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自転車購入の基準は“価格”から“安全性”へ!

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自転車購入の基準は“価格”から“安全性”へ!
平成 27 年 7 月 14 日
自転車の安全利用促進委員会
<自転車事故報道を受けての消費者意識実態調査>
ルール・マナーのみならず、自転車自体の安全性についても意識が向上。
自転車購入の基準は“価格”から“安全性”へ!
BAAマークをはじめとした、“安全基準マーク”も意識される結果に
自転車の交通ルール違反や、自転車が起こした事故をめぐる問題、道交法改正など、自転車に関する様々な情報が報
道されています。そこで、自転車の安全利用促進委員会では、6 月 9 日~10 日に、自転車との向き合い方について、515
名の回答を集計いたしました。
● 一連の自転車に関する事故についての報道をきっかけにルール・マナーへの意識が向上!
さらに、半数以上が自転車自体の安全性についても意識し始める結果に
● 自転車の購入基準に大きな変化!最も重視する項目は“価格”から“安全性”へ!
● 半数以上が自転車専門店以外で自転車を購入!インターネットでの購入者も 5.2%
今回の調査の結果、ルールやマナーへの意識”だけでなく、”購入時の自転車の選び方“”普段のメンテナンス“についても
消費者の注目が集まり始めていることがわかりました。
特に自転車の購入基準については、国による明確な安全基準が設けられていないこともあり、BAAマークをはじめとした
“安全基準マーク”に対する注目度が報道後に大きく上昇する結果となりました。当委員会で以前行った調査では、タイヤ
の空気圧が低いだけで、ブレーキがかかりにくい、スムーズな走行がしにくいということが明らかになっています。もしも交差点
で車や歩行者と接触しそうになった場合、わずか 30cm の制動距離の違いが事故になるかならないかの境目になるかもし
れません。「安全な自転車」に乗ることは、自分の命だけでなく他人を傷つけるリスクも減らすことにつながります。ブレーキが
かかりにくいなど目に見えない危険性はなかなか切迫感を感じられないものです。普段のメンテナンスで、この大きな 30cm
の違いを防ぐことにつながります。
当委員会ではルール・マナーはもちろん、自転車に安全に乗れることも重要視されるべきであると考えています。そのた
めの BAAマークをはじめとする”安全基準をクリアした自転車”を購入することも重要だと感じています。
一連の自転車に関する事故についての報道をきっかけにルール・マナーへの意識が向上 !
さらに、半数以上が自転車自体の安全性についても意識し始める結果に
2015年に入り過熱する自転車事故の報道を受け、消費者の意識がどのように変化したのかを調査いたしました。
今回の調査を受け、ルールやマナーなどの“運転時の意識”だけでなく、“購入時の意識”についても、消費者の注目が
集まり始めていることが明らかになりました。
Q:自転車の製品事故についての
一連のニュースを見て思ったことにチェックをつけてください。
“運転時の意識”としては、ルール・マナーにつ
いて、62.1%が「守ろうと思った」と回答。道交
法改正などを受けて、意識が変化していること
がわかりました。
“購入時の意識”として、「選ぶ際に安全性に
気をつけようと思った」( 55.0%) 「 安全基準
( BAA マ ー ク な ど ) を 意 識 し よ う と 思 っ た 」
(32.4%)、 “乗車前の意識”として、「定期的
にメンテナンスをしようと思った」(42.3%)など
の回答が得られました。
自転車の購入基準に大きな変化!最も重視する項目は“価格”から“安全性”へ!
消費者がどのようなことを意識して自転車を購入しているのか、昨今の自転車についての報道前後での意識の変化を
調査いたしました。
Q:自転車の購入基準で最も重視する点は何ですか?
今回の調査を受け、報道前後で消費者の購入時に重視
する基準 が“ 価格” ( 50.7% ⇒18.8 %) から、“ 安全性”
(18.2%⇒61.9%)に変化していることがわかりました。
報道前を振り返り、最も意識する購入基準を調べたところ、
“価格”(50.7%)“安全性”(18.2%)“デザイン”(13.2%)
の優先順で選ばれていたという結果となり、“価格”を他の購
入基準の3倍以上の人が重視していたことが明らかとなりま
した。
しかし、現在最も意識する購入基準を聞いたところ、 “安
全性”(61.9%)“価格”(18.8%)となり、“価格”と“安全性”
が逆転する結果となりました。
国による明確な安全基準が設けられていないことを知
ることで、BAA マークをはじめとした“安全基準マーク”に
対する注目が高まったようです。
半数以上が自転車専門店以外で自転車を購入!インターネットでの購入者も 5.2%
自転車を購入する方法が多様化する中、消費者がどのような場所で自転車を購入しているのか実態を調査いたしまし
た。
Q:自転車のどこで購入していますか?
調査の結果、消費者の半数以上が“大型サイクルショッ
プ”“街の自転車屋”以外で自転車を購入しているという実
態がわかりました。
消費者の約半数が“大型サイクルショップ”(25.6%)“街
の自転車屋”(23.1%)で購入している一方、“ホームセンタ
ー”(21.4%)のように自転車専門店以外で自転車を購入し
ている消費者がいることが明らかとなりました。
また、購入場所として、これらの自転車の専門家が常駐し
ている施設以外の、“インターネット”(5.2%)“リサイクル店”
(1.0%)“ネットオークション”(0.6%)で購入している消費者
が一定数いることがわかりました。
▼調査概要
調査方法
回答数
調査日
調査主体
ホームページ
ご注意
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インターネットリサーチ
合計 515 名
2015 年 6 月 9 日(火) ~ 2015 年 6 月 10 日(水)
自転車の安全利用促進委員会
http://jitensha-anzen.com
図表の構成比は四捨五入しているため、構成比の和が 100%にならない 場合があります。
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