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アラベッラ - 新国立劇場

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アラベッラ - 新国立劇場
報道用資料
新国立劇場 2013/2014 シーズンオペラ
リヒャルト・シュトラウス Richard Strauss
「アラベッラ」
オ ペラ
A ra b e l l a
【全3幕/ドイツ語上演/字幕付】
指 揮:ベルトラン・ド・ビリー 演 出:フィリップ・アルロー
2014年5月22日(木)~6月3日(火) 5回公演
新国立劇場オペラパレス
“光の魔術師”アルローの青で満たされた世界が
R.シュトラウス生誕150周年に再登場
300種類もの青が使われたフィリップ・アルロー演出の舞台に、森英恵の衣裳
指揮は、ウィーン放送交響楽団で音楽監督を長年務め、
ウィーン気質をよく知るベルトラン・ド・ビリー
歌手陣は、2011年『こうもり』ロザリンデ役で活躍したアンナ・ガブラー
欧米の一流歌劇場で活躍するヴォルフガング・コッホ
ウィーンを中心に活躍する若手ソプラノ アニヤ=ニーナ・バーマン
オーストラリア出身の若手テノール スティーヴ・ダヴィスリムをキャスティング
新国立劇場オペラ「アラベッラ」にどうぞご期待下さい
【チケット好評発売中】 新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
★5月8日(木)より稽古開始予定です。取材のお申し込みをお待ちしています。
<資料・写真のご請求、ご取材のお問い合わせ>
◎新国立劇場 制作部オペラ 広報担当 小幡 秀美
Tel:03-5352-5733/Fax:03-5352-5709/E-Mail:[email protected]
1
■Rシュトラウス後期の傑作オペラが生誕150周年の記念年に登場
『アラベッラ』で始まり、『アラベッラ』で終わる。2010年10月、芸術監督就任第1シーズンのオープニング
で新制作上演した思い出の作品を、任期最後のシーズンにぜひ再演したい、という尾高氏の思いを込めて、
リヒャルト・シュトラウス生誕150周年の節目に上演します。
『アラベッラ』は、作曲家リヒャルト・シュトラウスと劇作家ホフマンスタールの共同作業による最後の作品。ウ
ィーンの貴族社会を舞台に、没落貴族の娘アラベッラと男装の妹ズデンカ、それぞれの恋模様を美しい音
楽で綴った「叙情的喜劇」です。
“誰もが最後は微笑んでしまう”この作品は、姉妹が愛への憧れを歌う1幕の二重唱、2幕のアラベッラとマ
ンドリカの愛の二重唱、そして終幕の感動的なラストなど聴きどころが満載。
300 種類もの“青”で満たされた“光の魔術師”フィリップ・アルローによるスタイリッシュな舞台も、森英恵
の華麗な衣裳とともに大きな見どころです。
■ウィーンをよく知る人気指揮者が若手の実力派キャストを率いて上演
タイトルロールのアンナ・ガブラーは、2011 年の『こうもり』ロザリンデ役に出演、その艶やかな歌声と美
しい舞台姿で聴衆を魅了しました。昨年のワーグナー生誕 200 周年にはザルツブルクで『マイスタージンガ
ー』エーファに出演しています。
マンドリカ役はヴォルフガング・コッホ。ワーグナー、R.シュトラウスの作品を中心に欧米の一流歌劇
場を席巻するドラマティック・バスバリトンで、昨年のワーグナー生誕 200 周年にはバイロイト音楽祭で『ライ
ンの黄金』ヴォータンを歌っています。
ズデンカはアニヤ=ニーナ・バーマン。ウィーンを中心に活躍し、確かな歌唱力に加え、演技力、美
しい舞台姿で好評を博している若手ソプラノです。
マッテオはスティーヴ・ダヴィスリム。オーストラリア出身のテノールで、天性のリリックな歌声と舞台で
の存在感が魅力です。
指揮は、ベルトラン・ド・ビリー 。欧州の歌劇場の音楽監督を歴任する名オペラ指揮者であり、ウィー
ン・フォルクスオーパーの音楽監督代理、ウィーン放送交響楽団の音楽監督を務めるなどウィーンについ
ても深く知る人気指揮者です。
■『アラベッラ』の演出にあたって(フィリップ・アルロー)
まず標題について、『アラベッラ』ではなく『ズデンカ』とすべきだったと思います。・・・登場人物の中で彼
女の心情が一番大きく変化します、自分の生きていく道を模索していかなければならなかった。空想の中
で生きていく彼女は、たとえば、アラベッラの代わりにマッテオに手紙を書いたりして現実逃避をしています。
なんとか女性に戻るために。そうした彼女の苦悩、心情といったものを前面に押し出そうと考えています。
今回の上演では、時代設定を(「アラベッラ」の初演された)第一次世界大戦と第二次世界大戦の間に設
定しました。(本来の時代設定である 1860 年代と)同じような状況ですが、よりひどい時代である 1930 年頃
に置き換えたわけです。なぜ本来の時代ではなく、現代に引き寄せたかったといいますと、後者のほうが私
たちの生きている時代に近く、類似点もあるから。また、当時は女性が自分たちの自由を得るために立ちあ
がった時代でもあります。アラベッラとズデンカも何らかの形で自分たちの意思や権利を主張してきた女性、
その意味でも時代が重なると考えました。
(「アラベッラ」2010 年初演プログラム プロダクション・ノートより)
2
あらすじ
第1幕
退役軍人のヴァルトナー伯爵は、賭博好きが高じて借金まみれとなり、一家は破産寸前。迷信深
い妻のアデライデは、カルタ占いの予言にすがるばかりである。伯爵には年頃の2人の娘、姉のア
ラベッラと妹のズデンカがいるが、妹のほうは経済上の理由から男装させられ、世間に対してはズ
デンコという名の「弟」にさせられている。両親の望みは、姉アラベッラを金持ちの玉の輿に乗せ、
経済的窮状から抜け出すこと。美貌のアラベッラは多くの求婚者に囲まれており、士官のマッテオ
も彼女に夢中だが、これはまったくの片思い。ズデンカはそんなマッテオに同情し、「友人」とし
て彼を慰め励まそうと、姉に成りすまして筆跡をまね、何通もの色よい恋文を書いてマッテオに届
けるという、無理のあるとり持ち役を務めるうちに、彼女自身がマッテオに熱い恋心を抱くように
なった。その結果、マッテオは手紙の中の愛情あふれるアラベッラと現実の冷淡なアラベッラとの
間のギャップに苦しみ、ズデンカは抜き差しならぬ状況にはまり込もうとしている。そんな中、ク
ロアチアに広大な農園を所有する大金持ちのマンドリカが現れ、アラベッラと結婚したいと申し出
るので、父親は有頂天になる。
第2幕
独身時代に別れをつげるべく謝肉祭の舞踏会に現れたアラベッラに、マンドリカが求婚し、2人
はすぐに運命的な結びつきを確信する。失恋をさとって自殺しかねないマッテオを救いたい一心か
ら、ズデンカは、アラベッラの部屋の鍵だと偽って自分の部屋の鍵をマッテオに渡し、彼をアラベ
ッラとの(実はズデンカ自身との)秘密の逢い引きに誘う。2人のこのやりとりを立ち聞きしたマ
ンドリカは、アラベッラに裏切られたと思い、怒りを爆発させ、自暴自棄な振る舞いにおよぶ。
第3幕
伯爵一家が住まいとしているホテルに戻ったアラベッラは、ロビーでマッテオに出くわす。同じ
ホテルの暗い部屋の中でついさっきアラベッラを抱いたと思い込んでいるマッテオの馴れ馴れし
い態度に、事情を知るよしもないアラベッラはとまどい、苛立つ。伯爵夫妻とともにその場にやっ
てきたマンドリカは、アラベッラの不貞をほのめかすため、彼女と両親はそれをひどい侮辱と受け
止める。事態の混乱が収拾不能な頂点に達したとき、ズデンカがネグリジェ姿で現れ、涙ながらに
真相を打ち明ける。ズデンカ男装の秘密が明かされ、縁談を危うくさせた深刻な誤解も解け、ズデ
ンカは愛するマッテオと結ばれ、アラベッラも深く恥じ入るマンドリカを許して結ばれる。
3
新国立劇場2013/2014シーズンオペラ
R.シュトラウス
アラベッラ
全3幕〈ドイツ語上演/字幕付〉 オペラパレス
【公演日程】 2014年5月22日(木)6:30、25日(日)2:00、28(水)6:30、31日(土)2:00、6月3日(火)2:00
【チケット料金(税込)】 改定前料金(消費税5%) S:26,250円・A:21,000円・B:14,700円・C:8,400円・D:5,250円
改定後料金(消費税8%) S:27,000円・A:21,600円・B:15,120円・C:8,640円・D:5,400円
指 揮:
Conductor:
ベルトラン・ド・ビリー
Bertrand de Billy
演出・美術・照明:
フィリップ・アルロー
Production, Scenery, Lighting Design: Philippe Arlaud
衣 裳:
Costume Design:
森 英恵
Mori Hanae
ヴァルトナー伯爵:妻屋 秀和
Graf Waldner:
Tsumaya Hidekazu
エレメル伯爵:
Graf Elemer:
望月 哲也
Mochizuki Tetsuya
アデライデ:
Adelaide:
竹本 節子
Tekemoto Setsuko
ドミニク伯爵:
Graf Dominik:
萩原 潤
Hagiwara Jun
アラベッラ:
Arabella:
アンナ・ガブラー
Anna Gabler
ラモラル伯爵:
Graf Lamoral:
大久保 光哉
Okubo Mitsuya
ズデンカ:
Zdenka:
アニヤ=ニーナ・バーマン
Anja-Nina Bahrmann
フィアッカミッリ:
Die Fiaker-Milli:
安井 陽子
Yasui Yoko
マンドリカ:
Mandryka:
ヴォルフガング・コッホ
Wolfgang Koch
カルタ占い:
与田 朝子
Eine Kartenaufschlägerin: Yoda Asako
マッテオ:
Matteo:
スティーヴ・ダヴィスリム
Steve Davislim
合唱指揮:
Chorus Master:
三澤 洋史
Misawa Hirofumi
管弦楽:
Orchestra:
合 唱:
Chorus:
新国立劇場合唱団
New National Theatre Chorus
芸術監督:
尾高 忠明
Artistic Director: Otaka Tadaaki
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東京フィルハーモニー交響楽団
Tokyo Philharmonic Orchestra
アラベッラ
<主要キャスト・スタッフプロフィール>
指揮: ベルトラン・ド・ビリー
Conductor: Bertrand de Billy
パリ生まれ。同市で音楽を学び、オーケストラ奏者としてキャリアを積んだ後、指揮に
転向。1993年~95年デッサウのアンハルト劇場で、96年~98年ウィーン・フォルクスオ
ーパーでいずれも第一カペルマイスター(劇場専属指揮者)兼音楽監督代理、99年
~2004年バルセロナのリセウ劇場音楽監督、02年~10年ウィーン放送交響楽団音楽
監督を歴任。バッハから現代作品まで幅広いレパートリーを誇り、特にオペラを得意と
する。これまでにウィーン国立歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ハンブルク州立歌劇場、
バイエルン州立歌劇場、英国ロイヤルオペラ、ベルギー王立モネ劇場、パリ・オペラ
座、メトロポリタン歌劇場、ワシントン・オペラ、ロサンゼルス・オペラ、ザルツブルク音楽
祭などに出演。最近では13年10月シカゴ・オペラ『オテロ』、同12月ウィーン国立歌劇
場『こうもり』に出演。14年はほかに2~5月フランクフルト州立歌劇場『ファルスタッフ』、
4月ウィーン国立歌劇場『ローエングリン』『ファウスト』、同バイエルン州立歌劇場『シモ
ン・ボッカネグラ』に出演予定。07年ウィーン放送交響楽団公演で初来日、12年NHK
交響楽団定期公演にも出演し好評を博した。新国立劇場初登場。
演出・美術・照明: フィリップ・アルロー
Production, Scenery, Lighting Design: Philippe Arlaud
パリ生まれ。ストラスブール国立劇場演劇大学で演出、舞台美術、美術史を学ぶ。こ
れまでにパリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、ベルリン・ドイツ・オペ
ラ、マリインスキー劇場など世界の一流歌劇場や、ブレゲンツ、スポレートなどの音楽
祭で『ドン・ジョヴァンニ』『チェネレントラ』『トリスタンとイゾルデ』『影のない女』『ルサル
カ』などの演出、舞台美術、照明を手がける。2002~07年バイロイト音楽祭で『タンホイ
ザー』を演出。12年にはスロヴェニア国立マリボール劇場、香港オペラ、上海オペラの
共同制作『カルメン』を手掛ける。(14年1月マリボール劇場、3月上海オペラで再演の
後、6月に日本国内17劇場で上演予定。) 新国立劇場では03年『ホフマン物語』(05
年再演)、05年『アンドレア・シェニエ』(10年再演)の演出、舞台美術、照明を手がけ、
観客を魅了している。
ヴァルトナー伯爵:妻屋
秀和
Graf Waldner: Tsumaya Hidekazu
東京藝術大学卒業、同大学大学院オペラ科修了。1994~2001年ライプツィヒ歌劇場
専属。02~11年ワイマールのドイツ国民劇場専属。これまでにベルリン・ドイツ・オペ
ラ、ベルリン州立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、スコティッシュ・オペラなどに客演。新
国立劇場では『ラ・ボエーム』コッリーネ、『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、『セビリアの理髪
師』ドン・バジリオ、『アイーダ』ランフィス、『ナブッコ』ベルの祭司長、『夜叉ヶ池』鉱蔵
ほか多数出演。2013/2014シーズンは『リゴレット』スパラフチーレ、『カルメン』スニガに
出演のほか、『ヴォツェック』医者にも出演予定。2014/2015シーズンは『ドン・ジョヴァ
ンニ』騎士長、『マノン・レスコー』ジェロント、『ばらの騎士』警部に出演予定。藤原歌劇
団団員。
アデライデ:竹本
節子
Adelaide: Tekemoto Setsuko
大阪音楽大学卒業。これまでに『カルメン』タイトルロール、『ファルスタッフ』クイックリ
ー夫人、『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、『チェネレントラ』タイトルロールなどを演じ
る。マーラー『復活』、ヴェルディ『レクイエム』などのソリストとしても活躍、東京都交響
楽団をはじめ、国内の主要オーケストラのソリストとしても出演を重ね、デプリースト、セ
ーゲルスタム、ロジェストベンスキーなど、多くの著名な指揮者から確かな実力を認め
られている。新国立劇場では『フィガロの結婚』マルチェッリーナ、『アンドレア・シェニ
エ』マデロン/コワニー伯爵夫人、『さまよえるオランダ人』マリー、『神々の黄昏』第一
のノルン、『アラベッラ』アデライデ、『夜叉ヶ池』万年姥などに出演。2013/2014シーズ
ンはほかに『フィガロの結婚』マルチェッリーナに出演。2014/2015シーズンは『さまよ
えるオランダ人』マリーに出演予定。二期会会員。大阪音楽大学客員教授。
5
アラベッラ:アンナ・ガブラー
Arabella: Anna Gabler
ミュンヘン生まれ。ミュンヘン音楽大学で学ぶ。2001/2002シーズンから4年間ライン・ドイ
ツ・オペラ、2005/2006シーズンから3年間ニュルンベルク歌劇場の専属として活躍し、バ
イエルン州立歌劇場『魔笛』などにも出演。2006年ザクセン州立歌劇場に『ヘンゼルとグ
レーテル』グレーテルでデビューし、08年『魔弾の射手』アガーテも演じる。ほかにも、バ
イロイト音楽祭『ワルキューレ』オルトリンデ、パリ・シャトレ座『声にようこそ』ノルマの亡霊、
ベルギー王立モネ劇場『エレクトラ』第五の侍女、グラインドボーン音楽祭『ニュルンベル
クのマイスタージンガー』エーファ、ハンブルク州立歌劇場『神々の黄昏』グートルーネ、
フランクフルト州立歌劇場『恋愛禁制』マリアンナなどに出演している。最近では13年ボロ
ーニャ歌劇場及びザンクトガレン劇場『さまよえるオランダ人』ゼンタ、ハンブルク州立歌
劇場『神々の黄昏』グートルーネ、ザルツブルク音楽祭『ニュルンベルクのマイスタージン
ガー』エーファ、14年アムステルダム歌劇場『ラインの黄金』フライアなどに出演。新国立
劇場には11年『こうもり』ロザリンデで初登場。
ズデンカ:アニヤ=ニーナ・バーマン
Zdenka: Anja-Nina Bahrmann
ドイツ・ジークブルク生まれ。デュッセルドルフ大学で学ぶ。2006年エッセン歌劇場『バス
ティアンとバスティエンヌ』バスティエンヌでオペラ・デビュー。06年~09年リンツ州立歌劇
場の専属歌手として、『オルフェオ』エウリディーチェ、『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナ、
『仮面舞踏会』オスカル、『フィガロの結婚』スザンナ、『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネ
ッタなどに出演。09年よりウィーン・フォルクスオーパーの専属歌手として『セビリアの理髪
師』ロジーナ、『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ、『こうもり』アデーレ、『ヘンゼルとグレーテ
ル』グレーテル、『魔笛』パミーナ、『後宮からの誘拐』コンスタンツェなどに出演。また、グ
ラインドボーン音楽祭『ルサルカ』第一の森の精、ミュンヘン・オペラ・フェスティバル『ポン
テの王ミトリダーテ』アスパジア、バイエルン州立歌劇場『ドン・パスクァーレ』ノリーナなど
にも出演している。14年はほかにブレゲンツ音楽祭『魔笛』パミーナ、ウィーン・フォルクス
オーパー『椿姫』タイトルロールにも出演予定。新国立劇場初登場。
マンドリカ:ヴォルフガング・コッホ
Mandryka: Wolfgang Koch
ドイツ・ニュルンベルク生まれ。ミュンヘン音楽大学で声楽を学ぶ。ベルン市立歌劇場、
シュトゥットガルト歌劇場、ウィーン・フォルクスオーパーの専属歌手として活躍。2006 年フ
ランクフルト州立歌劇場『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ハンス・ザックスで好評を
博し、その後もライマン『リア王』タイトルロール、『アラベッラ』マンドリカ、プフィッツナー
『パレストリーナ』枢機卿ボロメオなどに出演。ウィーン国立歌劇場にも 08 年ハンス・ザック
スでデビュー後、『ローエングリン』テルラムント、『サロメ』ヨハナーンなどに出演。他にも
ハンブルク州立歌劇場やバイエルン州立歌劇場、英国ロイヤルオペラで『ニーベルング
の指環』アルベリヒ、ザルツブルク音楽祭及びバイエルン州立歌劇場『影のない女』バラ
ク、ザクセン州立歌劇場、ハンブルク州立歌劇場『ローエングリン』テルラムント、ローマ歌
劇場『ラインの黄金』ヴォータン、ザルツブルク・イースター音楽祭『パルジファル』アンフ
ォルタスとクリングゾルなどに出演。バイロイト音楽祭には 13 年『ニーベルングの指環』ヴ
ォータン/さすらい人に出演し、14 年夏も出演予定。新国立劇場初登場。
マッテオ:スティーヴ・ダヴィスリム
Matteo: Steve Davislim
オーストラリア出身。ホルンを学んだ後、ヴィクトリア・カレッジ・オブ・アーツで声楽を学
ぶ。チューリヒ歌劇場の専属歌手としてキャリアをスタート。これまでにベルリン州立歌劇
場『セビリアの理髪師』アルマヴィーヴァ伯爵、ウィーン国立歌劇場『魔笛』タミーノ、ザク
セン州立歌劇場『放蕩者のなりゆき』トム、ハンブルク州立歌劇場『エウゲニ・オネーギン』
レンスキー、『セビリアの理髪師』アルマヴィーヴァ伯爵、ミラノ・スカラ座『イドメネオ』タイト
ルロールと『魔笛』タミーノ、英国ロイヤルオペラ『ファルスタッフ』フェントン、パリ・シャトレ
座『オベロン』タイトルロール、メトロポリタン歌劇場『後宮からの誘拐』ペドリリッロ、オース
トラリア・オペラ『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオと『エウゲニ・オネーギン』レンスキ
ー、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ダーヴィットなど世界各地に出演。2013年は
ザクセン州立歌劇場で『皇帝ティートの慈悲』タイトルロール及び『魔笛』タミーノ、バーゼ
ル・オペラ『イドメネオ』タイトルロールなどに出演。新国立劇場初登場。
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本公演はレパートリー公演です。前回公演の舞台写真を宣材としてご提供できますので、
ご希望の写真を番号でお知らせください。
新国立劇場オペラ『アラベッラ』公演(2010年10月)より
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撮影:三枝近志
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