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【緊急経済対策】消費喚起大阪名物商品販売業務委託仕様書 本仕様書

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【緊急経済対策】消費喚起大阪名物商品販売業務委託仕様書 本仕様書
【緊急経済対策】消費喚起大阪名物商品販売業務委託仕様書
本仕様書は、大阪府が実施する「
【緊急経済対策】消費喚起大阪名物商品販売業務」
(以下、
「本業
務」という。
)を受託する者(以下「受託者」という。)の業務について、必要な事項を定めるものと
します。
1 本業務の目的
政府においては、経済の脆弱な部分に的を絞り、かつスピード感をもって対応を行うことで、経済
の好循環を確かなものとするとともに、地方にアベノミクスの成果を広く行き渡らせることをめざし
て、昨年12月に「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」が取りまとめられました。
大阪府としても、緩やかな回復基調が続いているものの、一部に弱い動きがみられる大阪経済を力
強く底上げしていくために、国の経済対策を活用して、大阪の実情に応じた消費喚起を行うため、本
業務において、全国各地の消費者を対象に、大阪の特産品である大阪産(もん)名品や大阪製品等を
インターネットやイベント催事販売等により、本来の価格よりも割安で購入することができる仕組み
をつくることで、府域外からの消費を喚起・拡大させるとともに、大阪の魅力を発信していくことを
目的に本業務を実施します。
2 履行期間
契約締結日から平成28年3月31日まで
3 委託金額の上限
81,930千円(税込)
4 本業務の実施効果
○府域外からの消費の喚起・拡大(履行期間内に売上 6.1 億円(税抜き)以上の販売)
○全国の消費者への大阪産(もん)及び大阪産(もん)名品、大阪製品(取組み・ブランド名称等)
等の周知・浸透
○本業務を通じた出品者の販路拡大 等
5 業務概要等
(1) ネットショップのサイト構築
(2) ネットショップの運営
(3) 大手カタログ通販企業向けカタログ通販の特集ページ制作の実施
(4) 独自カタログ制作及びカタログによる商品販売
(5) ギフト詰合せ商品の開発
(6) 大型店舗(百貨店等)でのイベント催事販売
(7) ウェブクーポンの発行及び効果的な販売手法の提案
(8) 広告宣伝の実施
(9) 本業務における不正防止策の提案
(10) その他の提案事項
(11) 事業終了後の提案
1
6 業務内容(求める提案事項含む)
(1)ネットショップのサイト構築
府域外からの消費を喚起及び拡大させるようなネットショップのサイト構築を行う。
販売商品については、大阪府が指定した商品(大阪産(もん)名品や大阪製品など)とすること
(300 品目程度を予定。詳細は、下記【留意事項】に記載)
。
また、
「食の都・大阪レストランウィーク」で提供するメニューを味わうことができるウェブク
ーポンの販売及び発行を行うこと(約 100 店舗(チェーン店舖を含む)
・50 商品程度を予定。詳細
は、
「
(7)ウェブクーポンの発行及び効果的な販売手法の提案」に記載。)
。
【提案事項】
・大阪の魅力発信となるよう集客を行い、見込み客に対して“購買意欲”を生み、購買
しやすい創意工夫をこらしたサイトの構築方法(デザイン、ページ構成、商品紹介方法
等)やショップ名を具体的に提案すること。
・消費者の購買意欲に結びつく動機づけとなる仕組みやコンセプトなどを提案すること。
・ネットショップは、複数のネットショップが一つのサイトにまとまっている「モール
型」ではなく、自らのサイトで商品を販売する「ショップ型」とする。
また、他の通販サイト(楽天市場、Yahoo!ショッピング等)に出店することも含め、
どのような販売形態にするか具体的に提案すること。
・夏商材を入れた販売サイトを 7 月末までにオープンできるスケジュールを提案するこ
と。
【具体的内容】
①サイト構築(ショップ名、トップページ、商品ページ、割引販売の趣旨説明ページなど)
②システム構築(商品受発注システム、代金決済システム、クーポン発行システムなど)
③出品者との出品契約締結 ※商品仕入方法(買取仕入、消化仕入など)、商品仕入率、支払日
等を記載すること。
④販売商品の写真撮影(商品及び皿盛りのイメージ写真など)
⑤商品ページの作成(商品説明、出品者実店舗の紹介など)
⑥商品説明の作成(商品の歴史や物語性など)
⑦その他サイト構築に必要な業務
※販売商品は、大阪府が指定したものとするが、受託者からの提案も可能とする。
〔参考〕
販売商品は、一般消費者向けの加工食品及び製品である。
なお、外国産の原材料が用いられていること、または、製造・販売工程の全てもしくはそ
の一部が外国で行われることをもって、対象から排除しない。
【留意事項】
・販売商品数を絞ったオープンを平成 27 年 7 月末までに行った後、順次、販売商品を拡大させ
ること。
・7 月末のオープン時に販売する商品の取材等については、大阪府と相談して実施すること。
・出品者から出品料などの費用は徴収する場合は、大阪府と協議すること。(百貨店、カタログ
通販販売手数料を除く。
)
・高額商品(割引販売価格が概ね 25 万円以上の商品)については、販売個数の制限をするなど
2
大阪府と調整すること。
・商品ページの作成に必要な商品及び出品者店舗等の情報は、出品者へのヒアリングに基づくも
のとすること。
・出品者との出品契約締結時に、契約書に商品仕入方法(買取仕入、消化仕入など)を記載し、
消化仕入など出品者が在庫を負担するような場合は、返品方法の取扱いについても記載するこ
と。
・動画を活用できるサイト構築を行うこと。
・ドメインは、
“osaka”を用いたものを取得すること。
・適切なセキュリティ対策(SSL)を行うこと。
・PC 以外にスマートフォン、タブレットにも対応であること。
・決済手段は、クレジットカード及び代金引換、銀行振込等の対応とすること。
・販売対象商品については、説明会開催時に資料を配布する。なお、受託者決定後、出品を希望
する事業者への出品説明会を大阪府が開催するが、受託者も同席すること。
・単なるバーゲンやセールなどと混同されないよう工夫すること。
(2)ネットショップの運営
(1)で構築したネットショップを運営し、商品受発注や代金決済、顧客対応等を行う。また、
購入者に対し、アンケート調査を行い、その分析結果をネットショップ運営業務に反映させる。
【提案事項】
・売上促進につながる効果的なネットショップの運営方法(販売企画、集客方法など)
について具体的に提案すること。
・商品を出品者から仕入れ、保管して販売するストック方式でネットショップを運営す
ることとし、そのために必要な物流体制(商品保管場所、在庫管理、出荷業務など)に
ついて具体的に提案すること。
・消費期限が短いなどの理由から、ネットショップでの販売に適さない商品の販売方法
について具体的に提案すること。
なお、提案の際には、実店舗での販売も可能(その他のネットショップ取扱商品の販
売も可)とするが、イベント催事販売以外の方法で提案すること。
・送料について、受託者の経費に含め無料にできる範囲を提案すること。
【具体的内容】
①サイトの更新業務(トップページ、商品ページ等)
②注文情報の管理及び登録業務
③出品者からの商品仕入及び保管、在庫状況の管理業務
④商品出荷業務
⑤顧客情報管理及び顧客対応業務
※顧客対応は、原則として、平日の午前 9 時から午後 6 時までとすること(土日祝を除く。)。
ただし、緊急の事案が生じた場合はこの限りでない。
⑥商品破損、販売中止時の回収業務
⑦代金回収作業と未回収者への督促業務
⑧出品者に対する商品販売代金及び割引補助額の支払業務
※出品者と取り交わす契約書に支払日を明記し、毎月 1 回以上支払うこと。
3
⑨購入者に対するアンケート調査の実施及び分析、ネットショップ運営への反映業務(大阪府へ
の報告を含む)
⑩ネットショップの売上拡大に資する広告宣伝活動
⑪その他ネットショップ運営に必要な業務
【留意事項】
・トップページや商品ページなどの更新を定期的(週 1 回以上)に行うこと。
・希望小売価格(※)は、出品者との契約で決定した金額とすること。その際、出品者店舗等で
の販売価格と乖離することがないよう留意すること。
※参考:希望小売価格・・・定価、または上代のこと。
・希望小売価格から 30%割引きした価格で消費者に販売することとし、サイト上にそのことを
明示すること。
なお、月ごとの売上及び個別商品名、数量等を報告書としてとりまとめの上、大阪府へ提出す
ること。
・出品者に対し、販売実績に応じた商品販売代金と割引補助額の合計から販売手数料を差し引い
た代金を支払うこと。また、その際の振込手数料は、受託者の負担とすること。
・受託者は、ネットショップで販売する商品について適正な生産物賠償責任保険契約等ネットシ
ョップ運営する上で必要な保険に加入し、業務契約締結後、その保険証券の写しを大阪府に提出
すること。
・受託者は、ネットショップで取り扱う商品に関して次の事項を保証すること。
ただし、生産者側に瑕疵のある場合を除く。
△原材料、原産地、品質、機能、表示、安全性(製造物責任法上の欠陥が存在しないことを
含む)
、量目、製造方法及び販売方法その他について、関連諸法令に適合していること。
△産業財産権、肖像権及び著作権等の知的財産権に関し第三者の権利侵害がないこと。
△広く知られた第三者の商号、容器、包装、商品の形態等と同一もしくは類似のものでない
等不正競争防止法に違反していないこと。
△商品の販売に関して顧客、他の第三者又は所轄官庁等から苦情又は異議等の申立等があっ
たときには、受託者の費用と責任において解決処理すること。
・受託者は、出品者と良好な関係を築き、事故などのトラブルがあった場合は、受託者の責任に
おいて解決すること。
・受託者は、以下の行為を行ってはならない。
△法令の定めに違反する行為、又はそのおそれのある行為
△公序良俗に反する行為
△法律に違反、又は抵触するおそれがある広告に関する行為
△消費者の判断に錯誤を与えるおそれのある行為
△大阪府と無関係のサイトの宣伝行為
△ネットショップの運営を通じて取得した電子メールアドレスに対し、ショップ運営及び大
阪府が提供する情報、出品者に関するもの以外の情報を配信する行為
・電話やメール等による問合せには、概ね 4 時間以内に一次対応として返答を行うこと。
(営業
時間外は除く。
)
・在庫情報を常に把握し、欠品が生じないようにしておくこと。
・問合せやクレーム対応等の記録を書面で整理しておくこと。
・アクセス解析やアンケート分析に基づくサイト修正及び更新を随時行うこと。
4
・酒類の販売も予定しているため、ネットショップのオープン時までに通信販売酒類小売業免許
を取得しておくこと。
また、その取得に係る費用は、全て受託者の負担(本業務の委託金額外)とする。
・商品発送地域は、国内のみを想定している。
(3)大手カタログ通販企業向けカタログ通販の特集ページ制作の実施
全国レベルで会員(概ね 3 万人以上)を有する大手カタログ通販企業が顧客向けに配布するカ
タログに、ネットショップ取扱商品の中からイベント・季節等に応じた商品で構成した特集ペー
ジを作成し、掲載する。
【提案事項】
・特集ページや別冊送付により販売可能な媒体名(発行部数)、会社名、会員数、テーマ
及びイベント、掲載ページ数、商品アイテム数等を記載の上、大手カタログ通販企業5
社以上、ネットショップ取扱商品の中から延べ 400 商品アイテム以上の提案をすること。
・送料について、受託者の経費に含め無料にできる範囲を提案すること。
【具体的内容】
大手カタログ通販企業へ企画として、ネットショップ取扱商品の中からイベント・季節・テー
マに応じた特集ページ又は別冊を委託又は制作することを提案し、実施する。
例として 56 ページ 80 商品アイテム程度を想定。
大手カタログ通販企業 5 社以上、ネットショップ取扱商品の中から延べ 400 商品アイテム以上
を掲載すること。
※イベント等により商品アイテム数及びページ数の変動は可能。
【留意事項】
・大手通販企業には、テーマや切り口を変えて商品アイテムをできるだけ幅広く提案すること。
・商品アイテムの資料については、説明会開催時に提供予定。
(4)独自カタログ制作及びカタログによる商品販売
①独自カタログ制作及びカタログによる商品販売
ネットショップ取扱商品の販売カタログを独自制作し、それを活用した販売を行う。
【提案事項】
・独自カタログ内の商品の売上促進につながる効果的な配布先や販売方法、実施時期等
について具体的に提案すること(例えば、郵便局のカタログ販売など)。
なお、配布先については、下記②の大手企業の従業員組合等以外を提案すること。
【具体的内容】
独自カタログの制作及び販売
〔独自カタログ一例〕
秋
編 A4 版 16 ページ、マックコート 90kg、フルカラー、 50,000 部
冬
編 A4 版 24 ページ、マックコート 90kg、フルカラー、250,000 部
春
編 A4 版 16 ページ、マックコート 90kg、フルカラー、100,000 部
食品編
A4 版 20 ページ、マックコート 90kg、フルカラー、100,000 部
5
製品編
A4 版 16 ページ、マックコート 90kg、フルカラー、100,000 部
ギフト編 A4 版 20 ページ、マックコート 90kg、フルカラー、100,000 部
【留意事項】
・希望小売価格から 30%割引きした価格で消費者に販売することとし、カタログ上にそのこ
とを明示すること。
なお、月ごとの売上及び個別商品名、数量等を報告書としてとりまとめの上、大阪府へ提出
すること。
・出品者に対し、販売実績に応じた商品販売代金と割引補助額の合計から販売手数料を差し引
いた代金を支払うこと。また、その際の振込手数料は、受託者の負担とすること。
・販売カタログのデザインや掲載内容等については、事前に大阪府と調整すること。
②大手企業等への独自カタログによる商品販売
①で制作したカタログをベースに、大手企業の従業員を対象にして、企業別に表紙等のアレン
ジを行い、従業員組合等から組合員へ配布し、ネットショップ取扱商品を販売する。
なお、企業側でショッピングサイト等を有する場合は、カタログ販売以外の方法で対応するこ
とも可能とする。
【提案事項】
・カタログ内の商品の売上促進につながる効果的な販売先企業や販売方法、実施時期等
について具体的に提案すること。
・送料について、受託者の経費に含め無料にできる範囲を提案すること。
【具体的内容】
・販売カタログの制作(A4 版 36 ページ、マックコート 90kg、フルカラー、40,000 部以上)
・大手企業の従業員組合等でのカタログ及びネット通販による商品販売企画
【留意事項】
・希望小売価格から 30%割引きした価格で販売することとし、カタログにそのことを明示す
ること。
なお、月ごとの売上及び個別商品名、数量等を報告書としてとりまとめの上、大阪府へ提出
すること。
・出品者に対し、販売実績に応じた商品販売代金と割引補助額の合計から販売手数料を差し引
いた代金を支払うこと。また、その際の振込手数料は、受託者の負担とすること。
・販売カタログのデザインや掲載内容等については、事前に大阪府と調整すること。
(5)ギフト詰合せ商品の開発
ギフト需要(歳暮等)時に対応した大阪の商品の詰め合わせギフトを開発する。
【提案事項】
・ネットショップ取扱商品(大阪産(もん)名品、大阪製品等)を活用したギフトセッ
ト(3,000 円、5,000 円、10,000 円)を 5 セットずつ提案すること。
6
【具体的内容】
・ネットショップ取扱商品を活用し、テーマを持った大阪産(もん)及び大阪製品のギフトセ
ット(希望小売価格ベースで 3,000 円、5,000 円、10,000 円を 5 セットずつ)を開発する。
ただし、大阪ギフトセットの製品と食品の比率は、3:2 の割合とする。
なお、大手カタログ通販企業向けお歳暮企画として、上記により開発した計 15 セットのう
ち、4 セット以上を提案できるようなものとする。
・大阪ギフトセットの企画、商品選定、商品ギフトボックスの設計・発注、資材在庫管理、発
送体制を含めて構築する。
・ギフト商品は、大阪府が指定したもので組合せることを基本とするが、提案も可能とする。
【留意事項】
アイテムをできるだけ幅広く提案すること。
なお、企画段階から大阪府と調整すること。
(6)大型店舗(百貨店等)でのイベント催事販売
大阪府域外の百貨店等で大阪の商品を販売するイベント催事を実施する。
【提案事項】
・場所、店名、売場、購買層、過去の催事売上実績、販売員人件費、広告方法等を記載
の上、全国 7 ヶ所(又は 7 回)以上のイベント催事販売を提案すること。
【具体的内容】
・東京、横浜、名古屋、神戸、京都、福岡、札幌において、百貨店や大手雑貨店等を中心とし
た催し売場において、ネットショップ取扱商品の割引販売を行う。
全国 7 ヶ所(又は 7 回)以上で各 5 日間以上の催事を開催し、割引販売の売上総額は、5 千
万円以上とする。
なお、売場の全体では、出品者の直接販売による割引対象外商品の同時販売も可能とする。
・イベント催事企画や百貨店等とあわせて直接出展できる事業者との調整業務を含む総合プロ
デュースを行うものとする。
・イベント催事実施時の販売員の派遣調整は、受託者が行う。
なお、販売員の人件費は、本業務に含む。委託金額の 11%程度を目安に提案すること。
・百貨店等でのイベント催事を広く知ってもらうためのダイレクトメールやチラシ、ポスター
等の広告ツールの制作は、受託者が行う。
なお、その制作経費は、本業務に含む。委託金額の 5%程度を目安に提案すること。
【留意事項】
・希望小売価格から 30%割引きした価格で販売すること。
なお、イベント催事ごとの売上及び個別商品名、数量等を報告書としてとりまとめの上、大
阪府へ提出すること。
・同じ場所での重複開催も可能とする(例えば、東京 3 回、横浜 2 回、福岡 2 回開催など)
。
・催し売場では、割引販売だけにとどまらず、出展事業者も募り、バーゲン(単なる安売り)
と混同されないよう工夫すること。
割引販売する際は、本業務の趣旨や定価と割引価格を併記し販売すること。なお、企画段階
7
から大阪府と調整すること。
・ダイレクトメールやチラシ、ポスター等の広告ツールの制作経費は、委託金額の 5%程度を
目安とすること。
なお、デザインや掲載内容等については、事前に大阪府と調整すること。
・大阪産(もん)名品やEマーク食品(水なす漬)事業者の持つ商品は、開催する建物内に事
業者の店舗がある、あるいはすでに建物内の店舗で取扱いがあるなどの理由から、イベント
催事で割引販売できない場合がある。
(7)ウェブクーポンの発行及び効果的な販売手法の提案
“大阪らしい料理・デザート菓子”をテーマとする料理コンテスト「食の都・大阪グランプリ」
で入賞した作品を味わうことができる期間限定企画の「食の都・大阪レストランウィーク」
(※)
で提供するメニューを割引価格で購入できるウェブクーポンの販売及び発行を行う。
※参考:http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=18610
【提案事項】
・期間限定で発行するウェブクーポンの売上促進につながる効果的な販売方法について、
具体的に提案すること。
・発行するウェブクーポンの内容及びイメージについて、具体的に提案すること。
【具体的内容】
①(1)のネットショップ上にウェブクーポン販売ページの作成(販売メニュー及び実施店舗の
紹介等。約 100 店舗(チェーン店舖を含む)
・50 商品程度を予定)
。料理写真及び説明文等の商
品ページ作成に必要なデータは、10 月頃に大阪府より提供する。
②ウェブクーポン発行システムの構築
③購入者に対するアンケート調査の実施及び分析
【留意事項】
・希望小売価格(メニュー価格)は、出品者との契約で決定した金額とすること。
・希望小売価格(メニュー価格)から 30%割引きした価格で消費者に販売することとし、サイ
ト上にそのことを明示すること。
なお、月ごとの売上及び個別商品名、数量等を報告書としてとりまとめの上、大阪府へ提出す
ること。
・出品者に対し、販売実績に応じた販売代金と割引補助額の合計から販売手数料を差し引いた代
金を支払うこと。また、その際の振込手数料は、受託者の負担とすること。
・発行したクーポンが使用予定のレストラン店舗へ一覧となって配布できる仕組みにすること。
・平成 27 年度の「食の都・大阪レストランウィーク」の実施時期は、11 月(期間:3 週間程度)
を予定している。
ネットショップでは、実施時期の約 3 週間前から販売開始予定。
なお、本企画に参加するレストランとの連絡及び調整は、事前に大阪府と調整すること。
8
(8)広告宣伝の実施
ネットショップへの集客及び購買促進を図るため、各種広告宣伝を行う。
【提案事項】
・下記①~⑥を効果的に実施し、ネットショップ、カタログ通販、イベント催事等での販売
期間内の売上金額が合計 6.1 億円(消費税及び地方消費税を除く)以上となるよう提案を各
2つ以上すること。
また、事業効果を高めるために、重点的に広報媒体を選択し提案することや記載内容以外
の広告を実施することも可能とする。
なお、プロモーションの提案にあたっては、従来の手法にとらわれることなく、できるだ
け多くの消費者にPRできるような大阪らしい話題性のあるプロモーションとすることと
し、首都圏で宣伝効果が見込める芸能人や文化人などを活用した提案をすること。
〔参考〕大阪産(もん)PR大使
初代大阪観光大使
ハイヒール・モモコ氏
アン・ミカ氏
①テレビ番組内の特集制作及び放送(首都圏キー局)
〔放送局、番組名、時間帯、企画内容等〕
②ラジオ放送用特集番組の制作及び放送(首都圏) 〔放送局、番組名、時間帯、企画内容等〕
③新聞広告掲載用原稿の制作及び掲載(首都圏)
〔新聞社名、朝夕刊の別、広告種類、枠の大きさ、企画内容等〕
④情報誌への広告掲載用原稿の制作及び掲載(全国誌)
〔情報誌名、時期、枠の大きさ、企画内容等〕
⑤大手通販企業(会員数概ね 3 万人以上)のカタログ通販への同封サービスを活用した広告
〔企業名、送付数、送付形状、企画内容等〕
⑥SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
(※)などのインターネットを活用し
た広告〔期間、企画内容等〕
※参考:インターネット上の交流を通して社会的ネットワーク(ソーシャル・ネットワ
ーク)を構築するサービスのこと。
【具体的内容】
①テレビ、ラジオ、新聞等のマスメディアを活用した広告宣伝
②インターネット上での広告を活用した広告宣伝
【留意事項】
・訴求対象は、一般消費者(特にインターネット利用者)とすること。
・番組編成及び視聴率動向、視聴者の性別・世代構成等を勘案し、広告に最も効果的かつ効率が
良いと思われる時間帯の番組を選択すること。
その際、大阪府との間で充分な協議を重ねること。
・一般消費者にショック、恐怖心、不快感、過度の悲しみ等を与える表現及び音声は使用しない
こと。
・登場人物や場面設定等は、ターゲットを特定しても構わないが、用語等表現については、幅広
い年代が理解できるものとすること。
・
「ナレーション」や「セリフ」がある場合は、画面下部に「字幕スーパー」を表示すること。
・制作に当たっては大阪府と十分協議し、内容変更の指示等には従うこと。
9
・映像及び画像、音源等は、
放映に関し著作権使用料等の費用が発生しないものを使用すること。
・著作権使用料等に係る紛争が生じた場合は、契約期間終了後も受託者の責任において対応する
こと。
・放送期間終了後、各放送局が発行する放送に関する証明書を提出すること。
・大手通販企業が顧客向けに発送するカタログや会報誌等へのPRチラシの同封数は、30,000
部以上/回とする。
(上記【提案事項】内の⑤)
・広告宣伝した内容は、成果品としてデータ及び現物一式を提出すること。
・広告宣伝にかかる費用は、委託金額の 20%程度を目安に提案すること。
(9)本業務における不正防止策の提案
本業務では、割引販売に伴う補助金を大阪府から受託者へ交付(出品者への間接補助)するた
め、その不正防止策を講じる。
【提案事項】
・本業務の割引販売額を助成するにあたり、各詳細業務の販売額の確認方法や、不正を
招きかねない運用(例えば、出品者が自社商品を購入し、補助金を不正に受給すること)
がないような不正防止策を提案すること。
10
(10)その他の提案事項
【提案事項】
・全体業務の推進体制、各事業の業務を推進するための十分な組織体制(社内のバック
アップ体制及び役割分担、過去のネットショップ運用実績(平成 17 年 4 月1日以降に、
官公庁又は民間企業等からネットショップ運用業務を請け負った実績)等を含む)を具
体的に提案すること。
・本業務の実施により得られた利益は、本業務の運営経費として使用することとするが、
利益の一部を受託者の収入とすることも可能とするため、販売手数料として徴収可能な
希望小売価格で販売した場合の 10%の範囲内においてその割合や金額等を提案するこ
と。
・本業務の実施にあたり、個人情報を取り扱うことから、個人情報の保護及びその他の
情報漏洩防止策について、具体的に提案すること。
・業務内容に応じた購入者へのアンケート調査の実施方法及びアンケート回収率を高め
る方法を具体的に提案すること。
なお、アンケート項目については、事前に大阪府と調整すること。
〔参考〕
本業務は、国の経済対策を活用し、受託者を通じ消費者へ間接的に助成することに
より消費喚起及びその拡大を図るものであるが、その効果を測定する必要がある。そ
のため、受託者は、購入者情報の分析とともに、消費喚起効果を測定するため、購入
者へのアンケート調査を行うこととする。
・本業務に対する委託金額については、割引販売補助交付予定額 182,693 千円に相当す
る対象商品の販売額の達成度に連動して支払うものとするため、その達成度に応じた支
払率を提案すること。
〔参考〕
割引販売補助額達成度ポイント(X)
支払率
X < ●●
●●%
●● ≦ X < ●●
●●%
●● ≦ X ≦ 100
100%
X=割引販売補助交付実績額÷割引販売補助交付予定額(182,693 千円)×100 で
算出
【留意事項】
・受託者は、販売実績に応じて、売上額(割引前の通常価格から消費税を除いた額)の 10%
以内を販売手数料として出品者から徴収することができることとする。なお、カタログ通販及
びイベント催事販売については、実施するうえで必要な販売手数料(希望小売価格で販売した
場合の 20%の範囲内)を徴収することができることとする。
(11)事業終了後の提案
業務終了後、どのような仕組みであれば本業務を継続して展開していけるか検討の上、提案す
る。
11
【提案事項】
・本業務終了後の展開(大阪府からの委託料や補助金なしでも本業務全体を継続して実
施できるか、それともネットショップの運営のみであれば継続して実施できるかなど)
について提案すること。
【留意事項】
上記のとおり提案を求めるが、本業務は単年度契約であり事業が継続して行われるかは未定で
あるため、審査項目(採点)の対象外とする。
7 本業務における留意事項
(1)組織体制
・配置する人員については、それぞれの担当業務に応じ、必要なスキル・ノウハウを有した人材
を配置するとともに、必要な研修や事務マニュアル等の作成を行うこと。
(2)ロゴマークの表示
・本業務において、
「ふるさと割」や「大阪産(もん)名品」など必要なロゴマークを使用する
こと。ロゴマークの電子データについては、受託者決定後、大阪府より提供する。
(3)割引額補助業務
・本業務において、消費者に希望小売価格から 30%割引きで販売した分は、大阪府の補助金交
付要綱に基づき受託者へ補助するため、消費者及び出品者からの収入及び支出を確認し、割引
販売した金額に応じた証拠書類(通帳の写し、出荷伝票、販売実績の明細書など必要書類)を
添付して、大阪府へ補助金の請求を行うこと。
なお、上記の請求については、月末締めし、翌月 10 日(土曜日、日曜日及び祝日に該当する
日はその翌平日)までに毎月行うこと。ただし、平成 28 年 3 月分については、平成 28 年 4 月 1
日までに請求すること。
・割引販売補助交付予定額 182,693 千円を限度に受託者からの請求に基づき、割引額の補助金
を交付する。その額を超えた割引販売商品は、補助対象にならない。交付予定額の内訳は、大阪
産(もん)名品やEマーク食品(水なす漬)、
「食の都・大阪レストランウィーク」で提供される
メニューで約 4.3 億円、それ以外の合計で 1.8 億円となる。
・合計 4 億円の売上、もしくは割引販売補助予算の 80%を執行した時点を目安にネットショッ
プにおいて割引販売の終了告知を行うこと。
(4)委託費の減額
・業務に対する委託金額については、割引販売補助交付予定額 182,693 千円に相当する対象商
品の販売額の達成度に連動して支払うものとし、「6(10)その他の提案事項」での事業者の提
案に基づき委託金額を支払うものとする。
〔参考〕
割引販売補助額達成度ポイント(X)
X
< ●●
支払率
●●%
●● ≦ X < ●●
●●%
●● ≦ X ≦ 100
100%
X=割引販売補助交付実績額÷割引販売補助交付予定額(182,693 千円)×100 で算出
12
(5)業務の再委託
・本業務内容をやむを得ず再委託する場合は、委託金額の 50%を超えて再委託してはならない。
また、提案項目の中に再委託を含める場合は、企画提案書に再委託であることや、委託予定先の
企業名・所在地・代表者名・提案時点での状況(交渉済・交渉予定)
・委託金額等を記載するこ
と。ただし、交渉予定の場合は、候補となる企業名を全て記載すること。
※再委託先は、提案者として取り扱わないこととする。
8 委託事業の一般原則
(1)出品者などの取引先企業に対しては、常に懇切で誠意ある態度で接するよう心がけ、その意思
や主体性を最大限に尊重するものとする。
(2)業務の遂行に当たっては、取引先企業及びその関係者のプライバシーの保持に十分配慮すると
ともに、業務上知り得た個人情報を紛失し、又は業務に必要な範囲を超えて他に漏らすことのな
いよう、万全の注意を払うものとする。また、他の機関等に取材先企業又はその関係者の個人情
報を提供する際には、個人情報保護に係る法令等に準拠した手続により行うとともに、当該機関
等との間で個人情報の保護に関する取り決めを交わすなど、適切な措置を講じるものとする。
(3)業務の遂行に当たっては、常に公正かつ中立的な姿勢を保つことを心がけるものとする。
(4)本業務の実施で得られた成果、情報(個人情報を含む)等については大阪府に帰属する。
(5)事業の再委託は原則禁止とし、必要が生じた場合は大阪府と協議のうえ決定する。
9 委託事業の運営
(1)受託者は、社員に対し、その身分を証する書類を発行し、社員が本業務(出品者等との調整業
務)を行うときは、社員に同身分証を携行させ、必要に応じて、取引先企業の社員等に対して、
これを提示させるものとする。
(2)受託者は、社員、設備、備品及び会計に関する諸記録を整備し、会計年度終了後 10 年間保存
するものとする。
(3)受託者は、本業務の決済に用いる専用口座を開設し、毎月及び業務終了後に提出する業務報告
書に収支状況が記載された通帳の写しを添付し提出するものとする。
(4)受託者は、平成 28 年 3 月 31 日までに業務報告書を提出し、大阪府の検査を受けること。また、
平成 28 年 4 月 1 日までに割引販売補助業務に係る実績報告書を大阪府へ提出すること。
10 委託事業の実施状況の報告及び提案
(1)受託者は、契約締結後、毎月、本業務の実施状況を書面により、大阪府に報告すること。
(2)受託者は、本業務を運用した実績により、どのような仕組みであれば業務終了後も本業務を継
続して展開していけるか検討の上、平成 27 年 10 月を目処に大阪府へ提案すること。
11 その他
本業務を実施するにあたり、本仕様書に明示なき事項及び疑義が生じた時は、大阪府と受託者で
協議の上、業務を遂行する。
(1)権利等に関すること
①
事業実施予定者が業務の範囲内でサイト構築するオリジナルシステムに関する権利は全
て大阪府に帰属する。
② 顧客データについては、大阪府のものとする。
なお、顧客データは、利用目的以外での使用は禁止する。
13
③ 取材や報告等で使用した写真データは大阪府のものとする。
(2)大阪府との協議等に関すること
・契約締結後 2 週間以内に各業務の実施スケジュールを提出すること。
・提案以外の企画内容については、契約締結後の最初の打合せ日から 1 か月以内に内容を大阪
府と調整のうえ業務計画書を提出すること。
(3)委託業務の成果物として、事業実績報告書(1 部、DVD1 枚)の作成、写真データ(ハードディ
スク等)を提出すること。
14
別紙
参考資料
当資料は、収支見込書の積算に利用するための参考資料です。
※複数の事業で重複事業者あり
①
②
③
④
⑤
大阪産(もん)名品事業者
110事業者
Eマーク食品(水なす漬)事業者
23事業者
「大阪製」ブランド製品製造事業者
32事業者
国及び大阪府が認証する伝統工芸品等
28事業者
おおさか地域創造ファンド 広域プロジェクト
約140事業者
・
「ネット通販プロジェクト」第1期~第6期大阪通販道場修了者
・大阪商品計画(第1期~第2期)
等
⑥
おおさか地域創造ファンド 地域採択事業者
約150事業者
参考 URL:http://www.mydome.jp/aopf/region/
⑦
関西広域連合「CRAFT14」内の大阪の事業者
8事業者
⑧ 府内市町村が認証済みの製品、食品を製造する事業者
約70事業者
⑨ 府内商工会議所・商工会が認証済みの製品、食品を製造する事業者
約200事業者
※希望小売価格より 30%割引きで販売する予定であることから、事業者の提案によるもので
あるが、概ね1社当たり5商品程度の想定。①、②、③、④、⑤、⑦については、資料を説明
会開催時に配布予定。
<想定販売単価>
◇食品
1,000円~30,000円
◇製品
1,000円~500,000円
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