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柏の葉キャンパス常駐社員リポート(vol.9)
第9号 2010年8月15日 三井不動産株式会社 柏の葉事務所 残したい風景 利根運河土手 TEL(04)7137-2227 1890年(明治23年)に開通した利根川と江戸川を結ぶ日本初の西洋式運河、最盛期の通過船は年 38,000隻を数えました。現在はサイクリングコースとして有名。 夏の花の代名詞の一つであり、柏市シンボルとしての「市の花」の一つでも ある「ヒマワリ」。 そのヒマワリを求めて自転車で走り回りましたが、なかなか見つかりません。 やっと見つけたのが東大柏キャンパス内の西にある「柏どんぐり保育園」園庭 のはずれ。 目立たない場所ですが、あるべきところにありました。 園児のはじけるような声や顔と「ヒマワリ」はピッタリでした。 水堰橋からの土手(冬) 水堰橋からの土手(夏) 東大・どんぐり保育園 水門近くの土手(1月たこあげ大会) 柏たなか・環境コンビニステーション 先々号でTX柏たなか駅にオープン予定とお知らせした「農あるまちづくりの拠点施設」と、募集 を始めた「農業体験農園」のその後をレポートします。 柏まつり田中地区大会 拠点施設は、多彩な体験や交流のプログラムを通じ、市民と共にこれからの「農あるまちづくり」 7月24日からの「柏まつり」に先駆け、田中ふるさと協議会主催の「柏まつり田中地区大会」が 7月4日(日)行われました。 もともと柏おどりの田中地区代表を選ぶのがメインの大会でしたが、各 町会の柏おどりの披露はもちろん、子供みこしなどが出てきたり、楽しく 賑やかなイベントでした。 を考え、具体的な形に創り上げていくための創造と発信の場として4月1日に開設され、「環境コン ビニステーション」と命名されました。 7月11日、その初代館長・中島敏博さん(千葉大学大学院特任助教から就任)を訪ねてお話を伺 いました。その日は千葉大学園芸学部の学生が「住民の皆さんと交流の場をつくろう!」「柏たなか でとれた野菜を柏たなかの中で消費しよう!」をテーマに実験企画した「農直市場たなかなか」とい 各町会テント前に設置した10を超える自慢の丂夕かざりが見事! これを、1つ1つ丁寧に田中地区内の小中学校校長先生4人が厳正な審査。 その結果、今年は若柴町会が彦星賞(1位)を獲得しました。 先生方の選定の決め手は、丂夕かざりと一緒に作った「5色の約束」。 若柴親子会が決めた愛情あふれる子供たちとの5つの約束でした。 う朝市が開催されていました。告知が丌足していたにもかかわらず多くの方に来場いただき上々のス タートを切れ、秋に第2回を開催する目途がついたと満足そうでした。これからも多彩な企画を実行 し「里山を守り続けるためにも経済的な価値を見出し、実証していきたい」と熱く語ってくれました。 「農業体験農園」は現在2か所の農園に42区画の入園申し込みがあり、4月から農作業を体験して いるとのこと。館長にその場所をお聞きし、駅の近くにある農園を訪ねると、農園主の高妻さんと岡 田さんの丁寧なアドバイスのもと、たくさんの方が作業をしており、お子様連れの方もいて、みなさ ん楽しそうに汗を流していました。市民農園と異なり、農業のプロが種・苗・肥料・農具を準備して 指導する農園のため、初心者でも本格的で充分な野菜の収穫が得られると入園者からの感想でした。 年末にも追加募集を予定しているそうです。 5色の約束 お問合せ先:環境コンビニステーション 中島館長 04-7157-2861 【編集後記】 柏の葉だよりを、最後までご覧いただきありがとうございます。 今後のため、皆様の忌憚のないご意見を頂戴できればと思っています。 ご意見いただいた中から、5名の方に、ささやかではありますが、 東京・日本橋の三井記念美術館ペアチケットを贈呈いたします。 電話、FAXなんでも結構ですので、ご連絡いただければと思います。 事務所住所:〒277-0871 千葉県柏市若柴226番地44 中央141街区1 TEL :(04)7137-2227 FAX:(04)7135-1770 担当:中田・佐藤・石田 【展覧会スケジュール】 2010年7月7日(水)~ 9月20 日(月・祝) 奈良の古寺と仏像~會津八一のうたにのせて~ 中島館長 高妻さん 岡田さん かしはなじゃがいも収穫祭 「あなたも駅前ガーデニングしませんか」を合言葉に、柏の葉キャンパス駅前に花や緑を植えて、みんな でまちを美しく彩る市民グループ「かしはな」。 去年の秋に発足して、早1年になります。 定期的に水やりなどの手入れをして、様々な花、植物を育て、街ゆく人の目を楽しませています。千葉大学 から材料を提供いただき、みんなで作ったレイズドベット(木で作った空中花壇)も30台になりました。 7月11日、そのレイズドベット11台で栽培した5種類のジャガイモ収穫祭をしました。 遅めに植えた株(3月下旬)、深さ16~7cmしかない浅い苗床、カラスの襲撃等、心配なことだらけ。 ランチができるほど育っているのだろうかとドキドキしながら掘り出したところ、土の下全部がジャガイモ かと思われるほどの大収穫、千葉大の野田先生もビックリ、大騒ぎの収穫祭でした。収穫高32・8kg。 柏の葉キャンパス駅は、10月の千葉国体でテニスの主会場最寄り駅となります。 そのため、国体準備室のご支援を受け、駅前フラワータワーをテニスとチ―バ君をモチーフとしたデザイン に一新します。どうぞお楽しみに! はっぱっぱ体操練習会 前号でお知らせした「ふるさと田中みこし祭り」が9月11日(土)に浅草サンバはもちろん 更にパワーアップして、柏の葉キャンパス駅西口で開催されます。 このお祭りの中で「はっぱっぱ体操」が紹介されることになりました。 若柴町会の「若柴だんごの会」では4人のインストラクターを中心に、 はっぱっぱ体操の練習会を開いています。 初めての方、若柴町会以外の方、年配の方、お子様どなたでも参加できます。 日 時 :8月20日(金)・24日(火)・27日(金)・31日(火) ・9月3日(金)・7日(火)・10日(金) 時 間 :金曜日は19時~20時 火曜日は14時~15時 (1回だけでも、30分でもOK、都合のいい時間に自由に参加できます。) 場 所 :若柴ふるさと会館(柏市若柴354・長覚寺境内、柏の葉キャンパス駅徒歩7分) 国道16号、若柴交差点の角にある新しくて、清潔な会館です。 お問合せ先:若柴だんごの会事務局 ㈱サクセスホーム内 TEL 04-7133-0300 担当 水上(ミズカミ) こんぶくろ池自然の森・夏休み工作教室 こんぶくろ池のボランティア活動は、これまで里山隊・調査隊と役割分担してきましたが、4月から 一本化され「NPO法人こんぶくろ池自然の森」として新たにスタートしました。 今年の夏も「こんぶくろ池・夏休み工作教室」を開催致します。 UDCKの施設利用、年間500回突破! 平成18年11月、柏の葉キャンパス駅前にUDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)が開設されて4 年。文字どおり、まちづくりの中心として年を追うごとに重要な施設となり、昨年度はその利用回数がつ いに500回を超しました。 まちづくりに関する会議237回、大学の講義・演習83回、フォーラム・イベント54回、国内外からの 視察40回、ワークショップ35回、市民活動22回等々、様々なまちづくりのための場所を提供してき ました。 8月1日に現在のUDCKは閉館しますが、今の場所からTX線路を挟んでちょうど反対側に建築してい る建物が、9月8日(水)新UDCKとしてオープンいたします。 次号では、この新UDCKの詳しいご報告をします。 (※尚、受付・事務所部分は閉館後も開けております。) 7月28日、旧UDCKとのお別れの会「Kサロン」を開催しました。 お酒が多尐入ってリラックスしながら、これからのUDCKについてディスカッションし、チームごとに 発表。とてもいい提案もあり、新UDCKに引き継ぎたいと思います。 参加はどなたでもOK(小学生以下の方は保護者同伴にてご参加下さい)、自然の竹材を使って、バラ ンストンボ・竹トンボ・一輪挿し・花筒・水鉄砲・ゴム鉄砲等をつくってみませんか? 去年の工作教室 日 時 :8月の土日(全9日間) 午前9時~12時 場 所 :こんぶくろ池自然博物公園内 管理棟 申込み :現地にて管理事務所常駐のスタッフにお声を掛けてください 費 用 :200円(含む保険料) お問合せ先:TEL 04-7143-9888 (古橋)04-7169-4089(八代) 柏ビレジの未来を描く 展示会 都市・建築を学ぶ東京大学大学院生8人のグループ・balloon(バルーン)が、柏ビレジの住民の方たち と学んだ成果を、自分たちのアイデアとして展示しています。 柏ビレジの明るい未来とはどういうものなのか? そのことを真剣に考えたballoonの提案について、「おいしいコーヒーを片手に住民の皆様と語り合いた い」と、代表の鈴木亮平さん。ぜひビレジ以外の方もお立寄り下さい。 開催期間 :9月4日(土)まで(8/12~15・木・日・祝祭日は休み) 開催場所 :柏ビレジ コミュニティスペース「はなみずき」 ※特別イベント:8月29日(日)「子供達が描く未来のクルマ」 小学生を対象としたワークショップです お問合せ先:balloon代表 鈴木亮平 [email protected]