...

有限会社日本プラグ_高分子吸収ポリマー 1/5 作成日 2008/05/27 1

by user

on
Category: Documents
24

views

Report

Comments

Transcript

有限会社日本プラグ_高分子吸収ポリマー 1/5 作成日 2008/05/27 1
有限会社日本プラグ_高分子吸収ポリマー
1/5
製品安全データシート
作成日�2008/05/27
1.化学物質等及び会社情報
化学物質等の名称
高分子吸収ポリマー
製品コード
整理番号
会社名
有限会社日本プラグ
住所
仙台市青葉区芋沢小倉東4丁目4−50
担当部門
電話番号
022-394-3944
緊急連絡電話番号
022-394-3944
FAX番号
022-394-3945
メールアドレス
[email protected]
推奨用途及び使用上の制
保水剤
限
2.危険有害性の要約
GHS分類
物理化学的危険性
自然発火性固体 区分外
自己発熱性化学品 区分外
健康に対する有害性
急性毒性(経口) 区分外
皮膚腐食性/刺激性 区分2
眼に対する重篤な損傷/眼刺激性 区分2B
上記で記載がない危険有害性は、分類対象外か分類できない。
GHSラベル要素
シンボル
注意喚起語
警告
危険有害性情報
皮膚刺激
眼刺激
注意書き
安全対策
適切な保護手袋を着用すること。
取扱い後はよく手を洗うこと。
救急措置
皮膚に付着した場合、汚染された衣類を脱ぐこと。
皮膚に付着した場合、多量の水と石鹸で洗うこと。
皮膚に付着した場合、皮膚刺激が生じた場合、医師の診断、手当
てを求めること。
眼に入った場合、水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレ
ンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄
を続けること。
眼に入った場合、眼の刺激が持続する場合は医師の診断、手当
てを受けること。
取り扱った後、手を洗うこと。
有限会社日本プラグ_高分子吸収ポリマー
2/5
3.組成及び成分情報
単一製品・混合物の区別
混合物
一般名
吸水性樹脂
化学名又は一般名
ポリアクリル酸ナトリウム塩
濃度又は濃度範囲
50%
官報公示整理番号
化学特性
化審法
CAS番号
安衛法
(C3H4O2)x. (6)-901
9003-04-7
xNa
水
分類に寄与する不純物及び安定化
50%
H2O
局方
7732-18-5
情報なし
添加物
4.応急措置
皮膚に付着した場合
汚染された衣類を脱ぐこと。
多量の水と石鹸で洗うこと。
皮膚刺激が生じた場合、医師の診断、手当てを受けること。
目に入った場合
水で数分間注意深く洗うこと。次に、コンタクトレンズを着用してい
て容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。
飲み込んだ場合
口をすすぐこと。
意識のある場合、水又は牛乳をコップ1-2杯与える、意識の無い
場合は口から物を与えてはいけない。
直ちに医師に連絡すること。
5.火災時の措置
消火剤
粉末消火剤、噴霧水、二酸化炭素、泡消火剤。
使ってはならない消火剤
棒状注水。
特有の危険有害性
火災によって刺激性、腐食性及び/又は毒性のガスを発生するお
それがある。
加熱により膨張又は分解し容器が爆発するおそれがある。
激しく加熱すると燃焼する。
特有の消火方法
危険でなければ火災区域から容器を移動する。
風上に留まる。
消火後も、大量の水を用いて十分に容器を冷却する。
消火を行う者の保護
消火作業の際は、適切な空気呼吸器、化学用保護衣を着用す
る。
6.漏出時の措置
人体に対する注意事項、保護具お
よび緊急措置
漏洩物に触れたり、その中を歩いたりしない。
直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。
関係者以外の立入りを禁止する。
作業者は適切な保護具(手袋、眼鏡)を着用し、眼、皮膚への接触
を避ける。
適切な防護衣を着けていないときは破損した容器あるいは漏洩物
に触れてはいけない。
有限会社日本プラグ_高分子吸収ポリマー
環境に対する注意事項
3/5
環境中に放出してはならない。
河川等に排出され、環境へ影響を起こさないように注意する。
本製品は、高吸水性なので土壌、もしくは排水溝及び排水系及び
大量の水に流入することを防止する。
回収・中和
漏洩物を掃き集めて空容器に回収し、後で廃棄処理する。
物質を吸込み又は掃き取って廃棄用容器に入れること。
危険でなければ漏れを止める。
封じ込め及び浄化方法・機材
物質を掻き取る。
除去後、汚染現場を水で完全に洗浄する。
二次災害の防止策
すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の
禁止)。
排水溝、下水溝、地下室あるいは閉鎖場所への流入を防ぐ。
滑らかな滑りやすい表面を床上に形成するので、完全に取除くこ
と。
7.取扱い及び保管上の注意
取扱い
技術的対策
『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の設備対策を行い、保護具
局所排気・全体換気
を着用する。
『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行
う。
安全取扱い注意事項
周辺での火気の使用を禁止する。
眼、皮膚との接触を避けること。
飲み込みを避けること。
取扱い後はよく手を洗うこと。
製品はビーズ状であるが粉塵が発生するような工程では粉塵とし
て注意して扱うこと。
保管
接触回避
『10.安定性及び反応性』を参照。
技術的対策
混触危険物質
屋内に保管し水濡れを避ける。
『10.安定性及び反応性』を参照。
保管条件
熱、火花、裸火のような着火源から離して保管すること。−禁煙。
酸化剤から離して保管する。
乾燥した、換気の良い場所で保管すること。
容器を密閉して保管すること。
容器包装材料
包装、容器の規制はないが密閉式の破損しないものに入れる。
8.暴露防止及び保護措置
管理濃度、許容濃度
管理濃度
ポリアクリル酸ナトリウム塩
水
未設定
未設定
日本産業衛生学会(2007
ACGIH(2007年)
年)
2mg/m3(吸入粉塵)
3mg/m3(吸入粉塵)
8mg/m3(総粉塵)
10mg/m3(総粉塵)
未設定
未設定
有限会社日本プラグ_高分子吸収ポリマー
設備対策
4/5
この物質を貯蔵ないし取扱う作業場には洗眼器と安全シャワーを
設置したほうが良い。
粉塵が発生する工程では防爆の電気・換気・照明機器を使用する
こと。
粉塵が発生する工程では適切な換気装置(局所排気)を設置する
こと。
保護具
呼吸器の保護具
粉塵が発生する場合には適切な呼吸器の保護具を着用すること。
手の保護具
適切な保護手袋(ビニル製)、長袖作業衣を着用すること。
眼の保護具
適切な眼の保護具を着用すること。
保護眼鏡(普通眼鏡型、側板付き普通眼鏡型、ゴーグル型)
衛生対策
取扱い後は顔、手をよく洗うこと。
汚染された衣類を再使用する前に洗濯すること。
9.物理的及び化学的性質
物理的状態
形状
ビーズ
色
無色透明
臭い
殆どなし
pH
データなし
物理的状態が変化する特定の温度 沸点、初留点及び沸騰範
データなし
/温度範囲
燃焼又は爆発範囲
データなし
囲
溶解性
水にほとんど不溶(膨潤する)
オクタノール/水分配係数
データなし
自然発火温度
データなし
10.安定性及び反応性
安定性
通常の取扱いにおいては安定である。
危険有害反応可能性
通常の条件では危険有害な反応は起こらない。
避けるべき条件
火花または裸火。
混触危険物質
強酸化剤。
危険有害な分解生成物
燃焼により、一酸化炭素、二酸化炭素などが発生する。
11.有害性情報
急性毒性
経口
成分のLD50の計算値ATEmix=32000mg/kgとなり、区分外
>5000mg/kgにより区分外とした。
皮膚腐食性/刺激性
経皮
データがなく分類できないとした。
吸入
データがなく分類できないとした。
ポリアクリル酸ナトリウム塩(50%)が皮膚刺激中程度、カットオフ
値>=10%により区分2とした。
眼に対する重篤な損傷/刺激性
ポリアクリル酸ナトリウム塩(50%)がR-36(眼を刺激する)及び皮
膚区分2、カットオフ値>=10%により区分2Bとした。
呼吸器感作性又は皮膚感作性
データがなく、分類できないとした。
生殖細胞変異原性
データがなく、分類できないとした。
発がん性
データがなく、分類できないとした。
生殖毒性
データがなく、分類できないとした。
有限会社日本プラグ_高分子吸収ポリマー
5/5
データがなく、分類できないとした。
特定標的臓器/全身毒性(単回ば
く露)
データがなく、分類できないとした。
特定標的臓器/全身毒性(反復ば
く露)
吸引性呼吸器有害性
データがなく、分類できないとした。
12.環境影響情報
水生環境急性有害性
データがなく、分類できないとした。
水生環境慢性有害性
データがなく、分類できないとした。
13.廃棄上の注意
残余廃棄物
廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。
都道府県知事などの許可を受けた産業廃棄物処理業者、もしくは
地方公共団体がその処理を行っている場合にはそこに委託して処
理する。
廃棄物の処理を依託する場合、処理業者等に危険性、有害性を
充分告知の上処理を委託する。
汚染容器及び包装
容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体
の基準に従って適切な処分を行う。
空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。
14.輸送上の注意
国際規制
国内規制
特別安全対策
海上規制情報
非危険物
航空規制情報
非危険物
陸上規制情報
非該当
海上規制情報
非危険物
航空規制情報
非危険物
輸送の前に容器の破損、腐食、漏れ等のないことを確かめる。
危険物は当該危険物が転落し、又は危険物を収納した運搬容器
が落下し、転倒しもしくは破損しないように積載すること。
輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れを生
じないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。
運搬中の事故等により災害が発生した場合は、もよりの消防機関
その他の関係機関に通報すること。
重量物を上積みしない。
15.適用法令
主たる適用法令なし。
16.その他の情報
連絡先
有限会社日本プラグ
参考文献
CHEMWATCH社�GHS−MSDS(27/05/2008)
その他
記載内容は、一般に入手可能な情報及び自社情報に基づいて作
成しておりますが、現時点における科学又は技術に関する全ての
情報が検討されているわけではありませんので、いかなる保証を
なすものではありません。又、注意事項は、通常の取り扱いを対象
としたものであります。特殊な取り扱いの場合には、この点のご配
慮をお願いいたします。
Fly UP