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再生可能エネルギー普及における地域の連携
2012,%9/26 再生可能エネルギー普及における 地域の連携 城大学農学部 小林 久 ① ② ③ ④ % % 地産エネルギーの薦め % 500,000" 400,000" 300,000" 200,000" 100,000" 0" H12" H13" H14" H15" H16" H17" H18" H19" H20" H21" H22" H23" h.p://daily6ondanka.com/graphs/2011/20110531_1.html 10 100 10 / ×11 110 Introduction エネルギーを地産する本当の意義 向かう先は,技術と運用の地域化 • 大 集中 小 process to implement resource efficiency from the water perspective and will be the water milestone on the 2011 Roadmap to a resource efficient Europe. It will review the water policy processes most important to resource efficiency: water scarcity and drought policy; the water-related part of Europe's climate change vulnerability and adaptation policy; and, most important, the state of play in the implementation of the Water Framework Directive (EU, 2000). a sector becomes more efficient prices may drop, 分散 increasing demand and offsetting the efficiency gain (the rebound effect). Even if improved システムの発想は,根本的に違う。 resource-efficiency results in declining resource • – – 1.2 • 地域づ use, it may still put excessive demands on the environment. くりに 有効な Resource efficiency and sustainable water management – It is important to recognise what resource efficiency is and how it can contribute to sustainable resource management. Resource efficiency normally refers to the ratio of resource inputs on one hand to economic outputs and social benefits on the other. Technologies or policy tools that enhance efficiency therefore enable society to generate more earnings from limited environmental resources. – Resource efficiency is thus an important element in efforts to sustain economic development while maintaining natural systems. By itself, however, resource efficiency will not guarantee steady or declining resource use. Growing consumption can mean that resource use increases despite efficiency gains. Indeed, resource efficiency can actually contribute to increased resource use because when For these reasons, resource-efficiency policy must be grounded in an awareness not just of the quantity of resources used but the impacts on the environment, its resilience and the services it provides. As described in UNEP's report, Decoupling natural resource use and environmental impacts from economic growth (UNEP, 2011a), only decoupling resource use from environmental impacts — 'impact decoupling' — leads to real improvements for our natural resources. アプロ ーチ Sustainable resource management requires that we maintain the natural capital stocks that deliver the most effective and efficient array of services. It is based on recognising and providing for the basic needs of ecosystems — including allocating sufficient water to function. This requires an awareness of the status and trends of water resources in both quantitative and qualitative terms; physical processes such as retention capacity, flow regulation and water cycling; and biological aspects such as habitat structure and functioning. It requires that society establish rules that ensure that economic activity does not exceed the boundaries of ecological sustainability (Postel et al., 2003). 水の「賢い利用」は,様々なセクターの共通課題 政策はセクターで分けられるが, 地域はセクターで切り分けられていない。 再エネルギーは,地域の多様なセクターが関わる。 例えば,「水力」というエネルギーを使う場合。 • 利水 % – • 治水,安全 – – • 環境 – PTA % % % 再生可能エネルギーは,競合するセクターの連携にも役立つ Figure 1.1 Sustainable water allocations to ecosystems and competing users Distance to target - to fit availability/good quality - prevent depreciation of natural capital Transport Natural system, including human activities Agriculture Targets for water use/pollution or energy use Public supply Energy Industries Leisure Sustainability boundaries, e.g. WFD 'good status', 'environmental flow' Source: EEA Report No 1(2012), “Towards efficient use of water resources in Europe” 8 Towards efficient use of water resources in Europe 4t/s% 3.0m% 90kW% 地域づくりへの貢献 % 望む方向の地域づくりにも有効 % % % • 環境整備, 歴史・文化との連携も – % % • % 2,000 – – 6.5 – % % 3 % % • % – 各電源の発電コスト (2004年試算/2010年・2030年モデルプラント) 〔円/kWh〕 50 ≪凡例≫ 上限 下限 上限 下限 2030年 2010年 2004年 モデル モデル 試算 109.3 ↓ 18.7 (熱価値 控除前) 38.9 ↑ 36.0 40 (10%) 30 なぜ,再生可能エネルギーを急ぐか? 9.9~ 17.3 ↓ 8.8~ 17.3 25.1 ↑ 22.1 (50%) 20 8.9~ (2010=2030) 10.3 ↑ 9.5 10.9 ↑ 10.7 9.4~ 23.1 ↓ 8.6~ 23.1 ¥ 16.5 26.0 ↑ 22.6 33.4~ 38.3 ↓ 9.9~ 20.0 30.1~ 45.8 ↓ 12.1~ 26.4 19.1~ 22.0 10.6 (2010= 2030) (2010= 2030) (熱価値 控除前) 101.9 ↓ 11.5 (熱価値 控除前) (2010) (2010= 2030) 9.2~ 11.6 20.1 ↑ 19.7 17.4~ 32.2 エアコン: 7.9~23.4 9.5~ 9.6 (2010) 冷蔵庫: 1.5~13.4 10 設備利用率 稼働年数 (2030年モデル) 6.2 5.9 5.7 原子力 石炭 火力 LNG 火力 現状モデル 70% 新政策 シナリオ 80% 新政策 新政策 横ばい シナリオ シナリオ ~低減 80% 50%・10% 20% 40年 40年 0 シナリオ等 11.5 ↑ 10.6 核燃料サイクル 40年 石油 火力 40年 風力 洋上 陸上 20年 太陽光 地熱 着床式 横ばい ~低減 30% 80% 20年 40年 - メガソーラー 住宅 参照~パラ 参照~パラ ダイムシフト ダイムシフト 12% 12% 20年 20年 (35年) (35年) 水力 バイオマス 一般 小水力 専焼 - - - 45% 60% 40年 40年 19.6 ↑ 17.1 コージェネレーション 混焼 ガス 石油 80% 新政策 シナリオ 80% 新政策 シナリオ 70% 新政策 シナリオ 50% 40年 40年 30年 30年 8.9円は下限。燃 料 費 ・ 燃 料 費 の 主に燃料費 量産効果でコスト低減の 安定電源と 量産効果でコスト半減の 新 規 建 設 安定的な発 未 利 用 間 石炭 火 力に 熱 の 利 用 を 勘 案 す る と 可能性あり。 して有望。 可能性あり。 地点はある 電が可能。 伐 材 の 収 バ イ オ マ ス 大規模集中電源並み。 留意点 事故の損害 CO2 対 策 ウェイト大。 が上昇。 立地の拡大には、規制・ 電源線のコ 次世代太陽電池が実現 程度限られ 多 くの 場 所 集 ・ 運 搬 距 を3%混焼。 電気代(業務・産業:13.7 ・ポイント 額が5.8兆円 費用上昇。 発 電 効 率 か ら 1 兆 円 発 電 効 率 向上。 制度改革、系統強化等 スト の 問 題 すれば、コストはさらに る。 で可能性あ 離 等 に よ り 燃料費上昇 円)の節約を考慮すると 赤:増加要因 増 え る ご と 向上。 下がる可能性あり。 シェールガ が必要。 がある。 り。 燃 料 費 が と CO2 対 策 需要家のメリット大。 費減少はほ 青:低減要因 に0.1円増。 スのメリット 導 入 可 能 大量導入には、系統対 変動。 ぼ相殺。 黒:その他 策が必要。 次世代軽水 は 資 源 戦 量拡大には、 (導入ポテ 炉 に よ る 合 略が鍵。 立地に係る ンシャルに 課題の解 関する記述 理 化 は 、 定 を含む。) 量的には見 決などが必 込まず 要。 ○原子力の事故費用:最新の情報が得られ次第、数字を見直し。 ○技術革新や量産効果によるコスト低下:技術革新の進歩や普及の動向に応じて、試算結果の見直しや試算への組込み。 今後の対応 ○系統安定化対策:エネルギーミックスのシナリオが固まった段階でシナリオ毎に試算。 ○経済効果:エネルギーミックスのシナリオが決まった段階でマクロ的な効果として分析・試算。 白熱電球 →LED 0.1 燃料 電池 新政策 シナリオ 46% 10年 (15年) 技術革新に よる大幅な コスト低減 の可能性あ り。 省エネ - - - - - - 機器によって幅あり。 電気代(家庭:20.4円)の 節約を考慮するとメリット 大。 1.再生可能エネルギービジネスへの投資と雇用 再生可能エネルギーの普及は、CO2削減効果、エネルギーセキュリティの向上等に加え、雇用の創出、地 域におけるビジネス振興等があり、我が国の経済成長のドライビングフォースとしての役割が期待される。 2010年の世界全体の投資額は、前年比32%成長となる、2110億ドルに到達。主要国別に見ると、中国(544 地球温暖化対策、CO2削減の必要性から、世界における再生可能エネルギーの導入量 億)、ドイツ(412億)、米国(340億)が突出している。日本は35億と上位3カ国の10分の1以下にとどまってい 2010年の新規発電設備分に占める再生可能電力の割合は、発電容量ベースで約34%、 る。 ている。 ドイツ環境省によると、2010年のドイツにおける再生可能エネルギー関連の総雇用者数は、対2004年比の 米国では、バイオマス・水力など再生可能エネルギーの一次エネルギー供給に占める割 約2.3倍となる、36万7400人に到達。また、再生可能エネルギーへの投資額は、国民が負担するFeed-in並ぶ。 Tariff付加金額を上回っている。 2.世界の再生可能エネルギーの導入ペース 期待される 加速的導入 世界にとり残される日本 G20各国の再生可能エネルギーへの投資(2010年) 再生可能エネルギーへの投資と雇用者数 世界の発電容量、発電量に占める (ドイツ、2010年) 再生可能エネルギーの割合 30 新規発電所に占める再生 可能エネルギーの割合 80TWh (発電容量ベース) 電力需要家 発電事業者 90億€ 新規発電所に占める再生 (2.2cent/kWh) 可能エネルギーの割合 Feed-in-Tariff 付加金 (発電電力量ベース) 266億€ 雇用 36.7万人 発電設備等 総発電容量に占める再生 可能エネルギーの割合 25 20 15 10 5 0 1973 1975 1977 1979 1981 1983 1985 設 備 投 資 総発電量に占める再生可 能エネルギーの割合 一次エネルギー供給[PJ] 再生可能エネルギー電力 米国における一 出典)Renewable Energy Sources 2010(BMU) データ元)EIA, IEA, Bloomberg New Energy Finance 25 出典) Global Trends in Renewable Energy Investment 2011(UNEP) 3 出典) Energy Technology Perspective 2010 (IEA) 2004 →2010 2.3 37 出典) EIA, December 2011 % 2012 3.11 % 25 2030年 代に原発 20-25 30 3000 kWh 3 「??」 をめざす 。 25-30 さて,本当にできるか? kW 60 ha? 1.5 kW 10 10 根本的な方向転換が必要 1000 kWh 多数分散供給が不可避 「自然エネルギーをどんどんは,来た道。」 % 2012 6/29 大規模集中型エネルギーシステムのつくりかえ % kWh 2030 低位 経済的な問題の解決+経済性改善→固定価格買取制度(FIT) % 1000" 経営計画が立案できる。プロジェクトファイナンスが可能。 計2,259億kWh % 800" 600" 400" 200" 0" 調達区分・調達価格・調達期間についての調達価格等算定委員会案 電源 調達区分 太陽光 10kW以上 風力 10kW未満 20kW未 満 1.5万kW 以上 1.5万k W未満 200kW 以上 1,000kW未満 200kW未 満 建設費 32.5万円/kW 46.6万円/kW 30万円/kW 125万円 /kW 79万円/kW 123万円 /kW 85万円/kW 80万円/kW 100万円/kW 10千円/kW 4.7千円/kW 6.0千円/kW - 33千円/kW 48千円 /kW 9.5千円/kW 69千円/kW 75千円/kW 税前6% 税前3.2% (*1) 税前8% 税前1.8% IRR 調達 価格 1,000kW以上 30,000kW未 満 運転維持費 (1年当たり) 1kWh 当たり 電源 中小水力 20kW以上 (余剰買取) 費 用 地熱 税込 (*3) 税抜 調達期間 42.00円 42円 (*1) 調達区分・調達価格・調達期間についての調達価格等算定委員会案 別添 税前13%(*2) 税前7% 税前7% 57.75 円 27.30円 42.00 円 25.20円 30.45円 35.70 円 24円 29円 34円 42円 22円 55円 26円 40円 20年 10年 20年 20年 15年 15年 バイオマスの種類 費 用 ガス化 (家畜糞 尿) 固形燃料燃焼(未利 用木材) 固形燃料燃焼(一 般木材) 固形燃料燃 焼(一般廃棄 物) 固形燃料燃 焼(下水汚 泥) 固形燃料燃焼 (リサイクル木 材) 建設費 392万円/kW 41万円/kW 41万円/kW 31万円/kW 35万円/kW 184千円/kW 27千円/kW 27千円/kW 22千円/kW 27千円/kW 税前1% 税前8% 税前4% 税前4% 税前4% 調達 区分 【メタン発酵ガス化 バイオマス】 【未利用木材】 【一般木材(含 パーム椰子殻)】 【廃棄物系(木質以外) バイオマス】 【リサイクル 木材】 税込 40.95円 33.60円 25.20円 17.85円 13.65円 税抜 39円 32円 24円 17円 13円 調達価格 1kWh当た り 調達期間 20年 ガス化(下 水汚泥) 運転維持費 (1年当たり) IRR 23.10円 40円 バイオマス 20年 (*1)住宅用太陽光発電について 10kW未満の太陽光発電については、一見、10kW以上の価格と同一のように見えるが、家庭用については kW当たり3.5万円(平成24年度)の補助金の効果を勘案すると、実質、48円に相当する。 なお、一般消費者には消費税の納税義務がないことから、税抜き価格と税込み価格が同じとなっている。 (*2)地熱発電のIRRについて 地表調査、調査井の掘削など地点開発に一件当たり46億円程度かかること、事業化に結びつく成功率が低いこ と(7%程度)等に鑑み、IRRは13%と他の電源より高い設定を行っている。 (*3)消費税の取扱いについて 消費税については、将来的な消費税の税率変更の可能性も想定し、外税方式とすることとした。ただし、一般消 費者向けが太宗となる太陽光発電の余剰買取の買取区分については、従来どおりとした。 1 2 再生可能エネルギーの可能性 100 ! t 100 kWh 1014%kWh % 100 kWh 1018%kWh OK% ! → 再生可能エネルギーは,現在のエネルギー需要量を上回る。 0.01% h/ 年 表 3- 1- 6 カテゴリー別のシナリオ別導入可能量(年間発電量)単位:億 kW 太陽光発電の可能性 カテゴリー 公共系 建築物 23 庁舎 文化施設 学校 % 医療施設 上水施設 下水処理施設 % 発電所・ 工場・ 物流施設 250 600 kWh How to solve the energy crisis? The transition from fossil fuel dependency probably won't be easy. But data suggest that it is indeed possible. Even with existing technologies, renewable energy sources have the potential to exceed current global energy demands. The Potentials of Renewable Energy, 2004 % 道の駅 小計(万 kW ) 発電所 区分 本庁舎 支庁舎 公民館 体育館 その他の文化施設 幼稚園 小学校・中学校・ 高校 大学 その他の学校 病院 上水施設 公共下水 農業集落排水 道の駅 火力発電所 原子力発電所 大規模工場 中規模工場 小規模工場 倉庫 倉庫 工業団地 工業団地 小計(億 kW h/年) 低・未利用 最終処分場 一般廃棄物 地 産業廃棄物安定型 産業廃棄物管理型 河川 堤防敷・河川敷 港湾施設 重要港湾 地方港湾 漁港 空港 空港 鉄道 JR・私鉄 道路( 高速・ SA 高規格道路) PA 法面 中央分離帯 都市公園 都市公園 自然公園 国立・国定公園 ダム 堤上 海岸 砂浜 観光施設 ゴルフ場 小計(億 kW h/年) 合計(億 kW h/年) 工場 区分 2 区分 2 区分 2 区分 2 区分 2 区分 2 参考: 導入ポテンシ シナリオ 1 シナリオ 2 シナリオ 3 シナリオ 4 ャル レベル 3 (H22 調査 より) 0. 00 0. 61 0. 90 2. 10 2. 10 0. 00 0. 43 1. 78 2. 34 2. 34 0. 00 5. 06 11. 46 11. 82 11. 82 0. 00 2. 15 4. 34 4. 72 4. 72 0. 00 0. 75 3. 03 4. 75 4. 75 0. 00 2. 91 7. 20 8. 07 8. 07 区分 2 0. 00 63. 91 89. 25 93. 34 93. 34 区分 2 区分 2 区分 2 区分 2 区分 2 区分 2 区分 2 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 78 0. 75 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 1. 53 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 1. 53 12. 45 0. 65 0. 40 1. 19 3. 18 0. 90 0. 09 94. 68 1. 29 1. 10 75. 58 26. 23 9. 28 3. 87 12. 85 130. 20 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 1. 29 0. 41 4. 80 1. 09 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 13 0. 69 0. 50 0. 00 2. 97 11. 88 236. 76 31. 74 3. 30 2. 27 2. 48 18. 27 2. 01 1. 72 179. 76 1. 91 1. 47 97. 92 37. 09 20. 34 6. 69 20. 04 185. 47 0. 05 0. 10 0. 13 0. 41 4. 27 1. 00 5. 74 1. 86 0. 00 1. 15 0. 13 0. 00 0. 00 0. 92 4. 00 1. 41 1. 13 4. 57 26. 87 392. 09 35. 79 3. 33 2. 54 3. 08 23. 62 1. 95 1. 72 199. 16 1. 91 1. 47 137. 96 38. 09 25. 94 8. 14 24. 40 237. 92 30. 33 29. 68 49. 45 1. 81 4. 37 1. 01 5. 84 3. 57 0. 95 1. 96 0. 51 11. 96 0. 00 1. 00 4. 08 1. 60 3. 83 8. 73 160. 68 597. 77 35. 79 3. 33 2. 54 3. 08 23. 62 1. 95 1. 72 199. 17 1. 91 1. 47 137. 96 38. 09 25. 94 8. 14 24. 40 237. 91 30. 71 29. 82 50. 14 12. 24 4. 37 1. 01 5. 84 3. 57 30. 69 1. 96 0. 51 35. 88 0. 94 1. 00 4. 08 1. 60 14. 63 8. 73 237. 72 674. 80 区分 1 区分 1 区分 2 区分 2 区分 2 区分 2 区分 2 区分 3 区分 3 区分 3 区分 3 区分 2 区分 2 区分 2 区分 2 区分 3 区分 3 区分 3 区分 3 区分 3 区分 2 区分 2 区分 2 区分 3 区分 2 茨城県 茨城県 800" kW kWh 600" 400" 風力ゾーニング基礎情報図 5340(千葉) 200" 本マップはPDFのレイヤー機能を利用しているため、特定の レイヤーを非表示にし、その状態のマップを印刷することがで きます。 この場合、凡例は非表示になりません。自ら操作していない ファイル・印刷物を閲覧する際はご注意ください。 0" 3 22 1 凡例 自然公園地域(特別保護地区、第1種特別地域) 原生自然環境保全地域・自然環境保全地域 鳥獣保護区(特別保護地区) 世界自然遺産 市街化区域 保安林 送電線 再生可能エネルギー(資源)は,地域性のある資源 風力賦存量・導入ポテンシャル 風速区分 5.5-6.5m/s 6.5-7.5m/s 7.5-8.5m/s ! 8.5m/s以上 ° ・この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)及び数値地図25000 (空間データ基盤)を複製したものである。(承認番号 平23情複、 第724号)。 ・この地図の複製には、国土地理院の長の承認が必要である。 ・社会条件(法制度等)は、「国土数値情報(自然公園地域、自然保全地域、鳥獣保護区、世界自然遺産) 国土交通省」を加工して作成したものである。 ・社会条件(都市地域等)は、「国土数値情報(都市地域、森林地域) 国土交通省」を加工して作成したものである。 ・送電線は、日本スーパーマップ(株)の製品である「SuperBaseMap 25000」に含まれるデータを利用した。 ・風力導入ポテンシャルは、伊藤忠テクノソリューションズ(株)が開発した風況マップ(WinPAS、5kmメッシュ平均値) をベースとし、各種社会条件等を考慮して作成したものである。 0 2 4 8 12 km 環境省地球環境局 地球温暖化対策課 平成24年3月作成 わたしたちの役割と社会のかたち 与えられた環境に適した利用, 住む人(地域の管理者)が認める利用が大前提。 日本は, 1800 ! 3800 ! ! ! ! % % 6 % % 課題は,再生可能エネルギーの特性から。 • 供給 % % • 広い % • – – – 多数 % • % • • に異なる分散型 根本的 % % % – – – – • % % • 需要 – – – – – ミックス % % % % % % % % 発送電分離 % ! ① ② ③ % % % % ! % – – – % IEA ”Projected%Costs%of%GeneraXng%Electricity,2010%EdiXon % % 7/13 % G 自然ネルギー利用は小規模分散型 小規模分散の要は融通と需給の協調 G 500kV 275kV 自然エネルギーを使う社会は,今までとは根本的に異なる。 大規模集中と多数(小規模)分散は,根本に異なる。 66kV /22kV 6.6kV 需給協調と能動的な需要のしくみが鍵 154kV G G G 冷房 動力・ 0.5% 照明他 G G 6.6kV G 100/200V 6.6kV 1965年度 17,545× 106J/世帯 厨房 G 16.0% 30.7% 29.9% 1973年度 30,268× 106J/世帯 厨房 給湯 他 約1.3倍 に増加 36.3% % 25.1% 2009年度 38,179× 106J/世帯 厨房 給湯 33.8% 31.7% 100/200V 暖房 動力・照明 暖房 23.0% 約1.7倍 に増加 14.1% G 1.8% 1.3% 明他 暖房 冷房 冷房 動力・照 19.0% G 第2節 部門別エネルギー消費の動向 (htttp://www.chuden.co.jp/energy/ene_energy/) • 勝手な消費 意識する消費へ • 小さな需給調整単位の集合 【第 212-2-4】世帯当たりのエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費の推移 66kV 給湯 8.2% + % 28.7% (注1)「総合エネルギー統計」では、1990 年度以降、数値の算出方法が変更されている。 (注2) 構成比は端数処理(四捨五入)の関係で合計が 100%とならないことがある。 (出所)(財)日本エネルギー経済研究所「エネルギー・経済統計要覧」、資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」をもとに作成 わたしたちも重要 多く使われるエネルギーとなりました(第 212-2-5)。 と、かつては、ホテルや事務所・ビルがエネルギー なお、家庭において電力を多く消費しているのはエ 消費の多くを占めていました。近年では、事務所・ アコンなどの空調機器で、冷蔵庫や洗濯機などを動か 第2節 部門別エネルギー消費の動向 ビルが最も大きなシェアを占め、次いで卸・小売業 すための動力や照明器具、テレビなどの電力消費も増 となりました(第 212-2-6)。 第 1 章 業務部門のエネルギー消費量は、 「延床面積当たり 加しました。また、家庭における世帯当たり待機時 【第 212-2-4】世帯当たりのエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費の推移 エネルギー消費原単位×延床面積」で表すことがで 増加・電化する家庭のエネルギー 消費電力量 9 は、家庭の世帯当たり全消費電力の 10。 6.0%を占めました 冷房 動力・ 照明他 0.5% 1.8% 年度から 1973 年度までは、高度経済成長を背景に年 暖房 1.3% 明他 19.0% 暖房 (3)業務部門のエネルギー消費の動向 きます。そのエネルギー消費の推移をみると、1965 冷房 冷房 動力・照 30.7% 動力・照明 暖房 23.0% 1973年度 に増加 6 J/世帯 10 厨房 飲食店、学校、ホテル・旅館、病院、劇場・娯楽場、 106J/世帯 25.1% 率 15 % 増と顕著に伸びましたが、第一次オイル 他 29.9% 約1.7倍 1965年度 36.3% 2009年度 約1.3倍 ショックを契機とした省エネルギーの進展により、 業務部門は、事務所・ビル、デパート、卸小売業、 30,268× 17,545× 厨房 16.0% 14.1% ました。しかしながら、1980 年代後半からは再び増 その他サービス(福祉施設等)の9業種に大きく分 給湯 給湯 33.8% 類されます。これら9業種のエネルギー消費をみる 31.7% 6 % 3 38,179× に増加 その後のエネルギー消費はほぼ横這いで推移してき 106J/世帯 厨房 給湯 加傾向が強まり、1990 年度から 2009 年度までの 19 8.2% 28.7% 【第 212-2-5】家庭部門におけるエネルギー源の推移 (注1)「総合エネルギー統計」では、1990 年度以降、数値の算出方法が変更されている。 太陽熱他 (注2) 構成比は端数処理(四捨五入)の関係で合計が 100%とならないことがある。 1.0% 太陽熱他 (出所)(財)日本エネルギー経済研究所「エネルギー・経済統計要覧」 、資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」をもとに作成 0.0% 石炭 6.1% 電気 多く使われるエネルギーとなりました(第 212-2-5)。 22.8% 石炭 35.3% なお、家庭において電力を多く消費しているのはエ 1965年度 灯油 1973年度 約1.7倍に 17,545× 31.3% 30,268 増加 アコンなどの空調機器で、冷蔵庫や洗濯機などを動か 6 10 J/世帯 都市ガス 灯油 15.1% LPガス 12.0% ×10 J/世帯 加しました。また、家庭における世帯当たり待機時 LPガス 石炭 0.0% と、かつては、ホテルや事務所・ビルがエネルギー 電気 28.2% 消費の多くを占めていました。近年では、事務所・ 2009年度 約1.3倍に 6 14.8% すための動力や照明器具、テレビなどの電力消費も増 灯油 17.6% LPガス 電気 10.2% 増加 38,179× ビルが最も大きなシェアを占め、次いで卸・小売業 50.5% となりました(第 212-2-6)。 都市ガス 17.0% 106J/世帯 業務部門のエネルギー消費量は、 「延床面積当たり 都市ガス 20.6% 17.4% 消費電力量 9 は、家庭の世帯当たり全消費電力の エネルギー消費原単位×延床面積」で表すことがで 6.0%を占めました 10。 きます。そのエネルギー消費の推移をみると、1965 (注1)「総合エネルギー統計」では、1990 年度以降、数値の算出方法が変更されている。 年度から 1973 年度までは、高度経済成長を背景に年 (注2) 構成比は端数処理(四捨五入)の関係で合計が 100%とならないことがある。 率 15 % 増と顕著に伸びましたが、第一次オイル (出所)(財)日本エネルギー経済研究所「エネルギー・経済統計要覧」、資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」をもとに作成 (3)業務部門のエネルギー消費の動向 業務部門は、事務所・ビル、デパート、卸小売業、 飲食店、学校、ホテル・旅館、病院、劇場・娯楽場、 ショックを契機とした省エネルギーの進展により、 その後のエネルギー消費はほぼ横這いで推移してき 9 待機消費電力とは、リモコンやマイコン等を組み込んだ家電機器が、その機器を使っていないときでもコンセントにつながっていることで 第 1 章 自然エネルギー利用の基本スタンス % まずは省エネ,そして熱もセットで % 2,000 kWh (200 ℓ 優先順位は, ①省エネルギー(能動的需要) ②熱需給 ③再生可能エネルギー ④システム(スマート・・・) 挑戦する姿勢・心構えも大切 使える資源を有効活用する姿勢 % ■熱源となる燃料 % % % % • • • • • • • • • • • • % % % % % % % ( % 姿勢と実践〈因縁〉が結果に現れる。 そしてなにより,実践する姿勢,やる気が大切。 1.5t/s% 1.4m% 18kW% Source: EU Kampa, E. et. al(2011), Water management, Water Framework Directive & Hydropower 2011 RPS 社会の枠組み,見方も変わる。 需要 供給 大 小 % • ! FIT ! ! 2011 % % 110 51% AEE % 地域社会が豊になるためのエネルギー自立のスケッチを地域がもてるか? % いままでのビジネス 使う人の姿勢やニーズ • • • • • • • • • • % % % % % % % % % 省エネ % % % 再エネ これからのビジネス % • • • • • • • • • • % % % % % % % % % % " 地域主導の再生可能エネルギー事業創出も求められている。 3 % ① ② ③ % ワーク)」 ①事業計画と事業主体 コミュニ ティのガバナンスを大きくする方向が求められている % ex. 新しい公 共 3 % 体制と仕組み % % 地域連携は, 2010 6 % 再生可能エネルギー普及の要 FIT 地域資本を地域エネルギーに投資し,健全な地域の持続的経営を支援 % % % % % % SPC% 長野県・自然エネルギー自給コミュニティ創出支援事業 2010 1 % 3 % 地域エネルギーで,健全で自立する地域をつくる動き % % % % 新たな地域社会の持続的経営モデル (株)ウィンドパワーいばらき (株)市民風力発電 ネクストエナジー・アンド・リソース(株) 那須野が原土地改良区連合 おひさまエネルギーファンド3号(株) % ● %● 想定できる 事業体 % % FIT % % ③想定できる地域の事業体 % 経済的裏付け % ②費用と資金調達(出資・融資) 低コストで社会の効率を高める 社会組織の「信頼」,「互酬性の規範」,「結びつき(ネット 協調行動 " 留意事項と事業のイメージ % % 0 % 施策・公的サポート: 再生可能エネルギー利用は,地域環境を活かし,地域 から生み出される更新性資源を持続的に利用すること。 # 豊かな地域を,地域に誇りをもった有能な人たちがつくり, 管理し,維持すること。 # 2011 ! ! ! ! ! おわり 高知県梼原町 % % % ← % % ← 53kW % kW % % 52% 地域経済の改善 % • • • • • : : 103(m) : 0.097(m3/s) : 71(kW) 500m% % 1 5 53% 43 kWh) 71kW% 1,000kW% 3.3kV kWh 1,327 2005 115 6,071 6,611 % % % % % kWh ( 44 511 424 264 25 96 65 5,977 6,427 2.3 0.2 0.9 0.2 18.0 21.6 1.5 ( 935 9.7 1,386 10.3 1,880 11.9 824 5.3 5,026 37,2 / 56%