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11 月号 - JAちば東葛は

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11 月号 - JAちば東葛は
JAちば東葛 広報誌11月号
No.68
2015November
11
JA CHIBATOUKATSU
柏市豊四季
小島孝博さん(柏小かぶ共撰部会副会長)
小かぶの収穫風景
ホームページアドレス▶h t tp://www.ja-chibat oukatu.or .jp/
ま 知
す っ
か て
?
真摯(しんし)な生産者によって
築かれた
「地域ブランド」をしっかり守る
マーク
農林水産物や食品には、その地域な
らではの気候や土壌の特性、さらには
長年にわたって培われてきた独自の生
産方法などによって高い品質を獲得し
た物が数多く存在しています。こうし
た「 地 域 ブ ラ ン ド 」の 産 品 は、そ の 高
い評価が販売価格に反映されることも
多く、生産者の収益力向上にも大きく
貢献しています。
2015年6月1日に運用を開始し
た「 地 理 的 表 示 保 護 制 度 」は、こ れ ら
の地域ブランドを適切に保護しようと
いう制度です。
地域ブランドの産品にはいくつもの
成功事例がある半面、さまざまな問題
も 起 こ っ て い ま し た。例 え ば、ま っ た
く関係のない第三者が、真面目に取り
組んできた生産者が得るべき成果を横
取りしたり、粗悪な模倣品を作って利
益を得ようとするなどの動きです。こ
の よ う な 地 域 ブ ラ ン ド の 不 正 使 用 は、
ブランド価値の低下や消費者の信頼を
損なうことにつながります。
農産物地理的表示
保護制度 が始 まりました
今回の新しい制度には、さまざまな
特徴があります。なかでも最も注目す
べき点は、国が産品の品質についてお
墨付きを与えてくれることでしょう。
地域ブランドの産品が制度の適用を
受けるためには、生産・加工業者の団
体が農林水産大臣に申請して審査を受
ける必要がありますが、その申請項目
には品質の基準や管理方法も含まれて
います。審査を通って登録されるのは、
一定の品質を満たす産品のみです。つ
ま り「 地 理 的 表 示 保 護 制 度 」に 登 録 さ
れることは、その品質が国から保証さ
れたことを意味するわけです。登録産
品には、その証しである「GIマーク」
が付けられ、消費者が一目で分かる仕
最大の特徴は、国が品質に
お墨付きを与えてくれること
「地理的表示保護制度」では、そうし
た不正使用について国が取り締まるこ
とを明記しており、罰則も定めていま
す。つ ま り こ の 制 度 は、ブ ラ ン ド そ の
ものだけでなく、その確立に貢献して
きた真面目な生産者たちも守ってくれ
るのです。
新しい制度に期待されていること
は、先述したこと以外にもたくさんあ
ります。
例えば、これまであまり知られてい
なかった地方の名産品が、制度をきっ
かけとした新たなブランドの掘り起こ
しによって知名度をアップさせる、と
いう効果も、数ある期待のうちの一つ
です。
地域ブランドの名産品がクローズ
アップされることは、観光客の誘致に
も寄与するでしょう。
ブランド価値の増大による収益力の
アップは、生産現場で働く魅力ともな
地理的表示保護制度は
日本の農業にどんな可能性を
もたらすのでしょうか
組みです。粗悪な模倣品に惑わされる
こともなくなりますから、地域ブラン
ドに対する信頼はさらに高まることで
しょう。
国が品質にお墨付きを与える新しい
制 度 は、生 産 者 だ け で な く、消 費 者 に
とっても大きなメリットがあるといえ
るのです。
他商品との差別化を図る「地域ブランド」への取り組みは、年を追うごとに活発化しています。そんな「地域
ブランド」を適切に保護しようと「地理的表示保護制度」の運用がスタートしました。海外ではすでに100
カ国以上が導入しているこの制度、果たして日本の農業にどのような未来をもたらしてくれるのでしょうか。
2015 年(平成 27 年)11 月 14 日
11 月号
GI マークは産品の確立した特
性と地域との結び付きが見ら
れる真正な地理的表示産品で
あることを証するものです。
登録された産品の地理的表示
と併せて付されます。
りますから、後継者不足の問題を解決
する鍵になるかもしれません。
制度への登録のサポートや、その後
のPR活動や活性化のフォロー、販売
戦略の立案や実施など、地域ブランド
を効果的に展開するための人材の必要
性が生まれるため、雇用の促進にも大
きな期待がかけられています。
さらには日本の特産品の海外展開も
期待度の高い分野です。GIマークが
付けられた産品は、輸出先の国でも日
本 の 真 正 な 特 産 品 で あ る 証 し に な り、
そこでもブランドの差別化が図られま
す。品質と信頼性の高さを国が保証す
るGIマークがきっかけで、日本の特
産品を輸入しようと考える海外企業が
増えることも期待できるはずです。
──少数の農家が山奥でひっそりと
育んできた産品が、制度に登録される
ことにより、世界から注目を浴びる地
域ブランドになる……。GIマークは、
ひょっとしたらそんなシンデレラス
トーリーを生んでくれるかもしれませ
ん。
「地理的表示保護制度」は、日本の
農業の未来をより明るくする可能性を
秘めた制度といえるでしょう。
GI マーク
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2015 年(平成 27 年)11 月 14 日
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11 月号
11 月号
トピックス
2015 年(平成 27 年)11 月 14 日
チャリティーゴルフ大会を開催
9月 30 日、野田市の千葉カントリーク
ラブ・川間コースで、第5回 JA ちば東葛
チャリティーゴルフ大会を開催し、組合
員など 219 名が参加しました。
大会は、組合員同士の親睦をはかると
ともに、参加費の一部を、当 JA の管内を
市域に持つ野田市、柏市、船橋市が行う
様々な事業に役立ててもらおうと毎年実
施しています。今年は船橋市の社会福祉事業に寄付をしました。
当日は穏やかな秋晴れとなり、午前7時過ぎから次々とコースへ出て名門クラブで
のプレーを楽しみました。
競技終了後、夕方から同コースのクラブハウスで表彰式を行いました。式には当
JA のイメージキャラクター[ラッキー]の他、
[西船なな姫ちゃん]も参加しました。
勝田組合長は「JA を取り巻く環境が厳しさを増すなか、これからはゆるキャラを活
用したブランド品作りを行うなど、経済事業に力を入れたい。皆様のご協力をお願い
します」と挨拶をしました。表彰に先立ち、勝田組合長から松戸徹船橋市長へ寄付金
の目録が手渡され、松戸市長からは勝田組合長へ感謝状が送られました。
多くの浄財が集まりました
JA 共 済 連 千 葉 は 10 月 20 日、JR 柏 駅
東口で第 37 回 JA 共済交通遺児育英資金
街頭募金を実施しました。この日は、当
JA からも4名の職員が参加するなど、東
葛飾地区の JA 職員が募金活動を行い、
143,230 円という多額の浄財をお預かりす
ることができました。ご協力たいへんありがとうございました。
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2015 年(平成 27 年)11 月 14 日
トピックス
市場視察を行いました
野田地区の東部出荷組合は9月 26 日、
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11 月号
視察研修を開催
西船地区の花植木生産者組合は、10
東京大田市場へ視察研修を行い、小川浩
月4日から1泊2日の日程で、日本三名
組合長をはじめ8名の方々が参加しま
園の一つに数えられる兼六園を含む石
した。この日は、東京青果㈱のスタッフ
川県方面への視察研修会を行い、7名の
を交え、これから始まる秋枝豆及びほう
方が参加しました。東京ドーム2個分の
れん草の現状報告並びに出荷について
大きさの庭園を一年中行われる剪定作
の打合せを行いました。市場関係者から
業や、雪の重さに耐える為の雪吊り作業
は「良質な枝豆を多く出荷してほしい」
などの説明をガイドから受け、今後の活
という声が出ていました。
動の参考にすることができました。
キックベース大会を開催
視察旅行を開催
10 月6日、西船地区青壮年部は、船橋
野田地区の目吹出荷組合は 10 月6日
市にある法典公園にて、船橋市長杯西船
から1泊2日の行程で、長野方面への春
地区キックベース大会を行いました。大会
枝豆出荷反省会を含めた視察旅行を行
には JA いちかわ青年部チームを含めた
いました。初日の宿泊先では、東京青果㈱
4チーム(総勢 59 名)が参加しました。総
の担当者と春枝豆出荷の反省、今後の秋
当たり戦の結果、西船地区Qチームが優
枝豆出荷について打合せを行いました。
勝。その後の表彰式・懇親会には松戸徹
翌日は、須坂市のぶどう農園を視察し、
船橋市長が出席し、優勝した同チームを
シャインマスカットや巨峰の栽培方法
含めた参加者全員の健闘をたたえました。
などについての話を聞いてきました。
11 月号
女 性部の活動
移動健康教室を開催
2015 年(平成 27 年)11 月 14 日
草木染めを行いました
西船地区女性部は9月 16 日、移動健
9月 18 日、西船地区女性部は、西船
康教室として高尾山で約1時間のハイ
地区多目的ホールで、草木染めのサクラ
キングを行い、11 名の方々が参加しま
染とコチニール染に挑戦しました。作業
した。この日は山上駅までリフトを使っ
は素材に傷を付けないように優しく行
て登り、高尾山駅から薬王院までを往復
い、出来上がったストールはムラなく
しました。当日の天候は暑すぎず、雨も
しっかりと色付きました。また、草木染
降らなかったため山の中を通っていく
めはキッチンにあるもので手軽に行え
リフトが気持ちよく、楽しかったと好評
るため、他のものも染めてみたいとの声
でした。
もありました。
和菓子作り体験を開催
化粧品・ウイッグ講習会を開催
西船地区女性部は 10 月7日、女性大
柏地区女性部は 10 月9日、化粧品・
学講座として和菓子作り体験を行いま
ウイッグ講習会を開催し、12 名の方が
した。今回は蒸し菓子の代表的な一品で
参加しました。この日は株式会社アート
ある「浮島」と秋の上生菓子「紅葉」の
ネーチャーとチャコット株式会社から
作り方を教わりました。和菓子作りは、
講師を迎え、
「15 歳若く、メイクで5歳!
細かい作業が難しく、はじめのうちはう
ウイッグで 10 歳!」と題した講習会を
まくいきませんでしたが、先生に教わり
行いました。参加した女性部の方々は
ながらひとつひとつ綺麗に完成させる
様々なウイッグを身につけるなど楽し
ことができました。
んでいました。
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2015 年(平成 27 年)11 月 14 日
11 月号
インフォメーション
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11 月号
2015 年(平成 27 年)11 月 14 日
インフォメーション
ラッキー・ブラッキーの部屋を開設しました!
当 JA のイメージキャラクターである「ラッキー」と「ブラッキー」の他、
「西船
なな姫」
「こかぶちゃん」を紹介する「ラッキー・ブラッキーの部屋」を当 JA ホー
ムページ上に開設しました。
動画やツイッターなども盛り込まれております。
是非アクセスしてください!
野田地区年金友の会会員親睦旅行の日程等が決まりました
コース名 天城越えと相模湾を望む下田温泉
実施方法 支店別に実施
会 費 24,400 円
募集期間 平成 27 年 11 月 30 日(月)まで
会費の徴収方法 平成 28 年 1 月 6 日(水)〜 13 日(水)、口座振替により
取 消 料 出 発日の 20 日前以後の取消については一律 2,000 円を申し受
けます。
日 程
平成28年  2月  4日(木)〜  5日(金) 川間駅前支店
  8日(月)〜  9日(火) 中根支店
  9日(火)〜10日(水) 関宿支店
15日(月)〜16日(火) 二川支店
16日(火)〜17日(水) 木間ケ瀬支店
17日(水)〜18日(木) 川間支店
18日(木)〜19日(金) 七福支店
23日(火)〜24日(水) 旭支店
24日(水)〜25日(木) 福田支店
25日(木)〜26日(金) うめさと支店
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2015 年(平成 27 年)11 月 14 日
11 月号
インフォメーション
平成 28 年度千葉県立農業大学校の学生募集(一般入試)
千葉県立農業大学校は、農業を志す優れた担い手及び指導者の育成を目指し、次
のような教育目標を掲げ、入学生を募集します。
教育目標 ・広い視野を持つ豊かな人間性の形成
・高度な専門知識・技術・経営管理能力の修得
・地域社会における指導者としての資質の養成
・土に根ざした実践力のかん養
▶募集人員 A日程 農学科:約 30 名 研究科:約 10 名
B日程 農学科:約 10 名 研究科:若干名
▶受験資格 農学科:高等学校を卒業した者又は平成 28 年 3 月卒業見込みの者
研究科:農業大学校の農学科等を卒業した者又は平成 28 年 3 月に卒
業見込みの者等
▶試験期日 A日程 平成 28 年 1 月 7 日(木)
B日程 平成 28 年 2 月 26 日(金)
▶試験場所 千葉県立農業大学校
▶試験内容 農学科:筆記試験
必須科目 国語(国語総合;古文及び漢文を除く)
選択科目 農 業(農業と環境)及び理科(生物基礎及び科学基礎)
の3科目のうちから 1 科目を選択
研究科:筆記試験
選択科目 作 物学・園芸学・畜産学及び農業経営学の 4 科目のう
ちから 2 科目を選択
各科共通:面接
▶願書受付 A日程 平成 27 年 12 月 4 日(金)〜 12 月 18 日(金)
B日程 平成 28 年 2 月 8 日(月)〜 2 月 17 日(水)
▶合格発表 A日程 平成 28 年 1 月 15 日(金)
B日程 平成 28 年 3 月 4 日(金)
▶申込・問合せ 千葉県立農業大学校
〒 283 − 0001 千葉県東金市家之子 1059
TEL0475(52)5121 FAX0475(54)0630
ホームページ:http://www.pref.chiba.lg.jp/noudai/
第6回 JA ちば東葛「西船地区農業まつり」開催迫る!
○開催日時・会場
西船地区(JA ちば東葛西船地区農業まつり)
日 時 平成 27 年 11 月 21 日(土) 午前 9 時 30 分〜午後 2 時
会 場 農産物直売所及び周辺広場
※西船地区農業まつり開催日[平成 27 年 11 月 21 日(土)]は、西船地区経済センター
を休業させていただきます。
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11 月号
2015 年(平成 27 年)11 月 14 日
川間駅前支店新店舗での営業開始のご案内
川間駅前支店は建て替え工事により仮設店舗での営業を行っておりま
したが、11 月2日(月)より新店舗での営業を開始しました。ご利用の皆
様方には大変ご不便をおかけいたしました。
尚、新店舗での営業開始に伴い、11 月2日(月)より営業時間等が下記
の通りとなりますのでよろしくお願いいたします。
■営業時間
午前8時 45 分〜午後3時
土曜・日曜・祝日は休業となります。
■ ATM 稼働時間
平 日 午前8時 00 分〜午後9時
土曜日 午前8時 45 分〜午後5時
日曜・祝日 午前9時〜午後5時
理 事 会 報 告
−10月−
10月16日、本店会議室で理事会が開催され、
下記の議案が審議されました。
協議事項
報告事項
⑴ 個人情報保護に関する規程類の新設
⑴ 平成 27 年度 JA 共済コンプライア
及び改定について
⑵ 農産物検査業務規程の一部変更につ
いて
⑶ 規約第 34 条に定める窓口業務時間
及び休業の一部変更について
ンス点検結果について
⑵ 第6回 JA ちば東葛柏地区・野田地
区農業まつりの実施内容について
⑶ 職員の人事異動について
⑷ 主要業務実績について
⑷ 貸付金承認について
⑸ 既貸付金条件変更について
⑹ 出資金減口処理について
⑺ 総代選挙について
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2015 年(平成 27 年)11 月 14 日
11 月号
行 事 予 定 ・ 11 月
7 日 ●第6回 JA ちば東葛野田地区農業まつり
●船橋市農水産祭り農産品評会
8 日 ●船橋市農水産祭り
10 日 ●柏地区親睦ゴルフ大会(阿見ゴルフクラブ)
12 日 ●理事会・監事会
14 日 ●一斉訪問日
17 日 ●野田地区年金友の会グラウンドゴルフ大会
17 日〜 18 日 ●西船地区青壮年部視察研修会(鹿児島県)
18 日 ●野田地区集団健診(木間ヶ瀬支店)
野田市目吹のコスモス
21 日 ●第6回 JA ちば東葛西船地区農業まつり
22 日 ●柏レイソル柏ホームタウンデー
25 日 ●共済億友会親睦旅行
●野田地区女性部第4回短期大学・支部役員合同交流会
27 日 ●野田地区年金友の会健康管理講習会(七福支店)
市場・休市日
日曜・祭日のほか
11 月 18 日(水)・12 月9日(水)
相談日 ─ 11 月、12 月─
11 月 の 相 談 日
開催日
開催場所
顧問名
開催場所
顧問名
西船支店
長谷川
西船支店
長谷川
柏 支 店
黒 田
柏 支 店
黒 田
10日(火) 行 田 支 店
深 代
8日(火) 行 田 支 店
深 代
11日(水) うめさと支店
加 藤
10日(木) うめさと支店
加 藤
20日(金) 柏 支 店
黒 田
17日(木) 柏 支 店
黒 田
24日(火) 西 船 支 店
深 代
22日(火) 西 船 支 店
深 代
25日(水) 川 間 支 店
加 藤
行田支店
長谷川
26日(木) 行 田 支 店
長谷川
川間支店
加 藤
12日(木) 柏 支 店
小 倉
10日(木) 柏 支 店
小 倉
19日(木) 西 船 支 店
草 薙
17日(木) 西 船 支 店
草 薙
5日(木)
税務相談
法律相談
12 月 の 相 談 日
開催日
3日(木)
税務相談
24日(木)
法律相談
24日(火) 川 間 支 店 花岡・村松
労務・年金相談
25日(水) 西 船 支 店
川 名
年金相談
18日(水) うめさと支店
下 川
22日(火) 川 間 支 店 花岡・村松
労務・年金相談
24日(木) 西 船 支 店
※相談日の開催予定、開催時間は各支店にお問い合わせください。
11
川 名
農業家
逆井 智
さん ( 歳)
62
め 換 気 を 良 く し た り、最 低 2 回、適 切 な
時期に農薬をまくようにしています。
─農業をしていて嬉しいことを教えてく
ださい。
逆井さん:無事に良い作物が出来たとき
ですね。
─大変なことはありますか?
逆井さん:現在家族3人(逆井さん夫婦
と息子さん)とパートさん4人の7人で
農作業をしているのですが、パートさん
が急に長期間休んだりしたときの人の調
整が大変です。
─今年の出来を教えてください。
逆 井 さ ん: 7 月 下 旬 か ら 9 月 上 旬 は 暑
かったので、その時期は出荷量は減りま
し た が、そ れ 以 外 は 大 き な 病 気・ 害 虫・
自然災害の被害は特にないですね。
─これからの抱 負
を教えてください。
逆井さん:今の規
模を維持して安定
して良いものを
作っていきたいで
す。ま た レ タ ス や
サンチュといった
他の作物の栽培も
視野に入れていき
たいです。
野田市木間ヶ瀬 野田地区木間ヶ瀬支店管内
農業を始めて 年以上の経験を持ち、今
年の6月からは当JAの理事も務められ
ている逆井さんにお話しを伺いました。
─農業を始めたきっかけを教えてください。
逆井智さん(以下逆井さん)
:実家が農家
だったので元々農業には興味がありまし
た。最初は花に興味があり、高校卒業後の
1年 くらいはバラの研 修に行っていまし
たが、オイルショックにより資材等の高騰
の影響を受け断念することになりました。
その後、本 格 的に実 家で農 業 を始めまし
た。初めはトマトを栽培していましたが、
代後半からみつばの栽培をしています。
─現在作られている作物と規模、1日の
仕事の流れを教えてください。
逆井さん:現在栽培しているのはみつば
で規模は約 aです。1日の仕事の流れ
は午前中は出荷に向けて箱詰め等の調整
を 行 い、午 後 に 出 荷 し ま す。そ し て 午 後
の3時くらいから翌日の出荷に向けて収
穫 を 行 い、そ の 後、事 務 作 業 を す る と い
うのが1日の流れです。
─栽培をする上で何かこだわっているこ
とや注意していることはありますか?
逆井さん:安全・安心な作物を作ってい
きたいと思っています。みつばは秋から
冬 に か け て ベ ト 病 が 発 生 し や す い の で、
そのことには気をつけています。そのた
発行/ちば東葛農業協同組合 編集/総合企画部
〒277-0861 千葉県柏市高田362番地 TEL.04-7140-2215 FAX.04-7140-2216
JAちば東葛 広報誌11月号
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