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当社グループ小売事業の事業再生の支援に関する基本合意

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当社グループ小売事業の事業再生の支援に関する基本合意
平成 16 年 3 月 22 日
各
位
株式会社グランドタマコシ
代表取締役社長
玉腰
昌孝
当社グループ小売事業の事業再生の支援に関する基本合意締結について
当社および株式会社タマコシ、株式会社アイジーオーは、平成 16 年 2 月 19 日に名古屋地方裁判所に
対して民事再生手続開始の申立を行い、複数の先様から当社グループの事業再生に関してご支援の意向
表明を賜りました。その後、各社からご提示頂きました支援内容・条件等につき総合的に検討を重ねて
参りましたが、株式会社平和堂をスポンサー先とし選定させていただきました。このたび、基本的な支
援内容がまとまり、本日同社との間で当社グループ小売事業の営業譲渡に関する基本合意書を締結いた
しましたので、下記の通りお知らせします。
1.基本合意書の骨子
(1)基本合意の主旨
株式会社グランドタマコシ、株式会社タマコシ、株式会社グランド商事、株式会社アイジーオー、
株式会社グッドおよび株式会社グランドタマコシ友の会(以下、
「タマコシ・グループ」
)の小売事
業を、株式会社平和堂の 100%子会社である株式会社平和堂東海(仮称。以下、「新会社」)に営業
譲渡いたします。
(2)基本合意の目的
タマコシ・グループの小売事業について、株式会社平和堂グループは、新会社に営業譲渡すること
により、タマコシ・グループの債権者への弁済を早期化且つ極大化を図るとともに、これまでタマ
コシ・グループを支えてきたお客様(地域消費者)の一層の便宜の提供と既存の仕入先・テナント
等の取引の維持、従業員の雇用の確保を行い、タマコシ・グループが長きにわたり築いてきた小売
事業の再生・活性化を目指します。
(3)譲渡対象店舗
尾西店、牛野店、鶴見店、稲沢店、祖父江店、木曽川店、大野店、高富店、扶桑店、江南店の 10
店舗とします。
(4)譲渡対象資産・負債
上記譲渡対象店舗等の不動産に加え、新会社が当該事業の承継に必要な以下の資産・負債を対象と
します。
・商品在庫、店舗用地ほか今後新会社の事業に必要な不動産、賃貸店舗用不動産にかかる差入保証
金返還請求権、店舗の什器備品等の資産。
・テナントの預り敷金債務、ポイントカードサービス等にかかる債務、従業員退職金債務。
・店舗営業に必要なリース物件、等。
譲渡対象資産・負債の詳細は、今後両社で話し合いのうえ決定いたします。
(5)譲渡価格
譲渡価格は、上記の通り対象資産・負債の確定により決定いたします。
(6)仕入先、テナントの引継ぎ
原則、譲渡対象店舗にかかる仕入先及びテナントとの取引を新会社が承継いたします。
(7)従業員等の引継ぎ
正社員、パートタイマー、アルバイト等の別を問わず、原則、本人が希望する従業員全員を新会社
が営業譲渡日にて雇用いたします。
(8)営業譲渡日
可能な限り早期実行を目指しますが、現状はまだ決定していません。民事再生法の定めに従い、名
古屋地方裁判所の許可等が得られた後、本件営業譲渡契約を正式に締結、譲渡を行うことになりま
す。また、営業譲渡にあたっては、本件対象店舗にかかる担保権者(別除権者)の担保解除の同意
が必要となります。
(9)営業譲渡以外の支援内容
①株式会社平和堂は、商品供給、資金援助、人材派遣等の本件の円滑な営業譲渡の実行に不可欠な
支援を行います。
②新会社は、一宮店の営業譲渡日以降の営業について、業務委託を受けます。
③新会社は、営業譲渡日以降、タマコシ・グループの民事再生手続の円滑な遂行のため、必要な人
材を派遣いたします。
2.支援企業の概要
会社名:
株式会社平和堂
設
昭和 32 年 6 月 18 日
立:
上場市場:
東京・大阪証券取引所第一部
本
滋賀県彦根市小泉町 31
店:
代表者:
代表取締役会長
夏原
平次郎
代表取締役社長
夏原
平和
資本金:
116 億 1,437 万円(平成 15 年 2 月 20 日現在)
事業内容:
食品・衣料・住居関連・医薬品の総合小売業(スポーツ・カルチャー・クレジット・
ファイナンス・旅行・その他情報サービス等の総合事業を含む。)
業績(連結ベース):
営業収益(百万円)
経常利益(百万円)
当期利益(百万円)
3.営業譲受会社概要
平成 13 年 2 月期
平成 14 年 2 月期
平成 15 年 2 月期
339,428
348,698
350,666
5,422
7,402
9,961
1,754
2,485
4,814
会社名:
株式会社平和堂東海(仮称)
同社は、株式会社平和堂の 100%子会社として設立を予定されている会社で、本店所在地、代表者、
資本金等については今後決定いたします。
4.今後の見通し
譲渡対象店舗とされていない一宮店につきましては、現在のところまだ具体的な対応が決まってお
りません。今後、再生計画の中で検討のうえ、決定することになります。当面は、新会社が業務委
託を受けることにより営業を続けます。また、営業譲渡後のタマコシ・グループ各社の存続・清算
等の判断につきまして再生計画に従うこととなります。当該再生計画の名古屋地方裁判所への提出
期限は平成 16 年 5 月 20 日となっております。
以上
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