...

市民 調査結果

by user

on
Category: Documents
0

views

Report

Comments

Transcript

市民 調査結果
Ⅱ 一般市民 調査結果
Ⅱ
一般市民
調査結果
■回答者の属性
①性別
H23年 年齢 全体(n=466)
H23年 性別 全体(n=466)
0.4%
11.4%
20歳
24.2%
32.2%
30歳
20.6%
男
無回答
20.2%
43.6%
②年齢
40歳
15.0%
女
50歳
60歳
12.9%
70歳以上
19.5%
無回答
H23年 仕事 全体(n=466)
5.8%
2.1%
会社員・公務員・団体職員
6.7%
無職
③仕事
7.1%
パート・アルバイト
3
専業主婦(夫)
35.0%
事業主(自分で経営)
10.1%
その他
12.4%
8% 家族従業者
無回答
20.8%
④ 家族構成
H23年 家族構成 全体(n=466)
0.2%
6.7%
7.7%
親と子(二世代世帯)
親と子と孫(三世代世帯)
42.1%
.1%
21.5%
夫婦だけ(一世代世帯)
ひとり暮らし(単身世帯)
⑤住まい
その他
無回答
21.9%
H23年 住まい 全体(n=466)
伊万里 大坪
地区 地区
全体(n=466)
10.9
立花
地区
6.7
大川内
地区
7.1
7.1
牧島
地区
6.2
黒川
地区
7.9
-6-
波多津 南波多
7.3
7.3
大川
松浦
7.3
二里
8.2
東山代
山代
無回答
8.8
7.9
6.0
1.3
Ⅱ 一般市民 調査結果
1.健康について
問1 自分は健康だと感じていますか。
◆
(○は1つだけ)
「健康である」
「まあまあ健康である」と感じている人は、全体の85%
全体では、「まあまあ健康である」(47.9%)が最も高く、次いで「健康である」(36.7%)、
「あまり健康ではない」
(12.0%)、
「健康ではない」(3.0%)となっています。
年代別にみると、
「健康である」と答えた人は、20歳代・30歳代で5割強、40歳
代から60歳代で3割強、70歳代で2割強を占め、40歳代以上は、
「まあまあ健康で
ある」が5割強を占めています。
一方、すべての年代を通して1割近くの人が、
「あまり健康ではない」と感じています。
H23年 健康
まあまあ
健康
健康
あまり
健康でない
健康では
ない
無回答
3.0
36.7
全体(n=466)
52.8
20歳代(n=53)
54.3
30歳代(n=70)
40歳代(n=60)
35.0
50歳代(n=91)
35.2
問2
◆
12.0
9.4
35.7
10.0
13.3
53.8
9.9
50.0
21.9
52.1
歯や口の中で困っていることはありませんか。
0.4
37.7
51.7
33.0
60歳代(n=94)
70歳以上(n=96)
47.9
12.8
14.6
1.1
4.3
9.4
2.1
(○は1つだけ)
困っていることがあるのは、中・壮年期の人が多い
全体では、
「少し気になることがある」
(41.0%)が最も高く、
「困っていることはない」
(33.0%)、
「困っているがそのままにしている」
(14.2%)、「治療中である」
(11.4%)の
順になっています。
年代別にみると、
「少し気になることがある」では、40~50歳代で約5割、
「困って
いるがそのままにしている」では、40~60歳代が約2割を占めています。
-7-
Ⅱ 一般市民 調査結果
H23年 歯や口の中
全体(n=466)
33.0
20歳代(n=53)
32.1
30歳代(n=70)
28.3
50歳代(n=91)
27.5
◆
治療中
無回答
41.0
42.9
36.2
70歳以上(n=96)
37.5
14.3
8.6
5.0
18.3
48.4
6.6
17.6
28.7
16.0
18.1
40.6
8.3
運動やスポーツを定期的に行っていますか。
0.4
13.2
15.1
48.3
60歳代(n=94)
11.4
14.2
39.6
34.3
40歳代(n=60)
問3
困っているが
そのまま
少し気になる
ことがある
困っている
ことはない
12.5
1.1
1.0
(○は1つだけ)
ほとんどしない人が6割、定期的な運動を行っている人は20歳代と60歳以上が
多い
「ほとんどしない」
(59.9%)が最も高く、
「週に 1~2 回程度する」
(15.9%)、
「週に3
回以上する」
(12.7%)、
「月に 1~2回程度する」
(11.4%)の順になっています。
年代別にみると、
「週に3回以上する」は、70歳代(21.9%)が一番高く、60歳代
(14.9%)
、50歳代(12.1%)と若くなるほど低くなっています。
全体的には、定期的に運動やスポーツを行っている人は4割程度であり、20歳代と、
60歳以上の人が多いようです。
H23年 運動やスポーツ
週3回以上
全体(n=466)
月1~2回程度
週1~2回程度
12.7
15.9
ほとんどしない
59.9
11.4
無回答
0.2
3.8
20歳代(n=53)
22.6
30歳代(n=70)
7.1
40歳代(n=60)
8.3
50歳代(n=91)
60歳代(n=94)
70歳以上(n=96)
11.4
70.0
11.4
18.3
12.1
21.9
61.7
11.7
11.0
14.9
54.7
18.9
67.0
9.9
18.1
12.8
16.7
7.3
-8-
54.3
53.1
1.0
Ⅱ 一般市民 調査結果
2.食事について
問4
毎日の食事は朝・昼・晩の3回とっていますか。
◆
「3食とっていない」人は、13.3%で前回より増えている
◆
「3食とっていない」人は、20歳代が一番多い
全体では、
「はい」と答えた人は 83.7%、「いいえ」は 13.3%となっています。平成19
年調査(はい 87.5%・いいえ 12.0%)に比べると、摂食率が若干低くなっています。
性別では、「はい」(男性 77.3%・女性 85.2%)、
「いいえ」(男性 18.7%・女性 11.3%)
であり、3食の摂食率は男性の方が低くなっています。
年代別にみると、
「3食とっていない」のは、20歳代が一番高く3割を占め、30歳
・40歳代が2割となっています。
H23年 三度の食事
はい
いいえ
無回答
83.7
全体(n=466)
20歳代(n=53)
13.3
66.0
3.0
30.2
3.8
30歳代(n=70)
77.1
20.0
2.9
40歳代(n=60)
76.7
20.0
3.3
50歳代(n=91)
82.4
2.2
15.4
5.3
60歳代(n=94)
90.4
4.3
1.0
70歳以上(n=96)
96.9
H19年 三度の食事 全体(n=502)
0.6%
12.0%
はい
いいえ
87.5%
無回答
-9-
2.1
Ⅱ 一般市民 調査結果
問5
朝食を食べていますか。
(○は1つだけ)
◆
ほとんど食べない人は8.2%で、前回より増えている
◆
摂食率は、年代が若くなるほど低い
全体では、
「毎日食べる」
(82.4%)、
「週4~5日食べる」
(4.7%)、
「週2~3日食べる」
(1.7%)、
「ほとんど食べない」
(8.2%)となっています。
「ほとんど食べない」を性別でみると、男性(13.3%)が女性(6.9%)の約2倍となっ
ており、年代では20歳代が最も高く、2割強となっています。
また、平成19年調査に比べると、
「毎日食べる」は 2.7 ポイント低く、
「ほとんど食べ
ない」は 1.8 ポイント高くなっていることから、朝食を食べない人が増えていることが伺
えます。
H23年 朝食
毎日食べる
週2~3日
食べる
週4~5日
食べる
ほとんど
食べない
無回答
4.7 1.7
全体(n=466)
8.2
82.4
3.0
1.9
20歳代(n=53)
54.7
5.7
22.6
15.1
5.7 2.9
30歳代(n=70)
40歳代(n=60)
2.9
17.1
71.4
76.7
6.7
6.7
6.7
3.3
9.9
2.2
4.4
50歳代(n=91)
83.5
2.1 1.1 1.1
60歳代(n=94)
92.6
70歳以上(n=96)
97.9
H19年 朝食 全体(n=502)
6.4%
1.4%
4.0%
3.2%
毎日食べる
週4~5日食べる
週2~3日食べる
85.1%
ほとんど食べない
無回答
- 10 -
3.2
2.1
Ⅱ 一般市民 調査結果
問6
問5で「3.週2~3日食べる」「4.ほとんど食べない」と答えた方に
お聞きします。朝食を食べない理由は何ですか。
(○は1つだけ)
◆理由は「習慣になっている」が最も多く、40歳代・50歳代で定着化している
「習慣になっている」
(47.8%)が最も多く、
「食べる時間がない」
(28.3%)、
「食欲が
ない」
(19.6%)と続いています。
年代別で見ると、
「食べる時間がない」は20歳代・30歳代が3割以上、
「習慣になっ
ている」は40歳代・50歳代で6割から8割弱と高くなっており、若いころ「食べられ
ない」状況だったものが、年代とともに習慣化されたと推察されます。
H23年 食べない理由
食欲がない
全体(n=46)
19.6
20歳代(n=13)
40歳代(n=8)
12.5
50歳代(n=9)
11.1
◆
習慣に
朝食の用意が
なっている
されてない
28.3
その他
30.8
35.7
35.7
25.0
無回答
4.3
47.8
30.8
21.4
60歳代(n=2)
問7
太りたくない
30.8
30歳代(n=14)
70歳以上(n=0)
食べる
時間がない
7.7
7.1
62.5
11.1
77.8
50.0
50.0
0.0
家族団らんの食事は、1週間に何日くらいありますか。(1日1回でも
家族そろって食事をすれば1日とする)
(○は1つだけ)
「1週間に3日以上一緒に食事をする」人は7割で、前回とほぼ同じ
全体では「6~7日」
(50.9%)が半分を占め、
「3~5日」
(19.1%)
、
「1~2日」
(13.9%)、
「ほとんどない」(12.0%)と続いています。
「1週間に3日以上一緒に食事をする」人は、
平成19年調査(70.1%)とほぼ同じで進展していない状況です。
「6~7日」を年代別で見ると、20歳代が3割強、50歳代が4割弱、他は 50%台と
なっています
- 11 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
H23年 家族団らんの食事
6~7日
3~5日
50.9
全体(n=466)
19.1
32.1
20歳代(n=53)
ほとんどない
1~2日
15.1
17.1
53.3
40歳代(n=60)
23.1
12.0
4.1
13.2
3.8
11.4
20.0
39.6
50歳代(n=91)
13.9
35.8
58.6
30歳代(n=70)
無回答
10.0
16.7
19.8
6.7
14.3
60歳代(n=94)
58.5
12.8
9.6
70歳以上(n=96)
58.3
13.5
10.4
13.8
12.5
2.9
3.3
3.3
5.3
5.2
H19年 家族団らんの食事 全体(n=502)
4.6%
6~7日
12.0%
13.3%
3~5日
53.2%
16.9%
1~2日
ほとんどない
無回答
問8
◆
中食(なかしょく)をどのくらい食べますか
(○は1つだけ)
「ほぼ毎日食べている」人は1割強
全体では、
「ほぼ毎日食べる」(12%)、「週に数回食べる」
(16.7%)で、約3割弱の人が
中食をよく食べていることがわかります。また、4割程度の人が「ほとんど食べない」と
答えています。
年代別で見ると「ほぼ毎日食べる」は60歳代(16.0%)、
「週に数回食べる」は40歳
代(30.0%)
、
「月に数回食べる」は30歳代(44.3%)、
「ほとんど食べない」は70歳代(51.0%)
が最も多くなっています。
- 12 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
H23年 中食
週に数回
食べる
ほぼ毎日食べる
12.0
全体(n=466)
ほとんど
食べない
月に数回
食べる
16.7
無回答
39.5
28.1
3.6
5.7
28.3
20歳代(n=53)
8.6
30歳代(n=70)
32.1
10.0
44.3
15.0
40歳代(n=60)
9.9
50歳代(n=91)
13.5
70歳以上(n=96)
25.0
2.9
26.7
22.0
3.3
2.2
51.6
12.8
31.9
13.5
3.8
34.3
30.0
14.3
16.0
60歳代(n=94)
30.2
5.3
34.0
17.7
4.2
51.0
3.食生活について
問9
◆
食生活で気になることはどのようなことですか。
(○は3つまで)
半数以上の人が、
「気になることは特にない」と答えている
「特にない」
(54.1%)が圧倒的に高く、次いで「食事の時間が不規則」
(18.7%)、「家族
そろっての食事が少ない」
(12.7%)と続いています。
平成19年調査で、気になることの上位を占めていた「食事の時間が不規則」
(25.9%)
、
「家族そろっての食事が少ない」
(18.5%)のいずれも今回の調査では低くなっており、
食生活に対する意識の変化が伺えます。
H23年 食生活で気になること
0
10
20
30
40
50
特にない
54.1
食事の時間が不規則だ
18.7
家族そろって食事をすることが少ない
12.7
好き嫌いが多い
8.8
8.4
どのような食事が望ましいかわからない
調理の仕方がわからない
外食が多い
食欲がわかない
その他
無回答
(%)
60
5.8
3.6
1.7
7.9
6.7
- 13 -
全体(n=466)
Ⅱ 一般市民 調査結果
H19年 食生活で気になること
0
10
(%)
30
20
時間が不規則
25.9
家族そろっての食事が少ない
18.5
望ましい食事のとり方がかわからない
14.1
好き嫌いが多い
11.4
外食が多い
6.8
調理の仕方がわからない
6.8
食欲がわかない
全体(n=502)
3.4
その他
21.1
無回答
問 10
◆
24.1
日ごろ、食の安全に関して不安に思うことは何ですか。 ○は3つまで)
食の安全は「輸入食品の安全性」が最も不安に思われている
全体では、
「輸入食品の安全性」
(50.6%)が最も高く、
「食品添加物」
(39.1%)
、「残留
農薬」(25.1%)、
「食中毒」
(24.9%)、「産地等の偽装表示」
(21.7%)の順になっています。
平成19年調査と比較すると、不安に思うことの上位は同様の項目が上がっているもの
の、
「輸入食品の安全」20.1 ポイント、
「食品添加物」17.7 ポイント、
「残留農薬」19.9 ポ
イントがそれぞれ低く、新たに、今回設問に加えた「産地等の偽装表示」「放射能汚染食品」
が不安要素として上がっています。
H23年 食に関する不安
0
10
20
30
40
50.6
輸入食品の安全性
39.1
食品添加物
残留農薬
25.1
食中毒
24.9
21.7
産地等の偽装表示
20.6
放射能汚染食品
18.2
特にない
9.2
遺伝子組換食品
8.4
家畜等の伝染病
その他
無回答
(%)
60
50
全体(n=466)
1.1
4.1
- 14 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
H19年 食に関する不安
0
10
20
30
40
50
60
輸入食品の安全
70.7
食品添加物
56.6
残留農薬
45
食中毒
25.9
家畜等の伝染病
15.3
遺伝子組換食品
11.6
特にない
その他
無回答
問 11
◆
(%)
80
70
9.2
全体(n=502)
1
2.8
食について心がけていることは何ですか
(○は3つまで)
心がけていることは「野菜をたくさん食べること」
「1日3食の規則正しい食事」
全体では、
「野菜をたくさん食べる」
(51.1%)、
「1 日3食の規則正しい食事」
(49.1%)、
「塩分や脂肪分の多いものを控える」
(33.3%)「地元産の食材をつかう」
(23.4%)の順
になっています。
上位4項目について平成19年調査に比べると、一部順位の入れ替わりがありますが、
ほぼ同様の結果となっています。
性別でみると、
「1 日3食の規則正しい食事」、
「野菜をたくさん食べる」、
「塩分や脂肪
分の多いものを控える」は男性が高く、
「旬のものをつかう」
「地元産の食材をつかう」は
女性が高くなっています。
H23年 食への心がけ
0
10
20
30
40
1日3食の規則正しい食事をする
49.1
塩分や脂肪分の多いものを控える
33.3
地元産の食材をつかう
23.4
旬のものをつかう
22.1
間食や夜食を控える
20.6
多くの種類の食品を食べる
15.0
腹八分目
12.4
よく噛んで食べる
10.3
無農薬・無添加のものをつかう
7.9
特にない
その他
無回答
50
6.0
全体(n=466)
1.1
2.8
- 15 -
(%)
60
Ⅱ 一般市民 調査結果
問 12
自分や家族の健康管理のために、行っていることは何ですか。
(あてはまるものすべてに○)
◆一番多いのは「バランスのとれた食生活の実践」
行っていることとして、
「バランスのとれた食生活の実践」
(40.8%)が最も高く、次い
で「健康診断等の受診による健康管理」
(31.8%)
、「食生活の改善や適度な運動」(25.3%)
と続いています。
年代別にみると、
「バランスのとれた食生活の実践」は30歳代、
「健康診断等を受診し
た健康管理」
「食生活の改善や適度な運動」は70歳代、
「食や健康に関する知識の習得」
は、60歳代が最も高くなっています。
一方、
「特に行っていない」と答えた人は全体の1/3で、そのうち約4割を20歳代
が占めています。
H23年 健康管理
バランスの
健康診断等 食生活の
とれた食生活 の受信による
改善や
の実践
健康管理
適度な運動
食や健康に
関する
知識の習得
特に行って
いない
その他
無回答
2.1
全体(n=466)
40.8
31.8
25.3
13.9
1.3
33.9
1.9
20歳代n=53)
34.0
11.3
18.9
48.6
30歳代(n=70)
11.3
24.3
10.0
47.2
11.4
37.1
1.7
40歳代(n=60)
33.3
18.3
13.3
11.7
1.7
40.0
4.4
50歳代n=91)
39.6
30.8
26.4
14.3
34.1
1.1
3.2
60歳代(n=94)
38.3
37.2
34.0
21.3
34.0
1.1
1.0
70歳代(n=96)
47.9
38.5
11.5
3.1
問 13 「メタボリック・シンドローム」
(内臓脂肪症候群)とは何か知っていま
したか。
(○は1つだけ)
◆
「メタボリック・シンドローム」の認知度は高まっている
「内容を知っていた」と答えた人は 73.4%、
「言葉は聞いたことがある」は 22.3%、
「知らなかった」は 3.9%です。
「内容を知っていた」人は、平成19年調査より7ポイント高く、関心が高まっている
ことがわかります。
- 16 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
H19年 メタボリック・シンドローム 全体(n=502)
H23年 メタボリック・シンドローム 全体(n=466)
3.9%
0.4%
2.6%
8.2%
22.3%
73.4%
内容を知っていた
内容を知っている
言葉は聞いたことがある
が内容は知らなかった
言葉を聞いたことはある
が内容は知らない
22.7%
知らなかった(今回の調査
で初めて聞いたを含む)
66.5%
知らない(今回の調査で
初めて聞いたを含む)
無回答
無回答
4.食材について
問 14
◆
「地域で生産されたものをできるだけその地域で消費する」地産地消の
考えを知っていますか。
(○は1つだけ)
地産地消の考えは6割の人が知っていて、実践している
全体では、
「知っていて実践している」
(61.4%)、「知っているが実践していない」
(29.4
%)、
「知らない」(8.4%)と答えています。
「知っていて実践している」人を性別(男性 46.0%・女性 70.9%)でみると、女性が
男性を大幅に上回っています。年代でみると、20歳代(37.7%)から70歳代(75.0%)
へ年代が進むにつれ実践する人が多くなっています。
平成19年調査と比較すると、大きな変化はありません。
H23年 地産地消
知っていて
実践している
知っているが
実践していない
30歳代(n=70)
40歳代(n=60)
50歳代(n=91)
無回答
61.4
全体(n=466)
20歳代(n=53)
知らない
29.4
37.7
8.4
41.5
54.3
18.9
38.6
51.7
1.9
7.1
38.3
61.5
0.9
10.0
30.8
7.7
4.3
60歳代(n=94)
72.3
22.3
1.1
6.3
70歳以上(n=96)
75.0
- 17 -
16.7
2.1
Ⅱ 一般市民 調査結果
問 15
◆
地元でとれた食材を購入するため、農産物直売所やスーパーなどの地場
産コーナーを利用していますか。
(○は1つだけ)
農産物直売所等を利用する人は9割で、女性のほとんどが利用している
農産物直売所等を利用する人(時々利用するを含む)は9割を超え、平成19年調査
(86.8%)を上回っています
また、男性で9割弱、女性ではほとんど(98%)の人が利用しており、地元産食材の
購入や農産物直売所等の利用が大きく広がっていることが伺えます。
H23年 直売所等の利用
利用した
ことがない
ときどき
利用する
よく利用する
無回答
5.8
50.4
全体(n=466)
男(n=150)
0.9
42.9
36.0
51.3
12.0
0.7
1.0
59.1
女(n=203)
38.9
1.0
H19年 直売所等の利用
全体(n=502)
男(n=221)
女(n=227)
問 16
◆
利用した
ことがない
ときどき
利用する
よく利用する
41.4
45.4
32.6
10.8
49.8
48.0
無回答
15.4
42.2
7.2
2.4
2.3
2.5
食品(加工食品等)を選ぶとき、重視する点は何ですか。
(○は3つまで)
重視するのは「賞味(消費)期限」、次いで「価格」
全体では「賞味(消費)期限」
(79.2%)が最も高く、価格(56.4%)
、原産地(54.3%)
「食品添加物」
(25.5%)と続いており、男女別・年代別でもほぼ同じ順位になっています。
重視する上位4項目について平成19年調査に比べると、ほぼ同様となっています。
- 18 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
H23年 重視点
0
10
20
30
40
50
60
70
賞味(消費)期限
(%)
90
80
79.2
価格
56.4
原産地
54.3
食品添加物
25.5
メーカー
15.7
栄養成分
8.6
遺伝子組換食品
6.9
気にしない
3.4
アレルギー物質
2.4
その他
0.9
無回答
0.9
全体(n=466)
H19年 重視点
0
10
20
30
40
50
60
70
79.9
賞味(消費)期限
51.2
価格
48.0
原産地
34.3
食品添加物
17.1
メーカー名
11.0
栄養成分
10.0
遺伝子組換食品
気にしない
アレルギー物質
その他
無回答
(%)
90
80
2.6
2.2
全体(n=502)
0.8
2.2
5.食育について
問 17
◆
「食育」という言葉を知っていましたか。
「食育」の認知度は8割で、前回より増える
「知っていた」は 78.3%、
「知らなかった」は 20.4%です。
「知っていた」人を性別でみると、女性が男性を 10.4 ポイント上回り、年代別では
30歳代(90.0%)が最も多くなっています。また、平成19年度調査(72.1%)より
若干増えており、「食育」の認知度が徐々に高まっていることが伺えます。
- 19 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
H19年 食育という言葉 全体(n=502)
H23年 食育という言葉 全体(n=466)
3.8%
1.3%
20.4%
知っていた
知っていた
24.1%
知らなかった
知らなかった
72.1%
78.3%
問 18
◆
無回答
無回答
「食育」に関心をお持ちですか。
(○は1つだけ)
「食育」に関心がある人は約7割で、前回より若干減少
「関心がある(どちらかといえば関心があるを含む)」(68.7%)と答えた人は約 7 割です。
「関心がある」を性別(男性 54.7%・女性 81.7%)でみると、女性が男性を大幅に上回
っており関心の違いがみられます。
また、平成19年度調査に比べると、
「関心がある」(71.1%)人は若干減っています。
H23年 食育への関心
0
10
20
30
40
どちらかといえば関心がある
38.7
23.6
どちらかといえば関心がない
関心がない
30.5
全体(n=466)
男(n=150)
女(n=203)
12.7
3.4
0.4
0.0
0.5
無回答
51.2
23.2
16.0
7.3
45.5
32.7
14.3
関心がある
(%)
60
50
H19年 食育への関心
0
10
20
30
どちらかといえば関心がある
23.1
19.9
どちらかといえば関心がない
無回答
50
44.2
44.3
44.4
関心がある
関心がない
40
17.7
6.2
4.3
26.9
29.6
23.1
全体(n=502)
男(n=221)
女(n=227)
8.1
2.8
1.4
4
- 20 -
(%)
60
Ⅱ 一般市民 調査結果
問 19
◆
問 18 で「1.関心がある」「2.どちらかといえば関心がある」と答
えた方にお尋ねします。その理由は何ですか。
(○は3つまで)
最も関心が高いのは「生活習慣病」
全体では「生活習慣病が気になる」
(58.8%)、
「子どもの健全な発育のため」
(52.8%)、
「食品の安全の確保が重要」(39.1%)、
「食に対する感謝の念が薄れている」
(32.8%)と
続いています。
平成19年度調査では、
「子どもの健全な発育のため」が最も高く、次いで「生活習慣
病が気になる」
「食生活の乱れ」となっており、食育への関心が変化していることが推察
されます。
H23年 関心がある理由
0
10
20
30
40
50
60
生活習慣病(がん・糖尿病など)の増加が気になっているから
58.8
子どもの心身の健全な発育のために必要だから
52.8
食品の安全の確保が重要だから
39.1
自然の恩恵や食に対する感謝の念がうすれているから
32.8
食生活の乱れが気になっているから
32.5
食文化や伝統料理を守ることが大切だから
16.3
大量の食べ残しなど食品廃棄物が問題だから
問 20
◆
(%)
70
15.0
その他
0.9
無回答
0.3
全体(n=320)
問 18 で「1.関心がある」「2.どちらかといえば関心がある」と答え
た方にお尋ねします。健全な食生活を行うために「食育」に関する取組
みをしていますか。
(○は1つだけ)
食育の取組みをしている人は半数を超え、前回より増えている
取り組んでいる(積極的に取り組んでいる・取り組んでいる)と答えた人は 51.3%で、
平成19年調査(40.1%)より 11.2 ポイント高くなっており、食育への取り組みが進ん
でいます。
年代別では、50歳代(56.5%)が一番高くなっていますが、全年代を通し5割前後と
平均した取り組みがなされており、男女(男性 52.5%・女性 52.4%)による差もありませ
ん。
- 21 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
H23年 食に関する取組
積極的に
取組んでいる
全体(n=320)
6.3
30歳代(n=53)
50歳代(n=62)
60歳代(n=69)
51.5
43.4
3.0
49.1
51.3
40歳代(n=39)
46.2
6.5
50.0
7.2
2.8
45.9
33.3
7.5
無回答
特にしていない
45.0
12.1
20歳代(n=33)
取組んでいる
2.6
41.9
46.4
1.6
39.1
7.2
4.8
42.9
70歳以上(n=63)
問 21
◆
50.8
1.6
問 20 で「3.特にしていない」と答えた方にお尋ねします。取り組んで
いない理由はなんですか。
(○は1つだけ)
約半数の人が「興味はあるが他の事で忙しい」と答えている
主な理由は「興味はあるが他の事で忙しい」が約半数、
「情報が手に入らない」が約3
割となっています。平成19年調査でも、ほぼ同じ結果となっています
「興味はあるが他のことで忙しい」と答えた人は、仕事に従事する人が7割を超え、また、
男性より女性が多くなっています。
H23年 取組みしていない理由 全体(n=147)
2.7%
6.8%
食育の取組みに興味はあるが、他のことで忙しい
12.9%
取組みや行動をしたくても、情報が手に入らない
47.6%
食育の取組みに興味がない(必要性がない)
その他
29.9%
無回答
H23年 興味はあるが忙しい 職業(n=70)
H23年 興味はあるが忙しい 性別(n=70)
11.4%
2.9%
8.6%
4.3%
18.6%
20.0%
7.1%
男
女
61.4%
5.7%
性別無回答
11.4%
48.6%
6%
事業主(自分で経営)
4
家族従業者
会社員・公務員・団体職員
パート・アルバイト
専業主婦(夫)
無職
% その他
無回答
- 22 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
問 22
◆
食育に関してどういう情報が必要ですか。
(○は3つまで)
最も必要とされているのは「食事の栄養バランス」に関する情報
全体では「食事の栄養バランス」
(50.4%)が最も高く、次いで「食品の安全・安心に
関する情報」
(42.9%)、
「食品の栄養やはたらき」
(38.4%)、
「様々な料理の調理法」
(36.3%)
「食事に関するマナー」
(20.0%)と続いています
これを年代別にみると、
「食事の栄養バランス」は30歳代、
「食品の安全・安心に関す
る情報」
「様々な調理法」は40歳代、
「食品の栄養やはたらき」は50歳代が最も高く、
「食事に関するマナー」は、子育て中と思われる20~30歳代が最も情報を必要としています。
H23年 必要な情報
0
10
20
30
40
食事の栄養バランス
食品添加物など食品の安全・安心に関する情報
50.4
42.9
食品の栄養やそのはたらき
様々な料理の調理法
食事に関するマナーやしつけ
38.4
36.3
20.0
食品表示の読み方や利用の仕方
郷土料理など食文化や食の歴史
農林水産物や加工食品などの生産・流通過程
15.2
15.0
12.7
食に関するイベント情報
ボランティア活動
11.2
その他
◆
全体(n=466)
1.3
1.5
無回答
問 23
(%)
60
50
3.2
食に関する情報は、主にどこから得ていますか。
(○は3つまで)
主な情報源は、
「テレビ・ラジオ」
主な情報源は、「テレビ・ラジオ」
(72.5%)、
「本・雑誌」
(47.4%)
、新聞(45.5%)で、
「知人」
(20.0%)、
「インターネット」
(18.7%)が続いています。
「知人」からの情報は70歳代で高く、「インターネット」の利用は前回よりも11.7
ポイント増え、20歳代が高くなっています。
一方、「市等の広報等」や「学校・保育園等」から情報を得ている人は、大変低くなって
います。
H23年 情報源
0
10
20
30
40
50
60
72.5
テレビ・ラジオ
47.4
本、雑誌
45.5
新聞
20.0
知人
18.7
インターネット
11.4
県・市の講習会や広報
学校、保育園、幼稚園
その他
無回答
(%)
80
70
7.9
全体(n=466)
3.2
1.9
- 23 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
問 24
◆
今後やってみたい「食育」に関する取組みは何ですか。(○は3つまで)
一番は「栄養バランスのとれた食生活の実践」
「栄養バランスのとれた食生活の実践」(69.1%)が最も高く、「より安全な食品の購
入」
(52.8%)、「郷土料理の継承」
(21.7%)
、「農業など生産・加工活動への参加」
(18.5%)
と続いています。
上位3項目は、平成19年調査でも同じ順位になっており、市民の方が実践したい食育
は「栄養バランス」と「安全な食品」、
「郷土料理」といえるようです。
H23年 やってみたい食育の取組み
0
10
20
30
40
50
60
(%)
80
69.1
栄養バランスのとれた食生活の実践
52.8
より安全な食品の購入
21.7
郷土料理の継承
18.5
農業など生産・加工活動への参加
14.8
食生活の改善に関する勉強会への参加
3.4
食に関わるボランティア活動への参加
その他
70
全体(n=466)
1.9
無回答
5.6
6.食事バランスガイドについて
問 25
◆
コマ型の「食事バランスガイド」を知っていましたか。
知らない人は約半数、浸透していない
「知っていた」と答えた人は 45.9%で、「知らなかった」は 50.6%です。
平成19年調査とほぼ同様の回答であり、啓発の取り組みが浸透していないことが伺え
ます。
H19年 食事バランスガイド 全体(n=502)
H23年 食事バランスガイド 全体(n=466)
3.0%
3.4%
知っていた
50.6%
45.9%
見たことある
知らなかった
50.8%
無回答
46.2%
見たことない
無回答
- 24 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
問 26
◆
問 25 で「知っていた」と答えた方にお尋ねします。「食事バランスガイ
ド」を参考にしてメニューを考えていますか。
(○は1つだけ)
参考にしてメニューを考えている人は約半数
「参考にしている(時々を含む)」
(50.9%)は、平成19年調査(55.0%)より若干低
くなっているものの、5割強の人が食事バランスガイドを活用しています。
年代でみると20歳代で4割、70歳代で7割となっており、年代が進むほど活用度も
高くなっています。
H23年 メニュー考案
参考にしている
全体(n=214)
時々参考にしている
11.2
無回答
参考にしていない
39.7
0.9
48.1
4.3
20歳代(n=23)
34.8
60.9
6.4
30歳代(n=47)
27.7
63.8
2.1
3.1
40歳代(n=32)
50歳代(n=39)
40.6
10.3
60歳代(n=46)
70歳以上(n=27)
56.3
38.5
19.6
22.2
51.3
50.0
48.1
30.4
25.9
3.7
7.環境について
問 27
◆
環境に配慮した食に関する取組みとして、あなたが行っていることは何
ですか。
(あてはまるものすべてに○)
何らかの取り組みをしている人は約9割で、環境に対する意識は高い
全体では「食べ残しをしない」
(63.3%)が一番高く、
「ごみの分別を徹底」(43.6%)
、
「買い物袋を持参する」
(42.3%)、
「料理の作りすぎをしない」(40.1%)と続いています。
性別でみると、
「食べ残しをしない」と「特にしていない」は男性が女性を上回り、他
の取り組みは女性が高く、全体で約9割の人が環境に配慮した食の取り組みを行っている
ことが伺われます。
- 25 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
H23年 行っている取組み
0
20
40
63.3
食べ残しをしない
60.6
50.2
31.3
料理の作りすぎをしない
12.0
フード・マイレージの考え方から地元産の食材を使っている
9.7
特にしていない
5.9
4.0
無回答
40.1
43.8
20.2
17.3
20.2
生ごみは堆肥などの資源として活用している
その他
46.3
42.3
24.0
買い物袋を持参している
68.7
43.6
34.7
ごみの分別を徹底している
野菜くずを活用するなどエコクッ キングに努めている
(%)
80
60
19.5
26.1
15.3
7.7
9.9
全体(n=466)
男(n=150)
女(n=203)
1.5
2.0
1.5
2.8
4.0
3.0
8.観光と交流について
問 28
◆
伊万里の特産物を知っていましたか
伊万里の特産物を知っている人は93.6%
「はい」と答えた人は 93.6%で、
「いいえ」は 4.1%です。
「はい」は平成19年調査
(92.0%)をやや上回っています。
性別(男性 90.7%・女性 95.6%)でみると女性の方が若干多く、特産物への関心が高
いといえます。
H23年 特産物
0
20
40
60
H19年 特産物
80
(%)
100
93.6
90.7
95.6
はい
いいえ
4.1
6.0
1.5
無回答
2.4
3.3
3.0
全体(n=466)
男(n=150)
女(n=203)
- 26 -
0
20
40
60
80
(%)
100
92.0
91.4
92.8
はい
いいえ
4.8
6.8
2.9
無回答
3.2
1.8
4.3
全体(n=502)
男(n=221)
女(n=227)
Ⅱ 一般市民 調査結果
問 29
◆
伊万里の特産物や食材を使った料理で、もっとPRしてたくさんの人に
食べてもらいたいと思うものは何ですか。
(○は3つまで)
「伊万里牛」を使った料理が最も多い
「伊万里牛を使った料理」
(56.0%)が最も高く、
「梨やぶどうを使った料理」
(33.3%)
「ふるさと薬膳料理」
(27.9%)
、「玉ねぎを使った料理」
(27.3%)と続いています。
伊万里牛・梨・ぶどう・玉ねぎ・梅等の伊万里ブランドを使った料理が上位を占めるな
かで、地元の旬の食材を使った健康志向の料理の提供も支持されています。
H23年 食べてもらいたい料理
0
10
20
30
40
(%)
60
50
56.0
伊万里牛を使った料理
33.3
梨やぶどうを使った料理
27.9
ふるさと薬膳料理
27.3
玉ねぎを使った料理
21.5
梅を使った料理
16.3
水産物を使った料理
15.0
アスパラガスを使った料理
8.6
小ねぎを使った料理
きゅうりを使った料理
8.6
黒米を使った料理
水菜を使った料理
8.4
その他
無回答
問 30
◆
4.9
全体(n=466)
1.5
4.7
伊万里の特産物を使った加工品で、もっとPRしてたくさんの人に食べ
てもらいたいと思うものは何ですか。
(○は3つまで)
一番は「牛肉」
、二番は「梨やフルーツ」
最も支持された加工品は「牛肉」
(64.8%)で、次いで「梨やフルーツ」
(54.3%)、
「梅」(32.0%)、
「味噌、漬物」
(20.4%)「クルマエビ」
(19.1%)の順になっています。
加工品においても、問 29 の料理と同じように伊万里の代表的ブランドが選ばれています。
H23年 食べてもらいたい加工食品
0
10
20
30
40
50
60
牛肉を使った加工品(ハンバーグ、カレーなど)
64.8
梨やフルーツを使ったお菓子
54.3
梅を使った加工品(梅漬け、ドレッシング、ジャムなど)
味噌、漬物など
32.0
20.4
クルマエビの加工品
19.1
黒米を使った加工品(うどん、クッキー、味噌など)
18.7
アイス(梅、黒米、胡瓜、紅茶など)
その他
(%)
70
9.7
1.7
無回答
- 27 -
6.2
全体(n=466)
Ⅱ 一般市民 調査結果
問 31 問 30 の選択肢以外で、今後、新たな加工品として商品化したら良いと思
う食材をお書きください。
◆
玉ねぎ・米・さつまいも等が提案される
複数提案された食材は、玉ねぎ(7)が最も多く、次いで米(米粉を含む)(6)
、さつま
いも(5)、アスパラガス・小ねぎ・大豆(各 4)、じゃがいも・柿(各3)、ぶどう・ゴマ・
とり肉(各 2)となっています。
アスパラガスのポッキーや伊万里コロッケ、ワラット納豆など、ユニークな提案もあり
ました。
問 32 伊万里を訪れる人々が、また来てみたいと思うまちにするためには、何
に力をいれたらいいと思いますか。
(○は3つまで)
◆
「伊万里焼」「伊万里湾」「特産物と料理」と「PR」
「伊万里焼と連携した観光」
(48.7%)が最も高く、次いで「特産物を使った料理等の
提供」
(42.7%)
、「観光案内やPRの強化」
(37.3%)、
「伊万里湾を活かした観光」(31.3%)
の順になっています。
「伊万里焼」
「伊万里湾」
「特産物と料理」そして「PR」は、観光を進めるためのキー
ワードと考えられているようです。
H23年 力を入れたらよいもの
0
10
20
30
40
50
48.7
伊万里焼と連携した観光
42.7
特産物を使った料理やお菓子の提供
37.3
観光案内やPRの強化
31.3
伊万里湾を活かした観光
19.7
新たな特産品の開発
19.3
グリーン(ブルー)・ツーリズムの推進
18.0
食に関するイベントの実施
12.9
ボランティアの育成
その他
無回答
全体(n=466)
4.9
3.6
- 28 -
(%)
60
Ⅱ 一般市民 調査結果
問 33
◆
伊万里焼と連携した観光を進めるためには、どのような取組みを行った
らいいと思いますか。
(○は3つまで)
「伊万里焼の器に特産物を使った料理を盛って提供する」が最も多い
「伊万里焼の器で特産物を使った料理の提供」
(56.6%)が最も高く、次いで「大川内
山を訪れる観光客を市内へ案内する態勢を整える」
(45.7%)
、「伊万里焼と食を組み合わ
せた商品開発」
(43.1%)、「焼き物体験のPR強化」(25.8%)と続いています。
H23年 伊万里焼と連帯した取組み
0
10
20
30
40
50
レストランなどで、伊万里焼の器に特産物を使った料理を
盛って提供する
58.6
45.7
大川内山を訪れる観光客を市内に案内する態勢を整える
43.1
伊万里焼と食を組み合わせた商品を開発する
25.8
絵付けやロクロなどの焼物体験のPRを強化する
22.7
料理やお菓子に合った伊万里焼の器を開発する
19.7
窯元のイベント等を増やす
その他
(%)
70
60
4.3
全体(n=466)
無回答
5.4
9.伊万里のことについて
問 34
◆
伊万里の郷土料理を食べたことがありますか。
郷土料理を食べたことがある人は8割強
全体で「はい」と答えた人は 84.3%で、「いいえ」は 14.4%です。
食べたことがある人を性別(男性 81.3%・女性 88.7%)でみると、男性より女性が多
く、年代でみると、30歳代(75.7%)が最も少なく50歳代(92.2%)で最も多くなっ
ています。平成19年調査(84.7%)と比較するとほぼ同様で変化はありません。
H23年 郷土料理
0
20
60
80
0
84.3
81.3
88.7
はい
14.4
16.7
10.8
いいえ
無回答
40
H19年 郷土料理
(%)
100
1.3
2.0
0.5
20
13.1
16.7
10.1
いいえ
無回答
- 29 -
60
(%)
100
80
84.7
81.9
87.4
はい
全体(n=466)
男(n=150)
女(n=203)
40
2.2
1.4
2.5
全体(n=502)
男(n=221)
女(n=227)
Ⅱ 一般市民 調査結果
H23年 郷土料理
はい
全体(n=466)
84.3
20歳代(n=53)
24.3
80.0
1.7
18.3
92.3
50歳代(n=91)
6.6
89.4
60歳代(n=94)
8.5
85.4
70歳以上(n=96)
1.3
22.6
75.7
40歳代(n=60)
◆
14.4
77.4
30歳代(n=70)
問 35
無回答
いいえ
12.5
1.1
2.1
2.1
伊万里市が「食のまちづくり宣言」をしていることを知っていますか。
「食のまちづくり宣言」を知っている人は約半分で、前回より低い
全体で「はい」と答えた人は 54.7%で、「いいえ」は 43.1%です。
「はい」と答えた人を性別(男性 46.7%・女性 58.1%)でみると、女性が男性を大幅
に上回っています。年代でみると20歳代で4割弱、70歳代で7割弱と年代に比例して
高くなっています。
また、平成19年調査(58.2%)より若干低くなっており、広く浸透していないことが
伺われます。
H19年 食のまちづくり宣言
H23年 食のまちづくり宣言
0
20
60
80
0
54.7
46.7
58.1
はい
39.9
40
60
38.6
42.5
35.4
全体(n=502)
男(n=221)
女(n=227)
3.2
1.8
4.3
無回答
H23年 食のまちづくり宣言
はい
20歳代(n=53)
30歳代(n=70)
40歳代(n=60)
50歳代(n=91)
無回答
いいえ
全体(n=466)
54.7
43.1
37.7
2.1
62.3
42.9
57.1
45.0
1.7
53.3
56.0
2.2
41.8
60歳代(n=94)
66.0
30.9
3.2
70歳以上(n=96)
66.7
29.2
4.2
- 30 -
80
58.2
55.7
60.3
いいえ
全体(n=466)
男(n=150)
女(n=203)
2.1
2.7
2.0
20
はい
43.1
50.7
いいえ
無回答
40
(%)
100
(%)
100
Ⅱ 一般市民 調査結果
10.市として取り組むべき方策について
問 36
◆
市は食のまちづくりを進めるために次のことに取り組んできました。
今後さらに力を入れた方がよいと思うものは何ですか。(○は3つまで)
キーワードは、「地産地消」「観光」「特産物」「食育」
全体では「学校給食等における市内農産物の使用促進」(36.9%)が最も高く、次いで
「伊万里焼と食を組み合わせた観光の推進」
(28.3%)
、「特産物を使った料理や特産品の
開発」(27.3%)、
「生涯にわたる食育の推進」
(26.0%)と続いています。
上位 4 項目を性別でみると、男性は全体と同じ順番ですが女性では、
「生涯にわたる食
育」が2番目に高くなっています。
「食のまちづくり」を進めるためのキーワードは、「地産地消」「観光」「特産物」
「食育」
と言えるようです。
H23年 市がさらに力を入れる取組み
0
10
20
(%)
40
30
36.9
36.0
36.9
幼稚園・保育園や学校給食における市内農産物の使用推進
28.3
28.7
27.1
伊万里焼と食を組み合わせた観光の推進
特産物を使った料理や特産品の開発
24.1
幼児から高齢者まで生涯にわたる食育の推進
20.7
体験型食育講座の開催(農業体験や料理教室など)
22.2
14.6
14.3
郷土料理を普及するための研究や伝承
18.0
14.4
8.7
17.7
13.9
食のまちづくりの取組みを普及するための啓発
10.3
19.3
13.3
16.0
国内や海外市場等へ特産物などの販路拡大
10.8
11.6
9.3
10.8
食に係るごみの減量化や再資源化の取組み
望ましい食生活を実践するための研修会の開催や情報の発信
8.7
10.9
11.8
9.9
有機栽培や特別栽培など環境保全型農業の推進
9.9
12.0
9.7
10.0
9.9
健康相談や健康講座の開催
- 31 -
30.0
16.3
10.7
「テレビ消し、早寝早起き・朝ご飯運動」の促進
無回答
26.0
21.2
21.3
22.2
飲食店やホテル等における市内農産物の利用促進
その他
27.3
28.7
全体(n=466)
0.6
0.0
1.0
男(n=150)
4.7
3.0
6.7
女(n=203)
Ⅱ 一般市民 調査結果
11.食のまちづくりについての意見・要望(市民)
【健康について】
・子どもから老人まで“健康”をテーマとした献立を市民に広く実践してもらえるような取り組みにも力を入れては
どうか。結果として、市民が健康になり、ひいては国保など医療費の抑制につながれば、すばらしいと思う。さら
に○○体操や軽スポーツとセットで“食と運動による健康長寿のまちづくり”を実施してほしいと思います。
【食生活について】
・不規則な食生活をしていることを、このアンケートに答えて気付かされました。反省してます。今後、機会があ
れば改善していこうと思います
・料理法をもっと教えてもらいたい。
【食材について】
・インターネット等、情報源が充実していることから、食品等に含まれる添加物の害や、自然食品がどんなに体
に良いか等、市民はたぶん知識があると思うので、地産地消で健康的な「食」を進めていただきたいと思いま
す。
・食まつり、料理教室など色々な場所で青魚があまり出てこないことが気になります。昔の人は青魚を食べて、
今、長生きが出来ていると思います。
・スーパーの野菜なども産地名が書いてあるといいと思う。
【食育について】
・伊万里市が食のまちづくり宣言を行っていることを知りませんでした。今、若い母親が増えていると思うので、
子育てをする上で、食の問題は大変興味深いと思います。もう少し PR 等、必要かと思います。
・学校行事等で、ほか弁・あんぱんだけの食事を見聞きすることが最近多くあります。健全な心身を育む家庭生
活を営む根源は、食にあると考えています。大切な人への思いを感じて食生活をし、やがて大人になって次へ
繋げてほしい。
・地元の新鮮なフルーツや野菜をもっと市民が食べられたらいいですね。そのための活動を、子どもたちとその
親からできたらいいと思います。
・食べ物で体が作られていることの大切さを学校の授業の一環として学習、実践する。
・保護者会や参観日等を利用して、保護者に学習、実践の機会を与える。
・肉ばかりでなく魚料理を取り入れやすくするため、3 枚おろしやすりみ、ミンチ等にして買い求めやすくする。
・食物が人の生きる茎となり、脳や遺伝子にも作用し精神や考え方にも影響するので、特に子供達への食育を
お願いしたい。
・今回のアンケートで伊万里市のまちづくり宣言や食育に対する関心が高まりました。
・毎月 1 日や第 1 日曜などを“伊万里市食のまちづくり、食育”の日を設けて、もっと市民の方々が食や健康に対
する意識を高めることが必要だと思います。
・食育に関する市の取り組みの情報が全然わからないまま過ごしております。どんな場所で、いつ催されている
のか知りたいと思います。
・素晴しい食材の地域に生まれ育った事を誇りに思うとともに、最近の食の貧相さにはがっかりする。子供のこ
ろからの食育は大切だと思うが、忙しい日々に手の込んだ料理はキビシイ…。簡単なのに栄養満点かつ子供大
- 32 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
好きみたいなメニュー等を、市報などで毎月掲載してくれるとうれしい。
・毎月食育の情報の発信をした方が良いと思います。
・親子で料理する機会を作る(月 1 回、学校行事の一環とする)。およごし、白和え、かけ合い等は、昔は家庭料
理であったのが、今では何かの祭りの時に作られるのが普通になりつつある。
伊万里は山あり、海あり、田畑ありで美しいと思います。荒地をなくし緑(作物)を増やしてほしい。
・郷土料理を子供達に広く知ってもらうために、6 年生を対象として料理の実習を父母と共に行うことが一番望ま
しいと思います。その時の材料は、市内で採れた材料で実習をする。おそらく今日の若いお母さん達の勉強に
なることでしょう。
・伊万里に伝わる供日料理、祝い料理、法要・葬儀の時の料理などの作り方、いわれなどをまとめて本を作り、
各家庭に配付(販売)すると良いと思う。大川内山でふるさと薬膳料理を出す店を作ると良いと思う。
【観光と交流について】
・いろんな食材を使ったオリジナリティのある料理を開発、研究して、伊万里独特の色を出していくべきではない
かと思います
・特に大事な点は、市民一人一人が伊万里の環境と風土に誇りと愛情を持ち、内外に伊万里の魅力を発信する
気持ちを持ち続ける事だと思います。
・郷土料理を出してくれる店があれば、いつ伊万里に帰ってきても食べられる。そういう専門店なるものがあれ
ばなあと思う。又、情報がほしい。伊万里で食事すると思うと、伊万里牛しか思いうかばない。県外からの知り合
いを案内するところがないので、つい呼子のイカになる。
・他の地域から来た人に魚・米・野菜すべておいしいのに PR 不足だと良く言われる。
・年々農業をされる方が減る中で、農作物の加工、販売にもっと力を入れるべきだと思います。今までの販売ル
ートだけではなく、新たな販売ルートへの支援、PR の仕方、売り込み方…。その方が食のまちづくりにも興味を
持ってもらえるんじゃないでしょうか。
・どんどん PR していただき、市民から推進、町全体で伊万里を食で有名にするために盛り上げるといいなと思い
ます。まずは、啓発し、関心が持てるような企画があれば参加したいなと改めて感じました。
・伊万里で外食したくても行きたい店がない。地元の野菜、魚、肉、黒米を使った体に良い食事をとりたい。体に
良いやさしい料理、バイキング料理、デザートも地元産野菜、果物を使った体にやさしいケーキが食べられる、
そういうレストランが欲しい。
・年齢層問わず、いろんな人が積極的に取り組めるようなイベントなどが行われるといいですね。食べる事は楽
しいこと、幸せなことで、何かとイベントの中に“食べる”ということが組み込まれているだけで魅力的です。
・伊萬里まちなか一番館の薬膳料理を楽しみにしています。
・特産物を使った特産品の開発 ・観光案内や PR。
老舗のレストランやお菓子屋さんなどが、店をたたまれていることが寂しいです。新商品開発よりも、今あるもの
の PR に力を入れてもらえるといいです。
・伊万里の物産展に出かけるのが好きです。いい食材がお安く頂けますので、もっともっとお客様にも来て頂き
たく思います。野菜大好きです。
・道の駅や物産店に地元産で作った料理を伊万里焼に盛ったレストランを設置する。夜に家族で食べに行ける
- 33 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
場所、安心、安全、おいしい、リーズナブルなところを設置してほしい。
・私は、岩手の宮古市の出身ですけれど、伊万里焼は岩手の山の中でも知られていますので、全国に伊万里焼
をPRし観光客がいっぱい訪れるように発展して欲しいと思います。私も贈り物をする時は、焼き物と決めていま
す。焼き物とフルーツ、伊万里牛を全国にアピールして下さい。
・昨年関西より伊万里に引っ越してきましたが、関西では伊万里牛ではなく佐賀牛の名前ばかりでした。年配の
方などは古伊万里焼など「伊万里」の名前を知っておられる方が多いと思うので、いろいろな名産にきちんと「伊
万里」の名前を付けて紹介してもらう等、もっと九州以外の地域での PR をして下さい
・伊万里幕の内弁当を千円未満で作ってほしい。名物になるようにアピールして
・県内だけでなく県外の人が、また来たいと思えるような魅力ある街にしてほしい。
・大川内山に観光客が多い時は一軒の民家を利用して、伊万里で採れる食材を伊万里焼とのコラボレーション
で昼の食事(1,000 円程度で)の店にしては如何なものか…。
・薬膳料理をもっと広めてもらいたい。健康な人、そうでない人も安心して食べられる料理だと思います。
・伊万里には全国に誇れるたくさんの食材、特産物がいっぱいあります。もっと自信を持って、PR に励んでもら
いたいと思います。牛、梨等。
・梨の加工品を作って、もっとフルーツの里伊万里を一年中アピールしていったらいいと思います。梨のドライフ
ルーツとかもおいしそう。加工品なら少しのキズも利用できるので、捨てる量も減っていいと思います。
・テレビや新聞での PR で伊万里牛を使ったのぼりの上がったハンバーグのお店は大変良かったのでは。よくお
店を利用して、家のお客様に喜ばれています。
・農・商の連携を強めて、商品の開発を図る。
・伊万里市は陶磁器などの地場産業や豊かな農林水産資源を活かしたグリーンツーリズムを推進していく必要
があると考えます。伊万里牛や梨、ぶどう、イチゴなど特産物を加工する工場など増やし、雇用の促進を図るこ
とも大切な事と思われます。上記を組み合わせ既存の物で観光資源にしては?
・郷土料理街(町)をつくったらどうか
・伊万里の飲食店で、気軽に薬膳料理を食べられるお店を増やしてほしい。
・伊万里は世界に誇る焼物の町です。伝統あるこのすばらしい町を器と食を通して豊かな町にしてほしい。もっ
とPRに力を注いでください。
・伊万里牛は有名だけど、どこで食べられるかわからないと隣県の友人から聞かれます。大川内山や市役所や
最近できた商店街の一番館などに、伊万里牛が食べられる場所(地図、電話番号、店休日)など書かれたフリー
ペーパーを置いてあったらと思う。伊万里にはおいしいお酢やお味噌の店、お菓子の店等たくさんあるので、ア
ンテナショップに少しおいて売ってみて、伊万里のお店の地図を置いて、ウォークラリーのようにお店をまわって
いけるようなイベントがあればおもしろそうだと思います。あと、おいしいジャムや梅などせっかくあるのに地元の
人とか知らないのはとても残念。もっと県内外に売り込んでほしいです。伊万里焼のゆのみ状の入れ物にジャ
ムが入っていて、なくなったらゆのみになる…ようなものがあれば買いたいし、人に贈りたいですね。作ってほし
いなあ…。
・伊万里は自然豊かで農産物にも恵まれております。市民は地産地消、また観光客にも地元の食材を食べてほ
しいです。
・平成14年6月に発刊された「いまりの味み~つけた」の本を今も利用しています。生産者と消費者の食を通じ
た交流のコンクールでも開いてみてはどうでしょうか?
- 34 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
・伊万里は農産物もおいしいから大好きですが、もっと良くなることをお願いします。伊万里のレストランなどで
は、伊万里焼が少なくて淋しい…。
・伊万里でしか味わえない食材を使い新しい商品作りに努力されたし。
・伊万里の食材を使ったバイキング方式の会食場がないですよね。山内町のような「なな菜」みたいなのが出来
れば他に行かなくて、伊万里で食事が出来るなんてステキですね。
【伊万里のことについて】
・伊万里市が食のまちづくり宣言をしている事をもっと PR した方がいいと思う。
・子供からお年寄りまで関心が持てるよう、身近な情報網があるといいですね。
【市として取り組むべきこと】
・市が食のまちづくりを行っている事は知っているが、その推進を町、地区にまで広める運動を行っていけばと
思う。地区の婦人会他、その他の団体と一体となった取り組みが求められると思う。
・働いているお母さんに、子供の為においしい料理を作れる時間を与えてほしい。(勤務時間の問題)
・農業に対し、もっと行政も力を入れてもらいたい。
・料理レシピなどで、地元産や家にある調味料で簡単に作れる物を紹介してほしい。働く主婦のためになども!
・農作物の安定した供給を出来るよう、地産地消の食事を開発し需要を安定させる。テレビなどを使って、話題
性などでPRするなど…。
・伊万里供日の伝統料理は地域にもよりますが、現在では作らない家庭がほとんどではないかと思います。若
いお嫁さん達に、地域で伝統料理の講習などして受け継いで残してもらいたい。
・食のまちづくりを啓発、推進するためには、もっと市民と一体化したイベントを増やすとか、駅前あるいは駅通り
周辺を中心とした、観光客も呼べる街づくりも必要ではないでしょうか。(例として、宮崎県延岡市のような住民を
巻き込んでの駅前の活性化プロジェクトのようなもの)
行政と市民、そして中間支援組織と連携した伊万里独特の街づくりの推進。
・瓜やしょうがの粕漬け、味噌漬等の加工品のコンクールを開催したら。
推進力の源は
視覚に訴える ― レベルの高いデザインの募集
聴覚に訴える ― 大衆に受け入れられる郷土性のある音楽の創作
味覚に訴える ― 更に高い味覚の改良
以上の点について、あらゆる機会で活用していく
事が定着につながる。
・私は結婚を機に伊万里に住むようになりました。もっと伊万里の特産物を市外、県外の人々に PR した方がい
いのではないかと思います。例えば、伊万里牛を使ったコロッケや梨のソフトクリーム、果物をたくさん使ったタ
ルトやゼリーなど、道の駅をはじめ、分かりやすいところで販売したらいいと思います。また、郷土料理はどこで
食べられるのか分からないので、お店の MAP などがあればいいなと思います。
・研修会や情報など一部の人だけが参加しているように思います。多くの人に知らせてほしい。(PR 不足)
・他県のチェーン店(ジョイフル等)が入り込んできている点を生かして、地元の食材を使ったメニューを盛り込ん
でいく活動もあってはいいのでは?税収入がチェーン店の本拠地へ県税として入っているのを少しでも伊万里
へ還元しよう。
- 35 -
Ⅱ 一般市民 調査結果
・伊万里の郷土料理を若い人に伝承するために、各公民館(自治公民館でもよい)において、その地の料理の
ベテラン的立場の人によって若い人(世帯もちの男女等)への料理講習会の実施(地域づくりにもよい)
・各町対抗の郷土料理コンクール等の実施。
・農業が若い世代にも魅力的だと捉え直せる様な農業のスタイルの改善やイメージの改良が必要であると考え
ている。
【その他】
・安全な食品の購入に心掛けていますが、食品を取り扱う人達にプロとしての意識が欠けていたら、とても安全
とは言えません。生産者・加工業者の方が一生懸命頑張って製品化しても、販売業務の対応に配慮が欠けてい
たら何の意味もありません。咳エチケットは県が勧めてきたことと思いますが、食品を扱う人はマスクを必ずかけ
て仕事してほしいと思います
・食だけ、商業だけ、工業だけで考えるから、発送が貧困で他市(観光に成功している町)に遅れている。市民
は、アイデアはたくさん持っているが、市民の声を吸い上げる仕組みがない。
・市内や県内の PR は絶対数に限りがあり無意味。テレビ等のメディアを通じ発信しないと効果は見込めない。
即効性のある取り組みで結果が出せないのであれば、市主体でやらずに民間に委託する位の強い姿勢で進め
て頂きたい。
・「食のまちづくり推進条例(宣言)」で、食のまちづくりの推進をされていることを認識していませんでした。今か
ら、「伊万里市食のまちづくり宣言」の一つでも実践できるように心がけたいと思います。
- 36 -
Fly UP