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JP 2013-95667 A 2013.5.20

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JP 2013-95667 A 2013.5.20
(57)【要約】 (修正有)
【課題】紫外線又は加齢が原因となる皮膚の乾燥又は皮膚の老化を予防・改善するため、
重要なファクターであるアクアポリンの産生を増強する新規製剤の提供。
【解決手段】特定の植物抽出物(アルニカ抽出物、ゲンチアナ抽出物、コーヒーノキ抽出
物、コタラヒムブツ抽出物、セイヨウサンザシ抽出物、セイヨウニワトコ抽出物、チョウ
センアザミ抽出物、ナツメ抽出物、ノイバラ抽出物、ペパーミント抽出物、ヤグルマギク
抽出物、ユズ抽出物、レモン抽出物)を有効成分とするアクアポリンを産生して増強する
製剤。
【選択図】なし
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクアポリンの産生を増強するために使用する製剤であって、アルニカ、ゲンチアナ、
コーヒーノキ、コタラヒムブツ、セイヨウサンザシ、セイヨウニワトコ、チョウセンアザ
ミ、ナツメ、ノイバラ、ペパーミント、ヤグルマギク、ユズ、レモンから選ばれる少なく
とも1種以上の植物抽出物を有効成分とすることを特徴とする製剤。
【請求項2】
アクアポリン3の産生を増強するために使用する製剤であって、アルニカ、ゲンチアナ
、コーヒーノキ、コタラヒムブツ、セイヨウサンザシ、セイヨウニワトコ、チョウセンア
ザミ、ナツメ、ノイバラ、ペパーミント、ヤグルマギク、ユズ、レモンから選ばれる少な
10
くとも1種以上の植物抽出物を有効成分とすることを特徴とする製剤。
【請求項3】
紫外線又は加齢が原因となる皮膚の乾燥又は皮膚の老化を予防・改善するために使用され
ることを特徴とする、請求項1乃至2記載の製剤。
【請求項4】
製剤の剤形が内用又は外用の形態であることを特徴とする請求項1乃至3記載の製剤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、紫外線又は加齢が原因となる皮膚の乾燥又は皮膚の老化を予防・改善するた
20
め、重要なファクターであるアクアポリンの産生を増強する新規製剤に関するものである
。
【背景技術】
【0002】
アクアポリン(Aquaporin)とは細胞膜に存在する細孔(pore)を持ったタンパク質である
。MIP(major intrinsic proteins)ファミリーに属する主要膜タンパク質の一種である。
【0003】
アクアポリンは水分子を選択的に透過させるが、イオンや他の物質は透過させない水チ
ャネル(water channel)と呼ばれている。アクアポリンは普通4つの同一サブユニットで
構成されており、それぞれのモノマーが水チャネルとして働いている。水分子はこのチャ
30
ネルの細孔を通過する。この水チャネルが働くことで水の細胞膜透過性が上がっている。
人間の多くの細胞、ある種のバクテリア、さらに植物のような有機生命体にとってこのよ
うな水分子を輸送するシステムが不可欠である。
【0004】
皮膚にはアクアポリンの中でもアクアポリン3が存在することが知られており、アクア
ポリン3の欠損マウスでは皮膚の水分量や弾力が顕著に低下することが報告されている。
又、アクアポリン3欠損マウスでは傷の治りが遅延することも報告されている。このよう
にアクアポリンは、皮膚の水分や弾力を恒常的に維持することに不可欠であり、肌荒れ等
の創傷を負った場合の回復能にも大きな影響を及ぼしていることからアクアポリンの産生
を増強することで、様々な皮膚トラブルを改善できると考えられてきた。
40
【0005】
【非特許文献1】水とアクアポリンの生物学 佐々木 成編集 中山書店 2008年発
行
【特許文献1】特開2004−168732号
【特許文献2】特開2005−343882号
【特許文献3】特開2006−290873号
【特許文献4】特開2007−332048号
【0006】
以上の知見より、アクアポリンの産生を増強することで皮膚の水分、弾力及び肌荒れ等
の改善が可能となる。これらの諸症状は加齢によって低下することが知られていることか
50
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ら、アクアポリン産生増強は加齢による皮膚老化を予防する分野においても重要な貢献を
もたらすものと期待される。
【0007】
そこで、本発明者らは、自然界にある様々な植物抽出物を調査し、試験を行い、特定の
植物抽出物にアクアポリン3の産生増強作用があることを見い出した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従って、本発明の課題は、従来、ほどんと見い出されていないアクアポリンの産生を増
強するために使用する製剤の開発である。
10
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは特定の植物抽出物(アルニカ抽出物、ゲンチアナ抽出物、コーヒーノキ抽
出物、コタラヒムブツ抽出物、セイヨウサンザシ抽出物、セイヨウニワトコ抽出物、チョ
ウセンアザミ抽出物、ナツメ抽出物、ノイバラ抽出物、ペパーミント抽出物、ヤグルマギ
ク抽出物、ユズ抽出物、レモン抽出物)に優れたアクアポリンの産生増強作用を見い出し
た。従って、本発明は特定の植物抽出物(アルニカ抽出物、ゲンチアナ抽出物、コーヒー
ノキ抽出物、コタラヒムブツ抽出物、セイヨウサンザシ抽出物、セイヨウニワトコ抽出物
、チョウセンアザミ抽出物、ナツメ抽出物、ノイバラ抽出物、ペパーミント抽出物、ヤグ
ルマギク抽出物、ユズ抽出物、レモン抽出物)を有効成分とするアクアポリンを産生して
20
増強する製剤を提供するものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明の製剤は、皮膚細胞内におけるアクアポリンのタンパク発現量を産生させ増強す
る作用を有する。又、この産生増強作用により、皮膚の乾燥、弾力の低下、肌荒れ、創傷
治癒の遅延等の改善効果や加齢等による皮膚機能の低下を予防、改善することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明のアルニカ抽出物、ゲンチアナ抽出物、コーヒーノキ抽出物、コタラヒム
30
ブツ抽出物、セイヨウサンザシ抽出物、セイヨウニワトコ抽出物、及び、比較試料(クチ
ナシ抽出物、サボンソウ抽出物)のアクアポリン3の産生増強作用を示す図である。
【図2】本発明のチョウセンアザミ抽出物、ナツメミ抽出物、ノイバラ抽出物、ペパーミ
ント抽出物、ヤグルマギク抽出物、ユズ抽出物、レモン抽出物、及び、比較試料(クチナ
シ抽出物、サボンソウ抽出物)のアクアポリン3の産生増強作用を示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の製剤に使用する「アルニカ」とは、キク科(Compositae)、ウサギギク属(Arnic
a)の植物:アルニカ(Arnica mantana)の花、花穂、果皮、果実、茎、葉、枝、枝葉、幹
、樹皮又は全草を用いる。
40
【0013】
本発明の製剤に使用する「ゲンチアナ」とは、リンドウ科(Gentianaceae)、リンドウ属
(Gentiana)の植物:ゲンチアナ(Gentiana lutea)の花、花穂、果皮、果実、茎、葉、枝、
枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草を用いる。
【0014】
本発明の製剤に使用する「コーヒーノキ」とは、アカネ科(Rubiaceae)、コーヒーノキ
属(Coffea)の植物:アラビアコーヒーノキ(Coffee arabica)、ロブスタコーヒーノキ(
Coffee canephora Pierr.)、Coffee robusta、リベリアコーヒーノキ(Coffee liberica
)の花、花穂、果皮、果実、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全
草を用いる。
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【0015】
本発明の製剤に使用する「コタラヒムブツ」とは、ニシキギ科(Celastraceae)、サラシ
ア属(Salacia)の植物:コタラヒムブツ(Salacia reticulata)の花、花穂、果皮、果実、
茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草を用いる。
【0016】
本発明の製剤に使用する「セイヨウサンザシ」とは、バラ科(Rosaceae)、サンザシ属(C
rataegus)の植物:セイヨウサンザシ(Crataegus oxyacantha)、Crataegus monoginaの花
、花穂、果皮、果実、偽果、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全
草を用いる。
【0017】
10
本発明の製剤に使用する「セイヨウニワトコ」とは、スイカズラ科(Caprifoliaceae)、
ニワトコ属(Sambucus)の植物:セイヨウニワトコ(Sambucus nigra)の花、花穂、果皮、果
実、偽果、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草を用いる。
【0018】
本発明の製剤に使用する「チョウセンアザミ」とは、キク科(Compositae)、チョウセン
アザミ属(Cynara )の植物:チョウセンアザミ(Cynara scolymus)の花、花穂、果皮、果実
、偽果、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草を用いる。
【0019】
本発明の製剤に使用する「ナツメ」とは、クロウメモドキ科(Rhamnaceae)、ナツメ属(Z
iziphus )の植物:ナツメ(Ziziphus jujuba)の花、花穂、果皮、果実、偽果、茎、葉、枝
20
、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草を用いる。
【0020】
本発明の製剤に使用する「ノイバラ」とは、バラ科(Rosaceae)、バラ属(Rosa)の植物:
ノイバラ(Rosa multiflora)の花、花穂、果皮、果実、偽果、茎、葉、枝、枝葉、幹、
樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草を用いる。
【0021】
本発明の製剤に使用する「ペパーミント」とは、シソ科(Lamiaceae)、ハッカ属(Mentha
)の植物:ペパーミント(Mentha piperita)の花、花穂、果皮、果実、偽果、茎、葉、枝
、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草を用いる。
【0022】
30
本発明の製剤に使用する「ヤグルマギク」とは、キク科(Compositae)、ヤグルマギク属
(Centaurea)の植物:ヤグルマギク(Centaurea cyanus)の花、花穂、果皮、果実、偽果
、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根茎、根皮、根、種子又は全草を用いる。
【0023】
本発明の製剤に使用する「ユズ」とは、ミカン科(Rutaceae)、ミカン属(Citrus)の植物
:ユズ(Citrus junos)の花、花穂、果皮、果実、偽果、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、
根茎、根皮、根、種子又は全草を用いる。
【0024】
本発明の製剤に使用する「レモン」とは、ミカン科(Rutaceae)、ミカン属(Citrus)の植
物:レモン(Citrus limon)の花、花穂、果皮、果実、偽果、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹
40
皮、根茎、根皮、根、種子又は全草を用いる。
【0025】
本発明で用いる各植物抽出物を得るための抽出溶媒としては、水、メタノール、エタノ
ール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブタノール等の
低級アルコール或いは含水低級アルコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコ
ール、1,2-ブチレングリコール、1,4-ブチレングリコール、1,5-ペンタンジオール、1,2ペンタンジオール、1,3-ペンタンジオール、1,4-ペンタンジオール、1,3,5-ペンタントリ
オール、グリセリン、ポリエチレングリコール(分子量100∼10万)等の多価アルコール
或いは含水多価アルコール、アセトン、酢酸エチル、ジエチルエーテル、ジメチルエーテ
ル、エチルメチルエーテル、ジオキサン、アセトニトリル、キシレン、ベンゼン、クロロ
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ホルム、四塩化炭素、フェノール、トルエン等の各種有機溶媒や、適宜規定度を調製した
酸(塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、ギ酸、酢酸等)やアルカリ(水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化カルシウム、アンモニア等)の中から選ばれる1種もしくは2種以上の
混液が挙げられ、特に水、エタノール及び1,3-ブチレングリコールから選ばれる1種又は
2種以上を選択することが好ましい。但し、用途により溶媒の含有が好ましくない場合に
おいては、水のみを使用するか、或いは抽出後に溶媒を除去しやすい、揮発性の高い溶媒
を用いて抽出を行い、溶媒除去後水等に溶解させるといった方法も可能である。
【0026】
抽出方法については、その溶媒の温度や原料に対する溶媒の重量比率、又は抽出時間に
ついても、種々の原料及び使用する溶媒に対しそれぞれを任意に設定することができる。
10
溶媒の温度としては−4℃から100℃の範囲で任意に設定できるが、原料中に含まれる
成分の安定性の点から、10∼40℃付近が好ましい。又、原料に対する溶媒の重量比率
も、例えば原料:溶媒が、4:1∼1:100の範囲内で任意に設定することができ、特
に1:1∼1:20の重量比率が好ましい。
【0027】
本発明で用いる各植物抽出物は、溶媒抽出後、更に適宜精製操作を施すことも可能であ
り、精製操作としては、酸(塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、有機酸等)又はアルカリ(水酸
化ナトリウム、水酸化カルシウム、アンモニア等)添加による分解、微生物による発酵又
は代謝変換、イオン交換樹脂や活性炭、ケイ藻土等による成分吸着、種々の分離モード(
イオン交換、親水性吸着、疎水性吸着、サイズ排除、配位子交換、アフィニティー等)を
20
有するクロマトグラフィーを用いた分画、濾紙やメンブランフィルター、限外濾過膜等を
用いた濾過、加圧又は減圧、加温又は冷却、乾燥、pH調整、脱臭、脱色、長時間の静置
保管等が例示でき、これらを任意に選択し組合わせた処理を行うことが可能である。
【0028】
本発明の製剤を製造する上で、使用する各植物抽出物の形状としては、液状、固形状、
粉末状、ペースト状等いずれの形状でも良く、本発明を実施する上で最適な形状を任意に
選択することができる。
【0029】
本発明の製剤における各植物抽出物の含有量としては、アクアポリンのタンパク発現量
を産生させ増強が確認できる範囲であれば特に制限はないが、一般的には0.01mg/
30
g∼200mg/g(分母は製剤の重量を示す)の範囲に設定される。好ましくは0.1
mg/g∼20mg/gの範囲であって、最も好ましくは200μg/g∼10mg/g
である。
【0030】
医薬としての適用方法は、経口投与又は非経口投与のいずれも採用することができる。投
与に際しては、有効成分を経口投与、直腸内投与、注射等の投与方法に適した固体又は液
体の医薬用無毒性担体と混合して、慣用の医薬製剤の形態で投与することができる。この
ような製剤としては、例えば、錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤等の固形剤、溶液剤、懸
濁剤、乳剤等の液剤、凍結乾燥製剤等が挙げられ、これらの製剤は製剤上の常套手段によ
り調製することができる。上記の医薬用無毒性担体としては、例えば、グルコース、乳糖
40
、ショ糖、澱粉、マンニトール、デキストリン、脂肪酸グリセリド、ポリエチレングルコ
ール、ヒドロキシエチルデンプン、エチレングリコール、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、アミノ酸、ゼラチン、アルブミン、水、生理食塩水等が挙げられる。又
、必要に応じて、安定化剤、湿潤剤、乳化剤、結合剤、等張化剤等の慣用の添加剤を適宜
添加することもできる。
【0031】
又、飲食品としては、そのまま又は種々の栄養成分を加えて、飲食品中に含有せしめて
、保健用食品又は健康食品、サプリメント、食品素材として食される。例えば、上述した
適当な助剤を添加した後、慣用の手段を用いて、食用に適した形態、例えば、顆粒状、粒
状、錠剤、カプセル、ペースト等に成形して食用に供しても良く、又、種々の食品、例え
50
(6)
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ば、かまぼこ、ちくわ等の加工水産ねり製品、ソーセージ、ハム等の畜産製品、洋菓子類
、和菓子類、生めん、中華めん、ゆでめん、ソバ等のめん類、ソース、醤油、タレ、砂糖
、ハチミツ、粉末あめ、水あめ等の調味料、カレー粉、からし粉、コショウ粉等の香辛料
、ジャム、マーマレード、チョコレートスプレッド、漬物、そう菜、ふりかけ、又は各種
野菜・果実の缶詰・瓶詰等の加工野菜・果実類、チーズ、バター、ヨーグルト等の乳製品
、みそ汁、スープ、果実ジュース、野菜ジュース、乳清飲料、清涼飲料、酒類等の飲料、
流動食等に添加して使用することができ、又、ペットフード、動植物用飼料等にも使用す
ることができる。
【0032】
化粧料組成物としては、例えば、各種の外用製剤類(動物用に使用する製剤も含む)全
10
般において利用でき、具体的には、アンプル、カプセル、丸剤、錠剤、粉末、顆粒、固形
、液体、ゲル、気泡、エマルジョン、シート、ミスト、スプレー剤等利用上の適当な形態
の1)医薬品類、2)医薬部外品類、3)局所用又は全身用の皮膚用化粧品類(例えば、化粧水
、乳液、クリーム、軟膏、ローション、オイル、パック等の基礎化粧料、洗顔料や皮膚洗
浄料、マッサージ用剤、クレンジング用剤、除毛剤、脱毛剤、髭剃り処理料、アフターシ
ェーブローション、プレショーブローション、シェービングクリーム、ファンデーション
、口紅、頬紅、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ等のメークアップ化粧料、香水類
、美爪剤、美爪エナメル、美爪エナメル除去剤、パップ剤、プラスター剤、テープ剤、シ
ート剤、貼付剤、エアゾール剤等)、4)頭皮・頭髪に適用する薬用又は/及び化粧用の製
剤類(例えば、シャンプー剤、リンス剤、ヘアートリートメント剤、プレヘアートリート
20
メント剤、パーマネント液、染毛料、整髪料、ヘアートニック剤、育毛・養毛料、パップ
剤、プラスター剤、テープ剤、シート剤、貼付剤、エアゾール剤等)、5)浴湯に投じて使
用する浴用剤、6)その他、腋臭防止剤や消臭剤、防臭剤、制汗剤、衛生用品、衛生綿類、
ウエットティシュ、歯磨き類、口中清涼剤、含嗽剤、食器洗浄剤等にも使用することがで
きる。
【0033】
本発明の製剤には、必須な有効成分である上記の各植物抽出物に加え、更に下記に例示
する各種成分を添加剤として任意に選択・併用することにより、更に多種の機能性を有す
る付加することが可能である。製剤中における含有量は、特に限定されないが、通常、0.
001∼50重量%の濃度範囲が一般的である。
30
【0034】
色素沈着抑制剤
本発明には色素沈着抑制剤を添加することができる。色素沈着抑制剤の具体例として、
p-アミノ安息香酸誘導体、サルチル酸誘導体、ベンゼンスルホンアミド誘導体、イミダゾ
ール誘導体、ナフタレン誘導体、ヒドロキシアントラニル酸又はその塩並びにそれらの誘
導体、アントラニル酸誘導体、クマリン誘導体、アミノ酸誘導体(2-アミノ-3-[1-カルボ
キシル-2-(1H-イミダゾ−ル-4-イル)エチル]アミノブタン酸、2-アミノ-3-[1-カルボキシ
ル-2-(1H-イミダゾ−ル-4-イル)エチル]アミノブタン酸塩酸塩、2-アミノ-3-[1-カルボキ
シル-2-(1H-イミダゾ−ル-4-イル)エチル]アミノブタン酸ナトリウム塩、2-アミノ-3-[1カルボキシル-2-(1H-イミダゾ−ル-4-イル)エチル]アミノブタン酸カリウム塩等)、ベン
40
ゾトリアゾール誘導体、テトラゾール誘導体、イミダゾリン誘導体、ピリミジン誘導体、
ジオキサン誘導体、カンファー誘導体、フラン誘導体、ピロン誘導体、核酸誘導体、アラ
ントイン誘導体、ニコチン酸誘導体、アスコルビン酸又はその塩並びにそれらの誘導体(
リン酸-L-アスコルビン酸マグネシウム、パルミチン酸アスコルビル、ジパルミチン酸ア
スコルビル、アスコルビン酸ヒドロキシプロリンリン酸エステル、 5-o-α-D-グルコピラ
ノシル-L-アスコルビン酸、L-アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、L-アスコル
ビン酸リン酸エステルカリウム塩、L-アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩、Lアスコルビン酸リン酸エステルカルシウム塩、L-アスコルビン酸リン酸エステルアルミニ
ウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステルカ
リウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステルマグネシウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステ
50
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ルカルシウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステルアルミニウム塩、L-アスコルビン酸ナト
リウム塩、L-アスコルビン酸カリウム塩、L-アスコルビン酸マグネシウム塩、L-アスコル
ビン酸カルシウム塩、L-アスコルビン酸アルミニウム塩、6-o-α-D-ガラクトピラノシルL-アスコルビン酸、2-o-β-D-ガラクトピラノシル-L-アスコルビン酸、L-アスコルビン酸
リン酸エステルマグネシウム塩、L-アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、L-アス
コルビン酸硫酸エステルナトリウム塩、6-o-アシルアスコルビン酸リン酸エステルナトリ
ウム塩、6-o-アシルアスコルビン酸リン酸エステルアンモニウム塩、6-o-アシルアスコル
ビン酸リン酸エステルイソプロパノールアミン塩、3-o-イソプロピル-L-アスコルビン酸
、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルカリウム塩、6-o-アルキルアスコルビン酸
リン酸エステルカルシウム塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルバリウム塩、
10
6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルアンモニウム塩、6-o-アルキルアスコルビン
酸リン酸エステルモノエタノールアミン塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステル
ジエタノールアミン塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルトリエタノールアミ
ン塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルモノイソプロパノールアミン塩、6-oアルキルアスコルビン酸リン酸エステルジイソプロパノールアミン塩、6-o-アルキルアス
コルビン酸リン酸エステルトリイソプロパノールアミン塩、3-o-グリコシル-L-アスコル
ビン酸、6-o-β-D-ガラクトピラノシル-L-アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸コレス
テロールエステル、パルミチン酸-L-アスコルビル、イソパルミチン酸-L-アスコルビル、
ジパルミチン酸-L-アスコルビル、ジイソパルミチン酸-L-アスコルビル、ステアリン酸-L
-アスコルビル、イソステアリン酸-L-アスコルビル、ジステアリン酸-L-アスコルビル、
20
ジイソステアリン酸-L-アスコルビル、ミリスチン酸-L-アスコルビル、イソミリスチン酸
-L-アスコルビル、ジミリスチン酸-L-アスコルビル、ジイソミリスチン酸-L-アスコルビ
ル、2-エチルヘキサン酸-L-アスコルビル、ジ-2-エチルヘキサン酸-L-アスコルビル、オ
レイン酸-L-アスコルビン酸、2-o-α-D-グルコシル-L-アスコルビン酸、2-o-α-D-マルト
シル-L-アスコルビン酸、2-o-α-D-マルトトリオシル-L-アスコルビン酸、3-o-α-D-グル
コシル-L-アスコルビン酸、2-o-α-D-マルトシル-L-アスコルビン酸、2-o-α-D-マルトト
リオシル-L-アスコルビン酸、L-アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル、 L-ア
スコルビン酸テトララウリン酸エステル、L-アスコルビン酸テトラ-2-エチルヘキサン酸
エステル、L-アスコルビン酸テトラオレイン酸エステル、5,6-イソプロピリデン-L-アス
コルビン酸、L-アスコルビン酸レチノールエステル、L-アスコルビン酸-DL-トコフェロー
30
ルリン酸エステル、L-3-o-エチルアスコルビン酸、L-アスコルビン酸トリステアレート、
L-アスコルビン酸トリパルミテート、L-アスコルビン酸トリオレート、L-アスコルビン酸
トリリン酸エステル、2-o-アスコルビルシンナメート、2-o-アスコルビルフェルレート、
2-o-アスコルビルカフェーエート、2-o-アスコルビルシナペート、2-o-[6-パルミトイル
アスコルビル]-4'- アセトキシフェルレート、DL-α-トコフェロール-2-L-アスコルビン
酸リン酸ジエステル、アスコルビン酸イノシトール結合誘導体、アスコルビン酸リンアミ
ド誘導体、アスコルビン酸アルブチン結合体、アスコルビルホスホリルコレステロール、
クロマニルアスコルビン酸誘導体、アスコルビン酸シアル酸誘導体等)、トコフェロール
又はその塩並びにそれらの誘導体(α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェ
ロール、δ-トコフェロール、ε-トコフェロール、α-トコフェリルレチノエート、アミ
40
ノメチル化トコフェロール、ヒドロキシメチル化トコフェロール、トコフェリルリン酸エ
ステル、トコフェロールアセテート、トコフェロールニコチネート、トコフェロールサク
シネート、トコフェロールリノレート、トコフェロールオロテート、DL-α-トコフェリル
グルコシド、DL-α-トコフェリルマルトシド、DL-β-トコフェリルグルコシド、DL-β-ト
コフェリルマルトシド、DL-γ-トコフェリルグルコシド、DL-γ-トコフェリルマルトシド
、DL-δ-トコフェリルグルコシド、DL-δ-トコフェリルマルトシド、D-α-トコフェリル
グルコシド、D-α-トコフェリルマルトシド、D-β-トコフェリルグルコシド、D-β-トコ
フェリルマルトシド、D-γ-トコフェリルグルコシド、D-γ-トコフェリルマルトシド、Dδ-トコフェリルグルコシド、D-δ-トコフェリルマルトシド、L-α-トコフェリルグルコ
シド、L-α-トコフェリルマルトシド、L-β-トコフェリルグルコシド、L-β-トコフェリ
50
(8)
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ルマルトシド、L-γ-トコフェリルグルコシド、L-γ-トコフェリルマルトシド、L-δ-ト
コフェリルグルコシド、L-δ-トコフェリルマルトシド、1-(スルホエチルアミノ)-3-(αトコフェリール-6-イロキシ)プロパン-2-オール、1-(カルボキシプロピルアミノ)-3-(αトコフェリール-6-イロキシ)プロパン-2-オール塩酸塩、S-[3-(α-トコフェリール-6-イ
ロキシ)-2-ハイドロキシプロピル]システイン、S-[3-(α-トコフェリール-6-イロキシ)-2
-ハイドロキシプロピル]-γ-グルタミルシステニルグリシン、N-[3-(α-トコフェリール6-イロキシ)-2-ハイドロキシプロピル]アスパラギン酸、N-[3-(α-トコフェリール-6-イ
ロキシ)-2-ハイドロキシプロピル]グルタミン酸等)、トコトリエノール又はその塩並びに
それらの誘導体(α-トコトリエノール、β-トコトリエノール、γ-トコトリエノール、δ
-トコトリエノール、トコトリエノールアセテート、トコトリエノールニコチネート、ト
10
コトリエノールサクシネート、トコトリエノールリノレート、トコトリエノールオロテー
ト等)、トラネキサム酸アミド又はその塩並びにそれらの誘導体(トランス−4−アミノメ
チルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカ
ルボンアミド、N−n−ヘキシル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン
アミド、塩酸N−n−ヘキシル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンア
ミド、N−n−ヘプチル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、
塩酸N−n−ヘプチル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N
−n−ブチル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N−n
−ブチル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N−n−プロピ
ル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N−シクロヘキシル−
20
トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N−シクロヘキシル−
トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N,N−ジシクロヘキシル
−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N,N−ジシクロヘ
キシル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N,N−ジエチル
−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N,N−ジエチル−
トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N−ベンジル−トランス−
4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N−ベンジル−トランス−4−ア
ミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N−(4′−メトキシフェニル)−トランス
−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N−(4′−メトキシフェニル
)−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N−(4′−エトキシ
30
フェニル)−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N−(4
′−エトキシフェニル)−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、
N−(2′−メチルフェニル)−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンア
ミド、塩酸N−(2′−メチルフェニル)−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン
カルボンアミド、N−(3′−メチルフェニル)−トランス−4−アミノメチルシクロヘ
キサンカルボンアミド、塩酸N−(3′−メチルフェニル)−トランス−4−アミノメチ
ルシクロヘキサンカルボンアミド、N−(4′−クロロフェニル)−トランス−4−アミ
ノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N−(4′−クロロフェニル)−トランス
−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド等)、コウジ酸又はその誘導体(2-メト
キシメチル-ヒドロキシ-4H-ピラン-4-オン、2-エトキシメチル-5-ヒドロキシ-4H-ピラン-
40
4-オン、2-ベンゾルイルオキシメチル-5-ヒドロキシ-4H-ピラン-4-オン、2-シンナモイル
オキシメチル-5-ヒドロキシ-4H-ピラン-4-オン、2-フェノキシメチル-5-ヒドロキシ-4Hピラン-4-オン、コウジ酸配糖体、ゲラニルゲラニルアセトン、コウジ酸モノブチレート
、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸モノステアレート、コ
ウジ酸モノシンナメート、コウジ酸モノベンゾエート、コウジ酸ジブチレート、コウジ酸
ジパルミテート、コウジ酸ジステアレート、コウジ酸ジオレエート等)、オキシベンゾン
、ベンゾフェノン、グアイアズレン、シコニン、バイカリン又はその塩並びにそれらの誘
導体、バイカレイン又はその塩並びにそれらの誘導体、ベルベリン又はその塩並びにそれ
らの誘導体、クリシン又はその塩並びにそれらの誘導体、アピゲニン又はその塩並びにそ
れらの誘導体、ルテオリン又はその塩並びにそれらの誘導体、アカセチン又はその塩並び
50
(9)
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にそれらの誘導体、ジオスメチン又はその塩並びにそれらの誘導体、ケンフェロール又は
その塩並びにそれらの誘導体、トリホリン又はその塩並びにそれらの誘導体、アストラガ
リン又はその塩並びにそれらの誘導体、クエルセチン又はその塩並びにそれらの誘導体、
クエルシトリン又はその塩並びにそれらの誘導体、イソクエルシトリン又はその塩並びに
それらの誘導体、ルチン又はその塩並びにそれらの誘導体、モリン又はその塩並びにそれ
らの誘導体、ミリセチン又はその塩並びにそれらの誘導体、ミリシトリン又はその塩並び
にそれらの誘導体、ダチスセチン又はその塩並びにそれらの誘導体、クエルセタゲチン又
はその塩並びにそれらの誘導体、イソラムネチン又はその塩並びにそれらの誘導体、ピノ
センブリン又はその塩並びにそれらの誘導体、ナリンゲニン又はその塩並びにそれらの誘
導体、ヘスペレチン又はその塩並びにそれらの誘導体、エリオジクチオール又はその塩並
10
びにそれらの誘導体、ピノバン
クシン又はその塩並びにそれらの誘導体、アロマデンドリン又はその塩並びにそれらの誘
導体、エンゲリチン又はその塩並びにそれらの誘導体、タキソホリン又はその塩並びにそ
れらの誘導体、アスチルビン又はその塩並びにそれらの誘導体、アンペロプシン又はその
塩並びにそれらの誘導体、スピラエオシド、ケンフェロール-7-ネオヘスペリドシド、グ
ルタチオン又はその塩並びにそれらの誘導体、イソフラボン配糖体(6-o-アピオシルプエ
ラリン-4'-o-グルコシド、6-o-グルコシルプエラリン、3'-ヒドロキシプエラリン-4'-oグルコシド、6-o-アピオシル-3'-ヒドロキシプエラリン等)、γ-ピロン配糖体(マルトー
ル-3-o-(6'-o-アピオシル)-グルコシド、マルトール-3-o-(6'-o-アピオシル)-グルコシド
等)、イソノニルフェルレート、エラグ酸又はその塩並びにそれらの誘導体(5,4-ジメチル
20
エラグ酸、3,3'-ジメチルエラグ酸、3,3',4-トリメチルエラグ酸、3,3',4,4'-テトラメ
チル-5-メトキシエラグ酸、3-エチル-4-メチル-5-ヒドロキシエラグ酸、アムリトシド等)
、ルシノール、オンジサポニン、バクモンドウサポニン、ルスコゲニン、セリコサイド、
アジアチコサイド、ヘデリン、セネギン、安息香酸アニリド類(4-ヒドロキシ-N-(2-ヒド
ロキシフェニル)安息香酸アミド、4-ヒドロキシ-N-(3-ヒドロキシフェニル)ベンズアミド
、4-ヒドロキシ-N-(4-ヒドロキシフェニル)ベンズアミド、3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキ
シ-N-(4-ヒドロキシフェニル)ベンズアミド、3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシ-N-(3-ヒド
ロキシフェニル)ベンズアミド、3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシフェニ
ル)ベンズアミド等)、ジフェニルピラリン、シプロヘプタジン、トリプロリジン、ジメチ
ンデン、オザグレル、イソチペンジル、イプロヘプチン、ホモクロルシクリジン、アリメ
30
マジン、ブシラミン、オキトサミド、ビダラビン、キサントトキソール、フェニル水銀ヘ
キサクロロフェン、酸化第二水銀、塩化第一水銀、過酸化水素水、過酸化亜鉛、胎盤(ウ
シ由来、ブタ由来、ウマ由来、ヒツジ由来等)エキス、アーモンド(へん桃)エキス、アン
マロクエキス、ウキョウヨウエキス、オオバナオケラエキス、オケラエキス、コンフヨウ
エキス、ウンカリアエキス、ガイジチャエキス、カコウジュヨウエキス、カンゾウエキス
、クチナシ(山梔子)エキス、クラニゲアンエキス、クララエキス、コガネバナ(オウゴン)
エキス、コムギ(小麦)エキス、コメ(米)エキス、コリアリアエキス、シドワヤエキス、サ
ンウキュウエキス、サンビトロエキス、サンペンズエキス、シラン(ビャッキュウ)エキス
、センキュウ(川キュウ)エキス、センナエキス、センプクカエキス、センクツサイエキス
、スリガティンエキス、ノダケ(前胡)エキス、ハトムギ(ヨクイニン)エキス、ハマゴウエ
40
キス、ミツバハマゴウ(蔓荊子)エキス、ハマメリスエキス、パームエキス、パリエタリア
エキス、ベニバナ(紅花)エキス、マグワ(桑白皮)エキス、マルバノジャジン(苦参)エキス
、ムラサキイリスエキス、シロバナイリスエキス、モウコヨモギエキス、ヤシャジツエキ
ス、ホンコンエキス、ワレモコウ(地楡)エキス、ユズリハエキス、ヤコウトウエキス、ヤ
ツデエキス等が挙げられる。
【0035】
チロシナーゼ活性阻害剤
本発明にはチロシナーゼ活性阻害剤を添加することができる。チロシナーゼ活性阻害剤
の具体例として、アスコルビン酸又はその塩並びにそれらの誘導体(リン酸-L-アスコルビ
ン酸マグネシウム、パルミチン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、アスコル
50
(10)
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ビン酸ヒドロキシプロリンリン酸エステル、 5-o-α-D-グルコピラノシル-L-アスコルビ
ン酸、L-アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、L-アスコルビン酸リン酸エステル
カリウム塩、L-アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩、L-アスコルビン酸リン酸
エステルカルシウム塩、L-アスコルビン酸リン酸エステルアルミニウム塩、L-アスコルビ
ン酸硫酸エステルナトリウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステルカリウム塩、L-アスコル
ビン酸硫酸エステルマグネシウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステルカルシウム塩、L-ア
スコルビン酸硫酸エステルアルミニウム塩、L-アスコルビン酸ナトリウム塩、L-アスコル
ビン酸カリウム塩、L-アスコルビン酸マグネシウム塩、L-アスコルビン酸カルシウム塩、
L-アスコルビン酸アルミニウム塩、6-o-α-D-ガラクトピラノシル-L-アスコルビン酸、2o-β-D-ガラクトピラノシル-L-アスコルビン酸、L-アスコルビン酸リン酸エステルマグネ
10
シウム塩、L-アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステ
ルナトリウム塩、6-o-アシルアスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、6-o-アシルア
スコルビン酸リン酸エステルアンモニウム塩、6-o-アシルアスコルビン酸リン酸エステル
イソプロパノールアミン塩、3-o-イソプロピル-L-アスコルビン酸、6-o-アルキルアスコ
ルビン酸リン酸エステルカリウム塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルカルシ
ウム塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルバリウム塩、6-o-アルキルアスコル
ビン酸リン酸エステルアンモニウム塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルモノ
エタノールアミン塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルジエタノールアミン塩
、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルトリエタノールアミン塩、6-o-アルキルア
スコルビン酸リン酸エステルモノイソプロパノールアミン塩、6-o-アルキルアスコルビン
20
酸リン酸エステルジイソプロパノールアミン塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エス
テルトリイソプロパノールアミン塩、3-o-グリコシル-L-アスコルビン酸、6-o-β-D-ガラ
クトピラノシル-L-アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸コレステロールエステル、パ
ルミチン酸-L-アスコルビル、イソパルミチン酸-L-アスコルビル、ジパルミチン酸-L-ア
スコルビル、ジイソパルミチン酸-L-アスコルビル、ステアリン酸-L-アスコルビル、イソ
ステアリン酸-L-アスコルビル、ジステアリン酸-L-アスコルビル、ジイソステアリン酸-L
-アスコルビル、ミリスチン酸-L-アスコルビル、イソミリスチン酸-L-アスコルビル、ジ
ミリスチン酸-L-アスコルビル、ジイソミリスチン酸-L-アスコルビル、2-エチルヘキサン
酸-L-アスコルビル、ジ-2-エチルヘキサン酸-L-アスコルビル、オレイン酸-L-アスコルビ
ン酸、2-o-α-D-グルコシル-L-アスコルビン酸、2-o-α-D-マルトシル-L-アスコルビン酸
30
、2-o-α-D-マルトトリオシル-L-アスコルビン酸、3-o-α-D-グルコシル-L-アスコルビン
酸、2-o-α-D-マルトシル-L-アスコルビン酸、2-o-α-D-マルトトリオシル-L-アスコルビ
ン酸、L-アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル、 L-アスコルビン酸テトララ
ウリン酸エステル、L-アスコルビン酸テトラ-2-エチルヘキサン酸エステル、L-アスコル
ビン酸テトラオレイン酸エステル、5,6-イソプロピリデン-L-アスコルビン酸、L-アスコ
ルビン酸レチノールエステル、L-アスコルビン酸-DL-トコフェロールリン酸エステル、L3-o-エチルアスコルビン酸、L-アスコルビン酸トリステアレート、L-アスコルビン酸トリ
パルミテート、L-アスコルビン酸トリオレート、L-アスコルビン酸トリリン酸エステル、
2-o-アスコルビルシンナメート、2-o-アスコルビルフェルレート、2-o-アスコルビルカフ
ェーエート、2-o-アスコルビルシナペート、2-o-[6-パルミトイルアスコルビル]-4'-アセ
40
トキシフェルレート、DL-α-トコフェロール-2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステル、ア
スコルビン酸イノシトール結合誘導体、アスコルビン酸リンアミド誘導体、アスコルビン
酸アルブチン結合体、アスコルビルホスホリルコレステロール、クロマニルアスコルビン
酸誘導体、アスコルビン酸シアル酸誘導体等)、ハイドロキノン又はその塩並びにそれら
の誘導体(ハイドロキノンα-D-グルコース、ハイドロキノンβ-D-グルコース、ハイドロ
キノンα-L-グルコース、ハイドロキノンβ-L-グルコース、ハイドロキノンα-D-ガラク
トース、ハイドロキノンβ-D-ガラクトース、ハイドロキノンα-L-ガラクトース、ハイド
ロキノンβ-L-ガラクトース等の六炭糖配糖体、ハイドロキノンα-D-リボース、ハイドロ
キノンβ-D-リボース、ハイドロキノンα-L-リボース、ハイドロキノンβ-L-リボース、
ハイドロキノンα-D-アラビノース、ハイドロキノンβ-D-アラビノース、ハイドロキノン
50
(11)
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α-L-アラビノース、ハイドロキノンβ-L-アラビノース等の五炭糖配糖体、ハイドロキノ
ンα-D-グルコサミン、ハイドロキノンβ-D-グルコサミン、ハイドロキノンα-L-グルコ
サミン、ハイドロキノンβ-L-グルコサミン、ハイドロキノンα-D-ガラクトサミン、ハイ
ドロキノンβ-D-ガラクトサミン、ハイドロキノンα-L-ガラクトサミン、ハイドロキノン
β-L-ガラクトサミン等のアミノ糖配糖体、ハイドロキノンα-D-グルクロン酸、ハイドロ
キノンβ-D-グルクロン酸、ハイドロキノンα-L-グルクロン酸、ハイドロキノンβ-L-グ
ルクロン酸、ハイドロキノンα-D-ガラクツロン酸、ハイドロキノンβ-D-ガラクツロン酸
、ハイドロキノンα-L-ガラクツロン酸、ハイドロキノンβ-L-ガラクツロン酸等のウロン
酸配糖体等のハイドロキノン配糖体、ハイドロキノンベンジルエーテル、4-β-D-グルコ
ピラノシルオキシ-1-(4-ヒドロキシフェノキシ)ブタン、5-β-D-グルコピラノシルオキシ
10
-1-(4-ヒドロキシフェノキシ)ペンタン、6-β-D-グルコピラノシルオキシ-1-(4-ヒドロキ
シフェノキシ)ヘキサン、2-β-D-グルコピラノシルオキシ-1-(4-ヒドロキシフェノキシ)
プロパン、2-β-D-グルコピラノシルオキシ-1-(4-ヒドロキシフェノキシ)ブタン、2-β-D
-グルコピラノシルオキシ-1-(4-ヒドロキシフェノキシ)プロパン-3-オール等のハイドロ
キノンヒドロキシアルキルエーテル配糖体等)、コウジ酸又はその塩並びにそれらの誘導
体(2-メトキシメチル-ヒドロキシ-4H-ピラン-4-オン、2-エトキシメチル-5-ヒドロキシ-4
H-ピラン-4-オン、2-ベンゾルイルオキシメチル-5-ヒドロキシ-4H-ピラン-4-オン、2-シ
ンナモイルオキシメチル-5-ヒドロキシ-4H-ピラン-4-オン、2-フェノキシメチル-5-ヒド
ロキシ-4H-ピラン-4-オン、コウジ酸配糖体、ゲラニルゲラニルアセトン、コウジ酸モノ
ブチレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸モノステア
20
レート、コウジ酸モノシンナメート、コウジ酸モノベンゾエート、コウジ酸ジブチレート
、コウジ酸ジパルミテート、コウジ酸ジステアレート、コウジ酸ジオレエート等)、トコ
フェロール又はその塩並びにそれらの誘導体(α-トコフェロール、β-トコフェロール、
γ-トコフェロール、δ-トコフェロール、ε-トコフェロール、α-トコフェリルレチノエ
ート、アミノメチル化トコフェロール、ヒドロキシメチル化トコフェロール、トコフェリ
ルリン酸エステル、トコフェロールアセテート、トコフェロールニコチネート、トコフェ
ロールサクシネート、トコフェロールリノレート、トコフェロールオロテート、DL-α-ト
コフェリルグルコシド、DL-α-トコフェリルマルトシド、DL-β-トコフェリルグルコシド
、DL-β-トコフェリルマルトシド、DL-γ-トコフェリルグルコシド、DL-γ-トコフェリル
マルトシド、DL-δ-トコフェリルグルコシド、DL-δ-トコフェリルマルトシド、D-α-ト
30
コフェリルグルコシド、D-α-トコフェリルマルトシド、D-β-トコフェリルグルコシド、
D-β-トコフェリルマルトシド、D-γ-トコフェリルグルコシド、D-γ-トコフェリルマル
トシド、D-δ-トコフェリルグルコシド、D-δ-トコフェリルマルトシド、L-α-トコフェ
リルグルコシド、L-α-トコフェリルマルトシド、L-β-トコフェリルグルコシド、L-β−
トコフェリルマルトシド、L-γ-トコフェリルグルコシド、L-γ-トコフェリルマルトシド
、L-δ-トコフェリルグルコシド、L-δ-トコフェリルマルトシド、L-(スルホエチルアミ
ノ)-3-(α-トコフェリール-6-イロキシ)プロパン-2-オール、1-(カルボキシプロピルアミ
ノ)-3-(α-トコフェリール-6-イロキシ)プロパン-2-オール塩酸塩、S-[3-(α-トコフェリ
ール-6-イロキシ)-2-ハイドロキシプロピル]システイン、S-[3-(α-トコフェリール-6-イ
ロキシ)-2-ハイドロキシプロピル]-γ-グルタミルシステニルグリシン、N-[3-(α-トコフ
40
ェリール-6-イロキシ)-2-ハイドロキシプロピル]アスパラギン酸、N-[3-(α-トコフェリ
ール-6-イロキシ)-2-ハイドロキシプロピル]グルタミン酸等)、トコトリエノール又はそ
の塩並びにそれらの誘導体(α-トコトリエノール、β-トコトリエノール、γ-トコトリエ
ノール、δ-トコトリエノール、トコトリエノールアセテート、トコトリエノールニコチ
ネート、トコトリエノールサクシネート、トコトリエノールリノレート、トコトリエノー
ルオロテート等)、N-アセチルチロシン又はその塩並びにそれらの誘導体、グルタチオン
又はその塩並びにそれらの誘導体、エラグ酸又はその塩並びにそれらの誘導体(3,4-ジメ
チルエラグ酸、3,3'-ジメチルエラグ酸、3,3',4-トリメチルエラグ酸、3,3',4,4'-テトラ
メチル-5-メトキシエラグ酸、3-エチル-4-メチル-5-ヒドロキシエラグ酸、アムリトシド
等)、イソニトリンA、イソニトリンB、イソニトリンC、イソニトリンD、イソニトリン酸E
50
(12)
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、イソニトリン酸F、デルマデイン、トリコビリデイン等のイソニトリル抗生物質、オル
セリン酸誘導体(オルセリン酸、オルセリン酸エチルエステルオルシノール、p-ゲラニル
オルセリン酸、p-ゲラニルオルセリン酸エチルエステルゲラニルオルシノール、p-ファル
ネシルオルセリン酸、p-ファルネシルオルセリン酸エチルエステルファルネシルオルシノ
ール、p-ドデカニルオルセリン酸、p-ドデカニルオルセリン酸エチルエステルドデカニル
オルシノール、p-テトラデカニルオルセリン酸、p-テトラデカニルオルセリン酸エチルエ
ステルテトラデカニルオルシノール、p-ヘキサデカニルオルセリン酸、p-ヘキサデカニル
オルセリン酸エチルエステルヘキサデカニルオルシノール、p-ウンデカニルオルセリン酸
、p-ウンデカニルオルセリン酸エチルエステルウンデカニルオルシノール、p-トリデカニ
ルオルセリン酸、p-トリデカニルオルセリン酸エチルエステルウンデカニルオルシノール
10
、p-ペンタデカニルオルセリン酸、p-ペンタデカニルオルセリン酸エチルエステルペンタ
デカニルオルシノール、エチルヘキシルオルセリン酸、p-エチルヘキシルオルセリン酸エ
チルエステルエチルヘキシルオルシノール、p-シクロヘキシルメチルオルセリン酸、p-シ
クロヘキシルメチルオルセリン酸エチルエステルシクロヘキシルメチルオルシノール、pヒドロキシエチルヘキシルオルセリン酸メチルエステル、p-ヒドロキシエチルヘキシルオ
ルセリン酸ヒドロキシエチルヘキシルオルシノール等)、ウンベル酸、ブレフェルディン
、オキシデスベラトロール、レゾルシノール誘導体(4-シクロヘキシルレゾルシノール)、
3-ヒドロキシケトン化合物(1,5-ビス(p-ヒドロキシフェニル)-2-ヒドロキシペンタン-4オン、1,5-ビス(o,p-ジヒドロキシフェニル)-2-ヒドロキシペンタン-4-オン、1,5-ビス(p
-ヒドロキシフェニル-m-メトキシフェニル)-2-ヒドロキシペンタン-4-オン等)、1,3-ジケ
20
トン化合物(1,5-ビス(p-ヒドロキシフェニル)-2,4-ペンタンジオン、1,5-ビス(o,p-ジヒ
ドロキシフェニル)-2,4-ペンタンジオン、1,5-ビス(p-ヒドロキシフェニル-m-メトキシフ
ェニル)-2,4-ペンタンジオン等)、ビスヒドロキシベンジルアマイド類、γ-アミノ酪酸又
はその誘導体(N-メチル-γ-アミノ酪酸、N-ジメチル-γ-アミノ酪酸、γ-アミノ酪酸オレ
イルエステル等)、過酸化水素、過酸化亜鉛、胎盤エキス、ルシノール、シルクエキス、
アカシアエキス、アセロラエキス、イチビ(冬
葵位)エキス、イヌララセモサエキス、シダレカンバエキス、クェルス(没食子)エキス、
クリエキス、カメバヒキオコシエキス、クロバナヒキオコシエキス、センシンレン(穿心
蓮)エキス、セリエキス、ソバエキス、ダービリアエキス、ナズナエキス、フジバカマ(蘭
草)エキス、カミツレエキス、クワエキス、クチナシエキス、トウキエキス、ワレモコウ
30
エキス、クララエキス、ヨモギエキス、スイカズラエキス、キハダエキス、ドクダミエキ
ス、マツホドエキス、ハトムギエキス、オドリコソウエキス、ホップエキス、ユーカリエ
キス、セイヨウノコギリソウエキス、アルテアエキス、ケイヒエキス、マンケイシエキス
、ハマメリスエキス、ヤマグワエキス、桔梗エキス、トシシエキス、続随子エキス、射干
エキス、麻黄エキス、センキュウエキス、ドッカツエキス、サイコエキス、ボウフウエキ
ス、ハマボウフウエキス、オウゴンエキス、牡丹皮エキス、シャクヤクエキス、ゲンノシ
ョウコエキス、葛根エキス、甘草エキス、五倍子エキス、アロエエキス、ショウマエキス
、紅花エキス、緑茶エキス、紅茶エキス、阿仙薬エキス等が挙げられる。
【0036】
メラノサイトメラニン生成抑制剤
40
本発明にはメラノサイトメラニン生成抑制剤を添加することができる。メラノサイトメ
ラニン生成抑制剤の具体例として、ロベリン又はロベリン誘導体、リクイリチン誘導体(
リクイリチン-α-グルコシド、リクイリチン-α-マルトシド等)、フェニルクロマン誘導
体、クロモン誘導体(2-ブチルクロモン、2-ペンチルクロモン、2-ヘプチルクロモン、2ノニルクロモン、2-ヘキサデシルクロモン、2-(1-エチルペンチル)クロモン、2-ブチル-7
-メトキシクロモン、2-ペンチル-7-メトキシクロモン、2-ヘプチル-7-メトキシクロモン
、2-ノニル-7-メトキシクロモン、2-ペンタデシル-7-メトキシクロモン、2-(1-エチルペ
ンチル)-7-メトキシクロモン、7-ヒドロキシ-2-メチルクロモン、7-ヒドロキシ-2-ブチル
クロモン、7-ヒドロキシ-2-ペンチルクロモン、7-ヒドロキシ-2-ヘプチルクロモン、7-ヒ
ドロキシ-2-ノニルクロモン、7-ヒドロキシ-2-ペンタデシルクロモン、7-ヒドロキシ-2-(
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1-エチルペンチル)クロモン等)、アゼライン酸誘導体(アゼライン酸モノアルキルエステ
ル、アゼライン酸ジアルキルエステル等)、ホスファチジルグルコサミン、リゾホスファ
チジルグルコサミン、フェニルヒドロキノン、3-β-D-グルコピラノシルマヌール、3-βD-マルトピラノシルマヌール、置換アミノ酸誘導体(DL-N-ホルミル-3-(1-ナフチル)アラ
ニン、DL-N-アセチル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-プロピオニル-3-(1-ナフチル)アラ
ニン、DL-N-ブチリル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-イソブチリル-3-(1-ナフチル)アラ
ニン、DL-N-バレリル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-イソバレリル-3-(1-ナフチル)アラ
ニン、DL-N-(2-メチルバレリル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(3-メチルバレリル)-3(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(4-メチルバレリル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-t-ブ
チルアセチル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-ピバロイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-
10
N-カプロイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(2-エチルヘキサノイル)-3-(1-ナフチル)
アラニン、DL-N-(2-メチルヘキサノイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-ヘプタノイル3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-オクタノイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(2-プロピ
ルペンタノイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-ノナノイル-3-(1-ナフチル)アラニン、
DL-N-デカノイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-ウンデカノイル-3-(1-ナフチル)アラニ
ン、DL-N-ドデカノイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-トリデカノイル-3-(1-ナフチル)
アラニン、DL-N-テトラデカノイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-ペンタデカノイル-3(1-ナフチル)アラニン、DL-N-ヘキサデカノイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-ヘプタ
デカノイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-オクタデカノイル-3-(1-ナフチル)アラニン
、DL-N-ノナデカノイル-DL-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-イコサノイル-3-(1-ナフチル
20
)アラニン、DL-N-アクロイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-クロトニロイル-3-(1-ナフ
チル)アラニン、DL-N-メタクリロイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-ビニルアセチル-3
-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-シクロプロパノイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(2ペンテノイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(4-ペンテノイル)-3-(1-ナフチル)アラニ
ン、DL-N-(2-ヘキセノイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(3-ヘキセノイル)-3-(1-ナ
フチル)アラニン、DL-N-(2-メチル-3-ペンテノイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-シ
イクロヘキセノイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(10-ウンデセノイル)-3-(1-ナフチ
ル)アラニン、DL-N-リノレイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-ヒドロキシアセチル-3-(
1-ナフチル)アラニン、DL-N-(6-ヒドロキシカプロイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N(8-ヒドロキシオクタノイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(9-ヒドロキシノナノイル)
30
-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(10-ヒドロキシデカノイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、
DL-N-(11-ヒドロキシウンデカノイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(12-ヒドロキシデ
カノイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-ベンゾイル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(
2-ヒドロキシベンゾイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(3-ヒドロキシベンゾイル)-3(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(4-ヒドロキシベンゾイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N
-(o-トルイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(m-トルイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、
DL-N-(p-トルイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(1-ナフトイル)-3-(1-ナフチル)アラ
ニン、DL-N-(2-ナフトイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(2-カルボキシベンゾイル)3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(3-カルボキシベンゾイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL
-N-(4-カルボキシベンゾイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(2-ピコリロイル)-3-(1-
40
ナフチル)アラニン、DL-N-(3-ピコリロイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(4-ピコリ
ロイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-フェニルアセチル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL
-N-(2-フェニルプロパノイル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(3-フェニルブチリル)-3(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(4-メチルバレリル)-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-バレ
リル-3-(1-ナフチル)アラニン、DL-N-(4-メチルバレリル)-3-(1-ナフチル)アラニンアミ
ド、DL-N-(4-メチルバレリル)-3-(1-ナフチル)アラニンメチルエステル、DL-N-(4-メチル
バレリル)-3-(1-ナフチル)アラニンエチルエステル、DL-N-(4-メチルバレリル)-3-(1-ナ
フチル)アラニンプロピルエステル、DL-N-(4-メチルバレリル)-3-(1-ナフチル)アラニン
−N-ブチルエステル、DL-N-(4-メチルバレリル)-3-(1-ナフチル)アラニンペンチルエステ
ル、DL-N-(4-メチルバレリル)-3-(1-ナフチル)アラニンイソプロピルエステル、DL-N-(4-
50
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メチルバレリル)-3-(1-ナフチル)アラニンイソブチルエステル、DL-N-(4-メチルバレリル
)-3-(1-ナフチル)アラニン-t-ブチルエステル等)、ベンゾラクタム誘導体、インドラクタ
ム誘導体、セドロール、グアイオール、 1-(4-ヒドロキシフェニチオ)-2-プロパノール、
β-ラクトグロブリン、2-メトキシ-5-メチルフェノール、5-エチル-2-メトキシフェノー
ル、5-N-プロピル-2-メトキシフェノール、5-N-ブチル-2-メトキシフェノール、5-N-ヘキ
シル-2-メトキシフェノール、5-N-ヘプチル-2-メトキシフェノール、5-N-デシル-2-メト
キシフェノール、5-(1,1-ジメチルプロピル)-2-メトキシフェノール、5-(1,1-ジメチルブ
チル)-2-メトキシフェノール、5-(1,1-ジメチルエチル)-2-メトキシフェノール、2-メト
キシ-5-(1-メチルペンチル)フェノール、2-メトキシ-5-(1-メチルヘキシル)フェノール、
2-メトキシ-5-(3-メチルヘキシル)フェノール、2-メトキシ-5-(6-メチルヘプチル)フェノ
10
ール、5-(1,3-ジメチルヘプチル)-2-メトキシフェノール、マルベリン、フェルギノール
、スギオール、クリプトジャポノール、1,5-ビス[p-ハイドロキシフェニル]-1,4-ペンタ
ジエン-3-オン、1,5-ビス[o-ハイドロキシフェニル]-1,4-ペンタジエン-3-オン、1,5-ビ
ス[2,4-ジハイドロキシフェニル]-1,4-ペンタジエン-3-オン、1,5-ビス[3-メトキシ-4-ハ
イドロキシフェニル]-1,4-ペンタジエン-3-オン、ハギニン、アグリモフォル、アグリモ
ール、ヒドランゲノール又はその誘導体、アルキルレゾルシノール又はその誘導体(4-Nブチルレゾルシノール等)、アリストロン、カラメネン類(カラメネン、7-ヒドロキシカラ
メネン、5-ヒドロキシカラメネン、7-メトキシカラメネン等)、トランス-ウンベル酸、Nα-ベンゾイル-L-アルギニン、N-α-ベンゾイル-L-アルギニンエチルエステル又はN-αベンゾイル-L-アルギニンエチルエステル、5-メチル-2(3H)-フラノン、2-ブテン-4-オリ
20
ド、2-ヒドロキシメチルフラン、2,5-ジメチル-4-ヒドロキシ-3(2H)-フラノン、2-ホルミ
ルフラン、3-ホルミルフラン、メチルα-フリルケトン、フルフリルアセテート、2-ヒド
ロキシ-3-メチル-2-シクロペンテン-1-オン、2-ヒドロキシ-3,5-ジメチル-2-シクロペン
テン-1-オン、2,5-ジメチル-4-ヒドロキシ-3(2H)-チオフェノン、2-ヒドロキシ-3-エチル
-2-シクロペンテン-1-オン、テトロン酸、ペンタンジオン、イミノジベンジル類(2,2'-イ
ミノジベンジル、イミプラミン、イミプラミン塩酸塩、デシプラミン、デシプラミン塩酸
塩、クロリミプラミン、トリミプラミン等)、ジベンゾシクロヘプタジエン類(アミトリプ
チリン、アミトリプチリン塩酸塩、ノルトリプチリン、ノキシプチリン等)、テトラヒド
ロコパロール配糖体(フマル酸ケトチフェン、ラブダ−8(17),13-ジエン-15-オル、テトラ
ヒドロマヌール、テトラヒドロコパロール、テトラヒドロコパロールグルコシド、テトラ
30
ヒドロコパロールガラクトシド、テトラヒドロコパロールマルトシド、テトラヒドロコパ
ロールセロビオシド、テトラヒドロコパロールマルトトリオシド等)、スピロエーテル化
合物、ピオケリン、フェノチアジン化合物、プロメタジン、アリメマジン、酒石酸アリメ
マジン、トリフルプロマジン、レボメプロマジン、クロルプロマジン、シクランデレート
、4-カルボキシメチルオキシ安息香酸、4-カルボキシメチルオキシ-2-ヒドロキシ安息香
酸、3-(3-カルボキシプロピル-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(3-カルボキシプロ
ピル-1-オキシ)安息香酸、4-(3-カルボキシプロピル-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、
4-(3-カルボキシプロピル-1-オキシ)-2-メトキシ安息香酸、5-(3-カルボキシプロピル-1オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(5-カルボキシペンチル-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息
香酸、6-(3-カルボキシプロピル-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(10-カルボキシデ
40
カン-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(10-カルバモイルデカン-1-オキシ)-2-ヒドロ
キシ安息香酸、4-(4-ヒドロキシブチル-1-オキシ)安息香酸、4-(4-ヒドロキシブチル-1オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(4-アセトキシブチル-1-オキシ)安息香酸、4-(4-アセ
トキシブチル-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(3-エトキシカルボニルプロピル-1オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、3-(2,3-ジヒドロキシプロピル-1-オキシ)-2-ヒドロキシ
安息香酸、4-(4-メトキシブチル-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(2,3-ジヒドロキ
シプロピル-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-カルボキシメチルオキシ-2-ヒドロキシ
安息香酸、3-(3-カルボキシプロピル-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(3-カルボキ
シプロピル-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、5-(3-カルボキシプロピル-1-オキシ)-2ヒドロキシ安息香酸、6-(3-カルボキシプロピル-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(5
50
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-カルボキシペンチル-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(4-ヒドロキシブチル-1-オキ
シ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(10-カルボキシデカン-1-オキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸
、ハイドロキシトリメチルシクロヘキサン類(2-ハイドロキシ-4-(2,2,6-トリメチル-1-イ
ル-シクロヘキサン)ブタン、4-(2,2,6-トリメチル-1-イル-シクロヘキサン)-1-ブテン、4
-(2,2,6-トリメチル-1-イル-シクロヘキサン)-2-ブテン、4-(2,2,6-トリメチル-1-イルシクロヘキサン)ブタン、3-メチル-3-ハイドロキシ-5-(2,2,6-トリメチル-1-イル-シクロ
ヘキサン)ペンタン、3-メチル-1-ハイドロキシ-5-(2,2,6-トリメチル-1-イル-シクロヘキ
サン)ペンタン、3-メチル-5-(2,2,6-トリメチル-1-イル-シクロヘキサン)ペンタン、3-メ
チル-1-ハイドロキシ-5-(2,2,6-トリメチル-1-イル-シクロヘキサン)-3-ペンテン、3-メ
チル-3-ハイドロキシ-5-(2,2,6-トリメチル-1-イル-シクロヘキサン)-1-ペンテン、3-メ
10
チル-1-ハイドロキシ-5-(2,2,6-トリメチル-1-イル-シクロヘキサン)-2-ペンテン、2-ハ
イドロキシ-4-(2,2,6-トリメチル-1-イル-シクロヘキサン)ブタン等の単糖、二糖又は三
糖配糖体等)、エスシノール、パラヒドロキシ桂皮酸-4-(2,2,6-トリメチル-イル-シクロ
ヘキサン)-2-ブチルエステルの単糖、二糖又は三糖配糖体、オンジサポニン、バクモンド
ウサポニン、ルスコゲニン、セリコサイド、アジアチコサイド、ヘデリン、セネギン、4(2,2,6-トリメチル-1-イル-シクロヘキサン)-2-ケト-ブタン、4-(2,2,6-トリメチル-1-イ
ル-6-シクロヘキセン)-2-ケト-ブタン、4-(2,2,6-トリメチル-1-イル-シクロヘキサン)-2
-ケト-3-ブテン、4-(2,2,6-トリメチル-1-イル-6-シクロヘキセン)-2-ケト-3-ブテン(βイオノン)、L-p-ヒドロキシフェニルグリシン、D-p-ヒ
ドロキシフェニルグリシン、N-ベンジルオキシカルボニル-L-p-ヒドロキシフェニルグリ
20
シン、N-ベンジルオキシカルボニル-D-p-ヒドロキシフェニルグリシン、N-ベンゾイル-Lp-ヒドロキシフェニルグリシン、N-ベンゾイル-D-p-ヒドロキシフェニルグリシン、N-(pメトキシベンゾイル)-L-p-ヒドロキシフェニルグリシン、N-(p-メトキシベンゾイル)-D-p
-ヒドロキシフェニルグリシン、N-(p-ヒドロキシベンゾイル)-L-p-ヒドロキシフェニルグ
リシン、N-(p-ヒドロキシベンゾイル)-D-p-ヒドロキシフェニルグリシン、N-アセチル-Lp-ヒドロキシフェニルグリシン、N-アセチル-D-p-ヒドロキシフェニルグリシン、N-アセ
チル-L-p-ヒドロキシフェニルグリシンエチルエステル、N-アセチル-D-p-ヒドロキシフェ
ニルグリシンエチルエステル、N-アセチル-L-p-ヒドロキシフェニルグリシンアミド、Nアセチル-D-p-ヒドロキシフェニルグリシンアミド、L-p-メトキシフェニルグリシン、D-p
-メトキシフェニルグリシン、L-p-メトキシフェニルグリシン塩酸塩、D-p-メトキシフェ
30
ニルグリシン塩酸塩、4-ヒドロキシ-3-メトキシ-L-フェニルグリシン、4-ヒドロキシ-3メトキシ−D-フェニルグリシン、L-p-ヒドロキシフェニルグリシンエチルアミド、D-p-ヒ
ドロキシフェニルグリシンエチルアミド、N-tert-ブトキシカルボニル-L-p-ヒドロキシフ
ェニルグリシン、N-tert-ブトキシカルボニル-D-p-ヒドロキシフェニルグリシン、N-tert
-ブトキシカルボニル-L-p-メトキシフェニルグリシン、N-tert-ブトキシカルボニル-D-pメトキシフェニルグリシン、N-9-フルオレニルメチルオキシカルボニル-L-p-メトキシフ
ェニルグリシン、N-9-フルオレニルメチルオキシカルボニル-D-p-メトキシフェニルグリ
シン、N-9-フルオレニルメチルオキシカルボニル-L-p-メトキシフェニルグリシンベンジ
ルエステル塩酸塩、N-9-フルオレニルメチルオキシカルボニル-D-p-メトキシフェニルグ
リシンベンジルエステル塩酸塩、L-p-ヒドロキシフェニルグリシンアミド,D-p-ヒドロキ
40
シフェニルグリシンアミド、L-p-ヒドロキシフェニルグリシンアリルエステルp-トルエン
スルホン酸塩、D-p-ヒドロキシフェニルグリシンアリルエステルp-トルエンスルホン酸塩
、L-p-ヒドロキシフェニルグリシンベンジルエステルp-トルエンスルホン酸塩、D-p-ヒド
ロキシフェニルグリシンベンジルエステルp-トルエンスルホン酸塩、L-p-ヒドロキシフェ
ニルグリシンエチルエステル、D-p-ヒドロキシフェニルグリシンエチルエステル、L-p-ヒ
ドロキシフェニルグリシンエチルエステル塩酸塩、D-p-ヒドロキシフェニルグリシンエチ
ルエステル塩酸塩、L-p-ヒドロキシフェニルグリシンメチルエステル、D-p-ヒドロキシフ
ェニルグリシンメチルエステル等、1,3-ジアリルインダン-2-カルボン酸類、スタキボシ
ン類、フェオホルバイド誘導体、エレウセリン、イソエレウセリン又は4-β-ヒドロキシ
イソエレウセリン、エレウセリノール、スピロケタール誘導体(2-(2,4-ヘキサジイニリデ
50
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ン)-1,6-ジオキサスピロ[4.5]デカ-3-エン、2-(2-ヘキシニリデン)-1,6-ジオキサスピロ[
4.4]ノナ-3-エン、2-((4-メチルフェニル)メチリデン)-6,6-ジオキサスピロ[4.4]ノナ-3エン、2-(2-ヘキセニリデン)-6,6-ジオキサスピロ[4.5]デカ-3-エン、2-(2-ヘキセニリデ
ン)-1,6-ジオキサスピロ[4.4]ノナ-3-エン、2-ヘキシル-1,6-ジオキサスピロ[4.4]ノナン
、2-(2-ヘキセニル)-1,6-ジオキサスピロ[4.4]ノナン、2-(2-ヘキシニル)-1,6-ジオキサ
スピロ[4.4]ノナン、2-ペンチル-1,6-ジオキサスピロ[4.4]ノナン、1,6-ジオキサスピロ[
4.4]ノナン、1,6-ジオキサスピロ[4.5]デカン、1,7-ジオキサスピロ[5.5]ウンデカン、2,
3-ベンゾ-4,4-ジメチル-1,6-ジオキサスピロ[4.4]ノナン、3,4-ベンゾ-2-ペンチル-1,6ジオキサスピロ[4.4]ノナン、3,4-ベンゾ-2-ヘキシル-1,6-ジオキサスピロ[4.4]ノナン、
3,4-ベンゾ-2-オクチル-1,6-ジオキサスピロ[4.4]ノナン、2-ヘキシル-9,9-ジメチル-1,6
10
-ジオキサスピロ[4.4]ノナン、2-(2,4-ヘキサジイニリデン)-1,6-ジオキサスピロ[4.4]ノ
ナ-3-エン等)、マルバリン酸、ホスホン酸誘導体又はその塩、アスペルギロマラスミン、
アミノホスホン酸誘導体又はその塩、ジフェンヒドラミン又はその塩、プレグネノロン又
はその誘導体、ルテイン、ファルネシルイソプロパノール誘導体、ヘキサヒドロファルネ
シルアセトン、4-ベンゾイルアミノ-2-ヒドロキシ安息香酸、5-ベンゾイルアミノ-2-ヒド
ロキシ安息香酸、4-ベンゾイルアミノ安息香酸、4-(1-ナフトイルアミノ)-2-ヒドロキシ
安息香酸、5-(1-ナフトイルアミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(2-ナフトイルアミノ)-2ヒドロキシ安息香酸、5-(2-ナフトイルアミノ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(1-ナフトイル
アミノ)安息香酸、4-(2-ナフトイルアミノ)安息香酸、4-フェニルアミノカルボニル安息
香酸、4-フェニルアミノカルボニル-2-ヒドロキシ安息香酸、5-フェニルアミノカルボニ
20
ル-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(1-ナフチルアミノカルボニル)安息香酸、4-(1-ナフチルア
ミノカルボニル)-2-ヒドロキシ安息香酸、5-(1-ナフチルアミノカルボニル)-2-ヒドロキ
シ安息香酸、4-(2-ナフチルアミノカルボニル)安息香酸、4-(2-ナフチルアミノカルボニ
ル)-2-ヒドロキシ安息香酸、5-(2-ナフチルアミノカルボニル)-2-ヒドロキシ安息香酸、
ヘキサヒドロファルネシルイソプロパノール誘導体、ボルネオール-p-ヒドロキシケイ皮
酸エステルグルコシド、ボルネオール-p-ヒドロキシケイ皮酸エステルマルトシド、ボル
ネオール-p-ヒドロキシケイ皮酸エステルマルトトリオシド、桂皮酸-4-(2,2,6-トリメチ
ル-イル-シクロヘキサン)-2-ブチルエステル誘導体、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、
1-(2,4-ジヒドロキシフェニル)-エタノン(2',4'-ジヒドロキシアセトフェノン)、1-(2,4ジヒドロキシフェニル)-1-プロパノン(2',4'-ジヒドロキシプロピオフェノン)、1-(2,4-
30
ジヒドロキシフェニル)-1-ブタノン、1-(2,4-ジヒドロキシフェニル)-1-ペンタノン、1-(
2,4-ジヒドロキシフェニル)-1-ヘキサノン、1-(2,4-ジヒドロキシフェニル)-1-ヘプタノ
ン、1-(2,4-ジヒドロキシフェニル)-1-オクタノン、1-(2,4-ジヒドロキシフェニル)-1-ノ
ナノン、1-(2,4-ジヒドロキシフェニル)-1-デカノン、1-(2,4-ジヒドロキシフェニル)-1ウンデカノン、1-(2,4-ジヒドロキシフェニル)-1-ドデカノン、1-(2,4-ジヒドロキシフェ
ニル)-1-テトラデカノン、1-(2,4-ジヒドロキシフェニル)-1-ヘキサデカノン、1-(2,4-ジ
ヒドロキシフェニル)-1-オクタデカノン、1-(2-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)-エタノ
ン(2'-ヒドロキシ-4'-メトキシアセトフェノン)、1-(2-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)
-1-プロパノン(2'-ヒドロキシ-4'-メトキシプロピオフェノン)、1-(2-ヒドロキシ-4-メト
キシフェニル)-1-ブタノン、1-(2-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)-1-ペンタノン、1-(2
40
-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)-1-ヘキサノン、1-(2-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル
)-1-ヘプタノン、1-(2-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)-1-オクタノン、1-(2-ヒドロキ
シ-4-メトキシフェニル)-1-ノナノン、1-(2-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)-1-デカノ
ン、1-(2-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)-1-ウンデカノン、1-(2-ヒドロキシ-4-メトキ
シフェニル)-1-ドデカノン、1-(2-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)-1-テトラデカノン、
1-(2-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)-1-ヘキサデカノン、1-(2-ヒドロキシ-4-メトキシ
フェニル)-1-オクタデカノン、1-(4-ヒドロキシ-2-メトキシフェニル)-エタノン(4'-ヒド
ロキシ-2'-メトキシアセトフェノン)、1-(4-ヒドロキシ-2-メトキシフェニル)-1-プロパ
ノン(4'-ヒドロキシ-2'-メトキシプロピオフェノン)、1-(2,4-ジメトキシフェニル)-エタ
ノン(2',4'-ジメトキシアセトフェノン)、1-(2,4-ジメトキシフェニル)-1-プロパノン(2'
50
(17)
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,4'-ジメトキシプロピオフェノン)、ラクトン誘導体(1,6-ジオキサスピロ[4.4]ノナン-2,
7-ジオン、1,6-ジオキサスピロ[4.5]デカン-2,7-ジオン、4-トリデカノリド、4-ドデカノ
リド、4-ウンデカノリド、4-デカノリド、4-ノナノリド、4-オクタノリド、4-ヘプタノリ
ド、5-ドデカノリド、5-ウンデカノリド、5-デカノリド、5-ノナノリド、5-オクタノリド
、2-ウンデセン-4-オリド、2-デセン-4-オリド、2-ノネン-4-オリド、2-ヘプテン-4-オリ
ド、2-ウンデセン-5-オリド、2-デセン-5-オリド、2-ノネン-5-オリド、2-オクテン-5-オ
リド、4-メチル-4-ドデカノリド、4-メチル-4-ウンデカノリド、4-メチル-4-デカノリド
、4-メチル-4-ノナノリド、4-メチル-4-ヘプタノリド、5-メチル-5-ドデカノリド、5-メ
チル-5-ウンデカノリド、5-メチル-5-デカノリド、5-メチル-5-ノナノリド、5-メチル-5オクタノリド、2-メトキシカルボニル-4-ドデカノリド、2-メトキシカルボニル-4-ウンデ
10
カノリド、2-メトキシカルボニル-4-デカノリド、2-メトキシカルボニル-4-ノナノリド、
2-メトキシカルボニル-4-ヘプタノリド、2-メトキシカルボニル-5-ウンデカノリド、2-メ
トキシカルボニル-5-デカノリド、2-メトキシカルボニル-5-ノナノリド、2-メトキシカル
ボニル-5-オクタノリド、2-アリル-4-ウンデカノリド、2-アリル-5-デカノリド、2-アリ
ル-4-ノナノリド、2-ペンチル-4-ウンデカノリド、2-ペンチル-4-ノナノリド、2-メチル4-ウンデカノリド、2-メチル-4-ノナノリド、2-(4-ヒドロキシブチル)-4-ウンデカノリド
、2-(4-ヒドロキシブチル)-4-ノナノリド、2-(4-ヒドロキシブチル)-5-デカノリド、5-プ
ロピルオキシ-4-ペンタノリド、5-アリルオキシ-4-ペンタノリド、5-(2-ヒドロキシエト
キシ)-4-ペンタノリド、8-ヒドロキシ-4-オクタノリド、6-プロピルオキシ-5-ヘキサノリ
ド、6-アリルオキシ-5-ヘキサノリド、6-(2-ヒドロキシエトキシ)-5-ヘキサノリド、9-ヒ
20
ドロキシ-5-ノナノリド等)、エチノマイシン、イリフロレンタール、イリパリダール、2'
-8-C-グルコシル-7-メチルアロエソールクマロイルエステル、2'-8-C-グルコシル-7-メチ
ルアロエソールシンナモイルエステル、クロロピラミン、アニスエキス、アロエエキス、
イタドリ(虎杖根)エキス、オニバシリエキス、エビスグサエキス、ケツメイシ(決明子)エ
キス、オウギ(黄耆)エキス、キバナオウギエキス、オオカラスウリ(カロコン)エキス、オ
ナモミ(蒼耳子)エキス、オニノヤガラ(天麻)エキス、カキョクエキス、オオイタドリエキ
ス、ウヤクエキス、カボチャエキス、ガマ(蒲黄)エキス、カンスイ(甘遂)エキス、キンミ
ズヒキ(仙鶴草)エキス、クロモジエキス、クロクモソウエキス、サイザル(サイザルアサ)
エキス、サキシマボタンヅルエキス、シナボタンヅルエキス、シナセンニンソウ(威霊仙)
エキス、オオシマザクラエキス、オオヤマザクラエキス、マメザクラエキス、タカネザク
30
ラエキス、コヒガンエキス、サトザクラエキス、シオン(紫苑)エキス、シュロエキス、シ
ロバナイリスエキス、センニンソウ(大蓼)エキス、タムシバ(辛夷)エキス、ダイモンジソ
ウエキス、ツキミソウエキス、トシシエキス、マメダオシエキス、ネナシカズラエキス、
ニガヨモギエキス、ノコギリソウエキス、ハクセン(白癬皮)エキス、ディルエキス、ハチ
ジョウイタドリエキス、ハマビシエキス、ヒトツバ(石葦)エキス、ヒメガマ(香蒲)エキス
、ビャクシエキス、フローラルブランカエキス、ハミュラエキス、ハマヨモギエキス、セ
イヨウヒルガオエキス、ビャクダンエキス、マンネンタケ(霊芝)エキス、メハジキ(益母
草)エキス、カワヤナギエキス、アカメヤナギエキス、ネコヤナギエキス、イヌコリヤナ
ギエキス、キヌヤナギエキス、コリヤナギエキス、ウンリュウヤナギエキス、ミヤマヤナ
ギエキス、ヤマヤナギエキス、オオバヤナギエキス、タイリクキヌヤナギエキス、キツネ
40
ヤナギエキス、ドロノキエキス、ヤマモモ(楊梅皮)エキス、リュウゼツランエキス、アオ
ノリュウゼツランエキス、フクリンリュウゼツランエキス、ミツマタエキス、アオノリエ
キス、ウスバアオノリエキス、スジアオノリエキス、ヒラアオノリエキス、ボウアオノリ
エキス、ホソエダアオノリエキス、コンブエキス、マコンブエキス、リシリコンブエキス
、ホソメコンブエキス、ミツイシコンブエキス、ワカメエキス、ヒロメエキス、アオワカ
メエキス、ヒジキエキス、ヒバマタエキス、ウミウチワエキス、ウスバウミウチワエキス
、キレバノウミウチワエキス、アカバウミウチワエキス、コナウミウチワエキス、オキナ
ウチワエキス、ウスユキウチワエキス
、エツキウミウチワエキス、トゲキリンサイエキス、アマクサキリンサイエキス、キリン
サイエキス、ビャクシンキリンサイエキス、ツノマタエキス、イボツノマタエキス、マル
50
(18)
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バツノマタエキス、ヒラコトジエキス、スギノリエキス、シキンノリエキス、カイノリエ
キス、ヤハズグサエキス、ウラボシヤハズエキス、ウミウチワエキス、イシモズクエキス
、ミスジコンブエキス、アツバミスジコンブエキス、イソモクエキス、ナガシマモクエキ
ス、シダモクエキス、ネジモクエキス、ナラサモエキス、マメタワラエキス、タツクリエ
キス、ヤツマタモクエキス、ウミトラノオエキス、オオバモクエキス、フシスジモクエキ
ス、ハハキモクエキス、ヨレモクエキス、ノコギリモクエキス、オオバノコギリモクエキ
ス、ムカデノリエキス、ヌラクサエキス、クロヌラクサエキス、オオムカデノリエキス、
マツノリエキス、オオオゴノリエキス、カイメンソウエキス、フシツナギエキス、ヒメフ
シツナギエキス、ヒロハフシツナギエキス、クロソゾエキス、コブソゾエキス、ハネソゾ
エキス、ソゾノハナエキス、ハケサキノコギリヒバエキス、ティラエキス、カモーテデア
10
ザフランエキス、ハマイカエキス、ポレオベルデエキス、ナボネグロエキス、チョウセン
ゴミシエキス、マツブサエキス、ビナンカズラエキス等が挙げられる。 【0037】
メラニン生成促進剤
本発明にはメラニン生成促進剤を添加することができる。メラニン生成促進剤の具体例
として、サリチル酸又はその塩並びにそれらの誘導体(サリチル酸グルコシド、サリチル
酸脂肪酸エステル、サリチル酸アルコールエーテル、サリチル酸アミド類等)、サリチル
アルコール又はその塩並びにそれらの誘導体、アピゲニン、アメントフラボン、サンショ
ウエキス、ウドエキス、シシウドエキス、ニリンソウエキス、カシエキス、ウシタキソウ
エキス、カッコウアザミエキス、ギシギシ(羊蹄根)エキス、ギムネマ・シルベスタエキス
20
、カロオウエキス、ギョクヨウキンカエキス、コンロンカエキス、サブンリョウエキス、
ジャスミン(マツリカ)エキス、タチアオイエキス、ショウライトウエキス、シロイヌナズ
ナエキス、スズランエキス、ソウウズエキス、デイコエキス、トチュウ(杜仲)エキス、ナ
ギイカダ(ブッチャーブルーム)エキス、テッポウウリエキス、トキワマンサクエキス、ナ
ンキンハゼエキス、ニワウルシエキス、ナデシコエキス、ミチヤナギエキス、ニワヤナギ
エキス、モロヘイヤ(黄麻)エキス、タチヤナギエキス、シダレヤナギエキス、モクレンエ
キス、ヤハズソウエキス、タマザキフジメエキス、リョウカオウエキス、アミジグサエキ
ス、貝類エキス(コックルエキス、ミドリイガイエキス、カキエキス、ヨーロッパガキエ
キス、ホタテガイエキス、アサリエキス、ハマグリエキス、バカガイエキス、イソシジミ
ガイエキス、アカガイエキス、アワビエキス、サザエエキス、バイエキス等)等が挙げら
30
れる。 【0038】
保湿剤
本発明には保湿剤を添加することができる。保湿剤の具体例として、アラビアゴム、ベ
ンゾインゴム、ダンマルゴム、グアヤク脂、アイルランド苔、カラヤゴム、トラガントゴ
ム、キャロブゴム、クインシード、寒天またはその誘導体、カゼイン、グルコース、ガラ
クトース、マンノース、キシロース、フルクトース、マルトース、イソマルトース、セロ
ビオース、ゲンチオビオース、トレハロース、コージビオース、ラミナリビオース、ニゲ
ロース、サンブビオース、ネオヘスペリドース、アピオース、ハマメロース、ストレプト
ース、ヒドロキシストレプトース、ジヒドロストレプトース、2-メチルエリトロース又は
40
その誘導体、2-メチルエリトロノラクトン、マイカロース、クラジノース、アクセノース
、アルカノース、オリボマイコース、クロモース、エバミコース、ビネロース、ノガロー
ス、ビレノース、ノビオース、モエニュロン酸、ガロサミン、シビロサミン、N-アシルカ
ンソサミン、バンコサミン、エバニトロース、ルブラニトロース、テトロニトロース、ピ
ラロース、α-オクトース、トリオキサカルシノース、アルドガロース、ブラストマイノ
シン等の糖類又はそのエステル、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、プロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2-ペンタンジオール、1,
5-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,6-ヘキサンジオール、マンニトール及び
ソルビトール、エタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、2-ア
ミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、1,2-プロパンジオール、1,3-プロパンジオール、
50
(19)
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ポリプロピレングリコール、1,2-ブタンジオール、1,3-ブタンジオール、1,4-ブタンジオ
ール、イソペンタンジオール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール、1,3-ペン
タンジオール、1,4-ペンタンジオール、1,2,3-ペンタントリオール、2,3,4-ペンタントリ
オール、1,3,4-ペンタントリオール、1,3,5-ペンタントリオール、1,3-ヘキサンジオール
、1,4-ヘキサンジオール、1,5-ヘキサンジオール、1,2,3-ヘキサントリオール、1,3,4-ヘ
キサントリオール、1,3,5-ヘキサントリオール、1,4,6-ヘキサントリオール、エリスリト
ール、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トレイトール、アラビトール、
キシリトール、リビトール、ガラクチトール、ラクチトール、マルチトール、イノシトー
ル、パンテノール、ラミニトール、バリエナミン、バリダミン、バリダトール、トレハロ
ース又はその誘導体、D-マンノサミンおよびその誘導体、イソマルトオリゴ糖(パノース)
10
、プリメベロース又はその誘導体、デキストリン、ゼラチン、ペクチン、デンプン、カラ
ギーナン、カルボキシメチルキチン又はキトサン、エチレンオキサイド等のアルキレン(C
2∼C4)オキサイドが付加されたヒドロキシアルキル(C2∼C4)キチン又はキトサン、低分子
キチン又はキトサン、キトサン塩、硫酸化キチン又はキトサン、リン酸化キチン又はキト
サン、アルギン酸又はその塩、ヒアルロン酸又はその塩、コンドロイチン硫酸又はその塩
、β-1,3-グルカン、β-1,4-グルカン、β-1,6-グルカン、ヘパリン、エチルセルロース
、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、カル
ボキシエチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、ニトロセルロース、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
20
ルメタアクリレート、ポリアクリル酸塩、ポリエチレンオキサイドやポリプロピレンオキ
サイド等のポリアルキレンオキサイド又はその架橋重合物、カルボキシビニルポリマー、
ポリエチレンイミン、デルマタン硫酸、ケラタン硫酸等の水溶性高分子類、グリセリン脂
肪酸ピロリドンカルボン酸エステル類、グリセリン脂肪酸アセチルアミノ酸エステル類、
ピロリドンカルボン酸又はその塩、ポリアスパラギン酸又はその塩、ポリグルタミン酸又
はその塩、ポリリジン又はその塩、乳酸ナトリウム、ヒダントイン及びその誘導体、N-pビニルベンジル-D-セロビオンアミド、N-p-ビニルベンジル-D-ラクトンアミド、N-p-ビニ
ルベンジル-D-マルトンアミド、N-p-ビニルベンジル-D-グルコンアミド、グルコシルオキ
シエチルメタクリレート、ガラクトシルオキシプロピルアクリレート、マンノシルオキシ
エチルメタクリレート、グルタミルリジン、グルタウリン、1,2,4-ブタントリオール、カ
30
ラン-3,4-ジオール、アズキサポニン(3-o-[β-D-グルコピラノシル-β-D-グルクロノピラ
ノシル]-ソホラジオール、3-o-[β-D-グルコピラノシル-3-D-グルクロノピラノシル]-ソ
ーヤサポゲノールB、3-o-[β-D-グルコピラノシル-β-D-グルクロノピラノシル]-アズキ
サポゲノール、3-o-[β-D-グルコピラノシル]-28-o-[β-D-グルコピラノシル-β-D-グル
コピラノシル]-ジプソゲン酸、3-o-[α-L-ラムノピラノシル-β-D-グルコピラノシル-βD-グルクロノピラノシル]-ソーヤサポゲノールB、3-o-[β-D-グルコピラノシル-β-D-グ
ルクロノピラノシル]-29-o-[β-D-グルコピラノシル-β-D-グルコピラノシル]-アズキサ
ポゲノール等)、アオキ(青木)エキス、アオギリエキス、ケナシアオギリ(梧桐)エキス、
アカショウマ(赤升麻)エキス、アカツメクサエキス、アキカラマツエキス、アグアヘ(オ
オミテングヤシ)エキス、マルバアサガオエキス、アサガオ(牽牛子)エキス、アチラ(ショ
40
クヨウカンナ)エキス、アブラナエキス、アマチャズルエキス、アマナ(光慈姑)エキス、
ヒユエキス、ハゲイトウエキス、ヒモゲイトウエキス、センニンコクエキス、スギモリゲ
イトウエキス、ホソアオゲイトウエキス、アオゲイトウエキス、ハリビユエキス、アオス
ズランエキス、アマラントウス・ヒポコンドリアクスエキス、アリストロメリア(ユリズ
イセン)エキス、アルカナ(アルカンナ)エキス、アルガローボ(キャベ)エキス、アロエベ
ラエキス、イグサ(灯心草)エキス、イチイ(一位)エキス、イチゴエキス、イナゴマメエキ
ス、イヌナズナ(テイレキシ)エキス、イネエキス、イワタバコ(岩萵苣)エキス、イワヒバ
エキス、イワマツ(巻柏)エキス、ウィート(チブサノキ)エキス、ウキクサ(浮萍)エキス、
ウスベニタチアオイエキス、ウスベニアオイエキス、ウニャデガト(ウンカリア)エキス、
エノキタケ(榎茸)エキス、エリンギィエキス、プレロータスエリンジエキス、オオガタホ
50
(20)
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ウケンエキス、オオグルマ(土木香)エキス、オオホシグサ(穀精草)エキス、オカエキス、
オカゼリ(蛇床子)エキス、オクラエキス、オニドコロエキス、トコロエキス、ナガドコロ
(ヒカイ)エキス、オノニスエキス、オユーコエキス、カキオドシエキス、カントリソウ(
蓮銭草)エキス、ガクアジサイエキス、カスカラサグラダエキス、カスミソウエキス、オ
タネニンジンエキス、カニーワエキス、カーネーションエキス、ガーベラエキス、カムカ
ム(カモカモ)エキス、カラーエキス、カラスムギエキス、カリン(木瓜)エキス、カワラサ
イコ(委陵菜、翻白草)エキス、カワヂシャエキス、カワラナデシコ(石竹)エキス、エゾカ
ワラナデシコ(瞿麦、瞿麦子)エキス、カンタラアサエキス、キクタニギクエキス、キヌア
(キノア)エキス、キャベツエキス、キウイエキス、キュウリエキス、ギョリュウ(西河柳
、てい柳)エキス、キランソウ(金瘡小草)エキス、グアユーレエキス、クサスギカズラ(天
10
門冬)エキス、クズ(葛根)エキス、クソニンジン(黄花蒿)エキス、クプアスエキス、グン
バイナズナ(セキメイ、セキメイシ)エキス、ケンポナシ(キグシ)エキス、ゲッカビジン(
月下美人)エキス、コオウレン(胡黄連)エキス、ココヤシエキス、コスモスエキス、コボ
タンヅルエキス、コメ油エキス、コンニャクエキス、サフラン(番紅花、西紅花)エキス、
サポジラエキス、サングレデグラード(クロトン)エキス、サンシチニンジン(三七人参)エ
キス、シア(カリテ)エキス、シアノキエキス、シイタケ(椎茸)エキス、シメジエキス、ヒ
ンシメジエキス、シャカシメジエキス、ハタケシメジエキス、オシロイシメジエキス、ブ
ナシメジエキス、ホンジメシエキス、シロタモギタケエキス、シモクレン(辛夷)エキス、
サイシンエキス、サボテンエキス、ジャノヒゲ(麦門冬)エキス、シュクコンカスミソウエ
キス、ジョウザンアジサイ(常山)エキス、シロゴチョウエキス、シロトウアズキ(鶏骨草)
20
エキス、ジンチョウゲ(瑞香、瑞香花、沈丁花)エキス、スイカ(西瓜)エキス、スズサイコ
(徐長卿)エキス、スベリヒユ(馬歯けん、馬歯けん子)エキス、セッコクエキス、サクラセ
ッコクエキス、コウキセッコクエキス、オオバナセッコクエキス、オキナワセッコクエキ
ス、ホンセッコクエキス、コチョウセッコクエキス、シカクセッコクエキス、キバナノセ
ッコクエキス、セドロン(ボウシュウボク)エキス、ゼニアオイエキス、セロリエキス、セ
ンシンレン(穿心連)エキス、ダイコン(大根)エキス、タカサブロウ(旱蓮草)エキス、タチ
ドコロ(ヒカイ)エキス、ダリア(テンジクボタン)エキス、タルウィエキス、センキンシエ
キス、ソウジュツエキス、チャンカピエドラ(キダチコミカンソウ)エキス、チューリップ
エキス、チョロギエキス、ツクリタケ(マッシュルーム)エキス、ツバキエキス、ツメクサ
(漆姑草)エキス、トウナベナ(川断)エキス、トウモロコシエキス、トウモロコシ毛(南蛮
30
毛)エキス、トクサ(木賊)エキス、トネリコ(秦皮)エキス、トルコキキョウエキス、ナタ
マメエキス、タテハキ(刀豆)エキス、ナベナ(続断)エキス、ナメコエキス、ナンバンカラ
ムシ(苧麻)エキス、ニオイスミレエキス、ニクズクエキス、ネムノキエキス、ネブエキス
、ネビエキス、ネムリノキエキス、ジゴクバナ(合歓)エキス、ノゲイトウエキス、ハイリ
ンドウエキス、ハウチワエキス、ハウチマメエキス、パパイヤエキス、パハロボボエキス
、バラタゴムノキエキス、ハラタケエキス、シロオオハラタケエキス、ウスキモリノカサ
エキス、ハランエキス、バルサミーナ(ツルレイシ、ニガウリ)エキス、ハルリンドウエキ
ス、ハンダイカイ(胖大海)エキス、ヒグルマダリアエキス、ビートエキス、ヒバエキス、
ヒマワリエキス、ピーマンエキス、ヒメウズ(天葵)エキス、ヒメマツタケ(カワリハラタ
ケ、ヒロマツタケ)エキス、トウチュウカソウ(冬虫夏草)エキス、ブラジルカンゾウエキ
40
ス、ヘーゼルナッツエキス、ヘチマエキス、ベンケイソウエキス、イキクサ(景天)エキス
、ホウキギエキス、ニワクサエキス、ネンドウエキス、ハハキギ・コキア(地膚子)エキス
、ホウセンカ(鳳仙、急性子、透骨草)エキス、フタマタハコベエキス、ホソバノキリンソ
ウ(景天三七)エキス、ホホバエキス、ボリジ(ルリチシャ)エキス、ボルドーエキス、ホン
オニク(肉じゅ蓉、大芸)エキス、ホンセッコク(鉄皮石斛、雀山石斛)エキス、マカエキス
、マカデミアナッツエキス、マーガレット(モクシュンギク)エキス、タマノウゼンハレン
エキス、キュウコンキンレンカエキス、マタタビ(木天蓼)エキス、マツカサエキス、マツ
ホド(茯苓)エキス、マティコ(コルドンシージョ)エキス、マルメロエキス、マレイン(ビ
ロウドモウズイカ)エキス、マンサーニャ(アンデスカミツレ)エキス、ミズオオバコエキ
ス、ミズアサガオ(竜舌草)エキス、ムギワラギクエキス、ムニャエキス、ムラサキシキブ
50
(21)
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エキス、オオムラサキシキブ(紫珠)エキス、ムラサキナツフジ(昆明鶏血藤)エキス、モジ
ェ(コショウボク)エキス、モチノキエキス、ヤーコンエキス、ヤシエキス、ヤブタバコ(
鶴虱、天名精)エキス、マロニエエキス、モッカエキス、ユリエキス、ライガン(雷丸)エ
キス、ライムエキス、ライムギエキス、ラッキョウエキス、エシャロット(薤白)エキス、
リンゴエキス、リンドウエキス、レイシ(茘枝、茘枝核)エキス、レンゲソウエキス、ヨク
イニンエキス、ミニササニシキエキス、クロレラ・ブルガリスエキス、クロレラ・ピレノ
イドサエキス、クロレラ・エリプソイデイアエキス、マクロシスティス・ピリフェラエキ
ス、ユイキリエキス、トサカノリエキス、オニクサエキス、アマクサノリエキス、アオミ
ドロエキス、カワノリエキス、マリモエキス、モツキヒトエエキス、エゾヤハズエキス、
ハバノリエキス、セイヨウハバノリエキス、ワタモエキス、アナメエキス、スジメエキス
10
、トロロコンブエキス、アントクメエキス、ツルアラメエキス、クロシオメエキス、ネコ
アシコンブエキス、アイヌワカ
メエキス、チガイソエキス、エゾイシゲエキス、ヤバネモクエキス、ラッパモクエキス、
ウガノモクエキス、ジョロモクエキス、ヒエモクエキス、タマナシモクエキス、ホンダワ
ラエキス、スギモクエキス、ウシケノリエキス、スサビノリエキス、アケボノモズクエキ
ス、ウミゾウメンエキス、フサノリエキス、ホソバナミノハナエキス、ハナフノリエキス
、イトフノリエキス、カギノリエキス、ミリンエキス、ホソバミリンエキス、キクトサカ
エキス、エゾナメシエキス、イバラノリエキス、カギイバラノリエキス、サイダイバラエ
キス、タチイバラエキス、オゴノリエキス、ツルシラモエキス、ハチジョウテングサモド
キエキス、オキツノリエキス、アカバギンナンソウエキス、納豆菌培養代謝物、納豆抽出
20
エキス、ヘチマ水、シラカバ(白樺)又は赤松の樹液等が挙げられる。
【0039】
細胞賦活作剤・代謝活性化剤
本発明には細胞賦活作剤・代謝活性化剤を添加することができる。細胞賦活作剤・代謝
活性化剤の具体例として、ビタミンA群:レチノール又はその塩並びにそれらの誘導体(リ
ノール酸レチニル、リノレン酸レチニル、オレイン酸レチニル、アラキドン酸レチニル等
のレチノール不飽和脂肪酸エステル等)、レチナール又はその塩並びにそれらの誘導体、
デヒドロレチナール又はその塩並びにそれらの誘導体、レチノイン酸又はその塩並びにそ
れらの誘導体、レチノイン酸類似化合物(4-[[[8-(3,5-ジメチルフェニル)-2-ナフタレニ
ル]カルボニル]アミノ]安息香酸、4-[[[8-(3-メチルフェニル)-2-ナフタレニル)カルボニ
30
ル]アミノ]安息香酸、4-[[[8-(4-メチルフェニル)-2-ナフタレニル]カルボニル]アミノ]
安息香酸、4-[[[8-(2-メチルフェニル)-2-ナフタレニル]カルボニル]アミノ]安息香酸、4
-[[[8-(3,4-ジメチルフェニル)-2-ナフタレニル]カルボニル]アミノ]安息香酸、4-[[[8-(
2,4-ジメチルフェニル)-2-ナフタレニル]カルボニル]アミノ]安息香酸、4-[[[8-(2-イソ
プロピルフェニル)-2-ナフタレニル]カルボニル]アミノ]安息香酸、4-[[[8-(2-エチルフ
ェニル)-2-ナフタレニル]カルボニル]アミノ]安息香酸、4-[[[8-(2-フルオロフェニル)-2
-ナフタレニル]カルボニル]アミノ]安息香酸、4-[[[8-(2-メトキシフェニル)-2-ナフタレ
ニル]カルボニル]アミノ]安息香酸、4-[[(8-ベンジル-2-ナフタレニル)カルボニル]アミ
ノ]安息香酸、4-[(E)-2-(8-フェニル-2-ナフタレニル)プロペニル]安息香酸)、レチノー
ル酸誘導体(4-ヒドロキシフェニルレチナミド)、レチノイド類似化合物(4-[[(5,6-ジヒド
40
ロ-5,5-ジメチル-8-エチル-2-ナフタレニル)アミノ]カーボニル]安息香酸、4-[[(5,6-ジ
ヒドロ-5,5,8-トリメチル-2-ナフタレニル)アミノ]カーボニル]安息香酸、4-[[(5,6-ジヒ
ドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル-2-ナフタレニル)アミノ]カーボニル]安息香酸、 4-[[(5,
6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-エチル-2-ナフタレニル)カーボニル]アミノ]安息香酸、4-[[
(5,6-ジヒドロ-5,5,8-トリメチル-2-ナフタレニル)−カーボニル]アミノ]安息香酸、4-(E
)-[2-(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル-2-ナフタレニル)-1-プロペニル]安息香酸
、4-[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル-2-ナフタレニル)オキシ]カーボニル]安
息香酸、4-[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル-2-(ナフタレニル)カーボニル]ア
ミノ]安息香酸、4-[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル-2-(ナフタレニル)カーボ
ニル]オキシ]安息香酸、4-[[5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-(2-フルオロフェニル)-ナフ
50
(22)
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タレニル]カーボニル]アミノ]安息香酸、4-[[(5,6-ジヒドロ-5,5,6-トリメチル]-8-フェ
ニル-2-(ナフタレニル)カーボニル]アミノ]安息香酸、4-[[(5,6-ジヒドロ-5,5,7-トリメ
チル-8-フェニル-2-ナフタレニル)カーボニル]安息香酸、4-[[(E)-(5,6-ジヒドロ-5,5-ジ
メチル-8-フェニル)-2-ナフタレニル]ビニル]安息香酸、4-[[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチ
ル-8-フェニル)-2-ナフタレニル]カーボニル]スルファミル]安息香酸、4-[[[(5,6-ジヒド
ロ-5,5-ジメチル-8-フェニル-2-ナフタレニル]スルファミル]カーボニル]安息香酸、4-[[
(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル)-2-ナフタレニル]エチル]安息香酸、4-[[[(5,6
-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル)-2-ナフタレニル]チオカーボニル]アミノ]安息香酸
、4-[[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル)-2-ナフタレニル]カーボニル]メチル]
安息香酸、4-[[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル)-2-ナフタレニル]メチル]オキ
10
シ]安息香酸、4-[[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル)-2-ナフテニル]オキシ]メ
チル]安息香酸、4-[[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-(2,4-ジメチルフェニル)]-2-ナフ
タレニル]カーボニル]アミノ]安息香酸、4-[[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-(4-メチル
フェニル)]-2-ナフタレニル]カーボニル]アミノ]安息香酸、4-[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメ
チル-8-フェニル)-2-ナフタレニル]エチル]安息香酸、4-[[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル
-8-フェニル)-2-ナフタレニル]スルファミル]メチル]安息香酸、4-[[(5,6-ジヒドロ-5,5ジメチル-8-フェニル)-2-ナフタレニル]メチル]アミノ]安息香酸、4-[[[(5,6-ジヒドロ-5
,5-ジメチル-8-フェニル)-2-ナフタレニル]アミノ]チオカーボニル]安息香酸、4-[[[(5,6
-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル)-2-ナフタレニル]メチル]スルファミル]安息香酸、
4-[[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル-2-ナフタレニル]アミノ]メチル]安息香酸
20
、4-[[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル)-2-ナフタレニル]カーボニル]アミノ]2-ヒドロキシ安息香酸、4-[[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル)-2-ナフタレニル
]カーボニル]アミノ]-2-ニトロ安息香酸、4-[[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル
)-2-ナフタレニル]カーボニル]アミノ]-2-フルオロ安息香酸、4-[[[(5,6-ジヒドロ-5,5ジメチル-8-フェニル-2-ナフタレニル]カーボニル]アミノ]-2-メトキシ安息香酸、4-[[[(
5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-(2-ナフタレン)]-2-ナフタレニル]カーボニル]アミノ]安
息香酸、4-[[(5,6-ジヒドロ-8-フェニル-2-ナフタレニル)カーボニル]アミノ安息香酸、4
-[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル-2-ナフタレニル)カーボニル]アミノ]-3-フ
ルオロ安息香酸、4-[[(5,6-ジヒドロ-5,5-ジメチル-8-フェニル-2-ナフタレニル)カーボ
ニル]アミノ]-3-メチル安息香酸、4-[[(5,8,10,10a-テトラヒドロ-10,10-ジメチル-9-フ
30
ェニル-2-アンスラセニル)カーボニル]アミノ]安息香酸、4-[[(1,1-ジメチル-3-フェニル
-1H1-インデン-5-イル)アミノ]カーボニル]安息香酸、4-[(1,1-ジメチル-3-フェニル-1Hインデン-5-イル-オキシメチル)安息香酸、4-[2-(1,1-ジメチル-3-フェニル-1H-インデン
-5-イル)ビニル]安息香酸、4-[(1,1-ジメチル-3-フェニル-1H-インデン-5-カーボニル)ア
ミノ]安息香酸)、カロチン又はその塩並びにそれらの誘導体(αカロチン、βカロチン、
γカロチン、リコピン、クリプトキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン、イソゼアキサ
ンチン、ロドキサンチン、カプサンチン、クロセチン等のカロチノイド)、リコピン又は
その塩並びにそれらの誘導体、ビタミンB群:チアミン又はその塩並びにそれらの誘導体(
チアミン塩酸塩、チアミンジスルフィド、ビスベンチアミン、ビスイブチアミン、チアミ
ンモノホスフェイトジスルフィド、ベンフォチアミン、シコチアミン、オクトチアミン、
40
ジセチアミン、フルスルチアミン、プロスルチアミン、アスタキサンチンチアミンリン酸
ジエステル等)、チアミン硫酸塩、リボフラビン又はその塩並びにそれらの誘導体(フラビ
ンアデニンジヌクレオチド、フラビンモノヌクレオチド、リボフラビンリン酸ジエステル
、1-β-D-リボフラノシルニコチンアミドピロリン酸ジエステル、1-β-D-リボフラノシル
ニコチン酸等)、ピリドキシン又はその塩並びにそれらの誘導体(3,4-ジパルミチン酸ピリ
ドキシン、3,4-ジカプリル酸ピリドキシン、ピリドキシン硫酸ジエステル等)、ピリドキ
サール又はその塩並びにそれらの誘導体、ピリドキサミン又はその塩並びにそれらの誘導
体、シアノコバラミン又はその塩並びにそれらの誘導体、コバラミン類(メチルコバラミ
ン、アデノシルコバラミン、ヒドロキソコバラミン、アクアコバラミン等)、葉酸又はそ
の塩並びにそれらの誘導体、ニコチン酸又はその塩並びにそれらの誘導体、パントテン酸
50
(23)
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又はその塩並びにそれらの誘導体、ビオチン又はその塩並びにそれらの誘導体、コリン又
はその塩並びにそれらの誘導体、イノシトール又はその塩並びにそれらの誘導体、ビタミ
ンC群:アスコルビン酸又はその塩並びにそれらの誘導体、ビタミンD群:エルゴカルシフ
ェロール又はその塩並びにそれらの誘導体、コレカルシフェロール及びその塩並びにそれ
らの誘導体(1α-ヒドロキシ-22-[(1-ヒドロキシ-1-メチル)-2-シクロペンテン-4-イル-オ
キシ]-23,24,25,26,27-ペンタノルコレカルシフェロール、[1R,4R]-1α-ヒドロキシ-22-[
(1-ヒドロキシ-1-メチル)-2-シクロペンテン-4-イル-オキシ]-23,24,25,26,27-ペンタノ
ルコレカルシフェロール、[1R,4S]-1α-ヒドロキシ-22-[(1-ヒドロキシ-1-メチル)-2-シ
クロペンテン-4-イル-オキシ]-23,24,25,26,27-ペンタノルコレカルシフェロール、[1S,4
R]-1α-ヒドロキシ-22-[(1-ヒドロキシ-1-メチル)-2-シクロペンテン-4-イル-オキシ]-23
10
,24,25,26,27-ペンタノルコレカルシフェロール、[1S,4S]-1α-ヒドロキシ-22-[(1-ヒド
ロキシ-1-メチル)-2-シクロペンテン-4-イル-オキシ]-23,24,25,26,27-ペンタノルコレカ
ルシフェロール等)、ジヒドロタキステロール又はその塩並びにそれらの誘導体、ビタミ
ンE群:トコフェロール又はその塩並びにそれらの誘導体、トコトリエノール又はその塩
並びにそれらの誘導体、ユビキノン又はその塩並びにそれらの誘導体、ビタミンK群:フ
ィトナジオン又はその塩並びにそれらの誘導体、メナキノン又はその塩並びにそれらの誘
導体、メナジオン又はその塩並びにそれらの誘導体、メナジオール又はその塩並びにそれ
らの誘導体、ビタミンF群:リノール酸又はその塩並びにそれらの誘導体、リノレン酸又
はその塩並びにそれらの誘導体、アラキドン酸又はその塩並びにそれらの誘導体等、カル
ニチン又はその塩並びにそれらの誘導体、フェルラ酸又はその塩並びにそれらの誘導体、
20
γ-オリザノール又はその塩並びにそれらの誘導体、オロット酸又はその塩並びにそれら
の誘導体、ビタミンP群:ルチン又はその塩並びにそれらの誘導体、エリオシトリン又は
その塩並びにそれらの誘導体、ヘスペリジン又はその塩並びにそれらの誘導体、ビタミン
L群:アントラニル酸又はその塩並びにそれらの誘導体、アデニルチオメチルペントース
又はその塩並びにそれらの誘導体、ビタミンU群:メチルメチオニンスルホニウム塩化物
又はその誘導体、バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニル
アラニン、トリプトファン、リジン、グリシン、アラニン、アスパラギン、グルタミン、
セリン、システイン、シスチン、チロシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギ
ン酸、グルタミン酸、ヒドロキシリジン、アルギニン、オルニチン、ヒスチジン又はその
誘導体(N-オクチルオキシカルボニル-β−アラニル-L-ヒスチジン、N-ドデシルオキシカ
30
ルボニル-β-アラニル-L-ヒスチジン、N-(12-アミノ-1-オキソドデシル)-L-ヒスチジン、
N-2-エチルヘキシルオキシカルボニル-β-アラニル-L-ヒスチジン塩酸塩、N-ヘキサデシ
ルオキシカルボニル-β-アラニル-L-ヒスチジン、N-オクチルアミノカルボニル-β-アラ
ニル-L-ヒスチジン、N-ドデシルアミノカルボニル-β-アラニル-L-ヒスチジン、N-ドデシ
ルスルホニル-β-アラニル-L-ヒスチジン、N-ドデシルアミノ-オキサリル-β-アラニル-L
-ヒスチジン等)等や、それらの硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、クエン酸塩、あるいはピロリ
ドンカルボン酸等のアミノ酸誘導体等のアミノ酸類、グリコール酸、クエン酸、リンゴ酸
、酒石酸、乳酸、コハク酸等のα-ヒドロキシ酸類、2-ヒドロキシカルボン酸類(メチル乳
酸、2-ヒドロキシブタン酸、2-ヒドロキシペンタン酸、2-ヒドロキシヘキサン酸、2-ヒド
ロキシヘプタン酸、2-ヒドロキシオクタン酸、2-ヒドロキシノナン酸、2-ヒドロキシデカ
40
ン酸、2-ヒドロキシウンデカン酸、α-ヒドロキシラウリン酸、α-ヒドロキシミリスチン
酸、α-ヒドロキシパルミチン酸、α-ヒドロキシステアリン酸、α-ヒドロキシアラキド
ン酸、セレブロン酸、α-ヒドロキシネルボン酸、マンデル酸、ベンジル酸、フェニル乳
酸、アトロ乳酸、2-(4'-ヒドロキシフェニル)-2-ヒドロキシエタン酸、2-(4'-クロロフェ
ニル)-2-ヒドロキシエタン酸、2-(3'-ヒドロキシ-4'-メトキシフェニル)-2-ヒドロキシエ
タン酸、2-(4'-ヒドロキシ-3'-メトキシフェニル)-2-ヒドロキシエタン酸、3-(2'-ヒドロ
キシフェニル)-2-ヒドロキシプロパン酸、3-(4'-ヒドロキシフェニル)-2-ヒドロキシプロ
パン酸、2-(3',4'-ジヒドロキシフェニル)-2-ヒドロキシエタン酸、グリセリン酸、エリ
スロン酸、リボン酸、アラビノン酸、キシロン酸、リキソン酸、アロン酸、アルトロン酸
、グルコン酸、マンノン酸、グロン酸、イドン酸、ガラクトン酸、タロン酸、グルコヘプ
50
(24)
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トン酸、ガラクトヘプトン酸、タルトロン酸、ムチン酸等)、ポリヒドロキシカルボン酸
又はヒドロキシポリカルボン酸類(グルコノラクト
ン、ガラクトノラクトン、グルクロノラクトン、ガラクツロノラクトン、グロノラクトン
、リボノラクトン、糖酸ラクトン、パントイルラクトン、グルコヘプトノラクトン、マン
ノノラクトン、ガラクトヘプトノラクトン等)、2-ケト酸類(グリオキシル酸、2-ケトエタ
ン酸メチル、ベンゾイルギ酸、ベンゾイルギ酸メチル、ベンゾイルギ酸エチル、フェニル
ピルビン酸、フェニルピルビン酸メチル、フェニルピルビン酸エチル、2-ケトブタン酸、
2-ケトペンタン酸、2-ケトヘキサン酸、2-ケトヘプタン酸、2-ケトオクタン酸、2-ケトド
デカン酸、2-ケトオクタン酸メチル等)、キナ酸、イソクエン酸、トロパ酸、トレトカン
酸、3-クロロ乳酸、セレブロン酸、シトラマル酸、アガリシン酸、アロイリチン酸、パン
10
トイン酸、ラクトビオン酸、ヘキスロソン酸、感光素301号、ヒノキチオール、パント
テン酸又はその誘導体、アラントイン、ペンタデカン酸グリセリド、リノレン酸又はその
誘導体、エイコサペンタエン酸又はその誘導体、ドコサヘキサエン酸又はその誘導体、エ
ストラジオール、エテニルエストラジオール、アンチアロール又はその配糖体、リオニレ
シノール又はその配糖体、ロドデンドロール又はその配糖体、プラティフィロノール又は
その配糖体、ラクトン化合物(D-グルクロノ-6,3-ラクトン、α-D-グルコヘプトニックγ-ラクトン、δ-グルクロノラクトン、α,β-グルコオクトニック-γ-ラクトン、L-グ
ロニック-γ-ラクトン、γ-D-ガラクトノラクトン、D-サッカリック-1,4-ラクトン、D-サ
ッカリック-3,6-ラクトン、D-リボニック-γ-ラクトン、α-ブチロラクトン、γ-ブチロ
ラクトン、α-オクタノイックラクトン、γ-オクタノイックラクトン、ノナノイックラク
20
トン、γ-バレロラクトン、D-マンノイック-δ-ラクトン、D-キシロイック-δ-ラクトン
、D-アラビノイック-δ-ラクトン、ステアロイル-δ-グルコノラクトン、DL-パントラク
トン、パルミトイル-DL-パントラクトン等)、3-ヒドロキシ-3,4-ジカルボキシ-1,4-ブタ
ノリド又はその誘導体、6-ベンジルアミノプリン又はその誘導体、1,4-ジアザジシクロオ
クタン、2,5-ジメチルフラン、2-メチルフラン、2,5-ジフェニルフラン、1,3-ジフェニル
イソベンゾフラン、ルチン、テクトリゲニン7-キシロシルグルコサイド、カプトプリル、
アラセプリル、リシノプリル、エナラプリル、デラプリル、ベナゼプリル、シラザプリル
、イミダプリル、キナプリル、トランデラプリル、ペリンドプリル、テモカプリル、ロサ
ルタン、エンドセリン、ガラクトマンナンサッカライドポリマー、ムチン、トリメチルグ
リシン、プロテオグリカン、乳酸菌エキス、乳酸菌培養液エキス、乳酸菌発酵乳エキス、
30
ビフィズス菌エキス、ビフィズス菌培養液エキス、ビフィズス菌発酵乳エキス、胎盤エキ
ス、霊芝エキス、脾臓エキス、胸腺エキス、酵母エキス、酵母培養液エキス、酵母発酵エ
キス、糸状菌エキス、糸状菌培養液エキス、担子菌エキス、担子菌培養液エキス、細菌細
胞破砕抽出エキス、細菌培養液エキス、培養ヒト真皮細胞破砕抽出エキス、アカヤジオウ
(地黄)エキス、ウイキョウ(茴香)エキス、エゾウコギ(蝦夷五加)エキス、オオムギ(大麦)
エキス、オクルリヒゴタイ(禹州漏芦)エキス、コゴメバオトギリソウエキス、セイヨウオ
トギリソウエキス、オランダゼリエキス、オランダミツバエキス、カイケイジオウエキス
、ローマカミツレエキス、ガルシニアエキス、カワラニンジン(青蒿)エキス、カキランエ
キス、キラヤエキス、キンランエキス、ギンランエキス、キンセンカエキス、サカネラン
(エゾサカネラン)エキス、ササバギンランエキス、サワグルミ(山胡桃)エキス、シモツケ
40
ソウエキス、シャジン(沙参)エキス、スモモエキス、セイヨウグルミエキス、スギナエキ
ス、パイナップルエキス、ハクサンチドリエキス、ヒオウギ(射干)エキス、ブナエキス、
ホオズキ(登呂根)エキス、マイタケ(舞茸)エキス、ミソハギ(千屈菜)エキス、ムクゲ(木
槿)エキス、ムクロジ(延命皮)エキス、モヤシエキス、ユーカリエキス、ユキノシタ(虎耳
草)エキス、スアビシムス(甜涼)エキス、レタス(チシャ)エキス、アロエエキス、オウゴ
ンエキス、トンカマメエキス、ゴボウエキス、シコンエキス、ニンジンエキス、ハマメリ
スエキス、ホップエキス、ヨクイニンエキス、オドリコソウエキス、センブリエキス、ト
ウキエキス、トウキンセンカエキス、アマチャエキス、オトギリソウエキス、キュウリエ
キス、タチジャコウソウエキス、ローズマリーエキス、パセリエキス、サナダグサエキス
、フクリンアミジエキス、ガツガラコンブエキス、カキジマコンブエキス、オニコンブエ
50
(25)
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キス、ゴヘイコンブエキス、ナガコンブエキス、エンドウコンブエキス、オオチヂミコン
ブエキス、ガラガラエキス、ヒラガラガラエキス、ベニモズクエキス、ホソベニモズクエ
キス、カゲキノリエキス、エゾトサカエキス、シラモエキス、カバノリエキス等が挙げら
れる。 【0040】
抗酸化剤
本発明には抗酸化剤を添加することができる。抗酸化剤の具体例として、アスコルビン
酸又はその塩並びにそれらの誘導体(リン酸-L-アスコルビン酸マグネシウム、パルミチン
酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、、アスコルビン酸ヒドロキシプロリンリ
ン酸エステル、 5-o-α-D-グルコピラノシル-L-アスコルビン酸、L-アスコルビン酸リン
10
酸エステルナトリウム塩、L-アスコルビン酸リン酸エステルカリウム塩、L-アスコルビン
酸リン酸エステルマグネシウム塩、L-アスコルビン酸リン酸エステルカルシウム塩、L-ア
スコルビン酸リン酸エステルアルミニウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム
塩、L-アスコルビン酸硫酸エステルカリウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステルマグネシ
ウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステルカルシウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステルア
ルミニウム塩、L-アスコルビン酸ナトリウム塩、L-アスコルビン酸カリウム塩、L-アスコ
ルビン酸マグネシウム塩、L-アスコルビン酸カルシウム塩、L-アスコルビン酸アルミニウ
ム塩、6-o-α-D-ガラクトピラノシル-L-アスコルビン酸、2-o-β-D-ガラクトピラノシルL-アスコルビン酸、L-アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩、L-アスコルビン酸
リン酸エステルナトリウム塩、L-アスコルビン酸硫酸エステルナトリウム塩、6-o-アシル
20
アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、6-o-アシルアスコルビン酸リン酸エステル
アンモニウム塩、6-o-アシルアスコルビン酸リン酸エステルイソプロパノールアミン塩、
3-o-イソプロピル-L-アスコルビン酸、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルカリ
ウム塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルカルシウム塩、6-o-アルキルアスコ
ルビン酸リン酸エステルバリウム塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルアンモ
ニウム塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルモノエタノールアミン塩、6-o-ア
ルキルアスコルビン酸リン酸エステルジエタノールアミン塩、6-o-アルキルアスコルビン
酸リン酸エステルトリエタノールアミン塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステル
モノイソプロパノールアミン塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルジイソプロ
パノールアミン塩、6-o-アルキルアスコルビン酸リン酸エステルトリイソプロパノールア
30
ミン塩、3-o-グリコシル-L-アスコルビン酸、6-o-β-D-ガラクトピラノシル-L-アスコル
ビン酸、アスコルビン酸リン酸コレステロールエステル、パルミチン酸L-アスコルビル、
イソパルミチン酸L-アスコルビル、ジパルミチン酸L-アスコルビル、ジイソパルミチン酸
L-アスコルビル、ステアリン酸L-アスコルビル、イソステアリン酸L-アスコルビル、ジス
テアリン酸L-アスコルビル、ジイソステアリン酸L-アスコルビル、ミリスチン酸L-アスコ
ルビル、イソミリスチン酸L-アスコルビル、ジミリスチン酸L-アスコルビル、ジイソミリ
スチン酸L-アスコルビル、2-エチルヘキサン酸L-アスコルビル、ジ2-エチルヘキサン酸Lアスコルビル、オレイン酸L-アスコルビン酸、2-o-α-D-グルコシル-L-アスコルビン酸、
2-o-α-D-マルトシル-L-アスコルビン酸、2-o-α-D-マルトトリオシル-L-アスコルビン酸
、3-o-α-D-グルコシル-L-アスコルビン酸、2-o-α-D-マルトシル-L-アスコルビン酸、2-
40
o-α-D-マルトトリオシル-L-アスコルビン酸等、L-アスコルビン酸テトライソパルミチン
酸エステル、 L-アスコルビン酸テトララウリン酸エステル、L-アスコルビン酸テトラ-2エチルヘキサン酸エステル、L-アスコルビン酸テトラオレイン酸エステル、5,6-イソプロ
ピリデン-L-アスコルビン酸、L-アスコルビン酸レチノールエステル、L-アスコルビン酸
−DL-トコフェロールリン酸エステル、L-3-o-エチルアスコルビン酸、L-アスコルビン酸
トリステアレート、L-アスコルビン酸トリパルミテート、L-アスコルビン酸トリオレート
、L-アスコルビン酸トリリン酸エステル、2-o-アスコルビルシンナメート、2-o-アスコル
ビルフェルレート、2-o-アスコルビルカフェーエート、2-o-アスコルビルシナペート、2o-[6-パルミトイルアスコルビル]-4'-アセトキシフェルレート、DL-α-トコフェロール-2
-L-アスコルビン酸リン酸ジエステル、アスコルビン酸イノシトール結合誘導体、アスコ
50
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ルビン酸リンアミド誘導体、アスコルビン酸アルブチン結合体、アスコルビルホスホリル
コレステロール、クロマニルアスコルビン酸誘導体、アスコルビン酸シアル酸誘導体等)
、ステアリン酸エステル、トコフェロール又はその塩並びにそれらの誘導体(α-トコフェ
ロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロール、ε-トコフェロー
ル、α-トコフェリルレチノエート、アミノメチル化トコフェロール、ヒドロキシメチル
化トコフェロール、トコフェリルリン酸エステル、トコフェロールアセテート、トコフェ
ロールニコチネート、トコフェロールサクシネート、トコフェロールリノレート、トコフ
ェロールオロテート、DL-α-トコフェリルグルコシド、DL-α-トコフェリルマルトシド、
DL-β-トコフェリルグルコシド、DL-β-トコフェリルマルトシド、DL-γ-トコフェリルグ
ルコシド、DL-γ-トコフェリルマルトシド、DL-δ-トコフェリルグルコシド、DL-δ-トコ
10
フェリルマルトシド、D-α-トコフェリルグルコシド、D-α-トコフェリルマルトシド、Dβ-トコフェリルグルコシド、D-β-トコフェリルマルトシド、D-γ-トコフェリルグルコ
シド、D-γ-トコフェリルマルトシド、D-δ-トコフェリルグルコシド、D-δ-トコフェリ
ルマルトシド、L-α-トコフェリルグルコシド、L-α-トコフェリルマルトシド、L-β-ト
コフェリルグルコシド、L-β-トコフェリルマルトシド、L-γ-トコフェリルグルコシド、
L-γ-トコフェリルマルトシド、L-δ-トコフェリルグルコシド、L-δ-トコフェリルマル
トシド、1-(スルホエチルアミノ)-3-(α-トコフェリール-6-イロキシ)プロパン-2-オール
、1-(カルボキシプロピルアミノ)-3-(α-トコフェリール-6-イロキシ)プロパン-2-オール
塩酸塩、S-[3-(α-トコフェリール-6-イロキシ)-2-ハイドロキシプロピル]システイン、S
-[3-(α-トコフェリール-6-イロキシ)-2-ハイドロキシプロピル]-γ-グルタミルシステニ
20
ルグリシン、N-[3-(α-トコフェリール-6-イロキシ)-2-ハイドロキシプロピル]アスパラ
ギン酸、N-[3-(α-トコフェリール-6-イロキシ)-2-ハイドロキシプロピル]グルタミン酸
等)、トコトリエノール又はその塩並びにそれらの誘導体(α-トコトリエノール、β-トコ
トリエノール、γ-トコトリエノール、δ-トコトリエノール、トコトリエノールアセテー
ト、トコトリエノールニコチネート、トコトリエノールサクシネート、トコトリエノール
リノレート、トコトリエノールオロテート等)、ジヒドロピリジン誘導体(メチル-3-フェ
ニル-2-プロペニル 1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(3-ニトロフェニル)ピリジン-3,5-ジ
カルボキシレート及びその塩)、ベンゾクロマン誘導体、ノルジヒドログアセレテン酸、
ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ヒドロキシチロソ
ール、パラヒドロキシアニソール、コエンザイムQn(n=7∼10)、ピロロキノリンキノン
30
、没食子酸プロピル、セサモール、セサモリン、ゴシポール、マリチメイン、スルフレチ
ン、キサンテン-2,7-ジオール類、カフェオイルキナ酸類、プロポリス、カロテノイド類(
α-カロテン、β-カロテン、γ-カロテン、リコペン、ルテイン、ビオラキサンチン、ス
ピリロキサンチン、スフェロイデン、アスタキサンチン等)、フロロタンニン、アケビ(木
通)エキス、アマチャ(甘茶)エキス、ウーロンチャエキス、オランダビユエキス、カンラ
ンエキス、キンカンエキス、ゴバイシエキス、ゲンノショウコ(老鸛草)エキス、ゴマエキ
ス、ゴマ培養細胞エキス、ゴマノハグサ(玄参)エキス、コメヌカエキス、ザクロエキス、
サンショウ(山椒)エキス、セイヨウナシエキス、ダイオウ(大黄)エキス、トマトエキス、
ナンテン(南天実)エキス、ノアザミ(大薊)エキス、パプリカエキス、ピスタチオエキス、
ビワエキス、ビンロウ(大服皮、檳榔子)エキス、フキエキス、ボケ(木瓜)エキス、ホソバ
40
オグルマエキス、マオウ(麻黄)エキス、ミモザエキス、メボウキエキス、ヒメクマヤナギ
エキス、ヤナギタデエキス、ワタフジウツギ(密蒙花)エキス、クラミドモナスエキス、ア
カユキモエキス、コナウミウチワエキス、アカバウミウチワエキス、オトギリソウエキス
、ハマメリスエキス、チョウジエキス、メリッサエキス、エンメイソウエキス、シラカバ
エキス、サルビアエキス、ローズマリーエキス、南天実エキス、イチョウエキス、緑茶エ
キス、クローブエキス等が挙げられる。 【0041】
活性酸素消去剤・ラジカル消去剤
本発明には活性酸素消去剤・ラジカル消去剤を添加することができる。活性酸素消去剤
・ラジカル消去剤の具体例として、スーパーオキシドディスムターゼ、カタラーゼ、グル
50
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タチオンペルオキシダーゼ、ビリルビン、クエルセチン、クエルシトリン、カテキン、カ
テキン誘導体、ルチン又はその誘導体、没食子酸又はその塩並びにそれらの誘導体、クル
クミン又はその塩並びにそれらの誘導体、トランスフェリン、セルロプラスミン、コエン
ザイムQn(n=7∼10)、尿酸、ビリルビン、メタロチオネイン、スチルベンガロイル配糖
体(3,5,4'-トリヒドロキシスチルベン4'-o-β-D-(6"ガロイル)グルコピラノシド、3,5,4'
-トリヒドロキシスチルベン4'-o-β-D-(2"ガロイル)グルコピラノシド等)、クロロゲン酸
リン脂質エステル、クロロゲン酸スフィンゴシンエステル及びその誘導体、クロロゲン酸
糖脂質エステル、クロロゲン酸糖エステル、クロロゲン酸ステロールエステル、チアゾー
ル誘導体又はその塩(2-(3,4-ジエトキシフェニル)-4-(3-カルボキシ-4-ヒドロキシフェニ
ル)チアゾール、2-(3,4-ジエトキシフェニル)-4-[3-カルボキシ-4-ヒドロキシ-5-(2-メチ
10
ル-2-プロペニル)フェニル]チアゾール及び2-(3,4-ジエトキシフェニル)-4-(3-カルボキ
シ-4-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)チアゾール、2-(3,4-ジエトキシフェニル)-4-(3-カ
ルボキシ-5-メトキシフェニル)チアゾール)、ヒドロキシマタイレシノール、アロヒドロ
キシマタイレシノール、ヒダントイン誘導体、アカミノキ(ログウッド)エキス、アカメガ
シワ(赤芽柏)エキス、アカミノアカネエキス、セイヨウアカネエキス、アカネ(茜草根)エ
キス、アジサイ(紫陽花)エキス、アベマキエキス、イチジクエキス、イチョウ(銀杏)エキ
ス、アスパラガスエキス、ウメ(烏梅)エキス、ウラジロガシエキス、ウワウルシ(クマコ
ケモモ)エキス、エストラゴンエキス、エンジュ(槐花、槐花米)エキス、カシワ(槲樹、槲
葉)エキス、カセンソウエキス、カバエキス、カバノキエキス、クヌギ(樸ソウ)エキス、
キョウチクトウエキス、キシュウミカン(コウジ、タチバナ、オオベニミカン、フクレミ
20
カン、サガミコウジ、ポンカン)エキス、サンタラエキス、コンフリー(鰭張草)エキス、
ササ(笹)エキス、シソエキス、アオジソエキス、チリメンジソエキス、カタメンジソエキ
ス、シャクヤク(芍薬)エキス、コナラエキス、ミズナラエキス、サルスベリエキス、ジコ
ッピエキス、シラカシエキス、シロツメグサ(クローバー)エキス、セイヨウワサビエキス
、紅茶エキス、緑茶エキス、ツワブキエキス、テンチャ(甜茶)エキス、テンダイウヤクエ
キス、ナニワイバラ(金桜子)エキス、ナンキンマメ(落花生)エキス、ケイエキス、ニッケ
イエキス、セイロンニッケイエキス、ヤブニッケイ(桂皮)エキス、ケイシ(桂枝)エキス、
ノウゼンカズラ(凌霄花)エキス、ハス(蓮)エキス、ハクサイエキス、ハダカムギエキス、
ハナスゲ(知母)エキス、ハマナス(マイカイ花)エキス、バラ(薔薇)エキス、バルバスコエ
キス、ホウレンソウエキス、ブナエキス、アメリカブナエキス、イヌブナエキス、ヨーロ
30
ッパブナエキス、ヒルガオエキス、ホソバオケラ(蒼朮)エキス、ボタン(牡丹)エキス、メ
ロンエキス、マツヨイグサエキス、ユキヤナギエキス、ランエキス、ラカンカエキス、ル
イボスエキス、ナミノハナエキス、ユカリエキス、ホソユカリエキス、アズサエキス、バ
ジルエキス、モッコウ(木香)エキス、ヒメフウロエキス、レモングラスエキス等が挙げら
れる。
【0042】
脂肪代謝促進剤
本発明には脂肪代謝促進剤を添加することができる。脂肪代謝促進剤の具体例として、
フタラジン誘導体(4-エチル-1-(β-ヒドロキシエチルアミノ)フタラジン、4-N-プロピル1-(β-ヒドロキシエチルアミノ)フタラジン、4-N-ブチル-1-(β-ヒドロキシエチルアミノ
40
)フタラジン、4-N-ブチル-1-(β-ヒドロキシプロピルアミノ)フタラジン等)、キサンチン
誘導体(カフェイン、テオフィリン、テオブロミン、キサンチン、アミノフィリン、コリ
ンテオフィリン、ジプロフィリン、プロキシフィリン及びオクストリフィリン等)、アオ
ツヅラフジ(木防巳)エキス、アザミエキス、アレチアザミエキス、オニアザミエキス、ハ
マアザミエキス、ノアザミエキス、オオバナアザミエキス、カカオエキス、エルカンプリ
エキス、オオツヅラフジ(防己)エキス、ガジュツ(莪朮)エキス、カラクサケマンエキス、
キキョウ(桔梗、桔梗根)エキス、キヅタエキス、コショウ(胡椒)エキス、コーラ・アクミ
ナタエキス、サジオモダカ(沢瀉)エキス、ザボンエキス、サンシュユ(山茱萸)エキス、ツ
ヅラフジエキス、オオツヅラフジエキス、チョレイマイタケ(猪苓)エキス、ツボクサエキ
ス、テングサエキス、トウリンドウエキス、チョウセンリンドウエキス(竜胆)エキス、ナ
50
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ギナタコウジュエキス、バナナエキス、プーアル茶(普耳茶)エキス、プラムエキス、ボウ
フウ(防風)エキス等が挙げられる。
【0043】
紫外線防御剤・紫外線吸収促進剤
本発明には紫外線防御剤・紫外線吸収促進剤を添加することができる。紫外線防御剤・
紫外線吸収促進剤の具体例として、ベンゾフェノン誘導体(2-ヒドロキシ-4-メトキシベン
ゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸、2-ヒドロキシ-4メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェ
ノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、2,4-ジヒドロキシ
ベンゾフェノン、テトラヒドロキシベンゾフェノン等)、1,2-ジヒドロキシ-4-(2-ヒドロ
10
キシエチル)ベンゼン誘導体(1-(2-(4-(3,4-ジヒドロキシシンナモイル)-3-ラムノシル)グ
ルコシル)エチル-3-ヒドロキシ-4-メトキシベンゼン、1-(2-(6-(3,4-ジヒドロキシシンナ
モイル)-3-ラムノシル)グルコシル)エチル-3-ヒドロキシ-4-メトキシベンゼン、1-(2-(2アセチル−4-(3,4-ジヒドロキシシンナモイル)-3-ラムノシル)グルコシル)エチル−3,4ジヒドロキシベンゼン、1-(2-(2-アセチル−6-(3,4-ジヒドロキシシンナモイル)-3-ラム
ノシル)グルコシル)エチル-3,4-ジヒドロキシベンゼン、1-(2-(4-(3,4-ジヒドロキシシン
ナモイル)-3-ラムノシル)グルコシル)エチル-3,4-ジヒドロキシベンゼン、1-(2-(6-(4-ヒ
ドロキシ-3-メトキシシンナモイル)-3-ラムノシル)グルコシル)エチル-3,4-ジヒドロキシ
ベンゼン、1-(2-(4-(3,4-ジヒドロキシシンナモイル)-3-ラムノシル)グルコシル)-1-メト
キシエチル-3,4-ジヒドロキシベンゼン、1-(2-(4-(3,4-ジヒドロキシシンナモイル)-3-ラ
20
ムノシル)グルコシル)-1-ヒドロキシエチル-3,4-ジヒドロキシベンゼン、1-(2-(6-(3,4ジヒドロキシシンナモイル)-3-キシロシル)グルコシル)エチル-3,4-ジヒドロキシベンゼ
ン、1-(2-(3-アロシル−6-(3-ヒドロキシ-4-メトキシシンナモイル))グルコシル)エチル3,4-ジヒドロキシベンゼン、1-(2-(3-グルコシル-6-(3-ヒドロキシ-4-メトキシシンナモ
イル))グルコシル)エチル-3-ヒドロキシ-4-メトキシベンゼン、1-(2-(3-アロシル-6-(3ヒドロキシ-4-メトキシシンナモイル)グルコシル)エチル-3-ヒドロキシ-4-メトキシベン
ゼン、1-(2-(4-(3,4-ジヒドロキシシンナモイル)グルコシル)エチル)-3,4-ジヒドロキシ
ベンゼン、1-(2-(3-(3、4-ジヒドロキシシンナモイル)グルコシル)エチル)-3,4-ジヒドロ
キシベンゼン、1-(2-(2-(3,4-ジヒドロキシシンナモイル)グルコシル)エチル)-3,4-ジヒ
ドロキシベンゼン、1-(2-(6-(3,4-ジヒドロキシシンナモイル)グルコシル)エチル)-3,4-
30
ジヒドロキシベンゼン等)、パラアミノ安息香酸誘導体(パラアミノ安息香酸、パラアミノ
安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、
パラジメチルアミノ安息香酸オクチル等)、メトキシ桂皮酸誘導体(パラメトキシ桂皮酸エ
チル、パラメトキシ桂皮酸イソプロピル、パラメトキシ桂皮酸オクチル、パラメトキシ桂
皮酸2-エトキシエチル、パラメトキシ桂皮酸ナトリウム、パラメトキシ桂皮酸カリウム、
ジパラメトキシ桂皮酸モノ-2-エチルヘキサン酸グリセリル等)、アントラニル酸誘導体(
アントラニル酸メチル等)、ウロカニン酸誘導体(ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル等)
、クマリン誘導体、アミノ酸系化合物、ベンゾトリアゾール誘導体、テトラゾール誘導体
、イミダゾリン誘導体、ピリミジン誘導体、ジオキサン誘導体、カンファー誘導体、フラ
ン誘導体、ピロン誘導体、核酸誘導体、アラントイン誘導体、ニコチン酸誘導体、ピリド
40
キシン誘導体、ピリドキサール誘導体、ピリドキサミン誘導体、アメトフラボン、ネオサ
クラニン、6-デヒドロカワイン、トリアジン誘導体(4,4'4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-ト
リイルトリイミノ)トリス安息香酸トリス-2-エチルヘキシル等)、ホスファチジルクロマ
ノール誘導体(1,2-ジラウロリルグリセロ-3-ホスホ-2'-ヒドロキシメチル-2',5',7',8'テトラメチル-6'-ヒドロキシクロマン、1,2-ジミリストイルグリセロ-3-ホスホ-2'-ヒド
ロキシメチル-2',5',7',8'-テトラメチル-6'-ヒドロキシクロマン、1,2-ジパルミトイル
グリセロ-3-ホスホ−2'-ヒドロキシメチル-2',5',7',8'-テトラメチル-6'-ヒドロキシク
ロマン、1,2-ジステアロイルグリセロ-3-ホスホ-2'-ヒドロキシメチル-2',5',7',8'-テト
ラメチル-6'-ヒドロキシクロマン、1,2-ジアラキドニルグリセロ-3-ホスホ-2'-ヒドロキ
シメチル-2',5',7',8'-テトラメチル-6'-ヒドロキシクロマン、1-ミリストイル-2-パルミ
50
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トイルグリセロ-3-ホスホ-2'-ヒドロキシメチル-2',5',7',8'-テトラメチル-6'-ヒドロキ
シクロマン、1-ミリストイル-2-ステアロイルグリセロ-3-ホスホ-2'-ヒドロキシメチル-2
',5',7',8'-テトラメチル-6'-ヒドロキシクロマン、1-パルミトイル-2-ミリストイルグリ
セロ-3-ホスホ-2'-ヒドロキシメチル-2',5',7',8'-テトラメチル-6'-ヒドロキシクロマン
、1-パルミトイル-2-ステアロイルグリセロ-3-ホスホ-2'-ヒドロキシメチル-2',5',7',8'
-テトラメチル-6'-ヒドロキシクロマン、1-ステアロイル-2-ミリストイルグリセロ-3-ホ
スホ-2'-ヒドロキシメチル-2',5',7',8'-テトラメチル-6'-ヒドロキシクロマン、1-ステ
アロイル-2-パルミトイルグリセロ-3-ホスホ-2'-ヒドロキシメチル-2',5',7',8'-テトラ
メチル-6'-ヒドロキシクロマン等)、L-カルノシン亜鉛錯体、ウンベリフェロン、エスク
リン、桂皮酸ベンジル、シノキサート、オキシベンゾン、ジオキシベンゾン、オクタベン
10
ゾン、スリソベンゾン、ベンゾレソルシノール、アルブチン、グアイアズレン、シコニン
、バイカリン、バイカレイン、ベルベリン、ネオヘリオパン、クロロフィル類、キサント
フィル類、エスカロール、酸化亜鉛、タルク、カオリン、アンソッコウ(安息香)エキス、
ハブエキス、オオシオグサエキス、アサミドリシオグサエキス、カワシオグサエキス、カ
ワタケエキス、イシクラゲエキス、ハッサイエキス、スピルリナエキス、アイアカシオエ
キス、フノリノウシケエキス、ヒメテングサエキス、ハイテングサエキス、オオブサエキ
ス、チノリモエキス等が挙げられる。
【0044】
収斂剤
本発明には収斂剤を添加することができる。収斂剤の具体例として、コハク酸、アラン
20
トイン、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、酸化亜鉛、カラミン、p-フェノールスルホン酸亜鉛、硫酸
アルミニウムカリウム、レゾルシン、塩化第二鉄、タンニン類(タンニン酸、ハマメリタ
ンニン、エイサータンニン、テトラガロイルグルコース、ペンタガロイルグルコース、ヘ
キサガロイルグルコース、ヘプタガロイルグルコース、オクタガロイルグルコース、ノナ
ガロイルグルコース、デカガロイルグルコース、ウンデカガロイルグルコース、ドデカガ
ロイルグルコース等のガロタンニン、テリマグランジンI、テリマグランジンII、カスア
リクチン、ペデュンクラギン、ゲラニイン、イソターケビン、グラナチンA、グラナチンB
、ケブリン酸、ケブラグ酸、カジュアリニン、ヌファリン、プロシアニジンB-2、チアシ
ネンシンA、チアシネンシンB等のエラジタンニン等)、アカブドウエキス、アズキ(赤小豆
)エキス、アルテアエキス、イラクサエキス、カスカリラエキス、カポックノキエキス、
30
ガラナエキス、エゾイチゴエキス、オランダイチゴエキス、エビガライチゴエキス、ナワ
シロイチゴエキス、モミジイチゴエキス、ヨーロッパキイチゴエキス、キダチアロエエキ
ス、コケモモ(越橘)エキス、コーラ・ベラエキス、サトウキビエキス、シナホオノキエキ
ス、スイカズラ(金銀花、忍冬)エキス、スギナ(問荊)エキス、セイヨウカラマツエキス、
タンポポ(蒲公英)エキス、センタリウムエキス、シロバナタンポポエキス、モウコタンポ
ポエキス、ツルアズキエキス、ツルツチアケビエキス、テウチグルミエキス、トルメンチ
ラエキス、ノバラエキス、トキワギョリュウエキス、ハゴロモグサエキス、ヒマシエキス
、ブドウエキス、プルーンエキス、ベロニカエキス、ビスナガエキス、ビルベリーエキス
、マンシュウグルミエキス、ミツガシワエキス、ミルラエキス、メリッサエキス、マンサ
クエキス、ドロヤナギエキス、ラタニア(クラメリア)エキス、ヒナゲシエキス等が挙げら
40
れる。
【0045】
抗炎症剤・インターロイキン産生抑制剤・ヒスタミン遊離抑制剤
本発明には抗炎症剤・インターロイキン産生抑制剤・ヒスタミン遊離抑制剤を添加する
ことができる。抗炎症剤・インターロイキン産生抑制剤・ヒスタミン遊離抑制剤の具体例
として、キノリノン誘導体、ジベンゾオキセピン誘導体、チオトロポシン、フタルイミド
誘導体、フルルビプロフェン、フェルビナク、ブフェキサマク、スプロフェン、1,4-ジフ
ェニルプロピルピペラジン誘導体、カルキシン化合物、クロマノール配糖体(2-(α-D-グ
ルコピラノシル)メチル-2,5,7,8-テトラメチルクロマン-6-オール)、イクタモール、イン
ドメタシン、カオリン、塩酸ジフェンヒドラミン、d-カンフル、DL-カンフル、サリチル
50
(30)
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酸、サリチル酸ナトリウム、サリチル酸メチル、アセチルサリチル酸、ヒドロコルチゾン
、グアイアズレン、カマズレン、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸ジフェンヒドラミ
ン、フマル酸クレマスチン、塩酸シプロヘプタジン、塩酸プロメタジン、ピペラジン誘導
体、α-D-フェニルグリコシド誘導体、グリチルリチン酸又はその塩並びにそれらの誘導
体(α-グリチルリチン酸、β-グリチルリチン酸、α-グリチルリチン酸メチルエステル、
β-グリチルリチン酸メチルエステル、α-グリチルリチン酸トリナトリウム、α-グリチ
ルリチン酸モノカリウム、α-グリチルリチン酸ジカリウム、α-グリチルリチン酸モノア
ンモニウム、β-グリチルリチン酸トリナトリウム、β-グリチルリチン酸モノカリウム、
β-グリチルリチン酸ジカリウム、β-グリチルリチン酸モノアンモニウム等)、グリチル
レチン酸又はその塩並びにそれらの誘導体(α-グリチルレチン酸、β-グリチルレチン酸
10
、α-グリチルレチン酸ステアリル、β-グリチルレチン酸ステアリル、α-グリチルレチ
ン酸ピリドキシン、β-グリチルレチン酸ピリドキシン、α-グリチルレチン酸グリセリン
、β-グリチルレチン酸グリセリン、3-サクシニルオキシグリチルレチン酸二ナトリウム
等)、メフェナム酸、フェニルブタゾン、イブプロフェン、ケトプロフェン、アラントイ
ン、パントテン酸カルシウム、パントテニルエチルエーテル等のパンテノール又はその塩
並びにそれらの誘導体、ε-アミノカプロン酸、ジクロフェナクナトリウム、トラネキサ
ム酸又はその誘導体(トランス-4-ベンジルオキシカルボニルアミノメチルシクロヘキサン
カルボン酸、トランス-4-p-ニトロベンジルオキシカルボニルアミノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸、トランス-4-p-クロロベンジルオキシカルボニルアミノメチルシクロヘキ
サンカルボン酸、トランス-4-p-ブロモベンジルオキシカルボニルアミノメチルシクロヘ
20
キサンカルボン酸、トランス-4-m-クロロベンジルオキシカルボニルアミノメチルシクロ
ヘキサンカルボン酸、トランス-4-p-メトキシベンジルオキシカルボニルアミノメチルシ
クロヘキサンカルボン酸、トランス-4-p-メチルベンジルオキシカルボニルアミノメチル
シクロヘキサンカルボン酸、トランス-4-ベンジルオキシカルボニルアミノメチルシクロ
ヘキサンカルボン酸ナトリウム、トランス-4-p-ニトロベンジルオキシカルボニルアミノ
メチルシクロヘキサンカルボン酸アンモニウム、トランス-4-p-クロロベンジルオキシカ
ルボニルアミノメチルシクロヘキサンカルボン酸カリウム、トランス-4-p-ブロモベンジ
ルオキシカルボニルアミノメチルシクロヘキサンカルボン酸カリウム、トランス-4-m-ク
ロロベンジルオキシカルボニルアミノメチルシクロヘキサンカルボン酸カルシウム、トラ
ンス-4-p-メトキシベンジルオキシカルボニルアミノメチルシクロヘキサンカルボン酸マ
30
グネシウム、トランス-4-p-メチルベンジルオキシカルボニルアミノメチルシクロヘキサ
ンカルボン酸モノエタノ−ルアミン、トランス-4-t-ブチルオキシカルボニルアミノメチ
ルシクロヘキサンカルボン酸、トランス-4-(2-フェニルイソプロピルオキシカルボニルア
ミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸、トランス-4-(p-ビフェニルイソプロピルオキシ
カルボニルアミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸、トランス-4-(3,5-ジメトキシフェ
ニルイソプロピルオキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸、トランス4-(p-メチルフェニルイソプロピルオキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンカルボ
ン酸、トランス-4-t-ブチルオキシカルボニルアミノメチルシクロヘキサンカルボン酸ナ
トリウム、トランス-4-(2-フェニルイソプロピルオキシカルボニルアミノメチル)シクロ
ヘキサンカルボン酸カリウム、トランス-4-(p-ビフェニルイソプロピルオキシカルボニル
40
アミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸カルシウム、トランス-4-(3,5-ジメトキシフェ
ニルイソプロピルオキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸マグネシウ
ム、トランス-4-(p-メチルフェニルイソプロピルオキシカルボニルアミノメチル)シクロ
ヘキサンカルボン酸モノエタノ−ルアミン、トランス-4-(9-フルオレニルメチルオキシカ
ルボニルアミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸、トランス-4-メチルスルホニルエチル
オキシカルボニルアミノメチルシクロヘキサンカルボン酸、トランス-4-(9-フルオレニル
メチルオキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸ナトリウム、トランス4-メチルスルホニルエチルオキシカルボニルアミノメチルシクロヘキサンカルボン酸カリ
ウム、トランス-4-(ピリジン-4'-メチルオキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサン
カルボン酸、トランス-4-(2,2,2-トリクロロエチルオキシカルボニルアミノメチル)シク
50
(31)
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ロヘキサンカルボン酸、トランス-4-(2-トリメチルシリルエトキシカルボニルアミノメチ
ル)シクロヘキサンカルボン酸カリウム、トランス-4-(ピリジン-4'-メチルオキシカルボ
ニルアミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸ナトリウム、トランス-4-(2,2,2-トリクロ
ロエチルオキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸カリウム、トランス4-(2-トリメチルシリルエトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸カル
シウム等)、トラネキサム酸アミド又はその塩並びにそれらの誘導体(トランス−4−アミ
ノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸トランス−4−アミノメチルシクロヘキサ
ンカルボンアミド、N−n−ヘキシル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカル
ボンアミド、塩酸N−n−ヘキシル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボ
ンアミド、N−n−ヘプチル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミ
10
ド、塩酸N−n−ヘプチル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド
、N−n−ブチル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N
−n−ブチル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N−n−プ
ロピル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N−シクロヘキシ
ル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N−シクロヘキシ
ル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N,N−ジシクロヘキ
シル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N,N−ジシク
ロヘキシル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N,N−ジエ
チル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N,N−ジエチ
ル−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N−ベンジル−トラン
20
ス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N−ベンジル−トランス−4
−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N−(4′−メトキシフェニル)−トラ
ンス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N−(4′−メトキシフェ
ニル)−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、N−(4′−エト
キシフェニル)−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N−
(4′−エトキシフェニル)−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミ
ド、N−(2′−メチルフェニル)−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボ
ンアミド、塩酸N−(2′−メチルフェニル)−トランス−4−アミノメチルシクロヘキ
サンカルボンアミド、N−(3′−メチルフェニル)−トランス−4−アミノメチルシク
ロヘキサンカルボンアミド、塩酸N−(3′−メチルフェニル)−トランス−4−アミノ
30
メチルシクロヘキサンカルボンアミド、N−(4′−クロロフェニル)−トランス−4−
アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド、塩酸N−(4′−クロロフェニル)−トラ
ンス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド等)、スルファチド、アスタキサ
ンチン脂肪酸ジエステル(アスタキサンチンジラウリン酸エステル、アスタキサンチンジ
ミリスチン酸エステル、アスタキサンチンジペンタデカン酸エステル、アスタキサンチン
ジパルミチン酸エステル、アスタキサンチンジパルミトオレイン酸エステル、アスタキサ
ンチンジヘプタデカン酸エステル、アスタキサンチンジエライジン酸エステル、アスタキ
サンチンジリシノール酸エステル、アスタキサンチンペトロセリン酸エステル、アスタキ
サンチンバクセン酸エステル、アスタキサンチンエレオステアリン酸エステル、アスタキ
サンチンプニシン酸エステル、アスタキサンチンリカン酸エステル、アスタキサンチンパ
40
リナリン酸エステル、アスタキサンチンガドール酸エステル、アスタキサンチン5-エイコ
セン酸エステル、アスタキサンチン5-ドコセン酸エステル、アスタキサンチンセトール酸
エステル、アスタキサンチンエルシン酸エステル、アスタキサンチン5,13-ドコサジエン
酸エステル、アスタキサンチンセラコール酸エステル、アスタキサンチンデセン酸エステ
ル、アスタキサンチンステリング酸エステル、アスタキサンチンドデセン酸エステル、ア
スタキサンチンジオレイン酸エステル、アスタキサンチンジステアリン酸エステル、アス
タキサンチンジエイコサペンタエン酸エステル、アスタキサンチンジドコサヘキサエン酸
エステル、アスタキサンチンジリノール酸エステル、アスタキサンチンジリノレン酸エス
テル、アスタキサンチンジアラキドン酸エステル等)、アスタキサンチンジグリセロリン
酸エステル類(アスタキサンチンジグリセロリン酸エステル、アスタキサンチングリセロ
50
(32)
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リン酸パルミチン酸、アスタキサンチングリセロフォスファチジルコリンパルミチン酸、
アスタキサンチングリセロフォスファチジルコリンDHA、アスタキサンチングリセロフォ
スファチジルイノシトールパルミチン酸、アスタキサンチングリセロフォスファチジルイ
ノシトールDHA、アスタキサンチングリセロフォスファチジルイノシトールリノール酸、
アスタキサンチングリセロフォスファチジルコリンリノール酸等)、ステビオール配糖体
、ベンズイミダゾール誘導体(1-(2-エトキシエチル)-2-[1-(2-(4-(1-(4,4-ジメチル-2オキサゾリン-2-イル)-1-メチルエチル)フェニル)エチル)ピペリジン-4-イル]-1H-ベンズ
イミダゾール、2-[4-(2-(4-(1-(2-エトキシエチル)ベンズイミダゾール-2-イル)ピペリジ
ン-1-イル)エチル)フェニル]-2-メチルプロパン酸、エチル2-[4-(2-(4-(1-(2-エトキシエ
チル)ベンズイミダゾール-2-イル)ピペリジン-1-イル)エチル)フェニル]-2-メチルプロパ
10
ネート、1-(2-エトキシエチル)-2-[1-(2-(4-(1,1-ジメチル-2-ヒドロキシエチル)フェニ
ル)エチル)ピペリジン-4-イル]-1H-ベンズイミダゾール、1-(2-ヒドロキシエチル)-2-[1(2-(4-(1-(4,4-ジメチル-オキサゾリン-2-イル)-1-メチルエチル)フェニル)エチル)ピペ
リジン-4-イル]-1H-ベンズイミダゾール、2-[4-(2-(4-(1-(2-ヒドロキシエチル)ベンゾイ
ミダゾール-2-イル)ピペリジン-1-イル)エチル)フェニル]-2-メチルプロパン酸等)、アラ
ニン誘導体又はその塩(N-[3-イソペンチル-4-メチル-2-[4-(3-トリフルオロメチルベンズ
アミド)ベンゾイルイミノ]-3H-チアゾリン-5-カルボニル]-L-アラニン、N-[3-イソペンチ
ル-4-メチル-2-[4-(3-トリフルオロメチルベンズアミド)ベンゾイルイミノ]-3H-チアゾリ
ン-5-カルボニル]-2-メチルアラニン、N-[3-イソペンチル-4-メチル-2-[4-(3-トリフルオ
ロメチルベンズアミド)ベンゾイルイミノ]-3H-チアゾリン-5-カルボニル]-N-メチル-L-ア
20
ラニン等)、チアゾリン誘導体又はその塩(3-イソペンチル-4-メチル-2-[4-(3-トリフルオ
ロメチルベンズアミド)ベンゾイルイミノ]-3H-チア
ゾリン-5-カルボン酸、4-イソブチル-3-メチル-2-[4-(3-トリフルオロメチルベンズアミ
ド)ベンゾイルイミノ]-3H-チアゾリン-5-カルボン酸等)、マレイン酸クロルフェニラミン
、塩酸ジフェンヒドラミン、塩酸ジフェニルピラリン、マレイン酸カルビノキサミン、酪
酸ヒドロコルチゾン、硫酸化酸性ムコ多糖類又はその塩、硫酸化デキストラン又はその塩
、フルオロメチルヒスチジン又はその塩酸塩、ヒスチジンメチルエステル又はその塩酸塩
、甘草エキス、シコンエキス、プロポリス、アイ(藍葉)エキス、アセンヤク(阿仙薬)エキ
ス、アボガドエキス、アマドコロ(玉竹)エキス、アミガサユリエキス、バイモ(貝母)エキ
ス、イガコウゾリナ(地胆頭)エキス、イブキトラノオエキス、ウコン(鬱金)エキス、エチ
30
ナシ(ホソバムラサキバレンギク)エキス、オウレン(黄連)エキス、オグルマ(旋覆)エキス
、オトギリソウ(弟切草)エキス、オニグルミエキス、オレンジエキス、カシアエキス、カ
ミヤツデ(通草)エキス、カワミドリエキス、カワラヨモギ(茵チン蒿)エキス、クレソンエ
キス、ケナシサルトリイバラ(土茯苓、山帰来)エキス、コウキセッコクエキス、コウホン
(藁本、唐藁本)エキス、コウリョウキョウ(高良姜)エキス、ゴショイチゴ(覆盆子)エキス
、サイハイランエキス、サクランボエキス、サルビア(セージ)エキス、ジキタリスエキス
、シナノキエキス、サラソウジュエキス、インドボダイジュエキス、シュクシャミツ(砂
仁、縮砂)エキス、ジュズダマエキス、シロミナンテン(南天実)エキス、セイヨウキヅタ
エキス、セイヨウナツユキソウエキス、セイヨウノコギリソウ(ミルフォイル)エキス、ヒ
ロハセネガエキス、タカサゴルリヒゴタイエキス、タカワラビ(狗脊)エキス、タチジャコ
40
ウソウ(百里香)エキス、タマサキツヅラフジエキス、トウニンエキス、チガヤエキス、ト
ウガ(冬瓜子)エキス、ドクダミ(十薬)エキス、パセリ(オランダゼリ)エキス、ハマビシ(
シツリシ、シシツリ)エキス、ハマスゲ(香附子)エキス、ヒシ(菱実)エキス、ビロウドア
オイエキス、フウトウカズラ(南籐)エキス、ブンドウ(緑豆)エキス、ビャクダンエキス、
ブッチャーブルームエキス、パンジーエキス、ホソバアブラギク(苦ヨク)エキス、マイズ
ルテンナンショウ(天南星)エキス、キジツ(枳実)エキス、ミラクルフルーツエキス、ムク
ノキエキス、モモ(桃)エキス、ヤチヤナギエキス、ヤドリギ(柳寄生)エキス、ヤブコウジ
(紫金牛)エキス、ヤマヨモギエキス、ヨモギ(艾葉)エキス、ローズマリー(マンネンロウ)
エキス、イトヒメハギエキス、フトジュズモエキス、タマジュズモエキス、ミゾジュズモ
エキス、ウルシグサエキス、イワヒゲエキス、アカモクエキス、トゲモクエキス、アカバ
50
(33)
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エキス、マルバアカバエキス、ハリガネエキス、ダルスエキス、ユナエキス、ベラドンナ
エキス、ホウノキエキス、ハルニレ(楡皮、楡白皮、楡葉)エキス、アオスズランエキス、
サカネランエキス、ササバギンランエキス、ハクサンチドリ(変種及び起源種を含む)エキ
ス、カノコソウエキス、ツキミソウエキス、センキュウエキス、キョウニンエキス、スイ
カズラエキス、トウキエキス、ウイキョウエキス等が挙げられる。
【0046】
抗脂漏剤
本発明には抗脂漏剤を添加することができる。抗脂漏剤の具体例として、クロマン誘導
体、ピリドキシン又はその塩並びにそれらの誘導体、ピリドキサール又はその塩並びにそ
れらの誘導体、ピリドキサミン又はその塩並びにそれらの誘導体、イオウ、アサ(麻子仁)
10
エキス、オドリコソウ(続断)エキス、オランダカラシ(クレソン)エキス、カノコソウ(吉
草根)エキス、クレマティスエキス、クマセバセキス、サボンソウエキス、シタンエキス
、セイヨウトチノキエキス、ダイズ(大豆)エキス、トウキンセンカ(マリーゴールド)エキ
ス、ナガイモエキス、ヤマノイモエキス、ノーゼンハレンエキス、フキタンポポ(款冬花
、款冬葉)エキス、ヤブガラシエキス、ジャイアントケルプエキス、ヒジリメンエキス、
テングサエキス、ハイウスバノリエキス等が挙げられる。
【0047】
抗菌剤
本発明には抗菌剤を添加することができる。抗菌剤の具体例として、アクリノール、イ
オウ、グルコン酸カルシウム、グルコン酸クロルヘキシジン、スルファミン、マーキュロ
20
クロム、ラクトフェリン又はその加水分解物、塩化アルキルジアミノエチルグリシン液、
トリクロサン、次亜塩素酸ナトリウム、クロラミンT、サラシ粉、ヨウ素化合物、ヨード
ホルム、1-アルキルカルバペネム化合物、N-置換アゼパン誘導体又はそれらの塩、ソルビ
ン酸又はその塩、プロピオン酸又はその塩、サリチル酸又はその塩、デヒドロ酢酸、パラ
ヒドロキシ安息香酸エステル類、2-ケト-3-デオキシオクトン酸脂肪酸エステル、イノシ
トールデオキシ誘導体(クエルシトール等)、イノシトール不飽和誘導体(コンドリトール
等)、イノシトールジメチルエーテル、メチルイノシトール、イノシトールメチルエーテ
ル、イノサミン、デオキシイノサジアミン、シキミ酸、キナ酸、ウンデシレン酸、チアミ
ンラウリル硫酸塩、チアミンラウリル硝酸塩、フェノール、クレゾール、p-クロロフェノ
ール、p-クロロ-m-キシレノール、p-クロロ-m-クレゾール、チモール、フェネチルアルコ
30
ール、o-フェニルフェノール、イルガサンCH3565、ハロカルバン、ヘキサクロロフェン、
クロロヘキシジン、エタノール、メタノール、イソプロピルアルコール、ベンジルアルコ
ール、プロピレングリコール、2-フェノキシエタノール、1,2-ペンタンジオール、ジンク
ピリジオン、クロロブタノール、イソプロピルメチルフェノール、エレモール、ベチベロ
ール、パチュリアルコール、非イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンラウリルエーテル
、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエ
ーテル等)、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム、ラウロイル
サルコシンカリウム等)、カチオン界面活性剤(臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化
ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化メチルロザニリン)、ホルムアルデヒド、
ヘキサミン、ブリリアントグリーン、マラカイトグリーン、クリスタルバイオレット、ジ
40
ャーマル、感光素101号、感光素201号、感光素401号、N-長鎖アシル塩基性アミ
ノ酸誘導体及びその酸付加塩、酸化亜鉛、ヒノキチオール、プロポリス、クジンエキス、
アギ(阿魏)エキス、アスナロエキス、アルピニアエキス、カツマダイ(ソウズク)エキス、
イヌビユ(ホナガイヌビユ)エキス、アオゲイトウエキス、ハリビユエキス、ヒユエキス、
ハゲイトウエキス、ホソナガビユエキス、エンメイソウエキス、ウグイスカグラエキス、
ウスバサイシンエキス、オウシュウサイシンエキス、オヒョウ(裂葉楡)エキス、オミナエ
シ(敗醤)エキス、カギカズラ(釣藤鈎)エキス、カホクサンショウ(蜀椒)エキス、カミツレ
エキス、キナノキエキス、アカキナノキエキス、キハダ(黄柏)エキス、キャラウェーエキ
ス、キンマエキス、クマザサエキス、クランベリーエキス、グレープフルーツエキス、ケ
イトウ(鶏冠花、鶏冠子)エキス、ゲッケイジュ(月桂樹)エキス、コウシンバラ(月季花)エ
50
(34)
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キス、コパイババルサムエキス、ヤマザクラエキス、エドヒガシエキス、ミヤマザクラエ
キス、ソメイヨシノエキス、カスミザクラエキス、カンザクラエキス、サトウダイコンエ
キス、サラシナショウマ(升麻)エキス、シクンシ(使君子)エキス、シラカバエキス、シン
ナモンエキス、スイバ(酸模)エキス、セイヨウタンポポエキス、セイヨウネズ(杜松)エキ
ス、ソウカ(草果)エキス、タマネギエキス、チコリエキス、チョウセンニレ(蕪夷)エキス
、ツルナ(蕃杏)エキス、トコン(吐根)エキス、ニラ(韮子)エキス、ネギエキス、ノモモエ
キス、パチョリーエキス、ヒガンバナ(石蒜、蔓珠沙華)エキス、ヒノキエキス、ピメンタ
エキス、ヒロハオキナグサ(白頭翁)エキス、ブラックベリーエキス、ホップエキス、マク
リ(海人草)エキス、マグノリア・スプレンゲリエキス、ミゾカクシ(半辺蓮)エキス、ミツ
バエキス、ムラサキ(紫根)エキス、モウソウチクエキス、ヤマゴボウ(商陸)エキス、ユッ
10
カエキス、ヨロイグサエキス、ラベンダーエキス、レンギョウ(連翹)エキス、シナレンギ
ョウエキス、オオバツノマタエキス、トチャカ(ヤハズツノマタ)エキス、アカモミジノリ
エキス、アナアオサエキス、ヒトエグサエキス、ヒロハノヒトエグサエキス、ウスヒトエ
グサエキス、イロロエキス、イシゲエキス、アラメエキス、タマイタダキエキス、タンバ
ノリエキス、カタノリエキス、サクラノリエキス、フジマツモエキス、カワモズクエキス
、アオカワモズクエキス、ヒメカワモズクエキス、ヤクチ(益智)エキス等が挙げられる。
【0048】
血流促進剤・血管刺激剤
本発明には血流促進剤・血管刺激剤を添加することができる。血流促進剤・血管刺激剤
の具体例として、トコフェロール又はその塩並びにそれらの誘導体、トコトリエノール又
20
はその塩並びにそれらの誘導体、セファランチン、塩化カルプロニウム、オイゲノール誘
導体(アセチルオイゲノール、メチルオイゲノール、メチルイソオイゲノール、エチルオ
イゲノール、エチルイソオイゲノール、サリチル酸オイゲノール等)、ミノキシジル、ト
ウガラシチンキ、ノニル酸バニルアミド、カンタリスチンキ、ショウキョウチンキ、L-メ
ントール、カンフル、ニコチン酸ベンジル、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン
、ベラパミル、イクタモール、α-ボルネオール、シクランデレート、ノニル酸ワレニル
アミド、カプサイシン、ジンゲロン、センブリエキス、ニンニクエキス、ニンジンエキス
、アロエエキス、トウキエキス、アシタバ(明日葉)エキス、ウキヤガラ(三稜)エキス、ヒ
メウイキョウエキス、ウンシュウミカン(陳皮)エキス、オオハシバミ(榛子)エキス、カキ
エキス、柿蒂エキス、キナエキス、キンリョウヘンエキス、クマツヅラ(馬鞭草)エキス、
30
グビジンソウエキス、コウホネ(川骨)エキス、ゴボウ(牛蒡、牛蒡子)エキス、サワギキョ
ウ(山梗菜)エキス、シナレンギョウエキス、ショウガ(生姜)エキス、ショウブ(菖蒲、菖
蒲根)エキス、センブリ(当薬)エキス、ダイダイ(橙皮)エキス、タンジン(丹参)エキス、
タイムエキス、チクセツニンジン(竹節人参)エキス、ツルドクダミ(何首烏)エキス、ツル
ニンジン(四葉参)エキス、トウガラシ(番椒)エキス、トウキ(当帰)エキス、トウネズミモ
チ(女貞子)エキス、ナツミカンエキス、ハシバミ(榛子)エキス、ハシリドコロ(ロート根)
エキス、ハマボウフウ(浜防風)エキス、ヒゴタイエキス、フジモドキ(チョウジザクラ、
芫花)エキス、ブラックカーラントエキス、ボダイジュ(菩醍樹)エキス、メリロートエキ
ス、ロウバイ(蝋梅)エキス、ヤマゼリエキス、ハイビスカスエキス、ローズヒップエキス
等が挙げられる。
40
【0049】
抗アンドロゲン剤
本発明には抗アンドロゲン剤を添加することができる。抗アンドロゲン剤の具体例とし
て、卵胞ホルモン(エストロン、エストラジオール、エチニルエストラジオール等)、イソ
フラボン、オキセンドロン、4',5,7-トリヒドロキシ-8-プレニルフラバノン、4',5,7-ト
リヒドロキシ-8-プレニルフラボン、3,3',4',5,7-ペンタヒドロキシ-8-プレニルフラボン
、ニコランジル、サイクロスポリン等が挙げられる。
【0050】
構造タンパク質分解酵素(エラスターゼ、コラゲナーゼ、ケラチンプロテアーゼ、セリン
プロテアーゼ、インテグリン分解酵素、インボルクリン分解酵素、フィラグリン分解酵素
50
(35)
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、ラミニン分解酵素、フィブロネクチン分解酵素、プロテオグリカン分解酵素等のマトリ
ックスメタロプロテアーゼ)活性阻害剤・構造タンパク質分解酵素発現抑制剤
本発明には構造タンパク質分解酵素(エラスターゼ、コラゲナーゼ、ケラチンプロテア
ーゼ、セリンプロテアーゼ、インテグリン分解酵素、インボルクリン分解酵素、フィラグ
リン分解酵素、ラミニン分解酵素、フィブロネクチン分解酵素、プロテオグリカン分解酵
素等のマトリックスメタロプロテアーゼ)活性阻害剤・構造タンパク質分解酵素発現抑制
剤を添加することができる。構造タンパク質分解酵素)活性阻害剤・構造タンパク質分解
酵素発現抑制剤の具体例として、アデニン誘導体(ブタントリオール-9-アデニン及びその
リン酸付加物、プロパンジオール-9-アデニン及びそのリン酸付加物、ペンタントリオー
ル-9-アデニン及びそのリン酸付加物等)、カルボスチリル誘導体又はその塩、ジカルボン
10
酸(グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,9
-ノナメチレンジカルボン酸、1,10-デカメチレンジカルボン酸)、ロズマリン酸、ウルソ
ール酸、オレアノール酸、ヒドロキサム酸誘導体、エスクレチン誘導体、アントシアニジ
ン類、ノルジヒドログアヤレテックアシッド、20-カルボキシ-16-ヒドロキシ-21-ノル-5
α-7,9(11)-ラノスタジエン-3,24-ジオン、ユビキノン、プラスタキノン、ユグロン、シ
コニン、キニザリン、アリザリン、アビエチン、レボピマール酸、ベツリン、α-アミリ
ン、カテキン化合物(カテキン、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレート、エピカ
テキン、エピカテキンガレート、カテキンラムノピラノシドカテキン等)、フルオロリン
酸ジイソプロピル、(2R,6R)-2,6-ジヒドロキシ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-(
3Z)-ヘプテン-1,7-ジカルボン酸ジメチル、N,N'-ビス-[(1S,2R)-2-ヒドロキシインダン-1
20
-イル]-(2R,6R)-2,6-ジベンジルオキシ-4-ヒドロキシヘプタンジカルボン酸-1,7-ジアミ
ド、(2R,6R)-2,6-ジヒドロキシ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)ヘプタン-1,7-ジ
カルボン酸ジメチル、(2R,6R)-2,6-ジベンジルオキシ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオ
キシ)ヘプタン-1,7-ジカルボン酸ジメチル、(2R,6R)-2,6-ジベンジルオキシ-4-(tert-ブ
チルジメチルシリルオキシ)ヘプタン-1,7-ジカルボン酸、N,N'-ビス[(1S,2R)-2-ヒドロキ
シインダン-1-イル]-(2R,6R)-2,6-ジベンジルオキシ-4-(tert-ブチルジメチルシリル)オ
キシヘプタン-1,7-ジカルボン酸ジアミド、N,N'-ビス[(1S,2R)-2-ヒドロキシインダン-1イル]-(2R,6R)-2,6-ジベンジルオキシ-4-ヒドロキシヘプタン-1,7-ジカルボン酸ジアミド
、N,N'-ビス[(1S,2R)-2-ヒドロキシインダン-1-イル]-(2R,6R)-2,4,6-トリヒドロキシヘ
プタン-1,7-ジカルボン酸ジアミド、N,N'-ビス[(1S,2R)-2-ヒドロキシインダン-1-イル]-
30
(2S,6S)-2,6-ジベンジルオキシ-4-ヒドロキシヘプタン-1,7-ジカルボン酸ジアミド、(2S,
6S)-2,6-ジヒドロキシ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)-(3Z)-ヘプテン-1,7-ジカ
ルボン酸ジメチル、(2S,6S)-2,6-ジヒドロキシ-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)ヘ
プタン-1,7-ジカルボン酸ジメチル、(2S,6S)-2,6-ジベンジルオキシ-4-(tert-ブチルジメ
チルシリルオキシ)ヘプタン-1,7-ジカルボン酸ジメチル、(2S,6S)-2,6-ジベンジルオキシ
-4-(tert-ブチルジメチルシリルオキシ)ヘプタン-1,7-ジカルボン酸、N,N'-ビス[(1S,2R)
-2-ヒドロキシインダン-1-イル]-(2S,6S)-2,6-ジベンジルオキシ-4-(tert-ブチルジメチ
ルシリル)オキシヘプタン-1,7-ジカルボン酸ジアミド、N,N'-ビス[(1S,2R)-2-ヒドロキシ
インダン-1-イル]-(2R,6R)-2,6-ジベンジルオキシ-4-ヒドロキシヘプタン-1,7-ジカルボ
ン酸ジアミド、3-[[4-(4-フルオロフェノキシ)-ベンゼンスルホニル]-(1-ヒドロキシカル
40
バモイルシクロペンチル)-アミノ]-プロピオン酸、4-[4-(4-フルオロフェノキシ)-ベンゼ
ンスルホニルアミノ]-テトラヒドロピラン-4-カルボン酸ヒドロキシアミド、4-[4-(4-ク
ロロフェノキシ)-ベンゼンスルホニルメチル]-テトラヒドロピラン-4-カルボン酸ヒドロ
キシアミド、3-[[4-(4-フルオロフェノキシ)-ベンゼンスルホニル]-(1-ヒドロキシカルバ
モイルシクロブチル)-アミノ]-プロピオン酸、4-(4'-クロロビフェニル-4-イル)-2-[2-(1
,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロイソインドール-2-イル)-エチル]-4-オキソ酪酸、1-[4-(4-フ
ルオロベンジルオキシ)-ベンゼンスルホニル]-2-ヒドロキシカルバモイルピペリジン-3イル)-カルバミン酸イソプロピルエステル、2-[4-(4-フルオロフェノキシ)-ベンゼンスル
ホニルアミノ]-N-ヒドロキシ-2-メチルプロピオンアミド、3-[4-(4-フルオロフェノキシ)
-ベンゼンスルホニル]-2,N-ジヒドロキシプロピオンアミド、3-(4-フェノキシベンゼンス
50
(36)
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ルホニル)-7-オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボン酸ヒドロキシアミド、(4-ベン
ジルベンジル)-[2-(2,2-ジメチル-1-メチルカルバモイルプロピルカルバモイル)-4-(4'フルオロビフェニル-4-イル)-ブチル]-ホスフィン酸、2-アミノ-3-[4-(4-フルオロフェノ
キシ)-ベンゼンスルホニル]-N-ヒドロキシプロピオンアミド、N-ヒドロキシ-2-(4-フェニ
ルピペリジン-1-スルホニル)-アセトアミド、イブキジャコウソウエキス、ウツボグサ(夏
枯草)エキス、オオバナサルスベリ(バナバ)エキス、カラホオ(厚朴)エキス、グアバエキ
ス、ゴミシ(五味子)エキス、シャゼンソウエキス、セイヨウバラエキス、セイヨウオトギ
リソウエキス、ハコベ(繁縷)エキス、ヒナタイノコズチ(牛膝)エキス、ホオノキ(和厚朴
、朴)エキス、アメリカブドウエキス、ヨーロッパブドウエキス、ヤマブドウエキス、マ
ンダリンエキス、ミシマサイコ(柴胡)エキス、オウゴンエキス、オトギリソウエキス、ク
10
ララエキス、クワエキス、ケイヒエキス、ゲンノショウコエキス、コンフリーエキス、サ
ルビアエキス、ボダイジュエキス、ボタンピエキス、アオスズランエキス、サカネランエ
キス、ササバギンランエキス、ハクサンチドリ(変種及び起源種を含む)エキス、アオノリ
ュウゼツランエキス、サイザルアサエキス、ツリガネニンジンエキス、等が挙げられる。
【0051】
構造タンパク質合成促進剤
本発明には構造タンパク質合成促進剤を添加することができる。構造タンパク質合成促
進剤の具体例として、エタノールアミン誘導体、ペントキシフィリン、セリン誘導体、ゲ
ラニオール、クロセチン、4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸メチル、2
-ヒドロキシ-4-(3,5,5-トリメチルヘキシルオキシ)安息香酸メチル、4-シクロヘキシルメ
20
トキシ-2-ヒドロキシ安息香酸メチル、4-(2-シクロヘキシルエトキシ)-2-ヒドロキシ安息
香酸メチル、4-(3,7-ジメチル-6-オクテニルオキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸メチル、3-(2
-エチルヘキシルオキシ)-5-ヒドロキシ安息香酸エチル、5-(2-エチルヘキシルオキシ)-2ヒドロキシ安息香酸メチル、2-ヒドロキシ-5-(3,5,5-トリメチルヘキシルオキシ)安息香
酸メチル、5-(2-シクロヘキシルエトキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸メチル、4-N-ヘキシル
オキシ-2-ヒドロキシ安息香酸メチル、2-ヒドロキシ-4-N-オクチルオキシ安息香酸メチル
、4-N-デシルオキシ-2-ヒドロキシ安息香酸メチル、5-N-ヘキシルオキシ-2-ヒドロキシ安
息香酸メチル、4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、2-ヒドロキシ-4-(2
,5,5-トリメチルヘキシルオキシ)安息香酸、4-シクロヘキシルメトキシ-2-ヒドロキシ安
息香酸、4-(2-シクロヘキシルエトキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-(3,7-ジメチル-6-オ
30
クテニルオキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、3-(2-エチルヘキシルオキシ)-5-ヒドロキシ安
息香酸、5-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、5-(2-エチルヘキシルオキ
シ)-2-ヒドロキシ安息香酸、2-ヒドロキシ-5-(3,5,5-トリメチルヘキシルオキシ)安息香
酸、5-(2-シクロヘキシルエトキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸、4-N-ヘキシルオキシ-2-ヒド
ロキシ安息香酸、5-N-ヘキシルオキシ-2-ヒドロキシ安息香酸、2-ヒドロキシ-4-N-オクチ
ルオキシ安息香酸、4-N-デシルオキシ-2-ヒドロシキ安息香酸、N-(2-ヒドロキシエチル)4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシベンズアミド、N-エチル-4-(2-エチルヘキシ
ルオキシ)-2-ヒドロキシベンズアミド、2-アセトキシ-4-シクロヘキシルメトキシ安息香
酸、4-(2-エチルヘキシルオキシ)-2-ヒドロキシ安息香酸ナトリウム、4-[(2E)-3,7-ジメ
チル-2,6-オクタジエニルオキシ]-2-ヒドロキシ安息香酸メチル、4-[(2E)-3,7-ジメチル-
40
2,6-オクタジエニルオキシ]-2-ヒドロキシ安息香酸エチル、5-[(2E)-3,7ジメチル-2,6-オ
クタジエニルオキシ]-2-ヒドロキシ安息香酸エチル、3-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタ
ジエニルオキシ]-2-ヒドロキシ安息香酸エチル、3-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエ
ニルオキシ]-5-ヒドロキシ安息香酸エチル、4-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエニル
オキシ]-3-メトキシ安息香酸エチル、4-[(2E,6E)-3,7,11-トリメチル-2,6,10-ドデカトリ
エニルオキシ]-2-ヒドロキシ安息香酸メチル、4-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエニ
ルオキシ]-2-ヒドロキシ安息香酸(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエニル、4-[(2E)-3,7ジメチル-2,6-オクタジエニルオキシ]-2-ヒドロキシ安息香酸、5-[(2E)-3,7-ジメチル-2,
6-オクタジエニルオキシ]-2-ヒドロキシ安息香酸、3-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジ
エニルオキシ]-2-ヒドロキシ安息香酸、3-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエニルオキ
50
(37)
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シ]-5-ヒドロキシ安息香酸、2-ヒドロキシ-4-[(2E,6E)-3,7,11-トリメチル-2,6,10-ドデ
カトリエニルオキシ]安息香酸、4-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエニルオキシ]-3-メ
トキシ安息香酸、2-アセトキシ-4-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエニルオキシ]安息
香酸、N-(2-ヒドロキシエチル)-4-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエニルオキシ]-2-ヒ
ドロキシベンズアミド、4-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエニルアミノ]-2-ヒドロキ
シ安息香酸、ジメチル-2,6-オクタジエニルオキシ安息香酸、N-(2-ヒドロキシエチル)-4[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエニルオキシ]-2-ヒドロキシベンズアミド、4-[(2E)-3
,7-ジメチル-2,6-オクタジエニルアミノ]-2-ヒドロキシ安息香酸、3-ドデシルオキシ安息
香酸、3-(12-ヒドロキシドデシルオキシ)安息香酸、4-ドデシルオキシ安息香酸、4-(12ヒドロキシドデシルオキシ)安息香酸、3-(12-ヒドロキシオクタデシルオキシ)安息香酸、
10
4-(12-ヒドロキシオクタデシルオキシ)安息香酸、3-(11-ヒドロキシウンデシルオキシ)安
息香酸、4-(11-ヒドロキシウンデシルオキシ)安息香酸、3-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オク
タジエニルオキシ]安息香酸、4-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエニルオキシ]安息香
酸、3-[(2E,6E)-3,7,11-トリメチル-2,6,10-ドデカトリエニルオキシ]安息香酸、4-[(2E,
6E)-3,7,11-トリメチル-2,6,10-ドデカトリエニルオキシ]安息香酸、4-[3,7-ジメチル-9(2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセン-1-イル)-2,4,6,8-ノナテトラエニルオキシ]安息香
酸、4-[3,4-ジヒドロ-2,5,7,8-テトラメチル-2-(4,8,12-トリメチルトリデシル)-2H-1-ベ
ンゾピラン-6-オキシ]安息香酸、4-[(2E,6E)-3,7,11-トリメチル-2,6,10-ドデカトリエニ
ルオキシ]ベンズアミド、4-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジエニルオキシ]ベンズアミ
ド、4-(2-メチル-2-ブテニルオキシ)ベンズアミド、4-(2-エチルヘキシルオキシ)ベンズ
20
アミド、4-ドデシルオキシベンズアミド、4-(12-ヒドロキシドデシルオキシ)ベンズアミ
ド、4-(12-ヒドロキシオクタデシルオキシ)ベンズアミド、4-(11-ヒドロキシウンデシル
オキシ)ベンズアミド、4-(10-ヒドロキシデシルオキシ)ベンズアミド、4-イソステアリル
オキシベンズアミド、N-(2-ヒドロキシエチル)-4-[(2E,6E)-3,7,11-トリメチル-2,6,10ドデカトリエニルオキシ]ベンズアミド、N,N-ジメチル-4-[(2E,6E)-3,7,11-トリメチル-2
,6,10-ドデカトリエニルオキシ]ベンズアミド、N,N-ジ[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタジ
エニル]-4-アミノベンズアミド、4-[N'-メトキシカルボニル-N-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6オクタジエニルアミノ]ベンズアミド、4-[N-アセチル-N-[(2E)-3,7-ジメチル-2,6-オクタ
ジエニル]]アミノベンズアミド、N-(2-ヒドロキシエチル)-4-[(2E,6E)-3,7,11-トリメチ
ル-2,6,10-ドデカトリエニルオキシ]-2-ヒドロキシベンズアミド、N,N-ジエチル-4-[(2E,
30
6E)-3,7,11-トリメチル-2,6,10-ドデカトリエニルオキシ]-2-ヒドロキシベンズアミド、
エンドウエキス、トサカモドキエキス、イカノアシエキス、ホソイボノリエキス、ノボノ
リエキス、イギスエキス、ケイギスエキス、ハリイギスエキス、ハネイギスエキス、ウス
バワツナギソウエキス、モロイトグサエキス、フトイグサエキス、ハナヤナギエキス、ヤ
ナギノリエキス、モツユレナエキス、ベニヤナギコリエキス、モサヤナギエキス、ササバ
ヤナギノリエキス、ワサビエキス、メルボウエキス等が挙げられる。
【0052】
ムコ多糖類(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等)分解酵素阻害剤
本発明にはムコ多糖類(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等)分解酵素阻害剤を添加す
ることができる。ムコ多糖類(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等)分解酵素阻害剤の具
40
体例として、アナカルド酸又はその誘導体(6-ペンタデカトリエニルサリチル酸メチルエ
ーテル、6-ペンタデカトリエニルサリチル酸エチルエーテル、6-ペンタデカトリエニルサ
リチル酸プロピルエーテル、6-ペンタデカトリエニルサリチル酸ブチルエーテル、6-ペン
タデカトリエニルサリチルアルコールメチルエーテル、6-ペンタデカトリエニルサリチル
アルコールエチルエーテル、6-ペンタデカトリエニルサリチルアルコールプロピルエーテ
ル、6-ペンタデカトリエニルサリチルアルコールブチルエーテル、6-ペンタデカトリエニ
ルサリチルアルデヒドメチルエーテル、6-ペンタデカトリエニルサリチルアルデヒドエチ
ルエーテル、6-ペンタデカトリエニルサリチルアルデヒドプロピルエーテル、6-ペンタデ
カトリエニルサリチルアルデヒドブチルエーテル、2-メチルエーテル-6-ペンタデカトリ
エニルケイ皮酸、2-エチルエーテル−6-ペンタデカトリエニルケイ皮酸、2-プロピルエー
50
(38)
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テル-6-ペンタデカトリエニルケイ皮酸、2-ブチルエーテル-6-ペンタデカトリエニルケイ
皮酸、2-メチルエーテル-6-ペンタデカトリエニルケイ皮アルコール、2-エチルエーテル6-ペンタデカトリエニルケイ皮アルコール、2-プロピルエーテル-6-ペンタデカトリエニ
ルケイ皮アルコール、2-ブチルエーテル-6-ペンタデカトリエニル]ケイ皮アルコール等)
、ポリイソプレニル化ベンゾフェノン誘導体(ガルシノール、イソガルシノール、キサン
トチモール、イソキサントチモール、グッチフェロン等)、イカリソウエキス、ヤチマタ
イカリソウ(インヨウカク)エキス、ナルコユリエキス、カギクルマバナルコユリ(黄精)エ
キス、オレガノエキス、オシダエキス、オンジエキス、オウヒエキス、カラスビシャク(
半夏)エキス、キジツ(枳実)エキス、クコ(枸杞、枸杞子、枸杞葉、地骨皮)エキス、ゴシ
ュユ(呉茱萸)エキス、セネガエキス、センダンエキス、タマリンドエキス、タラゴンエキ
10
ス、チョウセンダイオウ(大黄)エキス、ハチク(竹茹)エキス、ヒナギク(デージー)エキス
、ミロバランエキス、ヒメクマヤナギエキス、モッキンエキス、ローレルエキス、ヤブソ
テツエキス、アナアオサエキス、マクロシスティス・インテグリフォリアエキス、ネオシ
ティス・ルエトケアーナエキス、ヒラクサエキス、オバクサエキス、カタオバクサエキス
、ヤタベグサエキス、シマテングサエキス、エゾツノマタエキス、トゲツノマタエキス、
フサイワヅタエキス、ハネモエキス、ミルエキス、クロミルエキス、ナガミルエキス、ヒ
ラミルエキス、マツモエキス、オキナワモズクエキス、モズクエキス、フクロノリエキス
、カジメエキス、フクロフノリエキス、マフノリエキス、ブドウ葉エキス、サンショウエ
キス、レンゲソウエキス、等が挙げられる。
【0053】
20
ムコ多糖類合成促進剤
本発明にはムコ多糖類合成促進剤を添加することができる。ムコ多糖類合成促進剤の具
体例として、スチルベン誘導体又はその塩、モルギン又はその塩並びにそれらの誘導体、
N-アセチルグルコサミン、アマエキス、カジノキ(楮実)エキス、コウゾエキス、パンノキ
エキス、ヒラコトジエキス、コトジツノマタエキス、ヤレウスバノリエキス、カギウスバ
ノリエキス、スジウスバノリエキス、アミアオサエキス、ナガアオサエキス、ホソバノト
サカモドキエキス、ヒロハノトサカモドキエキス、ヤツデガタトサカモドキエキス、クロ
トサカモドキエキス、ネザシノトサカモドキエキス、ユウソラエキス、エツキノトサカモ
ドキエキス、ナンカイトサカモドキエキス、ヒメトサカモドキエキス等が挙げられる。
【0054】
30
細胞間脂質生成促進剤・細胞間脂質状態改善剤
本発明には細胞間脂質生成促進剤・細胞間脂質状態改善剤を添加することができる。細
胞間脂質生成促進剤・細胞間脂質状態改善剤の具体例として、リン脂質類(ホスファチジ
ルエタノール、ホスファチジルコリン、ホスファチジルトリエタノールアミン、ホスファ
チジルセリン、ホスファチジン酸、ホスファチジルグリセリン、ホスファチジルイノシト
ール、ジアシルホスファチジルコリン、ジアシルホスファチジルエタノールアミン、ジア
シルホスファチジルイノシトール、ジアシルホスファチジルセリン、1-システイニルホス
ファチジン酸、2-システイニルホスファチジン酸、1-グルタチオニルホスファチジン酸、
2-グルタチオニルホスファチジン酸、1-アゼラオイルホスファチジン酸、2-アゼラオイル
ホスファチジン酸、1-ヒドロキシアシルホスファチジン酸、2-ヒドロキシアシルホスファ
40
チジン酸、セラミド、グルコシルセラミド、ガラクトシルセラミド、セレブロシド、ホス
ファチジルグルコシルアシルグリセリン、N-オレオイルスフィンゴシン、N-(12-ヒドロキ
シオクタデカノイル)スフィンゴシン、N-(16-ヒドロキシヘキサデカノイル)スフィンゴシ
ン、N-サリチロイルフィトスフィンゴシン、スフィンゴミエリン、大豆レシチン、卵黄レ
シチン等)、ステリン類(コレステロール、ジヒドロコレステロール、ステアリン酸コレス
テリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル
、β-シトステロール、スチグマステロール、カンペステロール、エルゴステロール、5ジヒドロエルゴステロール、フィトステロール、25-ハイドロキシコレステロール、26-ハ
イドロキシコレステロール、19-ハイドロキシコレステロール、22-ケトコレステロールオ
キシム、6-ケトコレステロール及び7-ケトコレステロール又はこれらの誘導体等)、N-ア
50
(39)
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セチルノイラミン酸(シアル酸)、N-グルコソルノイラミン酸、ガングリオシド類(ガング
リオトリアオース、ガングリオテトラオース、グロボテトラオース、ネオラクトテトラオ
ース、ネオラクトヘキサオース、ネオラクトオクタオース等)、オリゴ硫酸化ヒアルロン
酸、ヒドロキシタモキシフェン化合物、グリセロ糖脂質類、ペントキシフィリン、3-デア
ザアデノシン、カルボキサミド誘導体、イノシトールポリアミン類、シアリル酸、トリテ
ルペン酸誘導体、ラクトース、ラクトサミン誘導体、硫酸化キチン誘導体、アルブミン、
オタネニンジンエキス、トチバニンジンエキス、オニユリエキス、ササユリエキス、ハカ
タユリエキス、ヒナゲシエキス等が挙げられる。
【0055】
角質溶解剤・角層剥離促進剤
10
本発明には角質溶解剤・角層剥離促進剤を添加することができる。角質溶解剤・角層剥
離促進剤の具体例として、トロポロン及びその誘導体、レゾルシン、乳酸、尿素、サリチ
ル酸、グアニジン、エタノールアミン、キカラスウリ(瓜呂根)エキス、コロハエキス、フ
ジマメ(扁豆)エキス、ヒラマメエキス、ヒヨコマメエキス、リョクトウエキス等が挙げら
れる。
【0056】
プラスミノーゲンアクチベーター拮抗阻害剤
本発明にはプラスミノーゲンアクチベーター拮抗阻害剤を添加することができる。プラ
スミノーゲンアクチベーター拮抗阻害剤の具体例として、ウサギギクエキス、カナムグラ
エキス、カラハナソウエキス、ラズベリーエキス等が挙げられる。
20
【0057】
メイラード反応阻害剤
本発明にはメイラード反応阻害剤を添加することができる。メイラード反応阻害剤の具
体例として、アミノグアニジン、フラバノン類(ナリンギン、ナリンゲニン、リクイリチ
ン、リクイリチゲニン、ジ没食子酸、ルテオ酸、エラグ酸、クロロゲン酸、グルコガリン
、テトラリン、ハマメリタンニン、没食子タンニン、タンニン酸、ゲラニイン、没食子酸
、ガロイル没食子酸、エラジタンニン、ヘキサガロイルグルコース、ヘプタガロイルグル
コース、テトラガロイルグルコース、トリガロイルグルコース、ペンタガロイルグルコー
ス、ジガロイルキニン酸、トリガロイルキニン酸)、2-ヒドロキシフェニルアルキルアミ
ン誘導体又はその塩、フェニルプロペン酸誘導体(3-[2,3-ビス(メトキシメトキシ)フェニ
30
ル]プロペン酸、7-(4-ヒドロキシ-3-メトキシフェニル)ヘプタ-2,4,6-トリエン酸、3-(3,
5-ジメトキシ-4-ヒドロキシフェニル)プロペノヒドラジド、N'-イソプロピリデン-3-(2メトキシフェニル)プロペノヒドラジド等)、クエン酸又はその塩、セキショウ(石菖根)エ
キス、ビャッキュウエキス、アカメガシワエキス、柿(柿蔕を包含する)エキス、クワエキ
ス、セイヨウオトギリソウエキス、ツボクサエキス、ガレーガエキス、ヤーバサンタエキ
ス、ローズヒップエキス、アスナロエキス、イタドリエキス、イチヤクソウエキス、ケイ
カンカエキス、シラカバエキス、セイヨウノコギリソウエキス、タラヨウエキス、ドクダ
ミエキス、トルメンチラエキス、バクモンドウエキス、ヒバエキス、ブドウエキス、ミチ
ヤナギエキス、ムクロジエキス、カリンエキス、モッカエキス、ローマカミツレエキス等
が挙げられる。
40
【0058】
テストステロン5αレダクターゼ活性阻害剤・毛乳頭活性化剤・発毛促進剤
本発明にはテストステロン5αレダクターゼ活性阻害剤・毛乳頭活性化剤・発毛促進剤
を添加することができる。テストステロン5αレダクターゼ活性阻害剤・毛乳頭活性化剤
・発毛促進剤の具体例として、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸エステル類(γ-アミノ-βヒドロキシ酪酸メチルエステル、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸エチルエステル、γ-アミ
ノ-β-ヒドロキシ酪酸プロピルエステル、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸ブチルエステル
、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸エチルヘキシルエステル、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸
ヘキサデシルエステル、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸ラウリルエステル、γ-アミノ-βヒドロキシ酪酸ステアリルエステル、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸オレイルエステル、
50
(40)
JP 2013-95667 A 2013.5.20
γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸ベンジルエステル、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸フェニル
エステル、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸エチルグリコールエステル、γ-アミノ-β-ヒド
ロキシ酪酸ソルビトールエステル、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸ポリオキシエチレング
リコールエステル、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸グリセリンエステル等)、アミンオキシ
ド類(オレイルジメチルアミンオキシド、ステアリルジメチルアミンオキシド、パルミチ
ルジメチルアミンオキシド、ミリスチルジメチルアミンオキシド、ラウリルジメチルアミ
ンオキシド、ジメチルラウリルエトキシアミンオキシド、ジヒドロキシエチルラウリルア
ミンオキシド、ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド等)、アルキルベタイン類(ヤシ油
脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油アルキルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸
ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、2-
10
アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等)、ピリ
ミジン-N-オキシド誘導体(2-アミノ-4-メチル-6-ピペリジノピリミジン-3-オキシド、2アミノ-4-メチル-6-(1-ピロリジニル)ピリミジン-3-オキシド、2-アミノ-4-メチル-6-モ
ルフォリノピリミジン-3-オキシド、2-アミノ-4-メチル-6-[1-(4-メチルピペラジニル)]
ピリミジン-3-オキシド、2-アミノ-4-(1-ヘキサヒドロアゼピニル)-6-メチルピリミジン1-オキシド、2-アミノ-4-ジメチルアミノ-6-メチルピリミジン-1-オキシド、2-アミノ-4アリルアミノ-6-メチルピリミジン-1-オキシド、2-アミノ-4-ベンジルアミノ-6-メチルピ
リミジン-1-オキシド、2-アミノ-4,5-メチル-6-ピペリジノピリミジン-3-オキシド、2-ア
ミノ-4-エチル-6-モルフォリノピリミジン-3-オキシド、2-アミノ-4-メチル-5-ニトロ-6ピペリジノピリミジン-3-オキシド、2,5-ジアミノ-4-メチル-6-ピペリジノピリミジン-3-
20
オキシド、2-アミノ-4-メチル-5,6-ビス(1-ピロリジニル)ピリミジン-3-オキシド、2-ア
ミノ-4-メチル-5-ピペリジノ-6-(1-ピロリジニル)ピリミジン-3-オキシド、2-メチル-4アミノ-6-ピペリジノピリミジン-3-オキシド、2-メチル-4-アミノ-5-ブロモ-6-(1-ピロリ
ジニル)ピリミジン-3-オキシド、2-メチル-4-アミノ-5-ニトロ-6-ピペリジノピリミジン3-オキシド、2-メチル-4,5-ジアミノ-6-ピペリジノピリミジン-3-オキシド、2-メチル-4アミノ-5,6-ビス(1-ピロリジニル)ピリミジン-3-オキシド、2-アミノ-4-メチル-6-ピペリ
ジノピリミジン-3-オキシド一塩酸塩、2-アセチルアミノ-4-メチル-6-ピペリジノピリミ
ジン-3-オキシド、2,4-ジアミノ-6-フェノキシピリミジン-3-オキシド、2,4-ジアミノ-6(2,4-ジクロロフェノキシ)ピリミジン-3-オキシド、2,4-ジアミノ-6-(2,4,6-トリクロロ
フェノキシ)ピリミジン-3-オキシド、2,4-ジアミノ-5-ニトロソ-6-(2,4-ジクロロフェノ
30
キシ)ピリミジン-3-オキシド、2,4-ジアミノ-5-ニトロ-6-(2,4,6-トリクロロフェノキシ)
ピリミジン-3-オキシド、2,4-ジアミノ-5-ニトロ-6-(2,4-ジクロロフェノキシ)ピリミジ
ン-3-オキシド、2,4,5-トリアミノ-6-(2,4-ジクロロフェノキシ)ピリミジン-3-オキシド
、2,4-ジアミノ-5-ブロモ-6-(2,4-ジクロロフェノキシ)ピリミジン-3-オキシド等)、p-メ
ンタン-3,8-ジオ-ル、モノグリセリル-D-グルコシドモノトリデカノエ−ト、1-o-N-ペン
タデシルグリセロ-D-グルコシド、モノペンタデカン酸グリセリド硫酸エステル塩等のグ
リセリドサルフェ−ト、モノペンタデシルグリセリルエ−テル硫酸エステル塩、1-o-ヘキ
サデシル-2-o-メチルグリセリン、1-o-オクタデシル-2-o-メチルグリセリン、1-o-オレイ
ル-2-o-メチルグリセリン、アセチルカルニチン又はその塩、ゲラニルゲラニルアセトン
、ヒドロキサム酸誘導体またはその塩、ジンゲロン配糖体、ベンゼンオキシ酢酸誘導体([
40
5-[2-[1-フェニル-1-(3-ピリジル)メチリデンアミノオキシ]エチル]-7,8-ジヒドロナフタ
レン-1-イルオキシ]酢酸等)、イソラムネチン-3-ロビノビオシド、キサントン誘導体、プ
ロアントシアニジン類(ブドウ種子抽出物プロアントシアニジン、リンゴ由来プロアント
シアニジン、マツ由来プロアントシアニジン、精製プロシアニジンオリゴマー、プロシア
ニジンB-1、プロシアニジンB-2、プロシアニジンB-3、プロシアニジンC-1等)、アラカシ
エキス、アンジェリカエキス、アンズ(杏仁)エキス、ホンアンズエキス、イチヤクソウ(
一薬草)エキス、エニシダエキス、オオバコ(車前子、車前草)エキス、オオバヤシャブシ
エキス、オリーブエキス、オオイヌフグリエキス、オウセイエキス、カラスウリエキス、
シナカラスウリ(王瓜)エキス、キクエキス、シマカンギクエキス、チョウセンノギクエキ
ス、キササゲエキス、ククイナッツエキス、クスノキエキス、クベバエキス、クロウメモ
50
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ドキエキス、ケイガイ(荊芥、荊芥穂)エキス、キンモクセイエキス、キンギョソウエキス
、キッピエキス、カンツバキエキス、コエンドロエキス、コブシエキス、モクレン(辛夷)
エキス、サネカズラエキス、ビナンカズラエキス、マツブサエキス、コロンボエキス、コ
ンズランゴエキス、サザンカエキス、サツマイモエキス、サンズコン(山豆根)エキス、ジ
ャガイモエキス、シシガシラエキス、サンシシエキス、コリアンダーエキス、ステビアエ
キス、タカトウダイ(大戟)エキス、タラヨウ(大葉冬青、一葉茶、苦丁茶、苦灯茶)エキス
、タラノキエキス、ニガキ(苦木)エキス、ヌルデ(五倍子)エキス、ハカマウラボシ(骨砕
補)エキス、ハクモクレンエキス、ニオイイリスエキス、トウゴクシダエキス、ハハコグ
サ(鼠麹草)エキス、ヒカゲツルニンジン(党参)エキス、マンゴスチンエキス、ミョウガエ
キス、メラロイカエキス、ヤシャブシエキス、ヒメヤシャブシエキス、オオバヤシャブシ
10
エキス、ヤクモソウエキス、ヤマハンノキ(山榛)エキス、リュウガン(竜眼肉)エキス、ロ
コン(ヨシ、蘆根)エキス、ログウッドエキス、ランタナエキス等が挙げられる。
【0059】
毛母細胞増殖抑制剤・発毛抑制剤
本発明には毛母細胞増殖抑制剤・発毛抑制剤を添加することができる。毛母細胞増殖抑
制剤・発毛抑制剤の具体例として、フタラジノン類、ベンゾオキサジノン類、ホスホン酸
誘導体、シプロテロン、5α-アンドロステン-3α,17β-ジオール、メドロキシプロゲス
テロン、ノルエチステロン、メスタノロン、イチハツ(一初)エキス、カシュウエキス、カ
ントウエキス、サンジコエキス、シラモエキス、ソウジュツエキス、ヒトツバエニシダエ
キス、フヒョウソウエキス、モツヤクエキス、ワツナギソウエキス、ヨレモクエキス等が
20
挙げられる。
【0060】
毛髪膨潤剤・毛髪保護剤
本発明には毛髪膨潤剤・毛髪保護剤を添加することができる。毛髪膨潤剤・毛髪保護剤
の具体例として、エタノールアミン、尿素、グアニジン、シリコーン類、ブルーベリー(
セイヨウヒメスノキ)エキス、マンゴーエキス等が挙げられる。
【0061】
有臭物質消去剤
本発明には有臭物質消去剤を添加することができる。有臭物質消去剤の具体例として、
イノンドエキス、エレミエキス、バニラビンズエキス、マツエキス等が挙げられる。
30
【0062】
他の添加成分
本発明への添加剤として用いる植物系原料由来の成分の具体例として、アオカズラ(清
風藤)エキス、アオテンマエキス、アカスグリエキス、アキニレ(榔楡皮)エキス、アグア
イー・グァスーエキス、アビウエキス、アビウラーナエキス、イエローサポテエキス、イ
ランイランエキス、ウチョウランエキス、ウバ茶エキス、エゾスズランエキス、ウンボク
エキス、エルダーベリーエキス、オウヒササノユキエキス、ササノユキエキス、オオハシ
ラサボテンエキス、オオミアカテツエキス、オノエランエキス、カニクサ(金沙藤)エキス
、カラヤエキス、ガリュウエキス、カワラタケエキス、カンデリラエキス、カンナエキス
、キメンカクエキス、キャベブエキス、キラジャ・サポナリアエキス、ギンセカイエキス
40
、キンブセンエキス、グァペーバ・ヴェルメーリャエキス、クゲヌマランエキス、グーズ
ベリーエキス、クリティリバーエキス、クルクリゴ・ラチフォリアエキス、クロガネモチ
(救必応)エキス、コウリャンエキス、サポテアマリヨエキス、サーモンベリーエキス、サ
ランシトウエキス、サンカクサボテンエキス、サンシクヨウソウエキス、シュンランエキ
ス、ショウズクエキス、シロバナツタエキス、シンコナサクシルブラエキス、スイムベリ
ーエキス、スターアップルエキス、スルガラン(オラン)エキス、セイヨウアカマツエキス
、セイヨウスノキエキス、セイヨウフウチョウボクエキス、セイヨウヤドリギエキス、セ
ンニンサボテンエキス、センボクエキス、ゾウゲチュウエキス、ソシンロウバイエキス、
ソメモノイモエキス、ダークスィートチェリーエキス、タンシウチワエキス、チョコノス
テイエキス、チョウセンヨモギエキス、ツクシサカネランエキス、ツチアケビエキス、ツ
50
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ユクサ(鴨跖草)エキス、デュベリーエキス、トウカギカズラエキス、トラガントエキス、
トリアカンソスエキス、ナイゼリアベリーエキス、ナタネエキス、ニョホウチドリエキス
、パウ・ドーセエキス、ハクルベリーエキス、バタタエキス、ハマカキランエキス、バラ
ータエキス、ハルカンランエキス、ピーカンナッツエキス、ヒナチヨドリエキス、ヒメム
ヨウランエキス、ブラジルニンジンエキス、ブラーニェンエキス、フルセラリアエキス、
ブロンドサイリウムエキス、ヘツカランエキス、ヘネケンエキス、ベリーエキス、ペルセ
アエキス、ペルビアンバーグエキス、ペレスキア・グランディフォリアエキス、ボイセン
ベリーエキス、ホウサイランエキス、ポウテリア・サポタエキス、ポウテリア・ルクマエ
キス、ホソババレンギクエキス、ホワートルベリーエキス、マサランズーバエキス、マシ
ェイラ・デ・ボイエキス、マッタ・オーリョエキス、マルベリーエキス、ミドリサポテエ
10
キス、ムラサキトウモロコシエキス、メガカンサ・オプンティカエキス、モクキリンエキ
ス、モミジバダイオウエキス、モレロチェリーエキス、ヤカワムラサキイモエキス、ルリ
タマアザミ(ウラジロヒゴタイ)エキス、レッドカーラントエキス、レッドピタヤエキス、
レモングラスエキス、ロウヤシエキス、ローガンベリーエキス等の植物エキス等が挙げら
れる。
【0063】
又、本発明への添加剤として用いる植物系原料由来の成分の具体例として、ドゥナリエ
ラ属ドゥナリエラエキス、クワノミモ属クワノミモエキス、ボルボックス属オオヒゲマワ
リエキス、ボルボックス属ボルボックスエキス、パルメラエキス、ヨツメモエキス、アオ
ミドロ属ヒザオリエキス、ツルギミドロエキス、ヒビミドロ属ヒビミドロエキス、フリッ
20
チエラエキス、バロニア属タマゴバロニアエキス、バロニア属タマバロニアエキス、マガ
タマモ属マガタマモエキス、マガタマモ属スリコギヅタエキス、マガタマモ属ヘライワヅ
タエキス、マガタマモ属クロキヅタエキス、カサノリ属カサノリエキス、ミカヅキモエキ
ス、コレカエテエキス、ツヅミモエキス、キッコウグサ属キッコウグサエキス、サヤミド
ロエキス、クンショウモエキス、スミレモ属スミレモエキス、ホシミドロエキス、フシナ
シミドロエキス等の緑藻類エキス、スイゼンジノリ属スイゼンジノリエキス、アオコエキ
ス、ユレモエキス等の藍藻類エキス、ピラエラ属ピラエラエキス、シオミドロ属ナガミシ
オミドロエキス、イソブドウ属イソブドウエキス、イソガワラ属イソガワラエキス、クロ
ガシラ属グンセンクロガシラエキス、カシラザキ属カシラザキエキス、ムチモ属ムチモエ
キス、ムチモ属ヒラムチモエキス、ムチモ属ケベリグサエキス、アミジグサ属サキビロア
30
ミジエキス、コモングサ属コモングサエキス、ジガミグサ属ジガミグサエキス、ナミマク
ラ属ヒルナミマクラエキス、ソメワケグサ属ソメワケグサエキス、ナバリモ属ナバリモエ
キス、チャソウメン属モツキチャソウメンエキス、ナガマツモ属ナガマツモエキス、ニセ
フトモズク属ニセフトモズクエキス、フトモズク属フトモズクエキス、クロモ属クロモエ
キス、ニセモズク属ニセモズクエキス、イチメガサ属イチメガサエキス、ケヤリ属ケヤリ
エキス、ウミボッス属ウミボッスエキス、ウルシグサ属タバコグサエキス、コンブモドキ
属コンブモドキエキス、ハバモドキ属ハバモドキエキス、コモンブクロ属コモンブクロエ
キス、エゾブクロ属エゾブクロエキス、チシマフクロノリ属チシマフクロノリエキス、カ
ゴメノリ属カゴメノリエキス、ムラチドリ属ムラチドリエキス、サメズグサ属サメズグサ
エキス、ヨコジマノリ属ヨコジマノリエキス、カヤモノリ属カヤモノリエキス、ウイキョ
40
ウモ属ウイキョウモエキス、ツルモ属ツルモエキス、カジメ属クロメエキス、キクイシコ
ンブ属キクイシコンブエキス、ウキモ属オオウキモエキス、ブルウキモ属ブルウキモエキ
ス等の褐藻類エキス、アマノリ属ウップルイノリエキス、アマノリ属オニアマノリエキス
、アマノリ属タサエキス、アマノリ属フイリタサエキス、アマノリ属ベニタサエキス、ロ
ドコルトン属ミルノベニエキス、コナハダ属ハイコナハダエキス、コナハダ属ヨゴレコナ
ハダエキス、コナハダ属アオコナハダエキス、ウミゾウメン属ツクモノリエキス、ウミゾ
ウメン属カモガシラノリエキス、カサマツ属カサマツエキス、ニセフサノリ属ニセフサノ
リエキス、ソデガラミ属ソデガラミエキス、ヒロハタマイタダキ属ヒロハタマイタダキエ
キス、テングサ属ナンブグサエキス、テングサ属コヒラエキス、テングサ属ヨヒラエキス
、テングサ属キヌクサエキス、ヒビロウド属ヒビロウドエキス、ヒビロウド属ヒメヒビロ
50
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ウドエキス、イソムメモドキ属イソムメモドキエキス、 ミチガエソウ属ミチガエソウエ
キス、リュウモンソウ属リュウモンソウエキス、リュウモンソウ属ヘラリュウモンエキス
、ニセカレキグサ属ニセカレキグサエキス、オキツバラ属オオバオキツバラエキス、サン
ゴモドキ属ガラガラモドキエキス、シオグサゴロモ属シオグサゴロモエキス、イワノカワ
属エツキイワノカワエキス、カイノカワ属カイノカワエキス、カニノテ属カニノテエキス
、サンゴモ属サンゴモエキス、ムカデノリ属スジムカデエキス、ムカデノリ属ヒラムカデ
エキス、ムカデノリ属キョウノヒモエキス、ムカデノリ属ニクムカデエキス、ムカデノリ
属ツルツルエキス、ムカデノリ属フダラクエキス、ムカデノリ属マルバフダラクエキス、
ヒラキントキ属ヒラキントキエキス、マタボウ属マタボウエキス、キントキ属チャボキン
トキエキス、キントキ属キントキエキス、キントキ属コメノリエキス、キントキ属トサカ
10
マツエキス、キントキ属ヒトツマツエキス、キントキ属フシキントキエキス、キントキ属
ツノムカデエキス、キントキ属ナガキントキエキス、キントキ属スジムカデエキス、カク
レイト属オオバキントキエキス、ナガオバネ属ナガオバネエキス、カレキグサ属カレキグ
サエキス、キヌハダ属キヌハダエキス、ツカサノリ属エナシカリメニアエキス、ツカサノ
リ属オオツカサノリエキス、ツカサノリ属ハナガタカリメニアエキス、ホウノオ属ホウノ
オエキス、ヒカゲノイト属ヒカゲノイトエキス、ヒカゲノイト属ウスギヌエキス、ニクホ
ウノオ属ニクホウノオエキス、ベニスナゴ属ベニスナゴエキス、ススカケベニ属ススカケ
ベニエキス、オカムラグサ属ヤマダグサエキス、イソモッカ属イソモッカエキス、キジノ
オ属キジノオエキス、イソダンツウ属イソダンツウエキス、アツバノリ属アツバノリエキ
ス、オゴノリ属ミゾオゴノリエキス、オゴノリ属ベニオゴノリエキス、オゴノリ属フクレ
20
シノリエキス、オゴノリ属ムラサキカバノリエキス、オゴノリ属シンカイカバノリエキス
、オゴノリ属トゲカバノリエキス、オゴノリ属カタオゴノリエキス、オゴノリ属リュウキ
ュウオゴノリエキス、オゴノリ属セイヨウオゴノリエキス、オゴノリ属イツツギヌエキス
、オゴノリ属ユミガタオゴノリエキス、オゴノリ属クビレオゴノリエキス、オゴノリ属モ
サオゴノリエキス、オゴノリ属キヌカバノリエキス、ナミイワタケ属ナミイワタケエキス
、サイミ属イタニグサエキス、サイミ属サイミエキス、ハスジグサ属ハスジグサエキス、
クロハギンナンソウ属クロハギンナンソウエキス、ヒシブクロ属ヒシブクロエキス、マダ
ラグサ属トゲマダラエキス、マダラグサ属エツキマダラエキス、タオヤギソウ属タオヤギ
ソウエキス、タオヤギソウ属ハナサクラエキス、フクロツナギ属フクロツナギエキス、フ
クロツナギ属スジコノリエキス、ハナノエダ属ハナノエダエキス、ヒラタオヤギ属ヒラタ
30
オヤギエキス、ダルス属マサゴシバリエキス、ダルス属アナダルスエキス、ウエバグサ属
ウエバグサエキス、ベニフクロノリ属ベニフクロノリエキス、ワツナギソウ属ヒラワツナ
ギソウエキス、ワツナギソウ属ウスバワツナギソウエキス、エゴノリ属エゴノリエキス、
エゴノリ属フトイギスエキス、サエダ属サエダエキス、チリモミジ属チリモミジエキス、
ハブタエノリエキス、コノハノリエキス、スズシロノリエキス、ウスベニ属ウスベニエキ
ス、ハスジギヌ属ハスジギヌエキス、ナガコノハノリ属ナガコノハノリエキス、スジギヌ
属スジギヌエキス、スジギヌ属アツバスジギヌエキス、ハイウスバノリ属カギウスバノリ
エキス、ハイウスバノリ属ヤレウスバノリエキス、ハイウスバノリ属スジウスバノリエキ
ス、ハイウスバノリ属ハイウスバノリエキス、ウスバノリモドキ属ウスバノリモドキエキ
ス、アヤニシキ属アヤニシキエキス、アヤギヌ属アヤギヌエキス、ダジア属エナシダジア
40
エキス、シマダジア属イソハギエキス、シマダジア属シマダジアエキス、ダジモドキ属ダ
ジモモドキエキス、マクリ属マクリエキス、ハネグサ属ハネグサエキス、ハネグサ属ケハ
ネグサエキス、コザネモ属コザネモエキス、コザネモ属イソムラサキエキス、コザネモ属
ホソコザネモエキス、ヒメゴケ属ヒメゴケエキス、ヒメゴケ属クロヒメゴケエキス、ヒオ
ドシグ属キクヒオドシエキス、ヒオドシグ属ヒオドシグサエキス、ヒオドシグ属ウスバヒ
オドシエキス、アイソメグサ属アイソメグサエキス、スジナシグサ属スジナシグサエキス
、イソバショウ属イソバショウエキス、イデユコゴメ属イデユコゴメエキス、オキチモズ
ク属オキチモズクエキス、チスジノリ属チスジノリエキス等の紅藻類エキス、シャジクモ
エキス、シラタマモエキス、ホシツリモ属ホシツリモエキス、リクノタムヌスエキス、フ
ラスコモ属ヒメフラスコモエキス、チャボフラスコモエキス、トリペラエキス等の車軸藻
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類エキス、ヒカリモ属ヒカリモエキス等の黄色藻類エキス等が挙げられる。 【0064】
本発明への添加剤として用いる動物系原料由来の成分の具体例として、鶏冠エキス、牛
、豚又は人の胎盤エキス、豚又は牛の胃、十二指腸、腸、脾臓のエキスもしくはその分解
物、牛又は豚の脳組織のエキス、水溶性コラーゲン、アシル化コラーゲン等のコラーゲン
誘導体、コラーゲン加水分解物、エラスチン、エラスチン加水分解物、水溶性エラスチン
誘導体、ケラチン及びその分解物又はそれらの誘導体、シルク蛋白及びその分解物又はそ
れらの誘導体、豚又は牛血球蛋白分解物(グロビンペプチド)、牛又は豚へモグロビン分解
物(ヘミン、ヘマチン、ヘム、プロトヘム、ヘム鉄等)、牛乳、カゼイン及びその分解物又
はそれらの誘導体、脱脂粉乳及びその分解物又はそれらの誘導体、ラクトフェリン又はそ
10
の分解物、鶏卵成分、魚肉分解物、核酸関連物質(リボ核酸、デオキシリボ核酸)等が挙げ
られる。
【0065】
本発明への添加剤として用いる微生物系原料由来の成分の具体例として、酵母代謝物、
酵母菌抽出エキス、細菌代謝物、細菌抽出エキス、カビ又はキノコ等の代謝物、放線菌代
謝物、カビ又はキノコ等の抽出物、放線菌抽出エキス、納豆菌代謝物、納豆抽出エキス、
米発酵エキス、米糠(赤糠、白糠)発酵エキス、ユーグレナエキス又はその分解物又はそれ
ら水溶性誘導体、生乳又は脱脂粉乳の乳酸発酵物等が挙げられる。
【0066】
更に、植物又は動物又は微生物系原料は、トランスジェニック体や細胞融合体由来の任
20
意の部位、細胞、組織、器官、代謝物等も使用することができる。更に、任意の部位、細
胞、組織、器官等を細胞培養することで得られる、例えば、各組織由来の培養細胞(線維
芽細胞、ランゲルハンス細胞、マクロファージ、表皮細胞、肝細胞等の動物由来の培養細
胞等)や未分化細胞群や分化途中の細胞群やそれらの代謝物等も使用することができる。
【0067】
添加剤として用いる天然物原料の成分としては、具体的には、深層水等の海水類、例え
ば、海水塩、海水乾燥物、死海又は大西洋又は太平洋の海より得た無機塩(塩化マグネシ
ウム、塩化カリウム等)、海泥又は泥(ファンゴ)類、例えば、イタリアファンゴ、ドイツ
ファンゴ、アイフェルファンゴ、フライブルグファンゴ等の各地の海泥又は泥(含有成分
:二酸化珪素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化マンガン、酸化ナトリウ
30
ム、酸化カリウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、ナトリウ
ム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、クロム、鉄、銅、ニッケル、亜鉛、鉛、マン
ガン、ヒ素、水)、聖徳石、天然スメクタイト、ベントナイト、ヘクトライト等が挙げら
れる。
【0068】
添加剤として用いる植物系原料、動物系原料、微生物系原料、その他天然物原料由来の
エキスは、添加しようとする製品種別、形態に応じて常法的に行われる加工(例えば、粉
砕、製粉、洗浄、抽出、分解、微生物による発酵又は代謝変換、分画、精製、圧搾、ろ過
、乾燥、粉末化、造粒、溶解、滅菌、pH調整、脱臭、脱色等を任意に選択、組合わせた処
理)を行い、各種の素材から任意に選択して供すれば良い。
40
【0069】
抽出に用いる溶媒については、供する製品の使用目的、種類、あるいは後に行う加工処
理等を考慮した上で選択すれば良いが、通常では、水、メタノール、エタノール、プロピ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブタノール等の低級アルコー
ル或いは含水低級アルコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、1,2-ブ
チレングリコール、1,4-ブチレングリコール、1,5-ペンタンジオール、1,2-ペンタンジオ
ール、1,3-ペンタンジオール、1,4-ペンタンジオール、1,3,5-ペンタントリオール、1,2ヘキサンジオール、1,5-ヘキサンジオール、1,6-ヘキサンジオール、ペンチレングリコー
ル、ヘキシレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール(分子量100∼10万)等
の多価アルコールあるいは含水多価アルコール、アセトン、酢酸エチル、ジエチルエーテ
50
(45)
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ル、ジメチルエーテル、エチルメチルエーテル、ジオキサン、アセトニトリル、キシレン
、ベンゼン、クロロホルム、四塩化炭素、フェノール、トルエン等の各種有機溶媒や、適
宜規定度を調製した酸(塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、ギ酸、酢酸等)やアルカリ(水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、アンモニア等)の中から選ばれる1種も
しくは2種以上の混液を用いるのが望ましい。但し、用途により溶媒の含有が好ましくな
い場合においては、水のみを使用したり、あるいは抽出後に除去しやすいエタノールを採
用し、単独又は水との任意の混液で用いたりすれば良く、又、原料を搾汁した後に抽出し
たものでも良い。
【0070】
抽出方法については、その溶媒の温度や原料に対する溶媒の重量比率、又は抽出時間に
10
ついても、種々の原料及び使用する溶媒に対しそれぞれを任意に設定することができる。
溶媒の温度は、-4℃から100℃の範囲で任意に設定できるが、原料中に含まれる成分の安
定性の点から、10∼40℃付近が好ましい。又、原料に対する溶媒の重量比率も、例えば原
料:溶媒が、4:1∼1:100の範囲内で任意に設定することができ、特に1:1∼1:10の重
量比率が好ましい。
【0071】
分解は、主に酸による分解、アルカリによる分解、酵素による分解、高温高圧による分
解等があげられる。酸による分解では、例えば塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、酢酸、ギ酸、
シュウ酸、臭化水素、過塩素酸、過ヨウ素酸等の無機酸又は有機酸を用いることが好まし
い。アルカリによる分解では、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシ
20
ウム、水酸化アンモニウム、水酸化バリウム、炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、炭酸
カルシウム、水酸化マグネシウム、ケイ酸ナトリウム等を用いることが好ましい。酸又は
アルカリによる分解では、その濃度や反応時間、反応温度等は対象とする原料に対して、
任意に設定できる。酵素による分解では、特に細胞構造や組織構造等に関して重要な機能
を有するタンパク質や多糖類、脂質又はそれらの複合体を分解する機能を有する酵素を用
いることが好ましく、例えばアミノペプチターゼ、ジペプチターゼ、ジペプチジルペプチ
ターゼ、トリペプチジルペプチターゼ、カルボキシペプチターゼ、セリンプロテアーゼ、
トリプシン、キモトリプシン、システインプロテアーゼ、チオールプロテアーゼ、パパイ
ン、アサパラギン酸エンドペプチターゼ、メタロエンドペプチターゼ、ブロメライン、サ
ーモライシン、プロナーゼ、ペプシン、レンニン、パンクレアチン、キモパパイン、フィ
30
シン、コラゲナーゼ、エラスターゼ等のタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)や、アミラー
ゼ、タカアミラーゼ、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペクチナーゼ、ポリガラクツロナー
ゼ、デキストラナーゼ、プラナーゼ等の多糖類分解酵素、鶏卵白由来リゾチーム、ヒト由
来リゾチーム、パパイヤ由来リゾチーム、カブラ由来リゾチーム、大麦由来リゾチーム、
ザイモリエース、塩化リゾチーム、グルカナーゼ、キチナーゼ等の細胞壁溶解酵素等が挙
げられる。酵素による分解では、その濃度や反応時間、反応温度、溶液のpH等は任意に
設定できるが、特に用いる酵素の至適値に設定することが好ましい。
【0072】
微生物による発酵又は代謝変換は、少なくとも1種の微生物を、基質とする原料に接種
し生育させることで行うことができる。基質への微生物の接種は、直接基質中に微生物を
40
添加する方法や、アルギン酸やポリビニル、ゼラチン等の担体に吸着させ、例えば微生物
と担体とで構成される微細ビーズの形状で添加することができ、更にはバイオリアクター
の管壁に固定して用いることもできる。微生物による発酵又は代謝変換では、使用する微
生物として特に規定しないが、一般に生体への著しい毒性を示すような病原性微生物以外
の微生物と定義することができる。用いる微生物としては、例えば、酵母に分類される微
生物としては、Aciculoconidium属、Actonia属、Aessosporon属、Ambrosiozyma属、Antho
myces属、Apiotrichum属、Arthroascus属、Arxula属、Ashbia属、Ashbya属、Asporomyces
属、Atelosaccharomyces属、Azymoprocandida属、Babjevia属、Ballistosporomyces属、B
ensingtonia属、Blastobotrys属、Blastodendrion属、Blastoderma属、Blastoschizomyce
s属、Botryoascus属、Botryozyma属、Brettanomyces属(Brettanomyces bruxellensis、Br
50
(46)
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ettanomyces anomalus等)、Bullera属、Bulleromyces属、Candida属(Candida albicans、
Candida amylolenta、Candida anomala、Candida boidinii、Candida entomaea、Candida
etchellsii、Candida famata、Candida fermentati、Candida guilliermondii、Candida
halophila、Candida intermedia、Candida krusei、Candida lactosa、Candida lipolyt
ica、Candida mogii、Candida parapsilosis、Candida sake、Candida tropicalis、Cand
ida versatilis、Candida vulgaris等)、Castellania属、Chlamydozyma属、Chromotorula
属、Citeromyces属、Cladosporium属、Clavispora属、Crebrothecium属、Cryptococcus属
、Debaryomyces属(Debaryomyces delbrueckii、Debaryomyces halotolerans、Debaryomyc
es hansenii等)、Debaryozyma属、Dekkera属、Dekkeromyces属、Dematium属、Dipodascus
属、Eeniella属、Endomyces属、Endomycopsis属、Eremascus属、Eremothecium属、Eutoru
10
lopsis属、Fabospora属、Fellomyces属、、Filobasidium属、Galactomyces属、Geotricho
ides属、Geotrichum属、Guilliermondella属、Hanseniaspora属、Hansenula属(Hansenula
anomala、Hansenula kluyveri、Hansenula miso、Hansenula polymorpha、Hansenula wi
ckerhamii等)、Hypomyces属、Issatchenkia属、Kloeckera属(Kloeckera brevis、Kloecke
ra fluorescens、Kloeckera japonica等)、Kloeckeraspora属、Kluyveromyces属(Kluyver
omyces bulgaricus、Kluyveromyces marxianus、Kluyveromyces thermotolerans等)、Koc
kovaella属、Kurtzmanomyces属、Leucosporidium属、Lipomyces属、Metschnikowia属、Mi
croanthomyces属、Monilia属、Monospora属、Monosporella属、Mrakia属、Myceloblastan
on属、Mycocandida属、Mycoderma属、Mycotorula属、Mycotoruloides属、Myxozyma属、Na
dsonia属、Nectaromyces属、Nematospora属、Octosporomyces属、Ogataea属、Oidium属、
20
Oospora属、Oosporidium属、Pachysolen属、Parasaccharomyces属、Paratorulopsis属、P
arendomyces属、Petasospora属、Pichia属(Pichia amylophila、Pichia farinosa、Pichi
a guilliermondii、Pichia membranifaciens、Pichia mogii等)、Pityrosporum属、Proca
ndida属、Procandida属、Proteomyces属、Pseudomonilia属、Pseudosaccharomyces属、Ps
eudozyma属、Rhodomyces属、Rhodosporidium属、Rhodotorula属、Saccharomyces属(Sacch
aromyces aceti、Saccharomyces cerasi、Saccharomyces cerevisiae、Saccharomyces ex
iguus、Saccharomyces unisporus、Saccharomyces fibuligera等)、Saccharomycodes属、
Saccharomycopsis属、Saturnispora属、Schizoblastosporion属、Schizosaccharomyces属
、Schwanniomyces属、Selenotila属、Selenozyma属、Smithiozyma属、Sporidiobolus属、
Sporobolomyces属、Sporothrix属、Stephanoascus属、Sterigmatomyces属、Sympodiomyce
30
s属、Syringospora属、Tetrapisispora属、Torula属、Torulaspora属、Torulopsis属、Tr
ichosporon属、Udeniomyces属、Waltomyces属、Willia属、Williopsis属、Wingea属、Xan
thophyllomyces属、Yamadazyma属、Zendera属、Zygofabospora属、Zygopichia属、Zygosa
ccharomyces属、Zymodebaryomyces属等が挙げられる。細菌と分類される微生物としては
、Acetobacter属(Acetobacter aceti等)、Achromobacter属、Acidianus属、Acidobacteri
um属、Acidithiobacillus属、Acrocarpospora属、Actinoalloteichus属、Actinocorallia
属、Actinokineospora属、Actinomadura属、Actinoplanes属、Actinopolyspora属、Actin
osynnema属、Aerococcus属、Aeromicrobium属、Agrobacterium属、Agromyces属、Ahrensi
a属、Alcaligenes属、Alicyclobacillus属、Alloiococcus属、Alteromonas属、Amorphosp
orangium属、Ampullariella属、Amycolata属、Amycolatopsis属、Aquaspirillum属、Arca
40
nobacterium属、Arthrobacter属、Aureobacterium属、Azotobacter属、Bacillus属(Bacil
lus brevis、Bacillus subtilis等)、Bacteroides属、Beneckea属、Bifidobacterium属(B
ifidobacterium bifidum、Bifidobacterium longum、Bifidobacterium breve、Bifidobac
terium infantis等)、Brachybacterium属、Brevibacillus属、Brevibacterium属、Brevun
dimonas属、Burkholderia属、Carnobacterium属、Catellatospora属、Cellulomonas属、C
hainia属、Chromobacterium属、Chryseobacterium属、Citrobacter属、Clavibacter属、C
orynebacterium属、Couchioplanes属、Cryptosporangium属、Curtobacterium属、Dactylo
sporangium属、Deinococcus属、Delftia属、Demetria属、Dermacoccus属、Dermatophilus
属、Elytrosporangium属、Enterobacter属、Erwinia属、Escherichia属、Eubacterium属
、Excellospora属、Exiguobacterium属、Faenia属、Flammeovirga属、Flavobacterium属
50
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、Flexibacter属、Geodermatophilus属、Globicatella属、Gluconacetobacter属、Glucon
oacetobacter属、Glycomyces属、Gordona属、Gordonia属、Halobacterium属、Halococcus
属、Herbidospora属、Hydrogenophilus属、Hyphomicrobium属、Hyphomonas属、Intraspor
angium属、Janibacter属、Jonesia属、Kibdelosporangium属、Kineococcus属、Kineospor
ia属、Kitasatoa属、Kitasatospora属、Kitasatosporia属、Klebsiella属、Kocuria属、K
urthia属、Lactobacillus属(Lactobacillus rimae、Lactobacillus divergens、Lactobac
illus carnis、Lactobacillus piscicola、Lactobacillus acidophilus、Lactobacillus
amylophilus、Lactobacillus animalis、Lactobacillus brevis、Lactobacillus casei、
Lactobacillus curvatus、Lactobacillus bulgaricus、Lactobacillus delbrueckii、Lac
tobacillus fermentum、Lactobacillus fructivorans、Lactobacillus fructosus、Lacto
10
bacillus helveticus、Lactobacillus hilgardii、Lactobacillus homohiochii、Lactoba
cillus kefiri、Lactobacillus malefermentans、Lactobacillus murinus、Lactobacillu
s paracasei、Lactobacillus paracasei subsp. tolerans、Lactobacillus parakefiri、
Lactobacillus pentosus、Lactobacillus plantarum、Lactobacillus reuteri、Lactobac
illus rhamnosus、Lactobacillus sakei、Lactobacillus confusus、Lactobacillus viri
descens、Lactobacillus johnsonii、Lactobacillus viscosus、Lactobacillus fermenta
tae、Lactobacillus acidophil-aerogenes、Lactobacillus leichmannii、Lactobacillus
gasseri、Lactobacillus bifidus、Lactobacillus jugurt、Lactobacillus caucasicus
、Lactobacillus arabinosus、Lactobacillus kunkeei、Lactobacillus nagelii、Lactob
acillus fornicalis、Lactobacillus pentoaceticus、Lactobacillus xylosus、Lactobac
20
illus minutus等)、Leuconostoc属(Leuconostoc lactis、Leuconostoc dextranicum、Leu
conostoc mesenteroides、Leuconostoc oenos、Leuconostoc paramesenteroides、Leucon
ostoc cremoris、Leuconostoc citrovorum等)、Listonella属、Lucibacterium属、Luteoc
occus属、Magnetospirillum属、Marinilabilia属、Marinospirillum属Mesorhizobium属、
Metallosphaera属、Methylobacterium属、Microbispora属、Micrococcus属、Microellobo
sporia属、Micromonospora属、Mycobacterium属、Mycoplasma属、Nocardia属、Nocardioi
des属、Nonomuraea属、Nonomuria属、Oceanospirillum属、Ochrobactrum属、Oerskovia属
、Oligella属、Paenibacillus属、Pediococcus属(Pediococcus cerevisiae、Pediococcus
pentosaceus、Pediococcus urinae-equi等)、Pedobacter属、Peptococcus属、Peptostre
ptococcus属、Pilimelia属、Pimelobacter属、Planobispora属、Planococcus属、Planomo
30
nospora属、Prevotella属、Propionibacterium属、Proteus属、Protomonas属、Pseudomon
as属、Pseudonocardia属、Rahnella属、Rarobacter属、Rathayibacter属、Rhizobium属、
Rhizomonas属、Rhodobacter属、Rhodococcus属、Rhodopseudomonas属、Rhodospirillum属
、Rothia属、Rubrobacter属、Ruegeria属、Saccharomonospora属、Saccharothrix属、Ser
ratia属、Sinorhizobium属、Sphingobacterium属、Sphingomonas属、Sporolactobacillus
属、Stenotrophomonas属、Streptoalloteichus属、Streptococcus属(Streptococcus dura
ns 、Streptococcus faecalis、Streptococcus faecium、Streptococcus bovis、Strepto
coccus equinus、Streptococcus mutans、Streptococcus salivarius、Streptococcus th
ermophilus、Streptococcus agalactiae、Streptococcus mitis、Streptococcus pyogene
s、Streptococcus pneumoniae、Streptococcus lactis、Streptococcus dysgalactiae、S
40
treptococcus sanguis、Streptococcus acidominimus、Streptococcus avium、Streptoco
ccus uberis、Streptococcus cremoris、Streptococcus diacetilactis等)、Streptomyce
s属、Streptosporangium属、Streptoverticillium属、Terrabacter属、Thermoactinomyce
s属、Thermobifida属、Thermobispora属、Thermocrispum属、Thermomonospora属、Thermo
plasma属、Thiobacillus属、Thiomonas属、Thiosphaera属、Weissella属、Xanthobacter
属、Xanthomonas属、Zymomonas属等が挙げられる。酵母以外の子嚢菌類、担子菌類又は不
完全菌類と分類される微生物としては、Allomyces属、Amoebidium属、Amorphotheca属、A
rthroderma属、Ascoidea属、Ascobolus属、Ascodesmis属、Aspergillus属、Aureobasidiu
m属、Botryosphaeria属、Botryotinia属、Brachybasidium属、Byssochlamys属、Capnodiu
m属、Ceratocystis属、Ceratomyces属、Chaetomium属、Chrysella属、Chytridium属、Cla
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viceps属、Cochliobolus属、Coemansia属、Coleosporium属、Coniochaetidium属、Cordyc
eps属、Cronartium属、Cyttaria属、Dothidea属、Endogone属、Entomophthora属、Emeric
ella属、Eupenicillium属、Eurotium属、Exobasidium属、Gibberella属、Glomus属、Grap
hiola属、Gymnoascus属、Harpella属、Helicomyces属、Helvella属、Hemicarpenteles属
、Hyphochytrium属、Hypocrea属、Laboulbenia属、Labyrinthula属、Leptosphaeria属、L
eptosphaerulina属、Lophodermium属、Melanotaenium属、Microascus属、Microstroma属
、Medeolaria属、Melampsora属、Melamsporella属、Morchella属、Monascus属、Monilini
a属、Mycospharella属、Nannizzia属、Nectria属、Neolecta属、Neurospora属、Nodulosp
haeria属、Olpidium属、Peziza属、Penicillium属、Perenospora属、Pestalotiopsis属、
Phomopsis属、Phragmidiella属、Pneumocystis属、Preussia属、Pleospora属、Puccinia
10
属、Pythium属、Ravenelia属、Rickia属、Rhinocladiella属、Rhizidiomyces属、Rhizoct
onia属、Sclerocleista属、Saprolegnia属、Sclerotinia属、Sclerotum属、Septobasidiu
m属、Sordaria属、Sporidiobolus属、Stigmatomyces属、Sydowiella属、Talaromyces属、
Taphrina属、Thraustochytrium属、Tolyposporium属、Trichoglossum属、Trichoma属、Us
tilago属、Verticillium属、Xylaria属等が挙げられる。 【0073】
微生物による発酵又は代謝変換では、植物系原料、動物系原料又はその他の天然物系原
料の各種原料以外に、微生物の成育や代謝を調節又は活性化、更には特殊な生合成又は分
解経路を誘導するために、更に様々な化合物等を原料中に添加することが可能であり、例
えば、炭素源として、グルコース、フルクトース、ガラクトース、スクロース、マルトー
20
ス、マンノース、ラクトース、グリセリン、デンプン等の糖質又はエタン、メタン、プロ
パン、ブタン等の炭化水素、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、ラウリル酸、パルミチン酸、オ
レイン酸、リノール酸、リノレン酸等の脂肪酸等、窒素源として、硫酸アンモニウムや塩
酸アンモニウム、リン酸アンモニウム等のアンモニウム塩や尿素、尿酸、又はアミノ酸類
等、又、種々の微生物で要求されるビタミン類やカリウム、カルシウム、マグネシウム、
ナトリウム、硫黄、リン、塩素等が組成中に含まれる化合物、更には、鉄、銅、亜鉛、コ
バルト、ニッケル、硼素、マンガン、モリブデン、スズ、セレン、珪素、ヒ素、バナジウ
ム、クロム、フッ素等組成中に含まれる化合物等を更に添加することが可能である。又、
種々の微生物の成育や代謝の活性に影響を及ぼす至適温度、供給酸素量、pH又は圧力等に
ついては、種々の微生物固有の性質に応じて任意に設定することができ、例えば温度に関
30
しては10∼50℃の範囲で任意に設定することが、pHに関しても1∼14の範囲で任意に設定
することができる。
【0074】
分画又は精製では、一般に公知の技術を適宜用いることができ、溶媒抽出以外にも、例
えば液体クロマトグラフィー(イオン交換クロマトグラフィー、イオン排除クロマトグラ
フィー、アフィニティークロマトグラフィー、ゲル濾過クロマトグラフィー、サイズ排除
クロマトグラフィー、親水性吸着クロマトグラフィー、疎水性吸着クロマトグラフィー、
配位子交換クロマトグラフィー等)による単一のカラムあるいは複数のカラムを用いた分
画や、半透膜による透析、成分の結晶化や再結晶化、濾紙やメンブランフィルター、ウル
トラフィルター、活性炭や濾過助剤等を用いた濾過、遠心分離やその応用である分画沈殿
40
法、密度勾配沈降平衡法といった密度勾配分離法等が挙げられる。
【0075】
本発明に添加剤として用いられる、前記以外のその他の成分の具体例として、無水ケイ
酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、カオリン、ベントナイト、ヘクトライト、天然または
合成スメクタイト、スチブンサイト、マイカ、雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、酸化ジ
ルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、グンジョウ、酸化クロム、水酸化クロム、カーボ
ンブラック、カラミン等の無機顔料類、過酸化水素水、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモ
ニウム、過ホウ酸ナトリウム、過酸化尿素、過炭酸ナトリウム、過酸化トリポリリン酸ナ
トリウム、臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム、過酸化ピロリン酸ナトリウム、過酸化オ
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ルソリン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム過酸化水素付加体、硫酸ナトリウム過酸化水素
付加体、塩化ナトリウム過酸化水素付加体、β-チロシナーゼ酵素液、マッシュルーム抽
出液、硫酸ストロンチウム、硫化ナトリウム、硫化バリウム、硫化カルシウム等の無機系
還元剤、チオグリコール酸又はその塩類(チオグリコール酸カルシウム、チオグリコール
酸ナトリウム、チオグリコール酸リチウム、チオグリコール酸マグネシウム、チオグリコ
ール酸ストロンチウム)等の酸化還元剤、5-アミノオルトクレゾール、2-アミノ-4-ニトロ
フェノール、2-アミノ-5-ニトロフェノール、1-アミノ-4-メチルアミノアントラキノン、
3,3′-イミノジフェノール、塩酸2,4-ジアミノフェノキシエタノール、塩酸2,4-ジアミノ
フェノール、塩酸トルエン-2,5-ジアミン、塩酸ニトロパラフェニレンジアミン、塩酸パ
ラフェニレンジアミン、塩酸N-フェニルパラフェニレンジアミン、塩酸メタフェニレンジ
10
アミン、オルトアミノフェノール、酢酸N-フェニルパラフェニレンジアミン、1,4-ジアミ
ノアントラキノン、2,6-ジアミノピリジン、1,5-ジヒドロキシナフタレン、トルエン-2,5
-ジアミン、トルエン-3,4-ジアミン、ニトロパラフェニレンジアミン、パラアミノフェノ
ール、パラニトロオルトフェニレンジアミン、パラフェニレンジアミン、パラメチルアミ
ノフェノール、ピクラミン酸、ピクラミン酸ナトリウム、N,N′-ビス(4-アミノフェニル)
-2,5-ジアミノ-1,4-キノンジイミン、5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノー
ル、N-フェニルパラフェニレンジアミン、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミ
ン、硫酸5-アミノオルトクレゾール、硫酸2-アミノ-5-ニトロフェノール、硫酸オルトア
ミノフェノール、硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミン、硫酸4,4′-ジアミノジフェ
ニルアミン、硫酸2,4-ジアミノフェノール、硫酸トルエン-2,5-ジアミン、硫酸ニトロパ
20
ラフェニレンジアミン、硫酸パラアミノフェノール、硫酸パラニトロオルトフェニレンジ
アミン、硫酸パラニトロメタフェニレンジアミン、硫酸パラフェニレンジアミン、硫酸パ
ラメチルアミノフェノール、硫酸メタアミノフェノール、硫酸メタフェニレンジアミン、
カテコール、ジフェニルアミン、α-ナフトール、ヒドロキノン、フロログルシン、2-ヒ
ドロキシ-5-ニトロ-2′,4′-ジアミノアゾベンゼン-5′-スルホン酸ナトリウム、ヘマテ
イン等の染料剤、ジャコウ、シベット、カストリウム、アンバーグリス等の天然動物性香
料、アニス精油、アンゲリカ精油、イランイラン精油、イリス精油、ウイキョウ精油、オ
レンジ精油、カナンガ精油、カラウェー精油、カルダモン精油、グアヤクウッド精油、ク
ミン精油、黒文字精油、ケイ皮精油、ゲラニウム精油、コパイババルサム精油、コリアン
デル精油、シソ精油、シダーウッド精油、シトロネラ精油、ジャスミン精油、ジンジャー
30
グラス精油、杉精油、スペアミント精油、大茴香精油、チュベローズ精油、丁字精油、橙
花精油、冬緑精油、トルーバルサム精油、バチュリー精油、バラ精油、パルマローザ精油
、桧精油、ヒバ精油、白檀精油、プチグレン精油、ベイ精油、ベチバ精油、ベルガモット
精油、ペルーバルサム精油、ボアドローズ精油、芳樟精油、マンダリン精油、ユーカリ精
油、ライム精油、ラベンダー精油、リナロエ精油、レモングラス精油、ローズマリー精油
等の植物性香料、その他合成香料等の香料、5-アミノ-o-クレゾール、o-アミノフェノー
ル、m-アミノフェノール、p-アミノフェノール、2,6-ジアミノピリジン、5-(2-ヒドロキ
シルエチルアミノ)-2-メチルフェノール、N,N-ビス(β-ヒドロキシル)-p-フェニレンジア
ミン硫酸塩、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)-p-フェニレンジアミン、p-ニトロ-o-フェニ
レンジアミン、p-フェニレンジアミン、m-フェニレンジアミン、N-フェニル-p-フェニレ
40
ンジアミン、2-ヒドロキシ-5-ニトロ-2',4'-ジアミノアゾベンゼン硫酸ナトリウム、トル
エン-2,5-ジアミン、2-(2'-ヒドロキシエチルアミノ)-5-アミノトルエン、N,N-ビス(βヒドロキシル)-p-フェニレンジアミン、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)-p-フェニレンジ
アミン硫酸塩、5-アミノ-o-クレゾール硫酸塩、p-アミノフェノール硫酸塩、o-クロロ-pフェニレンジアミン硫酸塩、2-(2'-ヒドロキシエチルアミノ)-5-アミノトルエン硫酸塩、
4,4'-ジアミノジフェニルアミン硫酸塩、p-メチルアミノフェノール硫酸塩、p-フェニレ
ンジアミン硫酸塩、m-フェニレンジアミン硫酸塩、トルエン-2,5-ジアミン硫酸塩、2,4ジアミノフェノキシエタノール塩酸塩、トルエン-2,5-ジアミン塩酸塩、m-フェニレンジ
アミン塩酸塩、2,4-ジアミノフェノール塩酸塩、3,3'-イミノジフェノール、p-フェニレ
ンジアミン塩酸塩、N-フェニル-p-フェニレンジアミン塩酸塩、N-フェニル-p-フェニレン
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ジアミン酢酸塩、1,5-ジヒドロキシナフタレン、トルエン-3,4-ジアミン、p-メチルアミ
ノフェノール、N,N'-ビス(4-アミノフェニル)-2,5-ジアミノ-1,4-キノンジイミン、o-ア
ミノフェノール硫酸塩、2,4-ジアミノフェノール硫酸塩、m-アミノフェノール硫酸塩、2アミノ-4-ニトロフェノール、2-アミノ-5-ニトロフェノール、1-アミノ-4-メチルアミノ
アントラキノン、ニトロ-p-フェニレンジアミン塩酸塩、1,4-ジアミノアントラキノン、
ニトロ-p-フェニレンジアミン、ピクラミン酸、ピクラミン酸ナトリウム、2-アミノ-5-ニ
トロフェノール硫酸塩、レゾルシノール、ニトロ-p-フェニレンジアミン硫酸塩、p-ニト
ロ-o-フェニレンジアミン硫酸塩、p-ニトロ-m-フェニレンジアミン硫酸塩、赤色2号、赤
色3号、赤色102号、赤色104号の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、赤色201号、赤色227
号、赤色230号の(1)、赤色230号の(2)、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色502号、
10
赤色503号、赤色504号、赤色506号、黄色4号、黄色5号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2
)、黄色203号、黄色402号、黄色403号の(1)、黄色406号、黄色407号、橙色205号、橙色20
7号、橙色402号、緑色3号、緑色204号、緑色205号、緑色401号、緑色402号、褐色201号、
紫色401号、青色1号、青色2号、青色202号、青色203号、青色205号、黒色401号、赤キャ
ベツ色素、紅麹色素、カテコールタンニン、赤米色素、アカネ色素、アナトー色素、イカ
スミ色素、ウコン色素、エンジュ色素、オキアミ色素、柿色素、カラメル、金、銀、クチ
ナシ色素、コーン色素、タマネギ色素、タマリンド色素、スピルリナ色素、チェリー色素
、海苔色素、ハイビスカス色素、ブドウ果汁色素、ブドウ果皮色素、マリーゴールド色素
、紫イモ色素、紫ヤマイモ色素、ラック色素、ルチン等の色素・着色剤、アボガド油、ア
ーモンド油、ウイキョウ油、エゴマ油、オリーブ油、オレンジ油、オレンジラファー油、
20
ゴマ油、カカオ脂、カミツレ油、カロット油、キューカンバー油、牛脂脂肪酸、ククイナ
ッツ油、サフラワー油、シア脂、液状シア脂、大豆油、ツバキ油、トウモロコシ油、ナタ
ネ油、パーシック油、ヒマシ油、綿実油、落花生油、タートル油、ミンク油、卵黄油、パ
ーム油、パーム核油、モクロウ、ヤシ油、牛脂、豚脂又はこれら油脂類の水素添加物(硬
化油等)等の油脂類、ミツロウ、カルナバロウ、鯨ロウ、ラノリン、液状ラノリン、還元
ラノリン、硬質ラノリン、カンデリラロウ、モンタンロウ、セラックロウ、ライスワック
ス、スクワレン、スクワラン、プリスタン等のロウ類、流動パラフィン、ワセリン、パラ
フィン、オゾケライド、セレシン、マイクロクリスタンワックス等の鉱物油、ラウリン酸
、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リ
ノレン酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、12-ヒドロキシステアリン酸、
30
ウンデシレン酸、トール油、ラノリン脂肪酸等の天然脂肪酸、イソノナン酸、カプロン酸
、2-エチルブタン酸、イソペンタン酸、2-メチルペンタン酸、2-エチルヘキサン酸、イソ
ペンタン酸等の合成脂肪酸等の脂肪酸類、エタノール、イソピロパノール、ラウリルアル
コール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール
、コレステロール、フィトステロール、フェノキシエタノール等の天然アルコール、2-ヘ
キシルデカノール、イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノール等の合成アルコ
ール等のアルコール類、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステア
リン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸オレイル、オ
レイン酸デシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、
アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸ジへプチルウンデシ
40
ル、モノイソステアリン酸N-アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、トリイ
ソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジエチルヘキサン酸エチレングリコール、ジエ
チルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、2-エチルヘキサン酸セチル、トリエチルヘキサ
ン酸トリメチロールプロパン、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン
酸セチル、オクチルドデシルガム、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、フタル酸ジエチル、フ
タル酸ジブチル、酢酸ラノリン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン
酸プロピレングリコール、ジオレイン酸プロピレングリコール等のエステル類、ステアリ
ン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシ
ウム、パルミチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ラウリン酸亜鉛、ウンデシレン酸
亜鉛等の金属セッケン類、アニオン界面活性剤(アルキルカルボン酸塩、アルキルスルホ
50
(51)
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ン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩)、アルキル硫酸エステル
塩(ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミ
ン、ラウリル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリウム、ステアリル硫酸ナトリウム等)
、二級アルコール硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、ポリオキ
シエチレンラウリル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリ
ウム等)、アルキル及びアルキルアリルエーテル硫酸エステル塩(N-アシルメチルアラニン
塩、N-アシルグルタミン酸塩、N-アシルメチルタウリン塩、N-アシルイセチオン酸塩、Nアシルグリシン塩、アルキルリン酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルキルスルホ
ン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレ
10
ンラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリ
ウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル硫酸ジエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫
酸アンモニウム等)、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、高級脂肪酸エステ
ル硫酸エステル塩(硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等)、ポリオキシエチレン
アルキルエーテルカルボン酸、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテルカルボン酸塩
、硫酸化ヒマシ油等の硫酸化油、モノ又はジアルキル又はアルケニルリン酸エステル塩、
ポリオキシエチレンモノ又はジアルキル又はアルケニルリン酸エステル塩(モノラウリル
リン酸ナトリウム、イソステアリルリン酸ナトリウム、2-ヘキシルデシルリン酸アルギニ
ン、2-ヘプチルウンデシルリン酸カリウム、ポリオキシエチレン(4∼10)ラウリルエーテ
20
ルリン酸ナトリウム、モノセチルリン酸ナ
トリウム、モノミリスチルリン酸アルギニン、モノオレイルリン酸ナトリウム、ポリオキ
シエチレン(2∼10)ラウリルエーテルリン酸カリウム、ジオクチルリン酸ナトリウム等)、
ポリオキシエチレンアルキルエーテルのリン酸エステル塩(ポリオキシエチレンラウリル
エーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンセチ
ルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレン
アルキルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸等)、高
級脂肪酸アミドのスルホン酸塩または高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩(α-オレフィン
スルホン酸塩、N-ミリストイル-N-メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウ
リンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム等)、アルキルベンゼンスルホン
30
酸塩(ドデシルベンゼンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸モノエタノールアミン
、ドデシルベンゼンスルホン酸ジエタノールアミン、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエ
タノールアミン、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等)、スルホコハク酸塩(ジエチ
ルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、スルホコハク酸ナトリウム、スルホコハク酸ラウ
リル二ナトリウム、ポリオキシエチレンスルホコハク酸二ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク酸ポリオキシエチレンラウロイル
エタノールアミドエステル二ナトリウム、ウンデシレノイルアミドエチルスルホコハク酸
二ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸
ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等)、N-アシ
ルサルコシン塩(ラウロイルサルコシンナトリウム、パルミトイルサルコシンナトリウム
40
等)、高級脂肪酸とアミノ酸の縮合物(N-アシルグルタミン酸塩、N-ステアロイルグルタミ
ン酸ナトリウム、N-パルミトイルグルタミン酸カリウム、N-ラウロイル-L-グルタミン酸
ナトリウム、N-ステアロイル-L-グルタミン酸ジナトリウム、N-ミリストイル-L-グルタミ
ン酸ナトリウム、ミリストイルメチルタウリンナトリウム、パルミトイルメチルタウリン
ナトリウム、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、、N-パルミトイル-β-アラニンア
ルギニン、N-パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン等)、オレイン酸塩、
スアアリン酸塩、ラウリン酸塩、パルミチン酸塩等の脂肪酸石鹸等のアニオン性界面活性
剤(アニオン性界面活性剤の塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ
金属塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、Lリジン塩、L-アルギニン塩等の有機アンモニウム塩、アンモニウム塩等が挙げられる)、
50
(52)
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第4級アンモニウム塩(塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化セチルアンモニウム、
臭化セチルアンモニウム、塩化ラウリルアンモニウム、臭化ラウリルアンモニウム、塩化
ステアリルアンモニウム、臭化ステアリルアンモニウム、塩化セチルジメチルアンモニウ
ム、臭化セチルジメチルアンモニウム、塩化ラウリルジメチルアンモニウム、塩化ステア
リルジメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメ
チルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルセチルジタロージメチルアンモニウム、塩化
ジセチルアンモニウム、臭化ジセチルアンモニウム、塩化ジラウリルアンモニウム、臭化
ジラウリルアンモニウム、塩化ジステアリルアンモニウム、臭化ジステアリルアンモニウ
ム、塩化ジセチルメチルアンモニウム、臭化ジセチルメチルアンモニウム、塩化ジラウリ
ルメチルアンモニウム、臭化ジラウリルメチルアンモニウム、塩化ジステアリルメチルア
10
ンモニウム、臭化ジステアリルメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム
、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ス
テアリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキ
ルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチ
ルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ミリスチルジメチルベンジ
ルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂
肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ベ
ヘニルジメチルヒドロキシエチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモ
ニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、ジステアロイルエチルヒドロキシエチ
20
ルモニウムメタサルフェート、ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメタサルフェ
ート、ジパルミトイルエチルヒドロキシエチルモニウムメタサルフェート、及びセチルト
リエチルアンモニウムメチルサルフェート、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化
アルキルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、臭化ア
ルキルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルペンタエトキシアンモニウム、ジタロージ
メチル塩化アンモニウム、ジタロージメチルアンモニウムメチルサルフェート、ジタロー
ジプロピルリン酸アンモニウム、ジタロージメチル硝酸アンモニウム、ジ(ココナッツア
ルキル)ジメチル塩化アンモニウム、ジ(ココナッツアルキル)ジメチル臭化アンモニウム
、ココナッツ塩化アンモニウム、ステアルアミドプロピル塩化PG-ジモニウムホスフェー
ト、ステアルアミドプロピルエチルジモニウムエソサルフェート、ステアルアミドプロピ
30
ルジメチル(ミリスチルアセテート)塩化アンモニウム、ステアルアミドプロピルジメチル
セテアリルアンモニウムトシラート、ステアルアミドプロピルジメチル塩化アンモニウム
、ステアルアミドプロピルジメチル乳酸アンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノ
プロピルエチルジメチルアンモニウム、カチオン化セルロース、アシルジエチルアミノエ
チルアミド、アシルジメチルアミノプロピルアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、
ミリスチルジメチルアミンオキシド、N-ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、N-ミリス
チルジメチルアミノ酢酸ベタイン、N-ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン等)、ビス
脂肪酸エステル塩(ヒドロキシプロピル-ビス-ラウリン酸アミドプロピル-N,N-ジメチルア
ンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-ミリスチン酸アミドプロピル-N,N-ジ
メチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-パルミチン酸アミドプロピル
40
-N,N-ジメチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-ステアリン酸アミド
プロピル-N,N-ジメチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-ベヘン酸ア
ミドプロピル-N,N-ジメチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-オレイ
ン酸アミドプロピル-N,N-ジメチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビスイソステアリン酸アミドプロピル-N,N-ジメチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプ
ロピル-ビス-ヤシ脂肪酸アミドプロピル-N,N-ジメチルアンモニウムクロライド、ヒドロ
キシプロピル-ビス-パーム脂肪酸アミドプロピル-N,N-ジメチルアンモニウムクロライド
、ヒドロキシプロピル-ビス-牛脂脂肪酸アミドプロピル-N,N-ジメチルアンモニウムクロ
ライド、ヒドロキシプロピル-ビス-ラウリン酸アミドエチル-N,N-ジエチルアンモニウム
クロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-ミリスチン酸アミドエチル-N,N-ジエチルアンモ
50
(53)
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ニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-パルミチン酸アミドエチル-N,N-ジエチル
アンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-ステアリン酸アミドエチル-N,N-ジ
エチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-ベヘン酸アミドエチル-N,Nジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-オレイン酸アミドエチルア
ンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-イソステアリン酸アミドエチル-N,Nジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-ヤシ脂肪酸アミドエチル-N
,N-ジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-パーム脂肪酸アミドエ
チル-N,N-ジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-牛脂脂肪酸アミ
ドエチル-N,N-ジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-ラウリン酸
アミドプロピル-N,N-ジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-ミリ
10
スチン酸アミドプロピル-N,N-ジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビ
ス-パルミチン酸アミドプロピル-N,N-ジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロ
ピル-ビス-ステアリン酸アミドプロピル-N,N-ジエチルアンモニウムクロライド、ヒドロ
キシプロピル-ビス-ベヘン酸アミドプロピル-N,N-ジエチルアンモニウムクロライド、ヒ
ドロキシプロピル-ビス-オレイン酸アミドプロピル-N,N-ジエチルアンモニウムクロライ
ド、ヒドロキシプロピル-ビス-イソステアリン酸アミドプロピル-N,N-ジエチルアンモニ
ウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-ヤシ脂肪酸アミドプロピル-N,N-ジエチルア
ンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-パーム脂肪酸アミドプロピル-N,N-ジ
エチルアンモニウムクロライド、ヒドロキシプロピル-ビス-牛脂脂肪酸アミドプロピル-N
,N-ジエチルアンモニウムクロライド等)、ステアルアミドプロピルPG-ジモニウムクロリ
20
ドホスフェート、ベヘナミドプロピルPG塩化ジモニウム、ステアルアミドプロピルエチル
ジモニウムエトサルフェート、ステアルアミドプロピルジメチル(ミリスチルアセテート)
塩化アンモニウム、ステアルアミドプロピルジメチルセテアリルアンモニウムトシレート
、ステアルアミドプロピルジメチル塩化アンモニウム、ステアルアミドプロピルジメチル
アンモニウム乳酸塩等のカチオン性界面活性剤、グリセリン脂肪酸エステル(モノウンデ
シレン酸グリセリル、ジウンデシレン酸グリセリル、モノミリスチン酸グリセリル、ジミ
リスチン酸グリセリル、モノパルミチン酸グリセリル、ジパルミチン酸グリセリル、モノ
ステアリン酸グリセリル、ジステアリン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、モノ
綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノ
ステアリン酸グリセリン、α,α'-オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステア
30
リン酸グリセリンリンゴ酸等)、ポリグリセリン脂肪酸エステル(モノミリスチン酸ジグリ
セリル、ジミリスチン酸ジグリセリル、トリミリスチン酸ジグリセリル、モノパルミチン
酸ジグリセリル、ジパルミチン酸ジグリセリル、トリパルミチン酸ジグリセリル、モノス
テアリン酸ジグリセリル、ジステアリン酸ジグリセリル、トリステアリン酸ジグリセリル
、モノオレイン酸ジグリセリル、ジオレイン酸ジグリセリル、トリオレイン酸ジグリセリ
ル、モノパルミチン酸テトラグリセリル、ジパルミチン酸テトラグリセリル、トリパルミ
チン酸テトラグリセリル、テトラパルミチン酸テトラグリセリル、ペンタパルミチン酸テ
トラグリセリル、モノステアリン酸テトラグリセリル、ジステアリン酸テトラグリセリル
、トリステアリン酸テトラグリセリル、テトラステアリン酸テトラグリセリル、ペンタス
テアリン酸テトラグリセリル、モノオレイン酸テトラグリセリル、ジオレイン酸テトラグ
40
リセリル、トリオレイン酸テトラグリセリル、テトラオレイン酸テトラグリセリル、ペン
タオレイン酸テトラグリセリル、モノパルミチン酸ヘキサグリセリル、ジパルミチン酸ヘ
キサグリセリル、トリパルミチン酸ヘキサグリセリル、テトラパルミチン酸ヘキサグリセ
リル、ペンタパルミチン酸ヘキサグリセリル、モノステアリン酸ヘキサグリセリル、ジス
テアリン酸ヘキサグリセリル、トリステアリン酸ヘキサグリセリル、テトラステアリン酸
ヘキサグリセリル、ペンタステアリン酸ヘキサグリセリル、モノオレイン酸ヘキサグリセ
リル、ジオレイン酸ヘキサグリセリル、トリオレイン酸ヘキサグリセリル、テトラオレイ
ン酸ヘキサグリセリル、ペンタオレイン酸ヘキサグリセリル、モノパルミチン酸デカグリ
セリル、ジパルミチン酸デカグリセリル、トリパルミチン酸デカグリセリル、テトラパル
ミチン酸デカグリセリル、ペンタパルミチン酸デ
50
(54)
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カグリセリル、ヘキサパルミチン酸デカグリセリル、ヘプタパルミチン酸デカグリセリル
、オクタパルミチン酸デカグリセリル、ノナパルミチン酸デカグリセリル、デカパルミチ
ン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、ジステアリン酸デカグリセリル
、トリステアリン酸デカグリセリル、テトラステアリン酸デカグリセリル、ペンタステア
リン酸デカグリセリル、ヘキサステアリン酸デカグリセリル、ヘプタステアリン酸デカグ
リセリル、オクタステアリン酸デカグリセリル、ノナステアリン酸デカグリセリル、デカ
ステアリン酸デカグリセリル、モノオレイン酸デカグリセリル、ジオレイン酸デカグリセ
リル、トリオレイン酸デカグリセリル、テトラオレイン酸デカグリセリル、ペンタオレイ
ン酸デカグリセリル、ヘキサオレイン酸デカグリセリル、ヘプタオレイン酸デカグリセリ
ル、オクタオレイン酸デカグリセリル、ノナオレイン酸デカグリセリル、デカオレイン酸
10
デカグリセリル、モノヒドロキシステアリン酸デカグリセリル、ジヒドロキシステアリン
酸デカグリセリル、トリヒドロキシステアリン酸デカグリセリル、テトラヒドロキシステ
アリン酸デカグリセリル、ペンタヒドロキシステアリン酸デカグリセリル、ヘキサヒドロ
キシステアリン酸デカグリセリル、ヘプタヒドロキシステアリン酸デカグリセリル、オク
タヒドロキシステアリン酸デカグリセリル、ノナヒドロキシステアリン酸デカグリセリル
、デカヒドロキシステアリン酸デカグリセリル、ポリリシノール酸ヘキサグリセリル、ポ
リリシノール酸デカグリセリル、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン、ジス
テアリン酸ポリオキシエチレングリセリン、モノオレイン酸ポリオキシエチレングリセリ
ン、モノミリスチン酸ポリオキシエチレングリセリン等)、ポリオキシエチレングリセリ
ン脂肪酸エステル(ポリオキシエチレングリセリンモノステアレート、ポリオキシエチレ
20
ングリセリンモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリントリイソステアレー
ト等)、ソルビタン脂肪酸エステル(モノラウリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタ
ン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビ
タン、モノステアリン酸ソルビタン、ジステアリン酸ソルビタン、ジオレイン酸ソルビタ
ン、モノパルミチン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビ
タン、ペンタ-2-エチルヘキシル酸ジグリセリンソルビタン、テトラ-2-エチルヘキシル酸
ジグリセリンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリ
ン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、
モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソル
ビタン、ペンタオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン等)、プロピレングリコール脂
30
肪酸エステル(モノオクタン酸プロピレングリコール、モノデカン酸プロピレングリコー
ル、モノステアリン酸プロピレングリコール等)、ショ糖脂肪酸エステル(モノラウリン酸
ショ糖エステル、ジラウリン酸ショ糖エステル、モノパルミチン酸ショ糖エステル、ジパ
ルミチン酸ショ糖エステル、モノステアリン酸ショ糖エステル、ジステアリン酸ショ糖エ
ステル等)、デキストリン脂肪酸エステル(パルミチン酸デキストリン等)、ヤシ油脂肪酸
アルカノールアミド、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油トリイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイ
ソステアリン酸ジエステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油マレイン酸、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル(アルキルポリグルコシド、ポリオキシエチレンセチルエーテル
40
、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリ
オキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエ
チレン-2-オクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル等)、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(ポリオキシエチレンノニルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル等)、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル(モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコ
ール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール等)、ラノリン誘導体(ポリオキシエチレン
ラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンソルビトールラ
ノリン等)、POE・POP-アルキルエーテル(POE・POP-セチルエーテル、POE・POP-2-デシル
テトラデシルエーテル、POE・POP-モノブチルエーテル、POE・POP-水添ラノリン、POE・P
50
(55)
JP 2013-95667 A 2013.5.20
OP-グリセリンエーテル、テトロニック等)、アルカノールアミド(ヤシ油脂肪酸ジエタノ
ールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等)等の
非イオン性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤(2-アルキル-N-カルボキシメチル-Nヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ウ
ンデシルカルボキシメトキシエチルカルボキシメチルイミダゾリニウムベタインナトリウ
ム、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシル-Nヒドロキシエチル-N-カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミ
ノエチルグリシン液、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン、ステアリルジメチルアミ
ノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム液、ヤシ油アルキル-N-カルボ
キシエチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ヤシ油アルキル
10
ベタイン、ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベ
タイン、ヤシ油脂肪酸-N-カルボキシメトキシエチル-N-カルボキシエチルイミダゾリニウ
ムベタインナトリウム、N-ラウロイル-N'-カルボキシメチル-N'-ヒドロキシエチルエチレ
ンジアミンナトリウム、N-ココイル-N'-カルボキシメチル-N'-ヒドロキシエチルエチレン
ジアミンナトリウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ヒドロキシスルホベタイン、ヤシ油ア
ルキルジメチルアミノ酢酸ヒドロキシスルホベタイン、ラウリルアミノプロピオン酸トリ
エタノールアミン、β-ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリル酸アミドプロ
ピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリル酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ヒドロ
キシスルホベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ヒドロキシスルホ
ベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ヒドロキシスルホベタイン
20
、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロ
ピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリル-N-カルボキシメトキシエチル-N-カルボキシ
メチルイミダゾリニウムジナトリウムドデカノイルサルコシン、ラウリルジアミノエチル
グリシンナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、ラウリルスルホベタイン、
ラウリルヒドロキシスルホベタイン、2-ヘプタデシル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシ
エチルイミダゾリニウムベタイン、ココジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジ
メチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチルアルファカルボキシエチルベタイン
、セチルジメチルカルボキシメチルベタイン、セチルジメチルベタイン、ラウリルビス-(
2-ヒドロキシエチル)カルボキシメチルベタイン、ステアリルビス-(2-ヒドロキシプロピ
ル)カルボキシメチルベタイン、オレイルジメチルガンマ−カルボキシプロピルベタイン
30
、ラウリルビス-(2-ヒドロキシプロピル)アルファ−カルボキシエチルベタイン、ココジ
メチルスルホプロピルベタイン、ステアリルジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリル
ジメチルスルホエチルベタイン、ラウリルビス-(2-ヒドロキシエチル)スルホプロピルベ
タイン、レボン2000(三洋化成社)、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルベタイン、ヤシ
油脂肪酸アミドプロピルスルフォベタイン、イミダゾリニウム型両性界面活性剤(ビス(ス
テアリル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリン)クロル酢酸錯体、N-アルキル-N-カルボキシ
メチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N-アルキル-N-カルボキシメチル
-N-ヒドロキシエチルエチレンジアミン・ラウリル硫酸およびその塩、ヤシ油アルキル-Nカルボキシエトキシエチル-N-カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキ
シド、ヤシ油アルキル-N-カルボキシメトキシエチル-N-カルボキシエチルイミダゾリニウ
40
ムジナトリウムヒドロキシド、ヤシ油アルキル-N-カルボキシメトキシエチル-N-カルボキ
シエチルイミダゾリニウムジナトリウムラウリル硫酸、2-ウンデシル-N,N,N-(ヒドロキシ
エチルカルボキシメチル)-2-イミダゾリンナトリウム、2-ココイル-2-イミダゾリニウム
ヒドロキサイド-1-カルボキシエチロキシ二ナトリウム塩、オバゾリン662(東邦化学社)、
スワノールAM-101(日光ケミカルズ社)等、アミノプロピオン酸型両性界面活性剤(ドデシ
ルアミノプロピオン酸ナトリウム等のアルキルアミノプロピオン酸、アルキルアミノジプ
ロピオン酸等)、ドデシルアミノプロパンスルホン酸ナトリウム、N-高級アルキルアスパ
ラギン酸またはその塩、コアミドプロピル塩化ポリエチレングリコールジモニウムリン酸
、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、アルキ
ルアミンオキシド(デシルアミンオキシド、ココアミンオキシド、ミリストイルアミンオ
50
(56)
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キシド、パルミトイルアミンオキシド、アルキルジメチルアミンオキシド、アルキルアミ
ドプロピルアミンオキシド等)等の両性界面活性剤、天然系界面活性剤(レシチン、カゼイ
ンナトリウム、スフィンゴ脂質、サポニン、マンノシル多価アルコール脂肪酸エステル、
グルコシル多価アルコール脂肪酸エステル、ガラクトシル多価アルコール脂肪酸エステル
等の単糖多価アルコール脂肪酸エステルまたは二糖多価アルコール脂肪酸エステル、オリ
ゴ糖多価アルコール脂肪酸エステル等)やアミノ酸系界面活性剤(カプリン酸クロライド、
ラウリン酸クロライド、ミリスチン酸クロライド、パルミチン酸クロライド、ステアリン
酸クロライド、オレイン酸クロライド、ベヘニン酸クロライド、ヤシ油脂肪酸クロライド
等の脂肪酸クロライドとグリシン、サルコシン、β-アラニン、N-メチル-β-アラニン、
タウリン、N-メチルタウリン等の広義のアミノ酸との反応物)、シリコーン系界面活性剤(
10
シリコンKF-6011(信越化学工業社製)、KF-6012(信越化学工業社製)、KF-6013(信越化学工
業社製)、KF-6015(信越化学工業社製)、KF-6016(信越化学工業社製)、KF-6017(信越化学
工業社製)、X-22-4991(信越化学工業社製)、NUCシリコンL7002(日本ユニカー社製)、SH-3
772C(東レダウコーニングシリコーン社製)、SH-3775C(東レダウコーニングシリコーン社
製)等のポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサンや、ABIL EM-90(ゴールドシュ
ミット社製)、ABIL B9806(ゴールドシュミット社製)、シリコンKF-6026(信越化学工業社
製)等の長鎖アルキル含有ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン等)、ポリエ
ーテル変性シリコーン(ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキ
シエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体等)、オキサゾリン変性オ
ルガノポリシロキサン、アルキル変性オルガノポリシロキサン、スチリルケトンシリコー
20
ン誘導体、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、エポキシ変性シリ
コーン、フッ素変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、
アルコキシ変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、アンモニウム変性高分子シリコーン
、オルガノポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリシロキサン、ポリ(N
−アシルアルキレンイミン)変性シリコーン、ジメチルポリシロキサン、窒素含有アクリ
ル−シリコーン系グラフト共重合体、デカメチルシクロペンタシロキサン、フッ素置換ア
ルキル変性シリコーン、オルガノポリシロキサニルシリルアルキル変性シリコーン、三環
式ジテルぺンカルボン酸変性シリコーン、トリフルオロアルキル変性シリコーン、ジビニ
ルポリジメチルシロキサン、ジヒドロゲ
ノポリジメチルシロキサン、ジヒドロゲノポリジメチルシロキサンジビニルポリジメチル
30
シロキサン重合体、トリメチルシロキシケイ酸、ポリオキシプロピレン・メチルポリシロ
キサン共重合体、エチルポリシロキサン、エチルメチルポリシロキサン、エチルフェニル
ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ジオルガノポリシロキサン、オ
クタメチルシクロテトラシロキサン、テトラメチルテトラフェニルテトラシクロシロキサ
ン、ポリエ−テル変性ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、エポキシ変性ポリシ
ロキサン、フッ素変性ポリシロキサン、アルコ−ル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポ
リシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ラウリルメチコンコポリオール、
アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、オイゲノール変
性シリコーン等のシリコーン化合物、二硫化セレン、臭化アルキルイソキノリニウム液、
ジンクピリチオン、ビフェナミン、チアントール、塩酸キニーネ、強アンモニア水等の頭
40
髪処置剤等が挙げられる。 【0076】
その他、ホルモン類、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、キレート剤、防腐・防バイ剤、清
涼剤、安定化剤、乳化剤、動・植物性蛋白質及びその分解物、動・植物性多糖類及びその
分解物、動・植物性糖蛋白質及びその分解物、消炎剤・抗アレルギー剤、創傷治療剤、増
泡剤、増粘剤、酵素、精製水(電子水、小クラスター化等)、消臭・脱臭剤等も併用するこ
とが可能である。
【0077】
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらになんら制約さ
れるものではない。
50
(57)
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【実施例】
【0078】
[製造例1]
アルニカ花100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、常温∼加温
下にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、アルニカ抽出物を約7g得た。
【0079】
[製造例2]
ゲンチアナ根茎100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、常温∼
加温下にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、ゲンチアナ抽出物を約10g
得た。
10
【0080】
[製造例3]
コーヒーノキ種子100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、常温
∼加温下にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、コーヒーノキ抽出物を約
9g得た。
【0081】
[製造例4]
コタラヒムブツ全草100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、常
温∼加温下にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、コタラヒムブツ抽出物
を約10g得た。
20
【0082】
[製造例5]
セイヨウサンザシ果実100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、
常温∼加温下にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、セイヨウサンザシ抽
出物を約7g得た。
【0083】
[製造例6]
セイヨウニワトコ花100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、常
温∼加温下にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、セイヨウニワトコ抽出
物を約8g得た。
30
【0084】
[製造例7]
チョウセンアザミ全草100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、
常温∼加温下にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、チョウセンアザミ抽
出物を約10g得た。
【0085】
[製造例8]
ナツメ果実100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、常温∼加温
下にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、ナツメ抽出物を約10g得た。
【0086】
40
[製造例9]
ノイバラ果実100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、常温∼加
温下にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、ノイバラ抽出物を約10g得た
。
【0087】
[製造例10]
ペパーミント葉及び枝100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、
常温∼加温下にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、ペパーミント抽出物
を約8g得た。
【0088】
50
(58)
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[製造例11]
ヤグルマギク花100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、常温∼
加温下にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、ヤグルマギク抽出物を約8g
得た。
【0089】
[製造例12]
ユズ果実100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、常温∼加温下
にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、ユズ抽出物を約10g得た。
【0090】
[製造例13]
10
レモン果実100gを粉砕し、50%1,3-ブチレングリコール溶液1Lに添加して、常温∼加温
下にて浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、レモン抽出物を約12g得た。
【0091】
[製造例14]
アルニカ花100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて浸漬抽出し
、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、アルニカ抽出物を約10g得た。
【0092】
[製造例15]
ゲンチアナ根茎100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて浸漬抽
出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、ゲンチアナ抽出物を約12g得た。
20
【0093】
[製造例16]
コーヒーノキ種子100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて浸漬
抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、コーヒーノキ抽出物を約9g得た。
【0094】
[製造例17]
コタラヒムブツ全草100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて浸
漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、コタラヒムブツ抽出物を約11g得た。
【0095】
[製造例18]
30
セイヨウサンザシ果実100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて
浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、セイヨウサンザシ抽出物を約8g得た。
【0096】
[製造例19]
セイヨウニワトコ花100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて浸
漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、セイヨウニワトコ抽出物を約8g得た。
【0097】
[製造例20]
チョウセンアザミ全草100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて
浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、チョウセンアザミ抽出物を約10g得た
40
。
【0098】
[製造例21]
ナツメ果実100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて浸漬抽出し
、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、ナツメ抽出物を約11g得た。
【0099】
[製造例22]
ノイバラ果実100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて浸漬抽出
し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、ノイバラ抽出物を約10g得た。
【0100】
50
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[製造例23]
ペパーミント葉及び枝100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて
浸漬抽出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、ペパーミント抽出物を約8g得た。
【0101】
[製造例24]
ヤグルマギク花100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて浸漬抽
出し、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、ヤグルマギク抽出物を約9g得た。
【0102】
[製造例25]
ユズ果実100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて浸漬抽出し、
10
次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、ユズ抽出物を約10g得た。
【0103】
[製造例26]
レモン果実100gを粉砕し、エタノール溶液1Lに添加して、常温∼加温下にて浸漬抽出し
、次いで濾紙を用いて濾過し、乾燥し、レモン抽出物を約12g得た。
【0104】
[実施例1]
ヒト表皮由来細胞を培養ディッシュで培養したのち、試料を添加した。24時間後、細胞
をリン酸緩衝食塩水(PBS)で回収した。回収した細胞は、RIPA緩衝液(50mM Tris-HCl,
pH7.5, 1%NP-40, 150mM NaCl, 0.1%SDS, 0.5%deoxycholate and 1mM PMSF)で溶解し、3
20
μgのタンパクを95℃で5分間煮沸した。その後、SDS-10%PAGEによって電気泳動し、PVDF
膜(BioRad, Hercules, CA)へ転写した。PVDF膜は、0.05%Tween 20および5%(w/v) 無脂
肪ミルクで一晩ブロッキング処理し、その後,アクアポリン3抗体を添加し反応させた。PV
DF膜の洗浄後、抗ウサギIgG抗体(Amersham Pharmacia Biotech)を反応させ、ECL 検出
試薬 (Amersham Pharmacia Biotech)によって発現量を検出した。尚、試料の代わりに溶
媒である50%1,3-ブチレングリコール溶液を添加したものを対象として、その値を100
とし比較を行った。結果を図1∼2に示した。
「試料」
試料は、本発明の製造例1∼13のアルニカ抽出物、ゲンチアナ抽出物、コーヒーノキ
抽出物、コタラヒムブツ抽出物、セイヨウサンザシ抽出物、セイヨウニワトコ抽出物、チ
30
ョウセンアザミ抽出物、ナツメ抽出物、ノイバラ抽出物、ペパーミント抽出物、ヤグルマ
ギク抽出物、ユズ抽出物、レモン抽出物を最終濃度1%になるように添加して試験に供し
た。又、比較試料として、その他の植物抽出物「クチナシの果実抽出物、サボンソウの葉
抽出物」を製造例1と同様の条件で調製し、試験に用いた。
【0105】
(試験結果)
結果は図1∼2の通り、本発明のアルニカ抽出物、ゲンチアナ抽出物、コーヒーノキ抽
出物、コタラヒムブツ抽出物、セイヨウサンザシ抽出物、セイヨウニワトコ抽出物、チョ
ウセンアザミ抽出物、ナツメ抽出物、ノイバラ抽出物、ペパーミント抽出物、ヤグルマギ
ク抽出物、ユズ抽出物、レモン抽出物は、未添加と比較してアクアポリン3の発現量が産
40
生増強する作用を有することが確認できた。 尚、比較試料とした、その他の植物抽出物
「クチナシの果実抽出物、サボンソウの葉抽出物」には、アクアポリン3の発現量が産生
増強する作用は認められなかった。尚、本発明の製造例14∼26で得られたアルニカ抽
出物、ゲンチアナ抽出物、コーヒーノキ抽出物、コタラヒムブツ抽出物、セイヨウサンザ
シ抽出物、セイヨウニワトコ抽出物、チョウセンアザミ抽出物、ナツメ抽出物、ノイバラ
抽出物、ペパーミント抽出物、ヤグルマギク抽出物、ユズ抽出物、レモン抽出物の各抽出
物もアクアポリン3の発現量が産生増強する作用を有する同様の結果が得られた。
【産業上の利用可能性】
【0106】
本発明は、皮膚内のアクアポリン3を産生して増強するために使用する製剤、例えば、
50
(60)
JP 2013-95667 A 2013.5.20
保湿剤又は創傷治癒剤、又は加齢老化による皮膚機能低下を予防するための内用又は外用
の形態で人体に適用する製剤を提供すること。又、医薬品、飲食品、更に化粧料組成物等
を提供することができる。
【図1】
【図2】
(61)
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.
FI
テーマコード(参考)
A61P 17/00
(2006.01)
A61P 17/00
A61P 17/02
(2006.01)
A61P 17/02
A61P 17/16
(2006.01)
A61P 17/16
A61K
8/97
(2006.01)
A61K
8/97
A61Q 11/00
(2006.01)
A61Q 11/00
A61Q 19/00
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A61Q 19/10
A61Q
5/00
(2006.01)
A61Q
5/00
A61P 43/00
(2006.01)
A61P 43/00
105 A23L
(2006.01)
A23L
B
1/30
1/30
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