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資産税制改正はどうなるのか

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資産税制改正はどうなるのか
Vol.225 平成 24 年 10 月 3 日
資産税制改正はどうなるのか
平成23年度税制改正大綱に盛り込まれた資産に係
る税制の大改正(所得税増税、相続税増税、贈与税
減税)は、その後どうなっているのでしょうか。「狼が来
るぞ!」のごとく週刊誌や経済誌が争って「相続税増
税」をテーマにした特集記事を掲載し、巷においては、
「相続税増税」テーマの税制セミナーが衰えを見せず
盛況のようです。
(1) 6月21日の民自公三党合意に基づき8月10日に
成立した「社会保障の安定財源の確保等を図る
税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一
部を改正する等の法律(消費税増税法)」では、原
案にあった所得税増税、相続税増税、贈与税減
税の部分が削除されましたが、第7条(税制に関
する抜本的な改革及び関連する諸施策に関する
措置)第4号には次のように明記されました。
資産課税については、次に定めるとおり検討する
こと。
(3) いっぽう事業承継税制についていえば、平成20
年10月1日に施行された「中小企業における経営
の承継の円滑化に関する法律(経営承継円滑化
法)」の附則第3条(検討)で、「政府は、この法律
の施行後5年を経過した場合において、この法律
の施行の状況について検討を加え、必要があると
認めるときは、その結果に基づいて所要の措置を
講ずるものとする。」と明記されています。
(4) このように、直接的な資産税増税条文は削除され
たものの、将来の増税を匂わせる文言が残ってお
り、安心することはできません。上記(2)で触れたと
おり「平成24年度中に必要な法制上の措置を講
ずる。」ということですから、25年度税制改正で議
論されることになります。また、経営承継円滑化法
も、「施行後5年を経過」するのは、平成25年10月
ですから、ほぼ同じ時期に検討されることになりま
す。
(提供:税理士法人タクトコンサルティング)
イ) 事業承継税制について、経営承継円滑化法に
基づく認定の運用状況等を踏まえ、その活用を
促進するための方策や課税の一層の適正化を
図る措置について検討を行い、相続税の課税
ベース(課税標準とされるべきものの範囲)、税
率構造等の見直しの結果に基づき講ぜられる
措置の施行に併せて見直しを行う。
ロ) 相続税について、老後における扶養の社会化
が高齢者の資産の維持に寄与している面もあ
ることも踏まえ、課税方式を始めとした様々な角
度から引き続きその在り方を検討する。
(2) また、「同法律附則」に、次の条文が追加されまし
た。
第21条(資産課税に係る措置) 資産課税につい
ては、格差の固定化の防止、老後における扶養
の社会化の進展への対処等の観点からの相続税
の課税ベース、税率構造等の見直し及び高齢者
が保有する資産の若年世代への早期移転を促し、
消費拡大を通じた経済活性化を図る観点からの
贈与税の見直しについて検討を加え、その結果
に基づき、平成24年度中に必要な法制上の措置
を講ずる。
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なお 金融商品の取引その他の取引を行っていただく場合には 株式相場 金利水準 為替相
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ただき 所轄の税務署や 弁護士 公認会計士 税理士等の専門家にご相談の上 お客様の最終
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(2014年 1月31日現在)
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