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シスラボ・スエヒロ、中小向けに低価格の経営改善ソフト開発 【諏訪
シスラボ・スエヒロ、中小向けに低価格の経営改善ソフト開発 2004/02/06, 日刊工業新聞, 26 ページ, , 449 文字 【諏訪】シスラボ・スエヒロ(長野県上田市、末広繁和代表、0268・24・62 53)は、経営改善のノウハウを盛り込んだ安価なパソコンソフト「目標管理 支援ソフト」を完成させた。 経営改善の成果を経常利益でそのつど評価し、部門別の問題点を洗い出 しながら、継続的なレベルアップにつなげていく。 中小企業でも気軽に導入できるよう、価格は6800円とした。 同社はISO認証支援を中心とする経営コンサル。 経常利益を重視した独自のコンサル手法をもとに、利益シミュレーションを簡単に行える表計算シート に仕上げた。 入力項目は売上高、変動費、人員だけ。 経理締め日の翌日に、経常利益、売上高、損益分岐点の評価と実績管理がグラフ上で行え、部門ごと の見直し策立案に役立つ。 マイクロソフトの「Excel―2000」で動作。 東京コンサルアイ(東京都台東区、末広秀樹社長、03・5816・3667)が販売を担当し、インターネッ トから有料でダウンロードできる。 詳細は同社のホームページ(www.TokyoCONSARUai.co.jp)。 岡谷でものづくりフェア、開幕 彫刻体験が人気 学生の発表も 2004/02/10, 信濃毎日新聞朝刊, 17 ページ, , 743 文字 「ものづくりフェア2004」(岡谷市などでつくる実行委員会主催)は八日、岡谷市本町のテクノプラザ おかやで始まった。市内製造業約三十社が製品を展示したり、高校生や大学生が研究を発表。チタン プレートの彫刻体験コーナーなども市民の人気を集めている。 印鑑彫刻(八日のみ)は、諏訪地方の企業を中心としたDTF(卓上工場)研究会に参加する産業技術 総合研究所(茨城県)が加工機械を出展。会場で製造を申し込んだ人たちは、自分が描いたデザイン 通りに旋盤がプラスチック素材を彫っていく様子を興味深そうに見入った。 ニオムネット(同市)のチタンプレート彫刻も、八十人に限定していたこの日の受け付けが一時間足ら ずで終了する人気。急きょ受付数を増やし、一日で約三百人が申し込んだ。 ものづくりに取り組む学生たちの発表では、岡谷工業高電気工学クラブが相撲ロボット、東海大三高 科学部は手作り燃料電池、諏訪東京理科大は二足歩行の小型人間ロボットをそれぞれ持ち込んで実 演。企業関係者はものづくりを支えていく若い力に感心していた。 上田市の中小企業診断士、末広繁和さんが「売り上げが伸びなくても利益をガンガン伸ばす方法お 教えします」と題して講演。生産工程の改善が会社の発展と給料の増額につながることを社員が認識 することが大事―と訴えた。各社のブースでは市民が活発に質問。ロビーでは工具販売の四社が切削 を手掛ける市内の企業と商談していた。 会場には小中学生の姿も多く、北部中二年の吉沢良平君(14)=赤羽=は「いろんな機械がたくさん あって驚いた。将来は自分も自動車部品を作りたい」と話していた。 企業展示やセミナー、事例発表はテクノプラザで十日まで。十一日はNHKアナウンサー国井雅比古 さんがカノラホールで記念講演する。 シスラボ・スエヒロ、生産性を指標に中小の経営管理。 2004/02/05, 日経産業新聞, 17 ページ, , 432 文字 【松本】経営コンサルティングのシスラボ・スエヒロ(長野県上田市、末広 繁和代表、0268・24・6253)は十日、中小企業向けの経営管理ソフトを 低価格で発売する。売上高と従業員数、材料費などを入力し、従業員一人 が生み出す付加価値額(労働生産性)を指標として利用する。ソフト受託 開発の関連会社、東京コンサルアイ(東京・台東、末広秀樹社長)を通じて、インターネット経由で販売 する。 「儲かったか 目標管理支援ソフト」は前年、前々年の売上高と各種の費用、従業員数などを入力し、 売上高から変動費などを差し引く形で付加価値額などを算出する。翌年の計画も計算できる。必要売 上高が見込めない場合は、材料の共通化や、外注業務の内製化などを通じて、変動費をいくら抑えら れるかを想定する。 価格は六千八百円。経常利益や損益分岐点の算出までにとどめ、価格を抑えた。 受注価格の低下に悩む中小の製造業者や建設業者に、カイゼンや受注選別を促し、コンサルティン グ業務の顧客拡大につなげる狙い。 低価格の経営管理ソフト、シスラボ・スエヒロがネット経由で販売――中小向け。 2004/02/05, 日本経済新聞 地方経済面 (長野), 3 ページ, , 559 文字 利益改善めざす中小向け 経営コンサルティングのシスラボ・スエヒロ(長野県上田市、末広繁和代 表)は、低価格の中小企業向け経営管理ソフトを発売する。売上高と従業 員数など基礎データを入力すれば、従業員一人が生み出す付加価値額 (労働生産性)を算出できる仕組み。利益改善に役立つとして中小の製造業や建設業に売り込む。 新ソフト「儲かったか 目標管理支援ソフト」は六千八百円。ソフト開発の関連会社、東京コンサルア イ(東京・台東、末広秀樹社長)を通じて、十日からインターネット経由で販売する。 売上高や従業員数以外に入力するデータは材料コストをはじめとする変動費や固定費。全体の付加 価値額は売上高から変動費を差し引く形で算出する。 次年度の目標経常利益と固定費、変動費を入れれば、必要売上高を逆算することも可能。それだけ の売り上げが見込めない場合、企業は変動費の削減が必要となるため、材料コストの引き下げや外注 業務の削減といった対策を早めに打ち出すのに役立つとしている。 激しい価格競争に直面している中小企業には、売上高が増えても受注単価が下落して利益率が悪 化するところが多い。シスラボは売上高より利益を重視したソフトは十分な需要が見込めると判断し た。ソフトの購入企業からコンサルティング業務を受注して顧客網の拡大にもつなげる考え。