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次世代コミュニケーション基盤の構築ポイント

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次世代コミュニケーション基盤の構築ポイント
次世代コミュニケーション基盤の構築ポイント
利用者/運営者目線のアプローチで、頑張らない運営を
ユニアデックス株式会社
芦田 正樹
―0―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. アジェンダ
次世代コミュニケーション?コラボレーション?
情報共有基盤の変遷
課題と要件:古いもの、新しいもの
検討・推進におけるポイント
最近話題にあがるビデオコミュニケーション
―1―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. シームレスな次世代コミュニケーション
いつでも
素早いアクセス
いつでも
どこでも
だれでも
社内
在宅
外出先
お客様
社員
パートナー
マルチ
デバイス
専用機
なんでも
―2―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 誰もが悩むコミュニケーション(基盤)の壁
制約を超える
• 距離、時間、参加メンバー
⇒ スケジュール調整と場所の確保
コミュニケーションの手段
• 音声、テキスト、動画
⇒ 目的別の最適化に走りがち・複数部署が管理・運営する実態
コミュニケーションの結果
• コミュニケーションの目的と成果は?
⇒ ありがちな「決まらない会議」、「解決しない相談」
提供する側はなぜ悩むのか?
• 要求事項(機能要件・非機能要件)が漠然としている領域
• 「音声、映像、ネットワーク」に対応するマルチエンジニアが限られるために、
運営し続けられる確証がない
―3―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. コミュニケーション?コラボレーション?
電話
ケータイ
情報共有
(wiki等)
メール/IM
コミュニケー
ション or コ
ラボレーショ
ン
グループ
ウェア
Web会議
ビデオ
会議
―4―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 企業におけるコミュニケーション基盤の変遷
PC/Web会議
HD化
ビデオ会議
PHS
アナログ回線
(PBX)
一人一台
PC/メール環境
1995
携帯電話
IP電話化
3G携帯
スマート
フォン
固定電話
IP電話化
グループ各社で
環境構築
シェアード化進展による
メール環境統合
2005
―5―
2015
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 日本ユニシスグループのコミュニケーション基盤
電話
ケータイ
(VoIP、無線IP)
(マルチキャリア)
メール/IM
スケジュール管理
(Office365)
(MS Exchange)
ビデオ会議
PC/Web会議
(Polycom、Cisco)
(Lync、WebEx)
―6―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. コミュニケーションデバイス別の課題
コスト
セキュリティ対策
キーワード
電話
(内線)
 PBX環境維持(含端
末)
 外線通話費用
 3G/PHS等の内線の  ソフトフォン?
場合、下欄と同じ
 キャリア内線サービ
ス?
 小型PBX復活?
電話
(携帯)
 適正な通話/データ
通信プラン
 契約/請求管理




発信番号秘匿
ロック番号
電話帳情報
発着信履歴
 キャリア内線サービス
ノートPC
 端末費用
 ユーザサポート
 モバイルアクセス通
信
 BIOSロック
 データ暗号化
 シンクライアント化
 内蔵カメラ/ヘッド
セットの利用で、音声
通話にも利用
 プレゼンス活用
モバイル
デバイス
 端末・データ通信費
用
 MDM費用
 ユーザサポート
 認証環境維持





 APPの利用
 Wi-Fiの活用
 BYODルール定義
デバイスロック
リモートワイプ
MDM費用
認証環境
通信暗号化
―7―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 現状のコミュニケーション基盤課題(のおさらい)
ビジネスの多様化へ対応 ⇒ ITの「百貨店化」
• 例:ケータイキャリアも、PCメーカーも複数…
• 例:似たようなツールが個別最適で導入されている
それぞれのツールを単独利用
• それぞれのコミュニケーション手段が、なかなか連携できない
例:メールと電話
• なかなかユニファイド(統合)できないのはコストの問題?運用の問題?
(連携技術を自前で整備するのはハードルが高い)
本当に活用されているのか?
• 仕組みは用意したけれど…
• 投資対効果をどのように計るか?
―8―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 課題アプローチへの一例:シスコシステムズ
サービスレイヤ
(共通サービス)
音声
内蔵音声
通話機能
ビデオ
内蔵ビデオ
通話機能
IM
プレゼンス
ディレクトリ
統合UC
クライアント
資料共有
Web会議アプリ
メール
メーラ
スケジュール
スケジューラ
デバイスレイヤ
(選択サービス)
IPフォン
ビデオ端末
PC
スマホ
タブレット
One Company
―9―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. いま、社内から求められている要件
個別最適の段階的解消
•過去はともかく、今を分析する (取捨選択の理由を明確に)
•プロダクト・サービスを見て、適用をする役回りは「IT企画」の機能
効率性の向上
•ワークスタイル、ユーザニーズに応じたインフラ提供
•長時間、オフィシャルな側面が強い ⇒ ビデオ会議
•「わいがや」的、分散拠点のプロジェクト ⇒ IM、Web会議
長期的な維持コスト削減
•運営要員・支援要員を「確保し続ける」ことの悩み
⇒ クラウド・ハイブリッドでの利用
個別各社の要件
•例:日本ユニシス:プロジェクトセントリック、大規模開発・拠点の分散
ユニアデックス:ソフトウェア・ハードウェアサポート業務の集約、
全国の現場、取扱い製品多様化・多品種化、知財の共有
―10―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. ついでに実現したいこと
• 在宅勤務者とのコミュニ
ケーション
• 外勤メンバー同士、シッター
も含めたテキスト情報以上
のコミュニケーション
• オンプレとのバランス
• 24時間365日稼働する
コミュニケーション基盤
• クラウド利用における
最大の課題
• ネットワーク帯域
• コスト
• サービスレベル
多様な
ワークスタイル
への対応
ハイブリッドでの
クラウド活用
ノウハウ獲得
―11―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. さらに、BYODやモバイルアクセスの観点で
セキュリティ対策
 デバイスにデータ保存を、しない・させないための基盤
 情報紛失・漏えいリスクを、利用者に正しく認識させる
 認証・アクセス権限管理、パスワード管理はやはり運用に負荷がある
操作性・生産性
 モバイルデバイス、VDIに対して「過度な期待」は持たない
(入力しにくい、レスポンスが遅い……)
 通信回線の「実」速度に影響を受けることを考慮
(通常の契約では、7GB/月を超えると極端に速度低下・追加費用発生)
―12―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 次世代コミュニケーション基盤におけるポイント
ユーザビリティ
コスト
スマート
クラウド
デバイス
―13―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. ワークスタイルにあわせた環境を
シッター
ウォーカー
ランナー①
ランナー②
定型業務中心で
在席率が高い
管理職や企画職等
会議や共同作業が
多い
外出が多い
営業職
外出が多い
技術職
オフィス
レイアウト
固定席
固定席
フリー
アドレス
フリー
アドレス
電話
固定電話
会社スマート
フォン
会社ガラケー
会社スマート
フォン
PC
シン
クライアント
ノートPC
シン
クライアント
シン
クライアント
スマート
デバイス
なし
BYOD
タブレット
BYOD
タブレット
会社共用
タブレット
社外からの
アクセス
なし
VPN・VDI
VPN・VDI
VPN
全社共通
情報共有ツール
ウェブ電話帳
電子メール
チャット
―14―
PC/Web会議
ビデオ会議
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 次世代コミュニケーション基盤導入・運用上の課題
導入プロジェクト
推進上の課題など
運用基準と役割分担
検討メンバー自身が使った
ことがない!
定型業務と非定型業務を
試行期間中にまとめよう
• 実務上利用シーンが無い
• なにしろ使ってみよう!(お試し
ライセンス、デモサイト)
• 定型業務を受け入れる部門を
明確&合意形成
細かいルールは後から。
ユーザ支援はほどほどに?
• 信頼できる部署・人(性善説)を
巻き込んで、試行開始。
• 試行を評価するポイント・時期
は先に決めておくこと
(いつまで『試行期間』なの?)
• お世話係になってしまうと運用
がつらい・・
―15―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 最近話題にあがるビデオコミュニケーション
PC/Web会議
ビデオ会議
個人打ち合わせ
マルチデバイス(ブラウザーのみ)
迅速な情報共有
実務レベルの打ち合わせ、
説明会・研修
グループ会議
専用機が必要
高い臨場感
重要な会議
―16―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 自然な流れで相手にあわせたコミュニケーションを
最初に相手が相談にのれそうな状況かどうかを確認。
「今いいですか?」 一声かけてからコミュニケーション。
詳しい話は音声やビデオで
他の人にも声をかけて複数で議論、打ち合わせ
資料やホワイトボードによる
議論、打ち合わせも
プレゼンス確認
IMで会話
PC/Web会議
―17―
ビデオ会議
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. シームレスにビデオコミュニケーションを活用
臨場感
シチュエーション
グループ
ビデオ
会議
PC/Web
ビデオ
会議
電話・
スマート
デバイス
Email
IM
✔
利用時間
重要度
5分
低
✔
✔
個人での
ディスカッション
10分
低
✔
✔
少人数での
ディスカッション
10分
低
✔
✔
✔
グループでの
情報共有の打ち合わせ
15分
低
✔
✔
フォーマルな
プレゼンテーション
30~
60分
高
✔
1時間~
高
✔
伝達
コミュニケーション
意志決定会議
―18―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 残されている課題
将来の変化に
対応可能な
運営体制確立
• 技術と運用のバラ
ンス(DevOps)
• 社内窓口の体制
• 障害発生時の切り
分け手順
技術支援体制の
維持
制度、ルールと
のバランス
• マルチスキルエンジ
ニアの育成・維持
• 音声
• 映像
• ネットワーク
• デバイス など
• ワークスタイルと運
用のバランス
• 活用促進=インフ
ラ再構築?
―19―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. まとめ
自社の「ITコミュニケーション」ニーズは
わかってますか?
働き方にあわせてツール、デバイスを組み合わせ
(シッター、ウォーカー、ランナーなど)
サービスで使ってみてから社内で横展開
無理にいろいろと繋がない、
一度に欲張らない
―20―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 「ワークスタイル変革」
社員の能力が引き出される企業文化や働き方の実現
社員同士のつながりを自然な流れで
―21―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. ユニアデックスの提供する次世代コミュニケーション
■業界トップのUCソリューションを最⾼レベルの品質でご提供致します
 ⾳声中⼼に統合基盤を実現する Cisco コラボレーション
 オフィス環境に強い Microsoft Lync & Polycom ビデオコラボレーション
ユニアデックス ユニファイドコミュニケーション ソリューション
ビデオ
コラボレーション
コミュニケーション
統合基盤
TelePresence
RealPresence
TelePresence Video Master ATP
Gold Solution Advisor
UC
Lync
GOLD Partner
Master UC Specialization
Gold Competencies
⽇本ユニシスおよびユニアデックスはCisco GOLD Partner/Master UC Specialization、
Microsoft Gold Competencies、Polycom Gold Solution Advisor 全てを併せ持つ
国内唯⼀のインテグレーターです。
―22―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. ユニアデックス ビデオソリューション応用例
製造
・業務効率化
・移動時間削減
・海外拠点との会議
保険・⾦融
医療
・専⾨家の⽣産性向上
・商品説明
・顧客対応
・医療システム連携
・遠隔医療
・定例会議
圧倒的な臨場感による意識決定の迅速化
イマーシブテレプレゼンス
(Cisco TelePresence TX9000)
海外拠点との円滑な会議
(左:Cisco TelePresence SX20
右:Polycom Group 500
遠隔医療への挑戦
(Cisco Health Presence)
遠隔地の専⾨家活⽤
ビジュアルコンタクトセンター
(上:Cisco TelePresence EX90
下:Polycom HDX4500)
⽇常のコミュニケーション向上による業務
効率化
(Microsoft Lync)
インターネット
Web会議による資料説明
(Cisco WebEx Meetings)
⽂教
・遠隔教育
・電⼦⿊板連携
・コンテンツ配信
サテライト講義
(Cisco TelePresence
TX1300)
ビデオ会議による児童の海外交流
(RealPresence Group 500)
病院間定例会議でのビデオ会議活⽤
(左:Cisco TelePresence EX90
右:Polycom Group500)
インタラクティブホワイトボード連携
(Cisco WebEx Meetings)
―23―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 【最後に】展示ブースの案内
 展示コーナー案内図
展示No. : 10
ビデオコミュニケーションの活用による
業務変革/効率化
―24―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. ―25―
Copyright©2014 Uniadex, Ltd. All Rights reserved. 
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