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「夏だ!海だ!全員集合!!」実施報告書
夏だ!海だ!全員集合! 実施報告 平成27年8月3日(月) (一財)環境事業協会 体験型環境学習「夏だ! 海だ! 全員集合!!」 <協会と環境学習> 環境事業協会は、滋賀県の「河辺い きものの森」での「森へいこう!」と、大 阪湾と親しむ「夏だ!海だ!全員集 合!!」というイベントを行っています。 河辺の森と大阪湾、離れているようで 実は琵琶湖や淀川を通して繋がってい ます。豊かな自然の残る泉南の海岸で、 色々な生き物を見つけましょう!! <落合川河口> 落合川の河口は、大阪府ではとても貴 重になった自然の干潟が残っており、十 三干潟や男里川河口と並んで、生き物 の数や種類がとても多いことが特徴です。 なかでも、ハクセンシオマネキというカニ やウミニナという貝がまとまって見られる のはここぐらいしかありません。小さいけ れど大事な河口を楽しんでください! <実施概要> 日 時: 場 所: 参加者: 主 催: 協 力: 平成27年8月3日(月) 水産技術センター・落合川河口 13家族38人 一般財団法人 環境事業協会 (独地)大阪府環境農林水産総合研究所 水産技術センター (公財)大阪府漁業振興基金 栽培漁業センター 大阪湾環境保全協議会 (特非)大阪府海域美化安全協会 2 <夏だ! 海だ! 全員集合!! その1/4> まずはじめに、水産技術センターの和田さんから、お 話をしていただきました。 水産技術センターと、すぐ隣りにある栽培漁業セン ターは、大阪湾の生き物をしらべたり、これからも美味 しい魚がずっととれるように、魚の赤ちゃんを育てたり しています。 大阪湾は、思っているよりもずっと生き物が豊富で、 おもしろい海です。今日は一日楽しく大阪湾のことを考 えてみましょう! これがキジハタやで~ お話の後は、水産技術センター の見学です。 入口の模型を見ながら大阪湾で 行われている漁の方法を聞いたり、 水槽を見ながらクロダイ(チヌ) や、高級魚のキジハタ(アコウ) が、実は性転換する魚だというお 話をしていただきました。 和田さんのお話し すばしっこいなぁ 3 <夏だ! 海だ! 全員集合!! その2/4> この水槽に、何十万匹もいるよ うまく捕まえられるかな? 次は、お隣の栽培漁業センター の見学です。ここでは何種類もの 魚たちの赤ちゃんを育てています。 今年からはトラフグも育て始めた そうです。 さっそく、お腹を空かせていた 赤ちゃんに餌やりを体験してもら いました。 育てている魚は、ある程度大 きくなったら大阪湾へ放流しま す。今日は、ヒラメの赤ちゃん を放流させてもらいます! まだ赤ちゃんとはいえ、大き いものでは、みんなの手のひら ほどありました。 これから大人になるまで広い 大阪湾で暮らしていきます。 めっちゃ寄ってきたで! 元気に暮らすんやで~! 4 <夏だ! 海だ! 全員集合!! その3/4> アナゴってすべすべやな! 石の裏を見てみよう! 放流の後は、タッチングプー ルで、生き物たちとふれ合いま す。ヒトデやナマコ、アナゴ… 特に人気だったのはスタッフの 鍋島さんが持ってきてくれた、 ハリセンボンでした。 これだけたくさん触れたら、 午後からもバッチリだね! 大人気! ハリセンボン!! 午後からは、いよいよ落合川 河口で生き物探しです。 石をめくっていくと、そこに はカニやヤドカリがたくさん! 石にびったり張り付いている、 ヒザラガイやカサガイの仲間を 捕まえるのは一苦労です! 暑い中、夢中で探しました! 大きいカニ発見! 5 <夏だ! 海だ! 全員集合!! その4/4> シオマネキも見れたよ! 楽しい1時間なんてあっとい う間。つかまえた生き物はセン ターへ持って帰り、鍋島さんや 和田さんにくわしく教えていた だきました。 バッジも作って、最後には素 敵なプレゼントまでいただきま した!! また海に遊びにきてな! <参加された方からの声> 活動後に実施したアンケートから、ご感想の一部をご紹介します。 「大阪湾にもいろいろな生き物がいること、いろいろ関係してすんで いるという事が印象的でした。」 「生き物を探して、名前や、どのような生き物なのかを、その時にす ぐに教わることができ、子どもの真剣な姿が見れました。」 「子どもが素手で生き物を触れるようになりました! また、栽培漁 業を行なっているという事実に大変驚きました。農業みたいです!」 ご参加ありがとうございました! 6