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平成19年12月期第1四半期 注意事項 本資料には、2007年5月15日現在の当社及び当社グループの将来に関する前提・見通し・計画に基づく予想が含まれてお りますが、その性質上、国内外での経済動向・市場の需要・為替レート・税制等の制度変更といった潜在的リスクや不確定 要素によって変動する可能性が存在します。当社は、このような情報内容を保証するものではなく、株主および投資家の皆 様がこのような情報を使用されたことより生ずるいかなる損害についても責任を負うものではありません。 この資料に含まれる金額は、注記がない限り単位未満桁の数値を切り捨てております。 Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 説明者 代表取締役会長 最高経営責任者 郡山 龍 代表取締役社長 最高執行責任者 関野 正明 山科 拓 Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 2 はじめに このような形になり、大変申し訳ございません。 今回のフレームワーク事業の特別損失につきまして、市場環境が 大きく変化する中で、当社の経営判断が甘かったため、短期での収 益化が容易ではない状況となり、販売計画について保守的な方針 を採ることといたしました。 そのため、このような特別損失が発生する形となり、お約束してい た収益の達成が困難になり、経営陣およびスタッフ一同、大変深く 反省しております。 なお、フレームワーク事業については、まったく中止してしまうので はなく、引き続き収益化を図ってまいりますので、ご理解賜りますよ うお願い申し上げます。 Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 3 フレームワーク事業 特別損失(連結) 無形固定資産除却損 7,600百万円 状況 携帯電話機メーカーの事業状況および事業体制などの急激な変化や製品 計画の変更などにより、当面は当社の製品を搭載した製品の出荷が見込め ない状況となりました。 反省 携帯電話機メーカーの製品計画が確定しない状況下で、開発投資を抑制す る判断の遅れが損失金額を大きくしてしまった事に関して、経営陣として重く 認識しております。 今後 開発済みのソフトウェアや技術については、携帯電話機メーカーの製品開発 コストの削減や工期短縮に十分貢献できるレベルに達しております。 よって、引き続き営業活動を続け、受注が出来た際には製品開発を再開し たいと考えております。 また、市場性のある要素技術の開発に関しては通常の研究開発費で賄える 範囲内で継続して行きます。 Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 4 AMFとRI 要素技術のAMFは研究開発を継続 RIは受注後に製品開発を再開 RI Application AMF Application Application Application Application Application Application Application Application Application Application Application User Interface User Interface プラットフォーム プラットフォーム (Linux/BREW) RI用部品 Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 5 中国事業(iaSolution) 特別損失(単体のみ) 子会社株式評価損 7,600百万円 状況 第三世代携帯電話の免許割り当ての遅れ等により中国市場が未だに 立ち上がらず、売上増に結びついていません。 昨年末ロイヤリティ売上が増加したことにより回復基調にあると判断し ましたが、今四半期の結果を鑑み、今後もしばらくは厳しい状況が続く と見ています。 反省 中国市場に関する判断が間違っていた事に関して、経営陣として重く 認識しております。 今後 中国および台湾において確保した優秀な技術者を活用することにより、 グループ全体の生産性向上とコスト削減に努めながら、中国市場の立 ち上がりに合わせて営業活動を行っていきます。 Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 6 人事 山科 拓 5月15日付けで取締役および執行役員(最高財務責任者)を辞任 6月末で退職予定 吉本 晃 5月15日付けで執行役員(執行役員)を辞任 6月末で退職予定 郡山龍と関野正明の二人が、協力して事業体制の再構築に取り組 みます。 当面のIR活動は郡山龍が担当していきます。 Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 7 通期業績の見直し 売上 主要顧客の業績等を鑑みJava関連で6億円の減 フレームワーク関連で9億円の減 原価 フレームワーク関連事業の見直しで約3億円の増加 販管費 フレームワーク関連事業の見直しに伴う研究開発費 の増加および製品計画やマーケティングなどの開発と 営業に対する牽制機能の拡充等、事業再編成に伴い 計画を全面的に見直し、去年の実績に対して予備費 を含め6億円増 特別利益 投資先株式の売却による Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 8 今後に関して 仕事の失敗は、仕事で取り返す所存でございます。 今回財務面から見たバランスシート・リスクは全て落としており、 DoCoMoと共同で開発している次世代Javaの*project(スタープロ ジェクト)に対応したJBlendやJBlend[nano]等のJBlendファミリー の他、USVMなど優れた技術が育ってきていますので、当面は大き な開発投資があまり掛からないこれらの要素技術に特化して、利益 をきちんと出して行く体制を作り、その上で株式市場からの信頼を 取り戻したいと考えております。 また、フレームワーク事業につきましても、プラットフォームに対する 収益機会は失われていないと考えており、投資負担を最小限に抑 えながら、引き続き、収益化を目指して市場調査ならびに研究を続 けてまいる所存です。 Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 9 第1四半期ハイライト 事業進捗状況 JBlend出荷台数:約2,960万台 - 前年同期比約4.5%の減 - 累計出荷台数は約3億3,336万台 携帯電話向けJava - 海外向けで各メーカーの生産調整の影響を大きく受ける - 国内向けは総じて順調な出荷 第1四半期業績 売上高: EBITDA: 営業損益: 経常損益: 当期損益: 977百万円 △571百万円 △737百万円 △667百万円 △8,306百万円 AMF事業 顧客都合により、年内の出荷は困難に 第1四半期までのソフトウェア仮勘定を一括除却 第1四半期までの仕掛品を原価算入 Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 10 四半期業績 第1四半期の主なポイント ロイヤリティ収益が好調 AMF事業の縮小に伴い、仕掛品4億円弱を原価に一括算入 売上高 (前年比) 売上原価 粗利益 (粗利率) 販売費および一般管理費 連結調整勘定償却 販管費 (のれん代を除く営業費用) 営業損益 経常損益 当期損益 EBITDA (EBITDAマージン) 連結調整勘定償却前営業利益 (償却前利益率) 減価償却 連結調整勘定償却 2006年 1-3月期 1,018 74.3% 1,035 (17) -1.7% 1,755 923 832 1,867 (1,771) (1,775) (1,445) (694) -68.1% (848) -83.3% 154 923 2006年 4-6月期 2,435 95.7% 817 1,618 66.5% 1,491 923 568 1,384 126 158 (357) 1,324 54.4% 1,049 43.1% 275 923 2006年 2006年 7-9月期 10-12月期 1,617 1,518 15.6% -15.8% 777 827 840 690 51.9% 45.5% 500 836 0 0 500 836 1,278 1,663 340 (145) 421 (72) 201 (7) 516 536 31.9% 35.3% 340 (145) 21.0% -9.6% 177 681 0 0 2007年 1-3月期 977 -4.0% 1,064 (87) -8.9% 650 0 650 1,714 (737) (667) (8,307) (571) -58.5% (737) -75.4% 165 0 (単位:百万円) Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 11 売上高 売上高の内訳 製品別:技術支援売上が一巡、製品売上は好調 地域別:前年同期とほぼ同様の傾向 携帯電話関連 うち製品売上 うち技術支援 うちその他 携帯電話以外 うち製品売上 うち技術支援 うちその他 合計 ライセンス/ロイヤリティ サービス 日本 北米 欧州 アジア 合計 2006年 1-3月期 比率 売上高 97.5% 993 38.2% 389 57.9% 590 1.3% 13 2.4% 24 2.3% 23 0.0% 0 0.0% 0 100.0% 1,018 2006年 4-6月期 比率 売上高 99.0% 2,409 90.6% 2,206 7.7% 188 1.1% 27 1.1% 26 0.8% 19 0.3% 7 0.0% 0 100.0% 2,434 2006年 7-9月期 比率 売上高 98.5% 1,593 82.9% 1,341 14.9% 241 0.0% 0 1.5% 24 1.2% 19 0.3% 5 0.0% 0 100.0% 1,618 2006年 10-12月期 比率 売上高 98.7% 1,498 76.9% 1,167 20.8% 315 1.0% 16 1.4% 21 1.3% 20 0.0% 1 0.0% 0 100.0% 1,518 2007年 1-3月期 比率 売上高 97.5% 952 52.8% 516 42.7% 417 2.0% 19 2.5% 25 1.8% 17 0.7% 6 0.1% 1 100.0% 977 40.5% 57.9% 91.4% 8.0% 84.1% 15.2% 78.2% 20.8% 54.6% 43.3% 2006年 1-3月期 比率 売上高 87.3% 889 0.8% 8 0.1% 1 11.8% 120 1,018 100.0% 2006年 4-6月期 比率 売上高 25.1% 610 69.5% 1,693 0.2% 4 5.2% 127 2,435 100.0% 2006年 7-9月期 比率 売上高 40.6% 656 51.2% 828 0.2% 3 8.1% 131 1,617 100.0% 2006年 10-12月期 比率 売上高 56.2% 853 1.7% 25 1.8% 28 40.3% 612 1,518 100.0% 2007年 1-3月期 比率 売上高 93.2% 910 1.2% 12 0.7% 7 4.9% 48 977 100.0% (単位:百万円) Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 12 売上高 前払いロイヤリティと後払いロイヤリティ 後払い:安定的に増加 前払い:例年同様、第1四半期は低水準 2,000 後払い 前払い 1,500 1,000 500 0 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月 1-3月期 期 期 期 2004 後払いロイヤリティ 前払いロイヤリティ ロイヤリティ合計 1-3月期 87 153 240 2004 4-6月期 7-9月期 10-12月期 147 132 230 419 607 361 567 740 591 2005 1-3月期 389 0 389 2005 4-6月期 7-9月期 10-12月期 277 371 439 571 744 715 848 1,116 1,154 2006 1-3月期 383 0 383 2007 2006 4-6月期 7-9月期 10-12月期 498 508 414 1,684 821 741 2,182 1,329 1,155 2007 1-3月期 514 0 514 (単位:百万円) Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 13 出荷台数の動向 JBlend出荷台数 40,000,000 海外顧客 国内顧客 35,000,000 30,000,000 25,000,000 20,000,000 15,000,000 10,000,000 5,000,000 0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2004 国内顧客向け 海外顧客向け 合計 累計 1-3月 5.0 4.4 9.5 46.5 2004年 4-6月 7-9月 10-12月 4.9 4.9 4.9 5.4 5.6 20.4 10.3 10.6 25.4 56.8 67.5 92.9 Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 2Q 3Q 4Q 1Q 2005 1-3月 4.2 14.9 19.2 112.1 2005年 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 5.3 5.4 7.0 7.1 12.2 13.4 13.7 23.8 17.5 18.9 20.7 30.9 129.6 148.5 169.2 200.2 2Q 3Q 2006 4Q 1Q 2007 2006年 2007年 4-6月 7-9月 10-12月 1-3月 8.6 6.6 8.4 9.8 24.9 27.2 27.5 19.7 33.5 33.8 35.9 29.5 233.8 267.7 303.7 333.3 14 出荷台数の動向 グローバル市場 Java端末市場環境に大きな変動はない 市場シェアに大きな変動はない 携帯電話出荷台数(IDC) JBlend総出荷 百万台 350 294.9 300 250 167.8 152.7 150 107.6 118.3 163.7 233.0 237.8 31.0 33.6 208.3 194.3 200 256.4 254.9 254.2 188.7 174.3 164.1 130.1 100 50 25.4 3.4 5.4 4.8 6.4 9.5 10.4 10.6 19.2 17.5 18.9 20.8 33.9 36.0 29.6 0 1-3月 4-6月 7-9月 10-12 1-3月 4-6月 7-9月 10-12 1-3月 4-6月 7-9月 10-12 1-3月 4-6月 7-9月 10-12 1-3月 月 月 月 月 2003 2004 2005 2006 2007 注) 携帯電話出荷台数にはJavaを搭載していない端末も含みます Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 15 出荷台数の動向 日本市場 Java搭載比率は60%超 - 四半期で約800万台 市場全体に回復感が見られる 国内携帯電話出荷台数(JEITA) 百万台 16 JBlend国内出荷台数 14 12 10 8 6 4 2 0 1-3月 4-6月 7-9月 10-12 1-3月 4-6月 7-9月 10-12 1-3月 4-6月 7-9月 10-12 1-3月 4-6月 7-9月 10-12 1-3月 月 月 月 月 2003 2004 2005 2006 2007 注) 国内携帯電話出荷台数にはJavaを搭載していない端末も含みます Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 16 営業費用 第1四半期の主なポイント フレームワーク事業の見直し - 外注費増加:原価増 - 他勘定振替:ソフトウェア仮勘定へ計上したもの→特別損失として除却 売上原価 人件費 外注費 ロイヤリティ 減価償却費 その他 (製造費用計) 仕掛増減 他勘定振替 販売管理費(連結調整勘定償却を除く) 人件費 研究開発費 減価償却費 その他 合計(連結調整勘定償却を除く) 連結調整勘定償却 2006年 1-3月期 1,035 254 1,203 130 147 155 1,889 96 (950) 832 226 350 7 249 1,867 923 2006年 4-6月期 817 286 800 175 267 155 1,683 49 (916) 568 251 66 7 244 1,384 923 2006年 2006年 7-9月期 10-12月期 777 827 348 367 1,373 1,828 139 306 170 69 177 204 2,207 2,773 59 (154) (1,489) (1,792) 500 836 229 232 73 377 7 7 192 221 1,277 1,663 0 0 2007年 1-3月期 1,064 387 3,195 149 160 269 4,160 152 (3,248) 650 270 118 6 256 1,714 0 (単位:百万円) Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 17 営業費用 従業員数の推移 第1四半期末で375名 引き続きアジア地域での増員が主 350 日本 アジア 北米 欧州 10 18 10 17 10 21 300 9 15 250 200 150 6 9 5 8 6 9 40 6 10 6 11 45 47 7 12 48 9 14 56 9 15 64 9 14 120 95 77 100 135 135 139 141 142 144 151 150 139 127 154 172 184 196 205 50 0 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月 1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月 1-3月期 期 期 期 2004 2004 2004 Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 2004 2005 2005 2005 2005 2006 2006 2006 2006 2007 18 バランスシート 第1四半期の主なポイント AMF関連ソフトウェア仮勘定の除却に伴う資産圧縮 流動資産 現預金 有価証券 売掛金 棚卸資産 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 無形固定資産 ソフトウェア ソフトウェア仮勘定 連結調整勘定 その他 投資その他の資産 投資有価証券 その他 資産合計 2006年12月期 期末 11,793 6,009 2,808 2,057 162 69 622 (34) 12,034 166 5,746 865 4,865 0 16 6,122 5,920 202 23,728 Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 2007年12月期 第1四半期末 8,386 4,212 2,810 539 10 61 782 (28) 7,976 195 1,341 963 363 0 15 6,440 6,230 210 16,363 流動負債 買掛金 短期借入金 1年以内返済予定長期借入金 未払金 未払法人税等 その他 固定負債 少数株主持分 純資産合計(資本合計) 資本金 資本剰余金 利益剰余金・その他 負債・少数株主持分・資本合計 2006年12月期 2007年12月期 期末 第1四半期末 2,539 2,589 1,332 1,858 0 0 0 0 829 441 102 17 277 273 222 575 0 0 20,966 13,198 13,252 13,259 14,167 14,174 (6,453) (14,235) 23,728 16,363 (単位:百万円) 19 キャッシュフロー 第1四半期の主なポイント 除却損に伴う増減が高水準 売掛金の減、買掛金の増による変動 営業活動によるキャッシュフロー 税前損益 連結調整勘定償却 減価償却費 法人税等支払額 その他 投資活動によるキャッシュフロー 投資有価証券の取得・売却 子会社株式の取得 その他 財務活動によるキャッシュフロー 株式発行による資金調達 有利子負債の増減 その他 為替調整 現金・現金同等物残高の増減 現金・現金同等物の期末残高 2006年 1-3月期 467 (1,772) 923 154 (392) 1,554 (7,711) (7,303) 0 (408) (123) 4 (127) 0 (8) (7,376) 9,732 2006年 4-6月期 536 75 923 275 70 (807) (195) 837 0 (1,031) (226) 3 (228) (1) (30) (709) 9,023 2006年 2006年 7-9月期 10-12月期 1,018 (1,386) 421 (73) 0 0 177 75 (216) 25 636 (1,413) (3,107) 1,091 (1,714) 1,992 0 0 (1,392) (900) 17 (2) 25 5 (8) (8) (0) 0 60 52 (1,216) (245) 7,807 7,561 2007年 1-3月期 2,198 (8,276) 0 165 69 10,239 (4,240) 372 0 (4,612) (123) 13 0 (136) (8) (1,974) 5,588 (単位:百万円) Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 20 www.aplix.co.jp Copyright 2007 Aplix Corporation. All rights reserved. 21