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CHARGEコマンドについて(MSP) - Kyushu University Library

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CHARGEコマンドについて(MSP) - Kyushu University Library
報
お 知 ら せ
CHARGEコマンドについて(MSP)
標記コマンドは.すでに平成2年8月から改訂版を公開していますが.ここで新ためてお知ら
せします.
計算機利用負担金については, TSSのセション終了時やラインプリンタ出力時のセパレ「夕
にも表示されますが.その表示額は,毎年4月からの累計額だけの表示であるため詳細情報は分
かりません.そこで標記コマンドを利用すれば詳細な情報が得られます.以下に,標記コマンド
の概能および使用法について説明します.
機能
1.利用負担金を利用者単位および支払責任者単位に表示することができます.ただし.支払デf
任者についての情報を表示できるのは,当コマンドの利用者自身が支払責任者として登録され
ている場合に限られます∴
2.月別の金額を表示する簡易表示と,その内訳まで表示する明細表示があります.
3.表示する期間を指定できます.特に,負担金の支払が国立学校費等移算手続きによるものは.
コマンド実行日の1月分から前月分まで,ただし.実行日が3月以前の場合は.前年の1月分
から表示できます.また.公立学校費,私立学校費等納入告知書によるものは,コマンド実行
日の年の4月分から前月分まで.ただし.実行日が4月以前の時は前年の4月分から表示でき
ます.
4.当コマンドは, MS PのTS Sコマンドおよびバッチジョブで実行できます. UX Pでは悦
用できません.
コマンド入力形式
オペランドの強調文字はそれ以下が省略可能であることを示します.例えば, PAYERは`P.の
みの入力で結構です.
オペランドの説明
P AYE R
Y.YHkl r yymra
支払責任者についての情報を表示します.指定がない場合は,コマンド利JT]
者自身についての情報を表示します.
表示する期間を西暦年の下2桁と月で指定します.指定がない場合は,最新
(前月)の情報のみ表示します.表示画面において使用月の頭にl*.が付
いているものは.措求時の情報であることを示し,付いていないものは.ま
だ請求されていないことを示します.なお,科学研究費等で請求を一定期間
保留しているものについても表示上は毎月*付きとなります.
また.頑に`>.の付いているものは.最後に請求した月の翌月から前日
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九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
までの利用負担金を示します.
DETA I L 明細情報を表示します.指定がない場合は,月単位の金額のみ表示します.
? :コマンドの説明を表示します.
使用例
例1)前月分の自分の使用明細を表示する.
READY
CHARGE DETAIL
USER-No.=A79999A SIYOU NAIYOU MEISAI
RIYOU-TUKI
JOBS
(S:YEN)
MSP
==ニ===
UXP
19 $558
92. 12 BATCH, PROC〔ss 367 $107, 623
33 $1,264
DATASETCIOOKB/DAY) 8,840 $9,735
1,063 $1, 180
令
TSS, SESSION 136 $9, 147
0 0
MASS-STORAGE(MB)
令
CANCEL-CHARGE
0 $0
TOTAL $126, 505
$2, 870
‡92. 10-12 BATCH, PROCESS
TSS, SESSION
DATAS[T( 1 00KB/DAY)
1, 173 $296,069
45 $2, 053
314 $22, 520
80 $2, 401
9, 389 $33, 369
1,374 $4,840
MASS-STORAGE(MB)
0 $0
CANC〔し-CHARGE
0 $0
0 $0
$351,958
$9, 162
TOTAL.
例2) 4月分からの自分の負担金額を表示する.
READY
CHARGE 9204:
USER-No.=A79999A RIYOU FUTAN-KIN ZYOUHOU == (S:YEN)
RIYOU-TUKI SIYOU- CANCEL- KYOUTUU- SEI KYU- RUIKEI
6AKU GAKU FUTANKI N GAKU (01 -1 2)
..I- - - --.h一一-4-t.一 一 一
92. 04 $182, 627
$0 $5, 478
$627, 805
92.05 $112, 865
$0 $3, 385
$744. 055
92. 06 $145, 075
$0 $4, 352
$893, 482
暮92.04-06 $440,567
$0 $13,215
92. 07 $166, 970
$0 $5, 009
92.08 $112,200
$0 $3, 366
$1,181,045
92. 09 $120, 779
$0 $3, 623
$1,305,447
$453, 800
.ヽ -
$893. 500
$1,065,479
‡92.07-09 $399,949
$0 $11,998 $412,000 $1,305,500
92. 10 $117,606
$0 $3,528 - $1,426,634
92. 11 $114, 139
$0 $3,424 - $1,544,197
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.
1
0
-
1
2
$
3
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$
1
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,
8
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7
$
3
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,
1
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0
$
1
,
6
7
7
.
6
92.12 $129,507 $3,885 -$1,677,589
詛
0
>93.01.25 $85,797 $0 $2,573 $0 $1,765,970
READY
国昭E Ea叩im屈msm間BZ嘘ii:繭EEMHilEUJga院mmmmS:m*-tz.
CHARGE PAYER DETAIL
**********PLEASE WAIT A MOMENT **********
・=PAYER-NO.=U79999A RIYOU FUTAN-KIN MEISAI ZYOHOU=(S:YEN)=
2
.
一
-
1
2
TOTAr
0
,
8
4
9
$
2
,
9
0
0
$
1
1
.
6
0
$210,396
2
$10,734
$
A78888A
$78,825
$300,770
$2,139
$13,756
A
A79999B
7
$78,900
$210,400
7
$44,500
7
$13,000
7
$44,496
7
$12,925
A
A78888A
m u m 転
$60,400
$300.900
$60,270
0
RIYOU-TUKI USER-No. RIYOU-GAKU SEIKYUU-6AKU RUIKEKOl-12)
9
92.12 A77777A $883 - $11,549
*
TOJAL
9
9
2
2
2
.
.
.
.
0
0
0
0
0
0
5
4
1
3
2
1
$1,966,437
$1,907,420
$6,224,586 $6,231,500
$1,885,870
$2,321,499
$2,017,217
$10,105,357
$8,138,920
$6,231,500
$6,224,586
$4,338,716
$2,017,217
0
JL主汁傭汁腔等軸藩舟ヾヽIB;串
Vo1.26No.3 1993
4)桝芦柵tE軸fCOt^TfD抄盗国en 除虫紬,ji巾'<yf-!Ja7V淋fi叫か.
//A79999AC.JOB CLASS=A
蝣^h7*萱暫jt
\\ EXEC CHARGE
//SYSTSIN DD *
CHARGE PAYER
\\
********** PLEASE WAIT A MOMENT tttt≠*****
mn頭Ei!
==PAYER-NO.=U79999A RIYOU FUTAN-KIN ZYOUHOU=(S:YEN)=
9
.
3
2
.
0
2
-
9
2
RIYOU-TUKI RIYOU-GAKU SEIKYUU-GAKU RUIKEKOl-12)
詛
9
$12,243,500
9
$14,653,723
$12,235,581
$6,004,081 $6,012,000
$2,130,224
$2,410,223
$16,571,637
6
7
$1,917,914
0
0
8
.
.
0
2
2
.
9
9
2
*92.04-06
9
myi
蛸
戟
92. 09
*92. 07-09
$2,216, 153
$6,544, 290
$18, 787,790
$6, 553, 800
$18, 797, 300
92.10
$2, 402, 020
$21, 199,320
92.ll
$1,962, 464
$23, 161,784
92.12
$2, 140,554
暮92. 10-12
$6, 505, 038
>93.01.25
$1,483, 304
$25, 302, 338
$6,512, 100
$25, 309, 400
$26, 837, 137
なお,一部利用者のTS Sセション終了(LOGOFF)時に表示される負担金に誤りがあり.昨年
1 2月末に修正をいたしました.利用者の方々にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします.
(システム連用掛 内線251 7)
(センターニュースNq478,平成5年2月4日発行)
C++のバージョンアップについて(UXP)
3月1日(月)よりC++のバージョンを 2.0 にあげてサービスします.
コマンドは/usr/uxp/ccです.旧コンパイテ(,<-ジョンー1.2)は/usr/local/bin/CC.1.2
に移動し, 3月末を以て消考します.プログラムの移行は早めに済ませて下さい.
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : f70029a㊥kyu-cc.cc.kyushu-u.ac. jp
(センターニュースNq478,平成5年2月4日発行)
Graphica及びTektronixの廃止について
2階オ-プン室に設置しています画像処理装置「Graphica 1-5048 一式」及びTS S端末「T
ektronix4027A 1台」,同TS S端末(プリンタ付き) 「Tektronix4105-4695 2セット」
につきましては、古い機器で現在使用されておりません.よって,平成5年2月27日(土)香
もって廃止しますのでご了承ください.
(システム運用掛 内線2517)
(センターニュース恥478,平成5年2月4日発行)
ELASTC (AAOl)の運用停止について
標記プログラムは1971年(昭和46年)に九州大学大型計算機センターのライブラリ開発課題と
して登録されたプログラムで,原子核により弾性散乱された粒子の微分断面積,反応断面積およ
び偏極を光学模型で計算するプログラムです.
過去におけるセンターのライブラリカウントの結果,利用者が少数であることから,開発者の
許可を頂きましたので,ライブラリの運用を1 993年3月末日をもって停止します.
九州大学大型計算機センター広報
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報
ELASTCのソースプログラムは1993年3月末日までLIBCOPYコマンドでコどこが可能です.メ
ンバ名をY3AAOlと指定し,私用のライブラリとして自身のデータセットにコピーした上で今後
使われても結構ですが,管理運営はユーザ自身の責任でされるようお願いします.
また連用停止後,ソースプログラムは改訂者の元へ返却する予定です.詳しくは,改訂中の
「利用の手引・ライブラリ好」に掲載します.
逆用停止によってその他支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
[1] 「LIBCOPYの公開について」九州大学大型計算枝センター広報, Vol.24. No.3. p286. 1991.
[2] 「利用の手引・ライブラリ編」九州大学大型計算機センター. 1976. (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : i7OO29aOkyu-cc.cc. kyushu-u. ac. jp
(センターニュースNq478,平成5年2月4日発行)
DWBAl (AAO2)の運用停止について
標記プログラムは1971年く昭和46年)に九州大学大型計算枚センターのライブラリ開発課題と
して登録されたプログラムで.原子核による粒子の非弾性散乱と. -粒子のStrippingおよび
Pick-up反応をZero-range歪曲波Born近似(DWBA)で数値解析するプログラムです.
過去におけるセンターのライブラリカウントの結果,利用者が少数であることから,開発者の
許可を頂きましたので,ライブラリの運用を1993年3月末日をもって停止します.
DfBAlのソースプログラムは1993年3月末日までLIBCOPyコマンドでコピーが可能です.メン
バ名をY3AA02 と指定されて,私用のライブラリとして自身のデータセットにコピーした上で今
後使われても結構ですが.管理運営はユーザ自身の責任でされるようお願いします.
また運用停止後,ソースプログラムは改訂者の元へ返却する予定です.詳しくは,改訂中の
「利用の手引・ライブラリ爵」に掲載します.
逆用停止によってその他支障の生じる方は.早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
日] 「LIBCOPYの公開について」九州大学大型計算機センター広報. Vol.24. No.3. p286. 1991.
[2] 「利用の手引・ライブラリ蔚」九州大学大型計算機センター. 1976. (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : f70029a8kyu-cc.cc. kyushu-u. ac. jp
(センターニュースNq478,平成5年2月4日発行)
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九州大学大型計算桟センター広報
Vol.26 No.3 1993
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DWBA2 (AA03)の運用停止について
標記プログラムは1971年(昭和46年)に九州大学大型計算概センターのライブラリ開発課超と
して登録されたプログラムで,原子核による粒子の非弾性散乱と, -粒子のStrippingおよび
Pick-up反応をZero-range歪曲披Born近似(DWBA)で数値解析するプログラムで. DWBAl
の改訂版として開発されたプログラムです.
過去におけるセンターのライブラリカウントの結果,利用者が少数であることから.開発者の
許可を頂きましたので.ライブラリの適用を1993年3月末日をもって停止します.
DWBA2のソースプログラムは1993年3月末日までLIBCOPYコマンドでコピーが可能です.メン
バ名をY3AA03 と指定されて.私用のライブラリとして自身のデータセットにコピーした上で今
後使われても結構ですが,管理運営はユーザ自身の責任でされるようお願いします.
また運用停止後,ソースプログラムは改訂者の元へ返却する予定です.詳しくは.改訂中の
「利用の手引・ライブラリ甜」に掲載します.
運用停止によってその他支障の生じる方は.早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
lI] 「LIBCOPYの公開について」九州大学大型計算機センター広報, Vol.24. No.3. p286. 1991.
[2] 「利用の手引・ライブラリ堀」九州大学大型計算楼センター. 1976. (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : f70029a㊥kyu-cc.cc. kyushu-u.ac. jp
(センターニュースNq478,平成5年2月4日発行)
NNS (BAO2)の運用停止について
標記プログラムは1971年(昭和46年)に九州大学大型計算機センターのライブラリ開発課題と
して登録されたプログラムで,座標空間表示の核力ポテンシャルによる二核子散乱のphase
shiftを求めるプログラムです.
過去におけるセンターのライブラリカウントの結果,利用者が少数であることから,開発者の
許可を頂きましたので.ライブラリの運用を1993年3月末日をもって停止します.
NNSのソースプログラムは1993年3月末日までLIBCOPY コマンドでコピーが可能です.メンバ
名をY3BA02 と指定されて,私用のライブラリとして自身のデータセットにコピーした上で今後
使われても結構ですが,管理運営はユーザ自身の責任でされるようお願いします.
また連用停止後,ソースプログラムは改訂者の元へ返却する予定です.詳しくは,改訂中の
「利用の手引・ライブラリ編」に掲載します.
運用停止によってその他支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
[l] 「LIBCOPYの公開について」九州大学大型計算機センター広報, Vol.24. No.3, p286, 1991.
[2] 「利用の手引・ライブラリ宙」九州大学大型計算機センター. 1976. (改訂中)
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
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(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : f70029agkyu-cc. cc.kyushu-u.ac. jp
(センターニュースNq478,平成5年2月4日発行)
RPA (DAO3)の運用停止について
標記プログラムは1971年(昭和46年)に九州大学大型計算機センターのライブラリ開発課題と
して登録されたプログラムで. BCS方程式によってgap, chemical, potentialが与えられてい
る場合. Q-Q 力による振動modeの第-励起状態のエネルギー.波動関数を知るのに必要な前
方,後方振幅の値を算出するプログラムです.
過去におけるセンターのライブラリカウントの結果,利用者が少数であることから,開発者の
許可を頂きましたので,ライブラリの連用を1 99 3年3月末日をもっ.て停止します.
RPAのソースプログラムは1993年3月末日までLIBCOPY コマンドでコピーが可能です.メンバ
名をY3DA03.と指定されて,私用のライブラリとして自身のデータセットにコピーした上で今後
使われても結構ですが,管理運営はユーザ自身の責任でされるようお願いします.
また運用停止後,ソースプログラムは改訂者の元へ返却する予定です.詳しくは,改訂中の
「利用の手引・ライプラ()繍」に掲載します.
運用停止によってその他支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
[l] 「LIBCOPYの公開について」九州大学大型計算機センター広報. Vol.24. No.3, p286, 1991.
[2] 「利用の手引・ライブラリ編」九州大学大型計算椀センター, 1976. (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : i70029aBkyu-cc. cc. kyushu-u. ac. jp
(センターニュー刻も478,平成5年2月4日発行)
TNSJJ,TNSLS, PHMTEL CDBO5)の運用停止について
標記プログラムは1971年(昭和46年)に九州大学大型計算枝センターのライブラリ開発課題と
して登録されたプログラムで,調和振動子波動関数によるテンソルカの二体行列要素を計算する
関数プログラムです.
過去におけるセンターのライブラリカウントの結果,利用者が少数であることから,開発者の
許可を頂きましたので,ライブラリの連用を1993年3月末日をもって停止します.
各ソースプログラムは1993年3月末日までLIBCOPYコマンドでコピーが可能です.メンバ名を
Y3DB05と指定されて,私用のライブラリとして自身のデータセットにコピーした上で今後使わ
れても結構ですが,管理運営はユーザ自身の責任でされるようお願いします.
また運用停止後,ソースプログラムは改訂者の元へ返却する予定です.詳しくは,改訂中の
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九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
「利用の手引・ライブラリ宙」に掲載します.
連用停止によってその他支障の生じる方は.早めにライブラリ室までご連絡下さい・
【参考文献】
[1] 「LIBCOPYの公開について」九州大学大型計算桟センター広報, Vol.24, No.3, p286, 1991[2] 「利用の手引・ライブラリ筋」九州大学大型計算後センター, 1976. (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail
:
f70029a@kyu一cc.
cc.
kyushu-u.ac.
jp
(センターニュースNq478,平成5年2月4日発行)
HQROS, HQRODの運用停止について
標記プログラムは1971年(昭和4 6年)に九州大学大型計算機センターのライブラリ開発課題
として登録されたプログラムで,複素共役行列(Hermite行列)の固有値をHouseholder変換お
よび QR法を用いて求めるサブルーチンです.
過去におけるセンターのライブラリカウントの結果,利用が少数であり,また同程度の機能を
有するライブラリがSSLH, NUMPACにサポートされていることから,開発者の許可を頂きました
ので,ライブラリの連用を1993年3月末日をもって停止します.
なお,各サブルーチンは次で代行下さい.
* SSLII は富士通株式会社提供の科学計算用サブルーチン,
NUHPAC は名古屋大学大型計算機センター提供のサブルー
チンライブラリです.
HQROS, HQRODのソースプログラムは1993^1三3月末日までLIBCOPY コマンドでコピーが可能で
す.メンバ名を F2HQROS, F2HQROD と指定されて,私用のライブラリとして自身のデータセット
にコピーした上で今後使われても結構ですが,ソースプログラムの修正およびコンパイルはユー
ザ自身の責任でされるようお願いします.
運用停止によってその他支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
ll] 「LIBCOPYの公開について」九州大学大型計算機センター広報, Vol.24, No.3, p286, 1991.
[2] 「sslh使用手引書(科学用サブルーチンライブラリ) 」 (99SP-0050),富士通株式会社.
[3] 「ライブラリ・プログラム利用の手引(数値計算編:NU肝AC Vol.1) 」名古屋大学大型計算機
センター.
[4] 「利用の手引・ライブラリ編」九州大学大型計算機センター, 1976. (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : f70029a8kyu-cc.cc. kyushu-u. ac. jp
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
(センターニュースNq478,平成5年2月4日発行)
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戟
E I YOOの運用停止について
標記プログラムは1971年(昭和4 6年)に九州大学大型計算枚センターのライブラリ開発課題
として登録されたプログラムで,ある地域の栄養摂取状態等を知るために,世帯別あるいは個人
別にあるEl数食料摂取量の調査を行い,そのデータから各摂取量の計算を行い,その地域につい
ての偏差,相関係数を求めるプログラムです.
過去におけるセンタ二のライブラリカウントの結果,利用が少数であることから,開発者の許
可を頂きましたので,ライブラリの連用を1993年3月末日をもって停止します.
連用停止によってその他支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : f70029aァkyu一cc.cc.kyushu-u.ac. jp
(センターニュースNq478,平成5年2月4日発行)
PTRの運用停止について
標記プログラムは1970年(昭和4 5年)に九州大学大型計算額センターのライブラリ開発課題
として開発されたプログラムで, FORTRANプログラムの実行に必要なデータを紙テープから読み
とるためのサブプログラム群(エレメント名: TOPSET, PTPEAD, PTRCHR, CHANGE )です.
センターでは,紙テープリーダの利用が近年全くないことから紙テープ自体の撤去を予定して
います.従って,標記プログラムも,開発者の許可を頂きましたので,連用を1993年3月末
日をもって停止します.
運用停止によって支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : f70029aekyu-cc.cc. kyushu-u.ac. jp
(センターニュースNq478,平成5年2月4日発行)
LETTERの運用停止について
標記プログラムは1971年(昭和46年)に九州大学大型計算珠センターのライブラリ開発課題
として登録されたプログラムで, LPシートに計算結果を印刷するとき,タイトル等を花文字で
印刷させるためのFORTRANサブルーチンです.
過去におけるセンターのライブラリカウントの結果,利用が少数であることから,開発者の許
可を頂きましたので.ライブラリの連用を1993年3月末日をもって停止します.
運用停止によってその他支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]. kyushu-u.ac. jp
(センターニュー*Na478,平成5年2月4日発行)
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九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
報
GRAPHの運用停止について
標記プログラムは1979年(昭和4 4年)に九州大学大型計算梯センタ-のライブラリ開発課題
として開発されたプログラムで, LPシートに計算結果の筒単なグラフを印刷す`る為のFORTRAN
サブルーチンです.
現在OSのレベルアップ, FORTRANコンパイラの変更に伴い,非動作となっております.
また,過去におけるセンターのライブラリカウントの結果,利用が少数であることから,開発
者の許可を頂きましたので,ライブラリの運用を1 993年3月末日をもって停止します・
GRAPHのソースプログラムは1993年3月末日までLIBCOPY コマンドでコピ-が可能です.メン
バ名をJOGRAPHと指定されて,私用のライブラリとして自身のデータセットにコピーした上で今
後使われても結構ですが,ソースプログラムの修正およびコンパイルはユーザ自身の責任でされ
るようお願いします.
運用停止によって支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
ll] 「LIBCOPYの公開について」九州大学大型計算機センター広報, Vol.24, No.3, p286, 1991.
[2] 「利用の手引・ライブラリ編」九州大学大型計算機センター, 1976. (改訂中)
(ライブラリ宝 内線2509)
e-mail : [email protected]. jp
(センターニュースNq478,平成5年2月4日発行)
r利用の手引 TSS編(第5版) 」の発行について
この利用の手引は.九州大学大型計算械センターのMS Pを初めて利用される方のために書か
れたものです.基本的なコマンドの使い方,プログラムの縮集及び実行方法についてまとめてい
ます.ご希望の方は,連絡所を経由して共同利用掛までお申し込みください.
(共同利用掛 内線2515)
(センターニュース沌i478,平成5年2月4日発行)
FORTRAN77 EX/VPコンパイラー部障害のお知らせ(MSP) UXP)
FORTRAN77 EX/VPコンパイラに一部陣容があったことが判明しました.内容,発生条件,障書の
あった期間等は次の通りです.障書は各条件を全て満たした場合に発生す.る可能性のあるもので,
条件のうち一つでも敦当箇所がない場合は陣容は発生しません.
陣容に該当する場合,期間中に作成したロードモジュールは再作成する必要があります.お心
あたりの方は,ライブラリ室までお問合せ下さい.
なお,障書はMSP, UXPともに1993年2月1日(月)た修正済みです.
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
-314-
報 告
記
【現象と条件】
以下の条件を全てみたす時のみ,実行時に異常終了するか,実行結果に誤りが生じることがある.
(1)ベクトル化されたDOループが存在する.
(2) (1)のDOループの外側にDOループが存在する.
(3) (1)のDOループ内の配列要素のある添字式が,以下のいずれかを満たす.
(a)その添字式は(1)のDOループのDO変数と(2)の外側DOループのDO変数の両方
を含む.
(b)その添字式中の変数を定義する式に二つのDO変数が両方とも存在する.
(4) (3.)の配列は以下のいずれかを満たす.
(a)一次元である.
(b)二次元以上で, (3)の添字式とは異なる次元の添字式の値は(2)のループのDOルー
プの回転によらず一定で'ぁる.
(5)
(6)
(7)
(8)
(3)の配列は(1・)のループのDO変数でベクトル化されている.
(3)を満たす配列要素引用が二つ以上存在する.
(5)の配列要素引用のうち,少なくとも一つは定義である.
(7)を満たす任意の二つの引用において, (1)のループのDO変数に着目すると,同
一の配列要素が引用されることはない.
【プログラム例】
DO 10 J=1,JJ !ベクトル化されたDOループの外側のDOループ:条件(2)
DO 10 l=1,N ベクトル化されたDOループ:条件(1)
K=(J-1)州+I l条件(1) , (2)のDO変数を両方含む変数:条件(3)
=A(K-N)
V A(K)= 条件(3)を満たす配列
°
V 10 CONTINUE
プログラム中の左のS, Yは,ベクトル化されている(V),いない(S)を表します.
例では,配列Aが条件(3)の配列に該当します.変数Kの値を定義する式の右辺に二つの
DO変数IとJが存在し,条件(3)が満たされています・
また, DO変数Iが1からNまで動く時,配列Aの二つの引用は同一の配列要素をアクセ
スしていないため,条件が全て満たされます.
【'補足】
プログラム例のように, 1次元配列を2次元配列の様に扱うプログラムの場合,本陣書に該当す
る可能性が高くなります.
また,本陣啓の修正適用により,以前はベクトル化されていたループが今後ベク・トル化されな
くなることがあります.
-315-
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
【障書のあった期間】
MSP/VP 1991年11月11日 - 1993年1月30日
UxP/VP 1992年12月22日 - 1992年1月30日
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail
:f70029a@kyu一cc.
cc.
kyushu-u.
ac.
jp
(センターニュL-スNq479,平成5年2月22日発行)
MHSによる電子メール利用者の.ためのディレクトリ検索サービスについて
MHS電子メールシステムは,メール通信を行うために各自 MHSREG コマ,ンドを用いて登録を
行わなければなりませんが,このとき,自分のメールアドレス( 0/R名と,'言う)を``公開する"
とした0/R名は,学術情報センター(以下,学情センターと略す)の 0/R名データベース(チ
ィレクトリデータベースと言う)へ自動登録されます.
標記サービスは,学情センターにあるディレクトリデータベースを検索して公開している 0/R
名を得るための検索サービスです.この検索では,大学名,部局名,利用者の名前等をキーにし
て 0/R名一覧を得るためのものであり,その他のデータベースを検索することはできません.検
索するための方法としては,次の2とおりがあります.
(1)電話回線または大学間コンピュータネットワーク(以下, Nl-NET と呼ぶ)等で直接学情セ
ンターに接続してオンラインで検索する方法
(2)学情センターに用意しているディレクトリ検索用の 0/R名に対しメールを送信し,メール
本文を検索指示データとして検索を行い,検索結果を発信者に返送する方法
(日の方法
この方法では,電話回線または Nl-NET等の通信網から直接学情センターに接続し,学情セン
ターに用意している検索用ゲストI Dを使用することによって検索が行えます.
検索用ゲストI Dは次のとおりです.
>f7,hI D /^x7-K
序oo〕o中上-sT 1
検索可能状態になると後述の例に示すような促進メッセージが表示されますが,ここでは主に
以下のコマンドが入力で書ます.各コマンドの強調文字はそれ以下が省略可能であることを示し
ます.`例えば, SEARCHは`S'のみの入力で結構です.
S E ARC Hコマンド
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Vol.26 No.3 1993
-316-
戟
機能:指定されたパラメタによるデータベースの検索を行います.
パラメタの説明:
C.
国名で検索することを指定します.
A.
公衆領域名で検索することを指定します.
私設領域名で検索することを指定します.
組織名で検索することを指定します.
P.
0.
部局名1で検索することを指定します.
部局名2で検索することを指定します.
D (Dl) .
D2.
姓で検索することを指定します.
名で検索することを指定します.
利用者番号で検索することを指定します.
S.
N.
U.
オペランドの説明
検索するキーワードを指定します.
k w
国名から会話形式で指定します.
オペランドのない場合は組紙名から会話形式で指定します.
- I nitial
F I N Dコマンド
.
FI ND [kw [ kw]
機能・.指定されたキ-ワードによるデータベースの検索を行います.
オペランドの説明:
国名,公衆領域名,私設領域名,組識名,部局名1,部局名2,部局名3,部局名4,姓,
名,利用者番号を指定することができます.
キーワードが空自を含む場合は,キーワードを" (ダブルコーテーション)で囲んでくださ
い.
パラメタのない場合は会話形式で指定します.
D I S P LAYコマンド
枚能:検索された内容を表示します.
オペランドの説明:
-A 和名による検索結果に対し,英名を表示する場合に指定する.
E N Dコマンド
機能:検索を終了します.検索を終了すると自動的に学情センタ-との接続が切断されます.
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Vol.26 No.3 1993
戟
使用例(下線を施した部分が利用者の入力を表します. )
READY
FNVT SIMAIL
‡H FNVT START VERSIONC5.1) ‡日
日* CONNECTED TO SIMAIL ‡‡‡
ォ? OR @HELP ,FOR SHOWING HELP-MENU.
NACSIS MHS SYSTEM ON mm/dd/yy AT hh:mm:ss CHANNEL O127 LU=‡SNVTTS
USER ID - WOOIOO
PASSWORD@%&く%#>?#ァS%
TXOGWBMWEPVR
G〕[ST
日* SIMAIL DIRECTORY START *日
日‡ SIMAIL DIRECTORY SYSTEM **‡ REV 1.01 mm/dd/yy hh:mm:ss
DIROOI Rコマンド(S,F,D,SEL,ORN,MA,NIC,LADD,DEL,M,REN,END,DONE) ? S 0.KYUSH〕-〕
日‡件数 - 139
DIROOI Rコマンド(S.F.D,SEL,ORN,MA,NIC,L,ADD,DEL,M,REN,END,DONE)?壁
(1) JP/NACSIS-NET/SIMAIL/KYUSHU-U/CC/A77777A UID:A77777
(2) JP/NACSIS-NET!SIMAIL/KYUSHU-U/cc/A78888A UID:A78888
(3) JP/NACSIS-NET/SIMAIL/KYUSHU-U/CC/A79999A UID:A79999
DIR082 I *‡‡リストの終了 日‡
DIROOI Rコマンド(S.F.D.SE」.ORN.MA,NIC,し,ADD,DEL,M,REN,END,DONE) ? S 0.九州大学
日‡件数 - 173
DIROOI Rコマンド(S,F,D,SEL,ORN,MA,NIC,L,ADD,DEL,M,REN,END,DONE)?壁
(1) JP/NACSIS-NET/SIMAIL/九州大学/理学部:附属基礎情報学研究_施設/研究熱心UID:E78888
(2) JP/NACSIS-NET/SIMAIL/九州大学/大型計算機tzンター/大型太郎 UID:A79999
DIR082 I ‡‡‡リストの終了 日‡
DIROOI Rコマンド(S,F,D,SEL.ORN.MA,NIC,L,ADD,DEL,M,REN,END,DONE) ? END
H SIMAIL DIRECTORY END **‡
**ACCO〕NT INFORMATION CPU=OSEC CON=2MIN T-ID=1G
HON AT hh:mm:ss - OFF AT hh:mm:ss ON mm/dd/yy
‡** DISCONNECTED LINK BY SIMAIL ***
*** FNVT ENDED ‡‡‡
READY
(2)の方法
この方法では, MHSメールシステムを使用して学情センターに用意している検索用 0/R名に
対し検索指示を指定したメールを送信することによって検索結果は発信者に返送されます.
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Vol.26 No.3 1993
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戟
学情センターが用意している検索用 0/R名は次のとおりです.
検索を行うための指示データ(ディレクティブと言う. )の形式は以下のとおりです.
指示ディレクティブは,次に示すように/(スラッシュ)から始まり,カラムフリーです.
指示ディレクティブ一覧
/S TART
/END
/S EARCH
/FI ND
1) S TARTディレクティブ
本ディレクティブ以降に続く各ディレクティブの記述の開始を宣言する.
2) ENDディレクティブ
ディレクティブの記述の終了を宣言する.
3) S EARCHディレクティブ
形式
/SEARCH パラメタ. kw [ I. AND. I. OR. } ]蝣[パラメタ kw]
指定されたパラメタによるデータベースの検索を行います.
パラメタの説明:
C.
A.
P.
0.
D (Dl) .
D2.
D3.
D4.
S.
N.
国名で検索することを指定します.
公衆頃域名で検索することを指定します.
私設領域名で検索することを指定します.
粗放名で検索することを指定します.
部局名1で検索することを指定します.
部局名2で検索することを指定します.
部局名3で検索することを指定します.
部局名4で検索することを指定します.
姓で検索することを指定します.
U.
名で検索することを指定します.
利用者番号で検索することを指定します.
NAME.
個人名の姓名で検索することを指定します.
オペランドの説明
k w
. AN D.
. O R.
検索するキーワードを指定します.
論理積を意味し,左右のパラメタ.
者情報が検索されます.
論理和を意味し,左右のパラメタ.
者情報が検索されます.
kwのどちらにも一致した利用
kwのどちらかに一致した利用
また, AND, ORは括弧を用いて (パラメタ. kw. O R.パラ
メタ. kw . AND.パラメタ. kwのように指定することもき
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Vol.26 No.3 1993
戟
ます.
4) F I N Dディレクティブ
形式
/FI ND キーワード
指定されたキーワードによるデータベースの検索を行います.
キーワードの説明:
キーワードに国名,公衆領域名,私設領域名,組識名,邸局名1,部局名2,部局名3,部
局名4,姓,名,利用者番号を指定することができます.
使用例
以下のような指示データを送信する.
/START
/SEARCH U. A79999
/END
以下のような検索結果が発信者へ返送される.
‡* MHS ONLINE REFERENCE REPORT ** REV 1.01 yy/mm/dd hh:mm:ss
(1)九州大学/大型計算機センター/大型 太郎UID=A79999@KYUSHU
KY〕SH〕一日/CC/A79999A
く大型 太郎〉
** END OF ONLINE REFERENCE **
接続方法
学情センター電子メールシステムへの接続には次にあげる方法があります.
(1)電話回線
電話番号 03-3942-9311 9600bps MNP CLASS 5
03-3942-7011 1200bps
(2)学術ネットワークアクセスポイント
センター番号 9415200
(3) N1-NET
ホスト名 SIHAIL
(4) DDX-TP
I D方式 163-060-313-1018
パスワード方式 センター番号 3131018
通信手順番号 021
(ネットワーク室 内線2543)
(センターニュースNa479,平成5年2月22日発行)
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Vol.26 No.3 1993
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戟
新GENASの公開
遺伝子情報システムGENASの全面改定作業が進んでいます.新GENASは,次のように変わり
ます.
UXP(UNIX)のもとで走る.
● コマンドはAIR風となる.
●応用プログラムもコマンドとして呼び出されるようになる.コマンドのパイプ,リダイレクショ
ンが可能となるので,応用プログラムの使用法が改善される.
新GENASは,九州大学工学部電気工学科システム情報工学研究室で開発されたSeepというシス
テムを使って構築されていますが,現在,まだ応用プログラムがSeepに対応していません.しかし,
検索は可能ですので,応用プログラムなしで3月1日(月)から利用者公開をすることにしました.
応用プログラムは順次,新GENASに組み込む予定です.なお,この1年内にXDT, AIRもGENAS
同様, Seepでつくり直され UXPのもとで走ることになります.以下,新GENASのコマンドと
使用法を紹介します.
コマンド
以下に,各コマンドについて,その構文と機能を示し,オペランドの説明を与える.コマンドやオ
ペランドは,他と区別できる範囲の先頭部分列を省略形として用いることができる.構文中の大文字
は最も短い省略形を表している.例えば,丘ndコマンドは, "f", "負", "丘n", "丘nd"のいずれを用い
てもよい. "【 1"で囲んだオペランドは省略でき, `午'で区切ったものは,その中から適当なものを
選んで指定する.
・ genas
構文: GENAS
機能:システムを起動する.
使用上の注意:
本コマンドはシェルのプロンプトか出ている状態で使用する.
本コマンドは"genas と必ず小文字で入力する.
end
構文:END
機能:システムを終了する.
・ find
構文: Find属性値索引項目名-】属性債[△属性値ト・[△属性値]
(△は1個以上の空自を表す)
機能・.データベースを検索し, 、オペうンドで指定された条件を満足するエントリの集合を求め
る.複数の条件が指定されたときは,それらすべてを満足するものを求める.
使用例:
(1)丘nd KW=rabbit
(2) find rabbit
(3)負nd KW=rabbit globin
(4)五nd rabbit globin
(5) find AU='Weissman S.M.'
(6) find AU-Weissman*
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九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
オペランドの説明:
(1)は, KW(キーワード;旧GENASと同じ; kwと指定してもよい)にrabbitをも
つ参照番号の集合を求める・(2)のように項目名を省略した場合は, KWが指定さ
れたことになる.
3.(4)はともに, rabbitとglobinをKWにもつ参照番号の集合を求める.旧GENAS
のように「丘nd KW=rabbit AU='Weissman S.M.'」という検索はできない.この
ような検索は, andコマンドやcombineコマンドを使用することによって実現でき
る.
(5)は, AU(著者名;旧GENASと同じ; auと指定してもよい)にWeissman S.M.香
もつ参照番号の集合を求める.このように属性値か空白を含む場合は,引用符号で囲
む.
(6)のように*記号を含む場合は,部分一致するものをすべて検索する.
・and, or, not
構文: {And │ Or│ Not} 【属性値索引項目名=】属性値【△属性値]...[△属性値】
機能:丘ndコマンドと同様・ただし,直前に求めた集合とそれぞれ積(and),和(or),差(not)
の清算を行う.
・combine
構文: Combine演算式
機能:集合を組み合わせて.積,初,差の演算により,新しい集合をつくる.
使用例:
(1) combine (l+2)*(3-4)
(2) combine RABBIT*WEISSMAN
オペランドの説明:
演算式は集合番号または集合名を*(積). +(和). -(差)の演算子を用いて結合した
もので,検算の優先順位は*が先で, +と-は同じである.単項演算子としての+
および-は用いてはならない.
(2)のように集合名を用いる場合には, keepコマンドにより該当する集合に名前を
つけておかなければならない.
keep
構文: Keep 【集合番号】集合名
機能:盛合に名前をつける.
使用例:
(1) keep 5 RABBIT
(2) keep WEISSMAN
オペランドの説明:
(1)のように集合番号を指定した場合は,指定した集合に名前をつける・(2)のよう
に省略した場合は,直前に求めた集合に名前をつける.
集合名は,英字で始まる英数字列である.
・remove
構文: Remove 【集合番号】
機能:集合を取り除く.
オペランドの説明:
取り除く集合の集合番号を指定する.省略時は直前に求めた集合を取り除く.
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Vo.26 No.3 1993
- 322
戟
・trace
構文: Trace
機能:これまでに求めた集合をトレースする.集合番号が1であるものから順に.その集合
をつくりだしたコマンド,集合の大きさ(件数),集合名がついている場合は集合名を
表示する.
・display
構文: Display [集合番号1集合名】
[ Element(ALL │ MIN 項目名,-,項目名)】
【Record(【開始番号: 】終了番号) 】
[ Mode(Break │ Nobreak) ]
【 Order(Down │ Up) ]
機能:検索結果を端末に表示する.
使用例:
(1) display
(2) display 5
(3) display element(MIN)
(4) display element(BI,DEF)
(5) display 3 e(MIN) r(10) o(u) m(n)
オペランドの説明:
1.集合番号I集合名
表示する集合を指定する.省略時は直前に求めた集合を表示する.このオペラン
ドを指定する場合はコマンドの直後に置くこと.
2. element(ALL│MIN│項目名,-,項目名)
表示する項目を指定する.省略時は標準形式で表示する.
3. record(【開始番号:1終了番号)
表示の範囲を指定する.省略時はすべてか表示の対象となる.開始番号の省略値
は1で,開始番号から終了番号のものを表示する.
4. mode(breaklnobreak)
端末への表示を1件ずつ行う(break)か,連続して行う(nobreak)かを指定する.
省略時はbreakモードになる. nobreakモードでの表示を中断するためには, CtrlCを押す.
5. order(down│up)
表示の順序を指定する downを指定すると参照番号の降順に表示され, upを
指定すると昇順に表示する.
6.複数オペランドの指定
使用例(5)のように複数のオペランドを組み合わせて指定できる.集合番号また
は集合名を指定する場合は,コマンドの直後に置かなければならない.他のオペ
ランドの順序は自由であり,重複して指定された場合は後で指定された方が優先
される.
サブコマンドの説明:
breakモードで1件ずつ端末に表示する場合に, 1件分の表示が終わると入力促進記
号+が表示される.この状態で入力できるサブコマンドには次のものがある.
1. <Return>
-323-
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Vol.26 No.3 1993
戟
復改(Return)キーだけを入力すると,次のものを表示する・
2. End
表示を終了する.
3. Mark
直前に表示したものをマ-・クする.表示を終了するまでにマークしたものがあれ
ば,それらを集めて新しい集合かつくられる.
4. Repeat
直前に表示したものをもう一度表示する.
使用例1
(1) 7. genas
C2) .find rabbit
l146 = rabbit
l: 1146 document(s) found
(3) .and globin
850 = globm
2: 97 document(s) found
(4) .display element(BI)
7i
BI=(bases 1-551)
Heindell H.C., Liu A., Paddock G.V., Studnicka G.M., Salser W.A.;
'The
primary
sequence
of
rabbit
alpha-globin
mRNA‖
;
Cell 15:43-54(1978).
(5) +end
(6) .f messenger
492 = messenger
3: 492 document(s) found
(7) .f AU='Weissman S.M.'
45 = 'Weissman S.M.
4: 45 document(s) found
(8) .combine 3*4
5: 6 document(s) found
(9) .d e(DEF) m(n)
lF^^^^KS
DEF=(EMBL) Human messenger RNA for alpha globin.
2/ 6
DEF=(EMBL) Human messenger RNA for beta-globin.
6! 6
DEF=(EMBL) Adenovirus type 2 complete genome The sequence origin is at the 5'e
(10) .end
・/,
(1) GENASを起動する・
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-324-
戟
(2) KWにrabbitをもつ参照番号の集合を求める・
(3) KWにglobinをもつ参照番号の集合を求め,これと(2)で求めた集合との積をとる・
(4) (3)で求めた集合のBI(bibliographic information)を表示する・
(5) 1件表示するごとに入力促進記号十が表示される・ここで, endと入力すると表示が終了する・
(6) KWにmessengerをもつ参照番号の集合を求める・
(7) AUにWeisseman S.M.をもつ参照番号の集合を求める・
(8) (6 ,(7で求めた集合の積を求める・
(9) (8)で求めた集合のDEF(de丘nition)をnobreakモードで表示する・
(10) endコマンドによりGENASを終了する・
使用例2(コマンドのパイプ)
/, genas
(1) .f rabbit I a globin I d e(BI)
1146 = rabbit
(2) 1: 1146 document(s) found
(3) .a globin
850 = globin
2: 97 document(s) found
(4) .d e(BI)
1/ 97
BI=(bases 1-551)
Heindell H.C., Liu A., Paddock G.V., Studmcka G.M., Salser W.A.;
‖The
primary
sequence
of
rabbit
alpha-globm
mRNA"
;
Cell 15:43-54(1978).
+Q
.end
7.
(1)コマンドのパイプを用いて, 3つのコマンドを一皮に指定する・′
(2) "find rabbit"が実行される.
(3) "and globin"が実行される.
(4) "display element(BI)"が実行される.
使用例3(リダイレクション)
o
find messenger
find AU='Weissman S.M. '
combine l*2
(2) 7, genasくmymacro.genas
(3) .f messenger
492 = messenger
l: 492 document(s) found
(4) .f AU='Weissman S.M.
45 = 'Weissman S.M.'
2: 45 document(s) found
- 325
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Vol.26 No.3 1993
戟
(5) .combine l*2
3: 6 document(s) found
(6) .d e(DEF) m(n)
1/ 6
DEF=(EMBL) Human messenger RNA for alpha globin.
6/ 6
DEF=(EMBL) Adenovirus type 2 complete genome The sequence origin is at the 5'e
.end
'/.
(1)コマンドを列挙したファイルをつくる. 1行にコマンドを一つだけ書き,行末に必ず復改を入れ
る.このファイルのファイル名を"mymacro.genas と仮定する.
(2) (1)のファイルをリダイレクションで指定し, GENASを起動する・.
3)-(5 1のファイルで指定したコマンドが自動的に実行される.
(6) (1)のファイルで指定したコマンドがすべて実行されると,以後は端末から入力できる.
(データベース室内線2510)
e-mail: [email protected]
(センターニュースNq479,平成5年2月22日発行)
SANJI, YONJIS, YONJIDの運用停止について
標記プログラムのうち, SANJIは複素係数3次代数方程式をカルダノ法で YONJIS,
YONJIDは複素係数4次代数方程式をフェラリ法で各々求めるサブルーチンとして1970年
(昭和45年) , 1973年(昭和48年)に各々九州大学大型計算機センターの開発課蓮として
登録されたものです.
過去のライブラリ統計の結果,利用が少数であり,また同様の機能を有するライブラリが
富士通株式会社提供のSSL II,名古屋大学大型計算機センター提供のNUMPACにサポート
されていることから,開発者の許可を頂きましたので,ライブラリの運用を1993年3月末日
をもって停止します.
なお,サブルーチンは,以下のプログラムで代用下さい.
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
-326-
戟
【使用例】
複素係数高次代数方程式
aQzn+alZn-1+-+an-0
の根をSSLIIのサブルーチンCJARTを用いJarratt法で解くプログラム.但しKl≠0,
n>1.
次数Nに対し,代数方程式の係数は1次元配列ZAで,また根は配列Xで与えられる.
PROGRAM CJART
DIMENSION ZA(51) ,X(50) 配列の定義Nく51
COMPLEX ZA,X
次数の入力
係数の入力
根の計算SSL II
根の出力
READ(5,*) N
READ(5,*) (ZA(I) ,I=1,N+1)
CALL CJART(ZA,N,X,ICON)
HRITE(6,*)(I,X(I) ,I=1,N)
END
SANJI, YONJIS, YONJIDのソースプログラムは1993年3月末日までLIBCOPYコマン
ドでコピーが可能です.メンバ名をC2SANJI, C2YONJIS, C2YONJIDと指定して私用のラ
イブラリとして自身のデータセットにコピーされても結構ですが,管理運用はユーザ自身の責
任でされるようお願いします.
運用停止によって支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
● 「LIBCOPYの公開について」九州大学大型計算機センター広報Vol.24, No.3, p286,
1
1991.
● 「SSL II使用手引書(科学用サブルーチンライブラリ) 」 (99SP-0050) ,富士通株式
会社.
● 「ライブラリ・プログラム利用の手引(数値計算茄: NUMPACVol.1) 」名古屋大学大
型計算機センター.
。 「利用の手引・ライブラリ繍」九州大学大型計算機センター1976 (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースNq479,平成5年2月22日発行)
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九州大学大型計算織センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
GRAEFS, GRAEFDの運用停止について
標記プログラムは実係数高次代数方程式
f(x)-aoxn+axxr 1十一+an_ix+an-0
に対しGraeffeの方法を応用し,ある近似解から3位または2位の反復法により解の精度を高
め,精密解が求まるごとに方程式の次数を下げながら最終的に全根を求める単精度・倍糖度の
サブルーチンとして1971年(昭和46年)に九州大学大型計算機センターの開発課題とし
て登録されたものです.
過去のライブラリ統計の結果利用が少数であり,また同様の機能を有するライブラリが富
士通株式会社提供のSSL II,名古屋大学大型計算機センター提供のNUMPACにサポート
されていることから,開発者の許可を頂きましたのでライブラリの運用を1993年3月末日を
もって停止します.
なおサブルーチンは,以下のプログラムで代用下さい.
サブルーチン名
【使用例】
実係数高次代数方程式
aoxn+axx71-1+-+an-0
の根をSSLIIのサブルーチンRJETRを用い, Jenkins-Traub法で解くプログラム.但し
laol≠0,n≧1.
次数〃に対し,代数方程式の係数は1次元配列Aで,また根は複素数型配列ガで与え
られる.
PROGRAM RJETR
DIMENSION A(51),X(50),VW(306) !配列の定義Nく51, Vl=ま作業頚城
COMPLEX X
READ(5,*) N
READ(5,*) (A(I) ,エ=1,N+1)
CALL RJETR(A,N,X,VW,ICON)
WRITEC6,*) ICON
WRITE(6,*)(I,X(I) ,I=1,N)
次数の入力
係数の入力.次数の高い順に入力
根の計算ssL工I
処理状況を出力.工CON=O なら oK.
根の出力
EⅣD
九州大学大型計算槻センター広報
Vol.26 No.3 1993
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戟
GRAEFS, GRAEFDのソースプログラムは1993年3月末日までLIBCOPYコマンドでコ
ピーが可能です.メンバ名をC2GRAEFS, C2GRAEFDと指定し,私用のライブラリとして
自身のデータセットにコピーされても結構ですが,管理運用はユーザ自身の責任でされるよう
お願いします.
運用停止によって支障の生じる方は,早削こライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
● 「LIBCOPYの公開について」九州大学大型計算機センター広報Vol.24, No.3, p286,
1991.
. 「SSL II使用手引書(科学用サブルーチンライブラリ) 」 (99SP-0050) ,富士通株式
会社.
● 「ライブラリ・プログラム利用の手引(数倍計算漏: NUMPACVol.1) 」名古屋大学大
型計算機センター.
。 「利用の手引・ライブラリ編」九州大学大型計算機センター1976 (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースNa479,平成5年2月22日発行)
QDLI STの運用停止について
標記プログラムはFORTRANプログラムの実行時に使用される入力用のデータをLPシー
トにリストするサブルーチンとして 1970年(昭和45年)に九州大学大型計算横センター
の開発課題として登録されたものです.
過去のライブラリ統計の結果,利用が少数であることから,開発者の許可を頂きましたの
で,ライブラリの運用を1993年3月末日をもって停止します.
運用停止によって支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
・ 「利用の手引・ライブラリ漏」九州大学大型計算機センター1976 (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースNq479,平成5年2月22日発行)
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九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
HENKANの運用停止について
標記プログラムは,紙テープから読み取られたデータを取り扱い可能な形式に変換するた
めのサブプログラム群として1972年(昭和47年)に九州大学大型計算機センターの開発課
題として登録されたものです.
センターでは紙テープの利用者が近年全くないことから,紙テープリーダーの撤去を検討
しております.それに合わせ,開発者の許可を頂きましたので,標記ライブラリの運用を1993
年3月末日をもって停止します.
運用停止によって支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
● 「利用の手引・ライブラリ漏」九州大学大型計算機センター1976 (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースIも479,平成5年2月22日発行)
CNTGTBの運用停止について
壕記プログラムは2×2の表の解析をデータより直接確率計算法をまたはx2近似により決
定し,データに応じた解析を行なうコンプリートプログラムとして1971午(昭和46年)
に九州大学大型計算機センターの開発課題として登録されたものです.
過去のライブラリ統計の結果,利用が少数であることから,開発者の許可を頂きましたの
で,ライブラリの運用を1993年3月末日をもって停止します.
運用停止によって支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
・ 「利用の手引・ライブラリ漏」九州大学大型計算機センター,1976 (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : 170029a◎kyu-cc.cc.kyushu-u.ac.jp
(センターニュースIも479,平成5年2月22日発行)
NB I TOPの運用停止について
襟記プログラムはFORTRAN利用者のためのビットオペレーション用FORTRANサブ
プログラムとして 1972年(昭和47年)に九州大学大型計算機センターの開発課題として
登録されたものです.
過去のライブラリ統計の結果,利用が少数であることから,開発者の許可を頂きましたの
九州大学大型計算槻センター広報
Vol.26 No.3 1993
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戟
で,ライブラリの連用を1993年3月末日をもって停止します.
運用停止によって支障の生じる方は,早捌こライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
。 「利用の手引・ライブラリ編」九州大学大型計算機センター1976 (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースNq479,平成5年2月22日発行)
MOVIE. B. Y. U.の運用停止について
標記プログラムはGraphica上で起動する3次元図形の定義・表示を目的とした汎用図形
処理システムとして 1982年に九州大学大型計算桟センターに導入されたソフトウェアです.
過去,利用が少数であり,またGraphica端末が廃止となることより,開発者の許可を頚
きましたので,ライブラリの運用を停止します.
(ライブラリ童 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースNa479,平成5年2月22日発行)
GMSCFの運用停止について
標記プログラムはCGTO(一次結合ガウス型軌道)ベースで分子の全電子波動関数をスレイ
タ-行列で表攻できるとして,行列要素の各電子の軌道関数を変分原理によって決定するJン
プリートプログラムとして1972年(昭和47年)に九州大学大型計算機センターの開発課題
として登録されたものです.
過去のライブラリ統計の結果,利用が少数であることから,開発者の許可を頂きましたの
で,ライブラリの運用を1993年3月末日をもって停止します.
連用停止によって支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献1
● 「利用の手引・ライブラリ編」九州大学大型計算機センター1976 (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : 170029a◎kyu一cc.cc.kyushu-u.ac.jp
(センターニュー刻も479,平成5年2月22日発行)
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九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
AD05の運用停止について
凄記プログラムはCGTO(一次結合ガウス型軌道)についての分子積分と, STO(スレイ
ター型軌道)についての分子積分の近似計算を行なうコンプリートプログラムとして1972年
(昭和47年)に九州大学大型計算機センターの開発課題として登録されたものです.
過去のライブラリ統計の結果,利用が少数であることから,開発者の許可を頂きましたの
で,ライブラリの運用を1993年3月末日をもって停止します.
運用停止によって支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
。 「利用の手引・ライブラリ編」九州大学大型計算機センター1976 (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースNa479,平成5年2月22日発行)
MIN IMXの運用停止およびM I NMAXへの統一について
MINIMXは線形方程式のミニマックス解を求めるコンプリートプログラムとして 1971
午(昭和46年)に九州大学大型計算機センターの開発課題として登録されたものです.
過去のライブラリ統計の結果,利用が少数であり,また同様の機能を有するサブルーチン
形式のライブラリMINMAXが登録されていることから,開発者の許可を頂きましたので,
ライブラリMINIMXの運用を1993年3月末日をもって停止します.
サブルーチンMINMAXの使用法は,以下の利用の手引をご覧下さい.
MINMAX利用の手引
【概要】
1.日的
線形方程式
n
∑aij㌶j-di, (*-l,2,---,m)
j=1
においてm>nとすると,残差
71
7i(x)=∑dijXj-d,-, (i-1,2,-,m)
J=l
は全てゼロとできない・そこで,残差の最大m㌢x│7,(x)│を別、とする解支即ち
m㌢Xl7.-x ≦m㌢x 7.-(x), Vx∈Rn
なる豆∈Rnを求める.
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
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戟
2.計算方法
これは本質的にはLP lの問題であるが,次の手順で解けることが証明されている(参
考文献参照).以下Ai-(anai2 -ォm)∈Rnとおく.
・rn=n+1のとき
n+1
(a) ∑入iAi-0を解く・
t=l
n+1 n+1
(b) e三一∑入idi I ∑│A,i
ォ=1 t=l
(c) AiX-di+eSi,
(i-1,2, -,n+l)を解く.
但しS.A ≡ sgn(A.蝣).
・m>n-flのとき
最初のn+1個の方程式につきm=n-flのときの手順でXを求める.
(a) It。(x)│>回のうち最大のものをαとおく.もしなければStop.
n+1
(b) A。-∑piA{を解く・
t=l
Linear Programming :限られた制約条件より目的に合った最良の解を選ぶ数理計画法の一種.特にLP問
題は,制約条件が線形不等式,目的関数が線形式で表現される問題を指す.
qα×Sxpi
(C)
のうち最大のiをβとする.但しU。-sgn(j。(x)),S-sgn(e).
(d) A!,...,Aβ-i,Aβ+1,-,An+1,A。が新しいreferencesetとなる.これを新し
いn+1の方程式として再度m=n+1の時の手順で解く.以上の手順を繰
り返す.
【使用方法】
1.呼び出し方法
CALL MINMAX(A,K,M,N,P,NN,X,KROW,EPS,ILL)
2.パラメータ
W^^flH
A :実数型配列名. A(K,L)なる二次元配列.
但しK≧M,L≧N+1であること(図1参照).
整数型変数名または整定数.配列Aの行数を与える. ∬≧〟.
整数型変数名または登定数.方程式の数を与える. 〃+1 ≦〟≦400.
整数型変数名または整定数.変数の個数を与える. 1≦〃≦80.
実数型配列名. P{NN,L')なる二次元配列.
サブルーチンの中で作業用の領域として用いる.
NN≧N+l, L′≧N+1であること(図2参照).
整数型変数名または整定数.配列Pの行数を与える. NN≧TV-fl.
実数型配列名・ X(N)からなる一次元配列.
計算結果のミニマックス解が与えられる.
KROW :整数型配列名. KROW(N+ 1)なる一次元配列.
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九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
報
reference setの行番号が与えられる.
実数型変数名.残差の最大値回が与えられる.
整数型変数名.サブルーチンから戻った時の状態がセットされる.
0 -正常.
3000-次のいずれかの状態のとき.
〟≦1,〟>400,〃≦0,〃>80,〟≦〃,∬<〟,Ⅳ〃<Ⅳ.
3.使用ルーチン
このサブルーチンでは,以下のサブルーチン,基本外部関数を使用している.
・MINVS(SSL)
SIGN, ABS
【使用例】
M
一
II
II
II
一
n
II
rH (N <O ォ
II
c o
m
z
H
H
3 3 2
+ + I +
w り 一
z 認 諾
2 4
c サ m
ti
H
1
のミニマックス解を求める.
+ + + +
l
1
1
1
ご z
g
z ご
師 ^^^^^^^^蝣^^^M^
●線形方程式
入力行列を入れる.配列A(M,N+1).
演算の対象となる.
配列A(K,L)
図1:方程式に対応して決る行列A
九州大学大型計算枚センター広報
Vol.26 No.3 1993
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戟
演算の対象となる小行列.
配列P(NN.L')
図2:作業用領域としての行列P
C
TEST PROGRAM MINMAX
REAL A(5,4)/2.0,3.0,1.0,-1.0,3.0,0.0,1-0,2.0,4.0,1.0,
3.0,0.0,1.0,-3.0,2.0,3.0,-1.0,2.0,6.0,-3.0/ !行列の定義
REAL P(4,4),X(3),EPS
INTEGER KRQW(4) ,ILL
CALL MINMAX(A,5,5,3,P,4,X,KROW,EPS,ILL)
! MINHAXのcall
PRINT* , ILL
PRINT* ,EPS
!解の出力
PR工NT*,X(1) ,X(2) ,X(3)
END
【備考】
●作成者:須永照雄(九州大学工学部)
作成年: 1972年
【参考文献】
・R.H. Bartels & G.H.Golb, Stable Numerical Methods for Obtaining the Chebyshev
Solution to an Overdetermined System of Equations, Communications of the ACM,
Vol.ll, No.6, June, 1968, pp401-406.
MINIMXのソースプログラムは1993年3月末日までuBCOPYコマンドでコピーが可能
です.メンバ名をHIMINIMXと指定して私用のライブラリとして自身のデータセットにコ
ピーされても結構ですが,管理連用はユーザ自身の責任でされるようお願いします.
-335-
九州大学大型計算概センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
運用停止によって支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュース沌i479,平成5年2月22日発行)
平成5年度の計算サービス時間について
1993年4月1日から1994年3月31日までの計算サービス時間は,下記のとおりで
す.
計算サービス時間
●)金曜からの連続運転
備考 1.毎週月曜日は,計算機システムの保守のため12時30分から計算サービスを開始し
ます.
2.金曜日から土曜日にかけての連続運転を行います.金曜日が休日の場合には,土曜日
の午前9時からサービスを開始します.土曜日が休日の場合には,金曜のサービス終
了時間は木曜日のそれに準じ,土曜日のサービスは行いません.
3. 16時45分以降(月∼金)と土曜日は無人運転を行っており,システム障害が発生
した場合は,約15分後に自動的に計算サービスを再開します.ただし, 20分経過
後に再開できない場合は,計算サービスを打切らせていただきます.
4.クローズL P出力終了時刻以降のラインプリンタ出力は,オ-プン機器室の日本語ラ
インプリンタ装置を利用してください.使用方法はオープン機器室に掲示しています.
5.延長運転を行う場合はそのつどセンターニュースでお知らせします.
(システム運用掛 内線2517)
(センターニュースNq480,平成5年3月4日発行)
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
-336-
報
SASのバージョンアップについて
統計解析システムSASが従来の5.18から6.07Jにバージョンアップされます.新バー
ジョンでは,日本語機能を始め とした様々な機能拡張,新機能の追加が行なわれています.コ
マンドはMSPのSAS607, RSAS607で起動されます.また,カタログドプロシジヤはSAS607
です.
SAS新システム・バージョン6.07Jは,旧バージョン5.18 (コマンドSAS, RSAS,カタ
ログドプロシジヤSAS)と当面併行運用しますが1993年5月末を目処に新バージョンへの
一本化を行ないます.旧バージョンのデータをお持ちの方は,動作確認,移行をお早めにお願
いします.
センターでのSAS使用環境の詳細は1993年5月25日発行予定の九州大学大型計算機
センター広報に掲載しますが,それまでの「つなぎ」としてSASのコマンド,カタログドプ
ロシジヤの使用方法(CLP, NLPへの出九グラフィック端末への出力等)の例題を載せた
冊子をセンター2階受付の前に設置しておりますので,ご自由におとり下さい.
1 コマンドSAS607,RSAS607について
【機能】
データ解析ソフトウェアSAS、環境の設定(セッション′で最初に呼ばれた時)と, SASの呼び
出しを行い, EDITコマンドで垢集中のテキストをSASプログラムとして実行する.
RSAS607はPFDで編集中のテキストをSASプログラムとして実行するサブコマンドである.
オペランドなしでSAS607と入力すると, SASディスプレイマネージャ(フルスクリーン
開発支援システム)が起動される.
【入力形式】
SAS607 [DAtaset(* Iデータセット名)]
RSAS607 NOHELPJ】
NOMSGJ】
LOUT(OPRINLP ICLP Iデータセット名)】
POUT(OPRI NLP I CLP lデータセット名)]
GOUT(OPRI NLP i CLP lデータセット名)]
OPTions(オプションリスト)]
LIne(行番号l姑行番号:終行番号) ]
ー
一
Macro(デこタセット名)
1
ー
FOrmat(データセット名
OPR( OPR機番) ]
[NLP(OIUIAIKIS)]
User(DD名)]
- リーHH_-nu
I
R
R
P
P
4 4
g
a
M
S
i
l
Trace
I
PSHEET(A吐旦 A4PR I B4LS
LSHEET(A出道 A4PR I B4LS
SIDE(FRONT I BOTH)
BIND(LEF呈 RIGHT I UPPER I LOWER)]
1993年6月にSASバージョンの一本化を行います.これによりコマンドはSAS, RSAS,カタログドプロシ
ジヤはsASに各々統一されます.本広報掲載の記事「SAS System Release 6.07Jについて」を参照下さい.
-337-
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
普
オペランド欄で,太文字は先の部分が省略可能であることを意味します.
例えばTraceはTと指定するだけでTRACEが入力されたと解釈されます.
また,アンダーラインは,指定されない場合の省略値を表します.
【オペランドの説明】
DATASET: SASプログラムの入力データセットを指定する.
*を指定すると端末となり,データセット名を指定すると,指定した
データセットをSASプログラムとして実行する.
省略時はEDITモードでは,楯集中のテキストをSASプログラムと.Lて実行し,
コマンドモードでは SASプログラムの入力は端末となる.
LINEオペランドによって範囲指定が可能.
NOHELPJ : helpメッセージを日本語で表示しないことを指定.
NOMSGJ :日本語出力を行なわないことを指定.
LOUT : SASログ出力の出力先を指定する.
OPRを指定するとOPRオペランドで指定された機番から出力され,
NIJPを指定するとNI-Pオペランドにしたがって出力される.
CLPを指定するとSYSOUT(U)としてCLPへの出力が可能になる.
データセット名を指定すると,そのデータセットへ出力される.
省略時は端末へ出力される.
POUT : SASプロシジヤ出力の出力先を指定する. LOUTと同様.
GOUT : SAS/GRAPHの出力先を指定する. LOUTと同様.
OPTIONS : SASオプションを指定する. SASオプションの詳細については
「SAS Language, Reference Version 6, 1st ed. 」を参照.
ただし次のオプションを指定してはならない.
USER, WORK, SYSIN
LINE
データセットまたはEDITで茄集中のデータセットのSASによる実行
範囲を行番号で指定する.ただし, EDITで編集中のテキストの実行範囲を
番号で指定する場合に限り,必ずしもその番号のテキストがなくてもよい.
省略時は,指定したデータセットのすべてを実行する.
MACRO :SASマクロライブラリのデータセット名を指定する.
FORMAT : SASFORMAT用のデータセットを指定する.
DD名はSASL工Bとなることに注意する.省略時は,セッションで最初に
呼ばれた時のみ, DD名SASL工Bをもつ作業用データセットとして定義する.
FORMATを定義する時には,次のように指定する.
PROC FORMAT DDNAME=SASLIB
SASログ SASプロシジヤ出九 SAS/GRAPH出力をNLPに出力する時の
出力クラスを指定する.省略時は0となる.
SASログ SASプロシジヤ出九 SAS/GRAPH出力をOPRに出力する時の
OPR機番を指定する.
DD名を省略できるSASデータセットのDD名を指定する.
DD名SASWORKを指定してはならない.普通SASデータは, 「DD名.SASデータ名」
九州大学大型計算機センター広報
Vo.26 No.3 1993
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戟
で指定する.しかし SASデータがこのオペランドで指定したデータセットに
存在する場合は, DD名を省略し単純名を使用することができる.
省略時は, DD名をSASWORKとし,セッションで最初に呼ばれた時はこの
DD名に十分な容量の作業用データセットを割り当てる.
TRACE
:コマンド実行のトレースをとることを指定する.
SIDE
: BOTHの指定で両面印刷を行なう. CLPへの出力のみ有効.
BIND
:用紙の「とじしろ」の位置を指定. CLPへの出力のみ有効.
LEFT (左) , RIGHT (右) , UPPER (上) , LOWER (下).
PSHEET : SASプロシジヤのCLPに出力時の印刷モードを指定.
A4,B4は用紙サイズ LS,PRは印刷方向を表す.
LSHEET : SASログのCLP出力時の印刷モードを指定.
TSSのノED工TコマンドでデータセットSAS.TEST.DATAを作成し, SAS607コマンドで
実行する.
READY
E SAS.SAMPLE.DATA く- SASテキスト SAS.TEST.DATA を新規に作成
KEQ52320I DATA SET NOT FOUND, ASSUMED TO BE NEW
工NPUT
OOOIO proc options; く- SASのオプション一覧を表示させるプロシジヤ
E
SAS607
く-- SAS を起動する
・SAS.TEST.DATAのログ出力をセンターのCLP ( Cutsheet Line Printer )に両面出力す
る.表示は英語で行なう.
READY
E SAS.TEST.DATA
く一一一SAS.TEST.DATAの編集
E
SAS607 LOUT(CLP) SIDE(BOTH) NOMSGJ
SAS RETCD= O
SAS END **
ID
END S
READY
・SAS/GRAPHデータセットsAS.GRAPH.DATAを編集し,図形出力をセンターのCLPに
行なう,
READY
E SAS.GRAPH.DATA く SASテキスト SAS.GRAPH.DATA を新規に作成
KEQ52320I DATA SET NOT FOUND, ASSUMED TO BE NEW
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Vol.26 No.3 1993
戟
INPUT
OOOIO GOPTIONS DEVICE=GSP6683 KODISPLAY GSFMODE=REPLACE GFORMS=PR21
00020 COLORS= (NONE) GSFNAME=FT14FOOI
O0030 PROC GTESTIT PIC=1;
00040 RUN;
E
SAS607 GOUT(CLP) く一一図形出力テストがcLPに出力される
●サンプルプログラム LIB.SAS607.SAMPLE(ACECLUEX)を実行する.プロシジヤ出力
をCLPに行なう.
READY
SAS607 DA(" 'LIB.SAS607.SAMPLE(ACECLUEX) '") POUT(CLP)
【注意事項】
●旧バージョンのコマンドSAS,RSASと,新バージョンのコマンドSAS607. RSAS607を
同一セッション内で起動させると,作業用領域の割当ての違いからSASの実行が出来
ない場合があります.この場合,次のコマンドを入力した後,各SAS関連コマンドを
再投入下さい.
- READYモード
READY
FREE AT(SASSET SAS6SET) く-ll作業用ファイルの解放
-PFD内
- X FREE AT(SASSET SAS6SET) く一一作業用ファイルの解放
SAS/GRAPHをTSSで利用する際は,拡張モードを指定下ざい. LOGON時にLOGON
TSS課題番号に続けてS(50)と入力します.
JCETOIO SYSTEM READY
LOGON TSS A79999A S(50)
● 日本語を入力する際は次のことに注意下さい.
- EDITで編集する時は, ASISオペランドを指定する.
READY
EDIT SAS.DATA ASエS
- pFDまたはEDで編集する時は,日本語編集機能を用いる.
READY
ED SAS.DATA NI く NI指定で日本語編集が可能
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
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戟
2 カタログドプロシジャSAS607について
【機能】
SASを汎用機M-1800/20上でバッチ処理により実行する. TSS形式での処理と異なり,
バックグラウンドでの実行となる.長時間のデータ処理,大規模な解析等に適している.
なお,ここではバッチ処理に関する詳細,バッチ処理に関するコマンドの説明は省略しま
す.これらの詳細は,九州大学大型計算機センター発行の「利用の手引・バッチジョブ漏」 ,
「利用の手引 MSPコマンド編」を参照下さい.
【入力形式】
SAS607
[,SYSOUT-{AI H│K│O│S│U}]
[,OPTIONS-'SASオプションリスト']
LSASMSG-J
[, SASHELP - J ]
SIDE = BOTH
[,BIND-{LEFT I RIGHT I UPPER I LOWER}】
[,PSHEET-{A4LS I A4PR I旦公道I B4PR 日
[,LSHEET-{A4LS I A4PR 旦坐道I B4PR 日
【記号パラメータの説明】
SYSOUT 出力クラスを指定する.
A-NLP
O-NLP
OPTIONS
SASMSG=J
SASHELP=J
SIDE=BOTH
BIND
PSHEET
LSHEET
H-A4版高速NLP ( SAS!GRAPH出力不可)
K-カナ付きNLP
U-オープンNLP, CLP
SASシステムオプションを指定
メッセージを日本語で出力するときに指定
ヘルプメッセージを日本語で出力するときに指定
: CLPに両面印刷する場合指定
: CLP出力時の綴じしろの位置を指定
: SASプロシジヤのプリンター出力時の印刷サイズを指定
LS:ランドスケープ PR ポートレート
: SASログのプリンター出力時の印刷サイズを指定
【プロシジャステップ】
SAS607
【関連するDD名】
-341-
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
SAS607.SYSIN : SASプログラム(省略不可).
SAS607.SASLIB : FORMATデータセット.
省略すると一時データセットが確保される.
SAS607.WORK : SASデータセット.省略すると一時データセットが確保される.
SAS607.FT14FOOl : SAS/GRAPH由形出力用のデータセットを指定
【使用例】
・SAS プログラムSAS.SAMPLE(ARIMEXl)を実行し,結果をcLPに両面印刷で出力する.
以下のデータセットを編集し, SUBMITコマンドでジョブを依頼する.
//A79999AA JOB CLASS=A
// EXEC SAS607,SYSYOUT=U,SIDE=BOTH
//SAS607.SYSIN DD DSN=A79999A. SAS.SAMPLE(ARIMEXl) ,DISP=SHR
//
・SAS プログラムを,直接ジョブを依頼するデータセッ・トに書き込む.
//A79999AA JOB CLASS=B
// EXEC SAS607
//SAS607.SYS工N DD *
(SAS プログラム)
/*
//
・SAS プログラムSAS.TEST.DATAを実行し SAS/GRAPHの出力をデータセット
SAS.RESULT.DATA に保存する.
//A79999AA JOB CLASS=F
// EXEC SAS607
//SAS607. SYSIN DD DSN=A79999A. SAS.TEST.DATA ,D工SP=SHR
//SAS607.FT14FOOI DD DSN=A79999A.SAS.RESULT.DATA,
/ /
/ /
// DISP=(MOD,CATLG) ,UNIT=PUB,SPACE=(TRK, (1 , 1) ) ,
DCB= (BLKSIZE=259 , LRECL=255 ,RECFM=VBA)
・SAS プログラムSAS.SAMPLE(ALECLUEX)を実行し,メッセージを日本語で出力する.
//A79999AA JOB CLASS=A
// EXEC SAS607,SASMSG=J
//SAS607.SYSIN DD DSN=A79999A. SAS.SAMPLE(ALECLUEX) ,DISP=SHR
//
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースNa480,平成5年3月4日発行)
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
-342-
戟
TSSマルチセションでのPFD/PFDEの桟能追加について
同一のユーザ登録番号で複数のTS Sセションを開設し,それぞれのTS SセションでP FD
を同時に使用する場合,作業用データセット(PFDリストデータセット, PFDログデータセ
ット, PFDEDITリカバリデータセットおよび区分データセット圧縮時のバックアップデタセット)をPFD毎に生成する機能が追加されました.
従来は. EDI T処理中にシステム障書が発生すると,作業用データセットが単一のため,そ
れぞれのPFDの中でも最後にEDI Tリカバリ処理をしたデータセットのみ保証されましたが,
この機能により, PFD毎のリカバリが可能になりました.
・入力形式
・オペランドの説明
追加されたIDオペランドついてのみ説明します.
ID(識別コード)
PFDを使用する際の識別コードを指定します.同一ユ-ザ登録番号の複数のTS Sセ
ションで,同時にPFDを使用する場合に必要となります.
この識別コードにはAからZまでの1文字の英字を指定します.
・使用上の注意
一 識別コードを指定したPFDでのメニュー画面上のパラメタ,ファンクションキーの定義,
EDITのプロフィルなどの情報もまた, PFD終了時にアトリビュートデータセットに保
存されます.そして次にPFDを起動する際には,同じ識別コードを指定することにより,
前回のPFDにおける情報を引き継いで使用できます.
- 識別コードを指定したPFDの作業用データセット(リストデータセット,ログデータセ
ット. EDITリカバリデータセットおよび区分データセットの圧縮時のバックアップデー
タセット)の名前は,次の命名規約に従って生成されます.
1)リストデータセット :ユーザ登録名.識別コード. PPDn. LIST
n:0-9
2)ログデータセット :ユーザ登録名.識別コード. PFDLOGn. LIST
n:0-9
3) EDITリカバリデータセット:ユーザ登録名.識別コード. PFDEDITx. BACKUP
x:AまたはB
4)バックアップデータセット:ユーザ登録名.識別コード. PFDnnn. COMPRESS
nnn:000-999
343 -
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
- LI BRARYユティリティの区分データセットの圧縮機能におけるSY S PRI N′I'デ
ータセットは,一時データセット名生成ルーチンで生成された名前になりますが,このデー
タセット名は区分データセットの圧縮が終了したときに, HEL P (PFl)キーを押すと
表示されます.
一 識別コードを指定したPFDのEDIT処理中にシステム障書が轟生したときには,次の
PFD起動では同じ識別コ「ドを指定してください・そうしないと,リカバリ機能により編
集内容を復元することができません.
一 一方のTS Sセションで使用しているP FDの識別コードが重複した場合,または,両方
共に識別コードを省略した場合には識別コードの入力要求メッセージが表示されます.
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : 170029a㊥kyu-cc.cc. kyushu-u.ac. jp
(センタ丁ニュースI&480,平成5年3月4日発行)
DRALGTの運用停止について
標記プログラムは, logitモデルによる乾散変量の回帰分析を行なうコンプリートプログ
ラムとして1973年(昭和48年) に九州大学大型計算機センターの開発課題として登録され
たものです.
過去のライブラリ統計の結果,利用が少数であることから,開発者の許可を頂きましたの
で,ライブラリの運用を1993年3月末日をもって停止します. DRAI-GTのソースプログラ
ムは1993年3月末日までLIBCOPYコマンドでコピーが可能です.メンバ名をG2DRALGT
と指定し,私用のライブラリとして自身のデータセットにコピーされても結構ですが,管理運
用はユーザ自身の責任でされるようお願いします.
運用停止によって支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
・ 「利用の手引・ライブラリ編」九州大学大型計算機センター1976 (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースNq480,平成5年3月4日発行)
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
-344-
報
SHL1-SHL5の運用停止について
標記プログラム群は,原子核論の殻模型における3次元調和振動子波動関数,エネルギー
行列要素 3-3結合エネルギー行列要素を計算するプログラムとして1974年(昭和49年)
に九州大学大型計算機センターの開発課題として登録されたものです.
過去のライブラリ統計の結果,利用が少数であることから,開発者の許可を頂きましたの
で,ライブラリの運用を1993年3月末日をもって停止します SHL1,SHL2,SHL3,SHL4,
SHL5の各ソースプログラムは1993年3月末E)までLIBCOPYコマンドでコピーが可能です.
メンバ名をY3SHLl,- Y3SHL5と指定し,私用のライブラリとして自身のデータセットに
コピーされても結構ですが,管理運用はユーザ自身の責任でされるようお願いします.
また,運用停止後,ソースプログラムは開発者の元に返却します.詳しくは改訂中の「利
用の手引・ライブラリ編」に掲載します.
運用停止によって支障の生じる方は,早捌こライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
・ 「利用の手引・ライブラリ霜」九州大学大型計算機センター1976 (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースNq480,平成5年3月4日発行)
TRAMSの運用停止について
標記プログラムは連立m元常微分方程式
豊-fi(x,yuV2,∼,yn),サ-1,2,∼,-I
の解を過当な初期条件のもとで,予測子修正子法の打ち切り誤差検出による自動刻み幅調節や
求めるサブルーチンプログラムとして1972年(昭和47年)に九州大学大型計算機センター
の開発課題として登録されたものです.
過去のライブラリ統計の結果,利用が少数であることから,開発者の許可を頂きましたの
で,ライブラリの運用を1993年3月末日をもって停止します.
なおサブルーチンは,以下のプログラムで代用下さい.
-345-
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
TRAMSのソースプログラムは1993年3月末日までLIBCOPYコマンドでコピーが可能で
す.メンバ名をD2TRAMSと指定し,私用のライブラリとして自身のデータセットにコピー
されても結構ですが,管理運用はユーザ自身の責任でされるようお願いします.
運用停止によって支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
● 「LIBCOPYの公開について」九州大学大型計算機センター広報Vol.24, No.3, p286,
1991.
. 「SSL II使用手引書(科学用サブルーチンライブラリ) 」 (99SP-0050) ,富士通株式
会社.
● 「ライブラリ・プログラム利用の手引(数値計算編: NUMPACVol.2) 」名古屋大学大
型計算機センター.
' 「利用の手引・ライブラリ漏」九州大学大型計算機センター1976 (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースNq480,平成5年3月4日発行)
MMRAの運用停止について
標記プログラムは,複数母集団に関する正規型多次元多重回帰方程式を一つの方程式にま
とめて解析を行なうコンプリートプログラムとして1972年(昭和47年)に九州大学大型計
算機センターの開発課題として登録されたものです.
過去のライブラリ統計の結果,利用が少数であることから,開発者の許可を頂きましたの
で,ライブラリの運用を1993年3月末日をもって停止します. MMRAのソースプログラム
は1993年3月末日までLIBCOPYコマンドでコピーが可能です.メンバ名をG6MMRAと指
定し,私用のライブラリとして自身のデータセットにコピーされても結構ですが,管理運用は
ユーザ自身の責任でされるようお願いします.
運用停止によって支障の生じる方は,早めにライブラリ室までご連絡下さい.
【参考文献】
。 「利用の手引・ライブラリ編」九州大学大型計算機センター1976 (改訂中)
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースNq480,平成5年3月4日発行)
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
-346-
報
平成5年度講習会開催計画について
下記のとおり平成5年度の講習会を計画していますので,お知らせします.なお,開催日
等については都合により変更することがありますので,センターニュースにご注意下さい.
冨己
開 催 日
講 習 会 名
内 容
受 講 対 象 者
4月14日(水)
∼15日(木)
T S S初級講習会
MSPにおけるTSSを利用したプロ
グラムの祐乗・実行などの会話型処理
の基本の演習
初心者(パソコン端
末・電子メール講習
会の受講を考えてい
る人でT S S初心者
は受講すること)
4月23日(金)
FORTRAN
使用法講習会
FORTRANプログラムの実行方法
について解説と実習( MSP )
センター利用経験者
(TS S初級を受講
しておくことが望ま
しい)
5月13日(木)
UXP講習会
U X Pの基本的な内容について説明
センター利用経験者
5月21日(金)
パソコン端末講習会
パソコンを大型計算機(MSP, UX
P )の端末として利用する方法及び計
算楼閣のファイル転送の説明
初心者(TS S初級.
UXPを受講してお
くことが望ましい)
5月26日(水)
文献情報検索講習会
文献情報検索システムA I Rを用いた
文献情報の検索法と実習( MSP )
6月 3日(木)
∼ 4日(金)
VP講習会
ベクトルプロセッサVP-2600上
で.0主にF O R T RAN実行方法の説
明・実習(VP概要, MSP. UXP)
経験者
6月11日(金)
電子メール
利用講習会
MSP(MHS) ,UXP(JUNE
T)における電子メール利用法の説明
と実習
初心者(TS S初級.
UX Pを受講してお
くことが望ましい)
7月 6日(火)
PKS, GKS
講習会
MSP上でのPKS, GKSの実行方
闇&Ii宙
PSP,HCBS利
用者
7月 8日(木)
LANによるセンタ
ーホストの利用講習
負
センターホストMSP (UXPも少し
)のLAN (インターネット)からの
利用方法の解説
センター利用経験者
9月29日(水)
統計パッケージ
講習会
imaeE -包sm-k実宙
センター利用経験者
10月29日(金)
ケンブリッジ結晶デ
ータベース講習会
ケンプl) yジ結晶データベースの利用
法と実習(MSP)
11月 9日(火)
呂iaKBfi
オンライン・データベース「トーマス
・マン・ファイル」及び「ゲーテ・フ
ァイル」.利用の解説と実演( MSP )
ス講習会
11月30日(火)
随 時
S
AVS講習会
汎用ビジュアリゼーション・パッケー
ジA V Sの基本的使用法の解説
特殊械器説明会
プリンタ・ MT等周辺枚器の基本的な
使用法について説明する
・プリンタ(LP,CLP,ポスト
スクリプト)
・MT
CMT
・グラフィック端末(FIVISを含
む)
・ハードコピー(MENTAT)
募集人月
FORTRAN利用
UNI Xにある程度
の知識を有する人
(PHIGS端末)
(センターニュースNq480,平成5年3月4日発行)
九州大学大型計算機センター広報
347 -
Vol.26 No.3 1993
戟
「利用の手引 MSPコマンド編」の発行について
上記手引は,九州大学大型計算機tzンタtで運用中のOSの一つであるMSPについて,ユーザが使用可能
なTSSコマンド全てを解説したリファレンスマニュアルです.
MSP_を利用になっている方は,端末のそばに常置しておくと大変便利です.
[主な内容]
・ハングアップしたtzッシヨン,誤って投入したジョブをキヤンtzルする
・他の課題に自分のデータtZツトの参照を許可する
FORTRANデータセットの固定長と可変長を変換する
・ 2つのデータセットを結合する
・ 端末に表示されるtzツシヨンのトレースをデータtzツトに保存する
・データセツ,トの内容,ジョブの結果をセンターのプリンターに出力する
・ tzンターで利用できるデータぺ-スの概要を知る.また参考文献を調べる
・〕XP,他のウ-クステーション間でftpによりファイル転送を行う
MSPデータtzツトをMS-DOSに転送する
UXP,他センターに課題を申請する
・パッチジョラを用いて大規模ジョブを実行するためのコマンド全般
ご希望の方は,各連絡所を経由して共同利用掛までお申込下さい.
(共同利用掛 内線2515)
(センターニュースNq480,平成5年3月4日発行)
FORTRAN77 EX, FORTRAN77 EX/VP コンパイラー部障害のお知らせ(MSP)
FORTRAN77 EX, FORTRAN77 EX/YP コンパイラに一部障書があったことが判明しました.内容,発
生条件,障害のあった期間等は次の通りです.障書は各条件を全て満たした場合に発生する可能
性のあるもので,条件のうち一つでも該当'箇所がない場合は陣容は発生しません.
障害に該当する場合,期間中に作成したロードモジュールは再作成する夢要があります.また,
構造解析ソフトウェア MARCの VIO/F ファイルとしてSSUを使用した場合にも障書発生の可能
性がありました.お心あたりの方は,ライブラリ室までお問合せてさい.
なお,障書は1993年2月22日(月)に修正済みです.
記
【現象と条件】
以下の条件を全て満たす場合,直接入出力文を実行すると,入出力したレコードの次のレコー
ドが破壊され,実行時に異常終了するか,実行結果に誤りが生じることがある.
1) SSUCSystem Storage Unit)のVIO/F機能(入出力作業用のファイルとしてSSUを利用
する機能)を利用して直接入出力文を使用している,かつ,
2) OPEN文の RECL指定子の値が8の倍数でない,かつ,
3)直接WRITE文を実行した,かう,
4)直接WRITE文のデータ長がRECL.拍定子より短い.
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
-348-
【プログラム例】
INTEGER*4 A.B.C
A=-ll
B=-222
OPEN(1, RECL=9,ACCESS='DIRECT* )
WRITE(1,REC=2) A
WRITE(1,REC=1) B
READ(1,REC=2) C
IF(A.NE.C) GOTO 10
WR工TE(6,0 ' OK ' 一一一 修正後:結果正常
STOP
10 WRITEC6,*) ' N6 * 一一一 修正前:結果異常
STOP
END
【障害のあった期間】
MSP 1991年11月11日 1993年2月20日
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail:f70029a@kyu一cc.
cc.
kyushu-u.
ac.
jp
(センターニュースIも481,平成5年3月22日発行)
MHSメールシステムにおける0/R名の変更について
当センターのMHSメールシステムを利用する場合の0/R名の内容の一部が, 4月2日(金)
より以下のように変更になります.
r変更前.I
(学術情報センター及び七大学大型計算機センター共通)
項目名
COUNTRY (国コード)
値
JP"
ADMDNAME (主官庁名)
"NACSIS-NET"
"SIMAIL"
PRMDNAME (私設頚城名)
"KYUSHU-IT
ORGNAME (組織名)
PCC"
DI VI SI ONl (第1部門名)
SURNAME (個人名・姓)
"利用登録番号が
RFREENAME (宛先自由形式名) "利用登録番号"
349-
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
r変更後j 4月2日より・
(学術情報センターの場合)従来と変更なし.
(七大学大型計算枚センターの場合) PRMDNAME (私設頚城名)が変更.
項目名
COUNTRY (国コード)
値
JP"
"NACSIS-NET"
ADMDNAME (主官庁名)
"MHS"
PRMDNAME (私設頚城名)
"KYUSHU-U"
ORGNAME (組織名)
"CC
DI VI SI ONl (第1部門名)
SURNAME (個人名・姓)
"利用登録番号"
RFREENAME (宛先自由形式名) "利用登録番号"
これに伴って以下のことに注意して下さい.
①学術情報センターにメールボックスを置いている(0/R名を登録している)利用者へ
メールを発信する場合PRMDNAMEとしてS IMA I Lを明示的に指定する必要があ
る.学術情報センター以外の利用者へ発信する場合は何も指定する必要はない.
・フルスクリーンモードで使用する場合は宛先指定画面でPRMDNAME (私設領域名)
の柵に SIMAI L"を指定する.
・ラインモードで使用する場合は宛先指定で以下の様にする.
NA(' 0/R名' ) PRMD (' SIMAI Ll )
②4月以前に受信したメールへのリプライ発信
UN I Xメール等他メールシステム及び学術情報センタ-以外のMHSメールシステムか
ら受信したメールに対してリプライでメールを発信すると不達となる.この場合は,一般の
メール発信で返答を返す. 4月以降受信したメールについてはリプライ可能である.
③UN IXメール等他メールシステムからMHSメールシステムへの発信
UN I Xメール等他メールシステムからMHSへメールを発信する場合に,宛先にPRM
DNAMEを明示的に指定している場合はMHS〝に変更する必要がある.
.mailrc等で別名(アリアス)を登録されている場合は特に注意されたい.
注)通常はPRMDNAMEは指定する必要はない.
例) /S=A79999A/ /PRHD=SIMAIL/ァmhsgate. cc. kyushu-u. ac. jp
l
/S=A79999A/ /PRMD=MHS/㊥mhsgate. cc. kyushu-u. ac. jp
(ネットワーク掛 内線2543)
(センターニュースIも481,平成5年3月22日発行)
九州大学大型計算槻センター広報
Vol.26 No.3 1993
-350-
戟
九州大学附属図書館のOPAC (北部九州地区図書虚情報検索システム)の利用について
9 3年4月2日(金)から九州大学附属図番館のOPAC (北部九州地区図書館情報検索システム)がMSP,
UXPから利用できます.このOPACでは,下表のような九州大学,九州芸術工科大学,佐賀医科大学で受け入
れた図番・雑誌の目録・所在情報を検索できます.
平成5年3月 9日現在
1. OPACを利用するには附属図書館に利用申請することが必要です.
2.利用申請 OPACの利用法の詳細については,下記にお問合せ下さい.
問合せ先
申請・マニュアルに関すること‥ .
〒812 福岡市来区箱崎6丁目10番1号
九州大学附属図書館情報サービス課参考調査掛
TEL 092-641-1101 (内線2464)
その他‥ .
〒812 福岡市東区箱崎6丁目10番1号
九州大学附属図書館情報システム課システム管理掛
TEL 092-641-1101 (内線2434)
1) MSPから利用
MS Pに接続されたパソコン端末からのみ利用できる. F6680系の専用端末からの利用はできない. 78年版JIS
または83年版JISでかつ1バイトカナ(半角カタカナ)が扱える端末エミュレータが必要である. OPACコマン
ドでOPACシステムまで自動的に接続できる.検索時の入力文字はエコーされるので留意されたい.なお, OP
ACコマンドは自動走行スクリプトを実行しているに過ぎないので,マニュアルでコマンド列を人力してもよい.
【利用例】 (下線は端末入力を表す:アカウント名入力まで自動的に表示される)
READY
opacコマンド入力
opac
KGT12001I
Trying
133.5.
128.2.‥
KGT12002I connected to remote host
KGT12003I Escape character is ' ]'
EWS-UX/V (Rel4. 0) (ewsl)
・・- telnetモードに移行
-・-コード系をユザ定義に変更
login:ー]
telnet)code user
code is user.
・- opacを入力
opac
opac
・- opacを入力
Password: opac
EfS-UX/V(Rel4. 0) R3000
ewsl
Copyright (C) 1989 UNIX System Laboratories, Inc.
Copyright (C) NEC Corporation 1989 1992
-351-
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
All Rights Reserved
Last
login:
Thu
Mar 4
19:18:19
from
kyu一msp
login OK.
1 usersQogging now)
図書館のOPACサービス時間は以下の通りです。
月-金 9時30分-19時30分
土 9時30分-…16時30分
Trying
133.5.50.1
‥.
Connected to acos.
Escape character is '〈]'.
ENTER LOGIN -
・・・-アカウント名入力
xxxxx
KGT12022I End of file
xxxxx
ENTER GROUP NAME -
・--グループ名入力
YYYYY
YYYYY
ENTER PASSWORD -
-・・・パスワード入力
zzzzz
LOGIN ACCEPTED AT 93-03-04 19:24:27 FROM TLPOOI RON-XOO4418
YOUR LAST LOGIN AT 93-03-04 19:19:20
***** ^*^*ォ*サ**tt****ォ^* ******ォ**W****W *^ **********
WELCOME TO
KYUSYU UNIVERSITY LIBRARY RETRIEVAL SYSTEM
.* キュウシュウデイがクトショカン *
1. JIS 78 CODE 九州大学 図書館 *
2. JIS 83 CODE 九州大学 図書館 *
END
*****^********ォ******tt* tt**tt*******tt****** *** **********
SELECT-NO. PLEASE
・・- OPACメニューで「2」を選択
北部九州地区図書館情報検索システム(OPAC)
連用時間
(SERVICE HOURS)
123
索索索
検検検
ンンン
イイイ
ラララ
ンンン
オオオ
BBB
DDD
書書誌
図図雑
月∼金(MON-FRI) 9:30-19:30
土(SAT)
9:30.16:30
E 終了
(END.
‥
(和書(JAPANESEBOOKS)
(洋書(FOR
(JOU鼠宝NISヲOOKS)
LOGOUT)
番号入力(TYPE IN NO. )-->
・-- OPACメニューで「1」を選択
I
1
* 和書D B検索( BOOKS DATABASE RETRIEVAL SYSTEM )*
93-03-09 TUE
ウンヨウシ'カン: 19:30マデ
* 和書の検索を始めます( WELCOME TO JAPANESE BOOKS RETRIEVAL SYSTEM )*
書誌レコード数( T王HS DB CONTAINS ) : 162,406 RECORDS
コマンド入力( TYPE IN COMMAND ) )
- [T]コマンドで書名による検索
T CHUSEI YOROPPA
T Cl王USEI YOROPPA
ヒット件数( HIT COUNTS ) :
コマンド入力( TYPE IN COMMAND ) )
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
35 集合番号(SET NO. ) : 1
-352-
戟
LLI&J
・<-<
Xx
[XA]コマンドで著者名による二次検索
ヒット件数( HIT COUNTS ) :
コマンド人力( TYPE IN COMMAND ) )
3 集合番号(SET NO. ): 2
- CD]コマンドで集合内容を簡略表示
(この場合直前の2の3件を表示)
壁
D
番号(Na) 書 名(TI T LE)
1中世を旅する人びと:ヨ一口7八。庶民生活点描/阿部謹也著一一
平凡社, 1978
2 整える中世ヨ一口7八。 /阿部達也著-1日本エディタースクール出
版部, 1987
3 中世燥民の宇宙:ヨ一口1/lo原点への旅/阿部謹也著一一
筑摩書房, 1987
## 表示終了##( DISPLAY END )所蔵表示-番号( HOLDINGS = No. )
・・- [2]レコード番号を指定して所蔵情報表示
2
番号入力(TYPE IN COMMAND)
2
整える中世ヨーロ7八。 /阿部謹也著
東京:日本エディタースクール出版部, 1987
330p ; 23cn】
068581190028490九大養西文 - 230.4 : A 12 : 4A
図書館
068341188012148九大農農政- - 230.4 : A 12 : y
O72031188013543九州芸術工科大学- 230.4 : A12
068581187048372九大養分館 - 230.4 : A 12 : 4
068251187010080九大工建築九 - 230.4
064031187029002福教大図 - 230.4 : A 12
## 表示終了##( DISPLAY END )
コマンド入力( TYPE IN COMMAND ) )
JIW *
LE]コマンドで和書の検索を終了
図書の検索を終了します *( BOOKS DATABASE RETRIEVAL SYSTEM END )
北部九州地区図書館情報検索システム(OPAC)
運用時間
月∼金(MON-FRI)
土(SAT)
索索索
検検検
ンンン
イイイ
ラララ
ンンン
オオオ
BBB
DDD
図図雑
123
書誌
(SERVICE HOURS)
9 : 30-1 9 : 30
9 : 30. 1 6 : 30
(和書) I (JAPANESE BOOKS)
(#*) (FOREIGN BOOKS)
(J OURNALS)
E mT (END...LOGOUT)
coloo *
番号入力(TYPE IN NO.)-->
-・- OPACメニューで「3」を選択
雑誌D B検索( JOURNALS DATABASE RETRIEVAL SYSTEM ) *
93-03-09 TUE
ウンヨウシ'カン: 19:30マデ
* 雑誌の検索を始めます( WELCOME TO JOURNALS RETRIEVAL SYSTEM )*
書誌レコード数( THIS DB CONTAINS )
コマンド入力( TYPE IN COMMAND ) )
K CHEM¥ ENGIN¥ JOU肘
: 53,945 RECORDS
・- CK】コマンドで洋雑誌誌名キーワードによる検索
K CHEMY ENGIN! JOURY
ヒット件数 HIT COUNTS
rS^- set no.
コマンド入力( TYPE IN COMMAND ) )
[D]コマンドで集合内容を簡略表示
(この場合直前の1の7件を表示)
旦
D
-353-
九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
隻
戟
番号 (Na) 誌 名□(TITLE)
1
Canadian Journal of Chemical Engineering. - Ottawa - 1957 -
2
Chemical Engineering Journal. - Lausanne
3
Chemical Trade Journal And Chemical Engineer. - LONDON
4
Journal of Chemical and Engineering Data. - Washington, DC - 1959 -
5
Journal of Chemical Engineering of Japan.一東京-- 1968 -
8
Journal of the Chinese Institute of Chemical Engineers.
7
#
Journal Of Industrial And Engineering Chemistry -- 1909 - 1922
表示終了##( DISPLAY END )所蔵表示-番号( HOLDINGS = No. )
[2]レコード番号を指定して所蔵情報表示
#
2
2
番号(Na) 誌 名(TITLE) 所蔵巻次(VOL)
年次(YEAR)
2
Chemical Engineering Journal. - Lausanne
l九大工化機 ト47+
## 表示終了##( DISPLAY END )受付表示-番号( ACCEPT = No. )
1970-1991
[CR]
・・・- 〔CR]キーでrコマンド入力」要求へコマンド入力( TYPE IN CO淑舶ND ) )
[E]コマンドで姓誌の検索を終了
E
* 雑誌の検索を終了します *( JOURNALS DATABASE RETRIEVAL SYSTEM END )
北部九州地区図書館情報検索システム(O P AC)
運用時間
月∼金(HON-FRI) 9:30-19:30
土(SAT)
9:30-16:30
索索索
検検検
ンンン
イイイ
ラララ
ンンン
オオオ
BBB
DDD
図図雑
123
書誌
(SERVICE HOURS)
811温pA
RE群BOOK
(JOURNALS)
B。。KS号)
E 終了 (END‥.LOGOUT)
番号人力(TYPE IN NO. ) >
・・・- [E]コマンドで検索を終了
E
豆
詛LOGOUT
LOGOUT
SESSION TER班INATED. AT 93-03-09 ll:15:32
CPTI鵜00:00:07:433 ELAPTIV陀):05:45:608 T I/0 000000267
TLNTO2 SESSION DOWN
Connection closed by foreign host.
See you again!
KGT12004I Disconnected by remote host
READY
2) UXPから利用
78年版JISまたは83年版JISでかつ1バイトカナ(半角カタカナ)が扱える端末エミュレータが必要で
ある.
【利用例】
opacコマンド入力
艶色竺
KGT12001I Trying 133.5. 128.2 ‥.
KGT12002I connected to reiコote host
KGT12003I Escape character is 'ー]'
EWS-UX/V (Rel4. 0) (ewsl)
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Vol.26 No.3 1993
-354 -
戟
・・・- opacを入力
・-- opacを入力
login:opac
Password :
EWS-UX/V(Rel4. 0) R3000
ewsl
Copyright (C) 1989 UNIX System Laboratories, Inc.
Copyright (C) NEC Corporation 1989 1992
Å11 Rights Reserved
Last login: Thu Kar 4 19:18:19 from kyu-msp
login OK.
1 usersQogging now)
図書館のOP ACサービス時間は以下の通りです。
月一金 9時30分-19時30分
土 9時30分一一16時30分
Trying
133.5.50.
1.‥
Connected to acos.
Escape character is 'ー]'.
ENTER LOGIN -
・-・--・・・以下MSPの場合と同じ・・・- 注1)大型計算機センターと附属図書館との間は9600bpsの通信回線でIP接続されており,多数のアクセスが集
中すると使い勝手が低下するので,当面同時には5人までのアクセスに制限されている.状況を見て制限が
緩和される予定である.
注2)現在MSP, UXPから使用して動作が確認できているPC98用端末エミュレータとしてTSSPFD
(佐賀大学渡辺氏他作成)の最新版(オンラインコピーサービスおよび2階パソコンコーナーに設置して
いる)がある.
(ネットワーク室 内線2543)
(センターニュース鮎481,平成5年3月22日発行)
ゲーテ・ファイルの追加について
ゲーテ・ファイルの中のワイマル版全集/魯鰭集は,平成5年4月から, 1巻-35巻
が利用できるようになります.便宜上, 5巻ごとにまとめているため,ファイル名は次の
ようになっています.
WBROI Band l - 5
WBR02 Band 6 -10
WBR03 Band ll-15
WBR04 Band 16-20
IBR05 Band 21-25
WBR06 Band 26-30
WBRO7 Band 31-35
シグマ領域に置かれていますので,ファイル名の指定をする際には先頭にS.をつけて下さ
い.
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九州大学大型計算穐センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
参考文献
(1)有川節夫他, "テキストデータベース管理システムSIGMAの改訂について",九州大学
大型計算機センター広報, Vol.20, No.6, pp.517-581, 1987年11月.
(2) "ゲーテ・ファイルの追加について".九州大学大型計算機センター広報, Vol.24,
No.6, pp.637-639, 1991年11月(センターニュース No.448) .
(データベース室 内線2510)
e-mail: furukawaecc. kyushu-u. ac. jp
(センターニュースNq481,平成5年3月22日発行)
NSPEC収録雑誌データベースの更新について
3月1日にINSPEC収録雑誌データベースINSPEC-Jを1993年版に更新しまし
た.収録雑誌数は6, 490件です.
参考文献
1.講習会資料「情報検索システムAIR」
(データベース室 内線2510)
(センタ-ニュースNq481,平成5年3月22日発行)
ALLOCATEコマンドのレベルアップについて(MSP)
標記コマンドを1993年4月からレベルアップします.新機能として,データセットの属
性を指定するオペランドが追加されたことにより,従来ATTRIBコマンドと組み合わせて行なっ
ていた新規のデータセット作成がALLOCATEコマンドのみで可能になりました.なお,詳しい
使用方法は参考文献を参照下さい.
【機能】
ALLOCATEコマンドは作業に必要なデータセットを動的に割り当てるコマンドである.動的割
当て(dynamicallocation)とは,プログラムの実行時に必要となった資源を割り当てたり,不
必要となった資源を解除したりする機能を指す.関連するコマンドにATTRIB, FREEコマン
ドがある.
【入力形式】
ALLOCATE [ FIle(DD名) I DDname(DD名) 1
ALLO C REUse
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報
DAtaset(データセット名I *) I SYsout(出力クラス)】
OLdI SHr I MOd I NEw]
CAtalog
SPace(初期値[増分量]) 】
BLOck(値) I TRAcks I CYlinders ]
l
DIR(整数) ]
USing 】
BLKsize(プッロク長)
LRecl (論理レコード長
DSOrg(PO I PS)]
RECfm(レコード形式)]
TEmpds(一時データセット名)】
一
)
rl
l
r
L
r
h
r
h
H
H
オペランド欄で,太文字は先の部分が省略可能であることを意味します.
例えばTRAcksはTRAと指定するだけでTRACKSが入力されたと解釈されます.
【オペランドの説明】
FILE
DDNAME
REUSE
DATASET
SYSOUT
OI-D
SHR
MOD
NEW
CATALOG
SPACE
DIR
USING
BLKSIZE
LRECL
DSORG
割り当てを行うデータセット定義名を指定する.
割り当てを行うデータセット定義名を指定する.
すでに割当てられているDD名を一旦解除してから再割り当てを行う.
入出力を行うデータセット名を指定する.端末に出力するときは*を指定する.
出力クラスを指定.
既存のデータセットを他の利用者と排他的に使用する.
既存のデータセットを他の利用者と共有して使用する.
既存のデータセットに追加して書き込む.
存在しない場合は新規に作成する.データセットの使用は排他的に行なう.
データセットを新しく作成する.
新規に作成したデータセットをカタログ簿に登録する.
データセットを新規に作成する場合,確保する頚城(大きさ)を指定する.
大きさLの単位は次のV、ずれかで指定する.
BLOCK ブロック単位.値の1/3-ドの平均長(バイト).
TRACKS トラック単位.
CYLINDERS -シリンダ単位.
新規に作成するデータセットが,区分データセットであることを宣言する.
単位はブロック.
割り当てるデータセットの属性リスト名を指定する.属性リストをあらかじめ
ATTR工Bコマンドで作成してある場合に有効.
データセットを構成するプロッタ長を指定する.
データセット中のブロックを構成する論理レコードの最大長を指定する.
データセットの編成を指定する.
PO-区分データセット
PS-順データセット
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戟
RECFM データセットのレコード形式を指定する.
TEMPDS 一時データセットを指定する.
複数のDD名で同時に割り付けて使用することも出来る.
【使用例】
Q固定長ブロック化形式の順編成データセットTEST.DATAを新規に作成する. 1ブロック
の大きさは最大23440バイト.
READY
ALLOC DA(TEST.DATA) NEW CA SP(10 5) TRA REC(F B) BLK(23440) LR(80) DSO(PS)
これは従来の次の手順と同じ
READY
ATTR ABC LR(80) BLK(23440) REC(F B) DSO(PS)
ALLOC DA(TEST.DATA) NE CA TRA SP(10 5) Us(ABC)
●可変長ブロック化形式の区分編成データセットEX.TEXT(EX)を新規に作成する.
READY
ALLOC DA(EX.TEXT(EX)) NEW CA SP(10 10) TRA DIR(5) + く--一 継続の印
RECCV B) BLK(23440) LR(255) DSO(PO)
これは従来の次の手順と同じ
READY
ATTR ABC LR(255) BLK(23440) REC(V B) DSO(PO)
ALLOC DA(EX.TEXT(EX)) NE CA TRA SP(10 10) DIR(5) US(ABC)
●一時データセットwoRKDSをDD名FTOIFOOlとFT02FOOlに同時に割り付けて使用する.
一時データセットであるので,領域の大きさに制限がなく,アクセス速度も保存データ
セットより早い.
READY
ALLOC F(FTOIFOOI) TEMPDS(WORKDS) NEW SPACE(10 5) TRACKS +
LRECL(255) RECFM(V B) BLKSIZE(23440) DSORG(PS)
READY
ALLOC F(FT02FOOl) TEMPDS(WORKDS) OLD
一時データセット名は先茨が英字の8文字以内の単純名を指定.また,一時データセッ
トはFREEコマンドまたはLOGOFFコマンドで消去される.
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戟
【参考文献】
・ 「利用の手引 TSS編」九州大学大型計算機センター・ネットワーク室1993.
・ 「OS IV/MSP TSS/Eコマンド文法書」 (79SP-4091),富士通株式会社.
・ 「MSP/FORTRAN利用法」畑三千代,渡部善隆,国宗鼠肥田木直子,九州大学
大型計算機センター広報, to appear.
(ライブラリ室 内線2509)
e-mail : [email protected]
(センターニュースNq482,平成5年4月5日発行)
パスワードの制限強化について(MSP)
平成5年4月よりMSPのパスワードの制限を強化します.
初期パスワードのままや,センターが好ましくないと認めたパスワードを設定されている方に
は, LOGON時に下記のメッセージが表示されます.
************************************************************
* 貴方のパスワードは,盗まれ易いので変更をお勧めします! *
* PASSWORDコマンドで変更することができます. *
* 詳細は,センターニュース No.482を参照して下さい. *
^^^^^^4:^4:^^^4:^^^^^4:^^:^4:^^^^^^^4:^^4:^4:4;^^^^^^^^^^4:4:^
PAS SWORDコマンド
機能:パスワードを変更する.
使用例(下線部分が利用者の入力箇所)
R[ADY
PASSWORD
ENTER NEW PASSWORD :
- 現在のパスワード(エコーバックしません)
- 新しいパスワード
RE-ENTER NEW PASSWORD
- もう一度新しいパスワード
ENTER OLD PASSWORD :
川SG‡パスワードを変更しました. - パスワードの変更が成功した
指定可能なパスワードは英字で始まる8文字以内の英数字です.
ただし.以下のようなパスワードは受け付けません.
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・ 3文字以下のもの
・課題番号と同じもの
: A , NAO, ZZ など
: A79999A , C79999Kなど
・現在のパスワードと同じもの
・先頭が英字でないもの
: 9TAC, 0101など
パスワードには,記号も使用することができますが, LOGONコマンドと同時に指定するする場合
は' (シングルクォート)で囲まなければなりません.また,特殊な端末からしか入力できない
ような記号を指定すると,他の端末からLOGONできなくなる場合があります.
(システム管理掛 内線2518)
(センターニュースNq482,平成5年4月5日発行)
AVSの公開について
平成5年4月5日(月)より,標記ソフトウェアを公開しています. AVS(Application Vis
ualization System)は,汎用可視化ソフトウェアであり,格子点の1-3次元スカラー,ベクト
ルデータや非構造格子データ,ジオメトリ,イメージ,分子デ-タ等を入力とし, AVSのソフ
トウェア部品を組み合わせてネットワークに組み込むことにより独自の可視化アプリケーション
を作り上げることができるものです.なお, AVSはワークステーション qvisa上でのみ利用で
きます.
ワークステーションqvisaについて
・設定場所
九州大学大型計算械センター2階オープン室
・利用形態
予約端末です.
使用する前に2階受付の予約表に記入して下さい(1回4時間まで) .
・利用時間帯
9:00(月曜日は12:00)からオープン室サービス終了まで.
・利用資格
MSP,UXPおよびqvisaに登録が必要です.
UXPへの登録方法: MSPのTSS から SINSEIコマンドを入力します.詳しくは,セン
ター発行の「利用の手引 MSPコマンド編」を参照して下さい.
qvisaへの登録方法: UXPシステムにIogin して, tourokuコマンドを入力します.
qvisaへの登録は即座に行われます. qvisaのパスワードは tourokuコマンドを入力し
たときの UXPのパスワードと同じです.
kyu-cc% touroku qvisa
adduser: User a79999a added, in qvisa
kyu-cc%
qvissにも登録する場合
kyu-CCX touroku all
adduser: User a79999a added, in qvisa
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Vol.26 No.3 1993
-360-
戟
adduser: User a79999a added, in qviss
kyu一cc%
・利用負担金
使用時間1分につき3円の利用負担金がUXPで徴収されます.
・ファイルについて
利用者のホームディレクトリは共通です(/home/user/tmp). qvisa上にファイルを保存
することはできませんので,ファイルは MSPまたはUXPに保存して下さい.
・作成した画像のプリントアウトについて
イメージデータについてはデータ変換を行った後でqvissのカラ「プリンタでプリント
アウトすることができます.プリントアウト方法の詳細は,ワークステーションに備え付
けの使用の手引きをご覧下さい.
参考文献
日]マニュアル, AVS USER'S GUIDE
[2]マニュアル, AYS USER'S GUIDE DIGEST
[3]マニュアル, SPIDER Viewer User's Guide
(ライブラリ室e-mail:f70029a眺yu-cc.cc.kyushu-u.ac. jp)
(センターニュースNq482,平成5年4月5日発行)
平成5年度利用者凍費について
本年度の出張利用による利用者旅費は,次のとおり取り扱います.
1.利用期間 平成5年4月1日 ∼平成6年3月31日
2.利用者の出張期間および旅費支給基準
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九州大学大型計算機センター広報
Vol.26 No.3 1993
戟
ィ.旅費の支給基準は,文部省所管旅費規則に定めるところにより,運賃は普通料金とし
ます.ただし,鉄道賃は片道50Km以上の場合は急行料金,片道1 00Km以上の場
合は特急料金を支給します.また,日当・宿泊料については,上表のとおり行政職俸給
表(-) 1級相当朝を支給します.なお,旅費の支給は,すべて精算払いです.
ロ.利用者は,連絡所に備え付けの「出張利用申込書」により,連絡所を経由してセンタ
ー共同利用掛に提出してください.
なお,申込書には必ず登録番号を記入し,出張刺慮予定日の:軍過摘瀧恵でにセンター
へ必着するよう送付してください.
ハ.科学研究費交付金支弁等による利用者には,旅費を支給しません.
こ.出張利用は,申請者本人に限りますので,代理者の出張利用は認めません.
ホ.宿泊所の斡旋はしませんので,各自で手配してください.
3.その他
出張利用申込書の提出をもって,旅費支給の承認をされたことにはなりません.本セン
ターで審査のうえ該当者には,後日,出張依頼書を連絡所宛に送付します.ご確認のうえ
必要書類を提出してください.
なお,旅費予算の制約もあることから,出張期間の短縮を含め調整させていただく場合
がありますので申し添えます.
(共同利用掛 内線2505)
(センターニュースNa482,平成5年4月5日発行)
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