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REA関西 第32号(電子版) 2016年1月
REA 2016 年 1 月 第 32 号(電子版) 第 18 号 〔西日本旅客鉄道株式会社 提供〕 山陽新幹線の全線開業 40 周年を記念して、エヴァンゲリオンとコラボした 500 系新幹線(500 TYPE EVA)を 2015 年 11 月より運行しています。 500 TYPE EVA 通過! - 目 次 - 支部長年頭挨拶 ・・・・ 1 支部運営委員会報告 ・・・・ 1 講習会 ・・・・ 2 研修会 ・・・・ 3 各社局の話題・工事紹介 ・・・・ 3 職場紹介 ・・・・ 9 編集後記 ・・・・ 9 RAILWAY ELECTRICAL ENGINEERING ASSOCIATION OF JAPAN KANSAI 【 支 部 長 年 頭 挨 拶 】 新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、新しい年を健やかにお迎えの こととお慶び申し上げます。 昨年 7 月に関西支部長を仰せつかりましてから、早いもので 6 ヶ月が経過いたしました。この 間、役員会をはじめ、設備調査専門委員会や講習会など支部活動を順調に進めることができまし た。これもひとえに皆様の多大なるご協力とご理解の賜物であると感謝しております。 さて、昨年を振り返ってみますと、関西近郊におきましては、高野山の開創 1200 年や姫路城 大天守の保存修理完了のほか、万博公園内に大型複合施設エキスポシティが開業するなど、多く のお客様が鉄道を利用され目的地まで足を運ばれました。2015 年の訪日外国人数は前年比 47% 増の 1,974 万人となり、3 年連続で過去最多を更新するなど、インバウンド需要が各社様の輸送 成績にも大きく寄与しているものと考えております。また、今年も「京都鉄道博物館」の開業や 伊勢志摩サミットの開催が予定されるなど、更なる需要の創出が期待できる 1 年になるのではな いかと期待しております。 一方、昨年は名だたる企業の裏切り行為が大きな社会問題となりました。大手自動車メーカー の排ガス規制の試験不正や横浜市の大型マンションのくい打ちデータ改ざんおよび免震ゴムの データ偽装など、絶対的に信頼できるブランドの威信が崩れ落ちる出来事が相次いで発生しまし た。 われわれ鉄道事業者は、鉄道をご利用されるお客様の安全輸送はもちろんのこと、快適で利便 性の高いサービスを提供していかなければなりません。設備を適切に維持し、技術力向上に向け た努力をさらに積み重ねて、信頼される鉄道を目指していくためには、皆様との情報交換や連携 が必要不可欠だと認識しております。 新しい年が関西支部の皆様にとって更に良い年になるとともに、当協会が皆様のご協力のもと にさらに発展することを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。 (阪神電気鉄道株式会社 門林 保典) 【 支 部 運 営 委 員 会 報 告 】 平成 27 年 10 日 15 日(木) 、16 日(金)に、宮城県にて、第 2 回支部運営委員会(支部運営 委員及び支部監事の総勢 29 名)を開催しました。会議に先立ち、JR 東日本様のご協力を頂き、 東日本大震災で大きな被害を受けた野蒜駅(旧)と生まれ変わった野蒜駅(新)を視察させてい ただきました。その後の会議では、資料「平成 27 年度事業経過報告及び事業計画」にもとづき、 関西支部の総務幹事、専門幹事、運営幹事が進めている各々の活動について総務幹事より報告が あり、今後の関西支部発展に向けて活発な議論を行いました。 支部運営委員会 野蒜駅(旧) (西日本旅客鉄道株式会社 - 1 - 加藤 裕樹) 【 講 習 会 】 今年度の講習会は既に4回実施しており、延べ 170 名の方に受講いただいております。 第1回「可動式ホーム柵の導入」では、設計から施工さらには導入後の課題およびその解決 策について具体的事例を交えた話が聞けて非常に有意義であったと好評を得ております。第2 回「磁界規制への対応」では、2012 年に定められた鉄道における電磁界規制についての理解が 深まったとの意見を多数いただいております。第3、4回の「連動図表の読み方」は例年好評 をいただいているテーマであり、受講された方々の理解度向上に貢献できたと思っております。 今年度はあと2回予定しており、いずれも幅広い知識および技術の習得に繋がるものと考え ておりますので、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。 (神戸電鉄株式会社 森内 和也) 2015 年度 講習会計画および実施結果 回 次 開催日 講 習 内 容 場 所 講師会社 参加 人員 [名] 1 10 月 28 日 大阪市交通局における可動式ホーム柵の 導入について ハービス PLAZA 5 階 2 号室 大阪市交通局 29 2 11 月 19 日 鉄道電気設備の磁界規制への対応 ハービス PLAZA 5 階 2 号室 鉄道総研 47 3 12 月 2 日 連動図表の読み方(初級編、実機講習付) JR 西日本 社員研修センター JR西日本 60 4 12 月 18 日 連動図表の読み方(中級編) ハービス PLAZA 6 階 5・6 号室 JR西日本 34 5 2 月 17 日 (予定) 受変電用遮断器・開閉器の変遷と環境対応 について 阪急本社ビル エコルテホール 三菱電機 6 3月 調整中 調整中 調整中 - 2 - 【 研 修 会 】 鉄道電気関連設備やその他の先端技術を用いた最新設備などを見学することにより、ご参加の 皆様方の幅広い知識の習得や業務への活用の一助となるよう研修会を実施しております。 第2回は募集人数を大幅に上回るご参加をいただき、大阪ターミナルビル(株)様と大阪エネル ギーサービス(株)様にお世話になり、大阪駅ノースゲートビルの特別高圧配電室、配電室監視セ ンター、統括防災センター、機械室の見学をさせていただきました。 第3回はパナソニック(株)様にお世話になり、パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館に て創業者であられた松下幸之助の生涯、事業発展の映像等の歴史的資料の見学をさせていただき ました。 第4回は、日本ネットワークサポート(株)様の工場施設(磁気碍子・ポリマー碍子)の見学を 予定しています。 今後も会員の皆様方にとって有意義なものとなりますよう各種研修会を企画して参りますの で、奮ってのご参加をお待ちしております。 (西日本旅客鉄道株式会社 下泉 利信) 【2015年度 第2回・3回研修会の風景】 ノースゲートビル特別高圧配電室の見学 2015 年度 研修会実施状況 行事 開催日 第1回 実施 第2回 実施 第3回 実施 第4回 予定 研修先 研修施設 6 月 10 日 音羽電機工業(株) 10 月 19 日 大阪ターミナルビル㈱ 大阪エネルギーサービス㈱ 12 月 15 日 パナソニック㈱ 2 月 16 日 日本ネットワークサポート㈱ 2016 年度 研修会実施予定 行事 時期 第1回 予定 松下幸之助歴史館の見学 5月 雷テクノロジセンターの見学 【参加人員35名】 ノースゲートビル電気設備・機械設備の見学 【参加人員43名】 パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館の見学 【参加人員28名】 磁気碍子・ポリマー碍子の工場見学 研修先 研修施設 未定 - 3 - 【 各社局の話題・工事紹介 】 ■近畿日本鉄道株式会社 ○名古屋線伏屋駅付近立体交差化工事、下り線高架切替実施について 近畿日本鉄道では名古屋市の都市計画事業として、名古屋線伏屋駅付近の立体交差化を進めて います。本事業は遮断時間が1時間のうち最大 40 分の踏切道 3 ヶ所と伏屋駅構内通路を撤去し 6 ヶ所の道路を新設するために、新川から庄内川の間、約 800mの区間を高架化するものです。高 架化により道路交通の円滑化や地域分断の解消、踏切道撤去による安全の確保を目的としていま す。 仮上り線を平成 23 年 6 月に、また仮下り線を平成 25 年 5 月に切替を行いました。そして、平 成 27 年 11 月 6 日(金)夜に下り線の高架切替を実施し、翌 7 日(土)より新高架の使用を開始 しました。 立体交差化区間内には、伏屋駅の他に伏屋変電所も含まれており仮線切替前に新変電所に切替 を行っています。また、伏屋駅を境に仮線用の用地が十分に確保できて上下線の高架化工事を一 度に行う複線一括方式と用地が十分に確保できないため高架化工事を片線ずつ行う単線分割方 式の2つの方法で立体化を行うことも特徴の一つです。 電路設備は配電線をケーブルで高架橋ピット内に収納し、支持物も鋼管柱を採用し景観への配 慮をしています。変電所からのき電線立上げのために 4 ポール式の鋼管柱を建植しました。鋼管 柱の作製メーカーと設計に関して打合せを行い工場内で仮組み立てをして施工段階で問題のな いようにした結果、スムーズに施工を行うことができました。また、高架区間内にヘビーシンプ ルカテナリー式とヘビーコンパウンドカテナリー式の異なる架線方式を有するセクションがあ ります。 信号設備は隣駅の八田駅継電器室で制御している無絶縁軌道回路装置を伏屋駅まで延長する ため、機器の更新作業を行いました。この装置は騒音対策や乗り心地を考えて採用されました。 既設の装置を改修、追加することができず装置全体を更新する必要があったため、従来の 17 軌 道回路に下り線 2 軌道回路を加えた 19 軌道回路の調整と設定を行う大規模な工事となりました。 まず、AFO 軌道回路の周波数が干渉する問題があったため、装置の移設と周波数の変更に 3 日間 かかりました。そして、軌道回路の調整のためにリハーサルを計 7 日間行い、切替は4日間を要 しました。 切替作業の事前にはどの部門がどの時間・場所でどんな作業をするのかという入念な打合せを しました。作業場所・内容・時間をお互いに調整して時間短縮に努め、線路閉鎖・休電時間を変 更せず列車取り消しのないような工法を用いることを決定しました。特に軌道部門が重機を使用 して作業を行う順番を電路部門と調整し、切替地点の上下輻輳作業なく軌道部門の切替地点の作 業が終了次第すぐに架線の調整が行えるように工夫しました。当日は総勢 227 名で切替作業を行 いました。予定通り 0 時 20 分に線路閉鎖を確認し、0 時 50 分に休電を行い作業に着手しました。 各部門ともに連絡を密にして段取り良く作業に当たることで送電時間と線路閉鎖解除を遅らせ ることなく終え、初列車も問題なく通過し切替作業を達成することができました。 今後は、平成 29 年度に予定している上り線の高架化のために無事故・無災害で安全を最優先 して取組んでいきたいと考えています。 - 4 - 高架化工事縦断図 切替の様子 初列車と様子を見守る社員 - 5 - ■西日本旅客鉄道株式会社 ○山陽新幹線 ATC 地上装置取替工事について 山陽新幹線で稼動している ATC 地上装置は、 「300 系のぞみ」の導入にあわせて平成 5 年 3 月 に全線(博多総合車両所を除く)で使用開始されたものです。その後、博多総合車両所での設備 取替や山陽・九州新幹線乗入れ開業にむけて実施した輸送施策で一部の駅・運転所での ATC 地 上装置等の設備取替・増設を行ってきました。 平成 22 年度からは博多総合車両所を除く全線(18 駅 1 信号場 2 運転所)で経年による ATC 地上装置の取替工事を、新幹線の安全安定輸送を維持することを目的として進めています。 また、今回の取替にあわせて平成 28 年度末に車両所を含めた山陽新幹線の全線で列車制御方式 を多段ブレーキ制御から一段ブレーキ制御へ変更する(以下、新 ATC の導入といいます)工事 も進めています。車両性能に合わせて自動で滑らかな減速を行うことが出来るシステムへ移行し 乗り心地を向上させるほか機能アップを図ることできます。 ここでは、その工事の一部を紹介します。 1.ケーブル敷設 ATC 地上装置と軌道回路間で ATC 信号を伝送す るケーブルをポリエチレン星形アルミ被ケーブル (SQEA ケーブル)から新しく仕様制定した ATC 用 難燃信号ケーブル(SPECA-FR ケーブル)に取替を行い ます。また、隣接する信号機器室の ATC 地上装置間で 情報を伝送するための光ケーブルを新設します。 山陽新幹線全線で約 943km の信号ケーブルと 約 593km の光ケーブルを新たに敷設する工事であり、 各工区(約 560km を 3 工区に分けて施工している) とも 1 年半~2 年を費やしました。限られた保守作業 時間においてほぼ毎晩のように保守用車や人力でケー ブルを延線して敷設する作業を繰り返す大変気を遣う 作業を大きな事故もなく成し遂げ、敷設したケーブル どうしを約 2,500 箇所接続して伝送路を予定工期 (約 2 年半)より早く完成させました。 写真 1 ケーブル敷設作業 2.軌道絶縁挿入による軌道回路長の変更(軌道回路分割) ATC では列車を検知するための軌道回路で列車 制御も行います。そこで、安定して列車検知・制御 を行うため、レールによる ATC 信号の伝送損失を 減らすべく軌道絶縁を部分的に新設し軌道回路長の 変更(いわゆる軌道回路の分割)を行いました。 保守作業時間帯で一定距離のレールを切断して接着 絶縁を挿入し溶接します。挿入された絶縁箇所は切換 までレールボンドにて短絡処置を行い、挿入前後に おいても列車運行に影響しないようにしておき、後日 インピーダンスボンド等の設備を新設しています。 写真 2 - 6 - 軌道絶縁の新設作業 3.中間機器室新設 安定して列車検知・制御を行うため、軌道回路と ATC 地上装置間の信号ケーブルによる ATC 信号の 伝送損失を減らすべく現在設置している駅機器室間に 新たに ATC 地上装置を収容する機器室を建設し、 軌道回路との距離を短くしました。山陽新幹線は トンネル区間が全線の 5 割を占めており、機器室を 新設する箇所の選定において苦労をしましたが、既存 設備を活用するなどして設置箇所を確保しています。 4.使用開始切換(設備取替) 軌道回路、機器室を中心に指令所も含む関係する箇 所に約 150~250 名規模の作業人員を配置し、切換体 制を整えて、保守作業時間帯において最終的な切換を 実施しています。 限られた時間で 2 駅単位と広範囲な作業場所となる ため、複数の班が同時に並行して作業を行います。 そのため、本部から作業班への作業指示や作業班から 本部への進捗報告の輻輳を回避するため、スマート デバイスによる支援システムを活用し、複数箇所への 同時作業指示、進捗報告の自動応答や作業進捗状況の 見える化を図っています。また、最終の切換までに、 同等の作業員規模・作業内容の総合試験、切換リハー サルを実施し、全体での作業手順・作業内容の事前 確認を行い切換に備えています。 写真 3 新たに建設した機器室 写真 4 機器室内での切換作業 現在、新神戸駅~広島駅の各駅の ATC 地上装置の取替が無事完了しました。今後、運転所や 新岩国駅から博多駅間の各駅の設備取替工事が控えています。並行して新 ATC の導入にむけた 試験も実施していきます。 最終目標の新 ATC の導入にむけて残すところあと 1 年余りとなりました。これまで、大きな 事故もなく工事を計画通り進めることができました。一方、残りわずかとなった工期において全 体の半数の設備取替の切換や新 ATC の導入にむけた試験が数多く予定されています。引き続き、 関係者の皆様のご尽力を賜りながら、安全を最優先に工事を進めていきます。 最後となりましたが、これまで、大きな事故もなく切換えを終えられていることは、この工事 に携わってこられた皆様方のおかげであり大変感謝申し上げます。特にケーブル敷設においては 気の遠くなるような膨大な工事量、短期間での施工、保守作業時間帯での大変気を遣う工事であ りましたが、無事故で予定よりも早く完成し全体工事の進捗に大きく貢献していただきました。 工事に携わられた皆様に重ねて感謝申し上げます。 - 7 - ■大阪市交通局 ○南港ポートタウン線の列車無線デジタル化工事 大阪市交通局では、南港ポートタウン線ニュートラム(以下、ニュートラムという)の新型車 両導入にともない、列車無線のデジタル化工事を行っています。 200 系新型車両 ダイバーシティアンテナ 新型無線操作卓 保守員携帯無線機 ニュートラムは大阪南港の湾岸地区を無人運転で運行を行っている新交通システムです。今回、 列車無線のデジタル化にともない、伝送方式を既設誘導無線(IR)方式から、空間波方式へ変更 し、アンテナについては、ダイバーシティ方式を採用することにより、伝送路の多重化による安 全性強化を図っています。なお、コスモスクエア~トレードセンター前間のトンネル区間(約 480m)については、LCX を布設し通信を行います。 また、平成 28 年度の新型車両導入から平成 30 年度の、全車両更新完了までは、既設車両(IR) と、新型車両(デジタル無線)が併用となるため、既設車両と新型車両を区別なく通話できる、 新型無線操作卓を導入します。 併せて、デジタル無線回線を使用した、保守員携帯無線機を導入し、異常時に無人運転の列車 を緊急停止させる非常発報機能を付加するなど、安全性の強化を図っています。 - 8 - 【 第 4 回 職場紹介 】 ○西日本旅客鉄道株式会社 鉄道本部電気部 電気技術室 電気技術室は、電気部門の技術コアとして部門課題の解決に専門的に取組み、専門技術者を継 続的に育成する部署として、平成 24 年 6 月に電気部内に発足しました。 組織は室長以下、電力技術、信通技術、信号監理の 3 グループで構成されており、総勢 23 名 の社員と 1 名の契約社員が在籍しています。また、このうち 3 名は信号監理広島分室で業務を行 っています。 電力技術と信通技術グループでは、電気部門が抱えている課題を技術的に解明し解決策を検討 するとともに、現場が直面している事象に対する技術的サポートを実施しています。これまでの 業務を通じて得た知見等は社内外に情報発信しており、年間 3 回の技報(社内誌)発行と昨年度 までに 52 件の各種学会発表を行ってきました。また、信号監理グループでは、信号保安装置の 中でも最も重要な連動・踏切論理や結線技術の継承と継続的な管理を実施していくため、標準結 線図等の管理と工事で発生する連動変更や結線変更などの承認図面の審査業務を行っており、重 大事故の防止に貢献しています。 業務以外では、納涼会や忘年会のような全員での懇親会や一部のメンバーでの日頃の飲み会等 を通じて、普段の仕事とは異なる接点を増やして親睦を深めています。 最後に、電気技術室は電気の専門家として頼られる組織となるように、大学や研究部門との連 携や各種学会への参画を積極的に実施しています。まだ発足して 3 年半の組織で専門技術者の育 成途中ではありますが、私たちの技術力を身につけるためにも技術的な相談があれば声をかけて 頂ければと思います。 (西日本旅客鉄道株式会社 山野井 隆) 【 編 集 後 記 】 今号は、支部長年頭挨拶をはじめ、支部運営委員会、講習会、研修会の報告、各社局の工事紹 介や最近の話題、職場紹介を掲載いたしました。 今後も会員の皆様にお楽しみ頂けますよう充実した内容の広報誌をお届けしたいと考えてお ります。会員の皆様から職場紹介や趣味、身近な話題などございましたら、情報提供をお願い申 し上げます。 発行所 : 一般社団法人 日本鉄道電気技術協会 関西支部/大阪事務所 E-mail:[email protected] TEL:06-6292-6678 FAX:06-4256-6674 - 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