介入を支える理論と実
践の展開
初期の非行・犯罪原因論から改善更生主義へ / 効果評価研
究 / 科学的根拠に基づくプログラム / 他
第 2 章 自己と関係性の発達と非行・犯罪
感情と認知,自己と対人関係の発達からみた非行 / 衝動・
欲求統制と非行・犯罪行動 / 育つためのグループとは? / 他
第 3 章 決意の段階から機能回復の段階まで
非行・犯罪をやめようという決意が生じるとき / 治療教育
プログラムの実際
第 4 章 児童自立支援施設での少女を対象とした治療教育プロ
グラム
男子グループと女子グループは異なるか / 他
第 5 章 刑務所内での治療教育グループの実践
刑務所と受刑者に関する基礎知識 / 矯正施設内における
グループ教育プログラムの歴史的展開 / 他
第 6 章 決意から機能回復,そして社会再参加へ
ノルウェーの刑務所を見て考えたこと / 治療(回復)共同
体とは / 回復共同体の実践
第 7 章 社会再参加――普通の暮らしへ
保護者支援――犯罪とその衝撃に巻き込まれる家族 / 当
事者グループ / 他
ふじおか じゅんこ:大阪大学大学院人間科学研究科教授,臨床心理士
A5 判 284 頁 / 定価(本体 3500 円+税)
ISBN978-4-414-40083-0
11
2014 年 2 月 25 日刊行
S-HTPに表れた
発達の停滞
三沢直子 著
S-HTP は簡便で受検にかかる負担が少ない描画テストであり,
幅広い対象に使用できる。その創始者による研究の集大成が本
書である。日本の幼児や大学生,海外の子どもから 30 年にわ
たり収集された膨大なデータの比較研究より見えてきた,子ど
もの心の危機を論じる。特に統合性の発達停滞についてはコー
ホート的に検証し,問題を抱える子どもへのアプローチ法を提
示。最終章では S-HTP 標準化のための基礎研究も紹介する。
第 1 章 描画テストに表れた子どもの心
第 2 章 問題に対する S-HTP を用いたアプローチ
Part1. タイの小学生の S-HTP 画との比較
Part2. 保育園での試み
Part3. 小学校での試み
第 3 章 S-HTP の標準化に向けての試み
Part1. S-HTP の評定用紙の作成と各判断基準についての研究
Part2. S-HTP における発達的要素・環境的要素・個人的要素
の分析
Part3. 全体のまとめと今後の課題
巻末資料 / 他
みさわ なおこ:NPO法人コミュニティ・カウンセリング・センター理事長,
臨床心理士
A5 判 190 頁 / 定価(本体 2500 円+税)
ISBN978-4-414-40082-3
12 誠信書房
出版案内
2014 年 3 月 15 日刊行
死別体験
研究と介入の最前線
M. S. シュトレーベ /R.O. ハンソン /H. シュト /
W. シュトレーベ 編 森 茂起・森 年恵 訳 欧米圏における死別研究の最新の見取り図。死別・悲嘆の研究
史をふり返り,愛着(アタッチメント)
・認知・トラウマ・スト
レスなど,さまざまな観点による悲嘆理解をレビューする。論
点は,悲嘆の原因・種類・解消過程・対処・個人差・病理など。
本書の特長は強い実証志向にある。前半はデータに基づいて従
来の通説を再検討し,後半は親子・夫婦間の死別という個々の
状況下における悲嘆の実証研究を紹介している。
第 1 章 死別研究――現代の視点
第 2 章 悲嘆の本質と原因
第 3 章 悲嘆の諸理論――過去,現在,そして将来の展望
第 4 章 愛着から見た死別
第 5 章 絆を手放すべきか,維持すべきか
第 6 章 目標を再定義する,自己を再定義する――喪失後の「ト
ラウマ後成長 」 の吟味
第 7 章 子どもの喪失――突然死と長期の闘病
第 8 章 子ども時代の親の死による長期的影響――心理的・生
理的徴候
第 9 章 人生後期の死別体験――高齢者夫婦人生変動研究より
第10章 災害による死別体験
第11章 死別研究――21 世紀の展望
もり しげゆき:甲南大学文学部人間科学科教授
もり としえ:甲南大学文学部非常勤講師
A5 判 332 頁 / 定価(本体 4400 円+税)
ISBN978-4-414-41454-7
13
2014 年 3 月 20 日刊行
コミュニティ政策学入門
坂田周一 監修
三本松政之・北島健一 編
個人の充実した人生を支える社会のかたちはどのようなもの
か。「リベラリズムとリバタリアニズムの対立」
「社会正義」
「出
生前検査」
「無縁社会」
「移民」
「災害」など,日本のコミュニティ
が抱える様々な問題を各分野の専門家が分かりやすく解説。社
会福祉に関する教科書として機能しつつ,読者にとっては不透
明な未来を予見する材料が豊富な人文書。図説が多用され,視
覚的な理解を促す。
第 1 章 コミュニティ政策学とは何か
第Ⅰ部 コミュニティ形成の政策学
第 2 章 社会正義とコミュニティ政策
第 3 章 「生命倫理」から「いのちの倫理学」へ
第 4 章 自治体行政とコミュニティのガバナンス
第 5 章 地方分権と参加・協働
第 6 章 社会的企業とコミュニティ・エンパワーメント
第 7 章 コミュニティ・ビジネスと連帯経済
第 8 章 社会開発とコミュニティ―バングラデシュ,現地
NGO による草の根レベルでの活動を通して
第Ⅱ部 〈より良い暮らし〉へのコミュニティ政策
第 9 章 シティズンシップとコミュニティ
第10章 ワーク・ライフ・バランスとジェンダー
第11章 高齢社会とコミュニティ
第12 章 社会的排除とコミュニティ
第13章 ソーシャル・サポートとコミュニティ―コミュニ
ティ心理学から考えるギャンブル依存症
第14 章 コミュニティと文化・芸術
第15章 人種とコミュニティ
さかた しゅういち:立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科教授
さんぼんまつ まさゆき:立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科教授
きたじま けんいち:立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科教授
B6 判 334 頁 / 定価(本体 2400 円+税)
ISBN978-4-414-60332-3
14 誠信書房
出版案内
誠信書房出版案内
テーマ
「心理学叢書」(日本心理学会監修)
2014 年刊行予定
なつかしさの心理学
思い出と感情
楠見 孝 編
不思議 感情
記憶,感情,社会,臨床,
研究 基
A5 判 約 170 頁
ISBN978-4-414-31112-9
,理学
認知,
,司法
分野
本邦初 解説本。
2014 年刊行予定
本当のかしこさとは何か
感情と知性の関係について
箱田裕司・遠藤利彦 編
社会で活躍するのに不可欠な,周囲の人々との協力関係を築い
たり関係者のチームワークを維持・発展する能力を科学的に解明。
A5 判
ISBN978-4-414-31113-6
2014 年刊行予定
無縁社会の心理と行動
実態と背景
髙木 修・竹村和久 著
阪神・淡路大震災以降,急速に認知されはじめた言葉「孤独死」。
その原因・実態と防ぐ手立てを様々な角度から考察する。
A5 判
ISBN978-4-414-31114-3
15
seishin preview 121
2014 年 3 月 31 日 発行
株式会社 誠信書房
〒 112-0012
東京都文京区大塚 3-20-6
電話 03-3946-5666
FAX 03-3945-8880
http://www.seishinshobo.co.jp/
Paper:
16
CoC
Fly UP