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事業報告書 学校法人富澤学園

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事業報告書 学校法人富澤学園
平成27年度
事業報告書
学校法人富澤学園
1
‐0‐
1. 法人の概要
(1) 建学の精神
建学の精神「敬・愛・信」に基づき、教育基本法及び学校教育法に従い、学校教育
を行い、建学の精神の実現と、人間性豊かで創造的活力に溢れる人材を育成する。
‐1‐
(2) 学校法人の沿革
大正15年
昭和8年
9年
10年
16年
16年
19年
21年
23年
23年
26年
28年
41年
42年
42年
50年
61年
62年
62年
平成元年
2年
11年
13年
13年
13年
14年
15年
16年
17年
17年
19年
22年
22年
22年
22年
23年
4月
10月
4月
4月
11月
11月
4月
1月
3月
4月
3月
3月
4月
4月
4月
4月
10月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
4月
山形裁縫女学校(各種学校)を創設
山形女子職業学校と校名・学則変更
山形女子職業学校に看護婦養成科を付設
山形女子職業学校にタイピスト科を付設
財団法人富澤学園を設立
山形高等女子職業学校(旧制甲種実業学校)と校名・学則変更
山形城北女子商業学校と校名・学則変更
山形城北高等女学校(旧制高等女学校)と校名・学則変更
山形城北女子高等学校(新制高等学校)と校名・学則変更
山形城北女子中学校を併設
学校法人富澤学園を設立認可
併設山形城北女子中学校を廃止
山形女子短期大学国文科開学
山形女子短期大学幼児教育科開設
山形女子短期大学付属幼稚園を開園
短期大学幼児教育科定員変更
大韓民国正義女子高等学校と姉妹校締結
山形女子短期大学幼児教育科定員変更
山形女子短期大学英文科開設
アメリカコロラド州S・M・アカデミー校と姉妹校締結
短期大学国文科・英文科臨時的定員増
短期大学留学生別科開設
短期大学を山形短期大学(男女共学)と校名変更
付属幼稚園を山形短期大学付属幼稚園と校名変更
山形短期大学人間福祉学科開設
高等学校を山形城北高等学校(男女共学)と校名変更
短期大学留学生別科入学定員変更
短期大学国文科・英文科臨時的定員増終了
短期大学国文科・英文科を改組転換、総合文化学科開設
短期大学幼児教育科を子ども学科と名称変更
短期大学留学生別科入学定員変更
短期大学子ども学科定員変更
東北文教大学人間科学部子ども教育学科開設
短期大学を東北文教大学短期大学部と校名変更
付属幼稚園を東北文教大学付属幼稚園と校名変更
山形城北高等学校定員変更
‐2‐
(3) 設置する学校・学部・学科等
設 置 す る 学 校
東北文教大学
開校 年月
学
部
・
学
科
平成22年㋃ 人間科学部・子ども教育学科
昭和41年㋃ 総合文化学科
子ども学科
東北文教大学短期大学部
人間福祉学科
留学生別科
山形城北高等学校
大正15年㋃ 全日制(普通科)
東北文教大学付属幼稚園
昭和42年㋃
‐3‐
等
(4) 学校・学部・学科等の学生数の状況(平成27年5月1日現在)
東北文教大学
区分
人
間
科
学
部
定員
子ども 教育 学科
合
計
学年
男
女
計
90
1年
23
47
70
90
2年
21
47
68
100
3年
29
54
83
100
4年
18
54
72
380
計
91
202
293
東北文教大学短期大学部
区分
総
子
人
本
合
文
ど
間
化
も
福
定員
学
学
祉
科
科
女
計
1年
9
41
50
120
2年
13
43
56
200
計
22
84
106
100
1年
5
99
104
90
2年
3
91
94
190
計
8
190
198
80
1年
16
52
68
80
2年
13
46
59
160
計
29
98
127
260
1年
30
192
222
290
2年
29
180
209
550
計
59
372
431
科
計
男
80
科
学
学年
別
科
25
―
2
6
8
合
計
575
計
61
378
439
山形城北高等学校
入学定員
学年
男
女
計
学級数
420
1年
134
207
341
10学級
420
2年
116
231
347
11学級
420
3年
113
215
328
10学級
計
363
653
1,016
31学級
1,260
東北文教大学付属幼稚園
総定員
男
210
女
計
学級数
3歳児
41
31
72
3学級
4歳児
48
28
76
3学級
5歳児
35
35
70
3学級
計
124
94
218
9学級
‐4‐
(5) 役員の概要
理事の定員 7~12名、
理事の現員 10名
理事の氏名
内 田 鍈
内 田 英
鬼 武 一
清 水 秀
渡 邊 榮
大 川 健
長 岡 寬
長 谷 川 憲
阿 部 和
玉
上
一
子
夫
裕
子
嗣
治
冶
久
晃
監事の定員 2名、
監事の現員 2名
監事の氏名
茂 木
阿 部
賢
恵
一
二
(6) 評議員の概要
評議員の定数 24~26名
評議員の現員 24名
評議員の氏名
内 田 鍈 一
鬼 武 一 夫
清 水 秀 裕
渡 邊 榮 子
大 川 健 嗣
長 岡 寬 治
水 野 則 子
熊 谷 義 隆
笹 原 正 好
佐 藤 之 俊
矢 萩 新 哉
山 崎 裕 美
石 井 敏 行
片 桐 道 子
佐 藤 克 子
新 関 洋 子
内 田 英 子
佐 藤 榮 一
大久保由紀子
阿 部 和 久
長 谷 川 憲 冶
佐 藤 幸 蔵
酒 井 智 子
武 田 公 一
‐5‐
(7) 教職員の概要(平成27年5月1日現在)
教員
職員
教職員数
専任
非常勤
専任
非常勤
法 人
0
0
4
0
東北文教大学 人 間 科 学 部
25
43
16
8
総合文化 学科
13
26
5
4
子 ど も 学 科
12
17
10
5
人間福祉 学科
11
17
6
2
計
36
60
21
11
山 形 城 北 高 等 学 校
58
33
15
2
東北文教大学付属幼稚園
15
2
5
0
東北文教大
学
短期大学部
‐6‐
2. 主な事業の目的・計画および進捗状況
東北文教大学・東北文教大学短期大学部
共通事項
教育改革・大学改革のとりくみ
○規程等改訂
学則変更及び規程改訂について(東北文教大学・東北文教大学短期大学部)
学則各条文の整合性と表記の統一を図った。
(休業日、学納金表記等)また、学納金の納
入期限、復学時及び学年の途中で卒業する場合の取扱い等を定めた。
(平成 28 年 4 月 1 日施行)
○SD・FD 活動
FD・SD 合同研修会
・
「本学の学生相談の現状と課題」 期日:6 月 3 日
講師:本学カウンセラー
荒木園子 氏
・新任者研修会 4 月 全 4 回
FD 活動
・第 1 回研修会
期日:7 月 16 日
「他大学の動向・シラバスの趣旨」
講師:本学学務課長
山本幾子 氏
「シラバスマニュアルの狙い」
講師:本学教務委員
・第 2 回研修会
眞壁豊 氏
期日:11 月 19 日
「東北文教大学におけるシラバスの現状と課題について」
講師:本学総合文化学科 准教授
加藤大鶴 氏
「建学の精神を活かしたシラバスの作成について~教育改革とシラバスの変遷~」
講師:東北公益文科大学 教授
古山隆 氏
「シラバスにおける時間外学修の意義と方法について」
講師:山形大学 教授
・第 3 回研修会
千代勝実 氏
期日:3 月 17 日
「子ども教育学科のアンケートについて」
講師:本学教育開発研究センター長
渡邉孝男 氏
「学修時間と学修行動についてのアンケートについて」
講師:本学教育開発研究センター委員
加藤大鶴 氏
「図書館アンケートについて」
講師:本学教育開発研究センター委員
‐7‐
熊谷義隆 氏
○組織の改編
本年度から自己点検・評価委員会に設置していた「評価室」を、「大学改革・評価
室」に変更し、大学の評価事務と併せて大学改革を担当する部署として改組を行った。
地域との実務的連携を図ることを目的に、「地域交流研究センター」を「地域連携・ボ
ランティアセンター」に改組した。
学内外の情報やデータの収集・分析を行うため事務組織に「IR室」を新設した。
(8月1
日)
〇改革の取組みと外部資金
「私立大学総合改革支援事業」に東北文教大学及び東北文教大学短期大学部ともに申請
し、どちらもタイプ1「教育の質的転換」で選定された。
学生支援の取組み
○ホームカミングデイ 8/30
平成26年度大学および短期大学の卒業生のうち102名が卒業後半年ぶりに母校に
集い、教職員48名とともに各々の近況報告など情報交換を行った。
〇進路ガイダンス
・保育職ガイダンス
11月22日
・企業研究会
2月9・10日
・保育職就職セミナー 7月18日
・福祉就職セミナー
6月20日
○障がい学生の入学状況と支援について
入学時に提出される「健康調査票」の記載から、日常生活において注意が必要な学生
が数名在籍しているため、教職員間で共通理解を得るための報告があった。
広報活動・学生確保の取組み
○オープンキャンパス
年間 6回開催 5月24日、7月25日、8月2日、10月11日、3月26日
遠方無料シャトルバス運行
7月25日、8月2日 のみ運行
(米沢方面、横手・湯沢方面、酒田・鶴岡方面、仙台方面)
〇「学生による高校生のためのトーク会」
(新規)
1回目 8月10日
2回目
9月26日
○高校訪問
‐8‐
年間 4回 東北各県の高校334校に出向き、大学・短期大学部の広報を展開。
○高大連携事業
・第1回介護セミナー
8月4日
第2回介護セミナー 2月13日
参加高校生46名
参加高校生18名
活気ある学生生活の支援
○語学研修等
韓国語学研修
8月9日~8月28日 ソウル女子大学 参加者 短大4名
アメリカ語学研修 3月6日~3月27日
参加者 大学1名、短大1名
研究活動と地域連携
〇教育開発研究センター
・「授業改善アンケート調査」を全開講科目で実施
・「学修時間と学修行動等についてのアンケート」を全学生に対して実施
〇幼保介護実習センター
・実習園との連絡協議会 期日:5月27日
43事業所からの参加で実習内容や評価基準などについて協議した。
〇児童教育研究センター
・教育における情報化に関する研究会 期日:6月27日
場所:ゆうキャンパス・ステーション
講演:
「山形市における教育の情報化~これまで・今・これから~」
山形市立宮浦小学校教頭 齋藤
隆史氏
「情報化社会に対応できる予測力の育成を目指して
~微小粒子「PM2.5」を気象衛星から予測する環境汚染~」
山形県立庄内総合高等学校校長 槇 誠司氏
「フィールドワークにおけるタブレット端末の活用」
NPO法人伊能社中事務局長
井出 健人氏
「子どもへのプログラミング教育が本当に狙うべきもの」
合同デジタルポケット代表
原田 康徳氏
参加者20名(小・中・高・特別支援学校教員・企業・本学教職員、他)
・児童教育研究センターだより『学びや』第5号発行 2016年3月
・東北文教大学児童教育研究会 関東支部会 期日:6月21日 場所:内田洋行新川本社
体験授業~ICTの活用について
意見交換会~学級経営、教科指導の苦労、課題について
‐9‐
参加者19名(関東で教職についた卒業生、本学教職員)
・東北文教大学児童教育研究会 東北支部会 期日:10月11日 場所:東北文教大学
講演:
「普通学級における特に支援を要する子どもの指導の在り方」
元山形市立西小学校校長
山形大学教育実践研究科客員教授
佐藤 節子氏
参加者23名(教職についた卒業生、本学学生、教員)
〇幼児教育研究センター
・講演会実施
演題「保護者への対応」
講師 立正大学心理学部教授 中田洋二郎氏
9/26
77名受講
・幼児教育研究センター、本学付属幼稚園、上山あい保育園、かほくあいこども園、東
根市東部こども園との意見交換会
○民話研究センター
・公開講座「山形の民話伝承活動-“これまで”と“これから”-」
期日:11月14日 於東北文教大学附属図書館・会議室
講師:大友義助氏(新庄雪の里情報館 名誉館長)
参加者:90名
・会報『民話』の発行
『民話39号』 2015年7月31日 発行
『民話40号』 2016年3月28日 発行
・デジタルアーカイブ作成作業と再刊本資料増刷
・学生による民話のラジオ番組制作
2015年4月~2016年3月まで 12回放送(エフエム山形)
〇地域連携・ボランティアセンター
・山形南部四地区代表者会
期日:6月23日
地区代表者7名と大学8名が参加して、地域連携に関する事業について協議した。
・大学祭関連事業
地域の方々の作品出展や、地域交流イベントなどを企画・実施
・2015オープンセミナー
英会話集中コース(地域連携・ボランティアセンター)
期日:6月27・28日
参加者:19名
‐10‐
・山形県の「未来に伝える山形の宝」制度に本学のプロジェクトである「沃野が広がる南山形
〜氷河期から刻む2万年の歴史と恵みの里」が登録(1月6日)され、平成28年度から5か年の
事業として東北文教大学・南山形地区創生プロジェクト委員会が設置された。
○社会人力育成山形講座(山形講座)の継続実施
文部科学省の平成24年度大学間連携共同教育推進事業に採択された取り組み「美し
い山形を活用した『社会人力育成山形講座』の展開」で、山形県内の多様な教育資源を
取り入れながら、国公私立の枠を超えた山形県内の高等教育機関、自治体および経済界
が連携して共同教育が展開された。本学は山形プロジェクト教育の「ボランティア活動」
を担当開講した。単位互換制度によって他大学からの受講者はなし
○社会貢献事業
・教員免許更新講習
選択領域 60名受講
8月22~23日、8月29日
必修領域 48名受講
6月27~28日
会場はいずれも
庄内地域産業振興センター(鶴岡市)
〇学長裁量経費認定による特別研究事業の実施(新規)
・「知的障がい者の地域生活支援に関する研究」
人間福祉学科・子ども
学科
・「心理学」に関する教科書作成事業
子ども教育学科
・「園庭園外での野育を推進する会全国セミナー」の実施
子ども教育学科
・「ドローン撮影における肖像権などの被侵害感覚の調査」
総合文化学科・子ども
教育学科
・「訪問活動10周年記録誌」編纂・発刊
・地域をフィールドとした「南山形ことば調査」
人間福祉学科
総合文化学科
キャンパス等の環境整備
○設備等の主な改修工事
国庫補助事業活用によるトイレ改修(3・5・6・7号館)
、屋外掲示板設置、多目的広
場防球ネットワイヤー改修工事、同水銀照明塔増設工事、非常災害用自家発電機設置、
大型ディスプレイ設備導入設置(731室)
、大型電子黒板設備設置(731室、他)他
その他
○同窓会活動
・東北文教大学・短期大学部同窓会報「耀かがやき」第17号発刊
・
「耀」奨学金 5名に授与
・同窓会50周年記念事業計画を承認
支部活動 東京支部 「メッセージ」発刊
宮城支部 役員会開催
‐11‐
9月10日
秋田支部 役員新体制発足
韓国ソウル支部 打合せ開催
入会式
平成28年3月23日
新入会員
「やまぎんホール」
276名
準会員
8名
東北文教大学
○カリキュラム変更(平成28年4月1日施行)
「基礎教育科目」の見直しと統廃合(学則別表変更)
リメディアル科目区分の新設と科目の配置(学則別表変更)
○学科行事
4月7~8日(1泊2日)ヒルズサンピア山形において、新入生全員と
新入生研修
専任教員が参加して行われた。
卒業研究発表会
2月9日、本学を会場に4年次学生による卒業研究発表会を行った。
保育所体験学習 8月10日・9月29日 上山あい保育園
○へき地小規模校、都市部大規模校の観察実習
へき地小規模校観察実習 11月6日 山辺町立作谷沢小中学校
都市部大規模校観察実習 9月7日 東京都町田市内小学校 3校
○スクールサポーター
12校55名
山形市内小学校
山形市内特別支援学校
1校 2名
上山市内小学校
2校 7名
天童市内小学校
3校 6名
寒河江市内小学校
3校 8名
その他県内外16市町
21校37名
計 115名の学生を小学校の教育現場に派遣した。
山形市理科教育センター「親子で体験科学遊び教室」
9名
上山市教育委員会「かみのやま寺子屋事業」
1名
○実習連絡協議会
小学校教育実習施設校等との連絡協議会 5月28日、11月12日 山形グランドホテル
〇卒業生との懇談会
9月6日 東京都町田市
‐12‐
東北文教大学短期大学部
〇 東北文教大学短期大学部学則変更(学則条文変更)
入学辞退者の入学金の取扱いについて字句の修正を行った。
(平成28年4月1日施行)
○学科行事等
総合文化学科
卒業研究発表会
2月4日
子ども学科
子どもフォーラム
2月11日 於:山形テルサ
人間福祉学科
介護福祉フォーラム
1月19日 於:山形テルサ
ぶんきょうサロン
7月4日
於:本学
於:本学 地域関係者34名参加
2月27日 於:本学 地域関係者30名参加
留学生別科
国際福祉機器展研修
10月6・7日 東京ビックサイト
課外活動
6月26日 山寺(立石寺)、山寺焼体験等
スピーチ発表会
1月28日 於:本学
○実習連絡協議会
介護実習施設連絡協議会 5月8日
山形会場
Hメトロポリタン山形
5月15日 南陽会場 南陽市中央公民館
5月15日 新庄会場 新庄市民プラザ
12月11日 山形会場 Hメトロポリタン山形
‐13‐
山形城北高等学校
(1) 一人ひとりが持っている個性と潜在能力を引き出し、将来を見据え積極的にチャレ
ンジしていく人間の育成を目指す教育を確立する。
20年度入学生より実施しているキャリア教育(城北チャレンジ)の充実をは
かるために、ロングホームルームの時間と合体して2時間続きで実施している。
特にプレゼンテーションの基本的なスキルを身につけ、コミュニケーション力
を高める。オープンキャンパスやジュニアインターンシップに積極的に参加さ
せ、ワンランクアップ校への合格や、早期離職の解消に努めていきたい。
(2) 授業評価や学級経営評価、さらに生活環境調査を実施し、PDCAのサイクルを確立す
る。
「生き生きと生徒が取り組める授業づくり」のテーマに基づき、授業の具体
的方策を、各教科で話し合い、代表者が公開授業を行う。そして、その反省を
もとに、より効果的な授業を研究し、それを全員が共有し、さらなる授業改善
を図っていきたい。今後取り組まなければならない重要課題は、学力向上実感
を高めることである。それぞれ知恵と工夫を出しあい、実践しているが、効果
が出ているとはいえない。また、家庭学習についても充分とは言えず、根気強
く必要性を訴えていかなければならない。
(3) 特進科については、充実した授業環境や授業形態など他校との違いを生かし、一人
ひとりの能力を引き出すために個別指導を徹底し、自信を持って高校生活が送れる
ように指導する。そして、将来の明確な夢や目標が持てるような指導を充実させ、
質の高い学習と自分自身で工夫した主体的な学習ができるようにする。
生徒の学力に差があり、さらに特定の科目に苦手意識を持っている生徒が多
く、徹底して個別指導を行っている。幸い学習意欲のある生徒が多く、個々の
目標をしっかり持っているので、希望進路にあわせた添削指導や、記述力の向
上を目的にした指導を行っている。教員側からの指示が多くなり過ぎないよう
に注意して指導しているが、自らが主体的に学習するまでにはいたらず、今後
取り組んでいかなければならない大きな課題である。3年生に対して実施した通
信衛星授業は、センター入試対策の一つとして効果的である。
(4) 普通科については、あらゆる機会を生かして、学習活動の活性化を図る。また、授
業の他に放課後や長期休暇中の補習や小論文・面接指導の充実を図り、試験入試や
‐14‐
推薦入試、AO入試への対応策を講じ、国公立大学や難関私立大学への合格を目指
す。学習指導についての満足度が低い生徒や、授業について行けないと思う生徒に
対しては学習意欲を引き出しながら、授業内容・方法の工夫改善を図り、生徒一人
一人が理解できるよう根気強く指導する。
朝学習の取り組みや、自主学習ノートの取り組みは、全学年ともおおむね良
好であった。しかし、自主的に取り組んでいるかという点については、やらさ
れているという感が強い。家庭における授業の予習・復習の時間が少なく、自
ら意欲的に行うよう指導する必要がある。外部模擬試験を見るとまだまだ力不
足の生徒も多く、今以上に補習や添削指導に力を入れなければならない。ま
た、部活動に参加している生徒に対する継続した学習指導も充実させる必要が
ある。学習についての満足度が低い生徒に対しては、授業内容や方法を工夫
し、よりわかりやすい授業を目指し、学力向上実感も高めていかなければなら
ない。
(5) 学習のねらい、学習内容・方法、学習の留意点、評価の観点などを明記したシラバ
スに基づき、生徒が積極的に学習に取り組み、学力向上に努めるよう指導する。
シラバスについては、生徒にとってわかりやすいように改善してきた。定期
的に学習時間調査を行い、生徒自身が自主的に学習計画をたて、それを実行す
るよう指導している。しかし、家庭学習が習慣化していない生徒が多く、保護
者にも働きかけてはいるものの、成果が上がっているまでには至っていない。
定期考査5日前を学習週間と位置づけて7校時目に自学自習の時間を設けたこ
とが定着し、校内では落ち着いて学習する雰囲気が出てきた。
(6) 基礎学力の定着を図るために、学び直しのための朝学習を徹底する。
普通科1・2年生全員に対して、基礎学力の定着と将来生きていく上で最低必
要な学力を身につけるために、3教科(国・数・英)を、毎朝10分間1教科ごと
朝学習を行っている。数学と英語については満足した成果を上げることができ
ない生徒もおり、放課後や長期休みを利用して根気強く指導していきたい。
(7) 個別相談を積極的に行い、生徒の悩み相談への対応を迅速にする。また、保護者と
の連携を密にし、問題の早期発見に努め不登校や問題行動及び中退者の減少を図
る。特別な支援を必要とする生徒に対しては、学年・課・カウンセラーとの連携を
密にして、共通理解のもと適切な指導を行う。
昨年度の学級経営のアンケートでは、一部の生徒であるが、担任に相談しに
くいと答えた生徒がいたが、だいぶ改善されてきた。保護者との連携を深める
‐15‐
ために、進路ガイダンス、PTA研修会、学級懇談会などを実施しているが、城北
だよりや学年・学級通信などを利用し、参加を呼びかけているものの、保護者
の参加が少なく、今後はPTAの役員の方の協力も得ながら参加者の増を図ってい
きたい。
適応委員会やカウンセリング委員会の機能を充実させているが、精神的に不
安定な生徒が増えつつあり、精神面・心の健康についての指導をさらに強化し
ていく必要があるが、不登校の原因が複雑で根が深く、学校だけでは指導が難
しくなってきている。
(8) 朝の立唱や頭髪指導を通じて、基本的生活習慣を定着させ、生徒自らが規律ある生
活を送るよう指導する。校外でのボランティア活動を奨励することにより、地域や
社会への奉仕の心を育て、継続して行えるようにする。
毎朝の立唱運動や定期的な頭髪指導により、遅刻者が減り服装の違反者も減
少し、大多数の生徒は落ち着いた生活ができるようになってきた。また、挨拶
についても自分から積極的にする生徒が増えており、全校生徒に広がるよう指
導していきたい。
ボランティア活動については、執行委員会や奉仕委員会、そしてJRC部や
吹奏楽部を中心に他の部にも働きかけ、連携を取りながら実施している。しか
し、一般生徒については参加者が少なく、全校生に呼びかけて積極的に参加す
るよう働きかけていく必要がある。国際ソロプチミスト山形のSクラブにも加盟
しており、さらに高い水準の奉仕活動を目指していきたい。
(9) 生徒会各種委員会・部活動などにおいては、技術指導にとどまらず、人格形成も視
野にいれた指導を行い、生涯に役立つ素養を身に付けさせる。
専門委員会の活動は、年間計画に基づいた運営はなされているが、より積極
的な活動を望みたい。部活動の入部状況については、昨年度よりやや減少して
おり、部活動の意義を訴えていきたい。成績優秀者の80%以上が部活動で活躍
しており、文武両道を実践していることは大変喜ばしいことである。実績も例
年通りの好成績を収めており、今後いっそうの活躍を期待したい。
(10) 健康の自己管理に努めさせるとともに、学習環境の整備と美化に努める。
基本的な生活が身についていないことにより、心と体のバランスを崩す生徒
がいる。食事・睡眠・肌着の着用等を含めた心身の健康教育のために、月一回
保健だよりを発行し呼びかけてはいるが、自己管理の不十分な生徒もおり、徹
底した指導が必要である
‐16‐
清掃コンクールの実施や水拭きの定着などにより校内はきれいになり、クラ
スのばらつきもなくなってきた。欠席率は、目標としている数値を達成するこ
とができた。
(11) 教科学習及び読書のための図書館及び資料の利用を積極的に推進する。
新装された明るい図書館を、生徒の興味関心に沿った蔵書や魅力ある行事な
どを工夫したことにより、図書館の利用者や貸出し冊数が以前より少しずつ増
えてきた。図書館だよりや新着図書案内、読書会や読み聞かせなどをさらに充
実させ、積極的に図書館利用を働きかけていきたい。
(12) 広報活動を充実させることにより、地域社会や中学校などに生徒の活動を積極的に
情報発信し、本校教育への理解が深まるよう努める。
ホームページや城北通信・校門前の看板などで学校行事、生徒会活動、運
動・文化部の活躍などを地域社会に伝えることができた。
(13) より良い教育環境の整備・充実のために次のような施設設備の整備改修等を実施す
る。
① 施設関係: 本館耐震改修
部室棟新築
本館1階改修
② 設備関係: 火災報知設備更新
空調用LPG庫改修
非常用放送設備改修
事業計画に基づいて施設・設備の改修・更新が実施され、より良い教育環
境・安全な施設の整備に結びついた。28年度に実施予定の耐震補強工事のた
め、第三校舎及び5号館の耐震診断・耐力度調査を実施した。
‐17‐
東北文教大学付属幼稚園
(1) 園児育成のために次の 3 点を重点目標とする。
① 建学の精神「敬愛信」に則り、人を敬し、人を愛し、人を信じることができ
る人間となるための基礎力づくり
身近な人を大好きになり、共に生活する喜びを感じ取らせながら、思いや
りの心を育てる。また、友だちとの生活のなかで自主性のある子どもをめざ
し、競争心を育て、達成感を味わわせることで自信をつけさせ、着実な力と
していく。
② イメージ豊かで、集中力のある子どもの育成
いじめる子を無くすだけではなく、いじめに負けない精神力も必要であ
る。イメージの世界で楽しめない子が負けてしまうと言われていることか
ら、豊かなイメージが沸き起こる体験と遊びに興味と関心を持たせ、集中し
て取り組める力をつける。
③ 運動遊びが好きで意欲あふれる子どもの育成
運動遊びの充実は子どもたちの心身の健康には欠かせないもので、意欲の
向上にも繋るものなので継続して実施する。

4月にスタートした時から、子どもの発達に合わせて保育内容を工
夫し、子どもと教師の信頼関係をしっかり築くように各担任が努力
した結果、 子どもたちは担任が大好きになり、また、自分と関わ
ってくれる担任外の教師、運転手、事務の人をも信頼して生活でき
るようになった。実習生、高校生、中学生などとも抵抗なく関われ
るようになり、敬愛信の心が育ったと感じとることができた。教
師、友だちとの関わりが深まることにより、競争心が育ち、共に達
成感を味わっていた。概ね目標は達成出来た。

発達に合わせて、絵本、素話など教師のアイデアでイメージし易い
保育活動を工夫して実施した。経験の浅い教師の保育活動には、経
験豊富な教師の助言が功を奏し、充実した保育となった。

運動遊びは楽しみながら基本的な運動能力が育ち、体を動かして遊
ぶことを嫌う子がいないという効果が出ており、子どもたちの意欲
向上にも繋がっている。卒園生がマラソンでトップになった、クラ
ス委員に選ばれて活躍しているなどの報告があり、教育的効果が大
きいと思われる。
‐18‐
(2)
教師の資質の向上のため次の 3 点に重点を置く。
① 主任を中心に、子どもたちのイメージが豊かになる保育を目指し、新しい保
育に挑戦する。
② 教師が自分を知り、課題を見つけ、意識して取り組んでいけるように研修会
を開催。自主的にテーマを決めて研究を進め、園内研修会で発表することに
より、教師の保育力向上を計る。
③ 指導のポイント
<五歳児>
・友だちと共感しあう生活の中で、豊かなイメージと思考力
をもち、且つ社会性を身につける。
<四歳児>
・友だちや物、自然物と関わり、好奇心、探究心を発揮しな
がら意欲的に活動し、自分が感じたことを自分の感性、想
像力を駆使して言葉で表現する力を育てる。
<三歳児>
・先生や友だちと関わり、一緒に活動する楽しさを感じとり
ながら、安定した生活力を身につける。

主任を中心に、子どもたちの様子を見ながら発達に合わせた保育
を考え、昨年度と同じことを繰り返し行うことなく、創意工夫の
多い保育が実践された。

園内研修は自分が研究した保育の実践を資料にまとめ発表。経験
年数の少ない教師もしっかりとまとめて発表できた。研修会では
全員で意見を交換し、教師力の向上につながった。
(3)
子育てに悩みのある保護者のために次の 4 点を実施する。
① 障がいがあると診断された子どもや心配している親に対応するため、担任が
研修会で知識を得て、実践を交えた話しができるように心掛け、親に寄り添
える保育。
② 保護者サークル会を通し、保護者同士の情報交換などの機会を設ける。
③ 子育て相談について園長、副園長、教頭も常に窓口を開けておく。
④ 保護者が専門機関のアドバイスを受けられるように助言する。

担任と保護者の信頼関係が確立できるように、事前に助言を行
い、話し合いながら子育て支援がスムーズに実施できた。

山形県立保健医療大学作業療法士の森直樹先生(卒園児の父)の
ご協力を得て、支援の必要な子どもや親に対し数々のご助言を頂
いた。
‐19‐
(4)園内外の整備を強化
① 「きれいな幼稚園」を保持するため、清掃、整備の強化。
② 子ども達と一緒に野菜や花を栽培するなど園芸を中心とした環境の整備。

より良い環境となるよう、日常の清掃を丁寧に行い、施設・設備
の痛んだ箇所を初期段階で発見して修理した。学期毎のワックス
がけ、園内外の整備などが功を奏し、「きれいな幼稚園」と評価
を得ている。
(5)安全運転の遂行を重点目標として努力していく。

スクールバス運行に携わる一人ひとりが幼稚園の職員であること
を自覚して、園児の安全確保を第一に、事故のないように努力す
る。
‐20‐
3. 財務の概要
(1) 決算の概要
① 貸借対照表の状況
貸 借 対 照 表
平成28年3月31日
(単位:千円)
資産の部
科 目
固定資産
有形固定資産
特定資産
その他の固定資産
流動資産
資産の部合計
負債の部
科 目
固定負債
流動負債
負債の部合計
純資産の部
科 目
基本金
第1号基本金
第4号基本金
繰越収支差額
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
本年度末 前年度末
増 減
5,322,837
5,320,953
1,884
5,053,703
5,084,543 ∆
30,840
218,673
188,673
30,000
50,461
47,737
2,724
1,611,871
1,736,732 ∆ 124,860
6,934,708
7,057,684 ∆ 122,976
本年度末 前年度末
増 減
808,133
876,670 ∆
68,537
517,370
595,996 ∆
78,626
1,325,503
1,472,666 ∆ 147,163
本年度末 前年度末
増 減
8,609,328
8,458,045
151,283
8,427,764
8,276,481
151,283
181,565
181,565
0
∆ 3,000,123 ∆ 2,873,027 ∆ 127,096
5,609,205
5,585,018
24,187
6,934,708
7,057,684 ∆ 122,976
貸借対照表について
固定資産(1,884 千円の増)
有形固定資産では建物をはじめとして約 170,280 千円の増加があっが、減価償却額
に及ばず減額となった。
特定資産は将来の退職金支払に充当するため退職給与引当金へ繰入
その他の固定資産は主にソフトウエアの増加による。
固定負債(68,537 千円の減)
主に長期借入金の減少による。
流動負債(78,626 千円の減)
未払金の増(高校耐震補強工事と部室棟建築)があったが、前受金の徴収内容の変更
(大学・短大の新入生前期分徴収の取止め)により減少
基本金(151,283 千円の増)
増加の大部分は大学・短大のトイレ改修工事と高校本館 1F 改修工事等の建物と借
入金返済等による組入による
‐21‐
② 収支計算書の状況
資 金 収 支 計 算 書
平成27年4月 1日から
平成28年3月31日まで
(単位:千円)
収 入 の 部
科 目
予 算
学生生徒等納付金収入
手数料収入
寄付金収入
補助金収入
国庫補助金収入
地方公共団体補助金収入
資産売却収入
付随事業・収益事業収入
受取利息・配当金収入
雑収入
借入金等収入
前受金収入
その他の収入
資金収入調整勘定
前年度繰越支払資金
収入の部合計
支 出 の 部
∆
決 算
1,393,013
1,395,171
31,711
29,904
60,684
48,942
581,707
582,262
184,753
185,817
396,954
396,445
0
0
29,647
24,409
2,927
2,532
88,170
87,914
0
0
192,007
209,508
215,690
236,884
462,622 ∆
466,766
1,517,080
1,517,080
3,650,013
3,667,840
科 目
予 算
人件費支出
教育研究経費支出
管理経費支出
その他の支出
(
〔予備費〕
資金支出調整勘定
翌年度繰越支払資金
支出の部合計
∆
決 算
1,351,994
1,367,435
463,616
441,252
138,986
111,847
110,680
133,236
21,681)
7,319
228,661 ∆
143,028
1,502,838
1,462,026
3,650,013
3,667,840
差 異
∆
2,158
1,807
11,742
∆
555
∆
1,064
509
0
5,238
395
256
0
∆
17,501
∆
21,195
4,144
∆
17,827
差 異
∆
15,441
22,363
27,139
∆
22,556
7,319
∆
∆
85,632
40,812
17,827
資金収支計算書について
前年度と対比して説明
学生生徒等納付金収入 25,912 千円の減 学生生徒数の減少による
寄付金収入
15,103 千円の減 記念事業寄付金の減
補助金収入
34,717 千円の増 高校本館耐震補強及び部室棟建築補助金
大学・短大エコキャンパス補助金
雑収入
前受金収入
98,461 千円の減 退職者の減による退職金交付金の減
146,972 千円の減 大学・短大徴収内容を変更したため
その他の収入
14,725 千円の減 特定資産からの繰入収入の減
資金収入調整勘定
67,891 千円の増 前期末未収入金の減
人件費支出
119,987 千円の減 退職者の減による退職金の減
教育研究経費
17,227 千円の増 奨学費・報酬委託・修繕費の増
管理経費支出
24,143 千円の減 印刷費・補助金返還金の減
借入金等利息支出
778 千円の減 借入金元本の減
‐22‐
借入金等返済支出
施設関係支出
8,350 千円の増 高校借入金の据置期間終了による
125,750 千円の増 高校本館耐震補強及び部室棟建築
大学・短大トイレ改修他
資産運用支出
119,826 千円の減 引当特定資産への繰入支出の減
その他の支出
15,604 千円の増 前期末未払金の増
資金支出調整勘定
64,824 千円の減 高校部室棟建築等期末未払金の増
翌年度繰越支払資金
55,054 千円の減
‐23‐
活動区分資金収支計算書
平成27年4月 1日から
平成28年3月31日まで
教
育
活
動
に
よ
る
資
金
収
支
施
設
整
備
等
活
動
に
よ
る
資
金
収
支
そ
の
他
の
活
動
に
よ
る
資
金
収
支
科 目
学生生徒等納付金収入
手数料収入
特別寄付金収入
収
経常費等補助金収入
入
付随事業収入
雑収入
教育活動資金収入計
人件費支出
支 教育研究経費支出
出 管理経費支出
教育活動資金支出計
差引
調整勘定等
教育活動資金収支差額
科 目
施設設備寄付金収入
収
施設設備補助金収入
入
施設整備等活動資金収入計
施設関係支出
支
設備関係支出
出
施設整備等活動資金支出計
差引
調整勘定等
施設整備等活動資金収支差額
小計(教育活動資金収支差額+施設整備等活動資金収支差額)
科 目
差入保証金回収収入
奨学費貸付金回収収入
収 預り金収入
立替金回収収入
修学旅行費預り金受入収入
修学旅行費預り資産収入
入 小計
受取利息・配当金収入
その他の活動資金収入計
借入金等返済支出
退職給与引当特定資産繰入支出
支 差入保証金支出
出資金支出
奨学費貸付金支払支出
預り金支出
立替金支払支出
修学旅行費預り資産支出
出 小計
借入金等利息支出
その他の活動資金支出計
差引
調整勘定等
その他の活動資金収支差額
支払資金の増減額(小計+その他の活動資金収支差額)
前年度繰越支払資金
翌年度繰越支払資金
‐24‐
∆
∆
∆
∆
∆
∆
(単位:千円)
金 額
1,395,171
29,904
43,055
549,572
24,409
87,914
2,130,025
1,367,435
441,252
111,847
1,920,534
209,491
54,883
154,608
金 額
5,887
32,690
38,577
156,649
42,863
199,512
160,934
40,526
120,409
34,199
金 額
58
749
5,292
13,495
1,843
34,206
55,643
2,532
58,175
58,000
30,000
166
234
620
2,703
12,677
36,048
140,449
7,160
147,609
89,434
181
89,253
55,054
1,517,080
1,462,026
注記
活動区分ごとの調整勘定等の計算過程は以下のとおり。
項目
前受金収入
前期末未収入金収入
期末未収入金
前期末前受金
収入計
前期末未払金支払支出
前払金支払支出
期末未払金
前期末前払金
支出計
収入計-支出計
資金収支 教育活動
計算書計 による資
上額
金収支
∆
∆
∆
∆
∆
∆
∆
209,508
181,241
110,287
356,479
76,017
80,827
360
142,851
178
61,841
14,176
∆
∆
∆
∆
∆
∆
209,508
181,241
77,597
356,479
43,327
60,159
360
48,785
178
11,556
54,883
施設整備
等活動
による資
金収支
0
0
∆ 32,690
0
∆ 32,690
20,669
0
∆ 93,885
0
∆ 73,216
40,526
(単位:千円)
その他の活
動
による資金
収支
0
0
0
0
0
0
0
∆
181
0
∆
181
181
活動区分資金収支計算書
教育活動資金収支差額(154,608 千円)
施設整備等活動資金収支差額(∆120,409 千円)
教育活動資金収支差額+施設整備等活動資金収支差額(34,199 千円)
本年度は大学・短大のトイレ改修・高校本館耐震補強工事と第三校舎及び5号館
の耐震改築に伴う機能移転のための部室棟建築工事等がおこなわれ、教育研究経費
と施設設備に大きな支出があったが、教育活動による資金収支及び施設整備等活動
による資金収支区分の差額の合計は 34,199 千円の収入超過であった。
その他の活動資金収支差額(∆89,253 千円)
主な支出超過の原因は借入金返済 58,000 千円と退職給与引当特定資産繰入支出
30,000 千円である。
支払資金の増減額(∆55,054 千円)
減少の大部分は調整勘定中の前受金の徴収内容変更による。
前受金収入の差額(∆146,971 千円)は、大学・短大の新入生から翌年度前期分学費
徴収を取止めたため。
‐25‐
事 業 活 動 収 支 計 算 書
平成27年4月 1日から
平成28年3月31日まで
(単位:千円)
科目
学生生徒等納付金
教
育
活
動
収
支
事
業
活
動
収
入
の
部
特
別
収
支
決算
1,393,013
1,395,171 ∆
2,158
29,904
1,807
17,629
31,711
手数料
差異
60,684
43,055
経常費等補助金
549,017
549,572 ∆
555
国庫補助金
165,001
166,065 ∆
1,064
地方公共団体補助金
384,016
383,507
509
付随事業収入
29,647
24,409
5,238
雑収入
88,170
91,477 ∆
3,307
寄付金
教育活動収入計
事
業
活
動
支
出
の
部
科目
人件費
2,152,242
2,133,588
予算
決算
1,346,744
1,362,352 ∆
18,654
差異
15,608
教育研究経費
664,634
660,146
4,487
管理経費
149,889
122,588
27,301
0
0
0
2,161,267
2,145,086
16,181
徴収不能額等
教育活動支出計
∆
教育活動収支差額
教
育
活
動
外
収
支
予算
事収
業入
活の
動部
科目
9,025 ∆
予算
2,927
受取利息・配当金
科目
事支
業出
活の
動部
2,473
差異
395
0
0
0
2,927
2,532
395
その他の教育活動外収入
教育活動外収入計
11,498
決算
2,532
予算
決算
差異
借入金等利息
7,164
7,160
4
教育活動外支出計
7,164
7,160
4
教育活動外収支差額
∆
4,237 ∆
4,628
391
経常収支差額
∆
13,262 ∆
16,126
2,864
科目
事収
業入
活の
動部
予算
決算
0
資産売却差額
差異
0
0
その他の特別収入
34,190
40,659 ∆
6,469
特別収入計
34,190
40,659 ∆
6,469
科目
事支
業出
活の
動部
予算
決算
1,100
資産処分差額
その他の特別支出
特別支出計
特別収支差額
差異
346
0
0
0
1,100
346
754
33,090
40,313 ∆
22,399
〔予備費〕
754
7,223
6,601
(
6,601)
13,227
24,187 ∆
10,959
基本金組入額合計
∆
203,985 ∆
151,997 ∆
51,988
当年度収支差額
∆
190,758 ∆
127,810 ∆
62,947
前年度繰越収支差額
∆
2,873,027 ∆
714 ∆
714
∆
3,063,785 ∆
3,000,123 ∆
63,661
事業活動収入計
2,189,359
2,176,779
12,580
事業活動支出計
2,176,132
2,152,592
23,539
基本金組入前当年度収支差額
0
基本金取崩額
翌年度繰越収支差額
2,873,027
0
(参考)
‐26‐
事業活動収支計算書
教育活動収支差額(∆11,498 千円)
支出超過の主な原因は高校本館の耐震補強工事と部室棟建築工事に関連する経費
の計上による。
教育活動外収支差額(∆4,628 千円)
借入金利息と受取利息・配当金の差額による。
特別収支差額(33,090 千円)
大部分は、その他の特別収入のうち、大学・短大及び高校の施設整備補助金
(32,692 千円)による。
基本金組入前当年度収支差額(24,187 千円)
会計基準改正前のいわゆる帰属収支差額で、事業活動収入計本年度収支の顛末を
表している。
基本金組入額合計
増加の大部分は大学・短大のトイレ改修工事及び高校本館 1F 改修工事等の組入
れと借入金返済等による組入による。
‐27‐
学校法人の計算書類についての説明
文部科学省より学校法人会計基準の一部を改正する省令(平成 25 年 4 月 22 日文部科学省令第 15
号)が公布され、平成 27 年度以後の会計年度に係る会計処理及び計算書類の作成から適用されるこ
ととなりました。そのため、「活動区分資金収支計算書」が追加され従来の「消費収支計算書」は当年度
から「事業活動収支計算書」に変更されています。
「資金収支計算書」は学校の諸活動に対応する、すべての収入・支出の内容を明らかにするた
めに作成されます。また「資金収支内訳表」と「人件費支出内訳表」という内訳表があります。複数
の学校を設置している場合には、資金収支計算書を分解して内訳表を作成し、学校別の収支状
況を表示します。また、学校法人の経費の中で重要な部分を占める人件費については、教員・職
員の別や本務・兼務の別など内容別に細分化して表示します。また、資金収入調整勘定と資金支
出調整勘定は学校法人特有の会計処理で、それぞれ収入の部、支出の部の控除項目として計上
しています。
「活動区分資金収支計算書」は、平成 27 年度から適用される新基準によって追加されました。こ
れは、収入・支出ごとに一覧表示されている「資金収支計算書」を、活動区分(教育活動による資
金収支・施設整備等活動による資金収支・その他の活動による資金収支)ごとに組み替えることに
より、現金預金の流れをより分かりやすく把握するために作成されました。資金収支計算書にある、
調整勘定(未収入金、前受金、未払金、前払金の調整)は、活動区分資金収支計算書でも維持さ
れ、それぞれの活動毎に区分して表示します。従って、収支の最終数値は資金収支計算書も活動
区分資金収支計算書も一致することになります。
「事業活動収支計算」の目的は、事業活動の成果を明らかにすることにあります。また、当該会
計年度において基本金組入額を控除した当該会計年度の諸活動に対応する全ての事業活動収
入及び事業活動支出の均衡の状態を明らかにし、事業活動収入と事業活動支出の内容と均衡の
状態を表すものです。そのための基本的な構造は今までの「消費収支計算書」を①教育活動収支
②教育活動外収支③特別収支と 3 つの区分に分解し対応するそれぞれの事業活動収入及び事
業活動支出を計上します。教育活動収支と教育活動外収支は経常的収支バランスを表し、特別
収支は臨時的収支バランスを表します。
「貸借対照表」は期末にあたる 3 月 31 日における資産及び負債、純資産(基本金・繰越収支差
額)の内容及び有り高を明示し、学校法人の財政状況(ストック)を明らかにするものです。明細表と
して「固定資産明細表」「借入金明細表」「基本金明細表」があります。
‐28‐
(2) 経年比較
資金収支の状況【旧会計基準】
資金収支の状況【新会計基準】
(単位:千円)
科 目
23年度
学生生徒等納付金収入
24年度
25年度
26年度
(単位:千円)
科 目
27年度
学生生徒等納付金収入
1,427,722
1,352,397
1,392,740
1,421,084
手数料収入
31,120
33,200
33,551
31,300
手数料収入
29,904
寄付金収入
49,014
49,684
53,897
64,045
寄付金収入
48,942
補助金収入
567,159
754,016
719,992
547,545
補助金収入
582,262
資産運用収入
5,170
5,164
6,477
5,532
資産売却収入
0
84
0
0
収
事業収入
入
の
雑収入
部
1,395,171
資産売却収入
0
付随事業・収益事業収入
24,409
収
受取利息・配当金収入
入
の
雑収入
部
34,625
32,742
38,006
38,093
146,487
81,602
217,629
186,375
0
170,000
40,000
0
前受金収入
341,949
372,159
352,458
356,479
前受金収入
209,508
その他の収入
144,203
172,013
517,050
251,610
その他の収入
236,884
519,600 ∆
640,412 ∆
569,072 ∆
534,656
資金収入調整勘定
借入金等収入
資金収入調整勘定
∆
前年度繰越支払資金
2,532
87,914
借入金等収入
0
∆
前年度繰越支払資金
466,766
1,384,967
1,429,857
1,424,044
1,538,174
3,612,816
3,812,507
4,226,771
3,905,579
1,437,958
1,381,582
1,554,171
1,487,321
教育研究経費支出
415,058
500,009
507,773
424,025
教育研究経費支出
441,252
管理経費支出
134,493
116,805
139,317
135,990
管理経費支出
111,847
借入金等利息支出
8,960
8,207
8,450
7,938
借入金等返済支出
33,875
37,598
41,618
49,650
合計
人件費支出
支
施設関係支出
出
の
設備関係支出
部
1,517,080
合計
3,667,840
人件費支出
1,367,435
借入金等利息支出
7,160
借入金等返済支出
58,000
支
施設関係支出
出
の
設備関係支出
部
3,950
350,084
300,440
30,900
28,575
36,400
39,017
63,021
資産運用支出
70,264
243
233
150,226
資産運用支出
30,400
その他の支出
97,056
80,722
166,662
117,632
その他の支出
133,236
資金支出調整勘定
次年度繰越支払資金
合計
∆
47,231 ∆
123,187 ∆
69,084 ∆
78,204
1,429,857
1,424,044
1,538,174
1,517,080
3,612,816
3,812,507
4,226,771
3,905,579
‐29‐
資金支出調整勘定
翌年度繰越支払資金
合計
156,649
42,863
∆
143,028
1,462,026
3,667,840
活動区分資金収支の状況【新会計基準】
(単位:千円)
科 目
27年度
学生生徒等納付金収入
1,395,171
手数料収入
教
育
活
動
に
よ
る
資
金
収
支
29,904
特別寄付金収入
収
一般寄付金収入
経常費等補助金収入
入
43,055
0
549,572
付随事業収入
24,409
雑収入
87,914
教育活動資金収入計
2,130,025
人件費支出
1,367,435
支
教育研究経費支出
管理経費支出
出
441,252
111,847
教育活動資金支出計
1,920,534
差引
調整勘定等
209,491
∆
教育活動資金収支差額
施
設
設
備
等
活
動
施設設備等活動資金収入計
に
よ
施設設備等活動資金支出計
る
資
差引
金
収
調整勘定等
支
施設設備等活動資金収支差額
そ
の
他
の
活
動
54,883
154,608
38,577
199,512
∆
160,934
40,526
∆
120,409
小計
34,199
その他の活動資金収入計
に
よ その他の活動資金支出計
る
資
差引
金
収 調整勘定等
支
その他の活動資金収支差額
58,175
支払資金の増減額
147,609
∆
89,434
181
∆
89,253
∆
55,054
前年度繰越支払資金
1,517,080
翌年度繰越支払資金
1,462,026
‐30‐
消費収支の状況【旧会計基準】
事業活動収支の状況【新会計基準】
(単位:千円)
科目
23年度
学生生徒等納付金
消
費
収
入
の
部
24年度
25年度
(単位:千円)
科目
26年度
27年度
事業活動収入
1,427,722
1,352,397
1,392,740
1,421,084
手数料
31,120
33,200
33,551
31,300
学生生徒等納付金
寄付金
49,453
50,137
54,099
69,028
手数料
567,159
754,016
719,992
547,545
寄付金
5,170
5,164
6,477
5,532
経常費等補助金
549,572
付随事業収入
教
雑収入
育
教育活動収入計
活
動 事業活動支出
収
人件費
支
教育研究経費
24,409
帰 補助金
属
資産運用収入
収
入 資産売却差額
事業収入
雑収入
合計
基本金組入額
∆
0
84
0
0
34,625
32,742
38,006
38,093
146,747
81,944
217,629
188,186
2,261,997
2,309,684
2,462,495
2,300,767
16,323 ∆
261,626 ∆
169,433 ∆
71,842
消費収入
2,245,674
2,048,058
2,293,061
2,228,925
人件費
1,457,681
1,350,461
1,499,110
1,484,280
教育研究経費
597,834
677,854
690,246
消
内、減価償却
費 管理経費
支
内、減価償却
出
借入金等利息
の
部 資産処分差額
182,776
177,736
148,005
徴収不能引当金繰入額
消費支出合計
当年度消費収入超過額
前年度繰越消費収入超過額 ∆
基本金取崩額
翌年度繰越消費収入超過額 ∆
帰属収支差額
1,395,171
29,904
43,055
91,477
2,133,588
1,362,352
660,146
内、減価償却
218,894
622,427
管理経費
122,588
182,467
198,401
内、減価償却
129,420
149,934
146,560
教育活動支出計
13,512
12,615
10,617
10,570
8,960
8,207
8,450
7,938
11,255
2,635
54,893
29,454
0
0
0
0
2,223,735
2,168,577
2,402,632
2,290,658
21,939 ∆
120,519 ∆
109,571 ∆
61,733
2,835,773 ∆
2,634,090 ∆
2,754,609 ∆
2,811,294
179,743
0
52,885
2,634,090 ∆
2,754,609 ∆
2,811,294 ∆
38,262
141,107
59,863
0
2,873,027
教育活動収支差額
10,740
2,145,086
∆
11,498
事業活動収入
受取利息・配当金
教
その他の教育活動外収入
育
教育活動外収入計
活
動 事業活動支出
外
借入金等利息
収
その他の教育活動外支出
支
教育活動外支出計
教育活動外収支差額
10,109
経常収支差額
2,532
0
2,532
7,160
0
7,160
∆
4,628
∆
16,126
事業活動収入
資産売却差額
特
別
収
支
0
その他の特別収入
40,659
施設設備寄付金
5,887
現物寄付
2,081
施設設備補助金
32,690
特別収入計
40,659
事業活動支出
資産処分差額
346
その他の特別支出
0
特別支出計
346
特別収支差額
40,313
基本金組入前当年度収支差額
∆
151,997
当年度収支差額
∆
127,810
前年度繰越収支差額
∆ 2,873,027
基本金取崩額
翌年度繰越収支差額
‐31‐
24,187
基本金組入額合計
714
∆ 3,000,123
事業活動収入計
2,176,779
事業活動支出計
2,152,592
貸借対照表
貸借対照表【新会計基準】
(単位:千円)
(単位:千円)
資産の部
資産の部
科目
23年度
固定資産
24年度
25年度
科目
26年度
27年度
5,205,596
5,399,818
5,321,595
5,320,953 固定資産
4,945,808
5,140,472
5,232,269
5,084,543
内、土地
854,437
854,437
854,437
854,437
内、土地
854,437
内、建物
2,967,879
3,209,677
3,342,368
3,216,933
内、建物
3,222,257
内、構築物
251,361
224,787
203,113
204,891
内、構築物
186,545
内、教育研究用機器備品
278,533
254,876
230,860
217,933
内、教育研究用機器備品
187,362
259,788
259,346
89,326
236,410
特定資産
219,873
219,873
49,873
188,673
その他の固定資産
1,601,375
1,754,253
1,771,756
1,736,732
内、収益事業元入金
1,429,857
1,424,044
1,538,174
1,517,080
内、有価証券
171,518
330,209
233,582
6,806,971
7,154,070
7,093,351
有形固定資産
その他の固定資産
内、特定資産
流動資産
内、現金預金
その他
合計
218,673
24年度
25年度
26年度
941,635
876,670 負債の部・純資産の部
内、長期借入金
436,097
564,479
554,829
496,829
内、退職給与引当金
467,322
435,858
380,797
375,944 総負債
523,604
633,709
576,806
595,996
37,598
41,618
49,650
58,000
341,949
371,202
353,415
356,479
8,008,030
8,269,656
8,386,204
8,458,045
第1号基本金
7,826,465
8,088,091
8,204,639
8,276,481
第4号基本金
181,565
181,565
181,565
181,565
∆
2,634,090 ∆
2,754,609 ∆
2,811,294 ∆
2,873,027 基本金
翌年度繰越消費支出超過額 ∆
2,634,090 ∆
2,754,609 ∆
2,811,294 ∆
2,873,027
第1号基本金
6,806,971
7,154,070
7,093,351
7,057,684
第4号基本金
3,324,802
3,483,252
3,498,704
3,658,980 繰越収支差額
462,694
558,643
546,341
基本金
消費収支差額
合計
減価償却額の累積額の合計額
基本金未組入額
1,472,666
515,819
6,934,708
科目
27年度
1,325,503
固定負債
808,133
内、長期借入金
438,889
内、退職給与引当金
367,298
流動負債
517,370
内、短期借入金
57,940
内、前受金
209,508
8,609,328
翌年度繰越収支差額
合計
減価償却額の累積額の合計額
基本金未組入額
‐32‐
0
149,845
合計
1,518,441
1,005,314
内、前受金
1,462,026
その他
1,639,024
内、短期借入金
0
内、現金預金
7,057,684
909,428
流動負債
0
1,611,871
1,433,032
固定負債
50,461
内、有価証券
23年度
負債
5,053,703
219,652 流動資産
負債・基本金及び消費収支差額の部
科目
5,322,837
有形固定資産
8,427,764
181,565
∆
3,000,123
∆
3,000,123
6,934,708
3,862,799
531,704
(3) 主な財務比率比較
財務比率表 (旧会計基準に基づく財務比率)
分類
比率
人件費比率
消
費
収
支
計
算
書
貸
借
教育研究経費比率
管理経費比率
帰属収支差額比率
照
人件費
帰属収入
64.4%
58.5%
60.9%
64.5%
教育研究経費
帰属収入
26.4%
29.3%
28.0%
27.1%
管理経費
帰属収入
6.5%
5.6%
6.1%
6.4%
帰属収入-消費支出
帰属収入
1.7%
6.1%
2.4%
0.4%
消費支出
学生生徒等納付金
155.8%
160.4%
172.5%
161.2%
学生生徒等納付金比率
学生生徒等納付金
帰属収入
63.1%
58.6%
56.6%
61.8%
寄付金比率
寄付金
帰属収入
2.2%
2.2%
2.2%
3.0%
補助金比率
補助金
帰属収入
25.1%
32.6%
29.2%
23.8%
基本金組入率
基本金組入額
帰属収入
0.7%
11.3%
6.9%
3.1%
消費収支差額構成比率
消費収支差額
総資金
-38.7%
-38.5%
-39.6%
-40.7%
基本金
基本金要組入額
94.5%
93.7%
93.9%
94.3%
固定資産
自己資金
96.9%
97.9%
95.5%
95.3%
固定資産
自己資金+固定負債
82.8%
82.8%
81.7%
82.3%
流動比率
流動資産
流動負債
305.8%
276.8%
307.2%
291.4%
前受金保有率
現金預金
前受金
418.1%
383.6%
435.2%
425.6%
総負債
総資産
21.1%
22.9%
21.4%
20.9%
負債率
総負債-前受金
総資産
16.0%
17.7%
16.4%
15.8%
基本金実質組入率
自己資金
基本金要組入額
63.4%
62.5%
62.4%
62.2%
基本金比率
固定比率
総負債比率
表
23年度 24年度 25年度 26年度
経常経費依存率
固定長期適合率
対
算式 (×100)
(注) 小数点以下第2位を四捨五入して小数点第1位まで。
‐33‐
財務比率表 (新会計基準に基づく財務比率)
分類
比 率
人件費比率
事
業
活
動
収
支
計
算
書
教育研究経費比率
管理経費比率
事業活動収支差額比率
対
照
人件費
経常収入
63.8%
教育研究経費
経常収入
30.9%
管理経費
経常収入
5.7%
基本金組入前当年度収支差額
事業活動収入
1.1%
事業活動支出
学生生徒等納付金
154.3%
学生生徒等納付金比率
学生生徒等納付金
経常収入
65.3%
寄付金比率
寄付金
事業活動収入
2.3%
補助金比率
補助金
事業活動収入
26.7%
基本金組入率
基本金組入額
事業活動収入
7.0%
教育活動収支差額
教育活動収入
-0.5%
経常収支差額
経常収入
-0.8%
教育活動収支差額比率
繰越収支差額構成比率
繰越収支差額
総負債+純資産
-43.3%
基本金比率
基本金
基本金要繰入額
94.2%
固定資産
純資産
94.9%
固定資産
純資産+固定負債
82.9%
固定比率
借
27年度
経常経費依存率
経常収支差額比率
貸
算式(×100)
固定長期適合率
流動比率
流動資産
流動負債
311.6%
前受金保有率
現金預金
前受金
697.8%
総負債
総資産
19.1%
負債率
総負債-前受金
総資産
16.1%
基本金実質組入率
純資産
基本金要組入額
61.4%
積立率
運用資産
要積立額
39.7%
活 区 教育活動資金
動 分 収支差額比率
教育活動資金収支差額
教育活動資金収入計
表
総負債比率
(注) 小数点以下第2位を四捨五入して小数点第1位まで。
‐34‐
7.3%
財務比率(事業活動収支計算書関係(旧消費収支計算書関係))
人件費比率
学生生徒等納付金比率
66%
64%
66%
64.5%
64.4%
63.8%
64%
62%
62%
60.9%
60%
65.3%
63.1%
61.8%
60%
58.6%
58%
58.5%
58%
56.6%
56%
56%
54%
52%
54%
23年度
24年度
25年度
26年度
23年度
27年度
30.9%
30%
3%
2%
28.0%
28%
27年度
3.0%
2.2%
2.2%
2.3%
2.2%
2%
27.1%
26.4%
1%
1%
25%
24%
0%
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
23年度
管理経費比率
24年度
25年度
26年度
27年度
補助金比率
35%
6.5%
32.6%
30%
6.4%
25%
6.1%
29.2%
25.1%
26.7%
23.8%
20%
5.7%
5.6%
15%
10%
5%
0%
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
事業活動収支差額比率
(帰属収支差額比率)
7%
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
基本金組入率
12%
6.1%
6%
11.3%
10%
5%
8%
4%
2.4%
4%
1.7%
1.1%
1%
0.4%
0%
23年度
24年度
25年度
26年度
3.1%
2%
0%
27年度
7.0%
6.9%
6%
3%
2%
26年度
3%
29.3%
29%
7%
7%
6%
6%
6%
6%
6%
5%
5%
5%
25年度
4%
31%
26%
24年度
寄付金比率
教育研究経費比率
32%
27%
旧比率(~2
0.7%
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
経常経費依存率
175%
注意
平成27年度から会計基準が改正された
ことに伴い財務比率についても改正を
行っている
172.5%
170%
165%
160.4%
160%
155%
161.2%
155.8%
154.3%
150%
145%
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
‐35‐
人件費比率
教育研究経
管理経費比
消費収支比
経常経費依
学生生徒等
寄付金比率
補助金比率
基本金組入
財務比率(貸借対照表関係)
繰越収支差額構成比率
前受金保有率
(消費収支差額構成比率)
-36%
800%
-37%
700%
-38%
600%
-39%
-38.7%
-38.5%
500%
-39.6%
-40%
400%
-40.7%
-41%
697.8%
418.1%
383.6%
-43%
-43.3%
100%
0%
-44%
23年度
24年度
25年度
26年度
23年度
27年度
24年度
26年度
27年度
24%
23%
94.5%
94%
94%
94.2%
93.9%
94%
21%
21.4%
21.1%
20.9%
20%
93.7%
94%
22.9%
22%
94.3%
94%
19.1%
19%
18%
93%
93%
17%
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
23年度
24年度
固定比率
18%
98%
25年度
26年度
27年度
負債率
99%
17.7%
18%
97.9%
17%
96.9%
17%
96%
95.5%
95%
16%
95.3%
94.9%
94%
16.4%
16.0%
15.8%
16.1%
16%
15%
93%
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
15%
23年度
固定長期適合率
82.8%
82.9%
82.8%
83%
82.3%
82%
81.7%
82%
81%
23年度
24年度
25年度
24年度
25年度
26年度
27年度
基本金実質組入率
84%
83%
25年度
総負債比率
基本金比率
95%
97%
425.6%
200%
-42%
95%
435.2%
300%
26年度
27年度
64%
64%
63%
63%
62%
62%
61%
61%
60%
63.4%
62.5%
62.4%
62.2%
61.4%
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
流動比率
320%
310%
300%
311.6%
307.2%
305.8%
291.4%
290%
280%
276.8%
270%
260%
250%
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度
‐36‐
注意
平成27年度から会計基準が改正された
ことに伴い財務比率についても改正を
行っている
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