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27年度 研修部(PDF)
(研修部:Ⅰ 国際協力研修事業) 15 日本語・日本文化研修事業(日本語高等研修等) 1 目的 海外からの研修員等に対し,業務や研究及び日常生活に必要な日本語能力の向上や日本文化の理解 の促進を図るとともに,国際協力・国際化の進展に寄与する(広島県からの受託事業)。 2 事業概要(平成9年度(1997年度)開始) 日本語・日本文化研修:海外からの研修員等を対象に日本語及び日本文化の研修を実施 3 平成27年度実績 研 修 日本語 高等研修 名 等 2週間 A日程 集中 コース B日程 半年コース 海外日本語 教師養成 研修 中国・ ベトナム 人数 実施期間 15人 8/10~8/14 8/31~9/4 15人 8/24~8/28 9/14~9/18 10人 10/5~3/4 中国:3人 ベトナム:3人 内 容 外国人留学生が大学院で研究活 動を行うために必要な論文作 成・発表,討論等の高度な日本語 能力を習得するための研修 9/30~11/25 アジア・太平洋地域等の日本語教 師を対象に,日本語教師に必要な 日本語教授法の習得及び日本語 韓国 4人 1/6~2/19 運用能力の向上のための研修 日本語高等研修 2週間コース 海外日本語教師養成研修 -1- 研 修 名 等 JETプログラム 日本語・日本文化研修 新安山 大学校 (韓国) 36人 実施期間 8/17~8/21 14人 夏季 (他引率1人) 7/13~7/24 16人 (他引率1人) 1/12~1/29 10人 (他引率2人) 7/27~8/14 冬季 東北大学 奉皇島分校 海外大学 語言学院 日本語・ 日 本 文 化 体 (中国) 験 プログラム 上海海洋大学 (中国) 大葉大学 (台湾) 人数 内 容 JETプログラムにより広島県 及び県内市町に派遣される海外 の青年に対する日本語・日本文化 事情研修 アジア・太平洋地域等の高等教育 機関の学生で,日本語・日本学を 専攻している者,あるいは日本理 解・広島理解を希望する者を対象 にした日本語・日本文化研修 10人 (他引率1人) 8/21~8/31 24人 (他引率等2 人) 1/27~2/3 台湾大葉大学 日本語研修 台湾大葉大学 日本語研修 JET プログラム 日本語研修 -2- (研修部:Ⅰ 国際協力研修事業) 16 日本語・日本文化研修事業(国際人材育成事業) 1 目的 海外からの学生等に対し,日本語・日本文化研修や生活支援等を実施し,日本への理解の促進を図 るとともに,国際交流の進展や国際的な人材の育成に寄与する。 2 事業概要((1)~(3)平成18(2006)年度開始,(4) 平成26(2014)年度開始) (1)青少年等日本文化体験研修 海外から教育旅行で広島県を訪問する青少年に対し,日本語の授業,日本文化体験,日本の歴史・ 産業の見学,及び地域住民・学生との交流の機会を提供する。 【5泊6日の場合の代表的な日程例】 日 1 日目 2 日目 曜日 金 土 4 日目 日 月 福岡・大阪・東京等から到着 HIP チェックイン,開講式,日本語授業 夕方 日本文化体験(浴衣の着付けなど) 午前 午後 夕方 終日 午前 火 広島市内見学 (平和記念公園,マツダミュージアム,お好み焼き体験な ど) ホームステイ ホームステイ ホストファミリーとお別れ 午前・午後 宮島(厳島神社) ,もみじ饅頭づくり体験など 午前・午後 学校訪問 (生徒との交流,授業・クラブ活動参加など) 夕方 6 日目 内容 午後 木 3 日目 5 日目 時間 午前 日本文化体験(茶道など) 閉講式 次の訪問地に向けて出発 【研修部で実施可能な日本文化体験の例】 茶道,生け花,折り紙,浴衣の着付け,絵手紙,書道,書画,和 紙人形,和食(巻き寿司など),型染め,竹とんぼ制作,日本の 遊び(竹馬・けん玉等) (2)海外自治体・大学等国際化研修 海外の自治体職員や教育機関・大学の教職員・学生などに対する 研修プログラム。ノンネイティブ日本語教師のための研修(日本語・ 日本文化・授業改善など)や,海外で日本語や日本文化を学んでいる方のための実践的な日本語研 修などを行う。 (3)企業等国際化研修 日系企業や日本と取引のある企業が受け入れる外国人研修員の方に,HIPに宿泊しながら日本語や 日本文化を学んでいただくための研修プログラム。昼間に会社・工場などで技術研修を受け,HIPに 帰ってから日本語クラスや日本文化体験を行うことも可能。また,企業からの要望に応じて,日本 の生活を開始するためのオリエンテーション,健康診断,役場への届け出,銀行口座開設などの支 援,日本語集中講義なども行う。 -3- (4)グローバルリレーションズ・プログラム(GRP) ひろしま国際プラザに入居して,所属の大学に通いながら,国際社会で活躍できる「実践力」を 身につけることができる外国人留学生のためのプログラムで,グローバル能力開発コースと生活基 盤コースの2つのコースで構成する。 レジデントアシスタント(RA)の日本人学生を配置し,プログラムに参加する留学生を支援して いる。 区 分 ねらい グローバル能力開発コース ひろしま国際プラザに入居して,次の能力を養う。 ア 日本語及び日本文化・事情理解 イ 次世代のリーダー・グローバル人材として必要な能力 ウ 多文化共生・協働・平和を希求する精神 生活基盤コース 来日あるいは転入直後の外国人留学生を対 象に,一時的な住居の提供及び基本的な生活 情報を提供することにより,転入あるいは来 日時の不安・負担の軽減を図るとともに,グ ローバル能力開発コースへの参加を促す。 プログラム 内容等 ア 日本語のオフィスアワー ・ ひろしま国際センターの日本人講師陣に日本語能力試験の勉強法などが相談できる。 ・ 日時:毎週金曜日 14時~17時 イ 地域交流等 ・ ひろしま国際センター等が行う各種の地域交流イベントや研修事業へ参加し,イベントの中で自 国の文化等を紹介したり,イベントや研修事業の運営を支援する。 ・ 実施時期:随時 ウ 参加者による多言語・多文化講座 ・ 国際交流を推進するため,地域住民に対して自国の言語や文化を紹介する講座を開催する。 ・ 平成 27 年 11 月から毎週1回,中国語講座「中国語カフェ」を実施。GRP留学生2名が講師, 平成 27 年度受講者 10 名 オ 留学生間の交流 RAの主宰のもと,定例的なミーティングを開催し,入居留学生の相互交流とともに,ひろし ま国際センターの国際交流イベントへの協力や生活のことなどについて,情報交換を行う。 参加期間 1年間(原則最大2年間) 1週間以上~1ヶ月以内 プログラム参加者たち -4- 3 平成27年度実績 区分 研修名等 Southern Cross School (豪州) 青 少 年 等 日 本 文 化 体 験 研 修 大 学海 等外 国自 際治 化体 研・ 修 人数 実施期間 (引率・外数) 備考 11人 (2人) 4/6~4/11 (5泊6日) St. Philip’s School (豪州) 23人 (4人) 4/9~4/12 (3泊4日) Orana Steiner School (豪州) 15人 (2人) 4/16~4/19 (3泊4日) St. Bernards College (豪州) 19人 (3人) 9/17~9/24 (7泊8日) Geelong High School (豪州) 21人 (3人) 9/17~9/22 (5泊6日) Junee High School (豪州) 9人 (7人) 9/24~9/29 (5泊6日) 鷹潭応用工程学校 (中国) 4人 (1人) 中国・鷹潭市の日本語学校の生徒 5/31~7/11 を対象とした日本語・日本文化研 (41泊42日) 修 在外県人会後継者育成支援及び グアナファト青少年交流事業 (ハワイ,メキシコ,ペルー,アル ゼンチン,パラグアイ,ブラジル) 13人 (7人) 在外広島県人会及びメキシコ合衆 国グアナファト州(平成 26 年 11 7/29~8/7 月に広島県と友好提携締結)の青 (9泊10日) 少年を県が招へいし,文化体験や 交流事業を通じ広島への理解を深 めてもらうための事業 広島三育学院 (イギリス) 16人 (4人) 5/27 Sri KDU School (マレーシア) 25人 (2人) 5/29~5/30 (1泊2日) Kuala Lumpur Technical High School (マレーシア) 27人 (8人) 6/9~6/11 (2泊3日) 日本・アジア青少年サイエンス交流 事業(さくらサイエンスプラン) 四川省・重慶市高校生 10人 (1人) 12/9~12/16 (7泊8日) 日本・アジア青少年サイエンス交流 事業(さくらサイエンスプラン) 中国・長春理工大学 10人 (2人) 3/6~3/15 (9泊10日) 日本の教育システムと文化体験研 修(フィリピン) 17人 4/11~4/15 (4泊5日) 30人 3/28~4/3 (6泊7日) 30人 (1人) 9/28~10/3 (5泊6日) 驅勢語言教育中心(Trinity Language Center)(台湾) -5- オーストラリアの中学生・高校生 を対象とした日本語・日本文化研 修 広島三育学院が受け入れたイギリ スの中学生・高校生を対象とした 日本文化研修 マレーシアの高校生を対象とした 日本語・日本文化研修 科学技術振興機構が行う,科学技 術分野において日本とアジア青 少年が交流を行う事業 フィリピン大学関係者を対象と した日本の教育現場視察と文化 体験の研修 ⇒(平成 26 年度に計上) 台湾の日本語学校生徒を対象と した日本語・日本文化体験の研修 区分 研修名等 人数 実施期間 (引率・外数) 4/10~4/29 (3週間) 広島県と四川省環境保護庁が協 定を結び,平成 4 年から継続して いる環境分野の技術交流事業の 国内研修 10人 2/14~2/25 (2週間) ひろしま環境ビジネス推進協議 会が実施する JICA 草の根事業。 ボゴール市との 2 年間のプロジェ クトの中で実施する5回の本邦 研修の第1回目 広島大学日本語・日本文化特別研修 プログラム(ブラジル) 14人 (2人) 7/27~8/8 (2週間) 広島大学のブラジルでの海外協 定校の 1 つであるサンパウロ大学 の学生に対する日本語・日本文化 研修 広島大学 さくらサイエンスプラン 日本文化体験(フィリピン高校生) 10人 (1人) 四川省環境保護合作事業 (中国) 3人 一般廃棄物処理改善マスタープラ ン策定研修(インドネシア) 企 業 等 国 際 化 研 修 備考 県立広島大学 トライアル・プログラム (マレーシア) 広島大学が行う日本・アジア青少 年サイエンス交流事業(さくらサ 10/28,10/30 イエンスプラン)。研修うち,日 本文化体験のみを実施 4人 (1人) 2/14~2/22 (8泊9日) 県立広島大学の提携大学である マレーシア イスラム科学大学 に対する日本語・日本文化体験プ ログラム グローバル能力開発コース 23人 中国 9 人,フィリピン 3 人, 韓国 2 人,イラン 2 人, アンゴラ,インド,ウズベキスタ ン,タイ,バングラディシュ, ベトナム,ネパール各 1 人 生活基盤コース 2人 インド,フランス レジデント・アシスタント(RA) 2人 日本人学生 G R P 合 計 318人 注:合計人数は海外研修員の数(外数を除く) -6- (研修部:Ⅰ 国際協力研修事業) 17 国際協力機構(JICA)受託研修事業 1 目的 独立行政法人国際協力機構(JICA)中国国際センターが受け入れた,開発途上国の国づくりの中心と なる技術者・行政官等への研修をHICが受託実施し,様々な分野の専門知識・技術等の移転を支援す る。 2 事業概要 JICAから集団型研修コース等を受託し,広島県や県内の大学等と協力して実施する。 3 平成27年度実績 (1)課題別研修 研修名 中小企業振興政策(C) 平和のための教育-相互理 解の促進をとおして- 省エネルギー政策立案 官民連携による地域観光 マーケティング(B) 人数 12人 9人 9人 11人 実施期間※ 研修概要 5/19~7/3 【内容等】 ・日本及び参加各国の事例に基づく現状分析と課題の抽出を行う ことで,組織的に取り組むべき対象を明確化させ,自国の課題 改善に向けた職務の能力強化を図ること等を目的とする。 ・中小企業振興を促進するための行動計画を作成するために,中 小企業振興を担う協力対象機関への視察や意見交換,講義など を実施する。 【協力機関】県立広島大学,広島県商工労働局 等 【参加国】アルバニア,アルメニア,ボスニア・ヘルツェゴビナ, グルジア,モンテネグロ,セルビア, マケドニア旧ユーゴスラビア 7/2~8/6 【内容等】 ・日本・広島での経験・実践を学びつつ,自国の実情にあった平 和のための教育推進に向けてのアクションプランを作成する ことを目的とする。 ・広島を主な事例として,行政,学校教育,市民の平和のための 教育への役割や連携を講義形式で学び,実際に行政,学校,N GO等を視察し具体的な取り組みを体験する。 【協力機関】広島大学 等 【参加国】ブルンジ,スーダン,ネパール,フィリピン,コート ジボアール 7/15~8/22 【内容等】 ・省エネルギー政策の意義や政策立案の基礎などを学ぶととも に,日本がこれまでに培った省エネルギー関連の知識や技術, 経験の習得を通じて,対象国において省エネルギー政策立案が できる人材を育成することを目的とする。 。 ・日本における省エネルギー行政の体系と取組を理解するための 講義や,日本の省エネ技術と日本の省エネ推進活動の実例の視 察,政策立案の演習などを実施する。 【協力機関】中国経済産業局,広島大学,広島県環境県民局 等 【参加国】アルゼンチン,ブラジル,コスタリカ,ドミニカ共和 国,パラグアイ,ペルー 7/28~9/14 【内容等】 ・官民が連携して,観光資源としての文化及び自然遺産の活用, 土産物・観光産品の開発不足,観光情報の発信不足等の課題の 改善を通じ,地域の人々の収入向上,雇用創出,社会的調和の 推進力の強化を図り,貧困削減にも資する地域振興を実現する ための持続可能な観光に寄与することを目的とする。 ・日本における地域の観光マーケティングの現状や促進政策を理 解するための講義や,意見交換,視察,ワークショップ,フィ ールドワーク等を実施する。 【協力機関】山口大学,広島県商工労働局 等 【参加国】コロンビア,ドミニカ国,ドミニカ共和国,エチオピ ア,ホンジャラス,パキスタン,パレスチナ,サモア -7- 研修名 排水処理技術 道路維持管理(D) INSET運営管理 アフリカ地域 教師教育 (基礎教育分野) (A) 人数 9人 実施期間※ 研修概要 9/3~11/2 【内容等】 ・日本で実際に機能している排水処理システムの実例及びその整 備プロセスを体系的に学ぶと共に,参加国間で課題や経験を共 有,議論する中で,参加者が各国の排水処理状況を改善するた めの糸口をつかむことを目的とする。 ・ 「水環境保全の意義」 「下水道計画・経営」 「処理場の維持管理」 「下水処理技術」等といったテーマについて,講義・視察・実 習を通して自国に合った必要な知識・技術を学ぶ。 ・また,途上国に向けた技術の一つとして,UASB+DHSを紹介し, 自力で実行可能な改善取組みへの意欲を向上させる。 【協力機関】東広島市,東北大学,広島大学,長岡科学技術大 学,県内の除害装置を持つ企業など 【参加国】アルゼンチン,ボリビア,コスタリカ,エクアドル, グアテマラ,パナマ,ペルー 18人 【内容等】 ・参加国の経済発展に伴う急増する自動車交通需要に対応する道 路整備について,日本の技術・知識・経験を活かし,効率的な 維持管理計画の策定スキルを向上させることを目的とする。 ・PDCAサイクルを使って,予防的・効率的な道路整備や維持管理 の方法を学ぶ。 ・道路維持,管理技術の現場の視察や実習を行う。 11/3~12/12 ・自国の維持管理の改善に向けた行動計画を作成する。 【協力機関】中国地方整備局,広島県,東広島市,京都大学,大 阪大学,拓殖大学,長岡技術科学大学,高速道路関 係企業,NPOなど 【参加国】ブラジル,コンゴ民主共和国,ジブチ,リベリア,マ ラウイ,モザンビーク,ルワンダ,セネガル,トーゴ, ザンビア,ジンバブエ,南スーダン,ブータン 14人 【内容等】 ・日本の現職教員研修,学校運営管理についての講義,学校視察 及び自国との比較分析を通して,学校運営管理の改善計画を策 定することを目的とする。 ・日本の教育について,理論から現場視察を通して,現職教員研 修制度の管理運営に係る仕組み,各行政レベルの役割を理解し 11/18~12/18 た上で,自国の現職教員研修に係るアクションプランを作成す る。 【協力機関】広島大学,広島県立教育センター,広島市教育委員 会など 【参加国】エチオピア,ガーナ,ケニア,マラウイ,ルワンダ, タンザニア,ウガンダ,ザンビア 13人 【内容等】 ・仏語圏アフリカの教師教育改善のための方策を検討し,初等教 育の質向上を図ることを目的とする。 ・日本の教育及び教師教育に関する経験や現状を知ることを通じ て,自分の組織の課題を明らかにし,その課題に対する改善計 画を検討するための講義,視察,ワークショップなどを実施す る。 【協力機関】広島大学,広島県立教育センター,東広島市教育委 員会 等 【参加国】ベナン,ブルキナファソ,コモロ,マダガスカル,マ リ,ニジェール 1/21~2/23 -8- 研修名 人数 中小企業振興政策(D) 8人 計9コース 103人 実施期間※ 研修概要 1/19~2/25 【内容等】 ・日本及び参加各国の事例に基づく現状分析と課題の抽出を行う ことで,組織的に取り組むべき対象を明確化させ,自国の課題 改善に向けた職務の能力強化を図ること等を目的とする。 ・中小企業振興を促進するための行動計画を作成するために,中 小企業振興を担う協力対象機関への視察や意見交換,講義など を実施する。 【主な実施機関】県立広島大学,広島県商工労働局 等 【参加国】アルゼンチン,エクアドル,メキシコ,パラグアイ, ペルー ※実施期間は,技術研修期間を指す。(出入国日,ブリーフィング・オリエンテーションは含まない) 「アフリカ地域 教師教育(基礎教育分野) 」コース 「道路維持管理」コース (視察・吉川小学校) (東広島市による市道修理の見学) (2)青年研修 研修名 人数 イラク(アラビア語) 「戦後復興と平和構築」 11人 計1コース 11人 実施期間※ 研修概要 2/2~2/17 【内容等】 ・3度の戦争と現在進行するテロに対して,改めて復興・開発 を行なうにあたり,戦後復興プロセス,行政管理などの基本 的な概念や手法を学ぶとともに,日本の現状,特に被爆地広 島の戦後復興における行政や市民の活動について学ぶこと を目的とする。 ・平和記念資料館,広島の復興を支えた自動車工場,インフラ 整備などを視察し,平和な社会を構築してきた日本の取り組 みについての知見を得る 【協力機関】広島大学,広島市,早稲田大学など 実施期間※ 研修概要 (3)日系研修 研修名 県立リハビリセンター (理学療法(作業療法)に よる機能回復訓練 計1コース 人数 1人 【内容等】 ・障害者を対象とした理学療法(作業療法)による機能回復訓 練の医療現場(広島県立身体障害者リハビリテーションセン 10/14~11/27 ター)での実習を通じて,訓練の流れやシステム,疾患別ア プローチについて学ぶことを目的とする。 【実施機関】広島県立身体障害者リハビリテーションセンター 【参加国】ブラジル 1人 (参考)過去のJICA研修受託実施状況 23 区分/年度 9~22 167 8 コース数 1,461 57 研修員数 24 25 8 53 -9- 26 8 71 13 120 (単位:コース,人) 27 累計 11 215 115 1,877 (研修部:Ⅱ 地域の国際化推進事業) 18 地域の国際化推進事業(地域交流イベント) 1 2 目的 県民が直接外国人と交流する機会を提供し,地域の国際化を推進する。 事業概要 多くの地域住民(在住外国人を含む。 )が国際相互理解を深める機会として, 「ひろしま国際プラザ (HIP) 」に在館する研修員の協力も得ながら,様々な地域交流イベントを実施する。 また,国際交流・協力事業の地域ボランティアを養成するため,イベントでの通訳やホストファミ リーなどの「HIC オレンジサポーター」登録制度を設け,積極的な参画を促進する。 3 平成 27 年度の実績 1 地域における国際交流推進事業 【目的】 日本人住民に対する意識啓発,外国人住民に対する日本での生活上必要な種々の情報提供及び地域 に暮らす外国人・日本人住民の交流機会の提供を行うことにより,地域における国際交流及び外国人 住民が心豊かに暮らせるまちづくりの推進を支援する。 1 子ども英語村 (1)概 要 地域における国際交流推進事業の一環として,研修員や在住外国人の協力により, 言語や文化にスポットを当てた語学と異文化のアクティビティを行い,多文化共生 社会の推進を支援する。 (2)対 象 者 日本人住民(主に東広島市在住の言語・異文化に関心のある3歳から小学生までの 子ども) (3)実施状況 日 時 平成 28 年3月 13 日(日) 10:00~15:00 場 所 ひろしま国際プラザ 研修室,ロビー及び体育館 参加者 322 名 ボランティア等 54 名(ALT・CIR13 名,留学生等 11 名,J 参加者 ICA研修生7,学生ボランティア等 23 名) 内 容 ・ミニレッスン,おやつ作り,工作,ゲーム,巨大すごろく,英語で歌おう,英 語で運動しよう,絵本の読み聞かせ,カフェ ・活動は原則全て英語で行う。 巨大すごろく ミニレッスン 絵本の読み聞かせ 英語で運動しよう - 10 - 2 「やさしい日本語」講座 (1)概 ▽ 要 外国人住民にとって理解が容易な「やさしい日本語」で話すための方法について講 習会を開催することで,業務及び日常生活における外国人対応の一助とし,受入側 の体制整備を支援する。 「やさしい日本語」の概略,ロールプレイによる実践練習 (2)主な対象者 外国人への情報発信やコミュニケーションを行い自治体・企業職員(主に教育・福 祉・保健分野に従事する者),住民自治協議会,地域メディア担当者,ボランティア 等 (3)実施回数・参加者数 3回 110 名(外国人 58 名。日本人 52 名。1回目は6月 20 日実施 の外国人市民のための防災フェスタと,2回目は3月5日実施の子育て交流会と, 3回目は3月 26 日実施の東広島バスツアーと合わせて実施した。 ) エ 実施状況 (1回目) 日 時 場 所 対 象 参加者 内 容 (2回目) 日 時 場 所 対 象 参加者 内 容 (3回目) 日 時 場 所 対 象 参加者 内 容 平成 27 年6月 20 日(土) 9:00~16:00 御薗宇地域センター 東広島市民 27 名(日本人9名,外国人 14 名,消防職員4名) ・外国人市民のための防災フェスタと合わせて実施 ・日本人参加者を対象に「やさしい日本語」講座 ・外国人合流後,消防署職員による救命講習(胸骨圧迫の方法、AEDの使い方等) ・日本人と外国人一緒のグループワーク「防災ゲーム-防災グッズを買おう!」 平成 28 年3月5日(土) 10:35~12:35 ひろしま国際プラザ 東広島市民 43 名(日本人 24 名,外国人 19 名) ・子育て交流会と合わせて実施 ・ 「やさしい日本語」講座 ・おひな様作りで交流 ・各国の子育て事情,フリートーキング 平成 28 年3月 26 日(土) 10:00~17:30 ひろしま国際プラザ(道の駅 湖畔の里 福富,三景園) 東広島市民 40 名(日本人 名,外国人 名) ・ 「やさしい日本語」講座と合わせて実施 ・ひろしま国際プラザでやさしい日本語講座 (バスツアー) ・福富町の道の駅 湖畔の里 福富で昼食 ・広島中央森林公園三景園散策 防災フェスタでのやさしい日本語講座 子育て交流会でのやさしい日本語講座 - 11 - 3 外国人のための東広島バスツアー (1)概 ▽ ▽ ▽ 要 地域に対する理解を促進し,生活上必要となる情報を提供するためのバスツアーを 開催し,外国人住民の生活の利便性・快適性向上を図るとともに,地域に対する愛 着を増す機会とする。また,参加者同士のコミュニケーションを促し,住民同士の ネットワーク形成の一助とする。 市内の主要観光スポットや生活に役立つ公的機関への訪問 地域行事等への訪問,地域住民との交流 バス内でのレクリエーション等を通じた参加者間の交流 (2)対 象 者 主に東広島市に在住する外国人住民 (3)実施回数・参加者数 エ 3回 127 名(外国 112 名。日本人 15 名) 実施状況 (1回目) 日 時 平成 27 年5月 30 日(土) 9:30~17:30 参加者 外国人 42 名 ・豊栄町のトムミルクフファームでアイススクリーム作り 内 容 ・福富町の道の駅 湖畔の里 福富で昼食 ・安芸津町柄酒造の日本家屋と日本庭園見学 (2回目) 日 時 平成 27 年 10 月 17 日(土) 9:00~17:20 参加者 外国人 45 名 ・豊栄町の小石川りんご園でりんご狩り・昼食 内 容 ・安芸津町の榊山八幡神社を見学 (3回目) 日 時 平成 28 年 3月 26 日(土)10:00~17:30 参加者 外国人 25 名,日本人 15 名 ・ 「やさしい日本語」講座と合わせて実施 ・ひろしま国際プラザでやさしい日本語講座 内 容 (バスツアー) ・福富町の道の駅 湖畔の里 福富で昼食 ・広島中央森林公園三景園散策 バスの中で東広島のクイズ 榊山八幡神社/安芸津町 日本の伝統家屋を訪問/安芸津町 日本人家族と昼食/福富ダム - 12 - 4 外国人のための防災フェスタ (1)概 ▽ 要 通報・応急手当の方法などを実際に体験するイベントを開催し,地域の防災情報や 緊急時に必要となる情報を提供することで,外国人住民の防災意識を高めるととも に,生活の安心・安全の確保に寄与する。 避難訓練・消防署見学・炊き出し体験・通報訓練・応急手当講習等 (2)対 象 者 主に東広島市に在住する外国人住民 (3)実施状況 日時 平成 27 年6月 20 日(土) 9:00~16:00 場所 参加者 御薗宇地域センター 27 名(日本人9名,外国人 14 名,消防職員4名) ・ 「やさしい日本語」講座と合わせて実施 ・日本人参加者を対象に「やさしい日本語」講座 ・外国人合流後,消防署職員による救命講習(胸骨圧迫のやり方、AEDの使 い方など) ・日本人と外国人一緒のグループワーク「防災ゲーム-防災グッズを買おう!」 内容 救命講習 5 グループワークの発表 地域交流希望事業 (1)概 要 ひろしま国際プラザに滞在する研修員との交流を希望する人を広く一般より募集し, 地域住民が主体となった国際交流活動を促進する。 ▽ 日本の伝統芸能発表会,ミニコンサート,ロビーでの日本伝統文化の作品展示,スポーツを通し た交流イベント など (2)対 象 者 交流イベント等を計画している地域住民,ひろしま国際プラザに滞在する研修員 (3)場 ひろしま国際プラザ ロビー・体育館・レストラン など 所 (4)実施回数・参加者 伝統芸能発表会 8回 516 名 ミニコンサート 8回 337 名 スポーツ交流 82 回 994 名 伝統芸能発表会(太鼓) ミニコンサート(ジャズ) - 13 - 6 ホームステイ・ビジット講習会 (1)概 要 (2)対 象 者 身近にできる国際協力・交流の手段として有益なホームステイについての講習会を 開催し,日本人住民のホームステイへの関心を喚起し,またホストファミリー相互 の連携及び情報共有を強化する。 ホームステイ受入れに興味を持つ日本人住民 (3)実施状況 日 時 平成 27 年8月 29 日(土) 10:30~12:45 場 所 ひろしま国際プラザ 3階 306 研修室 参加者 47 名(日本人 33 名,外国人 14 名) ・ ホストファミリー体験談 内 容 ・ お国事情紹介(フィリピン、カンボジア) ・ ゲーム,フリートーキング お国事情紹介(フィリピン) 7 ゲーム 外国人のための子育て交流会 (1)概 要 (2)対 象 者 未就学児を持つ外国人・日本人住民の交流会を開催することで,孤立しがちな外国 人保護者の子育ての悩みを解消し,外国人・日本人の垣根を越えた子育てネットワ ークづくりを支援する。 未就学児を持つ外国人・日本人住民 (3)実施状況 日 時 場 所 人 数 内 容 平成 28 年3月5日(土) 10:35~12:35 ひろしま国際プラザ 44 名(日本人 24 名,外国人 20 名) ・ 「やさしい日本語」講座を合わせて実施 ・ 「やさしい日本語」講座 ・おひな様作りで交流 ・各国の子育て事情,フリートーキング おひな様作り フリートーキング - 14 - 8 外国人のための日本料理交流会 (1)概 要 (2)対 象 者 在住外国人が地域に溶け込みやすいよう日本料理の調理法とそのマナーを知る交流 会 日本料理の調理法とマナーに興味がある外国人 (3)実施状況 日 時 平成 27 年 10 月4日(日) 10:00~15:00 場 所 ひろしま国際プラザ クッキング交流室,キッチンスタジオ・ナッツ 人 数 内 容 57 名(外国人 21 名,日本人 36 名⇒講師:安田女子大学現代ビジネス学科の学 生と引率教師) ・女子学生の指導のもと,全員で日本料理の「昆布と鰹節だしの味噌汁」, 「チキ ン南蛮」 , 「筑前煮」 , 「キュウリとワカメの酢の物」 ,「おはぎ」を調理した。 ・エジプトと中国の参加者も自国の料理を披露した。 ・食事をとりながら,互いに「広島の紹介」,「お国の紹介」をしながら交流した。 調理中(酢の物) 試食 広島の紹介 平成 27 年 10 月 5 日(月)中国新聞 外国人からお国の紹介 - 15 - 9 友好都市マリリア市PR事業 (1)概 要 (2)対 象 者 東広島市の国際友好都市であるマリリア市との友好交流を PR する。 東広島市民,広島県民 (3)実施状況 日 時 場 所 内 容 平成 28 年 2 月 21 日(日)~2 月 27 日(土) ひろしま国際プラザ ロビー 情報センター・図書室 レストラン 体育館・グランド ・写真・動画展示(ロビー) ・関連図書・CD 展示(情報センター・図書室) ・ブラジル料理の提供(レストラン。ランチ) ・その他 東広島市国際交流フットサルリーグ・マツダ会杯への協賛 (2 月 21 日(日) 。体育館・グランド) 写真・動画展示(ロビー) 関連図書・CD 展示(情報センター・図書室) ブラジル料理の提供(レストラン。ランチ) 東広島市国際交流フットサルリーグ・マツダ会杯 - 16 - 2 国際相互理解促進事業 【目的】 日本文化・外国文化の相互理解を促進することで,グローバルな視野を持ち,文化の多様性を受容 できる国際人材の養成に寄与する。 (1) ワールドクッキング教室 ア 概 要 海外の料理をテーマとした料理講習会を開催する。講師は地域に暮らす外国人住 民に依頼し,外国人住民の社会参画への機会とする。 ▽ 講師の母国の料理紹介および調理を通じた交流 ▽ 講師の母国文化,社会事情の紹介 イ 実施回数 19 回(上期・下期 各5回×2クラス。1回中止) ウ 実施状況 テーマ国: 上期: アンゴラ・オーストリア・エジプト・ミャンマー・韓国(5カ国) 下期: ジャマイカ・ロシア・ネパール・ベトナム・タジキスタン(5カ国) エ 受講者数 延べ 311 名 タジキスタン料理 アンゴラ料理 (2) 広島平和研修 ア 概 要 平和記念公園,平和記念資料館,原爆ドームなどへの訪問や講義を通じて,広島 の復興の歴史や平和の尊さについて学ぶための研修を実施する。 イ 対 象 者 ひろしま国際プラザに滞在する研修員 ウ 実施回数 24 回 エ 参加者数 計 350 名 オ 行 平和記念資料館見学 「平和都市ヒロシマの歩み」(講義) 平和記念公園見学 (原爆ドーム,慰霊碑,原爆の子の像,爆心地 等) 程 平和記念公園見学 講義/平和都市ヒロシマの歩み - 17 - (3) 日本文化体験教室 ア 概 要 伝統的な日本文化である茶道・華道・着付け・書道等を体験する教室を開催する ことで,日本文化に対する興味・関心を喚起し,親日感情の醸成に寄与する。 イ 対 象 者 ひろしま国際プラザに滞在する研修員 ウ 場 ひろしま国際プラザ 研修室・和室 等 所 エ 実施回数 18 回(茶道4回,華道4回,着付け3回,書道3回,和紙人形2回,お好み焼き 体験2回) オ 参加者数 計 306 名 着付け (4) お好み焼き体験 宮島バスツアー ア 概 要 広島を代表する文化遺産である宮島への訪問を通じ,日本の歴史・文化に対する 理解を促進し,親日感情の醸成に寄与する。 イ 対 象 者 ひろしま国際プラザに滞在する研修員 ウ 実施回数 4回 エ 参加者数 計 180 名 (5) ホームステイ・ビジット ア 概 要 日本人住民と生活を共にする体験を通じ,研修員の日本の生活・習慣・文化に対 する興味・関心を高めるとともに,受入家庭の国際交流・異文化理解への意欲を 高める。 イ 対 象 者 ひろしま国際プラザに滞在する研修員 ウ 実施回数 29 回 エ 参加者数(外国人) 計 178 名 - 18 - 3 地域交流等事業(研修員参加型)<JICA受託事業> 【目的】 JICA が実施する研修員受入事業によりひろしま国際プラザに滞在する研修員と地域住民が直接交 流できる場を創出し,地域住民の開発途上国・地域及び国際協力に対する理解を促進する。 (1) 世界まるごと体験デー ア 概 要 ブース出展・ステージ発表等を通じ,日本人・外国人が相互に文化を紹介する国 際交流イベントを開催する。 ▽ 体験ブース(世界をアジア大洋州,日本,中東,アフリカ,中南米の5地 域に分け,それぞれの体験ブースで,遊び紹介,民族衣装試着,楽器体験, その地域を知るクイズなど) ▽ 外国語の絵本の読み聞かせ ▽ その他:フリーマーケット,外国語新聞・雑誌などのリサイクルフェア, 留学生による屋台料理など イ 対 象 者 国際交流に興味を持つ日本人・外国人住民 ひろしま国際プラザに滞在する研修員 ウ 場 ひろしま国際プラザ エ 所 実施状況 (1回目) 日 時 平成 27 年9月 12 日(土) 9:30~14:00 参加者 一般参加者 577 名,ボランティア等 49 名 内 容 ・文化体験 世界を5地域(アジア大洋州・日本・中東・アフリカ・中南米)に分け,それぞ れの地域ごとに,遊び,手作り体験・クイズなどの体験コーナーを設置 ・新聞・雑誌のリサイクルフェア(情報センター・図書室) 所蔵期間の経過した外国語新聞・雑誌を無料で配布 ・世界の食文化の体験 レストランで世界各国料理をバイキングで提供 ・かえっこバザール(体育館) 遊ばなくなったおもちゃ等を子ども同士で循環 ・ステージ発表(体育館) 海外協力隊員の体験談,フィリピンダンス,和太鼓演奏 ・フリーマーケット(体育館) ・民族衣装の試着 ・その他 参加型のイベント~外国人のサインをもらって友達になろう!ゲーム HIP パスポート~体験ブースを隈なく回ってスタンプを集めるゲーム など - 19 - (2 回目) 日 時 平成 28 年2月 13 日(日) 9:30~14:00 参加者 一般参加者 620 名,ボランティア等 81 名 内 容 ・文化体験 世界を5地域(アジア大洋州・日本・中東・アフリカ・中南米)に分け,それぞ れの地域ごとに,遊び,手作り体験・クイズなどの体験コーナーを設置 ・新聞・雑誌のリサイクルフェア(情報センター・図書室) 所蔵期間の経過した外国語新聞・雑誌を無料で配布 ・世界の食文化の体験 レストランで世界各国料理をバイキングで提供。留学生による3ヶ国の屋台料 理を提供 ・フリーマーケット ・民族衣装の試着 ・その他 参加型のイベント~外国人のサインをもらって友達になろう!ゲーム HIP パスポート~体験ブースを隈なく回ってスタンプを集めるゲーム など (3) 国際理解講座「ねぇ聞いて!わたしのお国自慢」 ア 概 要 研修員が母国の地理・社会・文化事情等を紹介する,国際理解促進のための講座 を開催する。 ▽ パワーポイントによるプレゼンテーション,クイズ,外国語のあいさつ・ 日常会話の紹介,フリートークによる交流など イ 対 象 者 開発途上国・開発教育に興味を持つ日本人・外国人住民 ウ 場 ひろしま国際プラザ 1階 所 ロビー エ 実施回数 3回 オ 参加者数 研修員 21 名,一般参加者等 54 名 カ 実施状況 (1回目) 日 時 場 所 参加者 平成 27 年8月8日(土) 13:30~16:00 ひろしま国際プラザ 1階 ロビー 研修員4名。一般参加者 19 名 お国紹介(パレスチナ,ドミニカ共和国,ホンジュラス,コロンビア), テーマ国 メレンゲダンス披露(ドミニカ共和国) - 20 - (4) JICA研修員と話すHIROSIMAピーストーク ア 概 要 アフガニスタン,ルワンダ,南アフリカ等,紛争研修国からきた長期研修員等が 講師を務め,広島市民向けに国の概要,過去の出来事と現在の様子,広島での思 い出について紹介する。 市民と研修員の対話,および参加した市民同士が平和について語り合う時間を設 ける。 ▽ パワーポイントによるプレゼンテーション,フリートークなど イ 対 象 者 開発途上国・開発教育に興味を持つ日本人・外国人住民 ウ 場 広島クリスタルプラザ6階 所 ひろしま国際センター交流部 交流ホール 広島市立大学 広島平和研究所 会議室 サテライトキャンパスひろしま5階 会議室 エ 実施回数 3回(広島市内) オ 参加者数 研修員 10 名,一般参加者 72 名 カ 実施状況 (2回目) 日 時 場 所 参加者 内 容 平成 27 年 12 月5日(土) 13:00~16:00 広島市立大学 広島平和研究所 会議室 研修員5名(ルワンダ) 。一般参加者 32 名 ・研修員の紹介 ・パート1:ルワンダの大虐殺について歴史的概要と研修員の体験談 ・パート2:グループワーク,発表 ・まとめ 平成 27 年 12 月 6 日(日)読売新聞 (5) 学校訪問 ア 概 要 授業や課外活動への研修員の参加・交流を通して,日本人児童・生徒が開発途上 国や異文化理解について興味・関心を持つ機会とするとともに,研修員が日本の 教育・文化事情について理解を深める機会とする。 ▽ お互いの文化・社会事情等について相互に紹介する。 ▽ お互いの伝統的な遊び等を紹介し,実演を通して交流を深める。 イ 対 象 者 開発途上国・開発教育に興味を持つ中国地方の小・中・高等学校 ウ 5回7校 実施回数 - 21 - エ 参加者数 オ 実施状況 研修員 63 名,児童・生徒・教員等 687 名 第1回 平成 27 年6月 29 日(月) 第2回 第3回 平成 27 年9月4日(金) 平成 27 年 12 月8日(火) 第4回 平成 27 年 12 月 11 日(金) 第5回 平成 28 年2月 22 日(土) 安芸太田町立殿賀小学校 府中市立栗生小学校 広島市立伴南小学校 神石高原町立神石小学校 クラーク記念国際高等学校広島キャンパス 広島県立安西高等学校 岡山市立曽根小学校 (6) クッキング交流会 ア 概 要 研修員の母国料理の紹介及び調理,食事を共にする体験を通して,地域住民との 異文化交流を推進する。研修員母国の「食」を中心とした文化紹介等を行う。 イ 対 象 者 外国料理・文化に興味を持つ日本人住民 ウ 場 ひろしま国際プラザ クッキング交流室(3回実施) 所 広島市男女共同参画推進センター(1回実施) エ 実施回数 4回 オ 参加者数 研修員 36 名,一般参加者等 66 名 (7) 東広島地域のまつり等への参加 ア 概 要 研修員が地域コミュニティ等の主催するま つり等に参加し,地域住民と交流を深める。 ▽ 運動会,酒まつり等への参加 ▽ 日本と研修員母国の文化・習慣・社 会事情等の紹介 ▽ 外国語のあいさつ・日常会話の紹介 イ 対 象 者 国際交流に興味を持つ日本人住民 ウ 場 地域の小学校など 所 エ 実施回数 3回 オ 参加者数 小学校の児童・保護者など約 1,000 名(うち研修員 86 名) - 22 - (研修部:Ⅱ 地域の国際化推進事業) 19 国際協力情報の収集・提供事業 (ひろしま国際プラザ情報センター・図書室等運営事業) 1 目的 海外からの研修員や県民等に国際協力等の情報を提供するとともに,各種の相談に応じる。 2 事業概要(平成9年度(1997年度)開始) (1) 情報センター・図書室の運営(平成9年(1997年)4月1日開室) 業務:日本語学習教材や国際協力に関する図書等の配備(蔵書数 15,654 冊) ひろしま国際プラザ滞在の研修員や外国人,県民を対象とした相談 (2) インタ-ネットのホ-ムページによるひろしま国際プラザ情報等の提供 (3) 平成21年 (2009年) 4月から図書室内に日本文化理解のための展示を実施 (研修員向け英文案内,年6回,かぶと,着物など季節の展示) (4)平成22年(2010年)5月,研修員と一般向けにミニ折り紙レッスン開始 (5)平成24年(2012年)4月からツイッター,5月からフェイスブック開始。11月から,図書等の 一般への貸出開始。 (6)WI-FI 環境の整備(平成 25 年度(2013 年度)開始)。季節の展示(日本人向け日本語案内) (年 4 回)を開始。 3 平成27年度実績 情報センター・図書室の運営(開館日数:307日) 休室日:毎週日曜日,12月29日~1月3日(蔵書整理等のため,別途年3日間休室) 開館時間:平日 10:30~12:30・13:30~19:00,土祝日 10:30~19:00 ① 情報センター・図書室来室者数 区 分 総 数 1日平均 一般(人) 5,289 17.2 宿泊研修員(人) 1,379 4.5 計(人) 6,668 21.7 宿 泊 研 修 員 比 率 (%) 20.7 ② 情報センター・図書室相談・問合せ件数 内 1 2 3 4 5 6 一 般 宿泊研修員 (件) (件) 容 センター事業・研修等, 施設利用・案内 国際交流・協力 → NGO,交流,ボランティア内外援助活動 教育,学習 → 語学,留学,教育一般 異文化理解 → 行事,催事,文化教室,ホームステイ,外国紹介 生活一般 → 買い物,飲食,公共サービス,観光,労働一般他 出入国関係 計 平成27年度(2015年度)実績 : 190 16 10 285 45 0 546 計 (件) 68 2 7 79 31 0 187 258 18 17 364 76 0 733 ③ 蔵書購入 ④ リサイクルフェアの実施 平成27年9月 6日, 平成28年2月13日開催 来室者数 : 576名(内研修員数 15名) ⑤ 読み聞かせの実施 (絵本で楽しむ外国語) 平成 27年7月20日 開催 来室者数 : 25名 (内研修員数 1名)、内読み聞かせ参加者 計 15名 平成 27年11月7日 開催 来室者数 : 44名 (内研修員数 2名)、内読み聞かせ参加者 計 22名 - 23 - 図書 272冊,CD 46枚, 宿泊研修員 比率(%) DVD 11本 26.3 11.1 41.1 21.7 40.7 0 25.5% ⑥ 利用者数,貸出数 (参考)過去の実績 区分/年度(平成) 利用者総数 (単位:人,件) 2012(24) 2013(25) 2014(26) 2015(27) 5,086 4,251 5,051 6,668 うち一般利用者数 3,706 3,235 4,208 5,289 うち宿泊研修員利用者数 1,380 1,016 843 1,379 307 361 530 733 1,091 1,909 3,938 5,422 相談・問合せ件数 貸出数(図書,雑誌,AV合計)* (*平成 24 年(2012 年)11 月からは一般貸出数を含む) (絵本の読み聞かせ) (情報センター・図書室) - 24 - (研修部:Ⅱ 地域の国際化推進事業) 20 NGOの人材育成・情報提供事業 1 目的 地域レベルでの国際協力に対する県民理解を深めながら,本県の国際化の貢献に寄与する草の 根の国際協力・国際貢献活動を行う人材の育成を図る。 また,NGO交流室を活用し,NGOの活動や情報提供を推進する。 2 事業概要 (1) 「草の根国際協力活動支援事業」:県内のNGO活動を支援するため,「草の根国際協力基金」 を創設(平成10(1998)年度)し,県内NGO団体の活動を助成。 平成26年3月にピース・アーチ・ひろしまプロジェクト実行委員会から寄附を受け,支援を 拡充。 (2) NGO交流室の運営(平成9(1997)年度開始):NGO交流室を活用し,県内外のNGO活動 や情報収集・提供を推進 3 平成27年度実績 (1) 草の根国際協力活動支援事業 (収入) 寄附金額実績 26年度繰越 24,564,365円 27年度実績 0円 計 (支出) 助成金額等実績 残 額 24,564,365円 27年度実績 2,810,918円 (うち助成金2,704,884円) 翌年度繰越 21,753,447円 (平成27年度助成事業) ①担い手育成事業 団体名 事業名 事業内容 特定非営利活動法人 東アジアの平和構 東アジアの留学生と地元大 e&g研究所 築に向けた,若 学生が,互いの文化や歴史理 者・学生交流を通 解を進めるための交流及び しての人材育成事 ワークショップを実施する。 業 - 25 - 実施場所 福山市 助成額(円) 255,825 ②国際協力事業 団体名 事業名 事業内容 実施場所 特定非営利活動法人 女の子のための インド西ベンガル州の駅で IMAGINUS シェルター整備と 保護される少女のために開 教育改善 設したシェルターにおいて, 助成額(円) インド 465,000 パレスチナ 537,193 カンボジア 1,446,866 基礎教育,職業訓練を提供す るとともに,支援活動ができ る現地の人材を育成する。 特定非営利活動法人 広島とパレスチナ パレスチナにおける教育支 ピースビルダーズ を結ぶ平和教育プ 援事業として開発した平和 ロジェクト(Yes 4 教育のための教材の有効性 Better Life) の評価,平和教育実践のため フェーズ 2 の人材育成等を行う。 特定非営利活動法人 プノンペン「ひろ プノンペンの貧困層の児 NGO ひろしま しまハウス」を活 童・生徒を対象とした歯科健 用したカンボジア 診,口腔保健指導,及びカン での児童・生徒の ボジア内陸部の教員養成校 健診及び口腔保健 での口腔保健教育に関する 指導事業 研修会等を実施する。 (2) NGO交流室利用状況 利用者数 掲示申込数 団体ファイル設置数 498人 443件 40団体 (市町村広報を含む) (単位:円,人) (参考)過去の実績 事業区分/年度 資金協力 情報収集 ・提供 H22 H23 H24 H25 草の根国際協力基金 (収入) 1,795 6,126 草の根国際協力助成 (支出) 0 0 0 NGO交流室利用者数 228 681 346 注:利用者数は延べ人数 - 26 - H26 282 27,271,290 H27 0 0 0 2,791,719 2,704,884 708 248 498 (研修部:Ⅲ ひろしま国際プラザ施設管理運営事業) 21 ひろしま国際プラザ施設管理運営事業 1 目的 広島県立広島国際協力センターと独立行政法人国際協力機構(JICA)中国国際センターの合築施設 である「ひろしま国際プラザ(HIP)」を,両者からの委託により一体的に管理し,中四国地方の国際 協力事業の拠点施設として効果的に活用されるように総合的に運営を行う。 2 事業概要 (1) 広島国際協力センターの管理運営(平成26(2014)年度~平成30(2018)年度 第3期指定管理者) (2) JICA中国国際センターの管理運営 3 平成27年度実績 (1) 研修・講習会実績 (単位:コース, 人) 区 分 コース数 人数 広島県研修 10 160 JICA研修 82 520 HIC独自研修 21 318 その他 15 272 計 128 1,270 備 考 日本語高等研修,海外日本語教師養成研 修,JETプログラム日本語・日本文化研 修等 課題別研修,国別研修,青年研修,日系 研修等 青少年等日本文化体験研修,企業等国際 化研修,グローバルリレーションズ・プログラム等 企業,大学,協同組合等が実施する国際 化研修等による施設利用 ※人数は研修員のみ。講師・引率等は除く。 (2) 宿泊室利用実績 (単位:人泊,%) 平成27年度 利用者数 (A) 平成27年度 利用率 平成26年度 利用者数 (B) 平成26年度 利用率 増減率 (A/B) 広島国際協力センター 11,407 42.7 5,965 22.4 192.2 JICA中国国際センタ ー 10,056 57.2 8,616 49.2 116.7 計 21,463 48.5 14,581 33.0 147.2 区 分 【ひろしま国際プラザ】 - 27 -