...

1 JaGra ニュース Vol.284 (2012 年 12 月 20 日収録分~12 月 24 日

by user

on
Category: Documents
11

views

Report

Comments

Transcript

1 JaGra ニュース Vol.284 (2012 年 12 月 20 日収録分~12 月 24 日
JaGra ニュース Vol.284
(2012 年 12 月 20 日収録分~12 月 24 日配信予定)
1 週間のニュースから

ピックアップ(12/13~12/20)
【印刷業界ニュース】

凸版、「ギフトカード ASP サービス」をソーシャルギフトと連動(12/19:ASCII.jp)
http://ascii.jp/elem/000/000/751/751999/
凸版印刷は 12 月 17 日、「ギフトカード ASP サービス」で、ギフトカードの発行サービスとして国内
で初めてソーシャルギフトサービスと連動するシステムを開発、12 月下旬より提供を開始すると
発表した。
同システムにより、SNS 上でのギフトカード販売が容易に行えるスキームを構築。SNS 上で贈っ
たギフトカード利用する際も、POS、専用端末、EC サイトと連動させた、通常のギフトカードと同様
の残高管理が可能となる。
連携第一弾として、ギフトカード ASP サービスをソーシャルギフトサービス「Bappy!」と接続。伊藤
忠食品が発行するギフトカード「エノテカワインカード」「全国お取り寄せスイーツ」を Bappy!上のデ
ジタルギフトカードとして 12 月 17 日より販売する。販売されたデジタルギフトカードは、伊藤忠食
品が運営する EC サイト「Exchange.com」で利用できる。

印刷工業会、「未来の印刷産業アピール論文」入賞作品決定(12/19:印刷ジャーナル)
http://www.pjl.co.jp/news/group/2012/12/4638.html
印刷工業会(足立直樹会長)は、設立 60 周年記念事業の一環として公募した「未来の印刷産業
アピール論文」の入賞作品が決定し、12 月 18 日開催の同工業会・会員懇談会において表彰式
が行われた。
今回、「印刷の未来について」をテーマに 93 作品の応募の中から、厳正な審査の結果、最優秀賞
に山田浩司さん(凸版印刷)の作品「印刷の未来〜印刷技術が有する無限の可能性〜」が選ば
れた。なお優秀賞には、溝尻誠さん(大日本印刷)の作品「印刷の未来の未来」、馬場裕一郎さん
(電通テック)の作品「印刷は印刷らしく」が選ばれた。

凸版印刷、データセンター「TOPICA」で DR サービスを提供開始(12/20:クラウド Watch)
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20121220_579427.html
凸版印刷株式会社は、データセンター「TOPICA」において、12 月下旬よりディザスタリカバリ
(DR)サービスを提供する。
凸版印刷が提供する、顧客の要望に応じてネットワーク構築、セキュリティ対策、サーバー監視
体制などを組み合わせた「マネージドデータセンター(MDC)」サービスのラインアップに DR サービ
スを追加する。
1

日本写真印刷、マーケティングの専門家が執筆した「裏づけくん」活用事例サイト「裏づけくんア
カデミック」をオープン!(12/17:SsankeiBiz)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/121217/prl1212171609037-n1.htm
http://urazukekun.com/
(裏づけくん)
日本写真印刷株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役:鈴木 順也)は、自社で保有する消費
者調査データベース「裏づけくん」の活用事例を公開しました。活用事例の執筆はマーケティング
の第一線で活躍する専門家に依頼し、自社ウェブサイト内に設置した「裏づけくんアカデミック」サ
イトに順次掲載していきます。
第一弾として、ハリウッド大学院大学教授 今井 利絵氏による「ISP(インストア・プロモーション)
の効果とその可能性について」を掲載しました。

大日本印刷、食品専用の音声認識システム開発…通販で活用へ(12/17:ASCII.jp)
http://ascii.jp/elem/000/000/751/751471/
大日本印刷とアドバンスト・メディアは 12 月 14 日、ネットスーパーの利用拡大に合わせ、スマート
フォンで食品を簡単に注文できる食品専用音声認識システムを、国内で初めて開発したと発表し
た
同システムは、高性能な音声認識技術「AmiVoiceR(*)」を活用し、音声入力で簡単に検索・注
文できる食品専用の音声認識検索システム。約 6 万語の食品に関連する単語を搭載するほか、
システム導入企業の独自の商品名や食品の産地などの単語を登録することで、音声認識の判
別精度を高め、迅速かつ簡単な注文が可能となる。
大日本印刷は、同システムをネットスーパー向けに専用の食品注文アプリとして提供し、生活者
はこのアプリをインストールして利用。アプリを起動後、音声で希望の商品名を告げ、表示された
商品をタッチして注文できる。

大日本印刷、「環境配慮製品の開発ガイドライン」を改定、併せて認定制度も導入(12/17:ECO
Japan)
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20121217/116324/
大日本印刷(DNP)は、独自の「環境配慮製品の開発ガイドライン」を改定して対象を広げる。併
せて、ガイドラインの各項目を点数評価して一定以上になる場合、特別に認定する制度も導入し、
開発を促進するとともに、社員の環境への意識を高めて普及・拡大を進める。2013 年度に本格
運用を始める。
ガイドラインはこれまで製品が対象だったが、新たにサービスを加えて「環境配慮製品・サービス
の開発ガイドライン」と改める。同時に「環境負荷の見える化、生物多様性への配慮」と「環境教
育・啓蒙、仕組みづくりの支援、推進」の 2 項目を追加。現在の「環境汚染物質の削減」「再生素
材の利用」など 8 項目と合わせて 10 項目にする。
2

大日本印刷から、アイキャッチ効果が高く、前後両側から見える透明スクリーン(12/14:ネットベ
ンチャーニュース)
http://www.netventure-news.com/news_a5sNedl9lC.html
大日本印刷(DNP)は 12 月 13 日、ガラスやアクリル板に貼るだけで、プロジェクターの映像を表示
できる、アイキャッチ効果が高く、前後両側から見える透明スクリーンを開発したことを発表した。
公共施設や店舗、企業のショールーム、イベント会場などでの利用に向け、2013 年 3 月に販売を
開始予定。
同スクリーンは、DNP のプロジェクションスクリーンの製造技術を用い、スクリーン上に、光を透過
する透明部と光を拡散させて映像を映す拡散部を交互に配置することで、透明感を保ちながらプ
ロジェクターが投影する映像を表示できるもの。従来の透明なスクリーンに比べ、広い視野角を
実現し、反射でも透過でも使用できるという。

凸版印刷、「Shufoo!(シュフー)」で店頭情報のタイムリー配信を開始(12/13:PC Online)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20121213/1073944/
凸版印刷は 2012 年 12 月 13 日、電子チラシポータルサイト「Shufoo!(シュフー)」で、参加店舗の
店頭情報を即時配信するサービスを開始した。その日のタイムセールやイベント情報などをタイ
ムリーに掲載できる。
電子チラシをプッシュ配信する「電子チラシお届けサービス」の仕組みを活用したもので、店頭で
撮影した写真も付加できる。店舗の担当者が情報を入稿すると、Shufoo!ユーザーに配信される。
ユーザー側には、「お気に入り」登録した店舗だけでなく、「My エリア」や現在地周辺の店舗からも
情報が送られる。広島市内で 7 月から 8 月末にかけて実施した実証実験では、参加者の半数以
上が「今後も利用したい」と回答するなど、高い評価を得たという。

大日本印刷/関西にホログラムの新工場開設(12/13:LNEWS)
http://lnews.jp/2012/12/e121311.html
大日本印刷は 12 月 13 日、ホログラムの新工場を関西に新設し、生産を開始した。
新工場では、意匠性と高い偽造防止効果を併せ持つ「エンボス型ホログラム」と、世界でも限られ
た企業しか生産できず偽造が極めて困難な「リップマン型ホログラム」の両ホログラムを一貫で製
造し、その供給体制を強化する。
3
【PC・プリンタ・ハードウェア】

キヤノン、毎分 130 枚の高速ドキュメントスキャナー(12/20:ITPro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121220/445602/
キヤノンマーケティングジャパンは、A3 対応ドキュメントスキャナー「imageFORMULA DR-G1130」
2013 年 2 月上旬に発売する。imageFORMULA シリーズのフラッグシップモデルで、A4 判カラー/
モノクロとも毎分 130 枚の高速スキャンができる。希望小売価格は 117 万 6000 円。
RGB 各色を同時に読み込む 3 ライン CMOS カラーセンサーで読み取りを高速化。「自動原稿サイ
ズ検知」「斜行補正」「白紙スキップ」などの画像処理を組み合わせて効率的にスキャンする。ま
た、薄紙原稿を安全に搬送し、重送を抑える機能を搭載し、薄紙、強分離を加えた 3 種類の給紙
モードを備える。

アルファーデザイン、高精度の部品実装装置 LED印刷機向け(12/19:日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO49721410Y2A211C1L31000/
産業機械のアルファーデザイン(東御市、千葉昇社長)は発光ダイオード(LED)プリンター向け
の半導体実装装置を開発した。プリンターのヘッド部分に用いる細長い基板に高い精度でICチッ
プを搭載する技術を開発。印刷画質の向上を売り物に採用を働き掛ける。日系企業の不振で半
導体関連は厳しい状況が続く中、今後の伸びが見込めるLEDプリンターの関連市場を開拓する。
開発した「高精度ダイボンダー HSDB―200」は半導体を組み立てる製造装置で、来年1月以降
に販売を始める。

MTJN ニールピーター新型「FB-Line」を日本で発売(12/17:ラベル新聞)
http://www.labelshimbun.com/news/12archive/201217mtjn.html
㈱メディアテクノロジージャパン(MTJN、東京都江東区越中島、馬場恒夫社長)は来年1月から、
ニールピーター(デンマーク)のコンビネーションフレキソ印刷機「FB―Line(以下、ライン)」シリー
ズを日本で発売する。MTJNはこれまで、高品質ラベルが主流の日本の市場性に合わせ、フレ
キソ上位機種の「FAライン」のみを販売してきたが、廉価版の水性・UVフレキソ機「FBライン」が
大幅改良され、価格面で優位性を保ちつつ機能が上位機種に近づいたことから、今回の発売を
決定した。同社では今後、FA、FBの両ラインで、日本のラベルおよび軟包装市場におけるフレキ
ソ印刷への期待の高まりに応えていく構え。
4

キヤノンマーケティングジャパンが商業印刷事業を強化、出版・新聞印刷市場向けにオセ社の業
務用高速プリンターを発売(12/14:News2uNet)
http://www.news2u.net/releases/106495
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎正己、以下
キヤノン MJ)は、オセ社(Océ N.V.、本社:オランダ フェンロー市、CEO:Anton Schaaf、以下オセ)
製の業務用高速連帳プリンター“Océ JetStream 5500”を 12 月下旬より発売します。これにより、
出版・新聞印刷市場のデジタル化を推進し、商業印刷事業を強化します。
キヤノン MJ グループは、昨年より開始した 5 カ年計画「長期経営構想フェーズ II」の多角化戦略
において商業印刷事業の強化を掲げ、2015 年に同事業で連結売上高 500 億円を目指していま
す。キヤノン MJ は、昨年 6 月に日本オセ株式会社、本年 5 月に昭和情報機器株式会社をそれぞ
れ完全子会社化するなど、これまで商業印刷事業の強化に注力してきました。
このたび、オセ製の業務用高速連帳プリンター“Océ JetStream 5500”を市場投入することで、出
版・新聞印刷業界のデジタル印刷シフトを推進し、新たなビジネスモデルの創出を支援します。

CEC、プリンター・複合機向けICカード読み取り機の新機種を発売(12/20:朝日新聞)
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201212200001.html
シーイーシー(CEC)は複合機やプリンター用のICカード読み取り機の新機種を発売した。本人
認証システムが付いた複合機であっても、付属のモニター操作で読み取り後に印刷を中止できる。
無駄な印刷を減らしてコストを削減できる。価格は14万8000円で、システム導入費用は70万
円から。3年間で事業全体で30億円の売り上げを目指す。
ICカードによる印刷時本人認証システム「セキュアプリント」に対応した。モニターでできる操作は
印刷の中止だけだが、印刷部数の変更に対応する機能追加も検討する。
セキュアプリントは大手5社の複合機とプリンターに対応。複合機に設置した読み取り機にICカー
ド型の社員証をかざすと印刷できる仕組み。誰がいつどの書類を印刷したか管理できる。複合機
向けは、かざした後でも内蔵モニターを操作して印刷を中止できるが、プリンター向けではできな
かった。
5
【ソフトウェア・Web サービス・ネットワーク】

トレンドマイクロ、マスターカードに偽装したフィッシングサイトについて注意喚起(12/20:MdN)
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/27124/?rm=1
トレンドマイクロ株式会社は、同社の公式ブログにて、日本人を標的にしたマスターカードを偽る
フィッシングサイトを大量に確認したと発表した。
発表によると、同社は 12 月に入ってからマスターカードを装ったフィッシングサイトの驚異的な増
加を確認しており、19 日の 12 時までに 152 件のサイトを確認した。同社の追跡調査によると、152
の URL に対して末尾のパターンは 31 種類に限られており、いずれも「mastercard.<文字列>
/account.php」という共通のルールが見られた。また、フィッシングサイトに利用されているドメイン
の数は 34 件で、1 つのドメインに対して複数のサーバを用意してフィッシングサイトを設置してい
る。
URL の末尾に共通のパターンを使っていることから、フィッシングサイト構築ツールを活用してこ
れらのサイトが開設され、ドメインや IP アドレス、SSH 公開鍵などに共通のものが使われているこ
とからも、同一犯により組織的かつ機械的にこの攻撃が仕掛けられている可能性があるという。

不正送金を自動化、被害は 60 億円以上――進化する「サイバー金融詐欺」(12/19:ITPro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121219/445321/
マカフィーは 2012 年 12 月 18 日、金融機関のオンラインバンキングサービスなどを狙ったサイバ
ー犯罪「サイバー金融詐欺」の現状について解説した。サイバー金融詐欺の手口は技術的に進
化しており、巧妙になっているという。
国内における最近のサイバー金融詐欺としては、オンラインバンキングサービスのログイン時に、
偽のポップアップ画面を表示する手口が出現した。偽のポップアップ画面に暗証番号などを入力
させて盗み、不正送金などに悪用する。
偽画面を表示しているのはウイルス(マルウエア)。正規のオンラインバンキングサービスから送
られてきたデータ(HTML ファイル)に、偽のポップアップ画面を表示させるコードを挿入する。こう
いった手口は「Web インジェクト」などと呼ばれるという(図 1)。
海外では、2012 年 1 月から 3 カ月にわたって、「オペレーション・ハイ・ローラー」と名付けられた、
大規模なサイバー金融詐欺が行われた。イタリアを皮切りに、欧州全体で展開されたこの詐欺で
は、少なくとも 60 以上の銀行から、6000 万ユーロ(およそ 66 億 4000 万円)以上が不正に送金さ
れたという。
6

アップルが「iOS 6.0.2」を提供開始-iPhone5 と iPad mini の Wi-Fi 接続の問題を修正(12/20:
MdN)
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/27125/?rm=1
アップルは iOS の最新版となるバージョン 6.0.2 に更新するためのソフトウェアアップデートプログ
ラムを提供開始した。
今回の更新により、iPhone5 および iPad mini の Wi-Fi 接続に影響を与えるバグが修正されるとし
ている。アップデートは iTunes 経由または OTA(無線通信経由)で行える。OTA の場合は「設定」
から「ソフトウェア・アップデート」を選択すると更新画面となる。

2 日で 1,000 万ダウンロード:iOS 向け「Google Maps」(12/20:ITPro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121220/445603/
グーグルのジオ/コマース担当上級副社長ジェフ・フーバーが「Google+」に投稿した記事によると、
12 月 13 日(米国時間)に公開された iOS 向け「Google Maps」は、48 時間以内に 1,000 万人を超
えるユーザーによってダウンロードされたという。
この数字はまだ世界中で販売された「iPhone」の 2.5%に満たないが、多くの iOS ユーザーがこの
地図情報サーヴィスの復帰を切望していたのは明らかだ。
これでようやく、一部の抵抗していた人々にも「iOS 5」に見切りをつけるよう説得し、「iOS 6」への
アップグレードを納得させることができるだろう。Google Maps の新しいアプリは、以前のようには
(そしてアップルが自社アプリでするようには)OS に統合されないが、すでに一部の顧客は十分
満足しているようだ。20,000 件を超える評価の平均は星 4.5 個だ。

Twitter、ユーザー自身で全ツイートの一括ダウンロードが可能に(12/29:JapaneseInternet)
http://japan.internet.com/wmnews/20121220/1.html
米国 Twitter は、「Twitter」で全ツイート(投稿)一括ダウンロード機能の提供を米国時間 12 月
19 日に開始した。これにより、Twitter ユーザーは自分のツイートをすべてダウンロードできるよ
うになった。ただし、同機能は現在 Twitter の使用言語を英語に設定しているユーザーのごく一
部にのみ提供しており、今後、数週間から数か月かけてほかの言語も含めすべてのユーザーに
広げていく予定。
この機能を利用すると、ユーザーが自分のツイートを最初のものから一括して、1 つのアーカイブ
ファイルとしてダウンロードできる。アーカイブには自分が書き込んだツイートだけでなく、リツイー
ト(ほかのユーザーのツイートを自分のアカウントでそのまま再投稿したもの)も含まれる。アーカ
ブ ファイルの内容は、月ごとにツイートを整理したり、特定のキーワードやハッシュタグ、ユーザ
ー名などで検索したりすることに利用可能。
7

IBM による 5 つの未来予測:5 年後のコンピューターは「匂い」「味」「触感」に対する認識能力が
向上する(12/19:JapaneseInternet)
http://japan.internet.com/webtech/20121219/1.html
「5 年後の IT はどのようなものとなっているだろう?」これが IBM によるレポート「The IBM Next
Five in Five(次の 5 年間に実現する 5 つのイノベーション)」のテーマだ。2012 年 12 月 17 日にリ
リースされた最新の Five in Five レポートでビッグブルーは、未来のコンピューティングでは、「匂
い」「味」「触感」に対する認識能力が飛躍的に高まると予測している。

日本気象協会、スマホサイトで「スキー場情報」を提供―ユーザーからのコメントや写真も
(12/19:JapaneseInternet)
http://japan.internet.com/allnet/20121219/5.html
日本気象協会は、同協会が運営するスマートフォンおよび携帯公式 サイト「気象協会晴曇雨」に
おいて「スキー場情報」の提供を開始した。利用料金は無料。
スマホ版「スキー場情報」では、スキー場の積雪深情報やゲレンデ滑走状況のほか、ユーザーか
ら募集したスキー場の滑走可否情報・雪質・コメント・写真の投稿情報の一部をサイト内で表示す
る。また、スキー場が入力した積雪深情報などは、リアルタイムでサイトに反映されるしくみになっ
ている。利用は、サイトにアクセスして地点を選択をした後、メニューボタンの「趣味・レジャー」か
ら行える。

ネ ス レ 「 キ ッ ト カ ッ ト 」 が AR ( 拡 張 現 実 ) を 使 っ て 受 験 生 を 応 援 す る 企 画 を 開 始 ( 12/19 :
JapaneseInternet)
http://japan.internet.com/wmnews/20121219/3.html
ネスレ日本は、2013 年の受験シーズンに向けた受験生応援商品として、「ネスレ キットカット ミ
ニ 受験メッセージパック」、「ネスレ キットカット ミニ 紅白パック」を発売。AR(拡張現実)を使っ
て、受験生を応援するスペシャルムービー「キットカット応援 AR ライブ」を提供するという企画を
開始した。
この「キットカット」の受験生応援キャンペーンは、ネスレ日本が 2003 年から毎年取り組んでいる
もの。今年は、受験生応援アーティストに起用されたナオト・インティライミさんが受験生のために
書き下ろした“受験生応援ソング”『Life pallet』を通じて、受験生を応援。発売した受験生応援商
品は、「キットカット」国内販売では初となる AR に対応しており、スマートフォンをパッケージにか
ざすと、ナオト・インティライミさんがパッケージ上に飛び出し、受験生応援ソングを歌い出す仕組
みとなっている。
8

HTML5 の仕様策定が完了、勧告は 2014 年に(12/18:JapaneseInternet)
http://japan.internet.com/webtech/20121218/2.html
World Wide Web Consortium(W3C)は 12 月 17 日、HTML5 の仕様策定が完了したと発表した。こ
れは、Web とその関係者にとっては大きなニュースだ。だが、これで終わりというわけではない。
今回発表された仕様は最終的な HTML5 標準というわけではない。17 日に行われた会見で
Jeff Jaffe 氏が語ったところによれば、HTML5 仕様の勧告は 2014 年の半ばまで待たなければ
ならないという。それまで W3C はより高い安定性の確保と、テストスイートの構築に向けて動くこ
とになる。

AIU、サイバー攻撃による損害を全世界で補償するグローバル企業向け商品を発売(12/18:
JapaneseInternet)
http://japan.internet.com/busnews/20121218/6.html
AIU 保険会社は、日本国内に本社を置くグローバル企業の日本及び世界各国の拠点を対象に、
サイバー攻撃を受けた際に全世界で発生する損害を補償する保険商品『CyberEdge(サイバーエ
ッジ)』を販売開始した。
全世界が補償対象地域というこの保険商品では、企業がサイバー攻撃を受けた際に、各国のセ
キュリティ専門機関を紹介し迅速な初期対応をサポートするとともに、情報漏洩による賠償責任
や行政対応に要する費用、コンピュータシステムに対して不正アクセスがなされた際のフォレンジ
ックス(証拠保全・解析)費用、有事対応に要するコンサルティング費用を補償する。また、不正ア
クセスなどにより業務が中断した期間の逸失利益についても補償の対象となるという。

岡山の天満屋が NTT 西日本と協業、カスタマイズ型ネットスーパーサービスを開始(12/18:
JapaneseInternet)
http://japan.internet.com/busnews/20121218/12.html
岡山市の天満屋ストアは、ネットスーパーサービス「しあわせお届け便ハピーネット」の開設にあ
たり、NTT 西日本との協業に合意した。
「しあわせお届け便ハピーネット」は、天満屋ストアが展開するネットスーパーサービス。食料品、
日用雑貨など、店頭で販売している商品をそのまま、配達可能エリア内へ配達する。なお、利用
には会員登録が必要で、配達可能エリアの居住者のみが登録できる。同サービスの開始は平成
25 年 1 月中旬の予定。
(中略)今回、協業の一環として、パソコン、スマートフォンなどに加え、「光 BOX+」向け専用サイ
トを構築することで、自宅のテレビからリモコン操作で簡単に利用できるネットスーパーサービス
も同時に提供する。なお、NTT 西日本によると、ユーザインターフェイスをカスタマイズしたネット
スーパーサービスは、中四国で初となる。
9

2013 年 の 国 内 IT 市 場 、 第 3 の プ ラ ッ ト フ ォ ー ム に 移 行 - IDC Japan 予 測 - ( 12/14 :
JapaneseInternet)
http://japan.internet.com/wmnews/20121214/3.html
IDC Japan は、2013 年の国内 IT 市場で重要になる技術や市場トレンド、ベンダーの動きなど、主
要 10 項目を発表した。
(中略)このような背景から、同社は 2013 年の国内 IT 市場における「IDC Top 10 Predictions 」
の概要を提示している。
1. 国内 ICT 市場は緩やかに成長し、第 2 のプラットフォームから第 3 のプラットフォームへのシ
フトが水面下で加速する。
2. 第 3 のプラットフォームを活用した業種特化型ソリューションが拡大する。
3. スマートモバイルデバイス(SMD)ユーザーの増加が、マルチデバイス、アクセスプラン競争、
法人利用を加速する。
4. BYOD の法人利用でセキュリティ脅威が顕在化し対策が求められる。
5. 国内クラウド市場におけるベンダー間の戦いは静かに熱いものとなる。
6. 2013 年は SDN(Software Defined Network)市場元年となり、OpenFlow の波がエコシステムを
形成していく。
7. コンバージドシステムを巡る競争がサーバーベンダーの生き残りを左右する。
8. 第 2 のプラットフォームベンダーによるビッグデータビジネスは苦戦し、IT 企業と非 IT 企業の
合従連衝が加速する。
9. 企業向けソーシャル技術の活用ターゲット市場が明確となり競争が始まる。
10. オフィス向け IT 市場で IT ベンダーと HCP ベンダー間の主導権争いが始まる。
【出版・電子書籍】

「BookWay」が自費出版をトータルサポート!作業代行サービス『ハイブリッド出版パック』発売
(12/19:@Press)
http://www.atpress.ne.jp/view/32291
小野高速印刷株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:小野 徹)が運営する自費出版
本と専門書を中心に取り扱う電子書籍の出版・販売サイト「BookWay」は、この度、納品から販売
まで全てを代行するサービス『ハイブリッド出版パック』を発売いたしました。
『ハイブリッド出版パック』では、紙書籍(オンデマンド本)の納品、「BookWay 書店」でのオンライン
出版、amazon での紙書籍の登録販売代行や amazon 内の Kindle ストアへの登録など、自費出版
にかかる全ての工程を 15 万円(消費税込)で代行いたします。
『ハイブリッド出版パック』内容特設ページ: https://bookway.jp/hybrid/
10

富士フイルム、国内すべての EPUB 電子書籍リーダーに対応するオーサリングソフトを発売
(12/19:MdN)
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/27098/?rm=1
富士フイルム株式会社は、EPUB3 フォーマットのファイルを出力できるフィックス型電子書籍オー
サリングソフトウェア「GT-EpubAuthor for Fixed Layout Ver1.4(EpubAuthor1.4)」を発売した。
同ソフトは Amazon Kindle が採用している入稿形式データや EPUB 標準フォーマット「電書協ガイ
ド Ver.1.1」に対応しており、同ソフトで制作された電子書籍は、国内で入手できるすべての EPUB
対応リーディングシステムで表示できる。また、オプションソフトを組み合わせれば簡単に高品質
な電子書籍フォーマットを制作できる。

モリサワ、電子コミックソリューション「MCComic」をリリース(12/19:eBookUser)
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1212/19/news065.html
モリサワは、電子コミックソリューション「MCComic」をリリースした。
MCComic は、TIFF、BMP、JPEG、PNG、PDF などのファイルから固定レイアウト型の EPUB 3 ファ
イル(または同社独自の DRM 付き EPUB である EPUBXF ファイル)に変換する Windows 用オー
サリングツール「MCComic Maker」と、EPUBXF データを閲覧する iOS/Android 対応組み込み用
ライブラリ「MCComic ビューアライブラリ」で構成されるソリューション。
変換される EPUB 3 ファイルは日本電子書籍出版社協会(電書協)の EPUB 3 制作ガイド
(ver.1.1.1)に準拠している。また、ファイルのインポート後に URL 表示、動画/音声のイベントを
追加したり(後者は EPUBXF でサポート)、ページに立ち読み設定やマスク処理をかけることもで
きる。

福井のドゥ・カンパニー、地元作家の電子出版支援(12/19:日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO49783760Z11C12A2LB0000/
ウェブサイト制作などを手掛けるドゥ・カンパニー(福井市)は電子出版事業に進出する。福井を
中心に北陸の郷土史家、大学研究者などを作家として掘り起こす。通常の自費出版に比べ費用
の安いことなどを訴える。希望する作家には専用のPR用サイトを制作、開設するなど従来の事
業で蓄積したノウハウにより、販売も後押しする。
電子出版事業は 2013 年1月から始める。事業の名称は「セルフ・パブリッシング・エージェント・サ
ービス」。書き手から一般的なワープロソフトで書かれた原稿を受け取り、電子書籍の国際規格
であるEPUB(イーパブ)」に変換。紙の本同様にレイアウトや装丁を施した上で電子書店で販売
する。
編集と校正は同社と契約を結んだ新聞社や出版社の元編集者、定年退職した中学・高校の元教
諭に任せる。表紙の装丁は自社でも請け負うほか、外部のデザイナーやカメラマンも起用する。
11

楽天、電子書籍リーダー「kobo mini」の発売を延期(12/19:JapaneseInternet)
http://japan.internet.com/busnews/20121219/3.html
楽天の傘下企業で電子書籍事業を手がけるカナダ kobo は、12 月 18 日に出荷を開始する予定
だった 5 インチ電子ペーパー画面の電子書籍リーダー端末「kobo mini(コボ ミニ)」について、発
売/出荷を延期すると発表した。延期通知の掲載ページの URL に「2012121801」という数値が
含まれることから、発売/出荷の当日に発表した可能性がある。

ヤマダ電機、電子書店「ヤマダイーブック」オープン(12/18:eBookUser)
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1212/18/news154.html
家電量販店大手のヤマダ電機は 12 月 18 日、SmartEbook.com と協業し、電子書籍サービスヤマ
ダイーブック」をオープンした。
同社が 6 月にサービスインした「ヤマダ電機マルチ SNS」の 1 サービスとして展開するもので、ま
ずは Android スマートフォン向けにコミック、写真集 2 万 2940 点を用意。2013 年 2 月には小説な
ど文字もののジャンルも取り扱い、PC での閲覧にも対応する予定。ヤマダポイントのほかクレジ
ットカードで決済でき、今後各種キャリア課金にも対応予定。サービスインを記念し、先着 1 万名
にヤマダイーブックポイントをプレゼントするキャンペーンを行っている。

Google が十戒や創世記第一章を含む「聖書写本」を高解像度でデジタル公開(12/19:MdN)
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/27114/?rm=1
Google は、古文書などの重要な資料をスキャンし、高解像度のデジタルファイルで公開する
「Leon Levy Dead Sea Scrolls Digital Library(死海文書デジタル・ライブラリー)」において、聖書写
本のデジタル画像を公開した。
公開されたのは、十戒や創世記第一章など 2000 年以上前の文書の断片で、ユーザーは高解像
度 1215dpi の画像を通して、文字、紙の質感など細部まで観察することが可能だ。今回公開され
る聖書写本の画像は約 5000 枚。

日本ペンクラブ、Google と「図書館プロジェクト」で合意、著作権問題などの協力関係を構築へ
(12/18:JapaneseInternet)
http://japan.internet.com/busnews/20121218/9.html
google と日本ペンクラブは、「Google 図書館プロジェクト」でデジタル化された日本語の作品、お
よび将来デジタル化される可能性がある日本語の作品の利用について、双方の基本的立場を尊
重しつつ、建設的な協力関係を構築していくことで合意した。
「Google 図書館プロジェクト」では、米国の図書館でデジタル化された書籍に、著作権保護期間
内の日本の出版物が含まれており、日本の著作権者が懸念を示していた。今回の合意はこの懸
念を解決し、協力関係を構築するものだという。
合意には、Google ブック検索でユーザーが検索した際に、表示されるスニペット(数行の抜粋表
示)を、今後、日本ペンクラブに所属する著作者や作家の書籍を出版する出版社(著作権者)から
要請があった場合、Google が削除するという項目が含まれている。また、作家、出版社が除外
登録した書籍は、今後の図書館プロジェクトでは、新たなスキャニングの対象から除外される。
12

「ワンピース」と電子書籍がコラボ 凸版印刷グループ(12/15:MSN 産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/121215/ent12121508020006-n1.htm
凸版印刷グループで電子書籍事業を展開するブックライブが、尾田栄一郎さん(37)の人気漫画
「ONE PIECE(ワンピース)」(集英社)の電子書籍を安く買える専用のプリペイドカードを18日
に発売することが13日、分かった。電子書籍の漫画専用のプリペイドカードの発売は初めて。ク
レジットカードを持たない若年層でも、より気軽に漫画の電子書籍を買えるようになる。

国立国会図書館、デジタル化資料の図書館への限定送信を再来年から開始へ(12/14:新文化)
http://www.shinbunka.co.jp/news2012/12/121214-01.htm
12 月 10 日、国立国会図書館と書協・雑協・日本文藝家協会などの関係者協議会は、国会図書
館のデジタル化資料の図書館などへの限定送信に関して合意した。来年 1 月から送信資料の調
査やシステム整備を行い、2014 年に運用を開始する予定。
送信対象候補は、①図書=戦前の資料と現在一般市場で入手困難な戦後の資料(漫画は取扱
いを保留)、②雑誌=官庁が出版する雑誌や、著作権管理事業者により著作権が管理されてい
ない資料(商業出版に関わる資料は取扱いを保留)、③博士論文=出版されていないものなど。
現在、国会図書館は所蔵資料のうち 216 万 5000 冊をデジタル化済み。今回、送信対象となるの
はそのうち入手困難な資料に限定する。そのため、入手可能性調査を実施し、調査後にタイトル
などを公表。当該資料が流通している場合や出版計画がある場合には、出版者らは除外を申し
出ることができる。

大日本印刷、ゲーム攻略本などの電子書籍制作サービスを強化(12/14:日経プレスリリース)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=326241&lindID=1
大日本印刷株式会社(DNP)と DNP の子会社で電子メディアの企画制作を行う株式会社 DNP デ
ジタルコムは、ゲーム攻略本などのページ数が多い書籍の電子書籍制作を効率的に行う体制を
強化しました。
今回、ウェブページ作成言語「HTML5」と、DNP オリジナルの電子書籍閲覧ソフト「HTML5マガジ
ンビューア」を使うことで、多様な端末向けの電子書籍制作が容易に行うことができるようになり
ました。その第1弾として、人気ゲームであるニンテンドーDS ソフト『ポケットモンスターブラック2・
ホワイト2』の公式攻略本の電子書籍アプリを制作し、12月14日から iOS/Android 端末向けに
配信します。

新潮社、Kindle ストアでのコンテンツ販売を停止(12/14:新文化)
http://www.shinbunka.co.jp/news2012/12/121214-02.htm
新潮社は 12 月 13 日、Kindle ストア上で販売していた同社の全コンテンツの販売を一旦停止した。
詳細は明らかにしていないが、「看過できない事情があった」とコメント。新潮社は、約 1000 点の
コンテンツを同ストアで販売していた。
13

京セラ丸善システム、法人向け電子雑誌配信サービス「qlip it!」をスタート(12/13:eBookUser)
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1212/13/news069.html
京セラ丸善システムインテグレーションは 12 月 13 日、法人向けの電子雑誌配信サービス「qlip
it!(クリップ イット)」をスタートした。
qlip it!は企業内でのタブレット導入を進める法人向けのクローズド型サービスで、社員向けに「エ
コノミスト」(毎日新聞社)、「Think!」(東洋経済新報社)、「週刊ダイヤモンド」(ダイヤモンド社)、
「週刊東洋経済」(東洋経済新報社)、「一橋ビジネスレビュー」(東洋経済新報社)、「WIRED」(コ
ンデナスト・ジャパン)など最大過去 5 年分のバックナンバーを PC、Android/iOS 端末から閲覧
可能にするもの。配信タイトルは今後、随時追加していく予定。

【コラム】第 2 回 沖縄の文化を電子書籍で発信したい――「沖縄 eBooks」(12/18:MdN)
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/27073/
沖縄県産本を集めて電子書籍で発信する「沖縄 eBooks」を立ち上げたのは、印刷・出版事業を
中心に展開する株式会社近代美術(沖縄県島尻郡南風原町)だ。運営チームを率いる榎本伸司
さんは、「沖縄 eBooks」の立ち上げにかける思いを次のように話す。
「よく旅行ガイドブックで取り上げられているような、“きれいな海、美味しい料理”…といったイメー
ジだけでなく、琉球王国の歴史、沖縄戦の悲惨な実態、米軍基地の現状、エイサーや琉球舞踊と
いった独自の文化など、沖縄はさまざまな側面をもっています。沖縄県産本を通じて、全国の
人々により深く沖縄を知ってもらえれば、沖縄が元気になるきっかけにもできるのではないかと考
えました」
榎本さんは東京都の出身で、かつては多くの印刷現場で使われていた電算写植機のユーザーを
サポートする営業担当だった。2000 年に沖縄の印刷会社に転職して沖縄に移住。新しい技術を
みずから積極的に学び、次々とシステムの改善を発案していく姿勢を買われて、インターネットな
どをはじめ、デジタル関連の事業を担当していた。2010 年 10 月に近代美術に転職し、デジタル分
野の新規事業を社内提案することになり、榎本さんは沖縄の出版物を電子書籍化し、県外に発
信していく『沖縄 eBooks』のコンセプトを発案。同社ソリューション事業部で取り組むこととなった。
14
【その他・地域】

シャープ、手書きで 1000 ページ分保存できる電子ノートを 1 月に発売(12/20:ITPro)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121219/445322/
シャープは 2012 年 12 月 18 日、タッチペンで手書きの文字やイラストなどを 1000 ページ(最大 100
冊)分保存できる電子ノート「WG-N10」を 2013 年 1 月中にも発売すると発表した。システム手帳な
どの代わりに使う用途を想定した製品で、紙のように重くかさばらず、記録データのバックアップ
をパソコンに保存できる点を売り物とする。実勢価格は 1 万 5000 円前後になる見通しだ。
6 型で解像度が 600×800 ドットのモノクロ 16 階調液晶を搭載。同じ画面を表示し続けているとき
の消費電力が小さい、メモリー液晶を採用した。これにより、1 回の充電で約 30 日間の利用を可
能にした。具体的には、ノートの記入が 40 分、ノートの表示が 80 分と、1 日で合計 2 時間使う場
合に 30 日持つとしている。

長崎県美術館が「オリジナル活版ポストカード」-歴史的関わりも(12/19:長崎経済新聞)
http://nagasaki.keizai.biz/headline/550/
長崎県美術館(長崎市出島町)は来年 1 月 2 日、長崎の歴史に深く関わりがある活版印刷技術を
施したオリジナルポストカードを発売する。
活版印刷は、凸版に圧力をかけて印刷する技術。日本に現存する最古の印刷物は、法隆寺など
に保管されている「百万塔陀羅尼(だらに)」といわれ、奈良時代の 770 年に称徳天皇が完成させ
たといわれている。中国には古くから木版活字などの技術があり、9 世紀以降には大量の印刷物
が作成されている。現代の印刷技術は 1445 年ごろにドイツのヨハネス・グーテンベルクが、それ
までの印刷技術を集大成して発明した活版印刷を基礎にしている。

和紙で手すきの卒業証書 三重・飯南高、3年生が手作り(12/19:朝日新聞)
http://digital.asahi.com/articles/NGY201212180015.html
松阪市の県立飯南高校3年生の21人が18日、市飯南和紙和牛センター(松阪市飯南町深野)
で、伝統産業の深野和紙をすき、卒業証書用の紙をつくった。同高校では初の試み。今後、文字
が印刷などで入り、完成する。
深野和紙保存会の野呂修三会長らが、地域で採れるコウゾを蒸して用意したのり状の和紙の原
料を用い、生徒一人ひとりが、会員らに教わりながらすいた。校章のすかしも入り、平均0.2ミリ
の厚みの和紙が出来上がった。山下夏生(なつみ)さん(18)は「すべて初めてで貴重な経験にな
った。二つとない卒業証書は思い出になる」と満足そうだった。

ビジネスマンが日頃実践できてない業務ほど客先には好印象--ビジネス意識調査(12/17:
JapaneseInternet)
http://japan.internet.com/busnews/20121217/4.html
デジタルポストは、11 月 19 日~20 日にかけて全国 20 歳~59 歳の男女 344 名を対象に「ビジネ
スに関するインターネット意識調査」を実施。客先とのコミュニケーションに関して集中的に質問し
たところ、「御礼状の送付」「早いレスポンス」を強く意識する一方、それらを思うように実践できて
いない実態が明らかになったという。
15

那覇市、防災マップをデジタル化 年内に市のHPに掲載(12/14:朝日新聞)
http://digital.asahi.com/articles/TKY201212130760.html
那覇市が東日本大震災後に作成した防災マップをデジタル化し、年内にも市のホームページに
掲載する。住所を入力するとその場所の標高が分かり、津波浸水予想図や避難ビルの位置など
が表示される。携帯電話やスマートフォンでも使え、市民だけでなく、土地勘のない観光客らの防
災ツールとして利用価値が高まりそうだ。

7 カ所で年賀状受注印刷 上伊那の障害者就労支援事業所(12/14:長野日報)
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=27054
上伊那地域の障害者就労支援事業所7カ所は、利用者の考えたデザインの年賀状印刷を受注
している。利用者の工賃アップにつなげようと5年目の取り組み。担当者は「例年よりたくさんの絵
が載っており、楽しい気分でお正月が迎えられるはず」と利用を呼び掛ける。締め切りは 17 日。
参加するのは「ゆめわーく」「さくらの家」「輪っこはうす・コスモスの家」「伊那ゆいまーる」(いずれ
も伊那市)「ふれんどわーく」(箕輪町)と、今回新たに活動に加わった「あっぷ☆わーく」「障害者
生きがいセンター」(いずれも南箕輪村)の計7事業所。
年賀状は、このうち6事業所の利用者 30 人が描いた来年のえとの蛇の絵などをデザインした 10
種類。会社ロゴの印刷は無料、自作のあいさつ文の希望も受け付ける。

印刷機リース、月1円で落札(12/13:中國新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201212130006.html
小中学校にリース契約で印刷機を設置する周南市教委の指名競争入札で、2010年度から3年
連続で月額リース料が1台当たり1円で落札されていることがこのほど、分かった。違法性はない
が、木村健一郎市長はこの日の市議会で「社会的に疑義がある」と述べ、消耗品などは別に入
札して調達するなど対応策の検討を示唆した。
市契約監理課によると、リース契約の指名競争入札をそれぞれ8月に実施。リース料の予定価
格はいずれも1台当たり月4千円台だったが、市内業者が同1円で落札した。台数は10年度6台、
11年度8台、12年度15台。印刷機の契約期間はそれぞれ9月から5年間となっている。
12年度の入札では印刷機の維持管理業務も加え発注されたが、同じ1円で落札された。市契約
監理課によると、地方自治法施行令でリース契約は最低価格を求めておらず、1円落札は合法と
いう。インキなど1台当たり年間約15万~30万円の消耗品は落札業者から購入するのが大半
で、市は印刷機を低価格で契約しても採算が取れる可能性があったとみている。
16
Fly UP