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2007年 ディスクロージャー

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2007年 ディスクロージャー
KOSAN SHINKIN BANK
基本理念
地域社会の繁栄に
貢献する
経営体質の強化を
推進する
役職員の資質の向上
福祉の増進を図る
経営目標
顧客第一主義の徹底
金融サービスの確立
リテールに徹した営業基盤の確立
自己資本の充実・強化
金庫概要
CONTENTS
創 立
大正 12 年 3 月 23 日
所在地
東京都千代田区神田紺屋町 41 番地
当金庫の考え方・・・・・・・・・・ 2
出資金
29 億 49 百万円
業績について・・・・・・・・・・・ 6
会員数
30,182 人
業務のご案内・・・・・・・・・・・ 8
店舗数
25 店舗(本店 1、支店 24)
ごあいさつ・・・・・・・・・・・・ 1
地域貢献 ・・・・・・・・・・・・ 10
トピックス ・・・・・・・・・・・ 13
店舗外現金自動設備 2
常勤役職員数
357 人
(平成 19 年 3 月末現在)
商品のご案内・・・・・・・・・・ 14
営業地区
主な手数料一覧・・・・・・・・・ 17
経営の内容(資料編) ・・・・・・ 18
東京都
自己資本の充実の状況等・・・・・ 36
総代会の仕組み・・・・・・・・・ 50
千葉県
役員・組織図・・・・・・・・・・ 52
金庫の沿革・・・・・・・・・・・ 53
埼玉県
ネットワーク・・・・・・・・・・ 56
神奈川県
Kosan Shinkin Bank
23 区、武蔵野市、三鷹市、西東京市、
東久留米市、小平市、小金井市、府中市、
国分寺市、清瀬市、武蔵村山市、稲城市、町田市
松戸市、市川市、浦安市、千葉市、柏市(旧沼南町を除く)
習志野市、船橋市、四街道市、印西市
さいたま市(旧岩槻市を除く)、和光市、八潮市、
川口市、
川越市、三郷市、草加市、蕨市、春日部市
(旧庄和町を除く)、鶴ヶ島市、南埼玉郡白岡町
横浜市、川崎市、茅ヶ崎市、相模原市(旧津久井町、
旧相模湖町、旧城山町、旧藤野町を除く)、藤沢市
ごあいさつ
平素は、興産信用金庫に格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
皆様に当金庫に対するご理解を深めていただき、今後一層のご愛顧を願って、ディスクロージャー誌「興
産信用金庫の現況 2007」を作成いたしました。ご高覧のうえ当金庫の経営内容についてご理解いただけれ
ば幸いに存じます。
平成 18 年度の日本経済を顧みますと、7 月にゼロ金利政策が解除され、11月には今回の景気回復局面が
いざなぎ景気を超えて戦後最長を記録するなど、マクロ的には回復基調にありました。しかしながら、景気
の回復度合いについては、地域間、企業規模間でばらつきが見られ、多くの中小零細企業において景気回復
の実感は乏しいものにとどまるなど、依然として厳しい状況で推移しました。
一方、金融業界を見ますと、不良債権問題への緊急対応から、活力ある金融システムの構築に向けて軸足
を移すとともに、地域金融機関においては「地域密着型金融推進計画」に基づき中小企業の再生と地域経済
の活性化を図るための各種施策を推進いたしました。
このような状況の中、当金庫は基本理念に則り、地域の発展のために、常に Face to Face でお客様に接
しながら、お客様の立場に立った商品の開発や金融サービスの提供をしてまいりました。
おかげさまで、業績も順調に伸展し、健全性・安全性を示す自己資本比率は、前期比 0.34 ポイント上昇
の 10.65%となり、お客様が安心してお取引をしていただけるような金庫として、更なる経営体力の強化を
図ることができました。これもひとえに皆様の長年にわたるご支援とご愛顧の賜物と深く感謝申し上げます。
さて、平成 19 年 3 月末から新たな自己資本比率規制の適用が開始になったほか、金融検査マニュアルの
改訂、今秋に予定されている金融商品取引法の施行等、制度面、行政面で新たな方向付けが行われ、金融機
関には内部管理・リスク管理態勢の一層の強化が求められています。また、本年 10 月にはゆうちょ銀行が
誕生し、地域金融機関においてはさらなる競争の激化が予想されます。
これら信用金庫業界を取り巻く経営環境を踏まえ、当金庫といたしましては、中期経営計画の最終年度と
して、
“頼りになる、頼りがいのある金庫”を目指して、役職員一同、堅実で健全な経営と最高の金融サービ
スの提供に努め、地域社会の繁栄に貢献してまいりたいと存じます。
今後とも、皆様のより一層のご支援とご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
平成 19 年 7 月
理事長
Kosan Shinkin Bank
1
当金庫の考え方
当金庫の考え方
信頼される金融機関として、さまざまな重要課題に積極的に取り組んでいます。
コンプライアンス(法令等遵守)への取組み
金融機関の社会的責任や企業倫理のあり方が厳しく問われている現在、当金庫は、その社会的責任と公共的使命を十分理解し、各種法令・金庫内
規程・倫理等の社会的規範を忠実にかつ誠意を持って遵守することにより、地域社会から信頼される金融機関をめざしております。
当金庫では、コンプライアンスを最重要課題の一つとして位置付け、コンプライアンス委員会を設置するとともに、各部店にコンプライアンス
担当者を配置し、高い企業倫理と遵法精神に則った経営に努めております。
また、企業倫理・行動規範・法令遵守事項を記載したマニュアルを全職員に配布するとともに、コンプライアンスを着実に実行するための具体
的計画であるコンプライアンス・プログラムを毎期策定し、コンプライアンスに対する意識の徹底を図っております。
コンプライアンス宣言
私は、お客様や社会の信頼にお応えするため、信用金庫のもつ社会的責任と公共的使命を常に自覚し、改め
て法令遵守に係る基本方針に定められた「法令やルールの厳格な遵守」「反社会的勢力の排除」に努めてい
くことを宣言いたします。
興 産 信 用 金 庫
平成 18 年 8 月 1 日
理事長 前川秀樹
法令等遵守に係る基本方針
当金庫は、法令等遵守を経営の最重要課題の一つとして位
置付け、次にあげる基本方針のもと実践することとする。
1.信用金庫のもつ社会的責任と公共的使命を常に自覚
し、責任ある健全な業務運営の遂行に努める。
2.創意と工夫を活かした金融および非金融サービスの
提供等を通じて、地域社会の発展に貢献する。
3.あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範に
決してもとることのない、公正な業務運営を行う。
4.社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は、こ
れを断固として排除する。
5.経営情報の積極的かつ公正な開示をはじめとして、広
く地域社会とのコミュニケーションの充実を図る。
興産信用金庫役職員行動規範
[ 信頼性の確保 ]
・私たちは、誠実・公正な業務を遂行します。
・私たちは、お客様へより良いサービスを提供します。
・私たちは、お客様の情報を厳正に管理します。
・私たちは、お客様との約束を守ります。
・私たちは、お客様に金融商品等を正しく理解していただくため、十分な説明をします。
・私たちは、適正な会計報告、積極的なディスクロージャーを行います。
・私たちは、反社会的勢力に対しては断固とした姿勢で臨みます。
[ 責任と禁止行為 ]
・私たちは、法令や金庫の方針ならびに諸規程を正しく理解し遵守します。
・私たちは、公私混同をせず金庫の関係する取引先に対し健全な対応を行います。
[ 職場規律 ]
・私たちは、職場の規律・秩序を守り誠実にその義務を果たします。
・私たちは、人格を尊重し、働き易い職場環境を確保します。
・私たちは、当庫の内部情報を厳正に管理します。
・私たちは、社会的批判を受けるような投機的行為は行いません。
[ 行動規範の実践 ]
・私たちは、興産信用金庫の役職員として、この行動規範を常に実践します。
コンプライアンス体制図
総 代 会
監 事
監査法人
理 事 会
経営監視委員会
外部監査
経営会議
監査部
内部監査
コンプライアンス委員会
コンプライアンス統括部署
コンプライアンス統括室
営業店・本部
(コンプライアンス担当)
職 員
2
Kosan Shinkin Bank
外部専門家
(弁護士等)
当金庫の考え方
業務の改善について
平成 18 年 3 月、旧役員による不祥事件の発生を受け、当金庫は経営体制を刷新し、法令等遵守態勢の再構築等、経営の
健全性確保に全力で取組んでまいりました。この1年間を通じて当金庫が実施してまいりました内部改革の施策等の主な
取組み状況についてご報告致します。
18 年
5月
反社会的勢力への融資を入口段階で排除するための施策として、
「反社会的勢力対応チェッ
クリスト」にもとづき、調査を実施しました。
6月
常勤監事の増員
経営に対する牽制機能が有効に発揮されるよう常勤監事を 1 名外部から招聘し、2 名体制
としました。
7月
内部通報制度の制定
不正行為等の早期発見と発生を抑止するための「内部通報規程」と「ホットライン運用要綱」
を制定しました。
7月
理事懲罰制度の導入
理事が法令等遵守へ誠実に取組むべき課題であることを認識し、その実効性を確保するた
め、懲戒事由と罰則を明確にした「理事懲罰規程」を制定しました。
8月
経営陣による法令等遵守にかかるメッセー
ジの発信
経営倫理と遵法精神に則って経営にあたる理事長の決意表明として「コンプライアンス宣
言」を行い、ホームページ及びミニディスクロージャー誌へ掲載しました。
9月
役員で構成する経営会議の運営方法の見
直し
経営会議規程の改正を行い、理事長への権限の集中を見直すため、構成員の 3 分の 2 以
上の反対がある場合には、議長である理事長は該当案件を決することができない規程に改
め、トップの決定権限に一定の制限を設けました。
9月
常勤監事の立場の明確化
経営会議規程の改正を行い、常勤監事の立場を明確にすることで、経営会議等の重要会議
における審議案件について、今まで以上に発言力を高め、牽制機能を強化しました。
9月
役員の「コンプライアンス自己チェック
表」の活用
役員自ら法令等遵守の重要性を再認識するために常勤の理事全員による「コンプライアン
スチェック表」にもとづく自己チェックを実施し、理事長へ提出しました。
9月
外部講師によるコンプライアンス研修の
実施
全金庫的な法令等遵守態勢の早期確立を目指す観点から、役員、部店長、次長の幹部クラ
スを対象とした「コンプライアンス徹底研修」を実施しました。
10 月
コンプライアンス統括室の設置
コンプライアンス担当部門の機能強化を図るため、法令等遵守を統括的に担当する専門部
署を設置しました。また、同室には反社会的勢力等への対応や情報収集態勢を構築するた
め、顧問として警察 OB を配属しました。
10 月
営業店業績評価項目の見直し
18 年度より業績項目に重点を置いていた営業店業績評価制度に「法令等遵守項目(コン
プライアンスプログラムに基づく研修の実施)」を加え、下期は更に、実施内容を追加し、
配点を 50 点から 200 点に高めました。
10 月
19 年
「反社会的勢力対応チェックリスト」の活用
「出資金加入チェックリスト」の制定
出資会員募集にあたり優越的地位の濫用防止と説明責任を果すために「出資金加入チェッ
クリスト取扱要領」を制定しました。
11 月
審査の独立性確保
内部牽制機能を発揮させるために、「純新規融資案件の監査基準」及び「純新規融資案件
チェックシート」を制定し、監査部による取引の動機や審査における適正性のチェックを
行い、合わせて監事による監査も行うこととしました。
12 月
人事評価制度の見直し
人事評価制度の中にコンプライアンス項目を導入し、職員の倫理意識の醸成と徹底を図る
ために、「人事考課制度実施要領」を改正しました。
12 月
アルコールセンサーの導入
職員の酒気帯び状態での営業活動を禁止するため、営業前のアルコールセンサーでのチェ
ックを義務付けました。
12 月
業務調査委員会による調査結果の報告
外部弁護士 6 名による業務調査委員会を平成 18 年 3 月に設置し、反社会的勢力との取
引有無についての内部調査を実施。12 月に調査を終了し、反社会的勢力との融資取引は、
不祥事件以外のものについては認められないとの報告書を受領しました。
12 月
反社会的勢力対応についての冊子配布
東京都信用金庫協会が作成した「信用金庫における反社会的勢力対応策について」の冊子
を全店に配布し、店長会議において研修等で活用するよう指導しました。
コンプライアンスアンケートの実施
コンプライアンスに対する認識状況の改善点等を整理・検証するために、職員と派遣職員
を対象にアンケートを実施しました。
3月
経営監視委員会の活動について 「経営監視委員会」は、経営全般にわたり、徹底したコンプライア (活動内容)
ンス態勢の確立と内部改革の進捗状況に対する監視を目的に、金庫 ・ 経営会議案件のうち、コンプライアンス上重要と思われる案
の透明性確保のため理事会より委嘱された独立機関です。
件について、その議案及び審議内容についての検証
・ 経営会議審議の新規融資案件について、その議決の審議過程
委員長 長山 四郎 氏(弁護士・元最高検察庁検事)
の適正性の検証
委 員 沢野 忠 氏(弁護士、中央大学法学部講師)
・ 経営改善・内部改革の進捗状況に関する監視
委 員 田中 義幸 氏(公認会計士・税理士)
・ 職員のコンプライアンス意識醸成状況等のモニタリング活動
委 員 宮城 覚映 氏(会社役員・元三井住友銀行常務取締役)
及び評価(19 年度より実施)
委 員 保志場 宏 氏(会社役員・地元町会等役員)
・ その他、コンプライアンスに関する意見具申
Kosan Shinkin Bank 3
当金庫の考え方
当金庫の考え方
リスク管理体制
金融の自由化、国際化の進展や技術革新などの金融機関の業務内容はますます多様化、高度化する一方で内包するリスク(不測事態の発生に伴
う損失の可能性)も増大しています。金融機関は、自らがさらされているリスクの種類、量や特性を正確に把握し、自己責任において許容力に
応じてリスクテイクを行い、適正な収益を確保していかなければなりません。
当金庫は、こうした認識から各事業部門等が内包するリスクを総体的に捉え、自己資本と比較・対照する自己管理型のリスク管理として、「統
合的リスク管理態勢」の構築に努め、質・量ともに十分な自己資本を維持してまいります。
信用リスク管理
市場リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化により、貸出した貸
金の回収や利息の徴求が困難となり、損失を被るリスクのことです。
当金庫では、貸出資産の健全性を維持するため、営業推進部門と審
査部門を分離し、厳格な審査体制を構築し、案件審査・与信管理を
行っております。
審査部では、案件審査の強化を図るため、財務分析システムの活用
により、お取引先の財務内容の把握に努め、審査の充実を図るとと
もに、臨店指導を通じて職員の審査能力の向上に努めております。
さらに、資産管理部において、全ての資産を対象に厳格な自己査定
を実施し、不良資産に対しては適正な償却・引当を行っております。
資産査定結果については内部的な監査に加え外部の監査法人がその
妥当性を検証しております。
市場リスクとは、金利・有価証券の価格・外国為替等の相場が
変動することにより保有する金融商品の時価が変動し、損失を
被るリスクのことです。
当金庫では、ALM 手法により、運用・調達の方針を策定し、
リスクを適切にコントロ−ルしながら収益の安定・金融資産の
健全性確保を図っております。
事務リスク管理
事務リスクとは、金融機関の業務の多様化・高度化に伴い、役職員
が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより、
損失を被るリスクのことです。
当金庫では、こうした環境認識に基づき、事務水準の向上や事故の
未然防止に努めております。
監査部の監査、事務部の臨店指導により、事務知識と事務管理能力
の向上に取り組んでおります。
さらに、営業店でも毎月店内検査を実施し報告を求めるなど、事故
の未然防止と内部規程遵守の観点から事務全般にわたる事務レベル
の向上に努めております。
流動性リスク管理
流動性リスクとは、予期せぬ資金の流出により、通常よりも著
しく高い金利、不利な価格での調達を余儀なくされることによ
り、損失を被るリスクのことです。
資金の運用・調達所要額を常に把握し、資金不足や高コスト調
達が発生しないよう、資金繰りに万全を期しております。また、
支払準備資産を信金中央金庫に預け入れるとともに、信金中央
金庫が流動性への対応を図るといった業界としてのバックアッ
プ体制も整っております。
システムリスク管理
システムリスクとは、コンピューターシステムの障害や誤作動
あるいはシステムの不備、不正利用されることにより損失を被
るリスクのことです。
金庫全体のセキュリティー管理体制を確立し、システムに対して
不慮の事故が生じた場合の影響や対応策を講じております。
今後とも、より健全な資産・負債のバランス、収益体質の維持・管理体制の充実に努めてまいります。
リスク管理体制図
総 代 会
監 事
理 事 会
監査法人
外部監査
監査部
経営会議
内部監査
コンプライアンス委員会
ALM委員会
リスク管理統括部署
総合企画部リスク管理課
信用リスク
市場関連リスク
流動性リスク
事務リスク
システムリスク
風評リスク
その他のリスク
審 査 部
国際資金部
資産管理部
国際資金部
国際資金部
事 務 部
審 査 部
国際資金部
事 務 部
国際資金部
各 部
各 部
本部各部室・営業店・子会社
4
Kosan Shinkin Bank
自己資本比率の
充実状況
自己資本比率の充実状況
「自己資本比率」は、国内基準を大きく上回っています。
平 成 19 年 3 月 期 末 の 自 己 資 本 比 率 は、 単 体
10.65%、連結 10.71%と国内基準の 4%を大きく
上回るとともに、国際基準の 8%をも上回っており、
「高
い健全性、強い体力」を示しています。
自己資本比率の推移
こうさん
10.65%
国内基準
4%
単体自己資本比率
11%
(17,941百万円)
×100=
(168,333百万円)
10%
10.65%
10.31%
10.28%
9%
8%
連結自己資本比率
7%
(18,037百万円)
6%
×100=
(168,314百万円)
5%
4%
国内基準
みなさまの「興産信用金庫」として、一層の健全経営に努めるとともに、収益
性向上により自己資本の充実を図り、地域の発展のためにチャレンジします。
平成17年3月
平成18年3月
平成19年3月
(単位:金額 千円、比率 %)
項 目
基本的項目計 平成 17 年度
(A)
平成 18 年度
13,535,202
15,047,588
出資金
2,944,492
2,949,321
利益準備金
2,278,000
2,436,000
特別積立金
8,100,000
9,500,000
次期繰越金
234,169
208,195
処分未済持分(△)
21,459
45,929
3,429,935
2,894,143
513,892
467,021
補完的項目計 (B)
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の
45%相当額
一般貸倒引当金
916,043
927,121
負債性資本調達手段等
2,500,000
2,500,000
補完的項目不算入額(Δ)
500,000
1,000,000
17,941,731
自己資本総額 (A)+(B) (C)
16,965,138
控除項目計 (D)
−
−
自己資本額 (C)−(D) (E)
16,965,138
17,941,731
リスク・アセット等計 (F)
164,417,896
168,333,974
資産(オン・バランス)項目
150,076,433
141,869,427
オフ・バランス取引等項目
14,341,463
12,512,078
オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た金額
単体自己資本比率 (E)/(F)× 100
13,952,468
10.31
10.65
(注)「単体自己資本比率」は、
信用金庫法第 89 条第1
項において準用する銀行
法第 14 条の 2 の規定に
基づき、信用金庫がその
保有する資産等に照らし
自己資本の充実の状況が
適当かどうかを判断する
ために金融庁長官が定め
る基準に係る算式に基づ
き算出しております。
なお、当金庫は国内基準
を採用しております。
※平成 18 年度の自己資本比率は、新しい自己資本比率規制に基づき算出しております。
「自己資本の充実の状況等について」、36 ページ以降に掲載しておりますので、ご覧下さい。
用語説明
■ 自己資本比率
総資産に対する自己資本の割合のことで、金融機関の経営の健全性、安全性を示す代表的な指標です。
平成 19 年 3 月末より適用された新しい自己資本比率規制では、分子である自己資本額は従来どおりの算出となりますが、分母となるリスク・アセ
ット合計額について、貸出金等の保有する資産のリスク・ウエイト(資産ごとの掛け目・損失可能性の比率)が従来より精緻化されたうえ、新たに
オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額を、分母に加えることとなりました。
この自己資本比率により金融機関の経営を規制する制度が早期是正措置制度で、海外で営業している金融機関は国際基準で 8%以上、国内業務のみ
の営業をしている金融機関は国内基準で 4%以上が必要とされています。これらの基準に満たない場合は水準に応じて業務改善や業務停止の命令等
の早期是正措置が発動されます。
Kosan Shinkin Bank
5
業績について
業績について
業績は、堅調に推移しております。
平成 18 年度のわが国経済は、昨年 11 月に、今回の景気回復局面がいざなぎ景気を超え、戦後最長となったと判断が示され、大企業等
中心の回復が続くなど、ようやくデフレ脱却が展望できる状況となりました。しかしながら、景気の回復度合いにおいて、地域間、企業
規模間でばらつきが見られ、多くの中小零細企業においては景気回復の実感は乏しく、依然として厳しい状況が続いております。このよ
うな環境のもと、金融機関の健全性が一層問われる中で、当金庫の業績は堅調に推移しました。
平成 19 年度は、中期経営計画“頼りになる・頼りがいのある金庫を目指して”の最終年度にあたり、次の事項を重点課題として取り組
んでまいります。
(1)経営管理体制強化 (2)基盤構造改善 (3)競争力強化 (4)営業店業務効率化
(5)本部の営業店支援体制 (6)財務戦略 (7)店舗戦略 (8)人材育成
預金・貸出金
預金・貸出金推移 (単位:億円)
預金残高はお客さまのご支持をいただいた結果、前期比
3,110
33 億円増加(1.0%増)の 3,201 億円となりました。
預金
3,167
3,201
貸出金
3,201
3.000
また、貸出金残高は、前期比 16 億円増加(0.8%増)
2,500
の 2,017 億円となりました。
2,029
2,000
2,017
2,001
2,000
1,500
1,000
500
0
平成16年3月
損 益
損 益 状 況 推 移(単位:百万円)
資金の調達、運用の効率化と諸経費の節減に努めたこと
により、総資金利鞘が拡大しました。一方、不良債権処
3,000
理コストや国債等債券売却損は前期より減少しました。
2,500
この結果、経常利益は前期比 957 百万円増益の 2,228
2,000
百万円となり、当期純利益につきましては、前期比 636
百万円増益の 1,576 百万円となりました。
平成17年3月
平成18年3月
業務純益
平成19年3月
経常利益
当期純利益
2,479
2,295
2,228
1,979
1,818
1,576
1,500
1,192
1,000
1,270
1,049
1,079
1,024
939
500
0
平成16年3月
用語説明
平成17年3月
平成18年3月
平成19年3月
■ 業務純益
金融機関の基本的な業務の成果を示す金融機関特有の利益指標のことで、信用金庫法に基づく報告書様式(決算速報)によって算出
したものです。一般企業でいう営業利益に相当します。具体的には、預金、貸出金、有価証券等の利息収支や各種手数料の収支など
の合計である業務粗利益から経費と一般貸倒引当金の純繰入額を控除した利益額です。
格付情報
平成 18 年 8 月 15 日、当金庫は国際格付機関フィッチ・レーティングスによる信
用金庫の財務力格付において「 ★ 」
(アウトルック「安定的」)
の格付を取得しました。
※格付が「★」以上の信金は「十分な財務力を備えている」と定義されています。
※アウトルックは今後1∼ 2 年の見通しを「強含み」、「安定的」、「弱含み」で示されています。
(フィッチ公認商標)
6
Kosan Shinkin Bank
不良債権処理
について
不良債権処理について
※記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
当金庫では資産の健全性をより一層堅実なものとするため、「金融検査マニュアル」に基づき、厳格な資産査
定を実施し、不良債権処理を行っています。
リスク管理債権と保全状況
区 分
破綻先債権
延滞債権
3 ヵ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
合 計
(単位:百万円)
リスク管理債権
(A)
982 13,776 9 3,921 18,689 平成 18 年度
担保・保証
貸倒引当金
(B)
(C)
620 361 10,127 1,774 9 0 1,747 170 12,504 2,307 リスク管理債権
(A)
676 13,359 24 5,484 19,544 平成 17 年度
担保・保証
貸倒引当金
(B)
(C)
483 193 9,819 2,011 21 1 2,288 282 12,612 2,489 保全率(%)
(B+C)/A
100.00 86.39 104.16 48.90 79.25 (単位:百万円)
区 分
破綻先債権
延滞債権
3 ヵ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
合 計
保全率(%)
(B+C)/A
100.00 88.56 92.57 46.89 77.26 (注) 1. これらの開示額は、担保処分による回収見込額、保証による回収が認められる額や既に引き当ててある個別貸倒引当金を控除する前の金額であり、
すべてが損失となるものではありません。
2. 担保・保証額は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計です。
3. 貸倒引当金は、リスク管理債権区分の各項目の貸出金に対して引き当てた金額を記載しており、貸借対照表の残高よりも少なくなっております。
4. 保全率はリスク管理債権区分ごとの残高に対し、担保・保証及び貸倒引当金を設定している割合です。
金融再生法開示債権と保全状況
区 分
金融再生法上の不良債権
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
正常債権
合 計
(単位:百万円)
開示債権
(A)
18,908 平成 18 年度
担保・保証
貸倒引当金
(B)
(C)
12,675 2,329 保全率(%)
(B+C)/A
79.35 4,828 4,174 653 100.00 10,148 3,931 198,245 217,153 6,744 1,756 1,504 171 81.27 49.03 (単位:百万円)
区 分
金融再生法上の不良債権
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
正常債権
合 計
開示債権
(A)
19,915 平成 17 年度
担保・保証
貸倒引当金
(B)
(C)
12,836 2,561 5,261 4,278 983 9,144 5,508 196,315 216,230 6,248 2,309 1,293 284 保全率(%)
(B+C)/A
77.31 100.00 82.47 47.09 (注) 1. 担保・保証額は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計です。
2. 貸倒引当金は、各債権区分の残高に対して引き当てた金額を記載しており、貸借対照表の残高よりも少なくなっております。
3. 保全率は各債権区分ごとの残高に対し、担保・保証及び貸倒引当金を設定している割合です。
リスク管理債権と金融再生法開示債権の基準比較
リスク管理債権は、貸出金のみを対象としています。
一方、金融再生法上の開示債権は、貸出金のほか債務保証見返、未収利息、与信に関する仮払金、貸付有価証券、外国為替を含めた債権を対象としています。
用語説明
■ リスク管理債権
【破綻先債権】
元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他の理由により、
元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しな
かった貸出金(未収利息不計上貸出金)のうち、会社更生、民事再生、破産、会
社整理、
手形交換所における取引停止処分を受けた債務者等に対する貸出金です。
【延滞債権】
未収利息不計上貸出金のうち、「破綻先債権」及び債務者の経営再建・支援を図
ることを目的として利息の支払いを猶予した貸出金を除いた貸出金です。
【3 ヵ月以上延滞債権】
元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から 3 ヵ月以上延滞している貸出金
で、「破綻先債権」、「延滞債権」に該当しない貸出金です。
【貸出条件緩和債権】
債務者の経営再建・支援等を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払
猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、「破綻先
債権」「延滞債権」「3 ヵ月以上延滞債権」に該当しない貸出金です。
■ 金融再生法開示債権
【破産更生債権及びこれらに準ずる債権】
破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っ
ている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
【危険債権】
債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財務状態及び
経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利
息の受取りができない可能性の高い債権です。
【要管理債権】
「3 ヵ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当する
貸出金をいいます。
【正常債権】
債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であ
り、「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、「危険債権」、
「要管理債権」以外の債権をいいます。
Kosan Shinkin Bank
7
業務のご案内
業務のご案内
預金業務
当座預金、普通預金、決済用普通預金、貯蓄預金、通知預金、定期預金、
定期積金、別段預金、
納税準備預金、
外貨預金等をお取り扱いしております。
この中にはお客様のニーズにお応えするため、当金庫独自商品として、年
金受給者を対象といたしました生活応援型定期預金“やすらぎ”“よろこ
び”を始めといたしまして、第 2 の家族であるペットのための“ペット預
金”等がございます。
金融商品に係る勧誘方針
当金庫は、
「金融商品の販売等に関する法律」に基づき、金融商品の販売等
に際しては、下記の事項を遵守し、勧誘の適正の確保を図ることとします。
1. 当金庫は、お客様の資産運用目的、知識、経験および財産の状況に照
らして、適正な情報の提供と商品説明をいたします。
2. 金融商品の選択・ご購入は、お客様ご自身の判断によってお決めいた
だきます。その際、当金庫は、お客様に適正な判断をしていただくため、
当該商品の重要事項について説明をいたします。
3. 当金庫は、誠実・公正な勧誘を心掛け、お客様に対し事実と異なる説
明をしたり、誤解を招くことのないよう、研修を通じて役職員の知識
の向上に努めます。
4. 当金庫は、お客様にとって不都合な時間帯や迷惑な場所での勧誘は行
いません。
5. 金融商品の販売等に係る勧誘について、ご意見やお気づきの点がござ
いましたら、窓口までお問い合わせください。
貸出業務
手形貸付、証書貸付及び当座貸越(カードローンを含む)をお取り扱いし
ております。
また、商業手形の割引をお取り扱いしております。
貸出業務に関しましては、地元でお預かりした預金は地元でご利用いただ
くことを念頭に業務推進しております。貸出金のご利用は、地元中小企業
の皆様の事業資金を始めといたしまして、個人の皆様の地域生活を豊かに
するお手伝いもさせていただいております。
貸出運営についての考え方
当金庫では、地域社会の繁栄に貢献できるよう、会員である地域の中小企業
や個人の皆様の資金ニーズに安定的かつ迅速に応える努力をしております。
皆様のニーズに的確な対応をするために、積極的に融資商品を開発する一方、
貸出については、収益のみを追求した選別融資・特定の業種や大口先に偏る
ことなく、広く地域の皆様に活用していただこうと融資の小口化を図ってお
ります。
また、信用金庫の取引先は、大企業や有力中小企業に比べて信用力・担保力
の比較的低い中小零細企業が中心となっているため、景気変動の影響を受け
やすく、不況等で企業が倒産した場合は、回収困難な貸出金が発生する可能
性があります。つまり、信用金庫は、銀行以上にリスクを負いながら融資を
行っていることを理解していただきたいと思います。
貸出金のうち地域内の中小企業への貸出金が 83.1%となり、個人に対する
貸出金が 16.8%となっております。
8
Kosan Shinkin Bank
業務のご案内
有価証券投資業務
預金の支払準備及び資金運用のため、国債、地方債、社債、株式、その
他の証券に投資しております。
内国為替業務
送金為替、振込及び代金取立等をお取り扱いしております。
外国為替業務
輸出、輸入及び外国送金その他外国為替に関する各種業務を行っており
ます。
附帯業務
(1)代理業務
①日本銀行歳入代理店
②地方公共団体の公金取扱業務
③独立行政法人福祉医療機構、独立行政法人中小企業基
盤整備機構、独立行政法人住宅金融支援機構の代理店
業務
④信金中央金庫、中小企業金融公庫、国民生活金融公庫等
の代理貸付業務
(2)保護預かり及び貸金庫業務
(3)債務の保証
(4)公共債の引受
(5)国債等公共債及び証券投資信託の窓口販売
(6)当せん金付証票法によるスポーツ振興くじの払戻し業務
(7)保険業法第 275 条第1項により行う保険募集業務
サービス業務
ご家庭、事業所に居ながら、お振込等ができる多機能電話やパソコンを利用した「HB・FBサービス」、インターネットを利
用してお振込等ができる「インターネットバンキングサービス」、土日でも残高照会、入金明細照会が電話でできる「しんきん
テレホンバンキング」、お手持ちのキャッシュカードでお気軽にお買物ができる「デビットカードサービス」、大切な財産を安全
に保管するための「貸金庫」、閉店後も売上金を安全にお預かりする「夜間金庫」等、お客様の生活やお仕事にお役に立つサー
ビスに努めてまいります。
個人情報保護について
当金庫は、お客様からの信頼を第一と考え、個人情報の適切な保護と利用を図るために、個人情報の保護に関する法律(平成
15 年法律第 57 号)および金融分野における個人情報保護に関するガイドライン、その他の関係法令等を遵守するとともに、
その継続的な改善に努めます。また、個人情報の機密性・正確性の確保に努めます。
【個人情報に関する相談窓口】
興産信用金庫 コンプライアンス統括室
電話番号:0120 − 53 − 0775
受付時間:午前 9 時から午後 5 時まで(ただし、土・日・祝日・年末年始を除く営業日)
Kosan Shinkin Bank 9
興産信用金庫と
地域社会
興産信用金庫と地域社会
地域社会の繁栄・活性化をめざして
当金庫の地域社会活性化の取組について
お客様/会員
当金庫は大正 12 年創立以来、協同組織理念の原点である相互扶助の
精神のもと Face to Face を基本として地域の中小企業や住民の方々
お客様/
の繁栄に資することを標榜している金融機関です。
資金の仲介業務の役割を担うため、地元でお預かりした大切なご預金
は、ご融資という形で資金を必要としている地元のお客様にご利用し
公金
金融機関
6
65
ていただいております。また、資金の仲介といった経済的貢献のみな
0.1%
2.0%
預
金
積
金
・
出
資
金
らず、さまざまな地域貢献活動を通して地域社会の繁栄や活性化に積
公金
6
0.1%
金融機関
65
2.0%
一般法人
990
30.9%
極的に取り組んでおります。
一般法人
990
当金庫の営業地区について
30.9%
貸
出
金
・
支
援
サ
ー
ビ
ス
預
金
積
金
・
出
資
金
個人
当金庫の営業地区は、都内 23 区、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
2,138
の一部市、町となっております。66.7%
ネットワーク・・・56 ぺージ
個人
2,138
66.7%
興産信用金庫
会員・出資金について
店舗数 25店舗
地公体
出資金残高:29 0.7
億円
0.0%
個人
339
16.8%
役職員 357名
会員数:30,182 人
地公体
0.7
0.0%
個人
会員数等の計数情報・・・24
ページ
339
16.8%
事業者
1,677
83.1%
業務純益 2,479百万円
興産信用
当期純利益 1,576百万円
店舗数 2
お客様/会員
自己資本比率 10.65%
役職員 3
主要な経営指標・・・24ページ
当期純利益 1
【預金積金残高構成】 (単位:億円)
主要な経営指標・
貸
出
預
金
金
・
積
支
お客様の大切な財産の運用を安全に、確実に、気軽にご利用
金
援
・
いただけるよう、また目的や期間に応じて選択いただけるよ サ
出
ー
う各種預金を取り揃えております。資
ビ
金
ス
主な預金商品のご案内・・・14 ページ
預金積金残高:3,201 億円
一般法人
990
30.9%
地方債
493
33
社債
101
ご融資以外の運用について
株式
残高等の計数情報・・・27 ページ
個人
2,138
66.7%
国債
【有価証券残高構成】 (単位:億円)
33
外国証券
95
その他
預証率:25.76%0
28
0.7
0.0%
100
200
300
400
株式
に、リスクを最小限に抑えた国債、社債等の有価証券
投資信託
店舗数 25店舗
33
社債
外国証券
事業者
1,677
残高等の計数情報・・・30
83.1% ページ
493
地方債
当金庫では、お客様のご預金をご融資による運用の他
で運用を行っております。
興産信用金庫
国債
投資信託
39億円
有価証券残高:824
地公体
個人
339
16.8%
自己資本比率 1
お客様のご預金について
事業者
1,677
83.1%
公金
6
0.1%
金融機関
65
2.0%
10 Kosan Shinkin Bank
業務純益 2
101
33
500
役職員 357名
600
業務純益 2,479百万円
当期純利益 1,576百万円
95
自己資本比率 10.65%
39
その他
主要な経営指標・・・24ページ
28
0
100
200
300
400
500
600
興産信用金庫と
地域社会
個人
2,138
66.7%
地域のお客様へのご融資について
【貸出金残高構成】 (単位:億円)
貸出金残高:2,017 億円
地公体
0.7
0.0%
個人
339
16.8%
預貸率:63.03%
◆当金庫では、地域社会の繁栄に貢献できるよう地元中小企業の方や個
人の皆様のニーズに、安定的かつ迅速にお応えしております。また、
事業者
1,677
83.1%
多くのお客様にご利用いただけるよう、ご融資にあたっては特定の業
種や大口先に偏らないよう心掛けております。
主な融資商品のご案内・・・15 ページ
残高等の計数情報・・・28 ページ
◆地域中小企業の皆様の資金繰の円滑化に資す
るため、無担保融資商品のお取り扱いをして
おります。
国債
地方債
33
社債
101
株式
33
外国証券
地域活性化に向けたご支援について
95
投資信託
39
その他
◆経営サポートセンター
28
0
100
産業構造の変化や長期にわたるデフレの影響を受けているお取引先に対し、専門スタッフが親身になって、経営改善のアドバ
イスや経営改善計画書策定のお手伝いをさせていただいております。
◆ビジネスアシストセンター
地域の事業先に無担保融資商品による金融支援、ベンチャー企業に対する公的助成金等の情報提供やベンチャーキャピタルの
紹介、M&A 仲介業務を行っております。
◆財団法人東京都中小企業振興公社との連携
当金庫と公社の間で中小企業支援に関する覚書を締結し、公社の持つ中小企業支援業務の紹介を行っています。
◆政府系金融機関との連携強化
商工組合中央金庫、中小企業金融公庫と業務協力および 連携を強化し、中小企業に係る金融の円滑化を図っております。
平成18 年度地域貢献活動について
◆春・秋の全国交通安全運動に、職員が参加しております。
◆神田祭、三社祭等、各支店近隣のさまざまなイベントに参加しております。
◆インターンシップ実習生の受け入れや、地元中学校の要望に応じて、職場体験学習として中学生を受入れております。
◆「景況調査書」「経営情報」「楽しいわが家」を配布させていただいております。
◆当金庫で年金を受給されている方への特典として、定期預金金利の上乗せやしんきん健康ダイヤルの相談・情報提供サービス
をさせていただいております。
◆当金庫で「プレミアム定期預金 団塊世代」にお預けいただいた方への特典として、税金、年金の無料電話相談をさせていた
だいております。
◆東京商工会議所千代田支部主催の中小企業向け個別融資相談会に参加しております。
◆各支店では、各区しんきん協議会活動を通して、優良企業表彰や景況調査の実施、経済講演会の開催、共通商品券の事務取扱
等さまざまな地域貢献活動を行っております。
Kosan Shinkin Bank 11
200
﹁地域密着型金融
推進計画﹂について
「地域密着型金融推進計画」について
金融庁から平成 17 年度∼ 18 年度の2年間のプログラムとして発表された「地域密着型金融の機能強化の推進に関するアクションプ
ログラム」に基づき、当金庫にて策定した「地域密着型金融推進計画」の実施期間が 19 年 3 月末をもって終了いたしました。
地域経済の繁栄に向けて、地元中小企業の経営改善・再生支援や新たな資金調達手段への対応、会員・お取引先の利便性向上等に向け
た施策に取り組んでまいりました。
今後につきましても、中小企業金融機関向け監督指針に基づき、金庫独自の計画として、こうした取組みを継続してまいります。千代
田区に本店を構える都市信用金庫としての特性と使命を役職員一同が十分理解し、地域の皆様にとって頼りになる信用金庫であり続ける
よう、本計画の達成に努め、地域社会の繁栄に貢献してまいりたいと存じます。
具体的取組み事項
18 年度の主な実施事項
1. 事業再生・中小企業金融の円滑化
(1)創業・新事業支援機能の円滑化
(2)取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
(3)事業再生に向けた積極的取組み
(4)担保・保証に過度に依存しない融資の推進
(5)顧客への説明態勢の整備、相談苦情処理機能の強化
(6)人材の育成
・ 東京都中小企業振興公社との業務協力により、無担保融資商
品「ニュービジネスアシスト」取扱開始。また、当公社主催
の「ビジネスフェスタ 2006」へ出展。
・ 株式公開支援業務として、信金キャピタルへ取引先を紹介、
同社による出資を実施。
・ 地域 CLO への参画、私募債の引受、シンジケートローンへ
の参加、売掛債権担保融資の実施等、中小企業の資金調達手
法の多様化へ対応。
2. 経営力の強化
(1)リスク管理態勢の充実
(2)収益管理態勢の整備と収益力の強化
(3)ガバナンスの強化
(4)法令等遵守(コンプライアンス)態勢の強化
(5)ITの戦略的活用
(6)協同組織中央機関の機能強化
・ 内部格付制度の構築と並行して、新短期プライムレート及び信用リ
スクに見合った適正貸出金利体系を準備、19 年度実施。
・ 電子決済システムの利用促進として、インターネットバンキ
ングの積極推進、金庫内ネットワークでは、セキュリティ管
理システムを導入、業務の効率化・有効活用を図るため、情
報系システムの更改実施、基幹端末機の更改を決定。
・ 個人情報に関する各規程等に基づき、定例的に適切な管理・
取扱いに対する点検を実施。
3. 地域の利用者の利便性向上
(1)地域貢献等に関する情報開示
(2)地域の利用者の満足度を重視した金融機関経営の確立
(3)地域再生推進のための各種施策との連携等
・ 金融機能を中心とした地域貢献活動について、ディスクロー
ジャー誌に掲載。
・ 利用者アンケート結果に基づき、営業店ごとに顧客満足のた
めの施策を実施、金庫全体の取組みでは CS を根底とした永
続的な委員会の設置を決定。
数値目標の達成状況
「地域密着型金融推進計画」では、2 年間の数値目標を掲げておりました。
おかげさまで、すべての項目について達成することができました。
公表数値目標の内容
自己資本比率
数値目標(19 年 3 月末)
19 年 3 月末 実績
10.00%以上
10.65%
2,300 百万円程度
2,416 百万円
会員数
30,000 人
30,182 人
経営支援ランクアップ率
19.5%以上
23.0%
事業再生ランクアップ率
15.7%以上
15.7%
業務純益(コア)
当金庫の「地域密着型金融推進計画」の詳細については、当金庫のホームページにて公表しております。
ホームページアドレス http://www.shinkin.co.jp/kosan/
12
Kosan Shinkin Bank
トピックス
トピックス
平成 18 年
4月 6日
4 月 10 日
5 月 15 日
5 月 30 日
6 月 23 日
7 月5、6日
7 月 10 日
7 月 20 日
8月 4日
8 月 15 日
9月 1日
9 月 21 日
10 月 2 日
11 月 6 日
11 月 7 日
12 月 1 日
12 月 4 日
平成 19 年
1月 9日
1 月 10 日
2月 1日
2 月 19 日
春の交通安全運動に参加いたしました。
社団法人東京法人会連合会 東法連メンバーズローン「提
携 アシスト 1000」の取扱いを開始いたしました。
「地域密着型金融推進計画」の進捗状況(17 年 4 月∼
18 年 3 月)を公表いたしました。
「こうさんリフォームローン(無担保 1000)」の取扱い
を開始いたしました。
財団法人東京都中小企業振興公社ビジネスローン「ニュー
ビジネス アシスト」の取扱いを開始いたしました。
財団法人東京都中小企業振興公社主催の東京ビジネスフェ
スタ 2006 に出展いたしました。
プレミアム定期積金「元気 NO.1」の取扱いを開始いたし
ました。
懸賞付き定期預金「フレッシュセレクト」当選者観劇会を
明治座にて実施いたしました。
「特別公演 主演:川中 美幸」
東京信用保証協会創業アシストプラザと覚書を締結し、創
業等融資の斡旋及び紹介業務を開始いたしました。
フィッチ・レーティングスによる信用金庫の財務力格付に
おいて「★ 安定的=十分な財務力を備えている」の格付
を取得いたしました。
懸賞付き定期預金「フレッシュセレクト」の追加募集の取
扱いを開始いたしました。
秋の交通安全運動に参加いたしました。
人生に乾杯!! プレミアム定期預金「団塊世代」の取扱
いを開始いたしました。
「地域密着型金融推進計画」の進捗状況(17 年 4 月∼
18 年 9 月)を公表いたしました。
東京信用保証協会「新規顧客推進特別保証制度(プライム)」
の取扱いを開始いたしました。
一時払い終身保険及び積立傷害保険の取扱いを開始いたし
ました。
第 33 回買物ツアーを実施いたしました。
「豪華な宿 白玉の湯 華鳳に泊る 月岡温泉と寺泊漁港
の旅」
東京信用保証協会提携保証融資「クイック東京」の取扱い
を開始いたしました。
金利上乗せ定期預金「ハッピーウェーブ」の取扱いを開始
いたしました。
人生に乾杯!! プレミアム定期預金「団塊世代Ⅱ」の取
扱いを開始いたしました。
第 13 回ペット写真展を実施いたしました。
●優良企業表彰式(3 月 6 日)於東京ドームホテル
東京都信用金庫協会主催の「平成 19 年 優良企業表彰式」において
当金庫のお客様が受賞されました。
特別奨励賞/株式会社協立製作所(神保町支店お取引先)
最優秀新興企業賞/株式会社ポポンデッタ(秋葉原支店お取引先)
●「フレッシュセレクト」当選者観劇会 (7 月 20 日)
懸賞付き定期預金「フレッシュセレクト」当選者(2,400 名)
観劇会「特別公演 主演:川中 美幸」を明治座にて実施し
ました。
●第 33 回買物ツアーを実施 (12 月 4 日∼ 13 日)
「豪華な宿 白玉の湯 華鳳に泊る 月岡温泉と寺泊漁港の
旅」、1,406 名の方々が参加されました。
●新春交流会(1 月吉日)
新春を 700 名のお取引先との交流会でなごやかにスタート。
Kosan Shinkin Bank 13
商品のご案内
商品のご案内
預金業務のご案内
定期性総合口座
○普通預金 ○定期預金
○定期積金
便利な普通預金と有利な定期預金・定期積金を1冊の通帳にセット。
さらに自動融資(定期性預金の 90%最高 300 万円まで)も受けられる利便性がありま
す。貯める、殖やす、使う、借りる・・・1冊ですべてができ、キャッシュカードのご利用
ができます。
普通預金
必要に応じていつでも出し入れができる、お財布がわりの預金。
公共料金などの自動支払いや年金などの自動受取口座としてもご利用ができます。
決済用普通預金
必要に応じていつでも出し入れができ、自動支払いも行えるなど普通預金と同じご利用
ができます。お利息はつきませんが、預金保険制度により全額保護されます。
貯蓄預金
残高 10 万円以上では普通預金より利率が高くなり、残高に応じて自動的に利率がアッ
プします。普通預金感覚で、より有利に活用できます。
当座預金
手形や小切手でのお支払いができる預金です。
手形・小切手帳の発行に際して、署名鑑の印刷をご利用いただけます(有料)。
通知預金
まとまった資金の短期運用に便利です。お引き出しの2日前までにご通知が必要です。
納税準備預金
納税資金を日頃から準備していただくための預金です。お利息は普通預金よりお得で、
そのうえ非課税です。
大口定期預金
市場実勢により金利が決まる安全・有利な預金です。
まとまった資金の運用に最適です。お預け入れ金額は 1,000 万円以上です。
スーパー定期
スーパー定期 300
大口定期預金に準ずる安全・有利な預金です。
個人の方は 3 年以上で半年複利にもなりさらにお得です。
期日指定定期預金
利息が利息を生む1年複利のお得な預金です。お預け入れは最長3年。1年据置き後は、
1ヵ月前までにご通知いただければ全額または一部のお引き出しもできます。
変動金利定期預金
お預け入れから 6 ヶ月毎に適用金利が変わり、預入期間中も金利動向をキャッチできま
す。
生活応援型定期預金
「やすらぎ」
スーパー定期の店頭掲示金利にさらに金利を上乗せした期間1年の預金でお一人 1,000
万円まで。遺族年金や障害年金等一定の年金または手当を受給している方で、当金庫に
年受取口座をお持ちの方がご利用になれます。
生活応援型定期預金
「よろこび」
スーパー定期の店頭掲示金利にさらに金利を上乗せした期間1年の預金でお一人 1,000
万円まで。公的年金を受給している方で、当金庫に年金受取口座をお持ちの方がご利用
になれます。
定期積金
目標を定めて、毎月一定額を無理なく積み立てる預金で、必要な資金づくりができます。
積立回数は、6 回∼ 60 回まで自由にお選びいただけます。
外貨預金
外貨での資金運用、お手持ちの外貨の資金プールができます。種類は普通預金と定期預
金の 2 種類です。ただし、この預金は預金保険の対象外となります。
こうさんペット預金
貯蓄預金、定期預金、定期積金の 3 タイプでかわいいペットのための預金です。
<こうさんペットクラブ>ペット購入から訓練、医療、ホテル、美容院総合ケアサービ
スをご提供いたします。
商品ご利用にあたっての留意事項
金融機関の商品には、変動金利商品のようにお客様の予想に反して金利が上下したり、中途のご解約により金利が変更になったり、
思わぬ違約金を求められたりする商品もあります。
ご利用にあたりましては、当金庫の窓口や営業係に、これらの商品に関するご質問を何なりとお申し出ください。
お客様にご納得いただけるまで説明させていただきます。
14 Kosan Shinkin Bank
商品のご案内
融資業務のご案内
一般融資
商業手形の割引、運転資金などの短期資金、設備資金や企業の合理化・近代化などの長
期資金をご融資いたします。
当座貸越
一度の手続きで、融資極度額内なら何回でも当座取引でご利用になれます。
制度融資
東京都、区などの公共機関の各種あっせん融資をお取り扱いしております。
代理業務
次の機関の代理業務をお取り扱いしております。お気軽にご相談ください。
国民生活金融公庫、中小企業金融公庫、信金中央金庫、独立行政法人福祉医療機構、独
立行政法人中小企業基盤整備機構、独立行政法人住宅金融支援機構、その他
アシスト 1000
地元企業の活性化を図ることを目的とした法人向けの融資です。審査のうえ、1,000
万円まで無担保でご利用いただけます。
提携アシスト 1000
東京商工会議所、東京法人連合会と提携した各会員向けの融資です。審査のうえ、
1,000 万円まで無担保でご利用いただけます。
興産パートナー
東京信用保証協会と提携した地元の法人向け融資です。審査のうえ、5,000 万円まで
無担保でご利用いただけます。
あんしん
東京信用保証協会と提携した不動産担保を活用する事業所向けの融資です。審査のうえ、
ご返済期間 20 年以内で 2 億円までご利用いただけます。
カードローン 30・50
簡単な審査で 30 万円または 50 万円までご利用になれます。お買物、ご旅行など使い
みちは自由です。預金を引き出すのと同じ要領でキャッシュサービスコーナーでご利用
になれます。
住宅ローン
自宅の購入、買い替え、増築、リフォーム等お住まいにかかる資金にご利用ください。
今ご利用中のローンのお借り換えもできます。
無担保リフォームローン
耐震改修工事など、幅広くリフォームに関してご利用いただけます。
1000
個人ローン
健康で文化的な生活を営むための資金なら使いみち自由です。
パーソナルローン
新入社員の方など勤続年数の短い会社員向けのローンです。生活向上資金としてご利用
になれます。
教育ローン
入学金、授業料及び施設費等入学進学にかかる資金にご利用ください。
カーライフプラン・カー
ライフリピートプラン
自家用車の購入・買い替えなど、自家用車にかかる資金にご利用ください。また、2 回
目以降のご利用は、保証料が安くなります。
こうさんペットローン
ペット購入、訓練費用、機器購入等ペットに関するあらゆる資金にご利用ください。
ローンご利用にあたっての留意事項
各商品により利率、保証料、お借入れ限度額、お使いみち等が異なりますので、よくご確認の上ご利用ください。
ご相談は、当金庫の本支店窓口にて承っております。なお、無理のない計画的なご利用をお勧めします。
Kosan Shinkin Bank 15
サービス業務の
ご案内
サービス業務のご案内
外国為替
海外事業や海外旅行等、世界とのコミュニケートをフルにバックアップ。
輸出・輸入貿易業務、外国への送金、外国通貨の両替、トラベラーズチェック、外貨預金、
インパクトローン(外貨貸付)及び外国支払いの手形・小切手の取り立てができます。
内国為替
全国の金融機関をくまなくネットワーク、お客様に代わって、ご送金・振込みのスピー
ディーなお取り扱いをいたします。総合振込システムでは振込先を 1 回登録すると 2
回目以降は、金額の手続きのみでお取り扱いできます。
遠方のご預金・手形・小切手などの代金の取り立てもできます。
年金・配当金自動受取り
お手続きは 1 度だけ、あとは毎回自動的にお客様の口座に振り込まれます。受取りに行
く手間が省け、とても便利です。
年金自動受取りの方は、当金庫で企画した買物ツアーや国内旅行などへの参加が優先的
にできます。
給与振込
給与やボーナスがお勤め先から直接お客様の口座に振り込まれますから、必要なときに
必要なだけお引き出しができます。
公共料金・保険料等
自動支払い
電気・ガス・水道・電話・ NHK 等の公共料金や保険料の支払いをお客様に代わって、預
金口座から自動的にお振替えいたしますので、手間がかからず便利です。
キャッシュサービス
キャッシュカードで全国の提携金融機関・郵便局・セブン銀行の CD、ATM でお引き
出し及び残高照会のご利用ができます。
しんきんゼロネットサービス
全国の信用金庫の CD、ATM をご利用なさる場合、平日 8:45 ∼ 18:00 の入出金、
土曜日 9:00 ∼ 14:00 の出金は、利用手数料が無料でご利用になれます(一部の信
用金庫では、所定の手数料をいただく場合がございます)。
デビットカードサービス
J-Debit(ジェイデビット)のマークのあるお店で、端末にお手持ちのキャッシュカー
ドを通し暗証番号を入力するだけで、お買物やご飲食などのご利用代金がお客様の口座
からお支払いできます。
テレホンバンキングサービス
いつでも、どこでも、スピーディーに、振替、お振込み等の資金移動及び口座の残高な
らびに入出金明細等の照会が電話でできます。
HB・FB サービス
ご家庭、事務所にいながらパソコン・多機能電話で口座照会、口座振替、他行庫へお振
込みが即時にできます。
インターネットバンキング インターネットを利用して、パソコンで口座照会、口座振替、他行庫へお振込みができ
サービス
ます(個人のお客様向けと法人のお客様向けがございます)。
Pay − easy( ペ イ ジ ー)
インターネットバンキングを利用して、税金や公共料金等のお支払いが簡単にできます。
料金等払込サービス
Pay − easy( ペ イ ジ ー) 口座振替のお手続きが、ペイジー端末のある企業において、キャッシュカードと暗証番
口座振替受付サービス
号だけで簡単に行うことができます(法人のお客様はご利用できません)。
提携クレジットカード
キャッシングサービス
JCB カードや VISA カードなど提携カード会社が発行するクレジットカードで、CD、
ATM によるキャッシングサービスがご利用になれます。
情報サービス
暮らしの情報誌「楽しいわが家」、企業の経営支援誌「しんきん経営情報」、3 ヵ月毎に
実施するアンケート調査を集計した「景況情報ガイド」等、お客様のお役に立つ情報の
提供をしています。
国債の窓口販売
国債の新規発行債のお取り扱いをしております。
証券投資信託の窓口販売
しんきんインデックスファンド 225、中期国債ファンドをお取り扱いしております。
お取扱店は本店の1店舗です。
損害保険の窓口販売
住宅ローン関連の長期火災保険、債務返済支援保険をお取り扱いしております。信用金
庫統一保険商品として充実した補償内容と集団扱いによる安価な保険料が特徴です。
生命保険の窓口販売
個人年金保険の定額型をお取り扱いしております。
スポーツ振興くじの払戻
サッカーくじ(toto)の払戻をお取り扱いしております。お取扱店が限定されています。
株式払込み
会社設立、増資等の株式払込金の受け入れ、お取り次ぎをいたします。
貸金庫
大切な財産や貴重品、重要書類などを確実に保管いたします。
夜間金庫
営業時間終了後、毎日の売上代金等をお預かりし、お客様のご指定口座に入金いたします。
16 Kosan Shinkin Bank
1. 振込手数料(1件につき)
3万円未満
3万円以上
電信扱
630円
840円
ファーム・ホーム
バンキング
利用手数料
文書扱
630円
840円
債券保護預り手数料
当金庫本支店あて
315円
525円
同 一 店 内 振 込
105円
315円
他行あて
夜間金庫
手 数 料
2. 定額自動送金手数料(1件につき)
3万円未満
3万円以上
他 行 あ て
525円
735円
当金庫本支店あて
315円
525円
同 一 店 内 振 込
105円
315円
他 行 あ て
3万円以上
630円
1,260円
25,200円
入金袋1個につき(年間)
12,600円
株式払込事務手数料
払込金額の0.315%
4,200円∼16,800円
①返済予定表紛失再発行手数料(1件)
(2)商業手形信用調査等手数料
525円
②住宅取得控除用証明書発行手数料(1通)
210円
電話・文書
実 費
コスモスネット (1件) 2,520円
630円
210円
105円
手数料
東京・横浜交換
210円
東京・横浜交換以外
105円
−
東京・横浜交換
210円
−
地 方
735円
945円
(5)住宅ローンにかかる手数料
5. その他の内国為替手数料(1件につき)
735円
依頼返却
東京・横浜
1,050円
取立手形の組戻料
735円
手数料
地 方
1,155円
取立手形店頭呈示料
735円
送金手数料
不渡手形返却料
735円
異議申立預託手数料
840円
735円
①繰上返済(完済含)
3,150円
②契約条件変更
5,250円
(6)割賦返済貸出(融資日 ①全額繰上返済
3,150円
より1年超)にかかる ②一部繰上返済
3,150円
手数料
送金・振込の組戻料
5,250円
③契約条件変更
(A)現地調査実施の場合
5,250円
※当金庫営業地区外の場合は
( 別途実費がかかります。 )
①(根)抵当権の設定(新規・追加・差替) 52,500円
(7)不動産担保事務手数料
②(根)抵当権の変更(極度・譲渡・順位) 52,500円
(B)その他(前記(A)以外)
自動機器ご利用手数料
①(根)抵当権の変更(極度・譲渡・順位)
5,250円
平 日
土 曜
日 曜
②(根)抵当権の抹消
5,250円
無 料
無 料
105円
(8)有価証券担保事務手数料 担保差替え等 (1回) 1,050円
(8:00∼19:00)
無料
(8:00∼17:00)
105円 105円
無料
(9:00∼17:00)
105円 105円
(8:00∼8:45) (8:45∼18:00)(18:00∼19:00)(8:00∼9:00) (9:00∼14:00)(14:00∼17:00)(9:00∼17:00)
210円 105円 210円 210円 105円 210円 210円
(8:00∼8:45) (8:45∼18:00)(18:00∼19:00)(8:00∼9:00) (9:00∼14:00)(14:00∼17:00)(9:00∼17:00)
210円 105円 210円 210円 105円 210円 210円
(8:00∼8:45) (8:45∼18:00)(18:00∼19:00)(8:00∼9:00) (9:00∼14:00)(14:00∼17:00)(9:00∼17:00)
給与振込手数料 (1件につき)
電子媒体(FD)
帳 票
他 行 あ て
210円
315円
当金庫本支店あて
105円
210円
同 一 店 内 振 込
無 料
無 料
手形帳発行手数料(1冊25枚綴)
525円
小切手帳発行手数料(1冊50枚綴)
840円
口座開設手数料
専用手形発行手数料(1枚につき)
自己宛小切手発行手数料(1枚)
(9)火災保険質権設定手数料 ※確定日付料は別途実費がかかります(1件) 1,050円
両替手数料
1. 窓口両替手数料
紙幣・硬貨・合計枚数
金 額
30枚以下
無 料
31枚∼500枚
210円
501枚∼1,000枚
315円
1,001枚∼1,500枚
420円
1,501枚以上
500枚毎に105円加算
2. 自動両替機による両替手数料
発行手数料
マ ル 専
9,450円
300万円以上
(4)割引手形・担保手形取立 当金庫本支店
当 金 庫 本 支 店
郵便局
300万円未満
420円
至急扱
銀行等
1,050円
(3)割引手形期日前買戻手数料 (1件)
普通扱
105円
1,050円
アンサー利用手数料(月間)
(年間)
(1)文書作成等手数料
4. 代金取立手数料(1通につき)
信用金庫
HB利用手数料 (月間)
貸金庫ご利用手数料(年間)
420円
105円
同 一 店 内 振 込
3,150円
融資に関する手数料
3万円未満
210円
当金庫本支店あて
FB利用手数料 (月間)
基本料
3. FB・HB・ATM・テレホンバンキング振込手数料(1件につき)
当金庫
(平成19年4月1日現在)
その他の主な手数料
内国為替手数料
3,150円
525円
525円
署名鑑登録手数料(変更含む)
5,250円
残高証明書発行手数料(1通)
420円
残高証明署(定例発行 1枚当り)
630円
残高証明署(定形外発行 1枚当り)
1,260円
取引履歴作成手数料(3年未満1通)
525円
取引履歴作成手数料(3年以上1通)
1,050円
個人情報開示手数料(1件につき)
1,050円
ICキャッシュカード(新規・切替・再発行1枚当り)
1,050円
通帳・証書再発行手数料(1枚または1冊)
1,050円
キャッシュカード再発行手数料(1枚)
1,050円
ローンカード再発行手数料(1枚)
1,050円
借入用手形発行手数料(1枚)
525円
その他証明書発行手数料(1通)
420円
カード1枚(年間)
12,600円
硬貨入金・出金取扱手数料
合計枚数
金 額
500枚以下
無 料
501枚∼1,000枚
315円
1,001枚∼1,500枚
420円
1,501枚以上
500枚毎に105円加算
口座振替手数料
(1)家賃・駐車場・会費等の
自動振替手数料
振替(引落し)1件当り
105円
(2)学校・幼稚園等の自動振替
手数料
振替(引落し)1件当り
52円
(記載の金額には、5%の消費税が含まれています。
)
※店舗により、ご利用できないサービスがあります。詳しくは窓口にお問
い合わせください。
Kosan Shinkin Bank 17
主な手数料一覧
主な手数料一覧
資料編
経営の内容(資料編)
貸借対照表
科 目
(単位:百万円)
第 83 期
(17.3.31 現在)
第 84 期
(18.3.31 現在)
第 85 期
(19.3.31 現在)
(資産の部)
現 金
3,161
6,787
3,658
預け金
48,071
43,472
57,906
金融機関貸付等
1
1
コールローン 1
1
コールローン 買入金銭債権
1
−
50
50
有価証券
83,100
66,364
82,492
国債
39,576
36,667
49,391
3,991
3,386
3,343
社債
27,440
9,977
10,163
株式
704
1,726
3,331
11,386
14,606
16,262
202,952
200,151
201,798
地方債
その他の証券
貸出金
割引手形
8,142
7,650
7,987
手形貸付
20,133
17,515
15,266
証書貸付
169,239
169,949
174,142
当座貸越
5,436
5,036
4,400
外国為替
54
68
114
外国他店預け
15
18
17
取立外国為替
39
49
96
1,738
1,679
2,380
未決済為替貸
150
139
156
信金中金出資金
641
641
641
前払費用
12
13
12
未収収益
437
437
603
金融派生商品
3
1
0
繰延ヘッジ損失
0
0
その他資産
その他の資産
動産不動産
事業用動産
事業用不動産
建設仮勘定
所有動産不動産
保証金その他
493
445
7,376
7,175
355
356
6,326
5,734
−
186
7
212
686
684
有形固定資産
6,219
建物
1,359
土地
4,302
建設仮勘定
210
その他の有形固定資産
346
無形固定資産
397
ソフトウェア
0
その他の無形固定資産
396
繰延税金資産
1,113
1,026
638
債務保証見返
17,264
15,841
14,884
貸倒引当金
(うち個別貸倒引当金)
資産の部合計
18 Kosan Shinkin Bank
964
△ 3,318
△ 3,212
△ 3,102
(△ 2,070)
(△ 2,296)
(△ 2,175)
356,916
353,840
357,605
資料編
(単位:百万円)
科 目
第 83 期
(17.3.31 現在)
第 84 期
(18.3.31 現在)
第 85 期
(19.3.31 現在)
(負債の部)
預金積金
320,182
316,780
320,126
当座預金
12,542
13,593
14,483
普通預金
81,600
82,969
86,058
貯蓄預金
825
733
673
通知預金
656
2,469
1,537
定期預金
191,535
185,573
188,999
定期積金
29,962
28,955
25,579
その他の預金
3,060
2,484
2,793
借用金
2,579
3,781
2,500
借入金
2,500
3,700
2,500
79
81
1,146
1,134
1,893
未決済為替借
157
136
161
未払費用
205
188
315
給付補てん備金
65
51
44
未払法人税等
19
19
521
127
コールマネー
コールマネー
その他負債
前受収益
128
167
147
払戻未済金
27
50
32
職員預り金
220
218
229
2
0
0
金融派生商品
繰延ヘッジ利益
0
0
その他の負債
281
322
459
賞与引当金
248
254
241
退職給付引当金
567
615
641
役員退職慰労引当金
150
167
38
再評価に係る繰延税金負債
378
499
466
債務保証
負債の部合計
17,264
15,841
14,884
342,519
339,075
340,922
(純資産の部)
会員勘定
14,397
14,764
出資金
2,993
2,944
普通出資金
2,993
2,944
2,949
利益剰余金
9,796
10,699
12,260
利益準備金
2,080
2,183
2,278
その他利益剰余金
特別積立金
(うち諸償却等準備積立金)
当期未処分剰余金
処分未済持分
9,982
6,450
7,300
8,100
(1,200)
(1,200)
(1,200)
1,266
1,216
1,882
△ 34
△ 21
△ 45
802
499
947
839
642
570
会員勘定合計
その他有価証券評価差額金
15,163
繰延ヘッジ損益
土地再評価差額金
2,949
0
評価・換算差額等合計
1,518
純資産の部合計
16,682
負債及び純資産の部合計
356,916
353,840
357,605
Kosan Shinkin Bank 19
資料編
損益計算書
科 目
(単位:千円)
第 83 期
(17.3.31 現在)
第 84 期
(18.3.31 現在)
第 85 期
(19.3.31 現在)
経常収益
8,240,689
8,923,663
8,814,909
資金運用収益
6,992,714
7,072,851
7,248,820
貸出金利息
5,902,807
5,809,919
5,924,654
預け金利息
71,039
104,709
182,525
金融機関貸付等利息
53
42
コールローン利息
53
42
コールローン利息
60
有価証券利息配当金
850,082
989,617
973,769
その他の受入利息
168,732
168,562
167,810
役務取引等収益
799,919
789,931
770,934
受入為替手数料
501,823
481,701
451,420
その他の役務収益
298,095
308,229
319,514
その他業務収益
237,195
234,046
107,923
31,248
32,079
27,549
205,662
201,802
80,369
外国為替売買益
国債等債券売却益
国債等債券償還益
284
164
4
その他経常収益
210,858
826,835
687,231
株式等売却益
55,525
241,896
183,740
その他の経常収益
155,333
584,938
503,490
7,161,240
7,652,777
6,586,190
資金調達費用
320,379
288,300
454,288
預金利息
255,489
227,229
387,186
給付補てん備金繰入額
24,065
16,408
14,777
借用金利息
37,051
39,626
40,024
3,773
5,036
5,110
役務取引等費用
205,398
189,810
169,757
支払為替手数料
111,938
103,277
95,439
経常費用
コールマネー利息
その他の支払利息
その他の役務費用
93,459
86,533
74,317
その他業務費用
13,056
925,166
6,563
国債等債券売却損
408
920,848
290
国債等債券償還損
11,447
4,167
6,222
その他の業務費用
1,200
150
50
経費
5,272,188
5,117,265
5,039,843
人件費
3,144,611
3,086,321
2,986,732
物件費
2,016,275
1,916,926
1,935,381
111,301
114,017
117,728
1,350,217
1,132,233
915,738
− 352,775
111,326
1,124,618
730,261
726,577
9,841
25,567
74,380
215,758
23,629
3,454
税金
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸出金償却
株式等売却損
その他の経常費用
20 Kosan Shinkin Bank
7,189
資料編
損益計算書
科 目
(単位:千円)
第 83 期
(17.3.31 現在)
第 84 期
(18.3.31 現在)
第 85 期
(19.3.31 現在)
経常利益
1,079,448
1,270,886
2,228,719
特別利益
195,864
1,495
129,337
固定資産処分益
50
−
−
償却債権取立益
3,071
1,495
565
その他の特別利益
192,741
−
128,771
特別損失
3,563
118,636
91,184
固定資産処分損
2,827
31,513
47,437
−
84,184
43,747
減損損失
その他の特別損失
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
735
2,939
−
1,271,749
1,153,746
2,266,872
11,007
12,471
534,950
236,679
201,302
155,250
当期純利益
1,024,062
939,972
1,576,670
前期繰越金
242,736
224,663
234,169
−
52,320
71,763
1,266,798
1,216,956
1,882,603
法人税等調整額
土地再評価差額金取崩額
当期未処分剰余金
剰余金処分計算書
(単位:円)
第 83 期
(17.3.31 現在)
第 84 期
(18.3.31 現在)
第 85 期
(19.3.31 現在)
当期未処分剰余金
1,266,798,775
1,216,956,520
1,882,603,737
剰余金処分額
1,042,135,185
982,786,933
1,674,407,913
利益準備金
103,000,000
95,000,000
158,000,000
科 目
普通出資に対する配当金
89,135,185
87,786,933
116,407,913
(配当率)
(年 3%の割合)
(年 3%の割合)
(年 4%の割合)
特別積立金
850,000,000
800,000,000
1,400,000,000
次期繰越金
224,663,590
234,169,587
208,195,824
第 83 期、第 84 期及び第 85 期の貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書は信用金
庫法の規定に基づき、太陽 ASG 監査法人の監査を受けております。
第 85 期における貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書(以下、
「財務諸表」という。)
の適正性、及び財務諸表作成に係る内部監査の有効性を確認しております。
平成 19 年 6 月 23 日
興 産 信 用 金 庫
理 事 長 Kosan Shinkin Bank 21
資料編
貸借対照表の注記
1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子会社株式については移動平均法による原価法、その他有価証券のうち時価のあるものにつ
いては決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価のないものについては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。なお、
その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。
3. 有形固定資産の減価償却は、定率法(ただし、平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物(建物附属設備を除く。)については定額法)を採用しております。なお、主な耐用年数は次のと
おりであります。
建物 34 年∼ 50 年 その他の有形固定資産 5 年∼ 15 年
4. 無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。なお、自金庫利用のソフトウェアについては、金庫内における利用可能期間に基づいて償却しております。
5. 外貨建資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
6. 貸倒引当金は、関係法令、企業会計原則等に準拠した資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下 「 破綻先 」 という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下 「 実質破綻先 」 という。)に係る債権につ
いては、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営
破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その
残額のうち必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率を考慮し予想損失率を債権額に乗じた額を計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店が一次の資産査定を実施し、当該部署から独立した監査部資産査定課が二次の資産査定を行い、監査部監査課が査定結果を監査
しており、その査定結果に基づき上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額
から直接減額しており、その累計金額は、4,627 百万円であります。
7. 賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、当期に帰属する額を計上しております。
8. 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算上の差異の費用処理方法は、
各発生年度の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10 年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌期から費用処理しております。
また、当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、当該企業年金制度における当金庫の年金資産(掛金拠出割合按
分額)は 5,022 百万円であります。
9. 役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支給に備えるため、内規に基づく期末要支給額に相当する額を計上しております。
10. リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
11. 外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、「 銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い 」(日本公認会計士協会業
種別監査委員会報告第 25 号。)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワッ
プ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有
効性を評価しております。
12. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。
17 百万円
13. 理事との間の取引による理事に対する金銭債権総額
40 百万円
14. 子会社の株式の総額
142 百万円
15. 子会社に対する金銭債務総額
4,159 百万円
16. 有形固定資産の減価償却累計額
17. 繰延税金資産は将来の合理的な見積可能期間(5 年間)内の課税所得額及び将来減算一時差異の回収スケジュールに基づいて計上しております。なお、「繰延税金資産」は、「繰延税金負
債」と相殺した金額を計上しております。
<繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳> 平成 18 年 3 月 31 日現在
平成 19 年 3 月 31 日現在
繰延税金資産
貸出金直接償却及び貸倒引当金損金算入限度超過額
1,589 百万円
1,461 百万円
未払事業税
ー 百万円
34 百万円
役員退職慰労引当金損金算入限度超過額
52 百万円
12 百万円
賞与引当金損金算入限度超過額
79 百万円
75 百万円
退職給付引当金損金算入限度超過額
192 百万円
200 百万円
税務上の繰越欠損金
78 百万円
ー 百万円
その他
74 百万円
61 百万円
繰延税金資産小計
2,066 百万円
1,845 百万円
評価性引当額
△ 812 百万円
△ 779 百万円
繰延税金資産合計
1,254 百万円
1,066 百万円
繰延税金負債
有価証券評価差額金
227 百万円
427 百万円
繰延税金資産の純額
1,026 百万円
638 百万円
18. 貸借対照表に計上した固定資産のほか、所有権移転外ファイナンス・リ−ス契約により使用している重要な固定資産として電子計算機、オンライン端末機及び為替専用端末機等があります。
19. 貸出金のうち、破綻先債権額は 982 百万円、延滞債権額は 13,776 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった
貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下 「 未収利息不計上貸出金 」 という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホに掲げる事由
又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
20. 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 9 百万円であります。
なお、3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
21. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 3,921 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行っ
た貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
22. 破綻先債権額、延滞債権額、3 カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は 18,689 百万円であります。
なお、19. から 22. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
23. ローン・パーティシペーションで、平成 7 年 6 月 1 日付日本公認会計士協会会計制度委員会報告第 3 号に基づいて、参加者に売却したものとして会計処理した貸出金の元本の期末残高
の総額は、107 百万円であります。
24. 手形割引は、業種別監査委員会報告第 24 号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた銀行引受手形及び商業手形は、売却又は ( 再 ) 担保という方法で自由に処
分できる権利を有しておりますが、その額面金額は 7,987 百万円であります。
25. 担保に供している資産は、次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券 376 百万円
担保資産に対応する債務
預 金 376 百万円
上記のほか、内国為替決済等取引の担保として、有価証券 8,152 百万円及び預け金 100 百万円を差し入れております。
26. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を 「 再評価に係
る繰延税金負債 」 として負債勘定に計上し、これを控除した金額を 「 土地再評価差額金 」 として純資産の部に計上しております。
再評価を行った年月日 平成 11 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第 4 号に定める路線価及び路線価のない土
地は第 2 条第 3 号に定める固定資産税評価額に基づいて、それぞれ合理的な調整を行って算出しております。
なお、同法律第 10 条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額は△ 864 百万円であります。
27. 借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付借入金 2,500 百万円が含まれております。
28.「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(証券取引法第 2 条第 3 項)による社債に対する当金庫の保証債務の額は 100 百万円であります。
29. 出資 1 口当たりの純資産額 2,872 円 93 銭
「1 株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準第 4 号平成 14 年 9 月 25 日)が平成 18 年 1 月 31 日付で改正され、会社法施行日以後終了する事業年度から適
用されることになったことに伴い、当期から同適用指針を適用し、出資 1 口当たり純資産額は「繰延ヘッジ損益」を含めて算出しております。
22 Kosan Shinkin Bank
資料編
30. 信用金庫法施行規則第 75 条第 1 号に規定する時価を付したことにより増加した純資産の額は、947 百万円であります。
31. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、
「国債」、
「地方債」、
「社債」、
「株式」、
「その他の証券」が含まれております。以下、34.まで同様であります。
満期保有目的の債券で時価のあるもの
貸借対照表計上額 時 価 差 額 うち益 うち損
債券
100 百万円
100 百万円
0 百万円
0 百万円
ー 百万円
社債
100 百万円
100 百万円
0 百万円
0 百万円
ー 百万円
その他
9,500 百万円
8,932 百万円
△ 567 百万円
0 百万円
567 百万円
合 計
9,600 百万円
9,032 百万円
△ 567 百万円
0 百万円
567 百万円
その他有価証券で時価のあるもの
取得原価 貸借対照表計上額 評価差額 うち益 うち損
株式
2,744 百万円
3,102 百万円
357 百万円
397 百万円
40 百万円
債券
62,737 百万円
62,799 百万円
62 百万円
185 百万円
123 百万円
国債
49,308 百万円
49,391 百万円
83 百万円
158 百万円
74 百万円
地方債
3,335 百万円
3,343 百万円
7 百万円
8 百万円
1 百万円
社債
10,093 百万円
10,063 百万円
△ 29 百万円
18 百万円
47 百万円
その他
5,805 百万円
6,762 百万円
956 百万円
969 百万円
13 百万円
合 計
71,287 百万円
72,663 百万円
1,375 百万円
1,552 百万円
177 百万円
なお、上記の評価差額から繰延税金負債 427 百万円を差し引いた額 947 百万円が 「 その他有価証券評価差額金 」 に含まれております。
32. 当期中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
その他有価証券 5,934 百万円 264 百万円 74 百万円
33. 時価のない有価証券のうち、主なものの内容と貸借対照表計上額は、次のとおりであります。
内 容 金額
子会社株式 40 百万円
その他有価証券
非上場株式 189
34. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の期間ごとの償還予定額は次のとおりであります。
1 年以内 1 年超 5 年以内 5 年超 10 年以内 10 年超
債券
6,792 百万円
55,911 百万円
195 百万円
− 百万円
国債
4,050 百万円
45,341 百万円
− 百万円
− 百万円
地方債
1,719 百万円
1,624 百万円
− 百万円
− 百万円
社債
1,022 百万円
8,945 百万円
195 百万円
− 百万円
その他
−百万円
424 百万円
2,240 百万円
7,500 百万円
合 計
6,792 百万円
56,335 百万円
2,435 百万円
7,500 百万円
35. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸
付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、11,260 百万円であります。このうち契約残存期間が 1 年以内のものが 3,628 百万円あります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。
これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行申込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項
が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必
要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
36.「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準第 5 号平成 17 年 12 月 9 日)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会計基準
適用指針第 8 号平成 17 年 12 月 9 日)が会社法施行日以後終了する事業年度から適用されることになったこと等から、「信用金庫法施行規則」(昭和 57 年大蔵省令第 15 号)別紙様
式が「無尽業法施行細則等の一部を改正する内閣府令」
(内閣府令第 60 号平成 18 年 4 月 28 日)により改正され、平成 18 年 4 月 1 日以後開始する事業年度から適用されることになっ
たことに伴い、当期から以下のとおり表示を変更しております。
(1)「会員勘定」は「純資産の部」とし、会員勘定、評価・換算差額等に区分のうえ表示しております。
なお、当期末における従来の「会員勘定」の合計に相当する金額は 16,682 百万円であります。
(2)「利益剰余金」に内訳表示していた「特別積立金」及び「当期未処分剰余金」は、「その他利益剰余金」に内訳表示しております。
(3)純額で「繰延ヘッジ損失」(又は「繰延ヘッジ利益」)として「その他資産」(又は「その他負債」)に計上していたヘッジ手段に係る損益又は評価差額は、税効果額を控除のうえ評価・
換算差額等の「繰延ヘッジ損益」として相殺表示しております。
(4)「株式等評価差額金」は、「その他有価証券評価差額金」として表示しております。
(5)「金融機関貸付等」に内訳表示されていた「金融機関貸付金」は、
「貸出金」に含まれております。また、
「買入手形」、
「コールローン」、
「買現先勘定」、
「債券貸借取引支払保証金」は、
大科目として表示しております。
(6)「動産不動産」は、「有形固定資産」、「無形固定資産」または「その他資産」に区分して表示しております。
①これにより、従来の「動産不動産」中の「事業用不動産」は、「有形固定資産」中の「建物」「土地」として、「事業用動産」「所有動産不動産」は、「その他の有形固定資産」とし
て区分表示し、「建設仮勘定」は、「有形固定資産」中の「建設仮勘定」として表示しております。
②「動産不動産」中の「保証金その他」のうち権利金は、
「無形固定資産」中の「その他の無形固定資産」として、保証金は、
「その他資産」中の「その他の資産」として表示しております。
③「その他資産」中の「その他の資産」に含めて表示していたソフトウェアは、「無形固定資産」中の「ソフトウェア」として表示しております。
(7)「借用金」に内訳表示されていた「売渡手形」、「コールマネー」、「売現先勘定」、「債券貸借取引受入担保金」は、大科目として表示しております。
損益計算書の注記
1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
2. 子会社との取引による収益総額 26,653 千円
子会社との取引による費用総額 486,747 千円
3. 出資 1 口当たり当期純利益金額 269 円 67 銭
4. その他の経常収益には、債権売却益 317,970 千円、償却債権取立益のうち部分直接償却を行った貸出金等の取立額 121,853 千円、過年度不計上未収利息受入 25,288 千円、睡眠
預金口座雑益繰入 8,407 千円を含んでおります。
5. 当期において、以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
地 域 主な用途 種 類 減損損失
静岡県熱海市 遊休不動産 土地及び建物
43,301 千円
栃木県那須町 遊休不動産 土地
358 千円
千葉県君津市 遊休不動産 土地
87 千円
合 計
43,747 千円
資産のグルーピングは、営業店(本店、営業部を含む)ごとに継続的な収支の把握を行っていることから、営業用店舗については各営業店を、遊休資産は各資産を、グルーピングの最小
単位としております。また、独立したキャッシュ・フローを生み出さない本部及び賃貸資産等については共用資産としております。
当期においては、地価の下落等により、遊休資産 3 ヶ所の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額 43,747 千円を「減損損失」として特別損失に計上しております。
なお、当期の減損損失の測定に使用した回収可能価額は正味売却価額であります。正味売却価額は、「不動産鑑定評価基準」(国土交通省 平成 14 年 7 月 3 日改正)等に基づき算定し
ております。
6.「金融機関貸付等利息」に内訳表示されていた「コールローン利息」は、「資金運用収益」の内訳科目として表示しております。
7.「借用金利息」に含めていた「コールマネー利息」は、「資金調達費用」の独立科目として表示しております。
8.「動産不動産処分損」は、「固定資産処分損」として表示しております。
Kosan Shinkin Bank 23
資料編
経営に関する指標
(注)計数は、原則として金額の場合は単位未満を切り捨て、比率の場合は小数点第 3 位未満を切り捨て、
構成比の場合は小数点第 2 位未満を切り捨てにより表示しております。
最近 5 年間の主要な経営指標の推移
(単位:利益・配当金 千円、口数 千口、残高 百万円)
平成 14 年度 平成 15 年度 平成16 年度 平成17 年度 平成 18 年度
利益
経常収益
経常利益
8,849,616
8,156,540
8,240,689
8,923,663
8,814,909
315,547
1,192,607
1,079,448
1,270,886
2,228,719
1,524,954
1,049,414
1,024,062
939,972
1,576,670
預金積金残高
306,220
311,005
320,182
316,780
320,126
貸出金残高
202,454
200,079
202,952
200,151
201,798
68,641
77,908
83,100
66,364
82,492
当期純利益
残高
有価証券残高
出資金
純資産額
12,567
13,152
14,397
14,764
16,682
総資産額
324,023
329,307
339,652
337,998
342,720
出資総額
3,036
3,003
2,993
2,944
2,949
出資総口数
6,072
6,007
5,987
5,888
5,898
会員数(人)
29,546
29,513
29,473
29,398
30,182
出資に対する配当金
88,683
89,160
89,135
87,786
116,407
(出資1口当たり)
単体自己資本比率
(15 円、3% )
(15 円、3% ) (15 円、3% )
(15 円、3%) (20 円、4%)
9.58%
10.03%
10.28%
10.31%
10.65%
職員数(人)
414
387
377
360
350
男性職員数
323
309
298
287
280
女性職員数
91
78
79
73
70
(注)1. 残高計数は期末日現在のもので、総資産額には債務保証見返は含んでおりません。
2. 単体自己資本比率は、信用金庫法第 89 条第 1 項において準用する銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき、信用金
庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基
準に係る算式に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。
3. 平成 18 年度の単体自己資本比率は、新しい自己資本比率規制に基づき算出しております。
業務純益・業務粗利益
「業務粗利益」は、預金、貸出金、
有価証券等の利息収支を示す
「資金運用収支」、各種手数料
の収支を示す「役務取引等収
支」、外国為替の売買損益等を
示す「その他業務収支」から
構成されています。
「業務純益」は、金融機関の主
要な本来業務での収益状況を
もっとも的確に示す重要な指
標であり、信用金庫法に基づ
く報告書様式(決算速報)に
よって算出したものです。具
体的には、この「業務粗利益」
から経費と一般貸倒引当金の
純繰入額等を差し引いたもの
です。
(単位:千円)
平成 16 年度
平成 17 年度
平成 18 年度
業務純益
2,295,029
1,979,146
2,479,101
資金運用収支
資金運用収益
資金調達費用
6,672,335
6,784,550
6,794,532
6,992,714
7,072,851
7,248,820
320,379
288,300
454,288
役務取引等収支
役務取引等収益
役務取引等費用
594,521
600,120
601,177
799,919
789,931
770,934
205,398
189,810
169,757
その他業務収支
その他業務収益
224,139
△ 691,120
101,360
237,195
234,046
107,923
その他業務費用
13,056
925,166
6,563
7,490,996
6,693,550
7,497,070
2.30
2.04
2.33
業務粗利益
業務粗利益率(%)
(注) 業務粗利益
1. 業務粗利益率= × 100
資金運用勘定平均残高
2. 国内業務部門と国際業務部門の区分はしておりません。
その他業務利益の内訳
(単位:千円)
平成 16 年度
外国為替売買損益
国債等債券関係損益
その他損益
合 計
24 Kosan Shinkin Bank
平成 17 年度
平成 18 年度
31,248
32,079
27,549
194,090
△ 723,049
73,860
△ 1,200
△ 150
△ 50
224,139
△ 691,120
101,360
資料編
資金運用・調達勘定の平均残高、利息、利回り
平成 17 年度
平成 16 年度
平均残高
(単位:平均残高 百万円、利息 千円、利回り %)
利 息
利回り
平均残高
平成 18 年度
利 息
利回り
平均残高
利 息
利回り
資金運用勘定
325,065
6,992,714
2.15
326,811
7,072,851
2.16
320,774
7,248,820
2.25
うち貸出金
200,024
5,902,807
2.95
201,167
5,809,919
2.88
199,178
5,924,654
2.97
うち預け金
41,193
71,039
0.17
41,405
104,709
0.25
44,502
182,525
0.41
うちコールローン
うち有価証券
資金調達勘定
うち預金積金
うち借用金
うちコールマネー
4
53
1.08
1
42
3.47
1
60
4.73
82,994
850,082
1.02
83,510
989,617
1.18
76,277
973,769
1.27
317,820
320,379
0.10
321,097
288,300
0.08
314,739
454,288
0.14
314,992
279,555
0.08
317,806
243,637
0.07
311,876
401,963
0.12
2,500
35,000
1.40
2,963
35,595
1.20
2,511
40,024
1.59
99
2,051
2.05
95
4,030
4.20
124
7,189
5.77
資金の運用、調達の構成を示しています。
利鞘
(単位:%)
平成 16 年度
資金運用利回
資金調達原価率
総資金利鞘
平成 17 年度
2.15
1.73
0.42
「総資金利鞘」は、「資金運用利
回」から「資金調達原価率」を
差し引いたもので、運用資金全
体の収益力をみる指標です。
平成 18 年度
2.16
1.66
0.50
2.25
1.73
0.52
受取利息・支払利息の分析
(単位:千円)
平成 16 年度
残高による増減 利率による増減
受取利息
平成 18 年度
平成 17 年度
純増減
残高による増減 利率による増減
純増減
残高による増減 利率による増減
純増減
128,003 △ 266,324 △ 138,321
37,651
42,486
80,137 △ 126,507
302,476
175,969
△ 82,411 △ 151,572
33,991
△ 126,879
△ 92,888
△ 56,593
171,328
114,735
うち貸出金
△ 69,161
うち預け金
36,031
△ 36,966
△ 935
368
33,302
33,670
8,354
69,462
77,816
うちコールローン
22
4
26
6
△ 17
△ 11
2
16
18
うち有価証券
40,112
△ 21,183
18,929
5,320
134,215
139,535 △ 147,282
131,434
△ 15,848
5,973
△ 59,741
△ 53,768
3,341
△ 35,420
△ 32,079
△ 5,591
171,579
165,988
5,423
△ 58,368
△ 52,945
2,521
△ 38,439
△ 35,918
△ 4,459
162,785
158,326
0
△ 95
△ 95
2,547
△ 1,952
595
△ 3,877
8,306
4,429
△ 13,297
13,074
△ 223
△ 80
2,059
1,979
1,403
1,756
3,159
支払利息
うち預金積金
うち借用金
うちコールマネー
(注)1. 残高及び利率の増減要因が重なる部分については、両者の増減割合に応じて按分する方法で算出しております。
2. 国内業務部門と国際業務部門の区分はしておりません。
受取利息と支払利息の前年度と比べた増減要因を分析しています。
総資産利益率
(単位:%)
平成 16 年度
総資産経常利益率
総資産当期純利益率
0.32
0.30
平成 17 年度
0.37
0.27
平成 18 年度
0.66
0.47
この比率は、資産規模に対す
る利益の比率をみる指標です。
(注)
経常(当期純)利益
総資産経常(当期純)利益率= × 100
総資産(除く債務保証見返)平均残高
Kosan Shinkin Bank 25
資料編
預貸率
お客様からお預かりした預金
のうちどのくらいを貸出金と
して運用しているかを示す指
標です。
(単位:%)
平成 16 年度
63.38
63.50
期 末
期中平均
平成 17 年度
63.18
63.29
平成 18 年度
63.03
63.86
平成 17 年度
20.94
26.27
平成 18 年度
25.76
24.45
平成 17 年度
平成 18 年度
(注)国内業務部門と国際業務部門の区分はしておりません。
預証率
お客様からお預かりした預金
のうちどのくらいを有価証券
として運用しているかを示す
指標です。
(単位:%)
平成 16 年度
25.95
26.34
期 末
期中平均
(注)国内業務部門と国際業務部門の区分はしておりません。
経費の内訳
(単位:千円)
平成 16 年度
人件費
報酬給料手当
退職給付費用
その他
3,144,611
2,501,640
340,574
302,397
3,086,321
2,437,405
337,849
311,065
2,986,732
2,392,689
319,922
274,120
物件費
事務費
うち旅費・交通費
通信費
事務機械賃借料
事務委託費
固定資産費
うち土地建物賃借料
保全管理費
事業費
うち広告宣伝費
交際費・寄贈費・諸会費
人事厚生費
減価償却費
その他
2,016,275
998,613
8,710
52,085
37,971
727,033
319,666
104,080
131,999
161,298
100,680
53,647
36,720
250,171
249,803
1,916,926
955,186
6,942
50,134
20,208
703,774
301,503
104,107
137,225
159,553
100,814
51,810
35,586
205,206
259,889
1,935,381
959,958
7,313
45,136
26,021
706,766
336,826
148,918
131,207
155,372
94,589
54,328
35,990
190,695
256,538
税 金
合 計
111,301
114,017
117,728
5,272,188
5,117,265
5,039,843
貸倒引当金内訳
自己査定結果により、
「一般貸
倒引当金」は、過去の貸倒実
績率に基づき厳格に引き当
て、
「個別貸倒引当金」は、個
別の貸出金等を評価して適正
額を引き当てております。
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
合 計
平成 16 年度
平成 17 年度
平成 18 年度
平成 16 年度
平成 17 年度
平成 18 年度
平成 16 年度
平成 17 年度
平成 18 年度
(単位:百万円)
期首残高
当期増加額
1,612
1,247
916
4,743
2,070
2,296
6,355
3,318
3,212
1,247
916
927
2,070
2,296
2,175
3,318
3,212
3,102
当期減少額
目的使用
その他
−
−
−
2,847
458
221
2,847
458
221
貸出金償却額
直接引き落とした償却額と
なっています。
26 Kosan Shinkin Bank
貸出金償却額
1,612
1,247
916
1,895
1,612
2,074
3,507
2,859
2,991
期末残高
1,247
916
927
2,070
2,296
2,175
3,318
3,212
3,102
(単位:千円)
平成 16 年度
1,124,618
平成 17 年度
730,261
平成 18 年度
726,577
資料編
預金に関する指標
預金科目別平均残高
流動性預金
当座預金
普通預金
貯蓄預金
通知預金
別段預金
納税準備預金
定期性預金
定期預金
定期積金
その他
非居住者円預金
外貨預金
計
譲渡性預金
合 計
(単位:残高 百万円、構成比 %)
平成 16 年度
平均残高 構成比
28.9
91,299
3.6
11,342
24.3
76,760
0.2
845
0.1
543
0.5
1,681
0.0
125
71.0
223,666
61.2
192,929
9.7
30,737
0.0
26
0.0
11
0.0
14
100.0
314,992
−
−
314,992
100.0
平成 17 年度
平成 18 年度
平均残高 構成比
平均残高 構成比
97,255
30.6
97,476
31.2
12,292
3.8
12,609
4.0
81,863
25.7
81,848
26.2
767
0.2
672
0.2
522
0.1
580
0.1
1,676
0.5
1,623
0.5
133
0.0
142
0.0
220,534
69.3 214,370
68.7
190,523
59.9 187,543
60.1
30,011
9.4
26,826
8.6
16
0.0
28
0.0
5
0.0
4
0.0
10
0.0
23
0.0
317,806
100.0 311,876
100.0
−
−
−
−
317,806
100.0
311,876
100.0
(注)国内業務部門と国際業務部門の区分はしておりません。
定期預金残高
(単位:百万円)
平成 16 年度
固定金利定期預金
変動金利定期預金
その他
合 計
平成 17 年度
平成 18 年度
191,411
104
19
185,462
91
19
188,924
56
18
191,535
185,573
188,999
預金者別残高
(単位:残高 百万円、構成比 %)
平成 16 年度
残 高
構成比
平成 17 年度
残 高
構成比
平成 18 年度
残 高
構成比
個 人
215,340
67.2 210,998
66.6
213,844
66.7
法 人
104,842
97,170
6,067
1,603
32.7 105,781
30.3
96,479
1.8
7,975
0.5
1,326
33.3
106,281
30.4
2.5
0.4
99,073
6,575
632
33.1
30.9
2.0
0.1
320,182
100.0 316,780
100.0
320,126
100.0
うち一般法人
うち金融機関
うち公金
合 計
財形貯蓄残高
財形貯蓄
(単位:百万円)
平成 16 年度
148
平成 17 年度
127
平成 18 年度
118
平成 17 年度
12,671
12,712
平成 18 年度
12,805
12,475
平成 17 年度
867
845
平成 18 年度
896
861
一店舗当たりの預金残高
期末残高
平均残高
平成 16 年度
12,314
12,115
(単位:百万円)
役職員一人当たりの預金残高
期末残高
平均残高
平成 16 年度
831
789
(単位:百万円)
Kosan Shinkin Bank 27
資料編
貸出金に関する指標
貸出金科目別平均残高
(単位:残高 百万円、構成比 %)
平成 16 年度
平均残高
割引手形
手形貸付
証書貸付
当座貸越
合 計
8,558
19,080
166,989
5,396
200,024
構成比
4.2
9.5
83.4
2.6
100.0
平成 17 年度
平均残高
7,667
17,613
170,833
5,053
201,167
構成比
3.8
8.7
84.9
2.5
100.0
平成 18 年度
平均残高
7,258
15,807
171,843
4,268
199,178
構成比
3.6
7.9
86.2
2.1
100.0
(注)国内業務部門と国際業務部門の区分はしておりません。
貸出金金利区分別残高
(単位:残高 百万円、構成比 %)
平成 16 年度
残 高
構成比
固定金利
57.4
110,175
55.0
106,779
52.9
変動金利
短期プライムレート
長期プライムレート
86,282
22,625
63,657
42.5
11.1
31.3
89,976
18,060
71,915
44.9
9.0
35.9
95,018
9,676
85,341
47.0
4.7
42.2
合 計
202,952
100.0
200,151
100.0
201,798
100.0
農・林・水産・鉱業
建設業
製造業
卸売・小売業
金融・保険業
不動産業
情報通信業
運輸業
各種サービス
地方公共団体
個 人
合 計
会 員
会員外
(単位:残高 百万円、構成比 %)
平成 16 年度
残 高
構成比
10
0.0
14,914
7.3
17,661
8.7
47,587
23.4
1,004
0.4
41,634
20.5
6,415
3.1
4,074
2.0
33,558
16.5
95
0.0
35,994
17.7
202,952
100.0
197,882
97.5
5,069
2.4
平成 17 年度
残 高
構成比
14
0.0
14,477
7.2
17,529
8.7
46,134
23.0
1,036
0.5
42,421
21.1
6,462
3.2
3,965
1.9
31,829
15.9
77
0.0
36,203
18.0
200,151
100.0
196,066
97.9
4,085
2.0
平成 16 年度
残 高
構成比
58,690
28.9
144,261
71.0
202,952
100.0
平成 17 年度
構成比
残 高
57,582
28.7
142,569
71.2
200,151
100.0
貸出金使途別残高
設備資金
運転資金
合 計
消費者ローン
住宅ローン
合 計
平成 18 年度
残 高
構成比
−
−
14,217
7.0
17,373
8.6
46,412
22.9
1,264
0.6
46,256
22.9
6,387
3.1
3,661
1.8
32,184
15.9
72
0.0
33,968
16.8
201,798
100.0
198,351
98.2
1.7
3,446
(単位:残高 百万円、構成比 %)
消費者ローン・住宅ローン残高
28 Kosan Shinkin Bank
平成 18 年度
残 高
構成比
116,669
貸出金業種別残高
当金庫の融資先は、卸売・小
売業、不動産業、個人、サー
ビス業の順となっており、業
種別ではバランスのとれた構
成比となっています。
平成 17 年度
残 高
構成比
平成 16 年度
6,783
14,614
21,398
平成 18 年度
残 高
構成比
27.4
55,363
72.5
146,434
100.0
201,798
(単位:百万円)
平成 17 年度
5,997
14,387
20,385
平成 18 年度
5,451
13,615
19,067
資料編
貸出金の担保別内訳
当金庫預金積金
有価証券
動 産
不動産
その他
計
信用保証協会・信用保証
保 証
信 用
合 計
(単位:百万円)
平成 16 年度
25,922
72
−
70,308
22
96,325
44,252
11,251
51,121
202,952
平成 17 年度
22,628
73
−
69,765
13
92,481
43,966
12,195
51,508
200,151
平成 18 年度
20,526
87
−
73,708
61
94,384
47,992
14,991
44,430
201,798
平成 16 年度
130
−
−
16,601
0
16,732
187
126
218
17,264
平成 17 年度
131
−
−
15,059
0
15,190
179
297
173
15,841
平成 18 年度
164
−
−
13,919
−
14,084
223
494
81
14,884
平成 16 年度
16,643
208
320
2,032
34
19,240
平成 17 年度
15,502
113
78
1,867
30
17,591
平成 18 年度
14,589
72
67
1,868
26
16,623
債務保証見返の担保別内訳
当金庫預金積金
有価証券
動 産
不動産
その他
計
信用保証協会・信用保証
保 証
信 用
合 計
(単位:百万円)
代理貸付残高の内訳
信金中央金庫
国民生活金融公庫
中小企業金融公庫
住宅金融公庫
福祉医療機構
合 計
(単位:百万円)
一店舗当たりの貸出金残高
期末残高
平均残高
平成 16 年度
7,805
7,693
(単位:百万円)
平成 17 年度
8,006
8,046
平成 18 年度
8,071
7,967
平成 17 年度
548
535
平成 18 年度
565
550
役職員一人当たりの貸出金残高
期末残高
平均残高
平成 16 年度
527
501
代理貸付は、当金庫が他の金
融機関との業務委託契約に基
づいて委託金融機関の資金を
貸出する制度です。
(単位:百万円)
Kosan Shinkin Bank 29
資料編
有価証券に関する指標
有価証券の残存期間別残高
(単位:百万円)
平成 18 年度
1 年以下
国 債
地方債
社 債
株 式
外国証券
投資信託
その他の証券
4,050
1,719
1,022
−
−
−
−
1年超
3 年以下
3 年超
5 年以下
25,254
1,624
5,831
−
−
−
−
5 年超
7 年以下
20,086
−
3,113
−
−
−
−
7 年超
10 年以下
−
−
−
−
1,000
−
−
期間の定め
のないもの
10 年超
−
−
195
−
1,000
−
−
−
−
−
−
7,500
−
−
−
−
−
3,331
−
3,955
2,806
合 計
49,391
3,343
10,163
3,331
9,500
3,955
2,806
(単位:百万円)
平成 17 年度
1 年以下
国 債
地方債
社 債
株 式
外国証券
投資信託
その他の証券
−
3
819
−
−
−
−
1年超
3 年以下
3 年超
5 年以下
10,697
3,077
3,609
−
−
−
−
5 年超
7 年以下
23,972
306
5,548
−
−
−
−
7 年超
10 年以下
1,997
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
1,000
−
−
−
−
−
−
8,500
−
−
有価証券の種類別残高
有価証券は、余裕資金の運用
手段の一つとして位置付けて
おります。
運用に際しては、国債を中心
とした高格付けの債券を投資
対象とし、選定しています。
−
−
−
1,726
−
1,851
3,254
合 計
36,667
3,386
9,977
1,726
9,500
1,851
3,254
(単位:百万円)
平成 16 年度
期末残高
国 債
地方債
社 債
株 式
外国証券
投資信託
その他の証券
合 計
期間の定め
のないもの
10 年超
平成 17 年度
平均残高
39,576
3,991
27,440
704
8,500
891
1,995
83,100
37,116
3,312
31,128
560
8,871
528
1,477
82,994
期末残高
36,667
3,386
9,977
1,726
9,500
1,851
3,254
66,364
平均残高
40,100
4,908
24,208
1,016
9,513
1,529
2,233
83,510
有価証券の時価情報
平成 18 年度
期末残高
49,391
3,343
10,163
3,331
9,500
3,955
2,806
82,492
平均残高
45,910
3,371
10,072
2,256
9,235
2,672
2,759
76,277
(単位:百万円)
平成 18 年度
貸借対照表
計上額
売買目的
満期保有目的
債券
その他
子会社・子法人等株式
その他有価証券
債券
株式
その他
合計
ー
9,600
100
9,500
40
72,852
62,799
3,291
6,762
82,492
時 価
ー
9,032
100
8,932
40
72,852
62,799
3,291
6,762
81,925
償却原価額
(翌期初簿価)
ー
9,600
100
9,500
40
71,477
62,737
2,934
5,805
81,117
評価損益
ー
△ 567
0
△ 567
ー
1,375
62
357
956
808
うち評価益 うち評価損
ー
ー
0
567
0
ー
0
567
ー
ー
1,552
177
185
123
397
40
969
13
1,553
744
(単位:百万円)
平成 17 年度
貸借対照表
計上額
売買目的
満期保有目的
その他
子会社・子法人等株式
その他有価証券
債券
株式
その他
合計
ー
9,500
9,500
40
56,824
50,031
1,686
5,106
66,364
時 価
ー
8,570
8,570
40
56,824
50,031
1,686
5,106
65,434
償却原価額
(翌期初簿価)
ー
9,500
9,500
40
56,098
50,309
1,432
4,356
65,638
評価損益
△
△
△
△
ー
929
929
ー
726
278
254
750
203
うち評価益 うち評価損
ー
ー
3
932
3
932
ー
ー
1,106
380
92
370
263
9
751
0
1,110
1,313
(注) 1.「時価」は、上場有価証券については決算日時価とし、非上場有価証券については価格の算定が可能なものは時価相当額とし、その他
のものについては取得価格としております。
2. 評価損益は、時価と償却原価額(翌期初簿価)との差額を表示しております。
3.「その他」は外国証券及び投資信託等です。
30 Kosan Shinkin Bank
資料編
概要・その他
内国為替取扱実績
送金・振込
代金取立
(単位:金額 百万円)
仕向為替
被仕向為替
仕向為替
被仕向為替
平成 16 年度
件 数
金 額
574,571 460,754
453,988 547,918
17,323
11,707
4,998
8,215
平成 17 年度
件 数
金 額
545,949 449,389
449,887 557,672
15,801
11,285
4,810
6,920
平成 18 年度
件 数
金 額
517,121 424,276
455,179 562,108
12,605
10,363
3,841
5,966
平成 16 年度
件 数
金 額
2,088
49,966
278
6,125
1,810
43,841
814
12,179
746
8,841
40
658
28
2,680
385
284
3,287
62,431
226
10,514
平成 17 年度
件 数
金 額
2,094
51,658
347
11,713
1,747
39,944
782
9,718
728
7,505
33
233
21
1,980
210
234
3,086
61,612
166
9,026
平成 18 年度
件 数
金 額
2,018
45,297
275
11,545
1,743
33,752
923
9,119
872
6,804
33
634
18
1,680
178
165
3,106
54,594
135
8,191
外国為替取扱実績
(単位:千米ドル)
貿易取引
輸 出
輸 入
貿易外取引
海外送金他
外貨預金
インパクトローン
外貨両替
合 計
信用状開設
外貨建資産残高
(単位:千米ドル)
外貨貸出金
外国他店預け
取立外国為替
外国通貨
コールローン
合 計
平成 16 年度
370
141
367
17
11
907
平成 17 年度
270
159
420
19
11
880
平成 18 年度
270
152
813
21
11
1,268
平成 16 年度
53
平成 17 年度
52
平成 18 年度
52
平成 17 年度
613
241
372
861
平成 18 年度
397
ー
397
789
自動機器設置台数
外貨貸出金は、外貨建のご融
資であるインパクトローンで
す。外国他店預けは、他の金
融機関に預けている外貨建の
流動性預金です。取立外国為
替は、輸入業者への輸入ユー
ザンス(本邦ローン)
などです。
(単位:台)
現金自動預入支払機(ATM)
公共債引受及び窓口販売実績
(単位:百万円)
平成 16 年度
779
372
407
112
公共債引受額
国 債
政保債
窓口販売実績
デリバティブ取引の状況
(単位:百万円)
区分
平成 16 年度
種類
店頭
先物為替予約
売 建
買 建
契約額等
うち 1 年超
101
100
−
−
時価
102
102
平成 17 年度
評価損益 契約額等
△1
2
46
46
うち 1 年超
−
−
時価
46
46
平成 18 年度
評価損益 契約額等
0
0
42
38
うち 1 年超
−
−
時価
42
39
評価損益
0
0
(注 )1. 上記取引については時価評価を行い、評価損益を損益計算書に計上しております。尚、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び
監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 25 号)に基づきヘッジ会計を適用している先物為替予約取引については、上記記載
から除いております。
2. 時価の算定
割引現在価値等により算定しております。
先物外国為替取引以外の取引所金融先物取引、金融デリバティブ取引、オプション取引等
に該当する取引はありません。
金銭の信託の時価情報
該当する取引はありません。
商品有価証券の種類別平均残高
該当する取引はありません。
Kosan Shinkin Bank 31
資 料 編︵ 連 結 ︶
金庫及び子会社等に関する事項
当金庫グループの主要な事業の内容及び組織の構成
企業集団は、当金庫、子会社 2 社で構成され、信用金庫業務を中心に事務受託業務、人材派遣業務などの金融サービスを提
供しております。
本店ほか支店24店舗
興産信用金庫
国 内
(株)こうしんサービス
子会社2社
(株)こうさんビジネスサービス
子会社の状況
会 社 名
事業の内容
設立年月日
資本金
当金庫の
議決権比率
事務用品販売、不動産管理
昭和 63 年 5 月 27 日
2,000 万円
100%
子会社等の
議決権比率
−
平成 03 年 6 月 12 日
2,000 万円
100%
−
所 在 地
(株)こうしんサービス
新宿区余丁町 8−16
(株)こうさんビジネスサービス
渋谷区西原 3−7 − 7 事務受託、人材派遣
平成18 年度の業績(連結)
厳しい金融環境のなか、当金庫グループ全体で経営の合理化、効率化に努めました結果、経常利益は単体比 8 百万円増の
2,237 百万円となり、当期純利益は単体比 7 百万円増の 1,584 百万円となりました。また、当金庫グループ全体の健全性・
安全性を示す連結自己資本比率は 10.71%となりました。
連結貸借対照表
科 目
(単位:百万円)
平成 17 年度
平成 18 年度
科 目
(資産の部)
現金及び預け金
64,712
金融機関貸付等
1
買入手形及びコールローン 買入金銭債権
有価証券
51,741
1
50
316,682
320,015
3,781
2,500
売渡手形及びコールマネー
1,144
1,899
賞与引当金
254
241
退職給付引当金
615
641
役員退職慰労引当金
167
38
再評価に係る繰延税金負債
499
466
82,452
68
114
その他資産
1,700
2,400
動産不動産
7,175
債務保証
有形固定資産
6,219
建物
1,359
土地
4,302
負債の部合計
210
出資金
その他の有形固定資産
346
利益剰余金
無形固定資産
397
処分未済持分
0
会員勘定合計
396
その他有価証券評価差額金
繰延税金資産
1,026
638
繰延ヘッジ損益
債務保証見返
15,841
14,884
△ 3,212
△ 3,102
その他の無形固定資産
15,841
14,884
338,987
340,817
(純資産の部)
会員勘定
建設仮勘定
ソフトウェア
128
その他負債
201,798
貸倒引当金
平成 18 年度
50
66,324
外国為替
預金積金
借用金
200,151
貸出金
平成 17 年度
(負債の部)
土地再評価差額金
14,852
2,944
2,949
10,787
12,356
△ 21
499
947
642
570
0
評価・換算差額等合計
1,518
純資産の部合計
資産の部合計
32 Kosan Shinkin Bank
353,840
357,595
負債及び純資産の部合計
△ 45
15,259
16,778
353,840
357,595
科 目
連結剰余金計算書
(単位:千円)
科 目
平成17 年度 平成18 年度
経常収益
資金運用収益
貸出金利息
預け金利息
金融機関貸付等利息
買入手形利息及びコールローン利息
有価証券利息配当金
その他の受入利息
役務取引等収益
その他業務収益
その他経常収益
経常費用
資金調達費用
預金利息
給付補てん備金繰入額
借用金利息
売渡手形利息及びコールマネー利息
その他の支払利息
役務取引等費用
その他業務費用
経費
その他経常費用
貸出金償却
貸倒引当金繰入額
その他の経常費用
経常利益
特別利益
償却債権取立益
その他の特別利益
特別損失
固定資産処分損
減損損失
その他の特別損失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純利益
9,176,546
7,072,854
5,809,919
104,711
42
989,619
168,562
788,865
234,046
1,080,781
7,889,307
288,286
227,215
16,408
39,626
5,036
189,810
925,166
4,711,926
1,774,117
730,261
352,775
691,080
1,287,238
1,495
1,495
−
118,636
31,513
84,184
2,939
1,170,098
16,684
201,302
952,111
9,046,316
7,248,823
5,924,654
182,526
60
973,772
167,810
770,357
107,923
919,211
6,808,992
454,221
387,119
14,777
40,024
7,189
5,110
169,757
6,563
4,620,468
1,557,982
726,577
111,326
720,078
2,237,323
129,337
565
128,771
91,184
47,437
43,747
−
2,275,476
536,049
155,250
1,584,175
(利益剰余金の部)
利益剰余金期首残高
利益剰余金増加高
当期純利益
土地再評価差額金取崩額
利益剰余金減少高
配当金
利益剰余金期末残高
(単位:千円)
平成17 年度
平成 18 年度
9,872,673
1,004,431
952,111
52,320
89,135
89,135
10,787,970
10,787,970
1,655,939
1,584,175
71,763
87,786
87,786
12,356,122
連結自己資本比率(国内基準)
(単位:金額 千円、比率:%)
項 目
平成 17 年度 平成 18 年度
基本的項目計
(A)
13,623,216 15,143,107
出資金
2,949,321
2,944,492
利益剰余金
10,700,183 12,239,714
処分未済持分(△)
45,929
21,459
補完的項目計
(B)
2,894,143
3,429,935
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額
513,892
467,021
の差額の 45%相当額
一般貸倒引当金
916,043
927,121
負債性資本調達手段等
2,500,000
2,500,000
補完的項目不算入額(△)
500,000
1,000,000
自己資本総額(A)+(B) (C)
17,053,152 18,037,250
控除項目計
(D)
ー
−
自己資本額(C)−(D)
(E)
17,053,152 18,037,250
リスク・アセット等計
(F)
164,403,579 168,314,509
資産(オン・バランス)項目
150,062,116 141,851,913
オフ・バランス取引等項目
14,341,463 12,512,078
オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た金額
13,950,516
連結自己資本比率(E)/(F)×100
10.37
10.71
※平成 18 年度の自己資本比率は、新しい自己資本比率規制に基づき算出しております。「自
己資本の充実の状況等について」、36 ページ以降に掲載しておりますので、ご覧下さい。
「連結自己資本比率」は、国内基準を大きく上回っています。
主要な連結経営指標
連結経常収益
連結経常利益
連結当期純利益
連結純資産額
連結総資産額
連結自己資本比率
資 料 編︵ 連 結 ︶
連結損益計算書
(単位:百万円)
平成14 年度
8,928
平成15 年度
8,286
平成16 年度
8,470
331
1,535
12,629
323,992
9.63%
1,204
1,057
13,222
329,297
10.07%
1,086
1,030
14,473
339,645
10.33%
平成17 年度
9,176
平成18 年度
9,046
1,287
952
14,852
337,998
10.37%
2,237
1,584
16,778
342,711
10.71%
(注)「連結自己資本比率」は、信用
金庫法第 89 条第1項におい
て準用する銀行法第 14 条の
2 の規定に基づき、信用金庫
及びその子会社等がその保有
する資産等に照らし自己資本
の充実の状況が適当かどうか
を判断するために金融庁長官
が定める基準に係る算式に基
づき算出しております。
なお、当金庫グループは国内
基準を採用しております。
(注)1.残高計数は期末日現在のもので、連結総資産額には債務保証見返は含んでおりません。
2.平成 18 年度の連結自己資本比率は、新しい自己資本比率規制に基づき算出しております。
連結リスク管理債権
区 分
破綻先債権
延滞債権
3 ヵ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
合 計
(単位:百万円)
平成17 年度
676
13,359
24
5,484
19,544
平成18 年度
982
13,776
9
3,921
18,689
事業の種類別セグメント情報
連結会社は信用金庫業務以外に一部で人材派遣業等の事業を営
んでおりますが、それらの事業の全セグメントに占める割合が
僅少であるため、事業の種類別セグメント情報は記載しており
ません。
Kosan Shinkin Bank 33
資料編︵連結︶
連結貸借対照表の注記
1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売
却原価は主として移動平均法により算定)、時価のないものについては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、全
部純資産直入法により処理しております。
3. 当金庫の有形固定資産の減価償却は、定率法(ただし、平成 10 年 4 月 1 日以後に取得した建物(建物附属設備を除く。)については定額法)を採用しております。なお、主な耐用年数
は次のとおりであります。
建物 34 年∼ 50 年 その他の有形固定資産 5 年∼ 15 年
連結される子会社の有形固定資産については、資産の見積耐用年数に基づき、主として定額法により償却しております。
4. 無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。なお、自金庫利用のソフトウェアについては、当金庫及び連結される子会社で定める利用可能期間に基づいて償却しており
ます。
5. 当金庫の外貨建資産・負債は、主として連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。
6. 当金庫の貸倒引当金は、関係法令、企業会計原則等に準拠した資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下 「 破綻先 」 という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下 「 実質破綻先 」 という。)に係る債権につ
いては、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営
破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その
残額のうち必要と認める額を計上しております。
上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率を考慮し予想損失率を債権額に乗じた額を計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店が一次の資産査定を実施し、当該部署から独立した監査部資産査定課が二次の資産査定を行い、監査部監査課が査定結果を監査
しており、その査定結果に基づき上記の引当を行っております。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額
から直接減額しており、その累計金額は、4,627 百万円であります。
7. 賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
8. 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、数理計算上の差異の費用
処理方法は、各連結会計年度の発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数(10 年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。
また、当金庫及び連結される子会社は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、当該企業年金制度における当金庫及び連
結される子会の年金資産(掛金拠出割合按分額)は 5,896 百万円であります。
9. 役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支給に備えるため、内規に基づく期末要支給額に相当する額を計上しております。
通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。
10. 当金庫及び連結される子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、
11. 当金庫の外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、「 銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い 」(日本公認会計
士協会業種別監査委員会報告第 25 号。)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う
通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することにより
ヘッジの有効性を評価しております。
12. 当金庫及び連結される子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。
13. 当金庫の理事との間の取引による理事に対する金銭債権総額 17 百万円
4,164 百万円
14. 有形固定資産の減価償却累計額
15. 当金庫の繰延税金資産は将来の合理的な見積可能期間(5 年間)内の課税所得額及び将来減算一時差異の回収スケジュールに基づいて計上しております。なお、「繰延税金資産」は、「繰
延税金負債」と相殺した金額を計上しております。
<繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳> 平成 18 年 3 月 31 日現在
平成 19 年 3 月 31 日現在
繰延税金資産
貸出金直接償却及び貸倒引当金損金算入限度超過額
1,589 百万円
1,461 百万円
未払事業税
ー 百万円
34 百万円
役員退職慰労引当金損金算入限度超過額
52 百万円
12 百万円
賞与引当金損金算入限度超過額
79 百万円
75 百万円
退職給付引当金損金算入限度超過額
192 百万円
200 百万円
税務上の繰越欠損金
78 百万円
ー 百万円
その他
74 百万円
61 百万円
繰延税金資産小計
2,066 百万円
1,845 百万円
評価性引当額
△ 812 百万円
△ 779 百万円
繰延税金資産合計
1,254 百万円
1,066 百万円
繰延税金負債
有価証券評価差額金
227 百万円
427 百万円
繰延税金資産の純額
1,026 百万円
638 百万円
16. 連結貸借対照表に計上した固定資産のほか、所有権移転外ファイナンス・リ−ス契約により使用している重要な固定資産として電子計算機、オンライン端末機及び為替専用端末機等があ
ります。
17. 貸出金のうち、破綻先債権額は 982 百万円、延滞債権額は 13,776 百万円であります。
なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった
貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下 「 未収利息不計上貸出金 」 という。)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第 1 項第 3 号のイからホに掲げる事由
又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
18. 貸出金のうち、3 カ月以上延滞債権額は 9 百万円であります。
なお、3 カ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。
19. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 3,921 百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行っ
た貸出金で破綻先債権、延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に該当しないものであります。
20. 破綻先債権額、延滞債権額、3 カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は 18,689 百万円であります。
なお、17. から 20. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
21. ローン・パーティシペーションで、平成 7 年 6 月 1 日付日本公認会計士協会会計制度委員会報告第 3 号に基づいて、参加者に売却したものとして会計処理した貸出金の元本の連結会計
年度末残高の総額は、107 百万円であります。
22. 手形割引は、業種別監査委員会報告第 24 号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた銀行引受手形及び商業手形は、売却又は ( 再 ) 担保という方法で自由に処
分できる権利を有しておりますが、その額面金額は 7,987 百万円であります。
23. 担保に供している資産は、次のとおりであります。
担保に供している資産
有価証券 376 百万円
担保資産に対応する債務
預 金 376 百万円
上記のほか、内国為替決済等取引の担保として、有価証券 8,152 百万円及び預け金 100 百万円を差し入れております。
24. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号)に基づき、当金庫の事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を 「 再
評価に係る繰延税金負債 」 として負債勘定に計上し、これを控除した金額を 「 土地再評価差額金 」 として純資産の部に計上しております。
再評価を行った年月日
平成 11 年 3 月 31 日
同法律第 3 条第 3 項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号)第 2 条第 4 号に定める路線価及び路線価のない土地
は第 2 条第 3 号に定める固定資産税評価額に基づいて、それぞれ合理的な調整を行って算出しております。
なお、
同法律第10 条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額は△ 864 百万円であります。
借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付借入金
2,500 百万円が含まれております。
25.
26.「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(証券取引法第 2 条第 3 項)による社債に対する当金庫の保証債務の額は 100 百万円であります。
27. 出資 1 口当たりの純資産額 2,889 円 38 銭
「1 株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準第 4 号平成 14 年 9 月 25 日)が平成 18 年 1 月 31 日付で改正され、会社法施行日以後終了する連結会計年度か
ら適用されることになったことに伴い、当連結会計年度から同適用指針を適用し、出資 1 口当たり純資産額は「繰延ヘッジ損益」を含めて算出しております。
34
Kosan Shinkin Bank
資料編︵連結︶
「国債」、
「地方債」、
「社債」、
「株式」、
「その他の証券」が含まれております。以下、31.まで同様であります。
28. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、
満期保有目的の債券で時価のあるもの
連結貸借対照表計上額 時 価 差 額 うち益 うち損
債券
100 百万円
100 百万円
0 百万円
0 百万円
ー 百万円
社債
100 百万円
100 百万円
0 百万円
0 百万円
ー 百万円
その他
9,500 百万円
8,932 百万円
△ 567 百万円
0 百万円
567 百万円
合 計
9,600 百万円
9,032 百万円
△ 567 百万円
0 百万円
567 百万円
その他有価証券で時価のあるもの
取得原価 連結貸借対照表計上額 評価差額 うち益 うち損
株式
2,744 百万円
3,102 百万円
357 百万円
397 百万円
40 百万円
債券
62,737 百万円
62,799 百万円
62 百万円
185 百万円
123 百万円
国債
49,308 百万円
49,391 百万円
83 百万円
158 百万円
74 百万円
地方債
3,335 百万円
3,343 百万円
7 百万円
8 百万円
1 百万円
社債
10,093 百万円
10,063 百万円
△ 29 百万円
18 百万円
47 百万円
その他
5,805 百万円
6,762 百万円
956 百万円
969 百万円
13 百万円
合 計
71,287 百万円
72,663 百万円
1,375 百万円
1,552 百万円
177 百万円
なお、上記の評価差額から繰延税金負債 427 百万円を差し引いた額 947 百万円が 「 その他有価証券評価差額金 」 に含まれております。
29. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
その他有価証券 5,934 百万円 264 百万円 74 百万円
30. 時価のない有価証券のうち、主なものの内容と連結貸借対照表計上額は、次のとおりであります。
内 容 連結貸借対照表計上額
その他有価証券
非上場株式 189 百万円
31. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の期間ごとの償還予定額は次のとおりであります。
1 年以内 1 年超 5 年以内 5 年超 10 年以内 10 年超
債券
6,792 百万円
55,911 百万円
195 百万円
− 百万円
国債
4,050 百万円
45,341 百万円
− 百万円
− 百万円
地方債
1,719 百万円
1,624 百万円
− 百万円
− 百万円
社債
1,022 百万円
8,945 百万円
195 百万円
− 百万円
その他
−百万円
424 百万円
2,240 百万円
7,500 百万円
合 計
6,792 百万円
56,335 百万円
2,435 百万円
7,500 百万円
32. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を
貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、11,260 百万円であります。このうち契約残存期間が 1 年以内のものが 3,628 百万円あります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫及び連結される子会社の将来のキャッシュ・フローに影響を与え
るものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫及び連結される子会社が実行申込みを受けた融資の拒絶又
は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めて
いる金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
33.「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準第 5 号平成 17 年 12 月 9 日)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会計基
準適用指針第 8 号平成 17 年 12 月 9 日)が会社法施行日以後終了する事業年度から適用されることになったこと等から、「信用金庫法施行規則」(昭和 57 年大蔵省令第 15 号)別紙
様式が「無尽業法施行細則等の一部を改正する内閣府令」(内閣府令第 60 号平成 18 年 4 月 28 日)により改正され、平成 18 年 4 月 1 日以後開始する事業年度から適用されること
になったことに伴い、当連結会計年度から以下のとおり表示を変更しております。
(1)「会員勘定」は「純資産の部」とし、会員勘定、評価・換算差額等に区分のうえ表示しております。
なお、当連結会計年度末における従来の「会員勘定」の合計に相当する金額は 16,778 百万円であります。
(2)「利益剰余金」に内訳表示していた「特別積立金」及び「当期未処分剰余金」は、「その他利益剰余金」に内訳表示しております。
(3)純額で「繰延ヘッジ損失」(又は「繰延ヘッジ利益」)として「その他資産」(又は「その他負債」)に計上していたヘッジ手段に係る損益又は評価差額は、税効果額を控除のうえ評価・
換算差額等の「繰延ヘッジ損益」として相殺表示しております。
(4)「株式等評価差額金」は、「その他有価証券評価差額金」として表示しております。
(5)「金融機関貸付等」に内訳表示されていた「金融機関貸付金」は、
「貸出金」に含まれております。また、
「買入手形」、
「コールローン」、
「買現先勘定」、
「債券貸借取引支払保証金」は、
大科目として表示しております。
(6)「動産不動産」は、「有形固定資産」、「無形固定資産」または「その他資産」に区分して表示しております。
①これにより、従来の「動産不動産」中の「事業用不動産」は、「有形固定資産」中の「建物」「土地」として、「事業用動産」「所有動産不動産」は、「その他の有形固定資産」とし
て区分表示し、「建設仮勘定」は、「有形固定資産」中の「建設仮勘定」として表示しております。
②「動産不動産」中の「保証金その他」のうち権利金は、
「無形固定資産」中の「その他の無形固定資産」として、保証金は、
「その他資産」中の「その他の資産」として表示しております。
③「その他資産」中の「その他の資産」に含めて表示していたソフトウェアは、「無形固定資産」中の「ソフトウェア」として表示しております。
(7)「借用金」に内訳表示されていた「売渡手形」、「コールマネー」、「売現先勘定」、「債券貸借取引受入担保金」は、大科目として表示しております。
連結損益計算書の注記
1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
2. 出資 1 口当たり当期純利益金額 270 円 95 銭
3. その他の経常収益には、債権売却益 317,970 千円、償却債権取立益のうち部分直接償却を行った貸出金等の取立額 121,853 千円、過年度不計上未収利息受入 25,288 千円、睡眠
預金口座雑益繰入 8,407 千円を含んでおります。
4. 当期連結会計年度において、以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
地 域 主な用途 種 類 減損損失
静岡県熱海市 遊休不動産 土地及び建物
43,301 千円
栃木県那須町 遊休不動産 土地
358 千円
千葉県君津市 遊休不動産 土地
87 千円
合 計
43,747 千円
資産のグルーピングは、営業店(本店、営業部を含む)ごとに継続的な収支の把握を行っていることから、営業用店舗については各営業店を、遊休資産は各資産を、グルーピングの最小
単位としております。また、独立したキャッシュ・フローを生み出さない本部及び賃貸資産等については共用資産としております。
当連結会計年度においては、地価の下落等により、遊休資産 3 ヶ所の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額 43,747 千円を「減損損失」として特別損失に計上しております。
なお、当連結会計年度の減損損失の測定に使用した回収可能価額は正味売却価額であります。正味売却価額は、「不動産鑑定評価基準」(国土交通省 平成 14 年 7 月 3 日改正)等に基
づき算定しております。
5.「金融機関貸付等利息」に内訳表示されていた「買入手形利息及びコールローン利息」は、「資金運用収益」の内訳科目として表示しております。
6.「借用金利息」に含めていた「売渡手形利息及びコールマネー利息」は、「資金調達費用」の独立科目として表示しております。
7.「動産不動産処分損」は、「固定資産処分損」として表示しております。
Kosan Shinkin Bank 35
自己資本の充実の
状況等
自己資本の充実の状況等について
バーゼルⅡ第 3 の柱に係るディスクロージャー項目
今年度より、従来からの開示項目に加え、新しい自己資本比率規制(BIS 規制)に従った金融庁告示第 16 号「信用金庫法施行規則第
132 条第 1 項第 5 号ニ等の規定に基づき、自己資本の充実の状況等について金融庁長官が別に定める事項」により、自己資本の充実の
状況等についての「定性的な事項」と「定量的な事項」を開示いたします。
<ご覧いただくにあたっての留意点>
連結における定性的な開示事項は、単体の開示事項の内容と同様であるため、省略しております。
本開示は、平成 18 年度以降に適用される新自己資本比率規制に対応しているため、平成 17 年度の計数を算定しておりません。
当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、一部「地域別」の区分は省略しております。
Ⅰ.単体における事業年度の開示事項
1.自己資本の構成に関する事項
自己資本調達手段の概要
自己資本は、主に基本的項目(Tier1)と補完的項目(Tier2)で構成されております。平成 18 年度末の自己資本のうち、当金庫
が積み立てているもの以外のものは、基本的項目では地域のお客さまからお預かりしている出資金、補完的項目では信金中央金庫か
ら借入している期限付劣後ローンが該当します。
(単位:百万円)
項 目
基本的項目 (A)
平成 17 年度
平成 18 年度
13,535
15,047
2,944
2,949
ー
ー
優先出資申込証拠金
ー
ー
資本準備金
ー
ー
その他資本剰余金
ー
ー
利益準備金
2,278
2,436
特別積立金
8,100
9,500
次期繰越金
234
208
出資金
うち非累積的永久優先出資
その他
ー
ー
処分未済持分(△)
21
45
自己優先出資(△)
ー
ー
自己優先出資申込証拠金
ー
ー
その他有価証券の評価差損(△)
ー
ー
営業権相当額(△)
ー
ー
のれん相当額(△)
企業結合により計上される無形固定資産相当額(△)
ー
ー
ー
3,429
2,894
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の 45%相当額
513
467
一般貸倒引当金
916
927
2,500
2,500
証券化取引により増加した自己資本に相当する額(△)
補完的項目 (B)
負債性資本調達手段等
負債性資本調達手段
期限付劣後債務及び期限付優先出資
補完的項目不算入額(△)
ー
ー
ー
2,500
2,500
500
1,000
自己資本総額[(A)+(B)] (C)
16,965
17,941
控除項目計 (D)
ー
ー
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
ー
ー
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
ー
ー
期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの
ー
ー
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保証又はクレジット・
デリバティブの免責額に係る控除額
ー
基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除とされる証券化エクスポージャー及び信用補完機能を
持つ I/O ストリップス(告示第 247 条を準用する場合を含む。)
ー
控除項目不算入額(△)
ー
ー
自己資本額[(C)−(D)] (E)
16,965
17,941
リスク・アセット等計 (F)
164,417
168,333
資産(オン・バランス)項目
150,076
141,869
14,341
12,512
オフ・バランス取引等項目
オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た額
単体 Tier1 比率(A/F)× 100
単体自己資本比率 (E/F)× 100
13,952
8.23 %
8.93 %
10.31 %
10.65 %
(注)「単体自己資本比率」は、平成 18 年度は「信用金庫法第 89 条第 1 項において準用する銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき、信用金庫及び信用金庫連合会がその保有す
る資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するための基準」(平成 18 年金融庁告示第 21 号)に定められた算式に基づき算出しております。また、平
成 17 年度は「信用金庫法第 89 条第 1 項において準用する銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき自己資本比率の基準を定める件」(平成 5 年大蔵省告示第 62 号)に定め
られた算式に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。
36 Kosan Shinkin Bank
自己資本の充実の
状況等
2.自己資本の充実度に関する事項
自己資本の充実度に関する評価方法の概要
当金庫では、新しい自己資本比率規制の下、信用リスクについては標準的手法、オペレーショナル・リスクについては基礎的手法
を採用して自己資本比率を算出しております。この新 BIS 基準による計測の結果、当金庫の自己資本比率は前期比 0.34 ポイント上
昇の 10.65%と国内基準の 4%を大きく上回り、更なる経営体力の強化を図ることができました。
自己資本の充実度に関しまして、これまで、内部留保による資本の積上げ等を行うことにより自己資本を充実させ、経営の健全性・
安全性を充分保っております。一方、将来の自己資本の充実策については、年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、
そこから得られる利益による資本の積上げを第一義的な施策として考えております。
平成 18 年度
(単位:百万円)
リスク・アセット
所要自己資本の額
154,381
6,175
154,380
6,175
(ⅰ)ソブリン向け
4,595
183
(ⅱ)金融機関向け
8,189
327
(ⅲ)法人等向け
32,507
1,300
(ⅳ)中小企業等・個人向け
20,464
818
2,559
102
59,789
2,391
3,719
148
22,556
902
イ.信用リスク
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクス
ポージャー
(ⅴ)抵当権付住宅ローン
(ⅵ)不動産取得等事業向け
(ⅶ)三月以上延滞等
(ⅷ)その他
②証券化エクスポージャー
0
0
ロ.オペレーショナル・リスク
13,952
558
168,333
6,733
ハ.単体総所要自己資本額(イ+ロ)
(注)1.所要自己資本の額=リスク・アセット× 4%
2.「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。
3.「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、外国の中央政
府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、欧州共同体、
信用保証協会、漁業信用基金協会及び農業信用基金協会のことです。
4.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、
「金融機関向け」、「法人等向け」においてリスク・ウェイトが 150%になったエクスポージャーのことです。
5.オペレーショナル・リスクは、当金庫は基礎的手法を採用しております。
<オペレーショナル・リスク相当額 基礎的手法の算定方法>
粗利益(直近 3 年間のうち正の値の合計額)× 15%
直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷ 8%
3.信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く)
(1)リスク管理の方針及び手続の概要
信用リスクとは、取引先の財務状況の悪化などにより、当金庫の資産の価値が減少ないし消失し、損失を受けるリスクのことをい
います。
当金庫では、信用リスクを当金庫が管理すべき最重要のリスクであるとの認識の上、安全性、公共性、流動性、成長性、収益性の
5 原則に則った厳正な与信判断を行うべく、与信業務の基本的な理念や手続き等を明示した「融資規程」とそれに基づく各種規則を
制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスク管理を徹底しております。
信用リスクの評価は、小口多数取引の推進によるリスク分散の他、与信ポートフォリオ管理として、自己査定による債務者区分別、
業種別、さらには与信集中によるリスクの抑制のため大口与信先の管理など、さまざまな角度からの分析に注力しております。
個別案件の審査・与信管理にあたりましては、審査管理部門と営業推進部門を互いに分離し、相互に牽制が働く体制とし、適切な
案件審査・与信運営を実施する管理態勢を構築しております。
信用コストである貸倒引当金は、「自己査定基準」及び「償却・引当に関する規程」に基づき、自己査定における債務者区分ごとに
算定しております。一般貸倒引当金にあたる正常先、要注意先、要管理先については、債務者区分ごとの債権額にそれぞれ貸倒実績
率に基づいた予想損失率を乗じて算出しております。また、個別貸倒引当金に関して、破綻懸念先は未保全額に対して貸倒実績率に
基づいた予想損失率を乗じて算出し、実質破綻先及び破綻先は未保全額の全額を計上しております。なお、それぞれの結果について
は監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。
Kosan Shinkin Bank 37
自己資本の充実の
状況等
(2)リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関
リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は以下の 4 つの機関を採用しております。なお、エクスポージャーの種類ごとに
適格格付機関の使分けは行っておりません。
・株式会社格付投資情報センター(R&I)
・株式会社日本格付研究所(JCR)
・ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
・スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(S&P)
①信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 <地域別・業種別・残存期間別>
平成 18 年度
(単位:百万円)
エクスポージャー 信用リスクエクスポージャー期末残高
区分
貸出金、コミット
メント及びその
地域区分
他のデリバティ
業種区分
ブ 以 外 の オ フ・
期間区分
バランス取引
国内
国外
349,982
216,944
有価証券
71,436
デリバティブ取引
三月以上延滞
エクスポージャー
12
3,733
9,500
ー
9,500
ー
ー
359,482
216,944
80,936
12
3,733
18,952
17,844
1,107
ー
107
20
20
ー
ー
ー
14,794
14,678
115
ー
169
321
0
320
ー
ー
情報通信業
6,720
6,415
148
ー
33
運輸業
4,133
3,893
240
0
15
卸売業、小売業
48,728
48,332
395
0
542
金融・保険業
66,022
1,306
15,446
1
ー
不動産業
55,542
55,477
64
ー
2,128
各種サービス
34,440
34,274
165
ー
341
国・地方公共団体等
59,531
72
59,452
ー
ー
個人
34,298
34,281
ー
ー
394
地域別合計
製造業
農・林・漁・鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・
水道業
その他
15,966
348
3,478
10
ー
業種別合計
359,482
216,944
80,936
12
3,733
1 年以下
104,589
80,705
6,774
2
1 年超 3 年以下
88,293
41,586
32,646
ー
3 年超 5 年以下
43,364
20,105
23,098
ー
5 年超 7 年以下
11,740
10,645
1,094
ー
7 年超 10 年以下
35,768
34,443
1,325
ー
10 年超
19,562
12,062
7,500
ー
期間の定めのないもの
56,163
17,396
8,496
10
359,482
216,944
80,936
12
残存期間別合計
(注)1.「貸出金、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランス取引」には、貸出金、外国為替、貸出金の未収利息、
与信に関する仮払金、債務保証見返、コミットメントを含んでおります。
2.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞しているエクスポージャー
のことです。
3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等及び業種区分に分類することが困
難なエクスポージャーです。
4.本開示は、平成 18 年度以降に適用される新自己資本比率規制に対応しているため、期中平均残高を算定しておりません。
38
Kosan Shinkin Bank
自己資本の充実の
状況等
②一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
平成 18 年度
(単位:百万円)
期首残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
合 計
平成 17 年度
当期減少額
当期増加額
1,247
目的使用
916
その他
ー
1,247
期末残高
916
平成 18 年度
916
927
ー
916
927
平成 17 年度
2,070
2,296
458
1,612
2,296
平成 18 年度
2,296
2,175
221
2,074
2,175
平成 17 年度
3,318
3,212
458
2,859
3,212
平成 18 年度
3,212
3,102
221
2,991
3,102
③業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
平成 18 年度
(単位:百万円)
個別貸倒引当金
の期末残高
製造業
貸出金償却
189
農・林・漁・鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業
卸売業、小売業
金融・保険業
54
ー
ー
73
211
ー
ー
39
25
1
ー
991
262
ー
ー
不動産業
388
4
各種サービス
186
305
ー
ー
301
26
国・地方公共団体等
個人
その他
2
ー
合 計
2,175
890
(注)1.本開示は、平成 18 年度以降適用される新自己資本比率規制に対応しているため、
「期首残高」及び「当期増減」の計数を算定しておりません。
2.「貸出金償却」は、個別貸倒引当金の目的取崩額と相殺する前の計数を記載しております。
④リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
平成 18 年度
告示で定める
リスク・ウェイト区分(%)
0%
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
格付有り
格付無し
4,000
75,223
10%
ー
46,070
20%
37,819
11,788
35%
ー
6,487
50%
992
1,375
75%
ー
41,682
100%
ー
132,198
150%
ー
1,845
350%
ー
ー
自己資本控除
ー
ー
42,811
316,670
合 計
(注)1.「格付有り」とは、自己資本比率算定上、適格格付機関が付与している格付を適用しているエクスポージャーです。
2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しております。
Kosan Shinkin Bank 39
自己資本の充実の
状況等
4. 信用リスク削減手法に関する事項
リスク管理の方針及び手続の概要
信用リスク削減手法とは、金庫が抱えている信用リスクを軽減するための措置をいい、具体的には、預金担保、有価証券担保、保
証などが該当します。
当金庫では、融資の取上げに際し、資金使途、返済財源、財務内容、事業環境、経営者の資質など、さまざまな角度から判断をしており、
担保や保証による保全措置は、あくまでも補完的な位置付けとして認識しております。与信審査の結果、担保又は保証が必要な場合
には、お客さまへの十分な説明とご理解をいただいた上でご契約いただくなど適切な取扱いに努めております。
当金庫が扱う担保には、自金庫預金積金、有価証券、不動産等、保証には、人的保証、信用保証協会保証、政府関係機関保証、民
間保証等がありますが、その手続については、金庫が定める「貸出事務取扱規程」及び「担保評価基準」等により、適切な事務取扱い
及び適正な評価・管理を行っております。
また、お客さまが期限の利益を失われた場合には、すべての与信取引の範囲において、預金相殺等をする場合がありますが、金庫
が定める「貸出事務取扱規程」や各種約定書に基づき、適切な取扱いに努めております。
なお、バーゼルⅡで定められている信用リスク削減手法には、適格担保として自金庫預金積金、保証として独立行政法人住宅金融
支援機構(旧住宅金融公庫)、社団法人しんきん保証基金、新銀行東京が該当します。そのうち保証に関する信用度の評価については、
独立行政法人住宅金融支援機構は政府保証と同様とし、社団法人しんきん保証基金、新銀行東京は適格格付機関が付与している格付
又はカントリー・リスク・スコアにより判定をしております。信用リスク削減手法としてのクレジット・デリバティブは利用してお
りません。
派生商品取引及びレポ形式の取引については、法的に有効な相対ネッテイング契約を用いておりません。
また、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に偏ることなく分散さ
れております。
平成 18 年度
(単位:百万円)
信用リスク削減手法
ポートフォリオ
信用リスク削減手法が適用された
エクスポージャー
適格金融資産担保
保 証
クレジット・デリバティブ
24,024
7,245
ー
①ソブリン向け
ー
ー
ー
②金融機関向け
ー
ー
ー
8,636
718
ー
12,621
4,198
ー
10
2,009
ー
2,325
117
ー
1
92
ー
428
108
ー
③法人等向け
④中小企業等・個人向け
⑤抵当権付住宅ローン
⑥不動産取得等事業向け
⑦三月以上延滞等
⑧その他
(注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いております。
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
リスク管理の方針及び手続の概要
派生商品とは有価証券・通貨・金利・商品等の金融(原資産)の取引から派生し、原資産の現物価格によってその価格が決定され
るものをいい、具体的には先物・オプション・スワップ等があげられます。
当金庫では、お客さまの外国為替等に係るリスクヘッジにお応えすることを目的に派生商品取引を取扱っております。
具体的な派生商品取引は、通貨関連取引として為替先物予約取引を行っております。
派生商品取引には、市場の変動により損失を受ける可能性のある市場リスクや、取引相手方が支払不能になることにより損失を受
ける可能性のある信用リスクが内包されております。市場リスクへの対応は、派生商品取引により受けるリスクと保有する資産・負
債が受けるリスクが相殺されるような形で管理をしております。また、信用リスクへの対応は、取引相手方の取引実績等に基づき充
分な管理のもと行っております。
その他、当金庫が運用している投資信託の資産構成の中で、派生商品取引に該当するものがあります。
また、長期決済期間取引とは約定日から有価証券等及び対価の受渡し・決済までの期間が一定の市場慣行を超える取引をいいますが、
当金庫では長期決済期間取引に該当するものはありません。
40
Kosan Shinkin Bank
与信相当額の算出に用いる方式
平成 18 年度
カレント・エクスポージャー方式
カレント・エクスポージャー方式
グロス再構築コストの額
1
1
グロス再構築コストの額及びグロスのア
ドオン合計額から担保による信用リスク
削減手法の効果を勘案する前の与信相当
額を差し引いた額
ー
ー
(単位:百万円)
担保による信用リスク削減手法の
効果を勘案する前の与信相当額
平成 17 年度
担保による信用リスク削減手法の
効果を勘案した後の与信相当額
平成 18 年度
平成 17 年度
平成 18 年度
①外国為替関連取引
2
2
2
2
②株式関連取引
ー
0
ー
0
合 計
2
2
2
2
(注)派生商品取引においては、担保による信用リスク削減手法を用いているものはございません。
6.証券化エクスポージャーに関する事項
証券化エクスポージャーとはノン・リコース(投資家への支払いがオリジネーターでなく、原資産に係る信用リスク又はキャッシュ
フローに依拠すること)であること、優先劣後構造(投資家への支払いに優先順位があるもの)であることの 2 点が特徴ですが、当
金庫ではこの 2 つの特徴を備えた証券化取引を行っておりません。
ただし、当金庫が運用している投資信託の資産構成の中で、証券化エクスポージャーに該当するものがあります。そのため、証券
化エクスポージャーに関する①リスク管理の方針及び手続の概要、②信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称、③証
券化取引に関する会計方針、④証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称は明示
しておりません。
①保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳
(単位:百万円)
平成 18 年度
証券化エクスポージャーの額
①カードローン
②住宅ローン
③自動車ローン
④学生ローン
3
0
3
0
0
②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等
平成 18 年度
告示で定める
リスク・ウェイト区分(%)
(単位:百万円)
エクスポージャー残高
所要自己資本の額
20%
3
0
50%
ー
ー
100%
ー
ー
350%
ー
ー
自己資本控除
ー
ー
合 計
3
0
(注)所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト× 4%
③証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額
該当ございません。
Kosan Shinkin Bank 41
自己資本の充実の
状況等
(単位:百万円)
平成 17 年度
自己資本の充実の
状況等
7.オペレーショナル・リスクに関する事項
(1)リスク管理の方針及び手続の概要
オペレーショナル・リスクを「内部プロセス・人・システムが不適切であること、もしくは機能しないこと、または外生的事象が
生起することから当金庫に生じる損失にかかるリスク」のことをいいます。当金庫では、事務リスク、システム・リスク、その他オペレー
ショナル・リスクとして風評リスク、法務リスク、人的リスク、有形資産リスクの各リスクを含む幅広いリスクと捉えております。
オペレーショナル・リスクは、業務運営上、可能な限り回避すべきリスクであり、組織体制、管理の仕組みを整備するとともに、
定期的に収集したデータの分析・評価を行い、リスクの顕現化の未然防止及び発生時の影響度の極小化に努めております。
また、オペレーショナル・リスクに関するリスクの状況について、協議・検討するとともに、必要に応じて理事会、経営会議等に
報告する態勢を整備しております。
(2)オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
当金庫は、基礎的手法を採用しております。
8.出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関する事項
リスク管理の方針及び手続の概要
出資等又は株式等エクスポージャーにあたるものは、上場株式、非上場株式、子会社株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託、
その他投資事業組合への出資金が該当します。
そのうち、上場株式、上場優先出資証券、株式関連投資信託、その他投資事業組合への出資金等については、「市場関連リスク管理
規程」及び「資金運用規程」においてリスク管理の手続きを明記し、さらに、経営会議において運用方針及びリスク限度額等を決定し、
これに基づき運用並びにリスク管理を行っております。
また、これらにかかるリスクの認識については、時価評価、BPV(一定の価格変化に伴う損失額)、VAR(最大予想損失額)によ
るリスク計測によって把握するとともに、金庫の抱える市場リスクの状況や、設定されたリスク限度枠、損失限度枠の遵守状況を、
リスク管理担当役員に報告するとともに、定期的に経営会議やALM委員会へ報告しております。
一方、非上場株式、子会社株式等に関しては、お取引先との取引関係等において投資を行っておりますが、こちらのエクスポージャー
については毎年度末に発行会社の財務状況に基づき株式等の資産査定を行い、信用リスクの管理を行っております。
また、当該取引にかかる会計処理については日本会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った適正な処理を行ってお
ります。
①出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等
平成 18 年度
(単位:百万円)
売買目的有価証券
貸借対照表
計上額
その他有価証券で時価のあるもの
当期の損益に含
まれた評価差額
取得原価
( 償却原価 )
評価差額
貸借対照表
計上額
うち益
うち損
上場株式等
ー
ー
6,748
7,983
1,235
1,275
40
非上場株式等
ー
ー
1,699
1,776
77
89
12
合 計
ー
ー
8,447
9,759
1,312
1,365
53
(注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。
平成 18 年度
(単位:百万円)
その他有価証券で時価のないもの等
貸借対照表計上額
上場株式等
ー
非上場株式等
831
合 計
831
②子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額等
平成 18 年度
(単位:百万円)
貸借対照表計上額
子会社・子法人等株式
関連法人等株式
合 計
時 価
40
Kosan Shinkin Bank
うち益
うち損
40
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
40
40
ー
ー
ー
(注)時価は、期末日における市場価格等に基づいております。
42
差 額
自己資本の充実の
状況等
③出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
平成 18 年度
(単位:百万円)
売却額
売却益
出資等エクスポジャー
2,854
246
株式等償却
売却損
74
ー
9.金利リスクに関する事項
(1)リスク管理の方針及び手続の概要
金利リスクとは、資産と負債が市場金利の変動によって受ける資産価値の変動や、将来の収益性に対する影響をいいます。
当金庫では資産と負債の金利差による収益が収益計上の柱であることから、定期的な評価・計測を行い、適宜、対応を講じる態勢
としております。
具体的には、一定の金利ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスクの計測や、金利更改を勘案した期間収益シミュレーショ
ンによる収益への影響度、さらには新商品導入による影響など、ALM 管理システムや証券管理システムにより定期的に計測を行い、
ALM 委員会で協議検討するとともに、必要に応じて経営陣へ報告するなど、資産・負債の最適化に向けたリスク・コントロールに
努めております。
(2)内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算定手法の概要
金利リスク算定の前提は、以下の定義に基づいて算定しております。
・計測手法
「金利ラダー方式」を採用しております。
なお、有価証券に関しては、その他の計算方式による金利リスク量の計測を併用し行っております。
・コア預金
対 象:流動性預金全般(当座、普通、貯蓄等)
算定方法:①過去 5 年の最低残高、②過去 5 年の最大年間流出量を現残高から差引いた残高、③現残高の 50%相当額、
以上 3 つのうち最小の額を上限
満 期:5 年以内で 1 年∼ 5 年以内に均等配分(平均 2.5 年)
・金利感応資産・負債
預貸金、有価証券、預け金、その他の金利・期間を有する資産・負債
・金利ショック幅
99%タイル又は 1%タイル値
・リスク計測の頻度
四半期
平成 18 年度
(単位:百万円)
金利リスク
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
1,681
Kosan Shinkin Bank 43
自己資本の充実の
状況等
Ⅱ.連結における事業年度の開示事項
1.当金庫グループの連結子会社の名称及び主要な事業の内容
当金庫グループの連結子会社は、以下の 2 社で、信用金庫業務を中心に事務受託業務、人材派遣業務などの金融サービスを提供し
ております。
会 社 名
事業の内容
(株)こうしんサービス
事務用品販売、不動産管理
(株)こうさんビジネスサービス
事務受託、人材派遣
2.自己資本の構成に関する事項
(単位:百万円)
項 目
基本的項目 (A)
平成 17 年度
平成 18 年度
13,623
15,143
2,944
2,949
ー
ー
優先出資申込証拠金
ー
ー
資本剰余金
ー
ー
利益剰余金
10,700
12,239
処分未済持分(△)
21
45
自己優先出資(△)
ー
ー
自己優先出資申込証拠金
ー
ー
その他有価証券の評価差損(△)
ー
ー
出資金
うち非累積的永久優先出資
為替換算調整勘定
ー
新株予約権
ー
連結子法人等の少数株主持分
ー
ー
営業権相当額(△)
ー
ー
のれん相当額(△)
企業結合により計上される無形固定資産相当額(△)
ー
ー
ー
3,429
2,894
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の 45%相当額
513
467
一般貸倒引当金
916
927
2,500
2,500
証券化取引により増加した自己資本に相当する額(△)
補完的項目 (B)
負債性資本調達手段等
負債性資本調達手段
期限付劣後債務及び期限付優先出資
補完的項目不算入額(△)
ー
ー
ー
2,500
2,500
500
1,000
自己資本総額[(A)+(B)] (C)
17,053
18,037
控除項目計 (D)
ー
ー
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
ー
ー
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
ー
ー
期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの
ー
ー
ー
ー
連結の範囲に含まれないものに対する額の 50%相当額
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保証又は
クレジット・デリバティブの免責額に係る控除額
ー
基本的項目からの控除分を除く、自己資本控除とされる証券化エクスポージャー及び
信用補完機能を持つ I/O ストリップス(告示第 247 条を準用する場合を含む。)
ー
控除項目不算入額(△)
ー
ー
自己資本額[(C)−(D)] (E)
17,053
18,037
リスク・アセット等計 (F)
164,403
168,314
資産(オン・バランス)項目
150,062
141,851
14,341
12,512
オフ・バランス取引等項目
オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た額
連結 Tier1 比率(A/F)× 100
連結自己資本比率(E/F)× 100
13,950
8.28 %
8.99 %
10.37 %
10.71 %
(注)「連結自己資本比率」は、平成 18 年度は「信用金庫法第 89 条第 1 項において準用する銀行法第 14 条の 2 の規定に基づき、信用金庫及び信用
金庫連合会がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するための基準」(平成 18 年金融庁告示第 21 号)に定
められた算式に基づき算出しております。また、平成 17 年度は「信用金庫法第 89 条第 1 項において準用する銀行法第 14 条の 2 の規定に基
づき自己資本比率の基準を定める件」(平成 5 年大蔵省告示第 62 号)に定められた算式に基づき算出しております。なお、当金庫グループは国
内基準を採用しております。
44
Kosan Shinkin Bank
自己資本の充実の
状況等
3.自己資本の充実度に関する事項
当金庫グループの連結自己資本比率は前期比 0.34 ポイント上昇の 10.71%と国内基準の 4%を大きく上回り、更なる経営体力
の強化を図ることができました。
平成 18 年度
(単位:百万円)
リスク・アセット
所要自己資本の額
154,363
6,174
154,363
6,174
(ⅰ)ソブリン向け
4,595
183
(ⅱ)金融機関向け
8,191
327
(ⅲ)法人等向け
32,507
1,300
(ⅳ)中小企業等・個人向け
20,464
818
イ.信用リスク
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクス
ポージャー
(ⅴ)抵当権付住宅ローン
(ⅵ)不動産取得等事業向け
(ⅶ)三月以上延滞等
(ⅷ)その他
②証券化エクスポージャー
ロ.オペレーショナル・リスク
ハ.連結総所要自己資本額(イ+ロ)
2,559
102
59,789
2,391
3,719
148
22,536
901
0
0
13,950
558
168,314
6,732
(注)1.所要自己資本の額=リスク・アセット× 4%
2.「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。
3.「ソブリン」とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、外国の中央政
府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、欧州共同体、
信用保証協会、漁業信用基金協会及び農業信用基金協会のことです。
4.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、
「金融機関向け」、「法人等向け」においてリスク・ウェイトが 150%になったエクスポージャーのことです。
5.オペレーショナル・リスクは、当金庫は基礎的手法を採用しております。
<オペレーショナル・リスク相当額 基礎的手法の算定方法>
粗利益(直近 3 年間のうち正の値の合計額)× 15%
直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷ 8%
Kosan Shinkin Bank 45
自己資本の充実の
状況等
4.信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く)
①信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 <地域別・業種別・残存期間別>
平成 18 年度
(単位:百万円)
エクスポージャー 信用リスクエクスポージャー期末残高
区分
貸出金、コミット
メント及びその
地域区分
他のデリバティ
業種区分
ブ 以 外 の オ フ・
期間区分
バランス取引
国内
国外
349,973
216,944
有価証券
71,436
デリバティブ取引
三月以上延滞
エクスポージャー
12
3,733
9,500
ー
9,500
ー
ー
359,473
216,944
80,936
12
3,733
18,952
17,844
1,107
ー
107
20
20
ー
ー
ー
14,794
14,678
115
ー
169
321
0
320
ー
ー
情報通信業
6,720
6,415
148
ー
33
運輸業
4,133
3,893
240
0
15
卸売業、小売業
48,708
48,332
375
0
542
金融・保険業
66,033
1,306
15,446
1
ー
不動産業
55,542
55,477
64
ー
2,128
各種サービス
34,420
34,274
145
ー
341
国・地方公共団体等
59,531
72
59,452
ー
ー
個人
34,298
34,281
ー
ー
394
地域別合計
製造業
農・林・漁・鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・
水道業
その他
15,997
348
3,478
10
ー
業種別合計
359,473
216,944
80,896
12
3,733
1 年以下
104,589
80,705
6,774
2
1 年超 3 年以下
88,293
41,586
32,646
ー
3 年超 5 年以下
43,364
20,105
23,098
ー
5 年超 7 年以下
11,740
10,645
1,094
ー
7 年超 10 年以下
35,768
34,443
1,325
ー
10 年超
19,562
12,062
7,500
ー
期間の定めのないもの
56,153
17,396
8,456
10
359,473
216,944
80,896
12
残存期間別合計
(注)1.「貸出金、コミットメント及びその他のデリバティブ以外のオフ・バランス取引」には、貸出金、外国為替、貸出金の未収利息、
与信に関する仮払金、債務保証見返、コミットメントを含んでおります。
2.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 カ月以上延滞しているエクスポージャー
のことです。
3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等及び業種区分に分類することが困
難なエクスポージャーです。
4.本開示は、平成 18 年度以降に適用される新自己資本比率規制に対応しているため、期中平均残高を算定しておりません。
46
Kosan Shinkin Bank
自己資本の充実の
状況等
②一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
平成 18 年度
(単位:百万円)
期首残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
合 計
当期減少額
当期増加額
目的使用
その他
期末残高
平成 17 年度
1,247
916
ー
1,247
平成 18 年度
916
927
ー
916
916
927
平成 17 年度
2,070
2,296
458
1,612
2,296
平成 18 年度
2,296
2,175
221
2,074
2,175
平成 17 年度
3,318
3,212
458
2,859
3,212
平成 18 年度
3,212
3,102
221
2,991
3,102
③業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
平成 18 年度
(単位:百万円)
個別貸倒引当金
の期末残高
製造業
農・林・漁・鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業
卸売業、小売業
金融・保険業
貸出金償却
189
54
ー
ー
73
211
ー
ー
39
25
1
ー
991
262
ー
ー
不動産業
388
4
各種サービス
186
305
国・地方公共団体等
個人
ー
ー
301
26
その他
2
ー
合 計
2,175
890
(注)1.本開示は、平成 18 年度以降適用される新自己資本比率規制に対応しているため、
「期首残高」及び「当期増減」の計数を算定しておりません。
2.「貸出金償却」は、個別貸倒引当金の目的取崩額と相殺する前の計数を記載しております。
④リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
平成 18 年度
告示で定める
リスク・ウェイト区分(%)
0%
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
格付有り
格付無し
4,000
75,223
10%
ー
46,070
20%
37,819
11,799
35%
ー
6,487
50%
992
1,375
75%
ー
41,682
100%
ー
132,178
150%
ー
1,845
350%
ー
ー
自己資本控除
ー
ー
42,811
316,661
合 計
(注)1.「格付有り」とは、自己資本比率算定上、適格格付機関が付与している格付を適用しているエクスポージャーです。
2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しております。
Kosan Shinkin Bank 47
自己資本の充実の
状況等
5.信用リスク削減手法に関する事項
平成 18 年度
(単位:百万円)
信用リスク削減手法
適格金融資産担保
ポートフォリオ
信用リスク削減手法が適用された
エクスポージャー
保 証
クレジット・デリバティブ
24,024
7,245
ー
①ソブリン向け
ー
ー
ー
②金融機関向け
ー
ー
ー
8,636
718
ー
12,621
4,198
ー
10
2,009
ー
2,325
117
ー
1
92
ー
428
108
ー
③法人等向け
④中小企業等・個人向け
⑤抵当権付住宅ローン
⑥不動産取得等事業向け
⑦三月以上延滞等
⑧その他
(注)当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いております。
6.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
(単位:百万円)
与信相当額の算出に用いる方式
平成 17 年度
平成 18 年度
カレント・エクスポージャー方式
カレント・エクスポージャー方式
グロス再構築コストの額
1
1
グロス再構築コストの額及びグロスのア
ドオン合計額から担保による信用リスク
削減手法の効果を勘案する前の与信相当
額を差し引いた額
ー
ー
(単位:百万円)
担保による信用リスク削減手法の
効果を勘案する前の与信相当額
平成 17 年度
担保による信用リスク削減手法の
効果を勘案した後の与信相当額
平成 18 年度
平成 17 年度
2
2
2
2
②株式関連取引
ー
0
ー
0
合 計
2
2
2
2
(注)派生商品取引においては、担保による信用リスク削減手法を用いているものはございません。
7.証券化エクスポージャーに関する事項
①保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳
(単位:百万円)
平成 18 年度
証券化エクスポージャーの額
①カードローン
②住宅ローン
③自動車ローン
④学生ローン
48
平成 18 年度
①外国為替関連取引
Kosan Shinkin Bank
3
0
3
0
0
自己資本の充実の
状況等
②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等
平成 18 年度
(単位:百万円)
告示で定める
リスク・ウェイト区分(%)
エクスポージャー残高
所要自己資本の額
20%
3
0
50%
ー
ー
100%
ー
ー
350%
ー
ー
自己資本控除
ー
ー
合 計
3
0
(注)所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト× 4%
③証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出される信用リスク・アセットの額
該当ございません。
8.出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関する事項
①出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等
平成 18 年度
(単位:百万円)
売買目的有価証券
貸借対照表
計上額
その他有価証券で時価のあるもの
当期の損益に含
まれた評価差額
取得原価
( 償却原価 )
貸借対照表
計上額
評価差額
うち益
うち損
上場株式等
ー
ー
6,748
7,983
1,235
1,275
40
非上場株式等
ー
ー
1,699
1,776
77
89
12
合 計
ー
ー
8,447
9,759
1,312
1,365
53
(注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。
平成 18 年度
(単位:百万円)
その他有価証券で時価のないもの等
貸借対照表計上額
上場株式等
ー
非上場株式等
831
合 計
831
②子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額等
該当する取引はありません。
③出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
平成 18 年度
(単位:百万円)
売却額
売却益
出資等エクスポジャー
2,854
246
株式等償却
売却損
74
ー
9.金利リスクに関する事項
平成 18 年度
(単位:百万円)
金利リスク
金利ショックに対する損益・経済価値の増減額
1,681
Kosan Shinkin Bank 49
総代会の仕組み
総代会の仕組み
1. 総代会制度について
信用金庫は、会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協同組織金
融機関です。したがって、会員の出資口数に関係なく、1人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加すること
となります。しかし、当金庫では、会員数が大変多く、総会の開催は事実上不可能です。そこで、当金庫では、会員の総意を
適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。
この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。したがって、総代
会は、総会と同様に、会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、会員の中から適正な手続きにより選任された
総代により運営されます。
また、当金庫では、総代会に限定することなく、日常の事業活動を通じて、総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、
さまざまな経営改善に取り組んでおります。
会員と総代、総代会の関係
2. 総代とその選任方法
(1)総代の任期・定数
・総代の任期は 2 年です。
【総代会は、会員一人ひとりの意見を適正に反映するため
の開かれた制度です。】
・総代の定数は、90 人以上 110 人以内で、会員数
に応じて選任区域ごとに定められております。な
総代会
お、平成 19 年 6 月 30 日現在の総代数は 101
人です。
(2)総代の選任方法
総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の
経営に反映する重要な役割を担っております。
会員の総意を金庫経営に反映
するための制度
総代
決算に関する事項、理事・監事の
選任等重要事項の決定
そこで、総代の選考は、総代候補者選考基準(注)
に基づき、次の 3 つの手続きを経て選任されます。
総代候補者氏名を店頭に
掲示し、所定の手続きを
経て会員の代表として総
①会員の中から総代候補者選考委員を選任する。
②その総代候補者選考委員が総代候補者を選考す
代を委嘱
る。
③ その総代候補者を会員が信任する(異議があれ
総代候補者
ば申し立てる)。
選考基準に基づき会員の
中から総代候補者を選考
(注)総代候補者選考基準
①資格要件
・当金庫の会員であること
②適格要件
・地域における信望が厚く、信用金庫の使命を
十分理解している人であること
・人格・性格が温厚誠実で、物事を公平にみる
信頼のおける人であること
・金庫経営ならびに業績発展に積極的に協力し
てくれる人であること
理
事
会
選考委員(会)
を き 理
委 理 事
嘱 事 会
長 の
が 議
選 決
考 に
委 基
員 づ
・金庫との取引や経営内容が良好であること
・将来、金庫に協力が期待できる人であること
50 Kosan Shinkin Bank
会 員
総代会の仕組み
3. 第 85 期通常総代会の決議事項
第 85 期通常総代会において、次の事項が付議され、それぞれ原案のとおり了承されました。
①報告事項
第 85 期業務報告、貸借対照表及び損益計算書の内容報告の件
②決議事項
第 1 号議案 第 85 期剰余金処分案承認の件
第 2 号議案 定款第 15 条による会員除名の件
第 3 号議案 定款一部改正の件
第 4 号議案 理事 1 名選任の件
第 5 号議案 退任監事に対し退職慰労金贈呈の件
第 85 期通常総代会の模様
4. 総代の氏名
選任区域
定 数
第1区
18 名
平成 19 年 6 月 30 日現在
(順不同・敬称略)
氏 名
江口 国彦 太田 博 大鳥居 信史 加藤 照雄 河合 良郎 川上 行雄 坂口 芳治
下谷 隆之 進藤 和男 鶴野 正勝 栃木 一夫 中曽根 利雄 中野 庄一 西出 幸二
橋本 脩一 原 新太郎 藤卷 伴英 米山 耕右
稲垣 憲 上野 富男 尾中 隆夫 黒川 鴻 小林 正典 齋木 勉 平 国秋 仲井 正
第2区
14 名
第3区
6名
第4区
8名
第5区
8名
石井 孝昌 加藤 明人 佐々木 千尋 志田 昭三 根本 智英 山口 誠一郎 渡利 敏弘
第6区
9名
大野 文義 鴨下 誠男 小久保 恒夫 長野 圭一 並木 秀一 西部 善之 松原 尚夫
第7区
10 名
中村 繁 疋田 守 増島 一郎 山
光 宮本 浩章
重盛 永造 竹内 保夫 平井 守 三田 芳裕 宮城 眞一 向井 啓
伊久見 利保 宇田川 良郎 大木 康次 末村 昭夫 谷 善樹 平野 宣朗 八巻 秀次
鷲巣 忠雄
牛島 奎 金杉 義蔵 蒲田 哲也 小嶋 喜代治 名取 作楽 藤森 宏一 村田 滋幸 吉岡 暢久
赤井 一郎 五十嵐 義雄 石井 宗孝 井野 雅敏 岩楯 宏 岩楯 正利 大場 幸一 第8区
23 名
大場 弥治郎 河本 英純 小山 博和 草薙 實 倉橋 初男 小原 満男 島崎 征治
鈴木 俊男 中川 三郎 中川 幸也 新見 一雄 野澤 義男 平田 四郎一 藤ヶ谷 衛
矢作 幸雄
第9区
14 名
石毛 博信 石塚 晴久 市川 正 大鳥 嘉信 黒田 悦弘 小出 直行 鈴木 和男
関川 泰子 中嶋 キヱ子 松丸 清司 三浦 一泰 藪崎 英和
Kosan Shinkin Bank 51
役員・組織図
役員・組織図
役員
組織図
理 事 長
総 代 会
専務理事
監 事 会
理 事 会
常務理事
経営会議
コンプライアンス委員会
常務理事
企画創造委員会
国
際
資
金
部
理 事 資
産
管
理
部
監 査 課
常務理事
常勤理事
常勤理事
理 事
監 査 部
専務理事
ALM委員会
常勤理事
監査企画課
理 事 長
審
査
部
営
業
推
進
部
コンプライアンス統括室
事
務
部
総
務
人
事
部
総
合
企
画
部
常勤監事
外
国
為
替
課
常勤監事
(員 外)
資
金
証
券
課
資
産
査
定
課
(平成19年6月末現在)
管
理
課
経
営
サ
ポ
セー
ント
タ
ー
代
理
業
務
課
審
査
課
アビ
シジ
スネ
トス
セ
ン
タ
ー
営
業
企
画
課
推
進
課
シ
ス
テ
ム
課
事
務
管
理
課
集 研 人 管 総
中 修 事 財 務
課 課 課 課 課
リ
ス
ク
管
理
課
主
計
課
経
営
企
画
課
住宅ローンセンター
本 店
営業部・支店
信金中央金庫のご紹介
信金中央金庫(信金中金)は、全国の信用金庫を会員とす
る協同組織金融機関で、信用金庫の中央金融機関として、昭和
25 年に設立されました。
資金量は、信用金庫から預け入れられた資金と、金融債を発
行して調達した資金を合わせて 22 兆 4,501 億円、総資産は
25 兆 9,592 億円にのぼり、国内有数の規模と効率性を有す
る金融機関であり、数少ない金融債発行金融機関でもあります
(平成 19 年 3 月末現在)。また、「信用金庫のセントラルバン
ク」、「機関投資家」、「地域金融機関」という3つの役割をもつ
金融機関です。
信用金庫業界には、個別信用金庫の健全性を確保し、信用金
庫業界の信用力の維持・向上を図ることを目的として、「信用
金庫経営力強化制度」があります。信金中央金庫が経営分析、
経営相談、資本増強などで個別信用金庫を強力にサポートする
制度です。
このように、信用金庫業界は信用金庫と信金中央金庫が一体
となった経営が行われていますので、わが国でも極めて信頼性
の高い業界となっています。
信用金庫数:287金庫
信
店舗数:7,734店舗
用
預金量:約111兆円
金
役職員数:約11万2千人
庫
日本格付研究所(JCR)から国内の金融機関のなかで最
高の格付け「AAA」を付与されています。
分析制度
経営
信用金庫のセントラルバンク
全国の信用金庫
信金中央金庫
経営相談制度
資本
増強制度
資金の供給・人材の派遣等
信
金
中
央
金
庫
拠点数:国内13、海外3
資金量:約22兆円
連結自己資本比率:20.06%
(平成 19 年 3 月末現在)
52 Kosan Shinkin Bank
金庫の沿革
金庫の沿革
大正 12. 3.23 有限責任興産信用組合設立認可、初代組合
長に武島朝義就任
(組合員 19 人、出資金 3,330 円)
4.20 事務所を開設(日本橋区元大工町 9)
平成
2. 2.21 渋谷支店を開設
7.16 都銀、地銀とのオンライン提携開始
10. 1 外国為替業務取扱開始
3. 2.10 サンデーバンキング実施
4.17 足立支店を開設
昭和
2. 1.22 第 4 回通常総会を開催、初めて年 4%の出
資配当を行う
8. 1.15 第 10 回通常総会で、組合員一人当たり貸
付最高限度1万円に
5.24 事務所を神田区紺屋町 43 に新築移転
18. 8. 4 市街地信用組合法により改組
20. 2.25 空襲直撃弾により事務所焼失、大久保百人
町 192 に移転
12. −
11.25 深川支店を開設
4. 7.23 本店神田駅前出張所を開設
7. 5. 1 神田信用金庫と ATM 相互利用開始
11. 4.23 神田信用金庫と合併準備に入ることに合意
11.26 本店神田駅前出張所を本店に、深川支店を
人形町支店に統合
12. 3. 6 デビットカードサービスの取扱開始
6. 5 神田信用金庫と合併
神田区東紺屋町 30 の旧店舗跡に新事務所
営業地区の追加。西東京市、東久留米市、
建築着工
小平市、小金井市、府中市、国分寺市
23. 8.21 営業地区を東京都の区一円とする
24. 7.17 本店を新築
11.25 浅草支店を開設
25. 1.10 人形町支店を開設
4. 1 中小企業等協同組合法により改組
10. 9 本郷信用組合の吸収合併
26. 5. 7 浅草橋支店を開設
10.20 信用金庫法により興産信用金庫に改組
27. 3. 5 大蔵省、日銀より貯蓄運動最優秀金庫とし
て表彰
12. 4 しんきん ATM ゼロネットサービスの取扱開始
13. 3. 5 スポーツ振興くじの払戻し業務の取扱開始
5. 7 損害保険窓口販売業務の取扱開始
14. 3.25 せいか信用組合からの事業の一部譲受け
営業地区の追加。東京都清瀬市、武蔵村山市、
稲城市、町田市、千葉県千葉市、柏市、
習志野市、船橋市、四街道市、印西市、
埼玉県さいたま市、和光市、八潮市、川口市、
川越市、三郷市、草加市、蕨市、春日部市、
鶴ヶ島市、南埼玉郡白岡町、神奈川県横浜市、
7.25 神保町支店を開設
川崎市、茅ヶ崎市、相模原市、藤沢市
28. 4.21 代々木支店を開設
4. 8 投資信託窓口販売業務の取扱開始
29. 3.27
飾信用金庫と合併
8.18 城西支店を開設
31.11. 1 本店新築開店
39. 4.14 西荻窪支店を開設
41. 4.12 興産来の宮荘を開設
9. 1 電子計算室を開設
44. 6.16 しんきんクレジットカードシステムに参加
8.25 江戸川支店を開設
12.15 日銀との当座取引開始
45.11.26 本店、日銀歳入代理店に指定
46. 9.22 松戸支店を開設
51. 1.21 預金オンライン移行開始
10.18 全国信用金庫との為替オンライン開始
53. 6.23 営業地区の追加。武蔵野市、三鷹市
54. 2.13 全国各金融機関との為替オンライン開始
56. 3.27 みずえ支店を開設
7. 8 東京食品信用組合からの事業の一部譲受け
7.15 第三信用組合からの事業の一部譲受け
10. 1 生命保険窓口販売業務の取扱開始
15. 1.24 創立 80 周年記念講演会及び職員大会開催
3.12 個人向け国債窓口販売業務の取扱開始
7. 7 アイワイバンク銀行との ATM 提携サービス取扱開始
9.22 「リレーションシップバンキング機能強化計画」
の要約を公表
16. 1.26 M&A 仲介業務の取扱開始
11.15 決済用普通預金の取扱開始
17. 3.31 個人情報保護宣言(プライバシーポリシー)を公表
8.30 「地域密着金融推進計画」を公表
12.21 保険募集指針を公表
18. 1.20 松戸支店を金町支店に統合
8. 1 「コンプライアンス宣言」を表明
10. 2 プレミアム定期預金「団塊世代」の取扱開始
57. 4. 1 外国為替業務取次開始(全信連)
59.11. 6
西支店を開設
63. 7. 5 篠崎支店を開設
Kosan Shinkin Bank 53
お客様アンケート
について
お客様アンケートについて
興産信用金庫は、
“お客様の声”を大切にし、サービス向上を目指してまいります。
アンケート集計結果
(平成 19 年 2 月∼ 3 月実施)
依頼先数
営業係訪問先のお客様
回答率
1,966
653
33.2%
886
756
85.3%
2,852
1,409
49.4%
ご来店のお客様
合 計
回答先数
<アンケート方法>
※営業係訪問先である法人、個人のお客様に対しては、各店より均等に抽出させていただき、郵送によりアンケートを依頼しました。
その後、お客様がご記入の上、金庫本部宛に郵送していただきました。
※ご来店のお客様に対しては、窓口係等の金庫職員がアンケートを手渡し、お客様ご記入の上、回収BOXに投函していただきました。
主なアンケート結果
○当金庫の営業係のどの部分が評価できますか ?(複数回答可)
○当金庫の営業係のどの部分が足りないですか ?(複数回答可)
1. 熱心である
212
24.1%
1. スピード感がない
64
10.1%
2. 信頼できる
258
29.3%
2. 知識不足
28
4.4%
68
7.7%
3. 不親切
11
1.7%
262
29.8%
4. 接客態度が悪い
3
0.5%
5. 特にない
62
7.0%
5. 言葉遣いが悪い
0
0.0%
6. その他
18
2.0%
6. 特にない
509
80.0%
21
3.3%
3. アドバイスが適切
4. 感じが良い
7. その他
○当金庫の営業係が提案するものは、お客様の立場に立っ
た内容ですか?
○当金庫の営業係から有益な情報やアドバイスはありま
すか?
1. 満足のいく提案
148
24.4%
1. 豊富にある
87
13.6%
2. まずます満足
383
63.1%
2. たまにある
379
59.1%
69
11.4%
3. あまりない
149
23.2%
7
1.2%
26
4.1%
75
11.6%
2. 活気がある
202
31.2%
1. 早い
226
35.6%
3. 普通
326
50.3%
2. 普通
354
55.7%
4. やや活気がない
32
4.9%
3. やや遅い
45
7.1%
5. 活気がない
13
2.0%
4. 遅い
10
1.6%
3. 満足のいくものでない
4. 不満足である
○当金庫の営業係に活気を感じますか?
1. 非常に活気がある
4. 何もない
○ ご融資の相談やお申し込みをされて回答や入金される
までの時間はいかがでしょうか?
○今後の興産信用金庫にどのようなことを期待されますか ?(複数回答可)
(法人・事業主のお客様へ 融資商品)
(個人のお客様へ 金融商品)
1. 多様な融資商品等の開発
208
31.2%
1. 多様な運用商品の品揃え
81
19.7%
2. 地域の豊富な情報
151
22.7%
2. 相続や税金の相談
83
20.1%
56
8.4%
3. 年金や保険のアドバイス
79
19.2%
114
17.1%
4. 不動産の有効活用等
23
5.6%
5. 顧客の紹介
63
9.5%
5. 資金運用アドバイス
46
11.2%
6. 現金届等のサービス
67
10.1%
6. 旅行やイベントの企画
90
21.8%
7
1.1%
7. その他
10
2.4%
3. 経営コンサルタント業務
4. 資金運用アドバイス
7. その他
54 Kosan Shinkin Bank
良い
普通
悪い
あいさつ
733 57.8%
287 22.6%
128 10.1%
90 7.1%
22 1.7%
5 0.4%
4 0.3%
1
2
3
4
5
6
7
言葉遣い
720 57.2%
307 24.4%
128 10.2%
88 7.0%
11 0.9%
3 0.2%
1 0.1%
笑顔
660 52.7%
290 23.1%
145 11.6%
99 7.9%
30 2.4%
21 1.7%
8 0.6%
説明・案内
591 48.4%
289 23.7%
166 13.6%
136 11.1%
21 1.7%
12 1.0%
5 0.4%
待ち時間
510 41.6%
320 26.1%
206 16.8%
115 9.4%
38 3.1%
23 1.9%
13 1.1%
職員の活気
372 30.0%
346 27.9%
253 20.4%
178 14.4%
51 4.1%
27 2.2%
13 1.0%
整理整頓
ポスター、パンフレット
532 43.4%
394 32.9%
341 27.8%
325 27.2%
197 16.1%
264 22.1%
138 11.2%
178 14.9%
16 1.3%
27 2.3%
3 0.2%
8 0.7%
0 0.0%
1 0.1%
○当金庫に対する評価点は?(10点満点)
営業係訪問先のお客様
ご来店のお客様
7.52 点
8.14 点
10 点満点を目指し、役職員一丸となってサービスの向上に努めさせていただきます。
アンケート結果に対して
前年度に実施したアンケートを踏まえ、 営業店が独自の取り組みにより、 お客様への利便性向上に向けた活動を行いました。
店舗設備等
お客様対応
事務手続き
地域・店舗行事等
・店内美化・ 整理
・ATM への電卓の設置
・記帳台への老眼鏡設置
・カウンター等への生花の配置
・ 明るい店内へ、 蛍光灯交換、 反射板の定
期的清掃
・ボイスメッセの設置
・パンフレットスタンドによる整理整頓
・ テレビが見やすいようロビーソファーの配
置変更
・ 本の貸出の実施。 お客様へ本の提供も依
頼し、 蔵書 300 冊
・店舗周辺の歴史等を掲示
・記帳台へ大きなカレンダーの設置
・ 太陽で見づらい ATM 画面解消のため、 ブ
ラインド設置
・ 店内掲示板設置による地域情報、 住民主催
行事等の掲示
・雨天時に窓口でハンドタオルの準備
・お客様用防災ヘルメットの設置
・耳の不自由な方等へホワイトボードの活用
・高齢者の方へのローカウンターへの誘導
・ 営 業係 の 外出時、 鏡の前 で身だしなみ、
笑顔チェックの実施
・ 接客用の手話の教則本を窓口に設置し、 簡
単な挨拶等は練習により習得
・ 駅からご来店のお客様へ、 わかりやすい道
順説明マニュアル作成
・ 融資相談に対し、 何日までに回答するかを
明確化
・金融専門用語を平易な言葉で説明
・ お客様の安心のため、 本人確認書類を目の
前でコピー
・ よくある質問に対する回答マニュアルの作
成。 随時追加
・繁忙時の後方事務の窓口支援
・汚れた紙幣を渡さないよう励行
・ 年金感謝デーの混雑緩和の為、 プレゼント
引換券を作成し、 案内表示
・ 年配の方等への ATM 操作へは積極的な声
かけを実施
・「都・区公金事務早分かり表」 の作成
・諸届けのわかりやすい記入事例作成
・ お客様からの営業係等への申し伝え漏れが
ないよう、 連絡帳による職員間確認
・ 定期的に振込をされるお客様へ事前に用紙
へ印字サービスを実施
・「相続」「成年後見人」 説明、 取扱マニュ
アル作成
・ 印鑑届等、 間違えやすい諸届の見直しを本
部へ提言
・ 融資書類・パンフレット等、 お客様をお待
たせしないよう定期的整理
・10 万円以上の現金振込の際、 ご説明しや
すいようにデモシートを作成
・ お客様へ追加資料を求めることがないよう
融資申込書類チェック表の活用
・地域行事へ参加
・お客様が撮影した写真展の開催
・ 近隣小学校の生徒による俳句の展示
・ 近隣のデザイン学校へ依頼し、 生徒の作品
展示
・交通安全週間へ参加
・区の清掃活動へ参加
・ 商工会議所主催の中小企業永年勤続表彰審
議委員へ参加
・年金感謝デー初日の甘酒の振舞い
・地域の餅つき大会へ店舗駐車場開放
・ 年金感謝デーに一緒に来店したお孫さんへ
のプレゼント実施
・地元商工会新年会会場に店舗会議室を開放
・ 中学生の職場体験や学生のインターンシッ
プの受入
企画創造委員会の設置
理事長を委員長とした 「企画創造委員会」 を設置いたしました。
CS (顧客満足) を根底に、 本部 ・営業店から選任された委員が以下の 4 つの部会を結成。 金庫の変革に向けた様々な課題に対する
企画を立案し、 経営に反映させていきます。
(CI検討部会) ・・・金庫のメッセージを発信していくために、 スローガンやロゴ、 イメージカラー等の新ブランドを構築いたします。
(商品 ・サービス検討部会) ・・・お客様の潜在ニーズを掘り起こし、 真に求められる商品 ・サービスをご提供できるよう検討してまいります。
(IT化戦略検討部会) ・・・ITを駆使し、 お客様がより便利になるサービスを。 また、 よりスピーティーな業務運営を目指します。
(CSR検討部会) ・・・金庫の社会的責任として、 地域社会に対し、 地域や金庫の特性を踏まえた貢献策を検討してまいります。
※ お客様アンケートの集計結果及び多数いただいたお客様からの声について、 詳しくは当金庫のホームページをご覧下さい。
http:// www. shinkin. co.jp / kosan /
<お客様アンケート及び本ディスクロージャー誌に対するご意見・ご要望の受付先>
本誌の添付ハガキにご記入のうえ、ご郵送下さい。
もしくは 総合企画部 03-3254-3332(平日午前 9 時から午後 5 時まで) Kosan Shinkin Bank 55
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モノレ
ール
船堀 一之江 瑞江 篠崎
流通センター
店 舗 名
所 在 地
電話番号
ATM
土曜稼動 日曜稼動
貸金庫
夜間
金庫
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本 店 〒101-0035
東京都千代田区神田紺屋町 41
03-3254-3335
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浅 草 支 店 〒111-0032
東京都台東区浅草 4-34-7
03-3872-2151
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人 形 町 支 店 〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町 2-14-14
03-3668-5951
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浅 草 橋 支 店 〒111-0053
東京都台東区浅草橋 2-3-2
03-3862-1831
⃝
神 保 町 支 店 〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1- 32
03-3293-4951
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代 々 木 支 店 〒151-0066
東京都渋谷区西原 3-7-7
03-3467-3321
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金 町 支 店 〒125-0042
東京都 飾区金町 6-6-7
03-3607-3166
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立 石 支 店 〒124-0012
東京都 飾区立石1-7-30
03-3691-3106
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堀 切 支 店 〒124-0006
東京都 飾区堀切 4-57-12
03-3602-2166
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城 西 支 店 〒171-0051
東京都豊島区長崎1- 9 - 3
03-3957-7271
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西 荻 窪 支 店 〒167-0053
東京都杉並区西荻南 2 - 5 - 8
03-3334-9151
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江 戸 川 支 店 〒132-0023
東京都江戸川区西一之江 3 -1-17
03-3653-5411
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み ず え 支 店 〒132-0011
東京都江戸川区瑞江 2-47-6
03-3676-0511
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西 支 店 〒134-0081
東京都江戸川区北 西 2-23-13
03-3680-2311
⃝
篠 崎 支 店 〒133-0061
東京都江戸川区篠崎町 7-9-3
03-3676-0221
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渋 谷 支 店 〒150-0031
東京都渋谷区桜丘町 4-26
03-3770-8011
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足 立 支 店 〒121-0053
東京都足立区佐野 2-32-11
03-5682-1451
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大田市場営業部 〒143-0001
東京都大田区東海 3-2-1
03-5492-3411
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秋 葉 原 支 店 〒101-0021
東京都千代田区外神田 4-9-8
03-3253-6851
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新 宿 支 店 〒162-0055
東京都新宿区余丁町 8-16
03-3357-8111
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中 野 支 店 〒164-0002
東京都中野区上高田 2-50-1
03-3387-5151
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関 町 支 店 〒177-0051
東京都練馬区関町北 2-21-12
03-3928-4111
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飯 田 橋 支 店 〒102-0072
東京都千代田区飯田橋1-7-10
03-3264-4031
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市 ケ 谷 支 店 〒102-0076
東京都千代田区五番町 5
03-3234-3211
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高 円 寺 支 店 〒166-0003
東京都杉並区高円寺南 2-22-10
03-3315-3411
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※ ATM の稼動時間帯は、店舗により異なる場合がございます。詳しくは窓口にお問い合わせください。
しんきん ATM
ゼロネットサービス
全国どこの信用金庫の CD・ATM でも、平日・土曜の下記時間帯のご利用手数料が無料となります。
サービスタイム ●平日/ 8:45 ∼ 18:00 の入出金
●土曜/ 9:00 ∼ 14:00 の出金
※一部の信用金庫では、所定の手数料をいただく場合がございます。
56 Kosan Shinkin Bank
開示項目一覧
開示項目一覧
A 単体ベースの開示項目
1. 金庫の概況及び組織に関する事項
(1)事業の組織………………………………………………………………… 52
(2)理事・監事の氏名及び役職名 …………………………………………… 52
(3)事業所の名称及び所在地 ………………………………………………… 56
(4)信用金庫代理業者に関する事項 ……………………………… 該当なし
2. 金庫の主要な事業の内容 ………………………………………………………… 8
3. 金庫の主要な事業に関する事項
(1)直近の事業年度における事業の概況 ……………………………………… 6
(2)直近の5 事業年度における主要な事業の状況を示す指標 …………… 24
①経常収益 ②経常利益又は経常損失 ③当期純利益又は当期純損失
④出資総額及び出資総口数 ⑤純資産額 ⑥総資産額 ⑦預金積金残高 ⑧貸出金残高 ⑨有価証券残高
⑩単体自己資本比率 ⑪出資に対する配当金 ⑫職員数
(3)直近の 2 事業年度における事業の状況
①主要な業務の状況を示す指標 ア.業務粗利益及び業務粗利益率 …………………………………… 24
イ.資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支 ………… 24
ウ.資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、
利回り及び資金利ざや …………………………………………… 25
エ.受取利息及び支払利息の増減 …………………………………… 25
オ.総資産経常利益率 ………………………………………………… 25
カ.総資産当期純利益率 ……………………………………………… 25
②預金に関する指標
ア.流動性預金、定期性預金、譲渡性預金その他の預金の平均残高 … 27
イ.固定金利定期預金、変動金利定期預金及びその
他の区分ごとの定期預金の残高 ………………………………… 27
③貸出金等に関する指標 ア.手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の平均残高 …… 28
イ.固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高 …………… 28
ウ.担保の種類別(当金庫預金積金、有価証券、動産、不動産、
保証及び信用の区分)の貸出金残高及び債務保証見返額 …… 29
エ.使途別(設備資金及び運転資金の区分)の貸出金残高 ……… 28
オ.業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合 ………… 28
カ.預貸率の期末値及び期中平均値 ………………………………… 26
④有価証券に関する指標 ア.商品有価証券の種類別(商品国債、商品地方債、商品政府保証債
及びその他の商品有価証券の区分)の平均残高 ……… 該当なし
イ.有価証券の種類別(国債、地方債、短期社債、社債、株式及び外国証券
その他の証券の区分)の残存期間別の残高………………………… 30
ウ.有価証券の種類別(国債、地方債、短期社債、社債、株式及び外国証券
その他の証券の区分)の平均残高 ………………………………… 30
エ.預証率の期末値及び期中平均値 ………………………………… 26
4. 金庫の事業の運営に関する事項
(1)リスク管理の体制 …………………………………………………………… 4
(2)法令遵守の体制 …………………………………………………………… 2
5. 金庫の直近の 2 事業年度における財産の状況
(1)貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は損失金処理計算書… 18
(2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 …………………… 7
①破綻先債権に該当する貸出金
②延滞債権に該当する貸出金
③ 3 ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金
④貸出条件緩和債権に該当する貸出金
(3)自己資本(基本的項目に係る細目を含む)の充実の状況 ……………… 5
(4)次の掲げるものに関する取得価額又は契約価額、時価及び評価損益
①有価証券 ………………………………………………………………… 30
②金銭の信託 ……………………………………………………… 該当なし
③デリバティブ等取引 …………………………………………………… 31
(5)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 ……………………………… 26
(6)貸出金償却の額 …………………………………………………………… 26
(7)金庫が貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は損失金処理
計算書について会計監査人の監査を受けている場合はその旨 ………… 21
B 連結ベースの開示項目
1. 金庫及びその子会社等(説明書類の内容に重要な影響を与えない子会社等を
除く、以下同じ)の概況に関する事項
(1)金庫及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成 ………… 32
(2)金庫の子会社等に関する事項 …………………………………………… 32
①名称
②主たる営業所又は事業所の所在地
③資本金又は出資金
④事業の内容
⑤設立年月日
⑥金庫が保有する子会社等の議決権の総株主又は総出資者の議決権に占め
る割合
⑦金庫の一の子会社等以外の子会社等が保有する当該一の子会社等の議決
権の総株主又は総出資者の議決権に占める割合
2. 金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項
(1)直近の事業年度における事業の概況 …………………………………… 32
(2)直近の 5 連結会計年度における主要な事業の状況を示す指標……… 33
①経常収益
②経常利益又は経常損失
③当期純利益又は当期純損失
④純資産額
⑤総資産額
⑥連結自己資本比率
3. 金庫及びその子会社等の直近の 2 連結会計年度における財産の状況に関する事項
(1)連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書 …………… 32
(2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 …………………… 33
①破綻先債権に該当する貸出金
②延滞債権に該当する貸出金
③ 3 ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金
④貸出条件緩和債権に該当する貸出金
(3)自己資本(基本的項目に係る細目を含む)の充実の状況 …………… 33
(4)金庫及びその子法人等が 2 以上の異なる種類の事業を営んでいる場合の
事業の種類ごとの区分に従い、当該区分に属する経常収益の額、経常利益
又は経常損失の額及び資産の額として算出したもの ………………… 33
金融再生法の開示項目
資産の査定の公表……………………………………………………………………… 7
自己資本の充実の状況等についての開示項目……………………… 36
任意の開示項目
営業地区及び会員数 ………………………………………………………… 表 2
地域貢献 ………………………………………………………………………… 10
トピックス(1年の歩み)……………………………………………………… 13
貸出運営についての考え方 ……………………………………………………… 8
金融商品に係る勧誘方針 ………………………………………………………… 8
商品ご利用にあたっての留意事項 …………………………………………… 14
主な手数料一覧 ………………………………………………………………… 17
経費の内訳 ……………………………………………………………………… 26
預金者別残高 …………………………………………………………………… 27
財形貯蓄残高 …………………………………………………………………… 27
その他業務利益の内訳 ………………………………………………………… 24
役職員一人当たりの預金残高 ………………………………………………… 27
役職員一人当たりの貸出金残高 ……………………………………………… 29
一店舗当たりの預金残高 ……………………………………………………… 27
一店舗当たりの貸出金残高 …………………………………………………… 29
消費者ローン・住宅ローン残高 ……………………………………………… 28
代理貸付残高の内訳 …………………………………………………………… 29
リスク管理債権に対する担保・保証及び引当状況 …………………………… 7
金融再生法開示債権に対する担保・保証及び引当状況 ……………………… 7
内国為替取扱実績 ……………………………………………………………… 31
外国為替取扱実績 ……………………………………………………………… 31
外貨建資産残高 ………………………………………………………………… 31
公共債引受及び窓口販売実績 ………………………………………………… 31
自動機器設置台数 ……………………………………………………………… 31
総代会の仕組み ………………………………………………………………… 50
地域密着型金融推進計画の進捗状況 ………………………………………… 12
利用者アンケート調査結果 …………………………………………………… 54
沿 革 …………………………………………………………………………… 53
Kosan Shinkin Bank 57
興産信用金庫
〒 101 − 0035 東京都千代田区神田紺屋町 41 TEL 03 − 3254 − 3331(代表)
ホームページアドレス http://www.shinkin.co.jp/kosan/
お問い合せ先:総合企画部 03 − 3254 − 3332
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