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H24 経済産業省補正予算「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の
資料3-3 H24 経済産業省補正予算「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の概要 1.事業概要 ・経済産業省 H24 年度補正予算にて、「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」と して 1,005 億円(国において基金造成)が計上。 ・具体的には、充電器の購入費及び工事費について一部補助することにより、 ①目的地の途中で充電可能な「経路充電」の充実(ガソリンスタンド、道の駅、コ ンビニ等) ②目的地における「目的地充電」の充実(テーマパークやショッピングセンター等) ③マンション駐車場や月極駐車場等の充電設備(「基礎充電」)の整備加速 を推進することとしている。 ・事業実施期間は、原則として、平成 26 年 12 月末まで。(ただし、交付決定は平成 25 年度末まで) 2.本事業の特徴:従前補助金との違い ①自治体等が策定するビジョン 自治体等が策定するビジョンに基づく充電器 自治体等が策定するビジョン (主に急速) ②自治体等が策定するビジョンには基づかない ものの公共性を有する充電器(急速、普通) ③マンションの駐車場及び月極駐車場へ設置する 充電器 ④それ以外の充電器 ※網掛け部分 網掛け部分が変更・新たな拡充部分 網掛け部分が変更・新たな拡充部分 購入費及び工事費の2/3を補助 工事費の2/3を補助 購入費及び工事費の1/2を補助 工事費の1/2を補助 購入費及び工事費 工事費の1/2を補助 工事費 購入費の1/2を補助 (従来のCEV補助金と同じ) 3.「充電器設置のためのビジョン」について ○ ①の補助制度を活用するためには、府が策定主体となって「充電基設置のための ビジョン(以下「ビジョン」という。)」を策定する必要がある。(市町村等(政 令指定都市を含む)においては、府のビジョンに含めて策定。) ○ 各自治体で配備したい地域や地点の要件について、地域の実情を反映して策定す ることとされている。 (想定されるパターン) ・充電器の設置場所をピンポイントで指定 ・充電器の設置場所を一定の範囲で指定 ・充電器の設置場所を町村単位で指定 (例示)「道の駅○○に○ヶ所」、 「○○交差点を中心に半径 100m以内のエリアに○カ所」 、 「○○町の国道○号線沿いに○ヶ所」、「○○町に○カ所」等 4.本補助金の執行スケジュール ○ 現在、国において、本補助金の執行管理団体の選定作業中。その後、本事業に係 る交付要綱等が整備される。 5.府の対応 ○ 本府においても、民間事業者等における「次世代自動車充電インフラ整備促進事 業」の積極的な活用を促すとともに、充電インフラ整備を加速させるため、ビジ ョンを策定することとしている ○ 現在、ビジョン策定作業中であり、本日の協議会での意見等も踏まえ、早急にビ ジョン策定をめざす。 ※4月上旬に、経済産業省から「充電器設置のためのビジョン」のモデルプラン が示される予定だが、モデルプランが配布されるのを待たずに、ビジョンを策 定することも問題ないとしている。 ○ なお、ビジョン策定後は、4月上旬に経済産業省から示されるモデルプラン等も 踏まえて適宜修正。 <参考>利用者が安心して利用できる充電施設の配置の考え方※ 利用者の充電に係る傾向 ・40~50km までの移動で充電を行っているケースが多い。 ・従来の自動車の一日当たりの走行距離は 40 ㎞までが約 80%を占めることから、電気 自動車での移動も約 8 割が外出先での充電を必要とせず、プライベート充電(自宅で の充電)でカバーできると考えられる。 ・一方で、充電残量が 50%以下になると、充電が必要と考える傾向がある。 ・電気自動車の充電1回あたりの走行可能力が、短いものでは 90km 程度であることか ら、40~50km 以上の移動において外出先での充電ニーズが発生すると考えられる。 充電インフラの分類 充電器は、上記の傾向や充電の利用用途・形態、立地条件等から、以下の 3 形態に分類できる。 充電の用途 経路充電 ※「継ぎ足し」充電 普通充電 200V 急速 充電器 △ ○ ○ △ △ ○ 移動の経路上における充電 (例)高速道路のSA・PA、道の駅、ガソリンスタンド 幹線道路の結節点 等 移動の目的地での滞在中における充電 目的地充電 ※「ついで」充電 (例)長時間:大規模商業施設、観光地、ホテル・旅館、 一時預かり駐車場 等 中時間:病院、飲食店、スーパー、公共施設 緊急充電 ※「駆け込み充電」 ※ 等 渋滞等の不測の事態によって、電欠の恐れが生じた際に、 移動経路上または経路外において駆け込みで行う充電 (例)ガソリンスタンド、自動車販売店 等 次世代自動車充電インフラ整備促進事業 平成24年度補正予算要求額 1,005億円 事業の内容 事業イメージ 事業の概要・目的 ○電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車 (PHEV)に必要な充電インフラの整備を加速するこ とにより、設備投資等を喚起するとともに、次世代自動 車の更なる普及を促進し、日本経済の下支えを図ります。 ○具体的には、充電器の購入費及び工事費について一部補 助することにより、 ①目的地の途中で充電可能な「経路充電」の充実(ガソ リンスタンド、道の駅、コンビニ等) ②目的地における「目的地充電」の充実(テーマパーク やショッピングセンター等) ③マンション駐車場や月極駐車場等の充電設備(「基礎 充電」)の整備加速 を図ります。 条件(対象者、対象行為、補助率等) 民間団体等 EV・PHVの普及を加速させるため、以下の充電器について 購入費及び工事費の一部補助を通じて、充電インフラを計画 的・効率的に整備します。 1.自治体等の計画に基づく充電器の設置 (主に急速充電、約4千基) 2.自治体等の計画に基づかないものの、公共性を有する 充電器の設置 (普通充電/急速充電、約7万基) 3.月極駐車場やマンション等への充電器の設置(主に普通充電) 等(約4万基) 【設置場所のイメージ】 (急速充電器) ガソリンスタンド 補助(2/3・1/2) 基金 国 製造産業局 自動車課 03-3501-1690 事業者等 コンビニ (普通充電器) テーマパーク コインパーキング マンション 1、2合わせて約7万基整備(ガソリンスタンド、道の駅、コンビニ、ショッピングセン ター、公園、コインパーキング等への設置を想定) (参考)全国の箇所数:ガソリンスタンド 約3万8千箇所、道の駅 約1千箇所、 コンビニ 約4万6千箇所、ショッピングセンター 約3千箇所