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平成 26年 5月号 - 熊本市ホームページ
平成26年5月号 広報広聴関係について たんぽぽの花が綿毛のついた種子を風に 乗せて遠くへ飛ばすように、熊本市の教育 に関する情報を広めていきたいという思 いを込めて『たんぽぽ』と名付けました。 熊本市の教育に関する今の話題や出来事を報告します。 【必由館高校】「ヴァイオレット・リチャードソン賞」受賞 4月17日(木)、「国際ソロプチミストアメリ カ日本南リジョン」の第28回リジョン大会が本 市で行われ、ボランティア活動に顕著な女性や団 体が表彰された。 必由館高校JRC部ではネパールの小学校建設 をめざして資源物回収に取り組んでおり、地域の 協力を得ながら古新聞やアルミ缶等を回収してい る。この取り組みは、平成22年度より月2回行 われている。地元である中央区の黒髪小学校区十 五町内を部員全員で自転車や一輪で回収に回って いる。その活動が認められ、地域や学校でボラン ティア活動をする14~17歳の少女を対象とし た「ヴァイオレット・リチャードソン賞」を受賞 した。 式には、九州と沖縄から約1400人が参加。 表彰を受けた部長の田中愛里紗さんは、 「受賞でき てとてもうれしい。これからも活動を続けていき たい」と語っていた。 (4月18日熊日新聞に掲載) 【田迎西小】「交通安全リーダー証」交付式 4月24日(木)、南区の田迎西小で、「学校と 家庭の交通安全リーダー証」の交付式が行われた。 これは、県交通安全推進連盟が小学生の事故を防 止し、年齢に応じた交通安全リーダーを育成するた め、県内の6年生を対象に交付している。今年は、 県内122校4656人が対象となり、その中で田 迎西小が代表校に選ばれた。 式では、全校児童が見守る中、代表児童5人に村 田副知事がリーダー証を交付した。5人は誓いの言 葉を述べ、交通安全に対するリーダーとしての意識 を高めた。 (4月27日熊日新聞に掲載) 【池上小】初めて触った!「遺跡体験授業」 5月 9 日(金)、西区の池上小で「遺跡体験授業」 が行われ、6 年生 51 人が市内で出土した土器や 石器について学んだ。これは、市文化振興課が児 童に地域の歴史を知るきっかけにしてもらいたい と行っている事業で、当日は文化財保護主事が講 師となり授業を行った。 児童たちは、持ち込まれた土器の特徴等をゲー ム形式で学ぶ中で、においをかいだり、土器の中 に頭を入れたりと、興味深く話を聞いた。講師が 「学校の近くから出土したんだよ。」と話すと、児童たちは大変驚いた表情を見せていた。 持ち込まれた資料には、弥生時代から鎌倉時代にかけて料理に使われた土器や石包丁な どの石器があり、学校周辺の池辺寺付近から出土したものを使用。児童たちは珍しそうに 手にしていた。 市文化振興課では、申し込みがあった学校に随時授業を行っており、5月13日(火) には、南区の力合小でも授業が行われた。 (5月13日熊日新聞に掲載) 【湖東中】「江津湖クリーン作戦」実施中 東区の湖東中では、生徒会が音頭をとって行う 動植物園周辺のごみ拾い活動が伝統の行事となっ ている。 生徒会執行部が回収用の金はさみとレジ袋を準 備し、毎月第2土曜日、地域の湖東厚生保護女性 の会や教職員と一緒に動植物園周辺の清掃を行っ ている。 この行事は、 「生徒一人ひとりのボランティア精 神の向上を目指す」 「湖東地域の一員として自覚を 促し、地域に貢献しようとする態度を育てる」こ とを目的に実施されており、毎回、150~25 0人程度の参加がある。また、特定の月には保育 園、小学校、PTAも一緒に活動している。 その熱心な取り組みが評価され、平成10年に は、熊本県青少年育成県民会議賞、平成17年に は、全日本善行賞を受賞。毎月の「江津湖クリー ン作戦」により、江津湖周辺はごみがほとんどな い状態を保っている。5月から1ヶ月間にわたっ て開催される「わくわく江津湖フェスタ」を前に、 湖東中のごみ拾い活動が景観を保つのに一役買っている。