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91 B u l l.Kanagawa P r e f . Mus .No. 1 3 March 1 9 8 2 維管束植物による相模川流域の環境評価 I フ ロ ラ 品 橋 秀 男 EnvironmentalAssessmento ft h eDrainageSystemo f SagamiR i v e rbyMeanso fV a s c u l a rP l a n t s I . V a s c u l a rF l o r a HideoTAKAHASHI 目 次 はじめに・一.. ・ ・ ・ ・ ー ・… … ー ・ … 一一 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . . ・・・…− 0 9 1 調査区および調査方法 ー… 一 … …ー………・・・− ぃ … … … ・ .. . . . . .gz フロラの概要 ー − − − − − −− − … −−−…・………・…ー…………...gz 分布 ・分類学上の知見 ーーーー・…ーー ー ・ 1 . シコグハタザオ ネナシカズラ 5 . ヤマホロシ ツタカラクサ(ツタパウンラン) ノギク ザミ ツナギ ・ ・ ・・・・・ ・・・ 2 . コオトギ リ 3. サツキ 1 0 . ホソ バコンギク 1 3. リュウノヒゲモ 6 . アメリカイヌホウズキ 8. ニシキウツギ 1 1.サガミニガナ 1 4 . ホッスガヤ ・ ・・ 9 7 4 . アメリカ 7 . 9 . カワラ 1 2 . アジア 1 5 . アオイチゴ 16. メリケンガヤツリ Summary .. . . ...・− ーーー ・ ・ ー・ ・・ ・ ・ ー・田 ・・ ・・ ・・ ・・ー ・・ ・・・ ・ ・ ・・ ・ーー ・ ・ ー・ ・ ・ ・ ・ ・ー 100 維管束植物目録・・ ・. . . . . ... . . . .. . . . .. . .. . . .. . ・ 目・ ・・ ・ ・ ・ ・・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・・ ・・ ・・ ・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ー ・ 102 参考文献... . . . 一 ・ … ・ー… …・………………………・・… . ・ . ・−……・ 1 2 2 H は じ め に 環 境 関 連 共 同 研 究 の 一 部 門 で あ る 「 自 然 環 境の生 物 学的評価」 の な か で, 当館は 「 維 管 束植物による相模川流域の環境評価」を分担したが, これは陸上植物を指標として ,相 模 川の環境状態を正確にかつ容易に把握できるよっな手法を開発することが目的である。 筆 者 は こ の 調査 をフロラの面から分担し , 1 9 7 9年 4月 か ら 3カ年 間に わ た っ て , 相 模 川 流 域 に1 9カ所 の 調 査 地点 を 設定 し,そこに生育する維菅 束植 物 の全 て の 種 類 を 記 録 し た 。 本 報 は と り あ え ず第 1報として, 調 査期間中に 記 録で き た 全 穣 類 の リ ス ト と フ ロ ラ か ら 見 た 相 模 川 の 特 性 や調査 に よ っ て得 られた分布, 分 類 学 的知 見 に つ い て 発 表 す る も の で あ る 。 本 来の目的である環境評価手法については次報にゆずりたい。 現 地 調査に当 たっては, 当館 大 場 達 之 氏 が 植生 部 門 を 担 当 さ れ た の で 調 査 に は 常 に 同 行 高橋 :維管束植物による相模川流域の環境評価 92 され,一部の標本については同定 をわずらわせた。また標本の閲覧には 国立科学博物 館 金 井弘夫,中池敏之の両氏にお世話にな った 。 なお現地調査に 当たっては, 7カ所の調査区で神奈川県林業試験場中川重年氏 と共同で 実施した。あわせてここに深甚なる謝意 を表します。 調査区および調査方法 相模川は水源を山中湖に発し,本県に入って相模湖に流入し, 湖になる 。城山ダムから下流部に移行 して南流し, 道志川 を合わせて津久井 厚木付近で丹沢山地の 山聞 を縫うよう にして流下してくる中津川を合わせ,湘南砂丘を横断して相模湾に注ぐ。 相模川を 河口 より城山夕、ム直下までの聞に 1 0カ所, 道志川 l に 1カ所,中津川に 8カ所の 調査区を設定した 〔第 1図〕。馬入川の河口から最北端の道志川拍子下までは直線距離で約 30km,垂直的には河口 の Om から 最高地点は札掛の標高 4 20mである 。調査区 は氷久コロ ラードとして継続調査をするために, 流出の恐れのない安定 した橋や鉄塔な ど誰もが目安 になり得る場所を選定 し , r p i j lはほぼ lOOm, 河川敷の左岸 を対象 とした。 したがって調査 面積は河川のl 隔によ って異な っており, 上流の調査区ほど 面積は狭 くな って いる 。 フロラの調査は野帳により, 調査区 内に生育 している 全ての種類を 列挙す ることとし, 現地で同定が容易でない種類や分布上興味深い種類については標本を作製し, 研究材料に 用いた。なお各調査区ごとに調査の精疎, 調査の季節が同一でない点など 今後に残 こされ た課題もある 。 フロラの概要 全調査区で生育が確認 された縫管束植物の総数は変種以上のレベルで, 98 科5 3 2種類(う ち帰化種は 106種類〉であり 〔 第 2 表〕 , 帰化率は 20~ちであ っ た 。調査区 毎 の種類数,科数, 帰化植物数 ( 従来の概念によるもので 史前帰化植物は除外 してある〉, 帰化率に ついては 第 1表 および第 2匡| に 示 した 。 種類数の多少は調査区の面積の大小に 関係があることは 当然予想されることであり, の結果は種類数の少ない方が札掛や上郷に , そ 多い方では座架依橋上や昭和橋上な どに現わ れている。 しかし,科数の多少は調査面積 とは無関係で , ほぼ河口 から 上流へ向か つて増加の傾向 を示している 。 これは植物の種類 が質的に豊かになってゆく一つの現れてーあり, とくに道 志川 の拍子下, 平山橋下,石小屋上流などが顕著である 。 これとは逆に帰化率は河口から 上流へ向か つてしだいに 下降してゆく傾向が現われている 。 この現象は明き らかに上流部 よりは下‘流部の河川敷の方が人為的な 影響 を強く受けていることを物語っ ている。 極だって 中津川橋 と上郷の帰化率の高いのは, この両調査地は相模川と 中津川の合流地 点付近にあり,両河川の塵が流下し ,集結 される場所となるためである 。 馬入川河口 も同 様に全水系の塵が集 まる場所である 。 全調査区に出 現 した種類はスギナ,ヨモギ,ヒメムカシヨモギ, ポリタン種と日 本及 び近隣の東アジア の河原 , ツユクサなどのコスモ 原野, 1 11 地などの陽地に 普通に生 えるスス キで、ある。 相模川や中 津川 の下流域に一般化している帰化種にはシロザ, パイナスナ,ムラサキツメクサ,シロツメクサ, ケアリタソウ,マメグン マツヨイグサ属,アレチウリ,ブタクサ B u l l .Kanagawa P r e f . Mus .No. 1 3March 1 9 8 2 93 、 . \. 、~,司、、 \、 「~Sag四ik;。-ch~ 土\~,.-·一 戸、ヘ\/\ー\ Sagami Lake 、Shiroy ma- fチミ \−、 } ・\ 」 \ 、 、、 、 「 、 」 ~ ¥ \ 九 \ Sagamihara-shi \ . \ \ Hirayamabashi 1 6 Kiyokawa-mura 1 Banyugawa kako 2Hiradayushinden 3 Kur剖 ii 4 Tozawabashi-ue 5 K四 Nakatsugawabashi igo Atsugi-shi 6 Zakaibashi-ue Sagamiらhashi 7Showabashi-ue Ebrna-shi 8 Takadabashi ue 9 Kamioshima 1Q Shiroyamada mu shita 1 1 Abiko-shita 12 Nakatsugawabashi-shita 1J Saidobashi-shita 14 Shideyama shita 15 Oz。 } 〈 。bash「 i shita 16 Hrnatabashi-shita 17 Hirayamabashi-shita 18 Ishigoya-Joryu Hiratsuka-shi 2 19 Fudakake l ' 100,000 !Okm Sa gami Bay 第 1図 調 査 地 域位置図 Fi g.1 .Indexmaps howingt hes tu d i e da r e aC e) 94 高橋: 第 1表 M t 管 束植物に よる相模川流域の環境評価 相模川水系における 縫管束植物相の構成表 Table 1 . Compos i t i o no ft h e vascu l a rf l o r a on t h e drainages y stem o f Sagami Riv e r . Studied area A l t. 〔m) Number o f f a m i l i e s Number of s p e c i e s Numbero f n a t u r a l i z e d s p e c i es Natioo f n a t u r a l ized sp 巴c i e s* 1 Banyugawakako 馬入川河口 0 3 1 86 2 4 2 8 2_Hirodayus hinden 平太夫新田 5 36 1 0 9 29 27 5 32 92 22 2 4 4_Tozawabashi-ue 戸沢橋上 1 4 .9 3 1 1 1 8 3 2 27 5_Kamigo 上郷 20 28 71 24 3 4 6_Zakaibashiue 座架依橋上 28 42 1 5 0 49 33 ? . Showabashiue 昭和橋上 35 41 i 6 3 45 28 B . Takadabashiue 高田橋上 5 0 32 1 0 1 28 2 8 9 _ Kamioshima 上大島 7 0 3 9 1 12 26 2 3 ~ Kurami υー倉見 1 0 . Shiroyamadam-shita 城 山ダム 下 1 0 0 4 1 96 1 7 18 1 1 . Abikos h i t a 胞子下 1 6 0 60 1 6 1 1 7 1 1 2 7 .5 32 1 0 1 2 8 28 1ワ Nakatsugawabashiue − 中津川橋上 1 3 . Saidobas h i -s h i ta 才戸橋下 43 41 1 23 32 26 1 4 . Shidevama-s h i t a 幣 山下 7 0 49 1 47 33 22 1 5 . Ozokob a s h ish it a 海底橋下 80 4 0 1 1 6 27 23 1 6 . Hirayamabashis h i t a 平 山橋下 9 0 5 6 1 4 9 27 1 8 1 7 . Hinatabashish i t a 日向橋下 1 2 0 47 1 4 3 28 20 l B .I s higoyaj o ryu 石小屋上流 1 6 0 56 1 2 7 4 3 Fudakake 札掛 420 42 78 9 12 1 9 . J Nat u r a l iz ed s p e c i e s 一 一 一 一 ー ァ ー 0 0 s p e c i e s x1 居J,ヒ ロハホウキギク,センダングサ属, ムカ シヨモギ属 , ノボロギク ,オ オオナモミ, 高,シナダレスズメガヤ , オニウシ ノケグサ , スズメノ チャヒキ j ドグム ギ属,オオア ワガ エリなどがあり,ことにキ ク科,イネ科の種類数の多いのが特徴的であ った。 マツヨイグ サ属のメマツ ヨイグサやオオ マツ ヨイグサは, 旺盛な繁姫力で分布を拡大 している 。 各所に群生地が見 られ,出現頻度 も高く, Bul l .Kanagawa P r e f . Mus.No. 1 3March 1 9 8 2 95 l l − , UI 、 ヘ jel la − − −f ・’’’i t , , , , , . , , , , F ,,,, e 1 , . − ‘ 1 l 1 ・l 1・1l’1・ JI l , l ・li!l− l −j 1 i l− − − 1 − − i ,−ez’ z s i l’ ’ hr i − − − ’l a 1 4− l −nμ , i− − − − − , , !’ i 1・ , , − ‘、‘‘‘ ‘‘‘‘‘ 、 ‘ ﹃ dh tE Number of Species −− f EEEl .,,,,. − F I llil t, t l , ・. , BEE EFJ1 ! ー E EE ‘ . , − − 1lltL s − ’ ’ − l’ l・ 1 i− J −−! l’ 1・ −1 1 ’ ・ ’・・ 11 l’ t − − − r ’ ’ i, −‘‘‘‘. ・u . t n ρ 1te ・ ・It 100 j i 150 all Number of families 50 , . , 、 \ 、 ー ・1 ,., ・ , ' I ' I ・ -、 , ¥/ " . f 。 A 、 τ 一 一 − 'I v Natio of naturalized species l 2 3 4 5 6 7 8 910111213141516171819 Studied area 第 2図 相模川水系における維管束植物相の統計表 F i g .2 . Thes t a t i s c alt a b l eo ft h ev a s c u l a rf l o r aon t h edramage s y stemo fSagamiRive r . 栽培植物の逸出も著しく, 今回記録できた種類はシダレヤナギ,オオケタデ,オランダ ガラシ ,セ イヨウ カラシナ,ウメ,ユズ,ニワウルシ,カキノキ, アサガオ,シソ,ホウ ズキ , キリ,ツタカラクサ(ツタパウンラン〉, キササゲ,スイカ , ヒマワリ , オオカナダ モ , ヒメヒオウギズイセンなどがある 。 このなかで多年草や木本 は定 着 しているが, 1. 2年 生 の草本 は 消滅し てしまうことが多い。 1 97 9 年1 0月20日の台風20号の通過後に河口を 調査したときには ,ホ テイアオイ , キミガ ヨラ ンなどの漂着が見られたが, いずれも分布 の拡散に l 品、たらなかった。 海岸砂丘にハマニンニクが自生状態で見られる所もあるが, これは数年前に , P . Q植したも 高橋:縦管束植物による相模川流域の環境評価 96 のが逸出し,分布の拡大をはかっているものである。 馬入川河口付近は湘南海岸に一般的に見られるオカヒジキ , マンテマ ,テリハノ イバラ, ハマエンドウ,ハイメドハギ,ハマヒルガオ,ケカモノハシ, ハマニンニク,コウボウシ バ,コウボウムギ,ハマアオスゲなどの砂丘植物や海岸林を構成するクロマツ, ゴ , カジイチ トベラなどが生育 している 。 馬入川河口にはかつて塩沼植生 が存在していたかどうかは不明である。神奈川県植物目 録には茅ケ崎にハママツナが記録されているが, 現在は全く見られない。しかし馬入川河 口の茅ケ 1有寄 りの湾入部には塩沼植生に擬似的な群落が発達している 。 イ変占種はコウボウ シパで,砂丘に生えるものに比べ全体が大形となり, それがシオククグ群落に酷似してい る。他にアキノミチヤナギ,ウラジロアカザも水際にl I l落 をなしている。この生育環境は 汽水域で,塵が絶えず打ち 寄せられるため, 土地は肥沃である。 水生植物は下流域の安定した 富栄養の河川に生ずる 。 しかしときに洪水による破壊作用 が加えられると 一瞬にして 消滅してしまい, 回復にはかなりの時間を 要する。昭和橋や座 20号 架依橋付近にはオランダガラシ ,エビモ,コカナダモなどの大群生地が見られたが, 台風で失われてしまった。調査区のなかでは才戸橋や倉見に, 調査区外では神川橋上部に 発達した水生植物群落が今て”も見られる 。 砂礁の河原の指標となるカワラヨモギ,オトコヨモギ,カワラノギク,カワラニガナは, その下限界は寒川町の神川 橋付近(今回の調査区からは除外されている〉であり, この橋 より 下流域には砂礁の河原はなく 泥の堆積 した河原に変わる 。 このことは種類組成の上に も現われ,神川橋を境に下流域は泥質の河原に 生える種類で占められ, 原に生える種類が圧倒的に増加してくる。 上流域は砂際の河 フシグロ,カワラサイコ,カワラハハコなどの 河原植物は中 津川 と相模川| の合流地点より上流域に出現する 。 カワラヨモギやカワラノギ クが量的に多くなるのは上郷や中津川橋の調査区から上流であった。 オギとヨシは相模川 の河口から 上大島 の聞にやや平均的に現われ,ツルヨシは上流域に多い傾向 を示す。 河辺林を構成するヤナギ類は 9種類を数えた。 このなかでイヌコリヤナギ,オノエヤナ ギ,タチヤナギが全調査区にやや普通に分布するが, 多くは低木または亜高木で調査区内 にヤナギ林の発達した 所は見られない。 調査区外では , 相模原市の下溝付近で相模川がくの字形に曲折する地点に,タチヤナギ を中心としたヤナギ林の形成が見られる。 や相模川!の低海抜地に山地性植物が下降してい る興味深い現象が観 今回の調査で中津川 l 察された。 それはシコクハタザオ,オニイタヤ,コオトギリ,オオハアサガラ,オニルリ ソウ,ニシキウツギ,ヤハズハハコ,フジアザミ,ホッスガヤなどで、ある 。 胞子や中 津渓谷は両岸が急峻で川幅も狭く, 道志川 l 露出した岩場には渓I I 伴岩場植生が残 存している。平水位の水際から 2∼ 3 mの範囲の岩隙や岩上にはヤシャゼンマイ, ヒメレ ンゲ,ウチワダイモンジソウ,ヒメウツギ,サツキ,サガミニガナ(新称〉,ホソハコンギ ク,アオイチコツナギ,ウラハクサ,ナルコスゲなど, 河岸に限定的に結ひ。ついた種類が 見られる。 今回の調査では最 も渓畔に特徴的な種類を 含む調査区であり, 貴重種 も多 L、 。 しかし 残念ながら中津渓谷はダム建設予定地になっているのでいずれ水没してしまうであ ろ っ。 B u l l . Kanagawa P r e f . Mus.No. 1 3March 1 9 8 2 97 分布・分類学上の知見 1 . シコクハタザオ Arabis serratav a r . shikokiana イワハタザオ類は大別して,茎の丈が高く,多くは単一で分校せず直立し, 形のイワハタザオ類と 茎 は叢生, 丈 が低くやや糾上し, 花もやや小 花は大形とな るフジハタザオ類に 分類できる。前者は比較的変異の少ない分類群で,主 として本州中部以北の広葉草原に生 えるのに対し,後者は形態、的に軽微な差ではあるが地域的に変異 を見せ, は赤石山脈, 関東中部地方で 飛騨山脈,関東北部のハイマツ 帯にウメハタザオ, 富士山にフジハタザオ, 関東地方以西の低山地にシコクハタザオが分布 している 。 1 9 6 1〕は丹沢山地のフロラを調べた際, イワハタザオ類にフジハタザオ Ar a b i s 林ら ( a r . serrata とイワハタザオ A.serrata v a r . japonicα を リストに挙げて serratav し 、 る 。 しかし, 筆者が今まで丹沢山地を調査してきた範囲では未だイワハタザオもフジハ タザオも見出していない。イワハタザオは亜高 山性の種類であり, られるが, 丹沢産は誤認と も考 え フジハタザオは主産地である富士山が近隣にあるので分布の可能性が高いので 丹沢産の個体について調べて見た 。 両者の形態、を比較してみると, フジハタザオは茎葉が小形で l 隔は狭 く , 1 / . 扇 5∼IOmm, 重品、鋸歯が 2∼3対あり, 果実は長 さ 3 . 5 ∼ 6cmでやや太いのに対し,シコクハタザオの 茎葉 は大形で幅が広く,幅( 0 . 5一 ) 1∼ 2mm,低い鋸歯が 3∼ 5対あり, 果実は長さ 5∼ Scmで細い。 シコクハタザオも陽性の砂際地に生育 した極端な形ではアジハタザオに酷似しているが, 抵果実の特徴で容易に識別できる。丹沢産について検討 した結果は, 茎葉の大きさや鋸l 全てシコクハタザオで,フジハタザオは分布しなし、。 中津渓谷の岩場にはシコグハタザオが生育しているが, そこから流出してきたと思われ るものを, 日向橋付近で見 出した。 陽地に生 えたタイ プで草安 はフジハタザオに似てい た 。 2 . コオトギ ) ' Hy1 りe ricum hakonenseF r .e tS a v . 県内では箱根, 丹沢の標高 5 ・6 0 0m 以上の疎地や岩場に生えるが, 今回の調査では, 才戸橋, 平山橋上,幣山下,中 津川橋に下降している個体を見 出した 。 最 も下流の記録は 中津川楠で標高 27.5mであ った。本種はしばしば河川にそって下降する現象が知られ,東 京都玉川 に記録がある 。 3 . サツキ Rhododendronindicum S w e e t . 本州関東西南部以西,九州、|に分布し,丹沢の自 生地は東限に 当たる 。 水沫のかかるよう な川 岸の安定した岩場に生育し , 特有の植物景観 を形成し,ことに花期は見事である。中 津渓谷はサツキ自生地 として知られ, 文献上には見られたが, 今回の調査で石小屋より 上 流域に多産することを 確認した。し かしその全部が宮ケ瀬ダム建設予定地内 にある 。 他 に 道志川の胞子下付近でも見たが,個体数は 中津渓谷にははるかに及ばな L、 。 県 内では他に丹沢や箱根などの渓畔 l こ点々と分布するものと推定できるが, 貌は明きらかでなく, かし, まだその全 現在行われている植物誌編 さん調査の結果 を待つより他はない。 し 郎、中 津渓谷の自 生地については何らかの手だてが ここ数年にして全滅の可能性が 5 必要であろう。 高橋:*−f E 管束植物による相模川流域の環境評価 98 4 . アメリカネナシカズラ Cuscuta cam ρe st r i sYuncker アメリカネナシカズラの日本への帰化を報じた浅井 ( 1 9 7 5)は Cuscutaρentagonα の 学名 を当てた 。 筆 者 ( 1 9 7 4)もこの種の侵入経路,形態,生態,分布や被害状態などにつ いて発表 したが, 最近小原敬 ( 1 9 8 1)が指摘したように , 日本に帰化 しているものを標本 ρe s t r i s とよく 一致 しているので, 本報では上記学 や文献で調べて見ると Cuscutα cam 名を当 てた。 今回の調査では馬入川河口か ら昭和橋の調査区で, 広範囲にわたって広が っていること が確認できた。馬入川河口ではコアカザ,テリハノイバラ,カラスノ エンドウ, ハマヒル ガオ ,へクソカズラ , コセンダンクサ ,ヨモギ, ケカモノハシ,ハマニン ニク,メヒシパ チガヤ,キンエノコロ,コウボウムギ,コウボウシバ, 寄主の選択的 H 蓄好|生はないようで, 3 ツユクサなどを 寄主としていた 。 伸長 した 蔓の先端が触れた植物に は手当 たりしだい巻 きつくよ うであるが, そのなかでもハマヒ ルガオが主体をなしていた 。 内陸へ入った昭和橋付近ではカワラヨモギやヨモギを 寄主 とするものが多く, 他にメド ハギ,コセンダングサ ,オオ アレチノギク , カ ワラノギク ,エノコ ログサ,ススキなどに 見られ, 上郷ではマ ツヨイ グサ , メマツ ヨイグサ,カワラハハコ,メドハギ,マルパヤハ ズソウなどを寄主としているものが観察された。 巻き っかれた寄主はその部分から先は衰弱 し , リハノイバラ, やがて枯死に至 るが,ハマヒ ルガオやテ へクソカズ ラ, イネ不|やカヤツ リグサ科などアメリカネナシカズラに対し て強L、抵抗性をもっ種類は枯死 しない。 しかし 開花は見られな い。 花期は長く, 7月上旬 ∼1 1月中旬にかけて|咲き続け , 種子の生産量 も多く ,また 発芽率 も良好であり,毎年同一 場所に発生を見る 。 自然植生に対する被害 としては, 海岸や河川敷の景観 を構成する植物を枯死に追いやり 3 その繁茂 した 状態はラー メンをぶ ちまけたようてい , 著しく美観をそ こなう ことが挙げられ る。今のところ読菜類や花井矧に は被害は及んでいない。 5 .ヤマホロシ SolanumjaρonenseNakai 県内では比較的稀な植物で,林ら ( 1 9 6 1)も丹沢山地では幽神を挙げているのみである 。 他に三浦半島や箱根に分布の記録はあるが, 個体数は少ない。愛川 町の海底橋の上流の安 定 した 立地にかなり 大き な株に成長 したものが見られる 。 恐らく種子が烏によ って運ばれ てきたものであろう 。 6 .アメリカ イヌホ ウズキ Solanum americanum M i l l . 本県では最近に な って増え始めた植物で, 倉見,座架依橋,i 海底橋の湿った所に生 えて いた。 イヌホウズ キに似ているが, 茎は細く ,葉は質が薄く ,浅い切れ込みがある 。北 ア メリカ原産。 7 . ツタカラクサ(ツタノ 4ウンラン〉 Cymbararis muralisG a e r t n . , Mey.S c h e r b . 木県では新記録となる 帰化植物で,日 向橋下方の堰堤に群生 している 。 ヨーロッ パ原産 の園芸植物で,観賞f 日に栽培 していたものが逸出したものと思われる。 8.ニ シキウツギ Weigela decoraNakai 山地の崩壊地,草原,低木林などの陽地に侵入し群生する 先駆植物である 。筆者 ( 1 9 7 6) は先に県 内の Weige; α 属の分布状態を調べ , 丹沢大山の東部山麓て。はハコネ ウツギとニ 1 0 ∼120mを境に住み分けていることを 報告 し , 分布図では県内の平野部や シキウツギが 1 B u l l .Kanagawa P r e f . Mus .N o .1 3March 1 9 8 2 丘陵地の大部分はハコネウツギの分布域とした。 ム下, 仁 十I津 川 99 しかし,今回の調査で相模川では城山ダ l では中 津川橋付近まで,ハコネウツギの分布域にニシキウツギが河川敷に沿 って下降していることがわかった。 いずれも幼木であり, 最低生育士山は 標高 27.5mであ る 。 9 . カワラ ノギク AsterkantoensisKitam. 本種は東京都の多摩川,秋山 )1 1,神奈川県の相模川,中津川,静岡県の狩野 ) 1 1,安倍 川, 栃木県の大谷川 , 帯川などに分布が知られている。ほかに戸塚区(N ov.8 ,1 9 1 4,久内清 孝一Tl)の標本もある が,は っきりした産地は不明である。 かつては馬入川河 口にもあったらしく,その標本も 東大にある。 今回の調査では神川橋 を下限として, それより上流の相模川や中 津川 の安定 した河川 敷に 若 手生 していることがわ かった。しかし年によって個体数の変動があり, 流路の変更に伴なって生育地も更新され ている 。本種の形態的な特徴は明きらかにされているけれども, その生活環は殆んど調べ られていない。 生活形 も一部の図鑑では多年草とするか,原記載 をはじめ記述の全 く見ら れない文献が多く,今回の調査で始めて越年草であることがわかった。 0∼80cm,上部で 3∼ 8個の校を(高さ 2 0 ∼40cmの位置で〉 カワラノギクは茎は高さ 2 分校 し , 1 0 ∼1 1月に開花結実する 。 成 熟 した果実は直ちに飛散してしまうものもあるが, 多くは花茎上に着生したまま越冬し , 徐々に飛散し ,春先には全 く見られなくなる。飛散 0月に発芽し,ロゼットて、越冬する。 1月中旬の調査では, した種子は 9∼1 ギク, オオアレチノ カワラヨモギ,メマツヨイグサなどとともにロゼット 葉 で越冬している個体が多数 観察された。 花は通常淡紫色であるが,しばしば完全なアルビノもあり,葉は幅が通常 1 ∼3.5mmで、あるが, lcm内外に達する個体も観察された。 1 0 . ホ ソパコンギク Aster ageratoidesTurcz. var.angustifo l i u sKitam. ノコンギクの狭葉型で葉はひ針形, l 隔は 1∼ 1.5cmあり,渓I I 咋水際の岩場に生える。本 州(主に長野県南部,静岡県以西〉,四匡l ,九州に分布が知られ,関東地方には記録が少な し 茨 城 県竜神峡, 武蔵 ( TNS1 7 8 4 8 3,詳細 な産地は不明〉の標本が見られるのみで,ま だ詳細な分布は 明 きらかでなく, 本県にも 記録はなか った 。 今回 中津渓谷 と道志川に群生 地を見出した。日向橋付近に見られたものは流出してきた個体である。 茎の下方の葉で幅 1∼1.5cm,上部では 0.5mm内外, この地の個体群は 鋭鋸歯があり , 花もノコンギクに 比べ小さ く , 白色である。 1 1 . サガミニガナ (新称〉 Ixerissp. ニガナ類は路傍, 原野,耕作地,湿原なといたるところに生育し , 変異の多いグループ である。本県にはニガナと花弁の数が多いハナニガナの記録があり, 前者は平野部から山 地にかけてごく普通であり,後者は丹沢山地に分布する。 今回中津渓谷と道志川て・ l j ¥ .際の*沫のかかるような岩場に生える, 種 を見出したが, った。 丈の低いニガナの一 これはニガナやハナニガナとは外見からも 明 きらかに異なる分類群であ この渓谷はサツキ自 生地であり,ホソパコンギク,アオイチコツナギ,ヤシャゼン マイなど渓畔に特有の植物が多い所である。本報では和名をサガミニガナと新称し ,別の 機会に学名を正式に発表したいと考えている。その主な特徴を記すと次のようである。 花茎は下方で多数分校し , 高さ 1 5∼30cm, 根葉は倒ひ針形,殆んど全縁で鋭頭,長 さ 6∼ 1 3 c m ,r 陥 6∼ 12mm,基部はしだいに 狭 まって長柄となる 。 まれに 1対くらいの牙歯 高橋:維管束植物に よる相模川流域の環境評価 100 があるか , または 3深裂する 。 茎 葉は線形 または上自I ) で r/ 席が広くな り , 尾状鋭尖頭,長さ 2∼ 9cm,幅 7∼12mm, ~菱自信付近に牙歯が あ る 。総在内片は長さ 6mm 内 外 , 小花は 5 ∼ 7個, 果実は長 さ 3∼3.2mmで嚇は短かい。近似のニガナも直ぐ 近くの原野や河原の 縁に見られるが, この方は果実は長さ が 4∼4 . 5mmあり , 低は高い。 また渓I I 伴に生える 鈎がなく , 果実は長さ 2 . 5mm ものに紀伊半島北山峡にドロニガナが知られるが, これは 1 内外で小さい。 筆者 ( 1 9 75 )は先に新潟県三西川流域のフロラを調査した際に標高 2 0 0 ∼ 3 0 0m の渓畔岩場に生えるニガナの一種をシロバナクモマニガナと同定 したが,今後に別 の分類群 として検討の余地がある ことを示唆した 。 三面川の渓畔に生えるものは果実は長 さ 4m m内外あって ,こ れとも異なる分類群である。 1 2 . フジア ザミ Cirs iumρur ρuratum Mat sum. 本種は中部 および関東地方に分布し , 火山裸地や河川の流水に よっ て破壊作用を受け る 場所へ最初に侵入する先駆植物である 。 本県では箱根には分布は少ないが,丹沢山地では 関東大震災 ( 1 9 2 3)の際に起こ った 崩壊地や二次的崩壊地にヤマホタルプクロやノ tライチ ゴなどとともに各所に群生地が見 られる 。 垂 直的にはほぼ 4 0 0m 以上に生えるが,今回の 調査では中津川の幣山下,平山橋付近の標高 7 0 ∼90m まで下降しているものが見られた。 L、ずれも初期の段階で, 今後の継続観察によ って拡散状況を調べたいと思っている 。 1 3 . リュウノヒゲモ Potamogetonρe c t i n at u sL . 。木県には 流水中や池沼に生える沈水植物で, 種子が鳥に よって運ばれる 可能性が高 L、 まだ記録がなか った が , 今回の調査中に馬入川河口で見出した。 なお最近座間市でも詳&訪’ 哲夫氏によっ て採集されている。 1 4. ホッスガヤ Cal amagro s t i sρs eudo-phragmitesKo el o r 河原植物の代表種であるホッスガヤは, 箱根に記録があり,丹沢に はない。 5年ほど前 にできた 三保ダムの道路の法面に帰化的に生育 している所がある(中川重年氏談〉。今回の 調査では中津川の平山橋(標高9 0m)と日向精付近(標高 120m〕で小群滞を発見したが, 珍らしい存在である。 1 5. アオイチ ゴツナギ Poa vi r i d ul a Pal ib 本種は本 州 、|(伊吹山以; |じ〉,北海道ブナ帯から シラピソ 帯に多 く生え , 関東南部に は未記 録であった。今回の調査中 , 道志川の胞子下にサガミニガナ,ネコヤナギ ,ホソパコンギ クなどに混じって生えているイチゴツナギに似た一種を採集し, 同定の結果本極であるこ とがわかった。標高 1 6 0m 足らずの低海抜地に遺存的に分布することは興味深 L。 、 1 6. メリケンガヤツリ Cy ρerus eragrostisLam. 数少ないカヤツリグサ科の帰化植物で北アメリカ原産。相模川には 3 ' 4年前から 急速 に増え始め,今では一普通の雑草になりつ つある。 茎は強壮で深く根を下し ているため 3 引 き抜く ことは容易でなく,湿 った所に生育空間 を獲得している。 大量の種子を生産 し,流 水に よって分布の拡散を 計っ ている 。 Summary I n aj o i n tr e s ea r c h on t he c ompre hens i ve t heme o f“ B i ol ogi c alEvl u a t i o n of Nat u ralEnvi ronmen t' ,t heau t hort o okchargeo fi tss ubo rd i nat ethememen t ione d Bul .KanagawaP r e f .Mus .N o .13 Ma r c h1982 101 i nt heheadingo ft h isp a p e r . Thisr e s e a r c h wasdes i g n e dt odevel o pana c c u r a t e and e a s y method f o rg r a sp i ng t h e environmen talc on d i t i o ns o ft h ed r a i nage s y st e mo fSagamiR iv e r ,u s i n gt e r r e s t r i a lp l a n tsa si n d ic a t o r s . To examine t h es t a t eo ff l o r a ,t h e fundamental f a c t sf o rt h er es e a r ch ,1 9 s tu d ie da r e a were e s t a bl is he di nt h e bas i ns o ft h e Sagami R iv e r and o ft h e Nakatsu R iver ,wh ich i s a branch o ft h e former ( F i g .1 .) . A l lt he v a s cu la r p l a n ts i nt h es tu d ie da r e a were r e c o r d e df o r abou tt h re e year ss t a r t i ng from Apr i l,1 9 7 9. The r e s ul t so b t ai ne da r es howns i nTable1andFig.2 . Thet o t al numbe roft h ef a m i l i eswas 9 8 , and t h a to ft h es p e c i es was 5 3 2i n c l u d ing 1 0 6 n a t u r a l i z e ds p e c i es( a b ou t2 0%). The c h a r a c t e r i s t i cs o ft he f l o r ao ft h e bas i n , and t h ed i s t r i b u t i o n and t he taxonomyo ft h ep la n t sexami ne da r ea sf o l l o w s . Thel is tofa l lt h es p e c i e s and t h ed i s t r i b u t i o np o i n t sa r eshown i nt heTable2 . 1 . The f o l l o w i n gc os mopol i tan s p e c i e s appeared i n al t h es t u d ie da r e a: Equisetu1 仰 αr v e n s e , Artemisia ρr i n c e ρs, Erigeron canadensis, Commelina commums. 2. A number o fn a t u r a l i z e ds p e c i e ss e t t l ed i nt he r i v e rb e a c h e s be l o nged t o r a c e a e , Gramineae, Com ρo s i t ae .A t h ef o l l o w i n gf a m i l ie s : Onagraceae, Cyρe g r i c u l t u r a ls p e c i es ,a l s os e t t l e st h e r e . numbero fe s c a p巴da 3 . A community s i m i la rt ot h a to fs a l tmars hv e g e t a t i o nwas o b s e r v e di nt h e e s tuary o ft h e Banyu R iv e r ,t h巴 e s t u a r i n ep a r to ft h e Sagami R iv e r . The c o n s t i u e n t so ft h ep o p u l a t i o n were Carex ρumila, Po'ygonum ρolyneuron and ChenoPodium gl aucum. 4. The i n d i c a t o rs o f gravely r i v e r be a ch s uc ha s Artemisia ca ρi l i a r i s , A. j α ρo n i c a ,I xe r i s tamagawaensis and Asterkantoensis were found i nt her i v e r b e a c h e saboveKami kawa-bashii n Sa mukawa-c ho. a r . shikokiana, Hy1 うe ricum 5 . Mou n t a i n o usp la n t ss uc ha s Arabis serrata v hakone nse ,防' e i g e l ad e c o r a , Cirsiumρurpuアatum and Caγamagrostis ρseudoρhragmiteswerefoundt ohavedescendedt ot h el owerb a s i n so ft h eNakatsuR iv e r ando ft h eSagamiR i v e ra t3 0160maboves e al eve. l 6 . S p e c i e swhichs ol el ygrowsonr iv e rbanksweref oundont heval l eywat e r s i d e s oft h eNakatsuR iv e r and t h eD δs h i River ,which i sa t r i b u t a r yo ft he f o r m e r . Rhododendronindicum,Paa ; 1i r i d u l a , Hakonechl oa macra andOsmunda Z ancear e p r e s e n t e dt h o s es pe c i e s . One ofthem wasp r es umedt ob eanew v a r i e t y o fI x e r i s dentata. 102 高 橋 :維 管 束植 物 に よる相模 J IJ 流域の環境評価 第 2表 維 管束 縞 物 目録 Tab l e2 .A l is to ft h ev a s cu l a rp l a n ts +は 出 現 し た 地点 ド帰化種 N a t u r a l i z巴ds p 巴c e i s 2 1 2 3 4 5 6 7 8 91 011121314151617181 9 出 現 植 \\ 吻\ \\調\ 査 地区 馬 平 倉 戸 上 座 目白高 上 城 自包中 才 幣 海 平 白 石 ホ L 山 津 架和田 向小 沢 戸 山 底 山 依 大 ダ子 川 中 喬 橋橋橋 ム 橋橋 橋橋空 口回 見上郷 上上上 島下下上上 下橋 上 下流掛 入太 河事 PTERIDOPHYTA シダ植物 Equisetaceae トクサ不| Equisetuma r v e n s eL . スギ ナ +ト++++ +++++ +++++ Equisetum r a m o s i s s i mumD e s f .v a r .j a 1 う onicum +・・・・ ++ ・・・−・・・・・ Milde. イヌドクサ Selaginell a c e a e イワヒパ平ヰ S e l a g i n e l l ai n v o l v e n sS p r i n g カタヒパ Se l a g i n e l l at a m a r i s c i n aSpring イ ワヒノ: +++ ・・・・・・ ・ ・ ・・+・− ・・・・・ ・・・・・・・・・ + ・・・・・・+・ Osmundaceae ゼ ンマ イ科 Osmandal a n c e a Thunb. ヤ シ ャ ゼ ンマ イ Osmandal a nc e aThunb.var .l a t i j う i n n u l a Tagawa. オオノ fヤシ ャゼンマ イ Pteridaceaeイノモ トソウ 不| ・・・・ ・ ・ ・・・・ + ・・・・・・ + ・ Adiantum monochlamysEat. ハ コ ネ シ ダ AdiantumPedatum L. クジャクシダ ・・・ ・・・・・・・ + ・・・・・・+・ ・・・・・・・・・・ + ・....... De n n s t a e d t i ah i r s u t aMe tt . イヌシダ ・・・・・・・ ・ ・ 十 ・・・・・・+・ −・・・ ・ ・ ・・・ ・・・・・・・ ・+ Aspidiaceae オ シダ科 Athyriun 包 n i p o n i c u 1 刊 H : i n c e . イヌワラビ Cyrtomiumf o r t u n e iJ .Smith. ヤブソ テツ ・・・・・・・十・ ・・・・・ + ・ ・+ ・・・・・・ + Dr y o p t e r i sl a c e r a0 .Kuntze. クマ ワラビ ・・・・・・・・・・+・・・・・・ + ・ D r y o p t e r i ss a x i f r a g aH .I t o . イワイタチシダ Las t r ’ e ao li g o j う h l e b i aC o p e l .v a r .e l e g a n s Tagawa. ヒメワラ ビ Lunath yriumj a p o n ic um Kurata シケ シダ ・・・・・・・・・ ++・・ ・・・・ 十 Phe g o ρt e r i sd e c u r s i v e ρinnataFee.ゲジケジ シダ −・・・・・・ ・・・ 十 ・ −・・・・ + ・ ・・・・・・・・・・ + ・....... Wo o d s i aρ o l y st ic h o i d e sE a t . イワデシダ −・・・・・・・ ・ ・ + ・..... −・・・・・・・・・十・・・・・・ + Aspleniaceae チ ャセンシダ科 Asp!enium v a r i a n sWal l . イワ トラノオ ..........・・・・・・・+・ Polypodiaceae ウラ ボシ科 C o l y s i sh a s t a t u sC o p e l ミツデウ ラボ シ SPERMATOPHYTA 種 子 植物 GYMNOSPERMAE 裸 子植 物 Pinaceae マ ツ干ヰ ・・・・・・・・・・ +・・ ・・・ ・+ ・ B u l l . Kanagawa Pr 巴f . Mu s . No. 1 3March 1 9 8 2 103 調 査地区 出現組物 A b i e sfirmaS i e b .i tZucc. モミ −+ Pinusd e n s i f l o r aS i e b .e tZ u c c . アカマツ −+・ Pinust h u n b e r g i iP a r l a t . クロマツ +− Taxodiaceae スギ干ヰ C r y p t omer i aj a 戸o n i c aD . Don. スギ ・十 ・・・・・・・・・・十・ Cupressaceae ヒノキ 科 C h a i 刊a e c y p a r i so b t u s aS ieb .巴tZ u c c . ヒノキ |・・・・・・・・・・ + ・ ・ ・ ・ ・ ・ + 十 ANGIOSPERMAE 被子植物 DICOTYLEDONEAE 双子葉植物 (ARCHICHLAMYDEAE古生花被植物〕 Saururaceae ドクダミ 科 H o u t t u y n i ac o r d a t aThunb. ドクダミ −+・ Salicaceae ヤナギ科 S a li xb a b y l o m i c aL . シタゃレヤナギ −+・十+・ S a l i xbakkoKimura ノくツコヤナギ ・・・++ −+・ S a l i xg i l g i a n aSeem. ナガパカワヤナギ −+・・・・ S a l i xg r a c i l i s t y l aMiq. ネ コヤナギ −・+・・++ト・+十・+・. S a l i xi n t e g r aThunb. イヌコリ ヤナギ −+ 十 十 + + + + + 十 + 十 + + + + + ・ S a l i xj a ρonicaThunb. シバヤナギ S a l i xs u b f r a g i l i sAnders. タチヤナギ ・・+・ −・・・・・・・・ 十 ・・・・・・++ |・・ + 十 ・ + ・+ ・ ・ ・ + + + ・ + + ・ − S a l i xu d e n s i sTrautv.e tMey. オノエヤナギ |・・+ 十 ・ + + +・・ + + + + + + ・ ・ ・ Juglandaceae クルミ科 ]ug l a勿S a i l a n t h i f o l i aC a r r . オニグノレミ −+・十・ + ・ ・・+十+・十・・ Betulaceae カバノキ 科 AlnusfirmaS i e b .巴tZ u c c . ヤシャブ シ Al 抑制 h i r s u t aTurcz. ケヤマハンノキ Alnush i r s u t aT u r c z .v a r .s i b i r i c aC .K .Schn. ヤマハンノキ 十 ・・・・・・+・ −+・+・ − + ・ ・ + + ・+・・ C a r p i n u sj a ρo n i c aB I . クマシデ ・・ + ・ Caγ p i叫 usl a x i f l oγαBI. アカシデ ・・+・ C a r p i n u st s c h o n o s k i iMaxim. イヌシデ Fagaceae ブナ干ヰ −+++ −+・ ・十・・+・・・・+ 高橋 :維管束植物に よる相模川流域の環境評価 104 \ \ \ \ 調査 地区 出 現植物 −+ ・・・ Que r c u sg l a u c aThunb. アラカシ Que r c u sm o n g o l i c aF is ch . var .g r o s s e s e r r a t a Rehd.e tW i l s . ミズナラ Quercuss a l i c i n aB l . ウラジロガシ −+・ Quercuss e r r a t aThunb. コナラ −+・ −+ ・ ・+・ Ulmaceae ニレ科 Aphananthea s pe r aP lanch . ムクノキ C e l t i ss i n e n . , i sPer s . var .j a J う o n i c aNakai エノキ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・. + 十 十 + + ・+ + 十 + + ・十 十 + ・ + ・ Z e l k o v as e r r a t aMakino . ケヤキ −+・ ・十十・・+・ 十 ・ Moraceae ク ワ科 B r o u s s o n e t i ak a z inokiS i e b. コウゾ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・. Humulusj a ρonicusSieb.e tZ u c c . カナ ムグ ラ |・++ + ・ + + + + 十 + + 十 ・ + 十 + + ・ Morusb o m b y c i sK o i d z . ヤマグワ |・・+・・++・ + ・ ・ ・ + + ・ + + + + Urticaceae イラクサ科 Boehmeria n i p p o n n i ve aK o i d z . カラムシ Baehmerian i P J り o n n i ve aKoidz .v a r .c o n c o l ar Ohwi ア オカラ ムシ Bo e hmeri ap ! a t a n i f o l i aF r .etSav. メヤプ マ オ + ・ ・ ・ + ・ ・ ++・ ・・ + ・++・ ・ ・+・− + ・ −・・・・+・ Boe hmeriaS J うi c a t aThunb. コアカソ − + ・ + + 十 + ・++ Lapo r te ab u l b i f e r aWedd.ムカ ゴ イラクサ ・+ P i l e ahamaoiMakino ミズ ・+ U r t i c at h u n b er g i a n aS i e b .etZucc. イ ラクサ −+ ・・・・ Santalaceae ビ ャクダン科 The sium c h i n e n s i sTurcz . カナピキソウ −+・+・・+・+・ Polygonaceae タデ科 Polygonuma v i c u l a r eL . ミチヤナギ −+・ −+・・・ Polygonumc u s J うi d atumS i e b .etZ u c c . イタドリ |・ + ・ + + + + + + + + + ・ + + + + + ・ Polygonumβl i f o r m eThunb. ミズヒキ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ ・ ・ ・ + ・+ + Polygonumh y d r o p i 戸e rL. ヤ ナ ギタデ ++・++・・・・++++ Polygonuml a p a t h i f o l i u mL . オオ イヌタ デ Polygonuml o n g i s e t u m Du.Bruyn. イヌタ デ Polygonum neρ•alense Mei s n. タニソ ノ4 P o l y g o n u r no r i e n t a t eL. オ オ ケ タ デ ・十+ ・ + + + + + + + ・ + + ・+++・ |・+ + ・・ + + ・ ・ ・ ・ ・ 十 ・ ・ +・ −+・・・ ・・・・十・・・ −+ B u l l .Kanagawa P r e f.Mus .N o .1 3March 1 9 8 2 105 61 171819 1 2 3 4 5 6 7 8 91 0111213141 51 調査地区 出現 植 物 馬 平 倉 戸 上 座 昭 高 上 城 飽中 才 幣 海 平 日石 キ L J l r 津 入太 J 向小 尺 橋 回 架 依僑 千円 戸 山 底 山 大ダ子川 橋 橋 L 橋橋宅 、 橋橋 口田 見 上 知F 上上上烏下下上上下情上下 流掛 河 宗 i H ・・・・・・・+・・......... Po かgonumρerfoliatum L . イシミ カワ PolygonumP o l y n e u r o nFr.巴tSav. アキ ノ ミチ + − − − − − − − − − . . . . . . . . . ヤナギ Polygonums c a b r um Moench サ ナエ タデ ・・・・・・ + ++++ + ・−・・・・ Po かgonums e n t i c o s u i nF r .e tS a v . 7 'コ ノシ + ++ + ・+・・+ + + + ・十 ・++・+ リヌグイ Po かgonums i b o l d i iMeis n . アキ ノウナギ ツカミ ・・+・・・・・十・+++十+++・+ Po かgonumthunbergiiS i e b .e tZ u c c . ミゾソ ハ ・ ・ + ・ ・ + + ・ + 十 + 十 + ・ + + + ・ + Po かgonuinyokusaianum Nakai. ハナタ デ ..........・・・+・・・・・ Rumexa c e t a s aL . スイ 〈 ノ ・+++・+・・+・・・+・・・・・・ Rume xa c e t o s e l l a L. ヒメスイノく弓 ・・・ 十 ・ ・ + + ・ ・ . . . . . . . . Rume xc o n g l o m e r a t u sMurr. ア レチギシギシヰ + + ・ ・ ・ + + + + ・ ・ ・ + ・ + ・ ・ ・ Rume xc r i s j う u sL . ナ ガハギシギシ当 +・・・・+・十・ + +十+十++・.. Rumexj a ρo n i c u sRoutt. ギシギシ ++・・・++・・+・−+・・+・・・ Rumexo b t u s i f o l i u sL. エゾノ ギ シギ シ当 ・・・ + ・ + ・ ・ + ・ − + + ・ + ・ + ・ Chenopodiaceae アカザ科 Che nopo diumalbum L. シ ロザ斗 Che no p o d i z 日na lbum L .var.c e 托t γ o γu bγ um Makino アカザ* Chenopodiuma m b r o s i o i d e sL . ケ アリタソウ* + ++ + + + ・ + + ・ + ・ + + + + 十 ・ Che no ρodiumf i c i f o l i u m Smith コア カザ t +− −−− − − −− − ・十+・ Cheno 戸o di umglaucum L . ウラジ ロアカザ* +− ..........・・・・・+・・・ ++十十++++十+・十十・++・・+ Che no 戸odiumv irgatum Thunb. カワラア カザ 十 ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + S a l s o l ak o m a r o v i iI l j l n. オカヒジキ +−−−−−−−−−−........ Amaranthaceae ヒユ苧| A c h y r a n t h e sb i d e n t a t aB I . ヒナタ イ ノコズチ ・十 ・4 ・ ・ ・ ・ + ・ + + + + + + + ・ . Amaranthusl i v i d u sL . イヌビユキ ..........・・・+・・・・・ Ama r a n t h u sp a t u l usB e r t . ホソ ア オゲイ 卜ウ司 ・・++ + ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ ・ ・ ・ ・ Phytolaccaceae ヤマ コ’ ボウ 手 ヰ Ph yt o l ac ι ua mericana L . ヨウシュ ヤマ ゴボウホ ・・・・・・・・・・十・....... Molluginaceae ザ ク ロ ソ ウ 科 Mollugop e n t a P h y l l aL . ザクロソウ ・・+・・・+・・・......... Portulacaceae スベリヒユ午ヰ Por t u l a c ag r a n d i f l o r a Hook. マツ ノ〈ボ タ ン ! ・・・・+・・・・・......... 高橋 :紘管束植物に よる相模川流域の環境評価 106 調査 地 区 出 現植物 ・ ・ + + + ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + +・ P o r t u l a c ao / e r a c e aL. スベリヒユ Caryophyllaceae ナデシコ科 Ar e n a r i as e r p y r i f o l i aL . ノミノツヅリ Ce r a s t i u mg l o m e r a t u n zT h u i l l . オランダミ ミ ナグサ埼 C e r a s t i u mh o l o s t e o i de sF r i es .v a r . ha l l a i s a n e n s eMizus hima ミミナグサ Di a n thuss u ρerbusL .v a r .l o n g ic al y c i n u s 1 九 T i l l i a ms カワラ ナテ’シコ Ly c h n i sm i q u e l i a n aRohrb. フシグロセンノウ −+ ・+ + + + ・ ・ + ・ + + 十 + ・ ・十 ・+ ・・ + ・ + + ・ ・ ・ ・ + ・ + ・ −+・・+・+・+++++・.. 十 ・ −+・・ − + ・ + ・ ・ ・ ++ ・+・ Me l andr yumfirmum Roh r b . フシグロ Sa g i n aj a ρonicaOhwi ツメクサ +・ −+ + ・+++・ S i le n ean 刊e r i aL . ムシトリナデシコ本 S i le n 1 ! .g a , Z l i c aL .v a r .q u i 叫 u e v u l ne r aRohrb. I +・ マンアマ キ S t e l l a r i aa l s i n eGrimm. var .u n d u l a t aOhwi ノミノフ スマ S te l l a r i aa q u a t i c aS c o p . ウシハコベ ・ 十 ・ + + + + ・ ・ ・ + + + +十 ・+ ・ ・十 十十 ・++ + + + + ・ − + 十 + + ・・ −・・・・ + + ・+ ・+十 十 + 十 + ・ + Ste l l a r i a mediaV i l l a rs . コハコベ坤 Eupteleaceae フサザクラ 科 仰 t 仰 向l y a n d r aS ieb .e tZ附 フサザク ラ |. . ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・十 + 十 + + + + Ranunculaceae キンポウケ干ヰ − + + + 十+ + 十 + + + C l e m a t i sa J り i i f o l i aDC. ボタンズノレ C l emat i ss t a n sS i e b .e tZ u c c . クサホ.タン |・・・・・・・・・・十・・十・・+−− I C lemat i st e r n i f l o r aDC. v a r .r o b u山 Tamura +・・・ + ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ センニンソ ウ | Ranunculusc a n t o ni e n s i sDC. ケキツネノボタン 1 ..・+− Ranunculusq u e l 1 り ae r t e n s i sNakaivar.g l a b e r Hara キツ ネ ノボタン Ranuncul uss c e l e r a t u sL. タガラシ −+・ +・ −+・・十 −+ ・ Lardizabalaceae アケビ科 Ake b i aq u i n a t aDe cne . アケビ −+ ・ ・ + + ・ ・ ・ ・ + ・ + + ・ Ake b i at r i o l i a t aKoidz . ミツノ〈アケビ −+・ + + + + ・ Berberidaceae メギ科 B e s b e r i st h u n b e r g i iDC. メギ −+・ Menispermaceae ツヅラフジ科 C o c c u l u st r i l o b u sDC.アオツヅラフジ(カミ工ビ〕 | 十 ・ ・ ・ + ・ ++ + + ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + − Lauraceae クスノキ科 B u l l .Kanagawa P r巴f . Mus.N o. 1 3March 1 9 8 2 107 1EA QU 1ム 巧 4 1i 06 υ ︽ ム 4a 4ai b Tム 、 戸A4 4EA 11 つυ 4i ηG υ 噌’ム Tよ AU 門 吋 ハ 00 ハ hu i 只υ υ 内ベ A池 の ム ーi 調査地区 出現植物 L i n d e r ao b t u 幻l o b aB l . ダンコウノ〈イ −+・ . ' L i n d e r au m b e l l a t aThunb. クロモ ジ −+・ ・・+ N e o l i t s e as e r i c e aK o i d z . シロダモ ・十・ P a r a b e n z o i n1 う r a e c o xNakai アブラチャン ・十・ Papaveraceae ケシ科 C o r y d a i si n c i s aP巴r s . ムラサキケマン C o r y d a l i sJ う a l l i d aP e r s .v a r .t e n u i sYatab巴 −+・ ・・+・・・+・十・+ ミヤマキケマン Macleayac o r d a t aR .B r . タケニクサ −+・ ・十++・+十++・+ Cruciferae アブラナ手ヰ A r a b i sn i p p o n i c aH.B o i s s . ヤマハタザオ A r a b i ss e r r a t aFr.e tS a v .var.s i k o k i a n a Ohwi シコ クハ タザ オ Barbarea v u l g a r i sR . Br.ハルザキ ヤマガラ シ。l・ B r a s s i c aj u n c e a C zERN. セイヨウカラシ ナ* ・・+・+・・・・+・ −+・ −+・ ・十・ C a J う s e l l ab u r s a p a s t o r i sMedik. ナズナ −+・・・ Cardaminef l e x u o s aWith. タネツケノくナ ・十・十・++・・++十+十・・+・ Lepidium v i r ’ g i 叩i cum L . マメグンパイナスナド | ++++++++++・++・・・+・ l ぬs t u r t i u mo f f i c i 仰 l eR .B r . オランダガラシ司 Raphanuss a t i v u sL .v a r .h o r t e n s i sB a c k e r . ダイコ ン Rori/う•Pa i n d i c aH i e r n . イヌガラシ R o r i p p ai s l a n d i c aBorbas スカシタゴボウ −++・・・・・+・・・・+. ・・・・・・・+・・・−−− ・・・・・・+十++・−+・・++・・ −+・+・++・・・・・++・・・・ Crassulaceae ベンケ イ ソウ科 Sedumb u i b i f e r u mMakino.コモチマンネン グサ |・+・+・ ・十 + + + + + + + + ・ Seduml i n e o r eThunb. オノマンネングサ .・・・・十++・+・ Sedummaki ηo iMaxim. マルハマンネングサ Sedums u b f i l eMiq. ヒメレンゲ −+・ −+・ −+・ Saxifragaceae ユキノシタ不| A s t i l b em i c r o P h y l l aKnoll チダケサシ ・−−−−−−−−−−−+ A s t i l b et h u n b e r g i iMiq. アカシ ョウマ ..........・・・+ D e u t z i ac r e n a t aS i e b .e tZ u c c . ウツギ D e u t z i ag r a c i l i sS i e b .e tZ u c c . ヒメウツ ギ D e u t z i as c a b r aThunb. マノ レパウツギ ・・++++++・・++・++++ ・・+・ −+・ ・・・・・・・十十・・・・・・+ 高橋 :維管東植物による相模川流域の環境評価 108 lu 1ょ , ま 1 Qd は町 判官 −+・ Hy d r a r g e as c a n d e n sS e r inge ガクウツギ P h i l a d e ! p h u ss a t s u 1 刊 tS i e b . パ イカウ ツギ S a x i t r a g af o r t un e iHook.五I .var. o b t u s o c u n e a t aNa k a i ウチ ワダイ モンジソウ S a x i f r a g as t o l o nぴe r aC u r t i s ユキノシタ 四 口 回 日 M 回 回 日 山 Hydr a ng e ai n v o l uc r a t aS i e b . タマアジサイ 石小屋上流 日向橋下 平山橋上 海底橋 幣山下 才戸橋上 中津川橋上 胞子下 城山ダム下 上大島 高田橋上 昭和橋 上 座架依橋 上 上郷 戸沢橋 上 倉見 平太夫新田 馬入 河口 出 現植物 9 8 7 6 5 4 3 2 1 調査地区 ・+++ −+ ・ −+ ・ ・・ + ・ −+ ・ −・ + ・ −+・・ Pit t os poraceae トベラ科 P i t t o s p o r u mt o b i r aA i t. トベラ + −−−−−−−−−....... Ros aceae パラ不| Duc he sn e ac h r y s a n t h aMiq. ヘビイチゴ Ke r r i aj a ρ o n i c aDC. ヤマブキ ・・・ + ・・ + ・ ・ + ・ . . . . . . . −・ ・ ・ ・ + ・ + + + ・++ + + + ・+ Po t e n t i l l aanemone f o l i aLehm. オヘビイチ ゴ |・+ + + ・ ・ + ・ ・ ・ ・ ・ + ・ P o te nt i l l ac h i n e n s isS e r . カワラサイコ Po u r t h i ae av i l l o s aDeen.var .l a e v i sS t ap f カマツカ Prunusgrayana Maxim. ウワミズサ’クラ +−−−−−−−−−−・・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・−・・・・ + −+・・・ PrunusjamasakuraS i e b .exKoidz.ヤマザグ ラ |・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 十 ・・・ + ・ ・ + ・・+ PrunusmumeS i e b.etZ u c c . ウメ』 ・−−−−−−−−−・・・・・+・・・ Ro s al u c i a eFr.e tRo cheb r .ヤマテリハノイバラ| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + 十 + ・+ ・ + ・ + + Ro s a mut t ぴl or aThunb. ノイノくラ ++ +・・ + + + + + + + + + ・+ ++・ Rosa wic h ur a i a naCrep. テリ ハノイノ〈ラ + ・・・+ + + + + ・++ + + + + ・+・ Rubusc r a t a e g i f o l i usBung 巴. クマイチゴ +・・・+++++・+++・−+・+・ Rubusi l l e c e b r o s u sFocke ノ4ライチコ Rubu sρ a r vグo l i u sL . ナワシロイチゴ −・・ ・ ・・・・・ + ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・+ + + ・− + ・・・・・ +・ ・.... RubusP h o e n i c o l as i u s Maxim. エピガライチゴ| ・ ・ ・ . . . . . . . . . . . . ・ + ・・ Rubu st パ f i d u sThunb. カジイチゴ +−−−−−−−−−......... St e phanandrai nc i s aZabel コゴ メウツギ ・・・・・・ ・ ・ ・ + ・ ・ ・ ・ ・ + + + + S te phanandra t anak aeF r .e tSav. カナウツギ |・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ ・ ・ ・ ・ ・ +− Leguminosae マメ干ヰ A l b i z z aj u l i b r i s s i nDuraz z . ネムノキ ・・ ++ ・+ ・++ ・十 + + + ・ A s t r a g a l u ss i n i c u sL. ゲンケサ |・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ ・ − − − − − − − Am ρ h i c a r p a e ae d g e w o r thiBerth.var .j a po n i c aI O l i v . ヤブマメ |・ ・ + ・ ・ + ・ ・ ・ + + + + + + + + + ・ C a s s i a叫omameHonda カワラ ケツメイ −・・・・十・・・・−+・・・・・ B u l l.KanagawaP r e f . Mus. No. 1 3March 1 9 8 2 109 調査地区 出現植物 Dunbariav i l l o s aMakino ノアズキ Gかc i nes o j aS i e b .e tZucc. ツ ノレマメ l n d i o g o f e r aρ s e u d ot i n o t o r i aMatsum. コマツ ・・・・ + ・ ・ ・ ・ ・ . −+ + + ・ 十 ・ ・ ・ ・ . . ・ ・ ・ ・ ・ ・ + 十 十+ ・ − + ・ ・ ・ + ・ ナギ Kummerovias t i p u l a c e aMakino マノレパヤノ、 ズソウ −・+++ + + + + ・ −+++・・ Kummerovias t r i a t aSchi n d l. ヤノ、ズソウ ・・ + ・・ +・ L a t h y r usj a ρ o n i c u sWilld. ハマエン ドウ ++・・・・・・・・......... L e s P e de z ab u e r g e r iMiq. キハギ ・・+・・+・+・・ − ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・−+ + + + + ・ Le s Pe d e z ac u n e a t aG.Don メドハギ ・+++ ++ ++ + ・ − + + + + + + ・ L e s pe d e z ac~叩 eata G .Donv a r .s er p e n sOhwi I + ・ −・・・・・・.・..... ハイメドハキ L o t u sc o r n i c ul a t usL.v a r .j a ρ o n i c u sRegel ミヤコグサ MaackzaamurensisRupr. etMaxim.v a r . b u e r g eη C.K .Schn. イヌエンジュ Medicagol u j う u l i n aL . コメツ プウマゴ ヤ シI + ・・ + ・ ・ + ・・・− + ・ + ・・・・・ ・・+・+・・・・+・十・ ++・+・ Puerari al o b a t aOhwi クズ ・++・+・・+・++・. Rhync ho s i av o l u b i l isLour . タンキリマメ Ropimiaρ s e u d o a c ac i aL . ハリ エンジ ュ(ニセ ・ ・・・ +・ アカシア Y ・+ 十 + + ・ ・・+・ +・ ・+ Sophoraf l a v e s c e n sA i t . グララ ・+ ・・ + ・・ T r i f o l i u mρ r a te n s eL . ムラサ キツ メ クサ B −+++・+++・・++・.... T r i f o l i u mr e p e n sL . シ ロツメクサ斗 ・+ + + ・+ + + + ・ + 十 + + + + + ・ + V i c i aamure ηs i . sOetting. ノハラクサフジ 1 ・+・・・・・・+・・−− Vたi aa n g u s t i f o l i aL .v a r .時 e t a l i sKoch カラ|十+ ・+・ + + + + ・+ ・ スノエンドウ | V i c i ah i r s u t aS.F.Gray スズメノエンドウ |・ ・ ・ ・ ・ ・ + + + + ・ ・ V i c i at e t r a s p e r m aSchreb. カスマグサ Vignaa n g u l aγ i sOhwie tOhashi アズキ Vignaa n g _ u l a r i sOhwie tOhashivar. niJう•Pon en sis O hwi e tOhashi ヤブツノレアズキ W i s t e r i af l o r i b u n d aDC. フジ ・・・+・ −+・・ −+・ −+・ ・・+・・・・+・+・ Geraniaceae フウロソウ平ヰ Geraniumc a r o l i n i a n u mL . アメリ カフウロ! Geranium t h u n b e r g i iS i e b .e tZ u c c . ゲンノシ ョウ コ −+・・・ −+・ ・・ + ・ ・ 十 ・ + ・ ・ + Oxalidaceae カタ バミ 干 ヰ O x a l i sc o r n i c u l a t aL. カタ バミ O x a l i sc o r n i c u l a t aL.form.r n b r i f o l i aHa r a アカカタ バミ −+ + + ・十 + + + + ・ ・ ・ 十 ・ + + ・ ・・・・・・・十・・ 高橋 :維管束植物に よる相模川流域の環境評価 110 51 1 617181 0111213141 9 1 2 3 4 5 6 7 8 91 出 現制\\物~ \\調 \、 査地区 O x a l isc or n ic u l a t aL.var t r i c h o c a u l o nLe v . ケカタバ ミ 馬 平 倉 戸 上 座 昭 高 上 城 絶 中 才 幣 海 平 日石 キ L 1 1 1 津 入太 沢 向 小 和田 橋 架 依 大 ダ 子川 p 山 民 山 橋橋 橋橋 手 橋 L A 橋橋 口回 見 上 郷 土 上 上 島 下 下 上 上 下 橋」ニ下 流 掛 r 河 高 十 ・・・・・・・・・........ Rutaceae ミカ ン干 ヰ Ci t r u sj u日o sS i e b . ユズキ ・・・・・+・・・・......... Fagaream a n t c h u r i c aHonda イ ヌザン ショウ Zanthoxyluma i l a n t h o i d e sS i e b .e tZ u c c . カラ −・・・・・・・・・・・・ + ・・・・・ スザンショウ Zanthoxyl ump i pe r i t u mDC. サ ン シ ョ ウ −+・ ..........・・・・・・・ + ・ Simaroubaceae ニ ガ キ 科 A i l a n t h u sa l t i s simaSwi ngl e ニワウノレシ! ・・・・・・ ・・+・......... Pi c r a s m aa u a s s i o i de sBenn . ニガ キ ..........・・・・・・・ +・ Euphorbiaceae トウ ダ イ グ サ 科 Acalyphaa u s t r al i sL. エ ノ キ グ サ −++ ・+ ・ + ・・・......... Euphorbiamac u l a t aL . オオニシキソウヰ −+・ ・ ++十・+・−+・・・・・ Eu ρhorbias u j ぅ i n aRaf m. コニ シキソウホ ・・・・ +++ ・・・........ M a l l o t u sj a ρoni c u sMuel. lAr g . アカメガシワ ・・・・十 十++ ++ ・ + +++++ ・ Anacard iaceae ウノレシ科 ・・・・・・ +十+十++++十 ++++ Rhusj a v a n i c aL . ヌノレデ Cel astraceae ニシキギ手斗 C e l as t r u so r b i c u l a tu sThun b . ツノレウメ モドキ Euonymuso x y p h y l lu sMiq. ツリ ノ〈ナ Euonymuss i e b o l d i a n usB. l 7 ユミ +・ ・ ++ ++ ++ + .・・・・+・十 ・・・・・・・・・ ・+・ ...... ・・・+・・・・・・・・・・ +・ Aceraceae カ エ デ科 Ac e rc r a t a e g i f o l iumSi e b .e tZ u c c . ウリカ エ デ Ac e rmonoMaxim.v a r .ambiguumRe h d .オ ニイタヤ Ac e rpalm atumThunb. イロハ モミジ Ac e rρ 'a l matumThunb.var .amoe numOhwi オオ モミジ +・・・・・・+. −+・・・+・・・ ・+・・・・・+・+ + −・・・・・・・・・+・−・・・・・ Balsaminaceae ツ リフ ネ ソ ウ 科 Im p a t i e n sn o l it a n ger eL . キツリ フネ ........ ..・・ 十 ・ ・・・・・ Rhamnaceae ク ロ ウ メ モ ド キ 科 Be r c h e m i ar a c emosaS i e b .e tZu c c . クマヤナギ Ho r e n i ad u l c i sThunb. ケ ン ポ ナ シ Vitaceae ブド ウ 干 二十 −+・ ・ −+・ B u l l .Kanagawa P r e f .Mus . No. 1 3March 1 9 8 2 111 調査 地区 出現植物 Am ρ e l o P s i sb r e v i p e d u n c u l a t aT r a u t v . ノブドウ| ・ ・ ・ ・ ・ + + + ・ + + + + + ・+ + ・+ C a y r a t i aj a ρonicaGagn. ヤブカラシ ・++ ・・+ ++ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ P a r t h e n o c i s s u st r i c u s p i d a t a Planch. ツタ V i t i sf i c i f o l i aBung 巴 エピヅノレ ・ ・・ 十 ・・・・・ 十 ・ 十+ ・+・ ・+ ・・・+・ Tiliaceae シナノキ科 Coγc h oγa p s i st o m e n t o s a Makino カラスノゴマ −+・ Actinidiaceae マタタビ干ヰ A c t i n i d i aa r g u t aP J a n c h . サノレナシ ・・・ ・ ・・・ + ・ Guttiferae オトギリソウ不卜 Hypericume r e c t u m Thunb. オトギリソウ −+ ・ HypericumhakonenseF r .e tS a v . コオトギリ −+ + ・+ ・ Violaceae スミレ科 V i o l ag r y p o c e r a sA. Gray タチツボスミレ V i o l agr y p o c e r a sA. Gray v a r .e x i l i sNakai ・+ ・・ + ・・ + + ・+ −+ ・・・・・・ + コタチツボスミレ V i o l a ke i sk e iMiq. f o r m .o k u b o iF .Maekawa .+ ・・+・ ケマノレパスミレ V i o l av e 何 c undaA.Gray ツボスミレ ・・・ + ・ Stachyuraceae キプシ科 S t a c h y u r u s戸r a e c o xS i e b .e tZucc. キプシ ・+ ・+ ・+ + + + + Elaeagnaceae グミ科 Elaeagnusu m b e l l a t a Thunb. アキグミ −+ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . . Lythraceae ミソハギ科 Ammann i ac o c c i n e aRottb.ホソノ〈ヒメミソハギ弓|・・ + ・ Oenotheraceae アカパナ干ヰ E p i l o b i u mc e ρh a l o s t i g maHausskn.イワアカパナ −+・ E p i l o b i u 1 刊 l り 'y r r i c h o l o ρhumF r .e t .Sav.アカバナ Ludwi g i aψi l o b i o i d e sMax i m . チョウジタデ O e n o t h e r ab ie n s i sL . メマツヨイグサヰ −+ ・ −+ + ・ | + ++ + + + + + + ・ + + + + + + + ・ + O~nothera 仰 t hr o s e 仰l aBorbas オオマツ ヨイ|++ ・・ + + ++ + ・ ・ ・ ・ ・ + ・ + ・ クサ Oe n o t h e r al a c i n i a t aH i l l コマツヨイグサ斗 +・ ・+ + + + + ・十 ・++ ・ Oe n o t h e r as t r i c t aLedeb. マツヨイグサキ ・・・・++・・・・・−−−−−− Aral i a c e a e ウコギ科 高橋 :維管束植物によ る相模川流域の環境評価 112 i 咽 nHd i 噌 t ヴ n 白 −i 噌lム − にu p o マょ d 斗A Tょ EA 噌 i 噌 っυ 噌目ム J n “ i 唱 吋 上 ハU n u 勾 t 06 Fhυ ハhv υ 内 ぺ A生 白 つ 1ム 調査 地区 出現植物 Ara l i ac o r d a t aThun b . ウド − ・ ・ ・ ・ ・ ・ + + + ・. Ara l i ae l a t aSeemann タラノキ −+ ・+ ・+ ・・ + + + ・ Umbel l i fer a e セリ科 −+・ Ange l i c ah ak o n e n s i s Maxim. イ ワニンジン C r y p t o t a e n i aj a p o n i c aHa s s k. ミツノ〈 Hy d r o c o t y l er a m i f l o r aMaxim. ヤマチ ドメ(オ −+・・・ ・・・ + ・ オチドメ〕 Oe nanthej a v a n i c aDC. セリ −+ ・ −+ ・・+ 十 ・ −+ + ・ −++ +・ To 打: t i sj a p o n i c aDC. ヤブジラミ Cornac eae ミズキ科 ・・ + ・十 ・・ + + + ・+ ・ Cornusc o n tγo v e r s a Hems ! . ミズキ −+ ・+ + + ・・ 十 + + ・.. Co門 i u sm a c r o p h y l l aWal . l クマノミズキ ( METACHLAMYDEAE 後生花被植物〉 Ericaceae ツツジ科 Rhododendronindicum Sweet サツキ ・・・ + ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ Primulaceae サクラソウ科 L y s i m a c h i aa c r o a d e n i aMaxim. ミヤマタゴボ ・ ・ + ・ ・ ・ + ++ + 十 + ウ(ギン レイカ) L y s i m a c h i ac l e t h r o i d e sDuby オカ トラノオ Ly s i m a c h i aj a J うo n i c aThunb.v a r .s u b s e s s i l i s F .Maekawa コナ スビ Ebena c eae カキノキ ヰ ヰ ・・・ + ・・・・・ + ・. ・十 + 十 ・+ ++ ・+ + −+ ・ D i o s p y r o sk ak iThunb . カキノキ不 −+ ・ St yracaceae エゴノキヰヰ P t e r o s t y r a xh i s P i d u sSi e b .etZucc. オオノくア −+ ・十 ・ サガラ Styraxj a po n i c aS i巴b.e tZ u c c . エゴノキ − + ・ + ・ ・ ・ + ・ ・ + + ・. Oleaceae モ クセイ干ヰ Fraxinusl a n u g i n o s aK o i d z . コノ〈ノトネリコ −+ ・ (アオダモ〕 Fraxinuss i e b o l d i a n aB l . ・十 7 ル パ ア オ ダモ −+ ・ Ligustrumj a ρonicum Thun b . ネズミ モチヰ −+・・ Li g u s t r u mo b t u s i f o l i u sS i e b.etZ u c c .イボタノキ l ・+− −+ ・ Buddlejaceae フジウツギ科 Buddlejaj a J う a n i c aHems ! . フジウツギ Apocynaceae キョウチクトウ科 ・ − − − − − − − − − − + + + + + + ・+ B u l l .Kanagawa P r e f .Mus .No. 1 3Mar c h1 9 8 2 \ 113 \ \ \ \ 調査地区 出 現植物 Tr ac he l o s J う e 円 四 uma s i a ti cu n zNakai var. i n te rme diumNakai テイカカズラ Asc lepiadac eae ガガイモ科 −・・ ・+ . Cynane hun τc a u d a t um Maxi m. イケマ Me t a ρ l e x i sj a po n i c aMakino ガ ガイモ −+ ・ ・十 ・+ + + + ・+・・ 十 ・・+・ T y l o p h o r aa r i s t o l o c h io ide sMiq.オオカモメヅノレ l・ ・十 . T y l o p h o r an iko en s i sMats um. コカモメヅノレ −+. Convo lvulaceae ヒノレガオ科 Cal ys t e g i ahe d er a ce aWal l . コヒ ノレガオ C a l y st e g i aj a ρ o n ic aChois y ヒノレガオ −+ ・ 十十 ・ ・・ + ・・ C a l ys t e g i as o l dane laRoem.e tSchul t. ハマヒ | + ・− J レガオ C : . . ' : ': c タt ac an ψe s t ri sYuncker アメリカネナシカ | ++ ・ −+ + 十 ・ λフ I I 戸omo e an i l Rot h アサガオ 巧 −+・+・ 目 I 戸omoe aρ urpure aRot h . マノレノくアサガオ* | 十・ Boraginaceae ムラサキ 干 ヰ B o t h r i o s ρe r 閉 山nt e ne lumFi s c h.etMey. ノ、ナ −+ + + ・・+. イパナ Cy n o gl os suma s j うr rimumNakai オニノ レ リソウ −+・ T r i go n o ti sρ e dunc u l a r i sBent h. キュウリグサ |・・ + + ・ ・ ・ + ・ ・ ・ ・ ・ + + +− Verbenaceae クマツヅラ科 C a l l i c a r p aj a j う o n ic aThunb. ム ラサキシキ プ −・・・ + ・・・ + ・・ ++ Cl e r o de ndront r i c h o to r n u r nThun b . クサギ ・+・ 十 + + + ・ ・ ・ + + ・ Labiat ae シソ 科 Aju gad e c u i n be nsThu n b . キランソウ C l i no p o d i u r nc h i ne ns e0 . Ku n tz eva r . p a r v i ゲl o r u r nHa r a クノレマバ ナ C l i n o P o d i u r ng r a c i le0.Kun t z e トウノ〈ナ E ls h o l tz i ac i t i a t aHyl and . ナギナタコウジュ Gl e c homahe de r ac e aL.s ubsp .g r and isHara カキドオシ Lamiu r nalbum L.var .b a r b a t u r nFr.e tS a v . オド リ コソ ウ −+ ・ + ・ ・ ・ ・ −+ ・ ・・・・・ + ・・ + −++ + + + + ・+ −+ ・ ・・・・ + −+ ・ Le uc o sc e ptrumj a p o n ic umKi t am.巴tMurat a ・+ ・+・ テン ニ ンソウ Mo s / ad i an t h e r aMaxim. ヒメジソ Pe r i laf r u te s c e n sB r i t t . va r.c r i s paDec ne f o rm v i r idi sMakino. シソキ Pe r i laf r u t e s c e n sBri t t . va r .j a 戸o n ic aHa r a エコマ ド ・・・+・十・ ・・・・・+・ −+ + ・ ・・・・+ −+十・+・ 114 高 橋 :縦 管 束植 物 に よ る 相 模 川 流 域の 環 境 評価 61 1 11 1 81 2131 41 51 9 1 2 3 4 5 6 7 8 910111 \ \ \ 毎平日 石 ホ L 馬 平倉戸 上 座 昭 高 上 城 飽 中 才 幣 j 山向小 入太 沢 J I[' 百 ダ子 津 架 依 橋橋 太円'" 田 大 山 山底 橋 橋橋竺 J 橋ム 橋|橋 口 田 見 上 恕日上 上 上 島 下 下 上 上 下 橋 上 下 流 掛 可 奈 1 S a l v i aj a 1 うo n i c aThunb. アキノタムラソウ ..........・・・・・・+・・ S a l v i aP le b e i aR . Br. ミゾコウジ ュ ・・・・・・+・・・......... Solanaceae ナ ス科 Ly c hium c h i ne n s eM i l l . クコ汚 Ph ys a li sa l k e ke ng iL . var.f•γanch etii Hor t . ホ ウズキ* S o l anum m官 e r icanum M i l l. アメリカイヌホ ウ スキネ S o l anum c , αr o l i ne ns eL . ワノレナスビ功 Solanumj a ponens eNa k a i ヤマホロ シ So lanuml yratumThunb. ヒヨドリジ ョウゴ ++........−・・・・+・・・ −・・・・・・・・・・・・・・ ++・・ ・十・・+・・・・・・・・+・・・ ・−−−−−−−−−・・+・・・・・ ..........・・・・+・・・・ −・・・・・・・・・・・・+・+・・ Scrophulariaceae ゴマノハグサ科 Cymbarariam附 ’a / i sG a e r t n . , Mey .e tSchr eb. ..........−・・・・・+・ ツタカ ラクサャ L i n d e r n i ai うr ocumbe n sP h i l cox アゼナ ・・・・・+・・・・−・・・・・・・・ Mazusj a p o n i c u s0 .Kuntz e トキワ ハ ゼ Mi mulusn e p a l e ns i sBenth.var .j a j うo n i c aMiq. −・・+・・+・・・・・・・++・・ ミゾホ ウズキ ・−−−−−−−−−−・・・・・・・ 十 Pau l o u n i atome n t o s aS t ewd キリホ −・・・・・・・・+・−・・・・+・ Phthe ir o s pe 門 刊u mj a p on i c um Kani tz コシオガマ ・−−−−−−−−−−・・・・十・ Vande l l i ac r u s t ac e α Bent h. ウリクサ ・・・・・・ 十・・・−・・・・・・ −+・・・・+・・・......... Ve r o n ic aarv e ns isL . タチイ ヌ ノアグリ喝 Ve r o ni c ape r e gr inaL . ムシクサ ・・+・・・・・・・........ Ve r o ni c aρ e r s i c aP o i r. オオイヌ ノフグ リi −+・+・+・ +・十+・...... Ve r o ni c au n d u l a t aW a l l . カワジサ −+・+・十・・・・....... Acanthaceae キ ツネノ マコ ’科 ] u s t i c aρ r o c u 1 叩b e n sL .v a r .l e uc ant haHonda キツネノマ コ ・・・・・・十・・・・−−−−−−− Bignoniaceae ノウゼンカズラ平ヰ C a t a l p ao v a t aG .Don. キササゲ 4 ・・・・・・・・・+・........ Plantaginaceae オオハコ科 Plant a g oa s i a t i c aL . オオノtコ −+++・ +・・・・ +・十+・++ ++ Plant a gol anc e o l at a L. へラ オオ ハ コ* ・・・+・十+・・・・−−−−−−−− +−−−−−−−−−......... Pl a n t agoj a poni c aF r .巴tSav. トウオ オハ コ Rubiaceae アカネ干ヰ Di od i at er e sWalt. オオフタパムグラホ ・・+・+・・・・+・−・・・・・ Bu l l . Kanagawa P r e f . Mus.No. 1 3March 1 9 8 2 115 6 1 1 71819 01 1 1121314151 1 2 3 4 5 6 7 8 91 調査地区 出現植物 Galiumゆ u γium L .v a r .e c h i抗0ゆγ emo叫 Hay巴k . ヤエムグラ G a l i u 1 刊 t rachyspermum A. Gray ヨ ツパムグラ P a e d e r i as c a n d e n sMerr.v a r .m a i r e iHara ヘクソカズラ RubiaakaneNakai アカネ Caprifoliaceae スイカズラ苧| A b e l i aS J う a t h u l a t aS i e b.e tZ u c c . ツクハネウツ ギ L o n i c e r aj a p o n i c aThunb. スイカスラ Sambucuss i e b o l d i a n aB l. ニワトコ We i g e l ad e c o r aNak司i ニ シ キ ウ ツ ギ 馬 平 倉 戸 上 座 昭 高 上 城 胞 中 才 幣 海 平 日石 キ L 山 津− 入太 沢 山向 回 大 ダ子 屋 界 j 蓄橋 平 日 川橋 戸 山底 橋 橋 L 橋 橋橋上 王l 口l 見 上 郷 上 上 七烏 下 下 上 上 下 橋 上 下 流 掛 河 奈 −+・+・・・++++・....... −・・・・・・・・・+・− + ・・・・・ +ト十+++ ++++・+・ + ・+++ + −+・ 十 ・+・・・ + ・+ ・・・・ 十 ・ ・ ・−−−−−−−−−・・・・・・・+・ ++ ・ ・ 十+ ・ + ++ ・........ ..........・・ + ・十 ・・・・・・・ +++++++ +++ Valerianaceae オミナエシ干ヰ P a t r i n i av i l l o s aJ u s s. オトコエシ ..........・・・・・+・+ Cucurb itaceae ウリ科 Actinostemma lobatumMaxim. ゴキズノレ ・十十・・・・・・・−・・・・・・・・ C i t r u l l u sb a t t i c hFors k . スイカ巧 GymnostemmaJ うe ntaphyllumMakino アマチ −・・・・+ 十 ・・・......... M e l o t h r i aj a J うo n i c aMaxim. ススメウリ −・・・・・・・・・・・・・・・・+・ −+・・・・・・・・......... S i c y o sa n g u l a t u sL . アレチウリ! − ・ 寸十・+ +・・・......... ヤスノレ T r i c h o s a n t h e sc u c u m e r o i d e sMaxim.カラスウリ −+・・・ + ・・・ ・......... Campanulaceae キ キ ョ ウ 科 Cam1 う anulaρu n c t a t a Lam. ホタノレフクロ Campanulaρu n c t a t a Lam.v a r .hondoe n s i s Ohwi ヤマホタノレブクロ C o d o n o J う s i sl a n c e o l a t aTrautv. ツノレニンジン Compositae キク平ヰ A制 γ bo s i aα γt e m i s i a e f oγ i aL .v a r .e l a t i oγ D 巴SC. −・・・・・・・・・−+・・・・++・ ・・・・・・・・・+ + ・・+・++・+ . . ........・・・・・・・+・ ブタクサネ ・・++++++++・ +++ ++・−・ AmbrosiaI う s i l o s t a c h y aDC. ブタクサモドキヰ ・・・・・+・・・・......... Ambrosiat r i f i d aL . クワモ ドキ(オオブタクサ〉* 十十 ・++ +十+ +・・ + + +++ ・・・ AnaJ うh ahsmar ’ g a r i t a c e aB e n t h .e tHook.五l ・・・・・・・・・ + ・+・・・ 十 ・+・ v a r.~h~1rsstior Nakai ヤマハハコ A 向。1う marg~';/tcea B e n t h .e tHook.五l ・・・・+・・+十・++・... v a r .y e d o e n s i s カワラノ、ノ、コ ..........・・・ + ・ ++ Ana ) り h a l i ss i n i c aHane巴 ヤ ハズノ、ハコ A r t e m i s i ac a ρi l l a r i sThunb. カ ワ ラ ヨ モ ギ A r t e m i s i aj a p o n i c aThunb. オ ト コ ヨ モ ギ −・十 十+ ・十 ・ ・ 十 ・・−−−− ・・+十・+・+・・+十+十・. 116 高橋 :維管束植物に よる 相模川流域の環境評価 m 噌E 石小屋上流 げ 日向橋下 日 平山橋上 日 海底橋 M 幣 山下 回 才戸橋上 回 中津川橋上 子下 日他 m 城山 ダム下 9 上大島 8 高田橋 上 7 昭和橋上 6 座架依橋上 4l IL rr r 字予b \ \ \ 4 戸沢橋上 5 上郷 区∼ 地 査 調 リ /コンギク 3 倉見 2 平太夫新田 1 馬入 河口 \ A r t e m i s i ap r i n c e ρsPampan. ヨモギ As t e ra g e r a t o i d e sTurcz .v a r .angus t i f o l i u s Ki t a r n. ホソパコンギ ク As t e ra g e r a t o i d e sTurcz .v a r .o v at usNakai 十十+++++++ ++十十++++ + + . ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ ・ ・ ・ ・ ++ −+ ・ ・ ・ ・ + + ・ +・ −+ + + + ・・ + Asterk a n t o e n s i sKitam. カワラノギク ..・十+++・・・+・・・・+・ Asterl e i o p h y l l u sF r .e tS a v .v a r .h a r a iHara. ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ . . . . . . サガミギク Aste γs u b u / a t u s乱1 i c h x . ホウキギク* | + ・+ + ・ + + ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ − − Aste rsp. ヒロハホウキギク本 い ・+ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ ・ + + + + ・ Bid e n sf r o ηd o s aL. アメリカセンダングサ唱 |・+ + + + + + ・ ・ ・ ・ 十 十 + 十 + + ・ + BidensP i l o s a L. コセンダングサ* |・・ + ・ + + + + ++ ・+ + + + + + ・ ・ Bidensp i l o s aL .v a r . minorS h e r f f. シロノセ ・・・・・ + + + ・ ・ . . . . . . . . . ンダングサ* Bidenst r i p a r t i t aL . タウコギ Carpesiuma b r o t a n o i d e sL . ヤプタノ〈コ −+・・・・・・・・........ ・ − − − − − − − − − − ・ + ++ ・・ C e n t i Ped α , minimaA. Braune tAschers. トキ |・ ・ ・ ・ ・ + ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ンソウ Chrysanthemum b o r e a l eMakino アワコガネギ ク〔キクタ ニギク〕 .− Chrys a nthemum makinoiMats um.巴tNakai ・・・ 十 ・ ・ ・ ・ ・ + + ・ リュウノウギク C i r s i 即 時 間ψ ρonicum Makinovar.i n c o n ψt 即時 Kit a r n . タイ アザミ Cirsium1 う endulumF is ch. タカアザミ C i r s i u 1 刊 P u r i り uratumMatum. フジアザミ E c l i p t ai う r o s t r a t aL . タカサプロウ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 十 ・・・. − ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・+ ・+・ ・ ・・ + ・・+・ + ・ ・ . . . . . . . . . . . . . . . . . . − ・ + ・+・・ + −++・ ・+ + ・ ・ ・ − ・ ・ ・ E r e c h t i t e ηsh i e r a c i f o l i aRa古n.ダ ンドボロギク 什 ・ + ・ ・ ・ + ・ E r i g e r o nanηu u s sPers . ヒメジョオン* ・・ + + + + 十 + + ・ + + + 十 + ・+ ++ E r i g e r o nb o n a r i e n s i sL. アレチノギクホ −+ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ − ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ E r i g e r o ncanaden s i sL . ヒメムカシヨ モギ持 E r i g e r o nf l o r i b u n d usSch. Bip. オオアレチノ +十++++十++++++ 十十 十+ ++ ギクネ E r i g e r o n1 り h i l a d e l p h i c usL. ハノレジオン* ・+ + + + 十 + + + ・ ・ ・ + + + ・+・・ + ・+ ・・+・ 十 ・+ + ・ ・ + + + + + E r i g e r o ns t r i g o s u sMuhl. へラノく ヒメ ジョ オン什 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ ・ . . . . . . . E u p a t o r i u 1 叩 c h i n e u s eL . var .sm ρl i c i f o l i u m −・・・・・・・・・+・・十・・・ K i t t a m . ヒヨドリ パナ G a l i n s o g ac i l i a t aBl ak巴 ノ、キダメギク可 ・・・・・ + ・ ・ ・ ・ − ・ 十 + ・ + ・ ・ G n a p h a l i z o na が neD .D o n . ハハコグサ ・ + ・ + ・ + + + + + + ・ + ・ ・ + ++ G n 1 1 ρhaliumPuゆ ureum L . チチコグサモド キ勺 ・ . . . . . . . . . . ・ ・ ・ ・ ・ + ・・ He l i anthusannuusL. ヒマワリ* −+ B u l l .KanagawaP r e f .Mus.No. 1 3March 1 9 8 2 1 2 3 4 5 6 7 8 91 1 01 調査地区 117 6 1 1 71819 14151 馬平 居 戸上座 昭 高上 城自 包 中 才 幣 海 平日 石 札 山 津一 入太 沢 和田 山向 橋 依 架 大 ダ 子 橋川橋 屋 戸 山底 橋 橋1 喬 λ 橋 橋上 i 口 回 見 上 郷上 上 上 島下 下 上 上 下 橋 上 下 流 掛 J侠 ヘ 、 河 事 出現植物 H e m i s t e p t aかr a t aBunge. キツネアザミ ・・・+・・・・・・......... Hゆo c h o eγi sr a d i c a t aL‘ ブタナキ ・・・+・・十・・・・・・+・・・・・ Ix e r i sd e n t a t aNakai ニガナ ..........・・・・・・・+・ I x e r i ss p . サガミニガナ −・・・・・・・・+・−+・・・+・ Ix e r i ss t o l o n i f e r aA.Gray ジシノ tリ −・・・・・・・・+・++十十+++ Ix e r i stamaga卸 a e n s i sKitam. カ ワ ラ ニ ガ ナ ・・・・++十++・十+・−+・・・ K a l i m e r i sp i n n a t i f i d aKitam. ユウガギク ..........・・・・・+・・・ K a l i m e r i syomenaKitam. ヨメナ ・・・・・+・・・・......... L a c t u c ai m d i c aL . アキノノゲシ ++++・++++・・+・++++・ Lapsanah u m i l i sMakino ヤブタビラコ ・・+・・+・・・・・・+・・・・・ P e t a s i t e sj a p o n i c 附 Maxim. フキ −・・・・・・・・・・・・・十+・・・ P i c r i sj a ρo n i c aThunb. コウゾリナ ・・・+・・+・・・−++++++・ S e n c i ov u l g a r i sL . ノボロギクキ ・十・・・十+・・+十++++・+・. S i e g e s b e c k i ap u b e s c e n sMakino メナモミ S o l i d a g ov i r g aa u r e aL .v a r . s i a t i c aNakai 。 アキノキ リンソウ ..........−++・ ・十・・・・・・+ Sonchusa s p e rH i l l オニノゲシ* −+・+・+・・・・+・+++++・. Sonchuso l e r a c e u sL . ノゲシ ++・+・++++++・+++・+・・ Taraxacumo f f i c i n a l eWebb.セイヨウタンポポ* −+・+・・+・・・+・++十・+・. Taraxacuml う l a t y c a r p u mD a h l s t . カントウタン ..........・・・・・+・・・ ポポ Xanthiumc a n a d e n s eM i l l . オオオナモミ* 十十+++十+・・・−++十・・+・・ Yougiad e n t i c u l a t aKitam. ヤクシソウ ・・・・・・・・・・+十+十+++・. Youngiaj a 1 り o n i c aDC. オニタビラコ 十・・・・・++・・−+・+・+ MONOCOTYLEDONEAE 単子葉植物 Typhaceae ガマ 干 ヰ Typhaa n g u s t i f o l i aL . ヒメガマ 十+・・+・・・・・−+++ Potamogetonaceae ヒノレムシロ科 Potamogetonc r i s p u sL . エビモ Potamogetonc r i s t a t u sRegele t Maack コパ ノヒノレムシロ Potamogetond i s t i n c t u sB巴nn . ヒノレムシロ Potamogetonm a l a i a n u sMiq. サ サ バ モ ・・・・++・・・・++・・十・・・ ..........・・+・・・・・・ ・十・・・・・・・・・・・・・・・ s ・・十・・・・・・・.......,. 高橋 :¥E 管束植物による相模川流域の環境評価 118 QU t 14 弓 E4 噌 1ム 00 β0 a d4 1ム aム 4 ロυ Tよ 1ム η i u n d − 可 AU i 寸 1 1 11 n白 n叫d ni υ Fhu nぺ υ 、 戸 L4 “ ヮ可i 前査 地 区 出現植物 Potomogetonoxy ρh l l usMi q . ヤナギモ −+・ ・+ ・ P o t a i 四o g e t o np e c t i t ai u sL. リュウノヒゲ モ Alims at ace ae オモ ダカ干ヰ Alismac a n a l i c u l a t u mA.B r .巴tBouche オモダカ −+・ | +− へラ ノ| +・ Hydrocharitaceae トチカガミ科 E l o d e ad e n s aCasp オオカナダモ時 ・十 ・・ + ・ E l o d e an u t t a l l i iS t . John コカナダモ x ・十 ・・ ++・ 目 正 司y d r i l l av e r t i c i l l a t aPres ! クロモ ・・ + Gramineae イネ科 AgroJう•yron c i l i a r eFranch.v a r . minusOhwi −+ + ・ −+ ・ −+・ + ++ ・+ ・ ・ . . . . アオカ モジグサ Agropyront s u k u s h ie n s eOhwivar .t r a n s z e n s 十 ・ ・ + ・ 十 + + + ・ −+++++ 十 十 ・ Ohwi カモジグサ A g r o s t i sa lb aL . コヌカグサ ・・・ + ++・ ++・ Agr o s t i sc l a u a t aT r i n .s u b s p . matsumurae ・+ ・・ + ・ ・+ +・ ・++・ ++ ・ Tateoka ヌカボ A g r o s t i ss t o l o n i f e r aL . ハイコヌカグサ i ・ ・・・ + ・+ + 十 + ・ A ! o p e c u r u sa e q u a l i sS o b o l . var .a m u r e n s i s −+ ・ −+ ・ + ・十 ・・・ ・−・ Ohwi スズメノテッポウ Andropogonv i rg i n i c u sL . メリケンカノレカヤお ・ ・・ + ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . Arthraxo 河 h i s p i d u sMakino コブナグサ ・・ ・+・ ・ ・+ + + + ・ A r u n d i n e l l ah i r t aC . Tanaka . トダシノ 4 ・+ ・++ ・++ + ・・ ・+ ・・ Avenaf 註t u aL . カ ラスムギ* ・・・ ・・+ + + + ・ ・ ・・ + ・ Be ckmannias y z i g a c h n eF e r n .s ubs p .b a i c a l e n s i s | ・+・+・ + −+十 ・ T . Koyama e tKawano カズノコグサ I B r a c h y J り odiums y l v a t i cum Beauv. ヤマカモジグ l・ ・ . . . . . . . . 1 −+ ・十・ サ Brun 叫 sc a t h a r t i c u sVahl イヌムギ k |・十 ・十 +十 十 +・・ Brumusj a p o n i c usThunb. スズメノチャヒキ | 十 + ・ + ・+ ++ ・+・ + ・ Brumu s1 う 'a u c i f l o r u sHack. キツネガヤ C a l a m a g r o s t i se p i g e i o sRoth ヤマアワ C a l a i n a g r o s t i shakone n s i sF r .e tS a v . ヒメノ −+. −+ ・ ・・+ ・ ・+ ・ ・ j ji リヤス ・ ・+・ ・+ + ガヤ ・・+ + ・ C a l a m a g r o s t i sρ seudoPhrag m i t e sKo 巴. I ホッス Coixl a c h r y m a j o b iL. ジュズダマぺ Cymbopogont o r t i l i sH i t c h c .v a r .g oerzngu Hanb.Mazz. オガ ノレガヤ Cynodond a c t y l on L . ギョウギシノ〈 D a c t y l i sg l o m e r a t aL . カモガヤ* −+ + ・+ 十 + . −+・ ・ ・・・+ ・ 十 ・・ ・ ・十 ・+ ・ ・十 + ・ ・十 ・ ・+ ・ −+ ・ 119 Bull . KanagawaP r e f .Mus .No.1 3Marc h1 982 晶 ハ吋 吋lム 可 戸 唱﹃ム 札 掛 i 石小屋上 流 。 。1A 日 向 橋 下 ’ , 門Fhu 平 山 橋 上 Tよ h υ 海底橋 4 幣山 下 4ai 才戸橋上 中津 川橋 上 J i i ηt υ 司 目 4 目 4 守 よ のω 噌﹃よ 胞子下 Elymusm o l l i sTrin. ハマニン ニ クq a aム ++ 十・ 十 + + + + ・ ・ + + 十 + + + ・ D i g l t a l i av i o l a s c e n sLink アキメヒシノ〈 E c h i n o c h l o ac r u sg a l l iBeauv. イヌピエ E c h i n o c h l o ac r us g a l l iBeauv. var .c a u d a t a Kitagawa ケイヌピエ E c h i 河o c h l o ac r u sg a l l iBeauv. var.o r y z i c o l a Ohwi タイヌビエ斗 E le u s l i n ei n d i c aGaertn. オヒシパ ヴ D i g i t a l i aa d s c e n d e u sHenr. メヒシノく & 物 ﹁町 植 内 ぺ ハU 城山 ダム下 Qd 上 大 島 n 巴 高 田 橋 上 t 昭 和 橋 上 nhV 座架依橋上 υ 上郷 4 戸沢橋上 υ 倉見 平太夫新田 馬入河口 唱E 目品 出 現 地区 の ム 調査 −+ + + ・ ・ ・ ・+・・・+ 十 ・ 十 ・+十 ・++・ ++ 十 ・・・+・ ・・・・・十 + + + ・+ ・・・ 十 ・・ E r a g r o s t i sc u ru l aNees シナダレスズメガ γ什 ・・・・ ・ + + + + ・・ + ・十 ・ ・+・ E r a g r o s t i sf e r ru g i n e aBeauv. カゼクサ Er ’ a g r o s t i sm u l t i s J うc u l aKitagawa オオ ニワホ −++++・+ + + ・ ・・ l −+ ・・ コリ E r i o c h l o aιi l lo s aKunth ナノレコピ エ F e s t u c aa r u n d i n a c e aSchreb.オニウシ ノケグガ 十 ・ −+・・・ ・・ ・十++・・+++・・ 十 ・ l F e s t u c ae l a t i o rL . ヒロハワ シノケグサォ Fe s t u c a myurosL . ナギナタガヤ時 −・・ + ・ 十 ・・ 十・ ・+ 十 + ・・ 十 十 十 + ・ + ・ F e s t u c ai う arvi g l umaSt eu d . トポシガラ ・ 十 ・・+・ ++ + + 十 ・ 十 ・ +十・ G! y c e r i ai s c h y r o n e uγa S t e u d . ドジョウツナ ギ −+・ Hak o n e c h l o amacraMakino ウラハグサ ・・・十・・・・・・ |・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 十 ・ ・ ・ ・ ・ ・ + − Hema r t h打。 s i b i r i c aOhwi ウシノシッペイ |・ ・ ・ ・ ・ + ・ ・ ・ ・ ・ + ・・ + + + ・ J mperata明 i ndr 印 B ea山 v a r .k 巴tS c h i n z . チガヤ I I schaemuma n t he ρ h o r o i d e sMiq. ケ カモノノ、シ | +・ Fe n g i ah a c k e l i iPaker チョウセンガリ ヤス |・・・・ ・・ ・・・・ + ・ L o l i um m u l t i / f o r u m Lam. ネズミムギ 4 |・・・・・ + + + + + ・+ + + 十 + + ・ Lo liumρ e r e n n eL . ホソムギ斗 ト・ L o l i u 1 刊 t e m u l e n t附 叩 L . ドクムギ* M i c r o s t e g i附 刊 j a p o n i c u 1 n Koi dz. ササガヤ Microstegium vimineumA.Gamus . ヒメアシ ポソ Microstegium v imineum A.Gamus .v a r . ρo かs t a c h yumOhwi アシボソ Mis c an t h u ss a c c a l i f l o r usBenth. オギ −+ + ・ ・十 ・・・・ + −+ ・ ・十・++ −+ + ・ −+ ・・ −+・ −+・・ ・十一トト ・十十 ・十・ 十 + + 十 十 + + 十 + + + 十 十 十 十 + + ++ Mis c a n thuss i n e n s i sAnd巴r s . ススキ Op ! ismenusu n d u l a t i f o l i u sRoem. e tS c h u l 1 チ + ・・ + + ・ ・ 十 ・ + ・・ ・ + + + + ジミザサ Panicum b is ul catumThunb. ヌカキビ ・十 + ・+ ・ ・ ・ ・ ・ . . . . . . . . 高橋 .誕i ' § ' 束 植物による相模川流域の環境評価 120 Pa問icumd ic h o t o m i f l o r u mMichx .オオク サキビ |・ + + ・ ・ ・ + − P a s P r : l u m notatum F l i i g g e アメリカスズメノ| ・+ ・・・ ヒエ本 | Paspalum t h u n b e r g i iKunth スズメノヒエ |・・・ + ・ Pe n n i s e t u ma l o P e c u l oi d e sSpreng. チ カランノく| ++ + ・ ・ P h a l a l i sa r u n d i n a c e aL . クサヨシ P h le umP r a t e n s eL . オオアワガエリ |・ ・ ・ + + + + + + ・ ・ ・ + + ・ ・ i |・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + + + 十 + + + + ・ Phragmitescommun i sT r i n . ヨシ | + + ++ ・+・+ 十 ・・・・・・・ Phragmitesj a ρon i c aS t e u d . ツノレ ヨシ |・・ 十 ・+ + + + + + + + + 十 + + ・ ・ + P le i o b l as t i sc h i n oMakino アズマネザサ |・+ ・ + ・ ・・・・ ・ + ・ ・ ・ ・ P l e i o b l a s t i ss i m o n i iNakai メダケ ・・・・・・・・・+・..... PoaannuaL スズメノカ タピラ ・十 + + ・+ + + ・ ・ ・・+ + + + + ・ Poal うr a t e n s i sL . ナガハグサド + ・・ 十・ Poas 1 り h o n d y l o i d e sT r i n . イチゴツナギ 寸 ・+ 十 ・・ + + + ・ − + 十 + + + + ・ Poav i r i d ul αPalib. アオイチゴツナギ |・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ + ・ P o l ypog onfugaxS t e u d . ヒエガエリ |・ ・ ・ ・ ・ + + ・ ・ ・ ・ ・・+・ + ・ Se t aηaf αb e r iHerrm. アキノエノコログサ |・+ + + ・+ ++ ・・・・・ + ・・ + ・ −+・ +・ ・・ Se ta r i ag l a u c aBeauv. キン エ ノコ ロ S e t a i i ag l a uc aBeauv.v a r .par i d ef u s c a T . Koyama. コップキンエノコロ S e t a円G Z河内'd i sBeauv. エノコログサ + ・+・・・ ・・ S ρorobolusindicusR. Br. +・・−+・・・・・・・・. ネズミノオ −+ ・+ + + ・ + ・ −・+・・・ − + + + ・ + + ・・ + ・ + ・ + + ++ ・ The med2j a p o n i c aC . Tanaka メガノレ カヤ ・・ +・ Tr i s e t u mb i f i d u mOhwi カニツリ グサ + ・ ・ + ・ ・ + ・ + + +・ −・ Z i z a n i al a t i j o l i aTurcz . マコモ −+・・・・・・・・ Z o y s i aj a ρ o n ic aSteud. シノく + ・・ + + + + ・+ ・−+・ + ・・+・ Cyperaceae カヤツ リグサ科 B u l b o s t y l i sb a r b a t aKunth ノ、タガヤ Carexb r e v i c u l m i sR .B r . アオスゲ Ca1exb r ιi c u l m i sR .B r .v a r .f i b円'l l o s a Kiikenth. ハマア オスゲ Carexc l i u o r u mOhwi ヤマオオイ トスゲ −+・・・・ −+ ・ ・ + ・ + 十 +・ −+・ 十 ・ −+・ Car e xc o n i c aBoott ヒメカンスゲ ・十・ ・・・ + ・ Car exc u r vi c o li sF r .etSav . ブノレコスゲ ・十・ ・十 ・十+ B u l l .Kanagawa P r e f.Mus . No. 1 3 March 1 9 82 121 lIr − J MJiUH 1A 対 ハ l 3 A V組 問 ん 四 石小屋上流 口 日向精下 四 平山橋上 日海底橋 M 幣 山 下 回才 戸橋 上 辺 中 津川橋上 日 飽 子下 叩 城山 ダム下 9 上大島 8 高 田橋 ヒ η 円μ 母一司 − コ 7 7 庇叫 壬川 ね 刊 | 6 座架依橋 上 5 上 郷 4 戸沢紙 上 4 除 凶1 − 唱 手 2 平太夫新 田 1 馬 入河口 Ca陀 x dimor 戸h o l e P i sSteud. アゼ ナノレコスケ’ |・・・・・ ・+ ・ CarexgeanthaOhwi ハガクレスゲ ..........・・・・・・・+・ Carexg i b b a Wahlenb. 7 スクサ −++・・ ・.。.. . .. Ca陀 xi s c h n o s t a c h y a Steud ジュズ スゲ − + ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・− C a i ’ exj a 戸o n i c αThunb. ヒゴクサ ・ ・・・・ ・・・ + ・−・ 十 + + + ・ 目 Carexk i o t e n s i sF r .e tS a v . テキリスゲ ・ ・・ ・ ・ + ・ + + + + + + ・ Carexk o b o i n u g iOhwi コ ウボウムギ 十 ・・・・・・・・・・−−−−−−− Carexl り u m i l aThunb. コウ ボ ウシパ 十・ ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ − ・ ・ ・ ・ ・ ・ Carexs atsumens i sF r .etS a v . アブラシノ〈 Cy ρerusb r e v i f o l i usHas s k .v a r.l e i o ! P i s T .Koyama. ヒメ クグ C y p e r u se r a g r o s t i sLam. メリケンガヤ ツリ斗 ・ ・+ ・・・・・ ・ ・ ・ − − − −−−−− Cy ρ e r u sg l o m e r a t usL . ヌマ ガヤ ツリ ・・・・ ・ 十 ・ + ・ ・ − ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ +・ ・・・ ・+ ・ + + + + + ・ + ・ ・ + + ・ + + ・ ・・− + . 。 . . . . . C y p e r u si r i α L コゴメ ガヤ ツリ ・・ + ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . . . . C y p e r u sm i c r o i r i aS t e u d . カヤツリグサ ・十 十 ・ + + + ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 十 ・・ Cy ; う e r u so r t h o s t a c h y o sF 1 . etS a v . ウシ クク’ |・・ + ・・ ++ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ Cy ρ e r u sr o t u n d u sL . ノ、マスゲ 十 ・・・・ + ・・・ ・ . . . . . . . . Cype r u ss a n g u i n o l e n t u sVahl カワラス ガナ |・ ・ + ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ C y p e r u ss e r o t i n u sR o t t b . ミズガヤ ツ リ E l e o c h a r i sa c i c u l a円S Roem.e tS c h u l t .v a r . l o n g i s e t aSvenson マ ツノ くイ S c i r p u st 円q u e t e rL . サンカ クイ −+ ・・・ + ・ ・ ・ ・ . . . . . . . . . −+ ・ ・ ・ ・・・・・ .... ... −+ + + ・ + ・ ・ ・ ・ ー − − − −−−− − Lemnaceae ウキ クサ不| Le i 削 ia p a u c i c o s t a t a Hegelm. アオウキクサ S p i r o d e l a戸o l y r h i z aS c h l ei d . ウキクサ |・ ・ ・ ・ ・ + + ・・・ ・ ・十 − | + ・・・・ + + ・ Commelinaceae ツユ クサ科 CommelinacommunisL . ツユクサ ++ + + 十 + + + + + + + + 十 + + + + + Pontederiaceae lズアオイ科 E i c h h o r n i ac r a s s z ρe sSolms ホテ イアオ イ 功 |+・ Juncaceae イグサ平| ]unduse f f u s u sL .v a r de c i p ie nsBuchen. イ |・・ + ・ ・ + ・ ・ ・ ・ ・ ・ 十 + + − ju叩 c u sl e s c h e n a u l t i iGay. コウガイセ キシ ョウ |・・・ + ・ e ]uncust e n u i sW i l l d . クサ イ ++ ・・・・・ ・ ・ ・ ・ ・ + +・ ・・ 122 高橋 :維管束他物に よる相撲川 流域の環境評価 よ T n u − M − 石 小 屋 上流 口 日向 橋下 uH まT 子下 日叶 bギ LF 国 平山橋上 回 海底 橋 M 幣 山 下 回 才戸橋上 ロ 中 津 川橋上 日胞 十・ Luz u l ac a がt a t aMiq. スズメノヤリ Luz u l aρl u m o s aE . Meyerva r.i n a c r o c a r ρa Ohwi ヌカボシ ソウ Liliaceae ユ リ科 He l o n i o p s i so r i e n t a l isC . Tanakav a r .f l a v i d a Ohwi. シロパナシ ョウジョ ウ ノ く カマ He m e r o c al l i sf u l v aL .var.kwansoRegel ヤ −+ ・ −+ ・ −+・ ・十 十 ・ ブカン ゾウ He 押z e r o c ali sf u l v aL .v a r .l o n g i t u b aMaxi m . −+ ・ −+・ ノカンゾウ Ho s t al o n g ψe sMatsum. イワギ ボウシ L i r i o J う eminorMakino ヒメヤプ ラン m 城山ダム 下 9 上大島 8 高 田橋上 昭和橋 上 座架依橋上 上 郷 戸沢 橋 上 7 6 5 4 3 倉見 2 平 太 夫新田 1 馬 入河口 区 地 査 調 出現植物 ・+ ・ ・ ・ + −+・ 十・ Smil axc hi n aL . サノレ トリイハ ラ ・十・ Tri c y r t i sh i r t aHook. ホ トトギス −+ ・ Yuccar e c u r v i f o l i aS a l i s h. キミ ガヨランネ + − Amaryllidaceae ヒガンハ ナ科 ‘ → Ly c or i sr a d i a t aHerb. ヒガン バナ . . . . . . . . . Dioscoreaceae ヤマ ノイモ科 Dios c o r e ab u l b i f e r aL . ニガガシ ュウ | 十+・ Dio s c or e aj a p o n i c aThunb. ヤマノイ モ −+ ・ −+・ Di o s c o r e at e n u i J うe sF r .e tS a v . ヒメ ドコロ ・十 ・ Di o s c o r a et o k o r oMakino. オニドコ ロ ( トコロ〕 l・ Iridaceae アヤメ科 C γo c o s mi ac γ o c o s ma e f l o r aN. E .B τ.ヒメヒオ ウギズ イセンキ ・十・ + ・十 + . ・−−−−−−−−−・・・ +十 ・ 参考文献 松野重 太郎 1 9 3 3 神奈川県植物 日銀.神奈川県博物調査会. KIT AMURA,S .1 9 3 7CompositaeJ a p o n ic a e .Mem.C o l l .S c i .KyotoUniv .s er .B ,1 3. 松浦 茂 寿 1 95 8 箱根植物目 録.箱根博 物 会 9 5 8 神奈川県植物誌 神奈川県博物館協会. 神奈川県教育委員 会 1 林弥栄他. 1 96 1 丹沢山塊の植物調査報告.林業試験場 研 究 報 告 第 1 3 3号. 北村四郎 ・村田 源 1 9 6 2 ,1 9 6 4 原色 日本植物図鑑 革本編 1 ' 2 . 大阪. 北村四郎 ・村田 源 ・小山鉄夫 杉本順一 1 9 64 原色 日本植物図鑑 草本編 3.大阪. 1 9 6 7 静岡県植物誌 静岡県生物研究会. 9 7 1 フォ ッサマグナ要素の縞物.神奈川県立博物館調査研究報告, 自然科学 2号. 高橋秀 男 1 9 7 4 アメリカネナシカズ ラをめぐっ て . 遺伝,3 3:3 9 44. 高橋秀 男 1 Bul.Kanagawa Pr 巴f Mu s . No. 1 3Mar c h1 98 2 12 3 奥山春季.1974 採集検索日本植物ハンドブック .東京. 大井次三郎 1975 改訂増補新版日本他物語:顕花篇.東京 . 高橋秀男 1975 奥三面及び朝日 山系のフロラ 奥三面ダム建設計画に関する学術調査報告書. 日木 自然保護協会 浅井康宏 1 975 新しく日 本に帰化した アメリカネナシカズラ(新称〉について 植物研究雑誌.5 0 :2382 4 1 . 長田武正 1976 原色日 本帰化植 物 図 鑑 大 阪. 沼田真編. 1 978 植物生態の観察と研究.東京. 小原 敬 1 9 8 1 茅ケ崎のアメリカネナシカズラ .神奈川自然誌資料. 2 :5 55 6. 124 高橋 :維管束植物による相模川流域の環境評価 写真 1 サツキの自生地(石小屋土流〕 L o c a l i ty o f Rhodod e ndron i n d i c u i na tt h e Tsuku iR i v e 1 写真 2 サツキ(石小屋上流〉. Rhodode ndr o ni n d i c u 1 四 B u l l . Kanagawa P r e f.Mus .No. 1 3 March 1 9 8 2 写真 3 カワラノギクの花〔昭和橋上〉. Aste γk a抗 t oe : 叫s i s . 写真 4 カワラノギクの果実(昭和橋上〕. a冗t o e 乱 :s i s . Asteγ k 写真 5 カワラノギクのロゼ ッ 卜葉 写真 6 カワラノギクのロゼット葉. Asteγ ka ηt o e抗s i s . As te rk a n t oe n s i s. 125 126 高橋 :維管束植物による 相模川流域の環境評価 F − 一 gu 総 ぎ 一 − 一 F 縄 . 除『 百一 − Jー − ー ! :- ー g . 銭一 一 四 一 町 一 也 ﹃ − 一事 陣 一 m 命 ” “忽 同 FE﹁ 色川 " , . Z 罰 ・ - 処ー 写真 7 サガミニ ガナ(胞子下〉. Jx e γi ss p . 写真 8 サガ ミニ ガナ〔石小屋上流〕. Ixe r i ssp . 一 − 一 回 一 ” ag s ・ 辺 司 同 ・ ー − ;ー さー ” − ・ , _ e , _ , 守 . i :- ・ 包− laFg 畑一−一 司・ − 向 写真 9 メリケンガ ヤツ リ(座架依橋上). Cype r use r a gr os t i s . 写真 1 0 リュウノヒゲ モ(馬入川河口〉. Po t a i n o g e t o nρ e c t i nat u s . B u l l . Kanagawa P r e f . Mus. No. 1 3 March 1 9 8 2 写真 1 1 塩沼植生に似たコ ウボウ シハ の群落 Ca1ex戸χm i l acommunity. 写真1 2 コウボ ウシ パ Caγe x合u i n i l a 写真1 3 アオイ チゴツナギ Poa v i r i d u l a , 127