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複数プログラム選択履修制度 パンフレット 2011.10版
学生主体の新しい学士課程の創成 奨 学 金 ~奨学金の種類や要件~ 本学では、日本学生支援機構、地方公共団体及び民間奨学団体からの奨学金を取り扱っています。 また、本学関係者等からの寄附金などによる本学独自の奨学金も用意されています。 奨 学 金の名 称 授与対 象 者 奨 学 金の 額 1.日本の高等 学 校 又は中等 教育学 校を卒 業見 込みの 者 3 0 0,0 0 0 円 入学を志 望する者 3 0 0,0 0 0 円 認められる者(1~3のすべてを満たす者) 学 部1・2 年次 から引き続き在 学する本 学 学 部 3 年生(中途に休 学 期間がない 者に限る)のうち、1・2 年次の成 績、人物が 特に優 秀 優秀者奨学金 2 0 0,0 0 0 円 25 名 と認められた者 桜蔭会奨学金 各 学 部より推 薦された学 部 3 年生 4名 10 0,0 0 0 円 (H2 2 年度 ) この 他にも、学 科・専 攻 別の 奨 学 金や 大 学院 生を対 象とした 奨 学 金もあります。詳しくは、お問合 せください。 学生寮 ~本学には 3 つの学生寮があります~ 国際学生宿舎 小石川寮 小石川 SCC 日 本 人 だ け で は な く、 留 学 生 も 数 大学から徒歩3分程度の場所にあ 平 成 23 年 に 完 成 し た 寮 で、 大 学 多 く 入 居 し て い ま す。 日 常 生 活 に り、 大 学 院 生 が 入 居 す る こ と が で から徒歩3分程度の場所にありま おいて自然と国際交流をすること きます。池袋駅や東京駅などのター す。 個 室 と 共 用 リ ビ ン グ を 持 ち、 で、 国 際 的 な 視 野 を 身 に つ け る こ ミナルステーションへのアクセス 5人で1つのハウスを組んで個室 とができます。また、セキュリティ が 良 い 場 所 で す。 寮 生 同 士 の ふ れ で暮らしながらも友達と一緒に生 面 に お い て も 昼 は 寮 母 さ ん、 夕 方 あ い が 多 く、 さ ま ざ ま な 専 攻 と 幅 活しているような新しいタイプの から翌日にかけては警備員が常駐 広い年齢の友人と出会うことがで 寮 で す。 個 性 豊 か な 学 生 た ち の 人 するので安心です。 きます。 間 関 係 の 中 で 社 会 性 を 培 い、 自 立 性と協調性をもった人格を育むこ とができます。 至池袋 至池袋 地 下 鉄 ・ 有 楽 護国寺 町 線 講談社 都バス 大塚三丁目 護 国 寺 駅 大塚 地 下 鉄 ・ 丸 ノ 内 線 都バス 大塚二丁目 文京区立 音羽中学校 グラウンド 至 / 江 飯戸 田川 橋橋 筑波大学 附属中学校 高校 跡見学園 文京区立 音羽中学校 新大塚公園 教育の森公園 大都 塚バ 車ス 庫 前 お茶の水女子大学 首 警察署 都 高 筑波大学 附属小学校 貞静学園 拓殖大学 東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅から徒歩約7分 東京メトロ有楽町線 護国寺駅から徒歩約8分 都営バス 大塚駅2丁目停留所前 お茶の水 女子大学 新宿駅 茗 荷 谷 駅 池袋駅 大塚駅 大塚2丁目 護国寺駅 茗荷 谷駅 御徒町駅 御茶ノ 水駅 錦糸町駅 秋葉原駅 市ヶ谷駅 JR山手線 JR総武線 至 後 楽 園 選択履修制度 25 名 2 年目 3.成 績、人物ともに優 秀 で、大 学 進学において経 済 的 支 援 が必 要と 学 部生 成 績 リベ ラル アーツ & 複 数プログラム 1年目 2.当該年度の4月に 本 学 学 部1年生に入学する予定で、本 学に強く 予 約型 奨 学 金 人数 21世紀 型文理融合 東京駅 東京メトロ丸ノ内線 東京メトロ有楽町線 都バス 有楽町駅 〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1 http://www.ocha.ac.jp/ お茶の水女子大学 Finding Your Own Way 2012 学士課程教育 お茶大 型新しい学士課程 文 理 融 合リベラルアーツ+専 門 教 育 複 数プログラム 選 択 履 修 制 度 お茶 の 水女 子 大 学 で は 、教 養と専 門 性を 備え、 自主自立の 精 神 に富 んだ女 性リーダーを育成 する学 士 課 程 教 育を推 進しています。 キ ーワードは、 「 文 理 融 合リベラルアーツ」 + 「 複 数 プ ログラム 選 択 履 修 制 度 」で 教 養と専 門 性を 備 えた学 士 課 程 教 育。 高 度 な 教 育による 女 性リー ダー の育成 お茶 の 水女子大 学 は、 「学 ぶ 意 欲 の あ る全 ての 女 性 の 真 摯 な夢 の 実 現 の 場として 存 在し、社 会 の 意 思 決 定 の 場 で 働く女 性 の 比 率 を、先 進 国 並 み に 高 め て いくこと 」 を理 念として、お 茶 の 水 女 子 大 学 固 有 の 教 育 プ ログラムを構 築し、既 存 主体 的に自らの 学 習 プロセスを構 築 できる 新しい 専 門 教 育 課 程 「複 数プログラム 選択履修制度」 深 い 専 門 性と幅 広 い 教 養 の育成 、 各人の〈 主体 的 な 学 び 〉の 構 築 で す。 皆 さん は、大 学 の専門 教育と聞くと、どういうこと をイメージ するでしょうか。 「大 学 とは、世界 を成り立 た せ て い るさまざまな仕 組 みを学 術 的 で 専 門 的 な 教育機 構長 (理事)耳 塚 寛明 方 法 で 研 究 するところだ。だ から、大 学 の 専 門 教 育 も深 い 学 問 に 根 差し の 学 問 分 野を超 え た 知 識と学問 の 手 法を提 供してきました。 た 知 識 や 技 能 の 基 礎 を教 えてくれ るは ず だ。 」た ぶ ん、このようなイメー 本学 に おける教育 は、文 理 融合リベラルアーツを基 礎とした 広 い 視 野 の ジ で は な い でしょうか。もちろん、深 い 学 問 的 な 知 識 や 技 術 はとて も大 もとに、創 造 性と実 践 性を備 え た専 門 基 礎 力を持 つ人 間を育成 する新 た 切 なもの で す。け れ ども、お 茶 の 水女 子 大 学 で 学 び た いと思って い る皆 な 学 士 課 程 で す。自然・人 文・社 会 領 域 の 総 合 的 理 解 を 深 め る「21世 紀 型 文 理 融 合リベ ラル アーツ」 (教 養 教 育 課 程) さん の 中 に は、深く専 門 的 な 知 識 を 学 び た い と考 えて い る人 ば かりで は な い でしょう。将 来 の 進 路 を考 えて、幅 広く の 基 盤 の上 に、学 生 主 体 の 複 数 プ ログラム 選 択 型専 門 教 育 課 程を導入し、21世 紀 の 社 会 に 必 要とされ る教 養と専 門性 さまざまな分 野 の 知 識 や 技 能を身に つけ た いと考 えて い る人や、分 野を横 断した 最 先 端 の 学問領 域 や、国 際 理 解を深 め を備 え、自主自律 の 精 神 に富 ん だ、女 性リーダーを育成 する学 士 課 程 教 育 を実 践します。こ れ は、ひと つ の キャンパ スに た いと考 える人もい ることでしょう。 人 文 科 学、社 会 科 学、自然 科 学 の3つ の 系 列 の 教 員 が集うお茶 の 水女子大 学 だ からこそ可能 なプログラムなので す。 一人ひとりの 意 欲 やニーズ に 柔 軟 に対 応 する専 門 教 育 課 程 の 構 築 -こうした み なさん の願 いを実 現 するの が、お 茶 の 水 女 子 大 学 が 始 め る「複 数 プ ログラム 選 択 型 」の 専 門 教 育 課程です。下の図は、 「 21世紀型文理 融 合リベラルアーツ」 教 育を基礎とする広 い 視野 のもとに、基礎と専 門を歯車 のように連 携してこの目標を構 築させる関 係 を表して います。 お茶 の 水 女子 大 学 から世 界 に発 信 する 文 理 を融 合した学 び で多 様 な進 路を 切り拓く。 基 礎 力と、 21世 紀 は、知 識 や 技 術 の 専 門 化・多 様 化 と社 会 の グローバ ル 化 が 平 知 的 な自由さを 行して 進 んで います。そこで は、私 たちが学 ぶ 知 識 は、専 門 的 でないと役 持った 女 性を創る 「 21世 紀 型 文 理 融 合 リベラルアーツ」 教育改革の方向性 学生主体の新しい学士課程の創成 に たちませ んし、同 時 に国 や 文化 が 違う相 手 にも伝 える必 要 があります。 これまで 大学 で は、 専門教育 の前段階として、 教養 教育を行ってきました。 現 代 は、高 度 な専 門 教 育 を 支 えこ れ を 使 い こ な す た め に、発 信・交 渉 能 力、領 域 横 断 的 な視 野、変化 に対応 する判 断力を養う必 要 があります。 ・外国語教育 ● 高度教養教育 ● 領域横断的視野 ・情報 ● 課題解決能力 ・スポーツ健康 ● 論理的思考力 などのコア科目 知 識 そ の もの の 基 礎 であり、生 涯をとおして、 ● 表現力 自在 に(リベ ラル) つ かえる技(アーツ) ● 国際的発信能力の育成 21世紀型文理融合 を学 ぶことが、 「21世 紀 型 文 理 融 合リベラルアーツ」の目的 で す。 リベラルアーツ (H20年度導入) 国際性・学際性・専門性 発信・交渉能力 Communication 高度な専門教育 Specific 領域横断的な視野 Trans-disciplinary 知識・技術の専門化・ 多様化(分散化) 社会のグローバル化 (国際化と一元化) 専門的でないと 役にたたない 相手に伝えないと 役にたたない 複数プログラム 選択型専門教育 ● 専門を深める (H23年度導入) ● 異なる専門へと発展させる 変改に対応する判断力 Fair-sighted リベラルアーツ 1 21世紀社会における必要性 文理融合リベラルアーツ 学術的 & 国際的視野をもち、コミュニケーションを 通じて問題解決ができる実践力 ● 学際領域へと踏み込む 21世紀型文理融合リベラルアーツ教育を踏まえた高度な専門基礎教育 2 リベラルアーツ 教養 教 育から リベラルアーツへ 学 際 的、 実 践 的な力を身につけることで 専 門 力を 活 かした 進 路 を開 拓 するため の 教 育 プログラムで す。 わたしたちを取り巻く世界 は、 あ れ、さまざまな要 素 が 複 雑 に 文 理 を融 合した 学び を 生 命と環 境 *** Life and Environments LA(リベラルアーツ) 自然 で あ れ 技 術 で あ れ 社 会 で 専 門 教 育 絡 み あって い ま す。大 学 で は、 専 門 的 な学 術 で、複 雑 な現 象を 教養教育 し、全 体 を展 望 す るに は 領 域 を 現象=テーマ 横 断した 知 識 が 必 要 で す。文 系 テーマを通して、LA科目のヨコの連関をつくる の人 間 にも科 学 技 術 の 理 解 が、 専門とのバイパスができる 理 系 の人 に も人 文 社 会 の 理 解 融 合リベ ラル アーツを 学 ぶ ことによって、教 養 教 育( リベ ラル アーツ)の 科目と な関 わりを保 つことこそ が、生命 活 動 の 確 保 に欠 か せ な いことを知りました。 生 命と環 境 との 関 わりを 深く理 解し、そ の上 で 新 た なる共 生 の 方 法 を創 成 す ることが、21世 紀 を 生きる我々に 課 せ られ た 重 大 な使 命 であ ると考 えられます。 解 析 す ることを 学 び ま す。しか が 不 可 欠 に なって い ま す。文 理 前 世 紀、空 前 の 環 境 ブーム が 起こり、生 存 の 場としての 環 境 の重 要 性 が 認 識 され、人々は 環 境との良好 「生 命と環 境 」の 科目群 で は、実 体 験 を通して多くの 知 識 に 触 れ ることを重 視して いま す。学 問 の 緒 に 着 い た 学 生 に とって 重 要 なことは、まず は 経 験と、体 験 で す。こ れらを通して、 「 知 識 の 引き出し 」を増 やし、知 的 好 奇心 を育むことだと 考 えます。これをもとに、生命を守 るた め の 環 境 へ の 配 慮を行うた めに 必 要となる、 「 複 眼 」的 視 野 の 導入を図ります。 開 講 科目 カリキュラムの3つの柱 リベラルアーツ・専門・キャリア 専 門 の 科目との間 に連 関 が 生まれ、領 域を横 断した視 野 が 獲 得されます。 事 象を科 学 の 眼 で見 つ め直 すこと、歴 史( 成り立 ち)から理 解 すること、表 現 の 意 味を考 えること。そ れらは 相 互 に 結 び つ いて、わたしたち の もの の 考 え 方 に 新しい 光を投 げ か け てくれます。そ の 知 的 発 見 の 積 み重 ね は、女 性 がラ イフ サイクル のさまざまな場 面 で 遭 遇 する困 難を突 破 する力を与えてくれます。1人 ひ とりが 生 涯 に わ たって 活 き 活 きと 生 き て いくた め の「 お 茶 大 型 リベ ラ ル アーツ 」の 誕 生 で す。 専門コース・専門科目 コア科目 基礎講義 総合 外国語 情報 スポーツ健康 発信・判断・実践力 文理融合リベラルアーツ (テーマ別科目群) 基礎講義 (法学、経済学、政治学、数字など) 外国語 情報 スポーツ健康 生 命とは何か(4科目) 生 命を取り巻く環 境 (自然環 境)(3科目) 生 命を取り巻く環 境 ( 文化 環 境)(3科目) 生 命・環 境を「体 験 する」( 演 習・実習)(6 科目) 現代 科 学に おける生 命 ヒトの 営み とは 無 関 係 ヒト と の 関 わ り の も と で 湾 岸 生 物 教 育 研 究 センター( 千 葉 県 館 山 市 )で の 合 宿 実 習を 通し、 像、生 命 倫 理、生 物 と に 存 在 す る 環 境( 自 然 育まれ る環 境( 文化 環 境 ) 生 命 誕 生のリアル タイム体 験、海 浜 生 物 環 境 のフィールドワー ク 等 しての ヒト と は ど の よ 環 境)を取り上げ、天 体 を 取 り 上 げ、ヒト の 文 化 を 経 験します。 あらかじめ 大 塚キャンパ スでの 予 備 実 習( 顕 微 鏡 観 う な も の か、と い う 問 としての 地 球 とそこ で の 多 様 性とそ れ を 育 む 環 察 の 基 礎 等 )を行 うことで、初 心 者で も 実 習に参 加 できます。また、 題 を 取 り上 げ、生 命 を 繰り広 げられ る多 様 な 境の多様 性、地 域と風 土、 自然 環 境の計 測 法を学 ぶことで、環 境の成り立ちを理 解する「気 象 多角 的 に 捉 えることを 環境の出現を扱います。 さら に はそ れ ら と の 共 生 観 測( 演 習 )」 も 行 わ れて いま す。 この 他 に 生 命 科 学 や 環 境 問 題、 の問題を扱います。 環境保護活動などを扱うディベート方 式の演習も用意されています。 目指します。 リベラルアーツ(広義) 色・音・香 *** Color, Sound, and Aroma 色・音・香という身近 な感 覚、感 性を共 通 の 切り口とし、自然 の原 理と我々の文化、社 会 に つ いて学 びます。 色・音・香 の 本体 は物 理 学 や 化 学 を使って自然 科 学 的 に 説 明 できるもの で す。また、人や 生 物 が そ れらを 新 プ ログ ラム「 文 理 融 合リベ ラル アーツ」で は、文 系理 系 にまた がる5つ 現 代 世界 の 鍵となる 5つ のテーマ の テ ー マ( 生 命 と 環 境 、色 ・ 音 ・ 香、 生 活 世界 の 安 全 保 障、ことばと世界、 ジェンダー)にそって、講 義・討 論・発 表・ 実 験 実 習・演 習 を組 み 合 わ せ た 系 列 受容し、認 識 する最初 の 過 程 は生物 学、生 理 学 的 なもので す。 文系理系にまたがる 5つのテーマ 生命と環境 します。演 習 で は、テーマに 関 連 す る 色・音・香 しさを 作り出 す 実 習 で、自然 の 仕 組 み や 生 活 技 術 を 体 感しま す。 「生 活 世 界 の 安 全 開 講 科目 講 義 科 目は 、自 然・物 質としての 色・音・香 を 取り扱う ( 自 然 科 学 系 )4 科 目、人 間・感 性・文化 といった視 点( 人 文 科 学 系 )からの 4 科 目、物 質・環 境 と 生活世界の 安全保障 テキスト(書 物 や 論 文 )を読 み、発 表・討 論し、レポートを書くことで、読 解力 や表現力 を高めます。 「生命と環 境 」や「色・音・香」では、海 の生物を採集し観察 する実 験 や お い ここで は 色・音・香 を通じ、自然 現 象とそ の 法 則を学 ぶとともに、人 間( 生物)は自然 界 の 情 報 や 社 会 的、文化 的 な情 報を いか に認 識、受容、利用して いくの か、また 人 間と自然 そして社 会との 相 互作用 に つ いての 理 解を学 びます。 習・実 験・実 習を通して、読 み・聞き・書 き・語り・作 るという 5つ の 能 力を養 成 住 居、食 物といった 私 たちの 生 活 様 式 や 文化 に大きく関 わって い ることは いうまで もなく、音 楽、美 術 などの 芸 術、さらに は宗 教、心理 、発 達といった 人 間 の内 面 や 行動 様 式 にも大きな影 響 を与えて います。 科 目 群 を つくり、自 然・人 文・社 会 の 3つ の角度 から多面的 に学 びます。演 しかし、そ の 作 用 や 影 響 は自然 科 学 的 で あ るだ け で なく、社 会、文化 的 な 分 野 に 広く及 び ま す。色・音・香 は、服 飾、 人 間 生 活といった視 点( 文 理 融 合)からの 2 科 目からなり、演 習 科 目は 、 「 感 覚 の 科 学」、 「 お いしさの サイエ ンス」 ( 実 習を 含 む) 、 「 音を 読 む・作 る」、 「感 覚の 歴 史 」の4 科目からなります。 リベラルアーツは、学 び 方を学 ぶとともに、幅 広い 知 識、人 生 観を 養うためのものです。そして皆 さんがこれから専 門 性を高め、深く学 ぶ ための 基 礎 にもなります。感 性とモティベーションを高め、楽しく学んでいきましょう。 ことばと世界 保 障」で は、NPOで の インターンシップ などを通して、実 践 力を養 成します。 い ず れも 21世 紀 の 世界 の 鍵となるテーマ で す。どの 系 列 で も文 理 双 方 から問 題を ジェンダー 問 いか け、ここを「切り口 」として知 識と経 験を広 げ、主 題を根 源 から理 解 することが ゴールで す。 llustration by Fumio Nakaya 3 4 人 間 の 生 活 世界 に は、日常 の 衣 食住 にまつ わ る事 件・事 故 から、大 災害 や 戦 争 のような 脅威 まで、多 様 な 危 険 が ひ そんで います。私 たちは、こ れらの 多 様 な 危 険 に 対 処し、安 全 に 生 活を送 るた め に、さまざま な社 会 的・技 術 的・文化 的 な 装 置を作り出してきました。しかし、そうした 装 置 が、かえって危 険を増 幅したり、抑圧 や不 平 等 を招 い てしまうこともありま す。また 時 代 が 進 むに つ れ 、テクノロジーの 発 展 によって 克 服 され た 危 険 が あ る一方 で、 専門教育課程 リベラルアーツ 生 活 世 界 の 安 全 保 障 *** Everyday Life Security 複 数 プ ログラム 選 択 履 修 制 度 で自由 な 学 び 高 度 な 専 門 性と幅 広 い 見 識 を 育 む 主 体 的 な 学 修 プ ロセ スの 構 築 グローバリゼーション の中 で 新 たな脅威 が 生まれ たりもして います。この 系 列 の 科目で は、安 全を守 るた めに何 が 必 要 な の か、を考 えることを通して、社 会、技 術、文化 の 相 互 関 係 をとらえ直し、同 時 に生命としての人 間 のあり方を考 察します。 多 様 で主体 的 な 学 び の 構 築 へ ─ 開 講 科目 プ ログラムの 組み合 わせを 選 ぶ皆 さんが 主 人 公で す。 日常 生 活の安 全 保 障(3 科目) グローバリゼーションの中の安 全(3 科目) 安 全の基 礎 条 件(4 科目) 現 代 はリスク 社 会 だと 言 わ れ るように、日 々 の 暮 グローバ ル 化 する現 代 世 界で は、か つてとは 人 間の 生 活を 守る 基 礎 的 な 条 件 は、そもそも何 らしの中にも、多くの危険 がひ そんでいます。労働、 異 なる 新 た な 危 険 が 生じ ること があり、そ の なのでしょうか。 人 間 が 存 在 する物 質 世界 の 性 新し い 専 門 教 育 課 程 の 構 築 に先 立 ち、お 茶 の 水女 子 大 学 は 21世 紀 型 文 理 融 合リベラルアーツ 家 族、情 報 社 会 などの 観 点 から、生 活 の 安 全を 維 対 応にもグローバ ルな 視 点 が 求 められていま 質、 生 命 体 としての人 間、健 康 維 持、生 活 環 境 持・回 復 するしくみについて考 察します。また、そ す。暴力、戦 争、貧困と開 発、公 害、化 学 物質、 といった問 題 点 から、危 険と安 全を 考 察します。 を 発 信し、基 礎となる講 義 や 演 習 に 参 加 す ることにより、1 年 生 から広 い 視 野 で 多角 的 に世 界 に うした社 会 的 な 取り組 みが 歴 史 的 にどのように 行 資 源 など、国 境 を 超 え た 諸 問 題 を、安 全 保 障 また、社 会 の 中 で 脅 威を 受けや す い 存 在 であ る われてきたのかについて、振り返って考えます。 の文 脈で学 びます。 弱 者に注目し、人間 生 活の安 全を再 考します。 演 習・実習(5 科目) か か わ る問 題 を学 ぶ ことが できます。こ プログラム選択パターン 強化プログラム 文…3学科の計10 理…5学科の計5 生…2学科の計4 ことばと世 界 *** Language in the World 合計19プログラム “ことば ”は 世 界とどのような関りを持 つのでしょう。“ ことば ” は何を表し、我々はそれによって何を表 現して いるのでしょう。この系 列では、次のようなカテゴリーから考えていきたいと思います。 主プログラム 開 講 科目 ● 文教育学部 ことばの理 論(4 科目) ことばを読む(3 科目) 情 報としてのことば(3 科目) 自然を記 述することば(2 科目) 言 語 そ の もの に 関 する 議 論 で す。 文 学 作 品 を中 心 とした、言 語 によ 情 報とは 現 実 世 界 をあら わす “ こと 科 学とは、実 は “ことば ” で自然 を記 述 す 言 語 の 理 論 は 高 校 で 習う「 文 法 」 る 表 現 を 解 読しま す。しかし 必 ず ば ” のことで す。ヒトは 情 報を 介して る 行為 のことで す。 そこでは 我々の日常 だ け で なく、より抽 象 化 され た 論 しも対 象 は「 文 学 」に 限 定 され る 世界を知る生 物 です。膨 大な 情 報を 会 話 とは もち ろん 違ったレ ベ ル の “こと 理学、言 語 の 使われ方を通して社 必 要 は ありません。新 聞 記 事 であ 処 理しなくて は、世 界 の 実 像 を 知 る ば ” が 必 要 と な りま す。数 学、物 理 学 化 会 を 考 え る 言 語 社 会 学 、乳 幼 児 れマン ガ であれ、言 葉 で 表 現され こと は で き ま せ ん。そ の 意 味 で、情 学 などが いったいどのような 語り方を 考 が 言 語を獲 得していく過 程を扱う たものは、時に 著 者 本人も意 図し 報学は 諸 科 学 の 知の 基 礎をなしてい 案 することによって自然に迫って、いくの 発 達 言 語 学 、自 分 の 言 語 で は な な い ような 何 か を 表してしまって ま す。ま た、情 報 化 時 代 に お ける 生 か、具 体 例 を 通して 考 えて 行 きま す。 文 い第 二言 語を習 得していく過 程を いるものだからです。高 校「国 語」 活 の 基 礎 をな す「 作 法 」としての 情 系 の人も、 「 自 分 は 理 系で は な いから…」 分 析 する言 語 習 得 論 など、色 々 な とは 違った 流 儀 の「 読 み 方 」が 展 報能 力を養うことも、このカテゴリー と尻 込 みせ ずに、日常 的 感 覚 が 大きく更 ジャンルが 存 在します。 開されていきます。 の目的の一つとなっています。 新される体 験を味わってください。 ● 理学部 ● 生活科学部 学際プログラム 文…グローバル文化学 理…応用数理 理…物理・化学 理…ケミカルバイオロジー 理…生命情報学 生…消費者学 合計6プログラム 副プログラム のリベラルアーツ 教 育 に 接 続 され る新し 教育 企画 室 長 小 林 哲 幸 い 専 門 教 育 課 程 は、専 門 的 な 知 識 や 技 能 の 基 礎 を 学 ぶ「主 プ ログ ラム 」、専 門 分 野 に 特 化した 深 い 専 門 性 を 培 う「強 化 プ ログ ラム 」、皆 さん が 専 攻した 分 野とは 異 なる学 習 を 学 ぶ 「 副 プログラム 」、さまざまな分 野を融 合 す る最 先 端 の 学 際 型 の 知 識 や 技 能 を学 ぶ「 学 際 プログラム」の4 種類 から成り立っ て い ま す。そして、皆 さん は、自分 の ニーズ に合 わ せ て、この 文…4学科の計13、日本語教育 理…5学科の計5 生…2学科の計5 4つ のプ ログラムを自由 に 結 び つ け ること が で きま す。で す 合計24プログラム さん自身 で す。この 新し い 専 門 教 育 課 程を 活 き 活 きと意 欲 的 該当専門 から、 「 複 数 プ ログ ラム 選 択 型 」の 専 門 教 育 の 主 人 公 は、皆 に自分 でレ イア ウトして いくとき、皆 さん は、深 い 専 門 性 と幅 広 い 教 養 を 備 え た 自 主・自 律 の 精 神 に 富 む 女 性 として 社 会 21世紀型 文理融合リベラルアーツ に羽 ば た いて い けるは ず で す。左 の 図 は、多 様 な学 びを可 能 に す る 3 方 向 の プ ログラム 選 択 パ ターン に つ い て 紹 介し た イメージ で す。 演 習・実習(8 科目) きめ 細 や かな 学 修 支 援 体 制 ─ ジェンダー *** Gender 主体 的 な 学 修 プ ロセスの 構 築 をサポートします。 「人は 女に 生まれ ない 、女になる」とシモーヌ・ド・ボーヴォワールが 語ってから半 世 紀 以 上 たっていますが、 まだまだ 世 界 の 仕 組みは「女 」になったり 「 男」になったりするように人々を誘 導しています。そう、ジェンダー は 社 会 や 文化によって 形 づくられ た 性 別 で す。そして少 子 高 齢 化 社 会に突 入している日本 では、また 人やモノやカネが 国 境 を 越 えて 移 動しているグローバ ル 化 の 時 代には、ジェンダーは 以 前よりもっと巧 妙にわたしたちの人 生や 生 活 のなかに入り 込 んでいます。他 方 で、 「 愛 する」かたち (セクシュアリティ)の多 様 性や、 「 産む」ことにまつわるテクノロジーの 進 展は、自由 や 解 放とともに、反 発 や問 題の 複 雑さももたらしています。今を生きるジェンダー学を学 びましょう。 不 安になる人もい るかも知 れません 。たしかに、 「 複 数プログラム 選 択 型 」専 門 教 育 課 程は、今までの 大 学 教 育と比 べても、学 ぶ皆さんの自由 度 が 高 いことが 特 徴 です。 でも大 丈 夫です。お茶 の水女 子 大 学は、これまで以 上にきめ 細かな学 修 支 援 体 制 を準 備 するため 総 合 学 修 支 援センターを設 置して、専 門のスタッフが 情 報 関 連 機 器を 総合 学 修 支 援センター アカデミックアシスタント 活 用しながら皆さん の 主 体 的な学 びをサ ポートする準 備を整 えています。で すから、困ったときや 迷ったときには 、安 心して サポートを受けることができるようになっています。 開 講 科目 また、それぞれのプログラムを構 成している科目に、学 修 の順 序 性や 難 易 度を表 す色 分けによるカラーコードをつけます。 政 治 経 済と人間(3 科目) 文化メディア(2 科目) グローバ ル 化(2 科目) テクノロジー(2 科目) 市 場 経 済 の 進 展 がジェンダー に 映 画 や 美 術 や 文 学 や マン ガ や グローバ ル 化 は どのように 国 境 生 殖 科 学 は わたしたちに何 を も これにより、カリキュラムの構 造を 視 覚 的に把 握できるようになり、プログラムを選 択 するときに、どのような順 番と組 合 せで ま つ わってケ アや 福 祉 や 消 費 や 家 ミュー ジ ック など の ポ ップ カ ル を 超 えてジェンダー の 仕 組 み を 変 た らす の で しょ う、ま た 従 来 の 科 庭 経 済 をどのように 変 容 させ て い チャーが、ジェンダー やセクシュア えるの か、またローカルな 文化( た 学 の 枠 組 に は ど ん な 前 提 があった 各 科目を履 修 すればよいのか 判 断しや すくなります。 る の か、ま た 家 庭 や 社 会 の な か の リティをどう 描 いて い る の か を 考 とえばイスラムのヴェール)は どの の でしょう、そして一 見、無 関 係 に 暴 力 が ジェンダー の 視 点 でどう 法 えます。『タイタニック』や『冬ソナ』 ように 国 境を 越 えて 政 治 的 意 味を 見えるインターネットとジェンダー 制 化されているかを考えます。 で 泣いているあなたは誰? もつことになるかを考えます。 の関 係などを考えます。 演 習・実習(4 科目) 総合学修 支 援センターの llustration by Fumio Nakaya 5 『 何を学 ぶ のかを 決 めるのは 皆 さんで すよ 』 と言 われても、私にできるだろうかと 詳 細 は P13 へ 6 専門教育課程 主体的に キャリア形成する学びへ あなた自身 が主体 的に 学 修プロセスを構 築し、深 い 専 門 性と 幅 広い 教 養 を 兼ね 備え た自主自律の 精 神 に富む 女 性に なるための 教 育 - そ れ が「 複 数 プログラム 選 択 履 修 制 度 」で す。 履修 方法 ● 第1のプ ログラム ( 必 修) 的、調和的に修 得するためのプログラム 【選 択 条 件】 所属 学 科 の開 設 するプログラムから選 択する こと 日本 語・日本 文学、中国語圏言 語文化、 英 語圏言 語文化、仏 語圏言 語文化 【開設プログラム】 主プログラムと同じ (グローバ ル文化学は除く) うためのプログラム 【選 択 条 件】 【開設プログラム】 <文教育学部> に応え、専門とは異なる分野の幅 広い学 哲 学・倫 理 学・美 術 史、比 較 歴 史 学 、 習機 会を提 供するためのプログラム 地 理 環 境学、日本 語・日本 文学、 【選 択 条 件】 所属 学 部の開 設 するプログラムから選 択 すること。 た だし、 主プログラムと同じ プログラムを履修することはできない 中国語圏 言 語 文化 、英 語 圏 言 語 文化 、 仏 語 圏 言語文化、日本語教育、社会学、 教育科学、心理学 (A・B)、舞踊 教育学、 音楽 表 現 <理学部> ●人間社 会 科 学 科: ● 物理学科:物理学 【趣旨】 ● 化学 科:化学 ● 生物学科:生物学 ● 情 報科 学科:情 報科 学 ローバ ル文化 学 主 プログラムと、所 属 学 科 の いず れ か のコースの 提 供 する 副 プログラムを履修します。 【開設プログラム】※( 生が履修することはできない 【開設プログラム】 左の表(第2のプログラム)を参照 ※2:文 教 育 学 部 芸 術・表 現 行 動 学 科 は、複 数 プログラム 選 択 履 修 制 度とは 異 なる 専 門 教 )は提 供 学 科 新 た な 領 域 融 合 型 な いし 学 際 型 の 専 門 <文教育学部> 領 域 に 即 応し、 先 端 研 究 分 野 等 で 要 請 ・グローバ ル文化学 ( 文教育学部グローバ ル文化学環) される新しいタイプの専門人材 養 成に対 学際プログラム ※1:グローバ ル文化 学 を 主 プログラムと する履 修 者 は、必 修 プログラムとして、グ 理 系学 科 提 供のプログラムを、文 系学 科所属の学 発 達臨床心理学、生活文化学、公共政 策 論 ● 数学 科:数学 ●人間生活学科: 他学部のプログラムも自由に選 択できる。ただし、 人間・環 境 科 学、ジェンダー論、 <理学部> 発達臨床心理学、生活社会科学、生活文化学 左の表(第2のプログラム)を参照 <生 活 科 学部> ● グローバ ル文化学環:グローバ ル文化学 ●人間・環 境 科 学 科:人間・環 境 科 学 【開設プログラム】 数 学、物 理 学、化 学、生物 学、情 報 科 学 社 会学、教育 科 学、心理学 <生 活 科 学部> 他学部のプログラムも自由に選 択できる 【選 択 条 件】 学 生の多様な能力・適性および学習意 欲 学際プログラム ● 言 語文化学 科: 副プログラム 主プログラム 地 理 環 境学 り、専 門 領 域に特 化した 深 い 専 門性を培 【趣旨】 <文教育学部> 哲 学・倫 理 学・美 術史、比 較 歴 史学、 各 専 門 領 域 のより 高 度 な 科 目 群 か ら な 第3のプ ログラム (選択) 同一名の主プログラムを履修していること 【開設プログラム】 ●人 文 科 学 科: 【趣旨】 ● 副プログラム 各 専 門 領 域 の 基 礎 的 な 知 識 や 技 能 を、一貫 第2のプログラム(以下のプログラム から 選 択 必 修) 強化プログラム 【趣旨】 ● 応するプログラム 【選 択 条 件】 所属 学 部の開 設 するプログラムから選 択 すること 育カリキュラムに従って学 習します。なお、芸 術・表 現 行 動 学 科で 学んでいても、ニー ズに応じて副・学 際プログラムを選 択することができます。 ※3:生 活 科 学 部食 物 栄 養 学 科 は、複 数 プログラム 選 択 履 修 制 度とは 異 なる専 門 教 育カリ キュラム に 従って 学 習しま す。な お、食 物 栄 養 学 科で 学 んで いても、ニーズ に 応じ て 副・学 際プログラムを選 択することができます。 <理学部> ・応用数 理 (理学部 数学科、物理学科、情 報科 学科) ・物理・化学 (理学部物理学科、化学科) ・ケミカルバイオロジー (理学部化学科、生物学科) ・生命 情 報学 (理学部生物学科、化学科、情 報科 学科) <生 活 科 学部> ・消費者学 ( 生活 科 学部人間生活学科) 7 8 専門教育課程 学部別に将 来を見据えた 履修プランのモデルケース <主 プ ログ ラム+強 化 プ ログ ラム> の 組 み 合 わ せ を 基 本 に、 複 数 プログラム 選 択 履 修 制 度 なら、幅 広い 教 養 や 深 い 専 門 性など、 将 来 の目的に合 わせ て自分だけのプログラムを構 築 できます。 生活科学部 下 記 の ような 多 様 な 選 択 が 可 能 と なりま す。 理 系 の 私 は、生 活 科 学 部 で身 のまわりの 課 題 に つ い て 理 工 学 的 に 考 えて み た い の で、人 間・ 文教育学部 私 は 将 来、NGOや 国 連 など、国 際 的 な場 で 活 動した いと思って います。そ れで、国 際 情 勢 などに パターン A パターン A つ いて幅 広 い 視 野を身に つけるた め、グローバ ル 文化 学 環 の「主 プログラム 」を取りました。 環 境 科 学 科 の「主+強 化 プ ログラム」を 選 択し、さらに情 報 技 術 へ の 関 心 も高 い の で 情 報 科 学 科 の「 副 プ ログラム 」も選 択 す る予 定 で す。ど ちらも大 学 院 で の 研 究 や 職 業 に つ なげ て いき た いと 考 えて います。 人 間・環 境 科 学 主プログラム さらに世 界 の 国々や 地 域 で 起きて い る事 象 に つ い て 造 詣を深 め るた め、比 較 歴 史 学コースの「 副 プログラム」を選 択し、将 来、海 外 の 子どもたちに日本 語を教 え た い ので、日本 語 教 育「 副 プログラ 人 間・環 境 科 学 強 化 プログラム 情報科学 副プログラム ム」を選 択しました。 グローバ ル文化 学 主プログラム 比 較 歴 史学 副プログラム 日本 語 教 育 副プログラム 消 費 者 問 題 に関 心 があり、公 務員としてそ の 仕 組 み づくりに関 わるか、企 業 の お 客 様 相 談 室 など パターン B で い る教 育 科 学コースの「主+強 化 プログラム」を選 択して、教 育とは何 たるもの か、先 生 に なるた 教育科学 強 化 プログラム 履 修します。さらに、教 育 科 学コースの「 副 プログラム」を選 択し、消 費 者 教 育という視 点 からも考 え 生活社会科学 主プログラム めに 必 要 な知 識、視 点 などをしっかり学 び、大 学 院を修 了した後 に 教 職 に つきた いと思って います。 教育科学 主プログラム な考 え方を学 び、消 費 者 学「学 際 プログラム」で 消 費 生 活 アドバ イザーの 資 格 取 得 に 必 要 な科目を ることのできる力を養 い た いと思 います。 将 来、小 学 校 の 先 生 に なることを目指して い るの で、小 学 校 教 諭 の 教 職 課 程 の 科目を多 数 含 ん パターン B に 勤 務した い と考 えて いま す。ま ず、生 活 社 会 科 学 講 座 の「主 プ ログラム」で 社 会 科 学 の 基 礎 的 教員免許取得課程 消費者学 学 際 プログラム プ ログラム 選 択 時 期 大学院進学・就職 ● 文 教 育 学 部と生 活 科 学 部 の文 系 将 来 は 高 校 の 生 物 の 先 生として 活 躍した い 私 は、生 物 学 を重 点 的 に 学 び た い の で、教 員 免 許 パターン A 取 得 課 程と共 に 生 物 学 科 の「主+強 化 プログラム」を選 択 する予定 で す。最 先 端 の 生 物 学 の 研 究を 行った 経 験を生 かした い ので、大 学 院を修 了した後 に 教 職 に つきた いと思って います。 生物学 主プログラム 生物学 強 化 プログラム 教員免許取得課程 私 は I CT(情 報 通 信 技 術 )関 連 の グローバ ル 企 業 で 活 躍した い の で、情 報 科 学 科 の「主 プ ログ パターン B ラム 」を選 択 することは 決 めて い た の で す が、新し い 領 域 で あ るゲノム 研 究 に 興 味 があった の で、 情 報 科 学と生命 科 学を融 合した 生命 情 報学「 学 際 プログラム」を選 択 する予定 で す。 「主プログラム」の 選 択 は1年 次 ● 終 了時 3∼4 年次 強化 プログラム 副 プログラム 学際 プログラム 「 主プログラム」以 外 のプログラ ● 理 学 部と生 活 科 学 部 の 理 系 「主プログラム」の申請は入学 時 ● 「 主プログラム」以 外 のプログラ ● ムの 選 択は、2年 次 終 了時 以 降 プ ロ グ ラ ム と ● ムの 選 択は、2年 次 終 了時 以 降 主 2年次 終了時 1年次 終了時 入学時 教 養 主 プログラム 以外 の プログラム 選択 (複数選択可) ︵ コ ア ︶ 科 目 の 履 修 主 プログラム 選択(必修) 主 プログラム 申請(必修) 文教育学部 人文科学科 言語文化学科 人間社会科学科 生活科学部 人間生活学科 生活科学部 理学部 人間・環境科学科 数学科・物理学科 化学科・生物学科 情報科学科 履修についての詳 細は ht t p: //w w w.o c ha . ac.jp/n s e p/ で確 認できます。 情報科学 主プログラム 9 次なるキャリア形成段階へ 卒業 理学部 教育科学 副プログラム 生命情報科学 学 際 プログラム 10 履修関連 Q & A Q&A 「21世 紀型文 理融合リベラルアーツ」 「複 数 プログラム選 択 履修制度 」に関する 履 修 について疑 問・質問、履 修 のポイントをまとめています。 文理融合 リベラルアーツに 関して 複 数プログラム 選 択に関して Q1 A2 A4 もの から選 択しなけ れ ば い け ませ ん が、第3のプ ログラム は、他 学 部 の 提 供 す る副 プ ログラムや 学 際 プ ログラム からも選 択 できま す。また、プ ログラムとして で は なく、 科目単 位 で も他 学 部 の 科目を履 修 す ることが できます。 系 列をまた がって履 修してもい いで す。 各 学 部 の履 修 規 程 に沿って、 コア 科目としての 必 要単位 数を満 たして Q5 ください。 Q2 自分 の入学した 学 部・学 科以 外 の 授 業 も履 修 で きま す か? 履 修 で きま す。主 プ ログ ラムと第2のプ ログ ラム は 入学した 学 部・学 科 の 提 供 す る どれかひとつの 系 列を必ず 履修しないといけないのですか? 必 修 で は ありませ ん。同 一 系 列 内 で 何 科目履 修してもい い で すし、 A1 Q4 ひとつ の 系 列 テーマ から 5科目を履修して 認 定 を受 けると 何 に有利 になります か? 系 列 履 修 は、テーマを切り口 にして、同 時 演 習 科目 の 抽 選 が 1年 生優 先 な も の は、 2年 生 以上 だと履 修 で きなく なりま す か? にそ の テーマを深く理 解 することを目指し 抽 選 で は、基 本 的 に1年生優 先 で す。 て います。5科目以 上を履 修して 系 列 履 修 証 明 を得 れ ば、自分 の 専 門 の ほ か に、一 Q3 A3 つ の テーマ に 沿って体 系 的 に 学 んで い た A5 自分 の入学した学部・学 科以 外 の 学位 を取得 で きます か? Q6 プ ログラム は何 個 で も 選 択 することが で きます か? で きま せ ん。自 分 の 所 属して い る 学 部・ プ ログラム の 選 択 は3つまで で す。そ れ 以 上 は、時 間 学 科 の 主 プ ロ グ ラ ム と、所 属 学 部 か ら 割 上、履 修 す ることが で きま せ んし、授 業 の 予 習・復 選 択 する第2のプログラムの履 修 が、学 位 を取 得 す るた め の 必 修 プ ログラムとなっ A6 て います。 習 の 時 間 を考 慮 す ると、3つ 以 上を履 修 す ることは 難 し い からで す。特 に、理 系 の学 生 は、実 験 に費 や す 時間 が 必 要 な た め、学 科 によって は、必 修 のプ ログ ラムを 2つしか取 れ な いということも有り得ます。 残り枠 が あ る場 合 に は、2年 生 以 上 Q7 で も履 修 できます。 ことの 証 明 として、就 職 や 留 学 など の 際 にアピール することが できます。 A7 文系学生でも 理 系 の 授 業 につ い て い け ま す か? Q8 履修プログラムの 変 更 は で きま すか? 大 丈 夫 で す。文 系 の学生 が 受講可能なプログラムは、 主 プ ログラム の 変 更 は、転 学 部・転 学 科 と 専 門 分 野 の 基 礎 的 な 知 識・技 能 を横 断 的 に、か つ いうことに なりますの で、1年 次1月末日まで 一定 の 深 さで 学 ぶ た めに 編 成 されて います。不 安 な 場 合 は、総 合 学 修 支 援 センター(※P13 参 照 )で 履 修 前 に 相 談 することが できます。 A8 に、教 務 チーム に申請しま す。第2のプ ログ ラム、第3のプログラムの 変 更 に つ いて は、 総 合 学 修 支 援 センターに 相 談してください。 履修 スケジュールに 関して Q9 複 数 プ ログ ラムを 選 択 する 時 期 は い つ で す か? 1年 次 はど れくら い 単 位 を 取 得 す れ ば よ い の で す か? 主 プ ログラムに つ い て、理 系 は、入学 時点 で 教 職 や 資 格 取 得 を 希 望 す ると、週 申 請しま す。文 系 は 、1年 次 終 了 時(1月頃 ) 15コマ 前 後 に なります。た だし、各 にWeb申 請し、申 請 者 数( 第 一 希 望 者 の 数 ) 授 業 の 評 価 も重 要 な の で、余 裕 を が 受 け入 れ 上 限 数 を下 回って い る場 合 は、そ A9 Q 10 のまま決 定します。受 け入 れ 上 限 数を上 回って A10 Q 11 教 職 と学 芸 員 資 格 は 両 方 取 得 可 能 で す か? A11 可 能 で す。た だし、時 間 割 を 組 むことがとて も複 雑 に なる もって 履 修 で きるかどうか 検 討し、 ア ル バ イトなど の 兼 ね 合 い も考 え 座 に お いて 選 考し、通 知します。第2のプログ て 時 間 割を作成してください。 Q 12 ラム は、文 系 理 系 とも2年 次 終 了 時 に、Web 申請 により選 択 できます。 第3のプログラムは、 11 (http://www.ocha.ac.jp/nsep/popp/) 21世 紀 型 文 理 融 合リベラルアーツ W E Bサイト (http://www.ocha.ac.jp/la/) 授 業 だ け で なく、サークル 活 動 や い る場 合 は、当該 主 プログラム 提 供コース・講 2年次 終了以 降、随 時、Web申請 可能 で す。 ので、よく見 通しを立 て て履 修 計 画を立 て てください。 複 数プログラム 選 択 履 修 制 度 W E Bサイト A12 教 職 な ど で 科目 が 開 講 さ れ て い な い も の が あ る の で す が? 「Q& A 」に詳 細がありますので、 ご覧ください。 隔 年 開 講 の 科目があります。 「時 間 割 冊 子」や 教 務 チーム な ど で 確 認してみてください。 12 ● 履修取り消しについて ● 履修シミュレーション ● プログラムの変更について ● 履修方法について ● 成績評価 (GPA制度) について ● 履修登録について 総合学修支援センター ● 各種学修 支 援システム の使い方について ● 資格取得について (教職課程・学芸員など) 女子学生の袴は、 ● どんなプログラムがあるか 学内共同教育研究施設 として、総 合 的 な 学 修 相 談、学 修 指 導 などの支 援 を 行 い、本 学 の 教 育 活 動 に資することを目的として います。 明治の初め プログラム履 修中の相談 お茶の水女子大学の前身、 プログラム選 択前の相談 東京女子師範学校のころに 様 々 な 相 談 が で きま す。 起源があり、 組 織の 概要 複 数 プ ログラム 選 択 履 修 に 関 する 大正時代にブームになりました。 教 職 員や専 門 のスタッフに、 相談 できる こと いつの時代でも、 総 合 学 修 支 援 センターで 全 面 的にサポートします。 ハイカラさんは時代の先端を お茶 大 型の 新しい 専 門 教 育「 複 数 プログラム 選 択 履 修 制 度 」を、 走っていました。 総合学修支援センター 総合学修 支 援センター Learning Support Center 学修支援 教育開発センター 学修指導 センター長 センター員 複数プログラム 選択履修専門部会 学科・コースの RF (リサーチフェロー) AA (アカデミック アシスタント) プログラム主宰組織 教務チーム 副・学際プログラム 提供学科 学科教員 (学科長、 プログラム担当、 学年担当、カリキュラム委員) プログラム担当 21世 紀 型 文 理 融 合リベラルアーツ 教 育[ 教 養 教 育 ]による 幅 広 い 教 養 の 学 習 1年次から、文系理系にまたがる5つのテーマに沿って学習し、広い視野から多角的に世界にかかわる問題を考察し理解する。 「 複 数 プ ログラム 選 択 型 」専 門 教 育 により多 様 で 主 体 的 な 学 び の 構 築 へ 多様な学 びを可能にする3方向のプログラムをキャリア形成に応じた自分のニーズに合わせて選 択し、専門 教育 課程を意 欲 的に自分自身でレイアウトする。 り 通 St ga su Ka 門 te 正 Ga st Ea 38 28 ⑰ ⑱ ★ 総 合 学 修 支 援 センター . ⑭ ⑯ 26 25 24 21 ⑲ ① 22 ⑪ 37 ⑧ ⑥ ⑤ 35 n ⑩ ⑨ ⑦ ④ 23 ★ 34 南門 South Gate 13 27 ② 谷 atio 荷 St 茗 ni a 至 gad yo 36 M ⑬ To ⑳ ⑫ 33 場所:学 生センター棟 1階(101) 電話:03 - 5978 - 2047 E- mail:I - [email protected] 開室時間:月曜日~金 曜日 9:00~17:00 ※都合により開 室していない 場 合もあります。長 期 休 業 期間を含む休 室日は、 学 生ポータルでお 知らせしますので、確 認して おいでください。 世紀の 日 春 29 ⑮ ハイカラさんは、 on 大塚 tati 至 uka S ts Oh 31 あなたです。 To 32 30 21 学 生 主 体 の 新し い 学 士 課 程 の 創 成 http://www.ocha.ac.jp/nsep/ 21世 紀 型 文 理 融 合リベラルアーツ http://www.ocha.ac.jp/la/ 複 数 プログラム 選 択 履 修 制 度 http://www.ocha.ac.jp/nsep/popp/ Illu s tratio n(系 列テーマ、はいからさん)by 横山ふさ子 14