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子育て家庭ショートステイ事業実施要綱
子育て家庭ショートステイ事業実施要綱 第1条 子育て家庭ショートステイ事業(以下「事業」という。)は,児童を養育している 家庭の保護者が疾病等の社会的な事由によって家庭における児童の養育が一時的に困難 となった場合又は母子等が夫の暴力により緊急一時的に保護を必要とする場合に,児童 福祉施設等において一時的に養育・保護することにより,これらの児童及びその家庭の 福祉の向上を図ることを目的とする。 (対象者と養育・保護の要件) 第2条 事業の対象となる者は,市内に居住する者で,次の各号に掲げる者とする。 ⑴ 次のいずれかの理由により,児童の養育が一時的に困難となった家庭の児童 ア 保護者の疾病・育児不安・疲れ・看病疲れ・出産・看護 イ 保護者の事故・災害 ウ 保護者の冠婚葬祭 エ 保護者の失そう オ 保護者の転勤・出張 カ 保護者の学校等公的行事への参加 ⑵ 次のいずれかの理由により,緊急一時的に保護を必要とする母子等 ア 夫の暴力,虐待,第三者からの脅迫 イ 夫の失そう,離婚等による経済的困窮 ⑶ その他市長が必要と認める者 2 前項の規定にかかわらず,次のいずれかに該当する児童及び母子等は,事業の対象か ら除くものとする。 ⑴ 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律,伝染病予防法その他の法令の規定に基 づいて,医療機関に入院すべき者 ⑵ 前号に該当する者以外の者で,市長が医療機関に入院して,医療を受ける必要があ ると認めた者 (養育・保護の期間) 第3条 養育・保護の期間は,7日以内とする。ただし,市長がやむを得ない事情がある と認める場合には,必要最小限の範囲内でこれを延長することができるものとする。 (実施施設) 第4条 事業の実施施設(以下, 「実施施設」という。)は,次に掲げる施設の中から, 施 設管理者の申請に基づき,市長が指定するものとする。 ⑴ 児童養護施設 ⑵ 乳児院 ⑶ 母子生活支援施設 ⑷ その他適切な処遇が確保される条件を備えている施設 (養育・保護の申込) 第5条 養育・保護の申請をしようとする者は,子育て家庭ショートステイ事業利用申 請書(様式第1号)を市長に提出するものとする。 2 市長は,前項の申請に対し,養育・保護を必要と認めるときは,子育て家庭ショー トステイ事業利用決定通知書(様式第2号)を利用者に交付するものとし,不承認と するときは,理由を示して,子育て家庭ショートステイ事業利用不承認通知書(様式 第3号)を交付するものとする。 3 利用者は,第3条ただし書の規定により,保護の期間の延長を希望する場合には, 子育て家庭ショートステイ事業利用(期間延長)申請書(様式第1号)を市長に提出 するものとする。この場合において,市長は,保護の期間を延長するときは,子育て 家庭ショートステイ事業利用(期間延長)決定通知書(様式第2号)を利用者に交付 するものとする。 (養育・保護の委託,移送) 第6条 市長は,養育・保護の決定をしたときは,当該児童等の養育・保護を委託する実 施施設に,子育て家庭ショートステイ事業委託通知書(様式第4号)を交付するものと する。 2 児童等の実施施設への移送は,原則として,その保護者が行うものとする。 (費用) 第7条 市長は,別表第1に定めるところにより養育・保護の実施に要する経費を実施 施設に支弁する。 2 保護者は,事業を実施するために必要な経費の一部を別表第2に定めるところによ り負担しなければならない。ただし,生活保護世帯及びこれに準ずる世帯については, この限りでない。 3 この事業による養育・保護のための児童等の移送に要する経費は,原則としてその 保護者の負担とする。 (他の施策との関係) 第8条 他の施策との関係において,次に掲げる施策に係る関係機関との連携を密にし ながら,この事業の円滑な推進に努める。 ⑴ 伊丹市単親家庭等家事介助員派遣事業等他の在宅の福祉施策 ⑵ 他の法令に基づく一時保護等 (細則) 第9条 この要綱に定めるもののほか,事業の実施に関し必要な事項は,市長が別に定 める。 付 則 (施行期日) 1 この要綱は,平成7年4月1日から施行する。 (伊丹市母子等緊急一時保護事業実施要綱の廃止) 2 伊丹市母子等緊急一時保護事業実施要綱は,廃止する。 付 則 (施行期日) 1 この要綱は,平成9年12月15日から施行する。 (経過措置) 2 この要綱による改正後の子育て家庭ショートステイ事業実施要綱の規定は,平成 9年4月1日以後に行う養育・保護に係る費用について適用する。 付 則 (施行期日) この要綱は,平成10年4月1日から施行する。 付 則 (施行期日) 1 この要綱は,平成10年8月1日から施行する。 (経過措置) 2 この要綱による改正後の子育て家庭ショートステイ事業実施要綱の規定は,平成 10年4月1日以後に行う養育・保護に係る費用について適用する。 付 則 (施行期日) 1 この要綱は,平成13年3月15日から施行する。 (経過措置) 2 この要綱による改正後の子育て家庭ショートステイ事業実施要綱の規定(別表第2 の改正規定中2歳未満児に係る6,600円及び慢性疾患児に係る2,360円又は 6,600円の改正規定を除く。)は、平成12年4月1日以後に行う養育・保護に係 る費用について適用する。 付 則 (施行期日) 1 この要綱は,平成14年12月27日から施行する。 (経過措置) 2 この要綱による改正後の子育て家庭ショートステイ事業実施要綱の規定は、平成1 4年4月1日以降に行う養育・保護に係る費用について適用する。 付 則 (施行期日) 1 この要綱は,平成17年3月1日から施行する。 (経過措置) 2 この要綱による改正後の子育て家庭ショートステイ事業実施要綱の規定は、平成1 5年4月1日以降に行う養育・保護に係る費用について適用する。 付 則 (施行期日) 1 この要綱は,平成25年4月1日から施行する。 別表第1 事業委託の金額(1日当たり 1人当たり) 2歳未満児・慢性疾患児 2歳以上児 10,700円 緊急一時保護の母親 5,500円 1,500円 別表第2 利用者負担金の額(1日当たり 1人当たり) 2歳未満児・慢性疾 患児 生活保護世帯 2歳以上児 緊急一時保護の母親 0円 0円 0円 市町民税非課税世帯 1,100円 1,000円 300円 その他の世帯 5,350円 2,750円 750円