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PDF資料 - 近鉄エクスプレス
株主の皆様へ 株主メモ 事 業 年 度 4 月1日∼翌年 3 月 31日 期末配当金受領株主 確 定 日 3 月 31日 中間配当金受領株主 確 定 日 9 月 30 日 定時株主総会 毎年 6 月 株主名簿管理 人 三菱UFJ信託銀行株式会社 同 連 絡 先 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 (ご 注 意) 1.株券電子化に伴い、株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原 則、口座を開設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっておりますので 口座を開設されている証券会社等にお問合せください。株主名簿管理人(三菱UFJ信託 銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意ください。 2. 特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、 三菱UFJ信託銀行が 口座管理機関となっておりますので、上記特別口座の口座管理機関(三菱 UFJ 信託銀行) にお問合せください。 なお、 三菱 UFJ 信託銀行全国各支店にてもお取次ぎいたします。 〒137-8081 東京都江東区東砂 7 丁目10 番11号 TEL.0120-232-711 (通話料無料) 3.未受領の配当金につきましては、三菱 UFJ 信託銀行本支店でお支払いいたします。 上場 証券取引所 東京証券取引所 公 告 の 方 法 電子公告により行います。 http://www.kwe.co.jp/ir/e-koukoku.html One-Stop × Global Network ただし、 事故、 その他やむを得ない事由によって電子公告ができない場合は、 日本経済新聞に掲載して行います。 第 41 期 株主通信 第2四半期のご報告 2009年4月1日 2009年9月30日 業績ハイライト&トピックス 社長インタビュー 五極地域別概況 特集 世界の拠点から CONTENTS 株式会社 近鉄エクスプレス 〒100-0004 東京都千代田区大手町1- 6 -1 大手町ビルヂング5F Phone : 03-3201-2580 Fax : 03-3201-2666 四半期連結財務諸表 株式の状況/会社概況 環境に配慮した 株主優待情報/当社ホームページをご覧ください 株主メモ 01 03 07 09 11 13 14 さすがだね、を世界 中で。 Global Logistics Partner 業績ハイライト &トピックス Performance Highlights & Topics ブランドメッセージ 『さすがだね、を世界中で。』の意味 営業収入 13,118(百万円) KWE は、長年にわたるお客様との信頼関係により築かれた East Asia & Oceania 「安心」をベースに、お客様の「グローバルサクセス」の サポートに努めてまいりました。 お客様にとって、いつも新たな「発見」のあるサービスを Europe & Africa 欧州・アフリカ 東アジア・オセアニア レベルの高いサービスの提供を目指して、 営業収入 23,803(百万円) 営業収入 8,695(百万円) 提供し続ける KWE でありたい。 「さすがだね」とお客様に言っていただける、 The Americas 営業損失 △250(百万円) 米州 営業利益 452(百万円) 営業収入 43,998(百万円) 営業利益 第 2 四半期累計 連結業績 1,467(百万円) 94,741(百万円) 営業 収 入 Japan 前年同期比 38.2% 減 日本 2,773 営業 利 益 営業利益 (百万円) 前年同期比 51.1% 減 827(百万円) これからも世界中で努力していきたい。 そんな私たち KWE の思いを、 このブランドメッセージに込めました。 営業収入の事業別内訳 営業収入の地域別内訳 その 他 発見 さす が だね、を 世 界 中 で。 グローバル サクセス 安心 Southeast Asia & Middle East 東南アジア・中近東 営業収入 7,669(百万円) 海上 貨物 営業利益 41.8 % 39,587 百万円 19,754 百万円 ロジスティクス 近鉄エクスプレスのお客様への約束 21.7% 20,590 百万円 国内サービス体制 2009 年 6 月 台湾法人が国際物流中心(ILC)のライセンスを取得 KWE 台 湾は 6 月、桃園の自社 倉庫の 一 部 で、保 税 倉 庫 の 一 種 であ る国 際 物 流 中 心 (International Logistics Center)のラ イセンスを日系フォワーダーとして初めて 取得しました。これにより即時に通関許可 となる比率が増加し、保税貨物の場合は月 末 一 括 申 告 が 可 能 とな る な ど、多くのメ リットが見 込まれます。今回の ILC 取得を きっかけに、リードタイム短縮、通関コスト 削減に加え、ILC の特 徴を生かしたさまざ まな物流サービスを提案してまいります。 01 ライセンス取得セレモニーの様子 7,669 百万円 フォワーディング 20.9% 307(百万円) Topics 7.9% 14,809 百万円 Global Logistics Partner 海外サービス体制 東 南アジア・中近 東 15.6% 東アジア・オセアニア 日本 24.5% 45.2% 23,803 百万円 欧 州・アフリカ 8.9% 8,695 百万円 43,998 百万円 米州 13.5% 13,118 百万円 Topics 2009 年 6 月 上海のロジスティクス会社が ISO9001を取得 2009 年11月 成田ターミナルの増床工事が完成 上 海 近 鉄 が、ISO9001の認 証を取得しまし た。当 社 は 1994 年 7 月 に 日 本 国 内 で ISO 9001(当時は ISO9002)認 証を 物 流 業 者と して初めて取得して以来、海外でも積極的に取 得を進めています。上 海近 鉄の今回の取得に より、グループ全体で取得法人 数は17となり ました。中国で倉庫業務を行う海外法人として の ISO 認証 取得は、上 海 近 鉄で 2 社目となり ます。今後もグループを挙げて、さらなる高品 質なサービスの提供を目指してまいります。 成 田 タ ー ミ ナル は ISO9001、ISO14001 のほか、日本国内の邦人フォワーダー施設と して 初 めて TAPA クラス A を 取 得 するな ど 当 社 の 最 新 鋭 物 流 ターミナルで す。ロジ ス ティクス事 業 のさらなる 強 化 のため 2008 年 12 月より進めていた第 3 期工事が、11月 に 無 事 竣 工しました。倉 庫 面 積 54,395 ㎡ となった 新しい ターミナル は 成 田 地 区 でも 最 大 級 の 倉 庫 施 設 であり、今 後 もお 客 様 の 多様なロジスティクスのニーズにお応えして まいります。 <成田ターミナル サービス提供事例> ①非居住者在庫の管理、運営 ②アジアハブ倉庫として、国内外への納品 ③保税蔵置場を活用した、保税在庫の管理 ④保税運送で迅速な輸入通関、混載仕分け、 配送前検査 配送手配 ⑤さまざまな流通加工サービス ⑥配送前検査の代行業務 ⑦ULD インタクト輸送サービス ULDインタクト輸送 02 社長インタビュー Top Interview 2 四半期累計の業績について Q 当第 お聞かせください。 A 厳しい決算ながらも、 目標を上回ることができました。 継 続した一 連 の 合 理 化 策によるコスト削 減 効 果や 燃 油 サーチャージの軽減が寄与し、期初に設定した業績目標 は上回ることができました。 当第 2 四半 期連 結累計期間(以下、当第 2 四半 期とい う)の 業 績 に つ き ま して は、営 業 収 入 は 前 年 同 期 比 38.2%減の 947 億 41百万円、経常利益は同 50.8%減 の 29 億 27 百 万円、純 利 益は同 56.3%減の14 億 76 KIP1、本年 4 月からの KIP2 が Q 昨年10月からの 順調に成果を生んだ理由をお聞かせください。 当社の企業文化であるスピード感と A 団結力によるものです。 百 万円という結果となりました。こうした 厳しい決 算の KIP1は営 業 拠 点の 統 廃合 や 大 幅な 配 置 転 換、KIP2 最大の要因は、航空貨物輸送市場の低迷です。世界同時 は役員・社員の給与削減などいずれも厳しい内容を含む 不況の影響から完全には抜け出すことができず、多くの ものですが、目標 を上回るペースで進 捗し、年間 30 億 地域で、取扱い物量が前年を大幅に下回りました。 円のコスト削減を確実に達 成できる見込みです。痛みを しかしながら、日本発航空貨物の物量が中国の内需拡 ともなうこの改革で順調に成果を出すことができた理由 大策等により想定以上の水準で推移したほか、前期より は 2 点挙げられます。1点目は、当社の「行動の 速さ」で 通年でのコスト削減目標を遂行 流動経費のみならず固定費まで踏み込んだコスト削減を実施 ごあいさつ 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼 上回ることができました。しかしながら、当社を取り巻く事業 申し上げます。 環境は依然として不透明で予断を許さないことから、下半期 ここに、当社の 2010 年 3 月期第 2 四半期決算(2009 年 4 も引き続き「筋肉質な体質」への基盤整備を進めるとともに、 月1日∼2009 年 9 月 30 日)をご説明する「第 41期株主通信 通期の業績目標の達成を図ってまいります。 第 2 四半期のご報告」をお届けいたします。本誌を通じて、 このように当期は 単 年度の 事業 計画に注 力しております 当社に対するご理解を深めていただければ幸いに存じます。 が、中長期の成長ビジョンの見直しも進めており、来期には発 表する予定です。当社は今後とも企業価値の向上に向け全力 世界景気悪化にともなう取扱い物量の急減に対し、当社は で取り組んでまいりますので、株主の皆様におかれましては、 組 織、人事、制 度の 各分 野における改革“KWE Innovation より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 Project (KIP1)”に昨年10月より取り組んだほか、厳しい事業 環 境 下 でも利 益を出す ため の 全社 的 聖 域 なき合 理 化 策 “KWE Innovation Project Phase Ⅱ(KIP2)”を本年4 月から 実施してまいりました。全社員が危機感を共有して両改革を 進めた結果、当第 2 四半期連結累計期間の業績は当初目標を 03 通年コスト 削減目標 日本単体(30 億円) + 国内関係会社・海外(35 億円) = 65 億円 第 2 四半期までは、計画通りに進捗 ⇒ 引き続き継続実施 全社的聖域なき合理化策の実施 ●役員の月額報酬および賞与の削減 ●経営職の給与および賞与の削減 ●人員の削減、施設費・賃借料の削減 ●組合員の時間外労働の削減 ●流動経費の削減 2009 年 12 月 代表取締役社長 物量に合わせた適正な人員配置/営業所の統廃合 ⇒ 柔軟な人員配置 04 社長インタビュー Top Interview す。状 況判断や意 思 決 定、そして実 行におけるスピードの速さは当社の 揺るぎない強みの一つであり、今回 も 全 社 的 改 革 の 原 動 力となりまし Q 今後の取り組みについてお話ください。 守りと攻めの双方を実行。 A 通期の目標達成にまい進します。 当第 2 四半期までは目標以上の業績を上げることができ (2)低迷する航空貨物市場においても確実に利益を出せ 物 流 業 全 体という観 点 では る企業体質へ変革 ま だ ま だ 小 さ な 存 在 で す。 徹 底的なコスト構造の見直しを行い、より筋肉質な 欧米系のグローバル・ロジス 企業体質への変革を継続していきます。 ティクス・カンパ ニーと伍し (3)海上貨物取扱いの一層の拡大 て戦 える企 業となることを、 た。2 点目は、目標 を 決 めたら全 員 ましたが、通 期の目標 達 成が見えてきたわけではありま の力を結集し必ずやり遂げるという せん。世界景 気が持続的に回復するにはまだしばらく時 人員増強、営業強化(海上輸送を中心とした荷主層へ 中 長 期 的目標に掲げ たいと 「団結力」です。かつてないほど厳し 間がかかると思われるほか、輸送需要の動向、航空・海上 の積極的なアプローチ)を図ります。 考えています。 い環境下でもこの団結力をスムースに発揮することがで 運賃原価の上昇の可能性など、事業環境のさらなる変化 きた背景には、昨 年 5 月に始めた社内コミュニケーショ や不透明な要因が多くあります。そこで合理化策による ン強 化 策「サンシャイン・ミーティング*1」や「サンシャイ 「守り」の戦 略を継 続するとともに、グル ープ一 体となっ ン・ブログ*2」を通じ、社内コミュニケーションが深まり、 た販売強化による「攻め」の戦略の双方を実行していきま 相互の信頼感が一層深まっていたことも挙げられるので す。具体的には以下の 5つの施策に注力します。 (1)通年でのコスト削減目標を遂行 はないかと思います。 *1 役 員が各職場を訪問し、社員と昼食をとりながら対話をし、お互いの距離を 縮め、より風通しのよい企業風土を醸 成する活動。 *2 役 員が 持ち回りで担当し、従 業員に伝えたいことを発 信する社内用ブログ。 会社の経営理念、若いころの体験談、最近の話題など内容は多岐にわたる。 (4)高品質なロジスティクス・サービス提供のための体制 強化 成田ターミナル第 3 期増床工事の竣工(2009 年11 月)により、ロジスティクス拡販を一層強化します。 (5)経営体質強化のための諸改革の推進 Q 株主・投資家の皆様へのメッセージを お願いします。 A 長期安定的な成長と利益還元に努めてまいります。 物流業は地味な事業ですが、単にモノを運ぶだけでは コンプライアンス意 識の周知徹 底、内部統 制システ なく、 「グローバ ル 経 済を支える基 幹ビジネス」として確 期初の目標である日本単体 30 億円、国内関係会社・ ムの整 備強化、キャリア・ステップアップのための人 かな将来 性があることを、是非ご理解、ご認識いただき 海外 35 億円、計 65 億円のコスト削減を実現してい 材育成と人事制度の見直し等の諸施 策を実 施・継続 たいと考えております。 きます。 していきます。 当社の株主還元方針につきましては、将来の事業展開 や経営基盤の強化等を総合的に勘案しつつ、安定的な配 低迷する航空貨物市場においても 確実に利益を出せる筋肉質な企業体質へ変革 取扱い物量が増えても安易に人員を増やさない⇒「筋肉質な体質へ」 海上貨物取扱いの一層の拡大 航空荷主からの受注に加え、本来の海上貨物(大型貨物等)の 取扱いを拡大していく。 輸送取扱い品目の拡大 顧客層の拡大 原子力関連・ソーラバッテリー 工作機械・建設器機・ロボット アパレル関連品 上 航空機関連品 積極的なアプローチ 海 デジタル家電品等 メディカル・ケミカル 員 人 海上、ロジスティクスを絡めたワンストップ・サービスの推進 日本発航空輸送においても単なる輸送サービス販売にとどめず、 一貫した輸送サービスを提供。 05 化 半導体関連品 ヘルスケア関連品 強 電子部品 海上輸送を中心とした荷主層 自動車関連品 の エレクトロニクス 関連品 継 続して エレ クト ロ ニク ス関連品以 外の取扱い品 目を拡大 の 増強 海上 販売 体 制 Q 中長期ビジョンについては、 今後どのようになりますか? 総合物流企業を目指す方向で、 A 見直しを進めています。 当の継続と利益成長に応じた積極的な増配に努め、当面 は単体当期純利益の 30%、将来的には連結当期純利益 の 20% の還 元を目指しております。当第 2 四半期の配 当金は、厳しい決算を受け、期初発表通りの1株当たり7 中長 期的な経営計画につきましては、具体的な見直し 円とさせていただきました(前期第 2 四半期は13 円)。株 作業を10 月から開始しました。新たな中長期ビジョンの 主優待制度につきましても、中長期的に当社株式を保有 具体像は来期に発表する予定ですが、今回の世界同時不 していただける株主様を対象に、保有継続期間に応じた 況で得た経験をもとに、航空輸送に 優待 制度を導入しております。当社は引き続き「攻め」と 頼る収 益 構造を是 正し、海上、ロジ 「守り」の 戦 略を 実 行し、企 業 価 値 向 上に向 け た 成 長を スティクスでさらなる力をつけ、世 図ってまいります。株主の皆様には、今後とも一層のご支 界的な総合物流企業を目指すといっ 援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。 た 内 容 に な る 予 定 で す。航 空 フォ ワーディングに限定すれば常に世界 のトップ 10 に 数 えら れる 当 社 も、 06 五極地域別概況 Five Regional Segment Overview 当社グループの地域別概況についてお知らせいたします。 Japan KWEグループ世界五極経営体制 日本[9 社](近鉄エクスプレスと持分法適用会社 3 社を含む) 【航空輸出貨物】 中国の内需拡大策の影響や在庫調整の一巡もあり、台湾、中国向けを 中心に液晶関連品の部材や電子部品等で活発な荷動きが見られまし たが、その他の地域向けでは緩やかな回復にとどまり、取扱い重量は 前年同期比 29.4% 減となりました。 海外30カ国 189 都市 298 拠点(2009 年 9月30 日現在) Europe & Africa 【航空輸入貨物】 アジア発を中心に半導体、電子部品、液晶関連品で物量の減少幅が縮 小し、取扱い件数は前年同期比17.1% 減となりました。 【海上貨物】 輸出貨物は建設機械や化学品の荷動きが好調であったものの自動車 関連品等の取扱いが減少し、輸出容積で前年同期比 8.1% 減となりま した。輸入貨物はアパレル品や雑貨、自動車部品等が減少し、取扱い件 数で同 8.0% 減となりました。 欧州・アフリカ[13 社] 【航空輸出貨物】 石油プラント関連の出荷が順調に推移した一方、エレクトロニクス関連の 既存顧客を中心に輸送需要が大きく減少し、取扱い重量は前年同期比 38.0% 減となりました。 【航空輸入貨物】 一部で自動車関連品等のスポット貨物があったものの主な輸入先であ る日本からの荷動きに大きな回復が見られず、取扱い件数は前年同期 比 23.8% 減となりました。 日本の営業収入 これらの結果、国内関係会社を含めた日本の営業収入は 43,998 百万円(前年同期比 31.7% 減)となりました。 【海上貨物】 輸出容積で前年同期比12.3% 減、 輸入件数で同14.0% 減となりました。 欧州・アフリカの営業収入 これらの結果、欧州・アフリカ全体の営業収入は 8,695 百万円(前年 同期比 44.6% 減)となりました。 The Americas Southeast Asia & Middle East 米州[6 社] 東南アジア・中近東[11社] 【航空輸出貨物】 一部で液晶関連品の部材等のスポット貨物が見られましたが、半導体 や自動車関連品等での物量の落ち込みが大きく、取扱い重量は前年 同期比 33.0% 減となりました。 【航空輸出貨物】 荷主の生産調整が多くで見られ、取扱い重量は前年同期比 25.6% 減と なりました。 【航空輸入貨物】 エレクトロニクス関 連 の 部 品・部 材の入荷 が 低 調で、取 扱い 件 数は同 21.0% 減となりました。 【海上貨物】 輸出容積で前年同期比 26.0% 減、 輸入件数で同 16.7% 減となりました。 東南アジア・中近東の営業収入 これらの結果、東南アジア・中近東全体の営業収入は 7,669 百万円 (前年同期比 38.9% 減)となりました。 07 East Asia & Oceania 東アジア・オセアニア[18 社] 【航空輸出貨物】 米欧向けを中心とした外需の減少を背景に生産調整が多 くで見られ、エレクトロニクス関連品等の物量が大幅に落 ち込み、 取扱い重量で前年同期比 42.2% 減となりました。 【航空輸入貨物】 中国での内需拡大策により液晶関連品を中心に一部で活 発な荷動きがありましたが全体的な回復には至らず、取扱 い件数は前年同期比 23.7% 減となりました。 【海上貨物】 輸出容積で前年同期比 27.6% 減、輸入件数で同 22.7% 減となりました。 東アジア・オセアニアの営業収入 これらの結果、東アジア・オセアニア全体の営業収入は 23,803 百万円(前年同期比 44.0% 減)となりました。 【航空輸入貨物】 期初から大きな回復が見られず、取扱い件数で前年同期比 25.4% 減 となりました。 【海上貨物】 輸出容積で前年同期比 9.9% 減、 輸入件数で同11.0% 減となりました。 米州の営業収入 これらの結果、米州全体の営業収入は13,118 百万円(前年同期 比 40.2% 減)となりました。 08 NAMIBIA UTTARANCHAL PAKISTAN NORTHERN 特集 世界の拠点から Lhasa HARYANA Delhi New Delhi Special Feature ARUNACHAL PRADESH NEPAL KWE は海外 30 カ国189 都市 298 拠点におよぶ海外ネットワークをもち、 グローバルに活躍するお客様の物流ニーズにお応えしています。 Johannesburg 今回は世界でも急成長を遂げる新興国の海外拠点を 2 カ所ご紹介いたします。 NORTH WEST Pretoria GAUTENG ■南アフリカ法人 Deputy Managing Director 待場永吾■ MPUMALANGA BHUTAN Guwahati ASSAM NAGALAND Lucknow Jaipur Kanpur MEGHALAYA BIHAR Karachi BANGLADESH SWAZILAND JHARKHAND MADHYA PRADESH MANIPUR Dhaka TRIPURA MIZORAM WEST BENGAL Ahmadabad ■インド法人 チェンナイ支店 Assistant General Manager 谷口 潤■Calcutta GUJARAT Chittagong MYANMAR ケータリング・サービスのロジスティクスを行っており、航 す。 チェンナイ空港から約 7km、 チェンナイ港から約12km プラティバ・パティル大統領、マンモハン・シン首相の強 CHHATTISGARH 角として注目を浴びる南アフリカ共和国は、サハラ砂漠以 空機部品から機内食関連の在 庫管理サービスまで提 供 FREE STATE Nagpur 力なリーダーシップのもと、日本の約 9 倍の12 億人の人 の閑静なビジネス街に事務所を構え、 事務所から1km 圏内 ORISSA 口 を 束 ね る インド。世 界 同 時 不MAHARASHTRA 況 の 中 に ありな が ら、 に倉庫を有し、 航空・海上・国内輸送・倉庫サービス の営業 (Bombay) 2008 年度も実質Mumbai GDP 成長率Pune 6.7% という安定した経 展開に日々全力投球しています。 済状況にあり、今後もさらなる外資系企業の進出も期待 “インドは、遠い・見えない・難しそう”というイメージを しています。また、昨今アフリカ各地で目覚ましい発展を 南全体の 30% 以上の GDP を占める、アフリカ随一の経 KWAZULU-NATAL 遂げ ているテレコミュニケーション分野でも、総合 物流 済大国です。2010 年にはサッカーワールドカップ 開催 Bloemfontein NORTHERN CAPE LESOTHO を控え、インフラの飛躍的な向上が期待されています。 サービスの提供を行っています。 当社南アフリカ法 人は1997 年に設 立され、現在はヨ EASTERN CAPE 最近では南アフリカを拠点として、 サハラ砂漠以南の他 Durban Surat できるなど、成長魅力に富んだ国です。 Hyderabad 解消するべく、9 名の通関スタッフをはじめ、営業、CS ス ANDHRA PRADESH ハネスブルグ、ダーバン、ケープタウン、ポートエリザベス の地 域でのビジネス拡 大に挑 戦しています。今後はケニ 当 社インド 法 人 が 1997 年 に バ ン ガ ロ ール(ベ ン ガ タッフ全員が“親近感のある・顔が見える・理解しやすい” に 事 務 所を 構 えて いま す。海 上・航 空・陸 上 輸 送 に 倉 庫 アを中心とした東部アフリカ地区での物流ネットワーク ルール)に本社を開設してから今 年で12 年目。日系物流 対応を心掛け、日系企業のみならず、多くの地場企業にも GOA KARNATAKA を確立し、 ますます成長が期待されるアフリカ各国へと EASTERN CAPE 業 者としては最古参となります。現 在 ではインド全 体で KWE のネットワークを広げてまいります。 Chennai (Madras) Bangalore チェンナイは“マドラス・チェック” 12 拠点(バンガロール本社・バンガロール支店 ・デリー支 Andaman Is. に代表されるように しています。主なビジネスとしては、自動車関連 品、家電 London 南 ア フ リ East カに て 毎 年 開 催 さ れ て い る Logistics 店・ムンバイ支 店・チェン ナイ支 店・アーマダバード 営 業 高級生地の生産地の一つでもあり、古くから輸出が盛ん WESTERN CAPE 単なる輸送、 品、建機関連での輸送取扱いが多く、 通関業 Achievers Award*。毎 年 名 だ たる 物 流 業 者 が 受 賞 す 所・コインバトール営業所・コルカタ営業所・ ハイデラバー TAMIL NADU な土地です。チェンナイに拠 点を構える日系 2 大自動車 務にとどまらず、倉庫を利用した在 庫管理やジャスト・イ Port Elizabeth る中、KWE 南 アフリカは 2005 年 に Platinum Award ド営業 所・プーネ営業 所・コーチン出張 所・ルディアナ出 KERALA ANDAMAN AND メーカーも今後は車の輸出を予定しており、 同地が南ア NICOBAR ISLANDS ン・タイム(JIT)配送といった一貫輸送サービスを提供し (プラチナ賞)を受 賞。2009 年度においては再び Silver 張所)を数えるまでに成長し、常時約150 名のスタッフに ジアにおける一大輸出入拠点に発展する可能性がありま て、鋭意、営業展開中です。 Nicobar Is. す。これからも、日系 最古参としての知 識・経 験をお客 様 サービスを絡めた「総合物流サービスの提供が可能な唯 一の日系物流業者」として、日々お客様のニーズにお応え Cape town ている点が特徴です。まだまだ難しい面が多い南アフリ カの国内物流において、お客 様に円滑なサポートを行っ ています。ユニークなビジネスとしては大手 航 空会社の Award(銀賞)を受賞しました。 *さ ま ざ ま な 業 種・分 野 で 物 流 に 従 事 して い る 企 業 の 中 か ら(2009 年 度 は 500 社 強)、特に優 れ た 企 業 が 選 出され、さらに複 数の 物 流 団 体 からの 審 査 員 による厳格な審査により、プラチナ賞、金賞、銀 賞、銅賞が贈られる。 KWE ファンを増やしています。 SRI LANKA Sri Jayewardenepura Kotte 利 用いた だき、 にご インドの 悠 久の時 の 流 れの 中で「カ インド最大の拠点は、 インド全社員の約 3 分の1にあたる Colombo 45 名のスタッフを抱えるチェンナイ (旧名マドラス) 支店で レー(華麗)」なる発展のお手伝いをしてまいります。 バンガロール本社 2009 年度 Logistics Achievers Awardで銀賞を受賞 Republic of India Republic of South Africa 金やプラチナなど天然資源が豊富で、新興 5 カ国の一 インド 南アフリカ Kathmandu UTTAR PRADESH RAJASTHAN Thimphu SIKKIM チェンナイ支店スタッフ ヨハネスブルグ支店 ヨハネスブルグ倉庫 09 チェンナイ支店 Deputy Managing Director / 待場永吾 Managing Director / アレンド・ドゥ・プリーズ 10 四半期連結財務諸表 Consolidated Financial Statements 四半期連結貸借対照表 (単位 : 百万円) 当第2四半期連結会計期間末 2009年9月30日 現 在 当第2四半期連結会計期間末 2009年9月30日 現 在 前連結会計年度末 2009年3月31日 現 在 資産の部 流動資産 (単位 : 百万円) 65,107 受取手形及び営業未収入金 25,788 33,124 26,294 35,235 その他 3,714 3,802 貸倒引当金 △259 △225 40,632 14,852 15,871 11,710 12,602 未払法人税等 1,239 1,711 賞与引当金 1,259 1,419 60 191 短期借入金 役員賞与引当金 その他 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物 (純額) 土地 45,012 33,655 17,868 10,809 44,045 31,207 17,180 9,455 無形固定資産 4,978 2,261 4,570 2,544 その他 133 2,128 271 2,273 9,094 10,293 107,380 109,153 11 前第2四半期連結累計期間 自2009年4月 1日 至2009年9月30日 自2008年4月 1日 至2008年9月30日 94,741 153,226 130,501 営業総利益 16,812 22,724 14,039 17,053 2,773 5,670 営業外収益 455 561 受取利息 86 205 受取配当金 24 18 負ののれん償却額 17 14 為替差益 215 138 営業活動によるキャッシュ・フロー 3,390 851 税金等調整前四半期純利益 2,637 5,843 減価償却費 1,540 1,678 のれん償却額 負ののれん償却額 46 △138 △159 退職給付引当金の増減額(△は減少) 613 126 11 △20 貸倒引当金の増減額(△は減少) 受取利息及び受取配当金 △111 △223 支払利息 160 206 持分法による投資損益(△は益) 113 57 固定資産売却損益(△は益) △6 △9 固定資産除却損 15 3 投資有価証券評価損益(△は益) 30 93 3,433 4,762 営業外費用 301 280 退職給付引当金 1,742 1,120 支払利息 160 206 660 762 持分法による投資損失 113 57 雑支出 27 16 利息及び配当金の受取額 経常利益 2,927 5,951 特別利益 6 34 前期損益修正益 ― 25 42,299 47,279 純資産の部 株主資本 資本剰余金 利益剰余金 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 少数株主持分 負債純資産合計 66,735 65,763 7,216 7,216 4,867 4,867 54,653 53,681 △1 △1 △4,031 △5,638 △496 △415 △3,534 △5,223 2,375 1,748 65,080 61,873 107,380 109,153 固定資産売却益 特別損失 6 9 296 142 固定資産除却損 15 3 投資有価証券評価損 30 93 ゴルフ会員権評価損 1 − 34 − 213 − 損害補償損失引当金繰入額 ― 46 事業再編損 営業拠点閉鎖費用 税金等調整前四半期純利益 2,637 5,843 法人税等 1,002 2,214 少数株主利益 158 254 四半期純利益 1,476 3,374 △14 △204 長期借入金 負債合計 24 △17 役員賞与引当金の増減額(△は減少) 184 その他 24 賞与引当金の増減額(△は減少) 111 純資産合計 資産合計 当第2四半期連結累計期間 自2008年4月 1日 至2008年9月30日 雑収入 為替換算調整勘定 投資その他の資産 8,835 前第2四半期連結累計期間 自2009年4月 1日 至2009年9月30日 77,929 営業利益 (単位 : 百万円) 当第2四半期連結累計期間 営業原価 販売費及び一般管理費 四半期連結キャッシュ・フロー計算書 6,646 自己株式 のれん 7,340 (単位 : 百万円) 5,837 固定負債 資本金 その他(純額) 営業収入 36,462 流動負債 支払手形及び営業未払金 現金及び預金 前連結会計年度末 2009年3月31日 現 在 負債の部 62,367 四半期連結損益計算書 ゴルフ会員権評価損 1 ― 損害賠償損失引当金繰入額 ― 46 売上債権の増減額(△は増加) 4,306 △414 仕入債務の増減額(△は減少) △2,256 △1,509 その他 △446 △2,126 小計 6,273 3,648 利息の支払額 161 253 △198 △223 独占禁止法関連損失の支払額 △1,494 ― 法人税等の支払額 △1,351 △2,826 △1,459 △3,832 投資活動によるキャッシュ・フロー 定期預金の預入及び払戻による収支 △ 24 137 有形固定資産の取得及び売却による収支 △ 1,294 △990 投資有価証券の取得及び売却及び償還による収支 17 △2,951 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 △114 ― 貸付金の貸付け及び回収による収支 26 2 敷金及び保証金の差入及び回収による収支 92 △87 その他 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の純増減額(△は減少) ファイナンス・リース債務の返済による支出 長期借入金の借入れ及び返済による収支 自己株式の取得による支出 配当金の支払額 少数株主への配当金の支払額 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △161 56 △3,571 137 △2,616 1,637 △61 △44 △ 212 △840 △0 △0 △503 △467 △177 △147 1,083 △902 △556 △3,745 現金及び現金同等物の期首残高 25,904 28,500 現金及び現金同等物の四半期末残高 25,348 24,754 12 株式の状況(2009 年 9 月30 日現在) Stock Information 株式の状況 株主優待情報 所有者別株式分布状況 発行可能株式総数 120,000,000株 発行済株式の総数 36,000,000株 株主数 3,855名 当社では、株主の皆様からの日頃のご支援に感謝し、下記のとおり株主優待制度を設けております。 3.94% 1.07% (152 名) 6.48 0.47 % % (169,123) (2,332,812) (41名) 22.64 (29 名) % (8,151,963) 優待品 株式数 近畿日本鉄道株式会社 14,752,900 40.98 17.87 % (6,432,600) 2,215,100 6.15 株式会社商船三井 1,799,500 5.00 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 1,406,200 3.91 ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー 1,082,603 3.01 4,000 ザチェースマンハッタンバンクエヌエイロンドン エスエルオムニバスアカウント 1,003,600 2.79 3,000 北交大和タクシー株式会社 937,500 2.60 2,000 ジュニパー 669,100 1.86 株式会社奥日光高原ホテル 587,500 1.63 株式会社箱根高原ホテル 537,500 1.49 ご所有株式数に応じた優待内容 ■個人・その他 ■事業会社・その他法人 ■金融機関 ■外国法人等 ■金融商品取引業者 株価の推移 2,000円相当 500株以上 1,000円相当 500株以上 2,500円相当 1,000株以上 2,000円相当 1,000株以上 3,500円相当 5,000株以上 5,000円相当 5,000株以上 6,500円相当 基準日 近鉄エクスプレス 年2回 (3月31日、9月30日) http://www.kwe.co.jp/ 検索 当社ホームページの「株主・投資家の皆様へ」のサイトでは、 「 身近にある KWE」や「映像でわかる KWE」で、 1,000 当社のサービスを分かりやすくご紹介しております。 08/10 11 12 09/1 2 3 4 5 6 7 8 9 また、決算説明会や個人投資家説明会、株主総会の模 様も動画でご覧いただけますので、是非ご利用ください。 今後も株主・投資家の皆様へ当社の情報をお伝えするツールとして、ホームページの充実に努めてまいります。 役 員 株式会社近鉄エクスプレス 取締役会長 辻井昭雄※1 Kintetsu World Express, Inc.(略称 KWE) 代表取締役社長 石崎哲 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルヂング5F 取締役副社長 片岡清 資 本 金 72億16百万円 専務取締役 服部雅一・上野裕彦・上田健次・富山譲治 創 業 1948年(昭和23年) 常務取締役 中田晴人・星合弘之 設 立 1970年(昭和45年) 取締役 會川眞也・渡來義規・森和也 代 表 者 代表取締役社長 石崎 哲( いしざき さとし) 社 員 数 1,155名(単体)9,020名(連結) 取引銀行 三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行他 営業種目 1.貨物利用運送事業 常勤監査役 保谷清・堀田和郎 2.内外輸送会社の代理店業 監査役(非常勤) 岡本直之※2・岸田雅雄※2 本 社 100株以上 Corporate Profile(2009 年 9 月 30 日現在) 会社概要 名 称 500円相当 当社ホームページをご覧ください (注)出資比率は自己株式(551株)を控除して計算しております。 会社概況 1年以上 100株以上 (注)保有継続期間1年以上とは、第2四半期末日および期末日の株主名簿に同一株主番号で連続 3 回以上記載されることといたします。 株価(円) 0 1年未満 93.62%(3,609 名) (18,913,502) 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 当社オリジナル・クオカード 保有継続期間 株主数 52.54% 持株数(株) 出資比率(%) 以下の基準により贈呈いたします。 0.75% 大株主 株主名 ● 毎年 2 回、3 月末日および 9 月末日現在の株 主様に対し、 「K WE オリジナル・クオカード」を 0.62 % (24 名) 「映像でわかるKWE」 稲村寿通・番場隆・山口昌紀※1 執行役員 早田秀行・田原清彦・三橋義信 保里康夫 トップ画面 「身近にあるKWE」 3.通関業 4.倉庫業 5.前各号に関連ある一切の事業 13 ※1は社外取締役、※2は社外監査役を表します。 「株主・投資家の皆様へ」 トップ画面 「中国情報」 14