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インストレーションチェックリスト - Microsoft Windows Server 2003
インストレーション チェックリスト - Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Editionを使用した小規模ビジネス向け HP StorageWorks Modular Smart Array 1000用HP ProLiantクラスタ 2004年11月 目次 小規模ビジネス向けMSA1000用HP ProLiantクラスタ ................................................................................................ 2 ハードウェアのケーブル接続方法............................................................................................................................ 3 はじめに ............................................................................................................................................................... 3 ソフトウェアおよびハードウェアの要件 .................................................................................................................. 4 情報の収集 ............................................................................................................................................................ 5 ノード1でのオペレーティング システムのインストール ........................................................................................... 6 ノード2でのオペレーティング システムのインストール ........................................................................................... 7 共有ストレージの設定 ............................................................................................................................................ 8 クラスタの構築...................................................................................................................................................... 8 ノード2のクラスタへの参加 ................................................................................................................................... 9 クラスタ構成の動作確認......................................................................................................................................... 9 詳細情報 ............................................................................................................................................................. 10 小規模ビジネス向けMSA1000用HP ProLiantクラスタ 小規模ビジネス向けModular Smart Array 1000用HP ProLiantクラスタ は 、 HP の 提 供 す る 業 界 最 先 端 の ProLiant サ ー バ 製 品 お よ び StorageWorks Modular Smart Arrayストレージ システム、ならびに Microsoft社のクラスタ対応のオペレーティング システムを使用しま す。小規模ビジネス向けModular Smart Array 1000(MSA1000)用の ProLiantクラスタは、ビジネス クリティカルな環境を対象とするエント リ レベル クラスタです。 小規模ビジネス向けMSA1000用ProLiantクラスタの主な特長は、次のと おりです。 • SAN配備の複雑さを解消するように設計された、スケーラブル なModular Smart Array 1000(MSA1000)をサポート • クラスタのパフォーマンス、稼動時間、およびストレージ容量 を最大化するように設計されたスケーラブルなSAN • マルチパス ソフトウェアを使用して、no single point of failure (単一機器の障害がシステム全体の障害にならない構成)によ る最高レベルの可用性を実現 • 統一されたHPクラスタ管理ツール セットが、複雑なクラスタ 化SAN構成のインストールを簡素化する管理機能を提供 • 共有ファブリック環境でのサポート 2 ハードウェアのケーブル接続方法 図1:ハードウェアのケーブル接続方法 注:この図では、2ノード クラスタを示します。Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Editionを使用す る小規模ビジネス向けMSA1000用ProLiantクラスタでは、最大2つのノードがサポートされます。 はじめに Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Editionは、お客様の使用経験を強化し、全体的な使いやすさと配備 を改善するために開発された、Microsoft Windows 2000オペレーティング システム環境を拡張したものです。 Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Editionでは、次のようにクラスタ機能が強化されています。 • クラスタ規模の拡大 - Enterprise Editionは、最大8ノードをサポートしています。 • クラスタ インストレーション ウィザードの強化 - 基本コンポーネントがクラスタ対応かどうかを検査 する機能を内蔵しています。 • インストール - オペレーティング システムのインストール中に、クラスタ バイナリが自動的にコピー されます。 • マルチノードの追加 - 複数のノードを、一度に1つずつではなく、1回の操作で追加できます。 • Active Directoryの統合 - 「仮想」コンピュータ オブジェクト、Kerberos認証、サービス コントロー ル ポイントを公開するためのデフォルトのサービス位置など、統合性が向上しています。ユーザは、 他のWindowsサーバと同じように仮想サーバにアクセスできます。 3 このチェックリストでは、Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Editionを使用して、小規模ビジネス向 けMSA1000用ProLiantクラスタにオペレーティング システムをインストールし、クラスタを設定する手順を 順番に説明します。 ソフトウェアおよびハードウェアの要件 次の表に、必要なソフトウェアのバージョン、および該当する場合は、インストールを開始する前に行ってお くべき項目を示します。それぞれの手順を完了したら、各ボックスにチェックマーク(3)を入れてください。 3 ソフトウェアおよびハードウェアの要件 小規模ビジネス向けMSA1000用HP ProLiantクラスタ ソリューションをインストールする前に、必ず、HPクラス タ構成のサポートWebサイトにアクセスして、有効なクラスタ構成に組み込まれる各コンポーネントの詳細を確 認してください。サイトには、各HPクラスタのサポート マトリックスが掲載されており、各コンポーネントが詳 しく説明されています。これらのコンポーネントにより、HPクラスタ構成が品質をテストされサポートされてい る構成であることが証明されます。 以下のリンクに従って、該当するオペレーティング システムおよびストレージ プラットフォームを選択し、必要 な構成に適合する各製品を紹介する列を参照してください。 HP ク ラ ス タ 構 成 の サ ポ ー ト Web サ イ ト の URL は 、 http:/h18022.www1.hp.com/solutions/enterprise/ highavailability/answercenter/configuration-all.html(英語)です。 SmartStart CD サポートされている2台のProLiantサーバ、サポートされているファイバ チャネル アダプタ(FCA)、サポートさ れている2枚以上のネットワーク アダプタ、サポートされている2台のファイバ チャネル スイッチまたはハブ、 および1台以上のMSA1000 製品に同梱の「最初にお読みください」カードおよび「お使いになる前に」カードをよく読んでおく。 Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Editionソフトウェアとマニュアル 該当する場合、Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition Service Pack HP StorageWorks MSA1000 for Small Business Support Software CD HP StorageWorks MSA1000 for Small Business Support Software CDに収録されているアレイ コンフィギュレー ション ユーティリティ(ACU) HP Systems Insight Manager(オプション) MSA1000コントローラのファームウェア EMUのファームウェア FCAのファームウェアおよびブートBIOS ファイバ チャネル スイッチのファームウェア 小規模ビジネス向けHP StorageWorks Modular Storage Array 1000用HP ProLiantクラスタ 各ノードに、オペレーティング システムおよびソフトウェア アプリケーションをインストールするためのソフト ウェア ライセンスがそろっていること すべてのハードウェアが取り付けられ、「図1:ハードウェアのケーブル接続方法」(3ページ)に従って正しく ケーブル接続されていることを確認する。 4 情報の収集 次の表は、必要な入力パラメータのチェックリストです。これらのパラメータを設定しておくと、オペレー ティング システムおよびクラスタのインストールを効率よく行うことができます。各項目の横の「値」欄に 情報を記入してください。記入を完了したら、各ボックスにチェックマーク(3)を入れてください。 3 項目 各ノードの名前 値 ノード1: ノード2: ( Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Editionは、1つのクラスタで 最大8つのノードをサポートします) 各ノードの、パブリック ネットワー ノード1 ク接続のIPアドレスおよびサブネッ IPアドレス: ト マスク サブネット マスク: 各ノードの、プライベート ネット ノード1 ワーク接続(クラスタ ハートビー IPアドレス: ト)のIPアドレスおよびサブネット サブネット マスク: マスク 各 ノ ー ド の そ れ ぞ れ の FCA の WWID、スロット番号、およびバス ノード2 IPアドレス: サブネット マスク: ノード2 IPアドレス: サブネット マスク: ノード1 ノード2 FCA 1 WWID: FCA 1 WWID: FCA 1スロットおよびバス: FCA 1スロットおよびバス: FCA 2 WWID: FCA 2 WWID: FCA 2スロットおよびバス: FCA 2スロットおよびバス: クラスタ名 ク ラ ス タ の IP ア ド レ ス お よ び サ ブ IPアドレス: ネット マスク サブネット マスク: デフォルト ゲートウェイのアドレス IPアドレス: WINSサーバのアドレス IPアドレス: DNSサーバのアドレス IPアドレス: ローカル マシンのAdministratorのパス Administratorのパスワードを確認する。 ワード(OSのインストール時に使用) ドメイン名 ドメイン管理者のユーザ名およびパス ユーザ名とパスワードを確認する。 ワード(OSインストール時にマシンを ドメインに参加させるために使用) ドメイン アカウントの、クラスタ ユーザ名とパスワードを確認する。 サービス用の名前およびパスワード (このアカウントは、各クラスタ ノードで特別な権限を持ちます) 5 ノード1でのオペレーティング システムのインストール 次の表は、ノード1でのオペレーティング システムのインストール手順のチェックリストです。各手順を完了 したら、各ボックスにチェックマーク(3)を入れてください。 3 ノード1でのオペレーティング システムのインストール スイッチ、共有ストレージの順に電源を入れます。電源を投入したら、ストレージ システムの起動完了メッセージが 画面に表示されるまで待ちます。ストレージ システムの起動が完了するには、数分かかります。 ノード1の電源を入れ、CD-ROMドライブにSmartStart CDを入れたまま起動します。 SmartStart CDを使用して、クラスタ ノードを設定します。オペレーティング システムとしてMicrosoft Windows Server 2003, Enterprise Editionを選択し、SmartStart画面の指示に従います。 OSのインストールが完了した後、SmartStartは、最新のHPサポート ソフトウェアを自動的にインストールします。 各クラスタ ノードには、2枚以上のネットワーク アダプタ(1枚はパブリック ネットワーク、1枚はプライベート ネットワークに接続)を取り付ける必要があります。 パブリック ネットワーク接続では、次の点に注意してください。ネットワーク アダプタが複数の速度でデータを転 送できる場合は、速度とデュプレックス モードを手動で指定します。ネットワーク アダプタの速度は、カード メー カーの仕様に従って、すべてのノードで同じになるように固定した値に設定(手動で設定)する必要があります。 ベスト プラクティス:最高レベルの冗長化を実現するには、選択したHP製ネットワーク製品のNICチーミング機能 を使用して、リダンダント パブリック ネットワーク接続を構成してください。ただし、プライベート ネットワーク 接続では、NICチーミングはサポートされません。 パブリック ネットワーク接続用のTCP/IP設定を行います。 プライベート ネットワーク接続では、次の点に注意してください。プライベート ネットワークのクラスタ通信で問 題が発生しないように、Microsoft Knowledge Base(KB)のArticle EN-US258750(http://support.microsoft.com/ default.aspx?scid=kb;EN-US;258750で入手してください)を参照して、プライベート ネットワークを正しくセット アップしてください。 プライベート ネットワーク接続用のTCP/IP設定を行います。 Windowsドメインに参加し、プロンプトが表示されたら、再起動します。 再起動後、ノードをドメインにログインさせます。 HP StorageWorks MSA1000 for Small Business Support Software CDを挿入します。画面の指示に従い、Update HBA Driverを実行します。 注:初期インストールでは、マルチパス ドライバをインストールするために、FCAドライバ(Update HBA Driver) をインストールまたは再インストールする必要があります。一連のプロンプトは、古いFCAドライバが存在するかど うかと、MSA1000のステータスによって異なります。 (オプション)スイッチ管理ソフトウェアをインストールします。これにより、ファイバ チャネル スイッチの管理 を可能にするHP StorageWorks Switch Managerがインストールされます。さらに、SANsurfer ExpressとHP ProLiant Array Controller Utility(ACU)がインストールされます。これらは、MSA1000の管理を容易にします。 注:SANsurfer ExpressまたはACUを使用してMSA1000を管理できますが、両方を同時に使用することはできませ ん。クラスタ構成をセットアップするための以下の手順では、ACUを使用してMSA1000を管理します。また、これ らの製品は、いずれも個別にアンインストールすることができます。 プロンプトが表示されたらノード1を再起動して、ドメインにログインします。 注:再起動したら、インストール プログラムが引き続き自動実行されます。[Quit]を選択し、完了したらCDを取り出 してください。 (オプション)ノードおよびMSA1000ストレージをゾーンに組み込みます。このオプションは、スイッチに複数の ノード ペアを追加している場合に選択できます。ゾーニングを行うと、各クラスタの独立性が向上します。ゾーニン グについて詳しくは、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/manualに掲載されている資料『ゾーニング ユーザ ガ イド』を参照してください。なお、『ゾーニング ユーザ ガイド』では、Brocade社製スイッチを使用した場合の例が 記載されています。 インストールが完了したら、ノード1をシャットダウンします。 6 ノード2でのオペレーティング システムのインストール 次の表は、ノード2でのオペレーティング システムのインストール手順のチェックリストです。各手順を完了 したら、各ボックスにチェックマーク(3)を入れてください。 注:Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Editionは、最大8つのクラスタ ノードをサポートします。ノード1以外の各 ノードで、以下のオペレーティング システム インストール手順を繰り返してください。 3 ノード1以外でのオペレーティング システムのインストール 次のノードの電源を入れ、CD-ROMドライブにSmartStart CDを入れたまま起動します。 SmartStart CDを使用して、クラスタ ノードを設定します。オペレーティング システムとしてMicrosoft Windows Server 2003, Enterprise Editionを選択し、SmartStart画面の指示に従います。 OSのインストールが完了した後、SmartStartは、最新のHPサポート ソフトウェアを自動的にインストールします。 各クラスタ ノードには、2枚以上のネットワーク アダプタ(1枚はパブリック ネットワーク、1枚はプライベート ネットワークに接続)を取り付ける必要があります。 パブリック ネットワーク接続では、次の点に注意してください。ネットワーク アダプタが複数の速度でデータを転 送できる場合は、速度とデュプレックス モードを手動で指定します。ネットワーク アダプタの速度は、カード メー カーの仕様に従って、すべてのノードで同じになるように固定した値に設定(手動で設定)する必要があります。 ベスト プラクティス:最高レベルの冗長化を実現するには、選択したHP製ネットワーク製品のNICチーミング機能 を使用して、リダンダント パブリック ネットワーク接続を構成してください。ただし、プライベート ネットワーク 接続では、NICチーミングはサポートされません。 パブリック ネットワーク接続用のTCP/IP設定を行います。 プライベート ネットワーク接続では、次の点に注意してください。プライベート ネットワークのクラスタ通信で問 題が発生しないように、Microsoft Knowledge Base(KB)のArticle EN-US258750(http://support.microsoft.com/ default.aspx?scid=kb;EN-US;258750で入手してください)を参照して、プライベート ネットワークを正しくセット アップしてください。 プライベート ネットワーク接続用のTCP/IP設定を行います。 Windowsドメインに参加し、プロンプトが表示されたら、再起動します。 再起動後、ノードをドメインにログインさせます。 HP StorageWorks MSA1000 for Small Business Support Software CDを挿入します。画面の指示に従い、Update HBA Driverを実行します。 注:初期インストールでは、マルチパス ドライバをインストールするために、FCAドライバ(Update HBA Driver) をインストールまたは再インストールする必要があります。一連のプロンプトは、古いFCAドライバが存在するかど うかと、MSA1000のステータスによって異なります。 (オプション)スイッチ管理ソフトウェアをインストールします。これにより、ファイバ チャネル スイッチの管理 を可能にするHP StorageWorks Switch Managerがインストールされます。さらに、SANsurfer ExpressとHP ProLiant Array Controller Utility(ACU)がインストールされます。これらは、MSA1000の管理を容易にします。 注:SANsurfer ExpressまたはACUを使用してMSA1000を管理できますが、両方を同時に使用することはできませ ん。クラスタ構成をセットアップするための以下の手順では、ACUを使用してMSA1000を管理します。また、これ らの製品は、いずれも個別にアンインストールすることができます。 プロンプトが表示されたらノード2を再起動して、ドメインにログインします。 注:再起動したら、インストール プログラムが引き続き自動実行されます。[Quit]を選択し、完了したらCDを取り出 してください。 インストールが完了したら、ノードをシャットダウンします。 7 共有ストレージの設定 次の表は、MSA1000ストレージの設定に必要な各手順のチェックリストです。各手順を完了したら、各ボッ クスにチェックマーク(3)を入れてください。 3 共有ストレージの設定 ノード1の電源を入れ、ドメインにログインします。 ノード1のデスクトップで、[スタート]メニューから、[すべてのプログラム]、[HPシステム ツール]、[HPアレイ コ ンフィギュレーション ユーティリティ]、[HPアレイ コンフィギュレーション ユーティリティ]の順に選択します。 注:Internet Connection Wizardポップアップ画面が表示されることがあります。HPアレイ コンフィギュレーション ユーティリティを使用するには、Internet Explorerを正しく設定する必要があります。また、ポップアップ画面のセ キュリティ アラートをよく読んでください。ACUを使用するには、Internet Explorerのセキュリティ レベルを変更す る必要がある場合があります。 MSA1000コントローラを選択して、共有ストレージのハードディスク ドライブを設定します。詳細については、 MSA1000ストレージ システムのユーザ ガイドを参照してください。 複数のクラスタ間でMSA1000ストレージ システムを共有する場合、セレクティブ ストレージ プレゼンテーション (SSP)を使用して設定する必要があります。SSPの使用法については、ACUのマニュアルを参照してください。 共有ストレージ ドライブを設定します。 重要:510MB以上の容量があるMSA1000アレイのいずれかで、ACUを使用して論理ドライブを作成してください。 Microsoft社は、クラスタのクォーラム ドライブに500MB以上を使用することを推奨しています。ACUで指定された 論理ドライブ容量の余分な領域は、ACUによって使用される内蔵ディスク容量計算にあてられます。510MBを指定 することにより、このディスクの少なくとも500MBのフォーマット済みのドライブ領域が、クォーラム ドライブと して使用されることになります。クラスタのディスク容量について詳しくは、Microsoft社のWebサイトhttp:// support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;EN-US;280345で入手できるMicrosoft Knowledge BaseのArticle 280345 またはクラスタ ノードのヘルプ マニュアルを参照してください。 共有ストレージ ドライブを設定したら、[スタート]メニューから、[プログラム]、[管理ツール]、[コンピュータの管 理]の順に選択します。次に、[ディスクの管理]を選択して、論理ドライブからボリュームを作成します。 重要:論理ドライブをベーシック ディスクからダイナミック ディスクにアップグレードしないでください。 Microsoftクラスタ サービスは、ダイナミック ディスクをサポートしていません。 必ず、ドライブ文字を割り当て、ボリュームをNTFSでフォーマットしてください。 Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Editionの[ディスクの管理]を閉じます。 クラスタの構築 次の表は、クラスタを構築する際に使用するチェックリストです。作業は、ノード1で行います。各手順を完 了したら、各ボックスにチェックマーク(3)を入れてください。 3 クラスタの構築 ノード1で、[スタート]メニューから、[プログラム]、[管理ツール]、[クラスタ アドミニストレータ]の順に選択します。 [操作]ドロップダウン ボックスから[新しいクラスタの作成]を選択します。[OK]をクリックします。 初期画面で[次へ]をクリックします。 クラスタを作成するドメインを選択し、クラスタの名前を入力します。[次へ]をクリックします。 クラスタに参加させる最初のサーバの名前を入力します。[次へ]をクリックします。 クラスタ ウィザードが構成の分析を完了したら、[次へ]をクリックします。 クラスタのIPアドレスを入力します。[次へ]をクリックします。 クラスタのユーザ名とパスワードを入力します。[次へ]をクリックします。 提案されているクラスタ構成を確認します。[次へ]をクリックします。 ウィザードがクラスタの作成を完了したら、[次へ]をクリックし、次に[完了]をクリックします。 8 [スタート]メニューから、[コントロール パネル]、[HPマネジメント エージェント]の順にクリックします。[無効な エージェント]のリストで、[クラスタ情報]を選択し[追加]をクリックして、このエージェントをアクティブなエー ジェントのリストに移動し、[OK]をクリックします。 プロンプトが表示されたら、エージェントを再起動します。 ノード2のクラスタへの参加 次の表は、ノード2をクラスタに参加させるための手順のチェックリストです。各手順を完了したら、各ボッ クスにチェックマーク(3)を入れてください。 注:Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Editionは、最大8つのクラスタ ノードをサポートします。小規模ビジネス 向けHP StorageWorks Modular Storage Array 1000用HP ProLiantクラスタは、2ノード クラスタをサポートします。クラス タに参加させるノード1以外の各ノードで、以下の手順を繰り返してください。 3 ノード2のクラスタへの参加 ノード2の電源を入れ、ドメインにログインします。 ノード2で、[スタート]メニューから、[プログラム]、[管理ツール]、[クラスタ アドミニストレータ]の順に選択します。 [操作]ドロップダウン ボックスから[クラスタへのノードの追加]を選択します。参加するクラスタの名前を入力し て、[OK]をクリックします。 初期画面で[次へ]をクリックします。 クラスタに参加させるサーバの名前を入力して、[追加]をクリックし、次に[次へ]をクリックします。 クラスタ ウィザードが構成の分析を完了したら、[次へ]をクリックします。 クラスタのパスワードを入力します。[次へ]をクリックします。 提案されているクラスタ構成を確認します。[次へ]をクリックします。 ウィザードがノードのクラスタへの追加を完了したら、[次へ]をクリックして、次に[完了]をクリックします。 [スタート]メニューから、[コントロール パネル]、[HPマネジメント エージェント]の順にクリックします。[無効な エージェント]のリストで、[クラスタ情報]を選択し[追加]をクリックして、このエージェントをアクティブなエー ジェントのリストに移動し、[OK]をクリックします。 プロンプトが表示されたら、エージェントを再起動します。 クラスタ構成の動作確認 クラスタのインストールを確認するには、クラスタ ノードのいずれかから、以下の手順を実行してください。 各手順を完了したら、各ボックスにチェックマーク(3)を入れてください。 3 クラスタ構成の動作確認 いずれかのノードのデスクトップで、[スタート]のメニューから、[プログラム]、[管理ツール]、[クラスタ アドミニ ストレータ]の順に選択して、クラスタに接続します。 クラスタ グループのいずれかを右クリックして、[グループの移動]を選択します。 グループがフェールオーバされ、すべてのリソースがオンラインになることを確認します。 同じクラスタ グループを右クリックして、[グループの移動]を選択します。 そのグループがフェールオーバされ、すべてのリソースがオンラインになることを確認します。 必要に応じて、各グループで、「クラスタ構成の動作確認」の手順を繰り返します。 以上で、インストールは完了です。 9 詳細情報 HPの高可用性/ProLiantクラスタについて詳しくは、HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/proliant_haを参 照してください。 © 2004 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。HP製品および サービスに対する保証については、当該製品およびサービスの保証規定書に 記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものでは ありません。本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書中の 技術的あるいは校正上の誤り、省略に対して、責任を負いかねますのでご了 承ください。 MicrosoftおよびWindowsは、米国Microsoft Corporationの商標または登録商 標です。 本製品は、日本国内で使用するための仕様になっており、日本国外で使用さ れる場合は、仕様の変更を必要とすることがあります。 本書に掲載されている製品情報には、日本国内で販売されていないものも含 まれている場合があります。 5982-6037EN、2004年5月 380412-191 10